JPH04295866A - 原稿供給装置 - Google Patents

原稿供給装置

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JPH04295866A
JPH04295866A JP6019991A JP6019991A JPH04295866A JP H04295866 A JPH04295866 A JP H04295866A JP 6019991 A JP6019991 A JP 6019991A JP 6019991 A JP6019991 A JP 6019991A JP H04295866 A JPH04295866 A JP H04295866A
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陽一 木村
Tatsuya Ito
達也 伊藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、スキャナ、フ
ァクシミリ等の原稿読み取り位置に原稿を供給する原稿
供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、スキャナ、ファクシミリ等の画
像処理装置には、その原稿読み取り位置に原稿を供給可
能な原稿供給装置が備えられている。
【0003】図15は従来の原稿供給装置の概略構成図
であり、図15(A)〜図15(F) は原稿供給装置
内を搬送されている原稿の状態を示す説明図である。
【0004】これらの図に示すように、従来の原稿供給
装置は原稿トレー10、ピックアップローラ11、搬送
ベルト12、プラテンガラス13及びローラ14を備え
ている。
【0005】原稿トレー10上にセットされた複数枚の
原稿から最上位の原稿15がピックアップローラ11に
よって送り出されると(図15(A) )、搬送ベルト
12が作動を開始し、原稿15がプラテンガラス13上
の所定位置(原稿読み取り位置)に来ると搬送ベルト1
2は一旦停止し、図示していない露光読み取り装置によ
って、原稿15の露光及び読み取りが行われる(図15
(B) )。
【0006】原稿15の一方の面の露光及び読み取りが
終わると、原稿15の反転のために搬送ベルト12は搬
送を再開し、原稿15の先端はローラ14に乗り上げる
(図15(C) )。
【0007】次に、搬送ベルト12は反対方向に移動し
(図15(D) )、原稿15が再びプラテンガラス1
3上の原稿読み取り位置に来ると搬送ベルト12は再び
停止し、露光読み取り装置によって原稿15の他方の面
の露光及び読み取りが行われる(図15(E))。この
ようにして原稿15の両面の露光及び読み取りが終わる
と、搬送ベルト12とローラ14とによって原稿15は
搬送ベルト12の上方に配置されている図示していない
排紙トレーへ排出される(図15(F) )。
【0008】従って、原稿供給装置は露光読み取り装置
に原稿の両面の画像を読み取らせることが可能なように
、原稿を原稿読み取り位置へ自動的に供給可能に構成さ
れている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】複写機等の画像処理装
置に対しては、画像処理の高速化の要請がある。画像処
理の高速化を図るためには、原稿供給装置も原稿を高速
で取り扱えるように構成する必要がある。
【0010】前述した従来の原稿供給装置では、プラテ
ンガラス13のサイズ、即ち原稿搬送路の長さとピック
アップローラ11とによる原稿供給のタイミングは、実
際に処理すべき個々の原稿のサイズの大小に関係なく、
その複写機で処理可能な最大サイズの原稿に適合するよ
うに設定されている。このため、実際に供給される原稿
のサイズが小さい場合には、原稿供給のタイミングの時
間間隔及び原稿搬送路の長さは、必要以上に長いものと
なる。又、露光の際には、プラテンガラス13上の原稿
読み取り位置に原稿15を停止させておかねばならない
【0011】これらの結果、原稿1枚当りの平均処理速
度がかなり低くなってしまうという問題点があった。
【0012】従って、複写機等の画像処理の高速化を目
的として、原稿供給装置の平均処理速度を高めるために
は、搬送ベルト12及びローラ14から成る原稿搬送機
構の瞬間搬送速度、即ち原稿搬送機構が作動していると
きの速度を増加しなければならない。
【0013】しかしながら、原稿搬送機構の瞬間搬送速
度を速くすればする程、紙詰まりを起こしたときの原稿
の損傷は激しいものとなる。又、瞬間搬送速度を上げれ
ば、原稿供給の安定性が損なわれ易くなり、画像欠けが
発生したり、紙詰まりの回数が増加するという問題点が
ある。
【0014】本発明は、原稿搬送機構の瞬間搬送速度を
速めることなく、しかし装置全体としては高速で原稿を
供給することができる原稿供給装置を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】原稿の画像が読み取られ
る読み取り位置に原稿を供給する原稿供給装置であって
、原稿を読み取り位置に供給する第1の供給手段と、供
給された原稿を読み取り位置から搬送路へ排出する排出
手段と、排出手段により排出された原稿を読み取り位置
へ搬送路を通過させて供給する第2の供給手段と、搬送
路の通過長さを原稿のサイズに応じて可変にする可変長
手段とを備えている。
【0016】
【作用】第1の供給手段は原稿を読み取り位置に供給し
、読み取り位置において一方の面の原稿画像が読み取ら
れる。読み取り位置に供給された原稿は、排出手段によ
って読み取り位置から搬送路へ排出され、搬送路を通過
する際に反転され、原稿の後端が読み取り位置を通過し
て一方の面の原稿画像の読み取りが終わるまで第2の供
給手段によって原稿の先端が保持される。この間、排出
手段は読み取り位置から原稿を搬送路へ排出し続けるが
、原稿の長さが搬送路の初期の長さより長い場合には、
可変長手段によって搬送路の原稿通過長さは原稿のサイ
ズに応じて延長されるため、第2の供給手段が原稿の先
端を保持し続けている間、長い原稿を搬送路に送り込む
ことができる。原稿の後端が読み取り位置を通過して一
方の面の原稿画像の読み取りが終了すると、第2の供給
手段は反転された原稿を第1の供給手段が読み取り位置
に供給した方向と反対方向に読み取り位置へ送り始め、
他方の面の原稿画像の読み取りが開始される。このよう
にして、搬送路の原稿通過長さを原稿のサイズに応じて
可変にしたので、搬送路の初期の長さを短く設定するこ
とができる。
【0017】従って、第1の供給手段、第2の供給手段
及び排出手段から成る原稿搬送機構の瞬間搬送速度を速
めることなく、しかし装置全体としては高速で原稿を供
給することができる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
【0019】図2は本発明に係る原稿供給装置を備えた
デジタル複写機の一実施例の全体構成を示す断面図であ
る。
【0020】同図に示すように、この実施例の原稿供給
装置24を備えたデジタル複写機には、スキャナ部20
、レーザプリンタ部21、多段給紙ユニット22及びソ
ータ23が備えられており、スキャナ部20には原稿供
給装置24が配設されている。
【0021】スキャナ部20は透明ガラスから成る原稿
載置台25及びスキャナユニット26を含んでおり、ス
キャナ部20の上部には、周知の態様に従い、各種の入
力キーを備えた図示していない操作パネルが設けられて
いる。
【0022】原稿供給装置24は、少なくとも1枚の原
稿がセットされたときに、原稿を1枚ずつスキャナユニ
ット26へ自動的に送給して、オペレータの選択に応じ
て原稿の片面又は両面をスキャナユニット26に読み取
らせるように構成されている。
【0023】スキャナユニット26は、原稿を露光する
ランプリフレクタアセンブリ27、原稿からの反射光像
を光電変換素子(CCD)28に導くための複数の反射
ミラー29、及び原稿からの反射光像をCCD28に結
像させるためのレンズ30を含んでいる。
【0024】スキャナ部20は、原稿載置台25にセッ
トされた原稿を走査する場合には、原稿載置台25の下
面に沿ってスキャナユニット26が移動しながら原稿画
像を読み取るように構成されており、原稿供給装置24
を使用する場合には、原稿供給装置24の下方の所定位
置にスキャナユニット26を停止させた状態で原稿を搬
送しながら原稿画像を読み取るように構成されている。
【0025】原稿画像をスキャナユニット26で読み取
ることにより得られた画像データは、公知の態様に従い
各種処理を施した後、図示していないメモリに一旦記録
され、出力指示に応じてメモリ内の画像データをレーザ
プリンタ部21に与えて用紙上に画像を形成する。
【0026】レーザプリンタ部21、多段給紙ユニット
22及びソータ23は、いずれも公知のものであるので
、簡単な説明に止める。
【0027】レーザプリンタ部21はレーザ書き込みユ
ニット31及び画像を形成するための電子写真プロセス
部32を備えている。
【0028】電子写真プロセス部32は、周知の態様に
従い、感光体ドラム39の周囲に帯電器、現像器、転写
器、剥離器、クリーニング器及び除電器を配置して成っ
ており、上述のメモリから読み出された画像データに基
づいて、レーザ書き込みユニット31によってレーザ光
線を走査させることにより感光体ドラム39の表面上に
画像を形成し、感光体ドラム39の表面に形成された静
電潜像をトナーにより可視像化し、多段給紙ユニット2
2又は手差し原稿トレー33から送給された用紙の面上
にトナー像を静電転写し定着するように構成されている
【0029】多段給紙ユニット22は第1カセット34
、第2カセット35、第3カセット36、第4カセット
37及び選択により追加可能な第5カセット38を有し
ている。
【0030】多段給紙ユニット22においては、各段の
カセットに収容された用紙から1枚ずつ用紙が送り出さ
れ、レーザプリンタ部21に向けて搬送される。
【0031】次に、原稿供給装置24の原理を説明する
【0032】図3〜図8は原稿の片面のみを順次複写す
る場合のシーケンスを示す説明図であり、図9〜図14
は原稿の両面を複写する場合のシーケンスを示す説明図
である。
【0033】これらの図に示す原稿供給装置は、後述す
る原稿供給装置24の主要構成部のみを簡略して示した
ものである。
【0034】この原稿供給装置は原稿トレー40、ピッ
クアップローラ42、給紙ローラ対43、搬送ローラ対
44、供給ローラ対45、原稿支持ドラム46、図2の
スキャナ部20の原稿支持ガラス47、供給ローラ対4
8、原稿排出ローラ対49、反転搬送路50、原稿排紙
ローラ対51及び排紙トレー52を備えている。
【0035】原稿トレー40の上には、複数枚の原稿4
1がセットされている。
【0036】図3〜図8に示す原稿41の片面を複写す
る片面複写モードにおいては、原稿トレー40にセット
された複数枚の原稿41から最上位の1枚の原稿41a
 がピックアップローラ42によって送り出され(図3
)、給紙ローラ対43及び搬送ローラ対44を経て、原
稿41aの先端は供給ローラ対48に挟まれる(図4)
【0037】1枚目の原稿41a は次に、原稿支持ド
ラム46と原稿支持ガラス47との間のニップに送られ
、スキャナ部20によって原稿の露光及び読み取りが行
われる。
【0038】ニップを通過した原稿41a は原稿支持
ドラム46によって原稿排紙ローラ対51に送られ、排
紙トレー52上へ排出される。
【0039】このとき、2枚目の原稿41b が原稿ト
レー40にセットされた複数枚の原稿41からピックア
ップローラ42によって送り出され、その先端が供給ロ
ーラ対48に挟まれた状態で待機している(図5)。
【0040】2枚目の原稿41b についても同様に、
スキャナ部20によって原稿の露光及び読み取りが行わ
れながら、原稿41b は原稿支持ドラム46と原稿支
持ガラス47との間のニップを通過し(図6)、排紙ト
レー52上へ排出される(図7)。
【0041】3枚目以降の原稿41c についても同様
にして、各ローラによる搬送、並びにスキャナ部20に
よる原稿の露光及び読み取りが、原稿トレー40上の原
稿41がなくなるまで繰り返される(図8)。
【0042】図9〜図14に示す原稿41の両面を複写
する両面複写モードにおいては、原稿トレー40にセッ
トされた複数枚の原稿41からピックアップローラ42
によって送り出された最上位の1枚の原稿41a は、
搬送ローラ対44を通過した後、先ず供給ローラ対45
へ送られる(図9)。
【0043】原稿41a は片面複写モードにおける原
稿の搬送方向とは反対方向に原稿支持ドラム46と原稿
支持ガラス47との間のニップを通過しながら、スキャ
ナ部20によってその第1面の露光及び読み取りが行わ
れる(図10)。
【0044】この後、原稿41a は原稿排出ローラ対
49によって反転搬送路50へ送られ、表裏反転された
状態で搬送ローラ対44を通過し、供給ローラ対48に
挟まれたところで、原稿41a の先端は停止し、原稿
41a の先端は第2面の露光のため待機する(図11
)。
【0045】このように原稿の先端が供給ローラ対48
に挟まれて停止している際に、原稿の長さが長く、原稿
の後端が未だ原稿支持ドラム46と原稿支持ガラス47
との間のニップを通過中である場合には、原稿排出ロー
ラ対49は原稿を排出し続ける。この場合には、後述す
るように、反転搬送路50は延長され原稿排出ローラ対
49から送り出される原稿を受け入れることが可能とな
る。
【0046】こうして原稿41a の第1面の露光及び
読み取りが完了すると、供給ローラ対48は回転を再開
する(図12)。
【0047】原稿41a の第2面の露光及び読み取り
は、前述の片面複写モードと同様にして行われる。この
ようにして1枚目の原稿41a の両面の複写処理が終
わり、1枚目の原稿41a が排紙トレー52へ排出さ
れると直ちに、2枚目の原稿41b の供給が開始され
(図13)、原稿41b の第1面の露光及び読み取り
が行われる(図14)。
【0048】以下、原稿トレー40上の原稿41がなく
なるまで、同様のシーケンスが反復される。
【0049】次に、原稿供給装置24の具体的な実施例
について説明する。
【0050】図1は本発明に係る原稿供給装置24の一
実施例の垂直断面図である。
【0051】この原稿供給装置24は、上述の原理に基
づく両面対応自動原稿供給装置であって、原稿トレーに
セットされた複数枚の原稿から1枚ずつ原稿を自動的に
搬送し、使用者の選択に応じて原稿の片面又は両面を図
2のスキャナユニット26に読み取らせるように構成さ
れている。
【0052】同図に示すように原稿供給装置24は、電
磁クラッチ付きのメインモータ(その出力軸を参照番号
60で示す)を備えており、その回転駆動力は後述する
各種のローラに図示していない周知の適当な伝動手段に
よって伝達されるように構成されている。
【0053】この原稿供給装置24は、図示していない
電磁クラッチを介して駆動される原稿ピックアップロー
ラ61、給紙ローラ対62、搬送ローラ対63、ソレノ
イドにより図に実線で示す位置と鎖線で示す位置との間
で回動可能であり原稿81の進路を切り換え可能なチェ
ンジレバー64、2方向(図示矢印方向)に回転可能な
原稿支持ドラム65、原稿支持ドラム65と協働して原
稿81を送給する左右の供給ローラ66L 及び66R
 、左右の原稿ガイド67L 及び67R 、透明な原
稿支持ガラス68、左右の原稿排出ローラ69L 及び
69R 、原稿排出ローラ69L 及び69R とそれ
ぞれ協働するソレノイド駆動の左右の可動ガイド70L
 及び70R 、ソレノイド駆動の原稿排出可動ガイド
71、原稿排出搬送路72、排紙ローラ対73、排紙ト
レー74、ソレノイドにより実線で示す位置と鎖線で示
す位置との間で回動可能な原稿反転ガイド75、原稿反
転ガイド75によって片側が形成されている反転搬送路
76、電磁クラッチを介して駆動される反転搬送ローラ
対77、原稿トレー80並びに回動軸82を備えている
【0054】原稿81が搬送される通路には、原稿検出
センサS1〜S5が配設されており、原稿81を検出し
たときに原稿検出センサS1〜S5からそれぞれ発せら
れる信号は、図示していない制御部へ送られる。この制
御部は各種電磁クラッチ及びソレノイドを後述する所定
のタイミングで作動させることにより、後述の如く原稿
支持ガラス68の露光読み取り位置Pを経て原稿81を
搬送する。
【0055】原稿の搬送のために、図3〜図8及び図9
〜図14に示す原理的構成においては、供給ローラ対4
5及び48が使用されている。一方、図1に示す実施例
では、左右の供給ローラ66L 及び66R は原稿支
持ドラム65と協働して原稿81を搬送するように構成
されており、又、原稿支持ドラム65と原稿支持ガラス
68との間のニップは、原稿81の厚さより大きく設定
されている。従って、左右の供給ローラ66L 及び6
6R が原稿支持ドラム65との間に原稿81を挟んで
停止しているときにも、原稿排出ローラ69L 及び6
9R は露光読み取り位置Pを経て原稿81を通過させ
得るように構成されている。
【0056】供給ローラ66L は本発明の第1の供給
手段の一実施例である。原稿排出ローラ69R 及び可
動ガイド70R は本発明の排出手段の一実施例である
。供給ローラ66Rは本発明の第2の供給手段の一実施
例である。原稿反転ガイド75は本発明の可変長手段の
一実施例である。 反転搬送路76は本発明の搬送路の一実施例である。露
光読み取り位置Pは本発明の読み取り位置に相当する。
【0057】次に、原稿供給装置24の動作を説明する
【0058】[原稿片面複写モード時に搬送される原稿
の動き]原稿81の片面だけを複写する場合には、原稿
トレー80上に複数枚の原稿81をセットして、図示し
ていない操作パネルの入力キーによって複写モード(原
稿片面走査、複写枚数、複写濃度等)を入力する。
【0059】操作パネルのプリントスイッチが操作され
ると、原稿供給装置24のメインモータが回転を始める
【0060】次に、原稿ピックアップローラ61のクラ
ッチがオン状態となり、回転する原稿ピックアップロー
ラ61は原稿トレー80上にセットされた複数枚の原稿
81の最上位の原稿を1枚だけ送給する。このときに搬
送ローラ対63のクラッチも同時にオン状態となり、搬
送ローラ対63も回転駆動される。
【0061】送給された原稿81の先端が第1の原稿検
出センサS1に達すると、チェンジレバー64のソレノ
イドが励磁され、チェンジレバー64は、図1に一点鎖
線で示す位置から実線で示す位置へ切り換えられる。更
に原稿81の送給が続行されるにつれて、原稿81の先
端はチェンジレバー64の側面に沿って案内され、第4
の原稿検出センサS4の方向へ導かれる。
【0062】原稿81の先端が第4の原稿検出センサS
4によって検出された後、原稿81が原稿支持ドラム6
5と右側の供給ローラ66Rとに支持されたタイミング
に合わせて、原稿81の搬送を一旦停止する。
【0063】次に、図2のスキャナユニット26とのタ
イミングを取って、原稿支持ガラス68の露光読み取り
位置Pへ再び原稿81の送給を開始する。
【0064】原稿81は右側の原稿ガイド67R によ
って原稿支持ドラム65の表面に押し付けられ、撓みが
発生することなく露光読み取り位置Pを時計方向に通過
する。露光読み取り位置Pにおいて、原稿81の画像デ
ータがスキャナユニット26によって読み取られる。
【0065】露光読み取り位置Pを通過した原稿81は
、左側の原稿ガイド67L の下側を通って左側の原稿
排出ローラ69L の方へ搬送される。原稿81の先端
が原稿排出ローラ69L に達したタイミングに合わせ
て、左側の可動ガイド70L のソレノイドが励磁され
、原稿81を挟んだ状態で可動ガイド70L は原稿排
出ローラ69L に対して押圧される。これにより、原
稿81には原稿排出ローラ69L の摩擦力による搬送
力が与えられる。
【0066】可動ガイド70L と原稿排出ローラ69
L とにより挟まれることによって搬送される原稿81
の先端は、原稿排出可動ガイド71の上面に沿って案内
され、原稿排出搬送路72を通って、排紙ローラ対73
によって排紙トレー74上へ排出される。
【0067】原稿排出搬送路72に設けられている第5
の原稿検出センサS5は、原稿81の後端を検出して、
原稿81が排紙トレー74上へ排出されたことを判別す
るためのものである。
【0068】複数枚の原稿81が原稿トレー80上にセ
ットされている場合には、前の原稿の後端が露光読み取
り位置Pを通過するタイミングに合わせて、次の原稿が
送給される。
【0069】原稿トレー80には、原稿81がセットさ
れているか否かを検出する図示していない原稿検出セン
サが設けられており、最後の原稿81がなくなるまで上
述の動作が繰り返される。
【0070】[原稿両面複写モード時に搬送される原稿
の動き]原稿81の両面を複写する場合には、原稿トレ
ー80上に複数枚の原稿81をセットして、操作パネル
の入力キーによって複写モード(原稿両面走査、複写枚
数、複写濃度等)を入力する。
【0071】操作パネルのプリントスイッチが押される
と、原稿供給装置24のメインモータが回転を始める。
【0072】次に、原稿ピックアップローラ61のクラ
ッチがオン状態となり、回転する原稿ピックアップロー
ラ61は原稿トレー80上にセットされた複数枚の原稿
81の最上位の原稿を1枚だけ送給する。
【0073】送給された原稿81の先端が第1の原稿検
出センサS1に達すると、搬送ローラ対63のクラッチ
がオン状態となり、搬送ローラ対63も回転駆動される
。このとき、チェンジレバー64のソレノイドは非励磁
状態となっており、チェンジレバー64は、図1に一点
鎖線で示す位置にあって、原稿81の先端は第2の原稿
検出センサS2の方へ案内される。
【0074】第2の原稿検出センサS2を通過した原稿
81の先端が原稿支持ドラム65と左側の供給ローラ6
6L とに挟まれた状態で、原稿81の搬送を一旦停止
する。
【0075】次に、図2のスキャナユニット26とのタ
イミングを取って、原稿支持ガラス68の露光読み取り
位置Pへ再び原稿81の送給を開始する。
【0076】原稿81は左側の原稿ガイド67L によ
って原稿支持ドラム65の表面に押し付けられながら、
撓みが発生することなく露光読み取り位置Pを反時計方
向に通過する。こうして原稿81の片面の露光走査が開
始される。
【0077】露光読み取り位置Pを通過した原稿81は
、右側の原稿ガイド67R の下側を通って右側の原稿
排出ローラ69R の方へ送られる。原稿81の先端が
原稿排出ローラ69R に達したタイミングに合わせて
、右側の可動ガイド70R のソレノイドが励磁され、
原稿81を挟んだ状態で可動ガイド70R は原稿排出
ローラ69R に対して押圧される。
【0078】可動ガイド70R と原稿排出ローラ69
R とにより挟まれることによって搬送される原稿81
は、反転搬送路76へ導かれ、反転搬送ローラ対77に
よって第3の原稿検出センサS3の方へ搬送される。
【0079】原稿81の先端が第3の原稿検出センサS
3に達すると、原稿反転ガイド75のソレノイドが励磁
されて、原稿反転ガイド75はその回動軸82を中心と
して実線で示す位置から一点鎖線で示す位置へ図示矢印
に沿って回動し、反転搬送路76を開放する。同時に、
チェンジレバー64のソレノイドが励磁され、チェンジ
レバー64は一点鎖線で示す位置から実線で示す位置へ
切り換えられる。
【0080】原稿81の先端は更に、反転搬送ローラ対
77によって搬送ローラ対63へ導かれ、実線で示す位
置に切り換えられたチェンジレバー64の側面に沿って
第4の原稿検出センサS4の方へ案内される。そして、
原稿81の先端が原稿支持ドラム65と右側の供給ロー
ラ66Rとに挟まれた時点で、原稿81の搬送を一旦停
止する。
【0081】この状態において、反転搬送路長(原稿支
持ドラム65と供給ローラ66R との接点から、第4
の原稿検出センサS4、チェンジレバー64、搬送ロー
ラ対63、第3の原稿検出センサS3、反転搬送ローラ
対77及び反転搬送路76を通り、可動ガイド70R 
と原稿排出ローラ69R との接点までの長さ)よりも
原稿の長さの方が長い場合には、原稿反転ガイド75の
回動によって反転搬送路76が開放されているので、原
稿の先端部分が停止した状態にあっても、反転搬送ロー
ラ対77以降の原稿の部分は、反転搬送ローラ対77に
挟まれた位置から可動ガイド70R と原稿排出ローラ
69R とに挟まれた位置までの間で、図1の二点鎖線
で示すように自然な撓みを形成する。
【0082】原稿反転ガイド75の回動による反転搬送
路76の開放の程度については、例えば図2のスキャナ
部に設けることが可能な図示していない原稿サイズ検出
装置によって検出された原稿のサイズ、若しくはオペレ
ータにより操作パネルの入力キーを介して入力された原
稿のサイズに応じて反転搬送路76が開放するように、
その開放の程度を予め設定しておくように構成してもよ
い。
【0083】次に、原稿81の後端が露光読み取り位置
Pを通過した後、スキャナユニット26とのタイミング
を取って、原稿支持ガラス68の露光読み取り位置Pへ
再び原稿81の送給を開始する。
【0084】原稿81は原稿ガイド67R によって原
稿支持ドラム65の表面に押し付けられながら、撓みが
発生することなく露光読み取り位置Pを時計方向に通過
する。露光読み取り位置Pにおいて、原稿81の画像デ
ータがスキャナユニット26によって読み取られる。
【0085】露光読み取り位置Pを通過した原稿81は
、左側の原稿ガイド67L の下側を通って左側の原稿
排出ローラ69L の方へ送られる。原稿81の先端が
原稿排出ローラ69L に達したタイミングに合わせて
、左側の可動ガイド70L のソレノイドを励磁し、原
稿81を挟んだ状態で可動ガイド70L を原稿排出ロ
ーラ69L に対して押圧させ、原稿81を搬送する。
【0086】原稿81の2面目の画像の読み取りが完了
した時点で、原稿反転ガイド75のソレノイドは非励磁
状態となり、原稿反転ガイド75は実線で示す位置に復
帰して、次の原稿の先端を反転搬送ローラ対77へ導く
べく待機する。
【0087】可動ガイド70L と原稿排出ローラ69
L とにより挟まれることによって搬送される原稿81
は、原稿排出可動ガイド71の上面に沿って案内され、
原稿排出搬送路72を通って、排紙ローラ対73によっ
て排紙トレー74上へ排出される。
【0088】尚、複数枚の原稿81が原稿トレー80上
にセットされている場合には、前の原稿の2面目の露光
走査時に、原稿の後端が露光読み取り位置Pを通過する
タイミングに合わせて、次の原稿が送給されるように原
稿供給装置24は構成されている。上述の動作は、最後
の原稿81がなくなるまで繰り返されることが可能であ
る。
【0089】この実施例によれば、原稿反転ガイド75
によって反転搬送路76の長さが可変にされているので
、反転搬送路76の長さを短く初期に設定しても、大き
なサイズの原稿を反転搬送路76に送り込むことが可能
となり取り扱うことができる。このように反転搬送路7
6を短く設定することが可能なので、従って、供給ロー
ラ66L 及び66R 、原稿排出ローラ69R 並び
に可動ガイド70R 等から成る原稿搬送機構の瞬間搬
送速度を速めることなく、しかし装置全体としては高速
で原稿を供給することができる。
【0090】このようにして画像処理の高速化を図るこ
とが可能となり、しかも紙詰まりが起きたときの原稿の
損傷を軽微なものに抑えることができると共に、安定し
た原稿供給が行われるため、画像欠けの発生や紙詰まり
の発生を防止することができる。
【0091】
【発明の効果】以上のように、本発明は、原稿の画像が
読み取られる読み取り位置に原稿を供給する原稿供給装
置であって、原稿を読み取り位置に供給する第1の供給
手段と、供給された原稿を読み取り位置から搬送路へ排
出する排出手段と、排出手段により排出された原稿を読
み取り位置へ搬送路を通過させて供給する第2の供給手
段と、搬送路の通過長さを原稿のサイズに応じて可変に
する可変長手段とを備えている。
【0092】従って、原稿搬送機構の瞬間搬送速度を速
めることなく、しかし装置全体としては高速で原稿を供
給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原稿供給装置の一実施例の垂直断
面図である。
【図2】本発明に係る原稿供給装置を備えたデジタル複
写機の一実施例の全体構成を示す断面図である。
【図3】原稿の片面のみを順次複写する場合のシーケン
スを示す説明図である。
【図4】原稿の片面のみを順次複写する場合のシーケン
スを示す説明図である。
【図5】原稿の片面のみを順次複写する場合のシーケン
スを示す説明図である。
【図6】原稿の片面のみを順次複写する場合のシーケン
スを示す説明図である。
【図7】原稿の片面のみを順次複写する場合のシーケン
スを示す説明図である。
【図8】原稿の片面のみを順次複写する場合のシーケン
スを示す説明図である。
【図9】原稿の両面を複写する場合のシーケンスを示す
説明図である。
【図10】原稿の両面を複写する場合のシーケンスを示
す説明図である。
【図11】原稿の両面を複写する場合のシーケンスを示
す説明図である。
【図12】原稿の両面を複写する場合のシーケンスを示
す説明図である。
【図13】原稿の両面を複写する場合のシーケンスを示
す説明図である。
【図14】原稿の両面を複写する場合のシーケンスを示
す説明図である。
【図15】従来の原稿供給装置の概略構成図である。
【符号の説明】
20  スキャナ部 24  原稿供給装置 45、48  供給ローラ対 49  原稿排出ローラ対 66L 、66R   供給ローラ 69R   原稿排出ローラ 70R   可動ガイド 75  原稿反転ガイド 76  反転搬送路 P  露光読み取り位置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  原稿の画像が読み取られる読み取り位
    置に原稿を供給する原稿供給装置であって、原稿を前記
    読み取り位置に供給する第1の供給手段と、供給された
    原稿を前記読み取り位置から搬送路へ排出する排出手段
    と、該排出手段により排出された原稿を前記読み取り位
    置へ前記搬送路を通過させて供給する第2の供給手段と
    、前記搬送路の通過長さを原稿のサイズに応じて可変に
    する可変長手段とを備えたことを特徴とする原稿供給装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7394580B2 (en) * 2002-08-07 2008-07-01 Nisca Corporation Image reading apparatus, image reading method and original transport apparatus

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JPS6290637A (ja) * 1985-10-17 1987-04-25 Ricoh Co Ltd 原稿自動搬送装置付複写機
JPS6457254A (en) * 1987-08-28 1989-03-03 Toshiba Corp Document conveyer

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