JPH11115280A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH11115280A
JPH11115280A JP9282318A JP28231897A JPH11115280A JP H11115280 A JPH11115280 A JP H11115280A JP 9282318 A JP9282318 A JP 9282318A JP 28231897 A JP28231897 A JP 28231897A JP H11115280 A JPH11115280 A JP H11115280A
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JP
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Application number
JP9282318A
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English (en)
Inventor
Hachiro Iida
八郎 飯田
Seiichi Hayashi
誠一 林
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Iwatsu Electric Co Ltd
Original Assignee
Iwatsu Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給紙部が識別できない用紙サイズが指定可能
で、運用効率が高い、プリンタを低コストで実現する。 【解決手段】 ホストコンピュータとの間の通信インタ
ーフェース71と、給紙部4 と、給紙部からの用紙に画像
をプリントするプリンタエンジン1〜3、6〜9とを備
えるプリンタであって、ホストコンピュータから送信さ
れる情報には、使用する用紙のサイズに関する情報が含
まれており、前回のプリントサイズを記憶するサイズ記
憶手段と、前回の用紙のサイズと今回のプリントサイズ
を比較する比較手段と、前回と今回の用紙サイズが異な
る場合に、プリントを停止して、用紙サイズの確認を要
求するサイズ確認要求手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータなど
から送信されるプリントデータに従って、文字や画像を
プリントするプリンタに関し、特に異なる用紙サイズを
使用することが可能で、指定された用紙サイズに応じた
プリントを行なうプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータなどで発生させたプリント
データに従って紙などに文書や画像などをプリントする
プリンタが広く使用されている。コンピュータは使用す
る用紙サイズに応じてプリントデータを発生させ、プリ
ントデータに用紙サイズの情報を付加してプリンタに送
信する。これを受けたプリンタは、指定されたサイズの
用紙にプリントを行なう。使い勝手の点からは、プリン
トデータ毎に用紙サイズを指定できることが望ましい。
【0003】プリンタは各種のサイズの用紙を使用でき
るようになっている。給紙部は、収容する枚数が少ない
場合には、用紙をカセットに収容してばねなどで用紙を
給紙ローラに圧接するものが一般的であるが、収容する
枚数が多い場合にはモータなどで用紙を上下移動させる
エレベータ機構を有するものなどがある。ここではカセ
ット方式を例として説明する。サイズの異なる複数の用
紙カセットを備え、コンピュータから指定されたサイズ
の用紙カセットを選択してプリントを行なうものや、用
紙カセットは1個で各種の用紙をセットできるものや、
用紙カセットは異なる用紙をセットできる複数種類ある
がプリンタにセットできるはカセットは1個だけといっ
た1種類の用紙しかセットできないものなどがある。複
数の用紙カセットを備えるプリンタでは、指定されたサ
イズの用紙を有するカセットがあるか調べ、指定された
サイズの用紙が給紙可能な場合にはそれを使用してプリ
ントを行い、指定のサイズの用紙がない場合には、プリ
ントを停止して指定されたサイズの用紙がないことをコ
ンピュータに知らせる。コンピュータはこのことを表示
又は音声などで報知し、オペレータに指定の用紙のセッ
トを指示する。これに応じて、オペレータが、指定の用
紙をセットし、コンピュータにプリントの再スタートを
指示すると、コンピュータは再スタートコマンドをプリ
ンタに送信し、プリンタはこれを指定の用紙サイズであ
ることを確認したあと、プリントを行なう。なお、コン
ピュータに指定のサイズの用紙がないことを知らせるの
ではなく、プリンタの表示部にこのことを表示する場合
もある。この場合は、通常交換された用紙のサイズが指
定のものであることを検出すると自動的にプリントを開
始する。1種類の用紙しかセットできないプリンタでも
同様の動作が行なわれる。
【0004】用紙カセットは、特定のサイズ専用の場合
もあるが、ユーザにおいて各種のサイズに対応できるよ
うに用紙のガイドを移動して所望のサイズに設定できる
ようにするのが一般的である。この場合、ガイドの移動
に応じて磁石などのマーカが移動するように構成されて
おり、プリンタにセットされたカセットのマーカの位置
を検出することによりカセットにセットされた用紙のサ
イズを検出している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】現在プリンタで広く使
用されている用紙は、A4、A3、B4、B5、葉書サ
イズ、名刺サイズなどである。従って、用紙カセットも
このようなサイズの用紙がセットされたことを検出でき
るように構成されているのが一般的である。しかし、名
刺サイズなどは、類似の大きさであるが少しずつサイズ
の異なる複数の種類がある。例えば、名刺3号サイズは
85.5mm×48.0mmであり、名刺4号サイズは
91.0mm×55.0mmである。用紙カセットに収
容された用紙のサイズを上記のような方法で検出してい
る場合、サイズにある程度以上の差がないと検出が難し
く、名刺サイズであることは検出できても、それが3号
か4号かは検出するのは難しく、検出できるようにする
には非常なコスト高になるため検出できないのが一般的
である。
【0006】そのため、名刺3号サイズが指定された場
合、たとえ指定の3号サイズの名刺が収容されており、
名刺サイズであることが検出されても、他の2号や4号
の名刺サイズが収容されているかもしれないので、プリ
ント毎に停止して、指定されたサイズの用紙であるかの
確認をオペレータに要求することになる。そのため、作
業が煩雑で、作業効率が低いという問題があった。
【0007】このような問題を解決する1つの方策とし
て、同じサイズの用紙を使用するプリントデータをまと
め、そのサイズの用紙を必要枚数セットした上でプリン
ト処理を行なうことが考えられる。これであれば、各サ
イズ毎の確認動作を省略できる。しかし、運用上は相当
の注意を払う必要があり、プリンタの自由な使用を制限
することになる。特に、複数のコンピュータとプリンタ
をLANなどの通信回線で接続し、各コンピュータから
プリンタを自由に使用できるようにしている場合は、こ
のような管理を行なうことは難しい。また、上記のよう
な対策を行った場合に、管理が不十分で指定のサイズで
ない用紙にプリントした場合には用紙を無駄に消費する
ことになり、特に各種の処理を施した名刺などの高価な
用紙の場合には、この無駄が大きな問題になる。
【0008】他の方策として、名刺サイズ内の各号の差
も検出できるようにすればよいが、このような検出を可
能にする機構は非常に高コストであるという問題があ
る。更に、上記のような一般的に規定されたサイズでな
く、特別のサイズの用紙を使用することが要求される場
合がある。このようなサイズをフリーサイズ(自由サイ
ズ)と呼んでいる。このようなサイズの用紙がセットさ
れているかを識別することは非常に難しい。従って、フ
リーサイズの用紙を指定可能な場合には、プリント毎に
停止して、指定されたサイズの用紙であるかの確認をオ
ペレータに要求することになる。
【0009】また、指定のサイズの用紙がない場合に
は、指定を無視して用紙の一部にプリントしたり、サイ
ズに合わせて画像を縮小させてプリントすることで連続
動作を可能にすることも行なわれているが、所定の用紙
にプリントすることが必須要件として要求される場合に
は、このような対応は許されない。オペレータがプリン
ト作業を常時監視している場合には、コンピュータがプ
リントデータから用紙を交換するタイミングを判断して
オペレータに用紙の交換を指示し、それに応じてオペレ
ータが交換を行い、交換終了後にプリント再開をコンピ
ュータに指示することも考えられるが、その場合でも名
刺サイズのような場合には識別ができないため、現状の
用紙でプリントするようにとの指示を再度入力するとい
う煩雑な作業を行なわなければならない。また、オペレ
ータが常時監視する必要があるという問題もある。
【0010】上記のような問題は、特にプリント速度が
速く、オペレータが指定された用紙にプリントされてい
ないことを発見するまでに、多量のプリントが行なわれ
てしまう場合に問題になる。本発明は、検出機構を備え
なくても、また類似のサイズは識別できない検出機構で
も、指定された用紙に効率よくプリントできるプリンタ
の実現を目的とし、また用紙交換後すみやかにプリント
動作が行なわれるプリンタの実現を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を実現するた
め、本発明のプリンタは、前回のプリントの用紙サイズ
を記憶しておき、前回のサイズと異なるサイズの用紙を
指定された場合には停止して用紙サイズの確認を要求す
るが、前回のサイズと同じであればそのままプリント動
作を続行する。
【0012】すなわち、本発明のプリンタは、ホストコ
ンピュータとの間の通信インターフェースと、プリント
に使用する用紙を保持する給紙部と、ホストコンピュー
タから送信される情報に従って、給紙部から供給される
用紙に画像をプリントするプリンタエンジンとを備える
プリンタであって、ホストコンピュータから送信される
情報には、使用する用紙のサイズに関する情報が含まれ
ており、前回のプリントで使用した用紙のサイズを記憶
するサイズ記憶手段と、サイズ記憶手段に記憶された前
回の用紙のサイズと、今回のプリントの用紙のサイズを
比較する比較手段と、前回の用紙のサイズと今回の用紙
のサイズが異なる場合に、プリントを停止して、用紙サ
イズの確認を要求するサイズ確認要求手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0013】プリントを行なう場合、給紙部には前回と
同じ用紙がセットされていると考えられるので、前回の
プリントと同じ用紙サイズであれば、そのままプリント
しても特に問題を生じない場合がほとんどである。これ
であれば、プリンタにセットされた用紙のサイズを検出
する機構は必要ない。プリンタがセットされている用紙
のサイズを検出するサイズ検出手段を備えているがすべ
てのサイズを検出できない場合にも適用可能であり、そ
の場合には、サイズ検出手段で検出した用紙サイズが今
回の用紙サイズと一致した時には、サイズ確認要求手段
は用紙サイズの確認を要求せずにプリントを実行する。
【0014】上記の名刺サイズのように、何号であるか
までは識別できないが、名刺サイズであることはき識別
できるような場合には、サイズ確認要求手段は、給紙部
に保持された用紙のサイズが、今回の用紙サイズと不一
致及びグループにも属さない時には、プリントを停止し
て用紙サイズが異なることを表示し、給紙部に保持され
た用紙のサイズがグループに属する時に、プリントを停
止して用紙サイズの確認を要求するようにする。
【0015】更に、給紙部に保持された用紙を交換又は
新たなセットが行なわれたことを検出する交換検出手段
を設け、サイズ確認要求手段は、前回の用紙のサイズと
今回の用紙のサイズが異なる場合でも、交換検出手段が
用紙の交換又は新たなセットが行なわれたことを検出し
た時には、プリントを行なうようにしてもよい。用紙を
交換する場合、わざわざ異なる用紙をセットすることは
考えられないので、用紙の交換が行なわれたということ
は、プリントで使用する用紙がセットされたと考えてよ
い。従って、交換検出手段が用紙の交換を検出した時に
は、正しい用紙がセットされたとしてプリントを開始す
れば、オペレータが再スタートを指示する必要もなくな
る。
【0016】特に、名刺サイズのように、何号であるか
までは識別できないが、名刺サイズであることはき識別
できるような場合には、交換が行なわれた場合には、類
似のサイズでなければプリントは行なわず、類似のサイ
ズであればプリントを行なうようにすれば、より確実で
効率的なプリントが可能になる。なお、グループ内で識
別できない用紙サイズの例として名刺サイズを示した
が、これに限らず、他の類似の用紙サイズをグループと
して、それらをグループ内のサイズは識別できないよう
な手段とすれば、サイズ検出機構はより簡単な機構にな
るため、コストを低減することが可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を磁気印写装置に適
用した場合の実施例を説明する。しかし、本発明は磁気
印写装置だけでなく、レーザプリンタなどの電子写真方
式のプリンタやインクジェット方式などのプリンタで
も、給紙部に複数種類の用紙がセット可能で、複数枚の
用紙がセット可能である場合には適用可能である。
【0018】図1は、本発明の実施例の磁気印写装置の
基本構成を示す図である。このような磁気印写装置の基
本構成については、前述の特公昭55−34431号公
報等に開示されており、公知であるので、ここでは簡単
に説明する。磁気記録ドラム1を矢印11の方向に高速
回転させ、磁気記録ヘッド2を待機位置から磁気記録ド
ラム1に沿って副走査方向に移動走査すると、磁気記録
ヘッド2は磁気記録ドラム1の周方向に主走査し、磁気
記録ドラム1の母線方向に副走査することになる。走査
に応じて磁気記録ヘッド2を記録信号に応じて駆動する
と、磁気記録ドラム1上に磁気潜像が記録される。記録
終了後磁気記録ヘッド2を待機位置に戻すと共に、磁気
記録ドラム1を低速回転に移行させる。そして磁気潜像
は現像器3により現像され、磁性トナーが磁気記録ドム
1に吸着される。一方、記録紙4が搬送され、転写ロー
ラ6により磁気記録ドラム1上の磁性トナーが記録紙4
に転写される。次いで、記録紙4のトナー像は定着ロー
ラ7、71で定着され、排出される。転写残りの磁性ト
ナーは、クリーナ装置8により磁気記録ドラム1から除
去される。この給紙・現像・転写・定着のコピープロセ
スを所定枚数反復する。そして、次の磁気潜像記録に先
立ち、消去ヘッド9が働いて記録されている磁気潜像を
消去する。以上のように、一度磁気潜像が記録される
と、同一のプリントを高速に出力できるという特徴を有
している。
【0019】なお、参照番号811は給紙部に収容した
記録紙4を交換したことを検出する用紙交換センサで、
例えば、給紙部がカセットであればカセットが挿入され
ているか外されているかを検出する光センサや磁気セン
サであり、挿入された状態から一旦外された後再び挿入
されれば交換が行なわれたと判定する。また、給紙部が
エレベータ式であれば、給紙状態から一旦降下された後
再び上昇して給紙状態になれば交換が行なわれたと判定
する。更に参照番号812と813は、給紙部にセット
されている用紙のサイズを検出するサイズ検出センサ
で、例えば、用紙のエッジ位置を直接検出する方式や、
用紙のガイドをサイズに応じて移動可能に構成し、ガイ
ドの一部の位置を光センサで検出する方式や、ガイドと
一緒に移動する磁石を磁気センサで検出する方式などが
ある。
【0020】図2は、本発明の実施例の磁気印写装置の
制御に関係する構成を示すブロック図である。ホストコ
ンピュータからのプリントデータを通信インターフェー
ス71を介して受信し、制御用コンピュータ72でプリ
ントデータを解読し、画像データを画像制御部73を介
してページメモリ76に展開する。エンジン制御部74
は、磁気印写装置の印字機構であるエンジン80のセン
サ81からエンジン80の状態を検出し、モータ82、
パルスモータ83、ソレノイド/クラッチ84などを駆
動して上記の各工程を行なうように制御する。上記の用
紙交換センサ811や、サイズ検出センサ812と81
3もセンサ81の一部を構成する。ページメモリ76に
展開された画像データは、磁気記録ヘッド2に送られ、
磁気記録ドラム1に磁気潜像として記録される。制御用
コンピュータ72は、操作パネル75を含む全体の制御
を行なう。ここでは磁気印写装置に関係するこれ以上の
説明は省略する。
【0021】本実施例の磁気印写装置は、外部装置であ
るコンピュータが生成するプリントデータに従ってプリ
ントを行なう。プリントデータにはプリントすべき文字
・画像情報と共に、プリントする用紙サイズ情報が含ま
れており、用紙サイズ情報は各ページに同時又は先行し
てプリンタに送信される。磁気印写装置がプリントデー
タを受信すると、磁気記録ドラム1に1ページ分の磁気
潜像を記録し、その後記録用紙に顕像化する工程を行
い、この工程の間又は終了後に次のページのプリントデ
ータを受信して、上記の工程を繰り返す。一連のプリン
トデータの処理後、用紙サイズが変更された場合、指定
の用紙サイズに交換するため、装置動作を停止し、オペ
レータに用紙の交換を要求する表示などを行なう。
【0022】図3は、第1実施例の処理動作を示すフロ
ーチャートである。第1実施例では、図1に示した用紙
交換センサ811や、サイズ検出センサ812と813
は設けられておらず、用紙交換が行なわれたことの検出
及び用紙サイズの検出は行なえないものとする。ステッ
プ101では、前ページのプリントが終了した後、処理
すべきプリントデータが送信される状態になったかを検
出する。送信される状態になると、ステップ102で今
回のページのプリントデータの受信処理を行なう。ステ
ップ103では、磁気潜像を記録する。ステップ104
では、今回指定された用紙のサイズが前回のサイズと同
じであるかが判定される。なお、前回の用紙サイズは、
前回のプリント時に後述するステップ108で記憶され
ているものとし、最初のプリントについては、前回のサ
イズとしてデフォルト値が入力されており、今回のサイ
ズは前回のサイズとかならず異なるようになっている。
【0023】ステップ104で、前回と同じサイズの場
合には、ステップ107に進んで顕像化処理を行い、顕
像化処理の終了後ステップ108でプリントした用紙サ
イズを前回のサイズとして記憶し、ステップ101に戻
る。ステップ104で、前回と異なるサイズを判定され
た場合には、ステップ105で、プリント動作を一時停
止し、用紙の交換をオペレータに要求する。この要求
は、コンピュータに要求を送信し、コンピュータがその
要求を表示又は音声出力でオペレータに伝えても、磁気
印写装置の表示部にその旨表示してもよい。ステップ1
06では、オペレータが用紙を確認して交換の必要がな
ければそのまま再開を指示し、交換の必要があれば指定
のサイズの用紙に交換してプリントの再開を指示するの
を待機する。再開の指示は、コンピュータ又は磁気印写
装置のキーボードなどを介して行なわれる。再開の指示
があれば、ステップ107に進んでプリントを行なう。
【0024】第1実施例は、用紙交換が行なわれたこと
の検出及び用紙サイズの検出は行なえない場合である
が、このようなことを検出可能にすると、より確実に効
率よくプリントを行なうことができる。第2実施例は、
図1に示した用紙交換センサ811や、サイズ検出セン
サ812と813が設けられ、用紙交換が行なわれたこ
との検出及び用紙サイズの検出が行なえる場合に本発明
を適用した例である。
【0025】第2実施例においては、給紙部には、葉書
サイズを1種と、名刺サイズを2種が収容可能で、サイ
ズ検出センサ812と813の信号により、葉書サイズ
と名刺サイズであるかだけが検出可能で、名刺サイズの
いずれの種類であるかは検出できないものとする。図4
は、第2実施例の処理動作を示すフローチャートであ
る。
【0026】ステップ121では、用紙交換センサ81
1の出力を調べて用紙の交換が行なわれたかを検出す
る。用紙の交換が行なわれた場合には、ステップ122
で交換フラグをセットし、ステップ123でサイズ検出
センサ812と813の出力を調べてセットされた用紙
サイズを検出して記憶し、ステップ124に進む。用紙
の交換が行なわれなかった場合には、そのままステップ
124に進む。
【0027】ステップ124では、次に処理すべきペー
ジのプリントデータが送信される状態になったかを検出
する。送信される状態になると、ステップ125で今回
のページのプリントデータの受信処理を行なう。ステッ
プ126でプリントサイズを検出して記憶し、ステップ
127で磁気潜像を記録する。ステップ128で、今回
指定された用紙のサイズが前回のサイズと同じであるか
が判定される。同じであれば、ステップ129で交換フ
ラグがオンであるかを検出する。オフであれば用紙の交
換は行なわれていないので、前回のサイズの用紙がセッ
トされており、これは今回使用するサイズであるから、
ステップ130で顕像化処理を行い、ステップ131で
交換フラグをリセットし、ステップ132でプリントし
た用紙サイズを前回のサイズとして記憶し、ステップ1
21に戻る。
【0028】ステップ128で、今回指定された用紙の
サイズが前回のサイズと異なると判定された場合には、
ステップ133で交換フラグがオンであるかが判定され
る。交換フラグがオンでなければ今回使用するサイズと
異なるサイズの用紙がセットされているので、ステップ
135に進んで用紙の交換を要求する表示を行なう。一
方交換フラグがオンであれば、異なるサイズの用紙にプ
リントを行なうために用紙を交換したと思われるが、念
のためステップ134に進んでセットされている用紙が
今回使用する用紙と同じグループであるかが判定され、
同じグループであればステップ130に進む。同じグル
ープでなければ、誤ったサイズの用紙に交換したので、
ステップ135に進んで用紙の交換を要求する表示を行
なう。
【0029】ステップ129で、前回と同じサイズにも
かかわらず用紙の交換が行なわれたと判定された場合に
は、同じサイズの異なる用紙に変更されたなどが考えら
れるので、ステップ134に進んでセットされている用
紙が今回使用する用紙と同じグループであるかが判定さ
れる。ステップ135で用紙の交換を要求する表示を行
なった場合には、ステップ136で交換が行なわれたか
を判定する。行なわれない場合には、ステップ137で
オペレータがそのままプリントするように指示している
か判定し、そのままプリントするように指示している場
合にはステップ130に進む。そのような指示がない場
合には、ステップ135に戻り、この状態で用紙の交換
が行なわれるまで待機する。
【0030】用紙の交換が行なわれた場合には、ステッ
プ138で用紙サイズを検出して記憶し、ステップ13
9でセットされている用紙が今回使用する用紙と同じグ
ループであるかが判定され、同じグループであればステ
ップ130に進む。同じグループでなければ、誤ったサ
イズの用紙に交換したので、ステップ135に進んで用
紙の交換を要求する表示を行なう。なお、この時誤った
サイズに交換したことを表示するようにしてもよい。
【0031】ステップ130での顕像化処理の終了後、
ステップ131と132を経てステップ121に戻る
が、次のプリントデータの受信が開始される前にオペレ
ータが次に使用するサイズの用紙に交換すれば、そのま
ま動作が行なえる。なお、ステップ121から123の
用紙の交換の検出及びセットされた用紙サイズの検出を
割り込み処理で行なうようにしてもよい。
【0032】用紙サイズのチェックについて、前記2つ
の実施例を説明したが、第1及び第2実施例で用いた交
換検出判定処理、同一グループサイズチェック処理等を
適宜組み合せて実施することもできる。以上、磁気印写
装置を例として本発明の実施例を説明したが、本発明は
レーザプリンタやインクジェットプリンタなどの他のプ
リンタにも適用可能である。しかし、磁気印写装置のよ
うな潜像記録後、高速に同一ページをプリントできるプ
リンタにおいては、短時間に多量の誤った用紙にプリン
トすることが防げるため、本発明は特に効果的である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、給紙部が識別でき
ない用紙サイズを指定されても、用紙サイズの交換を要
する場合を確実に検出し、交換を要する場合のみ停止
し、交換を要しない場合は連続動作させ、全体的な運用
効率を高めることが、簡単な低コストの構成で可能にな
る。更に、用紙交換を適時に検出し、動作再開を指示す
る操作が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の磁気印写装置の構成を示す図
である。
【図2】本発明の実施例の磁気印写装置の制御に関係す
る構成を示すブロック図である。
【図3】第1実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】第2実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…磁気記録ドラム 2…磁気記録ヘッド 71…通信インターフェース 72…制御用コンピュータ 73…画像制御部 74…エンジン制御部 75…操作パネル 76…ページメモリ 80…プリンタエンジン 811…用紙交換センサ 812、813…サイズ検出センサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータとの間の通信インタ
    ーフェース(71)と、 プリントに使用する用紙を保持する給紙部(4)と、 前記ホストコンピュータから送信される情報に従って、
    前記給紙部から供給される用紙に画像をプリントするプ
    リンタエンジン(1〜3、6〜9)とを備えるプリンタ
    であって、 前記ホストコンピュータから送信される情報には、使用
    する用紙のサイズに関する情報が含まれており、 前回のプリントで使用した用紙のサイズを記憶するサイ
    ズ記憶手段と、 該サイズ記憶手段に記憶された前回の用紙のサイズと、
    今回のプリントの用紙のサイズを比較する比較手段と、 前回の用紙のサイズと今回の用紙のサイズが異なる場合
    に、プリントを停止して、用紙サイズの確認を要求する
    サイズ確認要求手段とを備えることを特徴とするプリン
    タ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプリンタであって、 前記ホストコンピュータからは、複数種類の使用サイズ
    を指定可能であり、 前記給紙部(4)に保持された用紙のサイズを、前記使
    用サイズの種類より少ない限定された種類についてのみ
    検出できるサイズ検出手段(812、813)を備え、 前記サイズ確認要求手段は、前記サイズ検出手段で検出
    した用紙サイズが今回の用紙サイズと一致した時には、
    用紙サイズの確認を要求せずにプリントを実行するプリ
    ンタ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のプリンタであって、 前記使用サイズの少なくとも一部は、類似したサイズ毎
    にグループに分けられ、 前記サイズ検出手段は、前記グループに属するかは判定
    可能であり、 前記サイズ確認要求手段は、前記給紙部(4)に保持さ
    れた用紙のサイズが、今回の用紙サイズと不一致及び前
    記グループにも属さない時には、プリントを停止して用
    紙サイズが異なることを表示し、前記給紙部(4)に保
    持された用紙のサイズが前記グループに属する時に、プ
    リントを停止して用紙サイズの確認を要求するプリン
    タ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のプリンタであって、 前記給紙部(4)に保持された用紙を交換又は新たなセ
    ットが行なわれたことを検出する交換検出手段(81
    1)を備え、 前記サイズ確認要求手段は、前回の用紙のサイズと今回
    の用紙のサイズが異なる場合でも、前記交換検出手段
    (811)が用紙の交換又は新たなセットが行なわれた
    ことを検出した時には、プリントを行なうプリンタ。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のプリンタであって、 前記給紙部(4)に保持された用紙を交換又は新たなセ
    ットを検出する交換検出手段(811)を備え、 前記サイズ確認要求手段は、前回の用紙のサイズと今回
    の用紙のサイズが異なり且つ前記給紙部(4)に保持さ
    れた用紙のサイズが前記グループに属する時でも、前記
    交換検出手段(811)が用紙の交換又は新たなセット
    が行なわれたことを検出した時には、プリントを行なう
    プリンタ。
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