JPH08248709A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08248709A
JPH08248709A JP7045987A JP4598795A JPH08248709A JP H08248709 A JPH08248709 A JP H08248709A JP 7045987 A JP7045987 A JP 7045987A JP 4598795 A JP4598795 A JP 4598795A JP H08248709 A JPH08248709 A JP H08248709A
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JP
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paper feed
feed deck
deck
special
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JP7045987A
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Yoshiki Yoshioka
良樹 吉岡
Yoshiyuki Fujiwara
義幸 藤原
Takeshi Nishio
健 西尾
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6502Supplying of sheet copy material; Cassettes therefor
    • G03G15/6508Automatic supply devices interacting with the rest of the apparatus, e.g. selection of a specific cassette
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65H3/00Separating articles from piles
    • B65H3/44Simultaneously, alternately, or selectively separating articles from two or more piles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2511/00Dimensions; Position; Numbers; Identification; Occurrences
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】給紙デッキを特定し、この特定の給紙デッキに
収納されている用紙に対して、誤った取扱いをするおそ
れのない画像形成装置を提供すること。 【構成】普通紙とは取扱いの異なる特殊紙を特定の給紙
デッキ、例えば53Bに収納しておき、当該給紙デッキ
53Bに収納されている用紙を両面コピーの対象から外
すことができる。 【効果】両面コピーモードの設定時において、たとえそ
の特殊紙が原稿と同一サイズであっても、自動的に用紙
として選択されることはない(手動で特別に設定しない
かぎり選択されることはない)ので、特殊紙が例えば再
使用紙である場合に、両面への不用意な画像形成を防ぐ
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機などの画像形
成装置に関し、より詳細には、普通の画像形成用紙(以
下「普通紙」という)とともに、または普通紙に代えて
ユーザが特定の給紙デッキに挿入した特殊な用紙(以下
「特殊紙」という)に、原稿画像を形成させて最終的な
画像形成物を得ることができる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、原稿画像を光学的に走査し、
この走査に基づいて感光体に原稿画像に対応した静電潜
像を形成し、この静電潜像をトナー像に現像した後、そ
のトナー像を普通紙に転写するようにしたコピー機が広
く用いられている。このようなコピー機では、画像形成
用紙は、オペレータが所望の用紙を選択して、給紙デッ
キ(本明細書では、「デッキ」はカセットを含む意味で
用いるものとする。)にセットしておき、それを使用す
るようになっている。
【0003】ところで、画像形成用紙の種類は、2つあ
って、上記の普通紙の他に、ユーザが特殊な用途のため
に使用する特殊紙がある。この特殊紙は、たとえば、お
もて面がコピー済みの用紙のうら面を使用する再使用紙
であったり、片面に住所や名称などが印刷されている用
紙であったりする。そして、特殊紙を給紙デッキにセッ
トするときは、特殊紙のマークの入っている給紙デッキ
があって、オペレータがその給紙デッキにセットすると
いうことが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来では、特
殊紙を給紙デッキにセットしても、その給紙デッキに収
納されている用紙に対して、他の普通紙の入っている給
紙デッキと異なる取扱いがされるということはなかっ
た。たとえば、検知された原稿サイズと同じサイズ、ま
たは所定の倍率関係にあるサイズの用紙の入っている給
紙デッキを選択する場合、特殊紙の入っている給紙デッ
キであるから特別の扱いをする、ということはなく、他
の給紙デッキと同じように選択し、コピーしていた。
【0005】また、給紙デッキのオートチェンジ機能を
有するコピー機の場合、ある給紙デッキに用紙がなくな
ったら、同じサイズの用紙の入っている他の給紙デッキ
を自動的に選択してコピーを続けることができるが、こ
の「他の給紙デッキ」を自動的に選択するときでも、特
殊紙の入っている給紙デッキであるかないかの区別をす
ることなく、選択していた。したがって、たとえば両面
コピーモードが設定されていて、特殊紙として再使用紙
が入っている場合、この給紙デッキを自動的に選択する
ので、普通紙と再使用紙とが混合することになる。ま
た、再使用紙には両面がコピーされることになり、うら
面でコピーが重複するという不具合が発生した。
【0006】そこで、この発明は、上述の技術的課題を
解決し、給紙デッキを特定し、この特定の給紙デッキに
収納されている用紙に対して、誤った取扱いをするおそ
れのない画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1記載の画像形成装置は、特定の給紙デッキを
設定し、または検出する手段と、上記手段により設定ま
たは検出された給紙デッキに収納されている用紙に対し
て、またはそれ以外の給紙デッキに収納されている用紙
に対して、複写に関連する所定の動作または所定の表示
を、許容しまたは禁止する制御手段とを備えることを特
徴とする。
【0008】上記「特定の給紙デッキを設定し、または
検出する手段」は、オペレータによる手入力で特定の給
紙デッキを設定することができるものであってもよい
(請求項2)。上記「特定の給紙デッキを設定し、また
は検出する手段」は、給紙デッキに付された識別物を自
動的に識別することにより特定の給紙デッキを検出する
ことができるものであってもよい(請求項3)。
【0009】上記「複写に関連する所定の動作」とは、
当該給紙デッキに収納されている用紙を自動用紙選択の
対象とする動作であってもよい(請求項4)。上記「複
写に関連する所定の動作」とは、当該給紙デッキに収納
されている用紙を自動用紙変更(オートチェンジ)の対
象とする動作であってもよい(請求項5)。
【0010】上記「複写に関連する所定の表示」とは、
当該給紙デッキが給紙デッキとして選択された場合に、
当該給紙デッキが選択された旨の表示であってもよい
(請求項6)。上記「複写に関連する所定の動作」と
は、当該給紙デッキが両面コピー動作のための給紙デッ
キとして選択された場合に、当該給紙デッキの使用を禁
止する動作であってもよい(請求項7)。
【0011】上記「複写に関連する所定の動作」とは、
当該給紙デッキが給紙デッキとして選択された場合に、
予め定められた解除操作がないかぎり、当該給紙デッキ
の使用をロックする動作であってもよい(請求項8)。
【0012】
【作用】上記請求項1記載の構成では、特定の給紙デッ
キに収納されている用紙に対して、またはそれ以外の給
紙デッキに収納されている用紙に対して、複写に関連す
る所定の動作または所定の表示を、許容しまたは禁止す
ることができるので、この特定の給紙デッキに、普通紙
とは取扱いの異なる特殊紙を収納しておけば、特殊紙に
対して誤った取扱い、予定しない取扱いがなされるとい
うことがない。
【0013】なお、特殊紙は、ユーザが普通紙でない特
殊な用紙であるとみなすものであれば、どのような用紙
でも特殊紙として扱うことができる。たとえば、再使用
紙や送り元が予め印刷された用紙が該当するが、これに
限られるものではない。コピー機の使い方によっては、
再使用紙が一般的であって、通常普通紙といわれる両面
の白い用紙が特殊な使い方をされるのであれば、再使用
紙を普通紙といい、両面の白い用紙を特殊紙といって
も、差支えない。
【0014】また、請求項2記載の構成では、給紙デッ
キの特定は、オペレータによる手入力で行い、請求項3
記載の構成では、給紙デッキの特定は、自動検出により
行う。請求項4記載の構成では、当該給紙デッキに収納
されている用紙またはそれ以外の給紙デッキに収納され
ている用紙を自動用紙選択の対象としたりしなかったり
することができる。したがって、普通紙とは取扱いの異
なる特殊紙を特定の給紙デッキに収納しておけば、たと
えその特殊紙が原稿と同一サイズであっても、自動的に
用紙として選択されることはない(手動で特別に設定し
ないかぎり選択されることはない)ので、特殊紙に対す
る不用意な画像形成を防ぐことができる。またこれとは
逆に、特殊紙を特定の給紙デッキに収納しておき、その
給紙デッキからのみ、自動的に用紙として選択されるよ
うにすることもできる。
【0015】請求項5記載の構成では、当該給紙デッキ
に収納されている用紙またはそれ以外の給紙デッキに収
納されている用紙を自動用紙変更の対象としたりしなか
ったりすることができる。したがって、普通紙とは取扱
いの異なる特殊紙を特定の給紙デッキに収納しておけ
ば、たとえ画像形成していた用紙がなくなり、その特殊
紙がなくなった用紙と同一サイズであっても、自動的に
用紙として選択されることはない(手動で特別に設定し
ないかぎり選択されることはない)ので、特殊紙に対す
る不用意な画像形成を防ぐことができる。またこれとは
逆に、特殊紙を特定の給紙デッキに収納しておき、その
給紙デッキのみ、自動的に用紙として選択されるように
することもできる。また、特殊紙に対して画像形成して
いた場合、特殊紙がなくなり、そのなくなった特殊紙と
同一サイズの普通紙紙があっても、自動的に用紙として
選択されることのないようにすることもできる。
【0016】請求項6記載の構成では、当該給紙デッキ
が選択された場合に、選択された旨の表示が行われるの
で、オペレータは、コピー機の使用時に注意を払うこと
ができ、特殊紙に対する不用意な画像形成を防ぐことが
できる。請求項7記載の構成では、当該給紙デッキが両
面コピー動作のための給紙デッキとして選択された場合
に、当該給紙デッキの使用を禁止することができるの
で、たとえば特殊紙が、うら面への画像形成が望ましく
ない再使用紙であった場合などに、画像形成を有効に禁
止することができる。
【0017】請求項8記載の構成では、当該給紙デッキ
が給紙デッキとして選択された場合に、予め定められた
解除操作がないかぎり、当該給紙デッキの使用をロック
する(選択をできなくしたり、給紙デッキを取り出せな
いようにしたりすること)ことができる。したがって、
当該給紙デッキに特殊紙を収納しておけば、特定のオペ
レータ以外使用できないことになり、予期しない画像形
成を防ぐことができる。
【0018】
【実施例】以下では、この発明の実施例を、添付図面を
参照して詳細に説明する。図1は、この発明の画像形成
装置が適用されたコピー機の構成例を示す概略図であ
る。このコピー機は、コピー機本体1と、コピー機本体
1の上面に装着された自動原稿供給装置(以下「RD
H」という)2と、コピー機本体1から排出されるコピ
ー紙を複数のビンTN,T1,T2,・・・Tm(以下
総称するときは「ビンT」という)に仕分けして排出す
るためのソータ3と、上記ビンTに排出されたコピー紙
をまとめてスタック部Sにスタックするスタッカー4と
を備えている。
【0019】コピー機本体1の上面には、透明な原稿台
10が配置されている。コピーを行う際には、コピーす
べき原稿が片面原稿ならその表面を原稿台10の画像形
成位置(露光位置)Jに下向きに載置し、コピーすべき
原稿が両面原稿ならいずれか一方の面を上記画像形成位
置Jに下向きに載置して行う。RDH2は、上記原稿台
10の画像形成位置Jに原稿を自動的に供給するための
装置である。RDH2には、原稿セット位置21にセッ
トされた原稿を下側から1枚ずつ取出して原稿台10に
連なる給紙経路22に供給するための給紙ローラ23お
よび給紙ローラ24と、給紙ローラ25および搬送ベル
ト26とが備えられている。
【0020】また、RDH2には、両面原稿をコピー紙
の両面にコピーする両面コピーモードを実行する際、ま
たは両面原稿を2枚のコピー紙の片面にそれぞれ分割し
てコピーする分割コピーモードを実行する際、コピーの
終了した両面原稿を反転させ、両面原稿を画像形成位置
Jに給紙するための反転ローラ33が備えられている。
片面コピーの終了した両面原稿は、搬送ベルト26によ
って給紙経路22に返送され、2次給紙ローラ25が逆
転され、かつ分離爪34が給紙経路22側を塞ぐことに
よって、反転経路35に導かれる。反転経路35に導か
れた両面原稿は、反転ローラ33の回転によって反転経
路35を進み、画像形成位置Jに導かれる。
【0021】コピーの終了した原稿は、第1排紙ローラ
27によって排紙経路28に導かれ、中継ローラ29お
よび第2排紙ローラ30を介して、原稿排紙位置31に
排紙される。原稿排紙位置31に上記原稿セット位置2
1にセットされたすべての原稿が排紙されたときには、
当該すべての原稿が原稿送り板32によって原稿セット
位置21に自動的に再セットされる。
【0022】コピー機本体1の内部には、原稿読取部3
6が設けられている。この原稿読取部36は、原稿台1
0の画像形成位置Jに提示された原稿を照明しつつ走査
するための光源37を備えている。光源37は、図外の
光学系モータからの駆動力を得て原稿台10に沿って図
1の左右方向に往復駆動される。光源37から発生した
光は、画像形成位置Jに載置された原稿によって反射さ
れる。原稿からの反射光は、光源37と一体的に駆動さ
れる第1反射鏡38で反射され、さらに第2反射鏡3
9,第3反射鏡40,第4反射鏡41,第5反射鏡42
および第6反射鏡43で反射され、画像形成部44に備
えられた感光体ドラム45に照射される。第2反射鏡3
9および第3反射鏡40は、光源37が駆動されるとき
に、その1/2の速度で図1の左右方向に駆動される。
これにより、光源37からの光によって原稿が走査され
る過程で光源37から感光体ドラム45に至る光路長は
終始一定に保持される。第3反射鏡40と第4反射鏡4
1との間には、原稿像を感光体ドラム45に結像させる
ためのズームレンズ46が配置されている。
【0023】画像形成部44は、画像形成時において一
定速度で回転駆動される上述の感光体ドラム45と、こ
の感光体ドラム45の周囲にその回転方向に従って順に
配置されたメインチャージャ47,現像装置48,転写
チャージャ49,分離チャージャ50およびクリーニン
グ装置51を備えている。感光体ドラム45の表面はメ
インチャージャ47によって一様に帯電された後に原稿
からの反射光による露光を受ける。その結果、感光体ド
ラム45の表面には、原稿の反転像に対応した静電潜像
が形成される。この静電潜像は、現像装置48において
トナーホッパ52から供給されているトナーによってト
ナー像に現像される。このトナー像は、転写チャージャ
49において用紙に転写される。トナー像が転写された
後の感光体ドラム45の表面に残留するトナーは、クー
ニング装置51によって除去される。分離チャージャ5
0は、感光体ドラム45の表面からコピー紙を分離する
ためのものである。なお、上記メインチャージャ47,
転写チャージャ49および分離チャージャ50は、それ
ぞれコロナ放電を生じさせることによって各機能を実現
する。
【0024】画像形成部44における画像の形成と同期
して、上段給紙デッキ53A,中段給紙デッキ53B,
下段給紙デッキ53C,大容量給紙デッキ54,および
手差しトレイ55から用紙が給紙される。上段給紙デッ
キ53Aおよび下段給紙デッキ53Cには、相互に異な
るサイズの両面空白の用紙(以下「普通紙」という)が
収納されている。また、大容量給紙デッキ54および中
段給紙デッキ53Bには、上記各給紙デッキ53A,5
3Cに収納されている普通紙とは異なる特殊紙が収納さ
れている。具体的には、大容量給紙デッキ54には、お
もて面がコピー済みの用紙のうら面を使用する再使用紙
が大量に収納されており、中段給紙デッキ53Bには、
片面に住所や名称などが印刷されている特殊な用紙が収
納されている。55は手差しトレイである。
【0025】上段給紙デッキ53A,中段給紙デッキ5
3B,下段給紙デッキ53C,大容量給紙デッキ54,
および手差しトレイ55にそれぞれ関連して、普通紙ま
たは特殊紙を1枚ずつ取出すための給紙ローラ56A,
56B,56C,57,58が設けられている。コピー
時には、いずれかの給紙ローラ56A,56B,56
C,57,58が回転駆動され、これによって、上段給
紙デッキ53A,中段給紙デッキ53B,下段給紙デッ
キ53C,大容量給紙デッキ54,および手差しトレイ
55のうちのいずれかから、普通紙または特殊紙が中継
ローラ59を介して感光体ドラム45近傍まで延設され
ている用紙搬送路60に導かれる。
【0026】用紙搬送路60の感光体ドラム45の近傍
位置には、一対のレジストローラ61が配置されてい
る。このレジストローラ61は、普通紙または特殊紙を
いったん停止させた後に、感光体ドラム45の回転とタ
イミングを合わせて感光体ドラム45に向けて給紙す
る。これにより、普通紙または特殊紙は、転写チャージ
ャ49の位置において感光体ドラム45の表面にトナー
像と位置合わせされるタイミングで、感光体ドラム45
に向けて給紙される。
【0027】転写チャージャ49の働きによってトナー
像が転写されたコピー紙は、分離チャージャ50の働き
によって感光体ドラム45の表面から分離された後、搬
送ベルト62によって定着装置63に導かれる。定着装
置63は、トナーをコピー紙の表面に定着させる。定着
処理後のコピー紙は、搬送ローラ64および排紙ローラ
65によって搬送されてソータ3に導かれる。
【0028】搬送ローラ64と排紙ローラ65との間の
コピー紙が搬送される経路には、定着処理後のコピー紙
を反転するための反転経路66,およびコピー機本体1
の中央部に設けた中間トレイ67にコピー紙を搬送する
ための中間経路68が分岐接続されている。定着処理後
の複写紙は、図示しない分離爪および反転ローラ69の
働きによっていったん反転経路66に導かれた後、反転
ローラ69が逆転することによって中間経路68に導か
れる。中間経路68には、適当な間隔で搬送ローラ70
が配置されている。中間トレイ67に収納されたコピー
紙は、給紙ローラ71,72によって1枚ずつ取出さ
れ、用紙搬送路60に合流している搬送路73に導かれ
る。
【0029】中間トレイ67は、上記両面コピーモード
または分割コピーモードを実行する際に用いられる。す
なわち、片面へのコピーが終了した片面コピー紙は、反
転経路66で反転された後、中間経路68に導かれ中間
トレイ67に収容される。そして、この中間トレイ67
から搬送路73および用紙搬送路60を通って再度感光
体ドラム45に導かれる。
【0030】ソータ3には、上述のように、複数のビン
Tが備えられており、排紙ローラ65によって排紙され
るコピー紙は、排紙経路74に導かれ、図示しない仕分
け機構によって所定のビンTに導かれる。上記複数のビ
ンTはのうち、ビンTNはコピー後のコピー紙を仕分け
しないで排出するときに用いられるノンソートビンであ
る。そして、コピー後のコピー紙を仕分けして排出する
場合には、残余のビンT1,T2,・・・,Tmがソー
トビンとして用いられる。
【0031】ソータ3にはまた、ソートビンT1,T
2,・・・,Tmに導かれた複数枚のコピー紙に対し
て、ホチキスなどでコピー紙をまとめるパンチまたはス
テイプル処理を施すためのパンチ/ステイプルユニット
75が備えられている。一方、上記ソートビンT1,T
2,・・・,Tmは、上下方向に移動可能とされてい
る。パンチまたはステイプル処理を行う際には、パンチ
またはステイプル処理を施すべきコピー紙が収容されて
いるソートビンT1,T2,・・・,Tmを上記パンチ
/ステイプルユニット75に対応する位置に移動させ
る。
【0032】スタッカー4は、このパンチ/ステイプル
ユニット75によってパンチまたはステイプル処理が施
されたコピー紙をスタック部Sにスタックするためのも
のである。パンチまたはステイプル処理が施されたコピ
ー紙は、スタッカー4に備えられている取出装置76に
よって取出され、スタック部Sに導かれる。図2は、上
記図1では図示していないが、上記コピー機の前面上部
に備えられている操作部の外観構成を示す正面図であ
る。
【0033】この操作部には、中央付近に液晶表示素子
(LCD)などで構成された表示部100が配置されて
いる。表示部100の図2における下側には、表示部1
00に表示されている複数の選択肢のうちいずれかの選
択肢を設定するための複数のモード設定キー105が配
置されている。上記表示部100に表示されるべき選択
肢は各モード設定キー105にそれぞれ相対する位置に
表示される。選択肢の設定は、設定すべき選択肢に相対
する位置のモード設定キー105を操作することによっ
て達成される。
【0034】さらに、表示部100の図2における右側
には、テンキー107およびコピー開始を指示するため
のプリントキー108が配置されている。図3は、上記
表示部100に表示される、上段給紙デッキ53A,中
段給紙デッキ53B,下段給紙デッキ53C,大容量給
紙デッキ54の模式図の該当する位置に特殊紙マークを
設定したいときに、行う動作を示すフローチャートであ
り、図4は、この動作に関連する表示部100の表示画
面の動きを説明するための図である。
【0035】なお、このフローチャートの動作は、コピ
ー機本体1の中の所定の位置に設置された図示しないマ
イクロコンピュータのソフトウェアの働きによって行わ
れるものである。オペレータによって特殊紙マークの設
定モードが手動で操作されると(図3のステップS1に
対応)、表示画面は、図4(a) に示すように、各給紙デ
ッキの位置を模式的に表示した画面に切換えられる。
【0036】このとき、オペレータがモード設定キー1
05を操作することによって、所望の給紙デッキ(図で
は「給紙段」と表示している。)を選択し(ステップS
3)、モード設定キー105を操作することによって特
殊紙マークを打つ旨を指示すると(ステップS4)、そ
の給紙デッキに特殊紙マークがセットされる(ステップ
S5)。図4(b) は、特殊紙マークがセットされた状態
を示す表示画面の図である。
【0037】このようにして、オペレータが特殊紙を入
れた給紙デッキに、特殊紙マークを付けることができ
る。なお念のためにいうと、実際の給紙デッキに特殊紙
マークを貼り付けるのではなく、CPUのメモリの中に
そのような旨を記憶させることができるのである。次
に、各給紙デッキの機能設定を行う。
【0038】この機能設定とは、各給紙デッキを、自動
用紙選択の対象とするか、オートチェンジ機能を働かせ
るか、当該給紙デッキ選択時に表示を出すか、当該給紙
デッキにロック機能を働かせるか、といった設定をする
ことをいう。図5から図7は、この機能設定動作を示す
フローチャートである。図5から説明すると、まず表示
部100に、「設定するモードを選んでください」とい
う表示とともに、「特殊紙のオートモード設定」という
選択肢が表示される。オペレータは、この選択肢を選ぶ
と(図5のステップT1に対応)、給紙デッキごとに個
別設定するか、特殊紙の入っている給紙デッキ全体につ
いて設定するかを聞いてくる(ステップT2)。
【0039】そこでまず、給紙デッキごとに個別設定す
る場合を説明する。この個別設定は、普通紙の入ってい
る給紙デッキ、特殊紙の入っている給紙デッキの区別を
することなく、双方に対して設定することをいう。給紙
デッキごとに個別設定する旨を入力すると、次に、自動
用紙選択をするかどうか聞かれる(ステップT4−T
6)。この自動用紙選択は、検知された原稿のサイズと
同一サイズの用紙の入っている給紙デッキを自動的に選
んでコピーするものである。自動用紙選択をしない(ス
テップT6)場合は、その給紙デッキに入っている用紙
は、たとえ原稿のサイズと一致しても自動的にコピーさ
れることはない。
【0040】オペレータがいずれかを設定すると、次
に、オートチェンジ機能を働かせるかどうか聞いてくる
(ステップT7−T10)。このオートチェンジ機能
は、使用中の給紙デッキに用紙がなくなったときに、同
じサイズの用紙の入っている他の給紙デッキに自動的に
替える機能である。この機能を選択させるようにしたの
は、給紙デッキに同一サイズの特殊紙が入っている場
合、たとえそれがサイズ的に一致しても自動的に選択し
たくない場合があるからである。なお、ステップT8の
「特殊紙からのみ働かせる」とは、使用中の特殊紙の給
紙デッキに用紙がなくなったときにのみ、当該給紙デッ
キから自動的に替えることを許容することをいう。ステ
ップT9の「全給紙デッキから働かせる」とは、使用中
の給紙デッキに用紙がなくなったときに、普通紙の給紙
デッキ、特殊紙の給紙デッキの区別にかかわらず、当該
給紙デッキから自動的に替えることを許容することをい
う。
【0041】次に、給紙デッキ選択時の表示設定をする
かどうか聞いてくる(ステップT11−T13)。給紙
デッキ選択時の表示というのは、コピーの際に当該給紙
デッキが選択されたら、何らかの表示を行い、オペレー
タに注意を促すことをいう。次に、両面コピー時にその
給紙デッキの使用を禁止させるかどうか聞いてくる(ス
テップT14−T16)。この質問をするのは、たとえ
ば、特殊紙として再使用紙を使っている場合に、両面コ
ピーすると、うら面のコピーが重複して読めなくなるか
らである。
【0042】最後に、その給紙デッキにロック機能を働
かせるかどうか聞いてくる(ステップT17−T1
9)。このロック機能というのは、当該給紙デッキの使
用を原則として禁止し、特殊なパスワードが入力された
場合のみ、当該給紙デッキの使用を許容するというモー
ドである。以上の設定を、全ての給紙デッキについて終
了すれば(ステップT3)、この給紙デッキごとに個別
設定する場合の、特殊紙のオートモード設定の一連の処
理は達成される。
【0043】なお、給紙デッキごとに個別設定するので
なく、特殊紙の入っている給紙デッキ、すなわち、特殊
紙マークの付された給紙デッキ全体、または特殊紙マー
クの付されていない給紙デッキ全体に対して、一括して
設定したいという場合がある。この場合は、上で説明し
た機能の設定は、特殊紙または普通紙の入っている給紙
デッキに対して一括して設定されたりされなかったりす
る。
【0044】図7、図8は、この一括設定の動作のフロ
ーチャートを示している。ステップT21−T23で
は、特殊紙の入っている給紙デッキに対して、自動用紙
選択をするかどうか設定し、ステップT24−T26で
は、普通紙の入っている給紙デッキに対して、自動用紙
選択をするかどうか設定する。ステップT27−T29
では、特殊紙を収納する給紙デッキを選択したときに表
示を出すかどうか設定し、ステップT30−T32で
は、普通紙を収納する給紙デッキを選択したときに表示
を出すかどうか設定する。
【0045】ステップT33−T36では、両面コピー
モードを設定したときに、給紙デッキの選択を禁止させ
るかどうかを設定する。禁止の種類は、「特殊紙の選択
を禁止させる」「普通紙の選択を禁止させる」「禁止し
ない」の3つがある。ステップT37−T40では、そ
の給紙デッキにロック機能を働かせるかどうか設定す
る。働かせる態様としては、「特殊紙を収納する給紙デ
ッキに働かせる」「普通紙を収納する給紙デッキに働か
せる」「働かせない」の3つがある。
【0046】ステップT41−T46では、その給紙デ
ッキにオートチェンジ機能を働かせるかどうか設定す
る。その態様としては、「特殊紙を収納する給紙デッキ
から特殊紙を収納する給紙デッキに働かせる」「普通紙
を収納する給紙デッキから普通紙を収納する給紙デッキ
に働かせる」「特殊紙を収納する給紙デッキから普通紙
を収納する給紙デッキには働かせない」「普通紙を収納
する給紙デッキから特殊紙を収納する給紙デッキには働
かせない」「全給紙デッキとも働かせない」の5つがあ
る。いずれの態様も、特殊紙−普通紙間のオートチェン
ジを禁止できるので、コピー後の用紙に普通紙と特殊紙
とが混ざり合うことがなくなる。
【0047】以上のように、給紙デッキ全体に対して、
一括して設定できるので、オペレータの設定の時間と手
間を省くことができる。では、以上のような設定をした
結果、どのような処理が行われ、どのような表示がされ
るかを、いくつかのケースを例にとって説明する。図9
は、注意表示の一例であって、図5のフローチャートの
ステップT11で、給紙デッキ選択時の表示設定をした
場合ならば、当該給紙デッキが特殊紙を収納する給紙デ
ッキであれば当該給紙デッキが選択された場合、図9に
示すように、「コピーできます。この給紙デッキには特
殊紙がセットされています。」という表示が表示部10
0に表示される。
【0048】この表示によりオペレータは、今から特殊
紙がコピー用紙として選ばれようとしているということ
が分かるので、再使用紙に両面コピーする、というよう
な失敗を防ぐことができる。図10は、図5のフローチ
ャートのステップT7−T10で、オートチェンジ機能
を設定をした場合に、実際のコピーの過程で特殊紙がな
くなったときに行われる処理を示すフローチャートであ
る。この流れによれば、ステップV1で、オートチェン
ジ機能の設定の有無とその内容を判定する。当該給紙デ
ッキから全段へのチェンジが可能になっていれば、ステ
ップV2で他の特殊紙を収納する給紙デッキに同一サイ
ズの用紙があるかどうか調べる。同一サイズの用紙がな
ければ、ステップV4で普通紙を収納する給紙デッキに
同一サイズの用紙があるかどうか調べる。いずれかの給
紙デッキに用紙があれば、当該給紙デッキからの用紙の
給紙に変更してコピーを再開する(ステップV5)。
【0049】ステップV1で、当該給紙デッキから特殊
紙のある給紙デッキへのチェンジが可能になっていれ
ば、ステップV3で他の特殊紙を収納する給紙デッキに
同一サイズの用紙があるかどうか調べる。同一サイズの
用紙がなければ、給紙デッキの変更をせず、コピーを禁
止し、「紙がありません。補給して下さい。」の意味の
メッセージを出す。同一サイズの用紙があれば、当該給
紙デッキに変更してコピーを再開する(ステップV
5)。
【0050】このように、最初設定された給紙デッキか
ら、チェンジ可能な給紙デッキへの変更のみ許容される
ので、予定していない用紙間の混合といった自体を防ぐ
ことができる。図11および図12は、図5のフローチ
ャートのステップT4−T6で、用紙自動選択を設定を
した場合に、実際のコピーにあたり給紙デッキの選択を
するときに行われる処理を示すフローチャートである。
【0051】この流れによれば、ステップW1で、上段
給紙デッキ53A,中段給紙デッキ53B,下段給紙デ
ッキ53C,大容量給紙デッキ54の中から最初の給紙
デッキ(いずれでもよい)を選択し、その給紙デッキ
は、用紙自動選択の設定がされているかどうかを判定す
る(ステップW3)。設定がされていなければ、次々と
給紙デッキを替えていって、用紙自動選択の設定がされ
ているかどうかを判定する。用紙自動選択の設定がされ
ている給紙デッキが皆無であれば、「原稿サイズの用紙
がありません」とのエラー表示を出す(ステップW
5)。この表示に替えて、「選択できる給紙デッキがあ
りません」との表示をしてもよい。
【0052】用紙自動選択の設定がされている給紙デッ
キが見つかれば、その給紙デッキには、原稿と同一サイ
ズの用紙が入っているかどうかを判定する(ステップW
6)。同一サイズの用紙が入っていなければ、次々と給
紙デッキを替えていって(ステップW7)、同じ判定を
し、同一サイズの用紙の入っている給紙デッキが皆無で
あれば、「原稿サイズの用紙がありません」とのエラー
表示を出す(ステップW8)。
【0053】原稿と同一サイズの用紙が見つかれば、当
該給紙デッキに用紙が残っているかどうかを判定する
(ステップW9)。用紙が残っていれば、当該給紙デッ
キを選択して、コピーの手順に入る(ステップW1
0)。用紙が残っていなければ、他の給紙デッキで自動
用紙選択可能で、原稿と同一サイズの用紙を収納した給
紙デッキがあるかどうか調べる(ステップW14)。入
っていなければ、「紙がありません。補給して下さい」
とのエラー表示を出す(ステップW12)。
【0054】このように、最初設定された用紙自動選択
可能な給紙デッキのみ選ばれるので、用紙自動選択をさ
たくない特殊紙の収納されている給紙デッキの自動選択
を防止することができる。以上のようにこの実施例によ
れば、特殊紙の収納されている給紙デッキを特定し、そ
の給紙デッキに対して、またはその給紙デッキ以外の給
紙デッキに対して、ある動作を許容したり禁止したりす
ることができる。
【0055】そのため、特殊紙に対して所期のとおり取
扱いをすることができる。この発明の実施例の説明は以
上のとおりであるが、この発明は上述の実施例に限定さ
れることはない。たとえば上記実施例では、図3,図4
を参照して説明したように、特殊紙を収納した給紙デッ
キを特定するのにオペレータがキー入力するようにした
が、図13(a) に示すように、給紙デッキの後端面に特
殊紙マーク92(たとえば光学的に識別可能な反射板
や、磁気的に識別可能な磁性体)を貼りつけて、給紙デ
ッキをコピー機本体1に収容したときに、この特殊紙マ
ーク92を識別センサ91で読み取ることにより(図1
3(b) 参照)、特殊紙の入っている給紙デッキを特定す
るようにしてもよい。
【0056】なお、当該給紙デッキが給紙デッキとして
選択された場合に、予め定められたパスワード入力等の
解除操作がないかぎり、当該給紙デッキの使用をロック
することができるが、このロック手段として、図13
(b) に示されるように、ソレノイド93とロックアーム
94との組合せを使用することができる。また、上記の
実施例では、この発明を複写機に適用した場合を例にと
って説明しているが、この発明は、たとえばファクシミ
リ装置やその他の画像形成装置にも適用可能である。
【0057】その他発明の範囲内において種々の設計変
更を施すことは可能である。
【0058】
【発明の効果】以上のようにこの発明の画像形成装置に
よれば、特定の給紙デッキまたはそれ以外の給紙デッキ
に、普通紙とは取扱いの異なる特殊紙を収納しておけ
ば、特殊紙に対して、誤った予定しない取扱いがなされ
るということがない。特に、請求項2記載の発明では、
給紙デッキの特定は、オペレータによる手入力で行うの
で、入力の手間はかかるが、特定の給紙デッキの変更な
どが容易にできる。
【0059】請求項3記載の発明では、給紙デッキの特
定は、自動検出により行ので、変更は容易でないが、入
力の手間はかからない。請求項4記載の発明では、普通
紙とは取扱いの異なる特殊紙を特定の給紙デッキまたは
それ以外の給紙デッキに収納しておけば、たとえその特
殊紙が原稿と同一サイズであっても、自動的に用紙とし
て選択されることはないので、特殊紙に対する不用意な
画像形成を防ぐことができる。逆に安価な再使用紙など
を特定の給紙デッキ以外に収納し、普通紙を特定の給紙
デッキに収納しておけば、通常は再使用紙のみを使用
し、特殊な画像形成をする場合のみ普通紙を使用すると
いうこともできる。
【0060】請求項5記載の発明では、普通紙とは取扱
いの異なる特殊紙を特定の給紙デッキまたはそれ以外の
給紙デッキに収納しておけば、たとえ画像形成していた
用紙がなくなり、その特殊紙がなくなった用紙と同一サ
イズであっても、自動的に用紙として選択されることは
ないので、特殊紙に対する不用意な画像形成を防ぐこと
ができる。また、特殊紙に対して画像形成していた場
合、特殊紙がなくなり、そのなくなった特殊紙と同一サ
イズの普通紙紙があっても、自動的に用紙として選択さ
れることのないようにすることもできる。したがって、
普通紙と特殊紙が画像形成物に混ざるということもな
い。
【0061】請求項6記載の発明では、普通紙とは取扱
いの異なる特殊紙を特定の給紙デッキまたはそれ以外の
給紙デッキに収納しておけば、当該給紙デッキが選択さ
れた場合に、選択された旨の表示が行われるので、オペ
レータは、注意を払うことができ、特殊紙に対する不用
意な画像形成を防ぐことができる。請求項7記載の発明
では、普通紙とは取扱いの異なる特殊紙を特定の給紙デ
ッキまたはそれ以外の給紙デッキに収納しておけば、当
該給紙デッキが両面コピー動作のための給紙デッキとし
て選択された場合に、当該給紙デッキの使用を禁止する
ことができるので、たとえば特殊紙が、うら面への画像
形成が望ましくない再使用紙であった場合などに、画像
形成を有効に禁止することができる。
【0062】請求項8記載の発明では、普通紙とは取扱
いの異なる特殊紙を特定の給紙デッキまたはそれ以外の
給紙デッキに収納しておけば、当該給紙デッキが給紙デ
ッキとして選択された場合に、予め定められた解除操作
がないかぎり、当該給紙デッキの使用をロックすること
ができるので、特定のオペレータ以外使用できないこと
になり、予期しない画像形成を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の画像形成装置が適用されたコピー機
の構成例を示す概略図である。
【図2】上記コピー機に備えられている操作部の外観構
成を示す正面図である。
【図3】特殊紙マークの設定をする動作を説明するため
のフローチャートである。
【図4】給紙デッキにおける特殊紙マークの設定の表示
図である。
【図5】各給紙デッキに関連した機能設定をするときの
動作を示すフローチャートである。
【図6】同じく、各給紙デッキに関連した機能設定をす
るときの動作を示すフローチャートである(図5の続
き)。
【図7】同じく、各給紙デッキに関連した機能設定をす
るときの動作を示すフローチャートである(図6の続
き)。
【図8】同じく、各給紙デッキに関連した機能設定をす
るときの動作を示すフローチャートである(図7の続
き)。
【図9】特殊紙のセットされている給紙デッキが選択さ
れた場合の表示を説明するための図である。
【図10】オートチェンジ機能を設定をした場合に、実
際のコピーの過程で特殊紙がなくなったときに行われる
処理を示すフローチャートである。
【図11】用紙自動選択を設定をした場合に、実際のコ
ピーにあたり給紙デッキの選択をするときに行われる処
理を示すフローチャートである。
【図12】同じく、用紙自動選択を設定をした場合に、
実際のコピーにあたり給紙デッキの選択をするときに行
われる処理を示すフローチャートである(図11の続
き)。
【図13】特殊紙を収納した給紙デッキを特定するのに
給紙デッキの後端面に特殊紙マークを貼りつけて、給紙
デッキをコピー機本体1に収容したときに、この特殊紙
マークを識別センサで読み取ることにより、特殊紙の入
っている給紙デッキを特定する構成を示す図である。
【符号の説明】 1 コピー機本体 44 画像形成部 53A,53B,53C 給紙デッキ 54 給紙デッキ 91 識別センサ 92 特殊紙マーク 100 表示部 105 モード設定キー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿画像を形成する用紙を収納する給紙デ
    ッキを複数有し、原稿画像をいずれかの給紙デッキに収
    納された用紙に形成することができる画像形成装置にお
    いて、 特定の給紙デッキを設定し、または検出する手段と、 上記手段により設定または検出された給紙デッキに収納
    されている用紙に対して、またはそれ以外の給紙デッキ
    に収納されている用紙に対して、複写に関連する所定の
    動作または所定の表示を、許容しまたは禁止する制御手
    段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】「特定の給紙デッキを設定し、または検出
    する手段」は、オペレータによる手入力で特定の給紙デ
    ッキを設定するものである請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】「特定の給紙デッキを設定し、または検出
    する手段」は、給紙デッキに付された識別物を自動的に
    識別することにより特定の給紙デッキを検出するもので
    ある請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】「複写に関連する所定の動作」とは、当該
    給紙デッキに収納されている用紙を自動用紙選択の対象
    とする動作である請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】「複写に関連する所定の動作」とは、当該
    給紙デッキに収納されている用紙を自動用紙変更(オー
    トチェンジ)の対象とする動作である請求項1記載の画
    像形成装置。
  6. 【請求項6】「複写に関連する所定の表示」とは、当該
    給紙デッキが給紙デッキとして選択された場合に、当該
    給紙デッキが選択された旨の表示である請求項1記載の
    画像形成装置。
  7. 【請求項7】「複写に関連する所定の動作」とは、当該
    給紙デッキが両面コピー動作のための給紙デッキとして
    選択された場合に、当該給紙デッキの使用を禁止する動
    作である請求項1記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】「複写に関連する所定の動作」とは、当該
    給紙デッキが給紙デッキとして選択された場合に、予め
    定められた解除操作がないかぎり、当該給紙デッキの使
    用をロックする動作である請求項1記載の画像形成装
    置。
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