JPH09166896A - 自動原稿搬送装置 - Google Patents

自動原稿搬送装置

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JPH09166896A
JPH09166896A JP26496996A JP26496996A JPH09166896A JP H09166896 A JPH09166896 A JP H09166896A JP 26496996 A JP26496996 A JP 26496996A JP 26496996 A JP26496996 A JP 26496996A JP H09166896 A JPH09166896 A JP H09166896A
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隆志 樽木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両面原稿の読取時の搬送時間を短くして処理
効率を向上させることができるとともに、装置の幅方向
長さを短くして装置の小型化を図ることができる自動原
稿搬送装置を提供するものである。 【解決手段】 自動原稿搬送装置1において、原稿載置
台5と原稿排紙台14との間に設けられたスイッチバッ
ク搬送路(ハ)と、スイッチバック搬送路(ハ)から第
1搬送路(イ)に原稿6を導く第2搬送路(ニ)と、ス
イッチバック搬送路(ハ)上に設けられ、正逆回転可能
な送りローラ対26、26aと、排紙路(ロ)の原稿排
紙口13からスイッチバック搬送路(ハ)に搬送した原
稿の後端を第2搬送路(ニ)に導くように切り替え可能
な切替爪17と、を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、スキャナー等に具備される自動原稿搬送装置に係
り、詳しくは、両面原稿の搬送を行なう自動原稿搬送装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機、ファクシミリ、スキャナ
ー等の具備される自動原稿搬送装置において、原稿の画
像を読み取るために、原稿載置台に画像面を上にしてセ
ットされた原稿を上のものから順次1枚ずつ分離し、反
転して所定の読取位置に搬送して、停止させずにそのま
ま排紙させるものがある。
【0003】この種の自動原稿搬送装置としては、例え
ば、原稿を載置する原稿載置台と、当該原稿載置台に載
置された原稿を上のものから順次1枚ずつ分離搬送する
分離搬送手段と、当該分離搬送手段からの原稿を反転し
て前記原稿載置台の下方に設けられた読取位置に導く第
1搬送路と、前記読取位置から原稿排紙口へ原稿を導く
排紙路と、前記原稿載置台の下方で、前記排紙路の延長
上に設けられた原稿排紙台と、原稿載置台と前記原稿排
紙台との間に設けられたスイッチバック搬送路と、排紙
路と原稿排紙口を連通する切替位置およびスイッチバッ
ク通路と排紙路を連通する切替位置に切替可能な切替部
材と、切替部材に対して原稿の搬送方向上流側で正逆回
転可能に設けられ、原稿をスイッチバック搬送路に導い
たときに原稿の後端を挟持した状態で逆回転することに
より、原稿をスイッチバック搬送路から第2搬送路にス
イッチバックさせる排紙ローラ対と、を備えている。
【0004】このものは、原稿をスイッチバックして再
度読取位置に反転して返送することができるため、原稿
の搬送路を短くして両面の原稿の読取を行なうための小
型な自動原稿搬送装置を提供することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の自動原稿搬送装置にあっては、スイッチバッ
ク用の排紙ローラ対が切替部材に対して原稿の搬送方向
上流側に設けられ、原稿をスイッチバック搬送路に導い
たときに原稿の後端を挟持した状態で逆回転することに
より、原稿をスイッチバック搬送路から第2搬送路にス
イッチバックさせるようになっているため、原稿の裏面
の読取時におけるスイッチバック搬送路からスイッチバ
ック搬送路までの原稿搬送距離と、原稿の両面読取後に
再度原稿が読取位置を通して原稿排紙口まで搬送される
原稿読取不実行時におけるスイッチバック搬送路から原
稿排紙口までの搬送距離が最大原稿の長さよりも短い場
合には、排紙ローラ対の部分で原稿の先端部と後端部が
衝突して原稿の先端部を損傷してしまうことから、上記
搬送距離を最大原稿長さよりも長くしなければならなか
った。
【0006】このため、両面原稿の読取の処理に時間が
掛かるとともに、装置の小型化を図ることができないと
いう問題があった。そこで本発明は、上記の従来の問題
点を解消するものであって、両面原稿の読取時の搬送時
間を短くして処理効率を向上させることができるととも
に、装置の幅方向長さを短くして装置の小型化を図るこ
とができる自動原稿搬送装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上述の目的を達成するために、原稿を載置する原稿載置
台と、当該原稿載置台に載置された原稿を上のものから
順次1枚ずつ分離搬送する分離搬送手段と、当該分離搬
送手段からの原稿を反転して前記原稿載置台の下方に設
けられた読取位置に導く第1搬送路と、前記読取位置か
ら原稿排紙口へ原稿を導く排紙路と、前記原稿載置台の
下方で、前記排紙路の延長上に設けられた原稿排紙台と
を具備する自動原稿搬送装置において、前記原稿載置台
と前記原稿排紙台との間に設けられたスイッチバック搬
送路と、前記スイッチバック搬送路から前記第1搬送路
へ原稿を導く第2搬送路と、前記スイッチバック搬送路
上に設けられ、正逆回転可能なスイッチバック部材と、
前記排紙路の原稿排紙口からスイッチバック搬送路に搬
送した原稿の後端を前記第2搬送路に導くように切り替
え可能な第1切替手段とを具備することを特徴としてい
る。
【0008】その場合、原稿載置台にセットされた原稿
が上のものから順次1枚ずつに分離され、反転されて読
取位置を通過した後、スイッチバック搬送路に導びかれ
る。次いで、第1切替手段がスイッチバック搬送路から
第2搬送路を連通する位置に切り替えられるとともにス
イッチバック搬送路で逆転されるスイッチバック部材に
よって原稿が後端から第2搬送路にスイッチバックされ
て原稿の表裏が反転されて再度読取位置を通過する。
【0009】このため、原稿の裏面の読取時におけるス
イッチバック搬送路から第2搬送路、第1搬送路および
排紙路を介してスイッチバック搬送路までの原稿搬送距
離と、原稿の両面読取後に再度原稿が読取位置を通して
原稿排紙口まで搬送される原稿読取不実行時におけるス
イッチバック搬送路から第2搬送路、第1搬送路および
排紙路を介して原稿排紙口までの搬送距離とを最大原稿
の長さよりも短くしても原稿の先端部と後端部が衝突し
て原稿の先端部が損傷してしまうのを防止することがで
きる。この結果、両面原稿の読取時の搬送時間を短くし
て処理効率を向上させることができるとともに、装置の
幅方向長さを短くして装置の小型化を図ることができ
る。
【0010】請求項2記載の発明は、上述の目的を達成
するために、請求項1記載の発明において、前記第1搬
送路を通らずに、前記第2搬送路から前記排紙路へ原稿
を導く第3搬送路と、前記第2搬送路から前記第3搬送
路へ原稿を導く位置に切り替わる第2切替手段を具備す
ることを特徴としている。その場合、第3搬送路を設
け、所定の読取位置における原稿の通過を3回ではな
く、2回で済ますことができるので、次の原稿の給紙開
始時間を速くすることができ、処理効率が良くなる。
【0011】請求項3記載の発明は、上述の目的を達成
するために、請求項1または2記載の発明において、前
記第1切替手段が原稿排紙台の上方に設けられたことを
特徴としている。その場合、原稿排紙台のスペースを十
分に確保しつつ、装置の幅方向長さをより一層短くして
装置のより一層の小型化を図ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明における自動原稿搬送
装置の第1実施形態を示す断面図であり、請求項1また
は3記載の発明に対応している。図1において、1は自
動原稿搬送装置であり、複写機、ファクシミリ、スキャ
ナー等の画像読取装置2の上部に開閉可能に取り付けら
れている。画像読取装置2は、その上面にスリットガラ
ス(読取位置)3とコンタクトガラス4が設けられてお
り、自動原稿搬送装置1により原稿を搬送し、スリット
ガラス3上を通過させるか、それともコンタクトガラス
4上に原稿をセットするかしてその原稿の画像の読取を
行なう。また、画像読取装置2の図示しない操作部から
の指示によって片面モードと両面モードとが設定でき、
その設定されたモードに応じて自動原稿搬送装置1の動
作が制御される。
【0013】次に、自動原稿搬送装置1について具体的
に説明する。5は原稿6を載置セットする原稿載置台で
あり、画像面を上にして原稿6が頁順にセットされる。
7は呼出しローラで、原稿搬送下流の分離部へ原稿6を
送り出すもので、通常は原稿積載台5と所定間隔をあけ
た待機位置にいて、原稿載置台5上に原稿6があること
が原稿載置センサ8により検知されていて、かつ、原稿
の給紙開始が指示された場合に、待機位置から下降して
原稿6の上面と接触する位置に移動するように制御され
ている。
【0014】さらに、9は給送ローラで、時計回り方向
に回転させて原稿載置台5上の原稿6を給送する。10
は阻止ローラで、停止または時計回り方向に回転させる
ことにより、給送ローラ9との間で呼出しローラ7によ
り呼び出された原稿6のうち相互の摩擦作用によって最
上位の原稿6から順次1枚ずつ分離する。第1搬送路
(イ)は、ガイド11、11aの間に形成されたもので
あり、分離部の給送ローラ9により分離搬送された原稿
6をスリットガラス3上へ移動させるための通路であ
る。そしてこの第1搬送路(イ)は、分離部と原稿読取
部であるスリットガラス3との間にアーチ形状で設けら
れており、給送ローラ9によって送り出された原稿6を
反転してスリットガラス3上へ導く。
【0015】排紙路(ロ)は、ガイド12、12aの間
に形成されたものであり、第1搬送路(イ)からスリッ
トガラス3上を通って搬送された原稿6を原稿排紙口1
3ヘ移動させるための通路である。14は原稿排紙口1
3から排紙された原稿6を積載する原稿排紙台で、原稿
載置台5の下方で、かつ、コンタクトガラス4の上部に
設けられている。原稿排紙台14の下方でコンタクトガ
ラス4と対向する面にはスポンジまたはゴム等の弾性部
材からなる押圧手段15が設けられていて、この押圧手
段15はコンタクトガラス4上の所定の読取位置にセッ
トされた原稿を押圧し、原稿がコンタクトガラス4から
浮き上がるのを防止する。
【0016】スイッチバック搬送路(ハ)は、原稿載置
台5の下部で、かつ、原稿排紙台14の上方に設けられ
ているガイド16とガイド16a、ガイド16aと切替
爪17の間に形成されたものであり、排紙路(ロ)の原
稿排紙口13から搬送されてくる原稿6をスイッチバッ
クさせて再び第1搬送路(イ)へ導くための通路であ
り、原稿載置台5の下部で、かつ、原稿排紙台14の上
方に設けられている。
【0017】切替爪17は、原稿排紙台14の上方に設
けられており、点線位置に切り替わることにより排紙路
(ロ)の端部の原稿排紙口13から排紙された原稿6を
原稿排紙台14上に積載させずにスイッチバック搬送路
(ハ)へ導き、その後原稿6がスイッチバック搬送路
(ハ)内に導入されると、実線位置に切り替わることに
よりスイッチバック搬送路(ハ)でスイッチバックされ
た原稿6を後端から第2搬送路(ニ)へ導くためのもの
である。なお、この切替爪17は第1切替手段を構成し
ている。
【0018】第2搬送路(ニ)は、ガイド18、18a
の間に形成されたものであり、第1搬送路(イ)と合流
しており、スイッチバック搬送路(ハ)でスイッチバッ
クされた原稿6を第1搬送路(イ)へ移動させるための
通路である。また、19、19a、20、20a、2
1、21a、22、22aはそれぞれ送りローラ対で、
ローラ対19、19aと20、20aは第1搬送路
(イ)において給送ローラ9から送り出された原稿6を
スリットガラス3へ搬送する。また、ローラ対21、2
1aは排紙路(ロ)においてスリットガラス3上を通過
した原稿6を原稿排紙口13へ搬送する。ローラ対2
2、22aは第2搬送路(ニ)において原稿6を第1搬
送路(イ)へ搬送する。
【0019】さらに、23、24、25はシート送りロ
ーラで、原稿排紙口13近傍に設けられ、ローラ23、
24間で排紙路(ロ)を通過する原稿6を原稿排紙台1
4、若しくは、スイッチバック搬送路(ハ)へ搬送す
る。また、ローラ24、25間でスイッチバック搬送路
(ハ)でスイッチバックされた原稿6をスイッチバック
搬送路(ハ)から第2搬送路(ニ)へ搬送する。
【0020】さらに、26、26aは正逆転可能な送り
ローラ対(スイッチバック部材)であり、この送りロー
ラ対26、26aはスイッチバック搬送路(ハ)上に設
けられ、スイッチバック搬送路(ハ)内へ搬送されてく
る原稿6をスイッチバック搬送路(ハ)内に導入し、そ
の後、逆転して排紙路(ロ)からの原稿6をスイッチバ
ックさせて第2搬送路(ニ)へ搬送する。
【0021】27は分離部の給送ローラ9、阻止ローラ
10とローラ対19、19aとの間の第1搬送路(イ)
の入口部、所謂、給送ローラ9より原稿搬送方向下流側
近傍に配設した透過型のセンサ、28はローラ対20、
20aとスリットガラス3との間の第1搬送路(イ)の
出口部、所謂、スリットガラス3より原稿搬送方向上流
側近傍に配設した透過型のセンサ、29はローラ対2
1、21aとローラ23、24との間の排紙路(ロ)に
配設した透過型のセンサ、30はローラ23、24、2
5とローラ対26、26aとの間に配設した透過型のセ
ンサである。センサ27、28、29、30はその位置
を通る原稿6の先端または後端を検知する。
【0022】次に、動作を説明する。 A.片面モードが設定されている場合 画像読取装置2の図示しない操作部に配設されたスター
トキーが押されたとき、原稿載置センサ8からの検知信
号により原稿載置台5上に原稿がセットされているか否
かがチェックされ、原稿載置台5上に原稿がセットされ
ていれば、原稿給紙動作が開始される。まず、呼出しロ
ーラ7、給送ローラ9が駆動されるとともに、呼出しロ
ーラ7が下降し、原稿6を分離部へ送り出す。そして、
分離部で原稿載置台5上にセットされた原稿6の上のも
のから順次1枚ずつ分離され、第1搬送路(イ)へ送り
出される。
【0023】第1搬送路(イ)へ送り出された1枚目の
原稿6は途中その先端通過がセンサ27により検知さ
れ、次いで、その時点では回転を停止しているローラ対
19、19aのニップ部に突き当たって受け止められ
る。ローラ対19、19aはセンサ27による原稿6の
先端検知時点から所定の時間T1の経過後駆動される。
ローラ対19、19aの駆動が開始されると、呼出しロ
ーラ7、給送ローラ9の駆動は停止され、ローラ対2
0、20aの駆動が開始される。呼出しローラ7、給送
ローラ9が停止しても分離された原稿6のみローラ対1
9、19aの駆動により第1搬送路(イ)内に引き込み
搬送される。
【0024】次いで、その原稿6の先端がセンサ28に
検知されると、その信号によりローラ対21、21aと
ローラ23、24の駆動が開始される。また、その信号
により原稿6の読取開始タイミングがとられ、この原稿
6の読取が行なわれる。原稿6の後端の通過がセンサ2
8により検知されると、その信号によりローラ対19、
19aとローラ対20、20aの駆動は停止される。次
いで、センサ29によりその原稿6の後端の通過が検知
されて所定の時間T2が経過すると、原稿6は原稿排紙
口13から排紙されて原稿排紙台14に画像面を下にし
て積載され、ローラ対21、21aとローラ23、24
の駆動は停止される。
【0025】また、原稿6の後端の通過がセンサ28に
より検知された時点で、原稿載置センサ8が原稿6を検
知していたとき、2枚目の原稿6の給紙動作が開始され
る。以下、原稿6は、原稿載置センサ8が原稿6を検知
しなくなるまで上述の動作を繰り返し行なうことによ
り、原稿載置台5上の原稿6についての片面原稿処理が
完了する。 B.両面モードが設定されている場合 画像読取装置2の図示しない操作部に配設されたスター
トキーが押され、1枚目の原稿の先端がセンサ28に検
知されるまで、片面モードが設定されている場合と同様
の動作を行ない、その原稿6の先端がセンサ28に検知
されると、その信号によりローラ対21、21aとロー
ラ23、24、25の駆動とローラ対26、26aの正
転駆動が開始される。また、その信号により原稿6の読
取開始タイミングがとられ、この原稿6の表面の読取が
行なわれる。
【0026】原稿6の後端の通過がセンサ28で検知さ
れると、ローラ対19、19aとローラ対20、20a
の駆動は停止される。次いで、原稿6の後端の通過がセ
ンサ29で検知されると、切替爪17は実線位置から点
線位置に切り替えられる。さらに、その原稿6の後端の
通過がセンサ30で検知されると、切替爪17は点線位
置から実線位置へ切り替えられると共に、ローラ対2
6、26aの正転駆動は停止される。
【0027】原稿6の後端の通過がセンサ30で検知さ
れて所定の時間T3の経過後、ローラ対26、26aの
逆転駆動と、ローラ対20、20aとローラ対22、2
2aの駆動が開始される。ローラ対26、26aの上記
逆転により原稿6はスイッチバック搬送され、後端から
第2搬送路(ニ)内へ進入する。原稿6の後端の通過が
センサ30で検知されると、ローラ対26、26aの逆
転駆動が停止される。
【0028】次いで、第2搬送路(ニ)に進入した原稿
6は第1搬送路(イ)へ送り込まれる。そして、原稿6
の先端がセンサ28に検知されると、表面と同様に、原
稿6の裏面の読取動作およびスイッチバック搬送動作を
行ない、再び第1搬送路(イ)へ送り込まれる。原稿6
が再び第1搬送路(イ)に送り込まれ、再び原稿6の先
端をセンサ28で検知しても原稿6の読取は行なわな
い。そして、原稿6の後端をセンサ28で検知すると、
ローラ対20、20aとローラ対22、22aの駆動は
停止される。
【0029】次いで、センサ29により原稿6の先端が
検知されても切替爪17は動作させずに、センサ29に
より原稿6の後端の通過が検知されて所定の時間T2の
経過後、原稿6は原稿排紙口13から排紙されて原稿排
紙台14に表面の画像面を下にして積載され、ローラ対
21、21a、20、20a、22、22aとローラ2
3、24、25の駆動は停止される。
【0030】また、原稿6の後端の3回目の通過がセン
サ28により検知された時点で、原稿載置センサ8が原
稿6を検知していたとき、2枚目の原稿6の給紙動作が
開始される。以下、原稿6は、原稿載置センサ8が原稿
6を検知しなくなるまで上述の動作を繰り返し行なうこ
とにより、原稿載置台5上の原稿6についての両面原稿
処理が完了する。
【0031】このように本実施形態では、原稿載置台5
と原稿排紙台14との間に設けられたスイッチバック搬
送路(ハ)と、スイッチバック搬送路(ハ)から第1搬
送路(イ)に原稿6を導く第2搬送路(ニ)と、スイッ
チバック搬送路(ハ)上に設けられ、正逆回転可能な送
りローラ対26、26aと、排紙路(ロ)の原稿排紙口
13からスイッチバック搬送路(ハ)に搬送した原稿の
後端を第2搬送路(ニ)に導くように切り替え可能な切
替爪17と、を設けたため、原稿6の裏面の読取時にお
けるスイッチバック搬送路(ハ)から第2搬送路
(ニ)、第1搬送路(イ)および排紙路(ロ)を介して
スイッチバック搬送路(ハ)までの原稿搬送距離と、原
稿の両面読取後に再度原稿6がスリットガラス3を通し
て原稿排紙口13まで搬送される原稿読取不実行時にお
けるスイッチバック搬送路(ハ)から第2搬送路
(ニ)、第1搬送路(イ)および排紙路(ロ)を介して
原稿排紙口13までの搬送距離とを最大原稿の長さより
短くしても原稿6の先端部と後端部が衝突して原稿6の
先端部が損傷してしまうのを防止することができる。こ
の結果、両面原稿の読取時の搬送時間を短くして処理効
率を向上させることができるとともに、自動原稿搬送装
置1の幅方向長さを短くして自動原稿搬送装置1の小型
化を図ることができる。
【0032】また、切替爪17を原稿排紙台14の上方
に設けたため、原稿排紙台14のスペースを十分に確保
しつつ、自動原稿搬送装置1の幅方向長さをより一層短
くして自動原稿搬送装置1のより一層の小型化を図るこ
とができる。図2は本発明における自動原稿搬送装置の
第2実施形態を示す断面図であり、請求項2または3記
載の発明に対応している。なお、本実施形態では、図1
と同様の機能を有する部材には同じ符号を付けて説明す
る。
【0033】図2に示されている自動原稿搬送装置1
は、図1に示されている構成のものに、さらに第2搬送
路(ニ)と排紙路(ロ)とをつなぐ第3搬送路(ホ)
と、第2搬送路(ニ)に送り出された原稿6を第3搬送
路(ホ)に導く出没自在の切替爪(第2切替手段)31
と、第2搬送路(ホ)から原稿6が進入することを阻止
する可撓性部材32が追加されている。この可撓性部材
32は、排紙路(ロ)から第3搬送路(ホ)への原稿6
の進入を阻止し、かつ、第3搬送路(ホ)から排紙路
(ロ)への原稿6の進入を許可するように配設されてい
る。
【0034】次に本実施形態の動作を説明する。 C.片面モードが設定されている場合 図1に示されている構成のものと全く同じ動作を行なう
ので、説明を省略する。 D.両面モードが設定されている場合 画像読取装置2の図示しない操作部に配設されたスター
トキーが押されてから、原稿6の表面および裏面の読取
動作を行なうまでは、図1に示されている構成のものと
同様な動作を行い、原稿6はスイッチバック搬送路
(ハ)へ送り出される。原稿6の後端がセンサ30に検
知されると、切替爪17は点線位置から実線位置へ切り
替えられると共に、ローラ対26、26aの正転駆動は
停止される。
【0035】原稿6の後端の通過がセンサ30で検知さ
れて所定の時間T3の経過後、ローラ対26、26aを
逆転駆動する。それと同時に、切替爪31を第2搬送路
(ニ)に突出させる。そうすることによって、ローラ2
4、25により第2搬送路(ニ)内に送り出された原稿
6は、切替爪31により第3搬送路(ホ)内に進入され
る。次いで、排紙路(ロ)に進入され、ローラ23、2
4により原稿排紙口13から排紙されて原稿排紙台14
に表面の画像面を下にして積載される。その際に、セン
サ30により原稿6の後端の通過が検知されて所定の時
間T2の経過後、原稿6は原稿排紙口13から排紙され
て原稿排紙台14に表面の画像面を下にして積載され、
ローラ対21、21a、20、20a、22、22aと
ローラ23、24、25の駆動は停止され、2枚目の原
稿6の給紙動作が開始される。
【0036】以下、原稿6は、原稿載置センサ8が原稿
6を検知しなくなるまで上述の動作を繰り返し行なうこ
とにより、原稿載置台5上の原稿6についての両面原稿
処理が完了する。このように本実施形態では、第1搬送
路(イ)を通らずに、第2搬送路(ニ)から排紙路
(ロ)へ原稿を導く第3搬送路(ホ)と、第2搬送路
(ニ)から第3搬送路(ホ)へ原稿を導く位置に切り替
わる切替爪31を設けたため、スリットガラス3上にお
ける原稿の通過を3回ではなく、2回で済ますことがで
き、次の原稿の給紙開始時間を速くして処理効率を向上
させることができる。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、原稿の裏
面の読取時におけるスイッチバック搬送路から第2搬送
路、第1搬送路および排紙路を介してスイッチバック搬
送路までの原稿搬送距離と、原稿の両面読取後に再度原
稿が読取位置を通して原稿排紙口まで搬送される原稿読
取不実行時におけるスイッチバック搬送路から第2搬送
路、第1搬送路および排紙路を介して原稿排紙口までの
搬送距離とを最大原稿の長さよりも短くしても原稿の先
端部と後端部が衝突して原稿の先端部が損傷してしまう
のを防止することができる。この結果、両面原稿の読取
時の搬送時間を短くして処理効率を向上させることがで
きるとともに、装置の幅方向長さを短くして装置の小型
化を図ることができる。
【0038】請求項2記載の発明によれば、第3搬送路
を設け、所定の読取位置における原稿の通過を3回では
なく、2回で済ますことができるので、次の原稿の給紙
開始時間を速くすることができ、処理効率が良くなる。
請求項3記載の発明によれば、原稿排紙台のスペースを
十分に確保しつつ、装置の幅方向長さをより一層短くし
て装置のより一層の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における自動原稿搬送装置の第1実施形
態を示す断面図である。
【図2】本発明における自動原稿搬送装置の第2実施形
態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 自動原稿搬送装置 2 画像読取装置 3 スリットガラス(読取位置) 5 原稿載置台 6 原稿 7 呼出しローラ 9 給紙ローラ 10 阻止ローラ 17 切替爪(第1切替手段) 26、26a 送りローラ対(スイッチバック部材) 31 切替爪(第2切替手段) 32 可撓性部材 (イ) 第1搬送路 (ロ) 排紙路 (ハ) スイッチバック搬送路 (ニ) 第2搬送路 (ホ) 第3搬送路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を載置する原稿載置台と、当該原稿載
    置台に載置された原稿を上のものから順次1枚ずつ分離
    搬送する分離搬送手段と、当該分離搬送手段からの原稿
    を反転して前記原稿載置台の下方に設けられた読取位置
    に導く第1搬送路と、前記読取位置から原稿排紙口へ原
    稿を導く排紙路と、前記原稿載置台の下方で、前記排紙
    路の延長上に設けられた原稿排紙台とを具備する自動原
    稿搬送装置において、 前記原稿載置台と前記原稿排紙台との間に設けられたス
    イッチバック搬送路と、前記スイッチバック搬送路から
    前記第1搬送路へ原稿を導く第2搬送路と、前記スイッ
    チバック搬送路上に設けられ、正逆回転可能なスイッチ
    バック部材と、前記排紙路の原稿排紙口からスイッチバ
    ック搬送路に搬送した原稿の後端を前記第2搬送路に導
    くように切り替え可能な第1切替手段とを具備すること
    を特徴とする自動原稿搬送装置。
  2. 【請求項2】前記第1搬送路を通らずに、前記第2搬送
    路から前記排紙路へ原稿を導く第3搬送路と、前記第2
    搬送路から前記第3搬送路へ原稿を導く位置に切り替わ
    る第2切替手段を具備することを特徴とする請求項1記
    載の自動原稿搬送装置。
  3. 【請求項3】前記第1切替手段が原稿排紙台の上方に設
    けられたことを特徴とする請求項1または2記載の自動
    原稿搬送装置。
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