JP3072035U - 紙製折りたたみ式うちわ - Google Patents

紙製折りたたみ式うちわ

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JP3072035U
JP3072035U JP2000001800U JP2000001800U JP3072035U JP 3072035 U JP3072035 U JP 3072035U JP 2000001800 U JP2000001800 U JP 2000001800U JP 2000001800 U JP2000001800 U JP 2000001800U JP 3072035 U JP3072035 U JP 3072035U
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JP
Japan
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fan
cardboard
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substrate
alone
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JP2000001800U
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Inventor
洋一 佐藤
Original Assignee
株式会社 プリンクス
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立てが簡単でかつコンパクトに折り畳むこ
とができる、携帯に便利な紙製折りたたみ式うちわの提
供。 【解決手段】 基部を円弧状に形成した狭幅のほぼ扇形
状の比較的硬質の厚紙からなり、前記基部に設けた丸孔
の周囲にスリットにて形成した複数の切抜き爪を有する
厚紙製うちわ単体と、該うちわ単体と同一形状、大きさ
を有し、基部に前記切抜き爪が内嵌し得る径を有する丸
孔と、該丸孔の内周縁に径方向に突設した開閉用ストッ
パー爪を有する厚紙製うちわ単体の少なくとも2枚以上
を相重ねるるとともに、前記切抜き爪にて各厚紙製うち
わ単体を当該部分で相互に開閉可能に一体化し、開くと
一枚の扇子形状のうちわとなり、閉じると相互に相重な
り一枚のうちわ単体の大きさに折たたまれる構造とな
す。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、一般家庭で使用できるだけでなく、電車やバスなどの乗り物の中な どでも手軽に使用できる、携帯に極めて便利でかつ安価な紙製折りたたみ式うち わに関する。
【0002】
【従来の技術】
うちわは周知のごとく、普通、竹を、柄の部分を残して細かく割って広げ、紙 や布を張ったものが一般的であるが、最近では竹に替えてプラスチック製のもの も作られている。また、中には丸いボール紙の一端に丸穴をあけてその穴に指を 入れてあおぐようにした、全体が一枚のボール紙でできたものなどもある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、一般家庭でよく使用される前記した竹製やプラスチック製のうちわ は、構造的に柄の部分と紙や布を張った部分とからなっているため、バッグや鞄 などに入りきらず一部が露出したり、また非常に華奢にできているので破損し易 いことなどから、携帯用としてはあまり適さない。一方、全体が一枚のボール紙 でできたうちわは、一般に各種商品などの公告を掲載して宣伝用として用いられ るが、サイズ的には一般家庭で使用される前記竹製やプラスチック製のうちわに 比べ小さいためどこでも手軽に使用できる利便さがあり、また強度的にも前記の うちわに比べ強いため長持ちするという利点はある。しかしながら、この一枚の ボール紙でできたうちわも、折曲げたりすることができないため前記のうちわと 同様、バッグや鞄などに入りきらず一部が露出する場合があり、携帯用としては あまり適さない。
【0004】 本考案は、このような従来品の携帯性に乏しいという難点を解消した、極めて 実用性に富む紙製折りたたみ式うちわを提供しようとするものである。
【0005】 本考案に係る紙製折りたたみ式うちわは、基部を円弧状に形成した狭幅のほぼ 扇形状の比較的硬質の厚紙からなり、前記基部にほぼ指が入る程度の径を有する 丸孔と、該丸孔の周囲に同心円上にスリットを等間隔に入れて形成した複数の切 抜き爪を設けた厚紙製うちわ単体を基板となし、該基板と同一形状、大きさを有 し、基部に前記切抜き爪が内嵌し得る径を有する丸孔と、該丸孔の内周縁に径方 向に突設した開閉用ストッパー爪を有する厚紙製うちわ単体の少なくとも2枚以 上を前記基板に相重ねるとともに、前記基板の基部に設けた複数の爪を他の各厚 紙製うちわ単体の丸孔に嵌込みかつ該爪を外方へ倒して各うちわ単体が離脱しな いように係止することによって、互いに重ねられた各厚紙製うちわ単体が基部を 支点に相互に回動可能に組付けられ、各うちわ単体を基部を支点に左右に開くと 基板以外のうちわ単体に設けた前記開閉用ストッパー爪が基板の前記切抜き爪に 当接して扇子と同様の扇形状となり、各うちわ単体を閉じると相互に相重なり一 枚の厚紙製うちわ単体の大きさに折たたまれる構造となしたものである。
【0006】
【考案の実施の形態】
図1は本考案に係る紙製折りたたみ式うちわの一実施態様を示す分解斜視図、 図2は同上うちわを組立てた折りたたみ状態を示す正面図、図3は同上うちわを 開いた状態を示す正面図であり、ここでは3枚構成の折りたたみ式うちわを例に 採り説明する。
【0007】 すなわち、本考案に係る紙製折りたたみ式うちわは、図1に示すごとく、比較 的硬質の厚紙からなる同一形状、大きさの3枚のうちわ単体1、2、3とから構 成され、各うちわ単体はそれぞれ円弧状に形成した基部1−1、2−1、3−1 とこの基部に連なる狭幅のほぼ扇形部1−2、2−2、3−2とからなり、この うち、基板となるうちわ単体1は基部1−1にほぼ指が入る程度の径を有する丸 孔1−3と、該丸孔1−3の周囲に同心円上にスリットを等間隔に入れて形成し た3個の舌状の切抜き爪1−4を有し、この基板となすうちわ単体1に合い重な る2枚目のうちわ単体2は、基部2−1に前記切抜き爪1−4が内嵌し得る径を 有する丸孔2−3と、該丸孔2−3の内周縁に径方向に突設した開閉用ストッパ ー爪2−4を有し、さらにこのうちわ単体2に合い重なる3枚目のうちわ単体3 は、前記2枚目のうちわ単体2と同一径の3−3と、該丸孔3−3の内周縁に前 記開閉用ストッパー爪2−4と異なる位置に径方向に突設した開閉用ストッパー 爪3−4を有している。
【0008】 そして、この3枚のうちわ単体1、2、3を組立てる場合は、基板となすうち わ単体1に2枚目と3枚目のうちわ単体2、3を合い重ねるとともに、うちわ単 体1に設けた3個の切抜き爪1−4を2枚目と3枚目のうちわ単体2、3の丸孔 2−3、3−3に嵌込みかつ該爪を外方へ倒して各うちわ単体1、2、3が離脱 しないように組付ける。組み付けられた3枚のうちわ単体1、2、3は、切抜き 爪1−4の付け根部に支持された状態で当該基部を支点に相互に回動可能に一体 となす(図2参照)。
【0009】 上記構成の折りたたみ式うちわにおいて、3枚のうちわ単体1、2、3を基部 を支点に左右に開くとうちわ単体2、3に設けた開閉用ストッパー爪が2−4、 3−4がそれぞれうちわ単体1の切抜き爪1−4に当接することにより当該位置 で開いて止まり、各うちわ単体1、2、3の狭幅のほぼ扇形部1−2、2−2、 3−2がつながって一枚の大きな扇形のうちわとなる(図3参照)。このうちわ で仰ぐ際は、各うちわ単体1、2、3の基部の丸孔1−1、2−1、2−3に指 を通して把持して使用する。また、各うちわ単体を左右から内側へ閉じると、う ちわ単体2、3に設けた開閉用ストッパー爪が2−4、3−4がそれぞれうちわ 単体1の切抜き爪1−4に当接して当該位置で止まることにより、各うちわ単体 1、2、3が図2に示すごとく相互に相重なり一枚のうちわ単体の大きさに折た たまれる。したがって、うちわ単体2、3に設ける開閉用ストッパー爪2−4、 3−4は、各うちわ単体1、2、3が開いて一枚の大きな扇形のうちわとなった ところで切抜き爪1−4に当接し、また閉じた時に一枚のうちわ単体の大きさに 折たたまれたところで止まる位置に設ける。
【0010】 なおここでは、3枚構成のうちわ単体からなる折りたたみ式うちわを示したが 、4枚以上のうちわ単体で構成することも可能であることはいうまでもない。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したごとく、本考案に係る紙製折りたたみ式うちわは、組立てが簡単 であり、かつ紙以外の金具等の部品も一切使用しないので、コストが極めて安価 につく利点があり、また電車やバスなどの乗り物の中などでも手軽に使用できる のみならず、不使用時には小さくコンパクトに折りたたむことができるので、か さ張ることなくバッグや鞄などに露出しないように入れることができ、携帯にも 極めて便利である。さらに、各種商品などの公告を掲載して宣伝用として用いる ことも可能であるなど、従来の紙製うちわに比べ実用性に富むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る紙製折りたたみ式うちわの一実施
態様を示す分解斜視図である。
【図2】同上うちわを組立てた折りたたみ状態を示す正
面図である。
【図3】同上うちわを開いた状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1、2、3 うちわ単体 1−1、2−1、3−1 基部 1−2、2−2、3−2 扇形部 1−3、2−3、3−3 丸孔 1−4 切抜き爪 2−4、3−4 開閉用ストッパー爪

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部を円弧状に形成した狭幅のほぼ扇形
    状の比較的硬質の厚紙からなり、前記基部にほぼ指が入
    る程度の径を有する丸孔と、該丸孔の周囲にスリットを
    等間隔に入れて形成した複数の切抜き爪を設けた厚紙製
    うちわ単体を基板となし、該基板と同一形状、大きさを
    有し、基部に前記切抜き爪が内嵌し得る径を有する丸孔
    と、該丸孔の内周縁に径方向に突設した開閉用ストッパ
    ー爪を有する厚紙製うちわ単体の少なくとも2枚以上を
    前記基板に相重ねるとともに、前記基板の基部に設けた
    複数の爪を他の各厚紙製うちわ単体の丸孔に嵌込みかつ
    該爪を外方へ倒して各うちわ単体が離脱しないように係
    止することによって、互いに重ねられた各厚紙製うちわ
    単体が基部を支点に相互に回動可能に組付けられ、各う
    ちわ単体を基部を支点に左右に開くと基板以外のうちわ
    単体に設けた前記開閉用ストッパー爪が基板の前記切抜
    き爪に当接して扇子と同様の扇形状となり、各うちわ単
    体を閉じると相互に相重なり一枚の厚紙製うちわ単体の
    大きさに折たたまれる構造となしたことを特徴とする紙
    製折りたたみ式うちわ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014014526A (ja) * 2012-07-10 2014-01-30 Makoto Sakuma ファッションプラ扇子
JP2014042627A (ja) * 2012-08-25 2014-03-13 Im Mold:Kk 扇子

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