JPH11290109A - 柄付扇子 - Google Patents

柄付扇子

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Publication number
JPH11290109A
JPH11290109A JP10443798A JP10443798A JPH11290109A JP H11290109 A JPH11290109 A JP H11290109A JP 10443798 A JP10443798 A JP 10443798A JP 10443798 A JP10443798 A JP 10443798A JP H11290109 A JPH11290109 A JP H11290109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
leaf
fan leaf
plate
back plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP10443798A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Watanabe
芳男 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanakaya Inc
Original Assignee
Tanakaya Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Tanakaya Inc filed Critical Tanakaya Inc
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Publication of JPH11290109A publication Critical patent/JPH11290109A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グラグラしない柄付の扇子を提供する。 【解決手段】 a側折線4を介して連結された背板3と
正面板5との間に扇ぎ葉2を挟み込み、重なり合った要
孔8に鳩目9を通して回転固定し、背板3の他方の側縁
に延設された折返し板7を折り返して、正面板5の背面
へ差し込む事で固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙製の簡易扇子に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の紙製簡易扇子は、例えば同一出願
人の意匠登録第562718号の様に、複数の扇ぎ葉の
要部分を鳩目で止めて回転可能な固定をし、扇ぎ葉の側
辺に切込を入れて、この切込で隣接の扇ぎ葉を挟み込ん
で固定する物であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】扇ぎ葉だけの物では、
必要量の風を作るには一枚の扇ぎ葉を大きくしなければ
ならないことからコンパクト性に欠け、手で握って持つ
事はできない物であった。本発明では、こうした従来技
術の問題解決を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】扇子に柄を付ける事で扇
ぎ円周半径を長くして扇ぎ葉を短くし、柄を付ける事で
握る事ができるので持ち易くなり、背板と正面板とで扇
ぎ葉を挟んで回転可能な固定(以降、回転固定と称す
る)をし、a側折線の天端とb側折線の天端とで扇ぎ葉
の基部が両側から支えられてグラグラせず、折返し板を
開く事で背板と正面板との隙間に扇ぎ葉が挟み込まれる
ので全体の長さも半分になってコンパクトに収納され
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明物は適度に腰のある厚紙を
素材に用い、天地左右正面背面などの位置関係は組み立
て時を基準にし、谷折り山折りの折り方向は、内側を基
準にして表示し、通常は図面を正面方向から示し、これ
以外はその図面を示した方向を表記する。
【0006】本発明物を展開した状態で示した平面図の
図1に於いて、柄1と扇ぎ葉2との主要部で構成し、柄
1では中央に背板3を有し、一方の側縁に谷折線である
a側折線4を介して正面板5を延設し、他方の側縁に谷
折線であるb側折線6を介して折返し板7を延設し、背
板3と正面板5との天領域には、a側折線4を折り曲げ
る事で重なり合う要孔8を開け、扇ぎ葉2では、扇ぎ葉
2を単数で設けても良いが、複数である事が望ましく、
複数の中でも二枚である事が特に望ましく、一方の扇ぎ
葉2をa葉10とし、他方の扇ぎ葉2をb葉11とし、
a葉10・b葉11ともに同形或いは類似形状であっ
て、下部の中央には要孔8を有し、a葉10の側縁の上
部には切込12を切り込む。
【0007】折返し板を開いた状態で示した要部透視斜
視図の図2に於いて、要孔8を重ね合わせた状態で背板
3・b葉11・a葉12・の順で重ねた後、a側折線4
を谷折りして正面板5を折り返して扇ぎ葉2を挟み込
み、四重に成った要孔8に鳩目9を通して回転固定し、
扇ぎ葉2では切込み12が挟んでいるのでa葉10とb
葉11とが連結されて一体となっている。
【0008】組み上がり状態を示した要部透視斜視図の
図3に於いて、a葉10とb葉11とは切込み2の挟み
込みによって連結され、扇ぎ葉2の基部の両側がa側折
線4の天端とb側折線6の天端とによって支えられてグ
ラグラせず、折返し板7を折り返して正面板5の裏側へ
差し込む事で折返し板7は固定され、背板3の重合域1
3の天縁は要孔8の中心を起点とする円周形状である
が、正面板5の重合域13では、折返し板7方を適宜に
削った削除縁14にする事で折返し板7の上部領域が扇
ぎ葉2の基部を覆い易くし、正面板5の下部角を丸くし
て折返し板7の下部を露出させて露出域15を形成する
事で、露出域15に指を掛けて差し込まれた折返し板7
を引き出し易くする。図3では、背板3を背面にした正
面図としているが、組み上がり状態では背板3の方を正
面にした方が見た目が良く、背板3を正面とすることも
充分に考えられる。
【0009】コンパクトに収納された状態を示した斜視
図の図4に於いて、図3で示した折返し板7を開いた
後、切込12をb葉11から外し、b葉11とa葉10
とを重ねて回転させる事で正面板5の裏側に収納されて
長さも半分のコンパクト形状に成る。
【0010】コンパクトに収納された状態を背面から示
した斜視図の図5に於いて、折返し板7を開く事でa葉
10とb葉11とは開放されて回転可能と成り、背板3
の内側に収納されてコンパクトになる。
【0011】
【発明の効果】柄を付けた事で扇ぎ円周が長くなって、
手の振りに対して扇ぎ葉先端の動きが大きくなるので、
少ない動きで風を多く作る事ができ、握れるので持ち易
くなり、背板と正面板とで扇ぎ葉を挟んでいるので、畳
んだ状態では扇ぎ葉の収納場所となり、開いて使用する
場合では、扇ぎ葉基部の一方を支え、他方の基部を折返
し板の基部折線であるb側折線の天端が支えているので
グラグラせず、切込の挟み込みもしっかりと食い込ませ
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明物を展開した状態で示した平面図
【図2】折返し板を開いた状態で示した要部透視斜視図
【図3】組み上がり状態を示した要部透視斜視図
【図4】コンパクトに収納された状態を示した斜視図
【図5】コンパクトに収納された状態を背面から示した
斜視図
【符号の説明】
1 柄 2 扇ぎ葉 3 背板 4 a側折線 5 正面板 6 b側折線 7 折返し板 8 要孔 9 鳩目

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柄1と扇ぎ葉2の主要部で構成し、柄1
    では、背板3を中央にして、a側折線4を介して正面板
    5を延設し、b側折線6を介して折返し板7を延設し、
    背板3の天領域に開けた要孔8に扇ぎ葉2の要孔8を合
    わせて重ね、a側折線4を折り曲げて正面板5の天領域
    に有する要孔8も重ね、重なり合った要孔8に鳩目9を
    通して回転可能な固定をし、扇ぎ葉2を出した状態で折
    返し板7を折り返す事で扇ぎ葉2の基部が固定されるこ
    とを特徴とした柄付扇子。
JP10443798A 1998-04-15 1998-04-15 柄付扇子 Pending JPH11290109A (ja)

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JP10443798A JPH11290109A (ja) 1998-04-15 1998-04-15 柄付扇子

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ID=14380652

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014210128A (ja) * 2013-04-22 2014-11-13 芳男 渡辺 柄付き扇子
JP2014210169A (ja) * 2013-04-05 2014-11-13 芳男 渡辺 簡易紙扇子
JP2015112324A (ja) * 2013-12-12 2015-06-22 芳男 渡辺 紙扇子の折畳み構造
JP6010168B1 (ja) * 2015-03-31 2016-10-19 芳男 渡辺 折畳み穴開き扇子

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014210169A (ja) * 2013-04-05 2014-11-13 芳男 渡辺 簡易紙扇子
JP2014210128A (ja) * 2013-04-22 2014-11-13 芳男 渡辺 柄付き扇子
JP2015112324A (ja) * 2013-12-12 2015-06-22 芳男 渡辺 紙扇子の折畳み構造
JP6010168B1 (ja) * 2015-03-31 2016-10-19 芳男 渡辺 折畳み穴開き扇子
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