JP2523275Y2 - 複写機の自動倍率選択装置 - Google Patents

複写機の自動倍率選択装置

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JP2523275Y2
JP2523275Y2 JP1990061464U JP6146490U JP2523275Y2 JP 2523275 Y2 JP2523275 Y2 JP 2523275Y2 JP 1990061464 U JP1990061464 U JP 1990061464U JP 6146490 U JP6146490 U JP 6146490U JP 2523275 Y2 JP2523275 Y2 JP 2523275Y2
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剛 吉村
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、原稿および記録紙の双方のサイズに合わせ
て複写倍率を自動的に選択する、複写機の自動倍率選択
装置に関する。
〔従来の技術〕
近年の複写機では、原稿台上に載置された原稿サイズ
を検出するスキャナが組み込まれており、このスキャナ
を活用することによりAPS(自動用紙選択)モード、ま
たはAMS(自動倍率選択)モードに基づいた変倍複写が
可能となっている。
APSモードは倍率が指定されることにより、スキャナ
が原稿台上の原稿サイズを検出し、指定された倍率に合
ったサイズの記録紙を自動的に選択して複写を行うもの
である。AMSモードは記録紙サイズが指定されることに
より、スキャナが原稿台上の原稿サイズを検出して記録
紙サイズに合った複写倍率を自動的に選択するモードで
ある。
これらAPSモードおよびAMSモードは原稿および記録紙
の双方が定形サイズでって、定形サイズ間での変倍を行
う場合を想定して開発された複写モードであり、定形サ
イズ間での変倍複写に、特に有用な手段として活用され
ている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところでデジタル複写機の開発、実用化に伴い、縦横
サイズの倍率を連続的に変化させることが可能となり、
定形サイズ以外の非定形サイズの原稿、記録紙の間で
も、サイズに適合した変倍複写が行われている。しかし
ながら、従来のAPSモードおよびAMSモードはアナログ光
学系であるために、縦横サイズの倍率を連続的に変化さ
せることができない。このため原稿および記録紙の双方
が非定形サイズの場合には、これらのサイズを測定して
倍率を算出する付加作業が必要となり、複写倍率の設定
が面倒となる。しかも倍率を誤って設定した場合には、
記録紙の画像が切れたり、記録紙に大きな余白ができ、
画像を良好に複写することができない問題を生じる。そ
こで本考案は、このような問題点を解決することを課題
としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため本考案は、記録紙の供給を行
う手差しトレーを有する複写機の自動倍率選択装置にお
いて、非定形の原稿および記録紙に対する変倍モードを
選択する非定形変倍モード選択手段と、変倍モードが選
択されたとき、原稿のサイズを検出してこのサイズデー
タを出力するとともに、記録紙のサイズを検出してこの
サイズデータを出力するサイズ検出手段と、このサイズ
検出検出手段から入力された原稿および記録紙のサイズ
データに基づいて複写倍率を算出する演算手段とを備
え、非定形変倍モード選択手段は、記録紙のサイズ指定
を行う変倍キーのキーイン信号と、手差しトレーの開放
信号とに基づいて変倍モードを選択するように構成され
ている。
〔作用〕
このような構成の複写機の自動倍率選択装置によれ
ば、非定形変倍モードの選択に基づいて、原稿および記
録紙のサイズを自動的に検出し、これらのサイズデータ
に基づいて適正な倍率を自動的に算出するようになって
いるため、煩雑なサイズ測定および面倒な倍率計算を不
要とすることができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について図面に基づいて説明す
る。第1図ないし第6図は、本考案による複写機の自動
倍率選択装置の一実施例を示す図である。
第1図は本考案を適用したデジタル複写機の一例の全
体構成を示す側面図である。この複写機は上部がスキャ
ナ部1、下部がプリンタ部2に大別されている。スキャ
ナ部1は原稿および記録紙を含めた用紙を載置する原稿
台3(第3図および第4図参照)が左右にスライドする
構造となっており、この原稿台3の下方には蛍光灯など
の光源4と、原稿台3上の用紙を反射した光の光路を形
成する複数のミラー5およびレンズ6と、光路終端で原
稿画像を読取るCCDなどの読取センサ7とが配設されて
いる。このスキャナ部1は原稿台3のスライドで読取セ
ンサ7が画像を読取ってラスタ信号とし、このラスタ信
号に各種画像処理を施してプリンタ部2に送出する。こ
の場合、スキャナ部1は原稿台3上に原稿がセットされ
ると、その原稿サイズを検出するとともに、原稿台3上
に記録紙がセットされると、その記録紙サイズを検出す
るサイズ検出手段ともなっている。
前記プリンタ部2はスキャナ部1からのラスタ信号に
基いて、画像を形成して記録紙に転写するものである。
このプリンタ部2はポリゴンミラー8の回転で偏光され
たレーザ光に基づいて静電潜像を形成するドラム状の感
光体9と、この感光体9の周囲に配設された現像器10、
転写チャージャ11、分離チャージャ12およびクリーニン
グユニット13と、記録紙に転写されたトナー像を加熱に
よって定着させる定着器14とを備えている。記録紙はプ
リンタ部2の右側に着脱自在に装着される給紙カセット
15からプリンタ部2に供給される。この給紙カセット15
にはA4、B4などの定形サイズの記録紙が収納されるもの
である。一方、定形サイズ以外の非定形サイズの記録紙
は手差しトレー16上に差し込まれることにより、プリン
タ部2に供給される。
第2図は手差しトレー16の斜視図を示し、記録紙のセ
ンタ決めを行うガイド16aが記録紙の幅に合わせて移動
調整されるようになっている。この手差しトレー16は不
使用時には閉じており、必要に応じて第2図矢示方向に
引いて開放させることにより、この信号がCPU(図示せ
ず)に出力されて、手差しトレー16からの記録紙供給モ
ードとなる。
第3図は前記スキャナ部1によって原稿台3上の用紙
のサイズを検出する構成を示す。同図(a)で示すよう
に、原稿台としてのコンタクトガラス3上には用紙(原
稿や記録紙)17が載置されているとともに、用紙17上に
は圧板18が覆っている。用紙17はコンタクトガラス3上
にセットされ、圧板18によって覆われることにより、外
部光の侵入のない状態でサイズが検出される。この場
合、圧板18下面は黄色に着色されており、この圧板18と
用紙17との濃度差に基いて用紙17の縦、横サイズが検出
される。かかる濃度差を明瞭にするため、読取センサ7
への光路内には黄色光をカットするフイルタ19が挿入さ
れている。図中、符号20は読取りの基準となる白色基準
板、21は用紙サイズ検出の基準となるサイズ検知用白色
板である。同図(b)はこのような構成のスキャナ部1
が走査することにより、原稿台3上の用紙17のサイズを
検出する波形図を示し、光源4の信号はフイルタ19によ
って、黄色部分(斜線ハッチング部分)がカッティング
されて、読取センサ7に入力される。これにより、読取
センサ7は同図(c)で示すように、ハイレベル信号の
入力部分に基づいて用紙のサイズを検出する。
第4図は用紙サイズを検出する他の例を示す。同図
(a)はその構成の断面図であり、第3図と同一の要素
は同一の符号で対応させてある。この検出例において
は、圧板18の下面が光源4からの光をほとんど反射する
鏡面となっており、原稿台3上の用紙17からの反射光の
光量との間に差異が生じるようになっている。同図
(b)はこの光量差に基づいて読取センサ7が用紙サイ
ズを検出する波形図を示し、ハイレベル信号部分が用紙
サイズとなっている。
第5図は上記複写機の操作パネルの一例を示し、操作
パネル21は右側にテンキー部22が配置され、中央に表示
部23が配置され、表示部23の左側にモード選択キー部24
が配置されている。表示部23は7セグメントLEDによっ
て複写枚数、複写倍率などを表示するとともに、記録紙
切れやジャムを図形表示するようになっている。モード
選択キー部24は複写のための各種モードを選択する複数
のキーが配設されており、この内、25はAMSモード選択
キーである。本実施例の複写機では、このAMSモード選
択キー25へのキーイン操作と、手差しトレー16の開放操
作とがなされることにより、非定形サイズの原稿および
記録紙に対する自動倍率設定が行われるようになってい
る。すなわち、AMSモード選択キー25のキーイン信号と
手差しトレー16の開放信号とのアンドに基づいて非定形
の原稿および記録紙に対する変倍モードの選択が行われ
るものであり、AMSモード選択キー25および手差しトレ
ー16は非定形変倍モード選択手段を構成している。
第6図は上記構成装置の動作を示すフローチャートを
示している。AMSモード選択キー25のキーインと手差し
トレー16の開放とにより、非定形原稿および非定形記録
紙への変倍モードとなる。まず、原稿台3上に原稿をセ
ットしてスタートキーを押釦すると、スキャナ部1がプ
レスキャンして原稿サイズを検出し、そのサイズが表示
されるとともに、この原稿サイズデータが演算手段に出
力される。次に原稿台3上に記録紙をセットしてスター
トキーを押釦する。これによりスキャナ部1がプレスキ
ャンして記録紙サイズを検出し、そのサイズが表示され
るとともに、この記録紙サイズが演算手段に出力され
る。演算手段では入力された原稿サイズデータおよび記
録紙サイズデータに基づいて、適正倍率を算出する。従
って、エンターキーを押釦するとともに、手差しトレー
16に記録紙をセットし、再度、スタートキーを押釦する
ことによって算出された倍率に基づいた複写が行われ
る。このような本実施例では、原稿および記録紙のサイ
ズを測定して複写倍率を算出する必要がないとともに、
適正倍率を自動的に設定して複写を行うため、画像切れ
や過剰な余白を生じることなく、適正な倍率での複写を
確実に行うことができる。
なお第6図においては、スキャナ部1による原稿およ
び記録紙のサイズの検出を行うことなく、エデイタから
原稿サイズおよび記録紙サイズを入力するようにしても
良く、マークエリア認識によって、これらのサイズを入
力しても良い。第7図はこのマークエリア認識の特性図
であり、レベルL1およびL2をあらかじめ設定しておき、
この範囲に入るマーカの幅が用紙サイズとなって検出さ
れるようになっている。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、原稿や記録紙の
サイズを測定して倍率を設定するという煩雑さがなくな
るとともに、オペレータの意思に沿って適正な倍率での
複写を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本考案による複写機の自動倍率選
択装置の一実施例を示す図であり、第1図は本考案が適
用される複写機としてのデジタル複写機の全体構成の側
面図、第2図は手差しトレーの開放状態の斜視図、第3
図(a)はサイズ検出手段の一例の断面図、第3図
(b),(c)はそれぞれサイズ検出を行う波形図、第
4図(a)はサイズ検出手段の他例の断面図、第4図
(b)はサイズ検出を行う波形図、第5図は操作パネル
の正面図、第6図は本考案の自動倍率選択装置の動作を
示すフローチャートである。第7図はサイズ検出をマー
クエリア認識で行う場合の波形図である。 1……スキャナ部(サイズ検出手段) 3……コンタクトガラス(原稿台) 16……手差しトレー 17……用紙(原稿や記録紙) 25……AMSモード選択キー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録紙の供給を行う手差しトレーを有する
    複写機の自動倍率選択装置において、非定形の原稿およ
    び記録紙に対する変倍モードを選択する非定形変倍モー
    ド選択手段と、前記変倍モードが選択されたとき、原稿
    のサイズを検出してこのサイズデータを出力するととも
    に、記録紙のサイズを検出してこのサイズデータを出力
    するサイズ検出手段と、このサイズ検出手段から入力さ
    れた原稿および記録紙のサイズデータに基づいて複写倍
    率を算出する演算手段とを備え、前記非定形変倍モード
    選択手段は、記録紙のサイズ指定を行う変倍キーのキー
    イン信号と、前記手差しトレーの開放信号とに基づいて
    前記変倍モードを選択することを特徴とする複写機の自
    動倍率選択装置。
JP1990061464U 1990-06-11 1990-06-11 複写機の自動倍率選択装置 Expired - Lifetime JP2523275Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS56101156A (en) * 1980-01-17 1981-08-13 Ricoh Co Ltd Copying apparatus
JPS6057865A (ja) * 1983-09-10 1985-04-03 Ricoh Co Ltd 複写機の手差しモ−ド制御方式
JPS6387440A (ja) * 1986-09-30 1988-04-18 Minolta Camera Co Ltd 複写機
JPH07111536B2 (ja) * 1987-03-03 1995-11-29 三田工業株式会社 画像形成装置における自動倍率設定装置

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