JPH11217137A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11217137A
JPH11217137A JP10023392A JP2339298A JPH11217137A JP H11217137 A JPH11217137 A JP H11217137A JP 10023392 A JP10023392 A JP 10023392A JP 2339298 A JP2339298 A JP 2339298A JP H11217137 A JPH11217137 A JP H11217137A
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JP
Japan
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switch
unit
power supply
image forming
forming apparatus
Prior art date
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JP10023392A
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Masanobu Taira
昌宣 平
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙カセット9a〜9d内の用紙加熱用のカ
セットヒータ505を備えた複写機等の画像形成装置1
において、これらカセット内の用紙がなくなっても、前
記ヒータ505に給電されたり、あるいは装置設置環境
の湿度が低い場合でも、給電されて、無駄な電力消費を
防止する手段を提供する。 【解決手段】 このため、各カセット内の用紙残量検知
センサ512,513、同用紙検知センサ514、カセ
ットヒータ504、装置本体1のドアスイッチ501、
ヒータ制御リレー506、湿度センサ521、前記用紙
残量検知512,513センサからのデコードされた信
号に応じて駆動する各タイマ516〜518等を設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は用紙積載手段に積載
された用紙の加熱手段を配設可能な画像形成装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、用紙積載手段に積載された用紙の
加熱手段を配設可能な画像形成装置において、前記加熱
手段は、画像形成装置の電源とは分離された電源から給
電されていた。また、温調制御は行わず、電源に接続さ
れている間中、連続的に給電されていた。
【0003】さらには、湿度が低い環境に設置されてい
て、加熱手段による加熱が必要がない場合でも、加熱手
段への給電制御が行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため、用紙積載手
段内の用紙が空、もしくは少なくなっても、また、さら
には、加熱手段が必要でない乾燥した環境に設置されて
いても、加熱手段に給電が行われており、無駄な電力が
消費されていた。
【0005】本発明は、以上のような局面にかんがみて
なされたもので、この種の画像形成装置において、上記
のような無駄な電力の消費を防止する手段の提供を目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、下記各項(1)〜(16)のいずれかの画像形成
装置を提供することにより、前記目的を達成しようとす
るものである。
【0007】(1)少なくとも一つの用紙積載手段を持
つ画像形成装置において、この装置の設置環境の湿度を
検出する湿度検出手段、前記用紙積載手段内の用紙の有
無を検出する用紙有無検出手段、前記用紙の残量を検出
する残量検出手段、前記用紙積載手段内の用紙を加熱す
る加熱手段、前記加熱手段への給電を制御する第1のス
イッチ手段、前記スイッチ手段を駆動するスイッチ駆動
手段、前記加熱手段への給電を制御するために前記スイ
ッチ駆動手段を制御するための加熱手段制御信号を生成
する手段であって、前記湿度検出手段の出力に応じて制
御信号を生成する制御手段、前記用紙残量検出手段から
の信号をデコードするデコード手段、前記デコード手段
によりデコードされた用紙残量検知信号に応じて駆動す
る少なくとも一つのタイマ手段、をそれぞれ具備するこ
とを特徴とする画像形成装置。
【0008】(2)画像形成中に前記加熱手段への給電
を停止させ、画像形成待機中及び主電源オフ時に給電を
行うよう前記第1のスイッチ手段を制御する制御手段を
具備することを特徴とする前記(1)項記載の画像形成
装置。
【0009】(3)画像形成中に駆動される少なくとも
一つの負荷の制御信号により、画像形成中に前記加熱手
段への給電を停止させ、画像形成待機中に給電を行うよ
う前記第1のスイッチ手段を切り替えることを特徴とす
る前記(2)項記載の画像形成装置。
【0010】(4)主電源オフ時に、前記加熱手段への
給電を停止させるように切り替え可能な第2のスイッチ
手段を具備することを特徴とする前記(1)項記載の画
像形成装置。
【0011】(5)少なくとも一つの用紙積載手段を持
つ画像形成装置において、この装置の設置環境の湿度を
検出する湿度検出手段、前記用紙積載手段内の用紙の有
無を検出する用紙有無検出手段、前記用紙の残量を検出
する残量検出手段、前記用紙積載手段内の用紙を加熱す
る加熱手段、前記加熱手段への給電を制御する第1のス
イッチ手段、前記スイッチ手段を駆動するスイッチ駆動
手段、前記装置の動作を制御するための制御手段であっ
て、前記加熱手段への給電を制御するために前記スイッ
チ駆動手段を制御するための前記加熱手段制御信号を生
成し、前記用紙残量検出手段及び用紙有無検出手段から
の信号に応じて前記加熱手段制御信号を生成する制御手
段、をそれぞれ具備することを特徴とする画像形成装
置。
【0012】(6)画像形成中に前記加熱手段への給電
を停止させ、画像形成待機中及び主電源オフ時に給電を
行うよう前記第1のスイッチ手段を制御する制御手段を
具備することを特徴とする前記(5)項記載の画像形成
装置。
【0013】(7)画像形成中に駆動される少なくとも
一つの負荷の制御信号により、画像形成中に前記加熱手
段への給電を停止させ、画像形成待機中に給電を行うよ
う前記第1のスイッチ手段を切り替えることを特徴とす
る前記(5)項記載の画像形成装置。
【0014】(8)主電源オフ時に、前記加熱手段への
給電を停止させるように切り替え可能な第2のスイッチ
手段を具備することを特徴とする前記(5)項記載の画
像形成装置。
【0015】(9)用紙の有無を検出するための用紙検
出手段が配設された少なくとも一つの用紙積載手段を持
つ画像形成装置において、前記用紙積載手段内の用紙を
加熱する加熱手段、前記加熱手段への給電を制御する第
1のスイッチ手段、前記スイッチ手段を駆動するスイッ
チ駆動手段、前記加熱手段への給電を制御するために前
記スイッチ駆動手段を制御するための加熱手段制御信号
を生成する制御手段、前記用紙検出手段からの信号に応
じて前記加熱手段制御信号の加熱駆動手段への伝達を制
御するよう、入力側に用紙検出信号と前記加熱手段制御
信号とが接続され、出力側に前記加熱駆動手段が接続さ
れたゲート手段、前記装置の設置環境の湿度を検出する
湿度検出手段、をそれぞれ具備することを特徴とする画
像形成装置。
【0016】(10)画像形成中に前記加熱手段への給
電を停止させ、画像形成待機中及び主電源オフ時に給電
を行うよう前記第1のスイッチ手段を制御する制御手段
を具備することを特徴とする前記(9)項記載の画像形
成装置。
【0017】(11)画像形成中に駆動される少なくと
も一つの負荷の制御信号により、画像形成中に前記加熱
手段への給電を停止させ、画像形成待機中に給電を行う
よう前記第1のスイッチ手段を切り替えることを特徴と
する前記(10)項記載の画像形成装置。
【0018】(12)主電源オフ時に、前記加熱手段へ
の給電を停止させるように切り替え可能な第2のスイッ
チ手段を具備することを特徴とする前記(9)項記載の
画像形成装置。
【0019】(13)用紙の有無を検出するための用紙
検出手段が配設された少なくとも一つの用紙積載手段を
持つ画像形成装置において、前記用紙積載手段内の用紙
を加熱する加熱手段、前記加熱手段への給電を制御する
第1のスイッチ手段、前記スイッチ手段を駆動するスイ
ッチ駆動手段、前記加熱手段への給電を制御するために
前記スイッチ駆動手段を制御するための加熱手段制御信
号を生成する制御手段であって、前記用紙検出手段から
の信号に応じて前記加熱手段制御信号への制御信号を制
御する制御手段、前記装置の設置環境の湿度を検出する
湿度検出手段、をそれぞれ具備することを特徴とする画
像形成装置。
【0020】(14)画像形成中に前記加熱手段への給
電を停止させ、画像形成待機中及び主電源オフ時に給電
を行うよう前記第1のスイッチ手段を制御する制御手段
を具備することを特徴とする前記(13)項記載の画像
形成装置。
【0021】(15)画像形成中に駆動される少なくと
も一つの負荷の制御信号により、画像形成中に前記加熱
手段への給電を停止させ、画像形成待機中に給電を行う
よう前記第1のスイッチ手段を切り替えることを特徴と
する前記(13)項記載の画像形成装置。
【0022】(16)主電源オフ時に、前記加熱手段へ
の給電を停止させるように切り替え可能な第2のスイッ
チ手段を具備することを特徴とする前記(13)項記載
の画像形成装置。
【0023】
【作用】以上のような本発明構成によれば、用紙積載手
段に積載されたヒータの給電スイッチを、用紙なし時に
オフさせ、用紙有り時にオンさせることが可能となる。
また用紙の残量に応じて給電間隔を変化させることが可
能となり、さらには装置が置かれた環境の湿度に応じ
た、ヒータへの給電制御が可能となり、紙なし時や、乾
燥した冬場などの、ヒータへの給電の必要がない時等
の、従来におけるような無駄な電力消費を低減させるこ
とが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
代表的な複数の実施例に基づき、それぞれ図面を参照し
て詳細に説明する。
【0025】
【実施例】(実施例1)図1に、本発明に関わる画像形
成装置の第1の実施例として、電子写真方式の複写機の
概略構成断面図を示す。同図に示す複写機1は、原稿の
自動給送を行う循環式自動原稿送り装置(以下、“RD
F”と記す)2と、画像形成装置本体(以下、単に“装
置本体”と記す)3とを備えている。なお、このRDF
2は、装置本体3に対して自在に組合わせ使用できるよ
うに構成されている。
【0026】装置本体3は、上部に原稿載置台としての
原稿台ガラス5を備えている。また、その下方には、原
稿読取り手段としての光学系6があり、この光学系6
は、原稿照明ランプ(露光ランプ)6aと、走査ミラー
6bと、ズームレンズ6cと、不図示のモータとを備え
ており、露光ランプ6aで原稿を照明し、原稿からの反
射光を走査ミラー6bとズームレンズ6cとにより、感
光(体)ドラム7aに照射するようになっている。
【0027】感光体ドラム7aに原稿からの反射光を照
射する方法には、次の2通りの方法がある。まず、原稿
を原稿台ガラス5上に固定させた状態で、露光ランプ6
aを移動させる方法(以下、“固定読み”と記す)と、
露光ランプ6aを固定させた状態で、原稿台ガラス5上
の原稿を移動させる方法(以下、“流し読み”と記す)
とがある。
【0028】光学系6の下方には、画像形成部7が配設
されており、この画像形成部7は、矢印7R方向に回転
自在に配置された感光体ドラム7aと、この感光体ドラ
ム7aの回りに、その回転方向に沿って順次に配置し
た、高圧ユニット7b,ブランク露光ユニット7c,電
位センサ7d,現像器7e,転写帯電器7f,分離帯電
器7g,クリーニング装置7hとを備えている。
【0029】感光体ドラム7aは、不図示のメインモー
タにより回転駆動され、高圧ユニット7bによりコロナ
帯電された後、光学系6から原稿の反射光が照射され
て、静電潜像が形成されるように構成されている。そし
て、この静電潜像は、現像器7eにより現像されてトナ
ー像として可視化されるように構成されている。
【0030】一方、装置本体3下部には、1段目カセッ
ト9a,2段目カセット9b,3段目カセット9c,4
段目カセット9dの各給紙カセット9、そして、1段目
カセット9aの上部に1段目カセットヒータ504,2
段目カセット9bの上部には2段目カセットヒータ50
5,3段目カセット9cの上部には3段目カセットヒー
タ506,4段目カセット9dの上部には4段目カセッ
トヒータ507がそれぞれ備えられている。
【0031】それぞれのカセットには、給紙部が同様に
備えられているが、一例として、3段目カセット9cの
給紙部を説明すると、3段目カセット9cの先端上部に
は、シート材(用紙)Sを給送する給紙ローラ11aと
ピックアップローラ10aとが配設されている。さら
に、その下流には、各搬送ローラ12a,12b,12
c,12dが配設されていて、シート材Sが画像形成部
7近傍に設けられたレジストローラ13に搬送されるよ
うに構成されている。
【0032】さらに、画像形成部7の近傍には、シート
材Sを手差しによって画像形成部に搬送するマルチ手差
し14が配設されている。
【0033】また、画像形成部7下流には、画像形成さ
れたシート材Sを下流に搬送する搬送ベルト15が配設
されており、この搬送ベルト15の下流側には、加熱に
よりトナー像をシート材Sに定着させる定着器16が備
えられている。そして、定着器16近傍には、両面及び
多重記録に搬送する時の経路A2と、装置本体3の機外
排出時の経路A1とを切り替える排紙フラッパ17が配
設されており、この機外排出時の経路A1には、排出ロ
ーラ19が備えられている。
【0034】定着器16の下部には、両面及び多重複写
されるシート材Sの搬送路20が設けられており、その
下流にはシート材Sを一時収納トレイ23に排出する一
時収納トレイ排出ローラ21と、シート材Sの排出を検
知する排出センサ22とが配設されている。そして、排
出センサ22の近傍には、画像形成後に搬送されてきた
シート材Sを一時収納した後、順次再給紙するシート材
Sの再給紙装置34が備えられている。
【0035】一時収納トレイ23は、再給送分離ベルト
33への到達を補助するために、斜構造をとり、その先
端近傍に再給紙ローラ31が配設されており、さらにそ
の下流には再給送送出ローラ32と再給送分離ベルト3
3とが当接されていて、シート材Sが1枚ずつ再給送す
るように構成されている。
【0036】また、再給送送出ローラ32と再給送分離
ベルト33との近傍には、多重フラッパ36が配設され
ており、この多重フラッパ36の下流には、上方に、多
重記録時シート材Sの画像形成面を反転させる反転搬送
路37が、下方に、再度画像形成部7にシート材Sを搬
送する搬送路39と、各搬送ローラ40a,40b,4
0c,40dとがそれぞれ配設されている。
【0037】また、シート材Sの通過を検知する各セン
サ50,51,52,53,54,55,56,57,
58が配設されている。
【0038】図2は、本実施例1の本体制御装置100
の構成ブロック図を示す。制御装置100は、読み取り
専用メモリ(ROM)102に記憶された制御手順に従
って、複写機全体の制御、例えばソートモード,ノンソ
ートモード選択手段(釦),ソータの接続検知手段(ス
イッチ),原稿の異常(ジャム)検知手段,ステープル
モード,ノンステープルモード選択手段(釦)等からの
入力により、強制停止等の選択制御手段やシート搬送ロ
ーラ等の制御を行うCPU101と、装置本体3(図
1)の制御装置の制御手順(制御プログラム)を記憶し
た読み取り専用メモリ(ROM)102と、入力データ
の記憶や作業用記憶領域等として用いる主記憶装置であ
るところのランダムアクセスメモリ(RAM)103
と、不図示のメインモータ等の負荷に対するCPU10
1の制御信号の出力、及びセンサ等の信号を入力してC
PU101に送るI/O104とを備えて成る。
【0039】図3は、上述の装置本体3に設けた操作パ
ネル300の配置構成例の外観図を示す。
【0040】図3において、301はユーザモードキー
であり、オペレータ(使用者)が、自動ソートのオン/
オフ,ソータ手前取り出しのオン/オフ,スキップ両面
オン/オフ,フィーダ手差しオートスタートのオン/オ
フ,カセットのオート選択のオン/オフ,ブザーのオン
/オフ設定,少し小さめモードの変更,予熱モードの設
定,仕様設定の初期化,標準モードの変更,オートクリ
アタイムの変更,オートパワーオフタイムの変更,ウイ
ークリタイマの設定,曜日/時刻の設定,ズーム微調
整,フィーダのクリーニング,ワイヤのクリーニング等
の設定や調整に用いる。
【0041】310はオールリセットキーであり、標準
モードに戻す時に押す。305は複写開始キー(コピー
スタートキー)であり、複写を開始する時に押す。30
4はクリアキーであり、設定した複写枚数を解除する時
に使用する。309はストップキーであり、連続複写を
中断する時に押す。このキーを押した時点での複写が終
了した後に、複写動作が停止する。
【0042】308はテンキーであり、複写枚数を設定
する時に押す。302はガイドキーであり、各種キーに
対応する機能の説明を、メッセージディスプレイに表示
する時に用いる。307は予熱キーであり、予熱モード
にする時に押す。このキーは自照式のキーであり、予熱
モード時には点灯する。306は割り込みキーであり、
複写動作中に割り込んで、別の複写をする時に押す。こ
のキーは自照式のキーであり、割り込みを受け付けると
点灯し、割り込み中は点灯する。
【0043】315は、複写に関する情報を表示するL
CD(液晶)タイプのタッチパネル付のメッセージディ
スプレイであり、240×320ドットで文字や図形を
表示する。
【0044】このメッセージディスプレイは、標準状態
では、定形変倍キー,等倍キー,ズームキー,少し小さ
めキー,用紙選択キー,複写濃度キー,ソータの機能を
選択するためのソータキー,両面コピーに関するモード
を設定するための両面キー,その他に、枠消し,綴じ
代,表示/合紙,縮小レイアウト,拡大レイアウト,O
HP中差し,ページ連写,多重,原稿混載,写真,モー
ドメモリ等の応用コピーに関する複写モードを設定する
ための応用モードキーが表示され、各キーに対応する部
分をタッチすることにより、さらにその内容に関するウ
インドウが表示される。また、この他に紙詰まりやエラ
ーを起こした時の操作手順等も表示される。
【0045】図4(a)〜(f)は、流し読みによる画
像形成動作の説明図である。
【0046】まず、図1に示すRDF2に原稿をセット
し(a)、図3のコピースタートキー305をオンする
と、RDF2は、2番の原稿を右から給紙し、装置本体
3は、光学系6を原稿台5の中心に移動させ、不図示の
光学系ロック手段により光学系をロックする(b)。前
記2番の原稿が、光学系6直前まで搬送されると
(c)、RDF2が装置本体3へ画先信号を送り、装置
本体3は、露光ランプ6aを点灯させ、画先信号に応じ
てレジストを制御する(d)。この時、1番の原稿は、
2番の原稿に続いて給紙される。続いて、1番の原稿が
露光され、2番の原稿は左から排紙される(e)。そし
て、光学系6がホームポジションに戻り、1番の原稿が
左から排紙される(f)。
【0047】図5は、本実施例1装置の配線概略図であ
る。ここでは1段目カセットヒータ504を例に挙げて
その制御を説明する(他の不図示の各カセットヒータ5
05,506,507の制御はこれと同等である。)。
【0048】500は、本装置ヘ電力を供給する電源で
あり、501は、装置本体3(図1)のドアの開閉によ
りオン/オフするドアスイッチ、502はメインスイッ
チである。このメインスイッチ502をオンすることに
より、電源500からの電力が装置本体3側へ供給され
る。
【0049】503は、カセットヒータ504の通電を
コンセント同期(前ドアが閉じている状態で、電源50
0のコンセントに接続されている間、通電される)か、
メインスイッチ同期(前ドアが閉じ、コンセントに接続
されている状態で、メインスイッチ502が入っている
間、通電される)に切り替えるスイッチである。この切
替スイッチ503は、カセットヒータ504に接続され
ている。
【0050】506は、カセットヒータ504の通電を
制御するリレーであり、508は、カセットヒータ50
4への給電を制御するためのリレー506を制御するト
ランジスタである。510,511は、2入力のORゲ
ートである。512,513は、カセット9a内の用紙
の各残量検知センサで、その出力はそれぞれB,Cであ
る。514は、カセット9a内の用紙の有無を検出する
カセット用紙検知センサで、その出力はDである。
【0051】515は、各残量検知センサ512,51
3からの信号B,Cをデコードするデコーダである。5
16,517,518,519は、出力I,J,K,L
として、それぞれ“L”レベルを100%,70%,5
0%,30%のデューティで出力する各タイマ回路であ
り、それぞれデコーダ515でデコードされた信号E,
F,G,Hが“L”の時に動作し、“H”の時はその出
力I,J,K,Lは“H”である。
【0052】そして、これらの信号は、ANDゲート5
20を通して(出力M)、ORゲート511に出力され
る。そしてヒータ制御信号Aが制御状態(レベル
“L”)の時に、信号Mはゲート511を通してゲート
510に入力される(信号N)。そして、カセット9a
内に用紙がある場合には、カセット紙検知センサ514
からの出力は“L”となり、信号Nはゲート510を通
してトランジスタ508に伝達され、カセットヒータ5
04の給電制御が実行される。
【0053】521は、この装置が設置されている環境
の湿度を検出する湿度センサであり、その出力PはA/
D変換器522を通して図2に示したCPU101に伝
達される。
【0054】カセットヒータ504への通電は、ドアス
イッチ501により、ドアが開いている時は切られ、閉
められている時につながれる。スイッチ503によりコ
ンセント同期かメインスイッチ同期かに切り替え可能で
あり、メインスイッチオフ時の消費電力をゼロにするこ
とが可能である。
【0055】さらには、スタンバイ中及びメインスイッ
チ502オフ時にカセットヒータ504への給電を行
い、消費電力のピークを迎えるコピー動作中には、例え
ばコピー動作中に駆動される本体駆動の動力源であるメ
インモータ(図示せず)を駆動させている間は、カセッ
トヒータ制御信号Aを停止(レベル“H”)させ、消費
電力のピーク値を低減させることができる。
【0056】ここで、デコーダ515の入力a,bに対
する出力Y1,Y2,Y3,Y4の状態を図6に示す。
【0057】入力a,bが0(“L”)の時は、Y1が
0(“L”)、他は1(“H”)となり、入力aが1
(“H”)、bが0(“L”)の時は、Y2が0
(“L”)、他は1(“H”)となり、入力aが0
(“L”)、bが1(“H”)の時は、Y3が0
(“L”)、他は1(“H”)となり、入力a,bが1
(“H”)の時は、Y1が0(“L”)、他は1
(“H”)となる。
【0058】次に、カセット用紙残量検知構成概要図を
図7に示す。図7(a)に、用紙を持ち上げるリフタ7
01を示しており、遮光板702が配設されている。図
7(b)には、用紙が一杯の場合と、用紙がない場合と
が図示されており、用紙がなくなっていくにつれ、ギヤ
が移動し、その動きに伴い遮光板702が移動する。そ
して図7(c)に示すように、その残量によって、図5
の各センサ512,513の信号が出力される。
【0059】図6,図7より、用紙が多い場合には図5
の各センサ512,513の信号B,Cがそれぞれ
“L”となり、デコーダ515に入力される。そしてそ
の出力は信号Eのみが“L”となり、タイマ516が動
作し、その出力Iに100%Lレベルが出力され、ゲー
ト510を通して信号Mに伝達される。
【0060】そして、ヒータ制御信号Aが制御状態(レ
ベル“L”)の時に、ゲート511を通して、信号Nと
して伝達され、この場合は用紙が存在するため、カセッ
ト紙検知センサ514の出力Dは“L”であり、信号N
は、ゲート510を通してトランジスタ509に伝達さ
れ、カセットヒータは100%のデューティで通電状態
となる。
【0061】同様に、用紙がやや多い場合には、タイマ
517が動作し、カセットヒータは70%のデューティ
で通電状態となり、用紙がやや少ない場合には、タイマ
518が動作し、カセットヒータは50%のデューティ
で通電状態となり、用紙が少ない場合には、タイマ51
9が動作し、カセットヒータ504は、30%のデュー
ティで通電状態となる。
【0062】そして、用紙がなくなると、カセット紙検
知センサ514の出力が“H”となり、トランジスタ5
08への信号Oは“H”となり、トランジスタ508は
オフとなる。そして、カセットヒータ504への給電は
停止される。
【0063】さらに、湿度センサ521の出力Pに応じ
て、湿度が低くなるにつれて、CPU101は、I/O
104を通して制御信号Aの“L”レベルのデューティ
を低く出力し、湿度が低い場合には、用紙残量によって
決まるデューティよりも低いデューティでカセットヒー
タ504を通電させることができる。
【0064】(実施例2)図8に、本発明に係る実施例
2の配線概略図を示す。前記実施例1における相当図5
と同一の構成要素は同一符号で表す。500は、本装置
へ電力を供給する電源であり、501は、装置本体3
(図1)のドアの開閉によりオン/オフするドアスイッ
チ、502はメインスイッチである。このメインスイッ
チ502をオンすることにより、電源500からの電力
が図1に示す装置本体3側へ供給される。
【0065】503は、カセットヒータ504の通電を
コンセント同期(前ドアが閉じている状態で、電源50
0のコンセントに接続されている間、通電される)か、
メインスイッチ502同期(前ドアが閉じ、コンセント
に接続されている状態で、メインスイッチ502が入っ
ている間、通電される)に切り替えるスイッチである。
この切替スイッチ503は、カセットヒータ504に接
続されている。
【0066】506は、カセットヒータ504の通電を
制御するリレーである。508は、カセットヒータ50
4への給電を制御するためのリレー506を制御するト
ランジスタである。512,513は、カセット9a内
の用紙の残量検知センサで、その出力はそれぞれB,C
である。514は、カセット9a内の用紙の有無を検出
するカセット用紙検知センサで、その出力はDである。
信号B,C,DはI/O104に入力される。
【0067】521は、本装置本体3が置かれている環
境の湿度を検出する湿度センサであり、その出力QはA
/D522を通してCPU101に伝達される。
【0068】カセットヒータ504への通電は、ドアス
イッチ501により、ドアが開いている時は切られ、閉
められている時につながれる。スイッチ503によりコ
ンセント同期かメインスイッチ同期かに切り替え可能で
あり、メインスイッチオフ時の消費電力をゼロにするこ
とが可能である。
【0069】さらには、スタンバイ中及びメインスイッ
チ502オフ時に、カセットヒータ504への給電を行
い、消費電力のピークを迎えるコピー動作中には、例え
ばコピー動作中に駆動される本体駆動の動力源である不
図示のメインモータを駆動させている間は、カセットヒ
ータ制御信号Pを停止(レベル“H”)させ、消費電力
のピーク値を低減させることができる。
【0070】図9に、コピー動作中のカセットヒータ5
04の通電制御動作シーケンスを示すフローチャートを
示す。不図示の各カセットヒータ505,506,50
7の通電制御はこれと同等である。
【0071】カセットヒータ制御(ステップS900)
において、カセット紙検知センサ514の信号Dを監視
する(ステップS901)。信号Dが“0”であれば、
カセットに用紙がないと判断し、カセットヒータ制御信
号Pを“0”とし(ステップS902)、図8のトラン
ジスタ508をオンさせ、カセットヒータ504への通
電を停止させる。
【0072】一方、信号Dが“1”であれば、カセット
9aに用紙があると判断する。そして、各カセット残量
検知センサ512,513の信号B,Cを監視する(ス
テップS903,S905,S907)。信号B,Cの
両方が“0”ならば、カセットの用紙が多いと判断し、
カセットヒータ制御信号Pを100%×湿度係数(相対
湿度が70%より高い場合は1、相対湿度が40%から
70%であれば0.8、相対湿度が40%より低い場合
は0.5。以下同様)のデューティで“1”とし、カセ
ットヒータ504への給電を100%×湿度係数のデュ
ーティで行う(ステップS904)。
【0073】一方、信号Bが“1”、信号Cが“0”な
らば、カセット9aの用紙がやや多いと判断し、カセッ
トヒータ制御信号Pを70%×湿度係数のデューティで
“1”とし、カセットヒータ504への給電を70%×
湿度係数のデューティで行う(ステップS906)。
【0074】また、信号Bが“1”、信号Cが“1”な
らば、カセットの用紙がやや少ないと判断し、カセット
ヒータ制御信号Pを50%×湿度係数のデューティで
“1”とし(ステップS907)、カセットヒータ50
4への給電を50%×湿度係数のデューティで行う(ス
テップS908)。また、信号Bが“0”、信号Cが
“1”ならば、カセットの用紙が少ないと判断し、カセ
ットヒータ制御信号Pを30%×湿度係数のデューティ
で“1”とし、カセットヒータ504への給電を30%
×湿度係数のデューティで行う(ステップS909)。
【0075】(実施例3)以下に、本発明に係る第3の
実施例を説明する。前記実施例1,2において用いた基
礎的図面図1〜4は共用するものとし、重複説明は省略
する。
【0076】図10に、多段のカセット(4段)を有す
る場合の本発明の第3の実施例装置の配線概略図を示
し、前記各実施例1,2における相当図5,8における
と同一(相当)構成要素は同一符号で表す。
【0077】500は、本装置へ電力を供給する電源で
あり、501は、装置本体3(図1)のドアの開閉によ
りオン/オフするドアスイッチ、502はメインスイッ
チである。このメインスイッチ502をオンすることに
より、電源500からの電力が装置本体3側へ供給され
る。
【0078】503は、各カセットヒータ504,50
5の通電をコンセント同期(前ドアが閉じている状態
で、電源500のコンセントに接続されている間、通電
される)か、メインスイッチ同期(前ドアが閉じ、コン
セントに接続されている状態で、メインスイッチ502
が入っている間、通電される)に切り替えるスイッチで
ある。
【0079】この切替スイッチ503は、各カセットヒ
ータ504,505に接続されている。506,507
は、それぞれ各カセットヒータ504,505の通電を
制御するリレーである。508,509は、各カセット
ヒータ504,505への給電を制御するための各リレ
ー506,507を制御するトランジスタである。51
0は、I/O104からのヒータ504の制御信号Aと
1段目カセット9aと2段目カセット9bとの各用紙検
知センサ530,531からの紙検知信号C,DをNO
Rゲート534で結合させた信号EとをOR結合させる
ゲートである。
【0080】535は、I/O104からのヒータ50
5の制御信号Bと、3段目カセット9cと4段目カセッ
ト9dとの各用紙検知センサ532,533からの紙検
知信号F,GをNORゲート537で結合させた信号I
とをOR結合させるゲートである。そして、521は、
装置が設置されている環境の湿度を検出する湿度センサ
である。その出力JはA/D522を介して湿度の情報
に変換されCPU101に送られる。
【0081】各カセットヒータ504,505への通電
は、ドアスイッチ501により、ドアが開いている時は
切られ、閉められている時につながれる。スイッチ50
3により、コンセント同期かメインスイッチ同期かに切
り替え可能であり、メインスイッチ502オフ時の消費
電力をゼロにすることが可能である。
【0082】さらには、スタンバイ中及びメインスイッ
チ502オフ時に、各カセットヒータ504,505へ
の給電を行い、消費電力のピークを迎えるコピー動作中
には、例えばコピー動作中に駆動される本体駆動の動力
源である不図示のメインモータを駆動させている間は、
カセットヒータ制御信号A,Bを停止させ、消費電力の
ピーク値を低減させることができる。
【0083】そして、カセットヒータ504を制御中
に、1段目カセット9aと2段目カセット9bの両方の
用紙がなくなった場合に、各用紙検知センサ530,5
31の信号C,Dは“L”となり、ゲート534の出力
信号Eは“H”となり、ゲート510でI/O104か
らのカセットヒータ504の制御信号Aは伝達されなく
なり、トランジスタ508がオフして、カセットヒータ
504の制御が停止される。
【0084】同様に、カセットヒータ505を制御中
に、3段目カセット9cと4段目カセット9dの両方の
用紙がなくなった場合に、各用紙検知センサ532,5
33の信号F,Gは“L”となり、ゲート537の出力
信号Iは“H”となり、ゲート535でI/O104か
らのカセットヒータ505の制御信号Bが伝達されなく
なり、トランジスタ509がオフして、カセットヒータ
505の制御が停止される。
【0085】さらには、湿度センサ521から得られた
湿度情報を基に、ヒータの制御信号A,Bは制御され
る。このカセットヒータ制御動作シーケンスを示すフロ
ーチャートを図11に示す。カセットヒータ制御(ステ
ップS1101)において、湿度センサの情報を読み取
り、その情報を基に、装置が置かれた環境の湿度を判別
する。相対湿度が30%RH以下であれば(ステップS
1102)、ヒータへの給電を停止させるよう(ステッ
プS1103)、制御信号A,Bは“H”となる。
【0086】30%RHから50%RHの範囲であれば
(ステップS1104)、ヒータへの給電間隔が30%
となるように(ステップS1105)、制御信号A,B
を30%の割合で“L”とする。50%RHから80%
RHであれば(ステップS1106)、ヒータの給電間
隔が50%となるように(ステップS1107)、制御
信号A,Bを50%の割合で“L”とする。
【0087】80%以上であれば給電間隔が100%と
なるよう(ステップS1108)、制御信号A,Bを1
00%の割合で“L”とする。この湿度範囲は設定可能
であり、使用される用紙の材質等によって、装置の設置
時、仕向先に応じて、サービスマンあるいは工場出荷時
に図3の操作部200を介して入力設定される。
【0088】(実施例4)図12に本実施例4の配線概
略図を示す。前記実施例3の図10におけると同様に、
500は、本装置へ電力を供給する電源、501は、装
置本体3(図1)のドアの開閉によりオン/オフするド
アスイッチ、502はメインスイッチである。このメイ
ンスイッチ502をオンすることにより、電源500か
らの電力が装置本体3側へ供給される。
【0089】503は、各カセットヒータ504,50
5の通電をコンセント同期(前ドアが閉じている状態
で、電源500のコンセントに接続されている間、通電
される)か、メインスイッチ502同期(前ドアが閉
じ、コンセントに接続されている状態で、メインスイッ
チ502が入っている間、通電される)に切り替えるス
イッチである。
【0090】この切替スイッチ503は、各カセットヒ
ータ504,505に接続されている。506,507
は、各カセットヒータ504,505の通電を制御する
リレーである。508,509は、I/O104の出力
に接続され、それぞれカセットヒータ制御信号J,Kに
応じて、各カセットヒータ504,505への給電を制
御するための各リレー506,507を制御するための
トランジスタである。530,531,532,533
は、それぞれ1段目カセット9a,2段目カセット9
b,3段目カセット9c,4段目カセット9dに配設さ
れた、各用紙検知センサであり、その出力M,N,O,
PはI/O104の入力に接続されている。そして、5
21は、装置が置かれている環境の湿度を検出する湿度
センサである。その出力JはA/D522を介して湿度
の情報に変換されCPU101に送られる。
【0091】各カセットヒータ504,505への通電
は、ドアスイッチ501により、ドアが開いている時は
切られ、閉められている時につながれる。スイッチ50
3により、コンセント同期かメインスイッチ同期かに切
り替え可能であり、メインスイッチ502オフ時の消費
電力をゼロにすることが可能である。
【0092】さらには、スタンバイ中及びメインスイッ
チ502オフ時に、各カセットヒータ504,505へ
の給電を行い、消費電力のピークを迎えるコピー動作中
には、例えばコピー動作中に駆動される本体駆動の動力
源である不図示のメインモータを駆動させている間は、
カセットヒータ制御信号J,Kを停止させ、消費電力の
ピーク値を低減させることができる。
【0093】そして、カセットヒータ504を制御中
に、1段目カセット9aと2段目カセット9bの両方の
用紙がなくなった場合に、I/O104に入力される各
用紙検知センサ530,531からの信号M,Nは
“L”となり、CPU101は1段目カセット9a,2
段目カセット9b内の用紙がなくなったと判断し、カセ
ットヒータ504の制御を停止させ、カセットヒータ5
04の制御信号Jを“H”とし、トランジスタ508を
オフさせる。こうして、リレー506によりカセットヒ
ータ504への給電が停止される。
【0094】同様に、カセットヒータ505を制御中
に、3段目カセット9cと4段目カセット9dの両方の
用紙がなくなった場合に、I/O104に入力される各
用紙検知センサ532,533からの信号O,Pは
“L”となり、CPU101は3段目カセット9c,4
段目カセット9d内の用紙がなくなったと判断し、カセ
ットヒータ505の制御を停止させ、カセットヒータ5
05の制御信号Kを“H”とし、トランジスタ509を
オフさせる。こうして、リレー507によりカセットヒ
ータ505への給電が停止される。
【0095】図13に、本実施例4のコピー動作中のカ
セットヒータ504の通電制御動作シーケンスフローチ
ャートを示す。カセットヒータ505の通電制御はこれ
と同等である。カセットヒータ制御(ステップS130
1)において、1段目カセット9a,2段目カセット9
b内の用紙の有無を確認する(ステップS1302)。
どちらか一方に用紙があれば、そのままカセットヒータ
制御を実行する(ステップS1303)。どちらにも用
紙がなければカセットヒータ制御を停止させ、カセット
ヒータへの通電を停止させる(ステップS1304)。
【0096】さらには、ステップS1303において湿
度センサ521から得られた湿度情報を基に、ヒータの
制御信号A,Bは制御される。これは実施例3と同様
で、この動作を示すフローチャートは前記図11と同等
である。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、用紙積載手段に積
載されたヒータの給電スイッチを、用紙なし時にオフさ
せ、用紙有り時にオンさせることが可能となる。また用
紙の残量状況によりヒータへの通電間隔を制御でき、さ
らには装置が設置された環境の湿度に応じた制御が可能
となり、用紙なし時及び用紙が少ない時、湿度が低い時
の無駄な電力消費を低減させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の複写装置の概略構成断面図
【図2】 実施例1の本体制御装置の構成ブロック図
【図3】 操作パネルの外観図
【図4】 画像形成動作説明図
【図5】 実施例1の配線概略図
【図6】 実施例1のデコーダ515の入力対出力状態
【図7】 カセット残量検知構成の概略図
【図8】 実施例2の配線概略図
【図9】 実施例2のカセットヒータ制御動作シーケン
スフローチャート
【図10】 実施例3の配線概略図
【図11】 実施例3のカセットヒータ制御動作シーケ
ンスフローチャート
【図12】 実施例4の配線概略図
【図13】 実施例4のカセットヒータ制御動作シーケ
ンスフローチャート
【符号の説明】
1 複写機(画像形成装置) 2 自動原稿送り装置(RDF) 3 装置本体 7 画像形成部 9a〜9d カセット 100 本体制御装置 101 CPU 300 操作パネル 500 電源 501 ドアSW 502 メインSW 503 カセットヒータ切替SW 504,505 カセットヒータ 506,507 ヒータ制御リレー 508,509 トランジスタ 512,513 用紙残量検知センサ 514,530〜533 用紙検知センサ 521 湿度センサ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの用紙積載手段を持つ画
    像形成装置において、 この装置の設置環境の湿度を検出する湿度検出手段、 前記用紙積載手段内の用紙の有無を検出する用紙有無検
    出手段、 前記用紙の残量を検出する残量検出手段、 前記用紙積載手段内の用紙を加熱する加熱手段、 前記加熱手段への給電を制御する第1のスイッチ手段、 前記スイッチ手段を駆動するスイッチ駆動手段、 前記加熱手段への給電を制御するために前記スイッチ駆
    動手段を制御するための加熱手段制御信号を生成する手
    段であって、前記湿度検出手段の出力に応じて制御信号
    を生成する制御手段、 前記用紙残量検出手段からの信号をデコードするデコー
    ド手段、 前記デコード手段によりデコードされた用紙残量検知信
    号に応じて駆動する少なくとも一つのタイマ手段、をそ
    れぞれ具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 画像形成中に前記加熱手段への給電を停
    止させ、画像形成待機中及び主電源オフ時に給電を行う
    よう前記第1のスイッチ手段を制御する制御手段を具備
    することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 画像形成中に駆動される少なくとも一つ
    の負荷の制御信号により、画像形成中に前記加熱手段へ
    の給電を停止させ、画像形成待機中に給電を行うよう前
    記第1のスイッチ手段を切り替えることを特徴とする請
    求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 主電源オフ時に、前記加熱手段への給電
    を停止させるように切り替え可能な第2のスイッチ手段
    を具備することを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 少なくとも一つの用紙積載手段を持つ画
    像形成装置において、 この装置の設置環境の湿度を検出する湿度検出手段、 前記用紙積載手段内の用紙の有無を検出する用紙有無検
    出手段、 前記用紙の残量を検出する残量検出手段、 前記用紙積載手段内の用紙を加熱する加熱手段、 前記加熱手段への給電を制御する第1のスイッチ手段、 前記スイッチ手段を駆動するスイッチ駆動手段、 前記装置の動作を制御するための制御手段であって、前
    記加熱手段への給電を制御するために前記スイッチ駆動
    手段を制御するための前記加熱手段制御信号を生成し、
    前記用紙残量検出手段及び用紙有無検出手段からの信号
    に応じて前記加熱手段制御信号を生成する制御手段、を
    それぞれ具備することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 画像形成中に前記加熱手段への給電を停
    止させ、画像形成待機中及び主電源オフ時に給電を行う
    よう前記第1のスイッチ手段を制御する制御手段を具備
    することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 画像形成中に駆動される少なくとも一つ
    の負荷の制御信号により、画像形成中に前記加熱手段へ
    の給電を停止させ、画像形成待機中に給電を行うよう前
    記第1のスイッチ手段を切り替えることを特徴とする請
    求項5記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 主電源オフ時に、前記加熱手段への給電
    を停止させるように切り替え可能な第2のスイッチ手段
    を具備することを特徴とする請求項5記載の画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 用紙の有無を検出するための用紙検出手
    段が配設された少なくとも一つの用紙積載手段を持つ画
    像形成装置において、 前記用紙積載手段内の用紙を加熱する加熱手段、 前記加熱手段への給電を制御する第1のスイッチ手段、 前記スイッチ手段を駆動するスイッチ駆動手段、 前記加熱手段への給電を制御するために前記スイッチ駆
    動手段を制御するための加熱手段制御信号を生成する制
    御手段、 前記用紙検出手段からの信号に応じて前記加熱手段制御
    信号の加熱駆動手段への伝達を制御するよう、入力側に
    用紙検出信号と前記加熱手段制御信号とが接続され、出
    力側に前記加熱駆動手段が接続されたゲート手段、 前記装置の設置環境の湿度を検出する湿度検出手段、を
    それぞれ具備することを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 画像形成中に前記加熱手段への給電を
    停止させ、画像形成待機中及び主電源オフ時に給電を行
    うよう前記第1のスイッチ手段を制御する制御手段を具
    備することを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 画像形成中に駆動される少なくとも一
    つの負荷の制御信号により、画像形成中に前記加熱手段
    への給電を停止させ、画像形成待機中に給電を行うよう
    前記第1のスイッチ手段を切り替えることを特徴とする
    請求項10記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 主電源オフ時に、前記加熱手段への給
    電を停止させるように切り替え可能な第2のスイッチ手
    段を具備することを特徴とする請求項9記載の画像形成
    装置。
  13. 【請求項13】 用紙の有無を検出するための用紙検出
    手段が配設された少なくとも一つの用紙積載手段を持つ
    画像形成装置において、 前記用紙積載手段内の用紙を加熱する加熱手段、 前記加熱手段への給電を制御する第1のスイッチ手段、 前記スイッチ手段を駆動するスイッチ駆動手段、 前記加熱手段への給電を制御するために前記スイッチ駆
    動手段を制御するための加熱手段制御信号を生成する制
    御手段であって、 前記用紙検出手段からの信号に応じて前記加熱手段制御
    信号への制御信号を制御する制御手段、 前記装置の設置環境の湿度を検出する湿度検出手段、 をそれぞれ具備することを特徴とする画像形成装置。
  14. 【請求項14】 画像形成中に前記加熱手段への給電を
    停止させ、画像形成待機中及び主電源オフ時に給電を行
    うよう前記第1のスイッチ手段を制御する制御手段を具
    備することを特徴とする請求項13記載の画像形成装
    置。
  15. 【請求項15】 画像形成中に駆動される少なくとも一
    つの負荷の制御信号により、画像形成中に前記加熱手段
    への給電を停止させ、画像形成待機中に給電を行うよう
    前記第1のスイッチ手段を切り替えることを特徴とする
    請求項13記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 主電源オフ時に、前記加熱手段への給
    電を停止させるように切り替え可能な第2のスイッチ手
    段を具備することを特徴とする請求項13記載の画像形
    成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008037623A (ja) * 2006-08-09 2008-02-21 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2011154228A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Kyocera Mita Corp 給紙制御装置および画像形成装置
JP2012150209A (ja) * 2011-01-18 2012-08-09 Canon Inc 画像形成装置

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