JPH08248832A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08248832A
JPH08248832A JP7045984A JP4598495A JPH08248832A JP H08248832 A JPH08248832 A JP H08248832A JP 7045984 A JP7045984 A JP 7045984A JP 4598495 A JP4598495 A JP 4598495A JP H08248832 A JPH08248832 A JP H08248832A
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Japan
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sheet
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JP7045984A
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English (en)
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Yoshiki Yoshioka
良樹 吉岡
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/588,612 priority patent/US5713061A/en
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/65Apparatus which relate to the handling of copy material
    • G03G15/6538Devices for collating sheet copy material, e.g. sorters, control, copies in staples form
    • G03G15/655Placing job divider sheet between set of sheets
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/22Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
    • G03G15/23Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 specially adapted for copying both sides of an original or for copying on both sides of a recording or image-receiving material
    • G03G15/231Arrangements for copying on both sides of a recording or image-receiving material
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    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
    • G03G2215/00789Adding properties or qualities to the copy medium
    • G03G2215/00869Cover sheet adding means
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    • G03G2215/00362Apparatus for electrophotographic processes relating to the copy medium handling
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】両面コピーモードが設定されている場合におい
て、コピー物の先頭または末尾に厚紙などのカバー紙を
付けるカバーモード,またはたとえばコピー物の章の切
れ目に色紙などのインター紙を挿入するインターシート
モードを設定する際、カバー紙またはインター紙の片面
にのみ原稿画像をコピーさせることをキーを押すだけで
設定できるようにした。また、カバー紙にコピーすべき
原稿頁以外の頁、またはインター紙にコピーすべき原稿
頁のうら面の頁から連続する頁、に形成されている原稿
画像を1頁ずつずらしてコピーするようにした。 【効果】カバー紙またはインター紙の片面にのみ原稿画
像をコピーできるので、タイトル等と本文とを別の用紙
にコピーできる。そのため、見やすいコピー物とするこ
とができる。しかも、キーを押すだけという簡単な作業
で片面のみのコピーを設定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コピー機などの画像
形成装置に関し、より詳細には、普通の画像形成用紙
(以下「普通紙」という)、厚紙などのカバー紙、また
は色紙などのインター紙に原稿画像を形成させて最終的
な画像形成物を得ることができる画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、原稿を光学的に走査し、この
走査に基づいて感光体に原稿に対応した静電潜像を形成
し、この静電潜像をトナー像に現像した後、そのトナー
像を普通紙に転写するようにしたコピー機が広く用いら
れている。このようなコピー機には、画像形成モードと
して、原稿画像を普通紙の片面にだけコピーする通常の
片面コピーモード,原稿画像を普通紙の両面に形成させ
る両面コピーモード,およびシートモードが設定されて
いる。
【0003】上記シートモードとは、最終的に得られる
コピー物(以下単に「コピー物」という)を見やすくす
るためのモードであって、コピー物の先頭または末尾に
普通紙とは異なる厚紙などのカバー紙を付けるモード
(以下「カバーモード」という)、およびオペレータが
設定したコピー物の適当な箇所、たとえば章の切れ目に
普通紙とは異なる色紙などの用紙(以下「インター紙」
という)を挿入するモード(以下「インターシートモー
ド」という)を含むものである。
【0004】上記コピー機では、上記両面コピーモード
とともにカバーモードまたはインターシートモードを指
定した場合には、選択により、他の給紙デッキに挿入さ
れているカバー紙またはインター紙を取出して原稿をコ
ピーさせず無紙のまま普通紙に混入させること、あるい
はカバー紙またはインター紙の両面に原稿画像をコピー
させて普通紙に混入させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、両面コピー
モードが指定されている場合において、たとえば原稿の
タイトル,または章の始めに記載されている章の紹介文
をカバー紙またはインター紙に片面コピーし、本文は普
通紙に両面コピーするというようにすれば、コピー物を
より見やすくすることができる。そのため、両面コピー
モードが指定されている場合でも、タイトル等だけをカ
バー紙またはインター紙に片面コピーしたいという要望
があった。
【0006】しかしながら、両面コピーモードが指定さ
れている場合には、上記従来のカバーモードまたはイン
ターモードでは、上述のように、カバー紙またはインタ
ー紙には原稿画像をまったくコピーしないか、あるいは
カバー紙またはインター紙の両面に原稿画像をコピーす
るか、のいずれかしか指定することができない。すなわ
ち、たとえば図15(a) に示すような1頁目および7頁
目にそれぞれタイトルおよび章の紹介文がある原稿画像
を形成する場合、図15(b) に示すように、カバー紙お
よびインター紙の両面に原稿画像を形成するか、あるい
は図15(c) に示すように、カバー紙およびインター紙
には原稿画像を形成させないか、のいずれかのコピー物
しか得ることができなかった。
【0007】そこで、この発明の目的は、上述の技術的
課題を解決し、簡単な操作によってカバー紙またはイン
ター紙の片面にのみ原稿画像を形成させることができる
画像形成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1記載の画像形成装置は、原稿画像を普通紙お
よび普通紙とは異なるカバー紙に形成することができる
画像形成装置であって、両面モードを指定できる両面モ
ード指定手段と、カバーモードを指定できるカバーモー
ド指定手段と、このカバーモード指定手段でカバーモー
ドを指定した場合に、カバー紙の片面にのみ原稿画像を
形成させることを指定できる条件指定手段と、上記両面
モード指定手段で両面モードが指定され、かつ上記カバ
ーモード指定手段でカバーモードが指定されると、上記
条件指定手段で原稿画像をカバー紙の片面にのみ形成す
ることが指定されたか否かを判別する判別手段と、この
判別手段において、原稿画像をカバー紙の片面にのみ形
成することが指定されたと判別されると、1頁目または
最終頁目に形成されている原稿画像をカバー紙の片面に
形成させるとともに、1頁目または最終頁目以外の頁に
形成されている原稿画像を普通紙に形成させる画像形成
制御手段とを含むことを特徴とする。
【0009】また、請求項2記載の画像形成装置は、原
稿画像を普通紙および普通紙とは異なるインター紙に形
成することができる画像形成装置であって、両面モード
を指定できる両面モード指定手段と、インターシートモ
ードを指定できるインターシートモード指定手段と、こ
のインターシートモード指定手段でインターシートモー
ドを指定した場合に、インター紙の片面にのみ原稿画像
を形成させることを指定できる条件指定手段と、インタ
ー紙に形成すべき原稿画像が形成されている頁を指定で
きる頁指定手段と、上記両面モード指定手段で両面モー
ドが指定され、かつ上記インターシートモード指定手段
でインターシートモードが指定されると、上記条件指定
手段で原稿画像をインター紙の片面にのみ形成すること
が指定されたか否かを判別する判別手段と、この判別手
段において、原稿画像をインター紙の片面にのみ形成す
ることが指定されたと判別されると、上記頁指定手段で
指定された頁に形成されている原稿画像をインター紙の
片面に形成するとともに、上記頁指定手段で指定された
頁以外の頁に形成されている原稿画像を普通紙に形成さ
せる画像形成制御手段とを含むことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記請求項1記載の構成では、両面モードおよ
びカバーモードがともに指定されている場合において、
原稿画像をカバー紙の片面にのみ形成することが指定さ
れたときには、1頁目または最終頁目に形成されている
原稿画像がカバー紙の片面に形成されるとともに、1頁
目または最終頁目以外の頁に形成されている原稿画像は
1頁目のうら面の頁から続けて普通紙に形成される。
【0011】ただし、たとえば図14(a) に示すような
複数の原稿画像の1頁目のみをカバー紙の片面に形成す
る場合、1頁目以外の頁に形成されている原稿画像は、
図14(b) に示すように、1頁ずつずらして形成する必
要がある。これは、最終頁目をカバー紙の片面に形成す
る場合にも同様に言えることである。このように、上記
構成によれば、カバー紙の片面にのみ原稿画像を形成さ
せることができる。
【0012】また、請求項2記載の構成では、両面モー
ドおよびインターシートモードがともに指定されている
場合において、原稿画像をインター紙の片面にのみ形成
することが指定されたときには、別途オペレータにより
指定された頁に形成されている原稿画像がインター紙の
片面に形成されるとともに、上記指定された頁以外の頁
に形成されている原稿画像は普通紙に形成される。ただ
し、たとえば図14(a) に示すような原稿画像の3頁目
のみをインター紙の片面に形成する場合、上記請求項1
記載の構成と同様の理由により、図14(c) に示すよう
に、3頁目のうら面の頁(4頁目)から連続する頁(5
頁目および6頁目)に形成されている原稿画像を1頁ず
つずらして普通紙に形成させる必要がある。
【0013】このように、この構成によれば、インター
紙の片面にのみ原稿画像を形成させることができる。
【0014】
【実施例】以下では、この発明の実施例を、添付図面を
参照して詳細に説明する。図1は、この発明の画像形成
装置が適用されたコピー機の構成例を示す概略図であ
る。このコピー機は、コピー機本体1と、コピー機本体
1の上面に装着された自動原稿供給装置(以下「RD
H」という)2と、コピー機本体1から排出されるコピ
ー紙を複数のビンTN,T1,T2,・・・,Tm(以
下総称するときは「ビンT」という)に仕分けして排出
するためのソータ3と、上記ビンTに排出されたコピー
紙をまとめてスタック部Dにスタックするスタッカー4
とを備えている。
【0015】コピー機本体1の上面には、透明な原稿台
10が配置されている。コピーを行う際には、コピーす
べき原稿が片面原稿ならそのおもて面を原稿台10の画
像形成位置(露光位置)Jに下向きに載置し、コピーす
べき原稿が両面原稿ならいずれか一方の面を上記画像形
成位置Jに下向きに載置して行う。RDH2は、上記原
稿台10の画像形成位置Jに原稿を自動的に供給するた
めの装置である。RDH2には、原稿セット位置21に
セットされた原稿を下側から1枚ずつ取出して原稿台1
0に連なる給紙経路22を介して画像形成位置Jに供給
するための給紙ローラ23,24,25および搬送ベル
ト26が備えられている。
【0016】また、RDH2には、両面原稿をコピー紙
の両面にコピーする両面コピーモードを実行する際、ま
たは両面原稿を2枚のコピー紙にそれぞれ分割してコピ
ーする分割コピーモードを実行する際、コピーの終了し
た両面原稿を反転させ、両面原稿を画像形成位置Jに供
給するための反転ローラ33が備えられている。片面コ
ピーの終了した両面原稿は、搬送ベルト26によって給
紙経路22に返送され、給紙ローラ25が逆転され、か
つ分離爪34が給紙経路22側を塞ぐことによって、反
転経路35に導かれる。反転経路35に導かれた両面原
稿は、反転ローラ33の回転によって反転経路35を進
み、画像形成位置Jに導かれる。
【0017】原稿台10上の原稿は搬送ベルト26によ
って搬送される。コピーの終了した原稿は、排紙ローラ
27によって排紙経路28に導かれ、中継ローラ29お
よび排紙ローラ30を介して、原稿排紙位置31に排出
される。原稿排紙位置31に上記原稿セット位置21に
セットされたすべての原稿が排出されたときには、当該
すべての原稿が原稿送り板32によって原稿セット位置
21に自動的に再セットされる。
【0018】コピー機本体1の内部には、原稿読取部3
6が設けられている。この原稿読取部36は、原稿台1
0の画像形成位置Jに提示された原稿を照明しつつ走査
するための光源37を備えている。光源37は、図外の
光学系モータからの駆動力を得て原稿台10に沿って図
1の左右方向に往復駆動される。光源37から発生した
光は、画像形成位置Jに載置された原稿によって反射さ
れる。原稿からの反射光は、光源37と一体的に駆動さ
れる第1反射鏡38で反射され、さらに第2反射鏡3
9,第3反射鏡40,第4反射鏡41,第5反射鏡42
および第6反射鏡43で反射され、画像形成部44に備
えられた感光体ドラム45に照射される。第2反射鏡3
9および第3反射鏡40は、光源37が駆動されるとき
に、その1/2の速度で図1の左右方向に駆動される。
これにより、光源37からの光によって原稿が走査され
る過程で光源37から感光体ドラム45に至る光路長は
終始一定に保持される。第3反射鏡40と第4反射鏡4
1との間には、原稿像を感光体ドラム45に結像させる
ためのズームレンズ46が配置されている。
【0019】画像形成部44は、コピー時において一定
速度で回転駆動される上述の感光体ドラム45と、この
感光体ドラム45の周囲にその回転方向に従って順に配
置されたメインチャージャ47,現像装置48,転写チ
ャージャ49,分離チャージャ50およびクリーニング
装置51を備えている。感光体ドラム45の表面はメイ
ンチャージャ47によって一様に帯電された後に原稿か
らの反射光による露光を受ける。その結果、感光体ドラ
ム45の表面には、原稿の反転像に対応した静電潜像が
形成される。この静電潜像は、現像装置48においてト
ナーホッパ52から供給されているトナーによってトナ
ー像に現像される。このトナー像は、転写チャージャ4
9において用紙に転写される。トナー像が転写された後
の感光体ドラム45の表面に残留するトナーは、クーニ
ング装置51によって除去される。分離チャージャ50
は、感光体ドラム45の表面からコピー紙を分離するた
めのものである。なお、上記メインチャージャ47,転
写チャージャ49および分離チャージャ50は、それぞ
れコロナ放電を生じさせることによって各機能を実現す
る。
【0020】画像形成部44における画像の形成と同期
して、上段デッキ53A,中段デッキ53B,下段デッ
キ53C,大容量デッキ54,および手差しトレイ55
から用紙が給紙される。上段デッキ53A,中段デッキ
53Bおよび下段デッキ53Cには、相互に異なるサイ
ズの普通の厚さの用紙(以下「普通紙」という)が収納
されている。また、大容量デッキ54には、特に利用頻
度の高いサイズの普通紙が大量に収納されている。さら
に、手差しトレイ55には、単なる普通紙以外の用紙、
たとえば予めフォーマットが決まっている普通紙,厚紙
などのカバー紙,色紙などのインター紙を含む特別紙が
供給される。
【0021】上段デッキ53A,中段デッキ53B,下
段デッキ53C,大容量デッキ54,および手差しトレ
イ55にそれぞれ関連して、普通紙または特別紙を1枚
ずつ取出すための給紙ローラ56A,56B,56C,
57,58が設けられている。コピー時には、いずれか
の給紙ローラ56A,56B,56C,57,58が回
転駆動され、これによって、上段デッキ53A,中段デ
ッキ53B,下段デッキ53C,大容量デッキ54,お
よび手差しトレイ55のうちのいずれかから、普通紙ま
たは特別紙が中継ローラ59を介して感光体ドラム45
近傍まで延設されている用紙搬送路60に導かれる。
【0022】用紙搬送路60の感光体ドラム45の近傍
位置には、一対のレジストローラ61が配置されてい
る。このレジストローラ61は、普通紙または特別紙を
いったん停止させた後に、感光体ドラム45の回転とタ
イミングを合わせて感光体ドラム45に向けて給紙す
る。これにより、普通紙または特別紙は、転写チャージ
ャ49の位置において感光体ドラム45の表面にトナー
像と位置合わせされるタイミングで、感光体ドラム45
に向けて給紙される。
【0023】転写チャージャ49の働きによってトナー
像が転写されたコピー紙は、分離チャージャ50の働き
によって感光体ドラム45の表面から分離された後、搬
送ベルト62によって定着装置63に導かれる。定着装
置63は、トナーをコピー紙の表面に定着させる。定着
処理後のコピー紙は、搬送ローラ64および排紙ローラ
65によって搬送されてソータ3に導かれる。
【0024】搬送ローラ64と排紙ローラ65との間の
コピー紙が搬送される経路には、定着処理後のコピー紙
を反転するための反転経路66,およびコピー機本体1
の中央部に設けられ中間トレイ67にコピー紙を搬送す
るための搬送ローラ70が適当な間隔で配置された中間
経路68が分岐接続されている。上記中間トレイ67
は、上記両面コピーモードまたは分割コピーモードを実
行する際に用いられるものである。
【0025】定着処理後のコピー紙は、図示しない分離
爪および反転ローラ69の働きによっていったん反転経
路66に導かれた後、反転ローラ69が逆転することに
よって中間経路68に導かれる。そして、中間トレイ6
7に収容される。中間トレイ67に収納されたコピー紙
は、給紙ローラ71,72によって1枚ずつ取出され、
用紙搬送路60に合流している搬送路73に導かれる。
そして、用紙搬送路60を通って再度感光体ドラム45
に導かれる。
【0026】ソータ3には、上述のように、複数のビン
Tが備えられている。排紙ローラ65によって排紙され
るコピー紙は、排紙経路74に導かれ、図示しない仕分
け機構によって所定のビンTに導かれる。上記複数のビ
ンTはのうち、ビンTNはコピー後のコピー紙を仕分け
しないで排出するときに用いられるノンソートビンであ
る。そして、コピー後のコピー紙を仕分けして排出する
場合には、残余のビンT1,T2,・・・,Tmがソー
トビンとして用いられる。
【0027】ソータ3にはまた、ソートビンT1,T
2,・・・,Tmに導かれた複数枚のコピー紙に対し
て、パンチ穴を空けるパンチ処理およびホッチキスなど
でコピー紙を留めるステイプル処理パンチ/ステイプル
ユニット75が備えられている。一方、上記ソートビン
T1,T2,・・・,Tmは、上下方向に移動可能とさ
れている。パンチ処理またはステイプル処理を行う際に
は、パンチ処理またはステイプル処理を施すべきコピー
紙が収容されているソートビンT1,T2,・・・,T
mを上記パンチ/ステイプルユニット75に対応する位
置に移動させる。
【0028】スタッカー4は、このパンチ/ステイプル
ユニット75によってステイプル処理が施されたコピー
紙をスタック部Dにスタックするためのものである。ス
テイプル処理が施されたコピー紙は、スタッカー4に備
えられている取出装置76によって取出され、スタック
部Dに導かれる。図2は、上記図1では図示していない
が、上記コピー機の前面上部に備えられている操作部の
外観構成を示す正面図である。
【0029】この操作部には、中央付近に液晶表示素子
(LCD)などで構成された表示部100が配置されて
いる。表示部100の図2における左側には、当該表示
部100の表示画面をカバーモード,インターシートモ
ード,チャプターモードを含むシートモードを選択する
ための画面に移行させるシート/インサートキー10
1,シートモードを選択しない場合に両面コピーモード
を設定するための両面コピーキー102,およびシート
モードを選択しない場合に分割コピーモードを設定する
ための分割コピーキー103を含むモード選択部104
が配置されている。上記カバーモードとは、コピーが終
了したコピー紙の先頭または末尾にカバー紙を付けるモ
ードであり、上記インターシートモードとは、コピーが
終了したコピー紙の適切な箇所、たとえば章の切れ目に
インター紙を挿入するモードである。また、チャプター
モードとは、章の始めをコピー紙のおもて面に強制的に
コピーさせるモードである。
【0030】また、表示部100の図2における下側に
は、表示部100に表示されている複数の選択肢のうち
いずれかの選択肢を設定するための複数のモード設定キ
ー105を含むモード設定部106が配置されている。
上記表示部100に表示されるべき選択肢は各モード設
定キー105にそれぞれ相対する位置に表示される。選
択肢の設定は、設定すべき選択肢に相対する位置のモー
ド設定キー105を操作することによって達成される。
【0031】さらに、表示部100の図2における右側
には、テンキー107およびコピー開始を指示するため
のプリントキー108が配置されている。さらにまた、
上記モード選択部104の図2における左側には、パン
チ処理を実行させるためのパンチキー109,およびス
テイプル処理を実行させるためのステイプルキー110
が配置されている。
【0032】図3および図4は、上記シートモードを選
択・設定する際の動作の流れを説明するためのフローチ
ャートであり、図5,図6および図7は、この動作に関
連する表示部100の表示画面の流れを説明するための
図である。なお、この表示画面の切換えは図示しないマ
イクロコンピュータなどで構成された制御装置によって
制御される。
【0033】表示部100の表示画面が図5(a) に示す
ような通常のコピー画面である場合において、オペレー
タによってシート/インサートキー101が手動で操作
されると(図3のステップS1に対応)、表示画面は、
図5(b) に示すように、「片面、両面、分割コピーのい
ずれかを選んで下さい。」というメッセージを含む、片
面コピーモード,両面コピーモードおよび分割コピーモ
ードのいずれかのモードを設定するためのモード設定画
面に切換わる。
【0034】このとき、たとえば両面コピーモードがモ
ード設定キー105で設定されると、表示画面は、図5
(c) に示すように、「両面コピーモードを選んで下さ
い。」というメッセージを含む、両面原稿を普通紙の両
面にコピーさせるパターン,ブック原稿を普通紙の両面
にコピーさせるパターン,または複数枚の片面原稿を1
枚の普通紙の両面にコピーさせるパターンのうちいずれ
かのパターンを設定するためのパターン設定画面に切換
わる。
【0035】このパターン設定画面において、いずれか
のパターンがオペレータによって手動で設定されると、
表示画面は、図5(d) に示すように、「モードの組み合
わせを選び設定キーを押して下さい。」というメッセー
ジを含む、カバーモード,インターモードおよびチャプ
ターモードを含むシートモードを設定するためのシート
モード設定画面に切換わる。シートモードは、1つに限
らず複数設定可能にされている。シートモードの設定完
了は設定モード表示に対応するモード設定キー105が
操作されることにより達成される。
【0036】なお、以下では、シートモード設定画面に
おいて、すべてのシートモードが設定された場合を想定
して説明する。また、この前提に関連して、図3のステ
ップS7の処理は以下の説明では考慮しないこととす
る。シートモード設定画面において、カバーモードが設
定されると(図3のステップS2に対応)、表示画面
は、図6(a) に示すように、「表面のカバーモードを選
んで下さい。」というメッセージを含む、コピー物の先
頭に付けるべきカバー紙(以下「おもて面カバー紙」と
いう)に対する画像形成条件モードを設定する条件モー
ド設定画面に切換わる(図3のステップS3〜S6に対
応)。上記画像形成条件モードには、図6(a) に示すよ
うに、おもて面カバー紙の両面にコピーさせるモード,
おもて面カバー紙のおもて面にだけコピーさせるモー
ド,おもて面カバー紙のうら面にだけコピーさせるモー
ド,およびおもて面カバー紙にはまったくコピーさせな
いモードが含まれている。
【0037】この条件モード設定画面において、オペレ
ータによっていずれかのモードが設定されると、表示画
面は、図6(b) に示すように、「裏面のカバーを付けま
すか。」というメッセージを含む、コピー物の末尾に付
けるべきカバー紙(以下「うら面カバー紙」という)を
コピー物の末尾に付けるか否かを選択する画面に切換わ
る(図3のステップS12に対応)。この画面におい
て、もしもうら面カバー紙をコピー物の末尾に付けると
選択設定されると、表示画面は、図6(c) に示すよう
に、「裏面のカバーモードを選んで下さい。」というメ
ッセージを含む、上記おもて面カバー紙に対する画像形
成条件モードと同じ内容のうら面カバー紙に対する画像
形成条件モードを設定する条件モード設定画面に切換わ
る(図3のステップS8〜S11に対応)。一方、うら
面カバー紙は付けないと選択設定されると(図3のステ
ップS12に対応)、表示画面は、後述するチャプター
設定画面(図6(d) )に直接切換わる。
【0038】なお、この実施例では、図6(b) に示すう
ら面カバー紙を付けるか否かを選択する画面を表示させ
ているが、たとえば図6(a) に示す条件モード設定画面
から直接図6(c) に示す条件モード設定画面に切換わる
ようにしてもよい。上記うら面カバー紙における条件モ
ード設定画面において、オペレータによっていずれかの
モードが設定されると、表示画面は、図6(d) に示すよ
うに、「チャプターページをテンキーで入力して設定キ
ーを押して下さい。」というメッセージを含む、チャプ
ターすべき原稿の頁を設定するチャプター設定画面に切
換わる(図4のステップS13,S14に対応)。チャ
プター設定画面では、テンキー107を操作してチャプ
ターすべき原稿の頁を入力できるようにされている。チ
ャプターすべき頁の入力の完了は、設定モード表示がモ
ード設定キー105によって設定されたことによって達
成される。
【0039】なお、チャプターすべき原稿の頁の入力に
誤りがある場合、たとえば原稿が5頁までしかないのに
入力された頁が6頁である場合には、表示画面に、図6
(e)に示すように、「チャプターページの入力が正しく
ないので再度設定して下さい。」という再入力を促すメ
ッセージが表示される。チャプターすべき頁の入力が完
了すると、表示画面は、図7(a) に示すように、「イン
ター用紙のモードを選んで下さい。」というメッセージ
を含む、インターシートモードにおけるインター紙に対
する画像形成条件を設定する条件モード設定画面に切換
わる(図4のステップS15〜S19に対応)。このイ
ンター紙に対する画像形成条件は、上記カバーモードに
おける条件モード設定画面(図6(a) または図6(c) )
と全く同一であって、「おもて面カバー紙」または「う
ら面カバー紙」が「インター紙」に変わるだけである。
【0040】インター紙に対する画像形成条件が設定さ
れると、表示画面は、図7(b) に示すように、「インタ
ーページをテンキーで入力して設定キーを押して下さ
い。」というメッセージを含む、インター紙にコピーす
べき頁を設定するインターシート設定画面に切換わる
(図4のステップS20に対応)。このインターシート
設定画面は、上記チャプター設定画面(図6(d) )とま
ったく同じく、テンキー107によってインター紙にコ
ピーすべき頁を入力でき、入力の完了は、設定モード表
示がモード設定キー105によって設定されたことによ
って達成される。
【0041】なお、チャプターすべき原稿の頁の入力に
誤りがある場合と同様に、このインター紙にコピーすべ
き頁の入力に誤りがある場合には、表示画面に、図7
(c) に示すように、「インターページの入力が正しくな
いので再度設定して下さい。」という再入力を促すメッ
セージが表示される。以上のシートモードの設定が完了
すると、表示画面は、図7(d) に示すように、通常のコ
ピー画面に切換わる。そして、この状態において、プリ
ントキー108が操作されると、シートモードによるコ
ピーが開始される。
【0042】図8ないし図12は、シートモードが設定
された場合におけるこの実施例のコピー機の動作を説明
するためのフローチャートである。この動作は図示しな
いマイクロコンピュータなどの制御装置による制御に基
づいて行われる。なお、以下のフローチャートの説明で
は、RDH2の原稿セット位置21にn枚(2n頁)の原
稿がセットされ、かつ上記シートモードの設定におい
て、ユーザ(オペレータ)が次の〜を行った場合を
前提とする。
【0043】 図5(b) のモード設定画面で両面コピ
ーモードを設定、 図5(c) のパターン設定画面で両面原稿をコピー紙
の両面にコピーすることを設定、 図5(d) のシートモード設定画面でカバーモードお
よびインターシートモードを設定、 図6(a) のカバーモードにおける条件モード設定画
面でおもて面カバー紙のおもて面にのみコピーさせるこ
とを設定、 図6(b) のうら面カバー紙を付けるか否かを選択す
る画面でうら面カバーは付けないと設定、 図7(a) の条件モード設定画面でインター紙のおも
て面にのみコピーさせることを設定、 図7(b) のインターシート設定画面で原稿のk頁目
(ただし1<k<2n)をインター紙にコピーさせること
を設定。
【0044】図8において、上記〜が設定されてプ
リントキーが操作されると、RDH2の原稿セット位置
21にセットされているn枚の原稿のうち、最も下にあ
るn枚目の原稿が取出され、うら面が原稿台10の画像
形成位置Jに下向きになるように給紙される(ステップ
P1)。このとき、図示しないカウンタによって給紙さ
れる原稿の頁数cがカウントされる。
【0045】次に、このうら面の原稿画像をコピーする
際、インター紙のおもて面にのみコピーさせると設定さ
れているか否かが判別される(ステップP2)。これ
は、上記「作用」の欄でも図14(a) ,(c) を参照しな
がら説明したように、両面コピーが設定され、かつイン
ター紙のおもて面にだけコピーさせることが設定されて
いる場合には、インター紙にコピーすべき頁のうら面の
頁から連続する頁に形成されている原稿画像を1頁ずつ
ずらせる必要があるため、両面コピーモードが設定され
ていても、普通紙の片面にだけコピーさせなければなら
ない場合があるからである。
【0046】上記ステップP2での判別の結果、インタ
ー紙のおもて面にのみコピーさせると設定されていると
判別されると、上記うら面の原稿画像が普通紙にコピー
され、その結果得られる片面コピー紙がビンTに排出さ
れる(ステップP4)。一方、インター紙のおもて面に
のみコピーさせると設定されていないと判別されると、
上記うら面の原稿画像が普通紙にコピーされ、その結果
得られる片面コピー紙が中間トレイ67に収容される
(ステップP3)。この実施例では、上記に示すよう
に、インター紙のおもて面にのみ原稿画像をコピーさせ
ると設定されている場合を想定しているので、上記ステ
ップP4の処理が実行される。
【0047】その後、コピーが終了した原稿はRDH2
内の反転ローラ33によって反転されておもて面が下向
きになるように画像形成位置Jに再供給される(ステッ
プP5)。このとき、カウンタによって原稿の頁数cが
カウントされる。そして、インター紙に対する排紙制御
が異なることを考慮し、原稿画像をインター紙のおもて
面にのみコピーさせると設定されているか、または原稿
画像をインター紙の両面にコピーさせると設定されてい
るかが判別される(ステップP6)。
【0048】その結果、インター紙のおもて面にのみコ
ピーさせると設定されていると判別されると、上記カウ
ンタによってカウントされた原稿の頁数cがシートモー
ド設定時に設定されたインター紙にコピーすべき原稿の
頁kに該当するか否かが判別される(ステップP7)。
その結果、頁数cが頁kに該当しないと判別されると、
図9に示す通常の両面コピーモードにおける処理が実行
される。すなわち、先ず、普通紙の片面コピー紙が中間
トレイ67に収容されているか否かが判別され(ステッ
プP8)、収容されていないと判別されると、上記おも
て面の原稿画像が各デッキ53A,53B,53C,5
4のいずれかに収納されている普通紙にコピーされ、そ
の結果作成される片面コピー紙が中間トレイ67に収容
される(ステップP10)。一方、収容されていると判
別されると、上記おもて面の原稿画像が上記中間トレイ
67内の片面コピー紙にコピーされ、その結果得られる
両面コピー紙がビンTに排出される(ステップP9)。
この実施例では、上述のように、うら面の原稿画像がコ
ピーされた片面コピー紙はビンTに排出されているの
で、上記ステップP10が実行される。そして、上記ス
テップP5〜P10の処理がカウンタの頁数cが頁kに
該当するまで繰り返される。
【0049】図8に戻って、上記ステップP5〜P10
の処理が繰り返された結果、上記ステップP7において
頁数cが頁kに該当すると判別されると、そのときに画
像形成位置Jに供給されている原稿画像を普通紙にコピ
ーすることを防止するため、先ず、中間トレイ67に普
通紙の片面コピー紙が収容されているか否かが判別され
る(ステップP11)。その結果、片面コピー紙が収容
されていなければ、ステップP13に直接移行する。一
方、片面コピー紙が収容されていれば、当該片面コピー
紙がコピーされずにビンTに排出され(ステップP1
2)、ステップP13に移行する。ステップP13で
は、手差しトレイ55にセットされているインター紙が
取込まれ、当該インター紙に上記原稿画像がコピーされ
てビンTに排出される。これにより、この実施例で想定
している原稿画像がおもて面(片面)にのみコピーされ
たインター紙を得ることができる。
【0050】一方、上記ステップP6での判別の結果、
原稿画像をインター紙の両面にコピーさせると設定され
ていると判別されると、画像形成位置Jに供給された原
稿画像がインター紙のうら面にコピーすべき頁の原稿画
像であるか否かを判断するため、画像形成位置Jに供給
されている原稿画像がシートモード設定時に設定された
インター紙のおもて面にコピーすべき頁の1つ前の頁の
原稿画像であるか否かが判別される(ステップP1
4)。その結果、1つ前の頁の原稿画像ではないと判別
されると、通常の両面コピーモードにおける処理とし
て、上記図9のステップP8〜P10の処理が行われ
る。
【0051】一方、1つ前の頁の原稿画像であると判別
されると、普通紙へのコピーを防止するため、先ず、中
間トレイ67に普通紙の片面コピー紙が収容されている
か否かが判別される(ステップP15)。その結果、片
面コピー紙が収容されていなければ、直接ステップP1
7に移行する。一方、片面コピー紙が収容されていれ
ば、当該片面コピー紙がコピーされずにビンTに排出さ
れ(ステップP16)、ステップP17に移行する。ス
テップP17では、手差しトレイ55からインター紙が
取込まれ、当該インター紙に上記1つ前の頁の原稿画像
がコピーされ、その結果得られるインター紙の片面コピ
ー紙が中間トレイ67に収容される。その後、次にコピ
ーすべき原稿が画像形成位置Jに供給される(ステップ
P18)。この画像形成位置Jに供給された原稿は、シ
ートモード設定時に設定されたインター紙のおもて面に
コピーすべき頁の原稿である。そして、当該原稿画像が
上記中間トレイ67に収容されているインター紙の片面
コピー紙にコピーされ、その結果得られるインター紙の
両面コピー紙がビンTに排出される(ステップP1
9)。
【0052】次に、図10に示すように、インター紙に
コピーすべき原稿の頁がさらに設定されているか否かが
判別される(ステップP20)。その結果、設定されて
いる場合には、上記図8および図9のステップP1〜P
19の処理が繰り返し行われる。一方、設定されていな
い場合には、ステップP21に移行し、カバー紙に関す
る制御が行われる。
【0053】ステップP21では、次にコピーすべき原
稿が画像形成位置Jに供給されるとともに、カウンタで
頁数cがカウントされる。そして、上記「作用」の欄で
図14を参照しながら説明した理由を考慮し、原稿画像
をカバー紙のおもて面にのみコピーさせると設定されて
いるか否かが判別される(ステップP22)。その結
果、原稿画像をカバー紙のおもて面にのみコピーさせる
と設定されていると判別されると、上記画像形成位置J
に供給された原稿画像が取込まれた普通紙にコピーさ
れ、その結果得られる普通紙の片面コピー紙がビンTに
排出される(ステップP24)。一方、原稿画像をカバ
ー紙の片面にのみコピーすると設定されていないと判別
されると、上記原稿画像が普通紙にコピーされた後、そ
の結果得られる普通紙の片面コピー紙が中間トレイ67
に収容される(ステップP23)。
【0054】その後、次にコピーすべき原稿が画像形成
位置Jに供給され(ステップP25)、カバー紙に対す
る排紙処理が異なることを考慮し、原稿画像をカバー紙
のおもて面にのみコピーすると設定されているか、また
は原稿画像をカバー紙の両面にコピーすると設定されて
いるか、が判別される(ステップP26)。その結果、
原稿画像をカバー紙のおもて面にのみコピーすると設定
されていると判別されると、画像形成位置Jに供給され
た原稿がカバー紙にコピーすべき頁の原稿であるか否
か、すなわち最終頁の原稿であるか否かが判別される
(ステップP27)。その結果、最終頁の原稿ではない
と判別されると、上記図9のステップP8〜P10の処
理と同様の通常の両面コピーモードにおけるコピー動作
が実行され(図11のステップP28〜P30)、この
処理が上記ステップP27で画像形成位置Jに供給され
た原稿が最終頁の原稿であると判別されるまで繰り返さ
れる。
【0055】図10に戻って、この繰り返しの結果、上
記ステップP27において原稿が最終頁の原稿であると
判別されると、当該原稿画像が普通紙にコピーされるの
を防止するため、先ず、中間トレイ67に普通紙の片面
コピー紙が収容されているか否かが判別される(ステッ
プP31)。その結果、収容されていなければ、直接ス
テップP33に移行する。一方、収容されていれば、そ
の片面コピー紙がコピーせずにそのままビンTに排出さ
れ(ステップP32)、ステップP33に移行する。ス
テップP33では、手差しトレイ55からカバー紙が取
込まれ、当該カバー紙に上記原稿画像がコピーされる。
これにより、この実施例で想定しているおもて面にのみ
原稿画像がコピーされたカバー紙を得ることができる。
【0056】一方、上記ステップP26での判別の結
果、原稿画像をカバー紙の両面にコピーすると設定され
ていると判別されると、上記原稿画像をインター紙の両
面にコピーすると設定されている場合と同様の処理が実
行される。すなわち、先ず、画像形成位置Jに供給され
た原稿がカバー紙のうら面にコピーすべき頁の原稿であ
るか否かを判断するため、画像形成位置Jに供給された
原稿が最終頁の1つ前の頁の原稿であるか否かが判別さ
れ(ステップP34)、1つ前の頁の原稿ではないと判
別されると、上記図11のステップP28〜P30にお
ける通常の両面コピーモード処理が実行される。
【0057】図10に戻って、画像形成位置Jに供給さ
れた原稿が最終頁の1つ前の頁の原稿であると判別され
ると、手差しトレイ55からカバー紙が取込まれ、当該
カバー紙に上記最終頁の1つ前の頁の原稿画像がコピー
され、その結果得られるカバー紙の片面コピー紙が中間
トレイ67に収容される(ステップP37)。なお、こ
の処理を実行するのに先立って、中間トレイ67に普通
紙の片面コピー紙が収容されている際には(ステップP
35)、当該片面コピー紙はコピーされずにそのままビ
ンTに排出される(ステップP36)。その後、図12
において、最終頁の原稿が画像形成位置Jに供給され
(ステップP38)、当該最終頁の原稿画像が上記中間
トレイ67に収容されているカバー紙の片面コピー紙に
コピーされ、その結果得られる両面に原稿画像がコピー
されたカバー紙がビンTに排出される(ステップP3
9)。そして、最後の原稿が排出して、コピー動作が終
了する(ステップP40)。
【0058】図13は、この実施例におけるコピー機に
おいて取得されたコピー物の状態を説明するための図で
ある。たとえば、図13(a) に示すように、1頁〜10
頁の5枚の原稿が10頁目を下側にしてRDF2の画像
セット位置21にセットされたとする。そして、上記図
8ないし図12での説明と同様の設定をしたとする。た
だし、インター紙にコピーすべき頁は図13(a) に二重
三角形で示した7頁目が設定されているとする。そし
て、この原稿をこの実施例におけるコピー機でコピーさ
せた場合に最終的に得られるコピー物は、図13(b) に
示すように、カバー紙のおもて面にだけ1頁目の原稿画
像がコピーされているとともに、インター紙のおもて面
に7頁目の原稿画像がコピーされている。
【0059】以上のようにこの実施例の複写機によれ
ば、カバー紙またはインター紙の片面にのみ原稿画像を
コピーすることができる。したがって、たとえばタイト
ルまたは章の始めの紹介文だけをカバー紙またはインタ
ー紙にコピーさせ、本文を普通紙にコピーさせることが
できる。そのため、取得されるコピー物を見やすいもの
とすることができる。
【0060】しかも、カバー紙またはインター紙の片面
にのみ原稿画像をコピーさせる際には、その旨を設定す
るという簡単な作業をするだけでよい。そのため、ユー
ザ・インタフェースの向上を図ることができる。この発
明の実施例の説明は以上のとおりであるが、この発明は
上述の実施例に限定されることはない。たとえば上記実
施例では、この発明を複写機に適用した場合を例にとっ
て説明しているが、この発明は、たとえばレーザプリン
タやその他の画像形成装置にも適用可能である。
【0061】その他この発明の範囲内において種々の設
計変更を施すことは可能である。
【0062】
【発明の効果】以上のようにこの発明の画像形成装置に
よれば、カバー紙またはインター紙の片面にのみ原稿画
像を形成させることができる。したがって、最終的に得
られる画像形成物を見やすいものとすることができる。
しかも、カバー紙またはインター紙の片面にのみ原稿画
像を形成させるときには、カバー紙またはインター紙の
片面にのみ原稿画像を形成することを指定するという簡
単な作業をするだけでよい。したがって、オペレータの
負担を軽減できる。そのため、ユーザ・インタフェース
の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の画像形成装置が適用されたコピー機
の構成例を示す概略図である。
【図2】上記コピー機に備えられている操作部の外観構
成を示す正面図である。
【図3】上記コピー機におけるシートモードの選択・設
定を説明するためのフローチャートである。
【図4】同じく、上記コピー機におけるシートモードの
選択・設定を説明するためのフローチャートである。
【図5】上記シートモードの選択・設定の流れに対応し
た表示部の表示画面の流れを説明するための図である。
【図6】同じく、上記シートモードの選択・設定の流れ
に対応した表示部の表示画面の流れを説明するための図
である。
【図7】同じく、上記シートモードの選択・設定の流れ
に対応した表示部の表示画面の流れを説明するための図
である。
【図8】上記コピー機における上記シートモードのうち
カバーモードおよびインターシートモードが設定された
場合の動作を説明するためのフローチャートである。
【図9】同じく、上記コピー機における上記シートモー
ドのうちカバーモードおよびインターシートモードが設
定された場合の動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【図10】上記コピー機における上記シートモードのう
ちカバーモードおよびインターシートモードが設定され
た場合の動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】同じく、上記コピー機における上記シートモ
ードのうちカバーモードおよびインターシートモードが
設定された場合の動作を説明するためのフローチャート
である。
【図12】同じく、上記コピー機における上記シートモ
ードのうちカバーモードおよびインターシートモードが
設定された場合の動作を説明するためのフローチャート
である。
【図13】上記コピー機の特徴をより具体的に説明する
ための図である。
【図14】両面モードが設定されている際に、カバー紙
またはインター紙の片面にのみ原稿画像をコピーさせる
場合、カバー紙またはインター紙の片面にコピーすべき
原稿画像が形成された頁以外の頁を1頁ずつずらせる必
要があることを説明するための図である。
【図15】従来のカバーモードおよびインターシートモ
ードにおけるコピー形態を説明するための図である。
【符号の説明】
1 コピー機本体 44 画像形成部 100 表示部 101 シート/インサートキー 102 両面コピーキー 105 モード設定キー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿画像を普通紙および普通紙とは異なる
    カバー紙に形成することができる画像形成装置であっ
    て、 両面モードを指定できる両面モード指定手段と、 カバーモードを指定できるカバーモード指定手段と、 このカバーモード指定手段でカバーモードを指定した場
    合に、カバー紙の片面にのみ原稿画像を形成させること
    を指定できる条件指定手段と、 上記両面モード指定手段で両面モードが指定され、かつ
    上記カバーモード指定手段でカバーモードが指定される
    と、上記条件指定手段で原稿画像をカバー紙の片面にの
    み形成することが指定されたか否かを判別する判別手段
    と、 この判別手段において、原稿画像をカバー紙の片面にの
    み形成することが指定されたと判別されると、1頁目ま
    たは最終頁目に形成されている原稿画像をカバー紙の片
    面に形成させるとともに、1頁目または最終頁目以外の
    頁に形成されている原稿画像を普通紙に形成させる画像
    形成制御手段とを含むことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】原稿画像を普通紙および普通紙とは異なる
    インター紙に形成することができる画像形成装置であっ
    て、 両面モードを指定できる両面モード指定手段と、 インターシートモードを指定できるインターシートモー
    ド指定手段と、 このインターシートモード指定手段でインターシートモ
    ードを指定した場合に、インター紙の片面にのみ原稿画
    像を形成させることを指定できる条件指定手段と、 インター紙に形成すべき原稿画像が形成されている頁を
    指定できる頁指定手段と、 上記両面モード指定手段で両面モードが指定され、かつ
    上記インターシートモード指定手段でインターシートモ
    ードが指定されると、上記条件指定手段で原稿画像をイ
    ンター紙の片面にのみ形成することが指定されたか否か
    を判別する判別手段と、 この判別手段において、原稿画像をインター紙の片面に
    のみ形成することが指定されたと判別されると、上記頁
    指定手段で指定された頁に形成されている原稿画像をイ
    ンター紙の片面に形成するとともに、上記頁指定手段で
    指定された頁以外の頁に形成されている原稿画像を普通
    紙に形成させる制御手段とを含むことを特徴とする画像
    形成装置。
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