JPH09284466A - 画像形成装置および画像形成装置の画像処理方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置の画像処理方法

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JPH09284466A
JPH09284466A JP8098535A JP9853596A JPH09284466A JP H09284466 A JPH09284466 A JP H09284466A JP 8098535 A JP8098535 A JP 8098535A JP 9853596 A JP9853596 A JP 9853596A JP H09284466 A JPH09284466 A JP H09284466A
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JP8098535A
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Nobuaki Miyahara
宣明 宮原
Keizo Isemura
圭三 伊勢村
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設定された原稿サイズと異なるサイズの原稿
が給送されても、異なるサイズの原稿に対してもそれぞ
れの原稿のサイズに適正な画像処理を行うことである。 【解決手段】 CPU1004aが操作部600のキー
による同時設定状態を判定し、RDF200から給送さ
れる原稿に対してセンサが検知した原稿サイズに従う所
定の画像形成を行うように画像形成部を制御する構成を
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サイズの異なる原
稿を画像形成部に給送して設定された複写モードに従う
画像形成を制御する画像形成装置および画像形成装置の
画像処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、サイズの異なる原稿を画像形成部
に給送する原稿給送装置を接続して、画像形成装置本体
の原稿台上に原稿を給送可能な複写装置において、種々
の設定をされた複写モードに従う画像形成を制御する制
御部を備えている。
【0003】例えば枠消しモード(原稿,シート,ブッ
ク,パンチ穴消しのいずれか)を設定して、種々の枠消
し画像処理を行う場合、特に、原稿給送装置にサイズの
異なる原稿をセットして、すなわち、原稿枠消しと原稿
混載を同時に行う場合、どのサイズの原稿でも操作部等
から指定した一定の原稿枠消しサイズで複写処理を行っ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、原稿枠
消しと原稿混載の組合せで原稿枠消しサイズを指定して
も、原稿のサイズが異なるためにそれぞれの原稿に合っ
た正しい原稿枠消しが行われないという問題点があっ
た。
【0005】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、原稿給送装置からサイズの異なる原稿
を積載して原稿を給送し、かつ原稿枠消し等の画像処理
を行う場合に、設定された原稿サイズに代えて給送され
る原稿サイズを検知して画像処理を行うことにより、設
定された原稿サイズと異なるサイズの原稿が給送されて
も、異なるサイズの原稿に対してもそれぞれの原稿のサ
イズに適正な画像処理を行うことができる画像形成装置
および画像形成装置の画像処理方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、積載される原稿を画像形成部に給送する原稿給送手
段と、前記原稿給送手段から給送される原稿のサイズを
検知する検知手段と、前記原稿に対する前記画像形成部
の複写モードを設定する第1の設定手段と、前記原稿給
送手段にサイズが異なる原稿を積載して給送する原稿混
載モードを設定する第2の設定手段と、前記第1および
第2の設定手段による同時設定状態を判定する判定手段
と、前記判定手段の判定結果に基づいて前記原稿給送手
段から給送される原稿に対して前記検知手段が検知した
原稿サイズに従う所定の画像形成を行うように前記画像
形成部を制御する制御手段とを有するものである。
【0007】本発明に係る第2の発明は、前記複写モー
ドは、枠消しモードとするものである。
【0008】本発明に係る第3の発明は、前記枠消しモ
ードは、原稿枠消しモード,ブック枠消しモード,パン
チ穴消しモードのいずれかとするものである。
【0009】本発明に係る第4の発明は、前記原稿給送
手段から給送する原稿に対する原稿サイズを設定する第
3の設定手段と、前記所定の画像形成を前記第3の設定
手段から設定される原稿サイズまたは前記検知手段が検
知した原稿サイズのいずれかに切り換える切換え手段と
を有し、前記制御手段が前記判定手段の判定結果に基づ
いて前記原稿給送手段から給送される原稿に対して、前
記切換え手段により切り換え設定されている前記第3の
設定手段から設定される原稿サイズまたは前記検知手段
が検知した原稿サイズに従う所定の画像形成を行うよう
に前記画像形成部を制御するものである。
【0010】本発明に係る第5の発明は、積載される原
稿を画像形成部に給送する原稿給送手段と、前記原稿給
送手段から給送される原稿のサイズを検知する検知手段
と、前記原稿に対する前記画像形成部の複写モードを設
定する第1の設定手段と、前記原稿給送手段にサイズが
異なる原稿を積載して給送する原稿混載モードを設定す
る第2の設定手段とを有する画像形成装置の画像処理方
法において、前記第1および第2の設定手段による同時
設定状態を判定する判定工程と、該判定結果に基づいて
前記原稿給送手段から給送される原稿に対して前記検知
手段が検知した原稿サイズに従う所定の画像形成を行う
前記画像形成部に実行させる画像処理工程とを有するも
のである。
【0011】本発明に係る第6の発明は、前記複写モー
ドは、枠消しモードとするものである。
【0012】本発明に係る第7の発明は、前記枠消しモ
ードは、原稿枠消しモード,ブック枠消しモード,パン
チ穴消しモードのいずれかとするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施形態を示す画像形
成装置の一例を示す断面構成図である。
【0015】図1において、100は複写装置本体、2
00は原稿の自動給送を行う循環式自動原稿送り装置
(以下RDFと記す)、250は仕分け装置すなわちソ
ータであり、これらRDF200とソータ250は本体
100に対して自在に組合せ使用できるようになってい
る。
【0016】本体100において、101は原稿載置台
としての原稿台ガラスである。また、102は画像読み
取り手段としての光学系であり、原稿照明ランプ(露光
ランプ)103と、走査ミラー,レンズ143,モータ
104等から構成されており、モータ104により走査
しつつ、露光ランプ103で原稿を照明し、原稿からの
反射光を走査ミラーとレンズ143により感光体ドラム
105に結像する。
【0017】なお、感光体ドラム105の回りには、画
像形成に必要な一次帯電器106,ブランク露光ユニッ
ト107,電位センサ108,現像器109,転写帯電
器110,分離帯電器111,クリーニング装置112
とが装備されていて、これら感光体ドラム105等によ
り画像記録手段が構成されている。
【0018】感光体ドラム105はメインモータ113
により図に示す矢印の方向に回転するもので、一次帯電
器106によりコロナ帯電されており、光学系102か
ら原稿の反射光が照射されると、静電潜像が形成され
る。この静電潜像は、現像器109により現像されてト
ナー像として可視化される。なお、後述の枠消しを行う
場合、ブランク露光ユニット107により枠消しすべき
領域の潜像が消去される。
【0019】一方、上段カセット114あるいは下段カ
セット115からピックアップローラ116,117を
介し、給紙ローラ118,119により本体100内に
送られた転写紙が、レジストローラ120によりトナー
像の先端と転写紙の先端とが一致するようにタイミング
がとられた後、感光体ドラム105に給送され、転写帯
電器110によりトナー像が転写される。
【0020】この転写後、転写紙は分離帯電器111に
より感光体ドラム105から分離され、搬走ベルト12
1により定着器122に導かれて定着ローラ144によ
り加圧,加熱定着され、この後排出ローラ123により
本体100の外に排出される。また、感光体ドラム10
5はクリーニング装置112により、その表面が清掃さ
れる。
【0021】また、本体100には、例えば4000枚
の転写紙を収納し得るデッキ124が装備されている。
デッキ124のリフタ125は、給紙ローラ126に転
写紙が常に当接するように転写紙の量に応じて上昇す
る。
【0022】127は排紙フラッパであり、両面記録側
ないし多重記録側と排出側(ソータ300)の経路を切
り替える。排出ローラ123から送り出された転写紙
は、この排出フラッパ127により両面記録側ないし多
重記録側に切り替えられる。また、128は下搬送パス
であり、排出ローラ123から送り出された転写紙を反
転パス129を介し転写紙を裏返して再給紙トレイ13
0に導く。
【0023】また、131は両面記録と多重記録の経路
を切り替える多重フラッパであり、これを左方向に倒す
ことにより転写紙を反転パス129を介さず、直接下搬
送パス128に導く。132は経路133を通じて転写
紙を感光体ドラム105側に給紙する給紙ローラであ
る。134は排紙フラッパ127の近傍に配置されて、
該排紙フラッパ127により排出側に切り替えられた転
写紙を機外に排出する排出ローラである。
【0024】なお、両面記録(両面複写)や多重記録
(多重複写)時には、排紙フラッパ127を上方に上げ
て、複写済みの転写紙を反転パス129,搬送パス12
8を介して裏返した状態で再給紙トレイ130に格納す
る。このとき、両面記録時には多重フラッパ131を右
方向に倒し、また多重記録時には該多重フラッパ131
を左方向に倒しておく。次に行う裏面記録時や多重記録
時には、再給紙トレイ130に格納されている転写紙
が、下から1枚づつ給紙ローラ132により経路133
を介して本体100のレジストローラ120に導かれ
る。
【0025】本体100から転写紙を反転して排出する
時には、排紙フラッパ127を上方へ上げ、多重フラッ
パ131を右方向へ倒し、複写済の転写紙を反転パス1
29側へ搬送し、転写紙の後端が第1のローラ140を
通過した後に反転ローラ142によって第2の送りロー
ラ141側へ搬送し、排出ローラ134によって、転写
紙を裏返して機外へ排出される。なお、150はマルチ
手差し、210は予約トレイである。
【0026】図2は、図1に示した複写装置本体100
に設けられる操作部600の構成を説明する要部平面図
である。
【0027】図2において、601はユーザモードキー
であり、オペレータ(使用者)が機械の仕様,標準モー
ド等の設定,クリーニング等に用いる。627はカーソ
ルキーであり、設定モード時の設定項目を選択するとき
に用いる。628はOKキーであり、設定モード時の設
定内容を確定するときに用いる。
【0028】606はオールリセットキーであり、標準
モードに戻すときに押す。605は複写開始キー(コピ
ースタートキー)であり、複写を開始するときに押す。
604はクリア/ストップキーであり、待機(スタンバ
イ)中はクリアキー、複写記録中はストップキーの機能
を有し、複写を停止するときに押す。このクリアキー
は、設定した複写枚数を解除するときにも使用する。
【0029】また、ストップキーは連続複写を中断する
ときに押す。この押した時点での複写が終了した後に、
複写動作が停止する。603はテンキーであり、複写枚
数を設定するときに押す。また数値設定のモードを設定
するときにも使用する。619はメモリキーであり、使
用者が頻繁に使用するモードを登録しておくことができ
る。ここではM1〜M4の4通りのモードの登録ができ
る。611および612は複写濃度キーであり、複写濃
度を手動で調節するときに押す。
【0030】613はAEキーであり、原稿の濃度に応
じて複写濃度を自動的に調節するとき、またはAE(自
動濃度調節)を解除して濃度調節をマニュアル(手動)
に切換えるときに押す。607はコピー用紙選択キーで
あり、上段カセット114,下段カセット115,ペー
パデッキ124,マルチ手差し150を選択するときに
押す。また、RDF200に原稿が載っているときに
は、このキー607によりAPS(自動紙カセット選
択)が選択できる。
【0031】610は等倍キーであり、等倍(原寸)の
複写をとるときに押し、609は縮小キー,607は拡
大キーであり、倍率をズームキー617,618で指定
する。616はオート変倍キーであり、指定した転写紙
のサイズに合わせて原稿の画像を自動的に縮小・拡大す
るかを指定するときに押す。626は両面キーであり、
片面原稿から両面複写、両面原稿から両面複写、または
両面原稿から片面複写をとるときに押す。625はとじ
代キーであり、転写紙の上下左右側へ指定された長さの
とじ代を作成することができる。624は写真キーであ
り、写真原稿を複写するときに押す。623は多重キー
であり、2つの原稿から転写紙の同じ面に画像を作成
(合成)するときに押す。
【0032】620は原稿混載キーであり、異なるサイ
ズの原稿に対して自動的にその原稿サイズの転写紙に複
写するときに押す。621は枠消しキーであり、原稿の
エッジ部分の画像及びその外側の画像を消去する原稿枠
消し,記録シートのエッジ部分に形成されるべき画像を
消去するシート枠消し,パンチ穴の幅の部分の画像を消
去するパンチ穴枠消し,見開きブック原稿のエッジ部分
の画像及びその外側の画像および折り目部分の画像を消
去するブック枠消し等を設定するときに押す。なお、原
稿枠消し,パンチ穴枠消し,ブック枠消しにおいては、
枠消しサイズを別途指定する。枠消しサイズの指定はテ
ンキー603やカーソルキー627を使用すればよい。
【0033】629は拡大レイアウトキーであり、1枚
の原稿に縮小された複数の原稿がレイアウトされている
原稿を元の複数の原稿にもどすときに押す。630はペ
ージ転写キーであり、見開きの本の左右のページを続け
て複写するときに押す。
【0034】614はステイプルソート,ソート,グル
ープの排紙方法を選択する排紙方法選択キーであり、ス
テイプルソータが接続されている場合は、ステイプルソ
ートモード,ソートモード,グループモードの選択また
はその選択したモードの解除ができる。615は排紙方
法選択キーであり、複写後の出力紙のZ折り,半折り等
の指定に用いる。631は予約キーであり、予約トレイ
210の載置された予約原稿に対する複写モードの設定
を開始するとき、および予約設定を解除するときに用い
る。
【0035】632はちょっと小さめキーであり、ちょ
っと小さめモードを使用するときに用いる。633はガ
イドキーであり、各種キーに対応する機能の説明をメッ
セージディスプレイに表示するときに用いる。634は
割込キーで、割り込みコピーをする時に押し、635は
IDキーで、暗証番号の登録に用いる。
【0036】701は複写に関する情報を表示するLC
D(液晶)タイプのメッセージディスプレイ(タッチパ
ネル)であり、文字や図形を表示する。例えば、テンキ
ー603で設置した複写枚数、コピー用紙選択キー60
7で選択した用紙サイズ、複写装置本体100の状態を
示すメッセージ、操作手順を示すガイドメッセージ、そ
の他各種モードの設定内容などを表示する。704はA
E表示器であり、AEキー613によりAE(自動濃度
調節)を選択したときに点灯する。709は予熱表示器
であり、予熱状態のときに点灯する。
【0037】図3は、図1に示した画像形成装置の制御
構成の一例を示すブロック図であり、図1と同一のもの
には同一の符号を付してある。
【0038】図3において、1004は制御回路(コン
トローラ)で、CPU1004a,ROM1004b,
RAM1004c等から構成され、ROM1004bに
格納されたプログラムをCPU1004aが実行して複
写シーケンスを総括的に制御する。
【0039】操作部600は、前述したように、コピー
モード(片面・両面・多重モード,複写倍率、カセット
選択等)設定キー,複写枚数等を設定するテンキー,複
写動作開始を指示するスタートキー,複写動作停止を指
示するストップキー,動作モードを標準状態に復帰する
リセットキー等のキー入力部および、動作モードの設定
状態等を表示するLED・液晶等の表示部が配置されて
いる。
【0040】サーミスタ302は、定着ローラ144の
表面温度を検出し、301でA/D変換された値がコン
トローラ1004に入力される。コントローラ1004
は、サーミスタ302の検出値により、定着ローラ14
4の表面温度が所定値になるように制御している。
【0041】高圧制御部303は、一次帯電器106,
転写帯電器110等の帯電系および現像器109等に所
定の電位を印加する高圧ユニット304の制御を行う。
【0042】モータ制御部305は、各種ステッピング
モータやメイン駆動モータ等のモータ306の駆動を制
御する。
【0043】DC負荷制御部307は、ピックアップロ
ーラ116用等のソレノイド,レジストローラ120用
等のクラッチ及びファン等の駆動を制御する。308は
転写紙の紙づまり検知用等のセンサ類で、コントローラ
1004に入力される。
【0044】ACドライバ1000は、原稿照明ランプ
103等のAC負荷309および、定着ヒータ310へ
のAC電源供給を制御する。また、原稿照明ランプ10
3,定着ヒータ310等の異常を検出し、シャットオフ
機能付きのメインスイッチ1001をオフ状態にする。
さらに、コントローラ1004の制御により、メインス
イッチ1001前後のAC入力が切換えられて電源11
00に入力される。
【0045】電源1100は、コントローラ1004等
にDC電源を供給し、ACドライバ1000からのAC
電源が入力されるとともに、入力電源プラグ311か
ら、メインスイッチ1001,ドアスイッチ1007を
介したAC電源が電源1100に入力される。
【0046】ペーパデッキ124は、転写紙の積載枚数
を増やすための給紙装置、フィーダ200は、複数枚の
原稿を自動的にセットするための自動原稿送り装置、ソ
ータ250は、排出される転写紙を仕分けするための仕
分け装置である。
【0047】次に、本実施形態における原稿枠消しモー
ドと原稿混載モードについて図4〜図6等を参照して説
明する。
【0048】図4は、本発明に係る画像形成装置におけ
る原稿枠消しモードと原稿混載モードを説明する模式図
である。
【0049】図4において、701はB5サイズの原稿
である。(a)は、原稿701を原稿701より大きい
A4サイズの転写紙に原稿枠消しモードを設定して複写
を行った場合に対応し、702はその複写後の出力紙で
ある。
【0050】(b)は、原稿701を原稿701より大
きいA4サイズの転写紙に原稿枠消しモードを設定しな
いで複写を行った場合であり、703はその複写後の出
力紙である。
【0051】図5,図6は、図1に示したRDF200
に対するサイズの異なる原稿の混載状態を示す図であ
り、図5はRDF200の上部から全体を斜視した状態
に対応し、図6は、RDF200を上部からみた状態に
対応する。
【0052】なお、図5,図6において、801はサイ
ズの小さい原稿で、802はサイズの大きい原稿であ
る。また、図6において、(a)は送り幅で、(b)は
原稿の送り方向である。
【0053】本実施形態において、原稿枠消しモードと
は、転写紙が原稿サイズより大きい時や同サイズの時
に、原稿周囲にできる枠線や影により潜像を消して複写
するモードである。
【0054】原稿混載モードとは、「A4」と「A
3」,「B5」と「B4」,「A5」と「A4R」とい
った、送り幅の等しい異なるサイズの原稿を一度にRD
F(フィーダ)にセットして複写を行うモードである。
【0055】このように構成された画像形成装置におい
て、第1の発明は、積載される原稿を画像形成部に給送
する原稿給送手段(RDF200)と、前記原稿給送手
段から給送される原稿のサイズを検知する検知手段(R
DF200に設けられるセンサ(長さ方向は原稿先端と
後端とを検知して原稿サイズを検知する))と、前記原
稿に対する前記画像形成部の複写モード(第2の発明
は、枠消しモードであって、第3の発明は、原稿枠消し
モード,ブック枠消しモード,パンチ穴消しモードのい
ずれかとする)を設定する第1の設定手段(操作部60
0のキー621)と、前記原稿給送手段にサイズが異な
る原稿を積載して給送する原稿混載モードを設定する第
2の設定手段(操作部600のキー620)と、前記第
1および第2の設定手段による同時設定状態を判定する
判定手段(CPU1004aがROM1004bまたは
図示しない記憶媒体に記憶された制御プログラムを実行
して判定する)と、前記判定手段の判定結果に基づいて
前記原稿給送手段から給送される原稿に対して前記検知
手段が検知した原稿サイズに従う所定の画像形成を行う
ように前記画像形成部を制御する制御手段(CPU10
04aがROM1004bまたは図示しない記憶媒体に
記憶された制御プログラムを実行して制御する)とを有
し、CPU1004aはキー620,621の設定状態
から同時設定を判定し、RDF200から給送される原
稿に対してセンサが検知した原稿サイズに従う所定の画
像形成を行うように前記画像形成部を制御して、設定さ
れている原稿サイズと異なるサイズの原稿がRDF20
0から給送されても、原稿サイズに適正な画像処理(原
稿枠消し処理)を実行し、記録媒体に原稿画像が欠落す
ることなく複写することを可能とする。
【0056】第4の発明としては、前記原稿給送手段
(RDF200)から給送する原稿に対する原稿サイズ
を設定する第3の設定手段(操作部600のテンキー6
03あるいは図示しないエディタ部からの設定等)と、
前記所定の画像形成を前記第3の設定手段から設定され
る原稿サイズまたは前記検知手段が検知した原稿サイズ
のいずれかに切り換える切換え手段(本実施形態では、
RAM1004c上に保持される切り換えフラグとす
る)とを有し、前記制御手段(CPU1004a)が前
記判定手段の判定結果に基づいて前記原稿給送手段から
給送される原稿に対して、切り換えフラグにより切り換
え設定されている操作部600から設定される原稿サイ
ズまたはRDF200に備えられるセンサが検知した原
稿サイズに従う所定の画像形成を行うように前記画像形
成部を制御して、ユーザ設定された原稿サイズで、ある
いは検知した原稿サイズで原稿枠消し処理を自在に行う
ことを可能とする。
【0057】図7は、本発明の画像形成装置の画像処理
方法を説明するフローチャートである。なお、(1)〜
(5)は各ステップを示し、ROM1004b等の記憶
媒体に記憶され、CPU1004aにより実行される。
【0058】先ず、コピーが開始されると、ステップ
(1)では、原稿枠消しモードが操作部600により設
定されているかを検知し、設定されていればステップ
(2)へ、設定されていなければステップ(5)へ進
む。そして、ステップ(2)では、原稿混載モードが操
作部600により設定されているかを検知し、設定され
ていればステップ(3)へ、設定されていなければステ
ップ(5)へ進む。
【0059】そして、ステップ(3)は、原稿枠消しモ
ードと原稿混載モードの両方が設定された場合に、原稿
枠消しサイズをRDF(フィーダ)200で検知した原
稿サイズにするか、または手動で設定される枠消しすべ
き原稿サイズにするかを切換えるスイッチの「ON」,
「OFF」により判定し、切換えスイッチが「ON」な
らばステップ(4)へ、「OFF」ならばステップ
(5)へ進む。
【0060】なお、切換えスイッチは、例えば操作部6
00の複数のキー操作によりあらかじめ設定する。
【0061】ステップ(4)では、RDF200内の図
示しないセンサで検知した原稿サイズを原稿枠消しサイ
ズとするために、RDF200で原稿サイズを検知す
る。次いで、ステップ(5)では、検知した原稿サイズ
に応じて枠消しのための潜像の消去領域を変えて、コピ
ー制御を行う。
【0062】これにより、RDF200に対してサイズ
の異なる原稿が混載され、かつその原稿に対して枠消し
モードが設定されている場合に、ユーザ設定された枠消
しすべきサイズと異なる原稿が搬送されたとしても、原
稿サイズに適切な枠消しを行える。
【0063】以下、本実施例と第5〜第7の発明の各工
程との対応及びその作用について図7等を参照して説明
する。
【0064】第5の発明は、積載される原稿を画像形成
部に給送する原稿給送手段(RDF200)と、前記原
稿給送手段から給送される原稿のサイズを検知する検知
手段(RDF200に設けられるセンサ)と、前記原稿
に対する前記画像形成部の複写モード(第6の発明は、
枠消しモードであって、第7の発明は、原稿枠消しモー
ド,ブック枠消しモード,パンチ穴消しモードのいずれ
かとする)を設定する第1の設定手段(操作部600の
キー621)と、前記原稿給送手段にサイズが異なる原
稿を積載して給送する原稿混載モードを設定する第2の
設定手段(操作部600のキー620)とを有する画像
形成装置の画像処理方法において、前記第1および第2
の設定手段による同時設定状態を判定する判定工程(図
7のステップ(1),(2))と、該判定結果に基づい
て前記原稿給送手段から給送される原稿に対して前記検
知手段が検知した原稿サイズに従う所定の画像形成を行
う前記画像形成部に実行させる画像処理工程(図7のス
テップ(4),(5))とを実行して、すなわち、CP
U1004aがROM1004bに記憶された制御プロ
グラムを実行して、設定されている原稿サイズと異なる
サイズの原稿がRDF200から給送されても、原稿サ
イズに適正な画像処理(原稿枠消し処理)を実行し、記
録媒体に原稿画像が欠落することなく複写することを可
能とする。
【0065】なお、上記実施形態では、枠消しモードと
して、原稿枠消しモードを例として説明したが、ブック
枠消しモード,パンチ穴枠しモードについても同様の制
御が可能であることはいうまでもない。ただし、ブック
枠消しのときはシート状原稿に限る。
【0066】また、上記実施形態では、切り換えスイッ
チの状態に応じて原稿サイズ検知による枠消しモードを
実行する場合について説明したが、キー620,621
が押下された場合に、あらかじめユーザ登録がなされて
いない場合には、優先してRDF200の原稿検知によ
る枠消し画像形成を優先させるように制御してもよい。
【0067】さらに、本発明は、複数の機器から構成さ
れるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に
適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装
置にプログラムを供給することによって達成される場合
にも適用できることは言うまでもない。この場合、本発
明を達成するためのソフトウエアによって表されるプロ
グラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0068】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0069】また、上記実施形態では、切換えスイッチ
が、例えば操作部600の複数のキー操作によりあらか
じめ設定する場合について説明したが、原稿枠消しモー
ドと原稿混載モードの両方が設定されたときに自動的に
設定するように構成してもよい。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原稿給送装置からサイズの異なる原稿を積載して原稿を
給送し、かつ原稿枠消し等の画像処理を行う場合に、設
定された原稿サイズに代えて給送される原稿サイズを検
知して画像処理を行うので、設定された原稿サイズと異
なるサイズの原稿が給送されても、異なるサイズの原稿
に対してもそれぞれの原稿のサイズに適正な画像処理を
行うことができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す画像形成装置の一例
を示す断面構成図である。
【図2】図1に示した複写装置本体に設けられる操作部
の構成を説明する要部平面図である。
【図3】図1に示した画像形成装置の制御構成の一例を
示すブロック図である。
【図4】本発明に係る画像形成装置における原稿枠消し
モードと原稿混載モードを説明する模式図である。
【図5】図1に示したRDFに対する原稿混在状態を示
す図である。
【図6】図1に示したRDFに対する原稿混在状態を示
す図である。
【図7】本発明の画像形成装置の画像処理方法を説明す
るフローチャートである。
【符号の説明】
200 RDF 600 操作部 1004 制御回路 1004a CPU 1004b ROM 1004c RAM

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積載される原稿を画像形成部に給送する
    原稿給送手段と、前記原稿給送手段から給送される原稿
    のサイズを検知する検知手段と、前記原稿に対する前記
    画像形成部の複写モードを設定する第1の設定手段と、
    前記原稿給送手段にサイズが異なる原稿を積載して給送
    する原稿混載モードを設定する第2の設定手段と、前記
    第1および第2の設定手段による同時設定状態を判定す
    る判定手段と、前記判定手段の判定結果に基づいて前記
    原稿給送手段から給送される原稿に対して前記検知手段
    が検知した原稿サイズに従う所定の画像形成を行うよう
    に前記画像形成部を制御する制御手段とを有することを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記複写モードは、枠消しモードである
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記枠消しモードは、原稿枠消しモー
    ド,ブック枠消しモード,パンチ穴消しモードのいずれ
    かであることを特徴とする請求項2記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記原稿給送手段から給送する原稿に対
    する原稿サイズを設定する第3の設定手段と、前記所定
    の画像形成を前記第3の設定手段から設定される原稿サ
    イズまたは前記検知手段が検知した原稿サイズのいずれ
    かに切り換える切換え手段とを有し、前記制御手段が前
    記判定手段の判定結果に基づいて前記原稿給送手段から
    給送される原稿に対して、前記切換え手段により切り換
    え設定されている前記第3の設定手段から設定される原
    稿サイズまたは前記検知手段が検知した原稿サイズに従
    う所定の画像形成を行うように前記画像形成部を制御す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 積載される原稿を画像形成部に給送する
    原稿給送手段と、前記原稿給送手段から給送される原稿
    のサイズを検知する検知手段と、前記原稿に対する前記
    画像形成部の複写モードを設定する第1の設定手段と、
    前記原稿給送手段にサイズが異なる原稿を積載して給送
    する原稿混載モードを設定する第2の設定手段とを有す
    る画像形成装置の画像処理方法において、前記第1およ
    び第2の設定手段による同時設定状態を判定する判定工
    程と、該判定結果に基づいて前記原稿給送手段から給送
    される原稿に対して前記検知手段が検知した原稿サイズ
    に従う所定の画像形成を行う前記画像形成部に実行させ
    る画像処理工程とを有することを特徴とする画像形成装
    置の画像処理方法。
  6. 【請求項6】 前記複写モードは、枠消しモードである
    ことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置の画像処
    理方法。
  7. 【請求項7】 前記枠消しモードは、原稿枠消しモー
    ド,ブック枠消しモード,パンチ穴消しモードのいずれ
    かであることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置
    の画像処理方法。
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