JP4417966B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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この発明は、たとえば複数の給紙カセット段が設けられ、複写動作中に用紙がなくなった際に同サイズの用紙を収納している他の給紙カセット段に自動的に切り替えて複写動作を継続するオートカセットチェンジ機能を有する電子複写機等の画像形成装置に関する。
デジタル複写機等の画像形成装置は、原稿を光学的手段(スキャナ)で読取った後、画像を電気信号に変換してさまざまな画像処理を施し、メモリ上へ画像データを蓄積したり加工したり、それをレーザ電子写真プロセス(プリンタ)を用いて再び用紙(被画像形成媒体)に画像を形成(コピー)する。
従来、コピー中に給紙カセット段の用紙が無くなった際、同サイズの他のカセット段に自動的に切り替えてコピーを継続する機能としてオートカセットチェンジという機能がある。このオートカセットチェンジ機能の有無を切り替えることのできる調整コードがあり、サービスマンによって設定することができる。
しかしながら、オートカセットチェンジ機能の有無は、サービスマンによる調整コードの設定でしか切り替えることができず、ユーザによる設定や、メニューによる設定はなかった。
また、手差しからのオートカットチェンジのみを禁止するというような、各段毎のオートカセットチェンジ機能の有無切り替えもできなかった。特に手差しは、厚紙や色紙などの特殊紙を使用することが多く、コピー中に用紙切れになってオートカセットチェンジ機能が働き、カセットが切り替わってしまうと異なった用紙にコピーを続けてしまい、ミスコピーをとってしまうことになる。
上記したように、コピー中に給紙カセット段の用紙が無くなった際、同サイズの他の給紙カセット段に自動的に切り替えてコピーを継続するオートカセットチェンジ機能において、このオートカセットチェンジ機能の有無はサービスマンによる調整コードの設定のみで、給紙カセット段毎のオートカセットチェンジ機能の有無を設定することができず、また、ユーザによる設定やメニューによる設定もできず、例えば、手差しは、厚紙や色紙などの特殊紙を使用することが多く、コピー中に用紙切れとなってオートカセットチェンジ機能が働き、給紙カセット段が切り替わってしまうと異なった用紙にコピーを続けてしまい、ミスコピーをとってしまうというようにオートカセットチェンジ機能を効果的に用いることができないという問題があった。
そこで、この発明は、給紙カセット段毎のオートカセットチェンジ機能の有無を設定することができ、ユーザによるオートカセットチェンジ機能の有無の選択も可能としてオートカセットチェンジ機能を効果的に用いることのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
この発明は、用紙上に画像を形成する画像形成手段と、この画像形成手段へ用紙を供給する複数の用紙供給手段と、前記画像形成手段へ用紙を供給する用紙供給手段から用紙がなくなった場合、同一サイズの用紙を積載する他の用紙供給手段へ切り替えて用紙供給を継続する用紙カセットチェンジ機能を制御する制御手段と、前記複数の用紙供給手段各々に対して、当該用紙供給手段から他の用紙供給手段への切り替え、および他の用紙供給手段から当該用紙供給手段への切り替えの許可を示すデータを記憶する記憶手段と、を有し、前記制御手段は、前記用紙カセットチェンジ機能が設定されているか否かを自動で判断する自動判断モードであると判断した場合、前記画像形成手段に対してあらかじめ設定された前記用紙カセットチェンジ機能を適用しないことが規定された画像形成動作について、前記用紙カセットチェンジ機能をオフするよう制御し、前記用紙カセットチェンジ機能が設定されているか否かが自動で判断されない自動判断モード以外であると判断した場合、前記記憶手段に記憶された用紙供給手段毎の設定データを確認して、用紙カセットチェンジ機能をオフするか否かを判断することを特徴とする画像形成装置を提供するものである。
以上詳述したようにこの発明によれば、給紙カセット段毎のオートカセットチェンジ機能の有無を設定することができ、ユーザによるオートカセットチェンジ機能の有無の選択も可能としてオートカセットチェンジ機能を効果的に用いることのできる画像形成装置を提供することができる。
以下、この発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、この発明に係る画像形成装置としてのデジタル複写機の全体構成を概略的に示すものである。このデジタル複写機1はスキャナ2及びプリンタ(レーザエンジン)3を備え、上部に自動原稿送り装置(ADF)4を装着している。
自動原稿送り装置4は、筐体としてのカバー本体21の後端縁部が、装置本体の上面後端縁部に図示しないヒンジ装置を介して開閉自在に取付けられており、必要に応じて自動原稿送り装置4全体を回動変位させて原稿台5上を開放し得る構成となっている。カバー本体21の上面やや右方向部位には、複数枚の原稿を一括保持し得る原稿給紙台22が設けられている。装置の一端側には、原稿を順次一枚ずつ取出し原稿台5の一端側(図中左端側)に供給する給送手段23が設けられている。給送手段23は、原稿を取出すためのピックアップローラ27、原稿をピックアップローラ27に押付けるウエイト板28、原稿給紙台22への原稿のセット状態を検知する原稿検知センサとしてのエンプティセンサ29等が配設されている。さらに、ピックアップローラ27の原稿取出し方向には、給紙ローラ32が配置され、確実に原稿が一枚ずつ給送されるようになっている。原稿台5の上面には、これを覆う原稿搬送ベルト37が張設されている。原稿搬送ベルト37は、一対のベルトローラ40、40に掛渡された外表面が白色の幅広無端ベルトからなり、ベルト駆動機構(図示しない)によって正逆両方向に走行し得る構成となっている。また、原稿搬送ベルト37の内周部の裏面側には、ベルト面を原稿台5上に押さえ付けるための複数のベルト押えローラ41…および自動原稿送り装置の開閉状態を検知するセットスイッチ(図示せず)が設けられている。そして、前記給送手段23によって給送された原稿を、原稿台5の一端側(左端側)から他端側(右端側)に搬送する。装置の右側部位に排紙手段38が設けられ、排紙手段38は、搬送ローラ44と、この搬送ローラ44に原稿を押付けるピンチローラ45と、排紙方向に送られる原稿の後端を検出する原稿検出手段としての排紙センサ46等が設けられている。原稿排出路の下流側には、排紙ローラ48が配設されている。また、原稿排出路には、原稿を表裏逆にして原稿台5に導くためにゲート49が設けられ、原稿を両面複写可能としている。
読取手段としてのスキャナ2は、光源としての露光ランプ6、ミラー15を設置した第1キャリッジ7、光路を折曲げるミラー8a,8bを設置した第2キャリッジ9、レンズ10、反射光を受光するCCDセンサ11、これらを各部の位置を変更する駆動系(図示しない)、およびCCDセンサ11の出力つまり画像データ(情報)をアナログデータからデジタルデータに変換するA/D変換部(図示せず)により構成されている。上記第1、第2キャリッジ7、9は、互いにタイミングベルト(図示しない)で結ばれており、第2キャリッジ9は第1キャリッジ7の1/2の速さで同じ方向に移動するようになっている。これにより、レンズ10までの光路長が一定になるように走査できるようになっている。上記レンズ10は、焦点距離固定で、変倍時に光軸方向へ移動されるようになっている。CCDセンサ11は、原稿の1画素がCCDセンサの1つの素子に対応している。CCDセンサ11の出力はA/D変換部へ出力されるようになっている。第1、第2キャリッジ7、9、ミラー12a、12bの移動は、それぞれステッピングモータ(図示しない)により行われるようになっている。上記第1、第2キャリッジ7、9は、上記ステッピングモータの回転軸に連結されたドライブプーリ(図示しない)とアイドルプーリ(図示しない)間に掛渡されたタイミングベルト(図示しない)の動作に応じて移動されるようになっている。上記レンズ10は、対応するステッピングモータ(図示しない)によりスパイラルシャフト(図示しない)が回転し、このスパイラルの動きによって光軸方向へ移動されるようになっている。
60はレーザダイオードで、このレーザダイオード60に対応してコリメートレンズ62、ポリゴンミラー(多面反射鏡)64、レンズ66、反射鏡68,70、レンズ72が配置され、露光装置52からレーザ光を感光体ドラム50に照射するようになっている。
画像形成手段としてのプリンタ3は、たとえばレーザ光学系と転写紙に画像形成が可能な電子写真方式を組み合せている。すなわち、プリンタ3は、装置内のほぼ中央部に回転自在に軸支された像担持体としての感光体ドラム50を有し、この感光体ドラム50の周囲には、露光装置52、現像装置54、転写チャージャ55、剥離チャージャ56、クリーニング前除電チャージャ57、クリーナ58、除電ランプ59、及び帯電チャージャ61が順に配置されている。感光体ドラム50は、帯電チャージャ61によって一様に帯電されるようになっているとともに、スキャナ2からレーザ光を出力して前記感光体ドラム50上に原稿の画像を結像し、静電潜像が形成されるようになっている。
そして、前記感光体ドラム50上に形成された静電潜像は、現像装置54により現像され、後述する給紙手段としての給紙カセット30から給紙ローラ20、アライニングローラ25を介して送紙されるコピ−用紙(被画像形成媒体)P上に現像画像を転写チャージャ55により転写される。この転写チャージャ55による転写後のコピ−用紙Pは、剥離チャージャ56のACコロナ放電により剥離されて、搬送ベルトを介して定着器71に搬送され、この定着器71によって現像画像が溶融定着されたコピ−用紙Pは、排紙ロ−ラ対73により排紙トレイ74aを有するユニット74に排出される。ユニット74は排紙ローラ対73から排出されるコピー用紙Pをフェイスダウンするローラ対74bを有し、さらユニット74の上部にステープルソートモードの際に1部毎にステープルするステープラ74cを有している。
一方、前記コピ−用紙Pへの現像画像の転写・剥離後の感光体ドラム50上に残留した現像剤は、クリーニング前除電チャージャ57で予め除電された後、クリーナ58により清掃され、除電ランプ59により感光体ドラム50上の電位が一定のレベル以下にされ、次のコピ−動作を可能にしている。
なお、コピ−用紙Pの両面に印刷する両面コピ−の場合には、前述した定着器71によって現像画像が溶融定着されたコピ−用紙Pは搬送路75aを介して搬送された後、トレイ75bに蓄積される。このトレイ75bに蓄積された片面印刷済みの用紙Pは搬送路75cを介して前述した転写チャ−ジャ55に搬送され、印刷されていない他方の面に現像画像が転写される。また、トレイ75bの下部には、光反射型の紙センサ75dが設けられ、トレイ75b上にスタックされる用紙の有無が検知される。
また、搬送路75a、トレイ75b、搬送路75c、及び紙センサ75dとから自動両面反転機構としての自動両面装置(ADD)75が構成されている。また、多段給紙装置(PFC)90は、前記装置本体1のフロント側より着脱自在に上中下段に装着された給紙手段としての給紙カセット30,…を有している。この給紙カセット30は、コピー用紙Pが収納された筐体であるカセットケース31からなり、このカセットケース31の取出し端部は、用紙取出し方向に向け傾斜させてなる構成を有する。そして、前記給紙カセット30のカセットケース31内に収納されたコピー用紙Pは、ピックアップローラ81にて最上層からピックアップされて取り出されるようになっている。このピックアップローラ81にて取り出されて前記カセットケース31の取出し端部側に送り込まれたコピー用紙Pは、前記カセットケース31の取出し端部の内側上方に設置された給紙ローラ84と分離ローラ(または分離パッド)85とからなる用紙分離部にて一枚ずつ分離されて、プリンタ3に向け搬送されるようになっているものである。
また、他の給紙手段として装置本体の右サイド側には、手差しコピーを行うための手差し用給紙手段としての手差しガイド42、着脱自在に装着された給紙カセット43、及び大容量給紙装置(LCC)47とが設けられている。給紙カセット43に収納されたコピー用紙Pは、ピックアップローラ43aにて最上層からピックアップされて取り出されるようになっている。このピックアップローラ43aにて取り出されて給紙カセット43の取出し端部側に送り込まれたコピー用紙Pは、給紙カセット43の取出し端部の内側上方に設置された給紙ローラ43bと分離ローラ43cとからなる用紙分離部にて一枚ずつ分離されて、プリンタ3に向け搬送されるようになっている。LCC47に収納されたコピー用紙Pは、ピックアップローラ47aにて最上層からピックアップされて取り出されるようになっている。このピックアップローラ47aにて取り出されてLCC47の取出し端部側に送り込まれたコピー用紙Pは、LCC47の取出し端部の内側上方に設置された給紙ローラ47bと分離ローラ47cとからなる用紙分離部にて一枚ずつ分離されて、プリンタ3に向け搬送されるようになっている。
図2は、デジタル複写機1の制御系の構成を示すものである。すなわち、電子複写機1の全体を制御するメインCPU100には、ROM102、RAM104、画像メモリ106、内部インタフェース108、外部インタフェース110とが接続されている。
詳しくは後述するが記憶手段としてのRAM104内において、不揮発部104aにはコードデータ、揮発部104bにはオートカセットチェンジ機能有無のデータが記憶される。
内部インタフェース122にはコントロールパネル120が接続され、外部インタフェース110にはユニット74が接続されている。コントロールネル120にはメッセージ表示部121、テンキー122、イエス(YES)キー123、ノー(NO)キー124、スタートキー125等が配置されている。
また、メインCPU100には、多段給紙CPU200、エンジンCPU300、及び検知器42aとが接続されている。多段給紙CPU200は、多段給紙装置(PFC)90を制御するものである。エンジンCPU300は、スキャナ2とプリンタ3とを制御するものである。検知器42aは、手差しガイド42から手差しで用紙が挿入されたことを検知する手差し用紙検知手段である。
オートカセットチェンジを行う際は、メインCPU100から切り替えるカセット段の情報を多段給紙CPU200へ送信し、多段給紙装置90で給紙するカセット段を切り替える処理が行われる。
図3は、入力手段としてのコントロールパネル120の構成を示すものである。すなわち、コントロールパネル120は、上記したメッセージ表示部121、テンキー122、イエス(YES)キー123、ノー(NO)キー124、スタートキー125の他に、フィニッシャーキー130、クリップ受け131、表示パネル132、HELPキー133、操作ガイドキー134、予熱キー135、コピー枚数表示器136、割り込みキー137、ズーム/100%キー138、原稿サイズキー139、用紙サイズキー140、自動用紙選択キー141、自動倍率選択キー142、オールクリアキー143、クリア/ストップキー144、自動濃度キー145、マニュアル濃度キー146、カセット選択キー147、両面キー148、とじしろキー149、及びソータキー150とから構成されている。
表示手段としてのメッセージ表示部121は、デジタル複写機1の状態、操作手順およびユーザに対する各種の指示を文字と絵で表示する。テンキー122は、コピーしたい枚数をセットするときに使用する。コピー枚数は1〜999枚までセットできる。
指示手段としてのイエス(YES)キー123またはノー(NO)キー124の押下によって、各種機能の有無選択が行われる。例えば、メッセージ表示部121に「***カラノ オートカセットチェンジヲ シマスカ?」のメッセージが表示された後、イエスキー123、ノーキー124を押すことにより機能の有無の選択が行われる。
スタートキー125は、コピーを開始するときに押す。フィニッシャーキー130は、ソートモード、グループモード、ステイプルモードを選ぶときに使用する。
クリップ受け131は、コピーする原稿からはずしたクリップを置くために、マグネットがついている。表示パネル132は、各種の絵文字が点滅・表示され、複写機の状態を表わす。
HELPキー133は、操作ガイドキーとして押下されると、操作手順を示すメッセージが表示され、機能設定後に押すと設定内容を確認することができる。予熱キー135は、このキーを押すと、予熱(節電)状態に入りすべての表示ランプが消える。再びコピーをとるときはもう一度このキーを押す。
コピー枚数表示器136は、テンキー122でセットしたコピー枚数を表示する。割り込みキー137は、連続コピーの途中で、割り込みコピーをとりたいときに使用する。
ズーム/100%キー138は、「50%」キーを押すと、コピー倍率は1%きざみで50%まで小さくなる。「200%」キーを押すと、コピー倍率は1%きざみで200%まで大きくなる。「100%」キーを押すと等倍(100%)に戻る。
原稿サイズキー139は、原稿サイズをセットするときに使用する。用紙サイズを選択して原稿サイズを指定すると、コピー倍率が自動的にセットされる。用紙サイズキー140は、用紙サイズを選択するときに使用する。
自動用紙選択キー141は、通常自動用紙選択モードになっている。原稿台(ガラス)5上にセットした原稿のサイズを自動的に検出し、それと同じサイズの用紙を自動的に選択する(等倍コピーのみ)。
自動倍率選択キー142は、このキーを押して自動倍率選択モードを選び希望する用紙サイズを指定すると、原稿台(ガラス)5上にセットした原稿のサイズを検出し、自動的にコピー倍率を計算する。
オールクリアキー143は、このキーを押すと、選択したモードがすべてクリアされ、標準状態に戻る。クリア/ストップキー144は、コピー枚数を訂正するとき、またはコピー動作を停止させるときに使用する。
自動濃度キー145は、自動濃度を選択すると、デジタル複写機1が自動的に原稿の濃淡を検出して最適コピー濃度を選択する。マニュアル濃度キー146は、マニュアル濃度では希望するコピー濃度を選ぶことができる。「うすく」キーを押して濃度を5段階でうすくでき、「こく」キーを押して5段階でこくできる。
カセット選択キー147は、選択されているカセットが希望のサイズでないとき、このキーを押して別のカセットを選ぶことができる。両面キー148は、片側原稿から両面コピー、両面原稿から両面コピー、両面原稿から片面コピー、ブック原稿から両面コピーをとるときに使用する。
とじしろキー149は、コピーにとじしろを付けたいときに使用する。ソータキー150は、ソートモード、グループモード、ステイプルモードを選ぶときに使用する。
図4は、手差しガイド42へ用紙をセットする際のコントロールパネル120上のメッセージ表示部121の表示例を示したものである。図4の(a)はメッセージ表示部121のコピー待機状態の表示を示し、「コピーデキマス」とメッセージが表示されている。ここで、手差しガイド42に用紙がセットされた際、検知器(手差し用紙検知手段)42aを介してこの用紙を検知したメインCPU100は、図4の(b)に示すようにメッセージ表示部121に「テザシカラ オートカセットチェンジヲ シマスカ?」のメッセージを表示する。
ここで、イエスキー123、ノーキー124で押下選択することにより、ユーザが手差しからのオートカセットチェンジ機能の有無を選択できる。イエスキー123が選択押下された場合はオートカセットチェンジ機能が行われ、ノーキー124が選択押下された場合は、オートカセットチェンジ機能が行われない。
このようにイエスキー123またはノーキー124が押下された際、メインCPU100は、図4の(c)に示すようにメッセージ表示部121に「コピーデキマス」のメッセージを表示する。イエスキー123、ノーキー124の受付情報は、RAM104内の揮発部104bに給紙段毎のオートカセットチェンジ機能有無として記憶される。
例えば、メインCPU100は、上記選択のあとコピー動作を実行し、コピー動作実行中に紙無しとなった場合、RAM104内の揮発部104bに記憶されたイエスキー123またはノーキー124の受付情報により、イエスキー123の受付情報、すなわちオートカセットチェンジ機能有りであれば同じ用紙サイズが収納されている給紙カセット段からの給紙に切り替え、ノーキー124の受付情報、すなわちオートカセットチェンジ機能無しであればメッセージ表示部121に用紙切れのメッセージを表示する。
図5は、自動給紙制御手段としてのオートカセットチェンジ機構の調整モードを示すものである。すなわち、図に示す調整コードをサービスマンが、設定手段としてのコントロールパネル120から直接データ設定することにより、上記のユーザによるメッセージからのオートカセットチェンジ機能有無の選択と同様のことを行うことができる。このサービスマンによるオートカセットチェンジ機能の禁止、許可は、サービスマンがコントロールパネル120から調整モードにして調整コードを入力することにより、RAM104の不揮発部104aに設定記憶される。この調整モードは、図5に示すように手差しに限らず全給紙段に対しても同様に行えるもので、コード151から156に手差しと同様に設定状態が記憶される。
調整コードにおけるコード150では、手差しから及び手差しへのオートカセットチェンジ機能許可、禁止が設定記憶される。設定値が「0」の場合に許可とし、設定値が「1」の場合に禁止とされる。
コード151でLCC47から及びLCC47へのオートカセットチェンジ機能許可、禁止が設定記憶され、コード152で本体上段の給紙カセット43から及び本体上段の給紙カセット43へのオートカセットチェンジ機能許可、禁止が設定記憶され、コード154で多段給紙装置(PFC)90上段の給紙カセット30から及びPFC90上段の給紙カセット30へのオートカセットチェンジ機能許可、禁止が設定記憶され、コード155でPFC90中段の給紙カセット30から及びPFC90中段の給紙カセット30へのオートカセットチェンジ機能許可、禁止が設定記憶され、コード156でPFC90下段の給紙カセット30から及びPFC90下段の給紙カセット30へのオートカセットチェンジ機能許可、禁止が設定記憶される。
また、図4で示したメッセージ表示部121に表示されるメッセージからのオートカセットチェンジ機能有無の選択無し、選択有りも調整コード149で設定記憶される。例えば、コード149のデータが「0」ならば、「選択無し」であるので手差しガイド42に用紙をセットしても、図4の(b)に示した「テザシカラ オートカセットチェンジヲ シマスカ?」のメッセージは表示されない。
さらに、コード21はオートカセットチェンジ機能の禁止「0」、許可「1」が設定記憶され、コード148はオートカセットチェンジ機能有無自動判断無し「0」、自動判断有り「1」が設定記憶される。
次に、このような構成において電子複写機1のコピー動作を図6、図7のフローチャートを参照して説明する。コントロールパネル120から各種設定が操作されてコピー開始のスタートキー125が押された後、まず、メインCPU100は、オートカセットチェンジ機能有無自動判断モードか否かをRAM104の不揮発部104aにおけるコード148の値により判断する(ST1)。
自動判断モードであれば(調整コード148=1)、メインCPU100は、両面コピーか(ST2)、ページ連写コピーか(ST3)、2in1コピーか(ST4)、ソータ使用コピーか(ST5)、表紙モードコピーか(ST6)、シート挿入モードコピーか(ST7)をチェックし、上記モードであればオートカセットチェンジ機能禁止フラグをRAM104内の揮発部104bにセットする(ST8)。メインCPU100は、この禁止フラグがセットされていた場合、用紙切れが発生しても給紙段の切り替えを行わず、用紙補給を促すメッセージをメッセージ表示部121に表示して装置本体を停止し、この禁止フラグがリセットされている場合、用紙サイズの同じ給紙段を探し、存在する場合にそのカセット段を次の給紙段とする。
上記モード時は、オートカセットチェンジ機能により用紙の種類が変化してしまった場合に明らかに不具合があると考えられるが、この考えに基づいてオートカセットチェンジ機能有無自動判断の調整モード(コード148)を設けた。
なお、オートカセットチェンジ機能禁止フラグが、セットされた場合はデータ値が「1」となり、リセットされた場合はデータ値が「0」となる。また、ステップST1において自動判断モードでなければ(調整コード148=0)、その他の調整コードによるオートカセットチェンジ機能有無を調べる処理を行う(ST9)。
ここでステップST9の動作を図7のフローチャートを参照して説明する。まず、メインCPU100は、RAM104内の不揮発部104aに記憶されているコード21に設定されている値から全段オートカセットチェンジ許可か禁止かを判断し(ST21)、許可の場合にコード151に設定されている値から本体LCC47のみオートカセットチェンジ禁止か否かを判断し(ST22)、禁止の場合にステップST28へ移行する。
ステップST22で許可の場合にコード152に設定されている値から本体上段の給紙カセット43のみオートカセットチェンジ禁止か否かを判断し(ST23)、禁止の場合にステップST28へ移行する。
ステップST23で許可の場合にコード154に設定されている値からPFC(ペデスタル)90上段の給紙カセット30のみオートカセットチェンジ禁止か否かを判断し(ST24)、禁止の場合にステップST28へ移行する。
ステップST24で許可の場合にコード155に設定されている値からPFC(ペデスタル)90中段の給紙カセット30のみオートカセットチェンジ禁止か否かを判断し(ST25)、禁止の場合にステップST28へ移行する。
ステップST25で許可の場合にコード156に設定されている値からPFC(ペデスタル)90下段の給紙カセット30のみオートカセットチェンジ禁止か否かを判断し(ST26)、禁止の場合にステップST28へ移行する。
ステップST26で許可の場合にコード150に設定されている値から手差しガイド42からの給紙のみオートカセットチェンジ禁止か否かを判断し(ST27)、禁止の場合にステップST28へ移行し、許可の場合にオートカセットチェンジ禁止フラグをRAM104内の揮発部104bにリセットする(ST30)。
メインCPU100は、上記判断でステップST28に移行した際、給紙段及びカセット切り換え先がオートカセットチェンジ禁止段と等しいか否かを判断し、等しい場合にオートカセットチェンジ禁止フラグをRAM104内の揮発部104bにセットする(ST29)。
また、ステップST21の判断で禁止の場合、メインCPU100は、オートカセットチェンジ禁止フラグをRAM104内の揮発部104bにセットする(ST31)。
これで、ステップST8またはステップST9が終了した際、メインCPU100は、コントロールパネル120の操作で設定されたコピー動作を行い(ST10)、設定枚数分コピーが完了した場合(ST11)、終了する。
また、枚数分コピーが完了しないで(ST11)、枚数分コピー未完了で当該給紙段の紙無しが発生した場合(ST12)、メインCPU100は、RAM104内の揮発部104bに記憶されているオートカセットチェンジ禁止フラグがセットされているか(データ値=1)、リセットされているか(データ値=0)をチェックする(ST13)。
ステップST13においてメインCPU100は、データ値が「0」の場合は給紙段のカセット(同じ用紙サイズ)を切り替え(ST15)、ステップST10へ移行してコピー動作を続け、データ値が「1」の場合はメッセージ表示部121に用紙切れのメッセージを表示し(ST14)、当該給紙段に用紙が補給されるまで動作を終了(停止)とする。
以上説明したように上記発明の実施の形態によれば、給紙段毎にオートカセットチェンジ機能の有無が選択でき、メッセージでのユーザによるオートカセットチェンジ機能有無の選択が可能であり、また、オートカセットチェンジ機能が不要であると考えられるコピーモードでは自動的に手差しのオートカセットチェンジ機能を禁止でき、ミスコピーの低減に大きな効果をもたらすことができる。
この発明の画像形成装置に係るデジタル複写機の断面図。 デジタル複写機の制御系の構成を示すブロック図。 コントロールパネルの構成を示す図。 手差しガイドへ用紙をセットする際のオートカセットチェンジ機能有無の選択動作を説明するための図。 オートカセットチェンジ機構の調整モードを示す図。 電子複写機のコピー動作を説明するためのフローチャート。 電子複写機のコピー動作を説明するためのフローチャート。
符号の説明
1…電子複写機、2…スキャナ、3…プリンタ、90…多段給紙装置、
100…メインCPU、102…ROM、104…RAM、120…コントロールパネル、121…メッセージ表示部、123…イエスキー、124…ノーキー、
125…スタートキー、200…多段給紙CPU、300…エンジンCPU

Claims (2)

  1. 用紙上に画像を形成する画像形成手段と、
    この画像形成手段へ用紙を供給する複数の用紙供給手段と、
    前記画像形成手段へ用紙を供給する用紙供給手段から用紙がなくなった場合、同一サイズの用紙を積載する他の用紙供給手段へ切り替えて用紙供給を継続する用紙カセットチェンジ機能を制御する制御手段と、
    前記複数の用紙供給手段各々に対して、当該用紙供給手段から他の用紙供給手段への切り替え、および他の用紙供給手段から当該用紙供給手段への切り替えの許可を示すデータを記憶する記憶手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記用紙カセットチェンジ機能が設定されているか否かを自動で判断する自動判断モードであると判断した場合、前記画像形成手段に対してあらかじめ設定された前記用紙カセットチェンジ機能を適用しないことが規定された画像形成動作モードについて、前記用紙カセットチェンジ機能をオフするよう制御し、
    前記用紙カセットチェンジ機能が設定されているか否かが自動で判断されない自動判断モード以外であると判断した場合、前記記憶手段に記憶された用紙供給手段毎の設定データを確認して、用紙カセットチェンジ機能をオフするか否かを判断する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 所定のサイズの用紙を収納可能な1以上の用紙供給機構を含む第1の用紙供給部と、
    この第1群供給部と別に設けられ、所定のサイズの用紙を収納可能な1以上の用紙供給機構を含む第2の用紙供給部と、
    この第2の用紙供給部及び前記第1の用紙供給部のいずれとも別に設けられ、所定のサイズの用紙を収納可能な1以上の用紙供給機構を含む第3の用紙供給部と、
    前記第1ないし第3の用紙供給部のうちの任意の2以上の用紙供給機構に同一サイズの用紙が収納されている場合に、一方の用紙供給機構が収容する用紙が無くなった時点で同一サイズの用紙が収容する他の用紙供給機構が収容する用紙を供給する給紙カセットチェンジ機能の設定が適用されていることを記憶する記憶部と、
    上記給紙カセットチェンジ機能が設定されていることを検出した場合に、前記第1ないし第3の用紙供給部の相互間、あるいは前記第1ないし第3の用紙供給部内の任意の用紙供給機構の相互間の、上記給紙カセットチェンジ機能の適用の設定を保持する第2の記憶部と、
    上記記憶部による記憶を参照して上記給紙カセットチェンジ機能が設定されていることを検出した場合においても用紙補給を促すメッセージを表示部に表示して画像形成動作を停止するか、上記第2の記憶部による記憶を参照して、前記第1ないし第3の用紙供給部の相互間、あるいは前記第1ないし第3の用紙供給部内の任意の用紙供給機構の相互間について、上記給紙カセットチェンジ機能の適用の設定がない用紙供給機構相互間の上記給紙カセットチェンジ機能の適用を除外し、サイズの同じ用紙を収容した用紙供給機構が存在する場合にその用紙供給機構から用紙を供給するか、を前記給紙カセットチェンジ機能を適用しないことが規定された画像形成動作に基づいて切り換える制御部と、
    を具備したことを特徴とする画像形成装置。
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