JPH04287080A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH04287080A JPH04287080A JP3075895A JP7589591A JPH04287080A JP H04287080 A JPH04287080 A JP H04287080A JP 3075895 A JP3075895 A JP 3075895A JP 7589591 A JP7589591 A JP 7589591A JP H04287080 A JPH04287080 A JP H04287080A
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- Pending
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Landscapes
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は複写機等における画像
形成装置に関する。
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の画像形成装置として、未定
着のトナー像の担持体を加熱した定着ローラ間を通過さ
せることにより加熱定着する定着手段と、前記定着手段
の温度を検知する温度検知手段と、定着時に第1,2定
着モードでそれぞれ第1,2設定温度に定着ローラの温
度を制御する温度制御手段とを有するものは公知である
。
着のトナー像の担持体を加熱した定着ローラ間を通過さ
せることにより加熱定着する定着手段と、前記定着手段
の温度を検知する温度検知手段と、定着時に第1,2定
着モードでそれぞれ第1,2設定温度に定着ローラの温
度を制御する温度制御手段とを有するものは公知である
。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような画
像形成装置にあっては、定着時と待機時において定着ロ
ーラの温度に相違がある場合があり、したがって待機状
態から即時定着に切り換えることが困難であり、そのた
め使用者は不必要に長い時間待機しなければならず、ま
たその時間はどのくらいであるかにつき、自由に設定す
ることができないという問題がある。
像形成装置にあっては、定着時と待機時において定着ロ
ーラの温度に相違がある場合があり、したがって待機状
態から即時定着に切り換えることが困難であり、そのた
め使用者は不必要に長い時間待機しなければならず、ま
たその時間はどのくらいであるかにつき、自由に設定す
ることができないという問題がある。
【0004】そこでこの発明の目的は、前記のような従
来の画像形成装置のもつ問題を解消し、待機時間を短縮
するとともにその時間を許容できる所望の時間に設定す
ることのできる画像形成装置を提供するにある。
来の画像形成装置のもつ問題を解消し、待機時間を短縮
するとともにその時間を許容できる所望の時間に設定す
ることのできる画像形成装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は前記のような
目的を達成するために、前記のような従来の画像形成装
置において、待機時の定着ローラの温度を任意の値に設
定することが可能となっていることを特徴とする。そし
て設定温度値を記憶する不揮発記憶手段を有する。また
待機時の定着ローラの設定温度を異なる第3設定温度で
制御することを特徴とする。また待機時の定着ローラの
設定温度を異なる第3設定温度と異なる第1又は第2設
定温度に選択可能となっていることを特徴とする。また
前記画像読取手段による複写原稿読取後、選択された定
着モードによって、定着ローラの温度を自動的に設定す
ることを特徴とする。また待機時は第3の設定温度に温
度を制御する温度制御手段と、白黒原稿とカラー原稿と
を自動認識する画像読取手段と、待機時の定着ローラの
設定温度を第3の設定温度と異なる第1又は第2設定温
度に選択可能な選択手段とを設け、待機時の定着ローラ
の温度と複写時の設定温度とが異なるとき、複写動作を
一時中断して待機状態とすることを特徴とする。また待
機時の定着ローラの設定温度を第3設定温度と異なる第
1又は第2設定温度に選択可能な選択手段を有し、待機
時の定着ローラの設定温度によって電源投入時の立上り
動作が異なることを特徴とする。設定温度値を記憶する
不揮発記憶手段を有する。
目的を達成するために、前記のような従来の画像形成装
置において、待機時の定着ローラの温度を任意の値に設
定することが可能となっていることを特徴とする。そし
て設定温度値を記憶する不揮発記憶手段を有する。また
待機時の定着ローラの設定温度を異なる第3設定温度で
制御することを特徴とする。また待機時の定着ローラの
設定温度を異なる第3設定温度と異なる第1又は第2設
定温度に選択可能となっていることを特徴とする。また
前記画像読取手段による複写原稿読取後、選択された定
着モードによって、定着ローラの温度を自動的に設定す
ることを特徴とする。また待機時は第3の設定温度に温
度を制御する温度制御手段と、白黒原稿とカラー原稿と
を自動認識する画像読取手段と、待機時の定着ローラの
設定温度を第3の設定温度と異なる第1又は第2設定温
度に選択可能な選択手段とを設け、待機時の定着ローラ
の温度と複写時の設定温度とが異なるとき、複写動作を
一時中断して待機状態とすることを特徴とする。また待
機時の定着ローラの設定温度を第3設定温度と異なる第
1又は第2設定温度に選択可能な選択手段を有し、待機
時の定着ローラの設定温度によって電源投入時の立上り
動作が異なることを特徴とする。設定温度値を記憶する
不揮発記憶手段を有する。
【0006】
【作用】前記のようなこの発明において、待機時の第1
,2定着ローラの温度を各定着モードの温度と異なり、
また各定着モードの設定温度に至る時間がほぼ等しい時
間となる温度に設定することによって、使用者が待機時
から複写可能となるまでの間に長い待ち時間を要すると
いうようなことがなくなる。また待機時の第1,2定着
ローラの温度は両定着モードへの到達がほぼ等しい時間
に設定された第3設定温度及び第1,2設定温度を待機
時の第1,2定着ローラの温度として、任意に選択がで
きるようにすることによって、使用者が複写モードの使
用頻度から考えて待ち時間を短くすることが可能となる
。また原稿の自動認識ができるため、使用者が複写モー
ド設定時にキー操作を忘れても、所望の画像がえられな
くなるというような現象が発生せず、したがって不要な
キー操作を行うことなく、所望の画質がえられる。 また定着設定温度と定着モードとが一致するときは、定
着可をセットして定着動作が継続され、その他の場合は
いったん定着動作を中断して定着モードをセットした後
、第1,2定着ローラの温度を設定温度に一致させて定
着可がセットされ、このとき定着動作が自動的に実施さ
れる。
,2定着ローラの温度を各定着モードの温度と異なり、
また各定着モードの設定温度に至る時間がほぼ等しい時
間となる温度に設定することによって、使用者が待機時
から複写可能となるまでの間に長い待ち時間を要すると
いうようなことがなくなる。また待機時の第1,2定着
ローラの温度は両定着モードへの到達がほぼ等しい時間
に設定された第3設定温度及び第1,2設定温度を待機
時の第1,2定着ローラの温度として、任意に選択がで
きるようにすることによって、使用者が複写モードの使
用頻度から考えて待ち時間を短くすることが可能となる
。また原稿の自動認識ができるため、使用者が複写モー
ド設定時にキー操作を忘れても、所望の画像がえられな
くなるというような現象が発生せず、したがって不要な
キー操作を行うことなく、所望の画質がえられる。 また定着設定温度と定着モードとが一致するときは、定
着可をセットして定着動作が継続され、その他の場合は
いったん定着動作を中断して定着モードをセットした後
、第1,2定着ローラの温度を設定温度に一致させて定
着可がセットされ、このとき定着動作が自動的に実施さ
れる。
【0007】
【実施例】図面に示すこの発明の実施例において、図1
には画像形成装置が示されていて、この画像形成装置は
画像読取手段1,書込手段2,現像手段3,給紙手段4
,転写手段5,定着手段6,転写紙搬送手段7を具えて
いる。
には画像形成装置が示されていて、この画像形成装置は
画像読取手段1,書込手段2,現像手段3,給紙手段4
,転写手段5,定着手段6,転写紙搬送手段7を具えて
いる。
【0008】画像読取手段1は、原稿10を載置するコ
ンタクトガラス11,原稿10を照明する照明ランプ1
2,照明ランプ12と一体となって走査方向に移動する
第1ミラー13,この第1ミラー13と連動して同一方
向に移動する第2,3ミラー14,15,原稿10から
の反射光像を結像する結像レンズ17,結像位置に配置
されて画素ごとに画像を読み取って光電変換するカラー
撮像素子18等で構成される。このような画像読取手段
において、原稿10が照明走査されると、原稿画像がカ
ラー撮像素子18によって、画素ごとに分解されたうえ
デジタル信号に変換される。
ンタクトガラス11,原稿10を照明する照明ランプ1
2,照明ランプ12と一体となって走査方向に移動する
第1ミラー13,この第1ミラー13と連動して同一方
向に移動する第2,3ミラー14,15,原稿10から
の反射光像を結像する結像レンズ17,結像位置に配置
されて画素ごとに画像を読み取って光電変換するカラー
撮像素子18等で構成される。このような画像読取手段
において、原稿10が照明走査されると、原稿画像がカ
ラー撮像素子18によって、画素ごとに分解されたうえ
デジタル信号に変換される。
【0009】つぎに感光体8への書込手段2は、デジタ
ル化された原稿情報を各色ごとにLD21の駆動電流に
変換し、原稿画像濃度にほぼ一致する光出力を回転ミラ
ー22と、fθレンズを含む結像光学系23と、ミラー
24によって行われる。ここで感光体8への書込順を図
示しない記憶手段にいったん記憶し、変更することによ
って感光体8上への正像、鏡像の書込みが可能となる。
ル化された原稿情報を各色ごとにLD21の駆動電流に
変換し、原稿画像濃度にほぼ一致する光出力を回転ミラ
ー22と、fθレンズを含む結像光学系23と、ミラー
24によって行われる。ここで感光体8への書込順を図
示しない記憶手段にいったん記憶し、変更することによ
って感光体8上への正像、鏡像の書込みが可能となる。
【0010】つぎに書込手段2により感光体8上へ書込
まれた潜像をトナー像として可視化する現像手段3は、
回転円筒26内に4つに仕切られた領域におのおの収納
された4つの現像器を有し、これらの現像器は、ブラッ
クトナー現像用の現像器26B,シアントナー現像用の
現像器26C,マゼンダトナー現像用の現像器26M,
イエロートナー現像用の現像器26Yからなっている。 そしてこれらの現像器26B〜Yの中で可視化されるべ
き色の潜像の到来にあわせて、その色のトナーを収納し
た現像器が感光体8に対向した位置にとまって現像が行
われることとなる。これ以前に感光体8上に形成された
潜像は、白黒原稿は鏡像であり、カラー原稿は正像であ
る。ついで正像のカラートナーは、感光体8に対向して
配置されたベルト中間転写体27にチャージャ28によ
って転写され、これを各色ごとにくり返してベルト中間
転写体27上にカラー画像が形成される。
まれた潜像をトナー像として可視化する現像手段3は、
回転円筒26内に4つに仕切られた領域におのおの収納
された4つの現像器を有し、これらの現像器は、ブラッ
クトナー現像用の現像器26B,シアントナー現像用の
現像器26C,マゼンダトナー現像用の現像器26M,
イエロートナー現像用の現像器26Yからなっている。 そしてこれらの現像器26B〜Yの中で可視化されるべ
き色の潜像の到来にあわせて、その色のトナーを収納し
た現像器が感光体8に対向した位置にとまって現像が行
われることとなる。これ以前に感光体8上に形成された
潜像は、白黒原稿は鏡像であり、カラー原稿は正像であ
る。ついで正像のカラートナーは、感光体8に対向して
配置されたベルト中間転写体27にチャージャ28によ
って転写され、これを各色ごとにくり返してベルト中間
転写体27上にカラー画像が形成される。
【0011】このときカセット31又は32にストック
されている転写紙30が、給紙手段4の給紙ローラ33
又は34によって上部から順次給紙され、送りローラ3
6によってレジストローラ37で待機している。そこで
感光体8上の黒トナー像又はベルト中間転写体27上の
カラートナー像の先頭と、転写紙30の先頭とを一致さ
せるようにレジストローラ37が駆動され、感光体8上
の黒トナー像はチャージャ28によって転写紙30上に
転写され、また中間転写体27上のカラートナー像は、
チャージャ38,39によって転写紙30上に転写され
、ベルト中間転写体27上の転写紙30は最後にチャー
ジャ40によって分離されて定着手段6に搬送される。
されている転写紙30が、給紙手段4の給紙ローラ33
又は34によって上部から順次給紙され、送りローラ3
6によってレジストローラ37で待機している。そこで
感光体8上の黒トナー像又はベルト中間転写体27上の
カラートナー像の先頭と、転写紙30の先頭とを一致さ
せるようにレジストローラ37が駆動され、感光体8上
の黒トナー像はチャージャ28によって転写紙30上に
転写され、また中間転写体27上のカラートナー像は、
チャージャ38,39によって転写紙30上に転写され
、ベルト中間転写体27上の転写紙30は最後にチャー
ジャ40によって分離されて定着手段6に搬送される。
【0012】定着手段6は対向して配置されている第1
,2定着ローラ41,42を有し、ベルト中間転写体2
7から分離された転写紙30上の未定着トナー像は、こ
れらの第1,2定着ローラ41,42間を通過する際転
写紙30上に定着される。
,2定着ローラ41,42を有し、ベルト中間転写体2
7から分離された転写紙30上の未定着トナー像は、こ
れらの第1,2定着ローラ41,42間を通過する際転
写紙30上に定着される。
【0013】このようにして定着手段6を通過した転写
紙30は、転写紙搬送手段7に送給され、第1切換爪4
4が実線位置にあるときは、転写紙30が排紙ローラ4
5を経てそのまま排紙トレイ46に排出される。第1切
換爪44が点線位置にあるときは、転写紙30が進路が
変更されていったん下方向に搬送される。この際第2切
換爪47が実線位置にある場合には、(1)転写紙30
の後端が第1紙検知素子48を通過した後、搬送ローラ
51〜54がいったん停止し、第1切換爪44が実線位
置に復帰後逆回転し、転写紙30は反転して排紙ローラ
45によって排紙トレイ46に排出され、(2)転写紙
30の後端が第2紙検知素子56を通過した後、第2切
換爪47が点線位置に変更され、搬送ローラ51〜54
がいったん停止した後逆回転して、転写紙30は中間ス
タック手段である中間トレイ57にスタックされた後、
再度出力される複写指令によって、再給紙ローラ58に
よってレジストローラ37に搬送される。
紙30は、転写紙搬送手段7に送給され、第1切換爪4
4が実線位置にあるときは、転写紙30が排紙ローラ4
5を経てそのまま排紙トレイ46に排出される。第1切
換爪44が点線位置にあるときは、転写紙30が進路が
変更されていったん下方向に搬送される。この際第2切
換爪47が実線位置にある場合には、(1)転写紙30
の後端が第1紙検知素子48を通過した後、搬送ローラ
51〜54がいったん停止し、第1切換爪44が実線位
置に復帰後逆回転し、転写紙30は反転して排紙ローラ
45によって排紙トレイ46に排出され、(2)転写紙
30の後端が第2紙検知素子56を通過した後、第2切
換爪47が点線位置に変更され、搬送ローラ51〜54
がいったん停止した後逆回転して、転写紙30は中間ス
タック手段である中間トレイ57にスタックされた後、
再度出力される複写指令によって、再給紙ローラ58に
よってレジストローラ37に搬送される。
【0014】感光体8及びベルト中間転写体27の近辺
に配置されている付帯手段について説明する。60は感
光体8の電位低下用チャージャであって、トナー像の転
写効率を高め、61は転写後における感光体8の残留ト
ナーの電位低下用チャージャであり、この残留トナーは
クリーニング手段62によって除去される。63は感光
体8の残留電位除去用の除電ランプ、64は感光体8の
帯電用チャージャであり、65は感光体8周囲のトナー
、紙粉等によって書込手段がよごれるのを防ぐための防
塵ガラス、66はベルト中間転写体27の極性を転換す
るための除電チャージャ、67はクリーニング後のベル
ト中間転写体27の極性を転換するための除電チャージ
ャ、68はベルト中間転写体27の転写後における残留
トナー除去用のクリーニング手段で、ベルト中間転写体
27上にトナー像を保持しているときは解除されている
。
に配置されている付帯手段について説明する。60は感
光体8の電位低下用チャージャであって、トナー像の転
写効率を高め、61は転写後における感光体8の残留ト
ナーの電位低下用チャージャであり、この残留トナーは
クリーニング手段62によって除去される。63は感光
体8の残留電位除去用の除電ランプ、64は感光体8の
帯電用チャージャであり、65は感光体8周囲のトナー
、紙粉等によって書込手段がよごれるのを防ぐための防
塵ガラス、66はベルト中間転写体27の極性を転換す
るための除電チャージャ、67はクリーニング後のベル
ト中間転写体27の極性を転換するための除電チャージ
ャ、68はベルト中間転写体27の転写後における残留
トナー除去用のクリーニング手段で、ベルト中間転写体
27上にトナー像を保持しているときは解除されている
。
【0015】図2は前記の画像形成装置の画像データ処
理手段のブロック図であり、この処理手段は画像読取部
71,画像処理部72,書込部73,記憶部74を具え
ている。
理手段のブロック図であり、この処理手段は画像読取部
71,画像処理部72,書込部73,記憶部74を具え
ている。
【0016】画像読取部71にはCCD(撮像素子)7
6,CCD駆動部77,アナログ処理部78,デジタル
処理部79が設けられ、CCD76は原稿画像データを
光電変換し、CCD駆動部77は解像度(ドット/mm
)に応じてCCD76を駆動する。CCD76によって
電気信号に変換された各色成分(R,G,B)は、アナ
ログ処理部78で増幅、暗電流補正、シェーディング補
正及びA/D変換が行われる。A/D変換された画像デ
ータは、デジタル処理部79で読取ラインの各色成分の
位置ずれの補正を行い、このようにしてえられる。各色
成分信号は位置ずれなく画像処理部72へ送られる。
6,CCD駆動部77,アナログ処理部78,デジタル
処理部79が設けられ、CCD76は原稿画像データを
光電変換し、CCD駆動部77は解像度(ドット/mm
)に応じてCCD76を駆動する。CCD76によって
電気信号に変換された各色成分(R,G,B)は、アナ
ログ処理部78で増幅、暗電流補正、シェーディング補
正及びA/D変換が行われる。A/D変換された画像デ
ータは、デジタル処理部79で読取ラインの各色成分の
位置ずれの補正を行い、このようにしてえられる。各色
成分信号は位置ずれなく画像処理部72へ送られる。
【0017】画像処理部72にはクロック発生部81、
画像処理部82が設けられ、クロック発生部81は基本
画周波数を発生してCCD駆動部77へ転送し、画像処
理部82はRGB→YMC等の色処理、倍率処理等その
他の処理を行い、ここで原稿が白黒原稿かカラー原稿か
が判定でき、YMCBに変換された画像データが書込部
73に送られる。
画像処理部82が設けられ、クロック発生部81は基本
画周波数を発生してCCD駆動部77へ転送し、画像処
理部82はRGB→YMC等の色処理、倍率処理等その
他の処理を行い、ここで原稿が白黒原稿かカラー原稿か
が判定でき、YMCBに変換された画像データが書込部
73に送られる。
【0018】書込部73には書込制御部84,LD駆動
部85,LD86が設けられ、書込制御部84が書込速
度の補正及び書込位置のずれの補正を行い、LD駆動部
85は画像濃度を示すデジタル信号をLD駆動電流(P
WM,パワー変調)に変換し、LD86に流す。
部85,LD86が設けられ、書込制御部84が書込速
度の補正及び書込位置のずれの補正を行い、LD駆動部
85は画像濃度を示すデジタル信号をLD駆動電流(P
WM,パワー変調)に変換し、LD86に流す。
【0019】記憶部74はフレームメモリ88を有し、
このフレームメモリ88は最大原稿1枚分の色処理後の
各色成分データYMCBの形で記憶する。
このフレームメモリ88は最大原稿1枚分の色処理後の
各色成分データYMCBの形で記憶する。
【0020】図3は前記の画像形成装置の全体のブロッ
ク図である。91,92はそれぞれ第1,2定着ローラ
41,42に内蔵される第1,2定着ヒータであって通
常ハロゲンヒータからなり、93,94は第1,2定着
ヒータ91,92に接続される第1,2SSR,95は
DC電源、100はシステムコントローラをそれぞれ示
す。システムコントローラ100は図示しないメイン制
御部及び操作部内のキー入力制御部を有する。入力され
た各種複写モードはキー入力制御部で処理され、画像処
理部72にデータを出力し、画像処理部72は入力した
このデータに基いて倍率変更等の処理を行う。さらに入
力複写モードはメイン制御部を通して、モータ制御手段
96,プロセス制御手段97等へデータが出力され、モ
ータ制御手段96はスキャナ、搬送、現像、ベルト中間
転写体等の各種のモータを所定の動作でコントロールし
、プロセス制御手段97は照明ランプ12及び高圧電源
のON/OFF及び出力値をコントロールする。各種セ
ンサ98は転写紙30の有無及び第1,2定着ローラ4
1,42の表面温度の検知素子からなり、出力値はシス
テムコントローラ100に入力される。その他DC負荷
99は給紙ローラ等の電磁クラッチ、第1,2切換爪4
4,47等の電磁ソレノイド等からなり、動作はシステ
ムコントローラ97内のメイン制御部でコントロールさ
れる。オプション101は原稿自動搬送装置等を有し、
DC電源95は各種の負荷に電源を供給する。
ク図である。91,92はそれぞれ第1,2定着ローラ
41,42に内蔵される第1,2定着ヒータであって通
常ハロゲンヒータからなり、93,94は第1,2定着
ヒータ91,92に接続される第1,2SSR,95は
DC電源、100はシステムコントローラをそれぞれ示
す。システムコントローラ100は図示しないメイン制
御部及び操作部内のキー入力制御部を有する。入力され
た各種複写モードはキー入力制御部で処理され、画像処
理部72にデータを出力し、画像処理部72は入力した
このデータに基いて倍率変更等の処理を行う。さらに入
力複写モードはメイン制御部を通して、モータ制御手段
96,プロセス制御手段97等へデータが出力され、モ
ータ制御手段96はスキャナ、搬送、現像、ベルト中間
転写体等の各種のモータを所定の動作でコントロールし
、プロセス制御手段97は照明ランプ12及び高圧電源
のON/OFF及び出力値をコントロールする。各種セ
ンサ98は転写紙30の有無及び第1,2定着ローラ4
1,42の表面温度の検知素子からなり、出力値はシス
テムコントローラ100に入力される。その他DC負荷
99は給紙ローラ等の電磁クラッチ、第1,2切換爪4
4,47等の電磁ソレノイド等からなり、動作はシステ
ムコントローラ97内のメイン制御部でコントロールさ
れる。オプション101は原稿自動搬送装置等を有し、
DC電源95は各種の負荷に電源を供給する。
【0021】図4には定着手段6が示されており、第1
,2定着ローラ41,42にはそれぞれ第1,2温度検
知素子103,104が設けられ、これらの第1,2温
度検知素子103,104としては通常サーミスタが用
いられる。図5にはシステムコントローラ100が示さ
れており、これによって第1,2定着ローラ41,42
の温度制御はつぎのようにして行われる。第1,2温度
検知素子103,104の抵抗値は第1,2定着ローラ
41,42の温度に対応する。この抵抗値に相当する電
圧値がCPU106のAD107に入力されると、CP
U106内蔵のA/Dコンバータによって、このアナロ
グ入力した電圧値はデジタル値に変換される。つぎにこ
のデジタル値を基準値と比較し、第1,2SSR93,
94はI/O108及びドライバ109を通してON/
OFFされ、第1,2定着ヒータ91,92はON/O
FFし、両定着ローラ41,42はそれぞれ任意の温度
に制御される。なおROM111,RAM112はそれ
ぞれ制御用プログラム及びデータの記憶用メモリを示し
、RAM112は図3のメインスイッチ113のOFF
時でも通電する不揮発性である。
,2定着ローラ41,42にはそれぞれ第1,2温度検
知素子103,104が設けられ、これらの第1,2温
度検知素子103,104としては通常サーミスタが用
いられる。図5にはシステムコントローラ100が示さ
れており、これによって第1,2定着ローラ41,42
の温度制御はつぎのようにして行われる。第1,2温度
検知素子103,104の抵抗値は第1,2定着ローラ
41,42の温度に対応する。この抵抗値に相当する電
圧値がCPU106のAD107に入力されると、CP
U106内蔵のA/Dコンバータによって、このアナロ
グ入力した電圧値はデジタル値に変換される。つぎにこ
のデジタル値を基準値と比較し、第1,2SSR93,
94はI/O108及びドライバ109を通してON/
OFFされ、第1,2定着ヒータ91,92はON/O
FFし、両定着ローラ41,42はそれぞれ任意の温度
に制御される。なおROM111,RAM112はそれ
ぞれ制御用プログラム及びデータの記憶用メモリを示し
、RAM112は図3のメインスイッチ113のOFF
時でも通電する不揮発性である。
【0022】図6には操作部が示されており、116は
プリントキーであってコピー動作可能時に、このプリン
トキー116を押下することによりコピー動作を開始し
、117はテンキーであって、コピー枚数設定キーで希
望のコピー枚数を設定するとともに、他のキーと組合せ
て他の機能を行うことができ、118は用紙選択キーで
画像形成装置に設置された第1,2カセット31,32
のいずれかを選択することができ、119は濃度調整キ
ーで、複写画像の濃度を調整することができる。120
は割込みキーで複写動作をいったん中断して、他の複写
モード設定及び複写動作が可能となり、これを押下する
ことによって中断した複写モードに復帰することができ
、121はストップ/クリアキーで複写動作の中断及び
複写枚数をクリアすることができ、122はエンタキー
でテンキー117及びモードクリアキー128と組合わ
されて、複写プロセスの各設定値の調整に使用され、1
23は固定変倍/等倍キーで複写倍率の設定ができ、1
24は特殊変倍キーでテンキー117と組合わされて任
意の複写倍率の設定ができ、125は両面キーで両面複
写が可能となり、126はイメージシフトキーでテンキ
ー117と組合わされて、画像の先端と像支持部材とを
所望寸法だけずらすことができ、127は編集キーでテ
ンキー117と組合わされて、所望領域のマスキング
トリミングができ、128はモードクリアキーで複写
モードをクリアすることができ、129,130は表示
領域でそれぞれフルドットのグラフィック表示及び固定
パターン表示を行う。
プリントキーであってコピー動作可能時に、このプリン
トキー116を押下することによりコピー動作を開始し
、117はテンキーであって、コピー枚数設定キーで希
望のコピー枚数を設定するとともに、他のキーと組合せ
て他の機能を行うことができ、118は用紙選択キーで
画像形成装置に設置された第1,2カセット31,32
のいずれかを選択することができ、119は濃度調整キ
ーで、複写画像の濃度を調整することができる。120
は割込みキーで複写動作をいったん中断して、他の複写
モード設定及び複写動作が可能となり、これを押下する
ことによって中断した複写モードに復帰することができ
、121はストップ/クリアキーで複写動作の中断及び
複写枚数をクリアすることができ、122はエンタキー
でテンキー117及びモードクリアキー128と組合わ
されて、複写プロセスの各設定値の調整に使用され、1
23は固定変倍/等倍キーで複写倍率の設定ができ、1
24は特殊変倍キーでテンキー117と組合わされて任
意の複写倍率の設定ができ、125は両面キーで両面複
写が可能となり、126はイメージシフトキーでテンキ
ー117と組合わされて、画像の先端と像支持部材とを
所望寸法だけずらすことができ、127は編集キーでテ
ンキー117と組合わされて、所望領域のマスキング
トリミングができ、128はモードクリアキーで複写
モードをクリアすることができ、129,130は表示
領域でそれぞれフルドットのグラフィック表示及び固定
パターン表示を行う。
【0023】図7には操作部の制御ブロックが示されて
おり、131は液晶表示制御ユニットを示し、これは液
晶表示部132で表示する定形パターンを内蔵した文字
パターンメモリ133及びグラフィックメモリ134を
制御する。 キー135による入力はいったんキーディスプレイコン
トローラ136を通してシステムコントローラ97内の
CPU106(図5)に入力され、所定の表示を行うよ
うに操作部内のインターフェース137を通して液晶表
示制御ユニット131に出力される。
おり、131は液晶表示制御ユニットを示し、これは液
晶表示部132で表示する定形パターンを内蔵した文字
パターンメモリ133及びグラフィックメモリ134を
制御する。 キー135による入力はいったんキーディスプレイコン
トローラ136を通してシステムコントローラ97内の
CPU106(図5)に入力され、所定の表示を行うよ
うに操作部内のインターフェース137を通して液晶表
示制御ユニット131に出力される。
【0024】図8には第1,2定着ローラ41,42の
温度制御のフローチャートが示されており、定着ローラ
41,42の温度を第1,2温度検知素子103,10
4で、抵抗値→電圧(アナログ)→デジタルとして検知
し、その後待機時、複写時で比較する基準データ(D1
0〜D21)が異なり、検知温度データが基準データ(
D10〜D21)未満のとき、各定着ヒータ91,92
をONするように第1,2SSR93,94をONする
。
温度制御のフローチャートが示されており、定着ローラ
41,42の温度を第1,2温度検知素子103,10
4で、抵抗値→電圧(アナログ)→デジタルとして検知
し、その後待機時、複写時で比較する基準データ(D1
0〜D21)が異なり、検知温度データが基準データ(
D10〜D21)未満のとき、各定着ヒータ91,92
をONするように第1,2SSR93,94をONする
。
【0025】図9は待機時の第1,2定着ローラ41,
42の温度の設定状態を示す。表示領域129で示すカ
ーソル141の移動すなわち温度設定はテンキー117
の0,1で実施する。図10には他の表示態様が示され
ており、温度設定はテンキー117の1,2,3で実施
される。また設定値は図5のRAM112に記憶される
。このように待機時の第1,2定着ローラ41,42の
温度を任意に設定することが可能なことから、使用者が
待機時から種々の複写を実施する場合、所望すなわち許
容される待ち時間を設定することが可能となる。
42の温度の設定状態を示す。表示領域129で示すカ
ーソル141の移動すなわち温度設定はテンキー117
の0,1で実施する。図10には他の表示態様が示され
ており、温度設定はテンキー117の1,2,3で実施
される。また設定値は図5のRAM112に記憶される
。このように待機時の第1,2定着ローラ41,42の
温度を任意に設定することが可能なことから、使用者が
待機時から種々の複写を実施する場合、所望すなわち許
容される待ち時間を設定することが可能となる。
【0026】図11、12には第1,2定着ローラ41
,42の他の加熱制御の態様を示すフローチャートが示
されており、待機時及び第1定着モードにおいては、第
1,2定着ローラ41,42をそれぞれ設定温度に至る
まで第1,2SSR93,94をON又はOFFする。 つぎに第2定着モードでの複写が要求されたときは、第
1,2定着ローラ41,42の図示しない駆動モータを
ONし、このため第1,2定着ローラ41,42は協同
して回転させて同一温度とする。このとき第1,2定着
ローラ41,42の温度(D1又はD2)と設定温度(
D21又はD22)とを比較し、D1<D21のときS
SR93,94をONし、またD1=D21で前記の駆
動モータ及びSSR93,94をOFFする。
,42の他の加熱制御の態様を示すフローチャートが示
されており、待機時及び第1定着モードにおいては、第
1,2定着ローラ41,42をそれぞれ設定温度に至る
まで第1,2SSR93,94をON又はOFFする。 つぎに第2定着モードでの複写が要求されたときは、第
1,2定着ローラ41,42の図示しない駆動モータを
ONし、このため第1,2定着ローラ41,42は協同
して回転させて同一温度とする。このとき第1,2定着
ローラ41,42の温度(D1又はD2)と設定温度(
D21又はD22)とを比較し、D1<D21のときS
SR93,94をONし、またD1=D21で前記の駆
動モータ及びSSR93,94をOFFする。
【0027】図13には前記の場合における駆動モータ
の駆動制御部のブロック図を示し、入力信号は全てシス
テムコントローラ100内のCPU106からの出力信
号であり、この駆動制御部では速度が変更可能となる。 このように待機時の第1,2定着ローラ41,42の温
度を各定着モードの温度と異なり、また各定着モードの
設定温度に至る時間がほぼ等しい時間となる温度に設定
することによって、使用者が待機時から複写可能となる
までの間に長い待ち時間を要するというようなことがな
くなる。
の駆動制御部のブロック図を示し、入力信号は全てシス
テムコントローラ100内のCPU106からの出力信
号であり、この駆動制御部では速度が変更可能となる。 このように待機時の第1,2定着ローラ41,42の温
度を各定着モードの温度と異なり、また各定着モードの
設定温度に至る時間がほぼ等しい時間となる温度に設定
することによって、使用者が待機時から複写可能となる
までの間に長い待ち時間を要するというようなことがな
くなる。
【0028】また待機時の第1,2定着ローラ41,4
2の温度は両定着モードへの到達がほぼ等しい時間に設
定された第3設定温度及び第1,2設定温度を待機時の
第1,2定着ローラ41,42の温度として、任意に選
択ができるようにすることによって、使用者が複写モー
ドの使用頻度から考えて待ち時間を短くすることが可能
となる。
2の温度は両定着モードへの到達がほぼ等しい時間に設
定された第3設定温度及び第1,2設定温度を待機時の
第1,2定着ローラ41,42の温度として、任意に選
択ができるようにすることによって、使用者が複写モー
ドの使用頻度から考えて待ち時間を短くすることが可能
となる。
【0029】また前記のように原稿の自動認識ができる
ため、使用者が複写モード設定時にキー操作を忘れても
、所望の画像がえられなくなるというような現象が発生
せず、したがって不要なキー操作を行うことなく、所望
の画質がえられる。
ため、使用者が複写モード設定時にキー操作を忘れても
、所望の画像がえられなくなるというような現象が発生
せず、したがって不要なキー操作を行うことなく、所望
の画質がえられる。
【0030】図14,15はプリント信号入力後の自動
原稿認識、第1,2定着ローラ41,42の温度設定確
認図及びその後のフローチャートを示す。画像読取手段
1による原稿の自動認識後定着設定温度を確認する。こ
の結果は図14に示すとおりであって、定着設定温度と
定着モードとが一致するときは、定着可をセットして定
着動作が継続される。その他の場合はいったん定着動作
を中断して定着モードをセットした後、第1,2定着ロ
ーラ41,42の温度を設定温度に一致させ、その後定
着可がセットされ、このとき定着動作が自動的に実施さ
れる。前記において第1,2定着ローラ41,42の温
度を設定温度に一致させる作業中、クリアキー121の
押下が確認されると定着作業が中止される。
原稿認識、第1,2定着ローラ41,42の温度設定確
認図及びその後のフローチャートを示す。画像読取手段
1による原稿の自動認識後定着設定温度を確認する。こ
の結果は図14に示すとおりであって、定着設定温度と
定着モードとが一致するときは、定着可をセットして定
着動作が継続される。その他の場合はいったん定着動作
を中断して定着モードをセットした後、第1,2定着ロ
ーラ41,42の温度を設定温度に一致させ、その後定
着可がセットされ、このとき定着動作が自動的に実施さ
れる。前記において第1,2定着ローラ41,42の温
度を設定温度に一致させる作業中、クリアキー121の
押下が確認されると定着作業が中止される。
【0031】このようにして定着設定温度と定着モード
とが異っていて、定着設定温度が正常でないまま定着を
実施すると、所望の画質がえられないので、定着を実施
することができないこととなり、使用者は定着可の状態
になるまで画像形成装置の前にまたなければならない。 しかしこの発明は前記のようであって、このような場合
その実施を禁止するようなことがなく、いったん作業を
中断してその中断中に第1,2定着ローラ41,42の
温度を設定温度にするので、使用者を前記のようにまた
せることがない。
とが異っていて、定着設定温度が正常でないまま定着を
実施すると、所望の画質がえられないので、定着を実施
することができないこととなり、使用者は定着可の状態
になるまで画像形成装置の前にまたなければならない。 しかしこの発明は前記のようであって、このような場合
その実施を禁止するようなことがなく、いったん作業を
中断してその中断中に第1,2定着ローラ41,42の
温度を設定温度にするので、使用者を前記のようにまた
せることがない。
【0032】図16〜18に第1,2定着ローラ41,
42の加熱制御による温度上昇を示す。第1,3設定温
度時(図16,18)には、第1,2定着ローラ41,
42は単に第1,3設定温度に達するまで加熱されるに
すぎないが、第2設定温度時(図17)には、第1定着
ローラ41が設定温度に達した時点で、図示しない定着
ローラ駆動モータをONして第1,2定着ローラ41,
42を協同回転し、第2定着ローラ42を内外から加熱
する。
42の加熱制御による温度上昇を示す。第1,3設定温
度時(図16,18)には、第1,2定着ローラ41,
42は単に第1,3設定温度に達するまで加熱されるに
すぎないが、第2設定温度時(図17)には、第1定着
ローラ41が設定温度に達した時点で、図示しない定着
ローラ駆動モータをONして第1,2定着ローラ41,
42を協同回転し、第2定着ローラ42を内外から加熱
する。
【0033】図19,20には第1,2定着ローラ41
,42の他の温度制御の態様を示すフローチャートが示
されており、第1,2温度検知素子103,104によ
る第1,2定着ローラ41,42の温度の検知後、第1
,3設定温度モードでは、第1,2定着ローラ41,4
2をそれぞれ設定設定することによって、使用者が待機
時から複写可能となるまでの間に長い待ち時間を要する
というようなことがなくなる。
,42の他の温度制御の態様を示すフローチャートが示
されており、第1,2温度検知素子103,104によ
る第1,2定着ローラ41,42の温度の検知後、第1
,3設定温度モードでは、第1,2定着ローラ41,4
2をそれぞれ設定設定することによって、使用者が待機
時から複写可能となるまでの間に長い待ち時間を要する
というようなことがなくなる。
【0028】また待機時の第1,2定着ローラ41,4
2の温度は両定着モードへの到達がほぼ等しい時間に設
定された第3設定温度及び第1,2設定温度を待機時の
第1,2定着ローラ41,42の温度として、任意に選
択ができるようにすることによって、使用者が複写モー
ドの使用頻度から考えて待ち時間を短くすることが可能
となる。
2の温度は両定着モードへの到達がほぼ等しい時間に設
定された第3設定温度及び第1,2設定温度を待機時の
第1,2定着ローラ41,42の温度として、任意に選
択ができるようにすることによって、使用者が複写モー
ドの使用頻度から考えて待ち時間を短くすることが可能
となる。
【0029】また前記のように原稿の自動認識ができる
ため、使用者が複写モード設定時にキー操作を忘れても
、所望の画像がえられなくなるというような現象が発生
せず、したがって不要なキー操作を行うことなく、所望
の画質がえられる。
ため、使用者が複写モード設定時にキー操作を忘れても
、所望の画像がえられなくなるというような現象が発生
せず、したがって不要なキー操作を行うことなく、所望
の画質がえられる。
【0030】図14,15はプリント信号入力後の自動
原稿認識、第1,2定着ローラ41,42の温度設定確
認図及びその後のフローチャートを示す。画像読取手段
1による原稿の自動認識後定着設定温度を確認する。こ
の結果は図14に示すとおりであって、定着設定温度と
定着モードとが一致するときは、定着可をセットして定
着動作が継続される。その他の場合はいったん定着動作
を中断して定着モードをセットした後、第1,2定着ロ
ーラ41,42の温度を設定温度に一致させ、その後定
着可がセットされ、このとき定着動作が自動的に実施さ
れる。前記において第1,2定着ローラ41,42の温
度を設定温度に一致させる作業中、クリアキー121の
押下が確認されると定着作業が中止される。
原稿認識、第1,2定着ローラ41,42の温度設定確
認図及びその後のフローチャートを示す。画像読取手段
1による原稿の自動認識後定着設定温度を確認する。こ
の結果は図14に示すとおりであって、定着設定温度と
定着モードとが一致するときは、定着可をセットして定
着動作が継続される。その他の場合はいったん定着動作
を中断して定着モードをセットした後、第1,2定着ロ
ーラ41,42の温度を設定温度に一致させ、その後定
着可がセットされ、このとき定着動作が自動的に実施さ
れる。前記において第1,2定着ローラ41,42の温
度を設定温度に一致させる作業中、クリアキー121の
押下が確認されると定着作業が中止される。
【0031】このようにして定着設定温度と定着モード
とが異っていて、定着設定温度が正常でないまま定着を
実施すると、所望の画質がえられないので、定着を実施
することができないこととなり、使用者は定着可の状態
になるまで画像形成装置の前にまたなければならない。 しかしこの発明は前記のようであって、このような場合
その実施を禁止するようなことがなく、いったん作業を
中断してその中断中に第1,2定着ローラ41,42の
温度を設定温度にするので、使用者を前記のようにまた
せることがない。
とが異っていて、定着設定温度が正常でないまま定着を
実施すると、所望の画質がえられないので、定着を実施
することができないこととなり、使用者は定着可の状態
になるまで画像形成装置の前にまたなければならない。 しかしこの発明は前記のようであって、このような場合
その実施を禁止するようなことがなく、いったん作業を
中断してその中断中に第1,2定着ローラ41,42の
温度を設定温度にするので、使用者を前記のようにまた
せることがない。
【0032】図16〜18に第1,2定着ローラ41,
42の加熱制御による温度上昇を示す。第1,3設定温
度時(図16,18)には、第1,2定着ローラ41,
42は単に第1,3設定温度に達するまで加熱されるに
すぎないが、第2設定温度時(図17)には、第1定着
ローラ41が設定温度に達した時点で、図示しない定着
ローラ駆動モータをONして第1,2定着ローラ41,
42を協同回転し、第2定着ローラ42を内外から加熱
する。
42の加熱制御による温度上昇を示す。第1,3設定温
度時(図16,18)には、第1,2定着ローラ41,
42は単に第1,3設定温度に達するまで加熱されるに
すぎないが、第2設定温度時(図17)には、第1定着
ローラ41が設定温度に達した時点で、図示しない定着
ローラ駆動モータをONして第1,2定着ローラ41,
42を協同回転し、第2定着ローラ42を内外から加熱
する。
【0033】図19,20には第1,2定着ローラ41
,42の他の温度制御の態様を示すフローチャートが示
されており、第1,2温度検知素子103,104によ
る第1,2定着ローラ41,42の温度の検知後、第1
,3設定温度モードでは、第1,2定着ローラ41,4
2をそれぞれ設定温度に至るまで第1,2SSR93,
94をONし、定着ヒータ91,92によって加熱する
。つぎに第2設定温度モードでは、第2定着ローラ42
が設定温度に達しておれば温度制御が終了し、設定温度
以下のときは第2SSR94をONして加熱する。つぎ
に第1,2定着ローラ41,42の図示しない駆動モー
タのON/OFFを確認し、駆動モータのONのときは
加熱制御をいったん停止し、反対に駆動モータのOFF
のときであって、第1定着ローラ41の温度が設定温度
に到達しておれば、第1,2定着ローラ41,42を協
同して回転させて同一温度とする。なおこの図面は電源
がONのときの加熱制御を示しており、第1,2定着ロ
ーラ41,42が設定温度に到達したときの表示及び温
度制御は図示しない他の方法で実施する。このようにし
て電源がONのときの第1,2定着ローラ41,42の
加熱制御を設定温度モードに代えることによって、第1
,2定着ローラ41,42の温度を迅速に選択可能な待
機温度に到達させることができる。
,42の他の温度制御の態様を示すフローチャートが示
されており、第1,2温度検知素子103,104によ
る第1,2定着ローラ41,42の温度の検知後、第1
,3設定温度モードでは、第1,2定着ローラ41,4
2をそれぞれ設定温度に至るまで第1,2SSR93,
94をONし、定着ヒータ91,92によって加熱する
。つぎに第2設定温度モードでは、第2定着ローラ42
が設定温度に達しておれば温度制御が終了し、設定温度
以下のときは第2SSR94をONして加熱する。つぎ
に第1,2定着ローラ41,42の図示しない駆動モー
タのON/OFFを確認し、駆動モータのONのときは
加熱制御をいったん停止し、反対に駆動モータのOFF
のときであって、第1定着ローラ41の温度が設定温度
に到達しておれば、第1,2定着ローラ41,42を協
同して回転させて同一温度とする。なおこの図面は電源
がONのときの加熱制御を示しており、第1,2定着ロ
ーラ41,42が設定温度に到達したときの表示及び温
度制御は図示しない他の方法で実施する。このようにし
て電源がONのときの第1,2定着ローラ41,42の
加熱制御を設定温度モードに代えることによって、第1
,2定着ローラ41,42の温度を迅速に選択可能な待
機温度に到達させることができる。
【0034】
【発明の効果】この発明は前記のようであって、待機時
の定着ローラの温度を前記のような従来の画像形成装置
における第1,2定着モードの第1,2設定温度と異な
る任意の第3温度に設定すること、又はこの第3温度は
第1,2設定温度に選択することがができるようになっ
ているので、この待機時の定着ローラの温度の設定又は
選択により、各定着モードの設定温度に至る時間が適当
になるように設定することによって、使用者が待機時か
ら複写可能となるまでの間に長い待ち時間を要すること
がなく、また白黒原稿とカラー原稿とを自動認識する画
像読取手段をも具えることによって、使用者が複写モー
ド設定時のキー操作忘れで所望の画像がえられなくなる
というようなことがないという効果がある。
の定着ローラの温度を前記のような従来の画像形成装置
における第1,2定着モードの第1,2設定温度と異な
る任意の第3温度に設定すること、又はこの第3温度は
第1,2設定温度に選択することがができるようになっ
ているので、この待機時の定着ローラの温度の設定又は
選択により、各定着モードの設定温度に至る時間が適当
になるように設定することによって、使用者が待機時か
ら複写可能となるまでの間に長い待ち時間を要すること
がなく、また白黒原稿とカラー原稿とを自動認識する画
像読取手段をも具えることによって、使用者が複写モー
ド設定時のキー操作忘れで所望の画像がえられなくなる
というようなことがないという効果がある。
【図1】この発明の実施例の概略正面図である。
【図2】同上の画像データの処理ブロック図である。
【図3】同上の全体ブロック図である。
【図4】同上の定着ローラ部の正面図である。
【図5】図3のシステムコントローラの詳細図である。
【図6】同上の操作部の正面図である。
【図7】同上の処理ブロック図である。
【図8】同上の温度制御のフローチャートである。
【図9】同上のキー操作及び表示の説明図である。
【図10】同上の待機時の定着ローラの設定温度図であ
る。
る。
【図11】同上の温度制御の他の例のフローチャートで
ある。
ある。
【図12】同上の定着ローラ制御のフローチャートであ
る。
る。
【図13】同上の定着ローラ制御部のブロック図である
。
。
【図14】同上の原稿種類及び定着設定温度の相関図で
ある。
ある。
【図15】同上の制御フローチャートである。
【図16】同上の第1設定温度図である。
【図17】同第2設定温度図である。
【図18】同第3設定温度図である。
【図19】同上の温度制御のさらに他の例のフローチャ
ートである。
ートである。
【図20】同上の定着ローラ制御の他の例のフローチャ
ートである。
ートである。
1 画像読取手段 2 書込手段 3
現像手段 4 給紙手段 5 転写手段 6 定着手段
7 転写紙搬送手段 8 感光体 10 原稿
26 回転円筒27 ベルト中間転写体
41 第1定着ローラ 42 第2
定着ローラ 71 画像読取部 72 画像
処理部 73 書込部 74 記憶部 91
第1定着ヒータ 92 第2定着ヒータ 93 第1SSR 93 第2
SSR 103 第1温度検知素子
現像手段 4 給紙手段 5 転写手段 6 定着手段
7 転写紙搬送手段 8 感光体 10 原稿
26 回転円筒27 ベルト中間転写体
41 第1定着ローラ 42 第2
定着ローラ 71 画像読取部 72 画像
処理部 73 書込部 74 記憶部 91
第1定着ヒータ 92 第2定着ヒータ 93 第1SSR 93 第2
SSR 103 第1温度検知素子
Claims (7)
- 【請求項1】 未定着のトナー像の担持体を加熱した
定着ローラ間を通過させることにより加熱定着する定着
手段と、前記定着手段の温度を検知する温度検知手段と
、定着時に第1,2定着モードでそれぞれ第1,2設定
温度に定着ローラの温度を制御する温度制御手段とを有
する画像形成装置において、待機時の定着ローラの温度
を任意の値に設定することが可能となっていることを特
徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 未定着のトナー像の担持体を加熱した
定着ローラ間を通過させることにより加熱定着する定着
手段と、前記定着手段の温度を検知する温度検知手段と
、定着時に第1,2定着モードでそれぞれ第1,2設定
温度に定着ローラの温度を制御する温度制御手段とを有
する画像形成装置において、待機時の定着ローラの設定
温度を異なる第3設定温度で制御することを特徴とする
画像形成装置。 - 【請求項3】 未定着のトナー像の担持体を加熱した
定着ローラ間を通過させることにより加熱定着する定着
手段と、前記定着手段の温度を検知する温度検知手段と
、定着時に第1,2定着モードでそれぞれ第1,2設定
温度に定着ローラの温度を制御する温度制御手段とを有
する画像形成装置において、待機時の定着ローラの設定
温度を異なる第3設定温度と異なる第1又は第2設定温
度に選択可能となっていることを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項4】 未定着のトナー像の担持体を加熱した
定着ローラ間を通過させることにより加熱定着する定着
手段と、前記定着手段の温度を検知する温度検知手段と
、白黒原稿とカラー原稿とを自動認識する画像読取手段
とを有する画像形成装置において、前記画像読取手段に
よる複写原稿読取後、選択された定着モードによって、
定着ローラの温度を自動的に設定することを特徴とする
画像形成装置。 - 【請求項5】 未定着のトナー像の担持体を加熱した
定着ローラ間を通過させることにより加熱定着する定着
手段と、前記定着手段の温度を検知する温度検知手段と
、定着時に第1,2定着モードでそれぞれ第1,2設定
温度に定着ローラの温度を制御する温度制御手段とを有
する画像形成装置において、待機時は第3の設定温度に
温度を制御する温度制御手段と、白黒原稿とカラー原稿
とを自動認識する画像読取手段と、待機時の定着ローラ
の設定温度を第3の設定温度と異なる第1又は第2設定
温度に選択可能な選択手段とを設け、待機時の定着ロー
ラの温度と複写時の設定温度とが異なるとき、複写動作
を一時中断して待機状態とすることを特徴とする画像形
成装置。 - 【請求項6】 未定着のトナー像の担持体を加熱した
定着ローラ間を通過させることにより加熱定着する定着
手段と、前記定着手段の温度を検知する温度検知手段と
、定着時に第1,2定着モードでそれぞれ第1,2設定
温度に定着ローラの温度を制御する温度制御手段とを有
する画像形成装置において、待機時の定着ローラの設定
温度を第3設定温度と異なる第1又は第2設定温度に選
択可能な選択手段を有し、待機時の定着ローラの設定温
度によって電源投入時の立上り動作が異なることを特徴
とする画像形成装置。 - 【請求項7】 設定温度値を記憶する不揮発記憶手段
を有する請求項1の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3075895A JPH04287080A (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3075895A JPH04287080A (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04287080A true JPH04287080A (ja) | 1992-10-12 |
Family
ID=13589515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3075895A Pending JPH04287080A (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04287080A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1091042A (ja) * | 1996-09-13 | 1998-04-10 | Canon Inc | 画像記録装置及び画像読取記録装置並びにファクシミリ装置 |
JP2014134607A (ja) * | 2013-01-09 | 2014-07-24 | Toshiba Corp | 画像形成装置 |
JP2016095545A (ja) * | 2016-02-25 | 2016-05-26 | 株式会社東芝 | 画像形成装置および画像形成方法 |
-
1991
- 1991-03-15 JP JP3075895A patent/JPH04287080A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1091042A (ja) * | 1996-09-13 | 1998-04-10 | Canon Inc | 画像記録装置及び画像読取記録装置並びにファクシミリ装置 |
JP2014134607A (ja) * | 2013-01-09 | 2014-07-24 | Toshiba Corp | 画像形成装置 |
US9164440B2 (en) | 2013-01-09 | 2015-10-20 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus |
JP2016095545A (ja) * | 2016-02-25 | 2016-05-26 | 株式会社東芝 | 画像形成装置および画像形成方法 |
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