JPH082790A - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム

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JPH082790A
JPH082790A JP6132273A JP13227394A JPH082790A JP H082790 A JPH082790 A JP H082790A JP 6132273 A JP6132273 A JP 6132273A JP 13227394 A JP13227394 A JP 13227394A JP H082790 A JPH082790 A JP H082790A
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JP6132273A
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English (en)
Inventor
Akihiko Motegi
章彦 茂手木
Shigeru Yamazaki
茂 山崎
Masaru Kaneko
勝 金子
Masaki Narita
昌樹 成田
Hiroshi Komai
洋 駒井
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多くのユーザが便利に利用でき、かつ、機密
性の保持も図ることが可能な使用性に優れた画像形成シ
ステムを提供する。 【構成】 ホストコンピュータと、レーザプリンタ1
と、このプリンタとの間の通信を介して前記ホストコン
ピュータからの命令によって制御される複数のビン#1
〜10を有するメイルボックス9とを備えた画像形成シ
ステムにおいて、メイルボックス9の任意のビン#Nの
使用者を登録し、登録された使用者以外の使用者が登録
されたビン#Nに出力しようとしたとき、ホストコンピ
ュータからの出力情報を表示する表示装置に出力先のビ
ン数を表示させる。その際、登録されたビン#Nに、登
録されていない使用者が出力したとき、登録された使用
者のホストコンピュータの表示装置に他の使用者が出力
した旨、表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のホストコンピ
ュータを用いた各種ネットワーク、ワークステーショ
ン、パソコンシステムおよびプリンタを含む画像形成シ
ステムに係り、さらに詳しくはプリンタに複数の収納段
を有するメイルボックスを備えた画像形成システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置に個人管理用排紙装置、い
わゆるメイルボックスを接続し、個人と共用の排紙装置
とを分けて種々の情報の授受を行うように構築された画
像形成システムが使用されるようになってきている。こ
の例として例えば特開平4−48323号公報記載の技
術が知られている。
【0003】この公知技術は、印刷装置で印刷出力され
た印刷データが、特定の利用者以外に見られないように
するために、印刷データが予め定められた特定人のもの
であるか否かを判定する手段と、この判定する手段の判
定結果に応じて印刷された用紙を特定人のものとそうで
ないものとに選り分けて排紙する排紙手段と、特定人の
印刷データが印刷された用紙が収納され、パスワードが
入力されて、このパスワードが特定人のものと判定され
たときのみ、用紙を取り出すことができるスタッカーと
を備えたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
システムでは、あらかじめパスワードが設定されている
ので、パスワードが設定されていないユーザには、機密
保持機能を利用することができず、パスワードが設定さ
れていない多くのユーザの使い勝手が悪く、機器の共有
が進んだネットワークシステムにおける使用性に問題が
あった。
【0005】この発明は、このような従来技術の実状に
鑑みてなされたもので、その目的は、多くのユーザが便
利に利用でき、かつ、機密性の保持も図ることが可能な
使用性に優れた画像形成システムを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、ホストコンピュータと、プリンタと、こ
のプリンタとの間のシリアル通信を介して前記ホストコ
ンピュータからの命令によって制御される複数の収納段
を有するメイルボックスとを備えた画像形成システムに
おいて、ホストコンピュータからの出力情報を表示する
表示手段と、前記メイルボックスの任意の収納段の使用
者を登録する登録手段と、登録された使用者以外の使用
者が登録された収納段に出力しようとしたとき、前記表
示手段に出力先の収納段を表示させる制御手段とを備え
た構成とした。
【0007】この場合、前記制御手段は、登録された収
納段に、当該収納段に対して登録されていない使用者が
出力したとき、登録された使用者のホストコンピュータ
の表示手段に、当該登録された使用者以外の使用者が出
力した旨、表示させるようにするとよい。
【0008】また、前記制御手段は、登録された収納段
に登録された使用者以外の使用者の出力の可否を設定で
きるようにするとよく、さらに、前記制御手段は、登録
された収納段に対する登録されていない使用者の出力許
可を、登録された使用者が設定できるようにするとよ
い。
【0009】
【作用】上記のように構成した場合、使用者は自身が使
用したい収納段を登録手段によって登録しておく。これ
によって当該収納段に対して登録されていない使用者が
当該収納段に用紙を出力しようとしたとき、ホストコン
ピュータは、前記表示手段に当該収納段がどの収納段で
あるか表示する。これによって、その登録されていない
使用者は、用紙が出力された収納段を特定できる。
【0010】また、登録した使用者の表示手段に、登録
されていない使用者が出力した旨表示すると、登録した
使用者は、自分の出力した用紙を取り出すときに登録し
ていない使用者の用紙との混同を防止でき、登録してい
ない使用者の用紙の紛失を防ぐことができる。
【0011】また、制御手段は、登録している収納段に
対する出力の可否を決定できるので、登録された使用者
にとって機密保持が必要な場合は出力を禁止するように
設定して機密保持機能を確保することが可能になる。一
方、機密保持がさして必要でない場合には、出力を許可
し、他の使用者の出力を許可することで、多くの使用者
の使用が可能となる。
【0012】さらに、登録した使用者が、自分以外の使
用者の出力に対して、特定の使用者のみに自由に使用の
可否を設定できるので、そのビンを使用する者にグルー
プ性を持たせることが可能となる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0014】図1はプリンタ(画像形成装置)にメイル
ボックス(個人管理用排紙装置)を付設したこの発明の
実施例に係る画像形成システムの概略構成図、図2は画
像形成システムにおけるプリンタの機械的構成を示す概
略構成図、図3はプリンタの接続関係を示すシステムブ
ロック図である。
【0015】〔概略構成〕まず、図2を参照してプリン
タの機械的構成について説明する。図2において、プリ
ンタは、レーザプリンタ本体(LP本体)1と、上給紙
カセット2及び下給紙カセット3と、上下二段の排紙部
を有する大量排紙ユニット(LCOT)8と、封筒等の
腰の強い紙を排紙するための後排紙トレイ5とによって
構成されている。また、下部には、画面プリントを行な
うための両面ユニット6を備えるとともに、大量給紙ユ
ニット(LCIT)7を装着したもので、ある。図2
は、図1の大量排紙ユニット8に代えて、10個のビン
(#1〜#10)を備えたメイルボックス(以下、「M
B」とも称する。)9をレーザプリンタ本体1の側方
(左側)のテーブル9a上に並べて装着したもので、こ
のレーザプリンタが組み込まれたシステムは、オプショ
ンである両面ユニット6、大量給紙ユニット7、大量排
紙ユニット8、及びメイルボックス9の選択により、多
様なシステム構成を得ることができる。なお、後述の操
作表示パネル11は、レーザプリンタ本体1の上部に設
けられ、また、同様にレーザプリンタ本体1の上部に
は、それぞれ異なる文字種のフォントデータを格納した
RAMあるいはROMを内蔵したフォントカートリッジ
12,13が備えられている。
【0016】〔レーザプリンタ(画像形成手段)〕レー
ザプリンタ本体1内には、上下2個の給紙コロ19,2
0、2対の給紙ローラ21,22、1対のレジストロー
ラ23、搬送ベルト24、送出ローラ25、後排紙ロー
ラ26、上搬送ローラ27、下搬送ローラ28、及び多
数のガイド板等によって用紙搬送路が形成され、搬送系
を構成している。
【0017】レジストローラ23と搬送ベルト24との
間の搬送路の上側にOPC感光体ドラム29が回転可能
に設けられ、下側に転写チャージャ30が、また、搬送
ベルト24と送出ローラ25との間には定着器31がそ
れぞれ設けられ、さらに、定着器31下流の送出ローラ
25と後排紙ローラ26との間に1対の用紙進路変更爪
32,33が設けられている。感光体ドラム29の周囲
には、さらに帯電チャージャ(メインチャージャ)3
4、現像ユニット35、クリーニングユニット36、お
よび除電用LED37が配設されている。現像ユニット
35は、現像モータ38、トナーカートリッジ39およ
びクリーニングユニット36と共に引出し18に装着さ
れ、これらの各部によって作像系が構成されている。
【0018】この作像系の上部には書込系の各部が配置
されている。書込系は、ここでは図示されていない半導
体レーザからのレーザ光を反射して走査するポリゴンミ
ラー(回転多面鏡)44、fθレンズ45、第1ミラー
47、第2ミラー46、及び防塵ガラス48等を備えた
レーザ書込みユニット40からなる。このレーザ書込み
ユニット40自体については公知のものであるので、こ
こでは特に説明しない。
【0019】この書込系の上部には、プリントエンジン
基板51と2枚のコントローラ基板52を内蔵したプリ
ント回路基板(以下、「PCB」と称する。)ラック5
3が設置され、さらにPCBを冷却するためのPCBパ
ックファン54、およびレーザプリンタ本体1内を冷却
するためのメインファン55が備えられている。用紙搬
送路の下側には、感光体ドラム29や各ローラ等を回転
駆動するためのメインモータ57や、電源ユニット58
及び各チャージャに高電圧を印加するための高圧電源ユ
ニット59等が配置されている。
【0020】上給紙カセット2及び下給紙カセット3
は、それぞれこのレーザプリンタ本体1に対して着脱自
在であり、後排紙トレイ5は不使用時には図示のように
格納され、使用時には軸5aを支点として矢示方向に回
動させて、後方へ延設させることができるようになって
いる。なお、レジストローラ23の用紙搬送方向手前に
はレジストセンサ60が配設され、定着器31の用紙の
出口には定着出口センサ61が配設されている。
【0021】テーブル10内には、反転用搬送路65、
待機用搬送路66、用紙進路変更爪67、3組のクラッ
チ付き搬送ローラ68,69,70、両面入口センサ7
1、両面出口センサ72、両面用ドライブモータ73等
からなる両面ユニット(DPX)6が内蔵され、さらに
大量給紙ユニット(LCIT)7からの用紙を給紙する
ための給紙ローラ74、給紙ローラ75、両面ユニット
6と共用の給紙ローラ76、及びLCITドライブモー
タ77等も内蔵されている。なお、大量給紙ユニット7
内には、図示を省略しているが、収納した用紙を昇降さ
せるための機構及びその機構を駆動する駆動用モータ等
が内蔵されている。
【0022】大量排紙ユニット(LCOT)8には、搬
送ローラ80、用紙進路変更爪81、上段排紙ローラ8
2、下段排紙ローラ83、上段排紙トレイ84、下段排
紙トレイ85、図示省略しているが2段の排紙トレイ8
4,85をそれぞれ幅方向に移動させて排紙位置をずら
せるための機構とその駆動用モータ(ジョブセパレーシ
ョン・モータ)、および各種センサやスイッチ等が設け
られている。
【0023】このレーザプリンタシステムの制御系につ
いては後で詳細に説明するが、図示しないコンピュー
タ、ワークステーション、ワードプロセッサ等のホスト
からの画像データ等をコントローラPCB52を介して
プリントエンジンPCB51へ入力して処理し、給紙経
路および排紙経路を選択した後、プリントスタート・リ
クエスト信号によりプリント動作を開始する。プリント
シーケンスが開始されると、所定のタイミングで給紙ロ
ーラ19,20,74のいずれかを駆動して、上給紙カ
セット2、下給紙カセット3、あるいはLCIT7のい
ずれか選択されたものから給紙を開始し、給紙ローラ2
1,22,75のいずれかによって用紙を給送し、レジ
ストローラ23に突き当てた状態で一時停止させる。プ
リントシーケンスが開始されると、所定のタイミングで
給紙ローラ19,20,74のいずれかを駆動して給紙
トレイ2,3,7のうちの選択されたトレイから給紙を
始め、レジストローラ23に突き当てた状態で一時停止
させる。
【0024】一方、感光体ドラム29は図1の矢示方向
へ回転し、帯電部チャージャ34によって帯電された表
面に、レーザ書込みユニット40によって帯電された表
面に、レーザ書込みユニット40によって画像データに
応じて変調されたレーザビームをドラム軸方向に主走査
しながら照射して露光し、潜像を形成する。その潜像を
現像ユニット35でトナーによって現像し、レジストロ
ーラ23によって所定のタイミングで給送される用紙に
対して転写チャージャ30を作動させて転写する。
【0025】その転写された用紙を感光体ドラム29か
ら剥離して、搬送ベルト24によって定着器31へ搬送
し、定着器31で加熱定着した後、送出ローラ25によ
って排紙部へ送出する。その際、用紙進路変更爪32,
33,81の回動位置によって用紙の進路を選択して、
大量排紙ユニット8の上段排紙トレイ84、下段排紙ト
レイ85、あるいは後排紙トレイ5のいずれかに排紙す
る。なお、通常は大量排紙ユニット8のいずれかのトレ
イが選択されて、プリントされた用紙はフェースダウン
排紙されるが、封筒や葉書などの腰の強い紙を使用する
場合等、特別な場合に後排紙トレイ5が選択される。た
だし、後排紙トレイ5が図1の矢印方向に回動して、後
排紙ローラ26による排紙が可能な状態になっていない
時には、後排紙トレイ5を選択することはできない。
【0026】両面印刷が選択されている時には、片面に
プリントされた用紙は下搬送ローラ28によってテーブ
ル10内の両面ユニット6に送り込まれる。そして、ま
ず反転用搬送路65に送り込まれた後、搬送方向を逆転
して待機用搬送路66へ搬送されて待機し、所定のタイ
ミングで給紙ローラ76によって本体1へ送りこまれ
て、前述と同様にして他方の面にプリントされ、その後
いずれかの排紙トレイに排紙される。
【0027】〔制御系のシステム構成〕この実施例の制
御系の接続関係は図3のシステムブロック図のようにな
っている。同図において、レーザプリンタ本体1内の電
源ユニット58と、プリントエンジンPCB51と、コ
ントローラPCB52と、定着器31のヒータおよびフ
ァン54,55と、テーブル10内の両面ユニット6お
よび大量給紙ユニット7を制御するためのDPX&LC
IT・PCB91と、メイルボックス9を装着した場合
にはメイルボックス(MB)ユニット92を制御するた
めのMB・PCB93とを、それぞれ電源線94A,9
4B,94C,94D,94Eによって直接接続してい
る。
【0028】さらに、プリントエンジンPCB51とプ
リントエンジン(PE)ユニット(図1の各機構部を含
む)90との間及びコントローラPCB52との間をそ
れぞれ電源線と信号線を含む接続線95A,95Bによ
って接続し、標準排紙ユニット4を装着した場合にはそ
れとの間、大量排紙ユニット(LCOT)8を装着した
場合にはそれとの間も、それぞれ電源線と信号線を含む
接続線95C,95Dによって接続する。
【0029】また、プリントエンジンPCB51とDP
X&LCIT・PCB91,MB・PCB93,操作表
示パネルPCB94との間を、それぞれ2本の送受信用
オプチカルファイバ・ケーブル96A,96B,96C
によって接続しており、これらの間では光通信によって
信号の授受を行なう。そして、コントローラPCB52
を接続ケーブル97によって、コンピュータやワードプ
ロセッサ等のホストシステムに接続し、この接続ケーブ
ル97から画像データ等のデータを入力する。
【0030】なお、操作表示パネルPCB94にも、図
示しない電源線を介して電源ユニット58、プリントエ
ンジンPCB51、あるいはコントローラPCB52か
ら給電される。プリントエンジンPCB51、コントロ
ーラPCB52、LCOT8、DPX&LCIT・PC
B91、MB・PCB93、及び操作表示パネル・PC
B94は、それぞれその各部の制御を統括するマイクロ
コンピユータを備えている。
【0031】〔各PCBへの負荷・センサ等の接続状
態〕次に、この実施例におけるプリントエンジンPCB
51と他の各PCB52,91,93,24間の接続及
び各PCBとその各種負荷及びセンサ等の接続状態につ
いて図4を参照して説明する。
【0032】まず、電源ユニット58は、商用の交流電
源174から給電された電圧を整流及び降圧して、
CC,VLG1 ,VLG2 及びVDRV の電圧を出力し、これ
らの出力電圧をそれぞれプリントエンジンPCB51、
コントローラPCB52,DPX&LCIT・PCB9
1及びMB・PCB93に給電する。なお、VDRV の出
力電圧は図示しないインタロックスイッチを介してプリ
ントエンジンPCB51へ供給される。さらに、この電
源ユニット58内には電圧切換回路が設けられ、この回
路を通してメインファン55及びPCBパックファン5
4に、プリント中にはVDRY 、スタンバイ時にはVDRY
よりも低いVLG1 の電圧を供給し、プリント中とスタン
バイ時でファン速度を変えるようにしている。
【0033】また、プリントエンジンPCB51とDP
X&LCIT・PCB91、MB・PCB93、及び操
作表示パネルPCB94との間は、前述のようにそれぞ
れオプチカルファイバ・ケーブル96A,96B,96
Cによってそれぞれ接続されている。この接続は、図4
に示すようにプリントエンジンPCB51内の通信制御
用インタフェース回路(CCI)150の各シリアルイ
ンタフェース・ポートSIFと、PCB91内のCPU
152、PCB93内のCPU157及び操作表示パネ
ルPCB94内の図示しないCPUの各シリアルインタ
フェースポートSIFとの間を、オプチカルファイバ・
ケーブルを介した光通信ラインによって接続することに
よりなされる。
【0034】また、プリントエンジンPCB51内に
は、CPU142によってコントロールされるドラムカ
ウンタ(不揮発性メモリNVRAMまたはE2 PRO
M)と、半導体レーザ41の発光パワーを制御するパワ
ーコントロール回路が設けられており、レーザダイオー
ドLDとモニタ用フォトダイオードPDを有する半導体
レーザ41の駆動回路が直接及びパワーコントロール回
路を介してビデオコントロール回路149に接続されて
いる。ビデオコントロール回路149は、パワーコント
ロール回路により半導体レーザ駆動回路によるレーザダ
イオードLDの発光輝度をホトダイオードPDからのフ
ィードバック信号を用いて一定に制御させつつ、画像デ
ータに応じた変調信号VIDEOによってレーザダイオ
ードLDを点滅させ、図1に示したレーザ書込みユニッ
ト40による感光体ドラム29へのプリントデータの書
込みを制御する。なお、ポリゴンミラー44からの反射
光を書込み前に受光するフォトディテクタの検知信号を
波形整形した同期検知信号DETPもビデオコントロー
ル回路149に入力し、書込み開始磁気を規制する。
【0035】さらに、このプリントエンジンPCB51
には、大量排紙ユニット(LCOT)8内の各部品、す
なわち各排紙トレイを左右に移動させるためのジョブセ
パレーション・モータ、各排紙トレイの左右位置を検出
するセンサ、用紙進路変更爪81を駆動して上下の排紙
トレイを選択するためのプランジャ、下段出口スイッ
チ、上段出口スイッチ、上段及び下段及び下段排紙トレ
イのオーバフローセンサ等が接続されている。
【0036】DPX&LCIT・PCB91には、両面
搬送用のクラッチ219、両面ドライブモータ73、両
面入口センサ71、両面出口センサ72、用紙進路変更
爪67を駆動するためのプランジャ67P、以下LCI
T用の給紙クラッチ220、ドライブモータ77、ペー
パサイズセンサ221、ペーパスタックの上下駆動用モ
ータ222、カバーオープン・スイッチ223、上限ス
イッチ224、下限スイッチ225、ペーパエンドセン
サ226、トレイ下降用スイッチ227、及び両面部カ
バーオープン・スイッチ228が接続されている。
【0037】また、メイルボックスPCB93には、搬
送用モータ230、ビン紙無しセンサ231、ビンオー
バフローセンサ232、メイルボックス入口センサ(フ
ィードインセンサ)233、各ビンの選択用プランジャ
235#1〜235#9、各ビンを左右に移動させるた
めのジョブセパレーション・モータ240、各ビンの左
右位置を検出するための左端スイッチ241及び右端ス
イッチ242とが接続されている。
【0038】コントローラPCB52は、プリントエン
ジンPCB51内のCPU142及びビデオコントロー
ル回路149とそれぞれ多数の信号線によって接続され
ると共に、フォントカートリッジ12,13並びにエミ
ュレーションカード14にも接続される。また、操作表
示パネルPCB94にVCCの電圧を供給する。
【0039】〔メイルボックス(MB)PCB〕図5は
MB・PCB93の詳細を示すシステムブロック図であ
る。MB・PCB93は、CPU157、アドレスラッ
チ回路161、プログラムメモリであるROM162、
データメモリであるRAM163、拡張I/O164、
ドライバ・レシーバ165、および通信制御用インター
フェース回路166を備えている。
【0040】この実施例に係るメイルボックス9は、1
〜9ビンで、10ビン目は一般(共通)の排紙部となっ
ている。#1ないし#9の9ビンには、それぞれ各ビン
の選択用プランジャとしてロックプランジャ及び分岐爪
プランジャが設けられ、さらに、オーバーフローセンサ
232#1〜232#9、およびビン紙無しセンサ23
1#1〜231#9が設けられている。また、このMB
・PCB93には、前述の搬送モータ230やフィード
インセンサ233の他にペーパジャムの際の除去用に設
けたドアの開放を検知するドアスイッチ234やカード
リーダ235も設けられている。また、ジャムの表示や
各ビンのオーバーフローその他の表示を行う表示部20
0aと、ビンロックの解除やIDコードの入力、および
その他の入力操作を行う操作部200bとからなる操作
表示部200も接続されている。なお、図4におけるビ
ン紙無しセンサ231やビンオーバフローセンサ232
は、第1ビンから第9ビン(#1〜#9ビン)に加えて
共用の第10ビン(#10ビン)の紙無しセンサとビン
オーバーフローセンサを含むものである。
【0041】MB・PCB93のインターフェース回路
166は、コントローラPCB52およびホストコンピ
ュータと接続してもよいが、システム構成的に考える
と、プリントエンジンとインターフェースし、メイルボ
ックス9をレーザプリンタ1の一部として構成した方
が、プリントする用紙の入力から排出まで全てプリント
エンジンでカバーできるため総合的には好ましい。
【0042】〔出力表示モード及び出力許可モード〕図
6および図7に、ホストコンピュータ側からメイルボッ
クスのビンを登録していないユーザがメイルボックスに
出力する出力表示モードの処理手順および出力許可モー
ドの処理手順をそれぞれ示す。
【0043】すなわち、図6の出力表示モードのフロー
チャートに示すように、メイルボックスに対して自分が
使用するビンを登録していないユーザが、ホストコンピ
ュータに自分で編集したテキスト等をメイルボックスに
出力するように指示すると(ステップS1)、このユー
ザから出力すべきビンを指定することは登録していない
以上不可能である。そこで、この出力指示に応じてメイ
ルボックス側で出力するビンを選択して出力し(ステッ
プS2)、ホストコンピュータ側にその旨通知する。こ
れによってホストコンピュータ側では、図示しない表示
装置に出力先のビン#Nを表示する(ステップS3)。
そして、このビン#Nに対して登録されたユーザがいる
かどうかチェックし(ステップS4)、登録されたユー
ザがいなければ出力したものと他のものの混同が生じる
ことはないのでそのまま終了し、登録されたユーザがい
れば、混同を生じたり機密保持上の問題が生じるので、
出力されたビン#Nに対して登録されたユーザのホスト
コンピュータに他のユーザが出力した旨、通知する(ス
テップS5)。登録されたユーザのホストコンピュータ
はこれを受けて、他のユーザが当該登録されたユーザの
ビン#Nに出力した旨、表示装置に表示する(ステップ
S6)。これによって、登録されたユーザは自分のビン
#Nの状態を把握できる。
【0044】このように、自分のビンに他のユーザが出
力すると自分の出力と混同したり、機密性が保持できな
いこともあり得る。そこで、登録されているユーザが他
のユーザの使用の許可、すなわち出力の可否を設定でき
るようにしておく必要がある。
【0045】そこで、図7の出力許可モードのフローチ
ャートに示すように、登録されているユーザは、ホスト
コンピュータからメイルボックスの出力許可モードに入
る。このモードでは登録されているユーザは、自分以外
のユーザに対する出力許可あるいは禁止をホストコンピ
ュータから入力する(ステップS11)。ホストコンピ
ュータはユーザが指定したビン#Nが自身のものとして
登録されているかどうか確認し(ステップS12)、登
録されていれば出力許可または禁止をメモリに設定する
(ステップS13)。もし、登録されていなければ、入
力エラーを入力したホストコンピュータの表示装置に表
示して(ステップS14)終了する。
【0046】なお、ステップS11で、特定のユーザに
対してのみ出力許可を与えたければ、出力許可、識別コ
ードを入力する。これによってホストコンピュータは入
力されたユーザの識別コードがネットワーク内に存在す
れば、そのユーザに対してのみ、当該ビンの出力許可を
与える。
【0047】
【発明の効果】これまでの説明で明らかなように、上述
のように構成された本発明によれば、以下のような効果
がある。
【0048】すなわち、ホストコンピュータからの出力
情報を表示する表示手段と、メイルボックスの任意の収
納段の使用者を登録する登録手段と、登録された使用者
以外の使用者が登録された収納段に出力しようとしたと
き、前記表示手段に出力先の収納段を表示させる制御手
段とを備えた請求項1記載の発明によれば、登録されて
いない使用者がメイルボックスを利用して出力しようと
したとき、出力先のビンをホストコンピュータの表示手
段に事前に表示して当該登録していない使用者に通知す
るので、登録されていない使用者は、メイルボックスに
出力用紙を取りに行ったときに、出力されたビンを探す
ことなく出力用紙を回収することができ、優れた使用性
を発揮できるとともに、他人のビンを探す必要がないの
で、意図しないで機密が漏れるおそれもなくなる。
【0049】制御手段が、登録された収納段に、当該登
録された収納段に対して登録されていない使用者が出力
したとき、登録された使用者のホストコンピュータの表
示装置に、当該登録された使用者以外の使用者が出力し
た旨表示させる請求項2記載の発明によれば、登録され
た使用者が出力された用紙を自分のビンから取り出すと
きに、他の使用者の出力した用紙と混同を生じないよう
に注意して取り出すことができる。これによって優れた
使用性を発揮できるとともに、他の使用者との混同が生
じないように処理できるので、機密性の保持も図ること
ができる。
【0050】制御手段が、登録された収納段に登録され
た使用者以外の使用者の出力の可否を設定可能な請求項
3記載の発明によれば、機密保持が必要な場合には、他
の使用者の使用を禁止し、機密保持が不要な場合は他の
使用者の使用を許可してもよいので、他の使用者に対す
る使用の機会を与えることで、優れた使用性を発揮で
き、使用を禁止することで機密性の保持を図ることがで
きる。
【0051】制御手段が、登録された収納段に対する登
録されていない使用者の出力許可を、登録された使用者
から設定可能とした請求項4記載の発明によれば、自分
の登録に係るビンを他の特定のユーザにのみ使用可能に
設定できるので、自分の欲しい情報のみを得ることがで
きるとともに、使用するビンにグループ性を持たせるこ
とが可能となり、優れた使用性を発揮できる。また、特
定のユーザ間において機密性を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係る画像形成装置における
画像形成手段の内部構造を示す概略構成図である。
【図2】図1の画像形成手段に個人管理用排紙手段を付
設した画像形成装置全体の構成を示す概略構成図であ
る。
【図3】実施例に係る画像形成装置の制御系の接続関係
を示すシステムブロック図である。
【図4】実施例に係るプリントエンジンPCBと他のP
CB間の接続状態を示すブロック図である。
【図5】実施例に係るメイルボックスPCBに対する各
部の接続状態を示すブロック図である。
【図6】実施例に係る出力表示モードの処理手順を示す
フローチャートである。
【図7】実施例に係る出力許可モードの処理手順を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 レーザプリンタ本体 9 メイルボックス 51 プリントエンジンPCB 52 コントローラPCB 58 電源ユニット 90 プリントエンジン(PE)ユニット 91 DPX$LCIT・PCB 92 メイルボックス(MB)ユニット 93 メイルボックス(MB)PCB 94 操作表示パネルPCB 142,152,157 CPU 200 操作表示部 200a 表示部 200b 操作部 #N 出力対象となるビン
フロントページの続き (72)発明者 成田 昌樹 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 駒井 洋 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータと、プリンタと、こ
    のプリンタとの間のシリアル通信を介して前記ホストコ
    ンピュータからの命令によって制御される複数の収納段
    を有するメイルボックスとを備えた画像形成システムに
    おいて、 ホストコンピュータからの出力情報を表示する表示手段
    と、 前記メイルボックスの任意の収納段の使用者を登録する
    登録手段と、 登録された使用者以外の使用者が登録された収納段に出
    力しようとしたとき、前記表示手段に出力先の収納段を
    表示させる制御手段と、を備えていることを特徴とする
    画像形成システム。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、登録された収納段に、
    当該登録された収納段に対して登録されていない使用者
    が出力したとき、登録された使用者のホストコンピュー
    タの表示手段に、当該登録された使用者以外の使用者が
    出力した旨、表示させることを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、登録された収納段に登
    録された使用者以外の使用者の出力の可否を設定可能で
    あることを特徴とする請求項1記載の画像形成システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、登録された収納段に対
    する登録されていない使用者の出力許可を、登録された
    使用者が設定可能であることを特徴とする請求項1記載
    の画像形成システム。
JP6132273A 1994-06-14 1994-06-14 画像形成システム Pending JPH082790A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6009804A (en) * 1997-11-21 2000-01-04 Minolta Co., Ltd. Printing device with sorter having a plurality of bins
US7151613B1 (en) 1999-02-18 2006-12-19 Minolta Co., Ltd. Printer
US9354580B2 (en) 2014-04-16 2016-05-31 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

Cited By (6)

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US7679771B2 (en) 1999-02-18 2010-03-16 Minolta Co., Ltd. Printer capable of refusing receipt of printed materials sent from an unintended source
US7982897B2 (en) 1999-02-18 2011-07-19 Minolta Co., Ltd. Printer capable of refusing receipt of printed materials sent from an unintended source
US8149446B2 (en) 1999-02-18 2012-04-03 Minolta Co., Ltd. Printer capable of refusing receipt of printed materials sent from an unintended source
US9354580B2 (en) 2014-04-16 2016-05-31 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

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