JPH11157700A - 画像形成装置及び画像形成装置における用紙寸法検知方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成装置における用紙寸法検知方法

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JPH11157700A
JPH11157700A JP9320697A JP32069797A JPH11157700A JP H11157700 A JPH11157700 A JP H11157700A JP 9320697 A JP9320697 A JP 9320697A JP 32069797 A JP32069797 A JP 32069797A JP H11157700 A JPH11157700 A JP H11157700A
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JP
Japan
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paper
sheet
measuring
image forming
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JP9320697A
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Akira Otsu
大津  朗
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置において、給紙カセットに用紙
を収納し設定登録する場合、コントロールパネル等で各
給紙カセットごとに登録設定しなければならず、手間も
かかり、また、手動入力によるミスも起こるという問題
があった。 【解決手段】 そこで、この発明では、給紙カセット段
毎に、中に入れる用紙のサイズを既存の自動原稿送り装
置や手差し給紙機構を用いて自動で測定し、設定登録を
簡単にする機能を付加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば複数の給
紙用カセット段内部に収納された紙の大きさを自動的に
測定し、設定する機能を有する画像形成装置と画像形成
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル複写機等の画像形成装置は、印
刷の際必要な用紙を事前に保持し、印刷ごとに自動的に
用紙を供給するシステムとして、複数の給紙カセットを
搭載もしくは連結している。このような装置において、
当該給紙カセットを使用する際には、あらかじめ記憶さ
れている当該給紙カセット毎に収納している用紙のサイ
ズを事前に制御システムに登録し、組み込んでおく必要
がある。コピーの際には、この情報を基に、スキャナ等
で検出した原稿のサイズに合わせた用紙を供給する。ま
た、原稿の像を、拡大、縮小してコピーする変倍指定モ
ードにおいては、原稿のサイズと印刷する用紙のサイズ
の比から求めた拡大縮小率を使って変倍印刷を行ってい
る。
【0003】また、当該デジタル複写機等の画像形成装
置は、コピー中に起こる原稿自動搬送及び自動給紙の際
の紙詰まり(以下、ジャムと呼ぶ)に対して、これを検
知するシステムを持つ。ここで、複数のセンサを用いる
場合、用紙を一定の搬送速度で2点以上のセンサ上を通
過させ、その通過にかかった時間を測定する。2点間の
通過時間は、一定の搬送速度では特定されるため、その
通過時間を超えた場合、システムはジャムが発生したと
判断する。1つのセンサを用いる場合、該センサ上を通
過する時間(センサがONし、その後OFFするまでの
時間)は、搬送速度を一定にすると、通過する用紙の搬
送方向の長さ(以下、用紙の長さと呼び、また、搬送方
向に対し垂直な方向の用紙の長さを用紙の幅と呼ぶ)に
比例する。したがって、搬送される用紙の長さをシステ
ムが把握している場合、通過時間も計算でき、その時間
を搬送中超えると、システムはジャム発生と認識する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、当該デ
ジタル複写機等の画像形成装置において、等倍及び変倍
でのコピーや、内部機構におけるジャム検知手段では、
給紙される用紙のサイズを基準として、各種の制御を行
っている。ユーザによっては定型サイズの用紙ではな
く、特殊なサイズの用紙を多く使用するケースがある。
このようなケースにおいては、この給紙カセットに用紙
を収納し設定登録する場合、特に非定型の用紙では、用
紙サイズをものさし等により、mm単位で測定した後、
コントロールパネル等で各給紙カセットごとに設定した
値を登録しなければならなかった。これは、手間もかか
り、また、手動入力によるミスも起こるという問題があ
った。
【0005】そこで、この発明は、給紙カセット段毎
に、中に入れる用紙のサイズを自動で測定し、設定登録
を簡単にする機能を持つ画像形成装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の画像形成装置
は、用紙上に画像を形成する画像形成手段と、複数の用
紙収納部を有し、これら複数の用紙収納部から用紙を取
り出して前記画像形成手段に対して供給する供給手段
と、用紙を搬送する際、当該用紙の寸法を測定する測定
手段と、この測定手段により得られた用紙の寸法情報
を、当該用紙が収納されていた前記供給手段の用紙収納
部に対応づけて記憶する記憶手段とから構成されてい
る。
【0007】この発明の画像形成装置は、原稿上の画像
情報を読み取る読み取り手段と、この読み取り手段に対
して原稿を供給する自動原稿搬送手段と、この自動原稿
送り手段により供給される原稿の寸法を測定する原稿寸
法測定手段と、前記自動原稿搬送手段によって供給さ
れ、前記読み取り手段によって読み取られた原稿の画像
を用紙上に形成する画像形成手段と、複数の用紙収納部
を有し、これら複数の用紙収納部から用紙を取り出して
前記画像形成手段に対して供給する供給手段と、前記原
稿寸法測定手段により前記供給手段の用紙収納部に収納
される用紙の寸法を測定することにより得られた用紙の
寸法情報を、前記供給手段の複数の用紙収納部に対応づ
けて記憶する記憶手段とから構成されている。
【0008】この発明の画像形成装置は、原稿上の画像
情報を読み取る読み取り手段と、この読み取り手段に対
して原稿を供給する自動原稿搬送手段と、前記自動原稿
搬送手段によって供給され、前記読み取り手段によって
読み取られた原稿の画像を用紙上に形成する画像形成手
段と、複数の用紙収納部を有し、これら複数の用紙収納
部から用紙を取り出して前記画像形成手段に対して供給
する供給手段と、前記自動原稿搬送手段上に設けられ、
用紙の進行方向前部から後部までが通過する時間を測定
することにより用紙搬送方向の長さを測定する第一の測
定手段と、前記自動原稿搬送手段上に設けられ、用紙の
進行方向に対し垂直な方向の端部を規制するガイド部材
の位置を測定することにより、用紙の進行方向に対し垂
直な方向の長さを測定する第二の測定手段と、前記第一
及び第二の測定手段により前記供給手段の用紙収納部に
収納される用紙の寸法を測定することで得られた用紙の
寸法情報を、前記供給手段の複数の用紙収納部に対応づ
けて記憶する記憶手段とから構成されている。
【0009】この発明の画像形成装置は、原稿上の画像
情報を読み取る読み取り手段と、この読み取り手段に対
して原稿を供給する自動原稿搬送手段と、前記自動原稿
搬送手段によって供給され、前記読み取り手段によって
読み取られた原稿の画像を用紙上に形成する画像形成手
段と、複数の用紙収納部を有し、これら複数の用紙収納
部から用紙を取り出して前記画像形成手段に対して供給
する供給手段と、前記自動原稿搬送手段上に設けられ、
用紙の進行方向前部から後部までが通過する時間を測定
することにより用紙搬送方向の長さを測定する第一の測
定手段と、前記自動原稿搬送手段上に設けられ、用紙の
進行方向に対し垂直な方向の端部を規制するガイド部材
の位置に応じて抵抗値が変化する可変抵抗を有し、この
可変抵抗の抵抗値を読み取ることによりガイド部材の位
置を測定することで用紙の進行方向に対し垂直な方向の
長さを測定する第二の測定手段と、前記第一及び第二の
測定手段により前記供給手段の用紙収納部に収納される
用紙の寸法を測定することで得られた用紙の寸法情報
を、前記供給手段の複数の用紙収納部に対応づけて記憶
する記憶手段とから構成されている。
【0010】この発明の画像形成装置は、用紙上に画像
を形成する画像形成手段と、複数の用紙収納部を有し、
これら複数の用紙収納部から用紙を取り出して前記画像
形成手段に対して供給する供給手段と、この給紙手段と
は別に外部から用紙を供給することのできる手差し給紙
手段と、この手差し給紙手段により供給する用紙の寸法
を測定する用紙寸法測定手段と、この用紙寸法測定手段
により前記供給手段の用紙収納部に収納される用紙の寸
法を測定することにより得られた用紙の寸法情報を、前
記供給手段の複数の用紙収納部に対応づけて記憶する記
憶手段とから構成されている。
【0011】この発明の画像形成装置は、用紙上に画像
を形成する画像形成手段と、複数の用紙収納部を有し、
これら複数の用紙収納部から用紙を取り出して前記画像
形成手段に対して供給する供給手段と、この給紙手段と
は別に外部から用紙を供給することのできる手差し給紙
手段と、この手差し給紙手段上に設けられ、用紙の進行
方向前部から後部までが通過する時間を測定することに
より用紙搬送方向の長さを測定する第一の測定手段と、
前記手差し給紙手段上に設けられ、用紙の進行方向に対
し垂直な方向の端部を規制するガイド部材の位置を測定
することにより、用紙の進行方向に対し垂直な方向の長
さを測定する第二の測定手段と、前記第一及び第二の測
定手段により前記供給手段の用紙収納部に収納される用
紙の寸法を測定することで得られた用紙の寸法情報を、
前記供給手段の複数の用紙収納部に対応づけて記憶する
記憶手段とから構成されている。
【0012】この発明の画像形成装置は、用紙上に画像
を形成する画像形成手段と、複数の用紙収納部を有し、
これら複数の用紙収納部から用紙を取り出して前記画像
形成手段に対して供給する供給手段と、この給紙手段と
は別に外部から用紙を前記画像形成手段に供給すること
のできる手差し給紙手段と、この手差し給紙手段上に設
けられ、用紙の進行方向前部から後部までが通過する時
間を測定することにより用紙搬送方向の長さを測定する
第一の測定手段と、前記手差し給紙手段上に設けられ、
用紙の進行方向に対し垂直な方向の端部を規制するガイ
ド部材の位置に応じて抵抗値が変化する可変抵抗を有
し、この可変抵抗の抵抗値を読み取ることによりガイド
部材の位置を測定することで用紙の進行方向に対し垂直
な方向の長さを測定する第二の測定手段と、前記第一及
び第二の測定手段により前記供給手段の用紙収納部に収
納される用紙の寸法を測定することで得られた用紙の寸
法情報を、前記供給手段の複数の用紙収納部に対応づけ
て記憶する記憶手段とから構成されている。
【0013】この発明の画像形成装置は、用紙上に画像
を形成する画像形成手段と、複数の用紙収納部を有し、
これら複数の用紙収納部から用紙を取り出して前記画像
形成手段に対して供給する供給手段と、この給紙手段と
は別に外部から用紙を供給することのできる手差し給紙
手段と、前記供給手段及び前記手差し給紙手段から画像
形成手段に用紙を搬送する搬送手段と、この搬送手段に
よる用紙の搬送途中に起こる紙詰まりを検知する検知手
段と、前記手差し給紙手段上に設けられ、この検知手段
により用紙の進行方向前部から後部までが通過する時間
を測定することで用紙搬送方向の長さを測定する第一の
測定手段と、前記手差し給紙手段上に設けられ、用紙の
進行方向に対し垂直な方向の端部を規制するガイド部材
の位置に応じて抵抗値が変化する可変抵抗を有し、この
可変抵抗の抵抗値を読み取ることによりガイド部材の位
置を測定することで用紙の進行方向に対し垂直な方向の
長さを測定する第二の測定手段と、前記第一及び第二の
測定手段により前記供給手段の用紙収納部に収納される
用紙の寸法を測定することで得られた用紙の寸法情報
を、前記供給手段の複数の用紙収納部に対応づけて記憶
する記憶手段とから構成されている。
【0014】この発明の画像形成装置は、用紙上に画像
を形成する画像形成手段と、複数の用紙収納部を有し、
これら複数の用紙収納部から用紙を取り出して前記画像
形成手段に対して供給する供給手段と、用紙を搬送する
際、当該用紙の寸法を測定する測定手段と、この測定手
段により得られた用紙の寸法情報を、当該用紙が収納さ
れていた前記供給手段の用紙収納部に対応づけて記憶す
る記憶手段と、当該給紙手段に収納される用紙の寸法を
当該測定手段により測定し、当該記憶手段に記憶するよ
う命令する指示手段とから構成されている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。図1は、この発明に係
る画像形成装置としてのデジタル複写機の全体構成を概
略的に示すものである。このデジタル複写機1は、スキ
ャナ2、プリンタ(レーザエンジン)3、多段給紙装置
(PFP)4を備え、上部に自動原稿送り装置(AD
F)5、右部に手差し給紙機構6を装着している。
【0016】自動原稿送り装置5は、筐体としてのカバ
ー本体10の後端縁部が、装置本体の上面後端縁部に図
示しないヒンジ装置を介して開閉自在に取付けられてお
り、必要に応じて自動原稿送り装置5全体を回動変位さ
せて原稿台7上を開放し得る構成となっている。カバー
本体10の上面やや右方向部位には、複数枚の原稿を一
括保持し得る原稿給紙台11が設けられている。装置の
一端側には、原稿を順次一枚ずつ取出し、原稿台7の一
端側(図中左端側)に供給する搬送手段12が設けられ
ている。搬送手段12は、原稿を取出すためのピックア
ップローラ13、原稿をピックアップローラ13に押付
けるウエイト板14、原稿給紙台11への原稿のセット
状態を検知する原稿検知センサ15等が配設されてい
る。さらに、ピックアップローラ13の原稿取出し方向
には、給紙ローラ16が配置され、確実に原稿が一枚ず
つ給送されるようになっている。原稿台7の上面には、
これを覆う原稿搬送ベルト17が張設されている。原稿
搬送ベルト17は、一対のベルトローラ18、19に掛
渡された外表面が白色の幅広無端ベルトからなり、ベル
ト駆動機構(図示しない)によって正逆両方向に走行し
得る構成となっている。また、原稿搬送ベルト17の内
周部の裏面側には、ベルト面を原稿台7に押さえ付ける
ための複数のベルト押えローラ19…及び自動原稿送り
装置の開閉状態を検知するセットスイッチ(図示しな
い)が設けられている。
【0017】読み取り手段としてのスキャナ2は、光源
としての露光ランプ50、ミラー51を設置した第一キ
ャリッジ52、光路を折曲げるミラー53,54を設置
した第2キャリッジ55、レンズ56、反射光を受光す
るCCDセンサ57、これら各部の位置を変更する駆動
系(図示しない)、およびCCDセンサ57の出力つま
り画像データ( 情報) をアナログデータからデジタルデ
ータに変換するA/D変換部(図示しない)により構成
されている。上記第1、第2キャリッジ52.55は、
互いにタイミングベルト(図示しない)で結ばれてお
り、第2キャリッジ55の1/2の速さで同じ方向に移
動するようになっている。これにより、レンズ56まで
の光路長が一定になるよう走査できるようになってい
る。上記レンズ56は、焦点距離固定で、変倍時に光軸
方向へ移動されるようになっている。CCDセンサ57
は、原稿の1画素がCCDセンサ57の1つの素子に対
応している。CCDセンサ57の出力は、A/D変換部
へ出力されるようになっている。第1、第2キャリッジ
52、55、ミラー58、59の移動は、それぞれステ
ッピングモータ(図示しない)により行われるようにな
っている。上記第1、第2キャリッジ52、55は、上
記ステッピングモータの回転軸に連結されたドライブプ
ーリ(図示しない)とアイドルプーリ(図示しない)間
に掛渡されたタイミングベルト(図示しない)の動作に
応じて移動されるようになっている。上記レンズ56
は、対応するステッピングモータ( 図示しない) により
スパイラルシャフト(図示しない)が回転し、このスパ
イラルの動きによって光軸方向へ移動されるようになっ
ている。
【0018】60はレーザダイオードで、このレーザダ
イオード60に対応してコリメートレンズ61、ポリゴ
ンミラー(多面反射鏡)62、レンズ63、反射鏡6
4,65、レンズ66が配置され、露光装置67からレ
ーザ光を感光体ドラム68に照射するようになってい
る。
【0019】画像形成手段としてのプリンタ3は、例え
ばレーザ光学系と転写紙に画像形成が可能な電子写真方
式を組み合わせている。すなわち、プリンタ3は、装置
内のほぼ中央部に回転自在に軸支された像担持体として
の感光体ドラム68を有している。この感光体ドラム6
8は、帯電チャージャ69によって一様に帯電されるよ
うになっているとともに、スキャナ2からレーザ光を出
力して前記感光体ドラム68上に原稿の画像を結像し、
静電潜像が形成されるようになっている。
【0020】そして、前記感光体ドラム68上に形成さ
れた静電潜像は、現像装置70により現像され、後述す
る給紙手段としての多段給紙装置4から給紙ローラ7
1、アライニングローラ72を介して給紙される用紙に
現像画像を転写チャージャ73のACコロナ放電により
剥離されて、搬送ベルトを介して定着器74に搬送さ
れ、この定着器74によって現像画像が、溶融定着され
た用紙は、排紙ローラ38により排紙される。
【0021】一方、現像画像の転写、剥離後の感光体ド
ラム68上に残留した現像剤は、クリーニング前除電チ
ャージャ75で予め除電された後、クリーナ76により
清掃され、除電ランプ77により感光体ドラム68上の
電位が一定のレベル以下にされ、次のコピー動作を可能
にしている。
【0022】また、多段給紙装置(PFP)4は、前記
デジタル複写機1のフロント側より着脱自在に上中下段
に装着された給紙手段としての給紙カセット78を有し
ている。この給紙カセット78は、用紙が収納された筐
体であるカセットケース79からなり、このカセットケ
ース79の取出し端部は、用紙取出し方向に向けて傾斜
させてなる構成を有する。また、この給紙カセット79
には、用紙取出し方向後端部及び側部を各々規制する可
動型ガイド(共に図示せず)が備え付けられており、用
紙取出し方向及びそれに対し垂直な方向に可動型ガイド
が動く事で、給紙カセット79にあらゆるサイズの用紙
を装填する事ができる。そして、前記給紙カセット78
のカセットケース79内に収納された用紙は、ピックア
ップローラ80にて最上層からピックアップされて取り
出されるようになっている。このピックアップローラ8
0にて取り出されて前記カセットケース79の取出し端
部側に送り込まれた用紙は、前記カセットケース79の
取出し端部の内側上方に設置された給紙ローラ81と分
離ローラ(または分離パット)82とからなる用紙分離
部にて一枚ずつ分離されて、プリンタ3に向け搬送され
るようになっている。
【0023】図2は、自動原稿送り装置5の断面図を示
している。前述のように、原稿給紙台11に置かれた原
稿は、原稿台7まで搬送される。この搬送過程の途中に
は、用紙長さ検出センサ111が取付けられており、原
稿が通過した時間(用紙の搬送方向前端から後端までが
用紙長さ検出センサ111上を通過する時間)を測定し
ている。一定の搬送速度で原稿が送られる場合、 (原稿搬送速度)×(センサ上を原稿が通過するのに要した時間) …(1 ) により、原稿の搬送方向の長さ(以下、用紙の長さと呼
ぶ)を計算することができる。
【0024】また、原稿給紙台11には搬送方向に対し
て垂直な方向に駆動するガイド20が取付けられてお
り、原稿をそろえる役割を果たしている。図3は主に前
述のガイド20駆動部分の構造を示している。ガイド2
0a、ガイド20bは、中心のピニオンギア22及びラ
ック23を使ってbの方向に駆動させることができる
(aは用紙搬送方向、cはピニオンギア22の回転方
向)。原稿検知センサ15は、ピニオンギア22の中心
から120mmずれたところに設置している。この原稿
検知センサ15により用紙の有無を検知している。
【0025】図4に用紙サイズ判定基準のグラフを示
す。図2に示した用紙長さ検知センサ111と(1)の
計算式により算出された用紙長さと図1乃至図3に示し
た原稿検知センサ15及び図4の用紙サイズ判定基準に
より、前述の用紙搬送過程を経て、用紙サイズを判定す
る。この方法により未登録サイズと判定された用紙に関
しては、後述する用紙サイズ測定方法により別途判定を
行う。
【0026】図3に示したピニオンギア22には、回転
型の可変抵抗24が取付けられている。ガイド20a及
び20bのb方向への駆動に連動して、ピニオンギア2
2のc方向への回転があり、内蔵された可変抵抗24の
抵抗値も回転に連動して変化する。したがって、ガイド
20aとガイド20bの間の距離は、可変抵抗22の抵
抗値に対応することになる。可変抵抗22の抵抗値は、
可変距離に対し、直線的に変化するので、その変化率を
d(Ω/mm )とすると、 (可変抵抗22の抵抗値−可変抵抗22の最小抵抗値抵
抗値)÷d+α により、ガイド20aとガイド20b間の距離が算出さ
れる(ただし、αは可変抵抗22が最小抵抗値抵抗値を
示した時のガイド20a、20b間の距離を表わす)。
つまり、セットされた原稿の搬送方向に対し垂直な方向
の長さ(以下、用紙の幅と呼ぶ)を測定することができ
る。(以下、このガイド20及び可変抵抗22を含む機
構をガイド幅検知センサと呼ぶ。) 図1に示すように、デジタル複写機1には、右部に手差
し給紙機構6が設けられている。この手差し給紙機構6
には、用紙をそろえるためのガイド30、用紙のセット
状態を検知する用紙検知センサ31がある。ガイド30
には、前述したガイド20と同じ機構を持ち(図3参
照)、可変抵抗を内蔵したピニオンギアとガイド30に
よりガイド20と同様の仕組みから、用紙の幅を測定で
きるようになっている。(以下、これを手差し幅検知セ
ンサと呼ぶ。) 手差し用紙台32にセットされた用紙は、ピックアップ
ローラ33にて最上層からピックアップされて取出され
るようになっている。このピックアップローラ33にて
取り出された用紙は、用紙ローラ34と分離ローラ35
とからなる用紙分離部にて一枚ずつ分離されて、プリン
タ3に向け搬送される。
【0027】プリンタ3に送られた用紙は、用紙に像を
転写する転写部36とトナーを定着させる定着部37を
経て、排紙ローラ38により排紙される。この用紙搬送
途中の経路には、ジャム検知センサ39及び排紙センサ
106が設置されている。
【0028】ジャム検知センサ39と排紙センサ106
の間を用紙は、搬送速度一定で搬送されており、ジャム
検知センサ39と排紙センサ106間を搬送するのにか
かる時間は用紙のサイズによらず、一定である。したが
って、この時間を超えた場合、ジャム発生と後述するシ
ステムは判断する。
【0029】また、ジャム検知センサ39及び排紙セン
サ106は各々用紙が通過した時間(用紙の搬送方向前
端から後端までがジャム検知センサ39または排紙セン
サ106上を通過する時間)を測定している。用紙の搬
送速度は一定であるから、(用紙搬送速度)×(センサ
上を用紙が通過するのに要した時間)により、用紙の長
さを計算することができる。
【0030】図5は、デジタル複写機1の制御系の構成
を示すものである。複写機1の全体を制御するCPU1
00には、RAM101、ROM102、感光体上に電
気的な像を形成する露光部と、トナーを感光体に吸着さ
せる現像部と、感光体上のトナー吸着により形成される
可視像を転写紙に移行させる転写部と、移行されたトナ
ーを転写紙に定着させる定着部とからなる画像形成部1
03、コントロールパネル104、画像処理回路10
5、排紙センサ106、手差し部幅検知センサ107、
インターフェイス108が接続されている。
【0031】インターフェイス108には、ソータ10
9、多段給紙装置4、自動原稿送り装置5が接続されて
いる。自動原稿送り装置5には、幅検知センサ110、
用紙長さ検知センサ111、モータドライバ112が接
続されている。
【0032】また、RAM101は、一部電源を切った
場合でも記憶保持が必要なため、補助の電源を装備する
か、不揮発性RAMを使用している。図6は、RAM1
01内のアドレス及び記憶領域を示している。上記の記
憶保持機能を持ったRAM101のある部分に、各給紙
カセットに収納されている用紙の搬送方向の長さと搬送
方向に対して垂直な方向の長さをmm単位で次の書き換
えがあるまで保持し、システムの要求に応じて、取出し
可能となっている。
【0033】図7は、入力手段としてのコントロールパ
ネル104の構成を示すものである。コントロールパネ
ル104は、上記したメッセージ表示部200、テンキ
ー201、イエス(YES)キー202、ノー(NO)
キー203、スタートキー204の他に、画面上の選択
部分を触れるだけで選択可能なタッチパネル205、ズ
ーム/100%キー206、原稿サイズキー207、用
紙サイズキー208、自動用紙選択キー209、自動倍
率選択キー210、オールクリアキー211、クリア/
ストップキー212、用紙サイズ設定キー213とから
構成されている。
【0034】表示手段としてのメッセージ表示部200
は、複写機1の状態、操作手順及びユーザに対する各種
の指示を文字と絵で表示する。テンキー201は、コピ
ーしたい枚数をセットする時及び用紙の縦横のサイズを
数値で入力する時に使用する。
【0035】ここで、図8を使って用紙サイズ検知処理
手順を説明する。用紙サイズ設定キー213を押下する
と、ST1へ移行しメッセージ表示部200に「サイズ
設定モードに入りますか?」と表示される。ノー(N
O)キー203が押下された場合(以下、NOが選択と
呼ぶ)、そのままサイズ設定モードが終了する。イエス
(YES)キー202が押下された場合(以下、YES
が選択と呼ぶ)、ST2に移行しタッチパネル205で
ユーザに給紙カセットを選択させ、ST3へ移行する。
ただし、この時給紙カセットの中で用紙サイズの変更が
不可能なものをユーザが選択した場合は「用紙サイズの
変更はできません。」と警告を発し、設定モードを終了
する。また、すでにサイズが設定されている給紙カセッ
トを選択した場合は「用紙サイズはすでに設定されてい
ます。設定を続けますか?」と警告を発する。設定を続
ける場合はユーザがYESを選択しST3に移行する。
NOが選択された場合は設定モードを終了する。ST3
移行後、メッセージ表示部200に「ADFを使用しま
すか?」と表示され、YESが選択されるとST4に移
行し、メッセージ表示部200に「ADFに登録する用
紙をセットし、ガイドを用紙の幅にあわせてください。
準備ができたらスタートキーを押してください。」と表
示される。その後、スタートキーが押されるまで待機
し、スタートキーが押されると、ST5に移行し、用紙
の幅が測定される。測定終了後、ST6に移行し、自動
原稿送り装置5が用紙を搬送する。その後、ST7に移
行し、用紙長さ検知センサがONの時(ST8)、タイ
マは時間測定をし、OFFになると(ST9)、タイマ
はストップする。ここで、これまでの結果から幅及び長
さを計算し(ST10)、ST11へ移行する。計算結
果及び「登録しますか?」をメッセージ表示部200に
表示し、NOが選択されれば、サイズ設定モードは新規
設定なく終了する。YESが選択されれば、ST12に
移行し、RAM101内の選択された用紙カセットの既
存サイズ情報を消去する。ST13移行後、RAM10
1内に計算された新規のサイズ情報を記憶させ、ST1
4に移行。メッセージ表示部200に「終了しますか
?」と表示され、NOが選択されれば、再びST2から
ST14までを繰り返す。YESが選択されれば、サイ
ズ設定モードは終了する。
【0036】ST3において、NOが選択された場合、
メッセージ表示部200に「手差しを選択しますか?」
と表示される(ST15)。YESか選択された場合、
「手差しに登録する用紙をセットし、ガイドを用紙の幅
にあわせてください。準備ができたらスタートキーを押
してください。」と表示される。その後、スタートキー
が押されるまで待機し、スタートキーが押されると、S
T16に移行し用紙の幅が測定される。測定終了後、S
T17に移行し、用紙を搬送する(ST18)。その
後、ST7からST14までを繰り返す。ST15にお
いて、NOが選択された場合、メッセージ表示部200
に「テンキーで直接入力しますか?」と表示される(S
T19)。NOが選択された場合、そのままサイズ設定
モードが終了する。YESが選択された場合、ST20
へ移行し、テンキーによるサイズ設定モードに移行す
る。そして、使用者によって直接テンキー201で登録
する用紙の幅及び長さが入力される(ST21)。入力
が終了すると、ST11からST14が繰り返される。
【0037】ここで、前記用紙サイズ検知により得られ
た情報を基にした印刷動作について説明する。例えば、
図4の定形サイズ用紙のどれにも当てはまらない用紙が
あり、前記用紙サイズ検知機能によりサイズを測定さ
れ、上段の給紙カセット78に収納されたものとする。
この時点でユーザは、自動原稿送り装置(ADF)5に
原稿をセットするか、自動原稿送り装置(ADF)5を
回転変位させて原稿台7を開放し、原稿台7に直接原稿
を置き、再び自動原稿送り装置(ADF)5を閉じる。
ユーザは、ここでコントロールパネル104内のタッチ
パネル205もしくは用紙サイズキー208により、上
段の給紙カセット78を選択し、スタートキー204を
押下する。これにより、画像形成動作が行われる。
【0038】また、原稿の縮小及び拡大画像形成につい
ても述べる。前述と同様、自動原稿送り装置(ADF)
5もしくは原稿台7に原稿をセットする。ここでユーザ
は、コントロールパネル104上の用紙サイズキー20
8もしくはタッチパネル205で前述と同じ上段の給紙
カセット78を選択し、スタートキー204を押下す
る。すると、原稿用紙のサイズを検知し、前記用紙サイ
ズ検知により内包された用紙のサイズが登録されている
上段の給紙カセット78内の用紙サイズとの比をCPU
100が計算し、その比に合わせて感光体ドラム68上
に静電潜像が形成され、後は通常の画像形成動作が行わ
れる。
【0039】以上説明したように、上記発明の実施の形
態によれば、多段給紙カセットの各給紙カセット毎に内
包される用紙のサイズを自動登録することができるよう
になったことで、ユーザ自身がコントロールパネル上の
テンキー等で直接入力する手間も省け、設定上のミスも
なくすことができる。この給紙カセット毎に内包される
用紙サイズのシステムへの登録は、通常の画像形成のみ
ならず、拡大縮小等の変倍画像形成においても大変重要
であり、これを自動で行うという本発明は、画像形成装
置をより簡便にし、多様な利用を促進するものである。
【0040】また、測定する機器に関しても自動原稿送
り装置、手差し給紙機構、コントロールパネル上のテン
キーによる設定と、選択肢の幅も広く、前記3つの方法
の選択上、自動原稿送り装置と手差し給紙装置うちコス
ト等の問題で、システム上どちらかが欠けた場合も問題
なく自動測定で行うことができる。
【0041】さらに、用紙のサイズ測定手段で使用され
る用紙長さ検知センサやジャム検知センサ等の測定機器
及び測定センサは、すでに現在の画像形成装置が、ほぼ
搭載しているものであり、新たな測定機器を付け加える
ことなく安価に給紙カセット内用紙サイズ自動設定機能
を付けることができる利点がある。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
給紙カセットごとに収納されている用紙のサイズの自動
設定が可能となり、ユーザの負担及び誤設定が大幅に削
減されることになる。さらに、既存のシステムを利用す
ることで、安価な画像形成装置と画像形成する方法を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の画像形成装置に係るデジタル複写機
の断面図
【図2】デジタル複写機を構成する自動原稿送り装置の
断面図
【図3】自動原稿送り装置及び手差し給紙機構のガイド
駆動部構成図
【図4】原稿及び用紙サイズ判定基準の表
【図5】デジタル複写機の構成図
【図6】RAM101の領域を示す図
【図7】コントロールパネルの構成を示す図
【図8】給紙カセットに収納する用紙のサイズを設定す
るための動作を説明したフローチャート
【符号の説明】
1 デジタル複写機 4 給紙カセット 5 自動原稿送り装置 6 手差し給紙機構 20 自動原稿送り装置用ガイド 24 可変抵抗 30 手差し給紙機構用ガイド 39 ジャム検知センサ 104 コントロールパネル 106 排紙センサ 111 用紙長さ検出センサ 213 用紙サイズ設定キー

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙上に画像を形成する画像形成手段
    と、 複数の用紙収納部を有し、これら複数の用紙収納部から
    用紙を取り出して前記画像形成手段に対して供給する供
    給手段と、 用紙を搬送することにより当該用紙の寸法を測定する測
    定手段と、 この測定手段により得られた用紙の寸法情報を、当該用
    紙が収納されていた前記供給手段の用紙収納部に対応づ
    けて記憶する記憶手段と、を具備したことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 原稿上の画像情報を読み取る読み取り手
    段と、 この読み取り手段に対して原稿を供給する自動原稿搬送
    手段と、 この自動原稿送り手段により供給される原稿の寸法を測
    定する原稿寸法測定手段と、 前記自動原稿搬送手段によって供給され、前記読み取り
    手段によって読み取られた原稿の画像を用紙上に形成す
    る画像形成手段と、 複数の用紙収納部を有し、これら複数の用紙収納部から
    用紙を取り出して前記画像形成手段に対して供給する供
    給手段と、 前記原稿寸法測定手段により前記供給手段の用紙収納部
    に収納される用紙の寸法を測定することにより得られた
    用紙の寸法情報を、前記供給手段の複数の用紙収納部に
    対応づけて記憶する記憶手段と、を具備したことを特徴
    とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 原稿上の画像情報を読み取る読み取り手
    段と、 この読み取り手段に対して原稿を供給する自動原稿搬送
    手段と、 前記自動原稿搬送手段によって供給され、前記読み取り
    手段によって読み取られた原稿の画像を用紙上に形成す
    る画像形成手段と、 複数の用紙収納部を有し、これら複数の用紙収納部から
    用紙を取り出して前記画像形成手段に対して供給する供
    給手段と、 前記自動原稿搬送手段上に設けられ、用紙の進行方向前
    部から後部までが通過する時間を測定することにより用
    紙搬送方向の長さを測定する第一の測定手段と、 前記自動原稿搬送手段上に設けられ、用紙の進行方向に
    対し垂直な方向の端部を規制するガイド部材の位置を測
    定することにより、用紙の進行方向に対し垂直な方向の
    長さを測定する第二の測定手段と、 前記第一及び第二の測定手段により前記供給手段の用紙
    収納部に収納される用紙の寸法を測定することで得られ
    た用紙の寸法情報を、前記供給手段の複数の用紙収納部
    に対応づけて記憶する記憶手段と、を具備したことを特
    徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 原稿上の画像情報を読み取る読み取り手
    段と、 この読み取り手段に対して原稿を供給する自動原稿搬送
    手段と、 前記自動原稿搬送手段によって供給され、前記読み取り
    手段によって読み取られた原稿の画像を用紙上に形成す
    る画像形成手段と、 複数の用紙収納部を有し、これら複数の用紙収納部から
    用紙を取り出して前記画像形成手段に対して供給する供
    給手段と、 前記自動原稿搬送手段上に設けられ、用紙の進行方向前
    部から後部までが通過する時間を測定することにより用
    紙搬送方向の長さを測定する第一の測定手段と、 前記自動原稿搬送手段上に設けられ、用紙の進行方向に
    対し垂直な方向の端部を規制するガイド部材の位置に応
    じて抵抗値が変化する可変抵抗を有し、この可変抵抗の
    抵抗値を読み取ることによりガイド部材の位置を測定す
    ることで用紙の進行方向に対し垂直な方向の長さを測定
    する第二の測定手段と、 前記第一及び第二の測定手段により前記供給手段の用紙
    収納部に収納される用紙の寸法を測定することで得られ
    た用紙の寸法情報を、前記供給手段の複数の用紙収納部
    に対応づけて記憶する記憶手段と、を具備したことを特
    徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 用紙上に画像を形成する画像形成手段
    と、 複数の用紙収納部を有し、これら複数の用紙収納部から
    用紙を取り出して前記画像形成手段に対して供給する供
    給手段と、 この給紙手段とは別に外部から用紙を供給することので
    きる手差し給紙手段と、 この手差し給紙手段により供給する用紙の寸法を測定す
    る用紙寸法測定手段と、 この用紙寸法測定手段により前記供給手段の用紙収納部
    に収納される用紙の寸法を測定することで得られた用紙
    の寸法情報を、前記供給手段の複数の用紙収納部に対応
    づけて記憶する記憶手段と、を具備したことを特徴とす
    る画像形成装置。
  6. 【請求項6】 用紙上に画像を形成する画像形成手段
    と、 複数の用紙収納部を有し、これら複数の用紙収納部から
    用紙を取り出して前記画像形成手段に対して供給する供
    給手段と、 この給紙手段とは別に外部から用紙を供給することので
    きる手差し給紙手段と、 この手差し給紙手段上に設けられ、用紙の進行方向前部
    から後部までが通過する時間を測定することにより用紙
    搬送方向の長さを測定する第一の測定手段と、 前記手差し給紙手段上に設けられ、用紙の進行方向に対
    し垂直な方向の端部を規制するガイド部材の位置を測定
    することにより、用紙の進行方向に対し垂直な方向の長
    さを測定する第二の測定手段と、 前記第一及び第二の測定手段により前記供給手段の用紙
    収納部に収納される用紙の寸法を測定することで得られ
    た用紙の寸法情報を、前記供給手段の複数の用紙収納部
    に対応づけて記憶する記憶手段と、を具備したことを特
    徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 用紙上に画像を形成する画像形成手段
    と、 複数の用紙収納部を有し、これら複数の用紙収納部から
    用紙を取り出して前記画像形成手段に対して供給する供
    給手段と、 この給紙手段とは別に外部から用紙を前記画像形成手段
    に供給することのできる手差し給紙手段と、 この手差し給紙手段上に設けられ、用紙の進行方向前部
    から後部までが通過する時間を測定することにより用紙
    搬送方向の長さを測定する第一の測定手段と、 前記手差し給紙手段上に設けられ、用紙の進行方向に対
    し垂直な方向の端部を規制するガイド部材の位置に応じ
    て抵抗値が変化する可変抵抗を有し、この可変抵抗の抵
    抗値を読み取ることによりガイド部材の位置を測定する
    ことで用紙の進行方向に対し垂直な方向の長さを測定す
    る第二の測定手段と、 前記第一及び第二の測定手段により前記供給手段の用紙
    収納部に収納される用紙の寸法を測定することで得られ
    た用紙の寸法情報を、前記供給手段の複数の用紙収納部
    に対応づけて記憶する記憶手段と、を具備したことを特
    徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 用紙上に画像を形成する画像形成手段
    と、 複数の用紙収納部を有し、これら複数の用紙収納部から
    用紙を取り出して前記画像形成手段に対して供給する供
    給手段と、 この給紙手段とは別に外部から用紙を供給することので
    きる手差し給紙手段と、 前記供給手段及び前記手差し給紙手段から画像形成手段
    に用紙を搬送する搬送手段と、 この搬送手段による用紙の搬送途中に起こる紙詰まりを
    検知する検知手段と、 前記手差し給紙手段上に設けられ、この検知手段により
    用紙の進行方向前部から後部までが通過する時間を測定
    することで用紙搬送方向の長さを測定する第一の測定手
    段と、 前記手差し給紙手段上に設けられ、用紙の進行方向に対
    し垂直な方向の端部を規制するガイド部材の位置に応じ
    て抵抗値が変化する可変抵抗を有し、この可変抵抗の抵
    抗値を読み取ることによりガイド部材の位置を測定する
    ことで用紙の進行方向に対し垂直な方向の長さを測定す
    る第二の測定手段と、 前記第一及び第二の測定手段により前記供給手段の用紙
    収納部に収納される用紙の寸法を測定することで得られ
    た用紙の寸法情報を、前記供給手段の複数の用紙収納部
    に対応づけて記憶する記憶手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の画像形成装置において、 当該給紙手段に収納される用紙の寸法を当該測定手段に
    より測定し、当該記憶手段に記憶するよう命令する指示
    手段、を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 用紙の寸法を測定する測定手段と、こ
    の測定手段を備えた用紙搬送手段と、用紙を収納する複
    数の用紙収納手段を有する画像形成手段において、 用紙収納手段に収納されている用紙を用紙搬送手段に装
    填するステップと、 用紙搬送手段に装填された用紙の寸法を測定手段を用い
    て測定するステップと、 測定された用紙の寸法を、当該用紙が収納されていた用
    紙収納手段に対応づけて記憶するステップと、からなる
    画像形成装置における用紙寸法検知方法。
  11. 【請求項11】 原稿上の画像を読み取る読み取り手段
    と、原稿用紙の寸法を測定する測定手段と、この測定手
    段を備え、前記読み取り手段に自動で原稿を送る自動原
    稿搬送手段と、用紙を収納する複数の用紙収納手段を有
    する画像形成手段において、 用紙収納手段に収納されている用紙を自動原稿搬送手段
    に装填するステップと、 自動原稿搬送手段に装填された用紙の寸法を測定手段を
    用いて測定するステップと、 測定された用紙の寸法を、当該用紙が収納されていた用
    紙収納手段に対応づけて記憶するステップと、からなる
    画像形成装置における用紙寸法検知方法。
  12. 【請求項12】 用紙上に画像を形成する画像形成手段
    と、用紙の寸法を測定する測定手段と、この測定手段を
    備え、前記画像形成手段に外部から用紙を送る手差し給
    紙手段と、用紙を収納する複数の用紙収納手段を有する
    画像形成手段において、 用紙収納手段に収納されている用紙を手差し給紙手段に
    装填するステップと、 手差し給紙手段に装填された用紙の寸法を測定手段を用
    いて測定するステップと、 測定された用紙の寸法を、当該用紙が収納されていた用
    紙収納手段に対応づけて記憶するステップと、からなる
    画像形成装置における用紙寸法検知方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150326744A1 (en) * 2014-05-09 2015-11-12 Konica Minolta, Inc. Technique for setting paper size for image forming apparatus
JP2016090954A (ja) * 2014-11-11 2016-05-23 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

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