JPH06122248A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06122248A
JPH06122248A JP4296585A JP29658592A JPH06122248A JP H06122248 A JPH06122248 A JP H06122248A JP 4296585 A JP4296585 A JP 4296585A JP 29658592 A JP29658592 A JP 29658592A JP H06122248 A JPH06122248 A JP H06122248A
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JP
Japan
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paper
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logical operation
paper discharge
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JP4296585A
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Inventor
Yoji Serizawa
洋司 芹澤
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Canon Inc
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  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つの監視手段でカバーの開閉状態と紙通過
状態との双方を確実に検知して、適切、かつ安全な処理
を確実に起動できる。 【構成】 センサ21により排紙部カバー22の開閉状
態と前記排紙部カバー22により形成される搬送路上の
所定位置を通過する記録媒体の通過状態との双方が監視
されて、各状態との論理演算結果が出力されると、エン
ジン制御部101がプリンタエンジンのプロセス状態に
基づいてセンサ21からの論理演算出力を異なる状態情
報として識別し、この識別結果に基づいてエンジン制御
部101が異なる所定の処理を切り換え実行する構成を
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、用紙搬送路の一部を形
成する開閉可能なカバーを有する画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の画像形成装置の一例を示す
断面図である。
【0003】図において、1は静電潜像担持体である感
光ドラム、2は帯電器で、感光ドラム1を一様に帯電す
る。3は現像器で、感光ドラム2に形成された静電潜像
をトナーにて現像する。4は転写帯電器で、トナー像を
所定の用紙に転写する。5は半導体レーザで、光ビーム
7を出力する。6はポリゴンミラーで、半導体レーザ5
から発射された光ビーム7を感光ドラム1上に走査す
る。8は給紙カセット、9は所定のタイミングにて用紙
を給送する給紙ローラ、10は給送された用紙の紙有無
を検出するレジストセンサ、11は用紙の先端を一旦突
き当て、用紙の斜行を補正するとともに、感光ドラム1
への画像データの書き込みと用紙の搬送との同期をとる
ためのレジストローラ、12は用紙に転写されたトナー
を用紙に融着させる定着ローラ、13は定着後の用紙の
有無を検出する紙有無センサ、14〜16は定着された
用紙の排出を行う排紙ローラである。17は排紙部の紙
詰まり等を解除するための排紙カバーであり、この排紙
カバー17の開閉状態は認識されない構成となってい
る。18は搬送路中の紙詰まりの解除あるいは感光体ド
ラムユニットを着脱するための上ドア、19は上ドア開
閉を識別するドア開閉センサ、20は開閉動作不可能な
外装カバーである。
【0004】このように構成された装置において、従来
は搬送路中に排紙カバー17のような搬送路の一部をな
すような排紙カバー17に対し、特に開閉状態の検出を
行う機能を有していなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、例えばプリ
ント中に排紙カバー17がオープン状態になっているに
もかかわらず、通常のプリントシーケンスを行ってしま
い正常な排紙位置へ用紙を搬送できなくなってしまう。
また、動作中に排紙カバー17が開いた状態で、ユーザ
が不用意にローラ部材等に触れてしまう等の危険にさら
してしまう等の重大な問題点があった。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、カバーの開閉状態とカバーにより形成
される搬送路上の所定位置を通過する記録媒体の通過状
態との双方を監視し、かつこの監視結果に基づく論理出
力とプリンタエンジンの状態とに基づいて出力情報種別
を識別することにより、1つの監視手段でカバーの開閉
状態と紙通過状態との双方を確実に検知して、適切、か
つ安全な処理を確実に起動できる安価な画像形成装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置は、記録媒体に対して所定の電子写真プロセスを実行
するプリンタエンジンと、記録媒体を搬送する搬送手段
と、この搬送手段の搬送路の一部を形成する開閉可能な
カバーと、このカバーの開閉状態と前記カバーにより形
成される搬送路上の所定位置を通過する記録媒体の通過
状態との双方を監視して、各状態との論理演算結果を出
力する状態監視手段と、前記プリンタエンジンのプロセ
ス状態に基づいて前記状態監視手段からの論理演算出力
を異なる状態情報として識別する識別手段と、この識別
手段の状態情報識別結果に基づいて異なる所定の処理を
切り換え実行する処理切換え手段とを有するものであ
る。
【0008】また、識別手段は、前記プリンタエンジン
のプロセス状態が紙搬送中である場合は、状態監視手段
からの論理演算出力を搬送路中の紙有無情報として識別
し、前記プリンタエンジンのプロセス状態が非紙搬送中
である場合は、状態監視手段からの論理演算出力をカバ
ーの開閉状態情報として識別するように構成したもので
ある。
【0009】
【作用】本発明においては、状態監視手段によりカバー
の開閉状態と前記カバーにより形成される搬送路上の所
定位置を通過する記録媒体の通過状態との双方が監視さ
れて、各状態との論理演算結果が出力されると、識別手
段がプリンタエンジンのプロセス状態に基づいて前記状
態監視手段からの論理演算出力を異なる状態情報として
識別し、この識別結果に基づいて処理切換え手段が異な
る所定の処理を切り換え実行することにより、1つの状
態監視手段で、識別された状態に対応する処理を確実に
起動することを可能とする。
【0010】また、識別手段は、前記プリンタエンジン
のプロセス状態が紙搬送中である場合は、状態監視手段
からの論理演算出力を搬送路中の紙有無情報として識別
し、前記プリンタエンジンのプロセス状態が非紙搬送中
である場合は、状態監視手段からの論理演算出力をカバ
ーの開閉状態情報として識別することにより、紙有無情
報またはカバーの開閉状態情報に対応する処理を確実に
起動することを可能とする。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す画像形成装置
の構成を説明する断面図であり、図9と同一のものには
同じ符号を付してある。
【0012】図において、22は排紙部カバーで、この
排紙部カバー22の開閉状態が排紙部センサ(センサ)
21により検出される。なお、センサ21は、定着ロー
ラ12から排紙される用紙有無をも検知する複合状態検
出手段として機能し、図2に示すように排紙部カバー2
2がオープンで、かつ排紙部紙有りの場合に限ってその
状態を図3に示すエンジン制御部101に報知する。
【0013】図2は、図1に示したセンサ21の出力状
態を説明する図であり、(a)は図1に示した排紙部カ
バー22と定着後の用紙有無の関係を示し、(b)は状
態信号の論理出力を示す。
【0014】この図に示すように、センサ21は排紙部
カバー22の開状態と排紙部紙有り状態のAND出力を
図3に示すエンジン制御部101に報知する構成となっ
ている。
【0015】従って、紙有り状態を「1」、紙無し状態
を「0」とすれば、この時の出力結果は、紙有り状態と
排紙部カバー22のオープン状態との論理積の結果と等
しくなる。このような出力を得るため、この紙有無検出
センサの機構は、排紙部カバー22のオープン時は、排
紙部紙有無にかかわらず紙有り状態と同じ「0」にな
り、排紙部カバー22のクローズ時に、初めて排紙部紙
有無の情報がそのまま出力される。
【0016】図3は、図1に示した画像形成装置の制御
構成を説明する制御ブロック図である。
【0017】図において、100は図示しないホストコ
ンピュータ等から受け取った画像コードデータをプリン
トするためのビットデータに変換するとともに、エンジ
ン制御部101に対してコマンドを送出してプリンタの
動作モードを切り換えたり、プリンタからステータスを
受け取り、その結果を外部へ表示したりするプリンタコ
ントローラである。エンジン制御部101はプリンタコ
ントローラ100から受け取ったコマンドに基づいて実
際のプリンタの各構成要素に対する制御を行う。また、
エンジン制御部101は、プリンタコントローラ100
の指定したモードを実行するため、後述するプリンタの
各制御部に対して制御を行う。102は前記エンジン制
御部101からの指令に基づきモータの駆動/停止,給
紙ローラ9の駆動/停止等を行う搬送系制御部である。
110は帯電,現像,転写等の高圧系の制御をエンジン
制御部の指令に基づき行う高圧制御部である。104は
スキャナモータおよびレーザの立ち上げをエンジン制御
部101の指令に基づき行う光学系制御部、105はセ
ンサ入力部で、レジストセンサ10および排紙部カバー
22の開閉を検出する。なお、上記エンジン制御部10
1およびプリンタコントローラ100には図示しないC
PU,ROM,RAMを備え、ROM上に記憶された制
御プログラムに基づいて各部を制御する構成となってい
る。102は搬送系制御部、103は高圧制御部、10
4は光学系制御部、105はセンサ入力部、106は定
着器制御部で、109〜113は制御バスである。
【0018】このように構成された画像形成装置におい
て、状態監視手段(センサ21)によりカバー(排紙部
カバー22)の開閉状態と前記カバーにより形成される
搬送路上の所定位置を通過する記録媒体の通過状態との
双方が監視されて、各状態との論理演算結果が出力され
ると、識別手段(エンジン制御部101)がプリンタエ
ンジンのプロセス状態に基づいて前記状態監視手段から
の論理演算出力を異なる状態情報として識別し、この識
別結果に基づいて処理切換え手段(エンジン制御部10
1の機能処理による)が異なる所定の処理を切り換え実
行することにより、1つの状態監視手段で、識別された
状態に対応する処理を確実に起動することを可能とす
る。
【0019】また、識別手段(エンジン制御部101)
は、前記プリンタエンジンのプロセス状態が紙搬送中で
ある場合は、状態監視手段からの論理演算出力を搬送路
中の紙有無情報として識別し、前記プリンタエンジンの
プロセス状態が非紙搬送中である場合は、状態監視手段
からの論理演算出力をカバーの開閉状態情報として識別
することにより、紙有無情報またはカバーの開閉状態情
報に対応する処理を確実に起動することを可能とする。
【0020】以下、図4,図5に示すフローチャートを
参照しながら本発明に係る画像形成装置におけるプリン
ト処理動作について説明する。
【0021】図4,図5は本発明に係る画像形成装置に
おけるプリント処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。なお、(1) 〜(26)は各ステップ示す。
【0022】先ず、電源投入後は、プリンタエンジン内
のCPUや各I/Oに対して初期化を行う(1) 。初期化
が終了すると、定着ローラ12のヒータのウォームアッ
プを開始する(2) 。このウォームアップ時は、搬送系を
駆動して高圧部を立ち上げる場合(前多回転)がある。
このような場合、排紙部カバー22が開けられてしまう
と、ユーザが不用意に触れてしまう危険がある。そこ
で、排紙部センサ21が紙有りを検知したかどうかを判
定し(3) 、YESならばジャム処理を実行し(4)、処理
を終了する。
【0023】一方、ステップ(3) の判定でNOの場合
は、ウォームアップを終了したかどうかを判定し(5) 、
NOならばステップ(3) に戻り、YESならばスタンバ
イ状態へ遷移し(6) 、プリント要求信号を受け取ったか
どうかを判定し(7) 、NOならば排紙部センサ21が紙
有りを検出したかどうかを判定し(8) 、NOならばステ
ップ(7) に戻り、YESならばジャム処理を実行して
(9) 、処理を終了する。
【0024】一方、ステップ(7) の判定でYESの場合
は、搬送系制御部102がエンジン制御部101の指示
に従って搬送系の駆動を開始するとともに(10)、給紙を
開始する(11)。次いで、高圧制御部103がエンジン制
御部101の指示に従って高圧を立ち上げる(12)。次い
で、給紙された用紙がレジストストセンサ10が紙有り
を検出したら(13)、垂直同期要求信号を出力し(14)、垂
直同期信号を受信したら(15)、レジストローラ11を起
動する(16)。次いで、図示しないタイマにT0sec をセ
ットして起動する(17)。次いで、排紙部センサ21が紙
有りを検出しているかどうかを判定し(18)、NOならば
タイマがT0 sec の経時を完了したかどうかを判定し(1
9)、NOならばステップ(18)に戻り、YESならば排紙
遅延ジャム処理を実行し(20)、処理を終了する。
【0025】一方、ステップ(18)で排紙部センサ21が
紙有りを検知したら、タイマにT1sec をセットして起
動し(21)、排紙部センサ21が紙無しを検知したかどう
かを判定し(22)、NOならばタイマがT1 secの経時を
完了したかどうかを判定し(23)、NOならばステップ(2
2)に戻り、YESならば排紙滞留ジャム処理を実行し(2
4)、処理を終了する。
【0026】一方、ステップ(22)の判定でYESの場合
は、タイマにT2 secをセットして起動し(25)、搬送
系,高圧系,光学系等を停止させ(26)、一連の処理終了
する。
【0027】本実施例では、このような前多回転中のよ
うな紙を搬送していない場合の搬送系駆動状態において
排紙部センサ21の出力をモニタしている。その結果、
前多回転中に排紙部紙有無状態、つまり排紙部カバー2
2がオープン状態となった場合には、ジャム発生と判断
して通常のジャム処理と同様の処理(搬送系,高圧系,
光学系の停止)を行っている。
【0028】また、ウォームアップが無事終了した場合
のスタンバイ中では、プリンタコントローラ100から
のプリント要求信号待ちの状態となっているが、これと
同時に、排紙部カバー22がオープン状態では、仮にプ
リントしたとしても正常内位置に用紙が排出されないの
は明らかである。従って、スタンバイ中においても、排
紙部カバー22がオープンされたらジャム処理を行って
いる。
【0029】また、スタンバイ中においても排紙部カバ
ー22がオープンされずに、プリント信号を受け取った
場合には、搬送系,高圧系,光学系を順次立ち上げる。
その後給紙すると、排紙部センサ21の情報は、印字,
排出,動作が終了するまで、排紙部紙有無としての処理
が行われる。
【0030】この時、排紙部カバー22がオープンされ
ると、図2に示したように、排紙部紙有りの状態に固定
されるので、結果としてその用紙は排紙滞留ジャムとし
て取り扱われることになり、いずれにしても排紙部カバ
ー22を開けた場合には、最終的にジャムとして報知さ
れることになる。
【0031】図6は、図1に示した上ドア18オープン
時のジャム処理の一例を示すフローチャートである。な
お、(1) 〜(5) は各ステップを示す。
【0032】先ず、上ドア18がオープンされたことを
ドア開閉センサ19の出力から検出すると、搬送系,高
圧系,光学系をすべて停止する(1) 。この時、上ドア1
8がオープンされる前の状態が用紙を搬送中であったか
どうかを判定し(2) 、NOならばステップ(4) 以降に進
み、YESならば明らかに機内に用紙が滞留しているの
で、ジャム発生中のステータスをプリンタコントローラ
100に対して報知する(3) 。つまり、機内滞留紙の有
無は、あくまでもドアオープン直前の紙搬送状態で判別
してドアオープン時のセンサの状態では判断しない。そ
の後は、上ドア18がドアクローズされるのを待機する
(4) 。従って、ドアオープン時には、排紙部カバー22
が開けられたことによる、ジャム発生中のステータスが
ONすることはなくなる。
【0033】つまり、ドアオープン時のように、すべて
の搬送系,高圧系,定着系等が停止している状態では、
排紙部カバー22のオープンに対して特に外部に報知す
る必要がないからである。仮に、上ドア18がドアオー
プン中に排紙部カバー22が開けられ、その状態のまま
ドアクローズされると、プリンタの再立上げ、つまりウ
ォームアップのステートに遷移する(5) 。この時、排紙
部カバー22がオープン状態であるから、この時点でジ
ャム発生のステータスがプリンタコントローラ100に
報知されるとともに、前多回転動作に入ることを有効に
防止できる。
【0034】図7は本発明に係る画像形成装置に係る故
障状態監視処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。なお、(1) 〜(3) は各ステップを示す。また、本実
施例において、故障状態として、例えば定着器故障,モ
ータ故障,BD故障,スキャナ故障等である。
【0035】先ず、モータ故障が発生しているかどうか
を判定し(1) 、NOならば紙搬送の終了を待機する(2)
【0036】一方、ステップ(1) の判定でYESの場合
は、搬送系,高圧系,光学系を停止する(3) 。
【0037】このように、本実施例では故障の中でモー
タ故障については、搬送系に異常が発生する必要がある
ので、即座に搬送系,高圧系,光学系を停止する。その
他の故障については、機内の用紙を排出後に停止してい
る。故障状態から復帰するには、電源をOFFしなけれ
ばならない。従って、故障状態においては、排紙部カバ
ー22のオープン有無は判定しない。これは、ドアオー
プン中にチェックしないのと同様の考え方である。ま
た、同様に、ジャム発生中,休止中等の非紙搬送中の場
合でも、不要なジャム状態への遷移を防ぐために、排紙
部カバー22のオープンによるジャム発生ステータスの
設定(ON設定)は行わない。
【0038】なお、上記実施例では排紙部カバー22が
排紙搬送路を形成する画像形成装置の場合を例にして説
明したが、図7に示すように、本体の前面部を隠蔽する
給紙カバー24が給紙搬送路を形成する画像形成装置の
場合にも本発明を適用することができる。
【0039】図8は本発明の他の実施例を示す画像形成
装置の構成を説明する断面図である。
【0040】図において、23はレジストセンサで、搬
送路中の紙有無を検出するとともに、搬送路の一部を形
成する給紙部カバー24の開閉状態を検出する。
【0041】このように構成された画像形成装置におい
て、レジストセンサ23の出力は給紙カバー24がオー
プン状態では、レジストセンサ23に紙が有る/無しに
関わらず紙有りの状態に保持され、クローズ状態でレジ
ストセンサ23による紙有無の情報がエンジン制御部1
01に出力されており、紙搬送中はレジストセンサ23
の紙有無情報としてセンサ出力を処理し、非紙搬送中
(ただし、ドアオープン,故障,ジャム中は除く)に
は、給紙カバー24のオープン情報として処理すること
が可能となり、上記同様の効果が期待できる。
【0042】また、本実施例では紙有無センサとカバー
開閉とを同一センサにて検出している場合を示したが、
それぞれの状態を個別のセンサで検出できるように構成
しても良いことは言うまでもない。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
状態監視手段によりカバーの開閉状態と前記カバーによ
り形成される搬送路上の所定位置を通過する記録媒体の
通過状態との双方が監視されて、各状態との論理演算結
果が出力されると、識別手段がプリンタエンジンのプロ
セス状態に基づいて前記状態監視手段からの論理演算出
力を異なる状態情報として識別し、この識別結果に基づ
いて処理切換え手段が異なる所定の処理を切り換え実行
するように構成したので、1つの状態監視手段で、識別
された状態に対応する所望の処理を確実に起動すること
ができる。
【0044】また、識別手段は、前記プリンタエンジン
のプロセス状態が紙搬送中である場合は、状態監視手段
からの論理演算出力を搬送路中の紙有無情報として識別
し、前記プリンタエンジンのプロセス状態が非紙搬送中
である場合は、状態監視手段からの論理演算出力をカバ
ーの開閉状態情報として識別するように構成したので、
紙有無情報またはカバーの開閉状態情報に対応する処理
を確実に起動することができる。
【0045】従って、1つの監視手段でカバーの開閉状
態と紙通過状態との双方を確実に検知して、適切、かつ
安全な処理を確実に起動できる安価な装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す画像形成装置の構成を
説明する断面図である。
【図2】図1に示したセンサの出力状態を説明する図で
ある。
【図3】図1に示した画像形成装置の制御構成を説明す
る制御ブロック図である。
【図4】本発明に係る画像形成装置におけるプリント処
理手順の一例を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る画像形成装置におけるプリント処
理手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】図1に示した上ドアオープン時のジャム処理の
一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る画像形成装置に係る故障状態監視
処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明の他の実施例を示す画像形成装置の構成
を説明する断面図である。
【図9】従来の画像形成装置の一例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 感光ドラム 9 給紙ローラ 12 定着ローラ 21 排紙部センサ 22 排紙部カバー 101 エンジン制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に対して所定の電子写真プロセ
    スを実行するプリンタエンジンと、記録媒体を搬送する
    搬送手段と、この搬送手段の搬送路の一部を形成する開
    閉可能なカバーと、このカバーの開閉状態と前記カバー
    により形成される搬送路上の所定位置を通過する記録媒
    体の通過状態との双方を監視して、各状態との論理演算
    結果を出力する状態監視手段と、前記プリンタエンジン
    のプロセス状態に基づいて前記状態監視手段からの論理
    演算出力を異なる状態情報として識別する識別手段と、
    この識別手段の状態情報識別結果に基づいて異なる所定
    の処理を切り換え実行する処理切換え手段とを有するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 識別手段は、前記プリンタエンジンのプ
    ロセス状態が紙搬送中である場合は、状態監視手段から
    の論理演算出力を搬送路中の紙有無情報として識別し、
    前記プリンタエンジンのプロセス状態が非紙搬送中であ
    る場合は、状態監視手段からの論理演算出力をカバーの
    開閉状態情報として識別することを特徴とする請求項1
    記載の画像形成装置。
JP4296585A 1992-10-09 1992-10-09 画像形成装置 Pending JPH06122248A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100423489B1 (ko) * 1996-12-26 2005-01-15 한국후지제록스 주식회사 전자복사장치에서 원고 유무감지방법
JP2012236706A (ja) * 2011-05-13 2012-12-06 Brother Industries Ltd 搬送装置
US9156284B2 (en) 2014-01-21 2015-10-13 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Printer apparatus

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