JPH07140836A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH07140836A JPH07140836A JP5312634A JP31263493A JPH07140836A JP H07140836 A JPH07140836 A JP H07140836A JP 5312634 A JP5312634 A JP 5312634A JP 31263493 A JP31263493 A JP 31263493A JP H07140836 A JPH07140836 A JP H07140836A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- transfer paper
- sensor
- fixing roller
- transfer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 定着ローラへ転写紙が巻き付いた場合にこの
巻き付いた転写紙を取り除かない場合、定着ローラへ転
写紙が巻き付いているか否かを検出する手段がなく、発
煙等が生ずるのを防止するのが目的である。 【構成】 定着器122の入口側に紙センサ40、出口
側に紙センサ41を配すると共に定着ローラ10に巻き
付いた転写紙を検知する紙センサ42を設けた。紙セン
サ40で転写先端を検知した後、いつまでも紙センサ4
1から信号は出ない場合ジャムと判断する。又このよう
な信号の組合せで紙センサ42を駆動し、紙センサ42
が転写紙有りを出力することにより、定着上ローラ10
への転写紙の巻き付きを知ることができ、ジヤム紙を除
く際、ジヤム紙により紙センサ42が解除される。
巻き付いた転写紙を取り除かない場合、定着ローラへ転
写紙が巻き付いているか否かを検出する手段がなく、発
煙等が生ずるのを防止するのが目的である。 【構成】 定着器122の入口側に紙センサ40、出口
側に紙センサ41を配すると共に定着ローラ10に巻き
付いた転写紙を検知する紙センサ42を設けた。紙セン
サ40で転写先端を検知した後、いつまでも紙センサ4
1から信号は出ない場合ジャムと判断する。又このよう
な信号の組合せで紙センサ42を駆動し、紙センサ42
が転写紙有りを出力することにより、定着上ローラ10
への転写紙の巻き付きを知ることができ、ジヤム紙を除
く際、ジヤム紙により紙センサ42が解除される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やレーザープリ
ンターなどトナーを定着ローラを用いて転写紙に熱定着
させて画像を形成するような画像形成装置に関する。
ンターなどトナーを定着ローラを用いて転写紙に熱定着
させて画像を形成するような画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置、例えば、複写機で
は、転写紙に転写されたトナーを、ハロゲンランプなど
の発熱体を通電により発熱させ、その熱を用いて定着ロ
ーラによって熱定着させて画像形成を行っていた。
は、転写紙に転写されたトナーを、ハロゲンランプなど
の発熱体を通電により発熱させ、その熱を用いて定着ロ
ーラによって熱定着させて画像形成を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記定着ローラは転写紙の分離不良などにより、定着ロー
ラへ転写紙が巻き付いたまま紙詰り(ジャム)になる場
合が存在した。従来、卷き付きジャムは図5、図6のよ
うな場合に発生していた。転写紙Pが分離ツメ30で分
離されずに上定着ローラ10に巻き付いて図5のように
ジャム状態になった場合、該転写紙Pが画像形成のタイ
ミングから計った所定時間にこの転写紙Pが紙センサ4
1に達せず紙センサ41が作動しなかったことにより転
写紙Pの遅延ジャムとして検知してシーケンスは停止
し、上定着ローラ10に対する通電を制御装置が遮断す
る。そしてジャム処理後リセットして通電を再開する。
この際、図5のような状態にある転写紙Pを取り除かな
い時でも、それを検知する紙センサがないためジャム状
態にある事が解らず通電を再開し図6のように上定着ロ
ーラ10に転写紙Pが巻き付く場合があった。これによ
り、巻き付きジャム発生時には、ジャム処理終了と判断
した場合でも定着ローラに転写紙が残留して定着ローラ
の再加熱により転写紙から発火・発煙する危険性を含ん
でいる。
記定着ローラは転写紙の分離不良などにより、定着ロー
ラへ転写紙が巻き付いたまま紙詰り(ジャム)になる場
合が存在した。従来、卷き付きジャムは図5、図6のよ
うな場合に発生していた。転写紙Pが分離ツメ30で分
離されずに上定着ローラ10に巻き付いて図5のように
ジャム状態になった場合、該転写紙Pが画像形成のタイ
ミングから計った所定時間にこの転写紙Pが紙センサ4
1に達せず紙センサ41が作動しなかったことにより転
写紙Pの遅延ジャムとして検知してシーケンスは停止
し、上定着ローラ10に対する通電を制御装置が遮断す
る。そしてジャム処理後リセットして通電を再開する。
この際、図5のような状態にある転写紙Pを取り除かな
い時でも、それを検知する紙センサがないためジャム状
態にある事が解らず通電を再開し図6のように上定着ロ
ーラ10に転写紙Pが巻き付く場合があった。これによ
り、巻き付きジャム発生時には、ジャム処理終了と判断
した場合でも定着ローラに転写紙が残留して定着ローラ
の再加熱により転写紙から発火・発煙する危険性を含ん
でいる。
【0004】本発明は定着ローラに転写紙が巻き付いた
ままの紙詰りを検知可能な画像形成装置を提供すること
を目的とする。
ままの紙詰りを検知可能な画像形成装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は転写紙に転写さ
れたトナーを定着ローラを用いて熱定着する画像形成装
置において、上記転写紙の搬送方向に関し上記定着ロー
ラの上流側で紙搬送路上に配置された第1の紙検出手段
と、上記転写紙の搬送方向に関し上記定着ローラの下流
側で紙搬送路上に配置された第2の紙検出手段と、上記
第2の紙検出手段と転写紙の搬送方向に関しほぼ同じ位
置に配置される第3の紙検出手段と、上記第3の紙検出
手段の駆動手段と、上記定着ローラを加熱するための通
電を制御する通電制御手段と、上記各検出手段により上
記通電制御手段の動作を制御可能とする制御手段を有す
ることを特徴とする画像形成装置である。
れたトナーを定着ローラを用いて熱定着する画像形成装
置において、上記転写紙の搬送方向に関し上記定着ロー
ラの上流側で紙搬送路上に配置された第1の紙検出手段
と、上記転写紙の搬送方向に関し上記定着ローラの下流
側で紙搬送路上に配置された第2の紙検出手段と、上記
第2の紙検出手段と転写紙の搬送方向に関しほぼ同じ位
置に配置される第3の紙検出手段と、上記第3の紙検出
手段の駆動手段と、上記定着ローラを加熱するための通
電を制御する通電制御手段と、上記各検出手段により上
記通電制御手段の動作を制御可能とする制御手段を有す
ることを特徴とする画像形成装置である。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0007】「実施例1」本実施例1は、本発明を複写
装置に応用したときのものである。
装置に応用したときのものである。
【0008】(複写機の構成)図2を参照してこの種の
従来の複写装置を説明する。
従来の複写装置を説明する。
【0009】図2において、複写機本体100の原稿台
ガラス101上には原稿の自動給送を行う循環式自動原
稿送り装置(以下RDFと記す)200が設けられ、該
本体100の排紙側には仕分け装置即ちソータ300が
設けられ、自動コンピューターフォーム送り装置(以下
CFFと記す)400が該本体100上に取り付け可能
となっており、これらRDF200とソータ300とC
FF400は複写機本体100に対して自在に組合わせ
使用出来るようになっている。
ガラス101上には原稿の自動給送を行う循環式自動原
稿送り装置(以下RDFと記す)200が設けられ、該
本体100の排紙側には仕分け装置即ちソータ300が
設けられ、自動コンピューターフォーム送り装置(以下
CFFと記す)400が該本体100上に取り付け可能
となっており、これらRDF200とソータ300とC
FF400は複写機本体100に対して自在に組合わせ
使用出来るようになっている。
【0010】そこで図2を参照してこの種の従来の複写
装置を説明する。
装置を説明する。
【0011】A.複写機本体100 図2において、原稿載置台としての原稿台ガラス101
の下方には画像読取り手段としての光学系102が配設
され、光学系102は原稿照明ランプ(露光ランプ)1
03と、走査ミラー102a,102b,102cと、
レンズ102dと、モータ104等から構成されてお
り、モータ104により、図示されない駆動伝達手段を
介して露光ランプ103、反射ミラー102a,102
bを走査しつつ露光ランプ103で原稿台ガラス101
上の原稿を照明し、原稿からの反射光を走査ミラー10
2a,102b,102cとレンズ102dにより感光
体ドラム105に照射する。
の下方には画像読取り手段としての光学系102が配設
され、光学系102は原稿照明ランプ(露光ランプ)1
03と、走査ミラー102a,102b,102cと、
レンズ102dと、モータ104等から構成されてお
り、モータ104により、図示されない駆動伝達手段を
介して露光ランプ103、反射ミラー102a,102
bを走査しつつ露光ランプ103で原稿台ガラス101
上の原稿を照明し、原稿からの反射光を走査ミラー10
2a,102b,102cとレンズ102dにより感光
体ドラム105に照射する。
【0012】前記感光体ドムラ105の回りには、一次
帯電器106と、ブランク露光ユニット107と、電位
センサ108と、現像器109と、転写帯電器110
と、分離帯電器111と、クリーニング装置112とが
装備されていて、これら感光体ドラム105等により画
像形成手段が構成されている。
帯電器106と、ブランク露光ユニット107と、電位
センサ108と、現像器109と、転写帯電器110
と、分離帯電器111と、クリーニング装置112とが
装備されていて、これら感光体ドラム105等により画
像形成手段が構成されている。
【0013】感光体ドラム105はメインモータ113
により図2に示す矢印の方向に回転するもので、一次帯
電器106によりコロナ帯電されており、光学系102
から原稿の反射光が照射されると、静電潜像が形成され
る。この静電潜像は、現像器109により現像されてト
ナー像として可視化される。一方、上段カセット114
あるいは下段カセット115からピックアップローラ1
16,117を介し、給紙ローラ118,119等によ
り複写機本体100内に送られた転写紙が、レジストロ
ーラ120によりトナー像の先端と転写紙の先端とが一
致するようにタイミングがとられた後、感光体ドラム1
05に給紙され、転写帯電器110によりトナー像が転
写される。この転写後、転写紙は分離帯電器111によ
り感光体ドラム105から分離され、搬送ベルト121
により定着器122に導かれて加圧、加熱により定着さ
れ、この後排出ローラ123により複写機本体100の
外に排出される。また、感光体ドラム105はクリーニ
ング装置112により、その表面が清掃される。
により図2に示す矢印の方向に回転するもので、一次帯
電器106によりコロナ帯電されており、光学系102
から原稿の反射光が照射されると、静電潜像が形成され
る。この静電潜像は、現像器109により現像されてト
ナー像として可視化される。一方、上段カセット114
あるいは下段カセット115からピックアップローラ1
16,117を介し、給紙ローラ118,119等によ
り複写機本体100内に送られた転写紙が、レジストロ
ーラ120によりトナー像の先端と転写紙の先端とが一
致するようにタイミングがとられた後、感光体ドラム1
05に給紙され、転写帯電器110によりトナー像が転
写される。この転写後、転写紙は分離帯電器111によ
り感光体ドラム105から分離され、搬送ベルト121
により定着器122に導かれて加圧、加熱により定着さ
れ、この後排出ローラ123により複写機本体100の
外に排出される。また、感光体ドラム105はクリーニ
ング装置112により、その表面が清掃される。
【0014】複写機本体100には、例えば4000枚
の転写紙を収納し得るデッキ124が装備されている。
デッキ124のリフタ125は、給紙ローラ126に転
写紙が常に当接するように転写紙の量に応じて上昇す
る。
の転写紙を収納し得るデッキ124が装備されている。
デッキ124のリフタ125は、給紙ローラ126に転
写紙が常に当接するように転写紙の量に応じて上昇す
る。
【0015】また、100枚の転写紙を収納し得るマル
チ手差し150が装備されている。
チ手差し150が装備されている。
【0016】さらに、図2において、排紙フラッパ12
7は両面記録側ないし多重記録側と排出側(ソータ30
0)の経路を切り替える。排出ローラ123から送り出
された転写紙は、この排紙フラッパ127により両面記
録側ないし多重記録側に切り替えられる。また、下搬送
パス128は、排出ローラ123から送り出された転写
紙を反転パス129を介し転写紙を裏返して再給紙トレ
イ130に導く。また、両面記録と多重記録の経路を切
り替える多重フラッパ131は、これを左方向に倒す事
により転写紙を反転パス129に介さず、直接下搬送パ
ス128に導く。給紙ローラ132は経路133を通じ
て転写紙を感光体ドラム105側に給紙する。
7は両面記録側ないし多重記録側と排出側(ソータ30
0)の経路を切り替える。排出ローラ123から送り出
された転写紙は、この排紙フラッパ127により両面記
録側ないし多重記録側に切り替えられる。また、下搬送
パス128は、排出ローラ123から送り出された転写
紙を反転パス129を介し転写紙を裏返して再給紙トレ
イ130に導く。また、両面記録と多重記録の経路を切
り替える多重フラッパ131は、これを左方向に倒す事
により転写紙を反転パス129に介さず、直接下搬送パ
ス128に導く。給紙ローラ132は経路133を通じ
て転写紙を感光体ドラム105側に給紙する。
【0017】排出ローラ134は排紙フラッパ127の
近傍に配置されて、排出側に切り替えられた排紙フラッ
パ127により導かれた転写紙を機外に排出する。両面
記録(両面複写)や多重記録(多重複写)時には、排紙
フラッパ127を上方に上げて、複写済みの転写紙を反
転パス129,下搬送パス128を介して裏返した状態
で再給紙トレイ130に格納する。このとき、両面記録
時には多重フラッパ131を右方向へ倒し、また多重記
録時には該多重フラッパ131を左方向へ倒しておく。
次に行う裏面記録時や多重記録時には、再給紙トレイ1
30に格納されている転写紙が、下から1枚づつ給紙ロ
ーラ132等により経路133を介して本体のレジスト
ローラ120に導かれる。
近傍に配置されて、排出側に切り替えられた排紙フラッ
パ127により導かれた転写紙を機外に排出する。両面
記録(両面複写)や多重記録(多重複写)時には、排紙
フラッパ127を上方に上げて、複写済みの転写紙を反
転パス129,下搬送パス128を介して裏返した状態
で再給紙トレイ130に格納する。このとき、両面記録
時には多重フラッパ131を右方向へ倒し、また多重記
録時には該多重フラッパ131を左方向へ倒しておく。
次に行う裏面記録時や多重記録時には、再給紙トレイ1
30に格納されている転写紙が、下から1枚づつ給紙ロ
ーラ132等により経路133を介して本体のレジスト
ローラ120に導かれる。
【0018】本体から転写紙を反転して排出する時に
は、排紙フラッパ127を上方へ上げ、多重フラッパ1
31を右方向へ倒し、複写済みの転写紙を搬送パス12
9側へ搬送し、転写紙の後端が第1の送りローラ140
を通過した後に反転ローラ142によって第2の送りロ
ーラ141側へ搬送し、排出ローラ134によって、転
写紙を裏返して機外へ排出される。
は、排紙フラッパ127を上方へ上げ、多重フラッパ1
31を右方向へ倒し、複写済みの転写紙を搬送パス12
9側へ搬送し、転写紙の後端が第1の送りローラ140
を通過した後に反転ローラ142によって第2の送りロ
ーラ141側へ搬送し、排出ローラ134によって、転
写紙を裏返して機外へ排出される。
【0019】尚CFF400を用いるときは、光学系1
02は固定され、転写紙を図示矢印方向に送って感光ド
ラム105に結像させる。
02は固定され、転写紙を図示矢印方向に送って感光ド
ラム105に結像させる。
【0020】B.制御装置800 図3は本実施例の制御装置800のブロック図を示す。
【0021】801は複写機全体の制御を行うCPUで
あり、802は複写機本体100の制御手順(制御プロ
グラム)を記憶した読取り専用メモリ(ROM)であ
り、CPU801はこのROM802に記憶された制御
手順にしたがってバスを介して接続された各構成装置を
制御する。また、803は人力データの記憶や作業用記
憶領域等として用いる主記憶装置であるところのランダ
ムアクセスメモリ(RAM)である。
あり、802は複写機本体100の制御手順(制御プロ
グラム)を記憶した読取り専用メモリ(ROM)であ
り、CPU801はこのROM802に記憶された制御
手順にしたがってバスを介して接続された各構成装置を
制御する。また、803は人力データの記憶や作業用記
憶領域等として用いる主記憶装置であるところのランダ
ムアクセスメモリ(RAM)である。
【0022】また、804はメインモータ113等の負
荷にたいするCPU801の制御信号の出力、および後
述の紙センサ40,41,42等の信号の入力してCP
U801に送る。
荷にたいするCPU801の制御信号の出力、および後
述の紙センサ40,41,42等の信号の入力してCP
U801に送る。
【0023】C.操作パネル600 図4は上述の本体100に設けた操作パネル600の配
置構成例を示す。
置構成例を示す。
【0024】図4において、601はアスタリスク
(*)キーであり、オペレータ(使用者)が、綴じ代量
の設定とか、原稿枠消しのサイズ設定等の設定モードの
ときに用いる。627はカーソルキーであり、設定モー
ド時の設定項目を選択するときに用いる。628はOK
キーであり、設定モード時の設定内容を確定するときに
用いる。
(*)キーであり、オペレータ(使用者)が、綴じ代量
の設定とか、原稿枠消しのサイズ設定等の設定モードの
ときに用いる。627はカーソルキーであり、設定モー
ド時の設定項目を選択するときに用いる。628はOK
キーであり、設定モード時の設定内容を確定するときに
用いる。
【0025】606はオールリセットキーであり、標準
モードに戻すときに押す。また、オートシャットオフ状
態から標準モードに復帰させるときにもこのキー602
を押す。
モードに戻すときに押す。また、オートシャットオフ状
態から標準モードに復帰させるときにもこのキー602
を押す。
【0026】605は複写開始キー(コピースタートキ
ー)であり、複写を開始するときに押す。
ー)であり、複写を開始するときに押す。
【0027】604はクリア/ストップキーであり、待
機(スタンバイ)中はクリアキー、複写記録中はストッ
プキーの機能を有する。このクリアキーは、設定した複
写枚数を解除するときにも使用する。また、ストップキ
ーは連続複写を中断するときに押す。この押した時点で
の複写が終了した後に複写動作が停止する。
機(スタンバイ)中はクリアキー、複写記録中はストッ
プキーの機能を有する。このクリアキーは、設定した複
写枚数を解除するときにも使用する。また、ストップキ
ーは連続複写を中断するときに押す。この押した時点で
の複写が終了した後に複写動作が停止する。
【0028】603はテンキーであり、複写枚数を設定
するときに押す。また*(アスタリスク)モードを設定
するときにも使う。619はメモリキーであり、使用者
が頻繁に使うモードを登録しておくことが出来る。ここ
では、M1〜M4の4通りのモードの登録が出来る。
するときに押す。また*(アスタリスク)モードを設定
するときにも使う。619はメモリキーであり、使用者
が頻繁に使うモードを登録しておくことが出来る。ここ
では、M1〜M4の4通りのモードの登録が出来る。
【0029】611及び612は複写濃度キーであり、
複写濃度を手動で調節するときに押す。613はAEキ
ーであり、原稿の濃度に応じて、複写濃度を自動的に調
節するとき、またはAE(自動濃度調節)を解除して濃
度調節をマニュアル(手動)に切り換えるときに押す。
607はコピー用紙選択キーであり、上段カセット11
4、下段カセット115、ペーパデッキ124、マルチ
手差し150を選択するときに押す。また、RDF20
0に原稿が載っているときには、このキー607により
APS(自動紙カセット選択)が選択できる。APSが
選択されたときには、原稿と同じ大きさのカセットが自
動選択される。
複写濃度を手動で調節するときに押す。613はAEキ
ーであり、原稿の濃度に応じて、複写濃度を自動的に調
節するとき、またはAE(自動濃度調節)を解除して濃
度調節をマニュアル(手動)に切り換えるときに押す。
607はコピー用紙選択キーであり、上段カセット11
4、下段カセット115、ペーパデッキ124、マルチ
手差し150を選択するときに押す。また、RDF20
0に原稿が載っているときには、このキー607により
APS(自動紙カセット選択)が選択できる。APSが
選択されたときには、原稿と同じ大きさのカセットが自
動選択される。
【0030】610は等倍キーであり、等倍(原寸)の
複写をとるときに押す。616はオート変倍キーであ
り、指定した転写紙のサイズに合わせて原稿の画像を自
動的に縮小・拡大を指定するときに押す。
複写をとるときに押す。616はオート変倍キーであ
り、指定した転写紙のサイズに合わせて原稿の画像を自
動的に縮小・拡大を指定するときに押す。
【0031】626は両面キーであり、片面原稿から両
面複写、両面原稿から両面複写、または両面原稿から片
面複写をとるときに押す。625は綴じ代キーであり、
転写紙の左側へ指定された長さの綴じ代を作成すること
が出来る。624は写真キーであり、写真原稿を複写す
るときに押す。623は多重キーであり、2つの原稿か
ら転写紙の同じ面に画像を作成(合成)するときに押
す。
面複写、両面原稿から両面複写、または両面原稿から片
面複写をとるときに押す。625は綴じ代キーであり、
転写紙の左側へ指定された長さの綴じ代を作成すること
が出来る。624は写真キーであり、写真原稿を複写す
るときに押す。623は多重キーであり、2つの原稿か
ら転写紙の同じ面に画像を作成(合成)するときに押
す。
【0032】620は原稿枠消しキーであり、使用者が
定形サイズ原稿の枠消しを行うときに押し、その際に原
稿のサイズはアスタリクスキー601で設定する。62
1はシート枠消しキーであり、コピー用紙サイズに合わ
せて原稿の枠消しをするときに押す。
定形サイズ原稿の枠消しを行うときに押し、その際に原
稿のサイズはアスタリクスキー601で設定する。62
1はシート枠消しキーであり、コピー用紙サイズに合わ
せて原稿の枠消しをするときに押す。
【0033】629は表紙モード設定キーであり、表
紙、裏表紙の作成、および合紙を挿入するときに用い
る。630はページ連写キーであり、見開きの本の左右
を続けて複写するときに用いる。
紙、裏表紙の作成、および合紙を挿入するときに用い
る。630はページ連写キーであり、見開きの本の左右
を続けて複写するときに用いる。
【0034】614はステイプルソート、ソート、グル
ープの排紙方法を選択する排紙方法選択キーであり、記
録後の用紙をステイプルソータが接続されている場合
は、ステイプルソートモード、ソートモード、グループ
モードの選択またはその選択モードの解除ができる。
ープの排紙方法を選択する排紙方法選択キーであり、記
録後の用紙をステイプルソータが接続されている場合
は、ステイプルソートモード、ソートモード、グループ
モードの選択またはその選択モードの解除ができる。
【0035】631は予約キーであり、予約トレイ21
0(図2参照)に載置された予約原稿に対する複写モー
ドの設定を開始するとき、および予約設定を解除すると
きに用いる。632は予約設定キーであり、予約モード
設定時の確定キーとして用いる。
0(図2参照)に載置された予約原稿に対する複写モー
ドの設定を開始するとき、および予約設定を解除すると
きに用いる。632は予約設定キーであり、予約モード
設定時の確定キーとして用いる。
【0036】633はガイドキーであり、各種キーに対
応する機能の説明を、メッセージディスプレイに表示す
るときに用いる。
応する機能の説明を、メッセージディスプレイに表示す
るときに用いる。
【0037】701は複写に関する情報を表示するLC
D(液晶)タイプのメッセージディスプレイであり、9
6×192ドットで文字や図形を表示する。たとえば、
テンキー603で設定した複写枚数、定形変倍キー60
8,609、等倍キー610、ズームキー617,61
8で設定した複写倍率、用紙選択キー607で選択した
用紙サイズ、複写機本体100の状態を示すメッセー
ジ、操作手順を示すガイドメッセージ、その他各種モー
ドの設定内容を表示する。
D(液晶)タイプのメッセージディスプレイであり、9
6×192ドットで文字や図形を表示する。たとえば、
テンキー603で設定した複写枚数、定形変倍キー60
8,609、等倍キー610、ズームキー617,61
8で設定した複写倍率、用紙選択キー607で選択した
用紙サイズ、複写機本体100の状態を示すメッセー
ジ、操作手順を示すガイドメッセージ、その他各種モー
ドの設定内容を表示する。
【0038】704は表示器であり、AEキー613に
よりAE(自動濃度調節)を選択したときに点灯する。
709は予熱表示器であり、予熱状態の時に点灯する。
よりAE(自動濃度調節)を選択したときに点灯する。
709は予熱表示器であり、予熱状態の時に点灯する。
【0039】なお、標準モードでRDF200を使用し
ている時では複写枚数1枚、濃度AEモード、オート用
紙選択、等倍、片面複写から片面複写の設定になる。R
DF200を未使用時の標準モードでは複写枚数1枚、
濃度マニュアルモード、等倍、片面原稿から片面複写の
設定となっている。RDF200の使用時と未使用時の
差はRDF200に原稿がセットされているか否かで決
まる。
ている時では複写枚数1枚、濃度AEモード、オート用
紙選択、等倍、片面複写から片面複写の設定になる。R
DF200を未使用時の標準モードでは複写枚数1枚、
濃度マニュアルモード、等倍、片面原稿から片面複写の
設定となっている。RDF200の使用時と未使用時の
差はRDF200に原稿がセットされているか否かで決
まる。
【0040】634は進行中のコピー動作を中断して割
り込んでコピーをとるためのキー、635はコピーモー
ドを選択するためのIDキー、615は複写された転写
紙の折りたたみ装置を備えている場合に押すことにより
この転写紙が折りたたまれるキーである。
り込んでコピーをとるためのキー、635はコピーモー
ドを選択するためのIDキー、615は複写された転写
紙の折りたたみ装置を備えている場合に押すことにより
この転写紙が折りたたまれるキーである。
【0041】図1は本発明の特徴をもっとも良く表す図
面であり、図1において矢印は転写紙の搬送方向及び定
着ローラの回転方向を示す。定着器122は上定着ロー
ラ10に下定着ローラ11が圧接して、各ローラ10,
11は図示矢印方向に回転する。
面であり、図1において矢印は転写紙の搬送方向及び定
着ローラの回転方向を示す。定着器122は上定着ロー
ラ10に下定着ローラ11が圧接して、各ローラ10,
11は図示矢印方向に回転する。
【0042】この上定着ローラ10の内部にハロゲンラ
ンプ6が配置されており、そのハロゲンランプ6に通電
し発熱することにより熱定着が可能となっている。上記
上定着ローラ10を加熱するためハロゲンランプ6の通
電制御手段を備える。この通電制御手段はサーミスタ等
の温度センサ7と制御装置800に配線された調温手段
8を備え、温度センサ7で検知された上定着ローラ10
の温度による温度信号は調温手段8に送られ、調温手段
8は上定着ローラ10が設定上限温度になるまでハロゲ
ンランプ6を点灯し、該設定上限温度に上定着ローラ1
0がなるとハロゲンランプ6を消灯し、設定下限温度に
なるとハロゲンランプ6を点灯して上定着ローラ10を
加熱し、上定着ローラ10を一定温度範囲にオンオフ制
御するものである。転写紙の搬送ガイド20,21が定
着器122のニップ部両側に連なるように配設されてい
る。分離ツメ30,31は上定着ローラ10、下定着ロ
ーラ11の出口側において、これらローラ10,11に
夫々接している。第1の紙検出手段として紙センサ40
が転写紙の搬送路上で転写紙の搬送方向に関し、定着器
122の入口側に配置されている。第2の紙検出手段と
して紙センサ41が転写紙の搬送路上で定着器122の
出口側に配置されている。一般に紙センサ40,41は
フォトセンサ等のマイクロセンサを用いて転写紙の有無
を検出できる。紙センサ41と同等の位置もしくは紙セ
ンサ41より上定着ローラ10側の位置に第3の紙検出
手段として紙センサ42が配設されている。即ち、紙セ
ンサ42は紙センサ41とほぼ同じ位置にある。
ンプ6が配置されており、そのハロゲンランプ6に通電
し発熱することにより熱定着が可能となっている。上記
上定着ローラ10を加熱するためハロゲンランプ6の通
電制御手段を備える。この通電制御手段はサーミスタ等
の温度センサ7と制御装置800に配線された調温手段
8を備え、温度センサ7で検知された上定着ローラ10
の温度による温度信号は調温手段8に送られ、調温手段
8は上定着ローラ10が設定上限温度になるまでハロゲ
ンランプ6を点灯し、該設定上限温度に上定着ローラ1
0がなるとハロゲンランプ6を消灯し、設定下限温度に
なるとハロゲンランプ6を点灯して上定着ローラ10を
加熱し、上定着ローラ10を一定温度範囲にオンオフ制
御するものである。転写紙の搬送ガイド20,21が定
着器122のニップ部両側に連なるように配設されてい
る。分離ツメ30,31は上定着ローラ10、下定着ロ
ーラ11の出口側において、これらローラ10,11に
夫々接している。第1の紙検出手段として紙センサ40
が転写紙の搬送路上で転写紙の搬送方向に関し、定着器
122の入口側に配置されている。第2の紙検出手段と
して紙センサ41が転写紙の搬送路上で定着器122の
出口側に配置されている。一般に紙センサ40,41は
フォトセンサ等のマイクロセンサを用いて転写紙の有無
を検出できる。紙センサ41と同等の位置もしくは紙セ
ンサ41より上定着ローラ10側の位置に第3の紙検出
手段として紙センサ42が配設されている。即ち、紙セ
ンサ42は紙センサ41とほぼ同じ位置にある。
【0043】上記において紙センサ40は転写紙先端を
検知するとその信号は制御装置800に送られ、制御装
置800はタイマー或は遅延リレーを限時駆動しこの時
限内に紙センサ41が前記転写紙の先端を検知しないと
きはジャムと判断してメッセージを出すと共に装置を停
止し、又今まで消勢されていた紙センサ42を駆動する
ようになっており、紙センサ42は上定着ローラ10へ
の転写紙の巻き付きを監視するようになっている。本発
明は、このような構成の装置によって、従来判断がつき
にくく発火発煙等の恐れのあった定着ローラへの転写紙
巻き付きジャムの監視を行う。以下に、巻き付きジャム
の発生条件毎に、本発明による監視システムについて述
べる。
検知するとその信号は制御装置800に送られ、制御装
置800はタイマー或は遅延リレーを限時駆動しこの時
限内に紙センサ41が前記転写紙の先端を検知しないと
きはジャムと判断してメッセージを出すと共に装置を停
止し、又今まで消勢されていた紙センサ42を駆動する
ようになっており、紙センサ42は上定着ローラ10へ
の転写紙の巻き付きを監視するようになっている。本発
明は、このような構成の装置によって、従来判断がつき
にくく発火発煙等の恐れのあった定着ローラへの転写紙
巻き付きジャムの監視を行う。以下に、巻き付きジャム
の発生条件毎に、本発明による監視システムについて述
べる。
【0044】巻き付きジャムを判断するために本発明で
は、上定着ローラ10の上流側(定着器122の入口
側)の搬送経路上に図1の紙センサ40を設ける事によ
り図5のようなジャム紙が取り除かれたか否かの判断を
行い、転写紙Pが取り除かれずに図5の転写紙Pの先端
が上定着ローラ10に対する分離ツメ30をくぐりぬけ
た状態で滞留していると判断された場合にはジャム表示
を再度行うと共に、上定着ローラ10への通電再開を停
止する制御を制御装置800により行う。このようにし
て図5のような巻き付きジャムに対する判断は、本発明
の紙センサ40をを新たに設けることによりその検知を
行える。
は、上定着ローラ10の上流側(定着器122の入口
側)の搬送経路上に図1の紙センサ40を設ける事によ
り図5のようなジャム紙が取り除かれたか否かの判断を
行い、転写紙Pが取り除かれずに図5の転写紙Pの先端
が上定着ローラ10に対する分離ツメ30をくぐりぬけ
た状態で滞留していると判断された場合にはジャム表示
を再度行うと共に、上定着ローラ10への通電再開を停
止する制御を制御装置800により行う。このようにし
て図5のような巻き付きジャムに対する判断は、本発明
の紙センサ40をを新たに設けることによりその検知を
行える。
【0045】しかし、図5のような巻き付き状態の他に
も、転写紙の長さが短く転写紙後端が紙センサ40を通
過し、転写紙先端のみが上定着ローラ10に巻きついた
状態、もしくは図5のような状態にある転写紙をユーザ
ーが上定着ローラ10を回転させてしまった図6の様な
巻き付き状態も考えられる。この場合、上述の紙センサ
40,41では、巻きつく恐れのある転写紙Pが取り除
かれたのか、まだ巻き付いているのかの判断ができな
い。そこで本発明では紙センサ42を設けその巻き付い
た転写紙Pが取り除かれたか否かの判断を行っている。
も、転写紙の長さが短く転写紙後端が紙センサ40を通
過し、転写紙先端のみが上定着ローラ10に巻きついた
状態、もしくは図5のような状態にある転写紙をユーザ
ーが上定着ローラ10を回転させてしまった図6の様な
巻き付き状態も考えられる。この場合、上述の紙センサ
40,41では、巻きつく恐れのある転写紙Pが取り除
かれたのか、まだ巻き付いているのかの判断ができな
い。そこで本発明では紙センサ42を設けその巻き付い
た転写紙Pが取り除かれたか否かの判断を行っている。
【0046】図7は、本実施例1における紙センサ42
の構成図である。紙センサ42が紙を検出するための必
要な検出棒50はピン軸52を中心に旋回するようにな
っている。検出棒50はピン軸52を中心に時計回りに
回動して立上がると図示位置III においてピン軸52か
ら長い側が転写紙Pの搬送路を横切ると共にピン軸52
から短い側が透過型フォトセンサの紙センサ42の光路
を遮断するようになっている。検出棒50は固定装置5
1が消勢されるとピン軸52に設けた捩りコイルばね
(不図示)で時計回り回動し、転写紙Pを取り除く際転
写紙Pにより前記ばねに抗して反時計回りに回動され、
反時計回りに位置IIを過ぎると固定装置51が付勢され
位置Iで固定装置51に吸着されるようになっている。
上記検出棒50を退避状態に固定しておくための固定装
置51は例えば電磁石である。
の構成図である。紙センサ42が紙を検出するための必
要な検出棒50はピン軸52を中心に旋回するようにな
っている。検出棒50はピン軸52を中心に時計回りに
回動して立上がると図示位置III においてピン軸52か
ら長い側が転写紙Pの搬送路を横切ると共にピン軸52
から短い側が透過型フォトセンサの紙センサ42の光路
を遮断するようになっている。検出棒50は固定装置5
1が消勢されるとピン軸52に設けた捩りコイルばね
(不図示)で時計回り回動し、転写紙Pを取り除く際転
写紙Pにより前記ばねに抗して反時計回りに回動され、
反時計回りに位置IIを過ぎると固定装置51が付勢され
位置Iで固定装置51に吸着されるようになっている。
上記検出棒50を退避状態に固定しておくための固定装
置51は例えば電磁石である。
【0047】上記紙センサ42および固定装置51は制
御装置800によってその動作を制御される。上記紙セ
ンサ42および検出棒50は、上記上定着ローラ10に
巻き付いた転写紙Pを排除する場合、排除される転写紙
Pのサイズがどのようなサイズの場合でも必ず通らなけ
ればならない経路上に配置されている。(例えば、紙搬
送が搬送経路の中心を基準として行われる場合は、その
搬送経路の中心位置近辺に配置し、片側基準の場合は基
準位置近辺に配置する)。
御装置800によってその動作を制御される。上記紙セ
ンサ42および検出棒50は、上記上定着ローラ10に
巻き付いた転写紙Pを排除する場合、排除される転写紙
Pのサイズがどのようなサイズの場合でも必ず通らなけ
ればならない経路上に配置されている。(例えば、紙搬
送が搬送経路の中心を基準として行われる場合は、その
搬送経路の中心位置近辺に配置し、片側基準の場合は基
準位置近辺に配置する)。
【0048】図8のフローチャートを用いて、紙センサ
42による巻き付きジャムの判断手順について詳細に説
明する。
42による巻き付きジャムの判断手順について詳細に説
明する。
【0049】ジャム発生時に転写紙の巻き付きの恐れが
ある状態とは、ジャム発生時に紙センサ40に転写紙が
存在し、紙センサ41に転写紙が存在しない場合であ
る。転写紙全体が全て上定着ローラ10に巻き付く状態
は、紙センサ41に対する遅延を検知していれば起こり
えず、また、紙センサ40,41共に転写紙が存在した
場合には上定着ローラ10に巻き付かれずに排出される
可能性が高い。よってステップ61にてジャム発生を制
御装置800が認識した場合、ステップ62,63にて
紙センサ40,41に転写紙が存在するか否かを判断し
ている。本発明では紙センサの出力が1の場合に紙有
り、紙センサの出力が0の場合に紙無しと定義する。ス
テップ62,63にて紙センサ40に紙無しもしくは紙
センサ41に紙有りとした場合には巻き付きジャムの恐
れが無いとしてフラグF_MJAMにステップ65にて
0をセットした後に通常のジャム処理シーケンスのステ
ップ68へと移行する。本ジャム処理シーケンスのステ
ップ68では、定着器122への通電の遮断やユーザー
へジャム処理を促すメッセージを出力するなどの一連の
ジャム処理のためのシーケンスを行っている。また、ス
テップ62,63にて紙センサ40に紙有り且つ紙セン
サ41に紙無しとした場合には巻き付きジャムの恐れが
有るとしてフラグF_MJAMにステップ64にて1を
セットとする。そして、紙センサ42を動作させるため
検出棒50を待機位置(位置I)からセット位置(位置
III)へと移動させる。そのためステップ66にて検
出棒50を位置Iに固定している固定装置51に対し制
御装置800から固定解除の信号を与えその固定を解除
する。そして固定を解除された検出棒50は位置III
へと移動する。次にステップ67にて紙センサ42の状
態をジャム処理後まで監視するシーケンスを開始する。
このシーケンス内で紙センサ42の紙有り(1)から紙
無し(0)への変化をフラグF_42を用いて記憶す
る。紙センサ42に対し検出棒50は、上定着ローラー
10に転写紙が巻き付いた場合、その転写紙を排除する
際に必ず位置IIの様に紙センサ42から0が出力される
ように構成されている。そこでステップ67の監視シー
ケンスでは紙センサ42が転写紙を排除するために0か
ら1への変化を遂げたときのみフラグF_42を1とし
それ以外は0とするようになっている。さらにフラグF
_42はいったん1を記録するとその後の紙センサ42
の出力に関係なく1を保持し続けるものである。
ある状態とは、ジャム発生時に紙センサ40に転写紙が
存在し、紙センサ41に転写紙が存在しない場合であ
る。転写紙全体が全て上定着ローラ10に巻き付く状態
は、紙センサ41に対する遅延を検知していれば起こり
えず、また、紙センサ40,41共に転写紙が存在した
場合には上定着ローラ10に巻き付かれずに排出される
可能性が高い。よってステップ61にてジャム発生を制
御装置800が認識した場合、ステップ62,63にて
紙センサ40,41に転写紙が存在するか否かを判断し
ている。本発明では紙センサの出力が1の場合に紙有
り、紙センサの出力が0の場合に紙無しと定義する。ス
テップ62,63にて紙センサ40に紙無しもしくは紙
センサ41に紙有りとした場合には巻き付きジャムの恐
れが無いとしてフラグF_MJAMにステップ65にて
0をセットした後に通常のジャム処理シーケンスのステ
ップ68へと移行する。本ジャム処理シーケンスのステ
ップ68では、定着器122への通電の遮断やユーザー
へジャム処理を促すメッセージを出力するなどの一連の
ジャム処理のためのシーケンスを行っている。また、ス
テップ62,63にて紙センサ40に紙有り且つ紙セン
サ41に紙無しとした場合には巻き付きジャムの恐れが
有るとしてフラグF_MJAMにステップ64にて1を
セットとする。そして、紙センサ42を動作させるため
検出棒50を待機位置(位置I)からセット位置(位置
III)へと移動させる。そのためステップ66にて検
出棒50を位置Iに固定している固定装置51に対し制
御装置800から固定解除の信号を与えその固定を解除
する。そして固定を解除された検出棒50は位置III
へと移動する。次にステップ67にて紙センサ42の状
態をジャム処理後まで監視するシーケンスを開始する。
このシーケンス内で紙センサ42の紙有り(1)から紙
無し(0)への変化をフラグF_42を用いて記憶す
る。紙センサ42に対し検出棒50は、上定着ローラー
10に転写紙が巻き付いた場合、その転写紙を排除する
際に必ず位置IIの様に紙センサ42から0が出力される
ように構成されている。そこでステップ67の監視シー
ケンスでは紙センサ42が転写紙を排除するために0か
ら1への変化を遂げたときのみフラグF_42を1とし
それ以外は0とするようになっている。さらにフラグF
_42はいったん1を記録するとその後の紙センサ42
の出力に関係なく1を保持し続けるものである。
【0050】ジャム処理後はステップ70にて全てのジ
ャム検知紙センサ40,41,42上に転写紙が存在し
ないことを確認する。そして、ステップ71,72にて
ジャム処理前に巻き付きジャムが発生する可能性があ
り、且つ、転写紙の処理が行われていない場合(つま
り、F_MJAM=1で且つF_42=0のままの場
合)転写紙が巻き付いた等の原因によりジャム処理が完
全に行われていないと判断し、再びステップ73のジャ
ム処理シーケンスへと移行する。この条件以外の場合
(F_MJAM=0でもしくはF_42=1の場合)は
転写紙の巻き付きが起こっていないもしくはジャム処理
が完全に行われたと判断し、通常のシーケンスステップ
74へと移行する。
ャム検知紙センサ40,41,42上に転写紙が存在し
ないことを確認する。そして、ステップ71,72にて
ジャム処理前に巻き付きジャムが発生する可能性があ
り、且つ、転写紙の処理が行われていない場合(つま
り、F_MJAM=1で且つF_42=0のままの場
合)転写紙が巻き付いた等の原因によりジャム処理が完
全に行われていないと判断し、再びステップ73のジャ
ム処理シーケンスへと移行する。この条件以外の場合
(F_MJAM=0でもしくはF_42=1の場合)は
転写紙の巻き付きが起こっていないもしくはジャム処理
が完全に行われたと判断し、通常のシーケンスステップ
74へと移行する。
【0051】この様に紙センサ40,41,42と検出
棒50を用いることにより発火発煙などの恐れのある上
定着ローラー10への転写紙の巻き付きを検知可能とな
る。本発明ではジャム処理時にユーザーが巻き付かせて
しまった巻き付きジャムも、そのジャム処理の遂行の如
何により判断可能となっいる。
棒50を用いることにより発火発煙などの恐れのある上
定着ローラー10への転写紙の巻き付きを検知可能とな
る。本発明ではジャム処理時にユーザーが巻き付かせて
しまった巻き付きジャムも、そのジャム処理の遂行の如
何により判断可能となっいる。
【0052】「実施例2」上記実施例1と同等の効果を
上げる本発明の実施例として、本実施例2では実施例1
の紙センサ42で用いた透過型センサの変わりに、以下
に述べるような特徴を有したマイクロスイッチ型センサ
を用いても同等の効果をえることが可能である。
上げる本発明の実施例として、本実施例2では実施例1
の紙センサ42で用いた透過型センサの変わりに、以下
に述べるような特徴を有したマイクロスイッチ型センサ
を用いても同等の効果をえることが可能である。
【0053】図9は、本実施例2における紙センサ42
の構成図である。本実施例2における紙センサ42は内
部に外部からの指令セット・リセット可能なスイッチを
持っており、このスイッチはセット状態になった後にオ
ンからオフもしくはオフからオンの様に一旦状態が変化
した場合その状態を恒久的に保持するような構造となっ
ている。本実施例2では制御装置800が検出棒50を
位置IIIにセットしたときに、紙センサ42にも制御装
置800からの信号でセット状態となる。そして検出棒
50が位置IIのように転写紙Pの排出状態になったとき
のみ内部のスイッチに状態の変化が起き、一旦起きた状
態の変化は検出棒50がどのような状態になろうと保持
される。
の構成図である。本実施例2における紙センサ42は内
部に外部からの指令セット・リセット可能なスイッチを
持っており、このスイッチはセット状態になった後にオ
ンからオフもしくはオフからオンの様に一旦状態が変化
した場合その状態を恒久的に保持するような構造となっ
ている。本実施例2では制御装置800が検出棒50を
位置IIIにセットしたときに、紙センサ42にも制御装
置800からの信号でセット状態となる。そして検出棒
50が位置IIのように転写紙Pの排出状態になったとき
のみ内部のスイッチに状態の変化が起き、一旦起きた状
態の変化は検出棒50がどのような状態になろうと保持
される。
【0054】そして、ジャム処理後に紙センサ42の内
部状態を確認することにより転写紙Pの排出の如何の確
認が行える。
部状態を確認することにより転写紙Pの排出の如何の確
認が行える。
【0055】本実施例2では実施例1と異なり内部にス
イッチを持つ紙センサを用いることにより、検出棒50
を常時監視しなくても転写紙の排出の確認が行える。ジ
ャム処理時に内部装置の全てに電源供給を停止するよう
な機器の場合には本実施例の手法が有効である考えられ
る。
イッチを持つ紙センサを用いることにより、検出棒50
を常時監視しなくても転写紙の排出の確認が行える。ジ
ャム処理時に内部装置の全てに電源供給を停止するよう
な機器の場合には本実施例の手法が有効である考えられ
る。
【0056】「実施例3」上記実施例1と同等の効果を
上げる本発明の実施例として、本実施例3では実施例1
の紙センサ42で用いた透過型センサの変わりに、フォ
トダイオード・フォトトランジスタや赤外線などの光セ
ンサを用いても同等の効果をえることが可能である。
上げる本発明の実施例として、本実施例3では実施例1
の紙センサ42で用いた透過型センサの変わりに、フォ
トダイオード・フォトトランジスタや赤外線などの光セ
ンサを用いても同等の効果をえることが可能である。
【0057】図10は、本実施例3における紙センサ4
2の構成図である。制御装置800によって制御される
光センサの発光部42aとその受光部42bが上定着ロ
ーラー10、下定着ローラー11のニップ部出口側で転
写紙Pの搬送路を間にして配設されている。発光部42
aと受光部42bは一対のものであり、符号42a,4
2bのどちらが発光部でも本発明の効果に影響はない。
そして巻き付きジャム時の転写紙の搬送路上を監視す
る。即ち、巻き付きジャム時は受光部42bへは発光部
42aからの光が転写紙Pによって遮られないことによ
り入る。このセンサの受光部42bの出力を制御装置8
00が監視することにより実施例1と同様に転写紙Pの
排出の監視が行える。
2の構成図である。制御装置800によって制御される
光センサの発光部42aとその受光部42bが上定着ロ
ーラー10、下定着ローラー11のニップ部出口側で転
写紙Pの搬送路を間にして配設されている。発光部42
aと受光部42bは一対のものであり、符号42a,4
2bのどちらが発光部でも本発明の効果に影響はない。
そして巻き付きジャム時の転写紙の搬送路上を監視す
る。即ち、巻き付きジャム時は受光部42bへは発光部
42aからの光が転写紙Pによって遮られないことによ
り入る。このセンサの受光部42bの出力を制御装置8
00が監視することにより実施例1と同様に転写紙Pの
排出の監視が行える。
【0058】本実施例3では、実施例1・2に対して検
出棒50を持たないため構造が単純であるという利点を
有している。
出棒50を持たないため構造が単純であるという利点を
有している。
【0059】
【発明の効果】本発明は、複写機やレーザープリンター
などトナーを定着ローラーを用いて転写紙に熱定着させ
て画像を形成する画像形成装置において、定着ローラー
への転写紙の巻き付きジャムに関してその監視を行うこ
とにより発火発煙等の防止を可能なものとしている。更
に、本発明ではその巻き付きの状態としてユーザーがジ
ャム処理時に巻き付かせた場合も考慮している。
などトナーを定着ローラーを用いて転写紙に熱定着させ
て画像を形成する画像形成装置において、定着ローラー
への転写紙の巻き付きジャムに関してその監視を行うこ
とにより発火発煙等の防止を可能なものとしている。更
に、本発明ではその巻き付きの状態としてユーザーがジ
ャム処理時に巻き付かせた場合も考慮している。
【図1】本発明の実施例1の側面図である。
【図2】複写機の全体の縦断面図である。
【図3】制御装置のブロック図である。
【図4】操作パネルの平面図である。
【図5】定着器への転写紙の卷き付き開始状態を示す側
面図である。
面図である。
【図6】定着器への転写用紙の卷き付き状態を示す側面
図である。
図である。
【図7】実施例1におけるセンサ42の側面図である。
【図8】実施例1での巻き付きジャム判断のフローチャ
ートである。
ートである。
【図9】実施例2におけるセンサ42の側面図である。
【図10】実施例3におけるセンサ42の側面図であ
る。
る。
10 上定着ローラ 11 下定着ローラ 20 搬送ガイド 21 搬送ガイド 30 分離爪 31 分離爪 40 紙センサ 41 紙センサ 42 紙センサ
Claims (1)
- 【請求項1】 転写紙に転写されたトナーを定着ローラ
を用いて熱定着する画像形成装置において、 上記転写紙の搬送方向に関し上記定着ローラの上流側で
紙搬送路上に配置された第1の紙検出手段と、 上記転写紙の搬送方向に関し上記定着ローラの下流側で
紙搬送路上に配置された第2の紙検出手段と、 上記第2の紙検出手段と転写紙の搬送方法に関しほぼ同
じ位置に配置される第3の紙検出手段と、 上記第3の紙検出手段の駆動手段と、 上記定着ローラを加熱するための通電を制御する通電制
御手段と、 上記各検出手段により上記通電制御手段の動作を制御可
能とする制御手段を有することを特徴とする画像形成装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5312634A JPH07140836A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5312634A JPH07140836A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07140836A true JPH07140836A (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=18031572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5312634A Pending JPH07140836A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07140836A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6757502B2 (en) * | 2000-01-20 | 2004-06-29 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
KR20050054065A (ko) * | 2003-12-03 | 2005-06-10 | 삼성전자주식회사 | 화상형성장치의 정착기 잼 감지장치 및 방법 |
US7805087B2 (en) | 2006-04-06 | 2010-09-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
US8224192B2 (en) | 2006-06-12 | 2012-07-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
-
1993
- 1993-11-18 JP JP5312634A patent/JPH07140836A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6757502B2 (en) * | 2000-01-20 | 2004-06-29 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
KR20050054065A (ko) * | 2003-12-03 | 2005-06-10 | 삼성전자주식회사 | 화상형성장치의 정착기 잼 감지장치 및 방법 |
US7805087B2 (en) | 2006-04-06 | 2010-09-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
US8224192B2 (en) | 2006-06-12 | 2012-07-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
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