JP2006251060A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 同一プロセス速度を維持しつつ、搬送する用紙間の間隔を変えることにより、各種動作状態に応じて用紙出力処理速度を調整し、所定時間内における多少の印字枚数の増減を可能とする。
【解決手段】 制御部90は、印字状態が用紙出力動作中に一時的に出力が停止する処理状態である場合、例えば、印字画質調整や、トナー補給動作、定着温度調整などの状態である場合には、その停止時間を補うように、搬送する用紙間の間隔を初期設定値より短くする。例えば、印字プロセス速度7200mm/分、用紙間の間隔150mm、A4横搬送、印字処理速度20枚/分の印字プロセスにおいて、用紙間の間隔を初期設定値の150mmから75mmに変更することで、用紙出力速度が27枚/分となり、印字処理枚数を増加することができる。
【選択図】図7

Description

本発明は、印字する画像情報を入力する画像情報入力手段、印字するための用紙を収納し、1枚ずつ搬送する給紙手段、給紙された用紙上に前記画像情報を印字する印字手段、及び印字終了した用紙を排出する用紙排出手段などを備えた画像処理装置に関し、コピー機、ファクシミリ機、プリンタ等の単機能機、及びこれらの複数の機能を持つデジタル複合機の用紙出力速度を変更する技術に関する。
日本事務機械工業会において、複写機についてはA4横(幅210mm)原稿及び用紙にて印字できる速度を基準とし、画像情報入力手段、給紙手段、印字手段、及び用紙排出手段などを制御する制御手段での処理速度(エンジン速度)によって各セグメントが決められている。因みに、Seg.1 1〜10枚、Seg.2 11〜15枚、Seg.3 16〜25枚、Seg.4 26〜40枚、Seg.5 41〜60枚、Seg.6 61枚以上、となっている。
各メーカーは、このセグメントに準じた商品の開発を行っており、エンジン速度を調整することはできないため、例えば、大量部数のコピーをとりたい場合や、ステープルなどを行いたい場合、拡大や縮小処理をした印字を行いたい場合、用紙の向き(縦置き、横置き)などを変更したい場合であっても、使用者の事情によってエンジン速度を調整するといったことができなかった。また、印字出力中の画質調整やトナー補給など、装置側の事情によっても、使用者に対し時間的な負担を強いていた。使用者は、こうした不具合に対応するには、セグメントをもうワンランク上げた製品に置き換えるか、もしくは我慢して現在使用している製品を使い続けるしかなかった。
そこで、このような問題を少しでも解消すべく、印字用紙の処理速度を向上させた媒体処理装置(画像形成装置)が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1の媒体処理装置は、2枚目以降の用紙の印字処理の指令を待たずに、前ページの用紙後端と次ページの用紙先端との用紙間隔を自動的に保ちながら給紙を行い、前ページの印刷が終了したときには、既に次ページの用紙の供給を完了し、印刷開始位置で待機させることで、前ページでの給紙完了から次ページの給紙完了までの時間を短縮する構成となっている。
特開2000−159392号公報
上記従来の媒体処理装置によれば、通常印字時において、前ページでの給紙完了から次ページの給紙完了までの時間を短縮することが可能である。しかし、これは印字状態の如何に関わらず、印字処理時間を一律に短縮するものであり、例えば大量部数のコピーをとりたい場合や、ステープルなどを行いたい場合、拡大や縮小処理をした印字を行いたい場合、用紙の向き(縦置き、横置き)などを変更したい場合など、それぞれの印字状態に応じて用紙間隔を適宜変更できるものではない。また、印字出力動作中の画質調整やトナー補給などにより一時的に動作が停止する場合など、装置側の事情による印字出力速度の低下(印字時間の遅延)については、全く対応できるものではなかった。
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、このような使用者にとっての不具合を解決するために、同一プロセス速度を維持しつつ、搬送する用紙間の間隔を変えることにより、各種動作状態に応じて用紙出力処理速度を調整し、所定時間内における多少の印字枚数の増減を可能とした画像処理装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の画像処理装置は、印字する画像情報を入力する画像情報入力手段、印字するための用紙を収納し、1枚ずつ搬送する給紙手段、給紙された用紙上に前記画像情報を印字する印字手段、及び印字終了した用紙を排出する用紙排出手段を備えた画像処理装置において、印字出力動作中に、搬送する用紙間の間隔を変更する変更制御手段を備えており、前記変更制御手段は、印字出力中の印字状態に基づき、印字プロセス速度を変えることなく、搬送する用紙間の間隔を前記印字状態に応じて変更することを特徴とする。この場合、本発明では、前記変更制御手段は、前記印字状態に応じて、搬送する用紙間の間隔を初期設定値より短くする場合と、搬送する用紙間の間隔を初期設定値より長くする場合とが考えられる。搬送する用紙間の間隔を短くすることで、連続する用紙の印字出力時間間隔を短くすることができる。同様に、搬送する用紙間の間隔を長くすることで、連続する用紙の印字出力時間間隔を長くすることができる。
このように、印字出力動作中に用紙間の間隔を印字状態に応じて変更することで、印字状態に応じた用紙出力処理速度の調整が可能となり、所定時間内における多少の印字枚数の増減が可能となる。
具体的には、前記印字状態が用紙出力動作中に一時的に出力が停止する処理状態である場合、より具体的には、印字画質調整またはトナー補給動作または定着温度調整といった処理状態である場合には、前記変更制御手段は、その停止時間を補うように搬送する用紙間の間隔を初期設定値より短くする。
また、本発明の画像形成装置が複写機や複合機であって、前記印字状態が特殊用紙読込み処理のために通常より読込み速度が一時的に遅くなる処理状態である場合には、前記変更制御手段は、その遅延時間を補うように搬送する用紙間の間隔を初期設定値より短くする。すなわち、原稿読取部での原稿読取速度が薄紙などの特殊用紙読込み処理のため、通常より読込み速度が一時的に遅くなりコピー速度が低下する場合には、その遅延時間を補うべく、プロセス速度を変えることなく、用紙間隔を通常より短くすることで用紙出力速度が速くなり、全体としての印字出力時間を短縮することが可能となる。
また、前記印字状態が、用紙が通常の印字速度基準となるA4縦の用紙ではなく、A4縦の用紙を使うことで用紙出力時間が長くなる場合には、前記変更制御手段は、その用紙出力時間を補うように搬送する用紙間の間隔を初期設定値より短くする。
また、本発明の画像形成装置によれば、排紙された用紙の後処理を行う用紙後処理手段をさらに備えており、前記印字状態がパンチやステープルなどの用紙後処理モードの実行状態である場合には、前記変更制御手段は、その用紙後処理モードを実行するための時間を補うように搬送する用紙間の間隔を初期設定値より短くする。これにより、用紙後処理の処理時間を短縮することが可能となる。
また、前記印字状態が低電力等の省エネモードから復帰するためのウォームアップ状態である場合には、前記変更制御手段は、そのウォームアップ時間を補うように搬送する用紙間の間隔を初期設定値より短くする。これにより、ウォームアップ完了直後の印字ジョブについては、全体としての印字出力処理時間を短縮することが可能となる。
また、前記印字状態が大量部数の印字指示状態である場合には、前記変更制御手段は、その出力待ち時間を補うように搬送する用紙間の間隔を初期設定値より短くする。すなわち、大量部数の印字出力指示があった場合、出力途中で或る一定の印字部数を超えると、出力待ち時間を短縮するために、途中で通常の用紙間隔より短く設定を変更する。これにより、時間の短縮を図ることができる。
また、前記印字状態が現在の印字ジョブ中に次の印字ジョブが入った状態である場合、前記変更制御手段は、次の印字ジョブの開始を早めるように搬送する用紙間の間隔を初期設定値より短くする。すなわち、次の印字ジョブの開始を早めるために、現在の印字ジョブの用紙間隔を短くし、用紙出力速度を上げることで、次の予約印字ジョブを従来よりも早く開始することが可能となる。
また、前記印字状態が大量部数の印字指示状態である場合、前記変更制御手段は、用紙出力の最初の段階で印字結果の確認をし易くするために、搬送する用紙間の間隔を初期設定値より長くする。すなわち、大量部数を印字する場合、前もって印字出力内容を確認することができないため、印字内容ミスに気付いて停止指示をかけても、印字処理は進んでしまっており、大量のミスコピーを発生させることとなるが、本発明によれば、最初に用紙間隔を通常より長くとることで、用紙出力速度を遅延させる(すなわち、次の用紙の印字タイミングを送らせる)ことができるので、例えば次の用紙に印字する前に、印字内容を確認することが可能となる。これにより、印字内容にミスがあった場合には、その時点で停止指示をかけることで、大量のミスコピーの発生を防止することが可能となる。
本発明の画像処理装置によれば、印字出力動作中に用紙間の間隔を印字状態に応じて変更することで、例えば、印字画質調整、トナー補給動作、定着温度調整といった用紙出力動作中に一時的に出力が停止するような場合や、特殊用紙の読込み処理のように読込みに時間がかかるような場合や、パンチやステープルといった用紙後処理に時間がかかるような場合などに、それぞれの印字状態に応じた用紙出力処理速度の調整が可能となり、所時間内における印字枚数を増減することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態では、本発明の画像形成装置を複合機に適用した場合について説明する。図1は、そのような複合機の内部構成の概略を示している。まず、この複合機の全体構成について説明する。
図1に示すように、複合機1は、原稿読取手段としてのスキャナ部2と、画像形成部3と、原稿自動給紙部4と、用紙後処理手段としての用紙後処理部5とを備えている。なお、以下では、便宜上、複合機1のうち、用紙後処理部5及び排紙トレイ8以外の部分を「装置本体」と称する。
この複合機1は、記録用紙(OHP等の記録媒体を含む。)に画像を形成する画像形成モードとして、コピアモード、プリンタモード、FAXモードを有し、各モードはユーザによって選択される。以下、複合機1の各部についてまず説明し、その次に、本発明に係わる印字処理時の動作について説明する。
−スキャナ部2の説明−
スキャナ部2は、透明なガラス等より成る原稿台41上に載置された原稿の画像や、原稿自動給紙部4により1枚ずつ給紙される原稿の画像を読み取って原稿画像データを作成する部分である。このスキャナ部2は、露光光源21、複数の反射鏡22、23、24、結像レンズ25、光電変換素子(CCD;Charge Coupled Device)26を備えている。
露光光源21は、原稿自動給紙部4の原稿台41上に載置された原稿や、原稿自動給紙部4を搬送される原稿に対して光を照射するものである。各反射鏡22、23、24は、図1中、一点鎖線Aで光路を示すように、原稿からの反射光を、一旦、図1中、左方向に反射させた後、下方に反射させ、その後、結像レンズ25に向かうように、図1中、右方向に反射させるようになっている。
原稿の画像読取動作には、次の2つがある。原稿台41上に載置された原稿を読み取る場合(「シート固定方式」として使用する場合)には、露光光源21及び各反射鏡22、23、24が、原稿台41に沿って水平方向に走査して、原稿全体の画像を読み取ることになる。一方、原稿自動給紙部4を搬送される原稿を読み取る場合(「シート移動方式」として使用する場合)には、露光光源21及び各反射鏡22、23、24が、図1に示す位置に固定され、後述する原稿自動給紙部4の原稿読取部42を原稿が通過する際にその画像を読み取ることになる。
各反射鏡22、23、24で反射されて結像レンズ25を通過した光は、光電変換素子26に導かれ、この光電変換素子26において反射光が電気信号(原稿画像データ)に変換されるようになっている。
−画像形成部3の説明−
画像形成部3は、印字手段としての画像形成系31と、用紙搬送系32とを備えている。
画像形成系31は、レーザスキャニングユニット31a及びドラム型の像担持体としての感光体ドラム31bを備えている。レーザスキャニングユニット31aは、光電変換素子26において変換された原稿画像データ、または、外部の端末装置等から入力された画像データに基づいたレーザ光を感光体ドラム31bの表面に照射するものである。感光体ドラム31bは、図1中、矢印で示す方向に回転し、レーザスキャニングユニット31aからのレーザ光が照射されることによってその表面に静電潜像が形成されるようになっている。
また、感光体ドラム31bの外周囲には、レーザスキャニングユニット31aの他に、現像ユニット(現像機構)31c、転写ローラ31dを有する図示しない転写ユニット(転写機構)、クリーニングユニット(クリーニング機構)31e、図示しない除電器、帯電ローラ31fを有する図示しない帯電ユニット(帯電機構)が周方向にわたって順に配設されている。
現像ユニット31cは、感光体ドラム31bの表面に形成された静電潜像をトナー(顕像化物質)により可視像に現像するものである。転写ローラ31dは、感光体ドラム31bの表面に形成されたトナー像を記録媒体としての記録用紙に転写するものである。クリーニングユニット31eは、トナー転写後において感光体ドラム31bの表面に残留したトナーを除去するものである。除電器は、感光体ドラム31bの表面の残留電荷を除去するものである。帯電ローラ31fは、静電潜像が形成される前の感光体ドラム31bの表面を所定の電位に帯電させるものである。
記録用紙に画像を形成する際には、帯電ローラ31fによって感光体ドラム31bの表面が所定の電位に帯電され、レーザスキャニングユニット31aが原稿画像データに基づいたレーザ光を感光体ドラム31bの表面に照射する。その後、現像ユニット31cが感光体ドラム31bの表面にトナーによる可視像を現像し、転写ローラ31dによって、トナー像が記録用紙に転写される。さらに、その後、感光体ドラム31bの表面に残留したトナーはクリーニングユニット31eによって除去されるとともに、感光体ドラム31bの表面の残留電荷が除電器によって除去される。これにより、記録用紙への画像形成動作(印字動作)の1サイクルが終了する。このサイクルが繰り返されることにより、複数枚の記録用紙に対して連続的に画像形成を行うことができるようになっている。
一方、用紙搬送系32は、給紙手段としての用紙カセット33に収納された記録用紙、または手差トレイ34に載置された記録用紙を1枚ずつ搬送して画像形成系31による画像形成を行わせるとともに、画像形成された記録用紙を排紙手段としての排紙トレイ8へ、後述する用紙後処理部5を経由して排出するものである。排紙トレイ8は、用紙カセット33の上方であってスキャナ部2の下方に設けられている。排紙トレイ8については、詳しくは後述する。
用紙搬送系32は、装置本体における主搬送路36、反転搬送路37と、図2に示す用紙後処理部5における主搬送路51、スイッチバック搬送路52とを備えている。装置本体の主搬送路36と用紙後処理部5の主搬送路51とは、装置本体の排出ローラ36eを境に互いに繋がっている。
装置本体の主搬送路36の一端側は、2つに分岐されており、一方の分岐端は用紙カセット33の排出側に対向しているとともに、他方の分岐端は手差トレイ34の排出側に対向している。また、主搬送路36の他端側は、用紙後処理部5のパンチングユニット60に対向している。反転搬送路37は、一端側が転写ローラ31dの配設位置よりも上流側(図1中、下側)で主搬送路36に繋がっているとともに、他端側が転写ローラ31dの配設位置よりも下流側(図1中、上側)で主搬送路36に繋がっている。
主搬送路36の一方の分岐端(用紙カセット33の排出側に対向する部分)には、断面が半円状のピックアップローラ36aが配設されている。このピックアップローラ36aの回転により、用紙カセット33に収納されている記録用紙を1枚ずつ間欠的に主搬送路36に給紙できるようになっている。同様に、主搬送路36の他方の分岐端(手差トレイ34の排出側に対向する部分)には、断面が半円状のピックアップローラ36bが配設されている。このピックアップローラ36bの回転により、手差トレイ34に載置されている記録用紙を1枚ずつ間欠的に主搬送路36に給紙できるようになっている。
この主搬送路36における転写ローラ31dの配設位置よりも上流側には、レジストローラ36dが配設されており、このレジストローラ36dのさらに上流側には、用紙カセット33からピックアップされた用紙の通過を検知するためのレジスト前検知スイッチ36hが配設されている。レジストローラ36dは、感光体ドラム31b表面のトナー像と記録用紙との位置合わせを行いながら記録用紙を搬送するものである。
主搬送路36における転写ローラ31dの配設位置よりも下流側には、記録用紙に転写されたトナー像を加熱により定着させるための一対の加熱ローラ39a、加圧ローラ39bを備えた定着ユニット39が配設されおり、この定着ユニット39の下流側近傍には、トナー像が転写された記録用紙の通過を検知するための定着紙検知スイッチ36iが配設されている。さらに、主搬送路36の下流端には、記録用紙を用紙後処理部5に排出するための排出ローラ36eが、用紙後処理部5の主搬送路51との境に配設されている。また、排紙ローラ36eの上流側近傍には、転写後の記録用紙の通過を検知するための排紙検知スイッチ36jが配設されている。
主搬送路36に対する反転搬送路37の上流端の接続位置には、分岐爪38が配設されている。この分岐爪38は、図1中、第1位置(実線で示す位置)と、この第1位置から、図1中、反時計回り方向に回動して反転搬送路37を開放する第2位置との間で水平軸回りに回動自在となっている。この分岐爪38が第1位置にあるときには、記録用紙が用紙後処理部5の主搬送路51に向けて搬送され、第2位置にあるときには、記録用紙が反転搬送路37へ供給可能となっている。
反転搬送路37には、搬送ローラ37aが配設されており、用紙後処理部5におけるスイッチバック搬送路52でスイッチバックされた記録用紙が、反転搬送路37に供給された場合には、この搬送ローラ37aによって記録用紙が搬送され、レジストローラ36dの上流側で記録用紙が主搬送路36に導入されて、再び転写ローラ31dに向かって主搬送路36を搬送されるようになっている。つまり、記録用紙の裏面に対して画像形成が行えるようになっている。
−原稿自動給紙部4の説明−
原稿自動給紙部4は、いわゆる自動両面原稿搬送装置として構成されている。この原稿自動給紙部4は、シート移動式として使用可能であって、原稿載置部としての原稿トレイ43、中間トレイ44、原稿排出部としての原稿排紙トレイ45、及び各トレイ43、44、45間で原稿を搬送する原稿搬送系46を備えている。
原稿搬送系46は、原稿トレイ43に載置された原稿を、原稿読取部42を経て中間トレイ44または原稿排紙トレイ45へ搬送するための主搬送路47と、中間トレイ44上の原稿を主搬送路47に供給するための副搬送路48とを備えている。
主搬送路47の上流端(原稿トレイ43の排出側に対向する部分)には、原稿ピックアップローラ47a及び捌きローラ47bが配設されている。また、捌きローラ47bの下側には、捌き板47cが配設されている。原稿ピックアップローラ47aの回転に伴って、原稿トレイ43上の原稿のうちの1枚が、捌きローラ47bと捌き板47cとの間を通過して主搬送路47に給紙されるようになっている。主搬送路47と副搬送路48との合流部分(図1中、Bの部分)よりも下流側には、PSローラ47e、47eが配設されている。このPSローラ47e、47eは、原稿の先端とスキャナ部2の画像読取タイミングとを調整して原稿を原稿読取部42に供給するものである。つまり、PSローラ47e、47eは、原稿が供給された状態でその原稿の搬送を一旦停止し、上記タイミングを調整して、原稿を原稿読取部42に供給するようになっている。
原稿読取部42は、プラテンガラス42aと原稿押え板42bとを備え、PSローラ47e、47eから供給された原稿がプラテンガラス42aと原稿押え板42bとの間を通過する際に、露光光源21からの光がプラテンガラス42aを通過して原稿に照射されるようになっている。この際、スキャナ部2による原稿画像データの取得が行われる。原稿押え板42bの背面(上面)には、図示しないコイルスプリングによる付勢力が付与されている。これにより、原稿押え板42bがプラテンガラス42aに対して所定の押圧力をもって接触し、原稿が原稿読取部42を通過する際に、プラテンガラス42aから浮き上がることを阻止している。
プラテンガラス42aの下流側には、搬送ローラ47f及び原稿排紙ローラ47gが備えられている。プラテンガラス42a上を通過した原稿が搬送ローラ47f及び原稿排紙ローラ47gを経て、中間トレイ44または原稿排紙トレイ45へ排紙されるようになっている。
原稿排紙ローラ47gと中間トレイ44との間には、中間トレイ揺動板44aが配設されている。この中間トレイ揺動板44aは、中間トレイ44側の端部が揺動中心とされて、図1中、ポジション1(実線で示す位置)と、このポジション1から上方へ跳ね上げられたポジション2との間で揺動可能となっている。中間トレイ揺動板44aがポジション2にある場合には、原稿排紙ローラ47gから排紙された原稿は原稿排紙トレイ45へ回収される。一方、中間トレイ揺動板44aがポジション1にある場合には、原稿排紙ローラ47gから排紙された原稿は中間トレイ44へ排出されるようになっている。この中間トレイ44への排紙時には、原稿の端縁が原稿排紙ローラ47g、47g間に挟持された状態となっており、この状態から原稿排紙ローラ47gが逆回転することによって原稿が副搬送路48に供給され、この副搬送路48を経て、再び主搬送路47に送り出されるようになっている。この原稿排紙ローラ47gの逆回転動作は、主搬送路47への原稿の送り出しと画像読取タイミングとを調整して行われる。これにより、原稿の裏面の画像が原稿読取部42によって読み取られるようになっている。
−用紙後処理部5及び排紙トレイ8の説明−
用紙後処理部5は、印字処理の終了後に装置本体から排出される記録用紙に対して、パンチング処理、ステープル処理等の複数の用紙後処理を可能とするものである。このような用紙後処理部5における用紙後処理は、後述するように、印字要求の際、印字条件として用紙後処理の要求があったときに行われる。
この例では、用紙後処理部5及び排紙トレイ8を、複合機1の装置本体の外部へ設けるのではなく、装置本体によって形成される空間Cを利用して設けるようにしている。具体的には、複合機1の装置本体では、用紙カセット33と、画像形成部3(画像形成系31)と、スキャナ部2とが略「コ」字状に配置されており、この装置本体によって形成されている「コ」字状の内部の空間Cに用紙後処理部5及び排紙トレイ8を設けるようにしている。
以下、用紙後処理部5及び排紙トレイ8について、図2〜図6を用いて詳しく説明する。なお、記録用紙の搬送方向(図3に示す方向)を「用紙搬送方向」と称し、これに直交する記録用紙の幅方向(図3に示す方向)を「用紙幅方向」と称する。
図2に示すように、用紙後処理部5は、装置本体の排出ローラ36eの下流側に配置されている。用紙後処理部5には、用紙後処理ユニットとして、パンチ穴開け機能を備えるパンチングユニット60と、ステープル機能を備えるステープルユニット70とが備えられている。用紙後処理部5の前面(手前側の面)は、開閉可能なカバー50により覆われている。そして、用紙後処理部5においては、パンチングユニット60が上流側に配置され、ステープルユニット70が下流側に配置されている。用紙後処理部5の下流側には、排紙トレイ8が設けられている。排出ローラ36eから排出される記録用紙は、パンチングユニット60、ステープルユニット70を経て排紙トレイ8に排出される。この排紙トレイ8は、用紙後処理部5のステープルユニット70によってステープル処理を行うときには、ステープル処理用の用紙受け部分として使用される。
<パンチングユニット60の説明>
パンチングユニット60は、排出ローラ36eから排出される記録用紙に対してパンチ穴開けの処理(パンチング処理)を行うものである。パンチングユニット60には、パンチ穴開け機構部61、ガイド板62、パンチ屑収納ボックス63等が備えられている。また、上述した用紙搬送系32として、主搬送路51が形成されている。パンチングユニット60には、主搬送路51の途中に搬送ローラ56が設けられている。なお、パンチングユニット60は、後述するステープルユニット70とは異なり、装置本体に固定されている。
パンチングユニット60では、印字要求の際、印字条件としてパンチング処理の要求があった場合には、パンチングユニット60に搬送されてきた記録用紙をガイド板62上で停止させ、1枚毎にパンチ穴開け機構部61によりパンチ穴を開ける。このとき、印字用紙サイズを基に決定される位置にパンチ穴を開けるようにしている。
パンチ穴開け機構部61は、パンチングユニット60の上部に配置されており、パンチ穴開け機構部61には、パンチ穴の径と一致する径の芯材64が用紙幅方向に沿って所定の間隔で2箇所に設けられている。芯材64は、上下に昇降可能に設けられており、芯材64が下降する際に記録用紙に対してパンチ穴を開口する。また、芯材64は、用紙搬送方向に沿う方向及び用紙幅方向に沿う方向にそれぞれ往復移動可能に設けられており、後述するように、パンチング処理を行う際の位置合わせが可能となっている。
ガイド板62は、パンチ穴開け機構部61の下方に配置されており、ガイド板62には、パンチ穴を開ける所定位置に対応する開口部が形成されている。パンチ屑収納ボックス63は、パンチングユニット60の下部に配置されており、パンチ屑収納ボックス63によりパンチ穴開け処理によって生じたパンチ屑を回収するようにしている。パンチ屑収納ボックス63は、用紙幅方向に沿ってスライド可能に設けられており、後述するように、カバー50を開けたとき、手前側に取り出すことが可能となっている。これにより、パンチ屑収納ボックス63内に収納されるパンチ屑を取り出すことができる。
パンチングユニット60でパンチング処理を行う際には、上述の印字用紙サイズを基に決定された位置に対応する位置にパンチ穴開け機構部61の芯材64を移動するようにしている。
加えて、上述の印字用紙サイズを基に決定された位置に正確にパンチ穴を開けることができるように、パンチングユニット60のパンチ穴開け機構部61の芯材64の微調整移動を行うようにしているが、この微調整移動については説明を省略する。
<ステープルユニット70の説明>
ステープルユニット70は、上流側のパンチングユニット60から搬送される記録用紙に対してステープル処理を行うものである。ステープルユニット70は、カバー50を上開きで手前に開けたとき、用紙搬送方向に沿う方向にスライド可能に設けられている。また、ステープルユニット70は、ステープルユニット70の上流側に配置されているパンチングユニット60に対して係脱可能に設けられている。
ステープルユニット70には、ステープル機構部71、ステープル台72、整合板73、排紙ローラ74等が備えられている。また、上述した用紙搬送系32として、主搬送路51及びスイッチバック搬送路52が形成されている。ステープルユニット70には、主搬送路51の下流側とスイッチバック搬送路52の上流側との接続位置には、記録用紙を案内する方向を切り替える分岐爪53と、記録用紙をステープル台72に排出する排出ローラ54が設けられている。
ステープルユニット70では、印字要求の際、印字条件としてステープル処理の要求があった場合には、ステープル台72に積載される所定枚数の記録用紙に対して、ステープル機構部71によりステープル処理を施す。このとき、印字用紙サイズ及び所望ステープル位置を基に決定される位置にステープル処理を施すようにしている。所望ステープル位置は、例えば、記録用紙の左上隅部に1箇所止めとか、左端部に2箇所止めとかというように、ユーザの所望するステープル処理を施す位置のことである。
ステープル機構部71は、排出ローラ54の下方に配置されており、ステープル台72上に積載される記録用紙の後端部をステープル針で綴じるものである。ステープル機構部71は、用紙幅方向に沿って往復移動可能に構成されており、上述の印字用紙サイズ及び所望ステープル位置を基に決定された位置にステープル処理を施すことができるようになっている。ステープルユニット70でステープル処理を行う際には、上述の印字用紙サイズ及び所望ステープル位置を基に決定された位置に対応する位置にステープル機構部71を移動する。
ステープル台72は、排出ローラ54から排出される記録用紙を積載するものであり、ステープル機構部71によるステープル処理用の処理台となるものである。ステープル台72は、用紙搬送方向下流側を上方に傾けて配置されている。排出ローラ54から排出される記録用紙は、ステープル処理が行われる場合には、自重によりステープル台72の傾斜に沿って用紙搬送方向上流側へ滑り落ちる。一方、ステープル処理が行われない場合には、記録用紙は、排紙ローラ74から排紙トレイ8に排出される。
整合板73は、ステープル台72の上面(記録用紙が排出される面)の用紙幅方向に沿う方向の両サイドに対向して配置されている。一対の整合板73は、用紙幅方向に沿って往復移動可能に設けられている。そして、ステープルユニット70でステープル処理を行う場合に、整合板73を用紙幅方向に沿って移動させることで、ステープル台72上に排出される記録用紙1枚毎に用紙幅方向の整合を行うようにしている。このとき、印字用紙サイズを基に、つまり、搬送される記録用紙のサイズを基に決定される可動幅に応じて整合板73を動かすようにしている。一対の整合板73の往復移動は、例えば、ラックピニオン機構により可能となっている。
<排紙トレイ8の説明>
排紙トレイ8は、複合機1の装置本体によって形成されている「コ」字状の内部の空間Cに、上述した用紙後処理部5とともに設けられている。排紙トレイ8には、用紙後処理部5において、パンチング処理、ステープル処理等の用紙後処理が施された記録用紙が排出される。排紙トレイ8は、用紙搬送方向(記録用紙の排出方向)に沿って伸縮可能に設けられている。また、上下に昇降可能に設けられている。さらに、装置本体に対してスライド可能に設けられている。
図3、図5に示すように、排紙トレイ8は、用紙搬送方向に沿う方向に、1段〜3段に伸縮可能なトレイとして形成されている。この例では、排紙トレイ8は、印字用紙サイズに応じて、用紙搬送方向に沿ってユーザが手動で伸縮できるように構成されている。
排紙トレイ8には、第1排紙トレイ81と第2排紙トレイ82と第3排紙トレイ83とが備えられている。第1排紙トレイ81は、最も大きなサイズのトレイであり、最も用紙後処理部5寄りに配置されている。第1排紙トレイ81は、複合機1の側面(側壁)から突出しない長さに形成されている。この第1排紙トレイ81は、装置本体に一体的に取り付けられており、用紙搬送方向に沿う方向への移動が不可能な構造となっている。
第2排紙トレイ82は、中間サイズのトレイであり、第1排紙トレイ81に形成されている収納部分81aに収納されている。この第2排紙トレイ82は、用紙搬送方向に沿う方向への進退移動が可能に設けられている。第3排紙トレイ83は、最も小さなサイズのトレイであり、第2排紙トレイ82に形成されている収納部分82aに収納されている。この第3排紙トレイ83は、用紙搬送方向に沿う方向への進退移動が可能に設けられている。
図3に示すように、排紙トレイ8を1段のみに収縮させた状態では、排紙トレイ8の用紙搬送方向に沿う方向の長さが最小となっており、第3排紙トレイ83が第2排紙トレイ82に全て収納されており、この第2排紙トレイ82が第1排紙トレイ81に全て収納されている。このとき、排紙トレイ8の用紙搬送方向に沿う方向の長さは、第1排紙トレイ81の用紙搬送方向に沿う方向の長さと等しく、複合機1の側面から突出しない長さとなっている。このように、排紙トレイ8を、最も収縮した状態で、装置本体から突出しないようにすることで、複合機1を使用していないときには、排紙トレイ8を装置本体の空間に収納することができるようにしている。
これに対して、図5に示すように、排紙トレイ8を3段に伸張させた状態では、排紙トレイ8の用紙搬送方向に沿う方向の長さが最大となっており、第1排紙トレイ81から第2排紙トレイ82が最大限突出しており、この第2排紙トレイ82から第3排紙トレイ83が最大限突出している。このとき、排紙トレイ8の用紙搬送方向に沿う方向の長さは、複合機1で印字可能な最大サイズ(例えば、A3横サイズ)の記録用紙の用紙搬送方向長さよりも長くなっている。これにより、排紙トレイ8を最大長さまで伸ばしたときには、印字可能な最大サイズ(A3横サイズ)の記録用紙であっても安定して積載することができる。後述するように、排紙トレイ8はステープルユニット70とともにスライド可能となっているが、記録用紙が積載されている状態で排紙トレイ8をスライドさせたとしても、記録用紙は排紙トレイ8から落ちることがなくなる。
上述のように、排紙トレイ8が用紙搬送方向に沿う方向に伸縮可能に設けられているので、排紙トレイ8を印字用紙サイズに応じて最適な長さに調節して使用することができる。
また、図3、図4に示すように、排紙トレイ8は、上下方向に昇降可能なトレイとして形成されている。この例では、排紙トレイ8は、積載される記録用紙の量(枚数)に応じて、昇降するように構成されている。
排紙トレイ8に排出される記録用紙の量は、下側の排紙ローラ74の近傍に設けられている上限センサ84によって検出される。この上限センサ84は、接触式のセンサとして設けられている。そして、排紙トレイ8上に積載される記録用紙の最上位面が所定の高さに達すると、上限センサ84がオンとなる。これにより、排紙トレイ8の満杯が検出される。すると、この満杯検出によって排紙トレイ8を所定の距離だけ下降する。この排紙トレイ8の下降により、上限センサ84がオフとなる。このように、上限センサ84がオン/オフが切り替わることで、排紙トレイ8上に積載される記録用紙の量を検出している。この例では、排紙トレイ8のホームポジションを、排紙トレイ8の最上昇位置(図3に示す位置)とし、排紙トレイ8の上流側の端部が排紙ローラ74の直下に配置されている。そして、積載される記録用紙の量が増えるほど、排紙トレイ8を次第に下降させるようにしている。なお、上限センサ84を光学式のセンサとして設けてもよい。
排紙トレイ8は、上述したように、伸縮可能に設けられているが、その昇降移動の際には、第1排紙トレイ81が昇降することで、この第1排紙トレイ81とともに第2排紙トレイ82及び第3排紙トレイ83が昇降するように構成されている。
第1排紙トレイ81の昇降は、例えば、次のようにして行われる。第1排紙トレイ81の奥側には、第1排紙トレイ8を昇降移動するための駆動部85が設けられている。この駆動部85には、駆動ベルト(図示せず)が収納されており、駆動ベルトは、配線86により接続されている図示せぬ駆動電源により駆動可能となっている。駆動部85には、第1排紙トレイ81の先端部を支持する支持部材が連結されている。支持部材は、駆動ベルトを駆動することで上下に往復移動するように設けられている。そして、このような支持部材を介して、駆動部85の駆動ベルトの動力が第1排紙トレイ81に伝達され、これにより、第1排紙トレイ81が昇降移動する。また、第1排紙トレイ81の下部には、第1排紙トレイ81を支持するアーム88が設けられている。アーム88は、第1排紙トレイ81と底部89との間に配置されている。そして、アーム88は、L字状に屈曲して設けられており、その屈曲角度が可変となっている。このアーム88の屈曲角度は、第1排紙トレイ81の昇降位置にしたがって変化する。なお、第1排紙トレイ81の用紙後処理部5寄りの端部には、突起が設けられている。この突起は、用紙後処理部5に設けられている上下に長く伸びる溝部と係合し、溝部内をスライド可能となっている。
以上が、複合機1の全体説明である。
図7は、上記構成の複合機1の画像形成プロセスを制御する回路基板及び外部機器からの画像データを受け入れるインターフェイス基板等を収容した制御部(エンジン部分)の主要部の構成を示す機能ブロック図である。
制御部90は、中央演算処理装置であるCPU911を中心として、画像情報受信部912、原稿読取り部913、画像処理部914、操作部(入力/表示部)915、駆動部916、給紙部917、印字部918、排紙部919、後処理部920、及び温度制御部921により構成されている。
−本発明に係わる印字出力動作中の用紙間の間隔の変更処理の説明−
図8は、上記構成の複合機1において、制御部90の制御による基本的な印字プロセスを表すタイミングチャートであり、(a)は、ピックアップローラ36aを駆動するソレノイドのON/OFFタイミング、(b)は、レジスト前検知スイッチ36hのON/OFFタイミング、(c)は、記録用紙への転写タイミング、(d)は、レジストローラ36dを駆動するソレノイドのON/OFFタイミングである。
図中の符号101は、ピックアップローラ36aが次の用紙をピックアップするタイミング時間を示しており、時刻t1に給紙カセット33から最初の記録用紙をピックアップするピックアップ工程が開始されている。また、図中の符号102は、実際に用紙を次工程である転写工程へ搬送する給紙時間を示しており、この給紙時間に、用紙間の間隔に基づく時間(紙間時間)が含まれている。用紙間の間隔は、レジスト前検知スイッチ36h、定着紙検知スイッチ36i、排紙検知スイッチ36jなどの搬送路中にある様々なメカセンサのON/OFFのタイミングのずれやチャタリング等の誤差による不安定領域を確保するために設けられている。また、図中の符号103は、レジスト前検知スイッチ36hが用紙カセット33からピックアップされた記録用紙の通過を検知し、画像形成系31によって原稿画像データを記録用紙に転写している時間を示している。そして、この転写工程が完了(時刻t3)し、レジスト前検知スイッチ36hがOFFからON(時刻t4)になる前の時刻t2に、制御部90が給紙時間と記録用紙をピックアップするタイミング時間とを計算して、ピックアップローラ36aの稼働を開始するようになっている。
次に、印字状態に応じて用紙間の間隔を変更する一例として、用紙間の間隔を短くする場合について説明する。
本実施形態の複合機1は、他のプロセス速度等を一切変えずに、搬送する用紙間の間隔のみを変えることによって用紙出力速度を変えるものである。用紙間の間隔を短縮することは、同一プロセス速度で通紙する用紙の枚数が、所定時間内で多くなることを意味している。例えば、図8に示すように、印字プロセス速度7200mm/分、用紙間の間隔(紙間隔)150mm、A4横搬送、印字処理速度20枚/分の印字プロセスにおいて、用紙間の間隔を初期設定値の150mmから75mmに変更すると、用紙出力速度は27枚/分となり、印字処理枚数が増加することになる。図9は、このときの制御部90の制御による印字プロセスを表すタイミングチャートである。図8に示す基本的な印字プロセスを表すタイミングチャートと比較すると、給紙時間+紙間時間が、図8では符号102で示すように360msであるのに対し、図9では符号202で示すように180msとなっている。
一方、印字処理枚数を減らしたい場合には、上記の用紙間の間隔が初期設定値より長くなるように変更(例えば、150mmから225mm等に変更)することで、同様に目的を達成することができる。
このように、用紙出力速度を使用者の都合により速くしたり遅くしたりすることによって、使い勝手の向上を図ることができる。また、一定枚数以上の使用者や、ハイカバレッジ使用者に対しては、従来と同一の所定時間内で用紙出力枚数を増加するといったサービスを提供することができる。また、サービスマンが、調整等の目的で大量部数を印字させる場合や、設置に時間がかかった場合などに、調整時の用紙出力速度を速くさせることで、調整時間の短縮を図ることができる。一方、用紙出力速度を遅延させることにより、トナー残量、用紙残量、ドラムライフ等が少なくなっているときに、これらトナーや用紙等の補給時期やドラムの交換時期を遅らせることが可能となり、例えばこれら供給品の補給待ちの間に、緊急の印字処理が必要となった場合でも、印字処理を行うことができる。
以下、各種印字状態に応じて、搬送する用紙間の間隔を変更する場合の実施例について説明する。
本実施例1は、印字状態が用紙出力動作中に一時的に出力が停止する処理状態である場合(例えば、印字画質調整や、トナー補給動作、定着温度調整などの状態である場合)の実施例であり、制御部90は、その停止時間を補うように、搬送する用紙間の間隔を初期設定値より短くする。
具体的には、例えば用紙印字速度が20ppm(ppm:1分当たりの印刷枚数)であり、残り300枚の時点で、トナーの補充や定着温度調整、印字画質調整などで1分間の停止があった場合、
300枚/[300枚/20ppm(ppm:1分当たりの複写枚数)−1分]=21.4ppm
となる。従って、残る300枚を21.4ppmでプリント出力させると出力時間の帳尻が合うことになる。
ここで、プロセス速度を120mm/s(7200mm/分)とすると、用紙間の間隔150mmでA4用紙を20ppm[=7200(mm/分)/(210mm+150mm)]で出力させることができる。
よって、21.4ppmに速度を加速するには、
7200(mm/分)/21.4ppm−210mm=127mm
となる。すなわち、用紙間の間隔を初期設定値の150mmから127mmに短縮することにより実現できる。
このように、従来は印字に関わる処理(トナー補給動作にかかる時間や、定着温度調整にかかる時間など)によって、印字開始指示から印字完了までのトータル時間が、本来のエンジンが持っている処理能力時間以上に長くなっていたのであるが、本実施例1によれば、制御部(エンジン)90が本来持っている印字プロセス速度(23ppm,27ppm,35ppm,50ppmなど)を変えることなく、その長くなった時間分だけトータル時間を短縮することが可能となる。
本実施例2は、印字状態が特殊用紙読込み処理のために通常より読込み速度が一時的に遅くなる処理状態である場合の実施例であり、制御部90は、その遅延時間を補うように、搬送する用紙間の間隔を初期設定値より短くする。すなわち、原稿が伝票などの薄紙であった場合、薄紙読込み処理として、通常より読込み速度を一時的に遅くすることで、原稿自動給紙部4により確実に原稿をヒックアップするようにしてJAM等を防止している。そのため、エンジンが本来持っている印字プロセス速度以上に、印字開始指示から印字完了までの時間がかかってしまうことになる。本実施例2によれば、この薄紙読込み処理時の遅延時間分を短縮することが可能となる。
本実施例3は、印字状態が、用紙が通常の印字速度基準となるA4縦の用紙ではなく、A4縦の用紙を使うことで用紙出力時間が長くなる場合の実施例であり、制御部90は、その用紙出力時間を補うように、搬送する用紙間の間隔を初期設定値より短くする。
具体的には、通常の印字速度基準となるA4(A4横)の長さは、210mm×297mmであり、これをA4Rの用紙にて印字させると、縦と横の長さが逆になり、87mm(=297mm−210mm)の長さ分の時間が余分にかかることになる。
ここで、印字プロセス速度を120mm/s(7200mm/分)とすると、用紙間の間隔150mmでA4用紙を20ppm[=7200(mm/分)/(210mm+150mm)]で出力させることができる。よって、87mm分を20ppm内に収めるには、
150mm−87mm=63mm
となる。すなわち、用紙間の間隔を初期設定値である150mmから63mmに短縮することにより実現できる。
これにより、A4Rに印字した場合、
[87mm×300枚]/7200(mm/分)=3.36分
となり、3.36分だけ余分にかかっていた時間を短縮することができる。これにより、原稿の縦置き、横置きを意識せずに同サイズの原稿の印字処理を同じ時間内で完了させることができる。
本実施例4は、印字状態がパンチやステープルなどの用紙後処理モードの実行状態である場合の実施例であり、制御部90は、その用紙後処理モードを実行するための時間を補うように、搬送する用紙間の間隔を初期設定値より短くする。
パンチやステープルなど、用紙後処理部(フィニッシャー)5側で後処理を行うことにより、印字開始指示から用紙後処理完了までの時間が増加するが、この時間増加は、複合機本来の能力とは関係なく、免れないものであった。本実施例4によれば、用紙後処理にかかっていた時間を、印字出力動作中に搬送する用紙間の間隔を短縮することで補うことができるため、印字開始指示から用紙後処理完了までのトータル時間を、用紙後処理が無い場合のトータル時間と同じ時間(もしくはそれに違い時間)まで短縮することができる。
本実施例5は、印字状態が低電力等の省エネモードから復帰するためのウォームアップ状態である場合の実施例であり、制御部90は、そのウォームアップ時間を補うように、搬送する用紙間の間隔を初期設定値より短くする。
省エネルギー対策として、夜間待機など、省エネモードを設定している場合、省エネモードからの復帰には、機器が正常に立ち上がるまでウォームアップ時間がかかる。本実施例5によれば、復帰後の用紙出力速度を上げる(用紙間の間隔を短縮する)ことで用紙出力時間を短縮し、ウォームアップにかかった時間を補うことができる。
本実施例6は、印字状態が大量部数の印字指示状態である場合の実施例であり、制御部90は、その出力待ち時間を補うように、搬送する用紙間の間隔を初期設定値より短くする。
大量部数の印字出力指示があった場合、出力の途中で、ある一定の印字部数を超えると出力待ち時間が発生する。本実施例6によれば、この出力待ち時間を短縮するために、用紙間の間隔を、途中で通常の用紙間の間隔(A4横で150mm)より短くするように設定を変更することで、印字開始指示から印字完了までのトータル時間の短縮を図ることができる。
本実施例7は、印字状態が現在の印字ジョブ中に次の印字ジョブが入った状態である場合の実施例であり、制御部90は、次の印字ジョブの開始を早めるように、搬送する用紙間の間隔を初期設定値より短くする。
印字ジョブ中に次の印字ジョブ(コピー予約、プリント予約など)が入った場合、後からのジョブの印字開始を早めるために、現在のジョブの用紙出力速度を上げることで、次のジョブの待ち時間を短縮することができる。これにより、予約ジョブを指示した使用者にとっての使用性の向上を図ることができる。
本実施例8は、印字状態が大量部数の印字指示状態である場合の他の実施例であり、制御部90は、用紙出力の最初の段階で印字結果の確認をし易くするために、搬送する用紙間の間隔を初期設定値より長くする。
大量部数を印字する場合、印字出力内容を確認することができないため、印字内容ミスに気がつき、その際に停止指示をかけても、印字処理は進んでしまっており、大量のミスコピーを発生させる可能性がある。本実施例8によれば、最初に用紙間の間隔を通常より長くとることで、用紙出力速度を遅延させる枚数を設定し、最初に印字された内容を確認することで、その後のミスコピーを最小限に抑えることが可能となる。以下、具体例を挙げて説明する。
印字プロセス速度を120mm/S(7200mm/分)とすると、用紙間の間隔150mmで、A4用紙を20ppmで出力させることができる。
ここで、用紙間に5秒の間を空けるとすると、
120(mm/s)×5−5=595mm
となる。すなわち、用紙間の間隔を595mmにすればよい。
因みに、最初の2枚を出す速度を遅くし、その後の出力速度を通常速度にする場合は、図10に示すように用紙間の間隔を設定すればよい。これにより、1枚目及び2枚目の印字内容を5秒間の間に確認することができ、その確認如何によって、その後の印字をキャンセルさせることが可能となる。これにより、ミスコピーの削減が可能となり、用紙の無駄、トナーの無駄を削減することにより、TCO(Total Cost of Ownership)の削減に繋げることができる。
ここで、本実施例8における用紙間の間隔設定処理について、図11に示すフローチャートを参照して再度説明する。
まず、ステップS1では、総出力枚数と、出力速度を遅延させて出力させる出力枚数とを設定する。ここで、Nは総出力枚数を示し、Sは出力速度遅延枚数を示している。
ステップS2では、出力遅延をさせる用紙間の間隔を設定する。この例では、上記の通り595mmに設定している。
ステップS3では、1枚分の出力処理を実行し、実行後に、次のステップS4にて、N、Sの設定値をインクリメントすることにより、それぞれの残枚数を計算する。そして、次のステップS5において、ステップS4にて計算したN数が0であるか否かを判断し、0であれば、処理を終了する。一方、N数が1以上であれば(ステップS5でNoと判断されれば)、次のステップS6へ移行する。
ステップS6では、用紙間の間隔がステップS2にて設定した値になっているか否かを確認する。その結果、設定した値になっていれば(ステップS6でYesと判断されれば)次のステップS7へ移行する。一方、設定した値になっていなければ(ステップS6でNoと判断されれば)、再度ステップS6の処理を実行して、確認を繰り返す。
ステップS7では、ステップS4にて計算したS数が0であるか否かを判断する。その結果、S数が0であれば(ステップS7でYesと判断されれば)、次のステップS8へ移行する。一方、S数が1以上であれば(ステップS7でNoと判断されれば)、ステップS3に戻り、S数が0になるまで処理を繰り返す。
ステップS8では、Nの残枚数の出力用紙に対する用紙間の間隔を設定する。
ステップS9では、1枚分の出力処理を実行し、実行後に、次のステップS10にて、Nの設定値をインクリメントすることにより、Nの残枚数を計算する。そして、次のステップS11において、ステップS10にて計算したN数が0であれば、処理を終了する。一方、N数が1以上であれば(ステップS10でNoと判断されれば)、次のステップS12へ移行する。
ステップS12では、用紙間の間隔がステップS8にて設定した値になっているか否かを確認する。その結果、設定した値になっていれば(ステップS12でYesと判断されれば)、ステップS9へ戻り、N数が0になるまで処理を繰り返す。一方、設定した値になっていなければ(ステップS12でNoと判断されれば)、ステップS12に戻り、再度確認を繰り返す。
本発明を適用する複合機の概略構成を示す図である。 用紙後処理部及び排紙トレイの概略構成を示す説明図である。 用紙後処理部及び排紙トレイを示す斜視図であり、排紙トレイが収縮かつ上昇した状態、及びカバーが閉じた状態を示す図である。 排紙トレイが下降した状態を示す斜視図である。 排紙トレイが伸張した状態を示す斜視図である。 カバーが開いた状態を示す斜視図である。 本発明を適用する複合機の制御部(エンジン部分)の主要部の構成を示す機能ブロック図である。 制御部の制御による基本的な印字プロセスを表すタイミングチャートである。 制御部の制御による本実施形態の一例の印字プロセスを表すタイミングチャートである。 実施例8において、最初の2枚を出す速度を遅くし、その後の出力速度を通常速度にする場合の用紙間の間隔の設定の様子を示す説明図である。 実施例8における用紙間の間隔設定処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 複合機
2 スキャナ部
3 画像形成部
5 用紙後処理部
8 排紙トレイ
31 画像形成系
33 用紙カセット
36e 排紙ローラ
36h レジスト前検知スイッチ
36i 定着紙検知スイッチ
36j 排紙検知スイッチ
50 カバー
51 主搬送路
52 スイッチバック搬送路
52a 搬送路出口
53 分岐爪
54 排出ローラ
60 パンチングユニット
70 ステープルユニット
74 排紙ローラ
90 制御部

Claims (12)

  1. 印字する画像情報を入力する画像情報入力手段、印字するための用紙を収納し、1枚ずつ搬送する給紙手段、給紙された用紙上に前記画像情報を印字する印字手段、及び印字終了した用紙を排出する用紙排出手段を備えた画像処理装置において、
    印字出力動作中に、搬送する用紙間の間隔を変更する変更制御手段を備えており、
    前記変更制御手段は、印字出力動作中の印字状態に基づき、印字プロセス速度を変えることなく、搬送する用紙間の間隔を前記印字状態に応じて変更することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記変更制御手段は、前記印字状態に応じて搬送する用紙間の間隔を初期設定値より短くすることにより、連続する用紙の印字出力時間間隔を短くすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記変更制御手段は、前記印字状態に応じて搬送する用紙間の間隔を初期設定値より長くすることにより、連続する用紙の印字出力時間間隔を長くすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置
  4. 前記印字状態が用紙出力動作中に一時的に出力が停止する処理状態である場合、前記変更制御手段は、その停止時間を補うように搬送する用紙間の間隔を初期設定値より短くすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記処理状態が、印字画質調整またはトナー補給動作または定着温度調整であることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記印字状態が特殊用紙読込み処理のために通常より読込み速度が一時的に遅くなる処理状態である場合、前記変更制御手段は、その遅延時間を補うように搬送する用紙間の間隔を初期設定値より短くすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記印字状態が、用紙が通常の印字速度基準となるA4縦の用紙ではなく、A4縦の用紙を使うことで用紙出力時間が長くなる場合、前記変更制御手段は、その用紙出力時間を補うように搬送する用紙間の間隔を初期設定値より短くすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 排紙された用紙の後処理を行う用紙後処理手段をさらに備えており、
    前記印字状態がパンチやステープルなどの用紙後処理モードの実行状態である場合、前記変更制御手段は、その用紙後処理モードを実行するための時間を補うように搬送する用紙間の間隔を初期設定値より短くすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 前記印字状態が低電力等の省エネモードから復帰するためのウォームアップ状態である場合、前記変更制御手段は、そのウォームアップ時間を補うように搬送する用紙間の間隔を初期設定値より短くすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  10. 前記印字状態が大量部数の印字指示状態である場合、前記変更制御手段は、その出力待ち時間を補うように搬送する用紙間の間隔を初期設定値より短くすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  11. 前記印字状態が現在の印字ジョブ中に次の印字ジョブが入った状態である場合、前記変更制御手段は、次の印字ジョブの開始を早めるように搬送する用紙間の間隔を初期設定値より短くすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  12. 前記印字状態が大量部数の印字指示状態である場合、前記変更制御手段は、用紙出力の最初の段階で印字結果の確認をし易くするために、搬送する用紙間の間隔を初期設定値より長くすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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