JPH08297442A - 画像形成装置および画像形成装置の立上げ制御方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置の立上げ制御方法

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JPH08297442A
JPH08297442A JP7102431A JP10243195A JPH08297442A JP H08297442 A JPH08297442 A JP H08297442A JP 7102431 A JP7102431 A JP 7102431A JP 10243195 A JP10243195 A JP 10243195A JP H08297442 A JPH08297442 A JP H08297442A
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image forming
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power
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JP7102431A
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Kazuhiko Hirooka
和彦 廣岡
Tetsuya Nozaki
哲也 野崎
Yoshito Chori
嘉人 長利
Mitsuhiko Sato
光彦 佐藤
Akihiko Sato
明彦 佐藤
Yoshihiro Funamizu
善浩 船水
Hajime Kaji
一 鍛治
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Original Assignee
Canon Inc
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
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    • GPHYSICS
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    • G03G15/80Details relating to power supplies, circuits boards, electrical connections

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誤った電源供給状態を回避できるとともに、
シャットダウン状態時においてもユーザからの使用要求
に簡単な操作で柔軟に対応できる。 【構成】 制御回路1004は、本体の起動時に、記憶
手段に電源遮断状態が記憶されている時には、カレンダ
IC1200の設定時刻に関わらず画像形成装置本体を
オン状態にしてスタンバイ状態に立ち上げるように制御
し、カレンダIC1200の設定時刻に従って前記画像
形成装置本体がシャットダウン状態に設定された時刻の
間は前記画像形成装置本体がシャットダウン状態になる
ように制御し、本体の起動時に、RAM1004cに電
源遮断状態が記憶されている時には、メインスイッチ1
001がオンされたものと判断して、ウイークリータイ
マの設定時刻に関わらず画像形成装置をオン状態にして
画像形成可能なスタンバイ状態に立ち上げるよう制御す
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所望の設定時刻に自動
的に複写可能状態と休止状態を切り換えるウイークリタ
イマ機能を備えた画像形成装置および画像形成装置の立
上げ制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の機能を備えた画像形
成装置のひとつとして、電子写真複写機が知られてい
る。この複写機を毎朝始業時刻に自動的にオンし、終業
時刻に自動的にオフするなど、ウイークリータイマを設
定することによって、ユーザが電源スイッチをオン/オ
フすることなく、自動的に複写機を所定時刻でオン(ス
タンバイ)/オフ(シャットダウン)状態にさせる機能
を実現していた。ここで、ウイークリータイマを動作さ
せる場合には、電源スイッチを常にオン状態にして使用
し、ウイークリータイマによる複写機のシャットダウン
状態の時には、制御回路等に必要最小限の電源供給を行
ない、その他への電源供給を遮断した状態になるよう制
御していた。
【0003】また、ウイークリータイマによる複写機の
シャットダウン状態の時に、ユーザによって電源スイッ
チがオフ/オンされた場合には、ウイークリータイマに
よるシャットダウン状態に設定されている時刻であって
もシャットダウン状態が解除され、複写可能なスタンバ
イ状態に立ち上げるよう制御されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において、
例えば、終業後は配電盤等で大元の商用電源を遮断する
ようなオフィスなどで、ウイークリータイマによるシャ
ットダウン中に、商用電源がオフ/オンされた場合は、
停電から復帰した場合などに、複写機のシャットダウン
ン状態が解除されてスタンバイ状態に立ち上がってしま
い、不必要な電力を消費してしまうという不都合があっ
た。
【0005】また、上記不都合に対処するため、ウイー
クリータイマによるシャットダウン状態に設定された時
刻において、電源スイッチのオフ/オンではシャットダ
ウン状態を解除させないようにすると、複写機を立ち上
げるためには、さらにシャットダウン状態解除のための
キー操作が必要となるなど、使い勝手が悪くなるという
不都合があった。
【0006】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第3の発明
の目的は、ウイークリータイマによるシャットダウン状
態に設定された時刻における電源のオフ/オンに対し
て、記憶される電源スイッチの遮断状態情報に基づいて
画像形成装置本体の立ち上げ状態を制御することによ
り、画像形成装置本体が備えるタイマによる電源管理状
態時における誤った電源供給状態を回避できるととも
に、シャットダウン状態時においてもユーザからの使用
要求に簡単な操作で柔軟に対応できる画像形成装置およ
び画像形成装置の立上げ制御方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、所定時刻に画像形成装置本体を画像形成可能なスタ
ンバイ状態または画像形成不可能なシャットダウン状態
にするタイマ計時手段を備えた画像形成装置において、
前記画像形成装置本体の画像形成シーケンスを制御する
制御手段と、電源の供給と遮断とを切り換えるスイッチ
手段と、前記スイッチ手段が電源遮断状態に切り換えら
れても、外部からの商用電源供給が遮断されない限り、
少なくとも前記制御手段に電源供給を可能とする電源供
給維持手段と、前記スイッチ手段が電源供給状態にある
のか、または電源遮断状態にあるのかを検知する検知手
段と、前記検知手段により前記スイッチ手段が電源遮断
状態にあることが検知されたとき、電源遮断状態になっ
たことを記憶する記憶手段と、前記画像形成装置本体へ
の外部からの商用電源供給が遮断されても、前記記憶手
段に記憶された記憶内容を保持する保持手段とを備え、
前記制御手段は、前記画像形成装置本体の起動時に、前
記記憶手段に前記電源遮断状態が記憶されている時に
は、前記タイマ計時手段の設定時刻に関わらず前記画像
形成装置本体をオン状態にしてスタンバイ状態に立ち上
げるように制御し、前記記憶手段に電源遮断状態が記憶
されていない時には、前記タイマ計時手段の設定時刻に
従って前記画像形成装置本体がシャットダウン状態に設
定された時刻の間は前記画像形成装置本体がシャットダ
ウン状態になるように制御するものである。
【0008】本発明に係る第2の発明は、前記タイマ計
時手段により前記画像形成装置本体がシャットダウン状
態に設定されている時刻において、前記制御手段は、前
記検知手段により前記スイッチ手段が電源遮断状態にあ
ることが検知された時に、前記記憶手段に電源遮断状態
にあることを記憶し、所定時間後、前記電源供給維持手
段による電源供給の維持を解除するように制御するもの
である。
【0009】本発明に係る第3の発明は、所定時刻に画
像形成装置本体を画像形成可能なスタンバイ状態または
画像形成不可能なシャットダウン状態にするタイマ計時
手段と、前記画像形成装置本体の画像形成シーケンスを
制御する制御手段と、電源の供給と遮断とを切り換える
スイッチ手段と、前記スイッチ手段が電源遮断状態に切
り換えられても、外部からの商用電源供給が遮断されな
い限り、少なくとも前記制御手段に電源供給を可能とす
る電源供給維持手段と、前記スイッチ手段が電源供給状
態にあるのか、または電源遮断状態にあるのかを検知す
る検知手段と、前記検知手段が前記スイッチ手段により
電源遮断状態にあることが検知されたとき、電源遮断状
態になったことを記憶する記憶手段と、前記画像形成装
置本体への外部からの商用電源供給が遮断されても、前
記記憶手段に記憶された記憶内容を保持する保持手段と
を有する画像形成装置の立上げ制御方法において、前記
画像形成装置本体の起動時に、前記記憶手段に前記電源
遮断状態が記憶されているどうかを判定する判定工程
と、前記電源遮断状態が記憶されていると判定された時
には、前記タイマ計時手段の設定時刻に関わらず前記画
像形成装置本体をオン状態にしてスタンバイ状態に遷移
させる第1の遷移工程と、前記記憶手段に電源遮断状態
が記憶されていないと判定された時には、前記タイマ計
時手段の設定時刻に従って前記画像形成装置本体がシャ
ットダウン状態に設定された時刻の間は前記画像形成装
置本体がシャットダウン状態になるように遷移させる第
2の遷移工程とを有するものである。
【0010】
【作用】第1の発明においては、画像形成装置の起動時
に、記憶手段に電源遮断状態が記憶されている時には、
電源スイッチがオンされたものと判断して、ウイークリ
ータイマの設定時刻に関わらず画像形成装置をオン状態
にして画像形成可能なスタンバイ状態に立ち上げるよう
制御し、記憶手段に電源遮断状態が記憶されていない時
には、大本の商用電源のオフや停電からの復帰と判断し
て、ウイークリータイマの設定時刻にしたがって画像形
成装置がシャットダウン状態に設定された時刻の間は画
像形成装置がシャットダウン状態になるよう制御するこ
とによって、ウイークリータイマ機能中における電源入
切状態が停電からの復帰等によるものかユーザによる電
源操作によるものかを確実に識別しながら画像形成装置
本体の立ち上げを切り換えて不要な電力消費を節減する
ことを可能とする。
【0011】第2の発明においては、ウイークリータイ
マにより前記画像形成装置がシャットダウン状態に設定
されている時刻において、電源スイッチが電源遮断状態
にあることが検知された時に、記憶手段に電源遮断状態
にあることを記憶し、所定時間後、画像形成装置の電源
供給を完全に遮断するよう制御することによって、電源
遮断状態が記憶され、かつシャットダウン状態に設定さ
れている時刻における電力消費を極力節減することを可
能とする。
【0012】第3の発明においては、画像形成装置の起
動時に、記憶手段に電源遮断状態が記憶されている時に
は、電源スイッチがオンされたものと判断して、ウイー
クリータイマの設定時刻に関わらず画像形成装置をオン
状態にして画像形成可能なスタンバイ状態に立ち上げる
よう遷移させ、記憶手段に電源遮断状態が記憶されてい
ない時には、大元の商用電源のオフや停電からの復帰と
判断して、ウイークリータイマの設定時刻にしたがって
画像形成装置がシャットダウン状態に設定された時刻の
間は画像形成装置がシャットダウン状態になるよう遷移
させ、ウイークリータイマ機能中における電源入切状態
が停電からの復帰等によるものかユーザによる電源操作
によるものかを確実に識別しながら画像形成装置本体の
立ち上げを切り換えて不要な電力消費を節減する処理を
自動化させることを可能とする。
【0013】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0014】図1は本発明の一実施例を示す画像形成装
置の構成を説明する断面図である。
【0015】図1において、100は複写装置本体、2
00は原稿の自動給送を行なう循環式自動原稿送り装置
すなわちフィーダ(以下RDFと記す)、250は仕分
け装置、すなわちソータであり、これらRDF200と
ソータ250は本体100に対して自在に組み合わせ使
用できるようになっている。
【0016】101は原稿記載台としての原稿台ガラス
である。また、102は画像読取手段としての光学系で
あり、原稿照明ランプ(露光ランプ)103と、走査ミ
ラーと、レンズ143と、モータ104等から構成され
ており、モータ104により走査しつつ露光ランプ10
3で原稿を照明し、原稿からの反射光を走査ミラーとレ
ンズにより感光体ドラム105に照射する。
【0017】前記感光体ドラム105の回りには、1次
帯電器106と、ブランク露光ユニット107と、電位
センサ108と、現像器109と転写帯電器110と、
分離帯電器111と、クリーニング装置112とが装備
されていて、これら感光体ドラム105等により画像記
録手段が構成されている。
【0018】感光体ドラム105はメインモータ113
により図1に示す矢印の方向に回転するもので、1次帯
電器106によりコロナ帯電されており、光学系102
から原稿の反射光が照射されると、静電潜像が形成され
る。この静電潜像は、現像器109により現像されてト
ナー像として可視化される。
【0019】一方、上段カセット114あるいは下段カ
セット115からピックアップローラ116,117を
介し、給紙ローラ118,119により本体100内に
送られた転写紙が、レジストローラ120によりトナー
像の先端と転写紙の先端とが一致するようにタイミング
がとられた後、感光体ドラム105に給送され、転写帯
電器110によりトナー像が転写される。この転写後、
転写紙は分離帯電器111により感光体ドラム105か
ら分離され、搬送ベルト121により定着器122に導
かれた加圧、加熱により定着され、この後排出ローラ1
23により本体100の外に排出される。また、感光体
ドラム105はクリーニング装置112により、その表
面が清掃される。
【0020】また、本体100には、例えば4000枚
の転写紙を収納し得るデッキ124が装備されている。
デッキ124のリフタ125は、給紙ローラ126に転
写紙が常に当接するように転写紙の量に応じて上昇す
る。
【0021】127は排紙フラッパであり、両面記録側
ないし多重記録側と排出側(ソータ250)の経路を帰
路を切り替える。排出ローラ123から送り出された転
写紙は、この排紙フラッパ127により両面記録側ない
し多重記録側に切り替えられる。また、128は下搬送
パスであり、排出ローラ123から送り出された転写紙
を反転パス129を介し転写紙を裏返して再給紙トレイ
130に導く。
【0022】131は両面記録と多重記録の経路を切り
替える多重フラッパであり、これを左方向に倒すことに
より転写紙を反転パス129に介さず、直接下搬送パス
128に導く。132は経路133を通じて転写紙を感
光体ドラム105側に給紙する給紙ローラである。
【0023】134は前記排紙フラッパ127の近傍に
配置されて、該排紙フラッパ127により排出側に切り
替えられた転写紙を機外に排出する排出ローラである。
両面記録(両面複写)や多重記録(多重複写)時には、
排紙フラッパ127を上方に上げて、複写済の転写紙を
下搬送パス128,反転パス129を介して裏返した状
態で再給紙トレイ130に格納する。
【0024】この時、両面記録時には多重フラッパ13
1を右方向へ倒し、また多重記録時には該多重フラッパ
131を左方向へ倒しておく。次に行なう裏面記録時や
多重記録時には、再給紙トレイ130に格納されている
転写紙が、下から1枚づつ給紙ローラ132により経路
133を介して本体のレジストローラ120に導かれ
る。本体から転写紙を反転して排出する時には、排紙フ
ラッパ127を上方へ上げ、フラッパ131を右方向へ
倒し、複写済の転写紙を反転パス129側へ搬送し、転
写紙の後端が第1の送りローラ140を通過した後に反
転ローラ142によって第2の送りローラ側へ搬送し、
排出ローラ134によって、転写紙を裏返して機外へ排
出される。なお、144は定着ローラ、150はマルチ
手差しトレイ、210は予約トレイである。
【0025】図2は、図1に示した本体100に設けら
れる操作部600の配置構成を示す要部平面図である。
【0026】図2において、650はウイークリタイマ
キーであり、ウイークリタイマ動作の設定/解除をする
時に用いる。651はウイークリタイマ設定キーであ
り、ウイークリタイマの動作時刻を設定する時の確定キ
ーとして用いる。
【0027】601はアスタリスク(*)キーであり、
オペレータ(使用者)が、綴じ代量の設定とか、原稿枠
消しのサイズ設定等の設定モードの時に用いる。627
はカーソルキーであり、設定モード時の設定項目を選択
する時に用いる。628はOKキーであり、設定モード
時の設定内容を確定する時に用いる。606はオールリ
セットキーであり、標準モードに戻す時に押す。
【0028】また、オートシャットオフ状態から標準モ
ードに復帰させるときにもこのキー606を押す。60
5は複写開始キー(コピースタートキー)であり、複写
を開始する時に押す。604はクリア/ストップキーで
あり、待機(スタンバイ)中はクリアキー、複写記録中
はストップキーの機能を有する。このクリアキーは、設
定した複写枚数を解除する時にも使用する。また、スト
ップキーは連続複写を中断する時に押す。
【0029】この押した時点での複写が終了下後に、複
写動作が停止する。603はテンキーであり、複写枚数
を設定する時に押す。また*(アスタリスク)モードを
設定する時にも使う。619はメモリキーであり、使用
者が頻繁に使うモードを登録しておくことができる。こ
こでは、M1〜M4の4通りのモードの登録ができる。
611および612は複写濃度キーであり、複写濃度を
手動で調節するときに押す。613はAEキーであり、
原稿の濃度に応じて、複写濃度を自動的に調節すると
き、またはAE(自動濃度調節)を解除して濃度調節を
マニュアル(手動)に切り換えるときに押す。
【0030】607はコピー用紙選択キーであり、上段
ペーパリフタ119,下段ペーパリフタ115,ペーパ
デッキ124,マルチ手差し150を選択するときに押
す。また、RDF300に原稿が載っているときには、
このキー607によりAPS(自動紙カセット選択)が
選択できる。APSが選択されたときには、原稿と同じ
大きさのカセットが自動選択される。
【0031】610は等倍キーであり、等倍(原寸)の
複写をとるときに押す。616はオート変倍キーであ
り、指定した転写紙のサイズに合わせて原稿の画像を自
動的に縮小・拡大を指定するときに押す。626は両面
キーであり、片面原稿から両面複写、両面原稿から両面
複写、または両面原稿から片面複写をとるときに押す。
625は綴じ代キーであり、転写紙の左側へ指定された
長さの綴じ代を作成することができる。
【0032】624は写真キーであり、写真原稿を複写
するときに押す。623は多重キーであり、2つの原稿
から転写紙の同じ面に画像を作成(合成)するときに押
す。620は原稿枠消しキーであり、使用者が定形サイ
ズ原稿の枠消しを行なうときに押し、その際に原稿のサ
イズはアスタリスクキー601で設定する。621はシ
ート枠消しキーであり、コピー用紙サイズに合わせて原
稿の枠消しをするときに押す。629は表紙モード設定
キーであり、表紙,裏表紙の作成、および合紙を挿入す
るときに用いる。
【0033】630はページ連写キーであり、見開きの
本の左右を続けて複写するときに用いる。614はステ
イプルソートソートグループの排紙方法を選択する排紙
方法選択キーであり、記録後の用紙をステイプルソータ
が接続されている場合は、ステイプルソートモード,ソ
ートモード,グループモードの選択またはその選択モー
ドの解除ができる。
【0034】631は予約キーであり、予約トレイ21
0に載置された予約原稿に対する複写モードの設定を開
始するとき、および予約設定を解除するときに用いる。
632は予約設定キーであり、予約モード設定時の確定
キーとして用いる。633はガイドキーであり、各種キ
ーに対応する機能の説明を、メッセージディスプレイに
表示するときに用いる。
【0035】701は複写に関する情報を表示するLC
D(液晶)タイプのメッセージディスプレイであり、9
6×192ドットで文字や図形を表示する。例えば、ウ
イークリタイマ設定キー651で設定されたウイークリ
タイマ設定時刻、テンキー603で設定した複写枚数,
定形変倍キー608,609,等倍キー610,ズーム
キー617,618で設定した複写倍率,用紙選択キー
607で選択した用紙サイズ,複写装置本体100の状
態を示すメッセージ,操作手順を示すガイドメッセー
ジ,その他各種モードの設定内容を表示する。なお、6
15は折りキー、634は割込みキー、635はIDキ
ーである。
【0036】704はAE表示器であり、AEキー61
3によりAE(自動濃度調節)を選択したときに点灯す
る。709は予熱表示器であり、予熱状態の時に点灯す
る。なお、標準モードでRDF200を使用していると
きでは複写枚数1枚、濃度AEモード,オート用紙選
択,等倍,片面原稿から片面複写の設定になる。RDF
200を未使用時の標準モードでは複写枚数1枚,濃度
マニュアルモード,等倍,片面原稿から片面複写の設定
となっている。RDF200の使用時と未使用時の差は
RDF200に原稿がセットされているか否かで決ま
る。
【0037】図3は、図1に示した画像形成装置の制御
構成を説明するブロック図であり、図1と同一のものに
は同一の符号を付してある。
【0038】図において、1004は制御回路(コント
ローラ)で、CPU1004a,ROM1004b,R
AM1004c等から構成され、ROM1004bに格
納されたプログラムに基づいて複写シーケンスを総轄制
御する。また、電池1004dによって、電源1100
からの電源供給が遮断された場合にもRAM1004c
の内容が保持される。
【0039】操作部600は、前述したように、コピー
モード(片面・両面・多重モード,複写倍率,カセット
選択等)設定キー,複写枚数等を設定するテンキー,複
写動作開始を指示するスタートキー,複写動作停止を指
示するストップキー,動作モードを標準状態に復帰する
リセットキー,ウイークリタイマの設定キー等のキー入
力部,および動作モードの設定状態等を表示するLED
・液晶等の表示部が配置されている。
【0040】サーミスタ302は、定着ローラ144の
表面温度を検出し、A/D変換器301でA/D変換さ
れた値がコントローラ1004に入力される。コントロ
ーラ1004は、サーミスタ302の検出値により、定
着ローラ144の表面温度が所定値になるように制御し
ている。
【0041】高圧制御部303は、1次帯電器106,
転写帯電器110等の帯電系、および現像器109等に
所定の電位を印可する高圧ユニット304の制御を行な
う。モータ制御部305は、各種ステッピングモータや
メイン駆動モータ等のモータ306の駆動を制御する。
【0042】DC負荷制御部307は、ピックアップロ
ーラ116用等のソレノイド,レジストローラ120用
等のクラッチ、およびファン等の駆動を制御する。
【0043】308は転写紙の紙づまり検知用等のセン
サ類で、コントローラ1004に入力される。
【0044】ACドライバ1000は、原稿照明ランプ
103等のAC負荷309、および定着ヒータ310へ
のAC電源供給を制御する。また、原稿照明ランプ10
3、定着ヒータ310等の異常を検出し、シャットオフ
機能付きのメインスイッチ1001をオフ状態にする。
【0045】さらに、コントローラ1004の制御によ
り、メインスイッチ1001前後のAC入力が切り換え
られて電源1100に入力される。電源1100は、コ
ントローラ1004等にDC電源を供給し、ACドライ
バ1000からのAC電源が入力されると共に、入力電
源プラグ311から、メインスイッチ1001,ドアス
イッチ1007を介したAC電源が電源1100に入力
される。
【0046】ペーパデッキ124は、転写紙の積載枚数
を増やすための給紙装置、フィーダ200は、複数枚の
原稿を自動的にセットするための自動原稿送り装置、ソ
ータ250は、排出される転写紙を仕分けするための仕
分け装置である。なお、1200はカレンダICであ
る。
【0047】図4は、図3に示した電源部の構成を説明
する回路ブロック図であり、図3と同一のものには同一
の符号を付してある。
【0048】図4において、1001は電源の供給と遮
断を切り換えるスイッチ手段であるところのメンスイッ
チ、1020はメインスイッチが電源遮断状態に切り換
えられても、制御手段に電源供給を維持する電源供給維
持手段であるところのリレー、1003はメインスイッ
チの切り換え動作を検出する検知手段、1004はメイ
ンスイッチ1001の状態に応じてリレー1002の切
り換え制御を行なう制御回路である。電源1100は大
きくは2系統からなり、1005は1004の制御回路
1004などを駆動させる制御系電源である5V系と、
クラッチソレノイドなどを駆動する24VU電源、10
06は高圧や精度を必要なアナログ信号用の24VR
と、メインモータや光学モータ用の38VU電源。10
07はドアスイッチである。
【0049】次に、図4に示したリレー1002の動作
について説明する。
【0050】リレー1002は無制御状態の時には図4
の実線側に接続されており、メインスイッチ1001が
オンされると電源1005に商用電源1008が供給さ
れ、制御回路1004は動作を開始する。制御回路10
04は動作が開始されると、リレー1002を制御し
て、リレー1002を点線側に切り換える。リレー10
02が点線側に切り換えられると、メインスイッチの状
態に関わらず常に電源1005に商用電源1008が供
給され、制御回路1004に電源供給可能となる。
【0051】制御回路1004は必要に応じてリレー1
002の制御を解除することによって、電源1005へ
の商用電源1008の供給を遮断し、制御回路1004
への電源供給も遮断され、以後、再びメインスイッチ1
001がオンされると、動作が再開される。
【0052】以下、本実施例と第1,第2の発明の各手
段との対応及びその作用について図3,図4等を参照し
て説明する。
【0053】第1の発明は、所定時刻に画像形成装置本
体を画像形成可能なスタンバイ状態または画像形成不可
能なシャットダウン状態にするタイマ計時手段(カレン
ダーIC1200)を備えた画像形成装置において、前
記画像形成装置本体の画像形成シーケンスを制御する制
御手段(制御回路1004)と、電源の供給と遮断とを
切り換えるスイッチ手段(メインスイッチ1001)
と、前記スイッチ手段が電源遮断状態に切り換えられて
も、外部からの商用電源供給が遮断されない限り、少な
くとも前記制御手段に電源供給を可能とする電源供給維
持手段(リレー1002を備える電源1100)と、前
記スイッチ手段が電源供給状態にあるのか、または電源
遮断状態にあるのかを検知する検知手段(検知手段10
03)と、前記検知手段により前記スイッチ手段が電源
遮断状態にあることが検知されたとき、電源遮断状態に
なったことを記憶する記憶手段(RAM1004c)
と、前記画像形成装置本体への外部からの商用電源供給
が遮断されても、前記記憶手段に記憶された記憶内容を
保持する保持手段(電池1004d)とを備え、前記制
御回路1004は、前記画像形成装置本体の起動時に、
前記記憶手段に前記電源遮断状態が記憶されている時に
は、カレンダーIC1200の設定時刻に関わらず前記
画像形成装置本体をオン状態にしてスタンバイ状態に立
ち上げるように制御し、RAM1004cに電源遮断状
態が記憶されていない時には、カレンダーIC1200
の設定時刻に従って前記画像形成装置本体がシャットダ
ウン状態に設定された時刻の間は前記画像形成装置本体
がシャットダウン状態になるように制御して、画像形成
装置の起動時に、RAM1004cに電源遮断状態が記
憶されている時には、メインスイッチ1001がオンさ
れたものと判断して、ウイークリータイマの設定時刻に
関わらず画像形成装置をオン状態にして画像形成可能な
スタンバイ状態に立ち上げるよう制御し、記憶手段に電
源遮断状態が記憶されていない時には、大本の商用電源
のオフや停電からの復帰と判断して、ウイークリータイ
マの設定時刻にしたがって画像形成装置がシャットダウ
ン状態に設定された時刻の間は画像形成装置がシャット
ダウン状態になるよう制御するので、ウイークリータイ
マ機能中における電源入切状態が停電からの復帰等によ
るものかユーザによる電源操作によるものかを確実に識
別しながら画像形成装置本体の立ち上げを切り換えて不
要な電力消費を節減することができる。
【0054】第2の発明は、前記タイマ計時手段(カレ
ンダーIC1200)により前記画像形成装置本体がシ
ャットダウン状態に設定されている時刻において、前記
制御手段は、前記検知手段1003により前記スイッチ
手段が電源遮断状態にあることが検知された時に、RA
M1004cに電源遮断状態にあることを記憶し、所定
時間後、リレー1002による電源供給の維持を解除す
るように制御して、ウイークリータイマにより前記画像
形成装置がシャットダウン状態に設定されている時刻に
おいて、電源スイッチが電源遮断状態にあることが検知
された時に、記憶手段に電源遮断状態にあることを記憶
し、所定時間後、画像形成装置の電源供給を完全に遮断
するよう制御するので、電源遮断状態が記憶され、かつ
シャットダウン状態に設定されている時刻における電力
消費を極力節減することができる。
【0055】以下、図5〜図9を参照して本発明に係る
画像形成装置の電源制御方法について説明する。
【0056】図5は本発明に係る画像形成装置のパワー
オン処理手順の一例を示すフローチャートである。な
お、(1)〜(7)は各ステップを示す。
【0057】先ず、コントローラ1004に電源が投入
(パワーオン)されると、RAM1004cのワーク領
域のクリアやI/Oポートの設定などのコントローラ1
004の初期化を行ない(1)、リレー1002をオン
して、リレー1002を図4の点線側に切り換える
(2)。
【0058】次に、RAM1004cのバックアップ領
域に後述のメインスイッチオフフラグが記憶(セット)
されているかどうかチェックし(3)、セットされてい
ないと判定された場合には、後述のメインスイッチ検知
タイマ割り込みをスタートさせる(4)。
【0059】次に、カレンダーIC1200によって、
ウイークリタイマによってシャットダウンに設定された
時刻かどうか判断し(5)、設定時刻であると判定され
た時には、後述のシャットダウンルーチンヘジャンプす
る。
【0060】一方、ステップ(5)の判断で設定時刻で
ないと判定された場合には、後述のメインルーチンヘジ
ャンプする。
【0061】一方、ステップ(3)の判断でメインスイ
ッチオフフラグがセットされていると判定された場合に
は、メインスイッチオフフラグをリセットし(6)、メ
インスイッチ検知タイマ割り込みをスタートし(7)、
メインルーチンヘジャンプする。
【0062】図6は本発明に係る画像形成装置における
メインルーチンの詳細手順を示すフローチャートであ
る。なお、(1)〜(6)は各ステップを示す。
【0063】先ず、定着ヒータ310の温度制御開始,
感光ドラム105のクリーニング動作等の本体100を
立ち上げるために必要な初期化動作を行なった後
(1)、メインスイッチオフフラグがセットされている
かどうかチェックし(2)、セットされているときに
は、メインスイッチオフルーチンヘジャンプする。
【0064】一方、ステップ(2)の判断でセットされ
ていないと判定された場合には、カレンダーIC120
0によって、ウイークリタイマのオン時刻からオフ時刻
に変化したかどうか判断し(3)、変化したと判定した
ときには、シャットダウンルーチンヘジャンプする。
【0065】一方、ステップ(3)の判断で変化したと
判定したときには、定着ヒータ310の温調の完了,複
写用紙の紙有り等から複写可能状態になったかどうかチ
ェックし(4)、可能状態と判定され、コピーキー60
5が押されたら(5)、複写動作を行ない(6)、複写
動作終了後、ステップ(2)へジャンプする。
【0066】なお、図示はしていないが、ステップ
(1)、およびステップ(6)の実行中にもメインスイ
ッチオフフラグがセットされているかどうかチェック
し、セットされているときには、メインスイッチオフル
ーチンヘジャンプする。
【0067】図7は、図6に示したメインスイッチオフ
ルーチンの詳細手順を示すフローチャートである。な
お、(1),(2)は各ステップを示す。
【0068】各種負荷をオフするなどのシャットダウン
動作を行なった後(1)、メインスイッチオフフラグが
セットされているかどうかチェックし(2)、セットさ
れていないと判断されたら、メインルーチンヘジャンプ
する。
【0069】図8は、図6に示したウイークリタイマに
よるシャットダウン処理ルーチンの詳細手順を示すフロ
ーチャートである。なお、(1)〜(3)は各ステップ
を示す。
【0070】先ず、定着ヒータをオフするなどのシャッ
トダウン動作を行なった後(1)、メインスイッチオフ
フラグがセットされているかどうかチェックし(2)、
セットされていると判定した場合には、メインスイッチ
オフルーチンヘジャンプする。
【0071】一方、ステップ(2)の判断で、セットさ
れていない時には、カレンダIC1200によって、ウ
イークリタイマのオン時刻になったかどうかチェックし
(3)、なった場合には、メインルーチンヘジャンプす
る。
【0072】一方、ステップ(3)の判断で、オン時刻
になっていない場合には、ステップ(2)にジャンプし
て、ステップ(2),(3)を繰り返す。
【0073】図9は本発明に係る画像形成装置における
メインスイッチ検知タイマ割り込み処理手順を示すフロ
ーチャートである。なお、(1)〜(9)は各ステップ
を示し、本実施例においては、2msecごとに割り込
みがかかるインタバルタイマでメインスイッチ検知を行
なっているものとする。
【0074】先ず、メインスイッチの検知手段1003
により、メインスイッチがオン状態かどうかチェックし
(1)、オン状態と判定した時には、メインスイッチが
オフ状態になったことを示すメインスイッチオフフラグ
をリセットし(8)、後述のパワーオフタイマをリセッ
トして(9)、終了する。
【0075】一方、ステップ(1)の判断でオン状態で
ないと判断された場合には、メインスイッチオフフラグ
をセットし(2)、所定時間後に完全にパワーオフする
ためのパワーオフタイマがカウント中かどうかチェック
し(3)、カウント中のときには、パワーオフタイマに
所定時間をセットし、カウント状態にして(7)、終了
する。
【0076】一方、ステップ(3)の判断でカウント中
の時には、パワーオフタイマをカウントし(4)、パワ
ーオフタイマがカウントアップしたかどうかチェックし
(5)、カウントアップしたときには、リレーをオフし
て、リレー1002を図1の実線側に切り換えて
(6)、終了する。
【0077】以下、本実施例と第3の発明の各工程との
対応及びその作用について図5〜図8等を参照して説明
する。
【0078】第3の発明は、所定時刻に画像形成装置本
体を画像形成可能なスタンバイ状態または画像形成不可
能なシャットダウン状態にするタイマ計時手段(カレン
ダーIC1200)と、前記画像形成装置本体の画像形
成シーケンスを制御する制御手段(制御回路1004)
と、電源の供給と遮断とを切り換えるスイッチ手段(メ
インスイッチ1001)と、前記スイッチ手段が電源遮
断状態に切り換えられても、外部からの商用電源供給が
遮断されない限り、少なくとも前記制御手段に電源供給
を可能とする電源供給維持手段(リレー1002)と、
前記スイッチ手段が電源供給状態にあるのか、または電
源遮断状態にあるのかを検知する検知手段1003と、
前記検知手段により前記スイッチ手段が電源遮断状態に
あることが検知されたとき、電源遮断状態になったこと
を記憶する記憶手段(RAM1004c)と、前記画像
形成装置本体への外部からの商用電源供給が遮断されて
も、前記記憶手段に記憶された記憶内容を保持する保持
手段とを有する画像形成装置の立上げ制御方法におい
て、前記画像形成装置本体の起動時に、前記記憶手段に
前記電源遮断状態が記憶されているどうかを判定する判
定工程(図5のステップ(3))と、前記電源遮断状態
が記憶されていると判定された時には、前記タイマ計時
手段の設定時刻に関わらず前記画像形成装置本体をオン
状態にしてスタンバイ状態に遷移させる第1の遷移工程
(図5のステップ(6),(7),図6のステップ
(1)〜(6))と、前記記憶手段に電源遮断状態が記
憶されていないと判定された時には、前記タイマ計時手
段の設定時刻に従って前記画像形成装置本体がシャット
ダウン状態に設定された時刻の間は前記画像形成装置本
体がシャットダウン状態になるように遷移させる第2の
遷移工程(図5のステップ(4),(5),図8のステ
ップ(1)〜(3))とを実行して、ウイークリータイ
マ機能中における電源入切状態が停電からの復帰等によ
るものかユーザによる電源操作によるものかを確実に識
別しながら画像形成装置本体の立ち上げを切り換えて不
要な電力消費を節減する処理を自動化させることができ
る。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、画像形成装置の起動時に、記憶手段に
電源遮断状態が記憶されている時には、電源スイッチが
オンされたものと判断して、ウイークリータイマの設定
時刻に関わらず画像形成装置をオン状態にして画像形成
可能なスタンバイ状態に立ち上げるよう制御し、記憶手
段に電源遮断状態が記憶されていない時には、大本の商
用電源のオフや停電からの復帰と判断して、ウイークリ
ータイマの設定時刻にしたがって画像形成装置がシャッ
トダウン状態に設定された時刻の間は画像形成装置がシ
ャットダウン状態になるよう制御するので、ウイークリ
ータイマ機能中における電源入切状態が停電からの復帰
等によるものかユーザによる電源操作によるものかを確
実に識別しながら画像形成装置本体の立ち上げを切り換
えて不要な電力消費を節減することができる。
【0080】第2の発明においては、ウイークリータイ
マにより前記画像形成装置がシャットダウン状態に設定
されている時刻において、電源スイッチが電源遮断状態
にあることが検知された時に、記憶手段に電源遮断状態
にあることを記憶し、所定時間後、画像形成装置の電源
供給を完全に遮断するよう制御するので、電源遮断状態
が記憶され、かつシャットダウン状態に設定されている
時刻における電力消費を極力節減することができる。
【0081】第3の発明によれば、画像形成装置の起動
時に、記憶手段に電源遮断状態が記憶されている時に
は、電源スイッチがオンされたものと判断して、ウイー
クリータイマの設定時刻に関わらず画像形成装置をオン
状態にして画像形成可能なスタンバイ状態に立ち上げる
よう遷移させ、記憶手段に電源遮断状態が記憶されてい
ない時には、大本の商用電源のオフや停電からの復帰と
判断して、ウイークリータイマの設定時刻にしたがって
画像形成装置がシャットダウン状態に設定された時刻の
間は画像形成装置がシャットダウン状態になるよう遷移
させるので、ウイークリータイマ機能中における電源入
切状態が停電からの復帰等によるものかユーザによる電
源操作によるものかを確実に識別しながら画像形成装置
本体の立ち上げを切り換えて不要な電力消費を節減する
処理を自動化させることができる。
【0082】従って、画像形成装置本体が備えるタイマ
による電源管理状態時における誤った電源供給状態を回
避できるとともに、シャットダウン状態時においてもユ
ーザからの使用要求に簡単な操作で柔軟に対応できる等
の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す画像形成装置の構成を
説明する断面図である。
【図2】図1に示した本体に設けられる操作部の配置構
成を示す要部平面図である。
【図3】図1に示した画像形成装置の制御構成を説明す
るブロック図である。
【図4】図3に示した電源部の構成を説明する回路ブロ
ック図である。
【図5】本発明に係る画像形成装置のパワーオン処理手
順の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る画像形成装置におけるメインルー
チンの詳細手順を示すフローチャートである。
【図7】図6に示したメインスイッチオフルーチンの詳
細手順を示すフローチャートである。
【図8】図6に示したウイークリタイマによるシャット
ダウン処理ルーチンの詳細手順を示すフローチャートで
ある。
【図9】本発明に係る画像形成装置におけるメインスイ
ッチ検知タイマ割り込み処理手順を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
600 操作部 1004 制御回路 1004a CPU 1004b ROM 1100 電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 光彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 佐藤 明彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 船水 善浩 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鍛治 一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定時刻に画像形成装置本体を画像形成
    可能なスタンバイ状態または画像形成不可能なシャット
    ダウン状態にするタイマ計時手段を備えた画像形成装置
    において、前記画像形成装置本体の画像形成シーケンス
    を制御する制御手段と、電源の供給と遮断とを切り換え
    るスイッチ手段と、前記スイッチ手段が電源遮断状態に
    切り換えられても、外部からの商用電源供給が遮断され
    ない限り、少なくとも前記制御手段に電源供給を可能と
    する電源供給維持手段と、前記スイッチ手段が電源供給
    状態にあるのか、または電源遮断状態にあるのかを検知
    する検知手段と、前記検知手段により前記スイッチ手段
    が電源遮断状態にあることが検知されたとき、電源遮断
    状態になったことを記憶する記憶手段と、前記画像形成
    装置本体への外部からの商用電源供給が遮断されても、
    前記記憶手段に記憶された記憶内容を保持する保持手段
    とを備え、前記制御手段は、前記画像形成装置本体の起
    動時に、前記記憶手段に前記電源遮断状態が記憶されて
    いる時には、前記タイマ計時手段の設定時刻に関わらず
    前記画像形成装置本体をオン状態にしてスタンバイ状態
    に立ち上げるように制御し、前記記憶手段に電源遮断状
    態が記憶されていない時には、前記タイマ計時手段の設
    定時刻に従って前記画像形成装置本体がシャットダウン
    状態に設定された時刻の間は前記画像形成装置本体がシ
    ャットダウン状態になるように制御することを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記タイマ計時手段により前記画像形成
    装置本体がシャットダウン状態に設定されている時刻に
    おいて、前記制御手段は、前記検知手段により前記スイ
    ッチ手段が電源遮断状態にあることが検知された時に、
    前記記憶手段に電源遮断状態にあることを記憶し、所定
    時間後、前記電源供給維持手段による電源供給の維持を
    解除するように制御することを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 所定時刻に画像形成装置本体を画像形成
    可能なスタンバイ状態または画像形成不可能なシャット
    ダウン状態にするタイマ計時手段と、前記画像形成装置
    本体の画像形成シーケンスを制御する制御手段と、電源
    の供給と遮断とを切り換えるスイッチ手段と、前記スイ
    ッチ手段が電源遮断状態に切り換えられても、外部から
    の商用電源供給が遮断されない限り、少なくとも前記制
    御手段に電源供給を可能とする電源供給維持手段と、前
    記スイッチ手段が電源供給状態にあるのか、または電源
    遮断状態にあるのかを検知する検知手段と、前記検知手
    段により前記スイッチ手段が電源遮断状態にあることが
    検知されたとき、電源遮断状態になったことを記憶する
    記憶手段と、前記画像形成装置本体への外部からの商用
    電源供給が遮断されても、前記記憶手段に記憶された記
    憶内容を保持する保持手段とを有する画像形成装置の立
    上げ制御方法において、前記画像形成装置本体の起動時
    に、前記記憶手段に前記電源遮断状態が記憶されている
    どうかを判定する判定工程と、前記電源遮断状態が記憶
    されていると判定された時には、前記タイマ計時手段の
    設定時刻に関わらず前記画像形成装置本体をオン状態に
    してスタンバイ状態に遷移させる第1の遷移工程と、前
    記記憶手段に電源遮断状態が記憶されていないと判定さ
    れた時には、前記タイマ計時手段の設定時刻に従って前
    記画像形成装置本体がシャットダウン状態に設定された
    時刻の間は前記画像形成装置本体がシャットダウン状態
    になるように遷移させる第2の遷移工程とを有すること
    を特徴とする画像形成装置の立上げ制御方法。
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