JP3643195B2 - 画像形成装置と画像形成装置の調整方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、調整モードにより各種調整を行って、通常モードで複写機能、印刷機能を有して画像を形成するデジタル複写機等の画像形成装置と画像形成装置の調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の複写機では、調整モード中は、調整結果の確認のためにテストコピーを行っている。テストコピーとは1枚基本複写動作のことである。従来の複写機の調整モードでは、各調整項目の調整値を設定した後、予熱キー等の操作によりテストコピーを行い、調整値を反映したコピー(画像)を得ることが可能となっている。
【0003】
一方、プリンタでは、調整の際、調整結果の確認のためにテストプリントを行って、調整値を反映したプリント(画像)を得ている。
また、複写機においても、ガンマ調整等に関連して内蔵パターンを印刷したテストプリントの出力を利用した調整方法があるが、この調整方法を利用するテストプリント出力は、従来、調整モードとは別にテストプリントモードという内蔵パターンの印刷を行うためのモードを設けて実現している。
【0004】
しかしながら、複合機と呼ばれるデジタル複写機では、プリンタ機能を有するため、スキャナ部の動作の影響がない状態でのプリンタ部の調整が必要となる。プリンタ部の調整は、従来の調整モードで実現可能だが、従来のテストコピーによる確認ではスキャナ部の影響が出てしまうという欠点があった。また、デジタル複写機において、従来技術でもスキャナ部の影響のないプリンタ部のみのテストプリントを得ることは可能だが、そのためには、プリンタ部の調整後、一旦電源を落とし、再度電源を投入してテストプリントモードにし、コードを選択して内蔵パターンを印刷しなければならず、そのための時間と労力が問題となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、複合機と呼ばれるデジタル複写機における調整モードでは、通常、スキャナ部とプリンタ部とを調整する原稿を読取って画像を形成するコピー機能の調整が行われているが、デジタル複写機であるのでプリンタ機能のみを行う場合の調整にスキャナ部の影響が出ないようにしてプリント部のみを調整する従来技術でテストプリントを得ることは可能であるが、プリンタ部の調整後、一旦電源を落とし、再度電源を投入してテストプリントモードにしてコードを選択して内蔵パターンを印刷しなければならず、そのような調整工程に時間と労力が多くかかって効率が悪いという問題があった。
【0006】
そこで、この発明は、調整モード中に電源を落とすことなく、プリンタ機能の調整もコピー機能の調整も可能とし、調整工程を効率良く行うことのできる画像形成装置と画像形成装置の調整方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明の画像形成装置は、原稿の画像を読取る読取手段と、画像を形成する画像形成手段とが独立して動作可能な画像形成装置において、上記画像形成装置の調整モードを設定する設定手段と、この設定手段で調整モードが設定された際、調整される調整項目に応じて上記画像形成手段のみ、または上記読取手段及び上記画像形成手段の調整を制御する制御手段と、この制御手段が行う上記画像形成手段のみの調整と上記読取手段及び上記画像形成手段の調整とを上記調整モードを解除することなく切換える切換手段とから構成されている。
【0008】
この発明の画像形成装置は、原稿の画像を読取る読取手段と、画像を形成する画像形成手段とが独立して動作可能な画像形成装置において、上記画像形成装置の調整モードを設定する設定手段と、この設定手段で調整モードが設定された際、調整項目とその調整値とを入力する入力手段と、この入力手段で調整値が入力された調整項目に応じて上記読取手段の動作を伴わず予め記憶されている調整用の画像データを用いて上記画像形成手段で画像を形成する動作、または上記読取手段の動作を伴って上記画像形成手段で画像を形成する動作を制御する制御手段と、この制御手段が行う上記読取手段の動作を伴わず上記画像形成手段で画像を形成する動作と上記読取手段の動作を伴って上記画像形成手段で画像を形成する動作とを上記調整モードを解除することなく切換える切換手段とから構成されている。
【0009】
この発明の画像形成装置は、原稿の画像を読取る読取手段と、画像を形成する画像形成手段とが独立して動作可能な画像形成装置において、上記画像形成装置の調整モードを設定する設定手段と、この設定手段で調整モードが設定された際、調整項目または画像形成動作又は調整確認動作を指示する指示手段と、この指示手段で調整項目が指示された際、その調整項目の調整値を入力する入力手段と、上記指示手段で画像形成動作又は調整確認動作が指示された際、直前に調整された調整項目に応じて上記読取手段の動作を伴わず予め記憶されている調整用の画像データを用いて上記画像形成手段で画像を形成する動作、または上記読取手段の動作を伴って上記画像形成手段で画像を形成する動作を制御する制御手段と、この制御手段が行う上記読取手段の動作を伴わず上記画像形成手段で画像を形成する動作と上記読取手段の動作を伴って上記画像形成手段で画像を形成する動作とを上記調整モードを解除することなく切換える切換手段とから構成されている。
【0010】
この発明の画像形成装置の調整方法は、原稿の画像を読取る読取手段と、画像を形成する画像形成手段とが独立して動作可能な画像形成装置の調整方法であって、上記画像形成装置の調整モードが設定された際、調整される調整項目に応じて上記画像形成手段のみ、または上記読取手段及び上記画像形成手段の調整を制御し、この制御で行われる上記画像形成手段のみの調整と上記読取手段及び上記画像形成手段の調整とを上記調整モードを解除することなく切換えるようにしたことを特徴とする。
【0011】
この発明の画像形成装置の調整方法は、原稿の画像を読取る読取手段と、画像を形成する画像形成手段とが独立して動作可能な画像形成装置の調整方法であって、上記画像形成装置の調整モードが設定された際、調整項目とその調整値とを入力し、調整値が入力された調整項目に応じて上記読取手段の動作を伴わず予め記憶されている調整用の画像データを用いて上記画像形成手段で画像を形成する動作、または上記読取手段の動作を伴って上記画像形成手段で画像を形成する動作を制御し、この制御で行われる上記読取手段の動作を伴わず上記画像形成手段で画像を形成する動作と上記読取手段の動作を伴って上記画像形成手段で画像を形成する動作とを上記調整モードを解除することなく切換えるようにしたことを特徴とする。
【0012】
この発明の画像形成装置の調整方法は、原稿の画像を読取る読取手段と、画像を形成する画像形成手段とが独立して動作可能な画像形成装置の調整方法であって、上記画像形成装置の調整モードが設定された際、調整項目または画像形成動作又は調整確認動作を指示し、調整項目が指示された際、その調整項目の調整値を入力し、画像形成動作又は調整確認動作が指示された際、直前に調整された調整項目に応じて上記読取手段の動作を伴わず予め記憶されている調整用の画像データを用いて上記画像形成手段で画像を形成する動作、または上記読取手段の動作を伴って上記画像形成手段で画像を形成する動作を制御し、この制御で行われる上記読取手段の動作を伴わず上記画像形成手段で画像を形成する動作と上記読取手段の動作を伴って上記画像形成手段で画像を形成する動作とを上記調整モードを解除することなく切換えるようにしたことを特徴とする。
【0013】
この発明の画像形成装置は、電源スイッチと、原稿の画像を読取る読取手段と、画像データに基づき画像を形成する画像形成手段とを有し、上記読取手段と上記画像形成手段とが独立して動作可能な画像形成装置において、上記画像形成装置の動作状態を入力する複数の入力キー手段と、上記電源スイッチが投入される際、所定の上記入力キー手段が投入されていた場合、上記画像形成装置を調整するための調整モードに設定する設定手段と、この設定手段で調整モードが設定された後、上記入力キー手段の投入状態に対応して調整項目が入力されると、上記画像形成手段にテスト出力をさせる第1の調整動作と、上記読取手段と上記画像形成手段とを用いたテスト複写をさせる第2の調整動作とのいずれか一方を行わせる制御手段と、この制御手段が行う上記第1の調整動作と上記第2の調整動作とを上記調整モードを解除することなく切換える切換手段とから構成されている。
【0014】
この発明の画像形成装置の調整方法は、電源スイッチと、原稿の画像を読取る読取手段と、画像データに基づき画像を形成する画像形成手段とを有し、上記読取手段と上記画像形成手段とが独立して動作可能な画像形成装置の調整方法であって、上記画像形成装置の動作状態を複数の入力キーで入力し、上記電源スイッチが投入される際、所定の上記入力キーが投入されていた場合、上記画像形成装置を調整するための調整モードに設定し、調整モードが設定された後、上記入力キーの投入状態に対応して調整項目が入力されると、上記画像形成手段にテスト出力をさせる第1の調整動作と、上記読取手段と上記画像形成手段とを用いたテスト複写をさせる第2の調整動作とのいずれか一方を行わせ、このいずれか一方の上記第1の調整動作と上記第2の調整動作とを上記調整モードを解除することなく切換えるようにしたことを特徴とする。
【0015】
この発明の画像形成装置は、電源スイッチと、原稿の画像を読取る読取手段と、画像データに基づき画像を形成する画像形成手段とを有し、上記読取手段と上記画像形成手段とが独立して動作可能な画像形成装置において、上記画像形成装置の動作状態を入力する複数の入力キー手段と、上記電源スイッチが投入される際、所定の上記入力キー手段が投入されていた場合、上記画像形成装置を調整するための調整モードに設定する設定手段と、この設定手段で調整モードが設定された後、上記入力キー手段の投入状態に対応して調整項目が入力されると、上記画像形成手段にテスト出力をさせる第1の調整確認動作と、上記読取手段と上記画像形成手段とを用いたテスト複写をさせる第2の調整確認動作とのいずれか一方を行わせるものであって、上記第1の調整確認動作が行われる調整項目の場合は上記画像形成手段にウォーミングアップ動作を行わせ、上記第2の調整確認動作の場合は上記画像読取手段及び上記画像形成手段の両方にウォーミングアップ動作を行わせる制御手段と、この制御手段が行う上記第1の調整動作と上記第2の調整動作とを上記調整モードを解除することなく切換える切換手段とから構成されている。
【0016】
この発明の画像形成装置の調整方法は、電源スイッチと、原稿の画像を読取る読取手段と、画像データに基づき画像を形成する画像形成手段とを有し、上記読取手段と上記画像形成手段とが独立して動作可能な画像形成装置の調整方法であって、上記画像形成装置の動作状態を複数の入力キーで入力し、上記電源スイッチが投入される際、所定の上記入力キーが投入されていた場合、上記画像形成装置を調整するための調整モードに設定し、調整モードが設定された後、上記入力キーの投入状態に対応して調整項目が入力されると、上記画像形成手段にテスト出力をさせる第1の調整確認動作と、上記読取手段と上記画像形成手段とを用いたテスト複写をさせる第2の調整確認動作とのいずれか一方を行わせるものであって、上記第1の調整確認動作が行われる調整項目の場合は上記画像形成手段にウォーミングアップ動作を行わせ、上記第2の調整確認動作の場合は上記画像読取手段及び上記画像形成手段の両方にウォーミングアップ動作を行わせ、このいずれか一方の上記第1の調整動作と上記第2の調整動作とを上記調整モードを解除することなく切換えるようにしたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図2は、この発明に係る画像形成装置としてのデジタル複写機の全体構成を概略的に示すものである。このデジタル複写機は、読取手段としてのスキャナ部2及び画像形成手段としてのプリンタ部3を備え、上部に自動原稿送り装置(ADF)4を装着している。
【0018】
自動原稿送り装置33は、筐体としてのカバー本体21の後端縁部が、装置本体の上面後端縁部に図示しないヒンジ装置を介して開閉自在に取付けられており、必要に応じて自動原稿送り装置33全体を回動変位させて原稿台13上を開放し得る構成となっている。カバー本体21の上面やや右方向部位には、複数枚の原稿を一括保持し得る原稿給紙台22が設けられている。装置の一端側には、原稿を順次一枚ずつ取出し原稿台13の一端側(図中左端側)に供給する給送手段23が設けられている。給送手段23は、原稿を取出すためのピックアップローラ27、原稿をピックアップローラ27に押付けるウエイト板28、原稿給紙台22への原稿のセット状態を検知する原稿検知センサとしてのエンプティセンサ29等が配設されている。さらに、ピックアップローラ27の原稿取出し方向には、給紙ローラ32が配置され、確実に原稿が一枚ずつ給送されるようになっている。原稿台13の上面には、これを覆う原稿搬送ベルト37が張設されている。原稿搬送ベルト37は、一対のベルトローラ40、40に掛渡された外表面が白色の幅広無端ベルトからなり、ベルト駆動機構(図示しない)によって正逆両方向に走行し得る構成となっている。また、原稿搬送ベルト37の内周部の裏面側には、ベルト面を原稿台13上に押さえ付けるための複数のベルト押えローラ41…および自動原稿送り装置の開閉状態を検知するセットスイッチ(図示せず)が設けられている。そして、前記給送手段23によって給送された原稿を、原稿台13の一端側(左端側)から他端側(右端側)に搬送する。装置の右側部位に排紙手段38が設けられ、排紙手段38は、搬送ローラ44と、この搬送ローラ44に原稿を押付けるピンチローラ45と、排紙方向に送られる原稿の後端を検出する原稿検出手段としての排紙センサ46等が設けられている。原稿排出路の下流側には、排紙ローラ48が配設されている。また、原稿排出路には、原稿を表裏逆にして原稿台13に導くためにゲート82が設けられ、原稿を両面複写可能としている。
【0019】
スキャナ部2は、光源としての露光ランプ6、ミラー15を設置した第1キャリッジ7、光路を折曲げるミラー8a,8bを設置した第2キャリッジ9、レンズ10、反射光を受光するCCDセンサ11、これらを各部の位置を変更する駆動系(図示しない)、およびCCDセンサ11の出力つまり画像データ(情報)をアナログデータからデジタルデータに変換するA/D変換部(図示せず)により構成されている。上記第1、第2キャリッジ7、9は、互いにタイミングベルト(図示しない)で結ばれており、第2キャリッジ9は第1キャリッジ7の1/2の速さで同じ方向に移動するようになっている。これにより、レンズ10までの光路長が一定になるように走査できるようになっている。上記レンズ10は、焦点距離固定で、変倍時に光軸方向へ移動されるようになっている。CCDセンサ11は、原稿の1画素がCCDセンサの1つの素子に対応している。CCDセンサ11の出力はA/D変換部へ出力されるようになっている。第1、第2キャリッジ7、9、ミラー12a、12bの移動は、それぞれステッピングモータ(図示しない)により行われるようになっている。上記第1、第2キャリッジ7、9は、上記ステッピングモータの回転軸に連結されたドライブプーリ(図示しない)とアイドルプーリ(図示しない)間に掛渡されたタイミングベルト(図示しない)の動作に応じて移動されるようになっている。上記レンズ10は、対応するステッピングモータ(図示しない)によりスパイラルシャフト(図示しない)が回転し、このスパイラルの動きによって光軸方向へ移動されるようになっている。
【0020】
60はレーザダイオードで、このレーザダイオード60に対応してコリメートレンズ62、ポリゴンミラー(多面反射鏡)64、レンズ66、反射鏡68,70、レンズ72が配置され、露光装置52からレーザ光を感光体ドラム50に照射するようになっている。
【0021】
プリンタ部3は、たとえばレーザ光学系と転写紙に画像形成が可能な電子写真方式を組み合せている。すなわち、プリンタ部3は、装置内のほぼ中央部に回転自在に軸支された像担持体としての感光体ドラム50を有し、この感光体ドラム50の周囲には、露光装置52、現像装置54、転写チャージャ55、剥離チャージャ56、PCCチャージャ57、除電ランプ58及び帯電チャージャ59が順に配置されている。感光体ドラム50は、帯電チャージャ59によって一様に帯電されるようになっているとともに、スキャナ部2からレーザ光を出力して前記感光体ドラム50上に原稿の画像を結像し、静電潜像が形成されるようになっている。
【0022】
そして、前記感光体ドラム50上に形成された静電潜像は、現像装置54により現像され、後述する給紙手段としての給紙カセット30から給紙ローラ20、アライニングローラ25を介して送紙されるコピ−用紙P上に現像画像を転写チャージャ55により転写される。この転写チャージャ55による転写後のコピ−用紙Pは、ACコロナ放電による剥離チャージャ56により剥離されて、搬送ベルトを介して定着器71に搬送され、この定着器71によって現像画像が溶融定着されたコピ−用紙Pは、排紙ロ−ラ対73により排紙トレイ74aを有するユニット74に排出される。ユニット74は排紙ローラ対73から排出されるコピー用紙Pをフェイスダウンするローラ対74bを有し、さらユニット74の上部にステープルソートモードの際に1部毎にステープルするステープラ74cを有している。
【0023】
一方、前記コピ−用紙Pへの現像画像の転写・剥離後の感光体ドラム50上に残留した現像剤は、PCCチャージャ57により清掃され、除電チャージャ58により感光体ドラム50上の電位を一定のレベル以下にして、次のコピ−動作を可能にしている。
【0024】
なお、コピ−用紙Pの両面に印刷する両面コピ−の場合には、前述した定着器71によって現像画像が溶融定着されたコピ−用紙Pは搬送路75aを介して搬送された後、トレイ75bに蓄積される。このトレイ75bに蓄積された片面印刷済みの用紙Pは搬送路75cを介して前述した転写チャ−ジャ55に搬送され、印刷されていない他方の面に現像画像が転写される。また、トレイ75bの下部には、光反射型の紙センサ75dが設けられ、トレイ75b上にスタックされる用紙の有無が検知される。
【0025】
また、搬送路75a、トレイ75b、搬送路75c、及び紙センサ75dとから自動両面反転機構としての自動両面装置(ADD)75が構成されている。
また、図中30は前記装置本体1のフロント側より着脱自在に上下複数段に装着された給紙手段としての給紙カセットである。この給紙カセット30は、コピー用紙Pが収納された筐体であるカセットケース31からなり、このカセットケース31の取出し端部は、用紙取出し方向に向け傾斜させてなる構成を有する。そして、前記給紙カセット30のカセットケース31内に収納されたコピー用紙Pは、ピックアップローラ81にて最上層からピックアップされて取り出されるようになっている。このピックアップローラ81にて取り出されて前記カセットケース31の取出し端部側に送り込まれたコピー用紙Pは、前記カセットケース31の取出し端部の内側上方に設置された給紙ローラ84と分離ローラ(または分離パッド)85とからなる用紙分離部にて一枚ずつ分離されて、プリンタ部3に向け搬送されるようになっているものである。
【0026】
図1は、デジタル複写機の制御構成を示すものである。すなわち、デジタル複写機は、制御部1、スキャナ部2、プリンタ部3、画像処理部4、及びデータ格納部5により構成される。
【0027】
制御部1は、後述するコントロールパネル114や図示しないネットワーク、電話回線等を介して、ユーザやファクシミリなどの外部とのやりとりを行いながら、デジタル複写機全体の動作を制御する。
【0028】
スキャナ部2は、制御部1からの要求に従って原稿の読取り動作を行い、原稿画像を画像データ(信号)に変換し、画像処理部4へ伝達する。
プリンタ部3は、制御部1からの要求に従って画像処理部4から送られてきた画像データを印刷する。さらに、パターン生成部3aが設けられていて予め内蔵された画像データを生成することも可能である。
【0029】
画像処理部4は、該画像データに補正等の処理を施してデータ格納部5やプリンタ部3へ伝達する機能と、パターン生成部4aに予め内蔵された画像データを生成してプリンタ部3へ伝達する機能とを有している。これも制御部1からの要求に従って動作する。
【0030】
データ格納部5は、主に画像データを格納するための記憶手段である。
図3は、コントロールパネル114の構成を示すものである。すなわち、入力手段としてのコントロールパネル114は、フィニッシャーキー82、状態表示器83、給紙カセット30の選択手段としてのカセット選択キー86、HELPキー87、自動用紙選択キー88、自動倍率選択キー89、ズーム/100%キー90、原稿サイズキー91、用紙サイズキー92、メッセージ表示器93、自動濃度キー94、マニュアル濃度キー95、予熱キー96、割り込みキー97、オールクリアキー98、クリア/ストップキー99、スタートキー101、タイマキー103、テンキー105、及び通信スタートキー120とから構成されている。
【0031】
フィニッシャーキー82は、ソートモード、グループモード、ステイプルモードを選ぶときに使用する。
表示パネル83は、各種の絵文字が点滅・表示され、複写機の状態を表わす。
【0032】
カセット選択キー86は、選択されているカセットが希望のサイズでないとき、このキーを押して別のカセットを選ぶことができる。
HELPキー87は、操作ガイドキーとして押下されると、操作手順を示すメッセージが表示され、機能設定後に押すと設定内容を確認することができる。
【0033】
自動用紙選択キー88は、通常自動用紙選択モードになっている。原稿台(ガラス)13上にセットした原稿のサイズを自動的に検出し、それと同じサイズの用紙を自動的に選択する(等倍コピーのみ)。
【0034】
自動倍率選択キー89は、このキーを押して自動倍率選択モードを選び希望する用紙サイズを指定すると、原稿台(ガラス)13上にセットした原稿のサイズを検出し、自動的にコピー倍率を計算する。
【0035】
ズーム/100%キー90は、「25%<」キーを押すと、コピー倍率は1%きざみで25%まで小さくなる。「>800%」キーを押すと、コピー倍率は1%きざみで800%まで大きくなる。「100%」キーを押すと等倍(100%)に戻る。
【0036】
原稿サイズキー91は、原稿サイズをセットするときに使用する。用紙サイズを選択して原稿サイズを指定すると、コピー倍率が自動的にセットされる。
用紙サイズキー92は、用紙サイズを選択するときに使用する。
【0037】
メッセージ表示器93は、デジタル複写機1の状態、操作手順およびユーザに対する各種の指示を文字と絵で表示する。表示手段としてのメッセージ表示器93は、タッチパネルを内蔵し、機能の設定も行うことができる。
【0038】
自動濃度キー94は、自動濃度を選択すると、デジタル複写機1が自動的に原稿の濃淡を検出して最適コピー濃度を選択する。
マニュアル濃度キー95は、マニュアル濃度では希望するコピー濃度を選ぶことができる。「うすく」キーを押して濃度を5段階でうすくでき、「こく」キーを押して5段階でこくできる。
【0039】
予熱キー96は、このキーを押すと、予熱(節電)状態に入りすべての表示ランプが消える。再びコピーをとるときは、もう一度このボタンを押す。また、調整モード時の予熱キー96は、指示手段としてテストコピーまたはテストプリンタの開始を指示する。
【0040】
割り込みキー97は、連続コピーの途中で、割り込みコピーをとりたいときに使用する。
オールクリアキー98は、このキーを押すと、選択したモードがすべてクリアされ、標準状態に戻る。
【0041】
クリア/ストップキー99は、コピー枚数を訂正するとき、またはコピー動作を停止させるときに使用する。
スタートキー101は、コピーを開始するときに押す。
【0042】
タイマキー103は、このキーを押すと、何時にデジタル複写機1の電源がオン、オフするか表示される(ウイークリータイマが設定されている場合)。
テンキー105は、コピーしたい枚数をセットするときに使用する。コピー枚数は1〜999枚までセットできる。
【0043】
通信スタートキー120は、ファクシミリ通信における送信開始を指示するキーである。
次に、このような構成において第1実施例の調整モード時の動作について図4のフローチャートを参照して説明する。
【0044】
まずユーザが電源投入時に特殊な操作を行うことにより(ST1)、通常モードとは異なる動作をデジタル複写機に指示する。例えば、コントロールパネル114のテンキー105における「0」と「5」を同時に押しながらデジタル複写機の電源を入れることにより調整モードとなる。なお、通常の電源投入ならば(ST1)、通常動作等を行う(ST2)。
【0045】
続いて、ユーザによって調整項目(コード)が選択される(ST3)。例えば、テンキー105を用いて調整コードが入力されると、デジタル複写機の制御部1は、ある項目についての調整動作を開始し、調整値が設定される(ST4)。
【0046】
調整値が設定された時点でユーザが例えば予熱キー96を押すと(ST5)、制御部1は、調整確認のための複写動作(テストコピー)もしくは印刷動作(テストプリント)を開始する。どちらを行うかは調整項目(コード)によって予め定義されている。
【0047】
図5は、調整項目と調整確認動作の対応表の例を示すものである。テンキー105が押下され、調整項目(コード)がポリゴンモータ回転微調整、つまりスキャナ部2及びプリンタ部3を通しての複写機能の主走査倍率調整の場合の調整確認動作が「テストコピー」となる。調整項目がポリゴンモータ回転数調整、つまりプリンタ部3の主走査倍率調整の場合の調整確認動作が「テストプリント(内蔵パターンA)」となる。調整項目がレーザ打ち出し位置調整、つまりプリンタ部3の主走査側の印字位置調整の場合の調整確認動作が「テストプリント(内蔵パターンB)」となる。調整項目がCCD主走査ズレ調整、つまりスキャナ部2の主走査位置ズレ調整の場合の調整確認動作が「テストコピー」となる。調整項目がメインモータ速度微調整、つまりプリンタ部3の副走査印字倍率調整の場合の調整確認動作が「テストプリント(内蔵パターンE)」となる。
【0048】
その他にも、調整項目がスキャナ副走査倍率調整、つまりスキャナ部2の副走査倍率調整の場合の調整確認動作が「テストコピー」となる。調整項目が先端位置(給紙段毎)調整、つまりプリンタ部3の副走査側の印字位置調整の場合の調整確認動作が「テストプリント」となる。調整項目がスキャナ副走査ズレ調整、つまりスキャナ部2の副走査位置ズレ調整の場合の調整確認動作が「テストコピー」となる。
【0049】
制御部1は、これを用いて、指定された調整項目からテストプリントを行うのか、テストコピーを行うのかを判別する(ST6)。
ステップST6において、テストプリント(印刷動作)を行う項目の場合、制御部1は、プリンタ部3のウォーミングアップ動作を行う(ST7)。この時、スキャナ部2のウォーミングアップは行わない。
【0050】
そして制御部1は、これから印刷する画像の内蔵パターンの選択及び設定を、プリンタ部3のパターン生成部3aもしくは画像処理部4のパターン生成部4aに対して行う(ST8)。この選択も、調整項目毎に定義しておき、対応表として制御部1が保持する。
【0051】
プリンタ部3のウオーミングアップが終了すると、制御部1は、印刷動作をプリンタ部3に指示する。プリンタ部3は、プリンタ部3のパターン生成部3aもしくは画像処理部4のパターン生成部4aから伝達される画像データを印刷(テストプリント)する(ST9)。これにより、調整モード中に内蔵パターンによるテストプリントを得ることが可能となる。
【0052】
また、ステップST6において、テストコピー(複写動作)を行う項目の場合、制御部1は、まずスキャナ部2とプリンタ部3と共にウォーミングアップ動作を行う(ST10、11)。制御部1は、両方のウォーミングアップ動作が終了したら、スキャナ部2とプリンタ部3、及び画像処理部4に基本複写動作を指示し、テストコピーを行う(ST12)。
【0053】
調整が終了ならば(ST13)、調整モードを終了とする。
次に、第2実施例の調整モード時の動作について図6のフローチャートを参照して説明する。
【0054】
まずユーザが電源投入時に特殊な操作を行うことにより(ST21)、通常モードとは異なる動作をデジタル複写機に指示する。例えば、コントロールパネル114のテンキー105における「0」と「5」を同時に押しながらデジタル複写機の電源を入れることにより調整モードとなる。なお、通常の電源投入ならば(ST21)、通常動作等を行う(ST22)。
【0055】
続いて、ユーザによって調整項目(コード)、または複写動作(テストコピー)もしくは印刷動作(テストプリント)が選択される(ST3)。
もし、ユーザがテンキー105を用いて調整項目(コード)を入力した場合(ST24)、デジタル複写機の制御部1は、ある項目についての調整動作を開始し、調整値が設定される(ST25)。
【0056】
もし、ユーザが例えば予熱キー96を押した場合(ST23)、制御部1は、直前の調整項目(コード)より、調整確認のための複写動作(テストコピー)もしくは印刷動作(テストプリント)を開始する。どちらを行うかは、直前の調整項目(コード)に予め定義されている。
【0057】
制御部1は、これを用いて、直前の調整項目からテストプリントを行うのか、テストコピーを行うのかを判別する(ST26)。
ステップST26において、テストプリント(印刷動作)を行う項目の場合、制御部1は、プリンタ部3のウォーミングアップ動作を行う(ST27)。この時、スキャナ部2のウォーミングアップは行わない。
【0058】
そして制御部1は、これから印刷する画像の内蔵パターンの選択及び設定を、プリンタ部3のパターン生成部3aもしくは画像処理部4のパターン生成部4aに対して行う(ST28)。この選択も、調整項目毎に定義しておき、対応表として制御部1が保持する。
【0059】
プリンタ部3のウオーミングアップが終了すると、制御部1は、印刷動作をプリンタ部3に指示する。プリンタ部3は、プリンタ部3のパターン生成部3aもしくは画像処理部4のパターン生成部4aから伝達される画像データを印刷(テストプリント)する(ST29)。これにより、調整モード中に内蔵パターンによるテストプリントを得ることが可能となる。
【0060】
また、ステップST26において、テストコピー(複写動作)を行う項目の場合、制御部1は、まずスキャナ部2とプリンタ部3と共にウォーミングアップ動作を行う(ST30、31)。制御部1は、両方のウォーミングアップ動作が終了したら、スキャナ部2とプリンタ部3、及び画像処理部4に基本複写動作を指示し、テストコピーを行う(ST32)。
【0061】
調整が終了ならば(ST33)、調整モードを終了とする。
次に、上記第1実施例または第2実施例を用いて、γ調整の工程を短縮する動作について説明する。
【0062】
すなわち、γ調整工程では、予め内蔵パターンの印刷(テストプリント工程)を行い、その印刷結果を原稿にしてテストコピー動作を行う(調整工程)。
従来は、テストプリント動作を実現するモードと調整動作を実現するモードとは別モードとなっており、モードの切替には電源のオン・オフ操作を伴うものであった。従って、γ調整を行う場合にユーザは、例えばテンキー105の「0」と「4」とを同時に押しながら電源を投入してテストプリントモードを指示する。続いてユーザが、テンキー105の入力等でテストプリントパターンを選択すると、どの内蔵パターンを生成するかが設定される。プリンタ部3のウォーミングアップの後、選択された内蔵パターンの画像データが印刷される。
【0063】
ここで、ユーザは、一旦、デジタル複写機の電源を落とし、例えばテンキー105の「0」と「5」とを同時に押しながら再度電源を投入し、調整モードを指示する。そして、ユーザは、テンキー105の入力等で調整項目を選択して調整を行う。γ調整の際、ユーザは、上述したテストプリント結果を原稿台13にセットし、例えば、予熱キー96を押してテストコピーを指示する。スキャナ部2とプリンタ部3とがウォーミングアップした後、コピー動作を行う。
【0064】
本発明のデジタル複写機において、ユーザは、例えばテンキー105の「0」と「5」とを同時に押しながら電源を投入して、調整モードを指示する。続いて、γ調整用の内蔵パターンを印刷する調整項目をテンキー105の入力等で選択し、例えば予熱キー96の押下等でテストプリントを指示する。すると制御部1は、調整項目に従って、予め指定された内蔵パターンを設定し、プリンタ部3のウォーミングアップ後、テストプリントを行う。
【0065】
ユーザは、ここで得られたテストプリント結果を原稿台13の上にセットし、γ調整用の調整項目を選択する。そしてユーザがテストコピーを指示すると、制御部1は、スキャナ部2のウォーミングアップを行った後、テストコピーを行う。
【0066】
このように、第1実施例または第2実施例の本発明を利用すれば、従来行っていた、一旦電源を落として再度電源を投入するといった操作を省くことが可能となる。また、プリンタ部3のウォーミングアップを2度行う必要もないため、この分の時間も短縮することができる。
【0067】
以上説明したように上記発明の実施の形態によれば、調整モード中にテストプリント動作とテストコピー動作を実現することができる。これにより、プリンタ機能に関する調整を行った後の確認のために、スキャナ動作による影響を受けないテストプリント結果をすぐに利用でき、調整工程の効率アップにつながるといった効果がある。
【0068】
【発明の効果】
以上詳述したようにこの発明によれば、調整モード中に電源を落とすことなく、プリンタ機能の調整もコピー機能の調整も可能とし、調整工程を効率良く行うことのできる画像形成装置と画像形成装置の調整方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るデジタル複写機の制御構成を示すブロック図。
【図2】デジタル複写機の全体構成を概略的に示す図。
【図3】コントロールパネルの構成を示す図。
【図4】第1実施例の調整モード時の動作を説明するためのフローチャート。
【図5】調整項目と調整確認動作の対応表の例を示す図。
【図6】第2実施例の調整モード時の動作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…制御部
2…スキャナ部
3…プリンタ部
3a、4a…パターン生成部
4…画像処理部
5…データ格納部
13…原稿台
96…予熱キー
105…テンキー
114…コントロールパネル
Claims (10)
- 原稿の画像を読取る読取手段と、画像を形成する画像形成手段とが独立して動作可能な画像形成装置において、
上記画像形成装置の調整モードを設定する設定手段と、
この設定手段で調整モードが設定された際、調整される調整項目に応じて上記画像形成手段のみ、または上記読取手段及び上記画像形成手段の調整を制御する制御手段と、
この制御手段が行う上記画像形成手段のみの調整と上記読取手段及び上記画像形成手段の調整とを上記調整モードを解除することなく切換える切換手段と、
を具備したことを特徴とする画像形成装置。 - 原稿の画像を読取る読取手段と、画像を形成する画像形成手段とが独立して動作可能な画像形成装置において、
上記画像形成装置の調整モードを設定する設定手段と、
この設定手段で調整モードが設定された際、調整項目とその調整値とを入力する入力手段と、
この入力手段で調整値が入力された調整項目に応じて上記読取手段の動作を伴わず予め記憶されている調整用の画像データを用いて上記画像形成手段で画像を形成する動作、または上記読取手段の動作を伴って上記画像形成手段で画像を形成する動作を制御する制御手段と、
この制御手段が行う上記読取手段の動作を伴わず上記画像形成手段で画像を形成する動作と上記読取手段の動作を伴って上記画像形成手段で画像を形成する動作とを上記調整モードを解除することなく切換える切換手段と、
を具備したことを特徴とする画像形成装置。 - 原稿の画像を読取る読取手段と、画像を形成する画像形成手段とが独立して動作可能な画像形成装置において、
上記画像形成装置の調整モードを設定する設定手段と、
この設定手段で調整モードが設定された際、調整項目または画像形成動作又は調整確認動作を指示する指示手段と、
この指示手段で調整項目が指示された際、その調整項目の調整値を入力する入力手段と、
上記指示手段で画像形成動作又は調整確認動作が指示された際、直前に調整された調整項目に応じて上記読取手段の動作を伴わず予め記憶されている調整用の画像データを用いて上記画像形成手段で画像を形成する動作、または上記読取手段の動作を伴って上記画像形成手段で画像を形成する動作を制御する制御手段と、
この制御手段が行う上記読取手段の動作を伴わず上記画像形成手段で画像を形成する動作と上記読取手段の動作を伴って上記画像形成手段で画像を形成する動作とを上記調整モードを解除することなく切換える切換手段と、
を具備したことを特徴とする画像形成装置。 - 原稿の画像を読取る読取手段と、画像を形成する画像形成手段とが独立して動作可能な画像形成装置の調整方法であって、
上記画像形成装置の調整モードが設定された際、調整される調整項目に応じて上記画像形成手段のみ、または上記読取手段及び上記画像形成手段の調整を制御し、この制御で行われる上記画像形成手段のみの調整と上記読取手段及び上記画像形成手段の調整とを上記調整モードを解除することなく切換えるようにしたことを特徴とする画像形成装置の調整方法。 - 原稿の画像を読取る読取手段と、画像を形成する画像形成手段とが独立して動作可能な画像形成装置の調整方法であって、
上記画像形成装置の調整モードが設定された際、調整項目とその調整値とを入力し、調整値が入力された調整項目に応じて上記読取手段の動作を伴わず予め記憶されている調整用の画像データを用いて上記画像形成手段で画像を形成する動作、または上記読取手段の動作を伴って上記画像形成手段で画像を形成する動作を制御し、この制御で行われる上記読取手段の動作を伴わず上記画像形成手段で画像を形成する動作と上記読取手段の動作を伴って上記画像形成手段で画像を形成する動作とを上記調整モードを解除することなく切換えるようにしたことを特徴とする画像形成装置の調整方法。 - 原稿の画像を読取る読取手段と、画像を形成する画像形成手段とが独立して動作可能な画像形成装置の調整方法であって、
上記画像形成装置の調整モードが設定された際、調整項目または画像形成動作又は調整確認動作を指示し、調整項目が指示された際、その調整項目の調整値を入力し、画像形成動作又は調整確認動作が指示された際、直前に調整された調整項目に応じて上記読取手段の動作を伴わず予め記憶されている調整用の画像データを用いて上記画像形成手段で画像を形成する動作、または上記読取手段の動作を伴って上記画像形成手段で画像を形成する動作を制御し、この制御で行われる上記読取手段の動作を伴わず上記画像形成手段で画像を形成する動作と上記読取手段の動作を伴って上記画像形成手段で画像を形成する動作とを上記調整モードを解除することなく切換えるようにしたことを特徴とする画像形成装置の調整方法。 - 電源スイッチと、原稿の画像を読取る読取手段と、画像データに基づき画像を形成する画像形成手段とを有し、上記読取手段と上記画像形成手段とが独立して動作可能な画像形成装置において、
上記画像形成装置の動作状態を入力する複数の入力キー手段と、
上記電源スイッチが投入される際、所定の上記入力キー手段が投入されていた場合、上記画像形成装置を調整するための調整モードに設定する設定手段と、
この設定手段で調整モードが設定された後、上記入力キー手段の投入状態に対応して調整項目が入力されると、上記画像形成手段にテスト出力をさせる第1の調整動作と、上記読取手段と上記画像形成手段とを用いたテスト複写をさせる第2の調整動作とのいずれか一方を行わせる制御手段と、
この制御手段が行う上記第1の調整動作と上記第2の調整動作とを上記調整モードを解除することなく切換える切換手段と、
を具備したことを特徴とする画像形成装置。 - 電源スイッチと、原稿の画像を読取る読取手段と、画像データに基づき画像を形成する画像形成手段とを有し、上記読取手段と上記画像形成手段とが独立して動作可能な画像形成装置の調整方法であって、
上記画像形成装置の動作状態を複数の入力キーで入力し、上記電源スイッチが投入される際、所定の上記入力キーが投入されていた場合、上記画像形成装置を調整するための調整モードに設定し、調整モードが設定された後、上記入力キーの投入状態に対応して調整項目が入力されると、上記画像形成手段にテスト出力をさせる第1の調整動作と、上記読取手段と上記画像形成手段とを用いたテスト複写をさせる第2の調整動作とのいずれか一方を行わせ、このいずれか一方の上記第1の調整動作と上記第2の調整動作とを上記調整モードを解除することなく切換えるようにしたことを特徴とする画像形成装置の調整方法。 - 電源スイッチと、原稿の画像を読取る読取手段と、画像データに基づき画像を形成する画像形成手段とを有し、上記読取手段と上記画像形成手段とが独立して動作可能な画像形成装置において、
上記画像形成装置の動作状態を入力する複数の入力キー手段と、
上記電源スイッチが投入される際、所定の上記入力キー手段が投入されていた場合、上記画像形成装置を調整するための調整モードに設定する設定手段と、
この設定手段で調整モードが設定された後、上記入力キー手段の投入状態に対応して調整項目が入力されると、上記画像形成手段にテスト出力をさせる第1の調整確認動作と、上記読取手段と上記画像形成手段とを用いたテスト複写をさせる第2の調整確認動作とのいずれか一方を行わせるものであって、上記第1の調整確認動作が行われる調整項目の場合は上記画像形成手段にウォーミングアップ動作を行わせ、上記第2の調整確認動作の場合は上記画像読取手段及び上記画像形成手段の両方にウォーミングアップ動作を行わせる制御手段と、
この制御手段が行う上記第1の調整動作と上記第2の調整動作とを上記調整モードを解除することなく切換える切換手段と、
を具備したことを特徴とする画像形成装置。 - 電源スイッチと、原稿の画像を読取る読取手段と、画像データに基づき画像を形成する画像形成手段とを有し、上記読取手段と上記画像形成手段とが独立して動作可能な画像形成装置の調整方法であって、
上記画像形成装置の動作状態を複数の入力キーで入力し、上記電源スイッチが投入される際、所定の上記入力キーが投入されていた場合、上記画像形成装置を調整するための調整モードに設定し、調整モードが設定された後、上記入力キーの投入状態に対応して調整項目が入力されると、上記画像形成手段にテスト出力をさせる第1の調整確認動作と、上記読取手段と上記画像形成手段とを用いたテスト複写をさせる第2の調整確認動作とのいずれか一方を行わせるものであって、上記第1の調整確認動作が行われる調整項目の場合は上記画像形成手段にウォーミングアップ動作を行わせ、上記第2の調整確認動作の場合は上記画像読取手段及び上記画像形成手段の両方にウォーミングアップ動作を行わせ、このいずれか一方の上記第1の調整動作と上記第2の調整動作とを上記調整モードを解除することなく切換えるようにしたことを特徴とする画像形成装置の調整方法。
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