JPH1184955A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1184955A
JPH1184955A JP9235818A JP23581897A JPH1184955A JP H1184955 A JPH1184955 A JP H1184955A JP 9235818 A JP9235818 A JP 9235818A JP 23581897 A JP23581897 A JP 23581897A JP H1184955 A JPH1184955 A JP H1184955A
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JP
Japan
Prior art keywords
paper
transport
unit
initialization
control unit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9235818A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Kishida
徹夫 岸田
Koichi Otaka
孝一 大▲高▼
Satoru Akiyama
哲 秋山
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタにおける用紙のジャムが生じた後の
初期化処理を容易に行えるようにする。 【解決手段】 プリンタ100内で用紙のジャムが発生す
ると残留用紙情報をエンジン制御部2から画像制御部1へ
送信し、残留用紙が除去されたことを判定すると画像制
御部1からエンジン制御部2へ初期化処理の指示を送信す
る。初期化処理では、カセット46からの給紙途中の用紙
の給紙を再開させ、機外へ排出する。また、本体の初期
化が終了するとオプション給紙部102,103へ初期化指示
を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置におけ
る紙づまりなどの異常状態からの復帰動作に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザプリンタやLEDプリンタを
始めとするページプリンタは解像度の高い画像を普通紙
に印字できるというゆえに広く市場に受入れられてい
る。また使用される用紙もA5サイズからA3サイズまで数
多く利用できる場合が多くなっている。同一のページプ
リンタでさまざまなサイズの用紙を簡易に利用できるよ
うにするためには、それらの用紙を紙サイズ別に格納す
る複数個の紙積載部(給紙カセット)を設け、その紙積
載部から用紙を給送させ、その給送した用紙をページプ
リンタ内の画像形成部に搬送して印字させるようになっ
ている。
【0003】また、いろいろな用途でページプリンタが
使用されるようになり、自動で両面印字を行うことがで
きるように用紙を反転させる機構を持ったり、複数毎の
用紙をそれぞれに仕分けして排出積載するソータの機構
を持つようになってきている。
【0004】その結果、用紙搬送路が長くなり、紙づま
りが発生したとき、ユーザが用紙を取除くために操作し
なければならない個所が増えてきた。そこで、装置のど
の場所で紙づまりが発生したか、あるいはどのカバーを
開けて機内に残った紙を取除く必要があるかをユーザに
報知することが行われている。
【0005】また、紙づまり除去の処理などでカバーが
開けられると、すべてのカバーが正常に閉められてから
復帰のための初期化処理を開始する。そして機内に残っ
た用紙が無いかどうかを確認し、もし、まだ機内に用紙
が残っていれば、再度どこに用紙が残っているかをユー
ザに報知して用紙の除去を促している。
【0006】また、紙づまりなどからの復帰のための初
期化処理では、装置全体の初期化を行い、装置内に残っ
ている用紙が無いかの確認を行っている。
【0007】また、用紙の搬送方向を変える機構を有し
て両面印字を可能にした画像形成装置において、用紙の
搬送方向を変える部分に用紙があるときに、他の個所で
の紙づまりなどによって搬送制御を停止した場合、その
個所の用紙が取除かれるまで、復帰のための初期化処理
は行わないように制御している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、用紙搬
送路が長くなり、紙づまりが発生したとき、ユーザが用
紙を取除くために操作しなければならない個所が更に増
えると、どこの用紙を取除き、どこの用紙を取除いてい
ないかがわからなくなり、いろいろな個所を何回もユー
ザがアクセスするなどジャム処理に手間がかかってしま
う。
【0009】また、すべてのカバーを閉めてからしか初
期化処理を行わないため、まだ機内に用紙が残っていた
ような場合に、再度必要な個所のカバーを開けなければ
ならず、ユーザのジャム処理に手間がかかってしまう。
【0010】また、装置が複雑になればなるほど装置全
体の初期化には時間がかかるようになり、画像形成可能
になるまでの待ち時間が長くなってしまう。
【0011】また、用紙の搬送方向を変える機構を有し
て両面印字を可能にした画像形成装置において、搬送方
向を変える個所の用紙が取除かれるまで、復帰のための
初期化処理を行わないと、ユーザが他の個所の用紙を取
除いたことなどの確認も行えず、結果としてユーザのジ
ャム処理に手間がかかってしまう。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、用紙を収納する収納手段と、上記収納手
段に収納されている用紙を1枚を給紙する給紙手段と、
上記給紙手段により給紙された用紙を検出する検出手段
と、電源オン時或いは異常解除後に初期化処理を実行す
る初期化手段と、上記給紙手段により用紙が給紙されて
から上記検出手段によりその用紙が検出されるまでの間
で上記給紙手段の動作が停止した場合、上記初期化手段
は給紙途中の用紙を再開させ、外部に排出させるもので
ある。
【0013】また、本発明は、外部から入力した画像信
号を処理する画像制御部と、上記画像制御部から出力さ
れる画像信号に基づいて画像を形成するエンジン制御部
とを有する画像形成装置において、上記エンジン制御部
は用紙搬送路内に複数の用紙検知センサと、上記用紙検
知センサの出力に基づいて用紙のジャムを検出するジャ
ム検出手段と、ジャム検出すると上記用紙検知センサの
出力に従って残留紙情報を上記画像制御部へ送信する送
信手段を有し、上記画像制御部は上記エンジン制御部か
らの残留紙情報に基づいてすべての残留紙が取り除かれ
たと判定すると上記エンジン制御部へ初期化処理の実行
指示を送信するものである。
【0014】また、本発明は、搬送中の用紙の表裏を反
転させるために用紙を正逆両方向に搬送する搬送手段
と、上記搬送手段の搬送方向を記憶する記憶手段と、上
記搬送手段以外の異常により上記搬送手段の動作を停止
させる停止手段と、上記異常の解除後、上記記憶手段に
記憶された搬送方向に従って上記搬送手段を動作させる
制御手段と、を有するものである。
【0015】また、本発明は、搬送中の用紙の表裏を反
転させるために用紙を正逆両方向に搬送する搬送手段
と、上記搬送手段の搬送方向を記憶する記憶手段と、上
記搬送手段以外の異常により上記搬送手段の動作を停止
させる停止手段と、上記搬送手段により搬送される用紙
を取り除くために開閉可能なドアと、上記搬送手段の手
前に設けられ、用紙を検知するとともに上記ドアの開閉
を検知する共通の検知手段と、上記異常の解除後、上記
記憶手段に記憶された搬送方向に従って上記搬送手段を
動作させる制御手段と、上記異常解除後の上記搬送手段
の動作により上記検知手段の出力が変化した場合、上記
記憶手段に記憶された搬送方向に基づいて上記検知手段
が用紙を検知したか上記ドアの開放を検知したかを判定
する判定手段と、を有するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第lの実施形態)図1は、本発明を適用できるレーザ
ビームプリンタの構成を示すブロック図である。
【0017】同図において、プリンタは画像制御部1と
エンジン制御部2に大別される。画像制御部1は、外部
のホストコンピュータ等よりコード化された画像データ
をビットマップ化された画素データに変換し、その画素
データをエンジン制御部2に送る。
【0018】エンジン制御部2では、画像制御部1より
受けた画素データに従ってトナー画像を記録媒体たる紙
の表面あるいは裏面に形成する。
【0019】図2はレーザビームプリンタの構成を示す
断面図である。同図において、両面搬送ユニット101
およびオプション給紙ユニット102,103は、プリ
ンタ100本体に着脱可能に装着されている。
【0020】以下、図1および図2を用いて本実施形態
のプリンタの動作を説明する。なお、図1および図2の
おいて、共通の構成部分には同一の符号を付けている。
【0021】図1において、画像制御部1は制御手段と
してのCPU3を有しており、CPU3には外部I/O
4、画素データ用RAM4、プログラム用ROM5、コ
ード格納用RAM6、DMAコントローラ7、エンジン
制御I/O8、表示部9の各デバイスがそれぞれ内部バ
ス11を介して接続されている。内部バス11はデータ
バス、アドレスバス、コントロールバスから構成されて
おり、CPU3から各デバイスのアクセスが可能となっ
ている。
【0022】以上の様な画像制御部1は、外部インタフ
ェース12(例えば、セントロニクス型パラレルインタ
ーフェースや、RS−232型シリアルインターフェー
ス)を介してコード化された画像データを受け取る。そ
のコードデータは外部I/O4に入力される。
【0023】CPU3は画像データの送信準備処理とし
て、外部I/O4を介して入力されたコードデータをR
AM6に格納すると共に、コードデータを所定のフォー
マットに従って画素データに変換し、画素データをRA
M4の特定のアドレスに格納する。このRAM4はいわ
ゆるビットマップメモリである。コードデータから画素
データに変換するプログラムはROM5に格納されてい
る。このように変換、格納を行い、CPU3はエンジン
制御部2がデータ受け取り可能状態であることを確認し
てDMAコントロラ7をアクティブの状態にする。DM
Aコントローラ7がアクティブになると、CPU3とD
MAコントローラ7は交互に内部バス11を専有する。
DMAコントローラ7はRAM4の所定アドレスから画
素データを読み出し、そのデータをシリアルデータに変
換する。そして後述するエンジン制御部2より受けた水
平同期信号13に同期して画素データをシリアル化した
画像信号14をエンジン制御部2に送る。エンジン制御
部2ではその画像信号14に従ってトナー像を形成す
る。
【0024】この様に画像制御部1は外部より受け取っ
た画像データをシリアル化した(すなわちラスタイメー
ジ化した)画像信号に変換し、その信号をエンジン制御
部2に送る。その他に、画像制御部1はエンジンインタ
ーフェイス15を介してエンジン制御部2に特定の動作
を指示する役割も持つ。その動作の指示(コマンド)はエ
ンジン制御I/O8によって1チップマイクロコンピュ
ータ16に送られる。すなわち、1チップマイクロコン
ピュータ16は、画像制御部1からの指示従ってエンジ
ン制御部2の各部および両面搬送ユニット101、オプ
ション給紙ユニット102,103の各部を制御する。
また、画像制御部1はエンジンインターフェイス15を
介してエンジン制御部2の内部情報を知る事が出来る。
【0025】次に、印字動作について説明する。画像制
御部1がエンジンインタフェース15を介して印字指示
をエンジン制御部2に送ると、エンジン制御部2の1チ
ップマイクロコンピュータ16は、スキャナユニット6
4内のレーザスキャナモータドライバ17をアクティブ
にし、レーザスキャナモータ18を回転させると同時
に、メインモータドライバ19をアクティブにし、メイ
ンモータ20を回転させ、感光体ドラム35、加熱ロー
ラ21や加圧ローラ36を回転させる。
【0026】マイクロコンピュタ16は、レーザスキャ
ナモータ18の回転数が所定値に達した事を検知する
と、レーザ制御回路21により半導体レーザ23を発光
させる。発光したレーザビームは回転するポリゴンミラ
ー(図示せず)により反射ミラー37上を走査する。そ
して、反射ミラー37によって反射されたレーザビーム
は感光体ドラム35上を走査する。一方、ビーム走査上
の非画像域に配置された受光素子25でレーザビームの
走査位置を検出し、ビーム検出回路24によってパルス
信号に成形され、レーザ制御回路21を介して水平同期
信号13として画像制御部1に送られる。
【0027】また、マイクロコンピュータ16はメイン
モータ20の回転を開始した後、高圧発生回路26を介
して一次帯電器38、現像器39、転写器40に順次高
圧を印加していく。さらに、加熱ローラ21の近傍に配
置したサーミスタ29の出力電圧をA/D変換器30を
介して読み込み、加熱ローラ21の温度を検出し、加熱
ローラ21の温度が所定温度になるようにヒータドライ
バ27でヒータ28を制御する。
【0028】各部が印字可能な状態に達すると、マイク
ロコンピュータ16は画像制御部1により予め指定され
た給紙口から用紙を給紙させ、各種センサ31で紙の搬
送状態を監視する。紙の先端が所定位置(TOPセンサ
41)に到達すると、マイクロコンピュータ16は垂直
方向の画像書き出し位置に紙が到達したことをエンジン
インタフェース15を介して画像制御部1に送信する。
CPU3はこの情報を受け取り、DMAコントローラ7
をアクティブの状態にし、画素データを水平同期信号1
3に同期させて送出する。
【0029】エンジン制御部2では、画像信号14とし
て送られてきた画素データに基づきレーザドライバ22
を駆動し、半導体レーザ23から画素データで変調され
たレーザビームを発生させる。
【0030】発生したレーザビームは、一次帯電器38
で帯電した感光体ドラム35上を走査し、ドラム表面に
潜像が形成される。潜像は、現像器39によりトナー像
に現像され、トナー像は転写器40により搬送されてき
た紙に転写される。トナー像を転写された用紙は加熱ロ
ーラ21と加圧ローラ36からなる定着器を通りトナー
像を定着した後、画像制御部1より両面印字を指定され
ていなければ排紙ローラ63により機外に排紙される。
【0031】両面印字を指定されている場合、マイクロ
コンピュータ16は排紙センサ50で紙先端を検知した
後、オプションインターフェース33を介して両面搬送
ユニット101のフラッパ51を、紙が両面搬送ユニッ
ト101に入る方向に動作させる。両面搬送ユニット1
01に入った紙は搬送ローラ52で搬送され、反転ロー
ラ53に運ばれる。
【0032】反転ローラ53は、反転センサ65が紙の
先端を検知すると正転(A方向に紙を搬送する方向に回
転)し、紙の後端を検知すると逆転(B方向に紙を搬送
する方向に回転)し、反転した紙を搬送ローラ54に向
けて搬送する。
【0033】搬送ローラ54により紙は横レジ調整部5
5に搬送され、横レジ調整部55で位置ずれを調整され
ながら両面給紙ローラ57に向けて搬送される。
【0034】両面紙センサ56で紙先端を検知した後所
定時間(両面給紙ローラ57に紙の先端が到達するまで
の時間)後に紙搬送を停止し、その旨をオプションイン
ターフェース33を介してマイクロコンピュータ16に
伝える。
【0035】マイクロコンピュタ16はエンジンインタ
ーフェース15を介して、両面の再給紙が可能になった
ことを画像制御部1に送信し、画像制御部1から両面搬
送ユニット101からの印字を指定されると、面給紙ロ
ーラ57および搬送ローラ58,48を駆動して紙を給
紙する。給紙された紙の裏面に対して、上述した印字動
作を行い、両面に印字することが出来る。
【0036】本実施例のプリンタは両面を含め給紙口が
5個所あり、上から、手差し給紙口、上段カセット給紙
口、両面給紙口、中段カセット給紙口、下段カセット給
紙口である。両面を除いた各給紙口にはそれぞれ給紙ロ
ーラ44,47,61a,61bと搬送ローラ45,4
8,62a,62bがある。
【0037】マイクロコンピュータ16は画像制御部1
の指示に従い、指定された給紙口の給紙ローラを駆動す
る事で、紙積載部であるトレイ42、もしくは紙カセッ
ト46,60a,60bから紙を引き出し、それぞれの
搬送ローラにまで送り出す。このとき、給紙口の位置の
違いにより、手差し給紙口では給紙ローラ44を1回転
分駆動させ、上段カセット給紙口では給紙ローラ47を
2回転分駆動させ、中段カセット給紙口、下段カセット
給紙口では給紙ローラ61a,bを3回転分駆動させ、
給紙動作を開始する。この時、給紙動作を開始してから
所定時間(給紙口毎に別の時間を設定)以内に各搬送ロ
ーラの下流にある最初の紙有無検知センサ(手差しおよ
び上段カセットの場合はTOPセンサ41、両面の場合
は両面給紙口センサ66、中段・下段カセットの場合は
それぞれオプションカセット給紙口センサ67a,67
b)に紙の先端が到達しない時は給紙不良と判断する。
【0038】さらに、マイクロコンピュータ16は、図
示した様に紙搬送路に配置された紙有無を検知する各セ
ンサ(オプションカセット給紙口センサ67a,67
b、両面給紙口センサ66、TOPセンサ41、定着前
センサ49、排紙センサ50、反転センサ65、両面セ
ンサ56)で、紙搬送の監視を行い、紙づまりを検知す
ると紙搬送を停止する。なお、紙搬送の検知の方法に関
しては周知の方法(例えば特開平2−38240号公報
に記載されている方法)を採用する。
【0039】紙づまりを検知するとマイクロコンピュー
タ16は、エンジンインタフェース15を介して画像制
御部1に紙づまりを報知すると共に、後述する様な紙搬
送路の各センサ(オプションカセット給紙口センサ67
a,67b、両面給紙口センサ66、TOPセンサ4
1、定着前センサ49、排紙センサ50、反転センサ6
5、両面センサ56)の監視を続ける。また、マイクロ
コンピュータ16は各オプションユニットに対してもオ
プションインターフェース33を介して紙詰まりが生じ
たことを知らせて動作を停止させる。
【0040】図3は、表示部9の一部分を表わす図面で
あり、紙搬送路の各センサに対応する位置に各LEDを
配置している。すなわち、LED1は定着前センサ49
の位置を表わし、LED2は排紙センサ50の位置を表
わし、LED3は反転センサ65の位置を表わし、LE
D4は両面センサ56の位置を表わし、LED5はTO
Pセンサ41の位置を表わし、LED6は両面給紙口セ
ンサ6の位置を表わし、LED7はオプションカセット
給紙口センサ67aの位置を表わし、LED8はオプシ
ョンカセット給紙口センサ67bの位置を表わしてい
る。
【0041】CPU3は、エンジン制御部2からエンジ
ンインタフェース15を介して紙づまりが発生した事を
報知されると、エンジン制御部2に対して機内残留紙の
情報を要求する。
【0042】図4は、マイクロコンピュータ16がエン
ジンインタフェース15を介して画像制御部1に返答す
る機内残留紙の情報を表わすフォーマットであり、第1
bitおよび第10〜14bitは常に0、第2〜9bitは内
容に記載されている各センサを監視し、センサが紙有り
であるときに対応するビットを1にセットし、センサが
紙無しであるときに対応するビットを0にセットする。
第16bitは奇数パリティビットで、1〜16ビットの
各ビットを加算した結果が奇数になる様にビットをセッ
トする。
【0043】CPU3は、ジャム処理中もエンジン制御
部2からの機内残留紙の情報を受け取り、その情報に従
い、紙の有るセンサに対応したLEDを点灯し、紙の無
いセンサに対応したLEDを消灯する事で機内にある取
り除かなければならない紙の位置を表示する。即ち、ユ
ーザがジャムした用紙を取り除く毎にその位置に対応し
たLEDを消灯していく。従って、ユーザはどの位置に
用紙が残っているかを確認しながらジャム処理を行え
る。
【0044】また、エンジン制御部2からの機内残留紙
の情報で、すべてのセンサ位置から紙が取り除かれた事
を確認した後、図示しない紙づまり解除ボタン(ドアス
イッチを兼用しても良い)が押されると、CPU3はエ
ンジンインタフェース15を介してマイクロコンピュー
タ16に初期化シーケンスの実行を指示する。
【0045】初期化シーケンスは、電源投入後、トナー
カートリッジ取り出しドア71を開閉後、紙づまり処理
(CPU3から初期化シーケンスの実行を指示された)
後に実行されるシーケンスで、図5、図6のフローチャ
ートに沿って実行される。
【0046】図5において、ステップS101では、ト
ナーカートリッジ取り出しドア71が閉じているかをド
ア開閉検知センサ72で判断し、ドア71が開いていれ
ばステップS103へ移り、ドア71が閉じていればス
テップS102へ移る。
【0047】ステップS102では、トナーカートリッ
ジ取り出しドア71が開いた状態から閉じた状態になっ
た後に初期化処理を実行したかをドア開閉フラグで判断
し、ドア開閉フラグがセットされていれば初期化処理が
実行されていないと判定してステップS105へ移り、
ドア開閉フラグがリセットされていれば初期化処理が実
行されたと判定してステップS104へ移る。
【0048】また、ドア71が開いていた場合、ステッ
プS103では、ドア開閉フラグをセットし、トナーカ
ートリッジ取り出しドア71が閉められた時に初期化処
理を実行する設定をする。
【0049】ステップS104では、マイクロコンピュ
ータ16がCPU3からエンジンインタフェース15を
介して初期化シーケンスの実行を指示されているかを判
断し、指示されていればステップS105へ移り、指示
されていなければステップS101へ戻る。
【0050】ステップS105では、上段カセット給紙
口の紙カセット46が装着されているかをカセット検知
センサ73で判断し、紙カセット46が装着されていれ
ばステップS106へ移り、装着されていなければステ
ップS107へ移り、カセット無フラグをセットし、ス
テップS101へ戻る。
【0051】一方、カセット46が装着されていた場
合、ステップS106で、紙づまりにより給紙途中(例
えば給紙ローラ47が1回転しかしていない時)で紙搬
送が停止したかを判断する。具体的には、マイクロコン
ピュータ16は、給紙ローラ47による給紙(2回転分
駆動=T1時間分給紙ローラ47を駆動)動作を開始し
てからの時間T2を計測し、紙づまりが発生し紙搬送を
停止した時点で、給紙動作を終了させるのに必要な時間
T3=T1−T2を記憶し、その時間により給紙途中で
紙搬送が停止しているか否かを判断し、給紙途中で紙搬
送が停止していればステップS108に移り、給紙途中
で紙搬送が停止していなければステップS110へ移
る。
【0052】紙搬送が停止しいている場合、ステップS
108でカセット無フラグがセットされているかを判断
し、リセットされていれば、ステップS109へ移り、
セットされていれば、カセット46が引き抜かれたと判
断し、ステップS110へ移る。
【0053】ステップS109では、給紙動作を終了さ
せるのに必要な時間T3(=T1−T2)だけ給紙ロー
ラ47を駆動し、給紙途中の紙の給紙を再開する。
【0054】ステップS110では、メインモータ20
の回転を開始し、1次帯電器38、現像器39、転写器
40にそれぞれ初期処理用の高圧(感光体ドラム35の
表面を均一な電位に戻し、かつ、不要なトナー等をクリ
ーニングする)を印加し、給紙された紙を機外に排出す
る自動排紙シーケンスも行う。その後ステップS111
へ進む。
【0055】ステップS111では、ドア開閉フラグお
よびカセット無フラグをリセットし、ステップS112
へ進む。
【0056】ステップS112では、オプションインタ
ーフェース33を介して、両面搬送ユニット101およ
びオプション給紙ユニット102,103に初期化動作
を指示し、ステップS101へ戻る。マイクロコンピュータ
16は、オプションインターフェース33を介して、各
ユニットの状態を監視し、装着されているユニットの構
成により、初期化動作が可能なユニットを選択して初期
化動作を指示する。この時、搬送路の下流に配置された
ユニットは、そのユニットの初期化動作が可能でなけれ
ば上流のユニットへは初期化の指示を行わないようにす
る。言い換えれば、上流側の給紙ユニットが初期化でき
ない状態であっても、下流側のユニットを初期化するこ
とができる。
【0057】図6は、オプション給紙ユニットの初期化
処理シーケンスのフローチャートである。このシーケン
スは、オプション給紙ユニット102又は103内の制
御部で実行される。なお、オプション給紙ユニット10
2,103はプリンタ100本体とは独立して駆動出来
る様に構成されている。
【0058】本実施例では、オプション給紙ユニットと
して、中段カセット給紙口と下段カセット給紙口を備え
ているが、どちらも同じ初期化シーケンスを行うため、
以降は下段カセット給紙口で説明をする。
【0059】図6において、ステップS201は、下段
カセット給紙口の紙カセット60bが装着されているか
をカセット検知センサ74で判断し、紙カセット60b
が装着されていればステップS202へ移り、カセット
脱着フラグをセットし、ステップS201へ戻る。装着
されていなければステップS203へ移る。
【0060】ステップS203では、カセット脱着フラ
グがセットされたかを判断し、セットされていればカセ
ットの脱着があったものとしてステップS205へ移
り、カセット脱着フラグがリセットされていればステッ
プS204へ移る。
【0061】ステップS204では、マイクロコンピュ
ータ16からオプションインタフェース33を介して初
期化シーケンスの実行を指示されているかを判断し、指
示されていればステップS205へ移り、指示されてい
なければステップS201へ戻る。
【0062】ステップS205では、オプションインタ
ーフェース33を介して、エンジン制御部2に紙搬送路
が使用出来る状態であるかを確認し、エンジン制御部2
が印字動作中である時や、上段カセット給紙口の紙カセ
ット46、中段カセット給紙口の紙カセット60a、両
面ユニット前ドア59が抜かれて下段カセット給紙口か
ら紙搬送ができない時などでは、下段カセット給紙口が
紙搬送路を使用可能になるまで待機し、紙搬送路が使用
出来る状態になったらステップS206へ移る。
【0063】ステップS206では、初期化済フラグが
セットされているかを判断し、初期化済フラグがセット
されていればステップS201へ戻り、初期化済フラグ
がリセットされていればステップS207へ移る。初期
化済フラグは電源投入時と下段カセット給紙口からの給
紙途中で紙づまりが発生した場合にリセットされるフラ
グである。
【0064】ステップS207では、給紙ローラ61b
を規定位置にするための初期化処理動作を行う。特に給
紙途中で紙づまりが発生した後では、前述した上段カセ
ットの場合と同様に、途中までの給紙動作が完了する様
に給紙ローラ61bを駆動する。そのとき、オプション
カセット給紙口センサ67bで紙有りを検出すると、オ
プションインタフェース33を介してマイクロコンピュ
ータ16に給紙した紙の自動排出を要求し、その紙を排
出してもらい、ステップS208へ進む。
【0065】ステップS208では、オプションインタ
フェース33を介してマイクロコンピュータ16に下段
カセット給紙口からの給紙が可能になったことを送出
し、ステップS209へ進む。
【0066】ステップS209は、初期化処理動作が修
了した事を初期化済フラグをセットすることで記憶し、
ステップS210へ進む。
【0067】ステップS210では、カセット脱着フラ
グをリセットし、ステップS101へ戻る。これにより、オ
プションカセットの脱着だけでも初期化処理を行える様
にする。
【0068】以上のように、紙づまりが発生した時に取
り除かなければならない紙の位置を分かる様にでき、さ
らに、紙づまりの処理が終了した後は、不必要な動作を
行うことなく、適切な初期化動作を行える様になる。
【0069】更に、ジャム処理後、下流側の給紙ユニッ
トが初期化されれば、上流側の給紙ユニットがジャム状
態ではなく、正しい位置にセットされていない等で初期
化が行われていない状態でも下流側の給紙ユニットを使
用する像形成は実行可能となる。従って、画像形成に最
低限必要な部分だけの初期化で給送、画像形成が行える
ようになったので、より早く画像形成を行える。
【0070】(第2の実施形態)図7は本発明の第2の
実施形態におけるプリンタの断面図である。図2の同一
の構成部分には同一の番号を附す。1001〜1003は片面も
しくは両面印字されている用紙を示す。
【0071】用紙1001が給紙カセット46から給紙ローラ
47によって給紙され、感光ドラム35と転写ローラ40によ
って用紙1001の第1面に画像が形成される。そして、定
着ローラ21でトナー像が用紙1001に定着された後、フラ
ッパー51を例えばソレノイドなどで押し上げる事によっ
て、用紙1001は両面ユニット101側へ搬送される。両面
ユニット101に搬送された用紙1001の後端を反転センサ6
5で検知し、反転ローラ53で用紙をスイッチバックさせ
ることにより搬送方向が変えられ、搬送ローラ54で紙葉
位置を調整する横レジ調整装置55へ搬送され、用紙1001
の先端をセンサ56で検知する事により、2面目印字が可
能となる。
【0072】両面搬送ユニットにより用紙1001の再給紙
を行うと、用紙1001はローラ57、58を経て本体に搬送さ
れる。そして、画像の定着まで1面目と同じ処理を経
て、排紙トレイ部へ排出される。
【0073】なお、図に示すように複数の用紙待機位置
を有する両面ユニット101では、用紙1001が再給紙され
る前に複数の用紙を反転部に引込むことができる。
【0074】いま、図に示すように両面ユニットの待機
位置に用紙1001と1002がある時、用紙1003が紙詰まりの
ために用紙搬送駆動系が停止したとする。ユーザは、ド
ア71及びその他のドアを開けてジャムした用紙1003お
よび用紙1001、1002を取り除き、再び前記ドアを閉めて
プリンタを初期化させる。
【0075】この初期化処理時に、プリンタ内に用紙が
残っていないか再度チェックするために、両面ユニット
101は用紙を再給紙口へ搬送するような方向へ各々のロ
ーラを回転させる方法が考えられる。
【0076】しかしながら、ジャム等による搬送系の緊
急停止時に両面ユニット101内の用紙が常に待機位置に
あるとは限らない。しかも、ローラ52〜54は用紙の引込
み/送り出しを行うため、初期化時の回転方向を一つに
定める事が困難である。
【0077】この問題を解決するために搬送路内に、所
定間隔で用紙検知センサを設ける事も考えられるが、非
常に煩雑な構成および処理が必要となりコスト的に不利
となる。
【0078】そこで本実施形態では、両面ユニット101
の制御部内に記憶装置を設け、緊急停止する直前のロー
ラ51〜54の動作状況を記憶する事により、コストアップ
無しに適切な初期化処理を行うものである。
【0079】図8は、本実施形態における緊急停止時の
処理シーケンスを示す概略フローチャート図である。ま
ず緊急停止指示が解除されたか否か判定し(ステップS3
01)、解除されると残留している用紙があるか否かをチ
ェックする処理指示を待つ(ステップS302)。用紙チェッ
ク指示を受けたら、チェックに必要なローラ回転数およ
び回転速度を設定する(ステップS303)。そして、前記記
憶装置より緊急停止直前のローラ動作状況を判定し(ス
テップS304)、例えば用紙引込み中だったのであれば用
紙を引込む方向にローラの回転をセットする(ステップ
S305)(図7のA方向)。一方、用紙を引込んでいない
状態で緊急停止した場合は、用紙送り出し方向にローラ
の回転をセットし(ステップS306)(図7のB方向)、
ローラを回転するように駆動する(ステップS307)。
【0080】ローラ回転中に搬送路内の各センサにて用
紙が残っていたかどうか見ながら(ステップS308)、所
定量ローラを回転させる(ステップS309)。残留用紙が
無ければ、ローラ駆動を停止し(ステップS310)、初期
化動作を終了する(ステップS314)。
【0081】もし、ステップS308において残留用紙を検
知した場合は、ローラの回転を停止し(ステップS31
1)、他の残留紙チェックの終了を待って(ステップS31
2)、ユーザに残留用紙が有った事を報知する(ステッ
プS313)。
【0082】検知した残留用紙を排紙部へ排出できると
プリンタが判断した場合は、自動排出してもよい。この
事により、ユーザ操作性が更に向上する。
【0083】また、センサ65の構成及び配置を工夫する
事により、用紙検知だけでなく両面ユニット101のジャ
ム処理用ドア1013の開閉検知を併用できる。
【0084】図9に用紙検知センサ65の一例を示す。同
図において1010は光透過型の検出器、1011は光を透過/
遮蔽するフラグ、1012はフラグ1011をD方向に引くバ
ネ、1014はジャム処理ドア1013の開閉に連動した部材で
ある。ジャム処理ドア1013が閉じられ、用紙1001がフラ
グ1011にかかっていない場合は、フラグ1011は検出器10
10が光を感知する位置に固定される。ここで、用紙1001
が進行してC方向にフラグ1011が倒れて検出器1010の光
検知を遮るように動作する。一方、用紙1001がフラグ10
11にかかっていない状態で、ジャム処理ドア1013が開け
られるとドア連動部材1014が待避し、バネ1012によって
フラグ1011がD方向へ倒れ、検出器1010の光検知を遮る
ように動作する。
【0085】このような用紙検出器をセンサ65に用いた
場合の簡易制御フローチャートを図10に示す。図8と同
じ処理ステップには同じ番号を附する。
【0086】用紙チェック処理を開始し、ローラ回転実
行までの処理(ステップS301〜S307)は図8で示したの
と同じである。センサ65の出力が変化(用紙無しから用
紙ありへの変化)したか否かを判定し(ステップS31
4)、変化した場合、再度前記記憶装置の内容を調べて
用紙を引込む方向にローラを回転していたのかどうか判
定し(ステップS315)、回転方向が引込む方向であれば
ステップS307の実行により用紙が搬送されたと見なし、
用紙有りをユーザに報知する(ステップS313)。一方、
回転方向が用紙送り出し方向である場合は、本シーケン
スを実行開始後ユーザが故意にジャム処理ドア1013を開
けたものと判断してドア開報知を行うものである。これ
により、一個の検知手段により紙検知とドア開放検知が
行えるので検知手段の数を減らすことができる。
【0087】図9で示した2方向の検出装置をセンサ50に
用いる事により、本発明は更に簡略できる。つまり、初
期化動作時にローラの回転方向を送り出し方向にセット
し、図7に示す用紙進路切り換え用フラッパー51をONす
る(両面ユニット側へ搬送する位置)。ローラ52付近に
あった用紙は両面ユニット101から本体記録装置側へと
移動し、センサ50によって検出されて用紙有りをユーザ
に報知できる。
【0088】本実施形態は、電源投入時など初期化前の
動作シーケンスが不明なときに、特に有用である。
【0089】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、用紙
を収納する収納手段と、上記収納手段に収納されている
用紙を1枚を給紙する給紙手段と、上記給紙手段により
給紙された用紙を検出する検出手段と、電源オン時或い
は異常解除後に初期化処理を実行する初期化手段と、上
記給紙手段により用紙が給紙されてから上記検出手段に
よりその用紙が検出されるまでの間で上記給紙手段の動
作が停止した場合、上記初期化手段は給紙途中の用紙を
再開させ、外部に排出させることにより、給紙途中で止
まっている用紙がジャム解除後もそのまま残ってしまう
ことを防止でき、ユーザがわざわざ給紙途中の用紙を取
り除かなくても自動的に排出されるので操作性が向上す
る。
【0090】また、本発明によれば、外部から入力した
画像信号を処理する画像制御部と、上記画像制御部から
出力される画像信号に基づいて画像を形成するエンジン
制御部とを有する画像形成装置において、上記エンジン
制御部は用紙搬送路内に複数の用紙検知センサと、上記
用紙検知センサの出力に基づいて用紙のジャムを検出す
るジャム検出手段と、ジャム検出すると上記用紙検知セ
ンサの出力に従って残留紙情報を上記画像制御部へ送信
する送信手段を有し、上記画像制御部は上記エンジン制
御部からの残留紙情報に基づいてすべての残留紙が取り
除かれたと判定すると上記エンジン制御部へ初期化処理
の実行指示を送信することにより、ジャムが発生した後
の用紙除去を行いながら、画像制御部が残留用紙情報に
基づいて初期化処理の実行を許可するので、不用意に初
期化処理を行って更に装置の異常を悪化させることを防
止でき、装置の安全性を高めることができる。
【0091】また、本発明によれば、搬送中の用紙の表
裏を反転させるために用紙を正逆両方向に搬送する搬送
手段と、上記搬送手段の搬送方向を記憶する記憶手段
と、上記搬送手段以外の異常により上記搬送手段の動作
を停止させる停止手段と、上記異常の解除後、上記記憶
手段に記憶された搬送方向に従って上記搬送手段を動作
させる制御手段と、を有することにより、ジャムが発生
したときにセンサにかかっていない用紙を初期化処理時
に確実に排出させることができる。
【0092】また、本発明によれば、搬送中の用紙の表
裏を反転させるために用紙を正逆両方向に搬送する搬送
手段と、上記搬送手段の搬送方向を記憶する記憶手段
と、上記搬送手段以外の異常により上記搬送手段の動作
を停止させる停止手段と、上記搬送手段により搬送され
る用紙を取り除くために開閉可能なドアと、上記搬送手
段の手前に設けられ、用紙を検知するとともに上記ドア
の開閉を検知する共通の検知手段と、上記異常の解除
後、上記記憶手段に記憶された搬送方向に従って上記搬
送手段を動作させる制御手段と、上記異常解除後の上記
搬送手段の動作により上記検知手段の出力が変化した場
合、上記記憶手段に記憶された搬送方向に基づいて上記
検知手段が用紙を検知したか上記ドアの開放を検知した
かを判定する判定手段と、を有することにより、ジャム
が発生したときにセンサにかかっていない用紙を初期化
処理時に確実に排出させることができるとともに、ドア
の開閉検知と用紙検知を共通の検出器で行えるので、装
置を安価にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるプリンタの制
御部を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態におけるプリンタの構
成を示す断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態におけるプリンタの表
示部を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施形態におけるプリンタの機
内残留紙情報のフォーマットを示す図である。
【図5】本発明の第1の実施形態におけるプリンタ本体
の初期化処理の制御を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施形態におけるオプション給
紙部の初期化処理の制御を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施形態におけるプリンタの構
成を示す断面図である。
【図8】本発明の第2の実施形態における両面ユニット
の初期化処理の制御を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施形態における両面ユニット
のセンサの構成を示す図である。
【図10】図9のセンサを用いた場合の両面ユニットの
初期化処理の制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 画像制御部 2 エンジン制御部 3 CPU 9 表示部 16 マイクロコンピュータ 100 プリンタ 101 両面搬送ユニット 102 オプション給紙ユニット 103 オプション給紙ユニット

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を収納する収納手段と、 上記収納手段に収納されている用紙を1枚を給紙する給
    紙手段と、 上記給紙手段により給紙された用紙を検出する検出手段
    と、 電源オン時或いは異常解除後に初期化処理を実行する初
    期化手段と、 上記給紙手段により用紙が給紙されてから上記検出手段
    によりその用紙が検出されるまでの間で上記給紙手段の
    動作が停止した場合、上記初期化手段は給紙途中の用紙
    を再開させ、外部に排出させることを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 更に上記収納手段の有無を検出する第2
    の検出手段を有し、上記初期化手段は上記第2の検出手
    段により上記収納手段の無しから有りを検出すると、上
    記給紙手段による給紙再開を行わないことを特徴とする
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記画像形成装置とは独立して動作可能
    な給紙機構が接続可能であり、上記初期化手段の初期化
    処理が終了すると上記給紙機構に初期化の指示を出力す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 外部から入力した画像信号を処理する画
    像制御部と、上記画像制御部から出力される画像信号に
    基づいて画像を形成するエンジン制御部とを有する画像
    形成装置において、 上記エンジン制御部は用紙搬送路内に複数の用紙検知セ
    ンサと、上記用紙検知センサの出力に基づいて用紙のジ
    ャムを検出するジャム検出手段と、ジャム検出すると上
    記用紙検知センサの出力に従って残留紙情報を上記画像
    制御部へ送信する送信手段を有し、 上記画像制御部は上記エンジン制御部からの残留紙情報
    に基づいてすべての残留紙が取り除かれたと判定すると
    上記エンジン制御部へ初期化処理の実行指示を送信する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記画像制御部は上記紙検知センサの各
    々に対応して用紙の有無を表示する用紙表示手段を有
    し、上記残留紙情報に基づいて上記用紙表示器を制御す
    ることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 搬送中の用紙の表裏を反転させるために
    用紙を正逆両方向に搬送する搬送手段と、 上記搬送手段の搬送方向を記憶する記憶手段と、 上記搬送手段以外の異常により上記搬送手段の動作を停
    止させる停止手段と、 上記異常の解除後、上記記憶手段に記憶された搬送方向
    に従って上記搬送手段を動作させる制御手段と、を有す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 更に、上記搬送手段の手前に設けられ、
    用紙を検知する検知手段と、上記異常解除後の上記搬送
    手段の動作により上記検知手段画用紙を検知すると用紙
    の残留を報知する報知手段とを有することを特徴とする
    請求項6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 搬送中の用紙の表裏を反転させるために
    用紙を正逆両方向に搬送する搬送手段と、 上記搬送手段の搬送方向を記憶する記憶手段と、 上記搬送手段以外の異常により上記搬送手段の動作を停
    止させる停止手段と、 上記搬送手段により搬送される用紙を取り除くために開
    閉可能なドアと、 上記搬送手段の手前に設けられ、用紙を検知するととも
    に上記ドアの開閉を検知する共通の検知手段と、 上記異常の解除後、上記記憶手段に記憶された搬送方向
    に従って上記搬送手段を動作させる制御手段と、 上記異常解除後の上記搬送手段の動作により上記検知手
    段の出力が変化した場合、上記記憶手段に記憶された搬
    送方向に基づいて上記検知手段が用紙を検知したか上記
    ドアの開放を検知したかを判定する判定手段と、を有す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 上記検知手段は用紙及び上記ドアの開閉
    に連動した部材により位置が変動するフラグを有するこ
    とを特徴とする請求項8の画像形成装置。
JP9235818A 1997-09-01 1997-09-01 画像形成装置 Withdrawn JPH1184955A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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