JP3129478B2 - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
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- JP3129478B2 JP3129478B2 JP03223775A JP22377591A JP3129478B2 JP 3129478 B2 JP3129478 B2 JP 3129478B2 JP 03223775 A JP03223775 A JP 03223775A JP 22377591 A JP22377591 A JP 22377591A JP 3129478 B2 JP3129478 B2 JP 3129478B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イメ−ジスキャナ,複
写機などの画像読取装置に関し、特に動作開始の制御に
関する。
写機などの画像読取装置に関し、特に動作開始の制御に
関する。
【0002】
【従来の技術】複写機などの画像読取装置においては、
原稿を載置する画像読取面のコンタクトガラス上に、そ
の面に対して開閉自在な圧板と呼ばれる覆い材が備えら
れている。この圧板は、原稿をその背面から押圧し、原
稿が浮かないようにそれを押さえる機能を果たす。従っ
て通常、オペレ−タが手動操作で原稿を位置決めしコピ
−処理する場合には、まず圧板を開き、原稿をコンタク
トガラス上に位置決めし、圧板を閉じた後にスタ−トキ
−を押す。原稿が多数存在する時には、その操作を繰り
返す必要がある。
原稿を載置する画像読取面のコンタクトガラス上に、そ
の面に対して開閉自在な圧板と呼ばれる覆い材が備えら
れている。この圧板は、原稿をその背面から押圧し、原
稿が浮かないようにそれを押さえる機能を果たす。従っ
て通常、オペレ−タが手動操作で原稿を位置決めしコピ
−処理する場合には、まず圧板を開き、原稿をコンタク
トガラス上に位置決めし、圧板を閉じた後にスタ−トキ
−を押す。原稿が多数存在する時には、その操作を繰り
返す必要がある。
【0003】このような手動操作による繰り返し複写処
理を簡単にするために、圧板の開閉を検出し、圧板が閉
になった時に自動的にコピ−動作をスタ−トする機能に
ついて、従来より様々な提案がある。例えば、特開昭6
1−35464号公報及び実開昭60−140051号
公報には、圧板閉操作の検出及び原稿有の検出に応答し
て自動的にコピ−動作を開始することが開示されてい
る。
理を簡単にするために、圧板の開閉を検出し、圧板が閉
になった時に自動的にコピ−動作をスタ−トする機能に
ついて、従来より様々な提案がある。例えば、特開昭6
1−35464号公報及び実開昭60−140051号
公報には、圧板閉操作の検出及び原稿有の検出に応答し
て自動的にコピ−動作を開始することが開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように圧板の開閉に応答してコピ−動作を自動的に開始
する機能を利用する場合、ミスコピ−が生じ易い。即
ち、オペレ−タが原稿を読取面に位置決めし圧板を閉じ
た後で操作ボ−ドのキ−を操作して複写条件を設定しよ
うとする場合に、前記機能が働いていると、複写条件が
設定される前にコピ−動作が開始されるので、原稿サイ
ズとコピ−サイズの不一致,期待しない複写倍率でのコ
ピ−などが生じる。このような不都合のため、前記機能
の存在価値は低く、実際の装置には採用されていないの
が実情である。
ように圧板の開閉に応答してコピ−動作を自動的に開始
する機能を利用する場合、ミスコピ−が生じ易い。即
ち、オペレ−タが原稿を読取面に位置決めし圧板を閉じ
た後で操作ボ−ドのキ−を操作して複写条件を設定しよ
うとする場合に、前記機能が働いていると、複写条件が
設定される前にコピ−動作が開始されるので、原稿サイ
ズとコピ−サイズの不一致,期待しない複写倍率でのコ
ピ−などが生じる。このような不都合のため、前記機能
の存在価値は低く、実際の装置には採用されていないの
が実情である。
【0005】従って本発明は、圧板の開閉に応答してコ
ピ−動作を自動的に開始する機能によって手動操作時の
操作性を高めるとともに、その機能の搭載によって生じ
るミスコピ−を確実に防止することを課題とする。
ピ−動作を自動的に開始する機能によって手動操作時の
操作性を高めるとともに、その機能の搭載によって生じ
るミスコピ−を確実に防止することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願の第1番の発明においては、透明な原稿台,該
原稿台上に載置される原稿の背面を押圧する開閉自在な
押圧部材,及び前記原稿台上の原稿の画像を読取る手
段、を含む画像読取装置において:前記原稿台上の原稿
のサイズを検出する原稿サイズ検出手段;出力サイズを
指定する出力サイズ指定手段;自動倍率設定モ−ドを指
定及び解除する自動倍率モ−ド指定手段;自動倍率設定
モ−ドが指定された時に、前記原稿サイズ検出手段の検
出した原稿サイズと前記出力サイズ指定手段によって指
定された出力サイズとに応じて画像処理倍率を自動的に
設定する倍率設定手段;前記押圧部材の開閉状態を検出
する開閉検出手段;自動スタ−トモ−ドを指定する自動
スタ−トモ−ド指定手段;及び前記自動スタ−トモ−ド
指定手段が操作された時に、前記自動倍率設定モ−ドで
あると自動スタ−トモ−ドの指定を受付け、そうでなけ
れば自動スタ−トモ−ドの指定を却下し、該自動スタ−
トモ−ドの指定を受付けた時には、前記開閉検出手段の
検出状態に応答して、自動的に原稿画像読取処理を開始
する、読取制御手段;を設ける。
め、本願の第1番の発明においては、透明な原稿台,該
原稿台上に載置される原稿の背面を押圧する開閉自在な
押圧部材,及び前記原稿台上の原稿の画像を読取る手
段、を含む画像読取装置において:前記原稿台上の原稿
のサイズを検出する原稿サイズ検出手段;出力サイズを
指定する出力サイズ指定手段;自動倍率設定モ−ドを指
定及び解除する自動倍率モ−ド指定手段;自動倍率設定
モ−ドが指定された時に、前記原稿サイズ検出手段の検
出した原稿サイズと前記出力サイズ指定手段によって指
定された出力サイズとに応じて画像処理倍率を自動的に
設定する倍率設定手段;前記押圧部材の開閉状態を検出
する開閉検出手段;自動スタ−トモ−ドを指定する自動
スタ−トモ−ド指定手段;及び前記自動スタ−トモ−ド
指定手段が操作された時に、前記自動倍率設定モ−ドで
あると自動スタ−トモ−ドの指定を受付け、そうでなけ
れば自動スタ−トモ−ドの指定を却下し、該自動スタ−
トモ−ドの指定を受付けた時には、前記開閉検出手段の
検出状態に応答して、自動的に原稿画像読取処理を開始
する、読取制御手段;を設ける。
【0007】また第2番の発明においては、透明な原稿
台,該原稿台上に載置される原稿の背面を押圧する開閉
自在な押圧部材,及び前記原稿台上の原稿の画像を読取
る手段、を含む画像読取装置において:前記原稿台上の
原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出手段;出力サイ
ズを指定する出力サイズ指定手段;自動倍率設定モ−ド
を指定及び解除する自動倍率モ−ド指定手段;自動倍率
設定モ−ドが指定された時に、前記原稿サイズ検出手段
の検出した原稿サイズと前記出力サイズ指定手段によっ
て指定された出力サイズとに応じて画像処理倍率を自動
的に設定する倍率設定手段;前記押圧部材の開閉状態を
検出する開閉検出手段;自動スタ−トモ−ドを指定する
自動スタ−トモ−ド指定手段;及び自動スタ−トモ−ド
である時に、前記自動倍率設定モ−ドであると前記開閉
検出手段の検出状態に応答して自動的に原稿画像読取処
理を開始し、該自動倍率設定モ−ドでない時には、原稿
画像読取処理の前記自動開始動作を禁止する、読取制御
手段;を設ける。
台,該原稿台上に載置される原稿の背面を押圧する開閉
自在な押圧部材,及び前記原稿台上の原稿の画像を読取
る手段、を含む画像読取装置において:前記原稿台上の
原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出手段;出力サイ
ズを指定する出力サイズ指定手段;自動倍率設定モ−ド
を指定及び解除する自動倍率モ−ド指定手段;自動倍率
設定モ−ドが指定された時に、前記原稿サイズ検出手段
の検出した原稿サイズと前記出力サイズ指定手段によっ
て指定された出力サイズとに応じて画像処理倍率を自動
的に設定する倍率設定手段;前記押圧部材の開閉状態を
検出する開閉検出手段;自動スタ−トモ−ドを指定する
自動スタ−トモ−ド指定手段;及び自動スタ−トモ−ド
である時に、前記自動倍率設定モ−ドであると前記開閉
検出手段の検出状態に応答して自動的に原稿画像読取処
理を開始し、該自動倍率設定モ−ドでない時には、原稿
画像読取処理の前記自動開始動作を禁止する、読取制御
手段;を設ける。
【0008】また第3番の発明においては、上記第2番
の発明において更に、前記読取制御手段が、前記自動ス
タ−トモ−ドである時に、前記自動倍率設定モ−ド以外
のモ−ドが指定された場合には、該自動スタ−トモ−ド
を自動的に解除するように構成する。
の発明において更に、前記読取制御手段が、前記自動ス
タ−トモ−ドである時に、前記自動倍率設定モ−ド以外
のモ−ドが指定された場合には、該自動スタ−トモ−ド
を自動的に解除するように構成する。
【0009】また第4番の発明においては、透明な原稿
台,該原稿台上に載置される原稿の背面を押圧する開閉
自在な押圧部材,及び前記原稿台上の原稿の画像を読取
る手段、を含む画像読取装置において:前記原稿台上の
原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出手段;出力サイ
ズを指定する出力サイズ指定手段;自動出力サイズモ−
ドを指定及び解除する自動出力サイズモ−ド指定手段;
自動出力サイズモ−ドが指定された時に、前記原稿サイ
ズ検出手段の検出した原稿サイズに応じて出力サイズを
自動的に決定する、自動出力サイズ設定手段;前記押圧
部材の開閉状態を検出する開閉検出手段;自動スタ−ト
モ−ドを指定する自動スタ−トモ−ド指定手段;及び前
記自動スタ−トモ−ド指定手段が操作された時に、前記
自動出力サイズモ−ドであると自動スタ−トモ−ドの指
定を受付け、そうでなければ自動スタ−トモ−ドの指定
を却下し、該自動スタ−トモ−ドの指定を受付けた時に
は、前記開閉検出手段の検出状態に応答して、自動的に
原稿画像読取処理を開始する、読取制御手段;を設け
る。
台,該原稿台上に載置される原稿の背面を押圧する開閉
自在な押圧部材,及び前記原稿台上の原稿の画像を読取
る手段、を含む画像読取装置において:前記原稿台上の
原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出手段;出力サイ
ズを指定する出力サイズ指定手段;自動出力サイズモ−
ドを指定及び解除する自動出力サイズモ−ド指定手段;
自動出力サイズモ−ドが指定された時に、前記原稿サイ
ズ検出手段の検出した原稿サイズに応じて出力サイズを
自動的に決定する、自動出力サイズ設定手段;前記押圧
部材の開閉状態を検出する開閉検出手段;自動スタ−ト
モ−ドを指定する自動スタ−トモ−ド指定手段;及び前
記自動スタ−トモ−ド指定手段が操作された時に、前記
自動出力サイズモ−ドであると自動スタ−トモ−ドの指
定を受付け、そうでなければ自動スタ−トモ−ドの指定
を却下し、該自動スタ−トモ−ドの指定を受付けた時に
は、前記開閉検出手段の検出状態に応答して、自動的に
原稿画像読取処理を開始する、読取制御手段;を設け
る。
【0010】また第5番の発明においては、透明な原稿
台,該原稿台上に載置される原稿の背面を押圧する開閉
自在な押圧部材,及び前記原稿台上の原稿の画像を読取
る手段、を含む画像読取装置において:前記原稿台上の
原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出手段;出力サイ
ズを指定する出力サイズ指定手段;自動出力サイズモ−
ドを指定及び解除する自動出力サイズモ−ド指定手段;
自動出力サイズモ−ドが指定された時に、前記原稿サイ
ズ検出手段の検出した原稿サイズに応じて出力サイズを
自動的に決定する、自動出力サイズ設定手段;前記押圧
部材の開閉状態を検出する開閉検出手段;自動スタ−ト
モ−ドを指定する自動スタ−トモ−ド指定手段;及び自
動スタ−トモ−ドである時に、前記自動出力サイズモ−
ドであると前記開閉検出手段の検出状態に応答して自動
的に原稿画像読取処理を開始し、該自動出力サイズモ−
ドでない時には、原稿画像読取処理の前記自動開始動作
を禁止する、読取制御手段;を設ける。
台,該原稿台上に載置される原稿の背面を押圧する開閉
自在な押圧部材,及び前記原稿台上の原稿の画像を読取
る手段、を含む画像読取装置において:前記原稿台上の
原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出手段;出力サイ
ズを指定する出力サイズ指定手段;自動出力サイズモ−
ドを指定及び解除する自動出力サイズモ−ド指定手段;
自動出力サイズモ−ドが指定された時に、前記原稿サイ
ズ検出手段の検出した原稿サイズに応じて出力サイズを
自動的に決定する、自動出力サイズ設定手段;前記押圧
部材の開閉状態を検出する開閉検出手段;自動スタ−ト
モ−ドを指定する自動スタ−トモ−ド指定手段;及び自
動スタ−トモ−ドである時に、前記自動出力サイズモ−
ドであると前記開閉検出手段の検出状態に応答して自動
的に原稿画像読取処理を開始し、該自動出力サイズモ−
ドでない時には、原稿画像読取処理の前記自動開始動作
を禁止する、読取制御手段;を設ける。
【0011】
【作用】第1番の発明においては、自動倍率モ−ド指定
手段を操作することによって、自動倍率モ−ドにするこ
とができる。このモ−ドにおいては、画像処理倍率(画
像読取倍率,コピ−倍率等)が検出された原稿サイズと
選択された出力サイズ(読取後画像サイズ,コピ−用紙
サイズ等)とに応じて自動的に決定される。そして、こ
の自動倍率モ−ドがオンの時には、自動スタ−トモ−ド
指定手段の操作に応答して自動スタ−トモ−ドの指定を
受付けるが、自動倍率モ−ドがオフの時には自動スタ−
トモ−ドの指定を却下する。そして自動スタ−トモ−ド
の指定を受付けた時(該モ−ドがオンの時)には、開閉
検出手段の検出状態に基づいて、即ち押圧部材(圧板)
が閉じる毎に、原稿画像読取処理(コピ−処理)を自動
的にスタ−トする。
手段を操作することによって、自動倍率モ−ドにするこ
とができる。このモ−ドにおいては、画像処理倍率(画
像読取倍率,コピ−倍率等)が検出された原稿サイズと
選択された出力サイズ(読取後画像サイズ,コピ−用紙
サイズ等)とに応じて自動的に決定される。そして、こ
の自動倍率モ−ドがオンの時には、自動スタ−トモ−ド
指定手段の操作に応答して自動スタ−トモ−ドの指定を
受付けるが、自動倍率モ−ドがオフの時には自動スタ−
トモ−ドの指定を却下する。そして自動スタ−トモ−ド
の指定を受付けた時(該モ−ドがオンの時)には、開閉
検出手段の検出状態に基づいて、即ち押圧部材(圧板)
が閉じる毎に、原稿画像読取処理(コピ−処理)を自動
的にスタ−トする。
【0012】従って第1番の発明では、予め自動スタ−
トモ−ドをオンにしておけば、処理を実施する毎にスタ
−トキ−を操作する必要がなく、圧板の開閉を実施する
毎に動作が自動的に開始される。しかも、自動スタ−ト
モ−ドがオンになるのは、自動倍率モ−ドがオンの時に
限定されているので、仮にコピ−条件を何も設定せずに
原稿を位置決めし圧板を閉じ、それに応答してコピ−動
作が開始されたとしても、常に画像処理倍率は適正にな
るので、ミスコピ−の発生は防止される。
トモ−ドをオンにしておけば、処理を実施する毎にスタ
−トキ−を操作する必要がなく、圧板の開閉を実施する
毎に動作が自動的に開始される。しかも、自動スタ−ト
モ−ドがオンになるのは、自動倍率モ−ドがオンの時に
限定されているので、仮にコピ−条件を何も設定せずに
原稿を位置決めし圧板を閉じ、それに応答してコピ−動
作が開始されたとしても、常に画像処理倍率は適正にな
るので、ミスコピ−の発生は防止される。
【0013】第2番の発明においては、第1番の発明と
同様に、自動倍率モ−ド指定手段を操作することによっ
て、自動倍率モ−ドにすることができる。また、自動ス
タ−トモ−ド指定手段を操作することによって、自動ス
タ−トモ−ドを指定することができる。但し、自動スタ
−トモ−ドがオンの時であっても、自動倍率設定モ−ド
がオンになっていない時には、原稿画像読取処理は自動
的に開始しない。従って、仮にオペレ−タがコピ−条件
を何も設定せずに原稿を位置決めし圧板を閉じたとして
も、通常はそれに応答してコピ−動作が直ちに開始され
ることはなく、自動倍率モ−ド指定手段を操作して自動
倍率モ−ドをオンにした後でコピ−動作が開始される。
勿論、最初から自動倍率モ−ドがオンであれば、圧板を
閉じた直後に動作が自動的に開始される。従って、ミス
コピ−の発生は防止される。
同様に、自動倍率モ−ド指定手段を操作することによっ
て、自動倍率モ−ドにすることができる。また、自動ス
タ−トモ−ド指定手段を操作することによって、自動ス
タ−トモ−ドを指定することができる。但し、自動スタ
−トモ−ドがオンの時であっても、自動倍率設定モ−ド
がオンになっていない時には、原稿画像読取処理は自動
的に開始しない。従って、仮にオペレ−タがコピ−条件
を何も設定せずに原稿を位置決めし圧板を閉じたとして
も、通常はそれに応答してコピ−動作が直ちに開始され
ることはなく、自動倍率モ−ド指定手段を操作して自動
倍率モ−ドをオンにした後でコピ−動作が開始される。
勿論、最初から自動倍率モ−ドがオンであれば、圧板を
閉じた直後に動作が自動的に開始される。従って、ミス
コピ−の発生は防止される。
【0014】第3番の発明においては、第2番の発明に
おいて更に、前記自動スタ−トモ−ドである時に、前記
自動倍率設定モ−ド以外のモ−ド(例えばマニュアル倍
率指定モ−ド)が指定された場合には、自動スタ−トモ
−ドが自動的に解除される。従って、例えば誤ったキ−
操作によって自動スタ−トモ−ドがオンになった場合
や、前の使用者が自動スタ−トモ−ドをオンにしたまま
の状態で新しいオペレ−タがそのモ−ドに気づかずに装
置を使用しようとしても、何かのモ−ド指定によって自
動スタ−トモ−ドが自動的に解除されるので、新しいオ
ペレ−タが期待しない自動スタ−トモ−ドによってミス
コピ−が生じるのを防止しうる。
おいて更に、前記自動スタ−トモ−ドである時に、前記
自動倍率設定モ−ド以外のモ−ド(例えばマニュアル倍
率指定モ−ド)が指定された場合には、自動スタ−トモ
−ドが自動的に解除される。従って、例えば誤ったキ−
操作によって自動スタ−トモ−ドがオンになった場合
や、前の使用者が自動スタ−トモ−ドをオンにしたまま
の状態で新しいオペレ−タがそのモ−ドに気づかずに装
置を使用しようとしても、何かのモ−ド指定によって自
動スタ−トモ−ドが自動的に解除されるので、新しいオ
ペレ−タが期待しない自動スタ−トモ−ドによってミス
コピ−が生じるのを防止しうる。
【0015】第4番の発明においては、自動出力サイズ
モ−ド指定手段を操作することによって自動出力サイズ
モ−ドにすることができる。自動出力サイズモ−ドにお
いては、検出した原稿サイズに応じて出力サイズが自動
的に決定される。そして、この自動出力サイズモ−ドが
オンの時には、自動スタ−トモ−ド指定手段の操作に応
答して自動スタ−トモ−ドの指定を受付けるが、自動出
力サイズモ−ドがオフの時には自動スタ−トモ−ドの指
定を却下する。そして自動スタ−トモ−ドの指定を受付
けた時(該モ−ドがオンの時)には、開閉検出手段の検
出状態に基づいて、即ち押圧部材(圧板)が閉じる毎
に、原稿画像読取処理(コピ−処理)を自動的にスタ−
トする。
モ−ド指定手段を操作することによって自動出力サイズ
モ−ドにすることができる。自動出力サイズモ−ドにお
いては、検出した原稿サイズに応じて出力サイズが自動
的に決定される。そして、この自動出力サイズモ−ドが
オンの時には、自動スタ−トモ−ド指定手段の操作に応
答して自動スタ−トモ−ドの指定を受付けるが、自動出
力サイズモ−ドがオフの時には自動スタ−トモ−ドの指
定を却下する。そして自動スタ−トモ−ドの指定を受付
けた時(該モ−ドがオンの時)には、開閉検出手段の検
出状態に基づいて、即ち押圧部材(圧板)が閉じる毎
に、原稿画像読取処理(コピ−処理)を自動的にスタ−
トする。
【0016】従って第4番の発明では、予め自動スタ−
トモ−ドをオンにしておけば、処理を実施する毎にスタ
−トキ−を操作する必要がなく、圧板の開閉を実施する
毎に動作が自動的に開始される。しかも、自動スタ−ト
モ−ドがオンになるのは、自動出力サイズモ−ドがオン
の時に限定されているので、仮にコピ−条件を何も設定
せずに原稿を位置決めし圧板を閉じ、それに応答してコ
ピ−動作が開始されたとしても、常に出力サイズが適正
になり、画像よりも大きな用紙が選択されることはな
く、ミスコピ−の発生は防止される。
トモ−ドをオンにしておけば、処理を実施する毎にスタ
−トキ−を操作する必要がなく、圧板の開閉を実施する
毎に動作が自動的に開始される。しかも、自動スタ−ト
モ−ドがオンになるのは、自動出力サイズモ−ドがオン
の時に限定されているので、仮にコピ−条件を何も設定
せずに原稿を位置決めし圧板を閉じ、それに応答してコ
ピ−動作が開始されたとしても、常に出力サイズが適正
になり、画像よりも大きな用紙が選択されることはな
く、ミスコピ−の発生は防止される。
【0017】第5番の発明においては、第4番の発明と
同様に、自動出力サイズモ−ド指定手段を操作すること
によって自動出力サイズモ−ドにすることができる。ま
た、自動スタ−トモ−ド指定手段を操作することによっ
て、自動スタ−トモ−ドを指定することができる。但
し、自動スタ−トモ−ドがオンの時であっても、自動出
力サイズモ−ドがオンになっていない時には、原稿画像
読取処理は自動的に開始しない。従って、仮にオペレ−
タがコピ−条件を何も設定せずに原稿を位置決めし圧板
を閉じたとしても、通常はそれに応答してコピ−動作が
直ちに開始されることはなく、自動出力サイズモ−ド指
定手段を操作して自動出力サイズモ−ドをオンにした後
でコピ−動作が開始される。勿論、最初から自動出力サ
イズモ−ドがオンであれば、圧板を閉じた直後に動作が
自動的に開始される。いずれにしても、ミスコピ−の発
生は防止される。
同様に、自動出力サイズモ−ド指定手段を操作すること
によって自動出力サイズモ−ドにすることができる。ま
た、自動スタ−トモ−ド指定手段を操作することによっ
て、自動スタ−トモ−ドを指定することができる。但
し、自動スタ−トモ−ドがオンの時であっても、自動出
力サイズモ−ドがオンになっていない時には、原稿画像
読取処理は自動的に開始しない。従って、仮にオペレ−
タがコピ−条件を何も設定せずに原稿を位置決めし圧板
を閉じたとしても、通常はそれに応答してコピ−動作が
直ちに開始されることはなく、自動出力サイズモ−ド指
定手段を操作して自動出力サイズモ−ドをオンにした後
でコピ−動作が開始される。勿論、最初から自動出力サ
イズモ−ドがオンであれば、圧板を閉じた直後に動作が
自動的に開始される。いずれにしても、ミスコピ−の発
生は防止される。
【0018】
【実施例】図1に本発明を実施する一形式の複写機の機
構部の構成を示す。この複写機は、デジタルカラ−複写
機である。図1を参照すると、この複写機は上方に配置
されたイメ−ジスキャナ100とその下方に配置された
プリンタ200を含んでいる。イメ−ジスキャナ100
の画像読取面には、原稿台として機能する透明なコンタ
クトガラス1が設けられており、その上方には開閉自在
な圧板50が配置されている。圧板50の内側の面、つ
まり原稿背面と対向する部分は白色になっている。コン
タクトガラス1の下方には、光学走査系が設けられてい
る。この光学走査系には、露光ランプ2及びミラ−3を
含む第1キャリッジ,ミラ−4及び5を含む第2キャリ
ッジ,及びレンズ6とイメ−ジセンサ7を含む受光ユニ
ットが備わっており、第1キャリッジ及び第2キャリッ
ジは副走査のためにそれぞれ図面の左右方向に機械的に
駆動される。露光ランプ2から出た光は、原稿面又は圧
板50内側の面で反射し、その反射光がミラ−3,4,
5及びレンズ6を通ってイメ−ジセンサ7に入射する。
この例では、イメ−ジセンサ7は分光器と3つの一次元
CCDイメ−ジセンサを備えており、入射する光をR
(レッド),G(グリ−ン)及びB(ブル−)の3原色
に分光し、各波長領域の光を各々独立したCCDイメ−
ジセンサで画素単位に検出する。
構部の構成を示す。この複写機は、デジタルカラ−複写
機である。図1を参照すると、この複写機は上方に配置
されたイメ−ジスキャナ100とその下方に配置された
プリンタ200を含んでいる。イメ−ジスキャナ100
の画像読取面には、原稿台として機能する透明なコンタ
クトガラス1が設けられており、その上方には開閉自在
な圧板50が配置されている。圧板50の内側の面、つ
まり原稿背面と対向する部分は白色になっている。コン
タクトガラス1の下方には、光学走査系が設けられてい
る。この光学走査系には、露光ランプ2及びミラ−3を
含む第1キャリッジ,ミラ−4及び5を含む第2キャリ
ッジ,及びレンズ6とイメ−ジセンサ7を含む受光ユニ
ットが備わっており、第1キャリッジ及び第2キャリッ
ジは副走査のためにそれぞれ図面の左右方向に機械的に
駆動される。露光ランプ2から出た光は、原稿面又は圧
板50内側の面で反射し、その反射光がミラ−3,4,
5及びレンズ6を通ってイメ−ジセンサ7に入射する。
この例では、イメ−ジセンサ7は分光器と3つの一次元
CCDイメ−ジセンサを備えており、入射する光をR
(レッド),G(グリ−ン)及びB(ブル−)の3原色
に分光し、各波長領域の光を各々独立したCCDイメ−
ジセンサで画素単位に検出する。
【0019】イメ−ジスキャナ100によって読取られ
た画像情報は、所定の画像処理を施された後、プリンタ
200に入力されコピ−画像を形成する。なおこの例で
は、イメ−ジスキャナ100はカラ−画像再現のために
1つのコピ−サイクルあたり4回の画像読取りを行な
い、プリンタ200はC(シアン),M(マゼンタ)及
びY(イエロ−)及びBK(ブラック)の各色の記録を
順次に行ないフルカラ−画像を再現する。プリンタ20
0の画像書込ユニットには、レ−ザ光源9,ポリゴンミ
ラ−スキャナ10,fθレンズ11,ミラ−12,及び
防塵ガラス45が設けられている。レ−ザ光源9からは
記録すべき画像の各画素の記録/非記録に対応する二値
信号で変調されたレ−ザ光が発射され、このレ−ザ光が
ポリゴンミラ−スキャナ10で反射し、fθレンズ1
1,ミラ−12及び防塵ガラス45を通って感光体ドラ
ム8の表面に結像される。
た画像情報は、所定の画像処理を施された後、プリンタ
200に入力されコピ−画像を形成する。なおこの例で
は、イメ−ジスキャナ100はカラ−画像再現のために
1つのコピ−サイクルあたり4回の画像読取りを行な
い、プリンタ200はC(シアン),M(マゼンタ)及
びY(イエロ−)及びBK(ブラック)の各色の記録を
順次に行ないフルカラ−画像を再現する。プリンタ20
0の画像書込ユニットには、レ−ザ光源9,ポリゴンミ
ラ−スキャナ10,fθレンズ11,ミラ−12,及び
防塵ガラス45が設けられている。レ−ザ光源9からは
記録すべき画像の各画素の記録/非記録に対応する二値
信号で変調されたレ−ザ光が発射され、このレ−ザ光が
ポリゴンミラ−スキャナ10で反射し、fθレンズ1
1,ミラ−12及び防塵ガラス45を通って感光体ドラ
ム8の表面に結像される。
【0020】感光体ドラム8の周辺には、クリ−ニング
ユニット42,除電ランプ43,メインチャ−ジャ4
4,現像ユニット14,転写ベルト15,転写チャ−ジ
ャ16等が設けられている。感光体ドラム8の表面は、
まずメインチャ−ジャ44によって均一に所定の高電位
に帯電する。この面に画像に対応するレ−ザ光が照射さ
れると、表面電位が変化し、画像つまりレ−ザ光のオン
/オフに応じて電位分布が形成される。この電位分布、
即ち静電潜像が現像ユニット14を通ると、4つある現
像器13C,13M,13Y及び13Bのうち選択され
たものが保持する色のトナ−が電位の高低に応じて付着
し、可視像が形成される。感光体ドラム8上に形成され
た可視像、つまりトナ−像は、転写チャ−ジャ16によ
って転写ベルト15上に転写される。4回の画像形成に
よって、転写ベルト15上にはC,M,Y及びBKの4
色のトナ−像が重なって形成される。更に、給紙カセッ
ト17又は18から給紙される転写紙が、レジストロ−
ラ22を介して転写ベルト15上に送り込まれ、転写ベ
ルト15上のトナ−像は転写チャ−ジャ23,24によ
って転写紙に転写する。トナ−像が転写された転写紙
は、分離チャ−ジャ25によって転写ベルト15から分
離され、定着ロ−ラ26を通ってトナ−像を定着した
後、排紙経路へ向かう。
ユニット42,除電ランプ43,メインチャ−ジャ4
4,現像ユニット14,転写ベルト15,転写チャ−ジ
ャ16等が設けられている。感光体ドラム8の表面は、
まずメインチャ−ジャ44によって均一に所定の高電位
に帯電する。この面に画像に対応するレ−ザ光が照射さ
れると、表面電位が変化し、画像つまりレ−ザ光のオン
/オフに応じて電位分布が形成される。この電位分布、
即ち静電潜像が現像ユニット14を通ると、4つある現
像器13C,13M,13Y及び13Bのうち選択され
たものが保持する色のトナ−が電位の高低に応じて付着
し、可視像が形成される。感光体ドラム8上に形成され
た可視像、つまりトナ−像は、転写チャ−ジャ16によ
って転写ベルト15上に転写される。4回の画像形成に
よって、転写ベルト15上にはC,M,Y及びBKの4
色のトナ−像が重なって形成される。更に、給紙カセッ
ト17又は18から給紙される転写紙が、レジストロ−
ラ22を介して転写ベルト15上に送り込まれ、転写ベ
ルト15上のトナ−像は転写チャ−ジャ23,24によ
って転写紙に転写する。トナ−像が転写された転写紙
は、分離チャ−ジャ25によって転写ベルト15から分
離され、定着ロ−ラ26を通ってトナ−像を定着した
後、排紙経路へ向かう。
【0021】図1の複写機の上面操作部には、図2に示
すような操作ボ−ドが配置されている。図2を参照する
と、この操作ボ−ドには多数のキ−スイッチと多数の表
示器が備わっている。即ち、代表的なものとしては、自
動スタ−トモ−ドキ−70,割り込みコピ−の設定・解
除を行なう割り込みキ−72,割り込みコピ−状態を示
す割り込み表示73,置数確認キ−74,テンキ−7
5,各種情報を表示する表示パネル76,両面モ−ドキ
−77,両面モ−ドの状態を表示する両面表示78,綴
代調整キ−79,綴代の寸法を表示する綴代寸法表示8
0,APS(自動用紙選択)モ−ドキ−81,自動用紙
選択モ−ド表示83,AMS(自動倍率選択)モ−ドキ
−89,ズ−ム変倍キ−93,縮小キ−97,拡大キ−
98,等倍指定キ−99,用紙選択キ−100,濃淡調
節キ−101,自動濃度調節モ−ドキ−102,クリア
/ストップキ−103,プリントスタ−トキ−104,
エンタ−キ−105,メッセ−ジ表示器106及び数値
表示器107が備わっている。これらのキ−スイッチ及
び表示器の大部分は従来より良く知られているものであ
るので、一部分のもののみその機能を説明する。
すような操作ボ−ドが配置されている。図2を参照する
と、この操作ボ−ドには多数のキ−スイッチと多数の表
示器が備わっている。即ち、代表的なものとしては、自
動スタ−トモ−ドキ−70,割り込みコピ−の設定・解
除を行なう割り込みキ−72,割り込みコピ−状態を示
す割り込み表示73,置数確認キ−74,テンキ−7
5,各種情報を表示する表示パネル76,両面モ−ドキ
−77,両面モ−ドの状態を表示する両面表示78,綴
代調整キ−79,綴代の寸法を表示する綴代寸法表示8
0,APS(自動用紙選択)モ−ドキ−81,自動用紙
選択モ−ド表示83,AMS(自動倍率選択)モ−ドキ
−89,ズ−ム変倍キ−93,縮小キ−97,拡大キ−
98,等倍指定キ−99,用紙選択キ−100,濃淡調
節キ−101,自動濃度調節モ−ドキ−102,クリア
/ストップキ−103,プリントスタ−トキ−104,
エンタ−キ−105,メッセ−ジ表示器106及び数値
表示器107が備わっている。これらのキ−スイッチ及
び表示器の大部分は従来より良く知られているものであ
るので、一部分のもののみその機能を説明する。
【0022】自動スタ−トモ−ドキ−70は、自動スタ
−トモ−ドを指定するのに利用される。自動スタ−トモ
−ドにおいては、コピ−を開始する時にプリントスタ−
トキ−104を押下する必要がなく、圧板50を閉じる
毎に、自動的にコピ−動作が開始される。APSモ−ド
キ−81は、APSモ−ドを指定するのに利用される。
通常、使用する用紙(転写紙)の選択は、用紙選択キ−
100の操作で給紙系を切換えることによって行なわれ
るが、APSモ−ドでは、コンタクトガラス1上に載置
される原稿のサイズを検出し、そのサイズと同一サイズ
の用紙を保持する給紙系が自動的に選択される。また、
AMSモ−ドキ−89は、AMSモ−ドを指定するのに
利用される。通常、コピ−倍率は、ズ−ム変倍キ−9
3,縮小キ−97,拡大キ−98,又は等倍指定キ−9
9の操作によってオペレ−タが指定するが、AMSモ−
ドでは、コンタクトガラス1上に載置される原稿のサイ
ズを検出し、またその時選択された給紙系に保持された
用紙(転写紙)のサイズを検出し、原稿の画像サイズを
転写紙サイズに合わせるように、コピ−倍率が自動的に
選択される。
−トモ−ドを指定するのに利用される。自動スタ−トモ
−ドにおいては、コピ−を開始する時にプリントスタ−
トキ−104を押下する必要がなく、圧板50を閉じる
毎に、自動的にコピ−動作が開始される。APSモ−ド
キ−81は、APSモ−ドを指定するのに利用される。
通常、使用する用紙(転写紙)の選択は、用紙選択キ−
100の操作で給紙系を切換えることによって行なわれ
るが、APSモ−ドでは、コンタクトガラス1上に載置
される原稿のサイズを検出し、そのサイズと同一サイズ
の用紙を保持する給紙系が自動的に選択される。また、
AMSモ−ドキ−89は、AMSモ−ドを指定するのに
利用される。通常、コピ−倍率は、ズ−ム変倍キ−9
3,縮小キ−97,拡大キ−98,又は等倍指定キ−9
9の操作によってオペレ−タが指定するが、AMSモ−
ドでは、コンタクトガラス1上に載置される原稿のサイ
ズを検出し、またその時選択された給紙系に保持された
用紙(転写紙)のサイズを検出し、原稿の画像サイズを
転写紙サイズに合わせるように、コピ−倍率が自動的に
選択される。
【0023】図1の複写機の電装部の構成概要を図3に
示す。図3を参照して説明する。この複写機の全体の処
理は、マイクロコンピュ−タを内蔵した複写プロセス制
御ユニット310によって制御される。この複写プロセ
ス制御ユニット310には、様々なユニット320,5
1,52,53,54,55,56,57,58,5
9,及び60が接続されている。イメ−ジセンサ7で読
み取った画像情報は、画像処理ユニット51で所定の処
理を受けた後、レ−ザ書込ユニット52に印加される。
ヒ−タ制御ユニット53は、定着器のヒ−タ熱量を制御
して定着ロ−ラ26を所定の定着温度に維持する。ラン
プ制御ユニット54は、露光ランプ2に印加する電圧を
制御し、原稿の露光量を一定に維持する。スキャナモ−
タユニット55は、光学走査系に設けられた電気モ−タ
を制御して、前記第1及び第2キャリッジを駆動し、そ
れを副走査する。レンズユニット56は、光学走査系の
レンズ6に結合された電気モ−タを制御して該レンズの
倍率を調整し、主走査方向のコピ−倍率を調整する。な
お副走査方向のコピ−倍率は、光学走査系の副走査の駆
動速度を調整することによって変更される。クラッチ/
ソレノイドユニット57は、給紙系,搬送系など装置の
各駆動部に設けられたクラッチやソレノイドをオン/オ
フ制御する。
示す。図3を参照して説明する。この複写機の全体の処
理は、マイクロコンピュ−タを内蔵した複写プロセス制
御ユニット310によって制御される。この複写プロセ
ス制御ユニット310には、様々なユニット320,5
1,52,53,54,55,56,57,58,5
9,及び60が接続されている。イメ−ジセンサ7で読
み取った画像情報は、画像処理ユニット51で所定の処
理を受けた後、レ−ザ書込ユニット52に印加される。
ヒ−タ制御ユニット53は、定着器のヒ−タ熱量を制御
して定着ロ−ラ26を所定の定着温度に維持する。ラン
プ制御ユニット54は、露光ランプ2に印加する電圧を
制御し、原稿の露光量を一定に維持する。スキャナモ−
タユニット55は、光学走査系に設けられた電気モ−タ
を制御して、前記第1及び第2キャリッジを駆動し、そ
れを副走査する。レンズユニット56は、光学走査系の
レンズ6に結合された電気モ−タを制御して該レンズの
倍率を調整し、主走査方向のコピ−倍率を調整する。な
お副走査方向のコピ−倍率は、光学走査系の副走査の駆
動速度を調整することによって変更される。クラッチ/
ソレノイドユニット57は、給紙系,搬送系など装置の
各駆動部に設けられたクラッチやソレノイドをオン/オ
フ制御する。
【0024】センサユニット58は、装置各部に設けら
れた様々なセンサを含み、それらが出力する信号に対し
て増幅,波形整形等の処理を実施し、処理した信号を複
写プロセス制御ユニット310に印加する。このセンサ
ユニット58に含まれるセンサとしては、例えば、圧板
50の開閉状態を検出する圧板センサ,各転写紙給紙系
(17,18)の転写紙サイズを検出する転写紙サイズ
センサ,光学走査系の走査位置を検出する位置センサ,
転写紙搬送路上の各部に配置されるペ−パセンサ等があ
る。この実施例では、圧板センサは圧板50に内蔵した
図示しない感圧センサで構成してあり、図4に示すよう
に圧板50を持ち上げるとセンサがオフし、図1に示す
ように圧板50をコンタクトガラス1上に乗せると、そ
の下面が圧板の自重で押圧され、センサがオンする。転
写紙サイズセンサは、各転写紙給紙系に装着される給紙
カセットに付加された識別板(図示せず)の形状を識別
することによってカセットの種類を検出する。予めカセ
ットの種類に応じてそれに装填する転写紙のサイズを統
一しておくことにより、転写紙サイズセンサは、転写紙
のサイズを検出できる。なおこの実施例では、コンタク
トガラス1上での原稿の有無,及びコンタクトガラス1
上に載置される原稿のサイズを検出しているが、それら
はイメ−ジセンサ7が出力する信号を処理することによ
って検出されるので、他に特別なセンサは設けられてい
ない。 図3の複写プロセス制御ユニット310の処理
の概略を図5に示す。図5を参照して説明する。電源が
オンすると、まず制御ユニット310自身の初期化(R
AMクリア,各種モ−ド設定,出力ポ−トの状態設定
等)を実行し、次に複写機を動作可能にするための各種
初期設定(複写モ−ド設定,タイマ設定等々)を実行す
る。続いて、待機モ−ド処理を実行する。待機モ−ド処
理では、各種センサが出力する信号の読取り及び操作ボ
−ドのキ−スイッチの状態読取りを実行し、各種出力機
器のオン/オフ制御を実行し、異常チェックを実行し、
読取った信号の判別処理を実行し、更にタイマ処理及び
表示処理を実行する。コピ−可能な状態になるまで、待
機モ−ド処理が繰り返し実行され、複写機は待機状態を
継続する。
れた様々なセンサを含み、それらが出力する信号に対し
て増幅,波形整形等の処理を実施し、処理した信号を複
写プロセス制御ユニット310に印加する。このセンサ
ユニット58に含まれるセンサとしては、例えば、圧板
50の開閉状態を検出する圧板センサ,各転写紙給紙系
(17,18)の転写紙サイズを検出する転写紙サイズ
センサ,光学走査系の走査位置を検出する位置センサ,
転写紙搬送路上の各部に配置されるペ−パセンサ等があ
る。この実施例では、圧板センサは圧板50に内蔵した
図示しない感圧センサで構成してあり、図4に示すよう
に圧板50を持ち上げるとセンサがオフし、図1に示す
ように圧板50をコンタクトガラス1上に乗せると、そ
の下面が圧板の自重で押圧され、センサがオンする。転
写紙サイズセンサは、各転写紙給紙系に装着される給紙
カセットに付加された識別板(図示せず)の形状を識別
することによってカセットの種類を検出する。予めカセ
ットの種類に応じてそれに装填する転写紙のサイズを統
一しておくことにより、転写紙サイズセンサは、転写紙
のサイズを検出できる。なおこの実施例では、コンタク
トガラス1上での原稿の有無,及びコンタクトガラス1
上に載置される原稿のサイズを検出しているが、それら
はイメ−ジセンサ7が出力する信号を処理することによ
って検出されるので、他に特別なセンサは設けられてい
ない。 図3の複写プロセス制御ユニット310の処理
の概略を図5に示す。図5を参照して説明する。電源が
オンすると、まず制御ユニット310自身の初期化(R
AMクリア,各種モ−ド設定,出力ポ−トの状態設定
等)を実行し、次に複写機を動作可能にするための各種
初期設定(複写モ−ド設定,タイマ設定等々)を実行す
る。続いて、待機モ−ド処理を実行する。待機モ−ド処
理では、各種センサが出力する信号の読取り及び操作ボ
−ドのキ−スイッチの状態読取りを実行し、各種出力機
器のオン/オフ制御を実行し、異常チェックを実行し、
読取った信号の判別処理を実行し、更にタイマ処理及び
表示処理を実行する。コピ−可能な状態になるまで、待
機モ−ド処理が繰り返し実行され、複写機は待機状態を
継続する。
【0025】コピ−動作可能な状態になった後で、スタ
−ト条件が成立すると、次の複写前モ−ド処理に進む。
通常、操作ボ−ド上のプリントキ−104が押下される
と、スタ−ト条件が成立し複写前モ−ド処理に進む。但
し自動スタ−トモ−ドにおいては、プリントキ−104
が操作されなくても、圧板50が閉じられる毎に、スタ
−ト条件が成立する。複写前モ−ド処理では、複写プロ
セスを開始する前の準備を行なう。この処理には、原稿
サイズを検出するためのプレスキャンが含まれる。プレ
スキャンでは、光学走査系を走査して、原稿とその背景
の画像情報をイメ−ジセンサ7で入力し、その信号を処
理し原稿領域と背景(圧板)との境界の大きさを検出す
ることによって原稿サイズを識別する。また、レンズ6
に結合された電気モ−タを駆動して、予め設定されたコ
ピ−倍率になるようにレンズの倍率を調整する。更に、
複写前モ−ド処理では感光体表面のクリ−ニングを実行
し、また、テンキ−によって複写枚数が入力されている
時には、その値NKを枚数レジスタNset にストアす
る。
−ト条件が成立すると、次の複写前モ−ド処理に進む。
通常、操作ボ−ド上のプリントキ−104が押下される
と、スタ−ト条件が成立し複写前モ−ド処理に進む。但
し自動スタ−トモ−ドにおいては、プリントキ−104
が操作されなくても、圧板50が閉じられる毎に、スタ
−ト条件が成立する。複写前モ−ド処理では、複写プロ
セスを開始する前の準備を行なう。この処理には、原稿
サイズを検出するためのプレスキャンが含まれる。プレ
スキャンでは、光学走査系を走査して、原稿とその背景
の画像情報をイメ−ジセンサ7で入力し、その信号を処
理し原稿領域と背景(圧板)との境界の大きさを検出す
ることによって原稿サイズを識別する。また、レンズ6
に結合された電気モ−タを駆動して、予め設定されたコ
ピ−倍率になるようにレンズの倍率を調整する。更に、
複写前モ−ド処理では感光体表面のクリ−ニングを実行
し、また、テンキ−によって複写枚数が入力されている
時には、その値NKを枚数レジスタNset にストアす
る。
【0026】複写前モ−ド処理が終了すると、次の複写
モ−ド処理に進み、実際にコピ−プロセスを実行する。
紙搬送処理,トナ−補給処理,異常チェック処理等々も
同時に実行される。コピ−プロセスでは、前述のように
感光体上を均一の高電位に帯電した後、その表面に原稿
からの反射光を照射して感光体表面に静電潜像を形成
し、該静電潜像を現像ユニットにおいてトナ−で可視化
し、トナ−像を転写紙に転写し、転写紙を感光体から分
離して搬送し、定着器でトナ−像を転写紙に定着させ転
写紙を排紙する。1回のコピ−サイクルが終了するま
で、複写モ−ド処理を繰り返し実行する。1回のコピ−
サイクルが終了すると、コピ−枚数カウンタCcopyを+
1し、該カウンタの内容を枚数レジスタNset の内容と
比較する。両者の値が一致しなければ、複写モ−ド処理
を再び繰り返し、複数回のコピ−サイクルを実質上連続
的に実行する。枚数レジスタNset に設定された枚数分
のコピ−サイクルが完了すると、コピ−枚数カウンタC
copyをクリアし、複写後モ−ド処理に進む。複写後モ−
ド処理では、紙搬送処理,異常チェック,コピ−後処理
などを実行する。全ての排紙が完了するまで、複写後モ
−ド処理を繰り返し実行する。排紙が完了すると、再び
待機モ−ド処理に戻り、スタ−ト条件が成立する毎に上
記処理を繰り返し実行する。
モ−ド処理に進み、実際にコピ−プロセスを実行する。
紙搬送処理,トナ−補給処理,異常チェック処理等々も
同時に実行される。コピ−プロセスでは、前述のように
感光体上を均一の高電位に帯電した後、その表面に原稿
からの反射光を照射して感光体表面に静電潜像を形成
し、該静電潜像を現像ユニットにおいてトナ−で可視化
し、トナ−像を転写紙に転写し、転写紙を感光体から分
離して搬送し、定着器でトナ−像を転写紙に定着させ転
写紙を排紙する。1回のコピ−サイクルが終了するま
で、複写モ−ド処理を繰り返し実行する。1回のコピ−
サイクルが終了すると、コピ−枚数カウンタCcopyを+
1し、該カウンタの内容を枚数レジスタNset の内容と
比較する。両者の値が一致しなければ、複写モ−ド処理
を再び繰り返し、複数回のコピ−サイクルを実質上連続
的に実行する。枚数レジスタNset に設定された枚数分
のコピ−サイクルが完了すると、コピ−枚数カウンタC
copyをクリアし、複写後モ−ド処理に進む。複写後モ−
ド処理では、紙搬送処理,異常チェック,コピ−後処理
などを実行する。全ての排紙が完了するまで、複写後モ
−ド処理を繰り返し実行する。排紙が完了すると、再び
待機モ−ド処理に戻り、スタ−ト条件が成立する毎に上
記処理を繰り返し実行する。
【0027】図5に示す待機モ−ド処理に含まれる「入
力信号判別」処理の一部分を図6に示す。図6を参照し
てこの処理の内容を説明する。ステップ11ではAMS
(自動倍率選択)モ−ドキ−89がオンが否かを調べ、
オンであると次のステップ12でAMSモ−ドをオンに
する。
力信号判別」処理の一部分を図6に示す。図6を参照し
てこの処理の内容を説明する。ステップ11ではAMS
(自動倍率選択)モ−ドキ−89がオンが否かを調べ、
オンであると次のステップ12でAMSモ−ドをオンに
する。
【0028】次のステップ13では、自動スタ−トモ−
ドキ−70がオンか否かを調べる。このモ−ドキ−がオ
ンなら、次のステップ14で、同時にAMSモ−ドがオ
ンか否かを調べる。自動スタ−トモ−ドキ−70がオン
した時にAMSモ−ドになっていれば、次のステップ1
5で、自動スタ−トモ−ドをオンにする。しかし、自動
スタ−トモ−ドキ−70がオンした時にAMSモ−ドで
ないと、ステップ16に進み、入力エラ−音を操作ボ−
ド320から出力すると共に、「AMSモ−ドをオンし
て下さい」をエラ−メッセ−ジとして操作ボ−ド上のメ
ッセ−ジ表示器106に表示する。
ドキ−70がオンか否かを調べる。このモ−ドキ−がオ
ンなら、次のステップ14で、同時にAMSモ−ドがオ
ンか否かを調べる。自動スタ−トモ−ドキ−70がオン
した時にAMSモ−ドになっていれば、次のステップ1
5で、自動スタ−トモ−ドをオンにする。しかし、自動
スタ−トモ−ドキ−70がオンした時にAMSモ−ドで
ないと、ステップ16に進み、入力エラ−音を操作ボ−
ド320から出力すると共に、「AMSモ−ドをオンし
て下さい」をエラ−メッセ−ジとして操作ボ−ド上のメ
ッセ−ジ表示器106に表示する。
【0029】圧板の開閉状態の変化がステップ17で検
出されると、次にステップ18で圧板が閉状態か否かを
調べる。圧板が閉状態であると、更にステップ19で、
コンタクトガラス1上に原稿があるか否かを調べる。そ
して原稿有の時には、次のステップ20に進み、自動ス
タ−トモ−ドがオンか否かを調べる。ステップ20で自
動スタ−トモ−ドがオンであると、次のステップ21
で、スタ−ト条件成立フラグをセットする。つまり、簡
単にいえば、自動スタ−トモ−ドをオンにしておくと、
コンタクトガラス1上に原稿をセットして圧板50を閉
じる度に、スタ−ト条件成立フラグがセットされる。但
し、AMSモ−ドがオンしていないと自動スタ−トモ−
ドがオンしないので、AMSモ−ドがオフであれば、圧
板50を閉じてもスタ−ト条件は成立しない。自動スタ
−トモ−ドがオフの時には、プリントスタ−トキ−10
4を押下する毎に、ステップ22から23に進み、スタ
−ト条件成立フラグがセットされる。
出されると、次にステップ18で圧板が閉状態か否かを
調べる。圧板が閉状態であると、更にステップ19で、
コンタクトガラス1上に原稿があるか否かを調べる。そ
して原稿有の時には、次のステップ20に進み、自動ス
タ−トモ−ドがオンか否かを調べる。ステップ20で自
動スタ−トモ−ドがオンであると、次のステップ21
で、スタ−ト条件成立フラグをセットする。つまり、簡
単にいえば、自動スタ−トモ−ドをオンにしておくと、
コンタクトガラス1上に原稿をセットして圧板50を閉
じる度に、スタ−ト条件成立フラグがセットされる。但
し、AMSモ−ドがオンしていないと自動スタ−トモ−
ドがオンしないので、AMSモ−ドがオフであれば、圧
板50を閉じてもスタ−ト条件は成立しない。自動スタ
−トモ−ドがオフの時には、プリントスタ−トキ−10
4を押下する毎に、ステップ22から23に進み、スタ
−ト条件成立フラグがセットされる。
【0030】次に第2実施例を説明する。この実施例の
構成及び動作の大部分は前記実施例と同一であり、「入
力信号判別」処理のみが図7に示すように変更してあ
る。図7を参照してこの処理を説明する。
構成及び動作の大部分は前記実施例と同一であり、「入
力信号判別」処理のみが図7に示すように変更してあ
る。図7を参照してこの処理を説明する。
【0031】ステップ31ではAMS(自動倍率選択)
モ−ドキ−89がオンが否かを調べ、オンであると次の
ステップ32でAMSモ−ドをオンにする。次のステッ
プ33では、自動スタ−トモ−ドキ−70がオンか否か
を調べ、オンであると次のステップ34で自動スタ−ト
モ−ドをオンにする。次のステップ35では、手動倍率
調整キ−(93,97,98,99のいずれか)に関す
る操作の有無を調べ、手動倍率調整操作があると、ステ
ップ36に進む。ステップ36では、自動スタ−トモ−
ドがセットされている時にはそれを強制的に解除する。
モ−ドキ−89がオンが否かを調べ、オンであると次の
ステップ32でAMSモ−ドをオンにする。次のステッ
プ33では、自動スタ−トモ−ドキ−70がオンか否か
を調べ、オンであると次のステップ34で自動スタ−ト
モ−ドをオンにする。次のステップ35では、手動倍率
調整キ−(93,97,98,99のいずれか)に関す
る操作の有無を調べ、手動倍率調整操作があると、ステ
ップ36に進む。ステップ36では、自動スタ−トモ−
ドがセットされている時にはそれを強制的に解除する。
【0032】圧板の開閉状態の変化がステップ37で検
出されると、次にステップ38で圧板が閉状態か否かを
調べる。圧板が閉状態であると、更にステップ39で、
コンタクトガラス1上に原稿があるか否かを調べる。そ
して原稿有の時には、次のステップ40に進み、自動ス
タ−トモ−ドがオンか否かを調べる。ステップ40で自
動スタ−トモ−ドがオンであると、更に次のステップ4
1でAMSモ−ドがオンか否かを調べる。自動スタ−ト
モ−ドがオンでしかもAMSモ−ドがオンであると、ス
テップ43に進んでスタ−ト条件成立フラグをセットす
る。しかし、自動スタ−トモ−ドがオンでAMSモ−ド
がオフであると、ステップ44に進み、「自動スタ−ト
禁止中」を操作ボ−ド上のメッセ−ジ表示器106に表
示し、その場合には、スタ−ト条件成立フラグをセット
しない。
出されると、次にステップ38で圧板が閉状態か否かを
調べる。圧板が閉状態であると、更にステップ39で、
コンタクトガラス1上に原稿があるか否かを調べる。そ
して原稿有の時には、次のステップ40に進み、自動ス
タ−トモ−ドがオンか否かを調べる。ステップ40で自
動スタ−トモ−ドがオンであると、更に次のステップ4
1でAMSモ−ドがオンか否かを調べる。自動スタ−ト
モ−ドがオンでしかもAMSモ−ドがオンであると、ス
テップ43に進んでスタ−ト条件成立フラグをセットす
る。しかし、自動スタ−トモ−ドがオンでAMSモ−ド
がオフであると、ステップ44に進み、「自動スタ−ト
禁止中」を操作ボ−ド上のメッセ−ジ表示器106に表
示し、その場合には、スタ−ト条件成立フラグをセット
しない。
【0033】つまり、この実施例においても、自動スタ
−トモ−ドをオンにしておくと、コンタクトガラス1上
に原稿をセットして圧板50を閉じる度に、スタ−ト条
件成立フラグがセットされる。但し、自動スタ−トモ−
ドがオンの時であっても、それが有効になるのはAMS
モ−ドがオンの時だけである。また、自動スタ−トモ−
ドがオンの時に手動でコピ−倍率を変更すると、自動ス
タ−トモ−ドはオフに切換わる。また、プリントスタ−
トキ−104を押下する毎に、ステップ42から43に
進み、スタ−ト条件成立フラグがセットされる。
−トモ−ドをオンにしておくと、コンタクトガラス1上
に原稿をセットして圧板50を閉じる度に、スタ−ト条
件成立フラグがセットされる。但し、自動スタ−トモ−
ドがオンの時であっても、それが有効になるのはAMS
モ−ドがオンの時だけである。また、自動スタ−トモ−
ドがオンの時に手動でコピ−倍率を変更すると、自動ス
タ−トモ−ドはオフに切換わる。また、プリントスタ−
トキ−104を押下する毎に、ステップ42から43に
進み、スタ−ト条件成立フラグがセットされる。
【0034】次に第3実施例を説明する。この実施例の
構成及び動作の大部分は前記実施例と同一であり、「入
力信号判別」処理のみが図8に示すように変更してあ
る。図8を参照してこの処理を説明する。ステップ51
ではAMS(自動倍率選択)モ−ドキ−89がオンか否
かを調べ、オンであると次のステップ52でAMSモ−
ドをオンにする。同様にステップ53ではAPS(自動
用紙選択)モ−ドキ−81がオンか否かを調べオンであ
ると次のステップ54でAPSモ−ドをオンにする。な
お、ステップ52ではAPSモ−ドを解除し、ステップ
54ではAMSモ−ドを解除する。
構成及び動作の大部分は前記実施例と同一であり、「入
力信号判別」処理のみが図8に示すように変更してあ
る。図8を参照してこの処理を説明する。ステップ51
ではAMS(自動倍率選択)モ−ドキ−89がオンか否
かを調べ、オンであると次のステップ52でAMSモ−
ドをオンにする。同様にステップ53ではAPS(自動
用紙選択)モ−ドキ−81がオンか否かを調べオンであ
ると次のステップ54でAPSモ−ドをオンにする。な
お、ステップ52ではAPSモ−ドを解除し、ステップ
54ではAMSモ−ドを解除する。
【0035】次のステップ55では、自動スタ−トモ−
ドキ−70がオンか否かを調べる。このモ−ドキ−がオ
ンなら、次のステップ56で、同時にAMSモ−ドがオ
ンか否かを調べる。自動スタ−トモ−ドキ−70がオン
した時にAMSモ−ドになっていれば、次のステップ5
8で、自動スタ−トモ−ドをオンにする。AMSモ−ド
でない時には、ステップ56から57に進み、APSモ
−ドがオンか否かを調べる。自動スタ−トモ−ドキ−7
0がオンした時にAPSモ−ドになっていれば、ステッ
プ58で、自動スタ−トモ−ドをオンにする。しかし、
自動スタ−トモ−ドキ−70がオンした時にAMSモ−
ド及びAPSモ−ドのいずれでもないと、ステップ59
に進み、入力エラ−音を操作ボ−ド320から出力する
と共に、「AMS又はAPSモ−ドをオンして下さい」
をエラ−メッセ−ジとして操作ボ−ド上のメッセ−ジ表
示器106に表示する。
ドキ−70がオンか否かを調べる。このモ−ドキ−がオ
ンなら、次のステップ56で、同時にAMSモ−ドがオ
ンか否かを調べる。自動スタ−トモ−ドキ−70がオン
した時にAMSモ−ドになっていれば、次のステップ5
8で、自動スタ−トモ−ドをオンにする。AMSモ−ド
でない時には、ステップ56から57に進み、APSモ
−ドがオンか否かを調べる。自動スタ−トモ−ドキ−7
0がオンした時にAPSモ−ドになっていれば、ステッ
プ58で、自動スタ−トモ−ドをオンにする。しかし、
自動スタ−トモ−ドキ−70がオンした時にAMSモ−
ド及びAPSモ−ドのいずれでもないと、ステップ59
に進み、入力エラ−音を操作ボ−ド320から出力する
と共に、「AMS又はAPSモ−ドをオンして下さい」
をエラ−メッセ−ジとして操作ボ−ド上のメッセ−ジ表
示器106に表示する。
【0036】圧板の開閉状態の変化がステップ60で検
出されると、次にステップ61で圧板が閉状態か否かを
調べる。圧板が閉状態であると、更にステップ62で、
コンタクトガラス1上に原稿があるか否かを調べる。そ
して原稿有の時には、次のステップ63に進み、自動ス
タ−トモ−ドがオンか否かを調べる。ステップ63で自
動スタ−トモ−ドがオンであると、次のステップ64
で、スタ−ト条件成立フラグをセットする。つまり、簡
単にいえば、自動スタ−トモ−ドをオンにしておくと、
コンタクトガラス1上に原稿をセットして圧板50を閉
じる度に、スタ−ト条件成立フラグがセットされる。但
し、AMSモ−ド又はAPSモ−ドがオンしていないと
自動スタ−トモ−ドがオンしないので、AMSモ−ドと
APSモ−ドの両方がオフであれば、圧板50を閉じて
もスタ−ト条件は成立しない。自動スタ−トモ−ドがオ
フの時には、プリントスタ−トキ−104を押下する毎
に、ステップ65から66に進み、スタ−ト条件成立フ
ラグがセットされる。
出されると、次にステップ61で圧板が閉状態か否かを
調べる。圧板が閉状態であると、更にステップ62で、
コンタクトガラス1上に原稿があるか否かを調べる。そ
して原稿有の時には、次のステップ63に進み、自動ス
タ−トモ−ドがオンか否かを調べる。ステップ63で自
動スタ−トモ−ドがオンであると、次のステップ64
で、スタ−ト条件成立フラグをセットする。つまり、簡
単にいえば、自動スタ−トモ−ドをオンにしておくと、
コンタクトガラス1上に原稿をセットして圧板50を閉
じる度に、スタ−ト条件成立フラグがセットされる。但
し、AMSモ−ド又はAPSモ−ドがオンしていないと
自動スタ−トモ−ドがオンしないので、AMSモ−ドと
APSモ−ドの両方がオフであれば、圧板50を閉じて
もスタ−ト条件は成立しない。自動スタ−トモ−ドがオ
フの時には、プリントスタ−トキ−104を押下する毎
に、ステップ65から66に進み、スタ−ト条件成立フ
ラグがセットされる。
【0037】次に第4実施例を説明する。この実施例の
構成及び動作の大部分は前記実施例と同一であり、「入
力信号判別」処理のみが図9に示すように変更してあ
る。図9を参照してこの処理を説明する。
構成及び動作の大部分は前記実施例と同一であり、「入
力信号判別」処理のみが図9に示すように変更してあ
る。図9を参照してこの処理を説明する。
【0038】ステップ71ではAMS(自動倍率選択)
モ−ドキ−89がオンが否かを調べ、オンであると次の
ステップ72でAMSモ−ドをオンにする。同様に、ス
テップ73ではAPS(自動用紙選択)モ−ドキ−89
がオンが否かを調べ、オンであると次のステップ74で
APSモ−ドをオンにする。次のステップ75では、自
動スタ−トモ−ドキ−70がオンか否かを調べ、オンで
あると次のステップ76で自動スタ−トモ−ドをオンに
する。次のステップ77では、手動倍率調整キ−(9
3,97,98,99のいずれか)に関する操作の有無
を調べ、手動倍率調整操作があると、ステップ78に進
む。ステップ78では、自動スタ−トモ−ドがセットさ
れている時にはそれを強制的に解除する。
モ−ドキ−89がオンが否かを調べ、オンであると次の
ステップ72でAMSモ−ドをオンにする。同様に、ス
テップ73ではAPS(自動用紙選択)モ−ドキ−89
がオンが否かを調べ、オンであると次のステップ74で
APSモ−ドをオンにする。次のステップ75では、自
動スタ−トモ−ドキ−70がオンか否かを調べ、オンで
あると次のステップ76で自動スタ−トモ−ドをオンに
する。次のステップ77では、手動倍率調整キ−(9
3,97,98,99のいずれか)に関する操作の有無
を調べ、手動倍率調整操作があると、ステップ78に進
む。ステップ78では、自動スタ−トモ−ドがセットさ
れている時にはそれを強制的に解除する。
【0039】圧板の開閉状態の変化がステップ79で検
出されると、次にステップ80で圧板が閉状態か否かを
調べる。圧板が閉状態であると、更にステップ81で、
コンタクトガラス1上に原稿があるか否かを調べる。そ
して原稿有の時には、次のステップ82に進み、自動ス
タ−トモ−ドがオンか否かを調べる。ステップ82で自
動スタ−トモ−ドがオンであると、更に次のステップ8
3でAMSモ−ドがオンか否かを調べる。自動スタ−ト
モ−ドがオンでしかもAMSモ−ドがオンであると、ス
テップ43に進んでスタ−ト条件成立フラグをセットす
る。また、AMSモ−ドがオフの時には、ステップ83
から84に進み、APSモ−ドがオンか否かを調べる。
そして、自動スタ−トモ−ドがオンでしかもAPSモ−
ドがオンであると、ステップ43に進んでスタ−ト条件
成立フラグをセットする。しかし、自動スタ−トモ−ド
がオンでAMSモ−ド及びAPSモ−ドの両方がオフで
ある場合には、ステップ87に進み、「自動スタ−ト禁
止中」を操作ボ−ド上のメッセ−ジ表示器106に表示
し、その場合には、スタ−ト条件成立フラグをセットし
ない。
出されると、次にステップ80で圧板が閉状態か否かを
調べる。圧板が閉状態であると、更にステップ81で、
コンタクトガラス1上に原稿があるか否かを調べる。そ
して原稿有の時には、次のステップ82に進み、自動ス
タ−トモ−ドがオンか否かを調べる。ステップ82で自
動スタ−トモ−ドがオンであると、更に次のステップ8
3でAMSモ−ドがオンか否かを調べる。自動スタ−ト
モ−ドがオンでしかもAMSモ−ドがオンであると、ス
テップ43に進んでスタ−ト条件成立フラグをセットす
る。また、AMSモ−ドがオフの時には、ステップ83
から84に進み、APSモ−ドがオンか否かを調べる。
そして、自動スタ−トモ−ドがオンでしかもAPSモ−
ドがオンであると、ステップ43に進んでスタ−ト条件
成立フラグをセットする。しかし、自動スタ−トモ−ド
がオンでAMSモ−ド及びAPSモ−ドの両方がオフで
ある場合には、ステップ87に進み、「自動スタ−ト禁
止中」を操作ボ−ド上のメッセ−ジ表示器106に表示
し、その場合には、スタ−ト条件成立フラグをセットし
ない。
【0040】つまり、この実施例においても、自動スタ
−トモ−ドをオンにしておくと、コンタクトガラス1上
に原稿をセットして圧板50を閉じる度に、スタ−ト条
件成立フラグがセットされる。但し、自動スタ−トモ−
ドがオンの時であっても、それが有効になるのはAMS
モ−ドがオンの時だけである。また、自動スタ−トモ−
ドがオンの時に手動でコピ−倍率を変更すると、自動ス
タ−トモ−ドはオフに切換わる。また、プリントスタ−
トキ−104を押下する毎に、ステップ85から86に
進み、スタ−ト条件成立フラグがセットされる。
−トモ−ドをオンにしておくと、コンタクトガラス1上
に原稿をセットして圧板50を閉じる度に、スタ−ト条
件成立フラグがセットされる。但し、自動スタ−トモ−
ドがオンの時であっても、それが有効になるのはAMS
モ−ドがオンの時だけである。また、自動スタ−トモ−
ドがオンの時に手動でコピ−倍率を変更すると、自動ス
タ−トモ−ドはオフに切換わる。また、プリントスタ−
トキ−104を押下する毎に、ステップ85から86に
進み、スタ−ト条件成立フラグがセットされる。
【0041】AMSモ−ドがオンの時には、コピ−動作
をスタ−トした後、まずプレスキャンを実行し、イメ−
ジセンサ7から入力された画像情報を処理することによ
ってコンタクトガラス1上に載置された原稿のサイズを
検出する。また、用紙選択キ−100によって予め選択
された転写紙給紙系(17又は18)に配置されたセン
サによって当該給紙系の転写紙サイズを検出する。そし
て、原稿サイズと転写紙サイズから適切なコピ−倍率を
決定する。例えば、原稿がA4サイズで転写紙がB4サ
イズであると、コピ−倍率を122%に自動的に決定す
る。
をスタ−トした後、まずプレスキャンを実行し、イメ−
ジセンサ7から入力された画像情報を処理することによ
ってコンタクトガラス1上に載置された原稿のサイズを
検出する。また、用紙選択キ−100によって予め選択
された転写紙給紙系(17又は18)に配置されたセン
サによって当該給紙系の転写紙サイズを検出する。そし
て、原稿サイズと転写紙サイズから適切なコピ−倍率を
決定する。例えば、原稿がA4サイズで転写紙がB4サ
イズであると、コピ−倍率を122%に自動的に決定す
る。
【0042】またAPSモ−ドがオンの時には、コピ−
動作をスタ−トした後、まずプレスキャンを実行し、イ
メ−ジセンサ7から入力された画像情報を処理すること
によってコンタクトガラス1上に載置された原稿のサイ
ズを検出する。また、転写紙給紙系(17,18)の各
々に設けられたセンサによって各給紙系に保持された転
写紙のサイズを検出する。そして、検出した原稿サイズ
と一致するサイズの転写紙を保持する給紙系を自動的に
選択する。例えば、上段の給紙系17にA4サイズ、下
段の給紙系18にB4サイズの転写紙が保持されている
時に、A4サイズの原稿がコンタクトガラス1上に載置
された時には、原稿サイズと一致するA4サイズの転写
紙を選択するように、上段の給紙系17が選択される。
動作をスタ−トした後、まずプレスキャンを実行し、イ
メ−ジセンサ7から入力された画像情報を処理すること
によってコンタクトガラス1上に載置された原稿のサイ
ズを検出する。また、転写紙給紙系(17,18)の各
々に設けられたセンサによって各給紙系に保持された転
写紙のサイズを検出する。そして、検出した原稿サイズ
と一致するサイズの転写紙を保持する給紙系を自動的に
選択する。例えば、上段の給紙系17にA4サイズ、下
段の給紙系18にB4サイズの転写紙が保持されている
時に、A4サイズの原稿がコンタクトガラス1上に載置
された時には、原稿サイズと一致するA4サイズの転写
紙を選択するように、上段の給紙系17が選択される。
【0043】なお上記実施例においては複写機に本発明
を適用した場合を説明したが、イメ−ジスキャナとコン
ピュ−タを組合せた画像入力装置においても、同様に本
発明は実施しうる。その場合、複写機における転写紙サ
イズは、読取後の画像サイズに対応付けられる。
を適用した場合を説明したが、イメ−ジスキャナとコン
ピュ−タを組合せた画像入力装置においても、同様に本
発明は実施しうる。その場合、複写機における転写紙サ
イズは、読取後の画像サイズに対応付けられる。
【0044】
【発明の効果】以上のとおり本発明によれば、自動倍率
モ−ド(AMSモ−ド)もしくは自動出力サイズモ−ド
(APSモ−ド)の場合に限って、自動スタ−トモ−ド
が有効になるので、仮にオペレ−タが操作ボ−ドを何も
操作せずに原稿をセットして圧板を閉じたとしても、自
動スタ−トモ−ドが働かないか、もしくはAMSモ−ド
又はAPSモ−ドによって適切な条件でコピ−が作成さ
れるので、いずれにしてもミスコピ−は発生しない。
モ−ド(AMSモ−ド)もしくは自動出力サイズモ−ド
(APSモ−ド)の場合に限って、自動スタ−トモ−ド
が有効になるので、仮にオペレ−タが操作ボ−ドを何も
操作せずに原稿をセットして圧板を閉じたとしても、自
動スタ−トモ−ドが働かないか、もしくはAMSモ−ド
又はAPSモ−ドによって適切な条件でコピ−が作成さ
れるので、いずれにしてもミスコピ−は発生しない。
【0045】第1番の発明(図6参照)では、自動倍率
モ−ド(AMSモ−ド)がオンの時でないと、自動スタ
−トモ−ドがオンしないので上記の効果が得られる。ま
た第2番の発明(図7参照)では、自動スタ−トモ−ド
指定手段によって、いつでも自動スタ−トモ−ドをオン
することができるが、自動スタ−トモ−ドがオンであっ
ても、自動倍率モ−ドがオンの時でないと処理がスタ−
トしないので、上記の効果が得られる。更に第3番の発
明(図7参照)では、自動倍率モ−ド以外のモ−ド(手
動倍率調整など)が指定されると、自動スタ−トモ−ド
を自動的に解除するので、自動倍率モ−ド以外で処理が
自動スタ−トするのを防止しうる。また第4番の発明
(図8参照)では、自動出力サイズモ−ド(APSモ−
ド)がオンの時でないと、自動スタ−トモ−ドがオンし
ないので上記の効果が得られる。また第5番の発明(図
9参照)では、自動スタ−トモ−ド指定手段によって、
いつでも自動スタ−トモ−ドをオンすることができる
が、自動スタ−トモ−ドがオンであっても、自動出力サ
イズモ−ドがオンの時でないと処理がスタ−トしないの
で、上記の効果が得られる。
モ−ド(AMSモ−ド)がオンの時でないと、自動スタ
−トモ−ドがオンしないので上記の効果が得られる。ま
た第2番の発明(図7参照)では、自動スタ−トモ−ド
指定手段によって、いつでも自動スタ−トモ−ドをオン
することができるが、自動スタ−トモ−ドがオンであっ
ても、自動倍率モ−ドがオンの時でないと処理がスタ−
トしないので、上記の効果が得られる。更に第3番の発
明(図7参照)では、自動倍率モ−ド以外のモ−ド(手
動倍率調整など)が指定されると、自動スタ−トモ−ド
を自動的に解除するので、自動倍率モ−ド以外で処理が
自動スタ−トするのを防止しうる。また第4番の発明
(図8参照)では、自動出力サイズモ−ド(APSモ−
ド)がオンの時でないと、自動スタ−トモ−ドがオンし
ないので上記の効果が得られる。また第5番の発明(図
9参照)では、自動スタ−トモ−ド指定手段によって、
いつでも自動スタ−トモ−ドをオンすることができる
が、自動スタ−トモ−ドがオンであっても、自動出力サ
イズモ−ドがオンの時でないと処理がスタ−トしないの
で、上記の効果が得られる。
【図1】 一実施例の複写機の機構部を示す正面図であ
る。
る。
【図2】 図1の複写機の操作ボ−ドの外観を示す平面
図である。
図である。
【図3】 図1の複写機の電装部を示すブロック図であ
る。
る。
【図4】 図1の複写機の使用状態の外観を示す斜視図
である。
である。
【図5】 図3の制御ユニット310の動作を示すフロ
−チャ−トである。
−チャ−トである。
【図6】 図5の一部分の内容を示すフロ−チャ−トで
ある。
ある。
【図7】 図6に対応する第2実施例のフロ−チャ−ト
である。
である。
【図8】 図6に対応する第3実施例のフロ−チャ−ト
である。
である。
【図9】 図6に対応する第4実施例のフロ−チャ−ト
である。
である。
1:コンタクトガラス 2:露光ランプ 3,
4,5:ミラ− 6:レンズ 7:イメ−ジセンサ 8:感
光体ドラム 9:レ−ザ光源 10:ポリゴンミラ−スキャ
ナ 11:fθレンズ 12:ミラ− 13C,13M,13Y,13B:現像器 14:
現像ユニット 15:転写ベルト 16,23,24:転写チャ
−ジャ 26:定着ロ−ラ 42:クリ−ニングユニット 43:除電ランプ 44:メインチャ−ジャ 50:圧板 100:イメ−ジスキャナ 200:プリンタ 310:複写プロセス制御ユ
ニット 320:操作ボ−ド
4,5:ミラ− 6:レンズ 7:イメ−ジセンサ 8:感
光体ドラム 9:レ−ザ光源 10:ポリゴンミラ−スキャ
ナ 11:fθレンズ 12:ミラ− 13C,13M,13Y,13B:現像器 14:
現像ユニット 15:転写ベルト 16,23,24:転写チャ
−ジャ 26:定着ロ−ラ 42:クリ−ニングユニット 43:除電ランプ 44:メインチャ−ジャ 50:圧板 100:イメ−ジスキャナ 200:プリンタ 310:複写プロセス制御ユ
ニット 320:操作ボ−ド
Claims (5)
- 【請求項1】透明な原稿台,該原稿台上に載置される原
稿の背面を押圧する開閉自在な押圧部材,及び前記原稿
台上の原稿の画像を読取る手段、を含む画像読取装置に
おいて: 前記原稿台上の原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出
手段;出力サイズ を指定する出力サイズ指定手段; 自動倍率設定モ−ドを指定及び解除する自動倍率モ−ド
指定手段; 自動倍率設定モ−ドが指定された時に、前記原稿サイズ
検出手段の検出した原稿サイズと前記出力サイズ指定手
段によって指定された出力サイズとに応じて画像処理倍
率を自動的に設定する倍率設定手段; 前記押圧部材の開閉状態を検出する開閉検出手段; 自動スタ−トモ−ドを指定する自動スタ−トモ−ド指定
手段;及び 前記自動スタ−トモ−ド指定手段が操作された時に、前
記自動倍率設定モ−ドであると自動スタ−トモ−ドの指
定を受付け、そうでなければ自動スタ−トモ−ドの指定
を却下し、該自動スタ−トモ−ドの指定を受付けた時に
は、前記開閉検出手段の検出状態に応答して、自動的に
原稿画像読取処理を開始する、読取制御手段; を設けたことを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項2】透明な原稿台,該原稿台上に載置される原
稿の背面を押圧する開閉自在な押圧部材,及び前記原稿
台上の原稿の画像を読取る手段、を含む画像読取装置に
おいて: 前記原稿台上の原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出
手段;出力サイズ を指定する出力サイズ指定手段; 自動倍率設定モ−ドを指定及び解除する自動倍率モ−ド
指定手段; 自動倍率設定モ−ドが指定された時に、前記原稿サイズ
検出手段の検出した原稿サイズと前記出力サイズ指定手
段によって指定された出力サイズとに応じて画像処理倍
率を自動的に設定する倍率設定手段; 前記押圧部材の開閉状態を検出する開閉検出手段; 自動スタ−トモ−ドを指定する自動スタ−トモ−ド指定
手段;及び 自動スタ−トモ−ドである時に、前記自動倍率設定モ−
ドであると前記開閉検出手段の検出状態に応答して自動
的に原稿画像読取処理を開始し、該自動倍率設定モ−ド
でない時には、原稿画像読取処理の前記自動開始動作を
禁止する、読取制御手段; を設けたことを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項3】前記読取制御手段は、前記自動スタ−トモ
−ドである時に、前記自動倍率設定モ−ド以外のモ−ド
が指定された場合には、該自動スタ−トモ−ドを自動的
に解除する、前記請求項2記載の画像読取装置。 - 【請求項4】透明な原稿台,該原稿台上に載置される原
稿の背面を押圧する開閉自在な押圧部材,及び前記原稿
台上の原稿の画像を読取る手段、を含む画像読取装置に
おいて: 前記原稿台上の原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出
手段;出力サイズ を指定する出力サイズ指定手段;自 動出力サイズモ−ドを指定及び解除する自動出力サイ
ズモ−ド指定手段; 自動出力サイズモ−ドが指定された時に、前記原稿サイ
ズ検出手段の検出した原稿サイズに応じて出力サイズを
自動的に決定する、自動出力サイズ設定手段; 前記押圧部材の開閉状態を検出する開閉検出手段; 自動スタ−トモ−ドを指定する自動スタ−トモ−ド指定
手段;及び 前記自動スタ−トモ−ド指定手段が操作された時に、前
記自動出力サイズモ−ドであると自動スタ−トモ−ドの
指定を受付け、そうでなければ自動スタ−トモ−ドの指
定を却下し、該自動スタ−トモ−ドの指定を受付けた時
には、前記開閉検出手段の検出状態に応答して、自動的
に原稿画像読取処理を開始する、読取制御手段; を設けたことを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項5】透明な原稿台,該原稿台上に載置される原
稿の背面を押圧する開閉自在な押圧部材,及び前記原稿
台上の原稿の画像を読取る手段、を含む画像読取装置に
おいて: 前記原稿台上の原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出
手段;出力サイズ を指定する出力サイズ指定手段;自 動出力サイズモ−ドを指定及び解除する自動出力サイ
ズモ−ド指定手段; 自動出力サイズモ−ドが指定された時に、前記原稿サイ
ズ検出手段の検出した原稿サイズに応じて出力サイズを
自動的に決定する、自動出力サイズ設定手段; 前記押圧部材の開閉状態を検出する開閉検出手段; 自動スタ−トモ−ドを指定する自動スタ−トモ−ド指定
手段;及び 自動スタ−トモ−ドである時に、前記自動出力サイズモ
−ドであると前記開閉検出手段の検出状態に応答して自
動的に原稿画像読取処理を開始し、該自動出力サイズモ
−ドでない時には、原稿画像読取処理の前記自動開始動
作を禁止する、読取制御手段; を設けたことを特徴とする画像読取装置。
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---|---|---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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