JP2007322475A - 画像形成装置 - Google Patents

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雅之 重富
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Abstract

【課題】オートクリア機能によりユーザの設定を適時に解除することにより、その設定の無用な解除を避けつつ、その設定のまま他のユーザが意図せず出力をしてしまう危険性を抑制することのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】この画像形成装置では、選択されたサイズの用紙が、複数の用紙収容部のいずれかに収容されているか、いずれの用紙収容部にも収容されていないかを判断する。オートクリアのための計時中に、選択されたサイズの用紙がいずれの用紙収容部にも収容されていないと判断されたとき、計時を中止または中断する。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、計時時間が一定期間に達するとユーザによる設定を自動的に解除するオートリクリア機能を有した画像形成装置に関する。
複写機のような画像形成装置では、用紙のサイズや向き、部数、倍率、濃度などの各種項目について標準の設定をユーザが変更することができる。オートクリア機能では、例えばジョブの完了から一定期間が経過するまでに操作がなければ、ユーザによる設定を自動的に解除し、装置の設定を標準の設定に戻す。これにより、変更された設定のまま他のユーザが意図しない結果を得るのを避ける。
オートクリア機能に関し、例えば特許文献1は、オートクリアタイマが短い設定になっていて、ユーザがブック原稿を複写するときに、枠消しや倍率、露光などを微妙に設定していても、次のページをめくっている間や、別の本などを取りに行っている間にオートクリアタイマが経過してしまい、もう一度複雑な設定をし直す必要性が生じるという問題を指摘している。またオートクリアタイマが長い設定になっていて、前に使用していたユーザが暗い露光や、多数部の複写枚数で作業を行っていた場合、次のユーザがこれに気付かずに複写して用紙を無駄にしてしまうという問題を記載している。これらの問題を解決するものとして、特許文献1は、ユーザが設定した設定作動モード毎にオートクリアタイムを設定することの可能な画像形成装置を記載している。
特許文献2は、装置からの一定範囲内に属する人体検知センサが有効に設定されているか無効に設定されているかでオートクリアに移行する条件を切り替える画像形成装置を記載している。人体検知センサが有効に設定されていた場合は、オートクリアを作動しやすくし、無効に設定されていた場合は、オートクリア条件を厳格にしている。無効に設定されている場合、機械が待機中かどうか、操作パネルのキーを操作しているかどうか、選択されている給紙段がペーパーエンドでないかなどの条件でオートクリアを制御する。
特開2002−23564号公報 特開2000−242140号公報
選択されている給紙段がペーパーエンドになっていると、即座に給紙できないので、オートクリア機能により設定が無用に解除されてしまう可能性がある。もっとも、ペーパーエンドになっている場合、装置は通常その旨をユーザに通知している。このため、他の給紙段を選択する判断をユーザがすることが可能であるが、選択されている給紙段の状態を判断することにより、設定が無用に解除されるのを避けることができる。
本発明の提供する画像形成装置では、複数の用紙収容部と、用紙収容部における用紙の有無およびサイズを検知する用紙検知部と、用紙検知部の検知結果に基づいて、選択されたサイズの用紙が、いずれかの用紙収容部に収容されているか、いずれの用紙収容部にも収容されていないかを判断する収容判断部と、計時時間が一定期間に達すると、ユーザによる設定を解除する設定解除部と、計時中に、選択されたサイズの用紙がいずれの用紙収容部にも収容されていないと判断されたとき、計時を中止または中断する計時制御部とを備える。
計時制御部は、計時の中止または中断の後、選択されたサイズの用紙がいずれかの用紙収容部に収容されていると判断されたとき、計時を最初から開始するか中断時から再開するようにしてもよい。
画像形成装置は、用紙収容部が装着されているかどうかを検知する装着検知部をさらに備えるようにしてもよい。収容判断部は、用紙収容部が装着されていないとき、その用紙収容部に、選択されたサイズの用紙が収容されていないと判断することができる。
画像形成装置は、用紙収容部に収容された用紙が給送可能か否かを判断する給送判断部をさらに備えるようにしてもよい。収容判断部は、用紙収容部に収容された用紙が給送可能でない場合、用紙検知部によりその用紙収容部に用紙が収容されていることが検知されているときでも、選択されたサイズの用紙が収容されていないと判断することができる。
一つ又は複数の用紙収容部に、用紙を積載する昇降可能な載置台と、載置台に積載された用紙の上面が給送位置にあるかどうかを検知する給送検知部とを設けるようにしてもよい。給送判断部は、給送検知部の検知結果に基づいて、積載された用紙が給送可能か否かを判断することができる。
本発明では、計時中に、選択されたサイズの用紙がいずれの用紙収容部にも収容されていないと判断されたとき、計時を中止するか中断する。選択されたサイズの用紙がいずれの用紙収容部にも収容されていないときには、その用紙を補給する作業をする可能性が著しく高い。このため、そのような場合には、計時を中止または中断することにより、ユーザによる設定が無用に解除されるのを避けることができる。一方、選択されたサイズの用紙がいずれかの用紙収容部に収容されているときには、計時の中止も中断もしないので、計時時間が一定期間に達すると、ユーザによる設定を自動的に解除する。設定の自動解除をユーザが自身の判断で避けることができるときには、他の人が意図しない出力をしてしまう危険性を抑制することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。この実施の形態において、本発明はデジタル複写機として具体化される。
図1は本実施の形態における複写機の全体構成を示す図である。デジタル複写機101は、画像読取部102及び画像形成部103を備えており、画像読取部102の上側には、原稿送り装置104が開閉可能に取り付けられている。ユーザは、画像読取部102の筐体上面に配置されたコンタクトガラスのような原稿台105か、原稿送り装置104に原稿を載置する。
画像読取部102は、原稿の画像を読み取りその画像のデジタルデータを生成する。画像読取部102は、原稿台105の下方にラインイメージセンサ106および走査光学系107を有している。走査光学系107は、原稿からの反射光像をラインイメージセンサ106に導く。走査光学系107は、ラインイメージセンサ106と平行な主走査方向に沿って配置された線状の光源108、およびミラー109乃至111を有している。光源108は原稿を照明し、ミラー109乃至111は原稿からの反射光をラインイメージセンサ107の受光面に導く。光源108およびミラー109乃至111は副走査方向に往復動可能である。光源108およびミラー109乃至111が副走査方向に移動することによって、原稿台105に載置された原稿の2次元画像をラインイメージセンサ106で読み取ることができる。イメージセンサ106は、受光面に入射した光像から原稿の画像データを生成する。
画像読取部102は、原稿送り装置104に載置された原稿の画像を読み取ることもできる。原稿送り装置104には、原稿トレイ112、搬送路113および排紙トレイ114が備えられている。原稿送り装置104は、原稿トレイ112にセットされた原稿を1枚ずつ搬送路113へ送り出す。その搬送路113上には画像読取位置115がある。原稿送り装置104にセットされた原稿の画像を読み取る場合、画像読取部102は、光源108およびミラー109乃至111の副走査方向の位置を画像読取位置115に合わせて一時的に固定する。搬送路113上の原稿が画像読取位置115を通過するとき、光源108で原稿を照明し、原稿の画像を読み取る。画像読取位置115を通過した原稿は、排紙トレイ114に排出される。
画像形成部103は、画像読取部102で得た画像データや、ネットワークを通じて他の機器から受信した画像データを用紙に印刷する。画像形成部103には、感光体ドラム116が設けられている。この感光体ドラム116は、一定速度で矢印117の方向に回転する。感光体ドラム116の周囲には、回転方向の上流側から順に、帯電器118、露光器119、現像器120、転写器121などが配置されている。帯電器118は、感光体ドラム116表面を一様に帯電させる。露光器119は、一様に帯電した感光体ドラム116の表面に、画像データに応じて光を照射し、感光体ドラム116上に静電潜像を形成する。現像器120は、その静電潜像にトナーを付着させ、感光体ドラム116上にトナー像を形成する。転写器121は、感光体ドラム116上のトナー像を用紙に転写する。感光体ドラム116が回転することによりこれらのプロセスが一連で行われる。
画像形成部103は、給紙カセット122乃至124か給紙装置125から、感光体ドラム115と転写器121との間の転写部に用紙を給送する。給紙カセット122乃至124は、画像形成部103の下方に配置されており、それぞれ500枚程度の用紙を収容する。給紙カセット122乃至124からの用紙は、搬送ローラ126によりレジストローラ127へ搬送される。また給紙装置125からの用紙は、給紙口128を介して画像形成部103内に送り込まれ、搬送ローラ129によりレジストローラ127へ搬送される。レジストローラ127は、原稿の読取と同期して転写部に用紙を送り込む。転写部でトナー像を転写した用紙は、定着器130に搬送される。定着器130は、定着ローラ131および加熱ローラ132を有しており、熱と押圧力によってトナー像を用紙に定着する。画像形成部103は、定着器130を通過した用紙を排紙トレイ133へ排紙する。
給紙装置125は、数千枚程度の容量を有した大容量の給紙装置である。筐体134の上部には、収容された用紙を複写機101に給紙するための給紙機構135が配置されている。給紙機構135は、エア分離部136、用紙押え部材137、エア搬送部138、および搬送ローラ139を備えている。エア分離部136は、収容された用紙の上端部の1枚を浮遊させて一枚ずつに分離する。用紙押え部材137は、当該エア分離部136のエアの吹き込みにより用紙が浮き上がるのを防止する。エア搬送部138は、エア分離部136により分離された一枚の用紙をエア吸引によって吸着して搬送する。搬送ローラ139は、エア搬送部138によって搬送される用紙を給紙口128から複写機101へ送り出す。
給紙装置125において、用紙は載置台140上に積載される。載置台140は、筐体内部で昇降機構141により昇降可能に支持されており、昇降機構141を介したリフトモータ142の駆動により昇降する。
上端検知スイッチ143は、給紙時にリフトモータ142を制御するために用いられる。上端検知スイッチ143は、棒状の検知片を有している。この検知片の先端は、給紙機構135により適切に用紙を給紙し得る高さに合わせて配置されている。検知片はバネ等の弾性手段によって下方に付勢されており、その検知片が押圧されると、上端検知スイッチ143はオンする。給紙装置125は、リフトモータ142の駆動により載置台140を上昇させて、積載された用紙の上面を検知片に押し当てる。これにより上端検知スイッチ143が用紙の上面を検知すると、給紙装置125はリフトモータ142を停止し、積載された用紙の上面を給紙高さに合わせる。さらに、給紙によって用紙の上面の位置が低くなると、上端検知スイッチ143が用紙の上面を再び検知するまでリフトモータ142を動作させ、載置台140を上昇させる。この制御により給紙中は、積載された用紙の上面の位置が給紙高さに調整される。
給紙装置125から複写機101へ用紙を給紙することで用紙が消費されると、載置台140に設けられた用紙検知スイッチ144がこれを検知する。複写機101は、この検知信号を受け、ユーザに補給の必要性を通知する。ユーザは、筐体141上面を開閉可能に覆うカバー145を開いて、用紙を補給する。上端検知スイッチ143は、このカバー145の筐体内部側に設けられている。給紙時のようにカバー145が閉じられている状態では、上述のように上端検知スイッチ143が、積載された用紙の上面を検知する。
給紙装置125の上面縁部には開閉検知スイッチ146が設けられている。カバー145が開くと、開閉検知スイッチ146がそれを検知する。用紙の補給が完了し、カバー145が閉じられると、給紙装置125は、載置台140を上昇させ、載置台140上に積載された用紙の上面を給紙高さに調整する。
図2は複写機における操作パネルの外観の一例を示す図である。ユーザは、操作パネル201を用いて、上述のような複写機に複写開始やその他の指示を与えたり、複写機の状態や設定を確認したりすることができる。操作パネル201には、タッチパネル付きディスプレイ202や物理キー203が配置されている。
ディスプレイ202は、設定部204およびメッセージ表示部205を有する操作画面を表示する。設定部204には、用紙のサイズや向き、複写倍率、濃度などの設定を行う領域が設けられている。例えば用紙のサイズや向きを自動的に選択する場合、ユーザは、ディスプレイ202のタッチパネルの対応箇所を押圧して、「自動用紙」を選択する。メッセージ表示部205は、コピーが可能かどうかや用紙の補給が必要かどうかなどの複写機の状態や、複写部数、複写倍率、選択された用紙のサイズなどの設定をユーザに知らせるメッセージを表示する。
キー203は、テンキー206やスタートキー207、クリアキー208を含む。テンキー206は、複写部数を指定したり、複写倍率を設定したりするのに用いることができる。ユーザがそれらの設定をすると、例えば「コピーできます(設定あり)。」のようなメッセージを表示部205に表示し、ユーザによる設定が行われたことを通知する。スタートキー207は、複写開始を指示するのに用いる。ユーザは、自身でした設定を解除する場合、クリアキー208を操作する。ユーザによる設定を機械が受け付けているかどうかは上述のメッセージで判断することができるので、その設定が不要になれば、クリアキー208を操作すればよい。それによって、複写機の設定は標準の設定に戻る。
またこの実施の形態における複写機は、ユーザが手動で設定を解除しない場合でも、そのユーザによる設定を自動的に解除するオートクリア機能を有している。基本的には、ユーザによる設定が行われてから一定期間が経過しても操作がなければ、ユーザによる設定を解除し、複写機の設定を標準の設定に戻す。それにより、他のユーザが意図せず標準設定以外の設定で複写をしてしまうのを避ける。しかしながら、一定期間が経過しなくても、複写機を使用するユーザが変わっておらず、そのユーザによる設定を保持した方が好ましい場合がある。このため、オートクリアのための計時を例外的に適宜制御する。
図3は複写機における制御系ハードウェアの概略構成の一例を示す図である。複写機本体の制御回路301は、上述のような設定や指示を受け付けて複写機を動作させたり、その設定の自動解除を行ったりする。その制御回路301には、原稿送り装置、大容量給紙装置および操作パネルそれぞれの回路302乃至304などが接続される。
制御回路301は、CPU305およびバス306を備えている。このバス306には、ROM307やRAM308、用紙検知センサ309、サイズ検知センサ310、装着検知センサ311、その他のセンサ312、タイマ313が接続されている。ROM307には、制御プログラムおよび標準の設定やその他のデータが格納されている。CPU305は、そのプログラムの指令にしたがって複写機を制御する。設定の自動解除も、そのプログラムの指令にしたがってCPU305が実行する。RAM308は、CPU305がワーク領域として用いたり一時的なデータを格納したりするのに用いられる。用紙検知センサ309は、複写機本体の各給紙カセットにおける用紙の有無を検知する。サイズ検知センサ310は、各給紙カセットに収容される用紙のサイズを検知する。給紙カセットと用紙サイズの関係は、例えばRAM上のテーブルに記述され保持される。装着検知センサ311は、各給紙カセットが装着されているかどうかを検知する。その他のセンサ312は、搬送路上の用紙を検知したり、定着器の温度を検知したりするのに用いられる。CPU305は、設定の自動解除を含む複写機の制御に、これらの検知信号やタイマ313の出力を利用する。
制御回路301のバス306には、インターフェイス314乃至316も接続されている。インターフェイス314乃至316が、回路302乃至304を制御回路301と接続する。CPU305は、インターフェイス314乃至316を通じて、回路302乃至304からの信号を受信したり、回路302乃至303へ信号を送信したりする。
原稿送り装置の回路302には、CPU317のほか原稿検知センサ318やサイズ検知センサ319、インターフェイス320を備える。原稿検知センサ318は、原稿送り装置の原稿トレイに原稿が載置されているかどうかを検知する。サイズ検知センサ319は、載置された原稿のサイズを検知する。CPU317は、インターフェイス320を通じて、それらの検知信号を制御回路301に送信する。制御回路301のCPU305は、用紙を自動的に選択する設定がされている場合、その検知信号から原稿のサイズを得て、それに基づいて用紙のサイズを自動的に決定する。
大容量給紙装置の回路303では、バス321に、CPU322や用紙検知スイッチ143、上端検知スイッチ144、開閉検知スイッチ146、インターフェイス323が接続されている。CPU322は、インターフェイス323を通じて、これらの検知信号を制御回路301に送信する。
操作パネルの回路304では、バス324に、CPU325やタッチパネル326、ディスプレイ202、キー203、インターフェイス327を備える。キー203やタッチパネル314をユーザが操作すると、CPU325は、インターフェイス327を通じて、その操作に基づく信号を制御回路301に送信する。例えば濃度や複写倍率をキー203やタッチパネル314で設定すると、その設定データが制御回路301に送られる。制御回路301は、その設置データにしたがって画像形成部を制御する。
またCPU325は、インターフェイス327を通じて、制御回路301から命令を受信すると、その命令にしたがってディスプレイ202にメッセージを表示する。例えば給紙カセットや大容量給紙装置の用紙がなくなると、ディスプレイ202は、補給を促すメッセージを表示する。
図4はユーザによる設定を自動解除するときに制御回路が実行する手順の一例を説明するためのフローチャートである。この実施の形態における複写機では、オートクリアのための計時中に、選択されたサイズの用紙が全ての給紙カセット及び大容量給紙装置のいずれにも収容されていないと制御回路のCPUが判断すると、その計時を中止する。
この実施の形態において、制御回路のCPUは、標準の設定をユーザが変更する操作が完了したときに、図4の手順を開始する。ジョブが完了してからやその他のときに開始してもよい。設定を変更する操作の完了は、設定を変更する操作が開始されてからの経過時間が一定期間に達したかどうかで判別することができる。ここでの一定期間は、操作パネル上で各種の設定をするのに必要な時間であり、一般的にオートクリアのための一定期間よりも短く設定される。設定を変更する操作は、操作パネルの回路から信号を受信することで、制御回路のCPUが判断することができる。この判断やオートクリアのための計時にはタイマの出力を用いることができる。
標準の設定をユーザが変更する操作が完了したと判断すると、制御回路のCPUは、プログラムの指令にしたがって、選択されたサイズの用紙が複写機に収容されているかどうかを判断する(手順401)。例えば制御回路のCPUは、給紙カセットに対する用紙検知センサや大容量給紙装置の用紙検知スイッチにより用紙がないことを検知している場合、全ての給紙元で用紙がないかどうかを判断する。一部の給紙元で用紙がないと判断した場合、そのCPUは、RAMに一時的に格納されている動作データを取得し、用紙のない給紙元が現在選択されているかどうかを判断する。用紙のない給紙元が現在選択されている場合、RAM上のテーブルからその給紙元に対応する用紙のサイズを抽出し、そのサイズに一致するサイズの用紙を収容している他の給紙元をテーブルから検索する。用紙を収容している他の給紙元が検索できた場合、制御回路のCPUは、選択されたサイズの用紙が複写機に収容されていると判断する。全ての給紙元で用紙がないと判断するか、用紙を収容している他の給紙元が検索できなかった場合、選択されたサイズの用紙が複写機に収容されていないと判断する。
選択されたサイズの用紙が複写機に収容されていないと判断した場合、制御回路のCPUは、既に計時を開始している場合には、タイマカウントをリセットし、それまでの計時を中止する(手順402)。選択されたサイズの用紙が複写機に収容されていないと判断されている限りタイマカウントがリセットされるため、オートクリア機能によりユーザの設定は解除されない。このため、そのユーザが複雑な設定を行っていても、落ち着いて用紙の補給作業をすることができる。
選択されたサイズの用紙が複写機に収容されていると判断した場合、制御回路のCPUは、複写機が待機中かどうかを判断する(手順403)。画像読取部で原稿の画像を読み取っていたり、画像形成部で用紙に画像を形成していたりする場合、動作中であるので待機中でないと判断する。例えば定着器の温度が所定温度に達しておりレディ状態になっていれば、待機中であると判断する。待機中でないと判断した場合、タイマカウントをリセットする。
待機中であると判断した場合、制御回路のCPUは、ジョブ中断かどうかを判断する(手順404)。原稿や用紙が搬送路上で詰まっているような場合には、ジョブ中断であると判断する。ジョブ中断でなければ、タイマカウントをリセットする。ジョブ中断でなければ、操作がないかどうかを判断する(手順405)。例えばキャンセルボタンによるジョブを取り消す操作があれば、操作があると判断する。操作があった場合、タイマカウントをリセットする。
操作がない場合、制御回路のCPUは、まだ計時を開始していないか計時を中止した後であれば、タイマの出力を利用して計時を新たに開始し、既に計時を開始していれば、その計時を継続する(手順406)。
さらに制御回路のCPUは、計時時間が一定期間に達したかどうかを判断する(手順407)。一定期間に達していなければ、手順401乃至406を繰り返す。一定期間に達している場合、制御回路のCPUは、例えばRAMに一時的に格納しているユーザの設定データを消去してユーザによる設定を解除し、ROMに格納している標準の設定データにより複写機の設定を標準の設定に戻す(手順408)。
このように本実施の形態における複写機は、オートクリアのための計時中に、選択されたサイズの用紙が複写機に収容されていないと判断したとき、計時を中止する。このため、ユーザが補給作業を行っている間に、オートクリア機能が働き、ユーザによる設定が無用に解除されるのを避けることができる。したがって、ユーザは落ち着いて用紙の補給作業をすることができる。
一方、選択されたサイズの用紙がいずれかの給紙元に収容されているときには、他の条件により計時が中止されない限り、計時を継続する。このため、ユーザが給紙元を切り替えることにより短時間でユーザが複写機から離れたような場合でも、そのユーザによる設定のまま他のユーザが意図せず出力してしまう危険を避けることができる。
図5は選択されたサイズの用紙が複写機に収容されているかどうかの判断例を説明するための図である。図5A乃至図5Dのいずれの例でも、複写機の給紙カセットAがA4サイズの用紙を横向きに収容しており、カセットBがB4サイズの用紙を縦向きに収容しており、カセットCがA3サイズの用紙を横向きに収容している。さらに、いずれの例でも、大容量給紙装置がA4サイズの用紙を縦向きに収容している。
図5Aの例では、カセットAが選択されている。カセットAには用紙が収容されているので、制御回路のCPUは、選択されたサイズの用紙が複写機に収容されていると判断する。他の条件により計時が中止されなければ、制御回路のCPUは計時を継続する。
図5Bの例では、カセットCが選択されている。カセットCには用紙が収容されていないので、制御回路のCPUは、全ての給紙元に用紙が収容されていないかを確認する。この例では、カセットA、カセットBおよび大容量給紙装置に用紙が収容されている。この場合、CPUは、選択された給紙元と同一のサイズの用紙を収容している他の給紙元を検索する。カセットA、カセットBおよび大容量給紙装置のいずれも、A3サイズの用紙を収容していない。このとき、CPUは、選択されたサイズの用紙が複写機に収容されていないと判断し、オートクリアのための計時を中止する。
図5Cの例では、図5Aの例と同様、カセットAが選択されている。図5Aの例と異なり、そのカセットAに用紙が収容されていない。この場合、制御回路のCPUは、全ての給紙元に用紙が収容されていないかを確認する。この例では、カセットBおよび大容量給紙装置が用紙を収容している。CPUは、選択された給紙元と同一のサイズの用紙を収容している他の給紙元を検索する。大容量給紙装置には、用紙の向きが異なっているけれども、A4サイズの用紙が収容されている。このとき、CPUは、選択されたサイズの用紙が複写機に収容されていると判断し、他の条件により計時が中止されなければ、計時を継続する。このように用紙のサイズも向きも同一の場合ばかりでなく用紙の向きが異なっていても用紙のサイズが一致する場合にも、選択されたサイズの用紙が複写機に収容されていると判断することができる。
図5Dの例では、図5Cの例と同様、カセットAが選択されており、そのカセットAに用紙が収容されていない。この場合、制御回路のCPUは、全ての給紙元に用紙が収容されていないかを確認する。この例では、いずれの給紙元にも用紙が収容されていない。このとき、CPUは、選択されたサイズの用紙が複写機に収容されていないと判断し、オートクリアのための計時を中止する。
上述の説明では、給紙カセットの用紙検知センサや大容量給紙装置の用紙検知スイッチを用いて、複写機は、選択されたサイズの用紙が収容されているかどうかを判断した。この判断には、給紙カセットの装着検知センサや、大容量給紙装置の上端検知スイッチを用いることもできる。
制御回路のCPUは、給紙カセットの装着検知センサの出力が、給紙カセットが装着されていないことを示しているとき、選択されたサイズの用紙がその給紙カセットに収容されていないと判断することができる。給紙カセットが装着されていなければ、ユーザが用紙の補給を行っており、その補給の完了後に複写を開始・継続する蓋然性が高い。給紙カセットが装着されていないときに、選択されたサイズの用紙がその給紙カセットに収容されていないと判断すれば、その給紙カセットが装着されるまで計時は中止される。このため、オートクリア機能により無用に設定を解除するのを避けることができる。
また大容量給紙装置の上端検知スイッチは、載置台に積載された用紙の上面が給紙位置にあるかどうかを検知する。その検知結果を用いて、制御回路のCPUは、載置台に積載された用紙が給送可能かどうかを判断することができる。そして、CPUは、大容量給紙装置に収容された用紙が給送可能でないとき、大容量給紙装置に、選択されたサイズの用紙が収容されていないと判断することができる。大容量給紙装置のカバーをユーザが閉じたことを開閉検知スイッチで検知し、載置台に積載された用紙を用紙検知スイッチが検知していても、載置台に積載された用紙の上面が給紙位置にあることを上端検知スイッチが検知するまで、大容量給紙装置から用紙を給送できない。さらに、用紙が給送可能になれば、ユーザが複写を開始・継続する蓋然性が高い。用紙検知スイッチが用紙を検知していても、用紙が給送可能になるまで、選択されたサイズの用紙が大容量給紙装置に収容されていないと判断すれば、大容量給紙装置の給紙が可能となるまで計時は中止される。このため、オートクリア機能により無用に設定を解除するのを避けることができる。
またタイマカウントのリセットは、上述の場合以外に行うようにしてもよい。例えば複写機の待機中やその他の非動作時に、メインチャージャーの清掃等の自動調整を機械が行うときには、その自動調整中である場合に、タイマカウントを中止するようにしてもよい。用紙の補給中に自動調整が開始され、用紙の補給後も自動調整が継続している場合、その自動調整が完了するまでタイマカウントがリセットされる。定着の温度が低下して直ちに出力ができないような場合も自動調整中として扱うことができる。このようにタイマカウントを中止することで、ユーザによる設定が自動調整中に意図せず解除されるのを避けることができる。
また制御回路のCPUは、選択されたサイズの用紙が複写機に収容されていないと判断したとき、オートクリアのための計時を中止する代わりに、計時を中断するようにしてもよい。計時を途中で中断した後、選択されたサイズの用紙が複写機に収容されていると判断したとき、計時を中断時から再開することによっても、計時時間が一定期間に達するのを遅らせることができる。このため、オートクリア機能により無用に設定が解除される恐れを抑えることができる。さらに制御回路のCPUは、計時を中断する場合、中断時から一定期間の終了時までの時間を計算し、その時間が既定の値よりも小さければ、計時を中断時から再開せず新たに開始するようにすることができる。これにより、計時の再開後に、ユーザの意図しない設定の解除が行われるのを避けることができる。
本発明は、プリンタ、ファクシミリ、複合機などデジタル複写機以外の画像形成装置に適用することも可能である。例えば複合機に本発明を適用する場合、複合機の有するスキャナ機能やプリント機能、ファクシミリ機能といった各種の機能毎に計時の制御を行うようにしてもよい。
上述のようなオートクリア機能を実現する制御プログラムは、コンピュータ読取可能な媒体を用いて第三者に提供することができる。例えばプログラムの指令を電気信号や光信号、磁気信号などで表現し、その信号を搬送波に載せて送信することで、同軸ケーブルや銅線、光ファイバのような伝送媒体でそのプログラムを提供することができる。また制御プログラムをコンピュータ読取可能な記録媒体に記録してもよい。コンピュータ読取可能な記録媒体としては、CD−ROMやCD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−R、DVD−RWなどの光学メディアや、フレキシブルディスクのような磁気メディア、フラッシュメモリやRAMのような半導体メモリを利用することができる。
上述した実施の形態は本発明の技術的範囲を制限するものではなく、既に記載したもの以外でも、本発明の範囲内で種々の変形や応用が可能である。
本発明に係る画像形成装置によれば、ユーザによる設定を適時に自動解除することにより、その設定の無用な解除を避けつつ、その設定のまま他のユーザが意図せず出力をしてしまう危険性を抑制することができ、複写機やプリンタ、ファクシミリ、複合機などの機器に有用である。
本実施の形態における複写機の全体構成を示す図である。 複写機における操作パネルの外観の一例を示す図である。 複写機における制御系ハードウェアの概略構成の一例を示す図である。 ユーザによる設定を自動解除するときに制御回路が実行する手順の一例を説明するためのフローチャートである。 選択されたサイズの用紙が複写機に収容されているかどうかの判断例を説明するための図である。
符号の説明
101 複写機
102 画像読取部
103 画像形成部
122、123、124 給紙カセット
125 大容量給紙装置
137 上端検知スイッチ
144 用紙検知スイッチ
201 操作パネル
202 ディスプレイ
203 物理キー
204 設定部
205 メッセージ表示部
305 制御回路のCPU
309 給紙カセットの用紙検知センサ
310 給紙カセットのサイズ検知センサ
311 給紙カセットの装着検知センサ
313 タイマ
318 原稿検知センサ
319 原稿のサイズ検知センサ
326 タッチパネル

Claims (5)

  1. 複数の用紙収容部と、
    用紙収容部における用紙の有無およびサイズを検知する用紙検知部と、
    前記用紙検知部の検知結果に基づいて、選択されたサイズの用紙が、いずれかの用紙収容部に収容されているか、いずれの用紙収容部にも収容されていないかを判断する収容判断部と、
    計時時間が一定期間に達すると、ユーザによる設定を解除する設定解除部と、
    計時中に、選択されたサイズの用紙がいずれの用紙収容部にも収容されていないと判断されたとき、計時を中止または中断する計時制御部と
    を備えた画像形成装置。
  2. 前記計時制御部が、計時の中止または中断の後、選択されたサイズの用紙がいずれかの用紙収容部に収容されていると判断されたとき、計時を最初から開始するか中断時から再開する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 用紙収容部が装着されているかどうかを検知する装着検知部をさらに備え、
    前記収容判断部が、用紙収容部が装着されていないとき、その用紙収容部に、選択されたサイズの用紙が収容されていないと判断する請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 用紙収容部に収容された用紙が給送可能か否かを判断する給送判断部をさらに備え、
    前記収容判断部が、用紙収容部に収容された用紙が給送可能でない場合、前記用紙検知部によりその用紙収容部に用紙が収容されていることが検知されているときでも、選択されたサイズの用紙が収容されていないと判断する請求項1または2記載の画像形成装置。
  5. 一つ又は複数の用紙収容部が、用紙を積載する昇降可能な載置台と、載置台に積載された用紙の上面が給送位置にあるかどうかを検知する給送検知部とを有し、
    前記給送判断部が、前記給送検知部の検知結果に基づいて、積載された用紙が給送可能か否かを判断する請求項4記載の画像形成装置。

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