JP3129478B2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

Info

Publication number
JP3129478B2
JP3129478B2 JP03223775A JP22377591A JP3129478B2 JP 3129478 B2 JP3129478 B2 JP 3129478B2 JP 03223775 A JP03223775 A JP 03223775A JP 22377591 A JP22377591 A JP 22377591A JP 3129478 B2 JP3129478 B2 JP 3129478B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
automatic
mode
document
size
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03223775A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0563904A (ja
Inventor
倉 孝 一 朝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP03223775A priority Critical patent/JP3129478B2/ja
Publication of JPH0563904A publication Critical patent/JPH0563904A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3129478B2 publication Critical patent/JP3129478B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イメ−ジスキャナ,複
写機などの画像読取装置に関し、特に動作開始の制御に
関する。
【0002】
【従来の技術】複写機などの画像読取装置においては、
原稿を載置する画像読取面のコンタクトガラス上に、そ
の面に対して開閉自在な圧板と呼ばれる覆い材が備えら
れている。この圧板は、原稿をその背面から押圧し、原
稿が浮かないようにそれを押さえる機能を果たす。従っ
て通常、オペレ−タが手動操作で原稿を位置決めしコピ
−処理する場合には、まず圧板を開き、原稿をコンタク
トガラス上に位置決めし、圧板を閉じた後にスタ−トキ
−を押す。原稿が多数存在する時には、その操作を繰り
返す必要がある。
【0003】このような手動操作による繰り返し複写処
理を簡単にするために、圧板の開閉を検出し、圧板が閉
になった時に自動的にコピ−動作をスタ−トする機能に
ついて、従来より様々な提案がある。例えば、特開昭6
1−35464号公報及び実開昭60−140051号
公報には、圧板閉操作の検出及び原稿有の検出に応答し
て自動的にコピ−動作を開始することが開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように圧板の開閉に応答してコピ−動作を自動的に開始
する機能を利用する場合、ミスコピ−が生じ易い。即
ち、オペレ−タが原稿を読取面に位置決めし圧板を閉じ
た後で操作ボ−ドのキ−を操作して複写条件を設定しよ
うとする場合に、前記機能が働いていると、複写条件が
設定される前にコピ−動作が開始されるので、原稿サイ
ズとコピ−サイズの不一致,期待しない複写倍率でのコ
ピ−などが生じる。このような不都合のため、前記機能
の存在価値は低く、実際の装置には採用されていないの
が実情である。
【0005】従って本発明は、圧板の開閉に応答してコ
ピ−動作を自動的に開始する機能によって手動操作時の
操作性を高めるとともに、その機能の搭載によって生じ
るミスコピ−を確実に防止することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願の第1番の発明においては、透明な原稿台,該
原稿台上に載置される原稿の背面を押圧する開閉自在な
押圧部材,及び前記原稿台上の原稿の画像を読取る手
段、を含む画像読取装置において:前記原稿台上の原稿
のサイズを検出する原稿サイズ検出手段;出力サイズ
指定する出力サイズ指定手段;自動倍率設定モ−ドを指
定及び解除する自動倍率モ−ド指定手段;自動倍率設定
モ−ドが指定された時に、前記原稿サイズ検出手段の検
出した原稿サイズと前記出力サイズ指定手段によって指
定された出力サイズとに応じて画像処理倍率を自動的に
設定する倍率設定手段;前記押圧部材の開閉状態を検出
する開閉検出手段;自動スタ−トモ−ドを指定する自動
スタ−トモ−ド指定手段;及び前記自動スタ−トモ−ド
指定手段が操作された時に、前記自動倍率設定モ−ドで
あると自動スタ−トモ−ドの指定を受付け、そうでなけ
れば自動スタ−トモ−ドの指定を却下し、該自動スタ−
トモ−ドの指定を受付けた時には、前記開閉検出手段の
検出状態に応答して、自動的に原稿画像読取処理を開始
する、読取制御手段;を設ける。
【0007】また第2番の発明においては、透明な原稿
台,該原稿台上に載置される原稿の背面を押圧する開閉
自在な押圧部材,及び前記原稿台上の原稿の画像を読取
る手段、を含む画像読取装置において:前記原稿台上の
原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出手段;出力サイ
を指定する出力サイズ指定手段;自動倍率設定モ−ド
を指定及び解除する自動倍率モ−ド指定手段;自動倍率
設定モ−ドが指定された時に、前記原稿サイズ検出手段
の検出した原稿サイズと前記出力サイズ指定手段によっ
て指定された出力サイズとに応じて画像処理倍率を自動
的に設定する倍率設定手段;前記押圧部材の開閉状態を
検出する開閉検出手段;自動スタ−トモ−ドを指定する
自動スタ−トモ−ド指定手段;及び自動スタ−トモ−ド
である時に、前記自動倍率設定モ−ドであると前記開閉
検出手段の検出状態に応答して自動的に原稿画像読取処
理を開始し、該自動倍率設定モ−ドでない時には、原稿
画像読取処理の前記自動開始動作を禁止する、読取制御
手段;を設ける。
【0008】また第3番の発明においては、上記第2番
の発明において更に、前記読取制御手段が、前記自動ス
タ−トモ−ドである時に、前記自動倍率設定モ−ド以外
のモ−ドが指定された場合には、該自動スタ−トモ−ド
を自動的に解除するように構成する。
【0009】また第4番の発明においては、透明な原稿
台,該原稿台上に載置される原稿の背面を押圧する開閉
自在な押圧部材,及び前記原稿台上の原稿の画像を読取
る手段、を含む画像読取装置において:前記原稿台上の
原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出手段;出力サイ
を指定する出力サイズ指定手段;自動出力サイズモ−
ドを指定及び解除する自動出力サイズモ−ド指定手段;
自動出力サイズモ−ドが指定された時に、前記原稿サイ
ズ検出手段の検出した原稿サイズに応じて出力サイズ
自動的に決定する、自動出力サイズ設定手段;前記押圧
部材の開閉状態を検出する開閉検出手段;自動スタ−ト
モ−ドを指定する自動スタ−トモ−ド指定手段;及び前
記自動スタ−トモ−ド指定手段が操作された時に、前
自動出力サイズモ−ドであると自動スタ−トモ−ドの指
定を受付け、そうでなければ自動スタ−トモ−ドの指定
を却下し、該自動スタ−トモ−ドの指定を受付けた時に
は、前記開閉検出手段の検出状態に応答して、自動的に
原稿画像読取処理を開始する、読取制御手段;を設け
る。
【0010】また第5番の発明においては、透明な原稿
台,該原稿台上に載置される原稿の背面を押圧する開閉
自在な押圧部材,及び前記原稿台上の原稿の画像を読取
る手段、を含む画像読取装置において:前記原稿台上の
原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出手段;出力サイ
を指定する出力サイズ指定手段;自動出力サイズモ−
ドを指定及び解除する自動出力サイズモ−ド指定手段;
自動出力サイズモ−ドが指定された時に、前記原稿サイ
ズ検出手段の検出した原稿サイズに応じて出力サイズ
自動的に決定する、自動出力サイズ設定手段;前記押圧
部材の開閉状態を検出する開閉検出手段;自動スタ−ト
モ−ドを指定する自動スタ−トモ−ド指定手段;及び自
動スタ−トモ−ドである時に、前記自動出力サイズモ−
ドであると前記開閉検出手段の検出状態に応答して自動
的に原稿画像読取処理を開始し、該自動出力サイズモ−
ドでない時には、原稿画像読取処理の前記自動開始動作
を禁止する、読取制御手段;を設ける。
【0011】
【作用】第1番の発明においては、自動倍率モ−ド指定
手段を操作することによって、自動倍率モ−ドにするこ
とができる。このモ−ドにおいては、画像処理倍率(画
像読取倍率,コピ−倍率等)が検出された原稿サイズと
選択された出力サイズ(読取後画像サイズ,コピ−用紙
サイズ等)とに応じて自動的に決定される。そして、こ
の自動倍率モ−ドがオンの時には、自動スタ−トモ−ド
指定手段の操作に応答して自動スタ−トモ−ドの指定を
受付けるが、自動倍率モ−ドがオフの時には自動スタ−
トモ−ドの指定を却下する。そして自動スタ−トモ−ド
の指定を受付けた時(該モ−ドがオンの時)には、開閉
検出手段の検出状態に基づいて、即ち押圧部材(圧板)
が閉じる毎に、原稿画像読取処理(コピ−処理)を自動
的にスタ−トする。
【0012】従って第1番の発明では、予め自動スタ−
トモ−ドをオンにしておけば、処理を実施する毎にスタ
−トキ−を操作する必要がなく、圧板の開閉を実施する
毎に動作が自動的に開始される。しかも、自動スタ−ト
モ−ドがオンになるのは、自動倍率モ−ドがオンの時に
限定されているので、仮にコピ−条件を何も設定せずに
原稿を位置決めし圧板を閉じ、それに応答してコピ−動
作が開始されたとしても、常に画像処理倍率は適正にな
るので、ミスコピ−の発生は防止される。
【0013】第2番の発明においては、第1番の発明と
同様に、自動倍率モ−ド指定手段を操作することによっ
て、自動倍率モ−ドにすることができる。また、自動ス
タ−トモ−ド指定手段を操作することによって、自動ス
タ−トモ−ドを指定することができる。但し、自動スタ
−トモ−ドがオンの時であっても、自動倍率設定モ−ド
がオンになっていない時には、原稿画像読取処理は自動
的に開始しない。従って、仮にオペレ−タがコピ−条件
を何も設定せずに原稿を位置決めし圧板を閉じたとして
も、通常はそれに応答してコピ−動作が直ちに開始され
ることはなく、自動倍率モ−ド指定手段を操作して自動
倍率モ−ドをオンにした後でコピ−動作が開始される。
勿論、最初から自動倍率モ−ドがオンであれば、圧板を
閉じた直後に動作が自動的に開始される。従って、ミス
コピ−の発生は防止される。
【0014】第3番の発明においては、第2番の発明に
おいて更に、前記自動スタ−トモ−ドである時に、前記
自動倍率設定モ−ド以外のモ−ド(例えばマニュアル倍
率指定モ−ド)が指定された場合には、自動スタ−トモ
−ドが自動的に解除される。従って、例えば誤ったキ−
操作によって自動スタ−トモ−ドがオンになった場合
や、前の使用者が自動スタ−トモ−ドをオンにしたまま
の状態で新しいオペレ−タがそのモ−ドに気づかずに装
置を使用しようとしても、何かのモ−ド指定によって自
動スタ−トモ−ドが自動的に解除されるので、新しいオ
ペレ−タが期待しない自動スタ−トモ−ドによってミス
コピ−が生じるのを防止しうる。
【0015】第4番の発明においては、自動出力サイズ
モ−ド指定手段を操作することによって自動出力サイズ
モ−ドにすることができる。自動出力サイズモ−ドにお
いては、検出した原稿サイズに応じて出力サイズが自動
的に決定される。そして、この自動出力サイズモ−ドが
オンの時には、自動スタ−トモ−ド指定手段の操作に応
答して自動スタ−トモ−ドの指定を受付けるが、自動出
力サイズモ−ドがオフの時には自動スタ−トモ−ドの指
定を却下する。そして自動スタ−トモ−ドの指定を受付
けた時(該モ−ドがオンの時)には、開閉検出手段の検
出状態に基づいて、即ち押圧部材(圧板)が閉じる毎
に、原稿画像読取処理(コピ−処理)を自動的にスタ−
トする。
【0016】従って第4番の発明では、予め自動スタ−
トモ−ドをオンにしておけば、処理を実施する毎にスタ
−トキ−を操作する必要がなく、圧板の開閉を実施する
毎に動作が自動的に開始される。しかも、自動スタ−ト
モ−ドがオンになるのは、自動出力サイズモ−ドがオン
の時に限定されているので、仮にコピ−条件を何も設定
せずに原稿を位置決めし圧板を閉じ、それに応答してコ
ピ−動作が開始されたとしても、常に出力サイズが適正
になり、画像よりも大きな用紙が選択されることはな
く、ミスコピ−の発生は防止される。
【0017】第5番の発明においては、第4番の発明と
同様に、自動出力サイズモ−ド指定手段を操作すること
によって自動出力サイズモ−ドにすることができる。ま
た、自動スタ−トモ−ド指定手段を操作することによっ
て、自動スタ−トモ−ドを指定することができる。但
し、自動スタ−トモ−ドがオンの時であっても、自動出
力サイズモ−ドがオンになっていない時には、原稿画像
読取処理は自動的に開始しない。従って、仮にオペレ−
タがコピ−条件を何も設定せずに原稿を位置決めし圧板
を閉じたとしても、通常はそれに応答してコピ−動作が
直ちに開始されることはなく、自動出力サイズモ−ド指
定手段を操作して自動出力サイズモ−ドをオンにした後
でコピ−動作が開始される。勿論、最初から自動出力サ
イズモ−ドがオンであれば、圧板を閉じた直後に動作が
自動的に開始される。いずれにしても、ミスコピ−の発
生は防止される。
【0018】
【実施例】図1に本発明を実施する一形式の複写機の機
構部の構成を示す。この複写機は、デジタルカラ−複写
機である。図1を参照すると、この複写機は上方に配置
されたイメ−ジスキャナ100とその下方に配置された
プリンタ200を含んでいる。イメ−ジスキャナ100
の画像読取面には、原稿台として機能する透明なコンタ
クトガラス1が設けられており、その上方には開閉自在
な圧板50が配置されている。圧板50の内側の面、つ
まり原稿背面と対向する部分は白色になっている。コン
タクトガラス1の下方には、光学走査系が設けられてい
る。この光学走査系には、露光ランプ2及びミラ−3を
含む第1キャリッジ,ミラ−4及び5を含む第2キャリ
ッジ,及びレンズ6とイメ−ジセンサ7を含む受光ユニ
ットが備わっており、第1キャリッジ及び第2キャリッ
ジは副走査のためにそれぞれ図面の左右方向に機械的に
駆動される。露光ランプ2から出た光は、原稿面又は圧
板50内側の面で反射し、その反射光がミラ−3,4,
5及びレンズ6を通ってイメ−ジセンサ7に入射する。
この例では、イメ−ジセンサ7は分光器と3つの一次元
CCDイメ−ジセンサを備えており、入射する光をR
(レッド),G(グリ−ン)及びB(ブル−)の3原色
に分光し、各波長領域の光を各々独立したCCDイメ−
ジセンサで画素単位に検出する。
【0019】イメ−ジスキャナ100によって読取られ
た画像情報は、所定の画像処理を施された後、プリンタ
200に入力されコピ−画像を形成する。なおこの例で
は、イメ−ジスキャナ100はカラ−画像再現のために
1つのコピ−サイクルあたり4回の画像読取りを行な
い、プリンタ200はC(シアン),M(マゼンタ)及
びY(イエロ−)及びBK(ブラック)の各色の記録を
順次に行ないフルカラ−画像を再現する。プリンタ20
0の画像書込ユニットには、レ−ザ光源9,ポリゴンミ
ラ−スキャナ10,fθレンズ11,ミラ−12,及び
防塵ガラス45が設けられている。レ−ザ光源9からは
記録すべき画像の各画素の記録/非記録に対応する二値
信号で変調されたレ−ザ光が発射され、このレ−ザ光が
ポリゴンミラ−スキャナ10で反射し、fθレンズ1
1,ミラ−12及び防塵ガラス45を通って感光体ドラ
ム8の表面に結像される。
【0020】感光体ドラム8の周辺には、クリ−ニング
ユニット42,除電ランプ43,メインチャ−ジャ4
4,現像ユニット14,転写ベルト15,転写チャ−ジ
ャ16等が設けられている。感光体ドラム8の表面は、
まずメインチャ−ジャ44によって均一に所定の高電位
に帯電する。この面に画像に対応するレ−ザ光が照射さ
れると、表面電位が変化し、画像つまりレ−ザ光のオン
/オフに応じて電位分布が形成される。この電位分布、
即ち静電潜像が現像ユニット14を通ると、4つある現
像器13C,13M,13Y及び13Bのうち選択され
たものが保持する色のトナ−が電位の高低に応じて付着
し、可視像が形成される。感光体ドラム8上に形成され
た可視像、つまりトナ−像は、転写チャ−ジャ16によ
って転写ベルト15上に転写される。4回の画像形成に
よって、転写ベルト15上にはC,M,Y及びBKの4
色のトナ−像が重なって形成される。更に、給紙カセッ
ト17又は18から給紙される転写紙が、レジストロ−
ラ22を介して転写ベルト15上に送り込まれ、転写ベ
ルト15上のトナ−像は転写チャ−ジャ23,24によ
って転写紙に転写する。トナ−像が転写された転写紙
は、分離チャ−ジャ25によって転写ベルト15から分
離され、定着ロ−ラ26を通ってトナ−像を定着した
後、排紙経路へ向かう。
【0021】図1の複写機の上面操作部には、図2に示
すような操作ボ−ドが配置されている。図2を参照する
と、この操作ボ−ドには多数のキ−スイッチと多数の表
示器が備わっている。即ち、代表的なものとしては、自
動スタ−トモ−ドキ−70,割り込みコピ−の設定・解
除を行なう割り込みキ−72,割り込みコピ−状態を示
す割り込み表示73,置数確認キ−74,テンキ−7
5,各種情報を表示する表示パネル76,両面モ−ドキ
−77,両面モ−ドの状態を表示する両面表示78,綴
代調整キ−79,綴代の寸法を表示する綴代寸法表示8
0,APS(自動用紙選択)モ−ドキ−81,自動用紙
選択モ−ド表示83,AMS(自動倍率選択)モ−ドキ
−89,ズ−ム変倍キ−93,縮小キ−97,拡大キ−
98,等倍指定キ−99,用紙選択キ−100,濃淡調
節キ−101,自動濃度調節モ−ドキ−102,クリア
/ストップキ−103,プリントスタ−トキ−104,
エンタ−キ−105,メッセ−ジ表示器106及び数値
表示器107が備わっている。これらのキ−スイッチ及
び表示器の大部分は従来より良く知られているものであ
るので、一部分のもののみその機能を説明する。
【0022】自動スタ−トモ−ドキ−70は、自動スタ
−トモ−ドを指定するのに利用される。自動スタ−トモ
−ドにおいては、コピ−を開始する時にプリントスタ−
トキ−104を押下する必要がなく、圧板50を閉じる
毎に、自動的にコピ−動作が開始される。APSモ−ド
キ−81は、APSモ−ドを指定するのに利用される。
通常、使用する用紙(転写紙)の選択は、用紙選択キ−
100の操作で給紙系を切換えることによって行なわれ
るが、APSモ−ドでは、コンタクトガラス1上に載置
される原稿のサイズを検出し、そのサイズと同一サイズ
の用紙を保持する給紙系が自動的に選択される。また、
AMSモ−ドキ−89は、AMSモ−ドを指定するのに
利用される。通常、コピ−倍率は、ズ−ム変倍キ−9
3,縮小キ−97,拡大キ−98,又は等倍指定キ−9
9の操作によってオペレ−タが指定するが、AMSモ−
ドでは、コンタクトガラス1上に載置される原稿のサイ
ズを検出し、またその時選択された給紙系に保持された
用紙(転写紙)のサイズを検出し、原稿の画像サイズを
転写紙サイズに合わせるように、コピ−倍率が自動的に
選択される。
【0023】図1の複写機の電装部の構成概要を図3に
示す。図3を参照して説明する。この複写機の全体の処
理は、マイクロコンピュ−タを内蔵した複写プロセス制
御ユニット310によって制御される。この複写プロセ
ス制御ユニット310には、様々なユニット320,5
1,52,53,54,55,56,57,58,5
9,及び60が接続されている。イメ−ジセンサ7で読
み取った画像情報は、画像処理ユニット51で所定の処
理を受けた後、レ−ザ書込ユニット52に印加される。
ヒ−タ制御ユニット53は、定着器のヒ−タ熱量を制御
して定着ロ−ラ26を所定の定着温度に維持する。ラン
プ制御ユニット54は、露光ランプ2に印加する電圧を
制御し、原稿の露光量を一定に維持する。スキャナモ−
タユニット55は、光学走査系に設けられた電気モ−タ
を制御して、前記第1及び第2キャリッジを駆動し、そ
れを副走査する。レンズユニット56は、光学走査系の
レンズ6に結合された電気モ−タを制御して該レンズの
倍率を調整し、主走査方向のコピ−倍率を調整する。な
お副走査方向のコピ−倍率は、光学走査系の副走査の駆
動速度を調整することによって変更される。クラッチ/
ソレノイドユニット57は、給紙系,搬送系など装置の
各駆動部に設けられたクラッチやソレノイドをオン/オ
フ制御する。
【0024】センサユニット58は、装置各部に設けら
れた様々なセンサを含み、それらが出力する信号に対し
て増幅,波形整形等の処理を実施し、処理した信号を複
写プロセス制御ユニット310に印加する。このセンサ
ユニット58に含まれるセンサとしては、例えば、圧板
50の開閉状態を検出する圧板センサ,各転写紙給紙系
(17,18)の転写紙サイズを検出する転写紙サイズ
センサ,光学走査系の走査位置を検出する位置センサ,
転写紙搬送路上の各部に配置されるペ−パセンサ等があ
る。この実施例では、圧板センサは圧板50に内蔵した
図示しない感圧センサで構成してあり、図4に示すよう
に圧板50を持ち上げるとセンサがオフし、図1に示す
ように圧板50をコンタクトガラス1上に乗せると、そ
の下面が圧板の自重で押圧され、センサがオンする。転
写紙サイズセンサは、各転写紙給紙系に装着される給紙
カセットに付加された識別板(図示せず)の形状を識別
することによってカセットの種類を検出する。予めカセ
ットの種類に応じてそれに装填する転写紙のサイズを統
一しておくことにより、転写紙サイズセンサは、転写紙
のサイズを検出できる。なおこの実施例では、コンタク
トガラス1上での原稿の有無,及びコンタクトガラス1
上に載置される原稿のサイズを検出しているが、それら
はイメ−ジセンサ7が出力する信号を処理することによ
って検出されるので、他に特別なセンサは設けられてい
ない。 図3の複写プロセス制御ユニット310の処理
の概略を図5に示す。図5を参照して説明する。電源が
オンすると、まず制御ユニット310自身の初期化(R
AMクリア,各種モ−ド設定,出力ポ−トの状態設定
等)を実行し、次に複写機を動作可能にするための各種
初期設定(複写モ−ド設定,タイマ設定等々)を実行す
る。続いて、待機モ−ド処理を実行する。待機モ−ド処
理では、各種センサが出力する信号の読取り及び操作ボ
−ドのキ−スイッチの状態読取りを実行し、各種出力機
器のオン/オフ制御を実行し、異常チェックを実行し、
読取った信号の判別処理を実行し、更にタイマ処理及び
表示処理を実行する。コピ−可能な状態になるまで、待
機モ−ド処理が繰り返し実行され、複写機は待機状態を
継続する。
【0025】コピ−動作可能な状態になった後で、スタ
−ト条件が成立すると、次の複写前モ−ド処理に進む。
通常、操作ボ−ド上のプリントキ−104が押下される
と、スタ−ト条件が成立し複写前モ−ド処理に進む。但
し自動スタ−トモ−ドにおいては、プリントキ−104
が操作されなくても、圧板50が閉じられる毎に、スタ
−ト条件が成立する。複写前モ−ド処理では、複写プロ
セスを開始する前の準備を行なう。この処理には、原稿
サイズを検出するためのプレスキャンが含まれる。プレ
スキャンでは、光学走査系を走査して、原稿とその背景
の画像情報をイメ−ジセンサ7で入力し、その信号を処
理し原稿領域と背景(圧板)との境界の大きさを検出す
ることによって原稿サイズを識別する。また、レンズ6
に結合された電気モ−タを駆動して、予め設定されたコ
ピ−倍率になるようにレンズの倍率を調整する。更に、
複写前モ−ド処理では感光体表面のクリ−ニングを実行
し、また、テンキ−によって複写枚数が入力されている
時には、その値NKを枚数レジスタNset にストアす
る。
【0026】複写前モ−ド処理が終了すると、次の複写
モ−ド処理に進み、実際にコピ−プロセスを実行する。
紙搬送処理,トナ−補給処理,異常チェック処理等々も
同時に実行される。コピ−プロセスでは、前述のように
感光体上を均一の高電位に帯電した後、その表面に原稿
からの反射光を照射して感光体表面に静電潜像を形成
し、該静電潜像を現像ユニットにおいてトナ−で可視化
し、トナ−像を転写紙に転写し、転写紙を感光体から分
離して搬送し、定着器でトナ−像を転写紙に定着させ転
写紙を排紙する。1回のコピ−サイクルが終了するま
で、複写モ−ド処理を繰り返し実行する。1回のコピ−
サイクルが終了すると、コピ−枚数カウンタCcopyを+
1し、該カウンタの内容を枚数レジスタNset の内容と
比較する。両者の値が一致しなければ、複写モ−ド処理
を再び繰り返し、複数回のコピ−サイクルを実質上連続
的に実行する。枚数レジスタNset に設定された枚数分
のコピ−サイクルが完了すると、コピ−枚数カウンタC
copyをクリアし、複写後モ−ド処理に進む。複写後モ−
ド処理では、紙搬送処理,異常チェック,コピ−後処理
などを実行する。全ての排紙が完了するまで、複写後モ
−ド処理を繰り返し実行する。排紙が完了すると、再び
待機モ−ド処理に戻り、スタ−ト条件が成立する毎に上
記処理を繰り返し実行する。
【0027】図5に示す待機モ−ド処理に含まれる「入
力信号判別」処理の一部分を図6に示す。図6を参照し
てこの処理の内容を説明する。ステップ11ではAMS
(自動倍率選択)モ−ドキ−89がオンが否かを調べ、
オンであると次のステップ12でAMSモ−ドをオンに
する。
【0028】次のステップ13では、自動スタ−トモ−
ドキ−70がオンか否かを調べる。このモ−ドキ−がオ
ンなら、次のステップ14で、同時にAMSモ−ドがオ
ンか否かを調べる。自動スタ−トモ−ドキ−70がオン
した時にAMSモ−ドになっていれば、次のステップ1
5で、自動スタ−トモ−ドをオンにする。しかし、自動
スタ−トモ−ドキ−70がオンした時にAMSモ−ドで
ないと、ステップ16に進み、入力エラ−音を操作ボ−
ド320から出力すると共に、「AMSモ−ドをオンし
て下さい」をエラ−メッセ−ジとして操作ボ−ド上のメ
ッセ−ジ表示器106に表示する。
【0029】圧板の開閉状態の変化がステップ17で検
出されると、次にステップ18で圧板が閉状態か否かを
調べる。圧板が閉状態であると、更にステップ19で、
コンタクトガラス1上に原稿があるか否かを調べる。そ
して原稿有の時には、次のステップ20に進み、自動ス
タ−トモ−ドがオンか否かを調べる。ステップ20で自
動スタ−トモ−ドがオンであると、次のステップ21
で、スタ−ト条件成立フラグをセットする。つまり、簡
単にいえば、自動スタ−トモ−ドをオンにしておくと、
コンタクトガラス1上に原稿をセットして圧板50を閉
じる度に、スタ−ト条件成立フラグがセットされる。但
し、AMSモ−ドがオンしていないと自動スタ−トモ−
ドがオンしないので、AMSモ−ドがオフであれば、圧
板50を閉じてもスタ−ト条件は成立しない。自動スタ
−トモ−ドがオフの時には、プリントスタ−トキ−10
4を押下する毎に、ステップ22から23に進み、スタ
−ト条件成立フラグがセットされる。
【0030】次に第2実施例を説明する。この実施例の
構成及び動作の大部分は前記実施例と同一であり、「入
力信号判別」処理のみが図7に示すように変更してあ
る。図7を参照してこの処理を説明する。
【0031】ステップ31ではAMS(自動倍率選択)
モ−ドキ−89がオンが否かを調べ、オンであると次の
ステップ32でAMSモ−ドをオンにする。次のステッ
プ33では、自動スタ−トモ−ドキ−70がオンか否か
を調べ、オンであると次のステップ34で自動スタ−ト
モ−ドをオンにする。次のステップ35では、手動倍率
調整キ−(93,97,98,99のいずれか)に関す
る操作の有無を調べ、手動倍率調整操作があると、ステ
ップ36に進む。ステップ36では、自動スタ−トモ−
ドがセットされている時にはそれを強制的に解除する。
【0032】圧板の開閉状態の変化がステップ37で検
出されると、次にステップ38で圧板が閉状態か否かを
調べる。圧板が閉状態であると、更にステップ39で、
コンタクトガラス1上に原稿があるか否かを調べる。そ
して原稿有の時には、次のステップ40に進み、自動ス
タ−トモ−ドがオンか否かを調べる。ステップ40で自
動スタ−トモ−ドがオンであると、更に次のステップ4
1でAMSモ−ドがオンか否かを調べる。自動スタ−ト
モ−ドがオンでしかもAMSモ−ドがオンであると、ス
テップ43に進んでスタ−ト条件成立フラグをセットす
る。しかし、自動スタ−トモ−ドがオンでAMSモ−ド
がオフであると、ステップ44に進み、「自動スタ−ト
禁止中」を操作ボ−ド上のメッセ−ジ表示器106に表
示し、その場合には、スタ−ト条件成立フラグをセット
しない。
【0033】つまり、この実施例においても、自動スタ
−トモ−ドをオンにしておくと、コンタクトガラス1上
に原稿をセットして圧板50を閉じる度に、スタ−ト条
件成立フラグがセットされる。但し、自動スタ−トモ−
ドがオンの時であっても、それが有効になるのはAMS
モ−ドがオンの時だけである。また、自動スタ−トモ−
ドがオンの時に手動でコピ−倍率を変更すると、自動ス
タ−トモ−ドはオフに切換わる。また、プリントスタ−
トキ−104を押下する毎に、ステップ42から43に
進み、スタ−ト条件成立フラグがセットされる。
【0034】次に第3実施例を説明する。この実施例の
構成及び動作の大部分は前記実施例と同一であり、「入
力信号判別」処理のみが図8に示すように変更してあ
る。図8を参照してこの処理を説明する。ステップ51
ではAMS(自動倍率選択)モ−ドキ−89がオンか否
かを調べ、オンであると次のステップ52でAMSモ−
ドをオンにする。同様にステップ53ではAPS(自動
用紙選択)モ−ドキ−81がオンか否かを調べオンであ
ると次のステップ54でAPSモ−ドをオンにする。な
お、ステップ52ではAPSモ−ドを解除し、ステップ
54ではAMSモ−ドを解除する。
【0035】次のステップ55では、自動スタ−トモ−
ドキ−70がオンか否かを調べる。このモ−ドキ−がオ
ンなら、次のステップ56で、同時にAMSモ−ドがオ
ンか否かを調べる。自動スタ−トモ−ドキ−70がオン
した時にAMSモ−ドになっていれば、次のステップ5
8で、自動スタ−トモ−ドをオンにする。AMSモ−ド
でない時には、ステップ56から57に進み、APSモ
−ドがオンか否かを調べる。自動スタ−トモ−ドキ−7
0がオンした時にAPSモ−ドになっていれば、ステッ
プ58で、自動スタ−トモ−ドをオンにする。しかし、
自動スタ−トモ−ドキ−70がオンした時にAMSモ−
ド及びAPSモ−ドのいずれでもないと、ステップ59
に進み、入力エラ−音を操作ボ−ド320から出力する
と共に、「AMS又はAPSモ−ドをオンして下さい」
をエラ−メッセ−ジとして操作ボ−ド上のメッセ−ジ表
示器106に表示する。
【0036】圧板の開閉状態の変化がステップ60で検
出されると、次にステップ61で圧板が閉状態か否かを
調べる。圧板が閉状態であると、更にステップ62で、
コンタクトガラス1上に原稿があるか否かを調べる。そ
して原稿有の時には、次のステップ63に進み、自動ス
タ−トモ−ドがオンか否かを調べる。ステップ63で自
動スタ−トモ−ドがオンであると、次のステップ64
で、スタ−ト条件成立フラグをセットする。つまり、簡
単にいえば、自動スタ−トモ−ドをオンにしておくと、
コンタクトガラス1上に原稿をセットして圧板50を閉
じる度に、スタ−ト条件成立フラグがセットされる。但
し、AMSモ−ド又はAPSモ−ドがオンしていないと
自動スタ−トモ−ドがオンしないので、AMSモ−ドと
APSモ−ドの両方がオフであれば、圧板50を閉じて
もスタ−ト条件は成立しない。自動スタ−トモ−ドがオ
フの時には、プリントスタ−トキ−104を押下する毎
に、ステップ65から66に進み、スタ−ト条件成立フ
ラグがセットされる。
【0037】次に第4実施例を説明する。この実施例の
構成及び動作の大部分は前記実施例と同一であり、「入
力信号判別」処理のみが図9に示すように変更してあ
る。図9を参照してこの処理を説明する。
【0038】ステップ71ではAMS(自動倍率選択)
モ−ドキ−89がオンが否かを調べ、オンであると次の
ステップ72でAMSモ−ドをオンにする。同様に、ス
テップ73ではAPS(自動用紙選択)モ−ドキ−89
がオンが否かを調べ、オンであると次のステップ74で
APSモ−ドをオンにする。次のステップ75では、自
動スタ−トモ−ドキ−70がオンか否かを調べ、オンで
あると次のステップ76で自動スタ−トモ−ドをオンに
する。次のステップ77では、手動倍率調整キ−(9
3,97,98,99のいずれか)に関する操作の有無
を調べ、手動倍率調整操作があると、ステップ78に進
む。ステップ78では、自動スタ−トモ−ドがセットさ
れている時にはそれを強制的に解除する。
【0039】圧板の開閉状態の変化がステップ79で検
出されると、次にステップ80で圧板が閉状態か否かを
調べる。圧板が閉状態であると、更にステップ81で、
コンタクトガラス1上に原稿があるか否かを調べる。そ
して原稿有の時には、次のステップ82に進み、自動ス
タ−トモ−ドがオンか否かを調べる。ステップ82で自
動スタ−トモ−ドがオンであると、更に次のステップ8
3でAMSモ−ドがオンか否かを調べる。自動スタ−ト
モ−ドがオンでしかもAMSモ−ドがオンであると、ス
テップ43に進んでスタ−ト条件成立フラグをセットす
る。また、AMSモ−ドがオフの時には、ステップ83
から84に進み、APSモ−ドがオンか否かを調べる。
そして、自動スタ−トモ−ドがオンでしかもAPSモ−
ドがオンであると、ステップ43に進んでスタ−ト条件
成立フラグをセットする。しかし、自動スタ−トモ−ド
がオンでAMSモ−ド及びAPSモ−ドの両方がオフで
ある場合には、ステップ87に進み、「自動スタ−ト禁
止中」を操作ボ−ド上のメッセ−ジ表示器106に表示
し、その場合には、スタ−ト条件成立フラグをセットし
ない。
【0040】つまり、この実施例においても、自動スタ
−トモ−ドをオンにしておくと、コンタクトガラス1上
に原稿をセットして圧板50を閉じる度に、スタ−ト条
件成立フラグがセットされる。但し、自動スタ−トモ−
ドがオンの時であっても、それが有効になるのはAMS
モ−ドがオンの時だけである。また、自動スタ−トモ−
ドがオンの時に手動でコピ−倍率を変更すると、自動ス
タ−トモ−ドはオフに切換わる。また、プリントスタ−
トキ−104を押下する毎に、ステップ85から86に
進み、スタ−ト条件成立フラグがセットされる。
【0041】AMSモ−ドがオンの時には、コピ−動作
をスタ−トした後、まずプレスキャンを実行し、イメ−
ジセンサ7から入力された画像情報を処理することによ
ってコンタクトガラス1上に載置された原稿のサイズを
検出する。また、用紙選択キ−100によって予め選択
された転写紙給紙系(17又は18)に配置されたセン
サによって当該給紙系の転写紙サイズを検出する。そし
て、原稿サイズと転写紙サイズから適切なコピ−倍率を
決定する。例えば、原稿がA4サイズで転写紙がB4サ
イズであると、コピ−倍率を122%に自動的に決定す
る。
【0042】またAPSモ−ドがオンの時には、コピ−
動作をスタ−トした後、まずプレスキャンを実行し、イ
メ−ジセンサ7から入力された画像情報を処理すること
によってコンタクトガラス1上に載置された原稿のサイ
ズを検出する。また、転写紙給紙系(17,18)の各
々に設けられたセンサによって各給紙系に保持された転
写紙のサイズを検出する。そして、検出した原稿サイズ
と一致するサイズの転写紙を保持する給紙系を自動的に
選択する。例えば、上段の給紙系17にA4サイズ、下
段の給紙系18にB4サイズの転写紙が保持されている
時に、A4サイズの原稿がコンタクトガラス1上に載置
された時には、原稿サイズと一致するA4サイズの転写
紙を選択するように、上段の給紙系17が選択される。
【0043】なお上記実施例においては複写機に本発明
を適用した場合を説明したが、イメ−ジスキャナとコン
ピュ−タを組合せた画像入力装置においても、同様に本
発明は実施しうる。その場合、複写機における転写紙サ
イズは、読取後の画像サイズに対応付けられる。
【0044】
【発明の効果】以上のとおり本発明によれば、自動倍率
モ−ド(AMSモ−ド)もしくは自動出力サイズモ−ド
(APSモ−ド)の場合に限って、自動スタ−トモ−ド
が有効になるので、仮にオペレ−タが操作ボ−ドを何も
操作せずに原稿をセットして圧板を閉じたとしても、自
動スタ−トモ−ドが働かないか、もしくはAMSモ−ド
又はAPSモ−ドによって適切な条件でコピ−が作成さ
れるので、いずれにしてもミスコピ−は発生しない。
【0045】第1番の発明(図6参照)では、自動倍率
モ−ド(AMSモ−ド)がオンの時でないと、自動スタ
−トモ−ドがオンしないので上記の効果が得られる。ま
た第2番の発明(図7参照)では、自動スタ−トモ−ド
指定手段によって、いつでも自動スタ−トモ−ドをオン
することができるが、自動スタ−トモ−ドがオンであっ
ても、自動倍率モ−ドがオンの時でないと処理がスタ−
トしないので、上記の効果が得られる。更に第3番の発
明(図7参照)では、自動倍率モ−ド以外のモ−ド(手
動倍率調整など)が指定されると、自動スタ−トモ−ド
を自動的に解除するので、自動倍率モ−ド以外で処理が
自動スタ−トするのを防止しうる。また第4番の発明
(図8参照)では、自動出力サイズモ−ド(APSモ−
)がオンの時でないと、自動スタ−トモ−ドがオンし
ないので上記の効果が得られる。また第5番の発明(図
9参照)では、自動スタ−トモ−ド指定手段によって、
いつでも自動スタ−トモ−ドをオンすることができる
が、自動スタ−トモ−ドがオンであっても、自動出力サ
イズモ−ドがオンの時でないと処理がスタ−トしないの
で、上記の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例の複写機の機構部を示す正面図であ
る。
【図2】 図1の複写機の操作ボ−ドの外観を示す平面
図である。
【図3】 図1の複写機の電装部を示すブロック図であ
る。
【図4】 図1の複写機の使用状態の外観を示す斜視図
である。
【図5】 図3の制御ユニット310の動作を示すフロ
−チャ−トである。
【図6】 図5の一部分の内容を示すフロ−チャ−トで
ある。
【図7】 図6に対応する第2実施例のフロ−チャ−ト
である。
【図8】 図6に対応する第3実施例のフロ−チャ−ト
である。
【図9】 図6に対応する第4実施例のフロ−チャ−ト
である。
【符号の説明】
1:コンタクトガラス 2:露光ランプ 3,
4,5:ミラ− 6:レンズ 7:イメ−ジセンサ 8:感
光体ドラム 9:レ−ザ光源 10:ポリゴンミラ−スキャ
ナ 11:fθレンズ 12:ミラ− 13C,13M,13Y,13B:現像器 14:
現像ユニット 15:転写ベルト 16,23,24:転写チャ
−ジャ 26:定着ロ−ラ 42:クリ−ニングユニット 43:除電ランプ 44:メインチャ−ジャ 50:圧板 100:イメ−ジスキャナ 200:プリンタ 310:複写プロセス制御ユ
ニット 320:操作ボ−ド

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明な原稿台,該原稿台上に載置される原
    稿の背面を押圧する開閉自在な押圧部材,及び前記原稿
    台上の原稿の画像を読取る手段、を含む画像読取装置に
    おいて: 前記原稿台上の原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出
    手段;出力サイズ を指定する出力サイズ指定手段; 自動倍率設定モ−ドを指定及び解除する自動倍率モ−ド
    指定手段; 自動倍率設定モ−ドが指定された時に、前記原稿サイズ
    検出手段の検出した原稿サイズと前記出力サイズ指定手
    段によって指定された出力サイズとに応じて画像処理倍
    率を自動的に設定する倍率設定手段; 前記押圧部材の開閉状態を検出する開閉検出手段; 自動スタ−トモ−ドを指定する自動スタ−トモ−ド指定
    手段;及び 前記自動スタ−トモ−ド指定手段が操作された時に、前
    記自動倍率設定モ−ドであると自動スタ−トモ−ドの指
    定を受付け、そうでなければ自動スタ−トモ−ドの指定
    を却下し、該自動スタ−トモ−ドの指定を受付けた時に
    は、前記開閉検出手段の検出状態に応答して、自動的に
    原稿画像読取処理を開始する、読取制御手段; を設けたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】透明な原稿台,該原稿台上に載置される原
    稿の背面を押圧する開閉自在な押圧部材,及び前記原稿
    台上の原稿の画像を読取る手段、を含む画像読取装置に
    おいて: 前記原稿台上の原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出
    手段;出力サイズ を指定する出力サイズ指定手段; 自動倍率設定モ−ドを指定及び解除する自動倍率モ−ド
    指定手段; 自動倍率設定モ−ドが指定された時に、前記原稿サイズ
    検出手段の検出した原稿サイズと前記出力サイズ指定手
    段によって指定された出力サイズとに応じて画像処理倍
    率を自動的に設定する倍率設定手段; 前記押圧部材の開閉状態を検出する開閉検出手段; 自動スタ−トモ−ドを指定する自動スタ−トモ−ド指定
    手段;及び 自動スタ−トモ−ドである時に、前記自動倍率設定モ−
    ドであると前記開閉検出手段の検出状態に応答して自動
    的に原稿画像読取処理を開始し、該自動倍率設定モ−ド
    でない時には、原稿画像読取処理の前記自動開始動作を
    禁止する、読取制御手段; を設けたことを特徴とする画像読取装置。
  3. 【請求項3】前記読取制御手段は、前記自動スタ−トモ
    −ドである時に、前記自動倍率設定モ−ド以外のモ−ド
    が指定された場合には、該自動スタ−トモ−ドを自動的
    に解除する、前記請求項2記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】透明な原稿台,該原稿台上に載置される原
    稿の背面を押圧する開閉自在な押圧部材,及び前記原稿
    台上の原稿の画像を読取る手段、を含む画像読取装置に
    おいて: 前記原稿台上の原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出
    手段;出力サイズ を指定する出力サイズ指定手段; 動出力サイズモ−ドを指定及び解除する自動出力サイ
    ズモ−ド指定手段; 自動出力サイズモ−ドが指定された時に、前記原稿サイ
    ズ検出手段の検出した原稿サイズに応じて出力サイズ
    自動的に決定する、自動出力サイズ設定手段; 前記押圧部材の開閉状態を検出する開閉検出手段; 自動スタ−トモ−ドを指定する自動スタ−トモ−ド指定
    手段;及び 前記自動スタ−トモ−ド指定手段が操作された時に、前
    記自動出力サイズモ−ドであると自動スタ−トモ−ドの
    指定を受付け、そうでなければ自動スタ−トモ−ドの指
    定を却下し、該自動スタ−トモ−ドの指定を受付けた時
    には、前記開閉検出手段の検出状態に応答して、自動的
    に原稿画像読取処理を開始する、読取制御手段; を設けたことを特徴とする画像読取装置。
  5. 【請求項5】透明な原稿台,該原稿台上に載置される原
    稿の背面を押圧する開閉自在な押圧部材,及び前記原稿
    台上の原稿の画像を読取る手段、を含む画像読取装置に
    おいて: 前記原稿台上の原稿のサイズを検出する原稿サイズ検出
    手段;出力サイズ を指定する出力サイズ指定手段; 動出力サイズモ−ドを指定及び解除する自動出力サイ
    ズモ−ド指定手段; 自動出力サイズモ−ドが指定された時に、前記原稿サイ
    ズ検出手段の検出した原稿サイズに応じて出力サイズ
    自動的に決定する、自動出力サイズ設定手段; 前記押圧部材の開閉状態を検出する開閉検出手段; 自動スタ−トモ−ドを指定する自動スタ−トモ−ド指定
    手段;及び 自動スタ−トモ−ドである時に、前記自動出力サイズモ
    ドであると前記開閉検出手段の検出状態に応答して自
    動的に原稿画像読取処理を開始し、該自動出力サイズモ
    ドでない時には、原稿画像読取処理の前記自動開始動
    作を禁止する、読取制御手段; を設けたことを特徴とする画像読取装置。
JP03223775A 1991-09-04 1991-09-04 画像読取装置 Expired - Fee Related JP3129478B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03223775A JP3129478B2 (ja) 1991-09-04 1991-09-04 画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03223775A JP3129478B2 (ja) 1991-09-04 1991-09-04 画像読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0563904A JPH0563904A (ja) 1993-03-12
JP3129478B2 true JP3129478B2 (ja) 2001-01-29

Family

ID=16803519

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03223775A Expired - Fee Related JP3129478B2 (ja) 1991-09-04 1991-09-04 画像読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3129478B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002354176A (ja) * 2001-05-28 2002-12-06 Ricoh Co Ltd 画像複写装置
JP2014083223A (ja) * 2012-10-24 2014-05-12 Kaga Shiki:Kk 紙扇子
JP2016120084A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 芳男 渡辺 指穴要の紙扇子

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW422470U (en) * 1999-05-29 2001-02-11 Acer Peripherals Inc Image scanner using a mask to start scanning operation
JP5629128B2 (ja) 2010-06-01 2014-11-19 株式会社Pfu 画像読取装置
JP6217168B2 (ja) 2013-06-21 2017-10-25 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
JP6372392B2 (ja) * 2015-02-27 2018-08-15 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 原稿読取装置
JP6638737B2 (ja) 2016-01-15 2020-01-29 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
JP2018160819A (ja) 2017-03-23 2018-10-11 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及びプログラム
JP6919422B2 (ja) 2017-08-30 2021-08-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2022067807A (ja) 2020-10-21 2022-05-09 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、自動複写方法および自動複写プログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002354176A (ja) * 2001-05-28 2002-12-06 Ricoh Co Ltd 画像複写装置
JP4518701B2 (ja) * 2001-05-28 2010-08-04 株式会社リコー 画像複写装置
JP2014083223A (ja) * 2012-10-24 2014-05-12 Kaga Shiki:Kk 紙扇子
JP2016120084A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 芳男 渡辺 指穴要の紙扇子

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0563904A (ja) 1993-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7783222B2 (en) Image forming apparatus having change-over type developing device
US7417770B2 (en) Image forming device with priority mode to force automatic switching to monochromatic mode over color mode
JP3129478B2 (ja) 画像読取装置
US6519429B2 (en) Image processing device, image processing method, and program realizing the image processing method
US11297196B2 (en) Image forming apparatus with original reading mode settable independently for a copy operation and a sending operation
JPH09311595A (ja) 画像形成装置
JP3473805B2 (ja) デジタルカラー画像形成装置
JP3509048B2 (ja) 画像形成装置
JPH047564A (ja) 電子写真装置
US6038040A (en) Image forming apparatus with improved operability
JP3721769B2 (ja) 画像形成装置
JP4310129B2 (ja) 原稿給送装置、画像形成装置、原稿給送装置の制御方法及び画像形成装置の制御方法
JPH1053338A (ja) マルチトレイのトレイ選択装置
JPH01285977A (ja) 複写装置
JP2006295436A (ja) 画像読取装置,読み取りサイズ検出方法
US6295389B1 (en) Image forming apparatus that facilitates operation setting
US20210067647A1 (en) Image forming apparatus and program
JPH07162607A (ja) 画像形成装置
JPH11102095A (ja) 画像形成装置
JP3136379B2 (ja) 両面画像形成装置
JP2925623B2 (ja) 原稿読取装置
JPH01186923A (ja) 作像装置の原稿サイズ検知装置
JPH04287080A (ja) 画像形成装置
JPH0486753A (ja) 画像記録装置
JPH09244314A (ja) 複写装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees