JP2021109774A - 原稿搬送装置、画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents

原稿搬送装置、画像読取装置および画像形成装置 Download PDF

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武彦 岡田
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Abstract

【課題】供給トレイ上の原稿の有無を検出することに加え、原稿を搬送方向に押し込み過ぎたことを検出することができる原稿搬送装置を提供する。【解決手段】自動原稿搬送装置16は、供給トレイ36と、搬送部38と、排出トレイ37と、供給トレイ36に積載された原稿Mの先端部が搬送可能位置P3に配置された状態を検出する第1センサー51と、供給トレイ36に積載された原稿Mの先端部が搬送可能位置P3よりも原稿Mの搬送方向の下流側に進入した状態を検出する第2センサー52と、第1センサー51および第2センサー52が原稿Mを検出しない未セット状態と、第1センサー51が原稿Mを検出し、第2センサー52が原稿Mを検出しないセット状態と、少なくとも第2センサー52が原稿Mを検出した異常セット状態とで異なる情報をユーザーに提示する提示部と、を備えた。【選択図】図3

Description

本発明は、原稿搬送装置、画像読取装置および画像形成装置に関する。
原稿給紙トレイ上に原稿シートがセットされたか否かを検出するセンサーを有し、センサーが原稿を検出したときに発光源を発光させる自動原稿給紙装置が知られている(特許文献1)。ユーザーは、発光源の光を視認することで、原稿給紙トレイ上に原稿シートがセットされたことを認識する。
特開2012−168463号公報
ユーザーが原稿給紙トレイに原稿をセットする際、原稿を搬送方向に押し込み過ぎて、原稿の先端部が必要以上に原稿搬送路に進入してしまう場合がある。この場合、原稿が適正位置(搬送可能位置)に無いため、適正に搬送することができずジャムが発生する虞がある。
上記した自動原稿給紙装置(センサー)では、原稿を搬送方向に押し込み過ぎたことを検出することはできないため、原稿が適正位置に無いにもかかわらず適正位置にセットされたと判断して発光源を発光させてしまう。このため、ユーザーは、原稿が適正位置にないことを認識できず原稿搬送を開始させてしまい、その結果、ジャムが発生するという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するために、供給トレイ上の原稿の有無を検出することに加え、原稿を搬送方向に押し込み過ぎたことを検出することができる原稿搬送装置、画像読取装置および画像形成装置を提供する。
本発明の原稿搬送装置は、原稿を積載する供給トレイと、前記供給トレイ上の前記原稿を原稿搬送路に沿って搬送する搬送部と、前記搬送部に搬送されて排出された前記原稿を受ける排出トレイと、前記供給トレイに積載された前記原稿の先端部が搬送可能位置に配置された状態を検出する第1センサーと、前記供給トレイに積載された前記原稿の先端部が前記搬送可能位置よりも前記原稿の搬送方向の下流側に進入した状態を検出する第2センサーと、前記第1センサーおよび前記第2センサーが前記原稿を検出しない未セット状態と、前記第1センサーが前記原稿を検出し、前記第2センサーが前記原稿を検出しないセット状態と、少なくとも前記第2センサーが前記原稿を検出した異常セット状態とで異なる情報をユーザーに提示する提示部と、を備えた。
この場合、前記提示部は、前記供給トレイと前記排出トレイと前記搬送部のいずれかの外装に設けられた発光表示部を有し、前記発光表示部は、光源の点灯、消灯、点滅、光量の変化若しくは色の変化またはこれらの組み合わせによって、前記未セット状態、前記セット状態および前記異常セット状態で異なる情報を提示してもよい。
この場合、前記未セット状態または前記セット状態を提示する前記発光表示部と、前記異常セット状態を提示する前記発光表示部とが、前記原稿の搬送方向に並んで設けられ、前記異常セット状態を提示する前記発光表示部は、前記未セット状態または前記セット状態を提示する前記発光表示部よりも前記原稿の搬送方向の下流側に設けられてもよい。
本発明の画像読取装置は、上記のいずれかに記載の原稿搬送装置と、前記搬送部によって前記原稿搬送路を搬送される前記原稿上の画像を読み取る読取部と、を備えた。
本発明の画像形成装置は、上記に記載の画像読取装置を備えた。
本発明によれば、供給トレイ上の原稿の有無を検出することに加え、原稿を搬送方向に押し込み過ぎたことを検出することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の内部構造を示す概略図(正面図)である。 本発明の一実施形態に係る自動原稿搬送装置を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る自動原稿搬送装置(未セット状態)を示す断面図(正面図)である。 本発明の一実施形態に係る自動原稿搬送装置(セット状態)を示す断面図(正面図)である。 本発明の一実施形態に係る自動原稿搬送装置の提示部を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る自動原稿搬送装置(異常セット状態)を示す断面図(正面図)である。 本発明の一実施形態に係る提示部(制御部)の作用を説明するフローチャートである。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。なお、図面に示す「Fr」は「前」を示し、「Rr」は「後」を示し、「L」は「左」を示し、「R」は「右」を示し、「U」は「上」を示し、「D」は「下」を示している。本明細書では方向や位置を示す用語を用いるが、それらの用語は説明の便宜のために用いるものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
図1ないし図3を参照して、画像形成装置1について説明する。図1は画像形成装置1の内部構造を示す概略図(正面図)である。図2は自動原稿搬送装置16を示す斜視図である。図3は自動原稿搬送装置16を示す断面図(正面図)である。
[画像形成装置の概要]
図1に示すように、画像形成装置1は、作像装置1Aと、画像読取装置1Bと、を備えている。作像装置1Aは、用紙S上に電子写真方式で画像を形成する装置である。画像読取装置1Bは、原稿Mの画像を光学的に読み取りデジタルデータに変換する装置である。画像形成装置1には、作像装置1Aや画像読取装置1Bを適宜制御するための制御部14が設けられている。
[作像装置]
作像装置1Aは、略直方体状の外観を構成する装置本体2を備えている。装置本体2の下側には、紙製の用紙S(または用紙Sの束)を収容する給紙カセット3が着脱可能に装着されている。装置本体2の上面には、画像形成された用紙Sを受ける排紙トレイ4が設けられている。なお、用紙Sは、紙製に限らず、樹脂フィルム等であってもよい。
また、作像装置1Aは、給紙部5と、作像部6と、定着部7と、を装置本体2の内部に備えている。給紙部5は、給紙カセット3から排紙トレイ4まで延びる搬送路8の上流側に設けられている。定着部7は搬送路8の下流側に設けられ、作像部6は搬送路8において給紙部5と定着部7との間に設けられている。
作像部6は、中間転写ベルト10と、4つの画像形成ユニット11と、4つのトナーコンテナ12と、露光ユニット13と、を含んでいる。4つの画像形成ユニット11は、中間転写ベルト10の下側で左右方向に並んで設けられている。露光ユニット13は、各画像形成ユニット11の下側に設けられている。4つのトナーコンテナ12は、中間転写ベルト10の上方に設けられ、4色(イエロー,マゼンタ,シアン,ブラック)の補給用のトナー(現像剤)を収容している。
各々の画像形成ユニット11は、感光体ドラム20と、帯電装置21と、現像装置22と、一次転写ローラー23と、クリーニング装置24と、除電装置25と、を含んでいる。なお、4つの画像形成ユニット11は同様の構成であるため、以下、1つの画像形成ユニット11について説明する。
感光体ドラム20は、中間転写ベルト10に接触しながら回転駆動される。帯電装置21、現像装置22、一次転写ローラー23、クリーニング装置24および除電装置25は、感光体ドラム20の周囲に画像形成プロセス順に配置されている。一次転写ローラー23は、中間転写ベルト10を挟んで感光体ドラム20に対向している。中間転写ベルト10の右側には、二次転写ローラー26が接触している。
制御部14は、プロブラムやデータ等を記憶(格納)する記憶部(図示せず)と、プログラムに従って演算処理を実行する演算処理部(図示せず)と、を有している。
[画像形成処理]
ここで、作像装置1Aの動作について説明する。作像装置1Aは、画像読取装置1Bによって読み取られた画像を用紙S上に形成する。また、作像装置1Aは、外部の情報端末(パーソナルコンピューター等)から送信された画像データに基づいて用紙S上に画像を形成する。制御部14は入力された画像データに基づいて作像装置1Aを制御し、以下のように画像形成処理が実行される。
帯電装置21は、感光体ドラム20の表面を帯電させる。露光ユニット13は、感光体ドラム20に向けて画像データに対応した露光を行い、感光体ドラム20の表面に静電潜像を形成する。現像装置22は、トナーコンテナ12から供給されたトナーを用いて感光体ドラム20上の静電潜像をトナー像に現像する。4つの感光体ドラム20に担持された4色のトナー像は、一次転写バイアスを印加された一次転写ローラー23によって、中間転写ベルト10に順番に一次転写される。これにより、中間転写ベルト10の表面には、フルカラーのトナー像が形成される。
一方、給紙部5は、給紙カセット3内の用紙Sを搬送路8に送り出す。二次転写ローラー26は、中間転写ベルト10との間を通過する用紙Sに中間転写ベルト10上のトナー像を二次転写する。定着部7は、用紙Sにトナー像を熱定着させる。その後、用紙Sは、排紙トレイ4に排出される。クリーニング装置24は、一次転写後に感光体ドラム20の表面に残留した廃トナー(残留トナー)を除去する。除電装置25は、除電光を照射して感光体ドラム20の電荷を除去する。
[画像読取装置]
図1に示すように、画像読取装置1Bは、読取部15と、自動原稿搬送装置16と、を備えている。読取部15は、後述する搬送部38によって原稿搬送路38Aを搬送される原稿M上の画像を読み取る。自動原稿搬送装置16は、読取部15の上側に配置され、原稿搬送面30Aに原稿Mを一枚ずつ自動的に送り込む。
<読取部>
読取部15は、コンタクトガラス30と、プラテンガラス31と、光学走査ユニット32と、反射ユニット33と、イメージセンサー34と、を有している。
(コンタクトガラス、プラテンガラス)
コンタクトガラス30およびプラテンガラス31は、装置本体2の上部に左右方向に並んで固定されている。コンタクトガラス30は、装置本体2の左側に設けられ、原稿Mが通過する原稿搬送面30Aを構成している。プラテンガラス31は、コンタクトガラス30の右側に設けられ、原稿Mを積載するための原稿積載面31Aを構成している。
(光学走査ユニット)
光学走査ユニット32は、原稿搬送面30Aに対面する位置に停止し、コンタクトガラス30上を搬送される原稿Mに向けて光を照射する。また、光学走査ユニット32は、原稿搬送面30Aに対面する位置から図1の右方向に移動しながらプラテンガラス31(原稿積載面31A)上の原稿Mに光を照射する。光学走査ユニット32は、各ガラス30,31上の原稿Mに向けて光を照射し、原稿Mの画像を読み取る。
(反射ユニット)
反射ユニット33は、光学走査ユニット32から照射され原稿Mで反射した光を集光レンズ34Aに向けて反射させる。光学走査ユニット32が原稿積載面31A上の原稿Mを読み取る際、反射ユニット33は、原稿Mから集光レンズ34Aまでの光路長が常に一定となるように、光学走査ユニット32と同一方向に移動する。
(イメージセンサー)
イメージセンサー34は、集光レンズ34Aを介して入力された光を光電変換する半導体素子である。集光レンズ34Aは、イメージセンサー34の受光部と同軸上に配置されている。イメージセンサー34および集光レンズ34Aは、読取部15の筐体に固定されている。
<自動原稿搬送装置>
図1ないし図3に示すように、自動原稿搬送装置16(原稿搬送装置)は、原稿押え部35と、供給トレイ36と、排出トレイ37と、搬送部38と、第1センサー51と、第2センサー52と、提示部53と、を有している。
(原稿押え部)
原稿押え部35は、押え部本体35Aと、押圧部材35Bと、押え板35Cと、を含んでいる。押え部本体35Aは、読取部15の各ガラス30,31を覆うように形成されている。押圧部材35Bは、コンタクトガラス30に対向するように押え部本体35Aの下面に設けられている。押え板35Cは、プラテンガラス31に対向するように押え部本体35Aの下面に設けられている。
押え部本体35Aは、作像装置1Aの装置本体2の上面後部にヒンジ(図示せず)を介して取り付けられている。押え部本体35Aは、ヒンジを中心に回動可能(開閉可能)に設けられている。押え部本体35Aの正面側が持ち上げられる(開かれる)と、コンタクトガラス30(原稿搬送面30A)およびプラテンガラス31(原稿積載面31A)が露出する。押圧部材35Bは、搬送部38によって搬送される原稿Mを原稿搬送面30Aに押し付ける機能を有している。押え板35Cは、原稿Mを原稿積載面31Aに押し付ける機能を有している。
(供給トレイ、排出トレイ)
供給トレイ36は、搬送部38から右斜め上方に向かって延びるように形成されている。供給トレイ36は、押え部本体35Aから上方に離れた位置に配置されている。供給トレイ36上には、原稿M(原稿Mの束)が積載される。供給トレイ36には、積載された原稿Mの前後両端を揃えるための一対のカーソル36Cが設けられている。排出トレイ37は、供給トレイ36の下方、且つ原稿押え部35の上部に配置されている。正確には、プラテンガラス31上に配置された押え部本体35Aの上面が、排出トレイ37として構成されている。排出トレイ37は、搬送部38に搬送されて排出された原稿Mを受ける。
(搬送部)
図1および図3に示すように、搬送部38は、押え部本体35Aの左側に設けられている。搬送部38の内部には、供給トレイ36から排出トレイ37までの間に略U字状の原稿搬送路38Aが形成されている。搬送部38は、供給トレイ36上の原稿Mを原稿搬送路38A沿って搬送する。なお、本明細書において、「搬送方向」とは、原稿Mが搬送される方向を指し、「上流」・「下流」とは、搬送方向の上流・下流を指す。
図2および図3に示すように、搬送部38は、搬送本体部40と、カバー41と、を有している。搬送本体部40は、搬送機構部40Aを挟んで前後方向に対向する前壁部40Bと後壁部40Cとを有している。カバー41は、前壁部40Bと後壁部40Cとの間において搬送機構部40Aの上面に対向するように配置されている。
図3に示すように、搬送本体部40の搬送機構部40A(前壁部40Bと後壁部40Cとの間)には、ピックアップローラー42、分離部43、複数の搬送ローラー対44および排出ローラー対45が軸周りに回転可能に支持されている。また、搬送機構部40Aには、供給トレイ36に積載された原稿Mの先端が突き当たる原稿ストッパー46が設けられている。
ピックアップローラー42は、供給トレイ36の下流部の上方に配置され、上下方向に揺動可能に設けられている。ピックアップローラー42は、下降して供給トレイ36に積載された最上位の原稿Mに接触し、その後、回転駆動されて原稿Mを原稿搬送路38Aに送り出す。なお、ピックアップローラー42の接触圧は、極力、最上位の原稿Mのみを送り出すことができるように調整されている。
分離部43は、ピックアップローラー42よりも下流側(原稿搬送路38Aの上流部)において前後方向の略中央に設けられている。分離部43は、捌きパッド43Aと、分離パッド43Bと、供給コロ43Cと、を有している。捌きパッド43Aは、上流から下流に向かって上り勾配となる傾斜姿勢で配置されている。分離パッド43Bは、捌きパッド43Aの上部よりも下流側において略水平に配置されている。供給コロ43Cは、分離パッド43Bの上側に設けられ、分離パッド43Bに接触しながら軸周りに回転駆動される。ピックアップローラー42によって2枚以上の原稿Mが送り出された場合、最上位以外の原稿Mは傾斜した捌きパッド43Aとの摩擦力によって搬送速度が低下し、最上位の原稿Mが先行して搬送される。また、分離パッド43Bと供給コロ43Cとの間に2枚以上の原稿Mが重送された場合、最上位以外の原稿Mは分離パッド43Bとの摩擦力によって停止し、最上位の原稿Mは供給コロ43Cによって送出される。このように、分離部43によって原稿Mの重送が防止される。
複数の搬送ローラー対44は、分離部43よりも下流側に設けられている。詳細には、分離部43と押圧部材35Bとの間には3つの搬送ローラー対44が間隔をあけて配置され、押圧部材35Bよりも下流側に1つの搬送ローラー対44が配置されている。また、正確には、上流側の2つの搬送ローラー対44の上側のローラーはカバー41に支持されている。排出ローラー対45は、原稿搬送路38Aの最下流部に設けられている。排出ローラー対45は、排出トレイ37上に複数枚の原稿Mが排出されて積層されることを考慮して、排出トレイ37の上面よりも上方に配置されている。各搬送ローラー対44と排出ローラー対45では、一方のローラーが回転駆動され、他方のローラーが従動回転する。各搬送ローラー対44および排出ローラー対45は、原稿Mを挟みながら回転し、原稿Mを下流へと送り出す。
原稿ストッパー46は、ピックアップローラー42と分離部43との間であって原稿搬送路38Aの最上流端に設けられている。図3からは明らかでないが、原稿ストッパー46は、回動軸46Aを中心に揺動する一対の突き当て板46Bを含んでいる。回動軸46Aは、原稿搬送路38A(供給トレイ36の原稿積載面)よりも下方において前後方向に延びている。回動軸46Aの一端には、回動軸46Aを軸周りに往復回動させる揺動機構(図示せず)が連結されている。揺動機構は、制御部14によって駆動制御される。一対の突き当て板46Bは、回動軸46Aの前後両側から上方に延び、搬送可能な最小サイズの原稿Mの先端に接触するように配置されている。各突き当て板46Bは、略垂直に起立して原稿搬送路38Aを閉鎖する経路閉鎖位置P1と、下流側に傾斜して原稿搬送路38Aを開放する経路開放位置P2(図3の二点鎖線参照)との間で揺動する。
(カバー)
カバー41は、搬送本体部40の左端部に設けられた開閉軸(図示せず)を中心に回動可能に支持されている。カバー41は、搬送本体部40の上面を覆って原稿搬送路38Aの一部を形成し、開閉軸を中心に左上方に回動される(開かれる)ことで原稿搬送路38Aの一部を開放する。カバー41は、原稿搬送路38Aで詰まった原稿Mを除去する(ジャム処理をする)場合等に開かれる。
[画像読取処理]
ここで、図1および図4を参照して、画像読取装置1Bの動作について説明する。図4は自動原稿搬送装置16(セット状態S2)を示す断面図(正面図)である。なお、供給トレイ36上にセットされる原稿Mは、枚葉のシート状に形成されたものである。これに対し、プラテンガラス31(原稿積載面31A)上に積載される原稿Mは、シート状のものに限らず、冊子やカード等であってもよい。
まず、押え部本体35A(原稿押え部35)を閉じた状態で供給トレイ36に原稿M(または原稿Mの束)がセットされた場合について説明する。図4に示すように、原稿Mの先端を経路閉鎖位置P1に配置された突き当て板46Bに突き当てることで、原稿Mが搬送可能位置P3にセットされた状態になる。ここで、「搬送可能位置P3」とは、原稿Mが経路閉鎖位置P1に配置された突き当て板46Bに突き当たり、ピックアップローラー42が下降して原稿Mに接触して原稿Mの搬送を開始できる位置を指す。
ユーザーから読取指示が入力されると、制御部14は画像読取装置1Bを制御し、以下のように画像読取処理が実行される。原稿ストッパー46(突き当て板46B)が経路閉鎖位置P1から経路開放位置P2(図3の二点鎖線参照)に回動し、供給トレイ36にセットされた原稿Mはピックアップローラー42によって原稿搬送路38Aに送り出される。分離部43は原稿Mを1枚ずつ下流に送り出し、搬送ローラー対44はコンタクトガラス30(原稿搬送面30A)と押圧部材35Bとの間に原稿Mを送り込む。原稿Mは、押圧部材35Bによってコンタクトガラス30(原稿搬送面30A)に押え付けられながら搬送される。光学走査ユニット32は原稿搬送面30A上を通過する原稿Mに光を照射し、原稿Mで反射した光はイメージセンサー34に入力されて電気信号に変換される。これにより、原稿Mの画像が、画像データとして読み取られる。排出ローラー対45は、コンタクトガラス30(原稿搬送面30A)を通過した原稿Mを排出トレイ37に送り出す(排出する)。
次に、押え部本体35A(原稿押え部35)を開き、プラテンガラス31上に原稿Mがセットされた場合について説明する。ユーザーから読取指示が入力されると、光学走査ユニット32は、右方向に移動しながらプラテンガラス31(原稿積載面31A)上の原稿Mに光を照射する。原稿Mで反射した光がイメージセンサー34に入力されて電気信号に変換されることで、原稿Mの画像が画像データとして読み取られる。
以上のように読み取られた画像データは制御部14の記憶部に記憶され、制御部14は既に説明した画像形成処理(印刷)を実行する。なお、画像データは、印刷されずに、パーソナルコンピューター等の情報端末に保存されることもある。
次に、図3ないし図6を参照して、第1センサー51、第2センサー52および提示部53について説明する。図5は提示部53を示す平面図である。図6は自動原稿搬送装置16(異常セット状態S3)を示す断面図(正面図)である。
(第1センサー)
図3に示すように、第1センサー51は、原稿ストッパー46(回動軸46A)よりも上流側に設けられている。詳細には、第1センサー51は、正面から見てピックアップローラー42の回転中心と回動軸46Aとの間に配置されている。また、第1センサー51は、供給トレイ36にセットされた原稿Mの先端部に対向するように、供給トレイ36の原稿積載面よりも下方において前後方向の略中央に配置されている。第1センサー51は、例えば、発光素子と受光素子(何れも図示せず)を供給トレイ36の原稿積載面に向けて配置した反射型フォトセンサーである。発光素子が発光し、受光素子が原稿Mで反射した光を受光することで、第1センサー51は供給トレイ36に積載された原稿Mの先端部が搬送可能位置P3に配置された状態を検出する(図4参照)。
(第2センサー)
第2センサー52は、原稿ストッパー46(回動軸46A)よりも下流側に設けられている。詳細には、第2センサー52は、正面から見て回動軸46Aと供給コロ43Cの回転中心との間に配置されている。また、第2センサー52は、原稿搬送路38Aの上流部に進入した原稿Mの先端部に対向するように、原稿搬送路38A(捌きパッド43A)よりも下方において前後方向の略中央に配置されている。第2センサー52は、第1センサー51と同じ反射型フォトセンサーであり、供給トレイ36に積載された原稿Mの先端部が搬送可能位置P3よりも搬送方向の下流側に進入した状態を検出する。
なお、図5に示すように、第1センサー51および第2センサー52は、電線48を介して制御部14に電気的に接続されている。第1および第2センサー51,52の検出結果(センサー信号)は、電線48を通じて制御部14に送信される。
(提示部)
提示部53は、発光部54と、制御部14と、を有している。なお、制御部14は、画像形成装置1の構成部品であるが、提示部53の構成部品でもある。
図5に示すように、発光部54は、第1光源55と、第2光源56と、基板57と、第1発光表示部58と、第2発光表示部59と、を有している。
第1および第2光源55,56は、例えば、同一色の発光ダイオードである。基板57は所謂プリント基板であり、電線48を介して制御部14に電気的に接続されている。第1および第2光源55,56は、左右方向に間隔をあけて基板57に実装されている。基板57は、第1および第2光源55,56を前壁部40Bに向けた姿勢で搬送機構部40Aに固定されている。
第1および第2発光表示部58,59は、搬送部38の前壁部40B(外装)に設けられている(図2も参照)。詳細には、第1および第2発光表示部58,59は、前壁部40Bの表面に露出しており、原稿Mの搬送方向となる左右方向に並んで設けられている(図2も参照)。また、第1発光表示部58は第1光源55に対向して配置され、第2発光表示部59は第2光源56に対向して配置されている。第1および第2発光表示部58,59は、光を拡散しながら透過させる樹脂部材である。第1および第2光源55,56からの光は、第1および第2発光表示部58,59を拡散されながら透過して外部に出射される。ユーザーには、第1および第2発光表示部58,59の全体が発光しているように見える。
制御部14は、第1および第2センサー51,52の検出結果に基づいて供給トレイ36上における原稿Mの有無を判定し、この判定結果に応じて第1および第2光源55,56を制御する。制御部14は、第1および第2センサー51,52の検出結果の組み合わせによって、未セット状態S1、セット状態S2および異常セット状態S3の3つの状態を識別する。未セット状態S1とは、供給トレイ36に原稿Mがない、または原稿Mの先端部が搬送可能位置P3に達しておらず、第1センサー51および第2センサー52が原稿Mを検出しない状態である(図3参照)。セット状態S2とは、原稿Mの先端部が搬送可能位置P3に配置され、第1センサー51が原稿Mを検出し、第2センサー52が原稿Mを検出しない状態である(図4参照)。異常セット状態S3とは、原稿Mの先端部が原稿搬送路38Aに進入し、第2センサー52が原稿Mを検出した状態である(図6参照)。なお、異常セット状態S3では、第1センサー51も原稿Mを検出している。
詳細は後述するが、制御部14は、未セット状態S1とセット状態S2と異常セット状態S3とで異なるように第1および第2光源55,56を点灯・消灯させる。第1発光表示部58はセット状態S2を提示し、第2発光表示部59は異常セット状態S3を提示する。
[提示部の作用]
次に、図7を参照して、提示部53の作用について説明する。図7は提示部53(制御部14)の作用を説明するフローチャートである。なお、原稿ストッパー46の各突き当て板46Bは経路閉鎖位置P1に配置されているものとする。
制御部14は、第1および第2センサー51,52から検出結果を受信し(ステップST1)、その検出結果を判定する(ステップST2)。
原稿Mが供給トレイ36に積載されていない場合、または、原稿Mを供給トレイ36に載せたが原稿Mの先端部が搬送可能位置P3に達していない場合、第1および第2センサー51,52は原稿Mを検出できない(図3参照)。このため、制御部14は、未セット状態S1であると判定し([OFF,OFF])、第1および第2光源55,56を消灯させる制御を行う(ステップST3)。ユーザーは、第1および第2発光表示部58,59が暗い状態であることを目視し、供給トレイ36に原稿Mが(適切に)セットされていないことを認識する。なお、この状態で、画像読取処理の実行指示が入力されたとしても、制御部14は、画像読取処理を実行せず、画像形成装置1の操作パネル(図示せず)にエラーメッセージを表示したり、画像形成装置1のスピーカー(図示せず)から警告音や音声を発したりする。なお、制御部14は、第1センサー51が原稿Mを検出しないことのみに基づいて未セット状態S1であると判定してもよい。また、未セット状態S1で第1光源55を点灯させ、第1発光表示部58が未セット状態S1を提示するようにしてもよい。この場合、セット状態S2で第1光源55を消灯させたり、異なる色で点灯させたり、点滅させたりすることが好ましい。
原稿Mの先端部が経路閉鎖位置P1にある突き当て板46Bに突き当たって搬送可能位置P3に配置された(原稿Mが供給トレイ36に適切にセットされた)場合、第1センサー51のみが原稿Mを検出する(図4参照)。このため、制御部14は、セット状態S2であると判定し([ON,OFF])、第1光源55を点灯させ、第2光源56を消灯させる制御を行う(ステップST4)。ユーザーは、第1発光表示部58のみから出射された光を目視し、供給トレイ36に原稿Mが適切にセットされたことを認識する。なお、この状態で、画像読取処理の実行指示が入力されると、制御部14は、画像読取処理を実行する。
原稿Mを下流側に押し込み過ぎて突き当て板46Bが経路閉鎖位置P1から下流側に倒れ、原稿Mの先端部が原稿搬送路38A(搬送可能位置P3よりも下流側)に進入した場合、第1および第2センサー51,52が原稿Mを検出する(図6参照)。このため、制御部14は、異常セット状態S3であると判定し([ON,ON])、第1および第2光源55,56を点灯させる制御を行う(ステップST5)。ユーザーは、第1および第2発光表示部58,59から出射された光を目視し、原稿Mを下流側に押し込み過ぎたことを認識する。なお、この状態で、画像読取処理の実行指示が入力されたとしても、制御部14は、画像読取処理を実行せず、操作パネルにエラーメッセージを表示する等し、ユーザーに原稿Mを適切な位置にセットするように促す。なお、制御部14は、第2センサー52が原稿Mを検出したことのみに基づいて異常セット状態S3であると判定してもよい。また、制御部14は、第1光源55を消灯させ,第2光源56のみを点灯させる制御を行ってもよい。
なお、画像読取処理の開始から終了まで、制御部14は、第1および第2センサー51,52による原稿Mの検出結果の判定を行わない。
以上説明した本実施形態に係る自動原稿搬送装置16では、第1センサー51が搬送可能位置P3に積載された原稿Mを検出し、第2センサー52が原稿搬送路38Aに進入した原稿Mの先端部を検出する構成とした。また、提示部53が、未セット状態S1とセット状態S2と異常セット状態S3とで異なる情報をユーザーに提示する構成とした。この構成によれば、供給トレイ36上の原稿Mの有無を検出すること加え、原稿Mを搬送方向(下流側)に押し込み過ぎたことを検出することができる。これにより、ユーザーは原稿Mを搬送方向に押し込み過ぎたことを認識することができる。その結果、原稿Mが適切にセットされていない状態で搬送開始されることで発生するジャムを予防することができる。
また、本実施形態に係る自動原稿搬送装置16によれば、ユーザーは第1および第2発光表示部58,59を目視することで、供給トレイ36上における原稿Mの状態を確認することができる。また、第1および第2発光表示部58,59は搬送部38の外装に設けられているため、ユーザーは原稿Mから大きく視線を移動させることなく、第1および第2発光表示部58,59を視認することができる。
また、本実施形態に係る自動原稿搬送装置16では、異常セット状態S3を提示する第2発光表示部59が、セット状態S2を提示する第1発光表示部58よりも搬送方向の下流側に設けられていた。この構成によれば、ユーザーは原稿Mを搬送方向に押し込み過ぎたことを感覚的に認識することができる。これにより、自動原稿搬送装置16(画像形成装置1)の操作に不慣れなユーザーであっても、原稿Mが異常セット状態S3であることを認識することができる。
なお、本実施形態に係る自動原稿搬送装置16では、第1および第2センサー51,52が、反射型フォトセンサーであったが、これに代えて、原稿Mを挟んで発光素子と受光素子を配置した透過型フォトセンサー(図示せず)であってもよい。また、他にも、第1および第2センサー51,52は、原稿Mに接触して回動するアクチュエーターと、アクチュエーターの位置を検出するフォトセンサー(反射型または透過型)と、を含むものでもよい(図示せず)。また、第1センサー51と第2センサー52とで異なる型式のセンサーを採用してもよい。
また、本実施形態に係る自動原稿搬送装置16では、第1および第2光源55,56が1つの基板57に実装されていたが、これに限らず、第1および第2光源55,56が別々の基板57に実装されてもよい(図示せず)。また、第1および第2光源55,56が発光ダイオードであったが、これに限らず、電気を光に変換する素子であれば如何なるものでもよい。また、第1および第2光源55,56は、同一色に発光していたが、これに限らず、互いに異なる色に発光する構成としてもよい。
また、本実施形態に係る自動原稿搬送装置16では、第1および第2光源55,56と第1および第2発光表示部58,59とが別体となっていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1および第2光源55,56が第1および第2発光表示部58,59に組み込まれていてもよい(図示せず)。また、例えば、第1および第2光源55,56が、前壁部40Bに設けられ、第1および第2発光表示部として機能してもよい(図示せず)。この場合、基板57を搬送機構部40Aに設け、第1および第2光源55,56を前壁部40Bに設けてもよいし、第1および第2光源55,56を実装した基板57を前壁部40Bに設けてもよい。
また、本実施形態に係る自動原稿搬送装置16では、第1および第2発光表示部58,59が搬送部38(前壁部40B)に設けられていたが、本発明はこれに限定されない。第1および第2発光表示部58,59は、例えば、供給トレイ36または排出トレイ37の外装(ユーザーが目視できる部分)に設けられてもよい(図示せず)。また、第1および第2発光表示部58,59は、カバー41に設けられ、カバー41と一体となって開閉される構成としてもよい(図示せず)。基板57は搬送本体部40に設けられているため、基板57と各センサー51,52を接続する電線48が搬送本体部40とカバー41との間に配線されていない。したがって、ジャム処理時にカバー41が開閉されたとしても、電線48が搬送本体部40とカバー41との間に挟み込まれることがなく、電線48の損傷(断線等)を防止することができる。
また、本実施形態に係る自動原稿搬送装置16では、提示部53(制御部14)が、第1および第2光源55,56を点灯・消灯させることで、第1および第2発光表示部58,59が3つの状態S1,S2,S3で異なる情報を提示していたが、本発明はこれに限定されない。提示部53(制御部14)は、第1および第2光源55,56を点灯、消灯または点滅させたり、光量や色を変化させたりする制御を行ってもよい。すなわち、第1および第2発光表示部58,59は、2つの光源55,56の点灯、消灯、点滅、光量の変化若しくは色の変化またはこれらの組み合わせによって、3つの状態S1,S2,S3で異なる情報を提示してもよい。なお、光の色を変化させる場合、マルチカラーの発光ダイオードを第1および第2光源55,56として採用してもよいし、色の異なる複数の発光ダイオードから成る発光ダイオードアレイ(図示せず)を第1および第2光源55,56として採用してもよい。
また、本実施形態に係る自動原稿搬送装置16では、2つの光源55,56および2つの発光表示部58,59が設けられていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、1つの光源および1つの発光表示部が設けられてもよい(図示せず)。この場合、発光表示部は、光源の点灯、消灯、点滅、光量の変化若しくは色の変化またはこれらの組み合わせによって、未セット状態S1、セット状態S2および異常セット状態S3で異なる情報を提示する。
また、本実施形態に係る自動原稿搬送装置16では、提示部53(制御部14)が、第1および第2光源55,56を点灯・消灯させ、ユーザーに対して光を提示していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、提示部は、操作パネルに表示するメッセージ、またはスピーカーから流す警告音や音声、若しくはこれらの組み合わせによって、3つの状態S1,S2,S3で異なる情報をユーザーに提示してもよい。また、提示部は、メッセージ、音、光の組み合わせによって、3つの状態S1,S2,S3で異なる情報をユーザーに提示してもよい。
また、本実施形態に係る自動原稿搬送装置16では、提示部53が画像形成装置1に備えられた制御部14によって制御されていたが、制御部14とは別に、第1および第2光源55,56等を制御するための専用の制御部を設けてもよい(図示せず)。
また、本実施形態の説明では、一例として、本発明を画像形成装置1(複合機)に適用した場合を示したが、これに限らず、例えば、複写機またはファクシミリ若しくは画像読取専用機等に本発明を適用してもよい。
なお、上記実施形態の説明は、本発明に係る原稿搬送装置、画像読取装置および画像形成装置における一態様を示すものであって、本発明の技術範囲は、上記実施態様に限定されるものではない。本発明は技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよく、特許請求の範囲は技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施態様を含んでいる。
1 画像形成装置
1B 画像読取装置
15 読取部
16 自動原稿搬送装置(原稿搬送装置)
36 供給トレイ
37 排出トレイ
38 搬送部
38A 原稿搬送路
51 第1センサー
52 第2センサー
53 提示部
55 第1光源(光源)
56 第2光源(光源)
58 第1発光表示部(発光表示部)
59 第2発光表示部(発光表示部)
P3 搬送可能位置
S1 未セット状態
S2 セット状態
S3 異常セット状態

Claims (5)

  1. 原稿を積載する供給トレイと、
    前記供給トレイ上の前記原稿を原稿搬送路に沿って搬送する搬送部と、
    前記搬送部に搬送されて排出された前記原稿を受ける排出トレイと、
    前記供給トレイに積載された前記原稿の先端部が搬送可能位置に配置された状態を検出する第1センサーと、
    前記供給トレイに積載された前記原稿の先端部が前記搬送可能位置よりも前記原稿の搬送方向の下流側に進入した状態を検出する第2センサーと、
    前記第1センサーおよび前記第2センサーが前記原稿を検出しない未セット状態と、前記第1センサーが前記原稿を検出し、前記第2センサーが前記原稿を検出しないセット状態と、少なくとも前記第2センサーが前記原稿を検出した異常セット状態とで異なる情報をユーザーに提示する提示部と、を備えたことを特徴とする原稿搬送装置。
  2. 前記提示部は、前記供給トレイと前記排出トレイと前記搬送部のいずれかの外装に設けられた発光表示部を有し、
    前記発光表示部は、光源の点灯、消灯、点滅、光量の変化若しくは色の変化またはこれらの組み合わせによって、前記未セット状態、前記セット状態および前記異常セット状態で異なる情報を提示することを特徴とする請求項1に記載の原稿搬送装置。
  3. 前記未セット状態または前記セット状態を提示する前記発光表示部と、前記異常セット状態を提示する前記発光表示部とが、前記原稿の搬送方向に並んで設けられ、
    前記異常セット状態を提示する前記発光表示部は、前記未セット状態または前記セット状態を提示する前記発光表示部よりも前記原稿の搬送方向の下流側に設けられたことを特徴とする請求項2に記載の原稿搬送装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の原稿搬送装置と、
    前記搬送部によって前記原稿搬送路を搬送される前記原稿上の画像を読み取る読取部と、を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  5. 請求項4に記載の画像読取装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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