JP2713344B2 - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム

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JP2713344B2
JP2713344B2 JP63287144A JP28714488A JP2713344B2 JP 2713344 B2 JP2713344 B2 JP 2713344B2 JP 63287144 A JP63287144 A JP 63287144A JP 28714488 A JP28714488 A JP 28714488A JP 2713344 B2 JP2713344 B2 JP 2713344B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、レーザプリンタ,LEDプリンタ,液晶シヤ
ツタプリンタ,インクジエツトプリンタ等の各種プリン
タシステム、あるいは高機能複写機や高機能フアツクス
等の画像形成システムに関する。
〔従来の技術〕
レーザプリンタシステムのような画像形成システム
は、ワードプロセツサ,オフイスコンピユータ,パーソ
ナルコンピユータ等のホストシステムより文字情報ある
いは画像情報を受けて画像イメージ情報を生成する画像
処理装置(コントローラ)と、この画像処理装置から画
像イメージ情報を受けて記録媒体上に画像を形成する画
像形成装置(プリンタエンジン)とからなり、両者は内
部インタフエースによつて接続されていた。
また、画像処理装置をホストシステム側に内蔵し、イ
メージ情報であるビデオデータを別体の画像形成装置に
転送してプリントするようにした、エクスターナル・ビ
デオインタフエース方式の画像形成システムもある。
画像形成装置には、記録媒体である用紙が収納された
給紙トレイが装着され、またオプシヨンにより複数の給
紙トレイを有する付加給紙装置が装着される。そして画
像形成装置及び付加給紙装置には、その仕様によつて、
各々の給紙トレイに収納されている用紙のサイズを自己
検知できるものとできないものとがあつた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の画像形成システムで
は、異なる仕様の装置を接続可能なインタフエースを用
いて仕様の異なる画像処理装置と画像形成装置と付加給
紙装置とを任意に組み合せた場合に、組み合わされた画
像形成装置及び付加給紙装置がその各々の給紙トレイに
収納されている用紙のサイズを自己検知できるものか否
かの判断ができなくなる。
そして、組み合わされた画像形成装置及び付加給紙装
置がその各々の給紙トレイに収納されている用紙のサイ
ズを自己検知できないものであつた場合には、これらの
装置から用紙サイズ情報を得ることができなくなり、用
紙のサイズに応じて行われる用紙の搬送制御、あるいは
画像処理装置によるイメージ情報の生成に支障を来たし
ていた。
この発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされ
たものであり、画像生成装置及び付加給紙装置がその各
々の給紙トレイに収納されている用紙のサイズを自己検
知できるか否かの情報をこれらの装置から得ることがで
きるようにし、その情報に基づいて上述の従来システム
における不都合を解消することを可能にした画像形成シ
ステムを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記の目的を達成するため、ホストシステ
ムより文字情報あるいは画像情報を受けて画像イメージ
情報を生成する画像処理装置と、この画像処理装置から
画像イメージ情報を受けて記録媒体上に画像を形成する
画像形成装置と、この画像形成装置に連絡される付加給
紙装置とを互いにインタフエースを介して接続してなる
画像形成システムにおいて、 画像形成装置及び付加給紙装置は、その各給紙トレイ
に収納されている用紙のサイズを自己検知できるか否か
の情報を各トレイごとに記憶する手段と、画像処理装置
からの問い合わせに対して各トレイごとに前記情報を送
出する手段とを備えたものである。
また、画像形成装置及び付加給紙装置が、用紙のサイ
ズを自己検知できない給紙トレイから用紙を給送する際
には、画像処理装置から送出された用紙サイズ情報に基
づいてその用紙の搬送を制御する手段を備えるようにす
る。
さらに、画像形成装置又は付加給紙装置における用紙
のサイズを自己検知できない給紙トレイが選択され、画
像処理装置にも用紙サイズが設定されていないとき、画
像処理装置及び画像形成装置を用紙サイズを最大サイズ
として動作させるようにする。
〔作用〕
このように構成したこの発明による画像形成システム
によれば、画像形成装置及び付加給紙装置は、その各給
紙トレイに収納されている用紙のサイズを自己検知でき
るか否かの情報を記憶し、画像処理装置からの問い合わ
せに対してその記憶された情報を各トレイごとに送出す
る。
また、画像形成装置及び付加給紙装置が用紙のサイズ
を自己検知できない給紙トレイから用紙を給送する際
に、画像処理装置から用紙サイズ情報を送出するように
すれば、その情報に基づき用紙の搬送制御を適切に行う
ことが可能になる。
さらに、画像形成装置又は付加給紙装置における用紙
のサイズを自己検知できない給紙トレイが選択され、画
像処理装置にも用紙サイズが設定されていないときに、
用紙のサイズを最大サイズとして画像処理装置及び画像
形成装置を動作させるようにすれば、画像処理装置によ
るイメージ情報の生成及び画像形成装置における用紙の
搬送を支障なく行うことが可能になる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて具体的に説
明する。
システム構成 第1図は、この発明の基本的実施例のシステム構成を
示すブロツク図である。
この画像形成システムは、ホストシステム1より文字
コード情報あるいは画像イメージ情報等を受けて記録媒
体上に画像を形成する画像形成装置本体4と、それぞれ
この画像形成装置本体4に着脱可能な5台の付加装置5A
〜5Eによつてシステム構成されている。
すなわち、付加装置として付加給紙装置である多段給
紙装置5A及び大量給紙装置5Bと、付加排紙装置である反
転排紙装置5C及び大量排紙装置5Dと、付加記録媒体搬送
装置である両面用搬送装置5Eとが、画像形成装置本体4
に機械的に連結して装着されており、それらは全て共通
の信号線(シリアルバス)SBによつて接続されている。
そして、画像形成装置本体4と各付加装置5A〜5Eに
は、それぞれ信号線SBを介してシリアル通信する通信手
段として、シリアル通信部4a及び5a〜5eが設けられてい
る。
さらに、画像形成装置本体4内にはコマンド発行手段
4bを備えており、このコマンド発行手段4bが、各付加装
置5A〜5Eを個々に特定する識別コードを含むコマンドと
各付加装置の全てを特定する共通識別コードを含むコマ
ンドとを必要に応じて発行して、シリアル通信部4aによ
つて、信号線SBを介して各付加装置5A〜5Eへ送信させ
る。
したがつて、画像形成装置本体4は、通常は各付加装
置5A〜5Eをそれぞれ個別に指定して制御することができ
るし、必要に応じて、例えばシステム内で重大なエラー
が発生し、緊急にシステム内の全ての機械的な動作を停
止させたい場合などには、付加装置全て特定する共通識
別コードを含むコマンドを発行して送信することによ
り、各付加装置5A〜5Eに同時に緊急停止命令等の情報を
伝達して、それを実行させることができる。
ここで、画像形成装置本体4と各付加装置5A〜5E間の
通信プロトコルについて簡単に説明する。
画像形成装置本体から付加装置への通信はコマンドの
送信によつて行ない、付加装置から画像形成装置本体へ
の通信はレスポンスの送信によつて行なう。
1つのコマンドは第2図に示すように、それぞれ8ビ
ツトずつのオペレータとアーギユメントによつて構成さ
れ、アーギユメントを先にオペレータを後に送信する。
アーギユメントの上位3ビツトb7〜b5は常に“111"であ
る。
そして、通常のコマンドは、第2図(a)に示すよう
に、オペレータの上位3ビツトb7〜b5に通信相手として
特定する付加装置の識別コード(ID)を入れ、b4〜b0
は命令の種類を示すコード等を入れる。
ここで、第1図の実施例における各付加装置5A〜5Eの
識別コード(ID)は、例えば次のように定めている。
多段給紙装置5A :000(IN#1) 大量給紙装置5B :001(IN#2) 両面用搬送装置5E:010(DPX#1) 反転排紙装置5C :100(OUT#1) 大量排紙装置5D :101(OUT#2) この3ビツトの識別コードの上位2位ビツトが付加装
置の種類(タイプ:給紙,搬送,排紙の別)を表わし、
下位の1ビツトが装置番号(#1か#2)を表わしてお
り、括弧内にはそれを判りやすく示している。
第2図(b)には付加装置全てを特定する共通識別コ
ード(以下「グローバルIDアドレス」という)を含むコ
マンド(以下「グローバルIDコマンド」という)の構成
を示す。
このグローバルIDコマンドは、オペレータの上位3ビ
ツトb7〜b5をグローバルIDアドレスである“110"とし、
b4〜b0には命令の種類を示すコード、例えば緊急停止命
令の場合はb4〜b0を“01111"を入れる。
このグローバルIDコマンドを各付加装置5A〜5Eがその
各シリアル通信部で受信すると、それぞれが特定された
と認識して、レスポンスを返すことなく直ちにその命令
を実行する。
このグローバルIDコマンドの使用例としては、つぎの
ような場合がある。
(a)システムのイニシヤライズ(初期化動作及び自己
診断)を行なう時。
(b)用紙サイズを自己検知することができない給紙装
置を選択して画像形成動作を実行する場合に、各付加装
置にペーパサイズをセツトする時。
(c)全ての付加装置に対して緊急に情報を伝達する必
要がある時(例えば、ペーパジヤム発生時に緊急停止命
令を伝達する時)。
ロジカルIDとデバイスID 第3図は、この発明による画像形成システムの拡張性
をさらに高めた実施例の基本的構成を示すブロツク図で
あり、第1図と対応する部分には同一符号を付してそれ
らの説明は省略する。
この画像形成システムは、ホストシステム1より文字
コード情報あるいは画像イメージ情報等を受けて記録媒
体上に画像を形成する画像形成装置本体4と、それぞれ
この画像形成装置本体4に着脱可能な7台の付加装置5A
〜5Gによつてシステム構成されている。
すなわち、第1図の画像形成システムに、付加装置と
して多段給紙装置5Fと多段排紙装置5Gが追加されてお
り、画像形成装置本体4とこれらの各付加装置5A〜5Gは
全て共通の信号線SBによつて接続されている。なお、破
線で示すようにさらに多くの付加装置を増設することが
可能である。
そして、この実施例における画像形成装置本体4は、
最大2台の付加給紙装置と最大2台の付加排紙装置と最
大1台の付加両面用搬送装置とを同時に制御することが
できる。
ここで、同時に制御できるとは次の全てを満たす状態
をいう。
○直接通信して実行コマンド,問い合わせコマンド,選
択コマンド等を処理できる。
○記録媒体の給送,搬送,排送をコマンドにより実行で
きる。
○記録媒体の搬送経路として選択できる。
そこで、画像形成装置本体4は制御用識別コード(以
下「ロジカル(論理)ID」という)として6種類のロジ
カルIDを持っている。これが前述の実施例における各付
加装置の識別コード(ID)に相当する。
すなわち、全ての付加装置(オプシヨンユニツト)を
給紙装置,排紙装置,及び搬送装置の3種類のユニツト
タイプに分類し、それぞれのために次のようなロジカル
IDを用意している。
付加給紙装置(IN #1):000 同 (IN #2):001 付加搬送装置(DPX・INP):010 同 (DPX・OUT):011 付加排紙装置(OUT#1):100 同 (OUT#2):101 このロジカルIDは3ビツトのコードであり、そのうち
の上位2ビツトがIN,OUT,DPXの別を識別するユニツトタ
イプコードであり、下位1ビツトが#1か#2かの番号
(付加搬送装置、すなわち両面用搬送装置:DPXの場合は
インプツトユニツト(INP)としてかアウトプツトユニ
ツト(OUT)としてか)を識別するコードである。
画像形成装置本体4は、このロジカルIDを含むコマン
ドを信号線SBへ送出するシリアル通信機能を有し、内部
の画像処理部と画像作成部及び外部のホストシステムの
いずれもが、通常このロジカルID使用して各付加装置5A
〜5Gを特定する。
一方、各付加装置5A〜5Gはそれぞれ固有の識別コード
(以下「デバイス(物理)ID」という)を有し、そのデ
バイスIDを含むレスポンスを信号線SBへ送出するシリア
ル通信機能を有している。
また、それぞれが自己のユニツトタイプ、すなわち給
紙装置(IN),排紙装置(OUT),両面用搬送装置(DP
X)のうちのいずれであるかも、ロジカルのIDのユニツ
トタイプコードと同じく2ビツトのコードで記憶してい
る。
デバイスIDを各ユニツトタイプ別に4ビツトのコード
で与えると、各ユニツトタイプ毎に16台で、合計48台ま
で識別可能になる。
この実施例では次のようにデバイスIDを付与するもの
とする。
多段給紙装置5A : (IN)0000 多段給紙装置5F : (IN)0001 大量給紙装置5B : (IN)0010 反転排紙装置5C :(OUT)0000 多段排紙装置5G :(OUT)0001 大量排紙装置5D :(OUT)0010 両面用搬送装置5E:(DPX)0001 なお、括弧内のIN,OUT,DPXは実際には2ビツトのユニ
ツトタイプコードとして各付加装置(オプシヨンユニツ
ト)にのみ別に記憶しており、そのあとの4ビツトのコ
ードのみがデバイスIDである。
そこで、画像形成装置本体4には、各ロジカルIDに対
してそれぞれ同じユニツトタイプ内の付加装置を指定
(アサイン)して、そのデバイスIDをメモリ内のテーブ
ルに、例えば次表のように記憶する。
一方、各付加装置5A〜5Gには、自己のユニツトタイプ
コード(IN,DPX,OUTの識別コード)とデバイスIDを記憶
するメモリと、前述のロジカルIDに対してアサイン(指
定)された時にそのロジカルIDを記憶するメモリとをそ
れぞれ設けている。
このようにして、6個のロジカルIDとそれに対してそ
れぞれアサインした付加装置のデバイスID(但し、DPX
・INPとDPX・OUTには同じ両面用搬送装置のデバイスID
をアサインする)とを対応させて記憶しておくことによ
つて、画像形成装置本体4はそのアサインした付加装置
をロジカルIDのみによつて特定して制御できる。
第3図及び上記した例では、付加給紙装置としてロジ
カルID(第3図ではLogを付して示す)のIN#1に多段
給紙装置5A,IN#2に大量給紙装置5Bを、付加排紙装置
としてロジカルIDのOUT#1に反転排紙装置5C,OUT#2
に大量排紙装置5Dを、付加両面用搬送装置としてDPX(I
NP及びOUT)に両面用搬送装置5Eをそれぞれアサインし
ている。
第3図ではこのアサインされている付加装置を二重線
の枠で示している。したがつて、画像形成装置本体4は
この5台の付加装置5A〜5Eを同時に制御することができ
る。
しかし、このアサイン状態は必要に応じて変更するこ
とができるので、それによつて他の付加装置、すなわち
多段給紙装置5F及び多段排紙装置5G、あるいはさらに多
くの付加装置を増設した場合にも、それらを使用可能に
することができる。
なお、画像形成装置本体4内の画像処理装置と画像形
成装置との間、及び画像形成装置本体4と各付加装置5A
〜5Gとの間のシリアル通信の通信プロトコルは2つのレ
ベルのコマンドを提供する。
その1つはベーシツクコマンドであり、この画像形成
システムが2台以下の付加給紙装置と、2台以下の付加
排紙装置と、1台以下の両面用搬送装置からなる場合に
は、ロジカルIDに登録された付加装置のみを扱うコマン
ドであるベーシツクコマンドが全てのシステム機能を包
含できる。
このように、全てのシステム機能がベーシツクコマン
ドによつて制御され得る画像形成システムをベーシツク
システムとし、このシステムではデバイスIDのコード番
号はロジカルIDのコード番号と同じでよい。第1図の実
施例はこのベーシツクシステムに相当する。
もう1つはエンハンスコマンド(拡張コマンド)であ
り、画像形成システムが3台以上の付加給紙装置,3台以
上の付加排紙装置,あるいは2台以上の両面用搬送装置
を有する場合に、3番目以降の付加給紙装置あるいは付
加排紙装置及び2番目以降の両面用搬送装置は、エンハ
ンスコマンドを用いてそのデバイスIDを同じユニツトタ
イプのロジカルIDにアサインすることにより、画像形成
装置本体4によつて給紙,排紙,両面用搬送等の制御が
なされることが可能になる。
なおこの発明に係わる機能については、次の具体的な
実施例の説明において詳述する。
レーザプリンタシステム 以下、この発明をレーザプリンタシステムに適用した
実施例について説明する。
第4図はそのレーザプリンタシステムの概略構成を示
すブロツク図であり、第1図及び第3図と対応する部分
には同一符号を付してある。
このレーザプリンタシステムは、ホストシステム1
と、コントローラ2とプリントエンジン(以下単に「エ
ンジン」と称す)3からなる画像形成装置本体であるプ
リンタ本体4と、前述した付加装置5A〜5Gのような各種
付加装置(以下「オプシヨンユニツト」ともいう)5
と、これらを接続するホストインタフエース(以下「ホ
ストI/F」と略称する),レーザプリンタ・ビデオ・イ
ンタフエース(以下「LPVI」と略称する),及びエンジ
ン・オプシヨン・インタフエース(以下「EOI/F」と略
称する)とによつて構成されている。
ホストシステム1は、文字情報あるいは画像情報を送
出するワードプロセツサ,オフイスコンピユータ,パー
ソナルコンピユータ等の情報処理装置である。
コントローラ2は、ホストシステム1から文字情報や
画像情報を受けて、プリント用紙1ページ分ずつの画像
イメージ情報(ビデオデータ)を生成する画像処理装置
である。
エンジン3は、コントローラ2により生成された画像
イメージ情報を用紙にプリントする画像形成装置であ
る。
ホストI/Fは、ホストシステム1とコントローラ2間
を接続するためのインタフエースであり、RS232C,セン
トロニクスI/F等がよく知られている。
LPVIは、プリンタ本体4を構成するコントローラ2と
エンジン3とを接続する標準インタフエースであり、従
来エンジン毎(モデル毎)に個々に決められていたビデ
オインタフエースのハードウエアを統一し、エンジンの
機能に左右されないようにしたものである。
EOI/Fは、エンジン3と各種オプシヨンユニツト5間
を前述した共通の信号線(シリアルバス)によつて接続
し、エンジン3から前述したロジカルIDを含むコマンド
を送信することにより、そのIDによつて特定されたオプ
シヨンユニツトがレスポンスに返すことによつてシリア
ル通信するための標準インタフエースである。
第5図にコントローラ2のハード構成を示す。
コントローラ2は、図示のようにCPU20,プログラムRO
M21,RAM22,フオントROM23,不揮発性RAM24,操作パネル2
5,変倍処理部26,オピシヨンインタフエース27,ビデオ制
御部28,エンジンインタフエース29と、前述のホストイ
ンタフエース4及びLPVIのコントローラ側部分とから成
り、各々はCPUバスにより接続されている。
CPU20は、このコントローラ2の全体を統括的に制御
する中央処理装置であり、凡用の16ビツト又は32ビツト
のマイクロコンピユータを使用する。
プログラムROM21は、CPU20を制御するためのマイクロ
コード(プログラム)を格納する。
RAM22は大容量のランダムアクセスメモリであり、主
として次のような用途に使用される。
(a)システムメモリ (b)インプツトバツフア (c)ページバツフア (d)フオントフアイル (e)マクロフアイル (f)イメージフアイル (g)プリントコントロールフアイル (h)ビデオバツフア 第6図に、データ処理の流れとこのRAM22内の各バツ
フア及びフアイルとの関係を示す。
ホストシステム1より送られてくる情報はホストイン
タフエース4を経由しインプツトバツフア22bに蓄えら
れる。
このインプツトバツフア22bに蓄えられたデータは、
データ処理部201によつて取り出され、データの種類に
応じてそれぞれページバツフア22cあるいはフオントフ
アイル22d,マクロフアイル22e,イメージフアイル22f,プ
リントコントロールフアイル22g,のいずれかに登録され
る。
すなわち、プリントシーケンス制御データ(用紙搬送
経路の指定,プリント枚数指定他)はプリントコントロ
ールフアイル22gに、ページのレイアウト情報(印字デ
ータと印字位置の関係等)はページバツフア22cに、イ
メージ情報はイメージフアイル22fと、ラウンロードフ
オントはフオントフアイル22dに、オーバレイ情報等は
マクロフアイル22eにそれぞれ登録される。
イメージ情報処理部202は、ページバツフア22cの内容
に従つて、イメージフアイル22f,フオントフアイル22d
及びフオントROM23の内容を変倍処理部26を通じてビデ
オバツフア22hに展開する。
そして、ビデオバツフア22hに1頁分の印字データの
展開が完了すると、プリント制御部203がプリントコン
トロールフアイル22gの内容に従つてLPVI経由でエンジ
ン3を起動し、エンジン3が画像記録タイミングになる
とビデオバツフア22hは展開されたビデオデータをLPVI
経由でエンジン3に送出する。
エンジン3は、LPVIを通して送られてくるビデオデー
タを用紙にプリントする。
第5図に戻つて、フオントROM23は、ホストシステム
1からホストインタフエース4を経由して送られてくる
文字情報をイメージ情報に変換するためのフオントデー
タを格納している。
不揮発性RAM24は、電源をONにした後のプリンタの動
作状態を制御するための情報を格納するメモリであり、
主として次のような項目を記憶する。
(a)印字方向 (b)書体(フオント) (c)文字サイズ (d)行間隔 (e)給紙口 (f)排紙口 (g)ホストインタフエース この不揮発性RAM24の記憶内容は、操作パネル25から
更新される。
第7図に操作パネル25の外観例を示す。この操作パネ
ル25によつて、不揮発性RAM24の記憶内容を更新する操
作をモードセツトと呼ぶ。
この操作パネル25は、プリンタの状態やモードセツト
の内容を文字で表示するためのLCD表示器250,電源ONの
時に点灯するパワーLED251,プリンタのオンライン状態
を示すオンラインLED252,プリンタが異常な時に点灯ま
たは点滅するアテンシヨンLED253,プリンタ内に印字デ
ータがあることを示すデータLED254,プリンタのオンラ
イン/オフラインを切り替えるためのオンラインスイツ
チ255,データLED254が点灯している時そのプリンタ内の
データを印字するためのフオームフイード(Form Fee
d)スイツチ256,プリンタの自己診断テスト機能等を起
動するためのテストスイツチ257,プリンタをリセツトす
るためのリセツトスイツチ258,モードセツト操作用のス
イツチ25A,25B,25C,25Dで構成される。
モードセツトの内容は、第8図に示すようにセツト項
目を階層状に配置している。
そして、オフライン状態で上向矢印のモードスイツチ
25Aを押すことによりモードセツトになり、第1階層の
「印字方向」が選択される。この第1階層で他の項目を
選択したい場合には、左,右矢印スイツチ25B又は25Cを
操作する。
右矢印スイツチ25Cを押す度に、セツト項目が「書
体」「文字サイズ」「行間隔」「給紙口」「排紙口」
「ホストインタフエース」と変つて行く。
一方、左矢印スイツチ25Bを押す度に逆回りに、「ホ
ストインタフエース」から「排紙口」「給紙口」へとセ
ツト項目が変わる。
仮りにセツトする項目が「書体」の場合は、右矢印ス
イツチ25Cにより「書体」を選択した後、下矢印のエン
タスイツチ25Dを押して階層を第2階層に移す。
そして、第2階層にある3つの書体、すなわちクーリ
エ(Courier),エリート(Elite),ゴシツク(Gothi
c)の中から1つを、左,右矢印スイツチ25B又は25Cに
より選択する。
例えば「エリート」を選択して、それをセツトする場
合は下矢印のエンタスイツチ25Dを押すと、「エリー
ト」が不揮発性RAM24に登録される。すなわち、最下層
でエンタスイツチ25Dを押すことによつて、不揮発性RAM
24の登録内容が更新される。
第1階層の他のセツト項目で、「印字方向」は縦と横
を、「文字サイズ」は8ポイント,10ポイント,12ポイン
トを、「行間隔」は3LPI(Line/Inch),6LPI,8LPIを、
「給紙口」は上給紙カセツト,下給紙カセツト,大量給
紙ユニツトを、「排紙口」は上部排紙トレイ,サイド排
紙トレイ,大量排紙ユニツトを、「ホストインタフエー
ス」はセントロニクスとRS−232Cを、それぞれ第2階層
で選択できる。
さらに、「ホストインタフエース」としてRS−232Cを
選択した場合は、第3階層でパリテイチエツクの種類と
ボーレイト(通信速度)を選択してセツトすることがで
きる。
第5図に戻って、変倍処理部26は画像イメージ情報を
エンジン3の解像度に合わせて最適な大きさに変倍する
ための拡大縮小処理部である。
ホストインタフエース4は、ホストシステム1とコン
トローラ2を接続するインタフエースで、セントロニク
ス準拠パラレルとRS−232Cの2つを準備し、前述した操
作パネル25の操作によつて選択する。
オプシヨンインタフエース27は、機能を拡張するため
にフオントやプログラムを外部から供給する時のインタ
フエースであり、この例ではICカード6を2個扱える。
ICカード6は市販の物を採用し、記憶しているデータ
の種類によりフオントカード,プログラムカード又はそ
の両方を記憶したカードがあるが、物理的には同一の物
である。
このICカード6のフアイルフオーマツトは、第9図に
示すようにフアイルサイズ,CRCチエツクデータ,フアイ
ルタイプ,解像度,及びフオントデータ又はプログラム
により構成されている。
そして、データの種類はフアイルタイプにより判別す
る。すなわち、フアイルタイプが“1"ならフオントであ
り、“0"ならプログラムである。
また第5図に戻つて、ビデオ制御部28は、第6図のビ
デオバツフア22hにCPU20のバス幅(16ビツトまたは23ビ
ツト)で記憶されているビデオデータをシリアルデータ
又は8ビツトのパラレルデータに変換して、LPVIを経由
してエンジン3に送る。
エンジンインタフエース29は、LPVIを経由して双方向
シリアル信号によりエンジンの状態を検知したり、コマ
ンドを送出してエンジンを制御するシリアル通信(送受
信)機能を持つ。
ここで、LPVIの信号を第10図に示す。信号は画像信号
系と制御信号系と電源からなる。
画像信号系は、/WCLK、/WDATA、/LSYNC、/LGATE、/FG
ATEの5種類の信号である。
制御信号系は、/PETXD、/PERXD、/PECTS、/PEDTRの4
種類の信号であり、電源は、+5VとGNDの2種類であ
る。
ここで各信号名の前に付した「/」は負論理(ローア
クテイブ)を示し、第10図ではオーバラインを付して示
している。
(a)/WCLK :プリントエンジンからの画像データ同期
用クロツク。この信号の立ち下がりに同期して画像デー
タ(/WDATA)を送出することにより画像を印字する。ロ
ーレベルが黒。
(b)/WDATA:第5図のビデオ制御部28より送り出され
る画像データ。
(c)/LSYNC:各スキヤンラインの開始を示すライン同
期信号。
/WCLK信号の立ち下がりに同期する。
(d)/LGATE:各スキヤンラインの有効画像エリアを示
す信号。
/WCLK信号の立ち下がりに同期する。
(e)/FGATE:用紙送り方向の有効画像領域を示す信
号。/LSYNC信号の立ち下がりに同期する。
(f)/PETXD:エンジンからコントローラにエンジンの
状態を知らせるためのステータス信号。
(g)/PERXD:コントローラからエンジンに対するコマ
ンドライン。
(h)/PECTS:/PETXD信号のレデイを示す。この信号が
ローレベルの時、エンジンからコントローラに対してス
テータスを送出することが可能になる。
(i)/PEDTR:/PERXD信号のレデイを示す。この信号が
ローレベルの時、コントローラからエンジンに対してコ
マンドを送出可能になる。
(j)+5V :エンジンから供給される+5Vの電
源。
(k)GND :グランド(アース) 第11図に印字領域と画像信号の関係を示す。
7が有効印字領域であり、8は/WDATA信号8a,8bによ
り印字される画像領域で、9は/WDATA信号9a,9bにより
印字される画像領域を示す。
次に、エンジンの構成を第12図及び第13図によつて説
明する。
第12図は上述したレーザプリンタシステムのエンジン
3の機構部を構成するエンジン本体と、それに連結され
た各種オプシヨンユニツトの機構部の概略図である。
10はエンジン本体で、感光体ドラム101,帯電チヤージ
ヤ102,光(レーザ)書込みユニツト103,現像器104,転写
分離チヤージヤ105,クリーニングユニツト106,定着ユニ
ツト107,及びレジストローラ対108を始めとする多数の
用紙搬送用のローラとそれらの駆動モータならびに駆動
機構等を内蔵している。
11,12はエンジン本体10に直接装着する給紙カセツト
(トレイ)で、通常100〜200枚の用紙を収納できる。エ
ンジン本体10のこの2個の給紙カセツト挿着口に、それ
ぞれ多段の給紙カセツト(トレイ)を備えた前述の多段
給紙装置5A,5Fに相当する付加給紙装置である多段給紙
ユニツトを挿着することもできる。
13は排紙経路を切り替える反転器で、前述の反転排紙
装置5Cに相当し、排紙経路を自己の上部排紙トレイ14,
メールボツクス(多段排紙装置)15,両面ユニツト16,及
び大量排紙ユニツト18のいずれかに切り換えることがで
きる。
また、上部排紙トレイ14以外には裏表を反転した用紙
を各ユニツトに供給できる。勿論、非反転の用紙も供給
できる。したがつて、この機能を使用することによりフ
エースアツプ排紙とフエースダウン排紙を任意に選択で
きる。
15は多数の排紙トレイ15aを持つメールボツクスで、
前述の多段排紙装置5Gに相当し、コントローラ2からの
命令により任意の排紙トレイを選択できる。
16は両面プリント用の再給紙ユニツトとなる付加給紙
装置である両面ユニツトで、前述の両面用搬送装置5Eに
相当し、エンジン本体10内で一方の面にプリントされた
用紙が反転器13で裏表が反転されて供給され、ここから
再度エンジン本体10へ給紙されて、他方の面にプリント
されることにより両面プリントがなされる。
なお、この実施例で使用している両面ユニツト16は、
供給された用紙を停止させることなく、ペーパパス161
を通してそのまま給紙側へ搬送する第1の搬送路と、供
給された用紙をスタツカ162に順次スタツクして保持
し、所要枚数をスタツクしてからその用紙を順次給紙側
へ搬送する第2の搬送路と有している。
17は前述の大量給紙装置5Bに相当する付加給紙装置で
ある大量給紙ユニツトで、約2000枚の用紙を収納でき
る。
18は前述の大量排紙装置5Dに相当する大量排紙ユニツ
トで、約2000枚以上の用紙を収納できる。
大量排紙ユニツト18の用紙収納枚数を大量給紙ユニツ
ト17の用紙収納枚数より多くすることにより、大量給紙
ユニツト17から供給される用紙を全て大量排紙ユニツト
18に回収できる。
19はエンジン本体10及びそのオプシヨンユニツトを乗
せるプリンタテーブルで、その内部を前述したコントロ
ーラ2の収納スペース19aとして利用する。
エンジン本体10とオプシヨンユニツト(反転器13,メ
ールボツクス15,両面ユニツト16,大量給紙ユニツト17,
大量排紙ユニツト18)は、前述たしたエンジン・オプシ
ヨン・インタフエース(EOI/F)によつて接続される。
さらに、これらのユニツトの一部を省いたり、あるい
はこれら以外の各種オプシヨンユニツトを上記ユニツト
と交換あるいは増設してシステム構成することも可能で
ある。
なお、両面ユニツト16及び大量給紙ユニツト17には、
その各トレイ(162等)に収納されている用紙のサイズ
を自己検知できるか否かの情報が記憶されているメモリ
が設けられている。
ここで、エンジン本体10内の各部によるプリント動作
を簡単に説明する。
用紙の供給源として、エンジン本体10の上段給紙カセ
ツト11,下段給紙カセツト12,大量給紙ユニツト17及び両
面ユニツト16(再給紙時のみ)のうちのいずれかが選択
されて用紙が供給され、レジストローラ対108に挟持さ
れた位置で待機する。
一方、感光体ドラム101が矢示方向に回転し、帯電チ
ヤージヤ102によつて帯電された表面に、光書込ユニツ
ト103によつてビデオ信号に応じて変調されたレーザ光
をドラム軸方向に主走査しながら照射して露光し、潜像
を形成する。
その潜像を現像器104からのトナーによつて現像し、
そのトナー像をレジストローラ対108によつて所定のタ
イミングで画像転写部に給送される用紙に、転写分離チ
ヤージヤ105によつて転写すると共にその転写された用
紙を感光体ドラム101の表面から分離させる。
その画像が転写された用紙を定着ユニツト107へ搬送
し、そこで一定温度に加熱された定着ローラと加圧ロー
ラとによつて加熱定着した後、反転器13へ送り込む。
そして、エンジン本体10から排紙された反転器13に送
り込まれた用紙は、上方,側方及び下方の3箇所の送出
口A,B,Cのいずれかから送出され、上部排紙トレイ14,メ
ールボツクス15,両面ユニツト16へ排出される。
その用紙が両面ユニツト16に排出された場合は、第1,
第2搬送路のいずれかを通してエンジン本体10へ再給紙
するか、大量排紙ユニツト18へ排紙する。
次に、このエンジン本体10及びそれに接続された上記
各オプシヨンユニツトを制御するエンジン制御部(エン
ジンドライバ)30のブロツク構成を第13図に示す。
CPU31は、このエンジン制御部30を統括的に制御する
中央処理装置で、汎用の8ビツトのマイクロコンピユー
タを使用する。
32はプログラムROMであり、エンジン本体10のシーケ
ンスやコントローラ2及び上記各ユニツト(エンジンオ
プシヨンユニツト)との接続を制御するためのマイクロ
コードが格納されている。
33は制御データやエンジンの状態等を記憶するための
RAMである。
34はエンジンのシーケンス制御用の基本時間を作るた
めのインターバルタイマである。
35はエンジン・オプシヨン・インタフエース(EOI/
F)であり、オプシヨンユニツトである反転器13,メール
ボツクス15,両面ユニツト16,大量給紙ユニツト17,大量
排紙ユニツト18等を共通ラインで接続するためのシリア
ルインタフエースである。したがつて、シリアル通信機
能を有する。
各オプシヨンユニツトにはそれぞれ前述したデバイス
IDが設定されており、このエンジン制御部30と各オプシ
ヨンユニツト13,15〜18との通信に際しては、そのデバ
イスIDをアサインしたロジカルIDを付加したコマンドの
送信によつて、相手のユニツトを特定し、そのユニツト
からのレスポンスを受信する。
36はコントローラインタフエースであり、LPVIを経由
してコントローラ2からのコマンドを受けたり、エンジ
ン3の状態をコントローラ2に知らせるためのインタフ
エースである。
37は光学制御部であり、LPVIを経由してコントローラ
2から送られてくる画像信号(ビデオデータ)を受け
て、光書込みユニツト103を制御する。
38はA/Dコンバータであり、エンジン本体10の画像形
成・用紙搬送部100のサーミスタ(温度センサ)からの
アナログ信号が、オペアンプ41によつて増幅されて入力
し、それをCPU31が演算処理できるようにデジタル信号
に変換する。
なお、上記サーミスタは機内の各ユニツト等における
温度状態を把握するためのものであり、機内の数箇所に
設けられている。
39はI/Oポートであり、ドライバ42及びドライバ43を
介してエンジン本体10の画像形成・用紙搬送部100にお
けるモータ,プランジヤ,クラツチ等を駆動したり、各
種チヤージヤに高電圧を印加する高圧電源を制御した
り、エンジン本体10の状態を検知するためのセンサやス
イツチ等からの信号がアンプ44を介して論理レベルに増
幅された信号を入力する。
これらの各部は、データバス,コントロールバス及び
アドレスバスからなるCPUバス40によつてCPU31に接続さ
れている。
なお、このエンジン制御部30には、エンジン本体に装
着されている給紙カセツト(トレイ)11,12に収納され
ている用紙のサイズをこの制御部30が自己検知できるか
否かの情報が記憶されている図示しないメモリが設けら
れている。
コントローラとプリントエンジン間の通信 次に、コントローラとプリントエンジンとの間の通信
について説明する。
まず、コントローラとプリントエンジン間の通信条件
は次のとおりである。
1.インタフエース:非同期シリアルI/F 2.通信速度:9600baud 3.パリテイビツト:なし 4.ストツプビツト:1 コントローラとプリントエンジン間の通信は前述した
ようにLPVIを介して、4種類の信号/PETXD,/PERXD,/PEC
TS,及び/PEDTRによつてなされる。
これらのインタフエース用の信号については先に簡単
に説明したが、ここでもう少し詳しく説明する。
(1)/PERXD この信号は、コントローラからプリントエンジンへの
コマンドを送るためのシリアル通信の受信データ信号ラ
インである。
(2)/PETXD この信号は、プリントエンジンからコントローラヘレ
スポンス及びイベントレポートを送るシリアル通信の送
信データ信号ラインである。
(3)/PEDTR この信号は、コマンドの送信に対するシリアル通信の
レデイ信号ラインである。この信号が“L"の時は、コン
トローラがプリントエンジンにコマンドを送つてよいこ
とを示す。
プリントエンジンは、電源投入時あるいは初期化動作
時(システムコンフイギユレーシヨンの確立時を含む)
を除いて、この信号を“L"に保持しなければならない。
(4)/PECTS この信号は、レスポンスあるいはイベントレポートを
送信するためのシリアル通信のレデイ信号ラインであ
る。この信号が“L"の時は、プリントエンジンはコント
ローラにレスポンスあるいはイベントレポートを送つて
よいことを示す。
コントローラは、電源投入時あるいはプリントエンジ
ンと通信できない状態にある時以外はこの信号“L"を保
持しなければならない。
もしこの信号が“H"の間に、プリントエンジンが非常
に多くのイベントレポートを受け取つたら、古いイベン
トレポートを放棄してもよい。
次に、コントローラとプリントエンジン間の通信プロ
トコルについて簡単に説明する。
コントローラとプリントエンジン間で通信する場合
は、コントローラからプリントエンジンへコマンドを送
信し、プリントエンジンがそれを受信してレスポンスを
コントローラへ返信することによつて行なわれる。
コマンドは、それぞれ1バイトのアーギユメントとオ
ペレータとからなり、第14図(a),(b)に示すよう
に、アーギユメントの最上位ビツトは常に“1"であり、
オペレータの最上位ビツトは常に“0"である。
コマンドは、アーギユメントを先に送り、オペレータ
を後に送る。
アーギユメントは省略することもでき、その場合にも
プリントエンジンは、そのアーギユメントのないコマン
ドを正確に認識しなければならない。
アーギユメントとオペレータからなるコマンド(例え
ば、“ステータス リクエスト”コマンド)が、コント
ローラによつてアーギユメントなしで発行された場合
は、同じコマンドの前回のアーギユメントが事実上有効
になる。
プリントエンジンがコマンドを受け取つた時に、もし
有効なアーギユメントがなかつた場合には、プリントエ
ンジンは事実上のアーギユメントとしてデフオルト値を
とる。
レスポンスは、プリントエンジンからコントローラ
へ、受信したコマンドによつて要求された情報を送るも
のである。
各レスポンスの長さは1バイトで、第14図(c)に示
すようにその最上位ビツトは“0"である。但し、同図
(d)に示す“イリーガルコマンド”に対するレスポン
スの場合は、全ビツトが“1"である。
イベントレポートは、オプシヨンユニツト及びプリン
トエンジンにイベント(ジヤム発生やサプライ不足等)
が発生した時に、プリントエンジンからコントローラに
レスポンスとして求められていない情報を送るものであ
る。
各イベントレポートは、第14図(e)に示すように1
バイトの長さを有し、その最上位ビツトは“1"である。
このイベントレポート発生の可能/不可は、コントロ
ーラにより‘ETB'コマンドでなされる。
この実施例においてコントローラが発信するコマンド
の種類は次のとおりであり、13のベーシツクコマンドと
3つのエンハンスコマンドがある。
<ベーシツクコマンド> 1.ステータス リクエスト ‘ENQ' 2.インクアイア インプツトトレイ コンデシヨン ‘SI' 3.インクアイア アウトプツトトレイ コンデシヨン
‘SO' 4.インクアイア ペーパサイズ オブ インプツトトレ
イ ‘EM' 5.*フイードスタート ‘FF' 6.*プリントスタート ‘VT' 7.*オンプツトトレイ セレクト ‘DC1' 8.*アウトプツトトレイ セレクト ‘DC2' 9.イベントレポート イネーブル ‘ETB' 10.*プリントエンジン モードセツト ‘DC4' 11.*ペーパサイズ セツト ‘DC3' 12.インクアイア エグジテツド ペーパID(Inquire e
xited paper ID) ‘ACK' 13.リセツト ‘CAN' <エンハンスコマンド> 14.アサイン デバイスID ‘FS' 15.インクアイア アサインド デバイスID ‘GS' 16.インクアイア コミユニケーシヨン アクテイブ
デバイスID ‘RS' 上記コマンドのうち、*印を付したコマンドはコマン
ドキユーバツフアに記憶されて、順次実行される。
但し、“インプツトトレイ セレクト”、“アウトプ
ツトトレイ セレクト”、“プリントエンジン モード
セツト”及び“ペーパサイズ セツト”のコマンドにつ
いては、もしアーギユメントを伴つたコマンドに別のア
ーギユメントを伴つたコマンドが発せられる前に“フイ
ードスタート”コマンドも“プリントスタート”コマン
ドも続かなかつた場合には、前のコマンドはコマンドキ
ユーバツフアから消去されて有効とならない。
これは、いずれの‘FF'又は‘VT'コマンドも後続しな
い場合には、コマンドによつて指定されたトレイ,ペー
パサイズ又はモードは、選択されたトレイ,選択された
ペーパサイズ又は選択されたモードにならないことを意
味する。
そして、これらのコマンドは、それ以前の“フイード
スタート”コマンド又は“プリントスタート”コマンド
に対して有効ではない。
プリントエンジンは、“インプツトトレイセレク
ト”、“アウトプツトトレイ セレクト”、“プリント
エンジン モードセレクト”又は“ペーパサイド セツ
ト”のコマンドによつて指定されたモード又はステータ
スを、その後これらのコマンドによつてステータス又は
モードが再セレクトされるまで保持する。
プリントエンジンは、自信では決してコマンドキユー
バツフアの内容をクリアせず、コントローラから受信す
るコマンドによつてそれをクリアする。また、コマンド
キユーバツフア内にある‘FF'及び‘VT'コマンドは、そ
の実行開始時に消去される。
もし、モードセツト及びトレイセレクトが適当に行わ
れ、且つ十分な数の‘FF'及び‘VT'コマンドがコマンド
キユーバツフアに記憶され、あるいは‘FF'及び‘VT'コ
マンドがコントローラにより適切な時間間隔で発せられ
ると、プリントエンジンはこれらのコマンドを最大のス
ループツト(プリントスピード)で実行する。
コントローラがプリントエンジンにプリントの実行を
要求するための一般的なコマンド発信シーケンスを以下
に示す。
1)インプツトトレイ選択 両面インプツトユニツトを含むインプツトトレイを選
択する。もしアーギユメントが省略された場合には以前
のトレイが有効である。
また、“インプツトトレイ セレクト”コマンドが発
せられなかつた場合にも以前のトレイが有効である。
2)アウトプツトトレイ選択 両面アウトプツトユニツトを含むアウトプツトトレイ
を選択する。もしアーギユメントが省略された場合には
以前のトレイが有効である。
また、“アウトプツトトレイ セレクト”コマンドが
発せられなかつた場合にも以前のトレイが有効である。
3)フイード要求 “フイードスタート”コマンドを送る。このコマンド
が発せられなかつた場合には、次の“プリントスター
ト”コマンドがフイード及びプリントに対して有効であ
る。
4)プリント要求 “プリントスタート”コマンドを送る。
コントローラはまた、もし“システム カレントモー
ド”の“/PRINT信号無視フラグ”が“0"の場合、“/PRI
NTと/PREADYがハンドシエイクしたプリント要求シーケ
ンス”でもつてプリントエンジンにプリントの実行を要
求することもできる。なお、各信号の前の「/」は負論
理(ローアクテイブ)を意味する。
この要求は、‘FF'及び‘VT'コマンドに先立つて実行
される。但し、それはコマンドキユーバツフア内にはス
タツクされない。そのプリント要求シーケンスは、リア
ルタイム実行でのみ有効である。
もし、コントローラが/PRINT信号によつてプリントを
要求しない場合には、‘DC4'コマンドを発信することに
よつてプリントエンジンのモードを“/PRINT信号無視”
モードに設定するのがよい。
もし、プリントエンジンが/PRINT信号と‘FF'及び‘V
T'コマンドとの両方によつてプリント要求を受けた場合
には、コマンドタイミングとシーケンスのためにコマン
ドの実行に深刻なミスが生じる恐れがある。
コントローラは、/PRINT信号ラインを通じてプリント
エンジンにプリントの実行を要求する直前に、プリント
エンジンの現在のステータス(例えば、現在アクテイブ
なインプツトトレイ)を問い合せる。
コマンドキユーバツフア内に記憶されているコマンド
(*印の付いたコマンド)に対するレスポンスは、その
コマンドが実行される時でなく、そのコマンドを受け取
つた直後にプリントエンジンから発信される。
そのため、レスポンスの内容は時にはコマンドの実行
に関する実際のステータスとは違つているかもしれな
い。例えば“インプツトトレイ セレクト”コマンドに
対してレスポンスした後、もしセレクトされたインプツ
トトレイに違うサイズのカセツトが装着された場合に
は、実際のペーパサイズは、“インプツト セレクト”
コマンドに対するレスポンスとしてプリントエンジンが
送つたサイズとは違つていることになる。
このような場合は、プリントエンジンのステータスは
エラー状態(インプツトサイズ不一致)となる。
現在アクテイブなインプツトトレイ、現在アクテイブ
なアウトプツトトレイ及びシステムの現在のモードステ
ータスを問うコマンドである“ステータス リクエス
ト”コマンドに対しては、プリントエンジンは、実行開
始直後の‘FF'コマンド又は第2モードの‘VT'コマンド
に対して指定された現在アクテイブなトレイを答える
か、又はその時点で現在アクテイブなモードを答える。
プリントエンジンは、コマンドキユーバツフアにおい
てまだ実行されていないコマンドによつて指定されたト
レイコード又はモードは答えない。
コマンドキユーバツフアの容量はできる限り大きい方
がよく、それはプリントエンジンの最大プリント速度に
依存するが、プリントエンジンのプリント速度が20ペー
ジ/分より小さい場合には、32枚のペーパに相当する容
量を持てば充分である。
プリントエンジンが‘FF'及び‘VT'コマンドを実行し
ている最中に、ペーパが空か又はペーパが満杯のため
に、もしコントローラが現在アクテイブなインプツトト
レイ又はアウトプツトトレイを変更したい場合には、コ
ントローラは最初に“コマンドキユーバツフア クリ
ア”のコマンドを発し、それから新しいインプツトトレ
イ又はアウトプツトトレイを再セレクトする。
ある場合には、プリントエンジンは各ユニツトのステ
ータスを予測しなければならず、その予測したステータ
スに応じたレスポンスを予測しなければならない。
例えば、両面ユニツトのオーバーフロー又はペーパが
空のステータスは、たとえ前回のコマンドがまだコマン
ドバツフア内にあつてまだ実行されていないとしても、
その前のコマンドに依存するために予測される。
プリントエンジンとオプシヨン間の通信 次に、プリントエンジンとその各種付加装置であるオ
プシヨンユニツトとの間の通信について説明する。
プリントエンジンとオプシヨンユニツトとの間の通信
条件も、前述したコントローラとプリントエンジン間の
通信条件と同じく次のとおりである。
1.インタフエース:非同期シリアルI/F 2.通信速度:9600baud 3.パリテイビツト:なし 4.ストツプビツト:1 通信プロトコルについては、先に基本的なシステム構
成の説明中で簡単に述べたが、ここでもう少し詳しく説
明する。
この場合もプリントエンジンからオプシヨンユニツト
への通信はコマンドの送信によつて行ない、オプシヨン
ユニツトからプリントエンジンへの通信はレスポンスの
送信によつて行なう。
このコマンドとレスポンスのフオーマツト例を第15図
に示す。
1つのコマンドはオペレータとアーギユメントによつ
て構成され、アーギユメントのb7〜b5は常に“111"であ
り、またオペレータのb7〜b5はプリントエンジンが通信
したいオプシヨンユニツトのロジカルIDコードを示す。
オペレータはまた、1つの命令の終端を意味すること
を兼ねる。
この実施例に使用するコマンドの種類は次のとおりで
ある。
<ベーシツクコマンド> 1.インクアイア ユニツト ステイタス (Inquire unit status) “***10001" 2.インクアイア ペーパ サイズ (Inquire paper size) “***10010" 3.インクアイア ユニツト コンデイシヨン (Inquire unit condition) “***10011" 4.インクアイア ユニツト アベイラビリテイ (Inquire unit availability) “***10100" 5.インクアイア ユニツト スペシフイケーシヨン #
1 (Inquire unit specification #1)“***10101" 6.インクアイア ユニツト スペシフイケーシヨン #
2 (Inquire unit specification #2)“***10110" 7.インクアイア ユニツト スペシフイケーシヨン #
3 (Inquire unit specification #3)“***10111" 8.インクアイア エクサイテツド ペーパID (Inquire exited paper ID) “***11000" 9.インクアイア ユニツト フアームウエア バージヨ
ン (Inquire unit firmware version) “***11111" 10.トレイ セレクシヨン (Tray selection) “***00001" 11.モード セツト (Mode setting) “***00010" 12.ペーパ サイズ セツト (Paper size setting) “***00011" 13.ペーパ フイード スタート (Paper feed start) “***00100" 14.ペーパ フイード ストツプ (Paper feed stop) “***00101" 15.ペーパ フイード レスタート (Paper feed restart) “***00110" 16.ペーパ イジエクト スタート (Paper eject start) “***01000" 16.ペーパ イジエクト エンド (Paper eject end) “***01001" 18.イニシヤライズ (Initializing) “***01110" 19.アボート (Abort) “***01111" 20.プリントエンジン パス長 (Length of print engin path) “***01111" 21.レジスト距離 (Registrationt distance) “***01011" 22.搬送速度 (Trandport velocity) “***01100" <エンハンスコマンド> 23.アサイン デバイスID (Assingn Device ID) “***11001" 24.インクアイア アサインド デバイスID (Inquire assigned Device ID) “***11010" 25.インクアイア デバイスID (Inquire Device ID) “***11011" これらのコマンドは、常にオプシヨンユニツトによつ
てリアルタイムで実行される。
各オプシヨンユニツトは、特定されたトレイ選択,モ
ードセツト,ペーパサイズセツト,プリントエンジン,
パス長,レジスト距離,搬送速度,及び指定デバイスID
のモード,ステイタス,あるいは指定をこれらのコマン
ドによつて再選択されるまで保持する。
コマンドはアーギュメントを先にオペレータを後に送
信されなければならないが、アーギュメントとオペレー
タから成るコマンドのアーギユメントは省略することが
でき、オプシヨンユニツトはアーギュメントの無いコマ
ンドも正しく認識しなければならない。
例えば、“インクアイア ユニツト ステイタス”コ
マンドのようなアーギュメントとオペレータから成るコ
マンドで、プリントエンジンがアーギュメント無しでこ
れを送信した場合、同じロジカルIDユニツトへの同じコ
マンドの前のアーギュメントが実効アーギュメントとし
て有効である。
但し、“ペーパ イジエクト スタート”コマンド,
第15図(b)に示す“アサイン デバイスID"コマン
ド,及び同図(d)に示す“インクアイア デバイスI
D"コマンドを除く。これらのコマンドにおいては、前の
アーギュメントは決して有効にはならない。
また、他のコマンドのアーギュメントや他のロジカル
IDユニツトへのアーギュメントは、いかなる場合も無効
である。
コマンドを受信した時に、オプシヨンユニツト側に何
も有効なアーギュメントが無かつた場合は、オプシヨン
ユニツトは実効アーギュメントとしてデフオルトの値を
採らなければならない。
レスポンスは、オプシヨンユニツトからプリントエン
ジンに送られるメツセージであり、コマンドを受領した
ことを示す。全てのレスポンスは1バイトの長さであ
り、b7が“0"になつている。
もし、オプシヨンユニツトが受け取つたコマンドの機
能をサポートしていない場合は、オプシヨンユニツトは
レスポンスとして<7Fhex>すなわち“01111111"を返さ
なければならない。
第15図(b)は、プリントエンジンがロジカルIDにデ
バイスIDをアサインする際に送信する“アサイン デバ
イスID"コマンドと、それを受け取ったオピシヨンユニ
ツトから送信されるレスポンスのフオーマツトを示して
いる。
このコマンドのアーギュメントのb3〜b0にはアサイン
されるデバイスIDコードが入り、オペレータのb7〜b
5(***で示す)にはアサインするロジカルIDコード
が入る。
例えば、このコマンドが “111×0010,00011001" であれば、「デバイスID“0010"(INP#3:大量給紙ユニ
ツト17,第3図の大量給紙装置5Bに相当)をロジカルID
“000"(IN#1)としてアサインせよ」と命令すること
になる。
これに対して、デバイスID“0010"のオプシヨンユニ
ツト(先の例では大量給紙ユニツト17)のCPUがそれを
認識して、 “00000010"のレスポンスを返す。
これは「デバイスID“0010"をロジカルID“000"(IN
#1)としてアサインした」と答えたことになる。
ここで、デバイスIDコードにはユニツトタイプコード
が無いが、ロジカルIDコードのb6,b5の2ビツトがユニ
ツトタイプコードであり、この例では“00"はインプツ
トユニツトを表しているので判別できる。
第15図(c)は、特定のロジカルIDにアサインされて
いるオプシヨンユニツトのデバイスIDを問い合わせるコ
マンドである“インクアイア アサインド デバイスI
D"コマンドとそれに対するレスポンスを示している。こ
のコマンドはアーギユメント無しで、オペレータのみの
コマンドであり、例えば “00011010"はロジカルID“000"には何がアサインされ
ているかを各オプシヨンユニツトに照会することにな
る。
そして、アサインされているデバイスIDを持つオプシ
ヨンユニツトがもし大量給紙装置であれば、それから
“00000010"(ロジカルIDのIN#1にインプツトオプシ
ヨンユニツト“0010"がアサインされている)のレスポ
ンスを返すことになる。
第15図(d)は、特定のオプシヨンユニツトが通信可
能かどうかを照会する“インクアイア デバイスID"コ
マンドとそれに対するレスポンスを示している。
このコマンドのアーギュメントのb3〜b0には照会する
デバイスIDコードを、オペレータのb7,b6にはユニツト
タイプコードをいれる。例えば“111×0010,00×11011"
は、インプツトオプシヨンユニツト“0010"(大量給紙
ユニツト17)は通信可能かどうかを問い合わせるコマン
ドである。
そして、大量給紙ユニツト17がアサインされていれ
ば、“000×0010"のレスポンスを返すことになる。
また、前述したようにコマンドのオペレータのb7〜b5
がグローバルIDアドレス“110"になつている場合は、そ
のコマンドがグローバルIDコマンドであることを示す。
プリントエンジンよりグローバルIDコマンドが発信さ
れた場合は、通信可能状態にある全てのオプシヨンユニ
ツトは、このコマンドによる命令を可能な限り実行しな
ければならない。しかし、オプシヨンユニツトはこのコ
マンドに対してレスポンスを発行せず、プリントエンジ
ンはレスポンスを待たずに次のコマンドを発行できる。
イニシヤルセツトアツプ 次に、このレーザプリンタシステムのイニシヤルセツ
トアツプについて第16図及び第17図によつて説明する。
第16図は、イニシヤライズ時における操作パネル,ホ
ストシステム,コントローラ、プリントエンジン,およ
び各オプシヨンユニツト間の信号の送受と動作の関係を
示し、第17図はプリントエンジンの動作を示すフローチ
ヤートである。
主として第17図に従つて説明すると、パワーオン(電
源投入)時及びコントローラからイニシヤライズコマン
ドを受けると、プリントエンジンは全ての付加装置(オ
プシヨンユニツト)へイニシヤライズコマンドを送る。
このイニシヤライズコマンドは、グローバルIDコマン
ドとしてもよい。
そして、プリントエンジン自身が初期化と自己診断を
実行してイニシヤライズし、イニシヤライズコマンドを
受け取つた通信可能な全ての付加装置もそれぞれ初期化
及び自己診断を実行してイニシヤライズする。
その後、このプリンタシステムがエンハンスシステム
か否かを判断して、YESであればエンハンスシステムで
あるから、全てのデバイスID(48ID)の通信可/不可状
態の確認を2回以上行ない、各デバイスIDの状態が前の
サイクルと同じになつたら、各デバイスIDの状態を確定
する。
ここで2回の確認結果の一致を見るのは、電源オン又
はオフ時の過渡状態のような不安定な状態にある付加装
置の状態を誤つて確定しないようにするためである。
次いで、1つのロジカルIDに1つのデバイスIDを優先
順にアサインして、システムコンフイギユレーシヨンを
確立する。
ここで、優先順位には次の1と2がある。
優先順位1:通信アクテイブデバイス 優先順位2:より若いデバイスIDコード 一方、エンハンスシステムでない場合はベーシツクシ
ステムであるから、全てのロジカルIDユニツト(5ID)
の通信可/不可状態を2回以上確認し、各ロジカルIDユ
ニツトの状態が前のサイクルと同じになつたら、各付加
装置の状態を確定して、システムコンフイギユレーシヨ
ンを確立する。
なお、プリントエンジンは、自分自身初期化中はどの
オプシヨンユニツトに対しても如何なるコマンドも発行
してはならない。
また、どのオプシヨンユニツトも自分自身初期化中
は、プリントエンジンに対して如何なるレスポンスも送
信してはならない。
システムコンフイギユレーシヨンの確立を終えたら、
プリントエンジンはコントローラと通信することができ
るが、それまではコントローラとの通信レデイー信号で
ある/PEDTR信号をOFF状態にしなければならない。
《この発明に関する点について》 次に、上述したレーザプリンタシステムにおけるこの
発明に関する点について詳述する。
この発明によるプリンタシステムにおいては、レーザ
プリンタ・ビデオ・インタフエース(LPVI)とエンジン
・オプシヨン・インタフエース(EOI/F)とによつて、
互いに仕様が異なるコントローラ2,エンジン3,付加装置
(オプシヨンユニツト)5を任意の組み合せで接続する
ことができる。
しかしながら、エンジン3の種類によつては、このエ
ンジン3に装着された給紙カセツト(トレイ)11,12に
収納されている用紙のサイズを自己検知できないものが
あり、また付加装置5のうち付加給紙装置である画面ユ
ニツト16,大量給紙ユニツト17も、その種類によつて、
各トレイ(カセツト,スタツカ)に収納されている用紙
のサイズを自己検知できないものがある。
そこでコントローラ2は、まず、エンジン3及び付加
給紙装置16,17がその各トレイに収納されている用紙の
サイズを自己検知できるか否かの情報(この情報は、上
述のようにエンジン3及び各付加給紙装置16,17のメモ
リに記憶されている。)を得る必要がある。
そのため、コントローラ2は第10図に示したLPVIの/P
ERXD信号により、エンジン3に上記の情報を得るための
コマンドを送り、これに対してエンジン3から、エンジ
ン3及び付加給紙装置16,17が各トレイの用紙のサイズ
を自己検知できるか否かの情報を含んだレスポンスが/P
ETXD信号によりコントローラ2へ返される。
そのコマンドとレスポンスのフオーマツトを第18図に
示す。
コントローラ2からエンジン3へ送るコマンドは、第
18図(A)に示すように8ビツトずつのアーギユメント
とオペレータからなり、オペレータは‘ENQ'(ヘキサコ
ードを表わすと、“0.5H”)である。アーギユメントは
そのビツトb7〜b0が“10011000"である場合には、エン
ジン3に対してエンジン3が給紙カセツト11,12に収納
されている用紙のサイズを自己検知できるか否かの情報
を送るよう命令するものであり、ビツトb7〜b0が“1001
1010",“10011011"である場合には、それぞれ大量給紙
ユニツト17,両面ユニツト16がその各トレイの用紙サイ
ズを自己検知できるか否かの情報を送るようにエンジン
3に命令するものである。
これに対して、エンジン3からコントローラ2へ返信
するレスポンスは、第184図(B)に示すように8ビツ
トの構成である。
そして、その各ビツトは次のようになつている。
b7:常に“0" b6:予備 b5:ペーパサイズ検知不能 b4〜b0:(ペーパサイズ検知不能のトレイの)最下段
トレイナンバコードペーパサイズ検知不能のフラグは、
問い合わされた装置(ユニツト)が、それ自身でトレイ
中の用紙サイズを検知できるか否かを示すフラグであ
り、検知できない場合には“1"にセツトされる。
なお、このフラグは、問い合わされた装置(ユニツ
ト)に1つでも用紙サイズを検知できないトレイがあれ
ば“1"にセツトされる。
最下段トレイナンバコードは、問い合わされた装置
(ユニツト)に用紙サイズを検知できないトレイがあつ
た場合に、その最初のトレイナンバーのコードを示すも
のである。そして問い合わされた装置が両面ユニツト16
である場合には、このコードは常に“00000"とされる。
コントローラ2は、エンジン3との間でこのようなコ
マンドとレスポンスの送受を行つて、エンジン3及び各
付加給紙装置16,17がその各トレイ(11,12,162等)の用
紙のサイズを自己検知できるか否かの情報を得ることが
でき、その情報に基づいて適切な用紙サイズの設定等を
行うことが可能になる。
なお、エンジン3は、各付加給紙装置16,17が用紙サ
イズの自己検知ができるか否かの情報を得るために、各
付加給紙装置16,17との間で、第19図に示すようなコマ
ンドとレスポンスの送受を行う。
すなわち、エンジン3から各付加給紙装置16,17へ送
るコマンドは、第19図(A)に示すように8ビツトずつ
の次のようなアーギユメントとオペレータからなる。
アーギユメント; b7〜b5:“111" b4〜b0:インプツト又はアウトプツトトレイコード オペレータ; b7〜b5:ロジカルIDコード b4〜b0:“10110" これに対して各付加給紙装置16,17からは、第19図
(B)に示す次のようなレスポンスがエンジン3に返さ
れる。
b7:“0" b6:ペーパサイズ検知不能 b5:フエースアツプ排紙又は裏面プリントの向き b4〜b0:フイードイン タイム又はイジエクトアウト
タイム なお、ビツトb6のペーパサイズ検知不能については、
上述のエンジン3からコントローラ2へのレスポンスに
関する説明においてすでに詳述した通りである。
次に、エンジン3及び付加給紙装置16,17がその各ト
レイの用紙サイズの自己検知機能を有さない場合には、
給紙又は搬送される用紙のサイズを検知できないため用
紙の給送等に支障が生ずるが、コントローラ2が用紙サ
イズ情報を送出する手段を有する場合には、その送出さ
れた情報に基づいて適切な用紙の搬送制御を行うことが
可能になる。
すなわちこの場合には、コントローラ2はホストシス
テム1又は操作パネル25から用紙のサイズ情報を受け取
つて、そのサイズ情報に基づいて第20図(A)に示す
“ペーパサイズセツト”コマンドをエンジン3に送出す
る。
このコマンドは8ビツトずつのアーギユメントとオペ
レータからなり、オペレータは‘DC3'(ヘキサコードで
表わすと“13H”)である。またアーギユメントのビツ
トb7は常に“1"であり、ビツトb6〜b0は用紙のサイズを
表わすコードからなる。
これに対いてエンジン3は、第20図(B)に示すよう
に、ビツトb7が常に“0"でビツトb6〜b0が用紙のサイズ
を表わすコードからなるレスポンスをコントローラ2へ
返す。
エンジン3はまた、付加給紙装置16または17に第20図
(C)に示す“ペーパサイズセツト”コマンドを送る。
このコマンドの詳細は以下の通りである。
アーギユメント; b7〜b5:“111" b4〜b0:ペーパサイスコード オペレータ; b7〜b5:ロジカルIDコード b4〜b0:“00011" 上記のようなコマンドとレスポンスの送受が行われる
ことによつて、コントローラ2,エンジン3,各付加給紙装
置16または17に搬送が行われる用紙のサイズの設定がな
される。
そして、この設定された用紙サイズに応じて給紙タイ
ミング,ジヤム検出タイミング,用紙の搬送速度等の制
御が行われ、用紙の搬送を支障なく行うことが可能にな
る。
次に、エンジン3自体及び付加給紙装置16,17にその
各トレイの用紙サイズの自己検知機能がなく、コントロ
ーラ2からの用紙サイズ情報の送出もない場合(コント
ローラ2が用紙サイズ情報を持つていない場合又はコン
トローラ2が用紙サイズ情報を送出する手段を持つてい
ない場合)には、コントローラ2及びエンジン3は搬送
しようとする用紙のサイズ情報を全く得ることができな
い。
この場合には、エンジン3は用紙サイズを最大サイズ
と仮定して、その用紙サイズに基づいて用紙の搬送制御
を行う。
このようにエンジン3が用紙サイズ情報を全く得られ
ない場合に、用紙サイズを最大サイズに設定して用紙の
搬送制御を行うのは、このようにすれば、実際に搬送さ
れる用紙のサイズがいかなるサイズであつたとしても紙
づまりを生じさせることなく用紙の搬送を行うことがで
きるからである。
すなわち、エンジン3が用紙サイズ情報を全く得られ
ないときに、第21図に破線で示すように、用紙サイズと
して最大サイズよりも小さなサイズを設定した場合に
は、実際に搬送される用紙が第21図に実線で示すように
設定された用紙サイズよりも大きな場合が生ずる。
この場合に、設定された用紙サイズに応じて搬送速
度,給紙タイミング等を制御すると、実際に搬送される
用紙の一部が第21図に示すように相互に重なり合つてし
まい、紙つまりが生ずる。
一方、用紙サイズを第22図に破線で示すように最大サ
イズに設定した場合には、実際に搬送される用紙(第22
図に実線で示す)のサイズがその設定された用紙サイズ
よりも大きくなることはない。
従つて、その設定された最大サイズに応じて用紙の搬
送制御等を行えば、第22図に示すように、実際に搬送さ
れる用紙が搬送途中で重なり合うことはなく、紙づまり
が生じない。
第23図は、エンジン3の用紙サイズ設定処理を示すフ
ロー図である。
エンジン3はまず、搬送される用紙のサイズを検知で
きるか否かの判断を行う。そして検知できると判断した
場合には検知された用紙サイズに応じて搬送制御を行
い、また、検知できないと判断した場合には、次にコン
トローラ2から用紙サイズの指示があつたか否かの判定
を行う。
コントローラ2から用紙サイズの指示があつた場合に
は、エンジン3はその指定されたサイズに応じて用紙の
搬送制御を行う。また、用紙サイズの指示がなかつた場
合には、搬送する用紙サイズを最大サイズとしてそのサ
イズに応じて用紙の搬送制御を行う。
その際、付加給紙装置16または17の給紙トレイが指定
されている場合には、その付加給紙装置も同様に搬送す
る用紙サイズが最大サイズと仮定して用紙の搬送制御を
行う。
また、このように指定された給紙トレイの用紙サイズ
情報を全く得ることができない場合には、コントローラ
2自体もプリントする上述のエンジン3と同様に用紙サ
イズを最大サイズと仮定して、第6図のビデオバツフア
22hにイメージ情報を生成する。
このようにすることにより、コントローラ2において
画像イメージ情報を生成する際のデータもれを防止する
ことができる。
すなわち、ホストシステム1から第24図に示すような
データの転送があつた場合に、コントローラ2に、第25
図に破線で示す最大サイズよりも小さいサイズの実線で
示すような用紙サイズが設定されていると、ページバツ
フア22cにおけるデータのレイアウトの段階で、上記実
線で囲まれた領域からはみ出したデータに漏れが生じて
しまう。
そこで、用紙サイズ情報が全く得られない場合に、コ
ントローラ2は第25図に破線で示す最大サイズの用紙サ
イズを設定するようにしておけば、ページバツフア22c
におけるデータのレイアウトの段階でデータ漏れが生ず
ることはなく、ホストシステム1から転送されたデータ
を漏れなくプリントすることが可能となる。
なお、第26図にペーパサイズを検知出来ない場合の、
操作パネル又はホストシステムからのインプツトトレイ
選択とペーパサイズセツトの際のユニツト間のコマンド
とレスポンスのやりとりを示す。
また、その“ペーパサイズセツト”のコマンドで使用
するペーパサイズコードのテーブルを、第27図に示す。
このように、上述の実施例によれば、仕様が異なるコ
ントローラ2,エンジン3,及び付加給紙装置が任意に組み
合わされた場合でも、コントローラ2及びエンジン3
は、エンジン3並びに付加給紙装置がその各トレイに収
納されている用紙のサイズを自己検知できるか否かの情
報を得ることができる。
従つて、コントローラ2,エンジン3及び選択された給
紙トレイを有する付加給紙装置(インプツトユニツト)
は、その情報に基づいて適切な用紙サイズの設定,用紙
の搬送制御を行うことが可能になる。
なお、上述の実施例では付加給紙装置として両面ユニ
ツト16,大量給紙ユツニト17を例にとつて説明したが、
第3図で説明した多段給紙装置5A,5Fあるいはその他の
付加給紙装置が装着される場合にも同様にこの発明を実
施することができる。
以上説明した実施例では、第4図に示したようにプリ
ンタ本体4にコントローラ2とエンジン3を内蔵する構
成となつているが、第28図に示すようにホストシステム
1′にコントローラ2′を内蔵してLPVIでエンジン3と
接続するようにしたレーザプリンタシステムにも、同様
にこの発明を適用することができる。
また、この発明はレーザプリンタシステムに限らず、
他のページプリンタやデジタル複写機あるいはフアクシ
ミリ装置等による画像形成システムにも適用可能であ
る。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、この発明による画像形成シ
ステムによれば、画像形成装置及び付加給紙装置から各
給紙トレイに収納されている用紙のサイズを自己検知で
きるか否かの情報を得ることができるので、その情報に
基づいて、画像処理装置におけるイメージ情報生成、あ
るいは画像検知装置及び給紙付加装置における用紙の搬
送に不都合がないような適切な制御を施すことが可能に
なる。
また、画像処理装置から送出された用紙サイズ情報に
基づいて用紙の搬送を制御する手段を備えた場合には、
画像形成装置及び付加給紙装置が用紙のシズを自己検知
できない給紙トレイから用紙を給送するに際しても、用
紙の搬送制御を適切に行うことができる。
さらに、画像処理装置及び画像形成装置を用紙サイズ
を最大サイズとして動作させる手段を備えた場合には、
画像形成装置又は付加給紙装置における用紙のサイズを
自己検知できない給紙トレイが選択され、画像処理装置
にも用紙サイズが設定されていないときでも、画像処理
装置によるイメージ情報の生成及び画像形成装置におけ
る用紙の搬送を支障なく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の基本的実施例のシステム構成を示す
ブロツク図、 第2図は同じくその画像形成装置本体から各付加装置に
対して発行するコマンドの構成例を示す説明図、 第3図はこの発明の他の基本的実施例のシステム構成を
示すブロツク図、 第4図はこの発明の一実施例であるレーザプリンタシス
テムの構成を示すブロツク図、 第5図は第4図のコントローラ2の構成を示すブロツク
図、 第6図は同じくそのデータ処理の流れと第5図のRAM22
内の各バツフア及びフアイルとの関係を示すブロツク
図、 第7図は第5図における操作パネル25の一具体例を示す
外観図、 第8図はこの操作パネル25によるモードセツトの内容を
階層別に示す説明図、 第9図は第5図におけるICカード6のフアイルフオーマ
ツトを示す説明図、 第10図はこの実施例におけるLPVIの信号の説明図、 第11図はこの実施例における印字領域と画像信号の関係
を示す説明図、 第12図はこのプリンタシステムを構成するエンジン本体
とそれに連結された各種オプシヨンユニツトの機構部の
概略図、 第13図は同じくそのエンジン制御部の構成を示すブロツ
ク図、 第14図はコントローラとプリントエンジン間のに使用す
るコマンドとレスポンスの説明図、 第15図はプリントエンジンと各オプシヨンユニツト間の
通信に使用するコマンドとレスポンスの説明図、 第16図はこの実施例におけるパワーオン時及びイニシヤ
ライズ実行時のシステム全体の動作を示すフロー図、 第17図は同じくその時のプリントエンジンの動作を示す
フロー図、 第18図はコントローラとエンジン間でペーパサイズ検知
可能か否かの情報を伝達するためのコマンドとレスポン
スの説明図、 第19図は同じくエンジンと各付加給紙装置間でペーパサ
イズ検知可能か否かの情報を伝達するためのコマンドと
レスポンスの説明図、 第20図はペーパサイズセツトコマンドとそのレスポンス
の説明図、 第21図及び第22図はエンジンにおける用紙サイズの設定
を説明するための説明図、 第23図はエンジンにおける用紙サイズ設定処理のフロー
図、 第24図及び第25図はコントローラにおける用紙サイズの
設定を説明するための説明図、 第26図はペーパサイズを検知不能な場合のインプツトト
レイ選択とペーパサイズセツトのための各ユニツト間で
の通信のフロー図、 第27図はペーパサイズコードのテーブル例を示す説明
図、 第28図はこの発明の他の実施例のレーザプリンタシステ
ムの構成を示すブロツク図である。 1,1′…ホストシステム 2,2′…コントローラ(画像処理部) 3…プリントエンジン(画像形成部) 4…画像形成装置(プリンタ)本体 5,5A〜5G…各種付加装置 10…エンジン本体 13…反転器(反転排紙装置) 15…メールボツクス(多段排紙装置) 16…両面ユニツト(両面用搬送装置) 17…大量給紙ユニツト(大量給紙装置) 18…大量排紙ユニツト(大量排紙装置) 19…プリンタテーブル 20…コントローラのCPU 25…操作パネル 27…オプシヨンインタフエース 29…エンジンインタフエース 30…エンジン制御部(エンジンドライバ) 31…エンジン制御部のCPU 35…エンジン・オプシヨン・インタフエース 36…コントローラインタフエース

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホストシステムより文字情報あるいは画像
    情報を受けて画像イメージ情報を生成する画像処理装置
    と、この画像処理装置から前記画像イメージ情報を受け
    て記録媒体上に画像を形成する画像形成装置と、この画
    像形成装置に連結される付加給紙装置とを互いにインタ
    フエースを介して接続してなる画像形成システムにおい
    て、 前記画像形成装置及び付加給紙装置は、その各給紙トレ
    イに収納されている用紙のサイズを自己検知できるか否
    かの情報を各トレイごとに記憶する手段と、前記画像処
    理装置からの問い合わせに対して各トレイごとに前記情
    報を送出する手段とを備えたことを特徴とする画像形成
    システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成システムにおい
    て、画像形成装置及び付加給紙装置が、用紙のサイズを
    自己検知できない給紙トレイから用紙を給送する際に
    は、画像処理装置から送出された用紙サイズ情報に基づ
    いてその用紙の搬送を制御する手段を備えたことを特徴
    とする画像形成システム。
  3. 【請求項3】請求項1記載の画像形成システムにおい
    て、画像形成装置又は付加給紙装置における用紙のサイ
    ズを自己検知できない給紙トレイが選択され、画像処理
    装置にも用紙サイズが設定されていないとき、前記画像
    処理装置及び画像形成装置を用紙サイズを最大サイズと
    して動作させる手段を備えたことを特徴とする画像形成
    システム。
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