JP3517607B2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP3517607B2
JP3517607B2 JP13533599A JP13533599A JP3517607B2 JP 3517607 B2 JP3517607 B2 JP 3517607B2 JP 13533599 A JP13533599 A JP 13533599A JP 13533599 A JP13533599 A JP 13533599A JP 3517607 B2 JP3517607 B2 JP 3517607B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿の両面の画像
情報を読み取ることが可能な画像読取装置に関し、詳細
には、例えば複写機、ファクシミリ装置、或いはこれら
の複合装置に用いられる画像読取装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿の両面の画像情報を読み取る
ことが可能な画像読取装置としては、以下に示すような
ものがある。
【0003】例えば、原稿の搬送路を介して対向する2
つの読取手段で一度の通紙で同時に原稿の両面の画像情
報を読み取る画像読取装置がある(以下、「従来技術
1」とする)。
【0004】また、原稿をスイッチバックさせて、原稿
密着ローラを挟んで対向する2つの読取手段で原稿の画
像情報を片面ずつ読み取る画像読取装置がある(以下、
「従来技術2」とする)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像読取装置では、以下に述べるような問題があ
る。
【0006】上記従来技術1では、2つの読取手段を同
時に動作させるため、該読取手段で読み取った画像情報
を処理する画像処理手段が各々(2つ)必要となり、コ
スト高となる。更に、片面読取機能を標準機能として両
面読取機能をオプションとした装置を開発しようとした
場合、片面読取機能を持った標準形態の装置にも予め2
つの画像処理手段が必要となるため、片面読取機能を持
った装置のコストメリットが出難い。
【0007】また、従来技術2では、スイッチバックで
戻ってきた原稿は後端から読み込まれることになり、例
えばFAX画像として送信する場合にはページ毎に画像
の上下方向が異なる情報が送信されてしまう。これを回
避するには読み取った画像の上下を反転させる画像反転
手段か、又は原稿の上下を反転させる原稿反転手段が必
要となり、装置構成が複雑になる。
【0008】そこで、本発明の目的は、装置の小型化、
低コスト化を図り、更に原稿の搬送安定性を向上させる
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の代表的な構成は、原稿を正逆方向に搬送可能
な原稿搬送手段と、前記原稿搬送手段によって搬送され
る原稿を案内する原稿搬送路と、前記原稿搬送路中に設
けられ原稿の一方の面の画像情報を読み取る第一読取手
段と、前記原稿搬送路中に設けられ原稿の他方の面の画
像情報を読み取る第二読取手段と、少なくとも一方の読
取手段よりも搬送方向上流側で前記原稿搬送路から分岐
し前記原稿搬送手段によって搬送される原稿を案内する
分岐搬送路と、前記原稿搬送路と前記分岐搬送路との分
岐部に設けられた搬送路切替手段と、を備え、前記原稿
を前記原稿搬送手段により原稿搬送路に沿って正方向に
搬送しつつ、前記第一読取手段により一方の面の画像情
報を読み取り、前記原稿の後端が前記搬送路切替手段を
通過した後に前記原稿を前記原稿搬送手段により分岐搬
送路に沿って逆方向に搬送し、その後、前記原稿を再び
前記原稿搬送手段により正方向に搬送しつつ、前記第二
読取手段により他方の面の画像情報を読み取ることを特
徴とする。
【0010】前記原稿搬送手段よりも搬送方向上流側に
原稿を一枚ずつ分離給送する原稿給送手段を配置すると
共に、前記原稿搬送路はUターン形状をなす搬送路であ
って、少なくとも一方の読取手段を前記Uターン形状部
分の曲率部より搬送方向下流側に配置し、前記分岐搬送
路を、前記原稿給送手段よりも搬送方向下流側であって
前記原稿搬送路との分岐部よりも搬送方向上流側で前記
原稿搬送路と交差させて、逆方向に搬送される原稿を前
記原稿給送手段に戻さないための搬送路を形成し、更に
前記原稿搬送路と前記分岐搬送路との交差部に回動自在
な搬送路切替手段を取り付けたことを特徴とする。
【0011】前記搬送路切替手段は、前記原稿搬送路を
正方向へ搬送される原稿により回動し、該原稿搬送路を
開放して分岐搬送路との分岐部又は交差部において原稿
搬送路のガイドとして機能することを特徴とする。
【0012】前記搬送路切替手段は、前記原稿の後端が
通過することで回動し、前記原稿搬送路を遮断して原稿
を分岐搬送路へ導く位置へ移動し、原稿搬送路と分岐搬
送路との分岐部又は交差部において前記分岐搬送路のガ
イドとして機能することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明を
適用した画像読取装置の一実施形態について具体的に詳
しく説明する。
【0014】〔第1実施形態〕図1〜図13を参照して、
第1実施形態に係る画像読取装置について詳しく説明す
る。本実施形態では、ファクシミリ装置における画像読
取装置の構成を例示して説明する。
【0015】図2はファクシミリ装置の外観斜視図であ
る。図2において、1は装置本体、2は装置本体1の上
部に配置された本発明に係る画像読取部、3は装置本体
1の下部に配置された画像形成部、11は原稿Dを複数枚
積載することができるように構成された原稿載置台、25
は原稿排紙トレイである。
【0016】図1はファクシミリ装置における画像読取
部の概略構成を示す模式断面図である。図1において、
12は原稿Dが原稿載置台4にセットされたか否かを検知
する原稿有無検知センサ、13はセットされた原稿Dを画
像読取部2の内部に給送するピックアップローラ、14及
び15は協働して複数枚の原稿Dを一枚ずつ分離し給送す
る分離ローラ及び逆転ローラ、16は分離された原稿Dの
先端及び後端を検知する原稿フィードセンサ、17は分離
された原稿DをUターン形状の搬送路であるUターンパ
ス18へ搬送する搬送ローラ対、19はUターン後の原稿D
を密着型イメージセンサで構成された表面読取部21へ搬
送する搬送ローラ対、31は表面読取部21による原稿表面
の読取開始・終了のタイミングを計るために原稿Dの先
端及び後端を検知する原稿エッジセンサ、32は表面が読
み取られた原稿Dを更に下流側へと搬送する正逆回転可
能な搬送ローラ対、33はUターンパス18と逆転パス34と
の間(分岐部)に回転自在に取り付けられ、原稿端部が
正方向(矢印P方向)から進入する場合にはUターンパ
ス18を開放し、逆方向(矢印Q方向)から進入する場合
にはUターンパス18を遮断して原稿を逆転パス34へと導
く搬送路切替フラッパ、35は密着型イメージセンサで構
成された裏面読取部23による原稿裏面の読取開始・終了
のタイミングを計るために原稿Dの先端及び後端を検知
する原稿エッジセンサ、36はUターンパス18と逆転パス
34の間(交差部)に回動自在に取り付けられ、原稿端部
が矢印R方向から進入する場合にはUターンパス18を開
放し、矢印H方向から進入する場合にはUターンパス18
を遮断し原稿を逆転パス34へと導く搬送路切替フラッ
パ、24は読み取りの終了した原稿を原稿排紙トレイ25へ
排紙する正逆回転可能な排紙ローラ対、26はピックアッ
プローラ13、分離ローラ14、逆転ローラ15、搬送ローラ
対17,19,32、排紙ローラ対24を駆動する駆動モータ、
27はピックアップローラ13、分離ローラ14、逆転ローラ
15への駆動モータ26の駆動を一時的に遮断する電磁クラ
ッチである。
【0017】前記搬送路切替フラッパ33は、搬送方向下
流側の読取手段である裏面読取部23よりも搬送方向上流
側でUターンパス18から分岐した逆転パス34との分岐部
に回動自在に取り付けられている。一方、前記搬送路切
替フラッパ36は、搬送ローラ対17よりも搬送方向下流側
であって前記分岐部よりも搬送方向上流側で前記Uター
ンパス18と逆転パス34とが交差した交差部に回動自在に
取り付けられている。
【0018】また前記搬送路切替フラッパ33,36は、前
記Uターンパス18を正方向へ搬送される原稿により回動
し、該パス18を開放して逆転パス34との分岐部又は交差
部においてパス18のガイドとして機能する構成となって
いる。
【0019】更に前記搬送路切替フラッパ33,36は、前
記原稿の後端が通過することで回動し、前記パス18を遮
断して原稿を逆転パス34へ導く位置へ移動し、Uターン
パス18と逆転パス34との分岐部又は交差部において前記
逆転パス34のガイドとして機能する構成となっている。
【0020】尚、図示はしていないが、前記画像読取部
2は制御回路(制御手段)によって適宜制御が行われる
構成となっている。例えば、前記表面読取部21及び裏面
読取部23により読み取った原稿Dの画像情報を処理する
画像処理回路(画像処理手段)、及び前記画像処理回路
への画像情報の入力元を前記表面読取部21又は前記裏面
読取部23に切り替える切替回路(切替手段)の制御を行
っている。或いは、原稿給送手段を構成するピックアッ
プローラ13、分離ローラ14、逆転ローラ15、及び原稿搬
送手段を構成する搬送ローラ対17,19,32、排紙ローラ
対24を回転駆動する駆動モータ26の駆動や駆動切替、前
記ピックアップローラ13、分離ローラ14、及び逆転ロー
ラ15への駆動モータ26の駆動を一時的に遮断する電磁ク
ラッチ27のON/OFF、更に前記表面読取部21及び前
記裏面読取部23の読取開始/終了のタイミングを、前述
した原稿有無検知センサ12、原稿フィードセンサ16、原
稿エッジセンサ31,35等からの検知信号に基づいて制御
している。
【0021】次に、図3に示すフローチャートに基づい
て、図4〜図13を参照しつつ画像読取部2の動作につい
て説明する。
【0022】使用者が原稿Dを原稿載置台4上にセット
する(S1)と、原稿有無検知センサ12がそれを検知す
る(S2、図4参照)。
【0023】使用者が両面読取を選択し、読取開始を指
示する(S3)。尚、片面読取を選択した場合には、周
知の片面読取動作(詳細な説明は省略)へ移行する。
【0024】読取開始の指示を受けると、電磁クラッチ
27がピックアップローラ13、分離ローラ14、逆転ローラ
15への駆動を接続する(S4)。
【0025】駆動モータ26が正方向に回転し(S5)、
ピックアップローラ13が原稿載置台11上にセットされた
原稿Dに当接して該原稿Dを装置内部へピックアップ搬
送し始める(S6)。
【0026】ピックアップ搬送された原稿Dは、分離ロ
ーラ14及び逆転ローラ15によって分離され、最上位の原
稿一枚が分離給送される(S7、図5参照)。
【0027】原稿フィードセンサ16が前記原稿Dの先端
を検知する(S8)と、ピックアップローラ13による原
稿搬送が解除される(S9、図6参照)。
【0028】そして、一枚に分離された原稿Dは搬送ロ
ーラ対17によってUターンパス18へ搬送される(S1
0)。
【0029】このUターンパス18へ搬送された原稿Dに
より搬送路切替フラッパ36は回動し、該Uターンパス18
を開放する。回動した搬送路切替フラッパ36はUターン
パス18に滑らかに繋がる形状になっており、Uターンパ
ス18と逆転パス34の交わる空間で原稿後端がばたつくの
を防止している。
【0030】そして、搬送ローラ対19によって原稿Dが
搬送され、原稿エッジセンサ31が原稿Dの先端を検知す
る(S11)と、そこから所定量搬送したところで表面読
取部21による原稿表面の読み取りを開始する(S12、図
7参照)。
【0031】原稿フィードセンサ16が原稿Dの後端を検
知する(S13)と、電磁クラッチ27によってピックアッ
プローラ13、分離ローラ14、逆転ローラ15の駆動が遮断
され、次の原稿は搬送されずに停止する(S14、図8参
照)。
【0032】前記原稿Dの後端が搬送路切替フラッパ36
を通過すると、搬送路切替フラッパ36は回動してUター
ンパス18を遮断し、前記原稿Dを逆転パス34へと導く位
置へ移動する。その時、搬送路切替フラッパ36は逆転パ
ス34のガイドを兼ねているため、原稿が誤ってUターン
パス18へ侵入するのを防ぎ、安定した搬送性能が得られ
る。
【0033】原稿エッジセンサ31が前記原稿Dの後端を
検知する(S15)と、そこから所定量搬送したところで
表面読取部21による原稿表面の読み取りを終了する(S
16)。
【0034】前記原稿Dが搬送ローラ対32によって更に
下流側へと搬送され、その後端が搬送路切替フラッパ33
を通過する(S17、図9参照)と、駆動モータ26が逆方
向に回転する(S18)。
【0035】そして、前記原稿Dが搬送ローラ対32及び
排紙ローラ対24によって逆方向に搬送され、搬送路切替
フラッパ33によって逆転パス34へと導かれる(S19、図
10参照)。
【0036】原稿エッジセンサ35が前記原稿Dの後端を
検知する(S20)と、再度駆動モータ26が正方向に回転
する(S21、図11参照)。
【0037】原稿エッジセンサ35が前記原稿Dの先端を
検知する(S22)と、そこから所定量搬送したところで
裏面読取部23による原稿裏面の読み取りを開始する(S
23、図12参照)。
【0038】原稿エッジセンサ35が前記原稿Dの後端を
検知する(S24)と、そこから所定量搬送したところで
裏面読取部23による原稿裏面の読み取りを終了し(S2
5)、該原稿Dは排紙ローラ対24により排紙トレイ25へ
排紙される(S26、図13参照)。
【0039】そして、原稿有無検知センサ12が原稿Dを
検知していればステップS4へ戻り、前述したように電
磁クラッチ27がピックアップローラ13、分離ローラ14、
逆転ローラ15への駆動を接続し、次の原稿が搬送され、
検知していなければ読取動作を終了する(S27)。
【0040】上述したように、本実施形態によれば、2
つの読取手段(表面読取部21と裏面読取部23)を切り替
えて、各々の画像情報を順次一つの画像処理手段に送る
ことが可能となるため、画像処理手段を複数もつ必要が
なく、電気回路の簡略化と基板の小型化が可能であり、
コストを低く抑えることができる。
【0041】また、片面読取機能だけを持った装置を標
準形態として両面読取機能をオプションとした場合、た
だ一つの画像処理手段で標準形態とオプション増設形態
とを実現することが可能であり、画像処理手段を2つ持
つ構成に比べてコストを低く抑えることができる。
【0042】また、表面/裏面とも原稿Dの先端から画
像情報を読み取ることができるため、読み取った画像情
報を反転させる画像反転手段や原稿の上下を反転させる
原稿反転手段が不要である。そのため、電気回路の簡略
化と基板の小型化が可能であり、装置コストを低く抑え
ることができ、装置構成も簡素化することができる。
【0043】また、Uターンパス18を正方向へ搬送され
る原稿Dにより搬送路切替フラッパ33,36は回動し、更
には搬送路切替フラッパ36はUターンパス18に滑らかに
繋がる形状になっているため、Uターンパス18と逆転パ
ス34の交わる空間(分岐部又は交差部)で原稿後端がば
たつくのを防止することができ、原稿搬送時の音を静か
にできる。
【0044】また、原稿後端が搬送路切替フラッパ33,
36を通過すると、前記搬送路切替フラッパ33,36は回動
し、Uターンパス18を遮断し原稿Dを逆転パス34へと導
く位置へ移動する構成になっており、その時、搬送路切
替フラッパ33,36は逆転パス34のガイドを兼ねているた
め、原稿Dが誤ってUターンパス18へ侵入するのを防止
することができ、安定した搬送性能が得られる。
【0045】〔他の実施形態〕前述した実施形態では、
原稿搬送路としてUターンパスを例示して説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、例えばストレ
ートパスであっても同様の効果が得られる。
【0046】また、搬送路切替手段としてフラッパを例
示して説明したが、これに限定されるものではなく、例
えばマイラー等を用いて、正方向ではマイラーを押しの
けて進み、逆方向ではマイラーに沿って案内するように
しても良い。
【0047】また前述した実施形態では、画像読取装置
としてファクシミリ装置における画像読取部を例示した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば画
像読取装置であるスキャナ単体、或いは複写機における
画像読取装置、或いはプリンタ機能、ファクシミリ機
能、コピー機能等を適宜組み合わせた複合装置における
画像読取装置等に本発明を適用しても同様の効果を得る
ことができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
2つの読取手段を切り替えて、各々の画像情報を順次一
つの画像処理手段に送ることが可能となるため、画像処
理手段を複数もつ必要がなく、電気回路の簡略化と基板
の小型化が可能であり、コストを低く抑えることができ
る。
【0049】また、片面読取機能だけを持った装置を標
準形態として両面読取機能をオプションとした場合、た
だ一つの画像処理手段で標準形態とオプション増設形態
とを実現することが可能であり、画像処理手段を2つ持
つ構成に比べてコストを低く抑えることができる。
【0050】また、表面/裏面とも原稿Dの先端から画
像情報を読み取ることができるため、読み取った画像情
報を反転させる画像反転手段や原稿の上下を反転させる
原稿反転手段が不要である。そのため、電気回路の簡略
化と基板の小型化が可能であり、装置コストを低く抑え
ることができ、装置構成も簡素化することができる。
【0051】また、原稿搬送路を正方向へ搬送される原
稿により搬送路切替手段は回動し、更には搬送路切替手
段は原稿搬送路のガイド形状に滑らかに繋がる形状にな
っているため、該原稿搬送路と分岐搬送路の交わる空間
(分岐部又は交差部)で原稿後端がばたつくのを防止す
ることができ、原稿搬送時の音を静かにできる。
【0052】また、前記原稿後端が搬送路切替手段を通
過すると、前記搬送路切替手段は回動し、原稿搬送路を
遮断し原稿を分岐搬送路へと導く位置へ移動する構成に
なっており、その時、搬送路切替手段は分岐搬送路のガ
イドを兼ねているため、原稿が誤って原稿搬送路へ侵入
するのを防止することができ、安定した搬送性能が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置における画像読取部の概略構
成を示す模式断面図
【図2】ファクシミリ装置の外観斜視図
【図3】前記画像読取部における動作の流れを示すフロ
ーチャート
【図4】前記画像読取部の原稿搬送動作を説明する断面
【図5】前記画像読取部の原稿搬送動作を説明する断面
【図6】前記画像読取部の原稿搬送動作を説明する断面
【図7】前記画像読取部の原稿搬送動作を説明する断面
【図8】前記画像読取部の原稿搬送動作を説明する断面
【図9】前記画像読取部の原稿搬送動作を説明する断面
【図10】前記画像読取部の原稿搬送動作を説明する断
面図
【図11】前記画像読取部の原稿搬送動作を説明する断
面図
【図12】前記画像読取部の原稿搬送動作を説明する断
面図
【図13】前記画像読取部の原稿搬送動作を説明する断
面図
【符号の説明】
D …原稿 1 …装置本体 2 …画像読取部 3 …画像形成部 11 …原稿載置台 12 …原稿有無検知センサ 13 …ピックアップローラ 14 …分離ローラ 15 …逆転ローラ 16 …原稿フィードセンサ 17 …搬送ローラ対 18 …Uターンパス 19 …搬送ローラ対 21 …表面読取部 23 …裏面読取部 24 …排紙ローラ対 25 …原稿排紙トレイ 26 …駆動モータ 27 …電磁クラッチ 31 …原稿エッジセンサ 32 …搬送ローラ対 33 …搬送路切替フラッパ 34 …逆転パス 35 …原稿エッジセンサ 36 …搬送路切替フラッパ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−126567(JP,A) 特開 平3−265355(JP,A) 特開 平3−270368(JP,A) 特開 平6−105066(JP,A) 特開 平8−91711(JP,A) 特開 平8−262594(JP,A) 特開 平9−34183(JP,A) 特開 平9−307701(JP,A) 特開 平10−35954(JP,A) 特開 平10−126569(JP,A) 特開 平10−288873(JP,A) 特開 平10−254192(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を正逆方向に搬送可能な原稿搬送手
    段と、 前記原稿搬送手段によって搬送される原稿を案内する原
    稿搬送路と、 前記原稿搬送路中に設けられ原稿の一方の面の画像情報
    を読み取る第一読取手段と、 前記原稿搬送路中に設けられ原稿の他方の面の画像情報
    を読み取る第二読取手段と、 少なくとも一方の読取手段よりも搬送方向上流側で前記
    原稿搬送路から分岐し前記原稿搬送手段によって搬送さ
    れる原稿を案内する分岐搬送路と、 前記原稿搬送路と前記分岐搬送路との分岐部に設けられ
    た搬送路切替手段と、を備え、 前記原稿を前記原稿搬送手段により原稿搬送路に沿って
    正方向に搬送しつつ、前記第一読取手段により一方の面
    の画像情報を読み取り、 前記原稿の後端が前記搬送路切替手段を通過した後に前
    記原稿を前記原稿搬送手段により分岐搬送路に沿って逆
    方向に搬送し、 その後、前記原稿を再び前記原稿搬送手段により正方向
    に搬送しつつ、前記第二読取手段により他方の面の画像
    情報を読み取ることを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿搬送手段よりも搬送方向上流側
    に原稿を一枚ずつ分離給送する原稿給送手段を配置する
    と共に、 前記原稿搬送路はUターン形状をなす搬送路であって、
    少なくとも一方の読取手段を前記Uターン形状部分の曲
    率部より搬送方向下流側に配置し、 前記分岐搬送路を、前記原稿給送手段よりも搬送方向下
    流側であって前記原稿搬送路との分岐部よりも搬送方向
    上流側で前記原稿搬送路と交差させて、逆方向に搬送さ
    れる原稿を前記原稿給送手段に戻さないための搬送路を
    形成し、 更に前記原稿搬送路と前記分岐搬送路との交差部に回動
    自在な搬送路切替手段を取り付けたことを特徴とする請
    求項1に記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送路切替手段は、前記原稿搬送路
    を正方向へ搬送される原稿により回動し、該原稿搬送路
    を開放して分岐搬送路との分岐部又は交差部において原
    稿搬送路のガイドとして機能することを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送路切替手段は、前記原稿の後端
    が通過することで回動し、前記原稿搬送路を遮断して原
    稿を分岐搬送路へ導く位置へ移動し、原稿搬送路と分岐
    搬送路との分岐部又は交差部において前記分岐搬送路の
    ガイドとして機能することを特徴とする請求項3に記載
    の画像読取装置。
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