JP2014083223A - 紙扇子 - Google Patents

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Abstract

【課題】広告媒体に適した管便な扇子
【解決手段】上下方向の下端側の幅に対して、上端側の幅が広い扇片を構成する。更に、前記扇片を左右の幅方向に延設するとともに、扇片の一方の側縁を山折れ、他方の側縁を谷折れにした係合代とする。前記の扇片を複数重ねた状態から扇状に開くための、下端付近の開き中心と同心に設けた中心穴を設ける。また、最下層の扇片には、前記中心穴に対応する側縁から、前記複数の扇片の側縁と、最上層の扇片の上を回って、前記中心穴を下降し、再び最下層の扇片に至る、全扇片を係止するとともに、開き軸となる係止帯を設ける。更に、前記係止帯の先端を、最下層の扇片に係止する係止部を設ける。扇片を複数重ねた状態から開き中心を軸に扇状に開いたときに、前記谷折れの係止代と、それに隣接する扇片の山折れの係止代が係合する係合部を構成するようにする。
【選択図】図4

Description

本発明は、扇子に関し、特に厚紙を折って広告宣伝等に使用する紙扇子に関するものである。
紙細工の扇子を広告宣伝に使用することが広告業界でなされている。この用途に使用される扇子として例えば特開平10-179226に示す扇子がある。
すなわち、図6(a)に示すように、折線22で谷折りに、折線23で山折りに折り返された扇形紙片21を複数重ね合わせ、そのひと下端部相互を互いに回動可能にハトメ26で連結している。
この紙扇子の上下両端扇形紙片21を手で持って左右に開けると、下層の扇形紙片の谷折り折り返し部24と上側の扇形紙片21の山折り折り返し部25が、図6(b)(図6(c)のX−X‘断面図)に示すように互いに噛み合い、順次扇形紙片21の先端部、前記ハトメ26を中心に開かれるとともに、各扇形紙片21が相互に係止されて、図6(c)に示すように紙扇子が開くようになっている。
特開平10-179226
上記従来の紙扇子によると、ハトメ加工をして開き中心を止める必要があり、工程数がかかり、それだけコスト上のデメリットがある。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用している。すなわち、上下方向の下端側の幅に対して、上端側の幅が広い扇片を形成しておく。当該扇片を左右の幅方向に延設するとともに、扇片の一方の側縁を山折れ、他方の側縁を谷折れにした係止代を設けておく。ついで、前記の扇片を複数重ねた状態から扇状に開くための、下端付近の開き中心と同心に中心穴を形成する。更に、最下層の扇片の前記中心穴に対応する側縁から、前記複数の扇片の側縁と、最上層の扇片の上を回って、前記中心穴を下降し、再び最下層の扇片に至る、全扇片を係止するとともに、開き軸となる係止帯を設けておく。また、前記係止帯の先端を、最下層の扇片に設けた係止部で係止するようになっている。更に、扇片を複数重ねた状態から開き中心を軸に扇状に開いたときに、前記谷折れの係止代と、それに隣接する扇片の山折れの係止代が係合する係合部が形成される。
前記係止帯は、紙や紐を用いて作ることができ、ハトメのような紙や紐に比べて高価な材料を用いる必要はない。
さらに、前記係止帯として、最下層の扇片の1側縁を延設した構成にすると、部品点数は増えないことになり、更に、前記係止部として、最下層の扇片を利用すると、更に部品点数が少なくなる効果がある。
本発明に使用する扇片の展開図 扇片の折りを示す図 係止帯による係止状態を示す図 扇に開いたときの状態を示す図 図4の裏側を示す図 従来技術を示す図
図1は本発明に使用する扇片の平面図であり、(a)は最下層の扇片、(c)は、最上層の扇片、(b)は前記最下層と最上層の扇片に挟まれた扇片を示すものである。
図1に示す扇片は、紙、プラスチックシート等を切り抜いて形成される。先ず、図1(b)に示す中間の扇片11bは、上端の幅が下端に比べて広く、それ自体で小さな扇形状になっており、下端から上端に至る両側縁11‘b、11“bには幅方向に係合代12a、12bが張り出されている。この係合代12a、12bは、図2に示すように、特定の一方が前記側縁11`bに沿って山折れ(12a)、他の一方が前記側縁11”bに沿って谷折れ(12b)にされる。また、扇として開くときの下端付近の開き中心の位置には、後述する係合帯13が挿通される中心穴14が設けられている。
前記係合代12a、12bの幅については後述する。
図1(a)に示す最下層の扇片11aは、扇として開いたときの一方の端縁に対応する側縁11`aに設けられる前記係合代12a(山折れ係合代)が省略される。また、図1(c)に示す最上層の扇片11cも扇として開いたときの他方の端縁に対応する側縁11“cの係合代12b(谷折れ係合代)は省略される。
前記図1(a)に示す最下層の扇片11aの、扇として開いたときの中心に対応する側縁11‘aからは係止帯13が当該側縁11‘aより略直角方向(扇として開いたときの外側)に、所定長さ延設して形成される。また、最下層の扇片11aの前記中心穴14に対応する、前記係止帯13と中心穴14を挟んで対向する位置に、前記係止帯13の先端を差込可能なスリット15が形成される。
上記のように各扇片11a、11b、11cを構成しておき、最下層の扇片11aの上に必要な枚数の中間の扇片11bを重ね、さらに最上層の扇片11cを重ねる。このとき、図3に示すように、最下層の扇片11aから突き出している係止帯13を最上層の扇片11cの上に回して、先端を中心穴14を介して再び最下層の扇片11aの下側にまで回し、前記最下層の扇片11aに設けられた前記スリット15に差し込む(図5、参照)。
これによって、前記のように最下層の扇片11aに重ねられた各扇片11b、11cは、係止帯14で最下層の扇片11aに束ねられた状態が完成する。尚、上記扇片11a、11b、11cを単純に重ねたとき、係合代12a、12bの幅が広い部分では、山折れ係合片12aの先端が、その下の扇片11a、11b、11cの谷折れ係合片12aの上に重なって位置することになり、扇子として広げたときに、以下のように山折れ係合片12aが、その下の扇片11a、11b、11cの谷折れ係合片12aとかみ合わなくなるので、山折れ係合片12aの先端が、その下の扇片11a、11b、11cの谷折れ係合片12aの下に重なって位置するようにしておく。尚、図3では、前記係合代12a、12bは描いていない。
このように束ねられた状態から最下層の扇片11aと最上層の扇片11cを持って両側に軽く引くと、図4に示すように、各扇片11a、11b、11cは前記中心穴14に通した係止帯13を軸に開く。このとき特定の扇片11(11a、11b、11c)の山折れ係合代12aとそれに隣接する扇片11の谷折れの係合代12bが相互に噛み合い、谷折れ係合代12bの付け根(谷折れ線)の位置まで山折れ係合代12aの先端縁が入り込んで開きが止まるようになっている(この状態は図6(c)と同じ)。
このとき、前記谷折れ線(谷折れ係合代12bの基端)と山折れ係合代の先端縁と、が上下方向の全域に渡って正確に沿う構成にしておくと、薄い紙を使用しても、充分な強度が得られることになる。従って、各係合代12a、12bは、上記の構成が成立する広さ(幅)にするのが最適となる。
前記中心穴14は必ずしも円形である必要はなく、図1に示すように、半円形あるいは三日月形であってもよい。最下層の扇片11aは当該扇片11aの縦の中心線16に平行な線17と係止帯の突出している側円弧で囲われる三日月部分が中心穴となっている。但し、最下層の扇片11aに対してその上層に積層される扇片11b、11cは、回転するので、中心穴14の形状を最下層の扇片11aの中心穴14と同じ形状にしたのでは、回転時に係止帯13と干渉するおそれがある。そこで、回転角に応じた角度だけ、前記中心穴の三日月型の直線17の傾斜を大きくして、上の方の層の扇片11程、三日月型を半円あるいはそれ以上の面積にするようになっている。
この観点からは、最下層の扇片11aは三日月(半円)の面積が一番小さくてよいので、中心穴14を挟んだ、残りの半円部分に前記スリット15を設けることで、係止帯13の長さを短くすることができる。
更に、前記係止帯13は中間の扇片11b、最上層の扇片11cの回転時に当該各扇片11b,11cの側縁や下端縁と干渉しないようにする必要がある。そこで、各扇片11(11a、11b、11c)の下端縁16は前記回転中心を中心として側縁12a、12bの下端から連続する半円形に成形される。これによって、係止帯13は、各扇片11b,11cの側縁や下端縁と干渉することがなく開閉することになる。
蒸気したように、この発明は、紙を所定の形状に成形し、折り込むだけの簡単な作業で、紙扇子をつくることができ、るので、広告業界に広く用いることができる。
11(11a、11b、11c)・・扇片
12a、12b・・・係合代
13・・・係止帯
14・・・中心穴
15・・・スリット

Claims (2)

  1. 上下方向の下端側の幅に対して、上端側の幅が広い扇片と、
    前記扇片を左右の幅方向に延設するとともに、扇片の一方の側縁を山折れ、他方の側縁を谷折れにした係合代と、
    前記の扇片を複数重ねた状態から扇状に開くための、下端付近の開き中心と同心に設けた中心穴と、
    最下層の扇片の前記中心穴に対応する側縁から、前記複数の扇片の側縁と、最上層の扇片の上を回って、前記中心穴を下降し、再び最下層の扇片に至る、全扇片を係止するとともに、開き軸となる係止帯と、
    前記係止帯の先端を、最下層の扇片に係止する係止部と、
    扇片を複数重ねた状態から開き中心を軸に扇状に開いたときに、前記谷折れの係止代と、それに隣接する扇片の山折れの係止代が係合する係合部と、
    を備えたことを特徴とする紙扇子。
  2. 前記係止帯が最下層の扇片の、開いたときの端になる側縁の、前記中心穴に対応する位置を縁方向の直角に延設し、前記係止部が、最下層の扇片の前記中心穴に対応する位置に設けられたスリットである請求項1に記載の紙扇子
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