JP2003241583A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2003241583A
JP2003241583A JP2002036652A JP2002036652A JP2003241583A JP 2003241583 A JP2003241583 A JP 2003241583A JP 2002036652 A JP2002036652 A JP 2002036652A JP 2002036652 A JP2002036652 A JP 2002036652A JP 2003241583 A JP2003241583 A JP 2003241583A
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jam
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toner
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Takao Uchida
隆雄 内田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Data Corp
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/70Detecting malfunctions relating to paper handling, e.g. jams

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】連続印刷中にジャムが発生した場合、搬送経路
に残留している先行する記録媒体を単に排出することな
く、該記録媒体の印刷を完了した後又は、記録媒体上の
未定着トナーを除去した後に排出するようにして、ジャ
ム解除処理を短時間で容易に、かつ、確実に終了させる
とともに、未定着トナーで汚れることを防ぐことができ
るようにする。 【解決手段】記録媒体への印刷を行う印刷機構と、前記
記録媒体の通過を検出する記録媒体検出装置と、該記録
媒体検出装置の出力に基づいて記録媒体のジャムが発生
したと判断すると、前記記録媒体上の未定着トナーの飛
散を防止するように制御するトナー飛散防止制御手段と
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像記録装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、紙等の記録媒体に複数色の印刷を
行うカラープリンタ等の画像記録装置においては、印刷
動作中に搬送されている記録媒体の紙詰まり、すなわ
ち、搬送ローラにより記録媒体を搬送する場合など搬送
ローラがすべり、正常の速度で搬送できなかった場合
や、又、記録媒体の重送により媒体長が正常長さより長
いと判断されてしまった場合などジャムと判断し、ジャ
ムが発生すると、印刷動作を停止し、詰まっている記録
媒体が取り除かれて、ジャムが解除された後に印刷動作
が再開されるようになっている。
【0003】図2は従来の画像記録装置の概略図、図3
は従来の画像記録装置のブロック図である。
【0004】図において、11は画像記録装置としての
プリンタであり、電子写真方式のLED(Light
Emitting Diode)プリント機構部が記録
媒体の搬送経路に沿ってタンデムに配設されているカラ
ープリンタである。ここで、14BKはブラック(B
K)のトナー画像を記録媒体上に形成するLEDプリン
ト機構部、14Yはイエロー(Y)のトナー画像を記録
媒体上に形成するLEDプリント機構部、14Mはマゼ
ンタ(M)のトナー画像を記録媒体上に形成するLED
プリント機構部、14Cはシアン(C)のトナー画像を
記録媒体上に形成するLEDプリント機構部である。
【0005】そして、トレイ18の中に図示されない記
録媒体が収納されていて、ホッピングローラ19の回転
によってプリンタ11の内部に記録媒体が導入される。
また、プリンタ11の内部においては、転写ベルト21
の回転によって記録媒体を搬送させ、各LEDプリント
機構部14BK、14Y、14M、14Cを通過させて
印刷処理を行う。最後に、前記記録媒体は、該記録媒体
上に形成されたトナー画像のトナーを定着させる定着器
20を通過してスタッカ部23に排出される。
【0006】また、各LEDプリント機構部14BK、
14Y、14M、14Cは、それぞれ、現像(ID)ユ
ニット15BK、15Y、15M、15C、LEDヘッ
ド16BK、16Y、16M、16C、及び、現像ユニ
ット用モータ17BK、17Y、17M、17Cを備え
る。そして、画像記録エンジンである前記LEDプリン
ト機構部14BK、14Y、14M、14Cは、エンジ
ン制御部(PU)30によって制御される。この場合、
図3に示されるように、前記現像ユニット15BK、1
5Y、15M、15Cは高圧電源13を介してエンジン
制御部30に接続され、LEDヘッド16BK、16
Y、16M、16Cは中継基板16aを介してエンジン
制御部30に接続され、現像ユニット用モータ17B
K、17Y、17M、17Cは直接エンジン制御部30
に接続されて、それぞれ、制御される。
【0007】そして、定着器20は、図示されないハロ
ゲンランプ等の熱源を制御する回路を有する低圧電源1
2を介してエンジン制御部30に接続されて制御され
る。また、転写ローラ27は高圧電源13を介してエン
ジン制御部30に接続されて制御される。さらに、転写
ベルト21を回転させるためのベルトモータ21a、定
着器20のローラを回転させるための定着モータ20
a、ホッピングローラ19を回転させるためのホッピン
グモータ19aがエンジン制御部30に直接接続されて
制御される。
【0008】また、記録媒体の有無を検出するセンサ
や、その他の検出用のセンサもエンジン制御部30に接
続される。なお、図2において、22は廃トナーボック
ス、24は記録媒体がプリンタ11の内部に導入された
ことを検出するINセンサ、25は媒体の先端が通過す
ることによりLEDプリント機構部内のLEDの書込み
タイミングを決定するためのWRセンサ、26は記録媒
体が定着器20から排出されたことを検出するOUTセ
ンサ、27はLEDプリント機構部14BK、14Y、
14M、14Cにそれぞれ、配設された転写ローラであ
る。
【0009】次に、前記構成のプリンタ11の動作につ
いて説明する。
【0010】図4は従来の画像記録装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【0011】まず、プリンタ11(図2)内部のエンジ
ン制御部30(図3)は、連続印刷を開始すると、各I
Nセンサ24、WRセンサ25及びOUTセンサ26の
出力波形に基づき、通過時間をチェックし、各センサの
ON/OFF期間が予め決められた期間より長いか短い
かに基づいてジャムが発生したかを判断し、ジャムが発
生したと認識した場合、プリンタ11の動作を停止させ
るようになっている。
【0012】そして、図示されない周期タイマからの信
号に基づいて、一定周期毎に各INセンサ24、WRセ
ンサ25及びOUTセンサ26の出力波形が読み取られ
る。ここで、INセンサ24、WRセンサ25及びOU
Tセンサ26のON/OFF期間が予め決められた期間
より短い場合は処理を終了し、INセンサ24、WRセ
ンサ25及びOUTセンサ26のうちのいずれか一つで
もON/OFF期間が予め決められた期間より長い場合
は印刷動作を停止し、ジャム表示を行う。
【0013】次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 INセンサ24の出力波形が正常である
か否かを判断する。正常である場合はステップS2に進
み、異常である場合はステップS4に進む。ステップS
2 WRセンサ25の出力波形が正常であるか否かを判
断する。正常である場合はステップS3に進み、異常で
ある場合はステップS4に進む。ステップS3 OUT
センサ26の出力波形が正常であるか否かを判断する。
正常である場合は処理を終了し、異常である場合はステ
ップS4に進む。ステップS4 印刷停止処理を行う。
ステップS5 ジャム表示処理を行う。
【0014】これにより、ジャムが発生すると、速やか
にプリンタ11の動作を停止し、詰まっている記録媒体
を取り除き、ジャムを解除することができるようになっ
ている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の画像記録装置においては、トレイ18からスタッカ
部23までの記録媒体の搬送経路が長いので、連続印刷
中にジャムが発生してプリンタ11の動作が停止した場
合、記録媒体を取り除く作業が困難である。
【0016】すなわち、入口部分や出口部分の見える場
所は簡単に取り除くことができるが、図示されないアッ
パーカバーを開いてプリンタ11の内部を覗(のぞ)い
ても、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの各現像
ユニット15BK、15Y、15M、15Cの下部に残
っている記録媒体は見えないので、現像ユニット15B
K、15Y、15M、15Cを一つずつ取り外して、下
部に残っている印刷途中の記録媒体を取り除く必要があ
る。
【0017】この場合、取り除いた記録媒体に付着して
いるトナーは、定着されておらず飛散してしまうので、
前記記録媒体の取扱いが困難である。そして、取り外し
た各現像ユニット15BK、15Y、15M、15Cの
取扱いにも注意が必要であり、順番通りに元に戻す必要
がある。例えば、順番を間違えてしまうと、正常な画像
を得ることができなくなってしまう。
【0018】また、各現像ユニット15BK、15Y、
15M、15Cの下部に残っている記録媒体を取り除く
のを忘れてしまった場合、プリンタ11の各種センサは
前記記録媒体の存在を検出することができない。そのた
め、通常のジャム解除処理を行うために各モータが駆動
されると、前記記録媒体が冷えた定着器20に導入され
て定着器20のローラに巻き付いて、排出されなくなっ
てしまう。
【0019】本発明は、前記従来の画像記録装置の問題
点を解決して、連続印刷中にジャムが発生した場合、搬
送経路に残留している先行する記録媒体を単に排出する
ことなく、該記録媒体の印刷を完了した後又は、記録媒
体上の未定着トナーを除去した後に排出するようにし
て、ジャム解除処理を短時間で容易に、かつ、確実に終
了させるとともに、未定着トナーで汚れることを防ぐこ
とができる画像記録装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の画
像記録装置においては、記録媒体への印刷を行う印刷機
構と、前記記録媒体の通過を検出する記録媒体検出装置
と、該記録媒体検出装置の出力に基づいて記録媒体のジ
ャムが発生したと判断すると、前記記録媒体上の未定着
トナーの飛散を防止するように制御するトナー飛散防止
制御手段とを設けた。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0022】図5は本発明の第1の実施の形態における
画像記録装置の印刷機構を示す概略図である。
【0023】本実施の形態において、画像記録装置の構
成は、前記「従来の技術」において説明したものと同様
であるので、前記「従来の技術」におけるプリンタ11
の構成に関する記載並びに図2及び図3の記載を援用す
る。
【0024】次に、本実施の形態における印刷プロセス
について説明する。
【0025】まず、画像記録装置としてのプリンタ11
の図示されないコントローラ(CU)は上位装置から送
信された制御コマンド及び印刷データを受信する。そし
て、上位装置からの印刷指示を受けると、制御装置とし
てのエンジン制御部30に印刷動作の開始を指示する。
続いて、前記エンジン制御部30は低圧電源12に指示
を出し、図示されないヒータが内蔵されている定着器2
0が使用可能な温度範囲にあるかどうかを図示されない
定着器温度センサによって検出する。そして、前記温度
範囲にない場合は、前記ヒータをオンにし、使用可能な
温度範囲になるまで定着器20を加熱する。
【0026】次に、各現像ユニット用モータ17BK、
17Y、17M、17Cを駆動し、同時に高圧電源13
に指示を出し、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアン
の各帯電器、現像器及び転写ローラ27に電圧を印加す
る。また、トレイ18にセットされている記録媒体S
が、図示されない用紙残量センサ及び用紙サイズセンサ
によって検出され、記録媒体Sの種類に合った用紙送り
が開始される。ここで、ホッピングモータ19aは双方
向に駆動することが可能であり、最初に逆方向に駆動す
ると、ホッピングローラ19によって記録媒体Sはトレ
イ18から取り出され、図示されない用紙吸入口センサ
によって検出されるまで設定された量だけ送られる。続
いて、ホッピングモータ19aを正方向に駆動すると、
レジストローラによって記録媒体Sはプリンタ11の印
刷機構としてのLEDプリント機構部14BK、14
Y、14M、14Cに送られる。
【0027】そして、エンジン制御部30は、記録媒体
Sが印刷可能な位置に到達した時点において、タイミン
グ信号を送り、前記印刷データからイメージデータを読
み出して各印刷ヘッドに送信する。すると該印刷ヘッド
は、1ライン分のイメージデータを受けた時点で、該イ
メージデータをLEDヘッド16BK、16Y、16
M、16Cに保持させる。また、エンジン制御部30
は、次のタイミング信号を受ける前に、各LEDヘッド
16BK、16Y、16M、16Cに印刷駆動信号ST
Bを送る。その結果、LEDヘッド16BK、16Y、
16M、16Cは、保持されたイメージデータに従って
印刷を行い、ライン毎に印刷が行われる。
【0028】ここで、現像ユニット15BK、15Y、
15M、15Cは、それぞれ、ドラムユニットとしての
感光体ドラム31BK、31Y、31M、31Cを備え
ている。そして、前記LEDヘッド16BK、16Y、
16M、16Cは、マイナスの電位に帯電させられた前
記感光体ドラム31BK、31Y、31M、31Cの表
面を照射し、該表面に、電位が上昇したドットによって
静電潜像を形成する。これにより、マイナスの電位に帯
電させられたトナーが電気的な吸引力によって各ドット
に吸引され、トナー画像が形成される。その後、トナー
画像は、各感光体ドラム31BK、31Y、31M、3
1Cの回転によって、該感光体ドラム31BK、31
Y、31M、31Cと転写ローラ27との間隙(げき)
に形成される転写部に送られる。
【0029】一方、エンジン制御部30は、高圧電源1
3に指示を出し、転写器としての転写ローラ27にプラ
スの電位の転写用高圧を印加する。その結果、感光体ド
ラム31BK、31Y、31M、31Cの表面のトナー
画像は、転写部を通過する記録媒体Sに転写される。そ
して、転写されたトナー画像を有する記録媒体Sは、定
着器20に送り込まれ、該定着器20の加熱ローラが記
録媒体S上のトナー画像に当接するので、該トナー画像
は加熱ローラの熱によって記録媒体Sに定着される。続
いて、定着されたトナー画像を有する記録媒体Sは、更
に印刷機構の外部に搬送されて図示されない用紙排出口
センサを通り、スタッカ部23に排出される。このよう
にして、印刷が終了し、記録媒体Sが用紙排出口センサ
を通過すると、帯電器、現像器、転写ローラ27への電
圧の印加が終了され、同時に、各モータの動作が停止さ
れる。
【0030】前述されたような動作は、印刷機構の入口
部でのジャムが検出された場合には、先行する記録媒体
Sが印刷機構から排出されるまでの動作が実行される
が、前記入口部以外でのジャムが検出された場合には、
その時点で記録媒体Sの搬送及び印刷プロセスが停止さ
れる。
【0031】次に、連続印刷中にジャムが発生した場合
におけるプリンタ11の動作について詳細に説明する。
【0032】図6は本発明の第1の実施の形態における
INセンサ、WRセンサ及びOUTセンサの出力波形を
示すタイムチャートである。
【0033】この場合、前述されたように、プリンタ1
1(図2)内部には、記録媒体S(図5)の搬送状態を
検出する記録媒体検出装置としてのINセンサ24、W
Rセンサ25及びOUTセンサ26が配設される。
【0034】そして、連続印刷を開始した場合、プリン
タ11の公称印刷スピードに相当する記録媒体Sの搬送
時間の間隔、すなわち、搬送周期はt2であり、その中
で記録媒体Sが所定の点を通過するのに要する時間、す
なわち、通過時間がt1である。ここで、各INセンサ
24、WRセンサ25及びOUTセンサ26において、
前記通過時間t1及び搬送周期t2は、タイミングがず
れるだけで、その長さは等しい。ただし、記録媒体Sの
搬送経路が長いので、1枚目の記録媒体SがINセンサ
24からOUTセンサ26に到達するまでには時間t3
(t3>t2)が必要である。
【0035】また、プリンタ11のエンジン制御部30
(図3)は、連続印刷を開始すると、各INセンサ2
4、WRセンサ25及びOUTセンサ26の出力波形に
基づいて、前記通過時間t1及び搬送周期t2の長さを
チェックする。そして、従来においては、前記通過時間
t1及び搬送周期t2の長さのいずれかが正常な値にな
らなかった場合、エンジン制御部30は、ジャムが発生
したものと認識してプリンタ11の動作を停止させるよ
うになっている。しかし、本実施の形態において、エン
ジン制御部30は、各センサのON/OFF期間が予め
決められた期間より長いか短いか(ON期間及びOFF
期間の各々が、あらかじめ設定されたON期間、OFF
期間であるか否か)に基づいてジャムが発生したかを判
断し、ジャムが発生したと認識した場合、ジャムが発生
する前にINセンサ24又はWRセンサ25を通過した
記録媒体Sの印刷を完全に終了させて、該記録媒体Sを
スタッカ部23に排出するようにプリンタ11を動作さ
せる。
【0036】すなわち、本実施の形態においては、次に
送られる記録媒体Sの先端が、印刷機構において記録媒
体Sの搬送方向における最上流側に位置するLEDプリ
ント機構部14BKに到達していない場合、前記次に送
られる記録媒体Sの搬送を停止し、その一方、先行する
記録媒体Sの印刷動作を継続して行うようになってい
る。
【0037】このように、次に送られる記録媒体Sの先
端がLEDプリント機構部14BKに到達していない場
合としては、例えば、トレイ18から記録媒体Sが繰り
出され、所定量だけ送り出されても、INセンサ24が
オンになっていない場合(記録媒体Sの先端がINセン
サ24の位置を通過していない場合)や、記録媒体Sの
先端がINセンサ24を通過した後、所定量だけ記録媒
体Sが搬送されても、WRセンサ25がオンになってい
ない場合(記録媒体Sの先端がWRセンサ25の位置を
通過していない場合)が考えられる。ただし、先行する
記録媒体Sの後端がINセンサ24及びWRセンサ25
を通過して、INセンサ24及びWRセンサ25がオフ
の場合である。
【0038】ところで、INセンサ24及びWRセンサ
25がそれぞれオンにされた場合としては、記録媒体S
の先端が最上流側のLEDプリント機構部14BK(又
はそれ以降のLEDプリント機構部14Y、14M、1
4C)に挟まっている場合が考えられる。この場合、先
行する記録媒体Sの印刷動作を継続すると、LEDプリ
ント機構部14BK、14Y、14M、14Cに挟まっ
ている次に送られる記録媒体Sも搬送されることになっ
ていしまい、ジャムが拡大してしまう。したがって、こ
の場合は、先行する記録媒体Sの印刷動作を行わずに、
ジャム表示を行う。同様に、先行する記録媒体Sの後端
がINセンサ24及びWRセンサ25を通過していない
場合も、印刷動作を行わずに、ジャム表示を行う。
【0039】次に、前記INセンサ24又はWRセンサ
25のON/OFF期間が予め決められた期間より長い
場合の画像記録装置の動作について説明する。
【0040】図1は本発明の第1の実施の形態における
画像記録装置の動作を示すフローチャートである。
【0041】エンジン制御部30は、INセンサ24及
びWRセンサ25のON/OFF期間が予め決められた
期間より長い場合に、異常が発生する前に記録媒体S
(図5)がINセンサ24又はWRセンサ25を通過し
たか否かを判断する。そして、異常が発生する前に記録
媒体Sが通過した場合は、給紙処理、すなわち、トレイ
18から取り出された記録媒体SをLEDプリント機構
部14BK、14Y、14M、14Cの入口部に送り込
む処理は停止させるが、印刷処理は継続させる。そし
て、異常が発生する前にINセンサ24又はWRセンサ
25を通過した記録媒体Sの印刷処理が終了して該記録
媒体SがLEDプリント機構部14BK、14Y、14
M、14Cから排出された後、プリンタ11の動作を停
止させてジャム表示を行う。
【0042】また、紙詰まりを引き起こした、すなわ
ち、ジャムを発生させた記録媒体Sは入口部分にしか残
っていないことが分かっているので、前記ジャム表示は
入口ジャムとして表示される。このように、ジャム発生
位置が個別に表示されるので、ジャム発生位置を短時間
で容易に特定することができる。また、異常が発生する
前に記録媒体SがINセンサ24又はWRセンサ25を
通過していない場合は、当然、入口ジャムであるので、
プリンタ11の動作を停止させてジャム表示は入口ジャ
ムとして表示される。なお、OUTセンサ26の異常は
従来と同様であるので、説明を省略する。
【0043】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS11 INセンサ24の出力波形が正常であ
るか否かを判断する。正常である場合はステップS12
に進み、異常である場合はステップS13に進む。 ステップS12 WRセンサ25の出力波形が正常であ
るか否かを判断する。正常である場合はステップS18
に進み、異常である場合はステップS13に進む。 ステップS13 通過した記録媒体Sがあるか否かを判
断する。記録媒体Sがある場合はステップS14に進
み、記録媒体Sがない場合はステップS16に進む。 ステップS14 給紙停止処理を行う。 ステップS15 通過した記録媒体Sの印刷処理を行
う。 ステップS16 プリンタ11動作停止処理を行う。 ステップS17 入口ジャム表示処理を行い、処理を終
了する。 ステップS18 OUTセンサ26の値が正常であるか
否かを判断する。正常である場合は処理を終了し、異常
である場合はステップS19に進む。 ステップS19 印刷停止処理を行う。 ステップS20 出口ジャム表示処理を行い、処理を終
了する。
【0044】このように、本実施の形態においては、記
録媒体Sのジャムの発生をINセンサ24、WRセンサ
25及びOUTセンサ26の出力波形によって検出し、
次に送られる記録媒体Sの先端が印刷機構の最上流側に
位置するLEDプリント機構部14BKに到達している
か否かを判断し、到達していない場合は、前記次に送ら
れる記録媒体Sの搬送を停止し、その一方、先行する記
録媒体Sの印刷動作を継続して行うようになっている。
そして、ジャムを発生させた記録媒体Sは入口部分にあ
るので、入口ジャムとして表示される。そのため、オペ
レータはジャム発生位置を短時間で容易に特定すること
ができる。
【0045】また、先行する記録媒体Sの印刷動作を継
続して行うので、現像ユニット15BK、15Y、15
M、15Cを一つずつ取り外して、下部に残っている印
刷途中の記録媒体Sを取り除く必要がない。
【0046】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。なお、前記第1の実施の形態と同じ構造を有
するものについては、同じ符号を付与することにより、
その説明を省略する。
【0047】本実施の形態は、各現像ユニット15B
K、15Y、15M、15Cの下部に記録媒体Sが残っ
てしまう出口ジャムの場合に、各現像ユニット15B
K、15Y、15M、15Cの下部に残っている記録媒
体Sを自動的に搬出させるものである。なお、画像記録
装置の構成は、前記第1の実施の形態と同様であるが、
本実施の形態においては、図示されないアッパーカバー
を開いて、出口付近に残っている記録媒体Sを取り除い
た後、前記アッパーカバーを閉じたことが検出されるよ
うになっている。この場合、定着器20を通常印刷温度
に制御した後で、各現像ユニット15BK、15Y、1
5M、15C、及びベルトモータ21aを駆動し、各現
像ユニット15BK、15Y、15M、15Cの下部に
残っている記録媒体Sを排出させるようになっている。
【0048】次に、前記構成の画像記録装置の動作につ
いて説明する。
【0049】図7は本発明の第2の実施の形態における
画像記録装置の動作を示すタイムチャートである。
【0050】図に示されるように、画像記録装置のアッ
パーカバーを閉じた時点から定着器20(図5)のヒー
タ温度を通常印刷温度T1を目標に上昇させる。同時
に、定着モータ20aを駆動し、定着器20の中の加熱
ローラ周囲の温度が均一になるように制御する。そし
て、通常印刷温度T1に達した時点から、現像ユニット
用モータ17BK、17Y、17M、17C及びベルト
モータ21aを駆動し、また、通常印刷モードと同様
に、高圧電源13(図3)も制御して、各現像ユニット
15BK、15Y、15M、15Cの下部に残っている
記録媒体Sをスタッカ部23に排出する。
【0051】なお、現像ユニット15BK、15Y、1
5M、15Cの下部に残っている記録媒体Sをスタッカ
部23に排出するための排出処理に要する時間は、図6
に示されるような時間t3よりも短時間で、OUTセン
サ26が前記記録媒体Sを検出し、必要最低限の時間で
終了する。そして、排出処理の終了後、必要に応じてジ
ャム解除後の処理を行うことができる。
【0052】このように、本実施の形態においては、出
口ジャムが発生した後でも、各現像ユニット15BK、
15Y、15M、15Cの下部に残っている記録媒体S
を自動的に排出することができるので、オペレータによ
る取り除き作業を不要にすることができる。なお、出口
ジャムは、前述された入口ジャムと比較すると発生頻度
が少ないものであるが、本実施の形態により、画像記録
装置におけるジャム処理を短時間で容易に、かつ、確実
に終了させることができるようになる。
【0053】また、前記記録媒体Sは、定着器20が通
常印刷温度T1になり、正常な定着機能を果たすように
なってから、前記定着器20に送り込まれるようになっ
ている。そのため、印刷途中の記録媒体Sであっても、
定着器20のローラへの巻付きが発生しない。
【0054】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。なお、前記第1及び第2の実施の形態と同じ
構造を有するものについては、同じ符号を付与すること
により、その説明を省略する。
【0055】図8は本発明の第3の実施の形態における
印刷速度と定着温度との関係を示す図である。なお、図
において、横軸に印刷速度を、縦軸に定着温度を採って
ある。
【0056】ところで、前記第2の実施の形態において
は、定着器20の温度を通常印刷温度T1まで上昇させ
る時間が長くなってしまう。そこで、本実施の形態にお
いては、より短い時間で排出処理を行うことができるよ
うになっている。なお、本実施の形態におけるプリンタ
11の構造については、前記第1及び第2の実施の形態
と同様であるので、説明を省略する。
【0057】図8に示されるように、プリンタ11にお
ける印刷速度と定着温度との関係は比例関係が成り立っ
ている。この場合、プリンタ11の通常印刷速度TYP
に対応するように通常印刷温度T1が設定されている。
しかし、プリンタ11には何段階かの印刷速度が設定さ
れ、一番低い印刷速度MINに対しては、通常印刷温度
T1よりも低い定着温度T2が対応するようになってい
る。
【0058】したがって、図示されないアッパーカバー
を閉じた時点の定着温度がT2よりも低い場合には、通
常印刷温度T1まで上昇しなくても、定着温度T2まで
上昇した時点で、現像ユニット用モータ17BK、17
Y、17M、17C、定着モータ20a、及び、ベルト
モータ21aを印刷速度MINで駆動することによっ
て、排出処理を実行することができる。
【0059】このように、本実施の形態においては、前
記第2の実施の形態と同様に、オペレータによる各現像
ユニット15BK、15Y、15M、15Cの下部に残
っている記録媒体Sを取り除く作業が不要になり、さら
に、前記第2の実施の形態より時間を短縮することがで
きる。
【0060】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。なお、前記第1〜3の実施の形態と同じ構造
を有するものについては、同じ符号を付与することによ
り、その説明を省略する。
【0061】図9は本発明の第4の実施の形態における
画像記録装置の概略図、図10は本発明の第4の実施の
形態における画像記録装置の動作を示すタイムチャート
である。
【0062】本実施の形態においては、搬送経路の下流
に位置する少なくとも一つ以上の現像ユニット用モータ
を停止させ、停止されている現像ユニットの感光体ドラ
ムによって記録媒体S上のトナーを掻(か)き落とすよ
うになっている。
【0063】この場合、図示されないアッパーカバーを
閉じたことが検出されるのと同時に、現像ユニット用モ
ータ17BK、17Y、17M、定着モータ20a、及
び、ベルトモータ21aが駆動されるが、シアンの現像
ユニット用モータ17Cは停止したままにして排出処理
が行われる。なお、該排出処理は、前記第2の実施の形
態と同じタイミングで行うようになっているので、説明
を省略する。
【0064】また、図10に示されるように、イエロー
及びマゼンタの現像ユニット用モータ17Y、17M
は、実線で示されるように駆動されるが、破線で示され
るように、シアンの現像ユニット用モータ17Cととも
に停止させておくこともできる。
【0065】これにより、記録媒体Sは転写ベルト21
の駆動によって定着器20を通過して排出されるが、記
録媒体S上の未定着のトナーは、図9に示されるよう
に、停止されているシアンの現像ユニット15Cのドラ
ムユニットとしての感光体ドラム31C(又はマゼンタ
の現像ユニット15Mの感光体ドラム31M、及び、イ
エローの現像ユニット15Yの感光体ドラム31Y)と
の接触部で記録媒体Sから掻き取られる。
【0066】このように、本実施の形態においては、記
録媒体S上の未定着のトナーを掻き取るようになってい
るので、定着する必要がない。そのため、定着器20の
温度を上昇させる必要がなく、また、ローラへの巻付き
等が発生することがない。
【0067】なお、記録媒体Sが排出された後は、現像
ユニット用モータ17BK、17Y、17M、17Cを
回転させ、感光体ドラム31C、31M、31Yに掻き
取られたトナーを廃トナーボックス22に回収するよう
になっている。
【0068】次に、本発明の第5の実施の形態について
説明する。なお、第1〜4の実施の形態と同じ構造を有
するものについては、同じ符号を付与することによって
その説明を省略する。
【0069】図11は本発明の第5の実施の形態におけ
る高圧回路のブロック図、図12は本発明の第5の実施
の形態における電流の変化を示すタイムチャート、図1
3は本発明の第5の実施の形態における画像記録装置の
動作を示すタイムチャートである。なお、図12におい
て、横軸に時間tを、縦軸に転写電流Iを採ってある。
【0070】ところで、シアンの感光体ドラム31Cを
停止させて記録媒体S上のトナーを掻き取る場合、前記
感光体ドラム31Cを停止させた状態で、記録媒体Sを
搬送すると、シアンの感光体ドラム31Cと転写ローラ
27との間隙に形成される転写部をスムーズに通過する
ことができないことがある。そこで、本実施の形態にお
いては、記録媒体Sがシアンの感光体ドラム31Cの転
写部をスムーズに通過することができるようになってい
る。
【0071】この場合、最初はシアンの現像ユニット用
モータ17Cを駆動させて感光体ドラム31Cを回転さ
せ、記録媒体Sの先端がシアンの感光体ドラム31Cと
転写ローラ27との間にスムーズに送り込まれるように
なっている。そして、前記記録媒体Sの先端がシアンの
感光体ドラム31Cと転写ローラ27との間隙に送り込
まれた時点で、感光体ドラム31Cを停止させ、記録媒
体S上のトナーが停止した感光体ドラム31Cによって
掻き取られるようになっている。
【0072】本実施の形態においては、図11に示され
るように、転写印加電圧制御部35は、転写ローラ27
に高圧電源13から供給される電圧を印加している際に
流れる転写電流Iの値をモニターするようになってい
る。なお、電圧は電圧検出器36によって検出され、電
流は電流検出器37によって検出される。ここで、前記
転写電流Iの値は、図12に示されるように、記録媒体
Sの有無によって変化する。すなわち、記録媒体Sが感
光体ドラム31と転写ローラ27との間隙に存在する
と、前記記録媒体Sのインピーダンスによって、転写電
流Iが低下する。したがって、前記転写電流Iの値をモ
ニターすることによって、記録媒体Sの有無を検出する
ことができる。
【0073】そのため、本実施の形態においては、転写
電流Iが低下した時点を検出することによって、記録媒
体Sの先端がシアンの感光体ドラム31Cと転写ローラ
27との間隙に送り込まれた時点を検出することができ
るので、前記転写電流Iが低下した時点で、現像ユニッ
ト用モータ17Cを停止させるようになっている。
【0074】これにより、シアンの感光体ドラム31C
が回転しているので、記録媒体Sの先端が前記シアンの
感光体ドラム31Cと転写ローラ27との間隙にスムー
ズに送り込まれる。また、前記記録媒体Sの先端がシア
ンの感光体ドラム31Cと転写ローラ27との間に送り
込まれた時点で、感光体ドラム31Cを停止させるの
で、記録媒体S上のトナーを停止した感光体ドラム31
Cによって掻き取ることができる。したがって、定着器
20の温度を上昇させる必要がなく、また、ローラへの
巻付き等が発生することがない。
【0075】なお、その後の廃トナー処理は、図13に
示されように、前記第4の実施の形態と同様であり、廃
トナーボックス22に回収される。
【0076】次に、本発明の第6の実施の形態について
説明する。なお、第1〜5の実施の形態と同じ構造を有
するものについては、同じ符号を付与することによって
その説明を省略する。
【0077】図14は本発明の第6の実施の形態におけ
る画像記録装置の印刷機構を示す概略図、図15は本発
明の第6の実施の形態における廃トナーの回収動作を示
す図、図16は本発明の第6の実施の形態における画像
記録装置の動作を示すタイムチャートである。
【0078】本実施の形態においては、記録媒体Sの排
出処理を行った後の廃トナー処理を省略することができ
るようになっている。
【0079】この場合、印刷機構において記録媒体Sの
搬送方向における最下流側に位置する1〜3つのLED
プリント機構部(本実施の形態においては、シアン、マ
ゼンタ、イエローのLEDプリント機構部14C、14
M、14Y)において転写ローラ27に印加される電位
としての転写印加電位を、通常印刷時の転写印加電位
(+)と逆極性の転写印加電位(−)とに制御し、記録
媒体S上のトナーを感光体ドラム31C、31M、31
Y上に逆転写させることによって、現像ユニット15B
K、15C、15M、15Y中に回収する。すなわち、
LEDプリント機構部14C、14M、14Yの転写ロ
ーラ27に、通常の印刷動作時に使用するプラスの電位
とは逆極性のマイナスの電位を、記録媒体S上のトナー
の排出動作時に印加する。通常、トナーはマイナスに帯
電しているので、印刷動作時は記録媒体S上にトナーを
引き寄せるために、転写ローラ27にプラスの電位を印
加するが、排出動作時には、逆に記録媒体S上のトナー
を感光体ドラム31C、31M、31Y上に逆転写させ
るために、マイナスの電位を印加する。
【0080】そして、図15に示されるように、感光体
ドラム31C、31M、31Y上に逆転写されたトナー
は感光体ドラム31C、31M、31Yのブレード部に
移動し、該ブレード部によって掻き取られ、感光体ドラ
ムの内部に配設された図示されない廃トナー処理部に回
収される。なお、トナーが電気的に掻き取られた記録媒
体Sは、ローラへの巻付き等が発生することがないの
で、定着器20を不具合なく通過してスタッカ部23に
排出される。
【0081】このように、本実施の形態においては、オ
ペレータが各現像ユニット15BK、15C、15M、
15Yの下部に残っている記録媒体Sを取り除く作業が
不要になるとともに、記録媒体S上の未定着トナーは定
着器20に入る前に掻き取られるので、定着器20の温
度管理を行う必要もない。したがって、待ち時間なく記
録媒体Sを排出することができる。
【0082】また、前記実施の形態においては、感光体
ドラムで記録媒体上の未定着トナーを掻き取るようにし
たが、感光体ドラムとは別に記録媒体上の未定着トナー
を除去するブレードあるいはローラを設けても良い。
【0083】なお、前記実施の形態においては、タンデ
ム式の電子写真方式を利用したカラープリンタに適用し
た例について説明したが、モノクロプリンタ、複写機等
にも適用することができる。
【0084】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0085】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、画像記録装置においては、記録媒体への印刷を行
う印刷機構と、前記記録媒体の通過を検出する記録媒体
検出装置と、該記録媒体検出装置の出力に基づいて記録
媒体のジャムが発生したと判断すると、前記記録媒体上
の未定着トナーの飛散を防止するように制御するトナー
飛散防止制御手段とを設けた。
【0086】この場合、搬送経路に残留している先行す
る記録媒体を単に排出することなく、該記録媒体の印刷
を完了した後に排出するので、ジャム解除処理を短時間
で容易に、かつ、確実に終了させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における画像記録装
置の動作を示すフローチャートである。
【図2】従来の画像記録装置の概略図である。
【図3】従来の画像記録装置のブロック図である。
【図4】従来の画像記録装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図5】本発明の第1の実施の形態における画像記録装
置の印刷機構を示す概略図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態におけるINセン
サ、WRセンサ及びOUTセンサの出力波形を示すタイ
ムチャートである。
【図7】本発明の第2の実施の形態における画像記録装
置の動作を示すタイムチャートである。
【図8】本発明の第3の実施の形態における印刷速度と
定着温度との関係を示す図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態における画像記録装
置の概略図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態における画像記録
装置の動作を示すタイムチャートである。
【図11】本発明の第5の実施の形態における高圧回路
のブロック図である。
【図12】本発明の第5の実施の形態における電流の変
化を示すタイムチャートである。
【図13】本発明の第5の実施の形態における画像記録
装置の動作を示すタイムチャートである。
【図14】本発明の第6の実施の形態における画像記録
装置の印刷機構を示す概略図である。
【図15】本発明の第6の実施の形態における廃トナー
の回収動作を示す図である。
【図16】本発明の第6の実施の形態における画像記録
装置の動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
11 プリンタ 14BK、14Y、14M、14C LEDプリント
機構部 20 定着器 24 INセンサ 25 WRセンサ 26 OUTセンサ 30 エンジン制御部 31BK、31Y、31M、31C 感光体ドラム

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)記録媒体への印刷を行う印刷機構
    と、(b)前記記録媒体の通過を検出する記録媒体検出
    装置と、(c)該記録媒体検出装置の出力に基づいて記
    録媒体のジャムが発生したと判断すると、前記記録媒体
    上の未定着トナーの飛散を防止するように制御するトナ
    ー飛散防止制御手段とを設けたことを特徴とする画像記
    録装置。
  2. 【請求項2】 前記トナー飛散防止制御手段は、前記記
    録媒体上の未定着トナーを定着するように制御する請求
    項1に記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記トナー飛散防止制御手段は、前記記
    録媒体上の未定着トナーを除去するように制御する請求
    項1に記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 (a)記録媒体への印刷を行う印刷機構
    と、(b)前記記録媒体の通過を検出する記録媒体検出
    装置と、(c)該記録媒体検出装置の出力に基づいて前
    記印刷機構の入口で記録媒体のジャムが発生したと判断
    すると、先行する記録媒体への印刷を完了させた後にジ
    ャム表示を行う制御装置とを有することを特徴とする画
    像記録装置。
  5. 【請求項5】 前記制御装置は、前記ジャムの解除後
    に、定着器の温度を所定温度に上昇させて前記記録媒体
    への印刷を再開させる請求項4に記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】 前記制御装置は、前記所定温度が通常印
    刷温度である場合、前記記録媒体への印刷を通常印刷速
    度で再開させる請求項5に記載の画像記録装置。
  7. 【請求項7】 前記制御装置は、前記所定温度が通常印
    刷温度より低い温度である場合、前記記録媒体への印刷
    を通常印刷速度より低い速度で再開させる請求項5に記
    載の画像記録装置。
  8. 【請求項8】 前記印刷機構はドラムユニットを備え、
    前記制御装置は、前記ジャムの解除後に、下流に位置す
    る少なくとも一つのドラムユニットを停止させて前記記
    録媒体を通過させる請求項4〜7のいずれか1項に記載
    の画像記録装置。
  9. 【請求項9】 前記ドラムユニットは、前記記録媒体の
    先端が到達するまで回転させられた後停止させられる請
    求項8に記載の画像記録装置。
  10. 【請求項10】 前記印刷機構は転写部を備え、前記制
    御装置は、ジャムの解除後に、下流に位置する少なくと
    も一つの転写部に、印刷時と逆極性の電位を印加する請
    求項4〜7のいずれか1項に記載の画像記録装置。
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