JP2004010064A - 筒状容器用箱 - Google Patents

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清水 利男
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Abstract

【課題】簡単に組み立てられるとともに、箱本体の大きさをあまり大きくすることなく、筒状容器を箱本体内で箱本体の内壁面に接触しないように支持した状態で内包することができる筒状容器用箱を提供する。
【解決手段】シート状材料からなる展開体を組み立てて形成され、断面多角形の筒状をしていて、筒状容器が収容可能な箱本体と、この箱本体の両開口端に、開口端縁の一辺を回動中心に回動して、箱本体の開口端を開閉自在な蓋とを備える筒状容器用箱において、前記箱本体の開口端縁の他辺を回動中心に回動自在で全体が箱本体に内蔵された状態のとき、開放端部が箱本体の内壁面に接するようになっているとともに、その中央部に設けられた孔に箱本体内で筒状容器が嵌まり込み、筒状容器が箱本体の内壁面に接しない状態に支持する容器支持片を箱本体の両開口端に備えていることを特徴としている。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、化粧品のボトル、医薬品のアンプル等のガラス製筒状容器を収容する箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
化粧品のガラス製ボトル、医薬品のガラス製アンプル等のように衝撃を受けると破損しやすい筒状容器を収容する箱として、特開平8−2521号公報に記載されているような箱がすでに提案されている。
この箱は、紙基材を打ち抜いて形成した展開体を組み立てて形成され、断面四角形の箱本体の内部に、アンプルの下端部が嵌まり込む断面菱形をした筒状の緩衝部が設けられているとともに、箱本体の上部開口側に、箱本体の上端の一辺を軸に回動自在で、開放端部が箱本体の内壁面に接した状態で箱本体内に入り込み、その中央部に設けられた孔にアンプルの上端部が嵌まり込むことによって、アンプルが箱本体の中央に箱本体の内壁面に触れない状態で内包されるようになっている。
【0003】
しかし、上記箱の場合、短冊状の緩衝部用片を箱本体内部で断面菱形に折り曲げることによって緩衝部が形成されるようになっているので、内包されるアンプルの外径より箱本体がかなり大きくなってしまい嵩張り、輸送コストがかかるなどの問題がある。また、箱本体の内部に上記のような緩衝部を設けなければならないので、箱の組み立てに手間がかかるという問題もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事情に鑑みて、簡単に組み立てられるとともに、箱本体の大きさをあまり大きくすることなく、筒状容器を箱本体内で箱本体の内壁面に接触しないように支持した状態で内包することができる筒状容器用箱を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明にかかる筒状容器用箱は、シート状材料からなる展開体を組み立てて形成され、断面多角形の筒状をしていて、筒状容器が収容可能な箱本体と、この箱本体の両開口端に、開口端縁の一辺を回動中心に回動して、箱本体の開口端を開閉自在な蓋とを備える筒状容器用箱において、前記箱本体の開口端縁の他辺を回動中心に回動自在で全体が箱本体に内蔵された状態のとき、開放端部が箱本体の内壁面に接するようになっているとともに、その中央部に設けられた孔に箱本体内で筒状容器が嵌まり込み、筒状容器が箱本体の内壁面に接しない状態に支持する容器支持片を箱本体の両開口端に備えていることを特徴としている。
【0006】
本発明の筒状容器用箱は、請求項2のように、箱本体の上側開口端に設けられた容器支持片が、開放端側の孔の周縁部に、回動動作の手がかりとなる操作舌片を備えていることが好ましい。
【0007】
また、シート状材料としては、特に限定されず、たとえば、ボール紙、コート紙、コルゲート紙、可撓性樹脂シート、紙と樹脂の積層シート等合が挙げられる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明を、その実施の形態をあらわす図面を参照しつつ詳しく説明する。
図1〜図3は、本発明にかかる筒状容器用箱の1つの実施の形態をあらわしている。
【0009】
図1〜図3に示すように、この箱Aは、箱本体1と、上蓋2aと、下蓋2bと、上部容器支持片4と、下部容器支持片5と、上部内蓋6と、下部内蓋7,7とを備えていて、筒状容器としての化粧品のビン8を内包することができるようになっている。
箱本体1は、断面長方形をした筒状をしている。
【0010】
上蓋2aおよび下蓋2bは、箱本体1の開口端縁の1辺から延設され、箱本体1の開口を覆う大きさの長方形をした蓋本体21がその一端を開口端縁を回動中心にして回動自在になっていて、蓋本体21の他端に箱本体1内に嵌まり込む係止舌片22を備えている。
上部容器支持片4は、箱本体1の開口端縁の上蓋2aに隣接する1辺から延設され、箱本体1の開口端縁を回動中心にして回動自在で、箱本体1の断面より大きな長方形をしていて、本体部41と、本体部41を挟んで固定側折曲片42と開放端側折曲片43を備えている。
【0011】
本体部41は、箱本体1の断面形状より小さい四角形をしていて、その中央部にビン8の上端部であるキャップ81の部分が嵌まり込む孔44が穿設される。孔44は、略キャップ間の外径に沿う形状になっていて、両折曲片42,43側に矩形の切欠部44aを備えている。また、孔44の開放端側の端縁には、上部容器支持片4の回動動作の手がかりとなる操作舌片45が突設されている。
【0012】
操作舌片45は、その先端が外側に折り曲げられ、側面視略L字形をしている。
下部容器支持片5は、箱本体1の開口端縁の下蓋2bに対向する1辺から延設され、箱本体1の開口端縁を回動中心にして回動自在で、箱本体1の断面より大きな長方形をしていて、本体部51と、本体部51を挟んで固定側折曲片52と開放端側折曲片53を備えている。
【0013】
本体部51は、箱本体1の断面形状と略同じ形状をしていて、その中央部にビン8の下端部が嵌まり込む孔54が穿設されている。
上部内蓋6は、箱本体1の上部容器支持片4に対向する開口端縁の1辺から延設され、箱本体1の開口端縁を回動中心にして回動自在で、箱本体1の断面の略半分の大きさに形成されている。
【0014】
下部内蓋7,7は、それぞれ箱本体1の開口端縁の下蓋2bに隣接する1辺から延設され、箱本体1の開口端縁を回動中心にして回動自在で、箱本体1の断面の略半分の大きさに形成されている。
【0015】
そして、この箱Aは、図4に示すような展開体9が組み立てられて形成されている。
すなわち、展開体9は、シート状材料としての紙製シートが、トムソン等によって打ち抜き加工されることによって得られ、図4に示すように、箱本体形成部91、上蓋形成部92、下蓋形成部93、上部容器支持片形成部94、下部容器支持片形成部95、上部内蓋形成部96、下部内蓋形成部97、97とを備えている。
【0016】
箱本体形成部91は、端部に糊代91aを備え、折曲線98で折り曲げられて糊代91a部で糊付けされることによって箱本体1に組み立てられるようになっている。
上蓋形成部92、下蓋形成部93、上部容器支持片形成部94、下部容器支持片形成部95、上部内蓋形成部96、下部内蓋形成部97、97は、それぞれ折曲線98で折り曲げられて、上蓋2aと、下蓋2bと、上部容器支持片4と、下部容器支持片5と、上部内蓋6と、下部内蓋7,7を形成するようになっている。
【0017】
この箱Aは、以上のようになっており、上部容器支持片4の孔44にビン8のキャップ81部分をはめ込み、下部容器支持片5の孔54にビン8の下端部をはめ込むことによって、ビン8を箱本体1の中央部に、ビン8の周壁が箱本体1の内壁面に触れない状態に支持できる。
したがって、箱本体1の断面形状を極力小さいものにすることができ、輸送コストを低減することができる。
【0018】
また、上部容器支持片4に操作舌片45が設けられているので、この操作舌片45に指をかけて容易に上部容器支持片4を回動させることができる。しかも、操作舌片45が側面視略L字形をしているので、指がより引っ掛かりやすく、操作性に優れている。
そして、孔44に切欠部44aが設けられているので、回動時にビン8の角に孔44の周縁部が当たることがなく、上部容器支持片4を容易に箱本体1内に装脱できる。
【0019】
さらに、下部容器支持片5の本体部51が箱本体1の断面と略同じ大きさであるので、箱本体1内にセットしたとき、本体部51の四周が箱本体1の内壁面に密着状態になるので、本体部51が箱本体1内でしっかりと位置固定される。したがって、ビン8の下端部が下部容器支持片5によって箱本体1でしっかりと支持される。
なお、下部容器支持片5の開放端側折曲部53は箱本体1の内壁面に糊付けされていてもよい。
【0020】
本発明は、上記の実施の形態に限定されない。たとえば、上記の実施の形態では、箱本体1が断面長方形をしていたが、6角形等でも構わない。
上記の実施の形態では、筒状容器が化粧品のビンであったが、アンプルなど他の筒状容器を内包することができる。
【0021】
上記の実施の形態では、糊代部分を糊付けするようになっているが、ステープラー等で固定するようにしても構わない。
上記の実施の形態では、上部容器支持片が上蓋に隣接する辺に設けられていたが、上蓋に対向する辺に設けるようにしても構わない。
【0022】
上記の実施の形態では、操作舌片45が側面視略L字形になっていたが、直線上でも構わない。
【0023】
【発明の効果】
本発明にかかる筒状容器用箱は、以上のように構成されているので、簡単に組み立てられるとともに、箱本体の大きさをあまり大きくすることなく、筒状容器を箱本体内で箱本体の内壁面に接触しないように支持した状態で内包することができる。すなわち、箱を小さくすることができ、保管スペースが少なくて済むとともに、輸送コストも低減できる。
また、請求項2のようにすれば、上部容器支持片の回動動作を容易に行うことができ、内包された筒状容器の出し入れを迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる筒状容器用箱の1つの実施の形態であって、その化粧品のビンを入れて上蓋を開放した状態の上方から見た斜視図である。
【図2】図1の筒状容器用箱の断面図である。
【図3】図1の筒状容器用箱の下蓋を開放した状態を底面側から見た斜視図である。
【図4】図1の筒状容器用箱をための展開体の平面図である。
【符号の説明】
A 箱
1 箱本体
2a 上蓋
2b 下蓋
4 上部容器支持片
44 孔
45 操作舌片
5 下部容器支持片
54 孔
6 上部内蓋
7 下部内蓋
8 ビン(筒状容器)
81 キャップ
9 展開体

Claims (2)

  1. シート状材料からなる展開体を組み立てて形成され、
    断面多角形の筒状をしていて、筒状容器が収容可能な箱本体と、
    この箱本体の両開口端に、開口端縁の一辺を回動中心に回動して、箱本体の開口端を開閉自在な蓋とを備える筒状容器用箱において、
    前記箱本体の開口端縁の他辺を回動中心に回動自在で全体が箱本体に内蔵された状態のとき、開放端部が箱本体の内壁面に接するようになっているとともに、その中央部に設けられた孔に箱本体内で筒状容器が嵌まり込み、筒状容器が箱本体の内壁面に接しない状態に支持する容器支持片を箱本体の両開口端に備えていることを特徴とする筒状容器用箱。
  2. 箱本体の上側開口端に設けられた容器支持片が、開放端側の孔の周縁部に、回動動作の手がかりとなる操作舌片を備えている請求項1に記載の筒状容器用箱。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20200000304U (ko) * 2018-07-27 2020-02-05 (주) 신원인팩 제품 고정이 가능한 포장용 상자

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