JP2003073039A - 原稿搬送装置 - Google Patents

原稿搬送装置

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JP2003073039A
JP2003073039A JP2001262798A JP2001262798A JP2003073039A JP 2003073039 A JP2003073039 A JP 2003073039A JP 2001262798 A JP2001262798 A JP 2001262798A JP 2001262798 A JP2001262798 A JP 2001262798A JP 2003073039 A JP2003073039 A JP 2003073039A
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両面読み取り時における生産性の低下を最小
限に抑えつつ、駆動系を簡素化してコスト的に優れた原
稿搬送装置を提供すること。 【解決手段】 第1反転ローラ42と第2反転ローラ4
4とを互いに逆向きに回転させるように、これらのロー
ラを同一のモータM3によって駆動する。そして、読み
取り後ローラ32から第2反転ローラ44のスイッチバ
ック反転開始位置47までの距離L1と、読み取り後ロ
ーラ32から第1反転ローラ42までの距離L2と、先
行原稿P1と次原稿P2との間隔L3との間に、(L1
−L2)<L3という関係が成立するように、センサS
Eからの検出信号に基づき次原稿P2をレジストローラ
25から送り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両面読み取りが可
能なシートスルー方式の原稿搬送装置に関する。さらに
詳細には、両面読み取り時における生産性の低下を抑え
つつ、駆動系を簡素化することができる原稿搬送装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、複数枚の原稿を1ページ目か
ら順に所定の画像読み取り位置へ搬送し、画像の読み取
りが終了した原稿をページ順に排出する原稿搬送装置が
ある。そのうちの1つとして、読み取り位置を固定と
し、原稿の画像情報を原稿の搬送中に読み取るようにし
たシートスルー方式の原稿搬送装置がある。また近年、
表裏に画像が形成された原稿の両面の画像情報を迅速に
読み取れる原稿搬送装置が望まれている。
【0003】そして、これらの要望に応えたシートスル
ー方式の原稿搬送装置の1つとして、図5に示すような
原稿搬送装置が実用化されている。この原稿搬送装置1
10は、給紙部120と、読み取り部130と、反転部
140と、排出部150とを含んでいる。給紙部120
には、複写を行う原稿を積載収容する給紙トレイ121
と、給紙トレイ121上の原稿を最上からピックアップ
するピックアップローラ122と、ピックアップローラ
122によって押し出された原稿のうち最上の1枚のみ
を送り出すための給紙ローラ123および捌きローラ1
24が設けられている。また、給紙ローラ123および
捌きローラ124の下流にはレジストローラ125が設
けられている。レジストローラ125は、読み取り用プ
ラテン101への原稿供給タイミングを調整するための
ものである。
【0004】読み取り部130には、レジストローラ1
25から原稿を受け取る読み取り前ローラ131と、こ
の読み取り前ローラ131の下流に位置する読み取り後
ローラ132とが備わっている。これら読み取り前ロー
ラ131と読み取り後ローラ132とは、それらの中間
に複写機の読み取り用プラテン101が位置するように
配置されている。そして、読み取り前ローラ131と読
み取り後ローラ132により、原稿が搬送されて読み取
り用プラテン101上を通過する。このときに、原稿の
画像情報が読み取られるようになっている。
【0005】反転部140には、両面読み取りのため
に、第1切替爪141と、第1反転ローラ142と、第
2切替爪143と、第2反転ローラ144と、両面レジ
ストローラ145とが備わっている。第1反転ローラ1
42は、表面の画像情報の読み取りが終了した原稿をス
イッチバック反転し、裏面の画像情報を読み取るために
再び原稿を読み取り用プラテン101に向けて搬送する
ものである。第2反転ローラ144は、裏面の画像情報
の読み取りが終了した原稿をスイッチバック反転し、排
出ローラ152へと原稿を搬送するものである。また、
第1切替爪141および第2切替爪143は、読み取り
後ローラ132により搬送されてくる原稿の搬送経路を
切り替えるためのものである。また、排紙部150に
は、画像情報が読み取られた原稿を収容する排紙トレイ
151と、排紙トレイ151に原稿を排出する排出ロー
ラ152とが備わっている。
【0006】ここで、駆動系に着目すると、ピックアッ
プローラ122と給紙ローラ123とが、モータM1に
接続されている。読み取り前ローラ131と読み取り後
ローラ132と両面レジストローラ145とが、モータ
M2に接続されている。また、レジストローラ125と
第1反転ローラ142とが、モータM3に接続されてい
る。そして、第2反転ローラ144と排出ローラ152
とが、モータM4に接続されている。なお、第1切替爪
141にはソレノイドSL1が接続され、第2切替爪1
43にはソレノイドSL2が接続されている。
【0007】すなわち、原稿搬送装置110は、4つの
モータM1〜M4および2つのソレノイドSL1,SL
2によって、各ローラの回転および各切替爪の位置を制
御することにより、原稿両面の画像情報を読み取れるよ
うに原稿を自動搬送するようになっている。そして、両
面読み取り時の生産性を向上させるために、第1反転ロ
ーラ142と第2反転ローラ144とのそれぞれは、任
意のタイミングでスイッチバック反転ができるように別
々のモータによって駆動されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の原稿搬送装置110では、第1反転ローラ14
2と第2反転ローラ144とを別々のモータで駆動して
いる。このため、最低4つのモータM1〜M4が必要で
あり、駆動系が複雑なばかりでなくコスト的にも不利と
いう問題があった。なお、モータの数を減らすことは可
能であるが、その場合には各ローラの駆動をオン・オフ
するためのクラッチが必要となる。従って、駆動系が簡
素化されることはなくコスト的にも有利にはならない。
【0009】そこで、本発明は上記した問題点を解決す
るためになされたものであり、両面読み取り時における
生産性の低下を最小限に抑えつつ、駆動系を簡素化して
コスト的に優れた原稿搬送装置を提供することを課題と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めになされた本発明に係る原稿搬送装置は、画像読み取
り位置に向けて原稿を送り出す原稿送り手段と、画像読
み取り位置の下流に設けられるとともに、画像読み取り
位置に向けて搬送されてきた原稿を読み取りのために所
定の速度で搬送する原稿搬送手段と、第1面の読み取り
が終了した原稿をスイッチバック反転して、第2面の読
み取りのために画像読み取り位置に向けて送り出す第1
反転手段と、第1反転手段によりスイッチバック反転さ
れた後に第2面が読み取られた原稿をスイッチバック反
転する第2反転手段と、第2反転手段によりスイッチバ
ック反転された原稿を原稿排出台に排出する排出手段
と、第1反転手段および第2反転手段を、それぞれの原
稿搬送方向が互いに逆向きとなるように駆動する第1駆
動手段と、を有することを特徴とするものである。
【0011】この原稿搬送装置では、原稿送り手段によ
り、原稿が所定のタイミング、つまり読み取りタイミン
グに合わせて画像読み取り位置に向けて順次送り出され
る。そして、画像読み取り位置において、原稿搬送装置
が装着されている画像形成装置により、原稿の第1面の
画像情報が読み取られる。このとき、原稿は原稿搬送手
段により所定の速度(各画像形成装置ごとに設定されて
いる読み取り速度)で搬送され、いわゆる流し撮りが行
われる。そして、第1面の画像情報が読み取られた原稿
は、原稿搬送手段により第1反転手段へと搬送される。
【0012】第1反転手段へと搬送された原稿は、そこ
でスイッチバック反転される。スイッチバック反転され
た原稿は、再び画像読み取り位置へと搬送される。そし
て今度は、画像読み取り位置において、原稿搬送装置が
装着されている画像形成装置により、原稿の第2面の画
像情報が読み取られる。このときも第1面の読み取りと
同様に、原稿は原稿搬送手段により所定の速度で搬送さ
れ、いわゆる流し撮りが行われる。第2面の画像情報が
読み取られた原稿は、原稿搬送手段により第2反転手段
へと搬送される。そして、その原稿は、第2反転手段に
てスイッチバック反転された後、排出手段によって原稿
排出台に排出される。
【0013】ここで、第1反転手段と第2反転手段と
は、同一の駆動手段により駆動されている。このよう
に、第1反転手段と第2反転手段とを別々の駆動手段で
駆動しないため、必要とされる駆動手段の数が低減され
る。従って、原稿搬送装置における駆動系が簡素化され
る。その結果、コスト面でも有利となる。
【0014】ところが、このように第1反転手段と第2
反転手段とを同一の駆動手段で駆動すると、第2反転手
段で先行原稿のスイッチバック反転が開始される前に、
次原稿を第1反転手段に導入することができない。第2
反転手段で先行原稿のスイッチバック反転が開始される
前に、次原稿を第1反転手段に導入すると、次原稿がジ
ャムを引き起こすおそれがある。なぜなら、第1反転手
段と第2反転手段とは、第1駆動手段によりそれぞれの
原稿搬送方向が互いに逆向きとなるように駆動されてい
るからである。
【0015】そこで、本発明に係る原稿搬送装置におい
ては、原稿送り手段は、原稿搬送手段から第2反転手段
のスイッチバック反転開始位置までの距離L1と、原稿
搬送手段から第1反転手段までの距離L2と、先行原稿
と次原稿との間隔L3との間に、(L1−L2)<L3
という関係が成立するように、原稿を送り出すのが望ま
しい。なお、本明細書中において「スイッチバック反転
開始位置」とは、第1あるいは第2反転手段がスイッチ
バック反転を開始した時における原稿後端の位置を意味
する。
【0016】上記関係が成立するように、原稿送り手段
からの原稿の送り出しを行うことにより、第2反転手段
で先行原稿のスイッチバック反転が開始される前に、次
原稿が第1反転手段に導入されない。従って、原稿搬送
中に原稿がジャムを引き起こす事態を回避することがで
きる。
【0017】しかしながら、(L1−L2)<L3とい
う関係が成立するように、原稿送り手段から原稿を送り
出しても、第1および第2反転手段の原稿搬送速度が、
原稿搬送手段の原稿搬送速度よりも遅い場合には、第2
反転手段で先行原稿のスイッチバック反転が開始される
前に、次原稿が第1反転手段に導入される可能性があ
る。
【0018】そこで、本発明に係る原稿搬送装置におい
ては、原稿送り手段は、第2面の読み取りが終了した先
行原稿の後端が原稿搬送手段を抜けた時点から先行原稿
の後端が第2反転手段のスイッチバック反転開始位置に
達するまでの時間T1と、第2面の読み取りが終了した
先行原稿の後端が原稿搬送手段を抜けた時点から次原稿
の先端が第1反転手段に達するまでの時間T2との間
に、T1<T2という関係が成立するように、原稿を送
り出すことがより望ましい。こうすることにより、原稿
搬送手段と第1および第2反転手段との原稿搬送速度が
等しくない場合であっても、第2反転手段で先行原稿の
スイッチバック反転が開始される前に、次原稿が第1反
転手段に導入されることを確実に回避することができる
からである。
【0019】そして、上記した関係を満たした上で、先
行原稿と次原稿との間隔をできる限り縮めて原稿送り手
段から原稿を送り出すことにより、第1反転手段と第2
反転手段とを同一の駆動手段で駆動したことによる両面
読み取り時における生産性の低下を最小限に抑えること
ができる。つまり、両面読み取り時における生産性の低
下を最小限に抑えつつ、駆動系を簡素化することができ
るのである。
【0020】ここで、原稿混載モードで先行原稿が大サ
イズであり、次原稿が小サイズであるような場合、次原
稿が第1反転手段によりスイッチバック反転されたと
き、先行原稿が第2反転手段から抜けていない場合があ
る。この状態で、第1反転手段および第2反転手段の原
稿搬送方向を切り替えると、第2反転手段と排出手段の
原稿搬送方向が逆になる。そのため、原稿が第2反転手
段と排出手段との両方から引っ張られる。そして、第2
反転手段の原稿搬送力が排出手段の原稿搬送力よりも大
きい場合には、原稿は本来の搬送方向とは逆に搬送され
てしまう。
【0021】このため、本発明に係る原稿搬送装置にお
いては、第2反転手段と第1駆動手段との間にトルクリ
ミッタが設けられていることが望ましい。さらに、排出
手段を駆動する第2駆動手段を、第1駆動手段とは別に
有することが望ましい。これらのことにより、原稿が第
2反転手段と排出手段との両方から引っ張られる状態に
なったとしても、排出手段により原稿を原稿排出台へと
確実に排出することができる。また、先行原稿が第2反
転手段を完全に抜けるまで、第1反転手段による次原稿
に対するスイッチバック反転の開始を待つ必要がなくな
る。これにより、先行原稿と次原稿との間隔を縮めるこ
とができる。従ってこのことは、両面読み取り時におけ
る生産性の低下の抑制にも貢献する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の原稿搬送装置を具
体化した最も好適な実施の形態について図面に基づいて
詳細に説明する。本実施の形態では、原稿搬送装置を複
写機に搭載した場合について説明する。図1に示すよう
に、実施の形態における原稿搬送装置10は、複写機の
プラテン100上に開閉自在に取り付けられている。こ
の原稿搬送装置10は、給紙部20と、読み取り部30
と、反転部40と、排出部50とを含んでいる。
【0023】給紙部20には、複写を行う原稿を積載収
容する給紙トレイ21と、給紙トレイ21上の原稿を最
上からピックアップするピックアップローラ22と、ピ
ックアップローラ22によって押し出された原稿のうち
最上の1枚のみを送り出すための給紙ローラ23および
捌きローラ24とが設けられている。給紙ローラ23と
捌きローラ24とは対向した状態で配置されて一対をな
している。また、給紙ローラ23および捌きローラ24
の下流にはレジストローラ25が設けられている。レジ
ストローラ25は、読み取り用プラテン101への原稿
供給タイミングを調整するためのものである。レジスト
ローラ25は、後述する読み取り前ローラ31の上流に
設けられたセンサSEからの信号に基づき原稿供給タイ
ミングを制御している。なお、センサSEは、原稿の後
端を検出するようになっている。
【0024】これらピックアップローラ22、給紙ロー
ラ23、およびレジストローラ25は、すべてモータM
1に接続されている。ただし、ピックアップローラ22
はワンウェイクラッチCL1を介してモータM3に接続
されている。また、給紙ローラ23はワンウェイクラッ
チCL1を介してモータM3に接続されている。そし
て、レジストローラ25はワンウェイクラッチCL3を
介してモータM3に接続されている。このような構成に
より、モータM1を正転駆動させた場合に、ピックアッ
プローラ22と給紙ローラ23とが回転し、レジストロ
ーラ25は回転しないようになっている。一方、モータ
M1を逆転駆動させた場合に、レジストローラ25のみ
が回転し、ピックアップローラ22と給紙ローラ23と
は回転しないようになっている。
【0025】読み取り部30には、レジストローラ25
から原稿を受け取る読み取り前ローラ31と、この読み
取り前ローラ31の下流に位置する読み取り後ローラ3
2とが備わっている。これら読み取り前ローラ31と読
み取り後ローラ32とは、それらの中間に複写機の読み
取り用プラテン101が位置するように配置されてい
る。そして、読み取り前ローラ31と読み取り後ローラ
32とは、モータM2に接続されている。これにより、
読み取り前ローラ31と読み取り後ローラ32とは、等
速で回転するようになっている。これにより、読み取り
用プラテン101上を、原稿が読み取り前ローラ31と
読み取り後ローラ32により所定の速度で搬送される。
そして、読み取り用プラテン101を原稿が通過する際
に、原稿の画像情報が複写機で読み取られるのである。
【0026】反転部40には、両面読み取りのために、
第1切替爪41と、第1反転ローラ42と、第2切替爪
43と、第2反転ローラ44と、両面レジストローラ4
5とが備わっている。第1反転ローラ42は、表面の画
像情報の読み取りが終了した原稿をスイッチバック反転
し、裏面の画像情報を読み取るために再び原稿を読み取
り用プラテン101に向けて搬送するものである。第2
反転ローラ44は、裏面の画像情報の読み取りが終了し
た原稿をスイッチバック反転し、排出ローラ52へと原
稿を搬送するものである。なお、第1反転ローラ42に
よるスイッチバック反転は、原稿の後端がスイッチバッ
ク反転開始位置47に到達したときに開始されるように
なっている。同様に、第2反転ローラ44によるスイッ
チバック反転は、原稿の後端がスイッチバック反転開始
位置48に到達したときに開始されるようになってい
る。また、第1切替爪41および第2切替爪43は、読
み取り後ローラ32により搬送されてくる原稿の搬送経
路を切り替えるためのものである。
【0027】そして、第1反転ローラ42と第2反転ロ
ーラ44とは、モータM3に接続されている。ただし、
第2反転ローラ44とモータM3とは、トルクリミッタ
46を介して接続されている。そして、モータM3から
の駆動を受けて、第1反転ローラ42と第2反転ローラ
44とは、互いに逆向きに回転するようになっている。
このように本実施の形態に係る原稿搬送装置10では、
第1反転ローラ42と第2反転ローラ44とを同一のモ
ータM3により駆動しているので、従来の原稿搬送装置
110(図5参照)よりモータが1個少ない。つまり、
モータが1個削減され、駆動系の簡素化が図られている
のである。
【0028】また、第1切替爪41にはソレノイドSL
1が接続され、第2切替爪43にはソレノイドSL2が
接続されている。これらのソレノイドSL1,SL2に
より、第1切替爪41および第2切替爪43は、それぞ
れ図中に示す実線位置あるいは二点鎖線位置のいずれか
に設定されるようになっている。
【0029】なお、両面レジストローラ45は、第1反
転ローラ42によりスイッチバック反転された原稿のレ
ジストを行うものである。この両面レジストローラ45
は、モータM2に接続されている。そして、両面レジス
トローラ45は、原稿の裏面の画像情報の読み取りタイ
ミングに合わせて、原稿を読み取り用プラテン101に
向けて送り出すようになっている。
【0030】排紙部50には、画像情報が読み取られた
原稿を収容する排紙トレイ51と、排紙トレイ51に原
稿を排出する排出ローラ52とが備わっている。排出ロ
ーラ52は、モータM2に接続されている。すなわち、
排出ローラ52は、第2反転ローラ44を駆動するモー
タM3とは別のモータM2によって駆動されるようにな
っている。そして、前述したように、第2反転ローラ4
4とモータM3との間にトルクリミッタ46が設けられ
ている。これらのことにより、第2反転ローラ44によ
りスイッチバック反転された先行原稿が排出ローラ52
に噛み込めば、第1反転ローラ42による次原稿のスイ
ッチバック反転を開始しても、先行原稿は逆送されずに
確実に排紙トレイ51に排出されるようにしている。
【0031】次に、上記構成を有する原稿搬送装置10
における両面読み取り時の原稿搬送動作について、図2
および図3を用いて説明する。なお、原稿搬送装置10
における読み取り前ローラ31と読み取り後ローラ32
と第1反転ローラ42と第2反転ローラ44との原稿搬
送速度は、すべて等しいものとする。原稿搬送装置10
が装着された複写機から原稿搬送装置10に対して原稿
供給指令が出されると、モータM1が正転駆動される。
これにより、ピックアップローラ22と給紙ローラ23
が回転する。また、給紙トレイ21上の原稿Pがリフト
アップされる(図2(a))。
【0032】そうすると、最上の原稿(先行原稿)P1
がピックアップローラ22に接触する。このときピック
アップローラ22はモータM1から駆動を受けて回転し
ているため、先行原稿P1が押し出される。なお、先行
原稿P1との摩擦によりその下の原稿(次原稿)P2も
押し出されるおそれがある。しかし、先行原稿P1以外
のものは、さばきローラ24により、そこから先への供
給が禁止される。そして、ピックアップローラ22によ
り押し出された先行原稿P1は、給紙ローラ23によっ
てレジストローラ25に向けて搬送される。
【0033】このとき、モータM1が正転駆動されてい
るため、レジストローラ25は停止している。従って、
給紙ローラ23により給紙された先行原稿P1の先端
が、レジストローラ25によりレジストされる(図2
(b))。
【0034】その後、読み取りタイミングに合わせてモ
ータM1が逆転駆動される。これにより、レジストロー
ラ25が回転する。従って、先行原稿P1は、レジスト
ローラ25により、読み取り用プラテン101に向けて
送り出される。このとき、モータM2も駆動されて読み
取り前ローラ31および読み取り後ローラ32が回転し
始める(図2(c))。
【0035】そして、先行原稿P1は、読み取り前ロー
ラ31および読み取り後ローラ32により搬送され、読
み取り用プラテン101を通過する。このときに、先行
原稿P1の表面の画像情報が読み取られる。また、ソレ
ノイドSL1がオン状態とされる。これにより、切替爪
41は図1に二点鎖線で示す状態となる。また、モータ
M3が駆動される。これにより、第1反転ローラ42と
第2反転ローラ44とが回転する。従って、表面の読み
取りが終了した先行原稿P1は、第1反転ローラ42へ
と搬送される(図2(d))。このとき、モータM1が
正転駆動に切り替えられる。このため、レジストローラ
25は停止し、ピックアップローラ22および給紙ロー
ラ23が回転する。これにより、次原稿P2の給紙が開
始される。
【0036】その後、先行原稿P1は第1反転ローラ4
2により搬送される。一方、給紙ローラ23により給紙
された次原稿P2は、レジストローラ25によりレジス
トされる(図2(e))。レジストローラ25による次
原稿P2に対するレジストの後、モータM1が停止す
る。
【0037】そして、先行原稿P1の後端がスイッチバ
ック反転開始位置47に到達すると、モータM3が停止
させられ、その直後に逆転駆動される。これにより、第
1反転ローラ42による先行原稿P1のスイッチバック
反転が開始される(図2(f))。このとき、ソレノイ
ドSL1がオフ状態にされる。従って、第1切替爪41
が図1に実線で示す状態に戻る。また、モータM2が停
止させられる。
【0038】スイッチバック反転された先行原稿P1
は、第1反転ローラ42により両面レジストローラ45
に向けて搬送される。このとき、モータM2が停止して
いるので、両面レジストローラ45は停止している。従
って、第1反転ローラ42によりスイッチバック反転さ
れた先行原稿P1は、両面レジストローラ45によりレ
ジストされる(図2(g))。
【0039】その後、先行原稿P1の裏面の読み取りタ
イミングに合わせて、モータM2が駆動される。これに
より、両面レジストローラ45が回転し、先行原稿P1
は読み取り用プラテン101に向けて送り出される。こ
のとき、モータM2が駆動しているので、読み取り前ロ
ーラ31および読み取り後ローラ32も回転している
(図2(h))。
【0040】そして、ソレノイドSL2がオン状態とさ
れる。このため、切替爪43は図1に二点鎖線で示す状
態となる。また、スイッチバック反転された先行原稿P
1は、読み取り前ローラ31および読み取り後ローラ3
2により搬送され、読み取り用プラテン101を通過す
る。これにより、先行原稿P1の裏面の画像情報が読み
取られる。そして、裏面の読み取りが終了した先行原稿
P1は、第2反転ローラ44へと搬送される(図2
(i))。なお、次原稿P2は、図2(e)〜(i)に
おいてはレジストローラ25によりレジストされたまま
の状態である。
【0041】その後、先行原稿P1の後端が読み取り用
プラテン101を通過したときに、モータM1が逆転駆
動される(図2(j))。これにより、レジストローラ
25が回転する。そして、次原稿P2は、先行原稿P1
と間隔L3をとった状態で、読み取り用プラテン101
に向けて搬送される(図3(a))。
【0042】ここで、レジストローラ25から次原稿P
2を送り出すタイミングについて図4も参照して説明す
る。図4に示すように、読み取り後ローラ32から第2
反転ローラ44のスイッチバック反転開始位置48まで
の距離をL1、読み取り後ローラ32から第1反転ロー
ラ42までの距離をL2とする。なお、スイッチバック
反転開始位置48は、第2反転ローラ44におけるスイ
ッチバック反転開始時の原稿後端の位置である。
【0043】そして、次原稿P2は、先行原稿P1との
間隔L3が(L1−L2)<L3という関係を満たすよ
うに、レジストローラ25から送り出される。具体的に
は、上記関係が成立するように、先行原稿P1の後端が
センサSEにより検出されてから所定時間が経過した後
に、次原稿P2がレジストローラ25から送り出され
る。このように、レジストローラ25からの次原稿P2
の送り出しを行うことにより、第2反転ローラ44で先
行原稿P1のスイッチバック反転が開始される前に、次
原稿P2が第1反転ローラ42に導入されることが防止
される。従って、第1反転ローラ42と第2反転ローラ
44とを同一のモータM3で駆動しても、原稿がジャム
を引き起こすことはない。
【0044】また、上記した関係を満たした上で、先行
原稿P1と次原稿P2との間隔L3をできる限り縮めて
レジストローラ25から次原稿P2を送り出すことによ
り、第1反転ローラ42と第2反転ローラ44とを同一
のモータM3で駆動したことによる両面読み取り時の生
産性の低下を最小限に抑えることができる。つまり、両
面読み取り時における生産性の低下を最小限に抑えつ
つ、駆動系を簡素化することができる。
【0045】ただし、読み取りローラ31,32と第
1、第2反転ローラ42,44との原稿搬送速度が異な
る場合には、上記関係を満たすように、次原稿P2をレ
ジストローラ25から送り出しても、次原稿P2がジャ
ムを引き起こすおそれがある。すなわち、第1、第2反
転ローラ42,44の原稿搬送速度が、読み取りローラ
31,32の原稿搬送速度よりも遅い場合には、第2反
転ローラ44で先行原稿P1のスイッチバック反転が開
始される前に、次原稿P2が第1反転ローラ42に導入
される可能性がある。
【0046】ここで、裏面の読み取りが終了した先行原
稿P1の後端が読み取り後ローラ32を抜けた時点から
先行原稿P1の後端が第2反転ローラ44のスイッチバ
ック反転開始位置48に達するまでの時間をT1とす
る。また、裏面の読み取りが終了した先行原稿P1の後
端が読み取り後ローラ32を抜けた時点から次原稿P2
の先端が第1反転ローラ42に達するまでの時間をT2
とする。そして、これらの時間T1,T2が、T1<T
2なる関係を満たすように、次原稿P2をレジストロー
ラ25から送り出せばよい。これにより、読み取りロー
ラ31,32と第1、第2反転ローラ42,44との原
稿搬送速度が異なる場合であっても、第2反転ローラ4
4で先行原稿P1のスイッチバック反転が開始される前
に、次原稿P2が第1反転ローラ42に導入されること
が確実に回避される。
【0047】再び、原稿搬送動作の説明に戻る。図3
(a)の状態の後、ソレノイドSL2がオフ状態にされ
るとともに、ソレノイドSL1がオン状態にされる。こ
のため、第2切替爪43は図1に実線で示す状態に戻
り、第1切替爪41は図1に二点鎖線で示す状態とな
る。これにより、表面の画像情報が読み取られた次原稿
P2は、第1反転ローラ42へ向けて搬送される。一
方、先行原稿P1は第2反転ローラ44により搬送され
る。そして、先行原稿P1の後端がスイッチバック反転
開始位置48に到達したところで、モータM3が停止さ
せられた後、直ちに逆転駆動される。これにより、先行
原稿P1の第2反転ローラ44によるスイッチバック反
転が開始される(図3(b))。
【0048】第2反転ローラ44によりスイッチバック
反転された先行原稿P1は、排出ローラ52へと搬送さ
れ、排出ローラ52によって排紙トレイ51に排出され
る。一方、次原稿P2は第1反転ローラ42に導入さ
れ、第1反転ローラ42により搬送される。
【0049】そして、次原稿P2の後端がスイッチバッ
ク反転開始位置47に到達すると、モータM3が停止さ
せられた後、直ちに逆転駆動される。これにより、次原
稿P2の第1反転ローラ42によるスイッチバック反転
が開始される(図3(d))。このとき、先行原稿P1
は、第2反転ローラ44を抜けて、排出ローラ52のみ
により搬送されている。そして、排出ローラ52は、第
2反転ローラ44を駆動するモータM3とは別のモータ
M2によって駆動されている。従って、先行原稿P1は
排出ローラ52によって排紙トレイ51へと排出され
る。
【0050】ここで、原稿混載モードにて先行原稿P1
が大サイズであり、次原稿P2が小サイズであった場合
には、次原稿P2が第1反転ローラ42によりスイッチ
バック反転されたとき、先行原稿P1が第2反転ローラ
44から抜けていない場合がある。この状態で、モータ
M3の駆動方向を切り替えると、第2反転ローラ44と
排出ローラ52との原稿搬送方向が逆となる。そのた
め、先行原稿P1が第2反転ローラ44と排出ローラ5
2との両方から引っ張られる。
【0051】しかし、本実施の形態に係る原稿搬送装置
10では、モータM3と第2反転ローラ44との間にト
ルクリミッタ46が備わっている。また、排出ローラ5
2は、第2反転ローラ44を駆動するモータM3とは別
のモータM2によって駆動されている。このため、先行
原稿P1が排出ローラ52に噛み込めば、排出ローラ5
2により先行原稿P1を確実に排紙トレイ51に排出す
ることができる。すなわち、先行原稿P1が第2反転ロ
ーラ44から完全に抜けきっていない状態で、第1反転
ローラ42による次原稿P2のスイッチバック反転を開
始することができる。これによっても、第1反転ローラ
42と第2反転ローラ44とを同一のモータM3で駆動
することによる両面読み取り時の生産性の低下が抑制さ
れる。
【0052】そして、スイッチバック反転された次原稿
P2は、第1反転ローラ42により両面レジストローラ
45に向けて搬送される。このとき、先行原稿P1の排
出ローラ52による搬送が終了し、モータM2は停止し
ている。このため、モータM2から駆動を受けている両
面レジストローラ45も停止している。従って、スイッ
チバック反転された次原稿P2は、両面レジストローラ
45によりレジストされる(図3(e))。
【0053】その後、次原稿P2の裏面の読み取りタイ
ミングに合わせて、モータM2が駆動される。これによ
り、両面レジストローラ45が回転し、次原稿P2は読
み取り用プラテン101に向けて送り出される。このと
き、モータM2が駆動しているので、読み取り前ローラ
31および読み取り後ローラ32も回転している(図3
(f))。
【0054】そして、ソレノイドSL2がオン状態とさ
れる。このため、切替爪43は図1に二点鎖線で示す状
態となる。また、第1反転ローラ42によってスイッチ
バック反転された次原稿P2は、読み取り前ローラ31
および読み取り後ローラ32により搬送され、読み取り
用プラテン101を通過する。このとき、次原稿P2の
裏面の画像情報が読み取られる。そして、裏面の読み取
りが終了した次原稿P2は、第2反転ローラ44へと搬
送される(図3(g))。
【0055】その後、次原稿P2は第2反転ローラ44
により搬送され、その後端がスイッチバック反転開始位
置48に到達したところで、モータM3が停止させられ
た後、直ちに逆転駆動される。これにより、第2反転ロ
ーラ44による次原稿P2のスイッチバック反転が開始
される(図3(h))。このとき、ソレノイドSL2が
オフ状態にされる。このため、第2切替爪43は図1に
実線で示す状態に戻る。
【0056】第2反転ローラ44によりスイッチバック
反転された次原稿P2は、排出ローラ52へと搬送され
る(図3(i))。そして、次原稿P2は、排出ローラ
52によって排紙トレイ51へと排出される(図3
(j))。これで、2枚分の原稿の搬送動作が終了す
る。
【0057】なお、3枚以上の原稿を搬送する場合に
は、次原稿P2の裏面の画像情報の読み取りが終了した
時点で、3枚目の原稿の給紙が開始される。そしてその
後は、3枚目の原稿が次原稿となり、2枚目の原稿(次
原稿P2)が先行原稿となって、上記した搬送動作が繰
り返される。また、片面原稿の読み取りの際には、画像
情報が読み取られた原稿は、読み取り後ローラ32から
反転部40を経由せず排出ローラ52へと搬送される。
【0058】以上、詳細に説明したように実施の形態に
係る原稿搬送装置10によれば、モータM3によって第
1反転ローラ42と第2反転ローラ44とを互いに逆向
きに回転させるようにしている。これにより、従来のも
のと比較してモータを1個削減しており、駆動系の簡素
化が図られている。従って、原稿搬送装置10はコスト
的に優れている。
【0059】また、原稿搬送装置10では、読み取り後
ローラ32から第2反転ローラ44のスイッチバック反
転開始位置48までの距離L1と、読み取り後ローラ3
2から第1反転ローラ42までの距離L2と、先行原稿
P1と次原稿P2との間隔L3との間に、(L1−L
2)<L3という関係が成立するように、センサSEか
らの検出信号に基づき次原稿P2をレジストローラ25
から送り出している。これにより、第2反転ローラ44
で先行原稿P1のスイッチバック反転が開始される前
に、次原稿P2が第1反転ローラ42に導入されること
を防止している。従って、モータM3により第1反転ロ
ーラ42と第2反転ローラ44とを互いに逆向きに回転
させても、原稿がジャムを引き起こすことはない。
【0060】そして、上記した関係を満たした上で、先
行原稿P1と次原稿P2との間隔L3をできる限り縮め
てレジストローラ25から次原稿P2を送り出してい
る。これにより、第1反転ローラ42と第2反転ローラ
44とを同一のモータM3で駆動したことによる両面読
み取り時の生産性の低下を最小限に抑えている。つま
り、両面読み取り時における生産性の低下を最小限に抑
えつつ、駆動系を簡素化することができる。
【0061】また、原稿搬送装置10では、第2反転ロ
ーラ44とモータM3との間にトルクリミッタ46を設
けるとともに、排出ローラ52を第2反転ローラ44の
駆動モータM3とは別のモータM2によって駆動してい
る。これにより、第2反転ローラ44でスイッチバック
反転された先行原稿P1が排出ローラ52に噛み込め
ば、第1反転ローラ42による次原稿P2のスイッチバ
ック反転を開始しても、先行原稿が逆送されずに排紙ト
レイ51へ確実に排出される。すなわち、先行原稿P1
が第2反転ローラ44を抜けきるまで、第1反転ローラ
42による次原稿P2に対するスイッチバック反転の開
始を待つ必要がない。従って、先行原稿P1と次原稿P
2との間隔L3を縮めることができる。このことによっ
ても、第1反転ローラ42と第2反転ローラ44とを同
一のモータM3で駆動したことによる両面読み取り時に
おける生産性の低下が抑えられている。
【0062】なお、上記した実施の形態は単なる例示に
すぎず、本発明を何ら限定するものではなく、その要旨
を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であるこ
とはもちろんである。例えば、上記した実施の形態で
は、本発明を複写機に適用した場合について説明した
が、複写機以外にもファクシミリやスキャナ等にも適用
することができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、両面
読み取り時における生産性の低下を最小限に抑えつつ、
駆動系を簡素化してコスト的に優れた原稿搬送装置が提
供されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る原稿搬送装置の概略構成を示
す断面図である。
【図2】両面読み取り時における原稿の搬送動作を説明
するための図である。
【図3】同じく、両面読み取り時における原稿の搬送動
作を説明するための図である。
【図4】距離L1,L2を説明するための図である。
【図5】従来の原稿搬送装置の概略構成を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
10 原稿搬送装置 21 給紙トレイ 22 ピックアップローラ 23 給紙ローラ 25 レジストローラ 31 読み取り前ローラ 32 読み取り後ローラ 42 第1反転ローラ 44 第2反転ローラ 46 トルクリミッタ 51 排紙トレイ 52 排出ローラ 100 プラテン 101 読み取り用プラテン L1 読み取り後ローラから第2反転ローラのスイ
ッチバック反転開始位置までの距離 L2 読み取り後ローラから第1反転ローラまでの
距離 L3 先行原稿と次原稿との間隔 M1〜M3 モータ SE センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H076 BA24 BA42 BA46 BA47 BA58 BA64 BA65 3F053 BA02 BA03 LA03 LA05 LA11 LB02 3F100 AA03 CA12 EA02 EA03 EA06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像読み取り位置に向けて原稿を送り出
    す原稿送り手段と、 画像読み取り位置の下流に設けられるとともに、画像読
    み取り位置に向けて搬送されてきた原稿を読み取りのた
    めに所定の速度で搬送する原稿搬送手段と、 第1面の読み取りが終了した原稿をスイッチバック反転
    して、第2面の読み取りのために画像読み取り位置に向
    けて送り出す第1反転手段と、 前記第1反転手段によりスイッチバック反転された後に
    第2面が読み取られた原稿をスイッチバック反転する第
    2反転手段と、 前記第2反転手段によりスイッチバック反転された原稿
    を原稿排出台に排出する排出手段と、 前記第1反転手段および第2反転手段を、それぞれの原
    稿搬送方向が互いに逆向きとなるように駆動する第1駆
    動手段と、を有することを特徴とする原稿搬送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する原稿搬送装置におい
    て、 前記原稿送り手段は、前記原稿搬送手段から前記第2反
    転手段のスイッチバック反転開始位置までの距離L1
    と、前記原稿搬送手段から前記第1反転手段までの距離
    L2と、先行原稿と次原稿との間隔L3との間に、(L
    1−L2)<L3という関係が成立するように、原稿を
    送り出すことを特徴とする原稿搬送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載する原稿搬送装置におい
    て、 前記原稿送り手段は、第2面の読み取りが終了した先行
    原稿の後端が前記原稿搬送手段を抜けた時点から先行原
    稿の後端が前記第2反転手段のスイッチバック反転開始
    位置に達するまでの時間T1と、第2面の読み取りが終
    了した先行原稿の後端が前記原稿搬送手段を抜けた時点
    から次原稿の先端が前記第1反転手段に達するまでの時
    間T2との間に、T1<T2という関係が成立するよう
    に、原稿を送り出すことを特徴とする原稿搬送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までに記載するい
    ずれか1つの原稿搬送装置において、 前記第2反転手段と前記第1駆動手段との間にトルクリ
    ミッタが設けられていることを特徴とする原稿搬送装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載する原稿搬送装置におい
    て、 前記排出手段を駆動する第2駆動手段を、前記第1駆動
    手段とは別に有することを特徴とする原稿搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011225324A (ja) * 2010-04-19 2011-11-10 Murata Machinery Ltd 自動原稿送り装置及びそれを備える原稿読取装置
JP2012001332A (ja) * 2010-06-17 2012-01-05 Brother Industries Ltd 画像記録装置

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