JPH1039562A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1039562A
JPH1039562A JP8194845A JP19484596A JPH1039562A JP H1039562 A JPH1039562 A JP H1039562A JP 8194845 A JP8194845 A JP 8194845A JP 19484596 A JP19484596 A JP 19484596A JP H1039562 A JPH1039562 A JP H1039562A
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JP
Japan
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image forming
forming apparatus
transfer
transfer paper
transfer sheet
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JP8194845A
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Kazuhiko Hirooka
和彦 廣岡
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写紙の先端浮きによる搬送不良を従来の紙
づまりセンサで検出した場合、紙づまりが検出されるま
では転写紙の先端が浮いたまま搬送されるため、紙づま
りが検出されるまでの間に、転写紙が感光ドラムのクリ
ーナー部に突入してしまったり、定着器の定着ローラに
巻き付いてしまう等という不具合が生じていた。 【解決手段】 図1(B)は搬送中の転写紙の浮き量を
検知するための転写紙位置検知部2100の構成図であ
る。ここでは、PSD(半導体位置検出素子)を用い
て、PSDと転写紙との距離を検出することにより、矢
印方向に搬送されている転写紙の浮き量を検出してい
る。図1(B)において、転写紙の浮き量の検出は、L
ED2102から転写紙に光ビームを照射し、その反射
光をPSD2105で受け、そのスポット光の重心位置
をPSD駆動・信号処理回路2105で演算することで
行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置、特に
原稿・転写紙等の用紙の位置検出手段を備えた画像形成
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式の複写機に代表され
る画像形成装置において、転写紙の搬送中に先端が浮い
て搬送不良をおこした場合、転写紙が搬送路中の紙づま
り検知センサに所定時間までに到達しないこと又は、所
定時間以上滞留していることにより、紙づまりを検出し
て装置を停止させていた。
【0003】また、この種の複写機に代表される画像形
成装置において、例えば、静電分離による転写紙と感光
ドラムの分離など、転写紙の搬送に対して、帯電器によ
る転写紙の電荷の除電等が行われていた。
【0004】さらに、温度センサ・湿度センサ等を搭載
し、環境条件に応じて、前記帯電器等の出力を変化させ
ることにより、転写紙の搬送性(前記例では分離性)を
改善することが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した前者の従来例
において、転写紙の先端浮きによる搬送不良を従来の紙
づまりセンサで検出した場合、紙づまりが検出されるま
では転写紙の先端が浮いたまま搬送されるため、紙づま
りが検出されるまでの間に、転写紙が感光ドラムのクリ
ーナー部に突入してしまったり、定着器の定着ローラに
巻き付いてしまう等という不具合が生じていた。
【0006】よって本発明の第1の目的は上述の点に鑑
み、転写紙の先端浮きによる搬送不良を即座に検出し、
搬送不良による不具合を最小に抑えるよう構成した画像
形成装置を提供することにある。
【0007】また、上述した後者の従来例においては、
環境条件に応じて、前記帯電器等の出力を変化させると
しても、転写紙の紙種の違いなどにもより、効果が不十
分となることがあり、ジャムとなるばかりでなく、転写
紙が感光ドラムに巻きついたり、最悪の場合、転写紙が
感光ドラムのクリーナー部に突入してしまうという欠点
があった。
【0008】よって本発明の第2の目的は上述の点に鑑
み、転写紙搬送に関わる帯電器等の出力の最適化を図
り、安定した転写紙搬送を実現し得るよう構成した画像
形成装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる第1の目的を達成
するために、本発明は、転写紙の搬送手段を有し、搬送
された転写紙に画像形成を行う画像形成装置において、
搬送中の転写紙先端の浮き量を検知するための位置検出
手段と、前記位置検出手段により検知された転写紙の浮
き量が所定以上と検出されたときには、前記搬送手段に
よる転写紙の搬送を停止するように制御する制御手段と
を具備したものである。さらに加えて、画像形成装置の
状態表示を行う表示手段を具備し、前記転写紙の浮き量
が所定以上と検出されて転写紙の搬送手段が停止された
ときには、所定量以上に転写紙が浮いていることを示す
警告表示を行うのが好適である。ここで、電子写真方式
に従った手順により画像形成を行うのが一般的である。
また、前記搬送手段はメインモータを含む。この場合、
転写紙の浮き量が所定量以上となったときは、前記メイ
ンモータを停止させる。
【0010】また、上述した第2の目的を達成するため
に、本発明は、転写紙を搬送し、搬送された転写紙に画
像形成を行う画像形成装置において、搬送中の転写紙の
浮きを検知するための位置検出手段と、転写紙搬送に関
わるプロセス手段と、前記位置検出手段により検知され
た転写紙の浮き量にしたがって、前記プロセス手段の出
力を調整する制御手段とを具備したものである。ここで
は、電子写真方式に従った手順により画像形成を行うの
が一般的である。そして、前記制御手段は、転写紙の浮
き量が大きいほど、前記プロセス手段の効果が大きくな
るよう出力を調整する。また、前記プロセス手段は、転
写紙が所定の位置からの分離性能を向上させるための帯
電手段を有する。あるいは、前記プロセス手段として、
感光体ドラムに近接配置した分離帯電器を用いる。
【0011】更に加えて、原稿先端の浮き量を検知する
手段を備えた構成とすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】上述した第1の目的を達成するた
めに、本発明の第1の実施の形態では、搬送中の転写紙
先端の浮き量を検知するための位置検出手段と、前記位
置検出手段により検知された転写紙の浮き量が所定以上
と検出されたときには、即座に転写紙の搬送を停止する
よう制御する制御手段とを具備している。
【0013】かかる構成によれば、搬送中の転写紙の浮
き量を検知し、転写紙の浮き量が所定以上と検出された
ときには、通常の紙づまり検知に関わらず、即座に転写
紙の搬送を停止するようにしたため、転写紙の感光ドラ
ムのクリーナー部への突入や、定着器の定着ローラへの
巻き付きの防止を図ることが可能となる。
【0014】また、予め紙づまりになることを予測して
転写紙の搬送を停止することにもなり、下流側で給紙さ
れ、無駄になる転写紙を減少させることが可能となる。
【0015】また、上述した第2の目的を達成するため
に、本発明の第2の実施の形態では、搬送中の転写紙の
浮きを検知するための位置検出手段と、前記位置検出手
段により検知された転写紙の浮き量にしたがって、転写
紙搬送に関わる帯電器等のプロセス条件を調整する制御
手段とを具備している。
【0016】かかる構成によれば、搬送中の転写紙の浮
き量を検知し、検知された浮き量に従って、転写紙搬送
に関わるプロセス条件を自動的に調整するようにしたた
め、転写紙の搬送の安定化を図ることが可能となる。
【0017】以下に、図面を参照して本発明の各実施の
形態を詳細に説明する。
【0018】(第1の実施の形態)図2は、本発明を適
用した画像形成装置の一例を示す断面構成図である。
【0019】図2において、100は複写装置本体、2
00は原稿の自動給送を行う循環式自動原稿送り装置即
ちフィーダー(以下RDFと記す)、250は仕分け装
置即ちソータであり、これらRDF200とソータ25
0は本体100に対して自在に組合わせ使用出来るよう
になっている。
【0020】図2において、101は原稿載置台として
の原稿台ガラスである。また、102は画像読取り手段
としての光学系であり、原稿照明ランプ(露光ランプ)
103と、走査ミラーと、レンズ143と、モータ10
4等から構成されており、モータ104により走査しつ
つ露光ランプ103で原稿を照明し、原稿からの反射光
を走査ミラーとレンズにより感光体ドラム105に照射
する。また、2000は原稿位置検知部で、原稿照明ラ
ンプとともにミラー台160に搭載され、モータ104
により原稿を走査するようになっている。
【0021】前記感光体ドラム105の回りには、1次
帯電器106と、ブランク露光ユニット107と、電位
センサ108と、現像器109と転写帯電器110と、
分離帯電器111と、クリーニング装置112とが装備
されていて、これら感光体ドラム105等により画像記
録手段が構成されている。
【0022】感光体ドラム105はメインモータ113
により図2に示す矢印の方向に回転するもので、1次帯
電器106によりコロナ帯電されており、光学系102
から原稿の反射光が照射されると、静電潜像が形成され
る。この静電潜像は、現像器109により現像されてト
ナー像として可視化される。
【0023】一方、上段カセット114あるいは下段カ
セット115からピックアップローラ116,117を
介し、給紙ローラ118,119により本体100内に
送られた転写紙が、レジストローラ120によりトナー
像の先端と転写紙の先端とが一致するようにタイミング
がとられた後、感光体ドラム105に給送され、転写帯
電器110によりトナー像が転写される。この転写後、
転写紙は分離帯電器111により感光体ドラム105か
ら分離され、後述するように、転写紙位置検知部210
0によりその浮き量が検出され、搬送ベルト121によ
り定着器122に導かれて加圧、加熱により定着され、
この後排出ローラ123により本体100の外に排出さ
れる。また、感光体ドラム105はクリーニング装置1
12により、その表面が清掃される。
【0024】本体100には、例えば4000枚の転写
紙を収納し得るデッキ124が装備されている。デッキ
124のリフタ125は、給紙ローラ126に転写紙が
常に当接するように転写紙の量に応じて上昇する。
【0025】また、図2において、127は排紙フラッ
パであり、両面記録側ないし多重記録側と排出側(ソー
タ250)の経路を切り替える。排出ローラ123から
送り出された転写紙は、この排紙フラッパ127により
両面記録側ないし多重記録側に切り替えられる。
【0026】128は下搬送パスであり、排出ローラ1
23から送り出された転写紙を反転パス129を介し転
写紙を裏返して再給紙トレイ130に導く。131は両
面記録と多重記録の経路を切り替える多重フラッパであ
り、これを左方向に倒す事により転写紙を反転パス12
9に介さず、直接下搬送パス128に導く。132は経
路133を通じて転写紙を感光体ドラム105側に給紙
する給紙ローラである。
【0027】134は排紙フラッパ127の近傍に配置
されて、該排紙フラッパ127により排出側に切り替え
られた転写紙を機外に排出する排出ローラである。両面
記録(両面複写)や多重記録(多重複写)時には、排紙
フラッパ127を上方に上げて、複写済みの転写紙を搬
送パス128,129を介して裏返した状態で再給紙ト
レイ130に格納する。
【0028】このとき、両面記録時には多重フラッパ1
31を右方向へ倒し、また多重記録時には該多重フラッ
パ131を左方向へ倒しておく。次に行う裏面記録時や
多重記録時には、再給紙トレイ130に格納されている
転写紙が、下から1枚づつ給紙ローラ132により経路
133を介して本体のレジストローラ120に導かれ
る。
【0029】本体から転写紙を反転して排出する時に
は、排紙フラッパ127を上方へ上げ、フラッパ131
を右方向へ倒し、複写済みの転写紙を搬送パス129側
へ搬送し、転写紙の後端が第1の送りローラ140を通
過した後に反転ローラ142によって第2の送りローラ
側へ搬送し、排出ローラ134によって、転写紙を裏返
して機外へ排出される。
【0030】図3は、上述の本体100に設けた操作部
600の配置構成例を示す。
【0031】図3において、601はアスタリスク
(*)キーであり、オペレータ(使用者)が、綴じ代量
の設定とか、原稿枠消しのサイズ設定等の設定モードの
ときに用いる。627はカーソルキーであり、設定モー
ド時の設定項目を選択するときに用いる。628はOK
キーであり、設定モード時の設定内容を確定するときに
用いる。606はオールリセットキーであり、標準モー
ドに戻すときに押す。また、オートシャットオフ状態か
ら標準モードに復帰させるときにもこのキー602を押
す。
【0032】605は複写開始キー(コピースタートキ
ー)であり、複写を開始するときに押す。604はクリ
ア/ストップキーであり、待機(スタンバイ)中はクリ
アキー、複写記録中はストップキーの機能を有する。こ
のクリアキーは、設定した複写枚数を解除するときにも
使用する。また、ストップキーは連続複写を中断すると
きに押す。この押した時点での複写が終了した後に、複
写動作が停止する。
【0033】603はテンキーであり、複写枚数を設定
するときに押す。また*(アスタリスク)モードを設定
するときにも使う。619はメモリキーであり、使用者
が頻繁に使うモードを登録しておくことが出来る。ここ
では、M1〜M4の4通りのモードの登録が出来る。6
11及び612は複写濃度キーであり、複写濃度を手動
で調節するときに押す。613はAEキーであり、原稿
の濃度に応じて、複写濃度を自動的に調節するとき、ま
たはAE(自動濃度調節)を解除して濃度調節をマニュ
アル(手動)に切り換えるときに押す。
【0034】607はコピー用紙選択キーであり、上段
ペーパリフタ119、下段ペーパリフタ115、ペーパ
デッキ124、マルチ手差し150を選択するときに押
す。また、RDF300に原稿が載っているときには、
このキー607によりAPS(自動カセット選択)が選
択できる。APSが選択されたときには、原稿と同じ大
きさのカセットが自動選択される。
【0035】610は等倍キーであり、等倍(原寸)の
複写をとるときに押す。616はオート変倍キーであ
り、指定した転写紙のサイズに合わせて原稿の画像を自
動的に縮小・拡大を指定するときに押す。626は両面
キーであり、片面原稿から両面複写、両面原稿から両面
複写、または両面原稿から片面複写をとるときに押す。
625は綴じ代キーであり、転写紙の左側へ指定された
長さの綴じ代を作成することが出来る。
【0036】624は写真キーであり、写真原稿を複写
するときに押す。623は多重キーであり、2つの原稿
から転写紙の同じ面に画像を作成(合成)するときに押
す。620は原稿枠消しキーであり、使用者が定形サイ
ズ原稿の枠消しを行うときに押し、その際に原稿のサイ
ズはアスタリスクキー601で設定する。621はシー
ト枠消しキーであり、コピー用紙サイズに合わせて原稿
の枠消しをするときに押す。629は表紙モード設定キ
ーであり、表紙、裏表紙の作成、および合紙を挿入する
ときに用いる。630はページ連写キーであり、見開き
の本の左右を続けて複写するときに用いる。
【0037】614はステイプルソート、ソート、グル
ープの排紙方法を選択する排紙方法選択キーであり、記
録後の用紙をステイプルソータが接続されている場合
は、ステイプルソートモード、ソートモード、グループ
モードの選択またはその選択モードの解除ができる。6
31は予約キーであり、予約トレイ210に載置された
予約原稿に対する複写モードの設定を開始するとき、お
よび予約設定を解除するときに用いる。632は予約設
定キーであり、予約モード選択時の確定キーとして用い
る。
【0038】633はガイドキーであり、各種キーに対
応する機能の説明を、メッセージディスプレイに表示す
るときに用いる。
【0039】701は複写に関する情報を表示するLC
D(液晶)タイプのメッセージディスプレイであり、9
6×192ドットで文字や図形を表示する。たとえば、
テンキー603で設定した複写枚数、定形変倍キー60
8,609、等倍キー610、ズームキー617,61
8で設定した複写倍率、用紙選択キー607で選択した
用紙サイズ、複写装置本体100の状態を示すメッセー
ジ、操作手順を示すガイドメッセージ、その他各種モー
ドの設定内容を表示する。また、前記原稿位置検知部2
000の検出位置により、画像を消去する部分が存在す
るとき、原稿の一部が浮いていることを示す警告表示が
行われる。
【0040】704はAE表示器であり、AEキー61
3によりAE(自動濃度調節)を選択したときに点灯す
る。709は予熱表示器であり、予熱状態の時に点灯す
る。なお、標準モードでRDF200を使用している時
では複写枚数1枚、濃度AEモード、オート用紙選択、
等倍、片面原稿から片面複写の設定になる。RDF20
0を未使用時の標準モードでは複写枚数1枚、濃度マニ
ュアルモード、等倍、片面原稿から片面複写の設定とな
っている。RDF200の使用時と未使用時の差はRD
F200に原稿がセットされているか否かで決まる。
【0041】図4は、本発明を適用した画像形成装置の
制御系の一例を示すブロック図である。本図において、
1004は制御回路(コントローラ)で、CPU100
4a、ROM1004b、RAM1004c等から構成
され、ROM1004bに格納されたプログラムに基づ
いて複写シーケンスを総轄制御する。
【0042】操作部600は、前述したように、コピー
モード(片面・両面・多重モード、複写倍率、カセット
選択等)設定キー、複写枚数等を設定するテンキー、複
写動作開始を指示するスタートキー、複写動作停止を指
示するストップキー、動作モードを標準状態に復帰する
リセットキー、等のキー入力部、及び、動作モードの設
定状態等を表示するLED・液晶等の表示部が配置され
ている。
【0043】サーミスタ302は、定着ローラ144の
表面温度を検出し、301でA/D変換された値がコン
トローラ1004に入力される。コントローラ1004
は、サーミスタ302の検出値により、定着ローラ14
4の表面温度が所定値になるように制御している。
【0044】また、後述するように、原稿位置検知部2
000、及び、転写紙位置検知部2100の出力値は、
301でA/D変換された値がコントローラ1004に
入力される。
【0045】高圧制御部303は、1次帯電器106、
転写帯電器110等の帯電系、及び、現像器109等に
所定の電位を印加する高圧ユニット304の制御を行
う。
【0046】モータ制御部305は、原稿を走査するた
めのモータ104を始めとして、各種ステッピングモー
タやメイン駆動モータ等のモータ306の駆動を制御す
る。
【0047】DC不可制御部307は、ピックアップロ
ーラ116用等のソレノイド、レジストローラ120用
等のクラッチ、及び、ファン等の駆動を制御する。
【0048】308は、転写紙の紙づまり検知用等のセ
ンサー類で、コントローラ1004に入力される。
【0049】ACドライバー1000は、原稿照明ラン
プ103等のAC負荷310、及び、定着ヒータ311
へのAC電源供給を制御する。また、原稿照明ランプ1
03、定着ヒータ311等の異常を検出し、シャットオ
フ機能付きのメインスイッチ1001をオフ状態にす
る。
【0050】電源1100は、コントローラ1004等
にDC電源を供給し、入力電源プラグ311から、メイ
ンスイッチ1001、ドアスイッチ1007を介したA
C電源が電源1100に入力される。
【0051】ペーパーデッキ124は、転写紙の積載枚
数を増やすための給紙装置、フイーダー200は、複数
枚の原稿を自動的にセットするための自動原稿送り装
置、ソーター250は、排出される転写紙を仕分けする
ための仕分け装置である。
【0052】図1は、図2で示した画像形成装置の原稿
位置検知部2000、及び、転写紙位置検知部2100
の構成図である。
【0053】図1において、(A)は原稿台上の原稿の
浮き量を検知するための原稿位置検知部2000の構成
図で、本実施例では、PSD(半導体位置検出素子)を
用いて、PSDと原稿との距離を検出することにより、
原稿台からの原稿の浮き量を検出している。また、原稿
位置検知部2000は、図2のモータ104により、原
稿を矢印方向に走査することにより、原稿の各部の浮き
量を検知する。
【0054】図1(A)において、制御回路1004の
信号を受けて、LED駆動回路2003により駆動され
たLED2003から照射された光ビームは、レンズ2
001を通って原稿により反射され、レンズ2004を
介してPSD2005に入力される。PSD2005に
入力された光ビームは、PSD駆動・信号処理回路20
06によりスポット光の重心位置が演算・サンプル&ホ
ールドされ、A/D3001によりA/D変換され、制
御回路1004のCPU1004aに入力される。ここ
で、通常、LED2002からの光ビームは、実線で示
した経路でPSD2005に入力されるが、原稿が点線
のように浮いている場合、点線の経路でPSD2005
に入力され、PSD2005に入力されるスポット光の
重心位置の違いにより、原稿の浮き量を検出している。
【0055】図1(B)は搬送中の転写紙の浮き量を検
知するための転写紙位置検知部2100の構成図で、前
記原稿位置検知部2000と同様に、本実施例では、P
SD(半導体位置検出素子)を用いて、PSDと転写紙
との距離を検出することにより、矢印方向に搬送されて
いる転写紙の浮き量を検出している。
【0056】図1(B)において、転写紙の浮き量の検
出は、前記原稿位置検知部2000と同様で、LED2
102から転写紙に光ビームを照射し、その反射光をP
SD2105で受け、そのスポット光の重心位置をPS
D駆動・信号処理回路2105で演算することで行われ
る。
【0057】図5は、本発明の第1の実施例による画像
形成装置のコントローラのシーケンス制御手順を示す。
【0058】まず、転写紙位置検知シーケンスが開始さ
れると、ステップS5001で転写位置検知用タイマー
をスタートさせる。ここで、本実施例では、感光ドラム
との分離部で浮き量を検出する構成をとっているため、
転写紙が給紙されてから分離部に到達するまでの時間
を、制御部1004に内蔵の不図示のタイマーでカウン
トするようになっている。
【0059】ステップS5002でタイマーがカウント
アップしたら、ステップS5003で図1により説明し
た転写紙位置検知を行い、転写紙の浮き量を検出する。
【0060】次に、ステップS5004で転写紙の浮き
量が予め設定された所定量以上となっているか否か判断
し、所定量以上でなければ転写紙位置検知を終了し、そ
のままコピーシーケンスが継続される。
【0061】ステップ5004で所定以上のときには、
ステップS5005でメインモータ113を停止させ、
転写紙搬送を停止し、ステップS5006で操作部上の
LCD701に転写紙浮きにより停止したことを示す警
告表示を行い、終了する。
【0062】(第2の実施の形態)図6は、本発明の第
2の実施の形態による画像形成装置のコントローラのシ
ーケンス制御手順を示す。
【0063】まず、転写紙位置検知シーケンスが開始さ
れると、ステップS6001で転写位置検知用タイマー
をスタートさせる。ここで、本実施例では、感光ドラム
との分離部で浮き量を検出する構成をとっているため、
転写紙が給紙されてから分離部に到達するまでの時間
を、制御部1004に内蔵の不図示のタイマーでカウン
トするようになっている。
【0064】ステップS6002でタイマーがカウント
アップしたら、ステップS6003で図1により説明し
た転写紙位置検知を行い、転写紙の浮き量を検出する。
【0065】次に、ステップS6004で転写紙の浮き
量より、分離帯電器111の出力値を演算する。なお、
本実施例では、転写紙の浮き量が大きいほど、転写帯電
器111の出力を大きくなるように設定されている。
【0066】次にステップS6005で、ステップS6
004で算出された設定値に従って、高圧制御部303
により、分離帯電器111の出力を調整し、終了する。
【0067】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、搬送中の転写紙先端の浮き量を検知するための位置
検出手段を具備し、前記位置検出手段により検知された
転写紙の浮き量が所定以上と検出されたときには、通常
の紙づまり検知に関わらず、即座に転写紙の搬送を停止
するようにしたため、転写紙の感光ドラムのクリーナー
部への突入や、定着器の定着ローラへの巻き付きの防止
を図ることが可能となり、さらに、予め紙づまりになる
ことを予測して転写紙の搬送を停止することにもなり、
下流側で給紙され、無駄になる転写紙を減少させること
が可能となるという効果が得られる。
【0068】また、その他の本発明によれば、搬送中の
転写紙の浮きを検知するための位置検出手段を具備し、
前記位置検出手段により検知された転写紙の浮き量にし
たがって、転写紙搬送に関わるプロセス条件を自動的に
調整するようにしたため、転写紙の搬送の安定化を図る
ことが可能となるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における原稿位置検知部
および転写紙位置検知部の構成図である。
【図2】本発明を適用した画像形成装置の一例を示す断
面構成図である。
【図3】上述の本体100に設けた操作部600の配置
構成例を示す図である。
【図4】本発明の画像形成装置の制御系の一例を示すブ
ロック図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における制御手順を
示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態における制御手順を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
111 分離帯電器(プロセス手段) 113 メインモータ(搬送手段) 701 LCD(表示手段) 1004 コントローラ(制御手段) 2000 原稿位置検知部 2100 転写紙位置検知部(位置検知手段)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写紙の搬送手段を有し、搬送された転
    写紙に画像形成を行う画像形成装置において、 搬送中の転写紙先端の浮き量を検知するための位置検出
    手段と、 前記位置検出手段により検知された転写紙の浮き量が所
    定以上と検出されたときには、前記搬送手段による転写
    紙の搬送を停止するように制御する制御手段とを具備し
    たことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、更に加えて、画像形
    成装置の状態表示を行う表示手段を具備し、前記転写紙
    の浮き量が所定以上と検出されて転写紙の搬送手段が停
    止されたときには、所定量以上に転写紙が浮いているこ
    とを示す警告表示を行うことを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、電子写真方式に従っ
    た手順により画像形成を行うことを特徴とする画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記搬送手段はメイ
    ンモータを含むことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、転写紙の浮き量が所
    定量以上となったときは、前記メインモータを停止させ
    ることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 転写紙を搬送し、搬送された転写紙に画
    像形成を行う画像形成装置において、 搬送中の転写紙の浮きを検知するための位置検出手段
    と、 転写紙搬送に関わるプロセス手段と、 前記位置検出手段により検知された転写紙の浮き量にし
    たがって、前記プロセス手段の出力を調整する制御手段
    とを具備したことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、電子写真方式に従っ
    た手順により画像形成を行うことを特徴とする画像形成
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項6において、前記制御手段は、転
    写紙の浮き量が大きいほど、前記プロセス手段の効果が
    大きくなるよう出力を調整することを特徴とする画像形
    成装置。
  9. 【請求項9】 請求項6において、前記プロセス手段
    は、転写紙が所定の位置からの分離性能を向上させるた
    めの帯電手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 請求項6において、前記プロセス手段
    として、感光体ドラムに近接配置した分離帯電器を用い
    ることを特徴とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 請求項1において、更に加えて、原稿
    先端の浮き量を検知する手段を備えたことを特徴とする
    画像形成装置。
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