JP3647544B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、手差し給紙機能を持った画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複写機、プリンタ、ファクシミリ装置のような電子写真式の画像形成装置では、原稿を設置し易いように原稿台(コンタクトガラス)の一隅をセット基準として原稿を置く形式のものが多くなってきている。しかし、原稿のセット位置とは異なり、転写紙は原稿台の中央基準で搬送され且つ作像される為に、中央を基準としない原稿の位置との間でずれが発生する。このずれをなくする為に、読み取り光学系を構成するレンズ系を原稿の幅方向に移動させて転写紙上に合った位置に作像する方法が採られている。一般に給紙カセットを使用するときは、使用するカセットにより用紙のサイズが判明し、レンズ系をどれだけ移動させれば良いのか判断できるので問題はないが、手差し給紙機能を持った複写機では手差し給紙部から供給する用紙は種々のサイズのものが含まれるので、用紙サイズの判別の対策が必要である。その為、手差し給紙部に置かれた用紙を左右(幅方向両側)に設けられた幅ガイドでセットした際に、幅ガイド位置に連動して段階的に決めたサイズから一つが設定できるようにしたり、あるいは、特開平3−67823号公報記載のように、既に入力した幾つかのサイズから一つを選択させたり、定形サイズにないものは用紙のサイズを直接入力させたりする画像形成装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術では、手差し給紙部に供給する用紙サイズが定形サイズでないときに、用紙サイズを直接入力するモードに設定した場合、サイズを入力する段になって供給した用紙サイズが正確に判らないと云うことが頻繁に起こり、手差し給紙部に置かれている用紙を取り出してわざわざサイズを測ったり、直接入力するモードを解除して別のモードに変えたりして操作性に欠けると云う不具合が生じていた。
そこで、本発明は、手差し給紙において、用紙サイズを直接入力する際に、用紙サイズが正確には判らなくとも、給紙部に置かれている用紙を取り出してわざわざサイズを測ったり、直接入力するモードを解除して別のモードに変えたりする操作をせずに、適正な画像形成ができる画像形成装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1は、手差し給紙機能を備えた画像形成装置において、手差しで供給する為の手差し給紙部と、上記手差し給紙部が選択されたか否かを検知する手差し検知手段と、上記手差し検知手段が上記手差し給紙部の選択を検知した時、上記手差し給紙部に供給された手差し給紙のサイズを、幅ガイドの位置に応じて予め定められた段階的なサイズの中から一つのサイズを選択し、設定する第一設定手段と、直接サイズを入力してサイズを設定する第二設定手段と、上記第一設定手段か第二設定手段かのどちらかの設定を選択する設定選択手段と、上記第一設定手段か第二設定手段かの設定に従って画像形成動作の開始を指示する動作開始指示手段と、上記第二設定手段が選択されていて、且つ手差し給紙のサイズを入力しないで上記動作開始指示手段を動作した場合、上記第一設定手段の設定に従って画像形成させる制御手段とを備えていることを特徴とする。
【0005】
請求項2は、手差し給紙機能を備えた画像形成装置において、手差しで供給する為の手差し給紙部と、上記手差し給紙部が選択されたか否かを検知する手差し検知手段と、上記手差し検知手段が上記手差し給紙部の選択を検知した時、上記手差し給紙部に供給された手差し給紙のサイズを、幅ガイドの位置に応じてあらかじめ定められた段階的なサイズの中から一つのサイズを選択し、設定する第一設定手段と、直接サイズを入力してサイズを設定する第二設定手段と、上記第一設定手段か第二設定手段かのどちらかの設定を選択する設定選択手段と、上記第一設定手段か第二設定手段かの設定に従って画像形成動作の開始を指示する動作開始指示手段と、上記第二設定手段が選択されていて、且つ手差し給紙のサイズを入力しないで上記動作開始手段の指示を行った最初の場合は、上記第二設定手段の入力を行うように指示警告し、さらに手差し給紙のサイズを入力しないで上記動作開始指示手段を動作した場合は、上記第一設定手段の設定に従って画像形成させる制御手段とを備えていることを特徴とする。
【0006】
【作用】
請求項1では、手差し給紙部に供給する用紙サイズを直接入力する第二設定手段が選択され、サイズを入力する段になって用紙サイズを知らないことに気付いて、サイズを入力せず動作開始指示手段によって動作開始を図れば、第一設定手段の設定方法に応じた定形サイズが選ばれるので、給紙部に置かれている用紙を取り出してわざわざサイズを測ったり、直接入力するモードを解除して別のモードに変えたりすることなしに、転写紙に余りずれのない画像を形成することができる。
【0007】
請求項2では、手差し給紙部に供給する用紙サイズを直接入力する第二設定手段が選択され、サイズを入力せず動作開始指示手段による動作開始を図れば、用紙サイズの入力表示警告が出てサイズ入力を忘れることがなくなる。しかし、その際用紙サイズを知らないことに気付いても、動作開始指示手段の再度の動作開始を図れば、第一設定手段の設定方法に応じた定形サイズが選ばれるので、給紙部に置かれている用紙を取り出してわざわざサイズを測ったり、直接入力するモードを解除して別のモードに変えたりすることなしに、転写紙に余りずれのない画像を形成することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は、電子写真複写機10(以下、複写機10と称する)の主要部を示す側面図である。複写機の詳細な構成及び機能としては公知であるので概要だけを述べる。図1において、自動原稿給紙装置11の原稿給紙台12上に積載された原稿用紙は、各原稿給紙ローラ13とそれに連動する原稿給紙ベルト14の駆動により、一枚ずつ読み取り用の原稿台(コンタクトガラス)15上に搬送され、読み取り光学系16により原稿の画像情報が読み取られる。
読み取り光学系16は、原稿からの反射光を光学レンズ部16bに導く為の、光源及びミラーからなる光学系前段16aと、光学系前段16aからの光を集光させる光学レンズ部16bと、光学レンズ部16bからの光を感光体ドラム17上に集光させるように複数枚のミラーからなる光学系後段16c等で構成される。光学系後段16cを出た光は、前以て一様に帯電されている感光体ドラム17上に露光され、画像情報に応じた静電潜像を形成する。次いで感光体ドラム17上に形成された静電潜像は、感光体ドラム17の回転に連れられて現像部18のトナーにより可視像化される。
【0009】
一方、何種類かの転写紙を収納する給紙カセット21の一つから供給された転写紙が、給紙ローラ23、給紙搬送ローラ24等の助けで感光体ドラム17の方向に運ばれ、タイミングローラ25によってタイミングを合わされて、転写紙に感光体ドラム17のトナー像が転写される。さらに、転写紙上に転写されたトナー像は定着部26により熱定着され、予め決められた収納トレイ27の一つに収納される。また、図の複写機は両面コピーの機能が可能であり、その為に転写紙を反転できるように中間トレイ22を持っている。
また、原稿に合わせて種々なサイズの用紙でコピーができるように、サイズの違う転写紙を収納する給紙カセット21を4種類持っている。各給紙カセット21a〜21dは、サイズに合った用紙を供給できるようになっているが、装置の小型化と云う点からは持てる給紙カセット21の種類も限られる。その為、一般に余り使用されないサイズの少量コピーや、不定形サイズのコピーの為に、手差し給紙部1を有しているものが多い。以下手差し給紙部1の働きを詳細に述べる。
【0010】
図2は、複写機10の一方の側面に開閉自在に枢支されている手差し給紙部1を、複写機10本体から引出した状態を示している。転写紙の供給が図1の給紙カセット21から、手差し給紙部1に移ったことの選択は、手差し検知手段2であるプッシュスイッチ2の開閉動作で検知される。即ち、図2のように手差し給紙部1を本体から引出すと(本体から引出す方向を太線矢印で示す)、通常押された状態の閉動作であるプッシュスイッチ2は、押された状態が解放されて開動作に変り、手差し給紙部1が選択されたことが判別できる。動作を終了して手差し給紙部1を元の状態に閉めると(太線矢印と反対方向)、開動作であったプッシュスイッチ2は、スイッチが押された状態の閉動作に戻り、手差し給紙部1から給紙カセット21の選択に戻ったことを、制御部が知る。
【0011】
図3(A)(B)は、手差し給紙部1の幅ガイド7の位置に応じて予め定めた段階的なサイズの中から、一つのサイズを選択する様子を説明する図である。図3(A)において、図示していない転写紙が幅ガイド7の間に置かれ、左右の幅ガイド7を矢印の方向に調整して転写紙の幅に合うように調整する。即ち、幅ガイド7は、転写紙を給紙する際に文字通りガイドとなるようにすき間を小さくし、進行する際の負荷にならないように締め付けに注意する必要がある。また、一般の幅ガイド7は、図示しないラックアンドピニオン機構によって転写紙の搬送の中心に対して左右同じ量移動するような構成になっている。従って、種々幅の違う転写紙をセットしても幅ガイド7の働きにより、転写紙の搬送方向の中心は、常に同じ線上にある。
さらに、用紙サイズを選択する為にスケール板8が、少なくとも一方の幅ガイド7の下側に相当する給紙部トレイ1の上面に配置され、摺動板9と常に接触している。幅ガイド7はスケール板8に沿って移動することにより、スケール板8上の導電性パターンとの位置関係で幅ガイド7間の間隔を、制御部が知ることができる様に構成されている。
【0012】
図3(B)はその様子を示したものである。摺動板9は導電性の弾性部材で構成されていて、幅ガイド7の下に固定されている。そして、転写紙の幅と合わせる幅ガイド7の動きに連れてスケール板8上を移動(図3(B)の矢印方向で示す)する。スケール板8上には、図のように予め決められた導電性のパターンが印刷されていて、摺動板9の止まる位置により摺動板9の先の櫛状部分と接触する状態が変る。従って、摺動板9に一定の電圧を与えてあれば、スケール板8の一端に置かれたパターンの4か所(用紙サイズ検知の数により変る)の取り出し口8aの電圧分布をみれば、摺動板9、即ち、幅ガイド7の停止位置の概略が判り、図のように、はがきサイズからA3サイズ間の各定形サイズを検知できることになる。
【0013】
上記のように、幅ガイド7の位置により各種の定形サイズを検知するようにしている装置では、検知できる定形サイズとして8〜10種類位が限度である。従って、装置の仕向により次の3種類位に分類されているのが一般的である。即ち、国内向け(A列/B列の紙サイズ)、北米向け(インチ系の紙サイズ)、欧州向け(A列の紙サイズ)である。しかし、任意の不定形サイズを扱いたいと云う要望が多く、上記の定形サイズと合わせて手差し給紙部1で対応させている場合が多い。その対応方法については後述する。
【0014】
図4は、x1の位置に置かれた幅m1の原稿p1の画像を、x2に置かれた光学レンズ部16b(ア、イ、ウ等)によって等倍した像を、x3上に置かれた幅m1の転写紙上に形成する場合の説明図(平面図)である。転写紙は原稿台の用紙進行方向の中心線y2(図4は上側から見た図である)を中心として対称に置かれ、光学レンズ部16bのホームポジションもこの線上の(ア)の位置とする。また、原稿p1(実際にはp1は原稿の先端部を表していると考えると理解し易い)は、原稿台の一隅を占める位置、x1とy1線上に沿うように置かれる。そこで、原稿p1が同等の幅を持つ転写紙q1上に作成される為には、x1とx3の中間位置x2上にある光学レンズ部16bの位置は、一点鎖線で写像の軌跡を描いたように(イ)の位置にあることが必要になる。
【0015】
同様に、幅n1の原稿p2の画像を同等の幅を持つ転写紙q2上に作像する為に、二点鎖線で写像の軌跡を描いたように光学レンズ部16bの位置は(ウ)になる。このように原稿の像を正しく写像する為には、転写紙の幅を検知してそれに適した位置に光学レンズ部16bを移動することが必要である。転写紙の幅の検知方法は既に図3で述べてある。また、上記では、等倍の像を作成する場合について説明したが、作像の倍率が変れば光学レンズ部16bの置かれるx方向の位置x2が、x1かx3側に寄ることになるが、ここでは説明を省略する。
【0016】
図5は、光学レンズ部16bを移動する機構の要部を示した図である。光学レンズ部16bは、伸縮自在な蛇腹31を図のように伴って、左右に移動するY方向ベルト32に取り付けられている。また、Y方向ベルト32はY方向移動モータ33の左右回転により駆動させられるようになっている。従って、Y方向移動モータ33の一定量の回転駆動に応じて光学レンズ部16bは、Y方向(図中矢印Yで示す)、即ち、図4の原稿や転写紙の幅方向に移動する。さらに、X方向移動モータ34の回転により、ギヤを通してX方向ベルト35の移動に変り、図中矢印Xで示すX方向に光学レンズ部16bを移動させる。光学レンズ部16bのX方向のホームポジションは、X方向基準検知素子36により検知される。また、Y方向ホームポジションも同様な検知素子で検知されるが、図上省略してある。このようにして、原稿サイズ、転写紙サイズ、倍率等の要因により光学レンズ部16bは決められた位置に移動する。
【0017】
図6は、複写機10の表面操作部40の一部を示した図であり、図1には表面操作部40は図示していない。図6において、複写枚数はテンキー41から入力され、枚数は枚数カウンター表示42に示される。濃度関連では、自動濃度の設定は自動濃度キー43の押下で行われ、マニアル濃度の設定はマニアル濃度キー44を指定方向に押下することにより行われる。設定された濃度の表示は濃度表示45に表されるようになっている。また、等倍での複写は等倍キー52を使用して行い、定形サイズから定形サイズへの倍率の変更設定は、指定倍率変更キー53を押下することで行われる。その他、ここには図示されていないが自由に縦横の倍率の変更も可能となっている。設定倍率の表示の一部は、設定倍率表示54に示される。
【0018】
次ぎに、転写紙の選択方法を述べる。自動用紙選択キー46を選択した場合には、既に設定されている倍率を検知し、原稿サイズを複写時に読み取ることにより、必要とする転写紙のサイズを計算する。その結果図1の給紙カセット21のどこに必要とするサイズの転写紙が納められているかを認識し、それに適した転写紙を供給する。丁度適したサイズの転写紙がなければ、その旨を表示してオペレータに知らせるか、一段大きいサイズの転写紙を用いるように指示を出す。マニアル用紙選択キー47は、図1の4種類ある給紙カセット21の何れを選択するか決める為のものであり、選択されたカセットナンバーと納入されている転写紙のサイズが判るように選択カセット表示48に示される。このように一連の設定条件を終了させて、動作開始指示手段6であるコピースタートキー6を押下すると、指定通りの複写動作が完了する。
【0019】
また、図2で示したように手差し給紙部1を本体から引出すと、プッシュスイッチ2は押されない状態になって開動作に変り、手差し給紙部1が選択されたことを認識する。選択カセット表示48は、一番上の手差し給紙を示す部分が表示される。次ぎに、幅ガイド7の位置に応じて定められた段階的なサイズから一つのサイズを設定する定形サイズの第一設定手段3(図示せず)にするか、不定形サイズの直接入力による第二設定手段4(図示せず)にするかの選択を、設定選択手段5である手差し選択キー(設定選択手段)5で選ぶことになる。若し、第一設定手段3を選べば、第一設定表示49が点灯して第一設定手段3が選択されたことを知らせる。
さらに、図3で述べたように幅ガイド7の設定位置に応じた定形サイズの転写紙が供給されると、光学レンズ部16bの位置が、図4、図5で示したように最適位置に移動する。また、手差し選択キー(設定選択手段)5によって不定形サイズの直接入力による第二設定手段4(図示せず)を選択すると、第二設定表示50が点灯して選択されたことを知らせ、メッセージ表示部51に図7で示したように用紙サイズを直接テンキー41から入力する画面指示に変る。
【0020】
次ぎに、不定形サイズの転写紙のサイズが判っていれば、不定形サイズの入力を直接テンキー41から行って、上記の各種の条件を設定してコピースタートキー(動作開始指示手段)6を押下することになるが、不定形サイズが判らなくなったり、忘れてしまったりして入力できない場合には、従来は不定形サイズの寸法を測り直して入力するか、手差し選択キー5を再び押下して、第一設定手段3(図示せず)に戻し、その後、コピースタートキー6による複写動作を行わせるかの方法があった。しかし、画面を戻してやり直したり、寸法を測り直すことは操作の流れとして煩わしさが伴っていた。そこで、本発明は、図7の不定形サイズを入力する段になって、サイズを忘れてしまった時にも、不定形サイズを入力しないでコピースタートキー6を押下することにより、幅ガイド7の位置に応じた定形サイズが採用された第一設定手段3の方法で複写動作を行うことができる。
【0021】
さらに、上記の不定形サイズの入力動作の場合、図7のような見易いメッセージ表示部51を持てない構造の複写機10も多い。従って、不定形サイズを入力しなければならない状態で、誤って先にコピースタートキー6を押下することも起こり得る。その場合には、上記の請求項1の発明によれば、幅ガイド7の位置に応じた定形サイズが採用された複写動作を行う。これに対して、実際に不定形サイズを忘れてしまって、入力できない状態かどうかの確認を行ったのが、請求項2の発明である。即ち、不定形サイズを入力する段になって、不定形サイズを入力しないでコピースタートキー6を押下すると、例えば、図7の不定形サイズの入力要求画面が点滅し、警告音と共に注意を促す。オペレータは、そこで用紙サイズが判ればサイズを入力し、用紙サイズが判からなければそのまま再度コピースタートキー6を押下すれば、初めて幅ガイド7の位置に応じた定形サイズが採用された第一設定手段3の方法で複写動作を行わせることができる。
なお、本発明の上記各動作は、図示しない制御部(ROM、RAM、I/Oポート等)によって実現されることは勿論である。また、上記第一設定手段3、第二設定手段4は、具体的なハード構成として捕らえてもよいが、制御部内の制御プログラム上の概念としてとらえてもよい。
【0022】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、手差し給紙する用紙サイズを入力する段になって用紙サイズを知らないことに気付いたとしても、動作開始指示手段によって動作開始を図れば、第一設定手段の設定方法に応じた定形サイズが選ばれるので、給紙部に置かれている用紙を取り出してわざわざサイズを測ったり、直接入力するモードを解除して別のモードに変えたりすることなしに、殆どずれのない画像を簡単に得ることができるようになった。
請求項2の発明によれば、手差し給紙する用紙サイズを入力せず動作開始指示手段による動作開始を図れば、用紙サイズの入力表示警告が出てサイズ入力を忘れることがなくなる。しかし、その際用紙サイズを知らないことに気付いても、動作開始指示手段の再度の動作開始を図れば、第一設定手段の設定方法に応じた定形サイズで画像を形成することができるようになったので、用紙サイズの入力忘れも、用紙サイズの記憶忘れにも対応した操作性の良い画像形成装置を提供できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例を示す画像形成装置の要部の側面図である。
【図2】本発明の実施の形態例を示す手差し給紙部の開閉状態を説明する為の説明図である。
【図3】(A)は本発明の実施の形態例を示す手差し給紙部の幅ガイドを設定する為の説明図、(B)は本発明の実施の形態例を示す手差し給紙部の幅ガイドの設定位置検知を説明する為の説明図である。
【図4】画像形成装置の光学レンズ部の位置状態を示した説明図である。
【図5】画像形成装置の光学レンズ部の位置を移動させる要部の機構を示した説明図である。
【図6】本発明の実施の形態例を示す画像形成装置の表面操作部の要部を説明する説明図である。
【図7】手差し給紙部で不定形サイズを入力する画面を示した説明図である。
【符号の説明】
1 手差し給紙部
2 手差し検知手段、または、プッシュスイッチ
3 第一設定手段
4 第二設定手段
5 設定選択手段、または、手差し選択キー
6 動作開始指示手段、または、コピースタートキー
Claims (2)
- 手差し給紙機能を備えた画像形成装置において、手差しで供給する為の手差し給紙部と、上記手差し給紙部が選択されたか否かを検知する手差し検知手段と、上記手差し検知手段が上記手差し給紙部の選択を検知した時、上記手差し給紙部に供給された手差し給紙のサイズを幅ガイドの位置に応じてあらかじめ定められた段階的なサイズの中から一つのサイズを選択し設定する第一設定手段と、直接サイズを入力してサイズを設定する第二設定手段と、上記第一設定手段か第二設定手段かのどちらかの設定を選択する設定選択手段と、上記第一設定手段か第二設定手段かの設定に従って画像形成動作の開始を指示する動作開始指示手段と、上記第二設定手段が選択されていて、且つ手差し給紙のサイズを入力しないで上記動作開始指示手段を動作した場合、上記第一設定手段の設定に従って画像形成させる制御手段とを備えていることを特徴とする画像形成装置。
- 手差し給紙機能を備えた画像形成装置において、手差しで供給する為の手差し給紙部と、上記手差し給紙部が選択されたか否かを検知する手差し検知手段と、上記手差し検知手段が上記手差し給紙部の選択を検知した時、上記手差し給紙部に供給された手差し給紙のサイズを幅ガイドの位置に応じてあらかじめ定められた段階的なサイズの中から一つのサイズを選択し設定する第一設定手段と、直接サイズを入力してサイズを設定する第二設定手段と、上記第一設定手段か第二設定手段かのどちらかの設定を選択する設定選択手段と、上記第一設定手段か第二設定手段かの設定に従って画像形成動作の開始を指示する動作開始指示手段と、上記第二設定手段が選択されていて、且つ手差し給紙のサイズを入力しないで上記動作開始手段の指示を行った最初の場合は、上記第二設定手段の入力を行うように指示警告し、さらに手差し給紙のサイズを入力しないで上記動作開始指示手段を動作した場合は、上記第一設定手段の設定に従って画像形成させる制御手段とを備えていることを特徴とする画像形成装置。
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