JP2003241458A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003241458A
JP2003241458A JP2002045843A JP2002045843A JP2003241458A JP 2003241458 A JP2003241458 A JP 2003241458A JP 2002045843 A JP2002045843 A JP 2002045843A JP 2002045843 A JP2002045843 A JP 2002045843A JP 2003241458 A JP2003241458 A JP 2003241458A
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Japan
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sheet
double
discharge
sided
roller
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JP2002045843A
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English (en)
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Atsuya Takahashi
敦弥 高橋
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置内のシートを初期駆動で確実に排出トレ
イに排出する。 【解決手段】 表面に画像形成したシートを両面搬送部
へ搬送し、裏面へ画像形成したシートを排出部へ排出す
る両面記録モードとを有する画像形成装置において、画
像形成部で画像形成されたシートを排出トレイ118へ搬
送するために正転駆動可能であるとともに、両面記録モ
ードのときにシートを両面搬送部へ搬送するために逆転
駆動可能な排出反転ローラ119と、両面記録モードのと
きに排出反転ローラ119によって搬送されるシートを両
面搬送部へ搬送する両面導入ローラ120と、排出反転ロ
ーラ119と両面導入ローラ120間のシートの滞留を検出す
る滞留検出手段とを有し、初期駆動に際して滞留検出手
段によりシートの滞留を検出したときは、排出反転ロー
ラ119を所定量逆転駆動させることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシートの表裏に画像
を形成することが可能で、特に表面に画像が形成された
シートを反転させたのち、両面搬送部により再度画像形
成部に搬送し裏面の画像を形成するレーザビームプリン
タなどの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置でにおいては、画像
形成部により表面に画像が形成されたシートを反転させ
て再度画像形成部に搬送し、シートの裏面に画像を形成
し両面記録を行うようにしたものがある。
【0003】そして従来の画像形成装置の一例である、
たとえばレーザビームプリンタ等の画像形成装置ではシ
ートの反転を両面搬送部にて行うため、排出ローラは正
転駆動の一方向のみの駆動方向である。そのため、初期
駆動時も排出ローラは正転駆動し、機内残留シートを排
出トレイに排出している。
【0004】なお、近年、環境保全やコスト削減を目的
としてシート両面に記録する需要が増えつつあり、小
型、抵抗コストでかつ両面記録機構の画像形成装置を要
望する機運が高まりつつある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、小型、低コ
ストなレーザビームプリンタ等の画像形成装置において
は、当然低コストの両面記録機構が必須であり、このよ
うな両面記録機構としては記録が終了して排出されたシ
ートを積載する排出部(排出トレイ)を利用して両面記
録の反転動作を行う構成のものがある。すなわち、両面
記録を行う場合は、片面に記録されたシートの一部を排
出トレイに排出した後、このシートを両面搬送部に搬送
する構成である。
【0006】このような構成では、排出トレイより上流
の少なくとも1つのローラを正転/逆転することが必要
で、排出トレイに向けてシートを搬送する時には排出ロ
ーラを正転駆動し、シートを反転させるため、一部が排
出トレイに排出されたシートを両面搬送部に搬送するた
めにはローラを逆転駆動しなければならない。
【0007】このような構成では、たとえば両面搬送中
に排出ローラと両面搬送部の両方にシートがまたがった
状態でジャム等が発生しプロセスカートリッジを出し入
れするためのカートリッジドアの開閉動作を行うと、初
期駆動(イニシャル駆動)で排出ローラを正転駆動す
る。すると排出ローラはシートを排出トレイに排出する
ようにシートを引っ張り、一方、両面搬送部はシートを
両面搬送部に導くべくシートを引っ張る状態が発生す
る。つまり排出ローラと両面搬送部が互いに反対方向に
シートを搬送させるべくシートを引っ張り合う状態が発
生する。このような場合、正常にシートが搬送できずに
初期駆動では機内シートを排出できない状態が発生す
る。
【0008】このような状態で、記録動作を行うと更な
るシート詰まりを併発する可能性があり、ユーザはその
ジャム処理を行わなければならないという2重の手間が
必要になるという問題が生じる。
【0009】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたものであり、その目的は、装置内のシート
を初期駆動で確実に排出トレイに排出する信頼性の高い
画像形成装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、画像形成部で表面に画
像形成したシートを排出部へ排出する片面記録モード
と、表面に画像形成したシートを両面搬送部へ搬送し、
裏面へ画像形成したシートを排出部へ排出する両面記録
モードとを有する画像形成装置において、前記画像形成
部で画像形成されたシートを前記排出部へ搬送するため
に正転駆動可能であるとともに、両面記録モードのとき
にシートを前記両面搬送部へ搬送するために逆転駆動可
能な排出反転ローラと、両面記録モードのときに前記排
出反転ローラによって搬送されるシートを両面搬送部へ
搬送する両面導入ローラと、前記排出反転ローラと前記
両面導入ローラ間のシートの滞留を検出する滞留検出手
段と、を有し、初期駆動に際して前記滞留検出手段によ
りシートの滞留を検出したときは、前記排出反転ローラ
を所定量逆転駆動させることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施形態に係る画
像形成装置としてプリンタを例示して説明する。
【0012】〔第1実施形態〕 {全体構成}図1は第1実施形態に係るプリンタの模式
説明図である。図1において、101は静電担持体である
感光体ドラム、102はレーザ光を照射する光源、103はス
キャナモータ104にて回転する回転多面鏡、105は光源10
2から選択的に照射され、感光体ドラム101上を走査する
レーザビームである。
【0013】また、106は感光体ドラム101上を一様に帯
電するための帯電ローラ、107は感光体ドラム101上に形
成された静電潜像をトナーにて現像するための現像器で
ある。108は現像器107にて現像されたトナー像を所定の
記録シートに転写するための転写ローラ、109は記録シ
ートに転写されたトナーを熱にて融着するための定着器
である。
【0014】110は1回転することにより、記録シート
のサイズを識別する機能を有するカセットからシートを
給送し、搬送路に送り出すカセット給送ローラ、111,1
12はカセットから給送された記録シートを搬送する搬送
ローラである。
【0015】113は給送されたシートの先端と後端を検
出するためのプレフィードセンサ、114は搬送されたシ
ートを感光体ドラム101へ送り込む転写前ローラ、115は
給送されたシートに対し、感光体ドラム101への画像書
き込み(記録/記録)とシート搬送の同期を取るととも
に、給送されたシートの搬送方向の長さを測定するため
のトップセンサである。116は定着後のシートの有無を
検出するための排出センサ、117は定着後のシートを排
出トレイ118へ搬送するための排出ローラ、119は排出ロ
ーラ117から搬送されたシートを排出トレイ118へ排出す
るために正転し、さらに両面搬送部にシートを送り込む
時に逆転する排出反転ローラ、120は排出反転ローラ119
から送り込まれたシートを両面搬送部に送り込むための
両面導入ローラ、121,122,123は両面搬送部内の両面搬
送ローラ、124は両面搬送部のシート搬送状態を検出す
るための再給送センサである。
【0016】125は感光体ドラム101、帯電ローラ106、
現像器107が一体となって装置から着脱可能なトナーカ
ートリッジ125である。また、図示しないが、トナーカ
ートリッジ125を装置から着脱する際のカートリッジド
アが設けられている。
【0017】{駆動制御構成}次に前記構成のプリンタ
の駆動を制御する制御系の構成について説明する。図2
は駆動制御構成のブロック図であり、図2において、20
1は不図示のホストコンピュータ等の外部機器から送ら
れる画像コードデータをプリンタの記録に必要なビット
データに展開するとともに、プリンタ内部情報を読み取
りそれを表示するためのプリンタコントローラである。
【0018】202はプリンタエンジンの各部をプリンタ
コントローラ201の指示にしたがって動作制御するとと
もに、プリンタコントローラ201へプリンタ内部情報を
報知するためのプリンタエンジン制御部である。203は
帯電、現像、転写等各工程における各高圧出力制御をプ
リンタエンジン制御部202の指示にしたがっておこなう
高圧制御部である。204はスキャナモータ104の駆動/停
止、レーザビームの点灯をエンジン制御部202の指示に
したがって制御する光学系制御部である。205は定着ヒ
ータへの通電の駆動/停止をプリンタエンジン制御部20
2の指示にしたがって行う定着器制御部である。
【0019】206はプレフィードセンサ113、トップセン
サ115、排出センサ116のシート有無状態を検出してエン
ジン制御部202へ報知するセンサ入力部、207はプリンタ
エンジン制御部202の指示にしたがい、シート搬送のた
めにモータ/ローラ等の駆動/停止を行うシート搬送制
御部で、図1の給送ローラ110、搬送ローラ111,112、
転写前ローラ114、定着ローラ109、排出ローラ117、両
面導入ローラ120の駆動/停止の制御をつかさどるもの
である。
【0020】208はエンジン制御部202の指示にしたがっ
て両面搬送部のシート搬送制御をおこなうとともに両面
搬送部内の情報をエンジン制御部に報知する両面搬送制
御部である。エンジン制御部202と両面搬送制御部208と
はシリアル通信で情報転送を行っている。209は両面搬
送部208の指示にしたがって、排出反転ローラ119の正転
/逆転駆動を行うとともに、両面搬送ローラ121〜123の
駆動をおこなうシート搬送制御部である。210は再給送
センサ124にセンサ情報を両面搬送部208に報知するセン
サ入力部である。
【0021】{両面記録動作}次に図3をもとにエンジ
ン制御部202が両面記録の制御方法について説明する。
なお、図3は本実施形態におけるエンジン制御部202が
両面記録をする場合の制御方法のフローチャートであ
る。
【0022】ステップ301ではエンジン制御部202が給送
ローラ110を1回転して搬送ローラ111,112にシートを
送り込み、プレフィードセンサ113がシート先端を検出
するまでシートを搬送する。同時に感光体ドラム101の
表面が所望の電位になるように電子写真プロセスの初期
化(立上げ)をおこない、回転多面鏡103が所定の回転
数になるように駆動する。また、定着器109が所定の温
度になるように立上げを行う記録処理前制御を行う。
【0023】ステップ302では回転多面鏡113の回転数が
所望の回転数に達したこと、定着器109が所望温度に到
達したこと、感光体ドラム101の初期化が終了したこ
と、給送したシート先端が所望の位置まで給送完了して
いること全ての条件を確認すると、給送していたシート
を感光体ドラム101に向けて搬送を再開する。
【0024】そして、搬送再会したシートのシート先端
をトップセンサ115が検出するとエンジン制御部202はプ
リンタコントローラ201に対して垂直同期信号を出力
し、先端の同期をとってシートへの記録を行う。その
後、定着器109によってシート上に潜像されたトナー像
をシート上に熱溶着させ排出ローラ117に搬送する。
【0025】ステップ303では搬送されたシート先端を
排出センサ116が検出するまでウエイトし、排出センサ1
16がシート先端を検出すると、ステップ304にて排出反
転ローラ119の正転駆動指示を両面搬送制御部208に指示
する。この指示を受けた両面搬送制御部208はシート搬
送制御部209を介して排出反転ローラ119の正転駆動を開
始し、搬送されたシートを排出トレイ118方向に搬送さ
せる。
【0026】ステップ305では排出センサ116がシート後
端を検出するまでウエイトし、排出センサ116がシート
後端を検出すると、ステップ306でシート後端が排出ロ
ーラ117を抜けるまでの所定時間ウエイトする。
【0027】ステップ307ではシート後端が排出ローラ1
17を抜けた後、排出反転ローラ119の駆動を正転駆動か
ら逆転駆動に切り換えるためエンジン制御部202は両面
搬送制御部208に逆転駆動指示を行う。この逆転指示を
受けた両面搬送制御部208はシート搬送制御部209を介し
て排出反転ローラ119の駆動を正転駆動から逆転駆動に
切り換え、排出トレイ118に排出されかけたシートの後
端を先頭にして両面導入ローラ120にシートを送り込む
べく排出反転ローラを駆動する。これによってシートの
先端と後端が逆になる。また、両面搬送部内の両面搬送
ローラ121〜123の駆動を開始する。
【0028】ステップ308では排出反転ローラ119の逆転
を開始することで両面搬送路に向けて搬送されたシート
後端が排出反転ローラ119を抜けるタイミングを排出反
転ローラ119の逆転駆動開始からの経過時間で判断し、
所定時間経過すると、ステップ309にて排出反転モータ
の駆動を停止するため、エンジン制御部202は両面搬送
制御部208に指示する。この指示を受けた両面搬送制御
部208はシート搬送制御部209を介して排出反転ローラ11
9に駆動を停止する。
【0029】ステップ310は再給送センサ124が両面搬送
部に送り込まれたシート先端を検出するまでウエイト
し、ステップ311では再給送センサ124がシート先端を検
出したことを両面搬送部208から知らされると、エンジ
ン制御部202は両面搬送制御部202に対して給送指示を行
う。この給送指示を受けた両面搬送制御部208はそのま
ま両面搬送部内の両面搬送ローラ121〜123の駆動を継続
し両面搬送部内のシートをプレフィードセンサ113に搬
送する。
【0030】ステップ312ではプレフィードセンサまで
搬送されたシートの搬送をそのまま継続し、トップセン
サ115がシート先端を検出するとプリンタコントローラ2
01に対して垂直同期信号を出力し先端の同期をとってシ
ートへの記録を行う。
【0031】ステップ313では搬送されたシート先端を
排出センサ116が検出するまでウエイトし、排出センサ1
16がシート先端を検出すると、ステップ314にて排出反
転ローラ119の正転駆動指示を両面搬送制御部208に指示
する。この指示を受けた両面搬送制御部208はシート搬
送制御部209を介して排出反転ローラ119の正転駆動を開
始し、搬送されたシートを排出トレイ118方向に搬送さ
せる。
【0032】ステップ315では排出センサ116がシート後
端を検出するまでウエイトし、排出センサ116がシート
後端を検出すると、ステップ316でシート後端が排出ロ
ーラ117を抜けるまでの所定時間ウエイトする。
【0033】ステップ317ではシート後端が排出ローラ1
17を抜けた後、シート後端が排出反転ローラ119を抜け
るタイミングを排出反転ローラ119の逆転駆動開始から
の経過時間で判断し、所定時間経過すると排出反転モー
タ119を停止すべく両面搬送制御部208に対して排出反転
ローラの停止指示をする。この停止指示を受けた両面搬
送制御部208は反転排出ローラ119を停止する。またエン
ジン制御部202は排出反転モータの停止とともに記録動
作を終了する。
【0034】本実施形態で述べている画像形成装置であ
るプリンタのシート搬送路上にはプレフィードセンサ11
3、トップセンサ115、排出センサ116、再給送センサ124
は前述した記録動作中にシートの搬送状態を常に確認し
ている。たとえば、プレフィードセンサ113は給送動作
開始から所定時間以内にシートの先端を検出しない場合
にシートの遅延ジャムと判断し、またシート先端を検出
してから所定時間以内にシート後端を検出しない場合は
滞留ジャムと判断する。このようなジャムの判断はプレ
フィードセンサ113のみではなくトップセンサ115、排出
センサ116、再給送センサ124の全てのセンサで行ってい
る。
【0035】ジャムを検出したエンジン制御部202は記
録動作中であっても、すぐに全ての動作を中断してジャ
ム状態に遷移する。このジャム状態を解除するために
は、図示しないトナーカートリッジを着脱する時に開閉
するカートリッジドアを開閉する必要がある。
【0036】そして、カートリッジドア開閉を検出した
エンジン制御部202はジャム状態の解除をするとともに
感光体ドラム101上のクリーニングを行い、電子写真プ
ロセスの初期化のためにイニシャル駆動を行う。また、
同時に機内の滞留シートを機外に排出するため各ローラ
を駆動する。
【0037】エンジン制御部202は排出反転ローラ119の
駆動に関して5種類の指示を両面搬送制御部に行う。す
なわち、正転指示、逆転指示、停止指示、緊急停止指
示、イニシャル回転指示の5種類である。記録動作中に
通常使用するのが正転指示、逆転指示、停止指示の3種
類で、これらは図3のフローチャートをもとに上述した
のでここでの説明を省く。
【0038】緊急停止指示は記録動作中にジャムなどが
発生した時にローラの駆動を停止するための指示で、こ
の指示を受けた両面搬送制御部208はシート搬送制御部2
09を介して駆動しているローラの駆動全てを緊急停止を
する。また、イニシャル回転指示はプリンタのイニシャ
ル駆動時に両面搬送制御部208に指示するものである。
【0039】{イニシャル回転動作}ここで、本実施形
態における機内の滞留シートを機外に排出するためのイ
ニシャル回転指示を受けた両面搬送制御部208の排出反
転ローラ119の駆動方法について、図4のフローチャー
トをもとに説明する。
【0040】図4においてステップ401〜ステップ404ま
でが両面搬送制御部208がイニシャル回転指示を受信し
たときの排出反転ローラ119−両面導入ローラ120間にシ
ートが滞留している可能性があるかどうかを判断する滞
留検出手段の部分である。
【0041】ステップ401にて逆転指示を受けたかどう
か判断し、逆転指示を受けた場合は、ステップ402にて
フラグをセットする。ステップ403では停止指示を受け
たかどうかを判断し、ステップ403にて停止指示を受け
た場合は、ステップ404にてフラグをクリアする。
【0042】すなわち、通常の記録動作では排出反転ロ
ーラ119の駆動開始時にフラグがセットされ、排出反転
ローラ119の逆転終了時にフラグをクリアするため、排
出反転ローラ119と両面導入ローラ120間にシートがまた
がっている間にフラグがセットされることになる。ま
た、ジャムなどの状態が発生して緊急停止指示を受けた
場合には、このフラグはクリアされない。そのためカー
トリッジドア開閉時にイニシャル回転指示がある場合
に、前記フラグがセットされているかクリアされている
かで排出反転ローラ119−両面導入ローラ120間にシート
がまたがって滞留しているかどうかが判別できる。
【0043】ステップ405ではエンジン制御部202からイ
ニシャル回転指示を受けたかどうかを確認し、イニシャ
ル回転指示を受けていない場合は、ステップ401からの
処理を繰り返す。
【0044】ステップ405にてイニシャル回転指示を受
けたと判断した場合は、ステップ406にてフラグがセッ
トされているかどうかを確認する。フラグがセットされ
ている場合は、ステップ407にて排出反転ローラ119−両
面導入ローラ120間にシートが滞留している可能性があ
ると判断し、排出反転ローラ119の逆転駆動を開始す
る。この逆転駆動開始からの経過時間を測定し、ステッ
プ408にて所定時間経過したかどうかを確認する。これ
は両面搬送部に導入するシートの後端が排出反転ローラ
119を通過するまでに必要な時間である。
【0045】ステップ408にてその時間が経過したこと
を確認すると、ステップ409にて排出反転ローラ119の正
転駆動を開始する。これで排出反転ローラ119−両面導
入ローラ120間にまたがって滞留したシートも両面搬送
路を一旦通過させ排出トレイ118に排出することが可能
である。
【0046】ステップ406にてフラグがセットされてい
ない場合は、排出反転ローラ119−両面導入ローラ120間
にまたがってシートが滞留していないと判断し、ステッ
プ409の処理である排出反転ローラ119の正転駆動を開始
する。これにて給送部などに滞留したシートを排出トレ
イ118に排出することが可能になる。
【0047】エンジン制御部202はイニシャル回転の終
了と同時に両面ユニット制御部208に対して排出反転ロ
ーラ119の停止指示を行う。
【0048】ステップ410にて指示を受けた両面搬送制
御部208は、ステップ411にて排出反転ローラ119の駆動
を停止し、プリンタとしてのイニシャル回転を終了す
る。
【0049】以上のように、記録動作中の排出反転ロー
ラ119の逆転動作が正常終了したかどうかを確認し、正
常終了していない場合はイニシャル回転が開始されると
き、排出反転ローラ119と両面導入ローラ120間にまたが
ってシートが滞留していると判断する。そして、その場
合は排出反転ローラ119を一旦逆転駆動し、両面搬送部
を経て排出トレイ118に排出するようにして機内残留シ
ートを確実に機外に排出できるようにした。そのため、
装置の大型化、コストアップをすることなく、信頼性の
高い画像形成装置を提供することができる。
【0050】〔第2実施形態〕前述の第1実施形態では
記録動作中の排出反転ローラ119の逆転動作が正常終了
したかどうかを確認し、正常終了していない場合にイニ
シャル回転が開始されるときに排出反転ローラ119と両
面導入ローラ120間にまたがってシートが滞留している
と判断した。
【0051】本実施形態では、図5に示すように、排出
反転ローラ119の下流側であって、該排出反転ローラ119
の近傍に、排出トレイ518上に積載されたシートの満載
状態を検出と、排出シートの有無を検出する満載検出セ
ンサ526が設けられており、このセンサ526がシート満載
を検出した状態でイニシャル回転が開始される場合に、
排出反転ローラ119の駆動方向を変えることで排出反転
ローラ119−両面導入ローラ120間にまたがって滞留した
シートを確実に機外に排出するようにするものである。
すなわち、前記満載検知センサ526が滞留検出手段とし
て機能するものである。
【0052】他の構成は前述した第1実施形態と同様で
あるため、同一部分の説明は省略する。
【0053】本実施形態ではエンジン制御部202は排出
反転ローラの駆動に関して3種類の指示を両面搬送制御
部208に行う。正転指示、逆転指示、停止指示である。
本実施形態におけるイニシャル回転処理について図6に
フローチャートをもとに説明する。
【0054】図6において、ステップ601は満載検出セ
ンサ526のシート有無状態を検出する。満載検出センサ5
26がシートありを検出した場合は、ステップ602にて排
出反転ローラ119−両面導入ローラ120間にシートが滞留
している可能性があると判断する。すなわち、両面搬送
路へ向かうシート後端が排出反転ローラ119によって検
出されている状態と判断する。そして、排出反転ローラ
119の逆転駆動を開始するべく両面搬送制御部208に対し
て逆転指示をする。
【0055】指示を受けた両面搬送制御部208は、排出
反転ローラ119の逆転駆動を開始する。この逆転駆動開
始からの経過時間を測定し、ステップ603にて所定時間
経過したかどうかを確認する。これは両面搬送部に導入
するシートの後端が排出反転ローラ119を通過するまで
に必要な時間である。
【0056】ステップ603にてその時間が経過したこと
を確認すると、ステップ604にて排出反転ローラ119の正
転駆動を開始すべく、両面搬送制御部208に対して正転
開始指示を行う。指示を受けた両面搬送制御部208は排
出反転ローラ119の逆転駆動をやめ、正転駆動を開始す
る。これで排出反転ローラ119−両面導入ローラ120間に
またがって滞留したシートも両面搬送路を一旦通過させ
排出トレイ118に排出することが可能である。
【0057】次にステップ601にて満載検出センサ526が
シート無しと判断している場合は、排出反転ローラ119
−両面導入ローラ120間にまたがって滞留したシートが
ないと判断し、ステップ604の処理である排出反転ロー
ラ119の正転駆動を開始する。これにて給送部などに滞
留したシートを排出トレイ118に排出することが可能に
なる。
【0058】エンジン制御部202はイニシャル回転の終
了する時に、ステップ606にて両面搬送制御部208に対し
て排出反転ローラ119の停止指示を行う。指示を受けた
両面搬送制御部208は排出反転ローラ119の駆動を停止
し、プリンタとしてのイニシャル回転を終了する。
【0059】このように、本実施形態ではイニシャル回
転が開始される時に満載検出センサ526のシート有無状
態によって排出反転ローラ119と両面導入ローラ120間に
またがってシートが滞留しているかどうかを判断し、満
載検出センサ526がシート有りを検出した場合はローラ
間にまたがったシートが滞留している可能性があると判
断する。そして、その場合は排出反転ローラ119を一旦
逆転駆動し、両面搬送部を経て排出トレイ118に排出す
るようにして機内残留シートを確実に機外に排出できる
ようにした。そのため、装置の大型化、コストアップを
することなく、信頼性の高い画像形成装置を提供するこ
とができる。
【0060】また、本実施形態で述べた方法は電源投入
時に電源をきる前のシート搬送状態が不明な状態でイニ
シャル回転を開始する場合に特に有効な手段である。そ
のため、電源投入時のイニシャル回転は本実施形態で説
明した排出反転ローラ119の駆動方法、カートリッジド
アの開閉時は実施形態1に記載の排出反転ローラ119の
駆動方法を使用するように選択して駆動することも可能
である。
【0061】
【発明の効果】本発明は前述したように、シートが排出
反転ローラと両面導入ローラ間に滞留していると判別さ
れたときに、イニシャル駆動を行う場合に、排出反転ロ
ーラを逆転駆動して滞留シートを両面搬送部へ送り込む
ことにより、装置を大型化、複雑化、コストアップをす
ることなく、かつユーザの手を煩わすことなく機内に残
留したシートを確実に機外に排出することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るプリンタの模式説明図であ
る。
【図2】駆動制御構成のブロック図である。
【図3】本実施形態におけるエンジン制御部202が両面
記録をする場合の制御方法のフローチャートである。
【図4】プリンタエンジンのイニシャル処理を示すフロ
ーチャートである。
【図5】満載検出センサを有するプリンタの模式説明図
である。
【図6】実施形態2に係るプリンタエンジンのイニシャ
ル処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 …感光体ドラム 102 …半導体レーザ 103 …回転多面鏡 104 …スキャナモータ 105 …レーザビーム 106 …帯電ローラ 107 …現像器 108 …転写ローラ 109 …定着器 110 …カセット給送ローラ 111,112 …搬送ローラ 113 …プレフィードセンサ 114 …転写前ローラ 115 …トップセンサ 116 …排出センサ 117 …排出ローラ 118 …排出トレイ 119 …排出反転ローラ 120 …両面導入ローラ 121,122,123 …両面搬送ローラ 124 …再給送センサ 125 …トナーカートリッジ 201 …プリンタコントローラ 202 …エンジン制御部 203 …高圧制御部 204 …光学系制御部 205 …定着器制御部 206 …センサ入力部 207 …シート搬送制御部 208 …両面搬送制御部 209 …シート搬送制御部 210 …センサ入力部 526 …満載検出センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 85/00 B65H 85/00 3F100 G03G 21/00 500 G03G 21/00 500 Fターム(参考) 2H027 DA39 DC04 DC07 DE07 ED19 EF01 EF07 EK04 EK10 EK14 FA13 GB08 ZA07 ZA10 2H028 BA06 BA09 BA12 BA16 BB02 2H072 AA02 AA16 EA11 EA14 3F048 AA01 AB01 BA14 DA09 EA12 EA13 EA14 3F054 AA01 AC01 BA02 BB22 CA08 3F100 AA01 CA12 CA13 CA15 DA01 EA13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成部で表面に画像形成したシート
    を排出部へ排出する片面記録モードと、表面に画像形成
    したシートを両面搬送部へ搬送し、裏面へ画像形成した
    シートを排出部へ排出する両面記録モードとを有する画
    像形成装置において、 前記画像形成部で画像形成されたシートを前記排出部へ
    搬送するために正転駆動可能であるとともに、両面記録
    モードのときにシートを前記両面搬送部へ搬送するため
    に逆転駆動可能な排出反転ローラと、 両面記録モードのときに前記排出反転ローラによって搬
    送されるシートを両面搬送部へ搬送する両面導入ローラ
    と、 前記排出反転ローラと前記両面導入ローラ間のシートの
    滞留を検出する滞留検出手段と、 を有し、 初期駆動に際して前記滞留検出手段によりシートの滞留
    を検出したときは、前記排出反転ローラを所定量逆転駆
    動させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記初期駆動開始時に前記滞留検出手段
    がシートの滞留を検出しない場合は、前記排出反転ロー
    ラを正転駆動して装置内の滞留シートを前記排出部に搬
    送排出し、シートの滞留を検出した場合には前記排出反
    転ローラを所定量逆転駆動させて滞留したシートを前記
    両面搬送部を搬送し、その後前記排出反転ローラを正転
    駆動して前記両面搬送部を介して搬送された前記シート
    を排出部へ排出することを特徴とする前記請求項1に記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記滞留検出手段は、前記両面記録モー
    ドで前記排出反転ローラが逆転駆動が正常に終了する前
    に前記初期駆動を行う場合に、シートが滞留していると
    検出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記滞留検出手段は、前記排出部の満載
    状態を検出する満載検出手段がシート満載を検出してい
    る状態で、前記初期駆動を行う場合に、シートが滞留し
    ていると検出することを特徴とする請求項1又は請求項
    2に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記両面導入ローラはシートを前記両面
    搬送部へ搬送する方向にのみ回転可能であることを特徴
    とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画
    像形成装置。
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