JPH11102095A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11102095A
JPH11102095A JP9263770A JP26377097A JPH11102095A JP H11102095 A JPH11102095 A JP H11102095A JP 9263770 A JP9263770 A JP 9263770A JP 26377097 A JP26377097 A JP 26377097A JP H11102095 A JPH11102095 A JP H11102095A
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image forming
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JP9263770A
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Masanobu Inui
雅亘 乾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の画像形成装置に設けられたステープラ
は1つしかなく、このステープラの針がなくなると使用
者の所望するステープル処理ができなかった。 【解決手段】 第1のステープラがステープル可能であ
ると判別した場合、A4用紙に画像を形成させて(1203)
第1のステープラによりステープル処理を行い(120
4)、第1のステープラがステープル処理不可能であると
判別した場合、A4R用紙に90度回転した画像を形成させ
て(1206)第2のステープラによりステープル処理を行
わせる(1207)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成したシート
の角部分に綴じ処理を行う画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等に画像形成された用紙に
ステイプル処理を施すフィニッシャやソータを備えたも
のがある。この様な複写機は、ステイプル針がなくなつ
た場合、その複写ジョブを中止、またはステイプルを行
わずに複写ジョブを終了するようになつている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような処理を行つてしまうと、ユーザの意図した複写物
を得ることができないという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の問題に鑑み、本発
明は、画像を入力する入力手段と、第1のシート又は前
記第1のシートとは90度向きの異なる第2のシートに前
記入力手段により入力した画像を形成し、シートを排出
する画像形成手段と、前記画像形成手段から排出された
シートの第1の角部分に綴じ処理を行う第1の綴じ手段
と、前記画像形成手段から排出されたシートの第2の角
部分に綴じ処理を行う第2の綴じ手段と、前記第1の綴
じ手段が綴じ処理可能であるか否か判別する判別手段
と、前記判別手段により前記第1の綴じ手段が綴じ処理
可能であると判別された場合、前記第1のシートに画像
を形成させて前記第1の綴じ手段により綴じ処理を行
い、前記第1の綴じ手段が綴じ処理不可能であると判別
された場合、前記第2のシートに画像を形成させて前記
第2の綴じ手段により綴じ処理を行わせる制御手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置を提供するもの
である。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態である画
像形成装置を示す断面図である。100は複写機本体、180
は循環式自動原稿送り装置(RDF)である。101は原稿載
置台としてのプラテンガラスである。102はスキャナ
で、原稿照明ランプ103、走査ミラー104等で構成され
る。不図示のモータによリスキャナが図1の左右方向に
往復走査されて原稿の反射光を走査ミラー104〜106を介
してレンズ108を透過してCCDセンサ109に結像する。107
はレーザ、ポリゴンスキャナ等で構成された露光制御部
で、イメージセンサ部109で電気信号に変換され後述す
る所定の画像処理が行われた画像信号に基づいて変調さ
れたレーザ光129を感光体ドラム110に照射する。感光体
ドラム110の回りには、1次帯電器112、現像器121、転写
帯電器118、クリーニング装置116、前露光ランプ114が
装備されている。
【0006】画像形成部126において、感光体ドラム110
は不図示のモータにより図に示す矢印の方向に回転して
おり、1次帯電器112により所望の電位に帯電された後、
露光制御部120からのレーザ光129が照射され、静電潜像
が形成される。感光体ドラム110上に形成された静電潜
像は、現像器121により現像されて、トナー像として可
視化される。一方、上段カセット131あるいは下段カセ
ット132からピックアップローラ133、134により給紙さ
れた転写紙は、給紙ローラ135、136により本体に送ら
れ、レジストローラ137により転写ベルトに給送され、
可視化されたトナー像が転写帯電器118により転写紙に
転写される。転写後の感光ドラム110は、クリーナ装置1
16により残留トナーが清掃され、前露光ランプ114によ
り残留電荷が消去される。転写後の転写紙は転写ベルト
130から分離され、定着前帯電器139、140によリトナー
像が再帯電され、定着器141に送られ加圧、加熱により
定着され、排出ローラ142により本体100の外に排出され
る。138はレジストローラから送られた転写紙を転写ベ
ルト130に吸着される吸着帯電器であり、139は転写ベル
ト130の回転に用いられると同時に、吸着帯電器138と対
になつて、転写ベルト130に転写紙を吸着帯電させる転
写ベルトローラである。
【0007】本体100には、たとえば4000枚の転写紙を
吸収し得るデッキ150が装備されている。デッキ150内の
リフタ151は、給紙ローラ152に転写紙が常に当接するよ
うに転写紙の量に応じて上昇する。また、100枚の転写
紙を収容できるマルチ手差し153が装備されている。
【0008】さらに、図1において、154は排紙フラッパ
であり、両面記録側ないし多重記録側と排紙側の経路を
切り換える。排紙ローラ142から送り出された転写紙
は、この排紙フラッパ154により両面記憶側ないし多重
記録側に切り換えられる。また158は下搬送パスであ
り、排紙ローラ142から送り出された転写紙を反転パス1
55を介し、転写紙を裏返して再給紙トレイ156に導く。
また、157は両面記録と多重記録の経路を切り換える多
重フラッパであり、これを左方向に倒すことにより、転
写紙を反転パス155に介さず、直接下搬送パス158に導
く。159は経路160を通じて転写紙を感光体ドラム126側
に給紙する給紙ローラである。161は排紙フラッパ154の
近傍に配置されて、この排紙フラッパ154により排出側
に切り換えられた転写紙を機外に排出する排出ローラで
ある。両面記録(両面複写)や多重記録(多重複写)時
には、排紙フラッパ154を上方に上げて、複写済みの転
写紙を搬送パス155、158を介して裏返した状態で再給紙
トレイ156に格納する。このとき、両面記録時には、多
重フラッパ157を右方向へ倒し、また多重記録時には、
再給紙トレイ156に格納されている転写紙が、下から1枚
ずつ給紙ローラ159により経路160を介して本体のレジス
トローラ137に導かれる。本体から転写紙を反転して排
出するときには、排紙フラッパを上げ、フラッパ157を
右方向へ倒し、複写済みの転写紙を搬送パス155側へ搬
送し、転写紙の後端が第1の送りローラ162を通過した後
に、反転ローラ163によって第2の送りローラ側へ搬送
し、排出ローラ161によって、転写紙を裏返して機外へ
排出される。排出された用紙はソータ400によってソー
トされる。尚、このソータ400は手前側の用紙角部をス
テープルする第1のステープラと、奥側の用紙角部をス
テープルする第2のステープラを有し、それぞれのステ
ープラはステープル針の有無を検知するセンサを有す
る。
【0009】図2は、本発明に関わる画像形成装置のプ
ロック図である。画像読み取り部201はCCDセンサ109、
アナログ信号処理部202等により構成され、レンズ108を
介してCCDセンサ109に結蔵された原稿画像は、CCDセン
サ109により、アナログ電気信号に変換される。変換さ
れた画像情報はアナログ・デジタル変換(A/D変換)さ
れる。デジタル化された信号は、シェーディング補正
(原稿を読み取るセンサのばらつき、及び原稿照明用ラ
ンプの配光特性の補正)、変倍処理、電子ソータ部203
に入力される。
【0010】外部I/F処理部209は、外部のコンピュー
タから入力された画像処理情報を展開し、画像データと
して電子ソータ部203に入力される。電子ソータ部203で
は、γ補正等の出力系で必要な補正処理や、スムージン
グ処理、エッジ強調、その他の処理、加工等が行われ、
プリンタ部204に出力される。プリンタ204は図1の断面
構成図により説明した、レーザ等からなる露光制御12
0、画像形成部126、転写紙の搬送制御部等により構成さ
れ、入力された画像信号により転写紙上に画像を記録す
る。
【0011】またCPU回路部205は、CPU206、ROM207、RA
M208、等により構成され、画像読み取り部201、電子ソ
ータ部203、プリンタ部204、ソータ400等を制御し、本
装置のシーケンスを統括的に制御する。
【0012】図3は電子ソータ部203の詳細構成を示すブ
ロック図である。画像読み取り部201から送られた画像
は、Blackの輝度のデータとして入力され、log変換部30
1に送られる。log変換部301では、入力された輝度デー
タを濃度データに変換するためのLUT(ルックアップテ
ーブル)が格納されており入力されたデータに対応する
テーブル値を出力することによって、輝度データを濃度
データに変換する。その後、濃度データは2値化部302へ
送られる。
【0013】2値化部302では多値の濃度データが2値化
され、濃度値が「0」あるいは「255」となる。2値
化された8bitの画像データは、「0」または「1」の1bit
の画像データに変換され、メモリに格納する画像データ
量は少なくなる。しかし、画像を2値化すると、画像の
階調数は256階調から2階調になるため、写真画像のよう
な中間調の多い画像データは2値化すると一般に画像の
劣化が著しい。そこで、2値データによる擬似的な中間
調表現をする必要がある。ここでは、2値のデータで擬
似的に中間調表現を行う手法として誤差拡散法を用い
る。この方法は、ある画像の濃度がある敷居値より大き
い場合は「255」の濃度データであるとし、ある敷居値
以下である場合は「0」の濃度データであるとして2値化
した後、実際の濃度データと2値化されたデータの差分
を誤差信号として、回りの画素に配分する方法である。
誤差の配分は、予め用意されているマトリクス上の重み
係数を2値化によって生じる誤差に対して掛け合わせ、
回りの画素に加算する事によって行う。これによって、
画像全体での濃度平均値が保存され、中間調を擬似的に
2値で表現することができる。
【0014】2値化された画像データは、制御部303に送
られる。また、外部I/F処理部から入力される、コンピ
ュータからの画像データは、外部I/F処理部で2値画像
データとして処理されているため、そのまま制御部303
に送られる。制御部303では本体からの指令により、コ
ピーを行う原稿の画像を画像記憶部304に一旦全て格納
したり、画像記憶部304から画像データを順次読み出し
て出力する。
【0015】画像記憶部304はSCSIコントローラとハー
ドディスク(メモリ)を持ち、SCSIコントローラからの
指令に従い、ハードディスクに画像データを書き込む。
ハードディスクに格納された複数の画像データは、複写
機の操作部で指定された編集モードに応じた順序で出力
される。
【0016】例えば、ソートの場合、RDFから原稿束の
最終ページから最初のページに向かつて順に読み込み、
一旦ハードディスクに格納する。そして、最終ページか
ら最初のページに向かつて順番にハードディスクから一
旦格納された原稿の画像データを読み出し、これを複数
回繰り返して出力する。これにより、ビンが複数あるソ
ータと同じ役割を果たす事が出来る。また画像を保存し
ておくことができるため、原稿を複数回読まずに複数部
印刷をおこなうことができ、紙話まりなどから印刷を再
開するときも記憶された原稿については原稿を読み込む
必要がなくなる。
【0017】画像記憶部304から呼び出された画像デー
タは平滑化部305に送られる。平滑化部305では、まず1b
itのデータを8bitのデータに変換し、画像データの信号
を「0」または「255」の状態にする。変換された画像デ
ータは、予め決められたマトリクス上の係数と、近傍画
素の濃度値をそれぞれ乗算したものの総和で得られ、重
みづけた平均値に置き換えられる。これによって2値の
データは近傍の画素における濃度値に応じて多値のデー
タに変換され、読み取られた画像により近い画質が再現
できる。平滑化された画像データは、γ補正部306に入
力される。γ補正部306では濃度データを出力する際
に、プリンタ特性を考慮したLUTによる変換を行い、操
作部で設定された濃度値に応じた出力の調整を行う。
【0018】図4は、図1に示した画像形成装置の操作パ
ネルの一例を示す平面図である。キー群600において、
符号601はアスタリスク(*)キーであり、オペレータ
(使用者)が、綴じ代量の設定とか、原稿枠消しのサイ
ズの設定や、IDの照合の時に用いる。符号606はオール
リセットキーであり、標準モードに戻す時に押す。602
は予熱キーであり、複写機本体100の機械を予熱状態に
するときと、この予熱状態を解除するときに押される。
また、オートシャットオフ状態から標準モードに復帰さ
せるときにもこの余熱キー602が押される。
【0019】605は複写開始キー(コピースタートキ
ー)であり、複写を開始するときに押される。符号604
はクリアストップキーであり待機(スタンバイ)中はク
リアキーとして、また複写記録中はストップキーとして
機能する。このクリアストップキー604は設定した複写
枚数を解除するときに押される。また*(アスタリス
ク)モードを解除するときにも使用される。またクリア
ストップキー604は連続複写を中断するときにも押され
る。このキー604を押した時点で複写が終了した後に複
写動作が停止する。符号604はテンキーであつて、複写
枚数を設定するするとき、および*(アスタリスク)モ
ードを設定するとき、ID(例えば6桁のコード)を入力
するときに使用される。
【0020】符号619はジョブモードメモリーキーであ
つて、使用者が頻繁に使うジョブモードを登録及び呼び
出しすることができる。ここでは、各部門(個人)に対
し、それぞれMl〜M4の4通りの登録ができる。符号611お
よび612は複写濃度キーであり、複写濃度を手動で調整
するときに押す。符号613はAEキーであり、原稿の濃度
に応じて、複写濃度を自動的に調整するとき、または、
AEを解除して濃度調節をマニュアル(手動)に切り換え
るときに押される。符号607はカセット選択キーであつ
て、上段カセット131、下段カセット132、およびデッキ
150を選択するときに押される。また、RDF180に原稿が
載っているときには、このカセット選択キー607によりA
PS(自動用紙選択)が選択できる。APSが選択された時
には、原稿と同じ大きさのシートのカセットが自動選択
される。符号610は等倍キーであり、等倍(原寸)の複
写をとるときに押す。616はオート変倍キーであり、指
定した転写紙のサイズに合わせて原稿の画像を自動的に
縮小・拡大するときに押される。符号617および618はズ
ームキーであって、64〜142%の間で任意の倍率を指定
するときに使用される。符号608および609は定形変倍キ
ーであり、定形サイズの縮小・拡大を指定するときに押
される。
【0021】符号626両面キーであり、片面原稿から両
面複写、両面原稿から両面複写、また両面原稿から片面
複写をとるときに押される。符号625は綴じ代キーであ
り、転写紙の左側に指定された長さの綴じ代を作成する
ことができる。符号624は写真キーであり、写真原稿を
複写するときに押される。623は多重キーであり、2つの
原稿からシート(転写紙)の同じ面に画像を作成(合
成)するときに押される。符号620は原稿枠消しキーで
あり、使用者が定形サイズ原稿の枠消しを使うときに押
され、その際の原稿のサイズはアスタリスクキー601で
設定する。符号621はシート枠消しキーであり、カセッ
トサイズの大きさに合わせて原稿の枠消しをするときに
押される。
【0022】符号622はページ連写キーであり、原稿の
左右ページを、それぞれ別の用紙に分けて複写するとき
に押す。符号614は排紙方法(ステイプル、ソート、グ
ループ)選択キーであって、記録後のシートをステイプ
ルで綴じることのできるステイプラが接続されている場
合は、ステイプルモード、ソートモードの選択または解
除ができ、仕分けトレイ(ソータ)または、電子ソータ
が接続されている場合は、ソートモード、グループモー
ドの選択または解除ができる。
【0023】符号615は紙折り選択キーで、A3やB4のサ
イズの記録済用紙を断面Z形に折るZ折りと、半分に折る
半折りの選択及び解除ができる。符号627は割込キーで
あり、複写中に押すとその機能が中断され、新たな複写
(以下、割り込み複写という)可能状態となる。また、
割り込み複写のモード設定中に押すと、割り込み可能状
態が解除される。符号628は予約キーであつて、予約複
写の登録解除ができる。予約キー628を押すと既に設定
されている複写モードとは異なる複写モードの設定が可
能な状態となる。ここで、登録したい複写モードを設定
し、設定を終了するときに予約設定キー629が押され
る。これにより、設定した複写モードがRAM上に記憶さ
れる。
【0024】符号630はIDキーであって、IDの登録、訂
正、消去、照合のときに使う。符号631はジョブ訂正キ
ーであり、原稿の読み取りまたは電子ソータのハードデ
イスクヘ原稿データを記憶中に、ジョブを訂正したいと
きにこのキーを押す。符号632は原稿読み取リキーであ
り、RDFにセットされた全ての原稿を読み取りながら電
子ソータのハードディスクヘ記憶するだけ(プリントは
しない)の状態とするためのキーである。
【0025】図4のディスプレイ群700において、符号70
1はLCD(液晶)タイプのメッセージディスプレイであっ
て、複写に関する情報を表示するものであり、例えば5
×7ドットで1文字をなし、40文字分のメッセージと、定
形変倍キー608、609、等倍キー610、ズームキー617、61
8で設定した複写倍率を表示できる。このディスプレイ7
01は半透明液晶であつて、通常はグリーンのバックライ
トが点灯する。符号703はカラー現像表示器であつて、
セピア現像器をセットすると点灯する。符号702は複写
枚数表示器であり、複写枚数または自己診断コードを表
示する。符号705は使用カセット表示器であり、上段カ
セット151、下段カセット153、デッキ201のいずれかが
選択されているかを表示する。符号704はAE表示器であ
つてAEキー613によりAE(自動濃度調節)を選択したと
きに点灯される。符号709は予熱表示器であり、グリー
ンとオレンジの2色LEDであってレディ時(コピー可能
時)にはグリーンが点灯し、ウエイト時(コピー不可
時)にはオレンジか点灯する。
【0026】符号708は両面複写表示器であり、両面原
稿から両面複写、片面原稿から両面複写のいずれかを選
択したときに点灯する。また、符号710は電源ランプで
あつて、電源スイッチをONすると点灯する。符号711は
割り込み表示器であつて、割り込み複写のモードを設定
しているとき、及び割り込み複写中に点灯する。符号71
2は予約登録表示器で、予約複写が登録されているとき
に点灯する。
【0027】図5に画像形成装置のステイプル可能な位
置を示す。100は複写機本体であり、180は循環式自動原
稿送り装置(RDF)である。400はステイプル機能を有す
るソータである。このソータ400は1003に示すように画
像形成装置を使用する使用者から見て手前側と1004の奥
側のいずれか一方または両方にステイプルをすることが
可能である。1006はRDF180にセットされた原稿を示し、
1006はコピー出力された用紙を示す。
【0028】図6を用いて画像形成装置の画像入出力の
制御について説明する。原稿の大きさはA4サイズとして
説明する。原稿がプラテンガラス101上にセットされる
と1200に示す座標軸のx方向に向かつてスキャナが動
く。この画像がスキャナによって読み込まれると、1201
に示すようにメモリ(画像記憶部304)の0度原点から図
示の座標軸の方向に画像が配置される。本画像形成装置
においてはメモリの大きさはA4サイズより大きいものと
しているため、画像が入らない部分については斜線で示
している。1202はメモリの0度原点から画像を出力する
時の座標系を示すものである。1203は1202に示す座標系
で出力された画像をA4用紙にプリントした結果を示す。
1204は1203に示した出力用紙に対して適切な位置(画像
を正立させて見たときの左上)にステープルした状態を
示す(使用者が画像形成装置の正面から見ると右下とな
る)。このステープル位置は図5の1003に相当する。
【0029】1205はメモリから270度原点から画像を出
力するときの座標系を示すものである。1206は1205に示
す座標系で出力された画像を、A4R用紙(A4に対して90
度向きが異なる)にプリントした結果を示す。1207は12
06に示した出力用紙に対して適切な位置(画像を正立さ
せて見たときの左上)にステープルした状態を示す(使
用者が画像形成装置の正面から見ると右上となる)。こ
のステープル位置は図5の1004に相当する。
【0030】次に本画像形成装置の動作を図7のフロー
チャートを用いて説明する。この制御プログラムはROM2
07に記憶されており、CPU206により実行される。このフ
ローチャートではA4原稿を複数部コピーし、1部毎にス
テイプルを行うように指定されたものとする。原稿を読
み取ると、ステップ1301において原稿の面像情報をメモ
リ(画像記憶部304)に入力する。つぎにステップ1302
においてA4を出力用紙として選択したとき、位置1006に
ステイプルするためのステイプル針があるか確認する。
ある場合はA4用紙に対してステイプルが可能となるの
で、ステップ1305において出力用紙にA4を選択し、メモ
リの画像をそのまま用紙にプリントする。この処理を原
稿枚数分繰り返す。ステップ1306で原稿枚数分繰り返し
たと判断された場合は、ステップ1308において手前側
(1006の位置)にステイプルを行う。ステップ1302にお
いて位置1006の針がないと判断された場合は、ステップ
1304において出力用紙にA4Rを選択し、メモリから画像
を270度回転した方向で読み出し、用紙にプリントす
る。これを原稿枚数分繰り返す。1307で原稿枚数分繰り
返したと判断されたら1309において奥側(1004の位置)
にステイプルを行う。
【0031】これらの処理を指定部数分繰り返すことに
より、途中で片方のステイプルの針がなくなつても、も
う一つのステイプルを使用して、印刷処理を中断せずに
ステイプルをおこなつた印刷物を得ることができる。
【0032】なお、読み取った原稿画像のコピー以外に
も、インターフェイスを介してホストコンピュータから
受信した画像印刷要求であっても上述のせいぎょをあて
はめることができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1のシート又は第1のシートとは90度向きの異なる第
2のシートに入力手段により入力した画像を形成し、シ
ートを排出する画像形成手段と、画像形成手段から排出
されたシートの第1の角部分に綴じ処理を行う第1の綴
じ手段と、画像形成手段から排出されたシートの第2の
角部分に綴じ処理を行う第2の綴じ手段を有する画像形
成装置において、第1の綴じ手段が綴じ処理可能である
か否か判別し、第1の綴じ手段が綴じ処理可能であると
判別された場合、第1のシートに画像を形成させて第1の
綴じ手段により綴じ処理を行い、第1の綴じ手段が綴じ
処理不可能であると判別された場合、第2のシートに画
像を形成させて第2の綴じ手段により綴じ処理を行わせ
るので、第1の綴じ手段による綴じ処理ができなくても
画像に対する綴じ位置を変えることなく第2の綴じ手段
によって綴じ処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置を示す断面図である。
【図2】画像形成装置のプロック図である。
【図3】電子ソータ部203の詳細構成を示すブロック図
である。
【図4】画像形成装置の操作パネルの一例を示す平面図
である。
【図5】画像形成装置のステイプル可能な位置を示す図
である。
【図6】画像形成装置の画像入出力の制御を説明する図
である。
【図7】画像形成装置の動作のフローチャートである。
【符号の説明】
100 画像形成装置本体 400 2つのステープラを有するソータ 203 電子ソータ 304 画像記憶部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を入力する入力手段と、 第1のシート又は前記第1のシートとは90度向きの異な
    る第2のシートに前記入力手段により入力した画像を形
    成し、シートを排出する画像形成手段と、 前記画像形成手段から排出されたシートの第1の角部分
    に綴じ処理を行う第1の綴じ手段と、 前記画像形成手段から排出されたシートの第2の角部分
    に綴じ処理を行う第2の綴じ手段と、 前記第1の綴じ手段が綴じ処理可能であるか否か判別す
    る判別手段と、 前記判別手段により前記第1の綴じ手段が綴じ処理可能
    であると判別された場合、前記第1のシートに画像を形
    成させて前記第1の綴じ手段により綴じ処理を行い、前
    記第1の綴じ手段が綴じ処理不可能であると判別された
    場合、前記第2のシートに画像を形成させて前記第2の
    綴じ手段により綴じ処理を行わせる制御手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記入力手段により入力された画像を9
    0度回転処理する回転手段を更に有し、 前記制御手段は、前記第1の綴じ手段が綴じ処理不可能
    であると判別された場合、前記回転手段により画像を回
    転処理させることを特徴とする請求項1記載の画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 前記入力手段は、原稿画像を読み取るこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記入力手段は、外部装置から画像を入
    力することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の綴じ手段及び前記第2の綴じ
    手段はステープラであり、 前記判別手段はステープラのステープル針の有無の検知
    に応じて判別することを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
JP9263770A 1997-09-29 1997-09-29 画像形成装置 Withdrawn JPH11102095A (ja)

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