JP2000162925A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法

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JP2000162925A
JP2000162925A JP10339518A JP33951898A JP2000162925A JP 2000162925 A JP2000162925 A JP 2000162925A JP 10339518 A JP10339518 A JP 10339518A JP 33951898 A JP33951898 A JP 33951898A JP 2000162925 A JP2000162925 A JP 2000162925A
Authority
JP
Japan
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toner
cartridge
developing
image forming
forming apparatus
Prior art date
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JP10339518A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Miyahara
宣明 宮原
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナーカートリッジ交換によるトナー補給機
構を備えた画像形成装置において、プリントジョブの実
行中にトナーカートリッジが外されてもジョブを中断す
ることなく、且つトナーカートリッジが外されている事
態を回復するようユーザに知らしめることができる画像
形成装置を提供することである。 【解決手段】 静電潜像を担持する感光体211と、感
光体211上に静電潜像を形成するレーザと、感光体2
11上に担持された静電潜像を現像する現像器212
と、現像器212に供給されるトナーを収容し、現像器
212へトナーを供給するための着脱可能なトナーボト
ルカートリッジ601と、トナーボトルカートリッジ6
01の着脱を検知するセンサ111を有し、プリントジ
ョブ実行中にトナーボトルカートリッジ601が外され
たとセンサ111により判断された場合に、該プリント
ジョブを続行するとともに、トナーボトルカートリッジ
601の装着を促す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル複写機等
の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スキャナから読み取った画像デー
タや、ホストコンピュータからネットワークを介して送
られたPDLデータをビットマップに展開した画像デー
タを複写機内のハードディスクなどのメモリに一旦記憶
し、そのメモリから任意の原稿の画像データを繰り返し
読み出してプリントアウトする機能を備えたデジタル複
写機が知られている。
【0003】また、大容量ハードディスクなどのメモリ
を画像バッファとして備えることで、スキャナ部とプリ
ンタ部を分離することができ、プリンタ部がウォームア
ップ中だったり、他のジョブが出力中であったりした場
合でも、スキャナ部さえ空いていれば、次のコピージョ
ブを受け付けることができる予約コピー機能が知られて
いる。この機能により、大量部数のコピージョブが複写
機を占有していても、スキャナからメモリへの画像入力
さえ終了していれば、次のコピージョブを受け付けるこ
とができ、コピー機能のスループットを上げることがで
きる。
【0004】このような大量部数を前提とした高速複合
機ではトナーの消費も多くなり、トナー交換を簡単にす
るために、従来のトナーホッパーへのトナーを移し替え
る形態からトナーボトルカートリッジを直接交換する形
態の複写機が提案されている。すなわち、トナーボトル
カートリッジを直接交換する場合には、トナーカバーを
開けてもトナーがこぼれない仕組みとし、また、現像器
側に幾らかのトナーを貯蓄するトナーバッファを設けて
おくことで、コピーやPDLプリント等のプリントジョ
ブ実行中にトナーカバーを開けてもコピーやプリントを
中断することなく、トナー補給をしたいという要望に応
えることができよう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような複写機を想定した場合、トナーボトルカートリッ
ジを外した状態でも幾らかのプリントジョブを続行でき
るものの、バッファに残っているトナーを使い切ってし
まうとトナーボトルカートリッジからトナーが補給され
ないので、やがて現像器にトナーが補給されずトナーな
しになってしまい、プリントジョブ実行中であっても中
断せざるを得ない事態となってしまう。そして、表示が
実行中のままであるために、ユーザがトナーカバーが開
いているということがわからない場合があるという課題
が予想される。
【0006】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、トナーカ
ートリッジ交換によるトナー補給機構を備えた画像形成
装置において、プリントジョブの実行中にトナーカート
リッジが外されてもジョブを中断することなく、且つト
ナーカートリッジが外されている事態を回復するようユ
ーザに知らしめることができる画像形成装置を提供する
ことである。
【0007】
【発明を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、静電潜像を担持する感光体と、前記感光体上に静電
潜像を形成する形成手段と、前記感光体上に担持された
静電潜像を現像する現像手段と、前記現像手段に供給さ
れるトナーを収容し、該現像手段へ該トナーを供給する
ための着脱可能なトナーカートリッジと、前記トナーカ
ートリッジの着脱を検知する検知手段を有し、プリント
ジョブ実行中に前記トナーカートリッジが外されたと前
記検知手段により判断された場合に、該プリントジョブ
を続行するとともに、前記トナーカートリッジの装着を
促すことを特徴とする。
【0008】本発明の画像形成装置の制御方法は、感光
体上に静電潜像を形成する形成手段と、前記感光体上に
担持された静電潜像を現像する現像手段と、前記現像手
段に供給されるトナーを収容し、該現像手段へ該トナー
を供給するための着脱可能なトナーカートリッジを有す
る画像形成装置の制御方法であって、プリントジョブ実
行中に前記トナーカートリッジが外されたと前記検知手
段により判断された場合に、該プリントジョブを続行す
るとともに、前記トナーカートリッジの装着を促すこと
を特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例の画像形成
装置の構成を示すブロック図である。同図において、1
01はデジタル複写機本体であり、操作部102、リー
ダ部103、プリンタ部104から構成される。操作部
102はデジタル複写機本体101及び画像入出力制御
部105を操作するために使用する。リーダ部103は
原稿の画像を読み取り、原稿画像に応じた画像データを
プリンタ部104及び画像入出力制御部105へ出力す
る。プリンタ部104はリーダ部103及び画像入出力
制御部105からの画像データに応じた画像を記録紙上
に記録する。プリンタ部104内のセンサ111は、後
述するトナー補給カバーの開閉を検知するセンサであ
る。
【0010】画像入出力制御部105はリーダ部103
に接続されており、コンピュータインタフェース部10
6、画像メモリ107、制御部108、バックアップR
AM110から構成される。コンピュータインターフェ
イス部106は、パーソナルコンピュータ又はワークス
テーション(PC/WS)によって構成されるプリント
サーバ109と制御部108の間のインターフェイスで
あり、PC/WステップS109から転送された画像を
表すコードデータ(PDL)をプリンタ部104で記録
できる画像データに展開して制御部108に渡す。
【0011】制御部108については後述するが、制御
部108はリーダ部103、コンピュータインターフェ
イス部106、画像メモリ107のそれぞれの間のデー
タの流れを制御するものである。
【0012】バックアップRAM110は、電源を落と
しても消去されないメモリであり、デジタル複写機10
1及び画像入出力制御部105においてバックアップし
ておかなければならないデータを保存しておくものであ
る。
【0013】図2はリーダ部103及びプリンタ部10
4の断面図である。リーダ部103の原稿給送装置20
1は原稿を最終順に1枚ずつプラテンガラス202上へ
給送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテンガラス2
02上の原稿を排出するものである。原稿がプラテンガ
ラス202上に搬送されると、ランプ203を点灯し、
そしてスキャナユニット204の移動を開始させて、原
稿を露光走査する。この時の原稿からの反射光は、ミラ
ー205、206、207、及びレンズ208によって
CCDイメージセンサ(以下CCDと呼ぶ)209へ導
かれる。このように、走査された原稿の画像はCCD2
09によって読み取られ、CCD209から出力される
画像データは、所定の処理が施された後、プリンタ部1
04及び画像入出力制御部105の制御部108へ転送
される。
【0014】プリンタ部104のレーザドライバ221
はレーザ発光部210を駆動するものであり、リーダ部
103から出力された画像データに応じたレーザ光をレ
ーザ発光部210に発光させる。このレーザ光は感光体
としての感光ドラム211に照射され、感光ドラム21
1上にはレーザ光に応じた静電潜像が形成される。この
感光ドラム211上に担持された静電潜像は顕画化手段
としての現像器212によって顕画剤としてのトナーが
付着される。なお、トナーは後述するトナーカートリッ
ジボトル601より供給される。
【0015】そして、レーザ光の照射開始と同期したタ
イミングで、カセット213及びカセット214のいず
れかから記録媒体としての記録紙を給紙して転写部21
5へ搬送し、感光ドラム211に付着されたトナーを記
録紙に転写する。トナーの乗った記録紙は定着部216
に搬送され、定着部216の熱と圧力によりトナーは記
像紙に定着される。定着部216を通過した記録紙は排
出ローラ217によって排出され、フィニッシャ220
は排出された記録紙をそれぞれのビンに収納して記録紙
の仕分けをしたり、仕分けされた記録紙のステイプルを
行う。さらに、図示していないが、用紙の中心をステイ
プルする中とじ機能や折り、パンチ穴などの機能が搭載
されている。また、両面記録が設定されている場合は、
排出ローラ217のところまで記録紙を搬送した後、排
出ローラ217の回転方向を逆転させ、フラッパ218
によって再給紙搬送路219へ導く。多重記録が設定さ
れている場合は、記録紙を排出ローラ217まで搬送し
ないようにフラッパ218によって再給紙搬送路219
へ導く。再給紙搬送路219へ導かれた記録紙は上述し
たタイミングで転写部215へ給紙される。
【0016】図3は、デジタル複写機の操作部102の
キー配列を示す。301は、電源スイッチであり、本体
への通電を制御する。302は、予熱キーであり、予熱
モードのON/OFFに使用する。303は、コピーA
モードキーであり、複数の機能の中からコピーAモード
を選択するときに使用する。304は、コピーBモード
キーであり、複数の機能の中からコピーBモードを選択
するときに使用する。コピーA及びコピーBとは、各々
同じコピー機能であるが、片方のコピーのスキャナ読み
込みが終了している場合は次のコピーの入力ができるた
め、敢えてユーザに分かりやすくするために二つのコピ
ーに分けている。305は、メールボックスキーであ
り、複数の機能の中からメールボックスモードを選択す
るときに使用する。メールボックス機能とは、ユーザ個
人や部署毎に複写機内のメモリに記憶領域を持ち、そこ
にPDLやスキャン画像を入れておき、好きなときに出
力する機能である。306は、拡張キーであり、PDL
に対する操作を行うときに使用する。303〜306は
後述するLCD316の各々の機能画面を呼び出すとき
にも使用され、LCD316の表示により各々のジョブ
の状況を見ることができる。307は、コピースタート
キーであり、コピーの開始を指示するときに用いるキー
である。308は、ストップキーであり、コピーを中断
したり、中止したりするときに用いるキーである。30
9は、リセットキーで、スタンバイ中は標準モードに復
帰させるキーとして動作する。310は、ガイドキーで
あり、各機能を知りたいときに使用するキーである。3
11は、ユーザーモードキーであり、ユーザーがシステ
ムの基本設定を変更するときに使用する。312は、割
り込みキーであり、コピー中に割り込みしてコピーした
いときに用いる。313は、テンキーであり、数値の入
力を行うときに使用する。314は、クリアキーであ
り、数値をクリアするときに用いる。315は、IDキ
ーであり、複写機を使用する場合にIDの入力モードに
移行するときに使用する。316は、表示手段としての
液晶画面とタッチセンサの組合せからなる操作パネルで
あり、各モード毎に個別の設定画面が表示され、さら
に、描画されたキーに触れることで、各種の詳細な設定
を行うことが可能である。また、各々のジョブの動作状
況表示なども行う。317は、ネットワークの通信状態
を示すタリーランプであり、通常緑色で、通信している
ときは緑色で点滅し、ネットワークエラーの場合には赤
色になる。
【0017】図4は本実施例における操作パネル316
のコピー標準画面を示した図である。本実施例の画像処
理装置は、電源投入時にデフォルトとして図4のコピー
標準画面で起動するようになっている。401は、メッ
セージラインであり、コピージョブの状態をメッセージ
で表示する。402は、倍率表示であり、設定された倍
率やコピーモードによって自動的に決められる倍率をパ
ーセントで表示する。403は、用紙サイズ表示であ
り、選択された出力用紙を表示し、自動用紙選択が設定
されている場合にはオート用紙というメッセージを表示
する。404は置数表示であり、何枚コピーするかを示
す。405は、縮小キーであり、縮小コピーを行いたい
場合に使用する。406は、等倍キーであり、縮小や拡
大が設定されている場合に等倍に戻したいときに使用す
る。407は、拡大キーであり、拡大コピーを行いたい
場合に使用する。408は、ズームキーであり、細かい
単位で倍率をh設定して縮小コピーや拡大コピーを行い
たい場合に使用する。409は、用紙選択キーであり、
出力用紙を指定する場合に使用する。410は、フィニ
ッシャキーであり、ソートやステイプルのモードを設定
する場合に使用する。411は両面キーであり、両面モ
ードを設定する場合に使用する。412は、濃度表示
で、現在の濃度が分かるようになっており、左側が濃度
が薄く、右側が濃度が濃いことを示す。また、濃度表示
412は、うすくキー413、こくキー415と連動し
て表示が変化するようになっている。413は、うすく
キーであり、濃度を薄くしたい場合に使用する。414
は自動キーであり、自動的に濃度を決定するモードを使
用する場合に使用する。415は、こくキーであり、濃
度を濃くしたい場合に使用する。416は、文字キーで
あり、文字原稿をコピーするのに適した濃度に自動的に
設定する文字モードを設定する場合に使用する。417
は、文字/写真キーであり、写真が混在した原稿をコピ
ーするのに適した濃度に自動的に設定する文字/写真モ
ードを設定する場合に使用する。418は、応用モード
キーであり、コピー標準画面で設定できない様々なコピ
ーモードを設定する場合に使用する。419は、プリン
ト状況キーであり、現在この画像形成装置101で行わ
れているプリントの状況を見たい場合に使用する。プリ
ント状況キー419は、コピー標準画面だけではなく、
常にこの位置に現れており、いつでもこのキーを押すこ
とによりプリント状況を見ることができるようになって
いる。この図では図示していないが、420の領域はメ
ッセージライン401で表示する優先度の低いアラーム
や、他の機能の実行状態などをメッセージ表示するステ
ータスラインである。
【0018】図5は、本発明の実施例の画像形成装置の
外観図である。501はトナーカバーであり、トナーカ
バー501を開けると中にトナーボトルカートリッジが
入っている。トナーボトルカートリッジ601内には、
トナーが収容されており、静電潜像の現像の際には現像
器212に高圧が印加されることによって、係るトナー
ボトルカトリッジ601よりトナーが供給されて、感光
ドラム211上の静電潜像が現像される。
【0019】図6は、本発明の実施例のトナーカバー5
01を開けた場合の外観図である。図5で示したトナー
カバー501を矢印の方向に開くと、これに連動して中
のトナーボトルカートリッジ601が同時に少し引き出
されるようになっている。この少し引き出された状態で
は、トナーボトルカートリッジ601からトナーが補給
されないようになっている。
【0020】また、このように、トナーカバー501が
開けられてトナーボトルカートリッジ601が引き出さ
れている状態か、或いはトナーカバー501が閉じられ
てトナーボトルカートリッジが正常に装着されている状
態のいずれの状態にあるかを、図1に示したセンサ11
1が検知することができる。本実施例では、トナーカバ
ー501の開閉とトナーボトルカートリッジ601の着
脱とが連動するよう構成されているので、トナーカバー
の開閉を検知することによって、トナーボトルカートリ
ッジの着脱を検知するよう構成した。
【0021】図14は、トナーボトルカートリッジ60
1及び現像器212の詳細を示す断面図である。図14
において、601は、212はそれぞれ前述のトナーボ
トルカートリッジ、現像器であり、図14においてはト
ナーボトルカートリッジ601のみが着脱可能となって
いる。また、1401はトナーバッファとしてのホッ
パ、現像器212内の1402は第1トナーセンサ、ホ
ッパ1401内の1403はマグネットローラ、同じく
ホッパ1401内の1404は第2トナーセンサ、トナ
ーボトルカートリッジ601内の1405はトナー搬送
スクリューである。第1トナーセンサは現像器212内
のトナー量を一定にするためのものであり、トナー減を
検知するとマグネットローラ1403を回転させ、現像
器212にトナーを補給する。また、第2トナーセンサ
1404は、ホッパ1401内のトナー量を一定にする
ためのものであり、トナー減を検知した場合、トナーボ
トルカートリッジ601内のトナー搬送スクリュー14
05を回転させ、ホッパ1401にトナーを補給する。
これらから明らかなように、プリントジョブ実行中に、
トナーボトルカートリッジ601が外されても、直ちに
画像形成不可能になるのではなく、トナーバッファとし
てのホッパ1401内に貯えられたトナーにより、プリ
ントジョブの続行が可能である。ただし、トナーボトル
カートリッジ601が装着されないまま、プリントジョ
ブを実行し続けると、やがてホッパ1401内のトナー
がなくなり、画像形成が不可能となるのは先に述べたと
おりである。よって本実施例では、操作パネル316を
介して、トナーボトルカートリッジ601を装着するよ
う促すものである。
【0022】図7は、操作パネル316に表示されるコ
ピーA及びコピーB画面における通常のトナーカバーオ
ープン表示を示す図である。センサ111により、トナ
ーカバー501が開いていると検知されると、コピージ
ョブが動作していない場合、もしくはコピージョブが中
断されている場合には、この図の表示となり、操作パネ
ル316の上メッセージラインに701のように「トナ
ー補給カバーを閉めてください。」と表示され、ユーザ
がトナーカバー501を閉めない限りコピーのスタート
及び続行することができない。
【0023】図8は、操作パネル316に表示されるコ
ピーA及びコピーB画面におけるジョブ実行中のトナー
カバーオープン表示を示す図である。本実施例では、コ
ピー実行中及びプリント中にセンサ111により、トナ
ーカバー501が開いていると検知されても、構造上ト
ナーが飛散することはないためコピー及びプリントが続
行可能であるため、係るプリントジョブを中断せずに続
行する。従って、操作パネル316の上メッセージライ
ン401に801のように「コピーしています。」を表
示している。しかし、トナーカバーが開いたままでは現
像器にトナーが補給されず、いずれ現像器にトナーがな
くなってしまうため、操作パネル316の下ステータス
ライン420に802のように「トナー補給カバーを閉
めてください。」と表示することでユーザにトナーカバ
ーを閉める操作を促す。なお、図7及び8からも明らか
なように、プリントジョブの実行中であるか否かに応じ
て、メッセージの表示位置を異ならしめる。以上によ
り、トナーボトルカートリッジ601を正常に装着させ
ることができる。
【0024】図9は、操作パネル316に表示されるメ
ールボックス画面における通常のトナーカバーオープン
表示を示す図である。センサ111により、トナーカバ
ー501が開いていると検知されると、メールボックス
ジョブが動作していない場合、もしくはメールボックス
ジョブが中断されている場合には、この図の表示とな
り、操作パネル316の上メッセージラインに901の
ように「トナー補給カバーを閉めてください。」と表示
され、ユーザがトナーカバー501を閉めない限りメー
ルボックスプリントのスタート及び続行することができ
ない。902はボックスキーであり、このキーを押下す
ることで各ボックス内部のジョブリスト表示に画面が切
り替わる。903はボックス名領域で、各ボックスの名
前をユーザが自由に定義することができる。904はメ
モリ使用量表示であり、各ボックス内部の文書がメモリ
容量全体の何パーセントを占めているかを示している。
905はボックスリストのページ表示であり、分母が画
面数で分子が現在の画面のページを示している。90
6、907は各々下スクロールキーと上スクロールキー
であり、ボックスリスト画面のページのページを切り替
えるときに使用する。
【0025】図10は、操作パネル316に表示される
メールボックス画面におけるジョブ実行中のトナーカバ
ーオープン表示を示す図である。メールボックスプリン
ト時に、センサ111によりトナーカバー501が開い
ていると検知されると、操作パネル316の上メッセー
ジラインには1001のように「プリントしていま
す。」とメールボックスジョブの実行状況を表示し、下
ステータスライン420に1002のように「トナー補
給カバーを閉めてください。」と表示することでユーザ
にトナーカバーを閉める操作を促す。なお、メールボッ
クスジョブについても、上述のコピージョブと同様、続
行可能であるため、係るプリントジョブを中断せずに続
行する。
【0026】図11は、操作パネル316に表示される
拡張画面における通常のトナーカバーオープン表示を示
す図である。センサ111によりトナーカバー501が
開いていると検知されると、PDLプリントジョブが動
作していない場合、もしくはPDLプリントジョブが中
断されている場合には、この図の表示となり、操作パネ
ル316の上メッセージラインに1101のように「ト
ナー補給カバーを閉めてください。」と表示され、ユー
ザがトナーカバー501を閉めない限りPDLプリント
のスタート及び続行することができない。1102は装
備している拡張機能を示すキーであり、このキーを押下
することで拡張機能を切り替えることができる。実際に
は、LIPSやPS/PCLなどがある。1103は動
作モードキーであり、オフライン時にこのキーを押下す
ることでエミュレーションのモードなどを設定する画面
に遷移する。1104は優先エミュレーションキーであ
り、オフライン時にこのキーを押下することで優先エミ
ュレーション設定画面を呼び出すことができ、プリンタ
がローカルコマンドを識別できなかった場合に優先的に
切り替える優先エミュレーションを設定することができ
る。1105はユーティリティキーであり、オフライン
時にこのキーを押下することで、ステータスプリント、
ジョブログプリント、テストプリント、フォントプリン
トなどのユーティリティを行う画面を呼び出すことがで
きる。1106はセットアップキーであり、オフライン
時にこのキーを押下することで、印字位置、インタフェ
ースなどの設定を行うセットアップメニュー画面を呼び
出すことができる。1107は給紙選択画面であり、オ
フライン時にこのキーを押下することで給紙段画面を呼
び出すことができ、給紙段の設定が行える。1108は
排出キーであり、オフライン時にこのキーを押下するこ
とでジョブの中止などを行うことができる。1109は
両面キーであり、オフライン時にこのキーを押下するこ
とで両面設定画面を呼び出し、両面プリントの設定を行
う。1109はリセットキーであり、オフライン時にこ
のキーを押下することでPDLボードをリセットするこ
とができる。1110はオンラインキーであり、このキ
ーを押下することでPDLボードがオンライン状態にな
り、PDLプリントジョブを受信待ちになる。1111
はオフラインキーであり、このキーを押下することでP
DLボードがオフライン状態になり、PDLボードに対
する様々な設定などの操作が可能になる。
【0027】図12は、操作パネル316に表示される
拡張画面におけるジョブ実行中のトナーカバーオープン
表示を示す図である。PDLプリント時に、センサ11
1によりトナーカバー501が開いていると検知される
と、操作パネル316の上メッセージラインには120
1のように「プリントしています。」とPDLプリント
ジョブの実行状況を表示し、下ステータスライン420
に1202のように「トナー補給カバーを閉めてくださ
い。」と表示することでユーザにトナーカバーを閉める
操作を促す。なお、PDLプリントジョブについても、
上述のコピージョブと同様、続行可能であるため、係る
プリントジョブを中断せずに続行する。
【0028】図13は、本実施例に係わる画像形成装置
のトナーカバーオープン時の操作パネル表示決定を示す
フローチャートである。なお、図中のステップS130
1〜ステップS1316は各ステップを示す。
【0029】ステップS1301では、センサ111に
よりトナーカバーが開かれたことを検知してステップS
1302に進む。
【0030】ステップS1302では、操作パネルに現
在表示している画面がコピーA画面かどうかを判断し、
コピーA画面であればステップS1303に進み、そう
でなければステップS1306に進む。ステップS13
03では、コピーAが実行中かどうかを判断し、コピー
Aが実行中であればステップS1304に進み、そうで
なければステップS1305に進む。ステップS130
4では、コピーA画面の上メッセージラインに「トナー
補給カバーを閉めてください。」メッセージを表示す
る。ステップS1305では、コピーA画面の下ステー
タスラインに「トナー補給カバーを閉めてください。」
メッセージを表示する。
【0031】ステップS1306では、操作パネルに現
在表示している画面がコピーB画面かどうかを判断し、
コピーB画面であればステップS1307に進み、そう
でなければステップS1310に進む。ステップS13
07では、コピーBが実行中かどうかを判断し、コピー
Bが実行中であればステップS1308に進み、そうで
なければステップS1309に進む。ステップS130
8では、コピーB画面の上メッセージラインに「トナー
補給カバーを閉めてください。」メッセージを表示す
る。ステップS1309では、コピーB画面の下ステー
タスラインに「トナー補給カバーを閉めてください。」
メッセージを表示する。
【0032】ステップS1310では、操作パネルに現
在表示している画面がメールボックス画面かどうかを判
断し、メールボックス画面であればステップS1311
に進み、そうでなければステップS1314に進む。ス
テップS1311では、メールボックスが実行中かどう
かを判断し、メールボックスが実行中であればステップ
S1312に進み、そうでなければステップS1313
に進む。ステップS1312では、メールボックス画面
の上メッセージラインに「トナー補給カバーを閉めてく
ださい。」メッセージを表示する。ステップS1313
では、メールボックス画面の下ステータスラインに「ト
ナー補給カバーを閉めてください。」メッセージを表示
する。
【0033】ステップS1314では、PDLプリント
が実行中かどうかを判断し、PDLプリントが実行中で
あればステップS1315に進み、そうでなければステ
ップS1316に進む。ステップS1315では、拡張
画面の上メッセージラインに「トナー補給カバーを閉め
てください。」メッセージを表示する。ステップS13
16では、拡張画面の下ステータスラインに「トナー補
給カバーを閉めてください。」メッセージを表示する。
【0034】以上説明したように、トナーボトルカート
リッジ交換によるトナー補給機構を備えた画像形成装置
において、プリントジョブの実行中にトナーカバーが開
かれてもジョブを中断させず、ユーザにトナーカバーを
閉める操作を促す表示を行う複写機を提供することがで
きる。
【0035】なお、以上の実施例においては、プリント
ジョブとして、コピーA、B、メールボックス、拡張機
能の4種について説明したが、本発明はこれらのジョブ
の形態に限らず、プリンタ部を動作させる種々のプリン
トジョブについても適応することができる。
【0036】また、以上の実施例においては、トナーカ
バー501が開けられることに連動してトナーボトルカ
ートリッジが脱着される構成を例にあげたので、トナー
カバー501が開いているか否かを検知することによっ
て、トナーボトルカートリッジ601が脱着されるか否
かを判断するようにしたが、直接、トナーボトルカート
リッジ601の着脱を検知するように構成してもよい。
【0037】また、同様に、以上の実施例においては、
トナーカバー501が開けられることに連動してトナー
ボトルカートリッジが外される構成を例にあげたので、
トナーカバー501を閉めるようユーザに促進するメッ
セージを表示することにより、トナーボトルカートリッ
ジ601を正常に装着させるようにしたが、勿論、「ト
ナーボトルカートリッジが外れています、装着してくだ
さい」等の直接的な表現でもよいし、さらにその他の種
々の表現によって、ユーザにトナーボトルカートリッジ
601が外されている事態を認識させる表現であればよ
い。また、表示手段にメッセージを表示しなくとも、例
えば、専用のLEDを発光させることによりユーザに認
識させるものでもよい。また、上述のようなメッセージ
を不図示のスピーカを介して音声でユーザに認識させる
ものでもよい。
【0038】また、トナーカートリッジの形状として
は、上述の実施例におけるようなボトル型の形状にとど
まらず、種々の形状のトナーカートリッジを用いること
もできる。
【0039】また、上述の実施例においては、顕画剤と
してトナーを用いる構成について説明したが、顕画剤は
トナーに限られるものでなく、例えば、顕画剤としてイ
ンクを用い、インクカートリッジの着脱によりインク補
給機構を備えたインクジェットプリンタ等においても、
本発明を適応可能であることは明らかであろう。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トナーカートリッジ交換によるトナー補給機構を備えた
画像形成装置において、プリントジョブの実行中にトナ
ーカートリッジが外されてもジョブを中断することな
く、且つトナーカートリッジが外されている事態を回復
するようユーザに促すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の画像形成装置の全体構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本実施例の画像形成装置のリーダ部及びプリン
タ部の外観図である。
【図3】本実施例の画像形成装置の操作部外観図であ
る。
【図4】本実施例の操作パネルのコピー標準画面を示し
た図である。
【図5】本実施例の画像形成装置の外観図である。
【図6】本実施例のトナーカバーを開けた場合の外観図
である。
【図7】操作パネルに表示されるコピーA及びコピーB
画面における通常のトナーカバーオープン表示を示す図
である。
【図8】操作パネルに表示されるコピーA及びコピーB
画面におけるジョブ実行中のトナーカバーオープン表示
を示す図である。
【図9】操作パネルに表示されるメールボックス画面に
おける通常のトナーカバーオープン表示を示す図であ
る。
【図10】操作パネルに表示されるメールボックス画面
におけるジョブ実行中のトナーカバーオープン表示を示
す図である。
【図11】操作パネルに表示される拡張画面における通
常のトナーカバーオープン表示を示す図である。
【図12】操作パネルに表示される拡張画面におけるジ
ョブ実行中のトナーカバーオープン表示を示す図であ
る。
【図13】本実施例に係わる画像形成装置のトナーカバ
ーオープン時の操作パネル表示決定を示すフローチャー
トである。
【図14】トナーカートリッジと現像器の詳細を示す断
面図である。
【符号の説明】
102 制御部 103 リーダ部 104 プリンタ部 111 センサ 211 感光ドラム 212 現像器 316 操作パネル 501 トナーカバー 601 トナーボトルカートリッジ 1401 ホッパ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像を担持する感光体と、 前記感光体上に静電潜像を形成する形成手段と、 前記感光体上に担持された静電潜像を現像する現像手段
    と、 前記現像手段に供給されるトナーを収容し、該現像手段
    へ該トナーを供給するための着脱可能なトナーカートリ
    ッジと、 前記トナーカートリッジの着脱を検知する検知手段を有
    し、 プリントジョブ実行中に前記トナーカートリッジが外さ
    れたと前記検知手段により判断された場合に、該プリン
    トジョブを続行するとともに、前記トナーカートリッジ
    の装着を促すことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 所定のメッセージを表示手段に表示する
    ことにより、前記トナーカートリッジの装着を促すこと
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記トナーカートリッジの脱着に連動す
    るカバーを有し、 前記カバーを閉めるよう促すメッセージを前記表示手段
    に表示することにより、前記トナーカートリッジの装着
    を促すことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記プリントジョブの実行中であるか否
    かに応じて、メッセージの表示位置を異ならしめること
    を特徴とする請求項2の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 記録媒体に顕画剤を付着させることによ
    り顕画像を形成する顕画化手段と、 前記顕画化手段に供給する顕画剤をを収容し、該顕画化
    手段へ該顕画剤を供給するための着脱可能な顕画剤カー
    トリッジと、 前記顕画剤カートリッジの着脱を検知する検知手段を有
    し、 プリントジョブ実行中に前記顕画剤が外されたと前記検
    知手段により判断された場合に、該プリントジョブを続
    行するとともに、前記顕画剤カートリッジの装着を促す
    ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 感光体上に静電潜像を形成する形成手段
    と、前記感光体上に担持された静電潜像を現像する現像
    手段と、前記現像手段に供給されるトナーを収容し、該
    現像手段へ該トナーを供給するための着脱可能なトナー
    カートリッジを有する画像形成装置の制御方法であっ
    て、 プリントジョブ実行中に前記トナーカートリッジが外さ
    れたと前記検知手段により判断された場合に、該プリン
    トジョブを続行するとともに、前記トナーカートリッジ
    の装着を促すことを特徴とする画像形成装置の制御方
    法。
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