JPH0848460A - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム

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JPH0848460A
JPH0848460A JP6182407A JP18240794A JPH0848460A JP H0848460 A JPH0848460 A JP H0848460A JP 6182407 A JP6182407 A JP 6182407A JP 18240794 A JP18240794 A JP 18240794A JP H0848460 A JPH0848460 A JP H0848460A
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JP
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paper
bin
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JP6182407A
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English (en)
Inventor
Shigeru Yamazaki
茂 山崎
Masaki Narita
昌樹 成田
Akihiko Motegi
章彦 茂手木
Masaru Kaneko
勝 金子
Hiroshi Komai
洋 駒井
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 用紙ジャムが発生した場合においても、出力
できる状態にある場合には、出力してシステムの稼働停
止時間を最少限に抑えることができる画像形成システム
を提供する。 【構成】 ホストコンピュータと、レーザプリンタ1
と、このプリンタとの間の通信を介して前記ホストコン
ピュータからの命令によって制御される複数のビン#1
〜10を有するメイルボックス9とを備えた画像形成シ
ステムにおいて、搬送経路250,250aのいずれか
の位置で用紙ジャムが発生したとき、その用紙ジャム発
生位置から搬送方向上流側において用紙を排紙できるビ
ンがあれば、そのビンに用紙を排紙させ、プリンタ1か
らの出力を継続させて、システムの稼働停止時間を最少
限に抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のホストコンピ
ュータを用いた各種ネットワーク、ワークステーショ
ン、パソコンシステムおよびプリンタを含む画像形成シ
ステムに係り、さらに詳しくはプリンタに複数の収納段
を有するメイルボックスを備えた画像形成システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置に個人管理用排紙装置、い
わゆるメイルボックスを接続し、個人と共用の排紙装置
とを分けて種々の情報の授受を行うように構築された画
像形成システムが使用されるようになってきている。こ
の例として例えば特開平4−48323号公報記載の技
術が知られている。
【0003】この公知技術は、印刷装置で印刷出力され
た印刷データが、特定の利用者以外に見られないように
するために、印刷データが予め定められた特定人のもの
であるか否かを判定する手段と、この判定する手段の判
定結果に応じて印刷された用紙を特定人のものとそうで
ないものとに選り分けて排紙する排紙手段と、特定人の
印刷データが印刷された用紙が収納され、パスワードが
入力されて、このパスワードが特定人のものと判定され
たときのみ、用紙を取り出すことができるスタッカーと
を備えたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
システムでは、昼夜を問わずプリンタからメイルボック
スに出力が可能であるが、従来のシステムではメイルボ
ックス内の搬送経路で用紙ジャムが発生すると、ジャム
紙の除去が行なわれない限り出力の再実行は行なわれな
い。そのため、夜間などユーザがシステムの傍にいない
場合には、ジャム処理を行なうことができないので、ユ
ーザがジャム紙を除去できる時間まで長時間出力されな
いことになる。
【0005】この発明は、このような従来技術の実状に
鑑みてなされたもので、その目的は、用紙ジャムが発生
した場合においても、出力できる収納段が存在する場合
には、出力してシステムの稼働停止時間を最少限に抑え
ることができる画像形成システムを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、ホストコンピュータと、プリンタと、こ
のプリンタとの間のシリアル通信を介して前記ホストコ
ンピュータからの命令によって制御される複数の収納段
を有するメイルボックスとを備えた画像形成システムに
おいて、プリンタからメイルボックスの収納段に至る搬
送経路で用紙ジャムが発生した場合、当該ジャムが発生
した位置よりも搬送方向上流側に用紙を排紙可能な収納
段が存在するときには、用紙の排紙を停止しないで当該
排紙可能な収納段に排紙させる制御手段を備えた構成と
した。
【0007】この場合、前記排紙可能な収納段に、使用
者が特定されていない収納段、いわゆるフリーボックス
を設定するとよい。また、前記制御手段は、用紙ジャム
が発生したときにシステムのバッファ内に出力すべき情
報が残っていたときには、前記プリンタに印字出力指示
し、排紙可能な使用者が特定されていない収納段(フリ
ーボックス)に排紙させるように設定するとよい。さら
に、使用者が特定される収納段は、使用者が特定されて
いない収納段(フリーボックス)から用紙搬送方向最下
流側の最も搬送経路の長い位置にある収納段から登録す
るようにすることが望ましい。
【0008】
【作用】上記のように構成した場合、制御手段は、メイ
ルボックスの搬送経路内で用紙ジャムが発生したとき、
その発生した位置を検出する。その場合、当該ジャム位
置より下流側には用紙の搬送は物理的に不可能である
が、当該位置よりも上流側の搬送経路は使用可能なの
で、この使用可能な搬送経路に沿って排紙可能な収納段
があれば、当該収納段に排紙するように指示する。これ
によって、プリンタは印字動作を継続し、システムが停
止することはなくなる。
【0009】なお、前記排紙可能な収納段として、使用
者が特定されない収納段、いわゆるフリーボックスがあ
れば、登録された使用者の出力と混同を生じるおそれが
ないので、制御手段は当該フリーボックスに排紙させ
る。これによって、登録された収納段に排紙された用紙
の機密も保持できる。
【0010】また、このようにジャムが発生したときに
プリンタバッファのみならずシステムのバッファ内に出
力すべき情報が残っていれば、制御手段はその残った情
報を全て印字出力させ、フリーボックスに排紙させる。
これによって、システムの停止は最少限に抑えられる。
【0011】さらに、制御手段は、メイルボックスに対
して特定の使用者を登録するに際し、搬送距離が最も長
い位置にある収納段、言い換えれば搬送方向最下流側の
収納段から使用者の設定登録を行なう。このため、使用
者が収納段を登録する場合には、収納段の指定は不可能
であって、使用権限のみが登録される。したがって、収
納段は、使用権限を登録された使用者がプリンタからメ
イルボックスに送り込まれる順序にしたがって搬送距離
が長い方から決定される。これによって特定の使用者が
設定されていない搬送距離の短い方の収納段をフリーボ
ックスとして機能させることができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0013】図1はプリンタ(画像形成装置)にメイル
ボックス(個人管理用排紙装置)を付設したこの発明の
実施例に係る画像形成システムの概略構成図、図2は画
像形成システムにおけるプリンタの機械的構成を示す概
略構成図、図3はプリンタの接続関係を示すシステムブ
ロック図である。
【0014】〔概略構成〕まず、図1を参照してプリン
タの機械的構成について説明する。図1において、プリ
ンタは、レーザプリンタ本体(LP本体)1と、上給紙
カセット2及び下給紙カセット3と、上下二段の排紙部
を有する大量排紙ユニット(LCOT)8と、封筒等の
腰の強い紙を排紙するための後排紙トレイ5とによって
構成されている。また、下部には、画面プリントを行な
うための両面ユニット6を備えるとともに、大量給紙ユ
ニット(LCIT)7を装着したもので、ある。図2
は、図1の大量排紙ユニット8に加えて、10個のビン
(#1〜#10)を備えたメイルボックス(以下、「M
B」とも称する。)9をレーザプリンタ本体1の側方
(左側)のテーブル9a上に並べて装着したもので、こ
のレーザプリンタが組み込まれたシステムは、オプショ
ンである両面ユニット6、大量給紙ユニット7、大量排
紙ユニット8、及びメイルボックス9の選択により、多
様なシステム構成を得ることができる。なお、後述の操
作表示パネル11は、レーザプリンタ本体1の上部に設
けられ、また、同様にレーザプリンタ本体1の上部に
は、それぞれ異なる文字種のフォントデータを格納した
RAMあるいはROMを内蔵したフォントカートリッジ
12,13が備えられている。
【0015】〔レーザプリンタ(画像形成手段)〕レー
ザプリンタ本体1内には、上下2個の給紙コロ19,2
0、2対の給紙ローラ21,22、1対のレジストロー
ラ23、搬送ベルト24、送出ローラ25、後排紙ロー
ラ26、上搬送ローラ27、下搬送ローラ28、及び多
数のガイド板等によって用紙搬送路が形成され、搬送系
を構成している。
【0016】レジストローラ23と搬送ベルト24との
間の搬送路の上側にOPC感光体ドラム29が回転可能
に設けられ、下側に転写チャージャ30が、また、搬送
ベルト24と送出ローラ25との間には定着器31がそ
れぞれ設けられ、さらに、定着器31下流の送出ローラ
25と後排紙ローラ26との間に1対の用紙進路変更爪
32,33が設けられている。感光体ドラム29の周囲
には、さらに帯電チャージャ(メインチャージャ)3
4、現像ユニット35、クリーニングユニット36、お
よび除電用LED37が配設されている。現像ユニット
35は、現像モータ38、トナーカートリッジ39およ
びクリーニングユニット36と共に引出し18に装着さ
れ、これらの各部によって作像系が構成されている。
【0017】この作像系の上部には書込系の各部が配置
されている。書込系は、ここでは図示されていない半導
体レーザからのレーザ光を反射して走査するポリゴンミ
ラー(回転多面鏡)44、fθレンズ45、第1ミラー
47、第2ミラー46、及び防塵ガラス48等を備えた
レーザ書込みユニット40からなる。このレーザ書込み
ユニット40自体については公知のものであるので、こ
こでは特に説明しない。
【0018】この書込系の上部には、プリントエンジン
基板51と2枚のコントローラ基板52を内蔵したプリ
ント回路基板(以下、「PCB」と称する。)ラック5
3が設置され、さらにPCBを冷却するためのPCBパ
ックファン54、およびレーザプリンタ本体1内を冷却
するためのメインファン55が備えられている。用紙搬
送路の下側には、感光体ドラム29や各ローラ等を回転
駆動するためのメインモータ57や、電源ユニット58
及び各チャージャに高電圧を印加するための高圧電源ユ
ニット59等が配置されている。
【0019】上給紙カセット2及び下給紙カセット3
は、それぞれこのレーザプリンタ本体1に対して着脱自
在であり、後排紙トレイ5は不使用時には図示のように
格納され、使用時には軸5aを支点として矢示方向に回
動させて、後方へ延設させることができるようになって
いる。なお、レジストローラ23の用紙搬送方向手前に
はレジストセンサ60が配設され、定着器31の用紙の
出口には定着出口センサ61が配設されている。
【0020】テーブル10内には、反転用搬送路65、
待機用搬送路66、用紙進路変更爪67、3組のクラッ
チ付き搬送ローラ68,69,70、両面入口センサ7
1、両面出口センサ72、両面用ドライブモータ73等
からなる両面ユニット(DPX)6が内蔵され、さらに
大量給紙ユニット(LCIT)7からの用紙を給紙する
ための給紙ローラ74、給紙ローラ75、両面ユニット
6と共用の給紙ローラ76、及びLCITドライブモー
タ77等も内蔵されている。なお、大量給紙ユニット7
内には、図示を省略しているが、収納した用紙を昇降さ
せるための機構及びその機構を駆動する駆動用モータ等
が内蔵されている。
【0021】大量排紙ユニット(LCOT)8には、搬
送ローラ80、用紙進路変更爪81、上段排紙ローラ8
2、下段排紙ローラ83、上段排紙トレイ84、下段排
紙トレイ85、図示省略しているが2段の排紙トレイ8
4,85をそれぞれ幅方向に移動させて排紙位置をずら
せるための機構とその駆動用モータ(ジョブセパレーシ
ョン・モータ)、および各種センサやスイッチ等が設け
られている。
【0022】このレーザプリンタシステムの制御系につ
いては後で詳細に説明するが、図示しないコンピュー
タ、ワークステーション、ワードプロセッサ等のホスト
からの画像データ等をコントローラPCB52を介して
プリントエンジンPCB51へ入力して処理し、給紙経
路および排紙経路を選択した後、プリントスタート・リ
クエスト信号によりプリント動作を開始する。プリント
シーケンスが開始されると、所定のタイミングで給紙ロ
ーラ19,20,74のいずれかを駆動して、上給紙カ
セット2、下給紙カセット3、あるいはLCIT7のい
ずれか選択されたものから給紙を開始し、給紙ローラ2
1,22,75のいずれかによって用紙を給送し、レジ
ストローラ23に突き当てた状態で一時停止させる。プ
リントシーケンスが開始されると、所定のタイミングで
給紙ローラ19,20,74のいずれかを駆動して給紙
トレイ2,3,7のうちの選択されたトレイから給紙を
始め、レジストローラ23に突き当てた状態で一時停止
させる。
【0023】一方、感光体ドラム29は図1の矢示方向
へ回転し、帯電部チャージャ34によって帯電された表
面に、レーザ書込みユニット40によって帯電された表
面に、レーザ書込みユニット40によって画像データに
応じて変調されたレーザビームをドラム軸方向に主走査
しながら照射して露光し、潜像を形成する。その潜像を
現像ユニット35でトナーによって現像し、レジストロ
ーラ23によって所定のタイミングで給送される用紙に
対して転写チャージャ30を作動させて転写する。
【0024】その転写された用紙を感光体ドラム29か
ら剥離して、搬送ベルト24によって定着器31へ搬送
し、定着器31で加熱定着した後、送出ローラ25によ
って排紙部へ送出する。その際、用紙進路変更爪32,
33,81の回動位置によって用紙の進路を選択して、
大量排紙ユニット8の上段排紙トレイ84、下段排紙ト
レイ85、あるいは後排紙トレイ5のいずれかに排紙す
る。なお、通常は大量排紙ユニット8のいずれかのトレ
イが選択されて、プリントされた用紙はフェースダウン
排紙されるが、封筒や葉書などの腰の強い紙を使用する
場合等、特別な場合に後排紙トレイ5が選択される。た
だし、後排紙トレイ5が図1の矢印方向に回動して、後
排紙ローラ26による排紙が可能な状態になっていない
時には、後排紙トレイ5を選択することはできない。
【0025】両面印刷が選択されている時には、片面に
プリントされた用紙は下搬送ローラ28によってテーブ
ル10内の両面ユニット6に送り込まれる。そして、ま
ず反転用搬送路65に送り込まれた後、搬送方向を逆転
して待機用搬送路66へ搬送されて待機し、所定のタイ
ミングで給紙ローラ76によって本体1へ送りこまれ
て、前述と同様にして他方の面にプリントされ、その後
いずれかの排紙トレイに排紙される。
【0026】〔制御系のシステム構成〕この実施例の制
御系の接続関係は図3のシステムブロック図のようにな
っている。同図において、レーザプリンタ本体1内の電
源ユニット58と、プリントエンジンPCB51と、コ
ントローラPCB52と、定着器31のヒータおよびフ
ァン54,55と、テーブル10内の両面ユニット6お
よび大量給紙ユニット7を制御するためのDPX&LC
IT・PCB91と、メイルボックス9を装着した場合
にはメイルボックス(MB)ユニット92を制御するた
めのMB・PCB93とを、それぞれ電源線94A,9
4B,94C,94D,94Eによって直接接続してい
る。
【0027】さらに、プリントエンジンPCB51とプ
リントエンジン(PE)ユニット(図1の各機構部を含
む)90との間及びコントローラPCB52との間をそ
れぞれ電源線と信号線を含む接続線95A,95Bによ
って接続し、標準排紙ユニット4を装着した場合にはそ
れとの間、大量排紙ユニット(LCOT)8を装着した
場合にはそれとの間も、それぞれ電源線と信号線を含む
接続線95C,95Dによって接続する。
【0028】また、プリントエンジンPCB51とDP
X&LCIT・PCB91,MB・PCB93,操作表
示パネルPCB94との間を、それぞれ2本の送受信用
オプチカルファイバ・ケーブル96A,96B,96C
によって接続しており、これらの間では光通信によって
信号の授受を行なう。そして、コントローラPCB52
を接続ケーブル97によって、コンピュータやワードプ
ロセッサ等のホストシステムに接続し、この接続ケーブ
ル97から画像データ等のデータを入力する。
【0029】なお、操作表示パネルPCB94にも、図
示しない電源線を介して電源ユニット58、プリントエ
ンジンPCB51、あるいはコントローラPCB52か
ら給電される。プリントエンジンPCB51、コントロ
ーラPCB52、LCOT8、DPX&LCIT・PC
B91、MB・PCB93、及び操作表示パネル・PC
B94は、それぞれその各部の制御を統括するマイクロ
コンピユータを備えている。
【0030】〔各PCBへの負荷・センサ等の接続状
態〕次に、この実施例におけるプリントエンジンPCB
51と他の各PCB52,91,93,24間の接続及
び各PCBとその各種負荷及びセンサ等の接続状態につ
いて図4を参照して説明する。
【0031】まず、電源ユニット58は、商用の交流電
源174から給電された電圧を整流及び降圧して、
CC,VLG1 ,VLG2 及びVDRV の電圧を出力し、これ
らの出力電圧をそれぞれプリントエンジンPCB51、
コントローラPCB52,DPX&LCIT・PCB9
1及びMB・PCB93に給電する。なお、VDRV の出
力電圧は図示しないインタロックスイッチを介してプリ
ントエンジンPCB51へ供給される。さらに、この電
源ユニット58内には電圧切換回路が設けられ、この回
路を通してメインファン55及びPCBパックファン5
4に、プリント中にはVDRY 、スタンバイ時にはVDRY
よりも低いVLG1 の電圧を供給し、プリント中とスタン
バイ時でファン速度を変えるようにしている。
【0032】また、プリントエンジンPCB51とDP
X&LCIT・PCB91、MB・PCB93、及び操
作表示パネルPCB94との間は、前述のようにそれぞ
れオプチカルファイバ・ケーブル96A,96B,96
Cによってそれぞれ接続されている。この接続は、図4
に示すようにプリントエンジンPCB51内の通信制御
用インタフェース回路(CCI)150の各シリアルイ
ンタフェース・ポートSIFと、PCB91内のCPU
152、PCB93内のCPU157及び操作表示パネ
ルPCB94内の図示しないCPUの各シリアルインタ
フェースポートSIFとの間を、オプチカルファイバ・
ケーブルを介した光通信ラインによって接続することに
よりなされる。
【0033】また、プリントエンジンPCB51内に
は、CPU142によってコントロールされるドラムカ
ウンタ(不揮発性メモリNVRAMまたはE2 PRO
M)と、半導体レーザ41の発光パワーを制御するパワ
ーコントロール回路が設けられており、レーザダイオー
ドLDとモニタ用フォトダイオードPDを有する半導体
レーザ41の駆動回路が直接及びパワーコントロール回
路を介してビデオコントロール回路149に接続されて
いる。ビデオコントロール回路149は、パワーコント
ロール回路により半導体レーザ駆動回路によるレーザダ
イオードLDの発光輝度をホトダイオードPDからのフ
ィードバック信号を用いて一定に制御させつつ、画像デ
ータに応じた変調信号VIDEOによってレーザダイオ
ードLDを点滅させ、図1に示したレーザ書込みユニッ
ト40による感光体ドラム29へのプリントデータの書
込みを制御する。なお、ポリゴンミラー44からの反射
光を書込み前に受光するフォトディテクタの検知信号を
波形整形した同期検知信号DETPもビデオコントロー
ル回路149に入力し、書込み開始磁気を規制する。
【0034】さらに、このプリントエンジンPCB51
には、大量排紙ユニット(LCOT)8内の各部品、す
なわち各排紙トレイを左右に移動させるためのジョブセ
パレーション・モータ、各排紙トレイの左右位置を検出
するセンサ、用紙進路変更爪81を駆動して上下の排紙
トレイを選択するためのプランジャ、下段出口スイッ
チ、上段出口スイッチ、上段及び下段及び下段排紙トレ
イのオーバフローセンサ等が接続されている。
【0035】DPX&LCIT・PCB91には、両面
搬送用のクラッチ219、両面ドライブモータ73、両
面入口センサ71、両面出口センサ72、用紙進路変更
爪67を駆動するためのプランジャ67P、以下LCI
T用の給紙クラッチ220、ドライブモータ77、ペー
パサイズセンサ221、ペーパスタックの上下駆動用モ
ータ222、カバーオープン・スイッチ223、上限ス
イッチ224、下限スイッチ225、ペーパエンドセン
サ226、トレイ下降用スイッチ227、及び両面部カ
バーオープン・スイッチ228が接続されている。
【0036】また、メイルボックスPCB93には、搬
送用モータ230、ビン紙無しセンサ231、ビンオー
バフローセンサ232、メイルボックス入口センサ(フ
ィードインセンサ)233、各ビンの選択用プランジャ
235#1〜235#10、各ビンを左右に移動させる
ためのジョブセパレーション・モータ240、各ビンの
左右位置を検出するための左端スイッチ241及び右端
スイッチ242とが接続されている。
【0037】コントローラPCB52は、プリントエン
ジンPCB51内のCPU142及びビデオコントロー
ル回路149とそれぞれ多数の信号線によって接続され
ると共に、フォントカートリッジ12,13並びにエミ
ュレーションカード14にも接続される。また、操作表
示パネルPCB94にVCCの電圧を供給する。
【0038】〔メイルボックス(MB)PCB〕図5は
MB・PCB93の詳細を示すシステムブロック図であ
る。MB・PCB93は、CPU157、アドレスラッ
チ回路161、プログラムメモリであるROM162、
データメモリであるRAM163、拡張I/O164、
ドライバ・レシーバ165、および通信制御用インター
フェース回路166を備えている。
【0039】この実施例に係るメイルボックス9は、1
〜10ビン構成で各ビンには、それぞれビン選択用プラ
ンジャとしてロックプランジャ及び分岐爪プランジャが
設けられ、さらに、オーバーフローセンサ232#1〜
232#10、およびビン紙無しセンサ231#1〜2
31#10が設けられている。また、このMB・PCB
93には、前述の搬送モータ230やフィードインセン
サ233の他にペーパジャムの際の除去用に設けたドア
の開放を検知するドアスイッチ234やカードリーダ2
35も設けられている。また、ジャムの表示や各ビンの
オーバーフローその他の表示を行う表示部200aと、
ビンロックの解除やIDコードの入力、およびその他の
入力操作を行う操作部200bとからなる操作表示部2
00も接続されている。なお、図4におけるビン紙無し
センサ231やビンオーバフローセンサ232は、第1
ビンから第10ビンの紙無しセンサとビンオーバーフロ
ーセンサを含むものである。
【0040】MB・PCB93のインターフェース回路
166は、コントローラPCB52およびホストコンピ
ュータと接続してもよいが、システム構成的に考える
と、プリントエンジンとインターフェースし、メイルボ
ックス9をレーザプリンタ1の一部として構成した方
が、プリントする用紙の入力から排出まで全てプリント
エンジンでカバーできるため総合的には好ましい。
【0041】〔MBの動作〕上述のように構成されたメ
イルボックス9を使用する場合には、ユーザは使用する
権限をホストコンピュータからメイルボックス9に登録
する。登録されるユーザはメイルボックス9のMBPC
B92のCPU157に接続されたRAM163に格納
される。この登録は一般のメイルボックスのように所望
のビンの段を登録するのではなく、使用する権限の登録
であり、この使用権限の登録に応じてメイルボックス9
では搬送距離の最も長いビン、この実施例では第10ビ
ン(#10)から使用するビンを設定し、ユーザの登録
を行なう。ユーザはメイルボックス9のどのビンが自分
に割り当てられたのか分からないので、メイルボックス
9でユーザの登録を行なった場合には、そのユーザに割
り当てられたビンの段数、すなわちビン#をホストコン
ピュータ側に通知し、表示装置に表示させる。これによ
ってユーザはどのビンに自分が編集したり作成したした
テキスト等が出力されているのかが分かる。
【0042】そこで、例えば7人のユーザが使用権限を
登録したとすると、メイルボックス9側では搬送距離の
最も長いビン、すなわち#10、#9、#8、#7、#
6、#5、#4の順でユーザの登録を行なう。これによ
り使用権限を登録していないユーザがメイルボックスに
出力させる場合には、#1、#2及び#3のビンがフリ
ーボックスとして使用されることになる。
【0043】このようにしてビンの設定が行なわれた
後、ユーザが用紙をメイルボックス9に出力させている
ときに搬送経路250の例えば第9ビン(#9)の近傍
でジャムが生じたとすると、このジャムを図示しないジ
ャムセンサが検知し、メイルボックス9のCPU157
に通知する。ジャムセンサは、搬送経路250に沿って
所定間隔で設置され、用紙がジャムした位置を精度良く
検出できるようになっている。この実施例の場合、搬送
経路250の垂直部分250aでは、少なくとも各ビン
の入口に対応して各ビン間隔毎に設けられ、使用できる
ビン#が特定できるように配慮されている。このジャム
センサによってジャムした用紙の下端を第6ビン(#6
ビン)の入口のジャムセンサで検知すると、第5ビン
(#5ビン)以下のビンは使用可能なので、プリンタは
ホストコンピュータ側から出力指示されている文書を継
続してプリントアウトし、メイルボックス9は使用者が
特定されていないビン、すなわち第1ビンないし第3ビ
ンのいずれかを選択してジャムした用紙の次の用紙か
ら、その選択したビンに排紙する。これと同時にホスト
コンピュータ側にジャムした以降のビンのビン#を通知
し、表示装置に表示させる。ユーザはこの表示を見て、
用紙がジャムしたこと、及びジャムしたページ以降のペ
ージは上記選択されたビンに排紙されていることを認識
できる。
【0044】次の出力のユーザが第5ビンもしくは第4
ビンに登録されていれば、次のユーザの出力について
は、上記ジャムは排紙については何ら障害にならないの
で、そのまま登録されたビンに排紙される。また、次の
出力のユーザが第6ビン〜第10ビンに登録されていれ
ば、これらのビンは使用できないので、上述のように第
1ないし第3ビンのいずれかを選択して出力し、その
旨、ホストコンピュータ側に通知する。このようにし
て、いずれかのビンが使用できる限り、メイルボックス
に出力することが可能となり、システムが停止すること
はなくなる。このため、ジャムによってシステムが停止
するのは第1ビンが使用できないような位置で用紙ジャ
ムが発生した場合、およびジャムした後、排紙した用紙
でビンが一杯になりオーバーフローした場合に限られ
る。したがって、ユーザがシステムの近傍にいなくと
も、システムの稼働は可能となり、システムダウン時間
を最少限に抑えることができる。したがって、ビンが使
用できる限り、システムのバッファ内に残っているデー
タも、その後にホストコンピュータ側から入力されたデ
ータも出力することが可能となる。
【0045】なお、このように使用権限のみを登録する
場合には、ビンの指定はビンに出力された用紙を全て取
り除いた時点で解除され、次の出力の際に、再度設定さ
れる。ただし、使用の権限の継続および/または解除は
任意である。この場合、使用するビンを再度設定したと
きには、当然、ホストコンピュータ側に排紙するビン#
を通知し、表示させてユーザにその旨を知らせておくこ
とはいうまでもない。また、このMB9による排紙制御
は、MBPCB93に搭載されたCPU157の制御プ
ログラムに沿って実行される。
【0046】このように用紙ジャムが生じたときに、出
力するビンをユーザが設定されていない所謂フリーボッ
クスに設定することによって、本来登録されている使用
者の機密保持を維持しつつ、システムダウンを防止する
ことができる。このためには、搬送経路最短の距離にあ
る第1ビンについては使用者が特定されない固定された
フリーボックスに設定しておくとよい。これによって、
少なくとも1つのビンをフリーボックスとして常時待機
させておくことが可能となる。
【0047】
【発明の効果】これまでの説明で明らかなように、上述
のように構成された本発明によれば、以下のような効果
がある。
【0048】すなわち、プリンタからメイルボックスの
収納段に至る搬送経路で用紙ジャムが発生した場合、当
該ジャムが発生した位置よりも搬送方向上流側に用紙を
排紙可能な収納段が存在するときには、用紙の排紙を停
止しないで当該排紙可能な収納段に排紙させる制御手段
を備えた請求項1記載の発明によれば、用紙ジャムによ
って搬送経路が塞がれても、塞がれていない個所よりも
搬送方向上流側の収納段には用紙が排紙されるので、出
力処理が停止することはなく、全体としてシステムの稼
働停止時間を最少限に抑えることができる。
【0049】排紙可能な収納段が使用者が特定されてい
ない収納段である請求項2記載の発明によれば、排紙し
たときに登録された使用者の出力と混同を生じるおそれ
がなくなる。
【0050】用紙ジャムが発生したときにシステムのバ
ッファ内に出力すべき情報が残っていたときには、制御
手段はプリンタに印字出力指示し、排紙可能な使用者が
特定されていない収納段に排紙させるように設定された
請求項3記載の発明によれば、システムのバッファ内に
記憶された出力すべき情報は自動的に使用者が特定され
ていない収納段に排紙されるので、システムの稼働停止
を最少限に抑えることができるとともに、排紙したとき
に登録された使用者の出力と混同を生じるおそれもな
い。また、その他の収納段の出力情報の機密保持は維持
することができる。
【0051】使用者が特定される収納段を、用紙搬送方
向最下流側の搬送距離が最も長い収納段から登録するよ
うに設定された請求項4記載の発明によれば、使用者が
特定されない収納段が搬送経路の搬送方向最上流側に残
るので、搬送経路での紙の異常停止時に搬送可能となる
収納段が最も多くなり、システムの稼働停止時間を最少
限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係る画像形成装置における
画像形成手段の内部構造を示す概略構成図である。
【図2】図1の画像形成手段に個人管理用排紙手段を付
設した画像形成装置全体の構成を示す概略構成図であ
る。
【図3】実施例に係る画像形成装置の制御系の接続関係
を示すシステムブロック図である。
【図4】実施例に係るプリントエンジンPCBと他のP
CB間の接続状態を示すブロック図である。
【図5】実施例に係るメイルボックスPCBに対する各
部の接続状態を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 レーザプリンタ本体 9 メイルボックス 51 プリントエンジンPCB 52 コントローラPCB 90 プリントエンジン(PE)ユニット 92 メイルボックス(MB)ユニット 93 メイルボックス(MB)PCB 142,152,157 CPU #1〜#10 ビン 250,250a 搬送経路
フロントページの続き (72)発明者 金子 勝 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 駒井 洋 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータと、プリンタと、こ
    のプリンタとの間のシリアル通信を介して前記ホストコ
    ンピュータからの命令によって制御される複数の収納段
    を有するメイルボックスとを備えた画像形成システムに
    おいて、 プリンタからメイルボックスの収納段に至る搬送経路で
    用紙ジャムが発生した場合、当該ジャムが発生した位置
    よりも搬送方向上流側に用紙を排紙可能な収納段が存在
    するときには、用紙の排紙を停止しないで当該排紙可能
    な収納段に排紙させる制御手段を備えていることを特徴
    とする画像形成システム。
  2. 【請求項2】 前記排紙可能な収納段が使用者が特定さ
    れていない収納段であることを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、用紙ジャムが発生した
    ときにシステムのバッファ内に出力すべき情報が残って
    いたときには、前記プリンタに印字出力指示し、排紙可
    能な使用者が特定されていない収納段に排紙させること
    を特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、使用者が特定される収
    納段を、用紙搬送方向最下流側の搬送距離が最も長い位
    置にある収納段から登録することを特徴とする請求項1
    記載の画像形成システム。
JP6182407A 1994-08-03 1994-08-03 画像形成システム Pending JPH0848460A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011184174A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Canon Inc 印刷制御装置、方法及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011184174A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Canon Inc 印刷制御装置、方法及びプログラム

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