JP5866394B2 - 簡易紙扇子 - Google Patents

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本発明は、厚紙を素材に用いて、該厚紙を切り抜いて折り曲げ、組み込むことで扇子として利用できるようにした紙扇子に関する物である。
従来の紙扇子は、複数の扇ぎ葉の基部折線を折り返すことで同じ面どうしを向かい合わせて折り重ね、該基部折り線は基点を中心にした放射線形状の畳み折線とずらし折線で挟んで回転面を形成し、該回転面は角度の小さい扇形状を成しており、該回転面が表裏で交互に反転することで扇ぎ葉どうしを扇子同様に開閉する構造の物であった。
実開平7−43948号
従来の技術は、同じ面どうしを向かい合わせて折り重ねる構造なので、扇状に開いて一方面から見た場合、表裏が隣り合って同じ方向の面となっているので表裏で一つの連結した画面を形成しなければならず、色合いや画面のズレを両面印刷で合わせるのは技術的に非常に困難であるという問題点があった。本発明では前記のような問題の解決を課題にする。
幹面を中心にし、該幹面の横辺の各々を一方と他方の開折線とし、該開折線を介して回転域を延設し、該回転域の外(幹面から遠い方を外とする)横辺へ閉折線を介して扇ぎ葉を延設し、該回転域は下に位置する支点を基点とする上広がりの扇形状を成して、該支点から離れた方に位置する該閉折線の上端点を合点とし、該合点から上の該扇ぎ葉を該幹面方向へ膨出させて重合域を形成し、一方と他方の扇ぎ葉は左右の略線対称形状にして設ける。
一方の開折線を谷折し、他方の開折線を山折することで幹面だけが反転して裏向くので、扇ぎ葉どうしは同じ表向き状態で合点どうしが接して開き状態になり、重合域の重なりを入れ替えることで開き状態が固定される。前記開き固定状態を解除して、閉折線への屈折に移行することで回転域は反転して背方への裏向き状態になるので、双方の扇ぎ葉どうし全体は同じ表向き状態で重なって、本体を閉じ状態にすることができる。
展開正面図である。(実施例1) 開き状態組立過程正面斜視図である。 開き状態組立完了要部透視正面斜視図である。 閉じ状態要部透視正面斜視図である。 展開状態正面図である。(実施例2) 組立過程要部透視正面斜視図である。
一方の開折線を谷折して他方の開折線を山折することで幹面だけが反転するので、同じ方向を向く扇ぎ葉どうしで開き状態を形成でき、該開折線の屈折を閉折線に移行することで回転域が反転し、該回転域の反転によって扇ぎ葉どうし全体を同じ方向で重ねて閉じ状態にできることを実現した。
図1は展開正面図である。本体1を形成する素材は人工樹脂であるプラスチックであっても良いが、再生利用できて環境負荷を軽減できる素材として厚紙であることが望ましく、前記厚紙の厚みや硬さは限定ではなく、官製ハガキ程度の厚みと硬さがあれば充分であり、官製ハガキよりも分厚くて硬い厚紙であっても良い。
図面の表示方法を述べるならば、実線は切線、破線は透し線、一点鎖線は折線とし、符合の引き出し線は実線ではあるが線を細くすることで切線と区別する。前記折線の折り曲げ方向は限定でなくても良く、使用者が自由に変更できるが、特許内容を明瞭に説明するために折り曲げ方向を明記することにし、谷折と山折で表示される折り曲げ方向は正面からを基準にして述べることにする。左右方向を横方向とし、天地方向を縦方向或いは上下方向とし、正面背面方向を前後方向とする。
同じ符号の箇所が左右で二箇所ある場合は、展開状態での左側を一方とし右側を他方とする。一方と他方を区別するための符号であるaとbは図面では括弧閉じにして(a)(b)で表示することにし、前記(a)(b)を省く場合は一方と他方の総称符号とする。
本体1の展開状態を述べるならば、中央に縦長略(ほぼ)矩形の幹面2を設け、該幹面2は略矩形であることから横辺である開折線3は左右で二本有しており、該開折線3の左側を一方の開折線3aとし、右側を他方の開折線3bとする。
開折線3を介して回転域4を延設するのであるが、該回転域4は一箇所であっても良いが一方の回転域4aと他方の回転域4bの二箇所で設けることが望ましく、以降は望ましいとする二箇所の回転域4で述べることにする。幹面2から谷折線にした一方の開折線3aを介して一方の回転域4aを延設し、該一方の回転域4aの外(幹面2を中心に位置付けているので幹面2から遠い方を外にする)横辺を谷折線にした一方の閉折線5aを介して一方の扇ぎ葉6aを延設する。
一方の回転域4aは下に位置する一方の支点7aを起点とする扇形状を成していることが望ましく、該支点7aは一方の開折線3aと一方の閉折線5aとの線上の交点であるが、該一方の開折線3aと一方の閉折線5aとの下端は接するのではなくて2から3ミリメートルほどの隙間8aを空けることが望ましく、該隙間8aの役割は素材である厚紙が折れ曲げ劣化で破れるのを防止する他にトムソンで打ち抜くための木型を作る場合に必要となる刃の厚みに対応させるための隙間でもある。
幹面2は縦長矩形であることから一方の開折線3aは垂直な谷折線であることが望ましく、一方の回転域4aは天方向へ少しだけ広がる扇形状であることから一方の閉折線5aの天端を外側である一方の方へ傾けるのであり、一方の回転域4aの天縁の長さは該幹面2の天縁の半分の長さにすることが望ましく、該一方の回転域4aの天縁は水平であることが望ましく、一方の閉折線5aの天端を一方の合点9aとし、該一方の合点9aから上に位置する一方の扇ぎ葉6aの領域を一方の閉折線5aの上方への延長線上よりも内側(幹面方向)へ膨出させ、前記の膨出領域を一方の重合域10aとし、二枚で有している扇ぎ葉6どうしを合わせた形状は限定ではなくて自由にデザイン化された形状であっても良いが、該扇ぎ葉6双方の連結形状をハート型にするならば、該一方の扇ぎ葉6aの形状はハート型の半分形状を基本としており、該一方の扇ぎ葉6aの形状は該一方の重合域10aを合わせると略勾玉形状になることが望ましい。
幹面2から山折線にした他方の開折線3bを介して他方の回転域4bを延設し、該他方の回転域4bの外(幹面を中心に位置付けているので幹面から遠い方を外にする)横辺を山折線にした他方の閉折線5bを介して他方の扇ぎ葉6bを延設する。
他方の回転域4bは下に位置する他方の支点7bを起点とする扇形状を成していることが望ましく、該支点7bは他方の開折線3bと他方の閉折線5bとの線上の交点であるが、該他方の開折線3bと他方の閉折線5bとの下端は接するのではなくて2から3ミリメートルほどの隙間8bを空けることが望ましく、該隙間8bの役割は素材である厚紙が折れ曲げ劣化で破れるのを防止する他にトムソンで打ち抜くための木型を作る場合に必要となる刃の厚みに対応させるための隙間でもある。
幹面2は縦長矩形であることから他方の開折線3bは垂直な山折線であることが望ましく、他方の回転域4bは天方向へ少しだけ広がる扇形状であることから他方の閉折線5bの天端を外側である他方の方へ傾けるのであり、他方の回転域4bの天縁の長さは該幹面2の天縁の半分の長さにすることが望ましく、該他方の回転域4bの天縁は水平であることが望ましく、他方の閉折線5bの天端を他方の合点9bとし、該他方の合点9bから上に位置する他方の扇ぎ葉6bの領域を他方の閉折線5bの上方への延長線上よりも内側(幹面方向)へ膨出させ、前記の膨出領域を他方の重合域10bとし、二枚で有している扇ぎ葉6どうしを合わせた形状は限定ではなくて自由にデザイン化された形状であっても良いが、該扇ぎ葉6双方の連結形状をハート型にするならば、該他方の扇ぎ葉6aの形状はハート型の半分形状を基本としており、該他方の扇ぎ葉6bの形状は該他方の重合域10bを合わせると略勾玉形状になることが望ましい。
図2は開き状態組立過程正面斜視図である。一方の開折線3aを谷折し、他方の開折線3bを山折することで幹面2だけが反転し、該幹面2の反転によって一方の合点9aと他方の合点9bとが互いに近付き、閉折線5は折れ曲がっていないことで回転域4と扇ぎ葉6とは一つの面となっている状態で双方の合点9どうしが近付き、該合点9どうしが接した状態で本体1は開き状態になるのであり、該合点9どうしが接すると一方の重合域10aの正面に他方の重合域10bが重なり、一方の扇ぎ葉6aと他方の扇ぎ葉6bとで本体1の連結形状はハート形状になる。
図3は開き状態組立完了要部透視正面斜視図である。一方の開折線3aを谷折し、他方の開折線3bを山折することで、一方の合点9aと他方の合点9bとが接して本体1全体はハート型の開き状態になり、重なり合った重合域10の重なりを前後で入れ替えて正面へ一方の重合域10aを出し背面へ他方の重合域10bを隠すことで合点9の箇所で噛み合って固定されるので、本体1をハート型の開き状態で固定できる。
合点9どうしが互いに噛み合って固定されているので、開き状態の本体1全体は一枚の板状になっているので、扇いでも部分的に剥がれる恐れは無くなる。
開き状態の本体1を手の平で挟んで持って扇ぐのであり、持つ場所は限定ではなくて使用者が自由に選べば良いのであるが、望ましい持ち場所を述べるならば開き状態の本体1の下部を持つのが望ましく、本体1の下部を持って扇げば幹面2が補強の役割を果たすことができ、該幹面2の領域は三枚重ねになっているので、三倍の補強能力を発揮している。
本体1の開き状態の固定は合点9どうしの噛み合わせによって固定できるが、本体1の閉じ状態を固定できる箇所を設けても良く、前記閉じ状態の固定をするために扇ぎ葉6の頂部へ切込11を設けることが望ましい。
切込11の形状は限定ではなく、半円形であっても良いが、先が曲がったJ字形状であることが望ましく、該切込11の曲がり方向は一方と他方で逆方向にするのであり、一方の扇ぎ葉6a頂部に有する一方の切込11aは左側に曲がったJ字形状にし、他方の扇ぎ葉6b頂部に有する他方の切込11bは右側に曲がったし字形状にするのが望ましい。
本体1の閉じ過程を述べるならば、一方の重合域10aを背部へ戻し、他方の重合域10bを正面へ戻すことで合点9どうしの噛み合わせが解除されて本体1の開き状態の固定が解除される。前記の固定解除によって扇ぎ葉6どうしは自由に移動できるようになり、開折線3の屈折から閉折線5の屈折に移し変える(移行する)ことで回転域4が背方へ反転して裏向きになり、該回転域4の背方への反転によって支点7を中心とする円周形状で扇ぎ葉6の頂部が中心方向へ回転移動し、扇ぎ葉6の頂部に有する切込11どうしが近付いて本体1は閉じ方向へ移行する。
図4は閉じ状態要部透視正面斜視図である。開折線3は本体1を開き状態にする時に屈折させる折線であり、該開折線3の屈折が閉折線5に移行することで回転域4が反転して背方へ向く事で本体1は閉じ状態になり、該閉折線5屈折させると回転域4は反転して裏返るので、該反転域4の双方は扇ぎ葉6の双方に挟まれているので、中に隠れていて外からは見えない状態になっているので透視を意味する破線で図示している。
本体1の閉じ状態の形状は限定ではなくて自由にデザイン化された形状であっても良いが、機能的で望ましい閉じ形状を述べるならば上部縁が円形になった縦長の扇形であり、何かに例えるならばゴンドラが吊り下がっている気球を真横から見た形状にも似ている。
扇ぎ葉6の頂部は、本体1の閉じ状態を基準にしており、本体1の閉じ状態で一方の切込11aと他方の切込11bとを組込合わせて、双方の切込11の曲がった先端どうしが接する箇所で組込は固定される。
本体1の閉じ状態は安定していて、切込11が無くても不用意に広がる恐れは少なく、閉折線5は屈折状態を保持できるのであるが、本体1の閉じ状態で扇ぐ場合も考慮し、扇ぎ葉6の頂部を該切込11によって固定することで、本体1の閉じ状態で扇いでも該扇ぎ葉6の頂部どうしが離れてパタつくことを防止できる。
図5は展開状態正面図である。実施例1ではハート形状の扇ぎ部12だけで構成されていて、該扇ぎ部12を構成している各箇所は実施例1と殆ど同じか類似形状なので符号と名称も援用することにする。実施例2では該扇ぎ部12を持ち易くすると共に閉じ状態を固定するための収納箇所としても使える鞘部13を新たに設けることにし、該鞘部13は該扇ぎ部12を閉じた状態で部分的に収納できる機能も備えている。
実施例2で新たに追加された鞘部13の設け方を述べるならば、中心部に位置する幹面2を下へ延長し、前記の延長領域を芯域14とし、該幹面2と該芯域14との間は境界線の無い同一面であるが、前記両者の境界箇所を述べるならば回転域4の下端に設けられた隙間8から下を芯域14とする。
芯域14の上部は幹面2と同幅の平行線であることが望ましく、支点7から下は少しずつ狭くなる縦長の扇形状にすることが望ましく、該芯域14を縦に細長い扇形状にしたことで、該芯域14を芯にして巻く鞘部13の巻形状を縦長の扇形状にすることができる。
芯域14の下端部に水平な折線で折上げ線15を設け、該折上げ線15を介して天地を逆にした鞘部13を延設する。実施例2では該折上げ線15の箇所を基部とし、該鞘部13の位置関係を示す場合で前記基部から離れた方を先とする。該折上げ線15を山折で袋折することで該鞘部13は背方へ折上げられて該鞘部13の先は上になり、該鞘部13の先を上にした状態で該芯域14を芯にして巻いて鞘形状(両側が平行でない形状)の筒にし、鞘形状の筒になった該鞘部13を柄として使用する。
鞘部13を芯域14に巻いて鞘形状の筒にするために、該鞘部13の略中心へ中鞘面16を設け、該中鞘面16は先へ少しだけ広がる縦長の細い扇形状を成していることが望ましく、該中鞘面16の一方の横辺に山折線のa折線24を介してa鞘面17を延設し、該a鞘面17の中心線上に切溝18を設ける。該中鞘面16の他方の横辺に山折線のb折線19を介してb鞘面20を延設し、該b鞘面20の横幅は該中鞘面16の略半分であることが望ましく、該b鞘面20の他方横辺へ山折線の差込折線22を介して差込片23を延設し、該差込折線22の先と隣接する該差込片23の先角を先方向へ少しだけ突出させて突起26を形成することが望ましい。
図6は組立過程要部透視正面斜視図である。実施例1では幹面2を反転させて扇ぎ部12を組み立てていたが、実施例2では幹面2を反転させるのではなくて扇ぎ葉6を折り返して反転させる組立過程で表示するのであり、該扇ぎ葉6の双方は裏を向くが、同じ面どうしを連結させる構造であることに変わりがない。
縦長矩形である幹面2の一方の横辺とする左側の開折線3aを谷折にして一方の回転域4aと一方の扇ぎ葉6aとを背方へ折り返して裏向け状態にし、該幹面2の他方の横辺とする右側の開折線3bを山折にして他方の回転域4b(図5で表示)と他方の扇ぎ葉6bとを背方へ折り返して裏向け状態にすることで、一方の合点9aと他方の合点9bとが隣接して扇ぎ部12は開き状態になり、前記開き状態で他方の重合域10bの正面へ一方の重合域10aが重なった状態では前記開き状態は固定されておらず、該重合域10双方の重なりを前後で入れ替えることで合点9の双方が噛み合って固定するのであり、具体的に述べるならば、他方の重合域10bの背面へ一方の重合域10aが重なった状態に移行させることで該合点9の双方が噛み合って扇ぎ部12の開き状態が固定される。
折上げ線15を山折して折上げることで鞘部13の先が上になって芯域14と重なった位置関係になり、該折上げ線15は該鞘部13を折返して上げるだけの働きであるが、三つ折されて鞘形状の筒になった該鞘部13を昇降させて閉じ状態の扇ぎ部12の下部を部分的に収納して閉じ状態の固定をする必要があり、前記の昇降させる機能を実現するために該折上げ線15の上へ水平折線の昇降折線25を山折線で入れることが望ましく、該昇降折線25は一本であっても良いが中間ステップを設けた二段階で昇降させる構造である方がスムーズに行えるので該昇降折線25を二本で設けることが望ましく、二本以上の本数であっても良く、該昇降折線25の間隔は等間隔であっても良いが、該折上げ線15へ近い方の間隔を狭くすることが望ましい。
芯域14の下部が縦に細長い扇形状になっているので、該芯域14の背面へ折り重ねられる中鞘面16を縦に細長い扇形状にでき、該芯域14の下部領域の扇状横辺を外側へ平行に移動して拡大させた横辺で該中鞘面16を形成したことで、該芯域14を芯にして余裕を持った横幅で鞘部13を三つ折状態で巻くことができる。
鞘部13は背方へ折り返されていることから正面の面が背方へ向いているので、山折と谷折で表示する折り曲げ方向は背面方向からを基準にして述べることになり、該鞘部13を三つ折状態で巻いて行く過程を述べるならば、中鞘面16の一方の横辺であるa折線24を山折して芯域14の正面へ折り重ね、中鞘面16の他方の横辺であるb折線19を山折してa鞘面17の正面へ折り重ねて該鞘部13を三つ折の筒形状にし、a鞘面17の中心に有している切溝18へb鞘面20の外横辺に延設されている差込片23を差込むことで該鞘部13の三つ折筒形状を固定する。
三つ折筒形状で固定された鞘部13は柄の働きを成しているので本体21をうちわ同様に該鞘部13を握って扇ぐことができ、昇降折線25を設けたことにより、該昇降折線25の折り曲げで芯域14の長さを変えることができるので扇ぎ部12を昇降させることが可能になり、該扇ぎ部12を上昇させた状態で該扇ぎ部12を開いて扇ぐことができ、該扇ぎ部12を閉じて下降させることで該扇ぎ部12の下部領域を該鞘部13へ部分的に収納して閉じ状態を固定できる。
本発明は紙素材であることから自由に印刷できるので、広告媒体としてのチラシやカタログとして使用することもできる。
1、21 本体
2 幹面
3、3a、3b 開折線
4、4a、4b 回転域
5、5a、5b 閉折線
6、6a、6b 扇ぎ葉
7、7a、7b 支点
8、8a、8b 隙間
9、9a、9b 合点
10、10a、10b 重合域

Claims (1)

  1. 少なくても二枚の扇ぎ葉を設け、該扇ぎ葉どうしの間へ幹面を設け、該幹面と該扇ぎ葉との間に回転域を設け、該回転域は下に位置する支点を基点とする上広がりの扇形状を成しており、該回転域と該幹面との境界折線を開き状態において折り曲げる開折線とし、該回転域と該扇ぎ葉との境界折線を閉じ状態において折り曲げる閉折線とし、該閉折線の上端を開き状態において重ね合わされる合点とし、該合点から上に位置する該扇ぎ葉の縁を該幹面方向へ膨出させ、前記の膨出領域を開き状態において、扇ぎ葉同士が重合される
    重合域としたことを特徴とする簡易紙扇子。
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