JP5101992B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、転写紙の両面に画像形成処理を可能とすると共に、複数種類の転写紙をそれぞれ収納した複数の転写紙収納手段を指定したうえで画像形成処理を実行することができる画像形成装置に関する。
従来から、プリンタや複写機、或いはこれらを含めた画像形成処理を可能とした複合機等の画像形成装置にあっては、転写紙の両面に画像形成処理(以下、単に「印刷」と称する)を行うことができるものが周知である。
また、このような画像形成装置では、複数種類の転写紙がそれぞれ収納可能な転写紙収納手段として複数の給紙カセット(手差トレイ等を含む)を搭載したものも周知である。
さらに、このような画像形成装置を利用するには、画像形成装置本体に通信回線接続されたパーソナルコンピュータから出力された画像データを含む印刷データに基づいて印刷を実行するプリンタ機能を利用する場合にはパーソナルコンピュータのオペレータ操作によって、また、画像形成装置本体に原稿をセットして印刷を実行する複写機能を利用する場合には画像形成装置本体に設けられたパネルスイッチ方式の表示部の操作によって、転写紙収納手段を必要に応じてマニュアル指定し、その指定された転写紙収納手段に収納された転写紙に印刷を実行することができる。
一方、近年の省エネルギー化やエコロジー化に伴い、転写紙の無駄遣いを防止するために、両面白紙の普通紙を用いた両面印刷、或いは、以前に片面印刷を行った後に不要となった片面白紙の裏紙を用いた片面印刷、を実行することが推奨されている。
この際、例えば、上述したプリンタ機能を利用した印刷では、遠隔操作によって転写紙収納手段を指定することとなる。
これにより、何れの転写紙収納手段に普通紙と裏紙とが収納されているかをその場で確認できないまま、裏紙が収納されている転写紙収納手段を指定して両面印刷を実行してしまうと、転写紙の裏面に元の画像と新たな画像とが重なってしまい、かえって資源の無駄が発生するといった問題が生じていた。
そこで、両面印刷モード指定の際に裏紙が収納されている転写紙収納手段を指定した際には、『印刷をキャンセル』、『片面で印刷』、『別のカセット(転写紙収納手段)で印刷(両面)』する、といった複数の動作を、画像形成処理の直前に選択することができる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、両面印刷モードを指定した際には、普通紙があれば普通紙に両面印刷を実行し、普通紙がなければ裏紙に片面印刷を実行すると共に、片面印刷モードを指定した際には、裏紙があれば裏紙に片面印刷を実行し、裏紙がなければ普通紙に両面印刷するといった、転写紙の種類と印刷モードとの整合性を図る技術が知られている(例えば、特許文献2,3参照)。
尚、給紙カセットに収納された転写紙が普通紙か裏紙かを自動的に検出することができると共に、普通紙・裏紙のどちらの転写紙が給紙カセットに収納されているのかをユーザ指定できるようにし、転写紙の種類を自動で検出した検出結果と給紙カセットに収納されている転写紙種類の指定とが異なっていた場合には、エラー報知することができる技術も知られている(例えば、特許文献4参照)。
特開2003−063119号公報 特開2005−049584号公報 特開2005−004299号公報 特開2006−137593号公報
ところが、上記の如く構成された画像形成装置にあっては、例えば、特許文献1に開示の技術では、片面印刷モードを指定した際、裏紙に片面印刷を行っても良いにも拘らず、不測に普通紙に片面印刷を実行してしまうという可能性があり、省エネ化・エコ化対策にならないという問題が生じていた。
また、特許文献2,3に開示の技術は、転写紙の種類と印刷モードとの整合性を図るに際し、転写紙の種類を指定することはできるものの、給紙カセットを指定することはできず、その給紙カセットの指定は転写紙種類の指定に連動して画像形成装置本体が自動で行うものであった。
従って、例えば、契約書等の外部文書を両面印刷したい場合に、給紙カセット内に普通紙が収納されていないと、不測に裏紙に片面印刷を実行してしまう可能性があり、省エネ化・エコ化対策にならない場合が発生してしまうという問題が生じていた。
尚、特許文献4に開示の技術は、給紙カセットに収納した転写紙の種類(普通紙・裏紙)の検出と種類の指定とが相互に一致しているか否かを判別するもので、印刷モードの指定と給紙カセットの指定との相互の一致を問題にしているものではない。
このような不測な印刷を回避するため、給紙カセットを指定したうえで両面印刷モードか片面印刷モードかの指定を行うことにより、汎用性を向上し得て、省エネ化・エコ化対策にも充分貢献し得る画像形成装置を提供することが考えられる。
しかしながら、単に給紙カセットを指定したのでは、例えば、両面印刷モードを指定したにも拘らず、指定した給紙カセットに収納された転写紙が裏紙であった場合、結果的には省エネ化・エコ化対策にはなら無いという新たな問題が発生してしまう。
そこで、本発明は、上記事情を考慮し、汎用性を向上し得て、しかも省エネルギー化・エコロジー化対策に充分貢献し得ることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、転写紙の両面に画像形成処理を可能とした画像形成手段と、複数種類の転写紙をそれぞれ収納可能とした複数の転写紙収納手段と、該複数の転写紙収納手段を指定する指定手段と、前記画像形成手段による画像形成処理を片面印刷か両面印刷かをモード指定する印刷モード指定手段と、前記複数の転写紙収納手段に収納されている転写紙の種類が両面白紙の普通紙か片面白紙の裏紙かを指定若しくは識別する転写紙種類指定/識別手段と、前記印刷モード指定手段が両面印刷モードを指定している際に自動で片面印刷に切り換える自動片面モードの有効・無効を選択する自動印刷モード選択手段と、前記印刷モード指定手段が両面印刷モードを指定しているにも拘らず前記指定手段が裏紙を収納した前記転写紙収納手段を指定していた際に、前記自動印刷モード選択手段が有効な場合には両面印刷モードを無効として裏紙を転写紙とした片面印刷を最優先して実行し、前記自動印刷モード選択手段が無効な場合には両面印刷モードを有効として普通紙を転写紙とした両面印刷を優先して実行するよう、優先付けして処理する制御手段と、を備えていることを特徴とする。
この際、前記制御手段は、指定した前記転写紙収納手段に裏紙が収納されておらず、他の前記転写紙収納手段に裏紙が収納され且つ前記自動印刷モード選択手段が有効な場合には裏紙を転写紙とした片面印刷を実行するのが好ましい。
また、本発明の画像形成装置は、転写紙の両面に画像形成処理を可能とした画像形成手段と、複数種類の転写紙がそれぞれ収納可能とした複数の転写紙収納手段と、該複数の転写紙収納手段を指定する指定手段と、前記画像形成手段による画像形成処理を片面印刷か両面印刷かをモード指定する印刷モード指定手段と、前記複数の転写紙収納手段に収納されている転写紙の種類が両面白紙の普通紙か片面白紙の裏紙かを指定若しくは識別する転写紙種類指定/識別手段と、前記印刷モード指定手段が片面印刷モードを指定している際に自動で両面印刷に切り換える自動両面モードの有効・無効を選択する自動印刷モード選択手段と、前記印刷モード指定手段が片面印刷モードを指定し且つ前記指定手段が普通紙を収納した前記転写紙収納手段を指定していた際に、前記自動印刷モード選択手段が有効な場合には普通紙を転写紙とした両面印刷を最優先で実行し、前記自動印刷モード選択手段が無効な場合には普通紙を転写紙とした片面印刷を優先で実行するよう、優先付けして処理する制御手段と、を備えていることを特徴とする。
この際、前記制御手段は、前記転写紙収納手段に普通紙が収納されておらず、前記自動印刷モード選択手段が無効な場合には裏紙を転写紙とした片面印刷を実行するのが好ましい。
また、前記制御手段は、前記指定手段が指定した前記転写紙収納手段に転写紙が収納されているか否かを確認し、前記転写紙収納手段に転写紙が収納されていた場合に前記自動両面モード又は前記自動片面モードの有効・無効を確認するのが好ましい。
本発明の画像形成装置は、汎用性を向上し得て、しかも省エネルギー化・エコロジー化対策に充分貢献し得ることができる。
次に、本発明の一実施形態に係る画像形成装置を複合機に適用し、図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る画像形成装置の説明図、図2は本発明の一実施形態に係る画像形成装置の要部のブロック図、図3は本発明の一実施形態に係る画像形成装置の制御例1のフロー図、図4は本発明の一実施形態に係る画像形成装置の制御例2のフロー図である。
(複合機の全体構成)
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る画像形成装置としての複合機1は、装置本体2の前面から引き出し可能な複数段の給紙カセット3,4,5と、装置本体2の一方の側面に開閉可能に設けられた手差トレイ6と、複写機・ファクシミリ・スキャナの各種機能として原稿を読み取る際に使用する自動原稿送り装置(ADF)7と、表示画面8を有すると共に各種機能等の設定・選択操作を行う操作部9とを備えている。
尚、複合機1の形状や構成・機能等は図示例のものに限定されるものではない。また、例えば、ソーター等のオプション機器等の設置を妨げるものでもない。
(複合機の内部構成)
装置本体2は、その内部に、給紙カセット3,4,5又は手差しトレイ6に収納された転写紙(図示せず)を取り出して装置本体2の他方の側面に配置された排紙トレイ10に向けて搬送する搬送経路11と、搬送経路11のシート搬送方向上流側に配置されて転写紙を検出するレジストセンサ12と、レジストセンサ12よりも搬送経路11のシート搬送方向下流側に配置されたレジストローラ対13と、レジストセンサ12よりも搬送経路11のシート搬送方向下流側に配置された画像形成部14と、画像形成部14によって転写紙の表面に転写されたトナー像を転写紙の表面に定着させる定着部15と、定着部15よりも搬送経路11のシート搬送方向下流側に配置された分岐路16と、分岐路16に導かれた転写紙をスイッチバック経路17を経由して表裏反転した状態でレジストセンサ12よりもシート搬送方向上流側の搬送経路11に戻す反転経路18と、ADF7にセットされた原稿が複数である場合に片面印刷後の転写紙の排出面を原稿順序に合わせた状態で排紙トレイ10に排出する反転排出路19とを備えている。
レジストセンサ12は、転写紙を検出することにより転写紙の先端位置と感光体ドラム20の表面に形成されたトナー像位置との同期を計るもので、このレジストセンサ12が転写紙の先端を検出してから所定時間経過後にレジストローラ対13と感光体ドラム20の回転駆動を開始させ、レジストセンサ12が転写紙の後端を検出してから所定時間経過後にレジストローラ対13と感光体ドラム20の回転駆動を停止する。また、レジストセンサ12は、給紙カセット3,4,5から搬送経路11へと送り出された転写紙のシート搬送方向に沿うシート長を検出するもので、転写紙の先端を検出してから後端を検出するまでの時間によって転写紙の長さ(シート搬送方向に沿う方向)を検出する。
レジストローラ対13は、モータ等の駆動源(図示せず)に連繋されている。そして、このレジストローラ対13は、静止状態において、転写紙の先端がニップされたときに瞬間的に転写紙の搬送を停止することで転写紙の斜め送りを矯正する。
画像形成部14は、感光体ドラム20と、感光体ドラム20の周囲に配置された帯電デバイス21、露光デバイス22、現像デバイス23、転写デバイス24、クリーニングデバイス25、除電デバイス26等を備えている。尚、これらの各構成部品等は本発明の画像形成手段を構成している。
これにより、画像形成部14は、感光体ドラム20が図示しない駆動手段によって所定のプロセススピード(周速度)で回転駆動され、その表面が帯電デバイス21によって所定の極性・電位に均一に帯電される。
帯電後の感光体ドラム20は、その表面に露光デバイス22によって静電潜像が形成される。ここで、露光デバイス22は、例えば、複写機機能によりADF7を利用してスキャナー部で読み取った印刷データ、ファクシミリ機能により電話回線を通じて受信した印刷データ、プリンタ機能によりネットワーク等の通信回線によって接続されたパーソナルコンピュータ等から出力された印刷データに基づいて、感光体ドラム20の表面にレーザー光を照射し、感光体ドラム20の表面のレーザー光照射部分の電荷を除去して画像情報に応じた静電潜像を形成する。
そして、感光体ドラム20の表面に形成された静電潜像は、現像デバイス23によって電荷を有するトナーが静電的に付着されてトナー像として現像される。さらに、そのトナー像は、転写デバイス24によって転写紙に転写像として転写される。
この際、転写紙にトナー像を転写した感光体ドラム20は、クリーニングデバイス25によって残留トナー等が除去されると共に次の画像形成時の帯電のために除電デバイス26によって除電される。
ところで、給紙カセット3,4,5と手差トレイ6とは、本発明の転写紙収納手段を構成しており、公知のセンサーやスイッチ等によって収納した転写紙サイズを検出することができる。また、給紙カセット3,4,5と手差トレイ6に収納した転写紙は、その種類として、両面白紙の普通紙か片面白紙の裏紙かを操作部9(表示画面8のパネルスイッチ機能)を利用して指定することができる。この際、公知のセンサー等を用いて、両面白紙の普通紙か片面白紙の裏紙かを自動で識別しても良いし、このセンサーの識別結果と操作部9で指定した転写紙の種類とが同じであるか否かを判別し、異なっている場合にはエラー報知することも可能である。
(印刷モード指定・自動印刷モード指定)
一方、操作部9によって指定(又は自動検出)された両面白紙の普通紙か片面白紙の裏紙かの転写紙情報は、給紙カセット3,4,5及び手差トレイ6と対応付けした状態で、図2に示すように、制御回路部(制御手段)27を介してハードディスクドライブ(HDD)28に格納される。また、操作部9によって指定された画像形成処理に関する設定情報(例えば、印刷部数・拡大/縮小率・印刷濃度等の設定情報)はRAM29に一時的に格納される。さらに、操作部9は、例えば、複写機能を利用する場合には給紙カセット3,4,5又は手差トレイ6を指定する指定手段としての機能を具備している。また、操作部9は、例えば、複写機能を利用する場合には片面印刷か両面印刷かをモード指定する印刷モード指定手段としての機能と、両面印刷モードを指定した場合に自動片面モードを有効(ON)・無効(OFF)とするか、片面印刷モードを指定した場合に自動両面モードを有効(ON)・無効(OFF)とするかの自動印刷モード選択手段としての機能とを具備している。
尚、これら指定手段、印刷モード指定手段、自動印刷モード選択手段は、プリンタ機能を利用する場合にはパーソナルコンピュータ(プリンタドライバ)が具備する。
制御回路部27は、ROM30に格納された画像形成処理全般に係わる各種制御プログラムに基づいて複合機1を制御する。また、ROM30には、本発明に係わる画像形成装置に関する制御プログラムも格納されている。これにより、ROM30と制御回路部27とは、本発明に係わる画像形成処理(自動印刷モード指定)を実行するマイクロコンピュータを構成している。
尚、HDD28には、例えば、複写機機能によりADF7を利用してスキャナー部で読み取った印刷データ、ファクシミリ機能により電話回線を通じて受信した印刷データ、プリンタ機能によりネットワーク等の通信回線によって接続されたパーソナルコンピュータ等から出力された印刷データが、受信部31及び制御回路部27を経由して格納され、これらの印刷データに基づいて画像形成部14で画像形成処理(印刷)が実行される。
この際、制御回路部27では、複写機能として印刷実行の際には操作部9による印刷モード指定と給紙カセット3,4,5又は手差トレイ6の指定とが関連付けして制御され、プリンタ機能として印刷実行の際には受信部30で受信した印刷データに含まれる印刷モード指定と給紙カセット3,4,5又は手差トレイ6の指定とが関連付けして制御される。
以下、本発明の自動印刷モード指定に係わる具体的な制御回路部27による制御例を、図3及び図4のフロー図を参照しつつ説明する。
尚、以下の説明では、プリンタ機能を利用している場合として説明し、例えば、給紙カセット3にA4サイズの普通紙、給紙カセット4にA4サイズの裏紙、給紙カセット5に他の転写紙サイズの普通紙、手差トレイ6には任意の(後述する)転写紙サイズの転写紙が収納されるものとして説明する。
(両面印刷モードで裏紙カセット指定の場合)
図3のフロー図では、ユーザは両面印刷モードを指定すると共に、裏紙が収納されている給紙カセット4を誤って指定してしまった場合を想定した制御回路部27の制御ルーチンのフロー図である。
(ステップS1)
ステップS1では、受信部31に、両面印刷モードが指定され且つ転写紙として裏紙が収納されている給紙カセット4が指定されている印刷データが受信され、その印刷データに含まれる画像データはHDD28に格納され、画像データを除く印刷モード指定等の設定情報に関する印刷データはRAM29に一時的に格納されてステップS2へと移行する。
(ステップS2)
ステップS2では、制御回路部27は、受信部31で受信した印刷データで指定された給紙カセット、即ち、給紙カセット4に転写紙(裏紙)が収納されているか否かが確認され、給紙カセット4に転写紙が収納されている場合にはステップS3へと移行し、給紙カセット4に転写紙が収納されていない場合にはステップS5へと移行する。
(ステップS3)
ステップS3では、制御回路部27は、受信部31で受信した印刷データの自動片面印刷モードが有効(ON)であるか無効(OFF)であるかが確認され、自動片面印刷モードがONの場合にはステップS4へと移行し、自動片面印刷モードがOFFの場合にはステップS5へと移行する。
(ステップS4)
ステップS4では、制御回路部27は、自動片面印刷モードがONであるため、指定した給紙カセット4に収納された転写紙(裏紙)をそのまま使用して片面印刷を実行してこのルーチンを終了する。
(ステップS5)
ステップS5では、制御回路部27は、印刷データで指定された給紙カセット4以外の給紙カセット3,5又は手差トレイ6に普通紙が収納されているか否かが確認され、普通紙が収納されている場合にはステップS6へと移行し、普通紙が収納されていない場合にはステップS7へと移行する。
(ステップS6)
ステップS6では、制御回路部27は、給紙カセット3に普通紙が収納されていることから、その給紙カセット3に収納された普通紙を転写紙として使用し、両面印刷を実行してこのルーチンを終了する。
(ステップS7)
ステップS7では、制御回路部27は、普通紙(A4)が何れの給紙カセット3,4,5及び手差トレイ6に収納されていなかったことから、給紙カセット3,5又は手差トレイ6に裏紙(A4)が収納されているか否かが確認され、例えば、手差トレイ6に裏紙が収納されている場合等では、ステップS8へと移行し、給紙カセット3,5及び手差トレイ6に裏紙が収納されていない場合にはステップS10へと移行する。
(ステップS8)
ステップS8では、制御回路部27は、受信部31で受信した印刷データの自動片面印刷モードが有効(ON)であるか無効(OFF)であるかが確認され、自動片面印刷モードがONの場合にはステップS9へと移行し、自動片面印刷モードがOFFの場合にはステップS10へと移行する。
(ステップS9)
ステップS9では、制御回路部27は、手差トレイ6に収納された裏紙を転写紙として使用し、片面印刷を実行してこのルーチンを終了する。
(ステップS10)
ステップS10では、制御回路部27は、何れの給紙カセット3,4,5及び手差トレイ6に普通紙(A4)又は裏紙(A4)が収納されていなかった、或いは、裏紙への片面印刷を行わないように指定されているとして、エラーを報知して普通紙(及び裏紙)の補給を要求し、このルーチンを終了する。
(片面印刷モードで普通紙カセット指定の場合)
図4のフロー図では、ユーザは片面印刷モードを指定すると共に、普通紙が収納されている給紙カセット3を指定した場合を想定した制御回路部27の制御ルーチンのフロー図である。
(ステップS11)
ステップS11では、受信部31に、片面印刷モードが指定され且つ転写紙として普通紙が収納されている給紙カセット3が指定されている印刷データが受信され、その印刷データに含まれる画像データはHDD28に格納され、画像データを除く印刷モード指定等の設定情報に関する印刷データはRAM29に一時的に格納されてステップS12へと移行する。
(ステップS12)
ステップS12では、制御回路部27は、受信部31で受信した印刷データで指定された給紙カセット、即ち、給紙カセット3に転写紙(普通紙)が収納されているか否かが確認され、給紙カセット3に転写紙が収納されている場合にはステップS13へと移行し、給紙カセット3に転写紙が収納されていない場合にはステップS14へと移行する。
(ステップS13)
ステップS13では、制御回路部27は、受信部31で受信した印刷データの自動両面印刷モードが有効(ON)であるか無効(OFF)であるかが確認され、自動両面印刷モードがOFFの場合にはステップS15へと移行し、自動両面印刷モードがONの場合にはステップS16へと移行する。
(ステップS14)
ステップS14では、制御回路部27は、印刷データで指定された給紙カセット3以外の給紙カセット4,5又は手差トレイ6に普通紙が収納されているか否かが確認され、例えば、手差トレイ6に普通紙(A4)が収納されている場合等では、ステップS13へと移行し、普通紙が収納されていない場合にはステップS17へと移行する。
(ステップS15)
ステップS15では、制御回路部27は、自動両面印刷モードがOFFであるため、指定した給紙カセット3に収納された転写紙(普通紙)をそのまま使用して片面印刷モードのまま片面印刷を実行してこのルーチンを終了する。
(ステップS16)
ステップS16では、制御回路部27は、給紙カセット3に普通紙が収納されていることから、その給紙カセット3に収納された普通紙を転写紙として使用し、自動両面印刷モードを有効として両面印刷を実行してこのルーチンを終了する。
(ステップS17)
ステップS17では、制御回路部27は、普通紙(A4)が何れの給紙カセット4,5及び手差トレイ6に収納されていなかったことから、給紙カセット4,5又は手差トレイ6に裏紙(A4)が収納されているか否かが確認され、例えば、給紙カセット4に裏紙が収納されている場合等では、ステップS18へと移行し、給紙カセット4,5及び手差トレイ6に裏紙が収納されていない場合にはステップS20へと移行する。
(ステップS18)
ステップS18では、制御回路部27は、受信部31で受信した印刷データの自動両面印刷モードが有効(ON)であるか無効(OFF)であるかが確認され、自動両面印刷モードがOFFの場合にはステップS19へと移行し、自動両面印刷モードがONの場合にはステップS20へと移行する。
(ステップS19)
ステップS19では、制御回路部27は、給紙カセット4に収納された裏紙を転写紙として使用し、片面印刷を実行してこのルーチンを終了する。
(ステップS20)
ステップS20では、制御回路部27は、何れの給紙カセット3,4,5及び手差トレイ6に普通紙(A4)又は裏紙(A4)が収納されていなかった、或いは、裏紙への片面印刷を行わないように指定されているとして、エラーを報知して普通紙(及び裏紙)の補給を要求し、このルーチンを終了する。
このように、本発明の画像形成装置(複合機1)では、給紙カセット3,4,5又は手差トレイ6を指定して両面印刷・片面印刷のモード指定を行うことができると共に、例えば、裏紙使用の両面印刷のような転写紙の種類と印刷モードとの整合性が取れていない場合に誤って印刷を実行してしまうことが無く、しかも、裏紙を用いたくない印刷を実行することを防止したうえで、両面印刷或いは裏紙使用の片面印刷といった省エネルギー化・エコロジー化対策に充分貢献し得ることができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の説明図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の要部のブロック図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の制御例1のフロー図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の制御例2のフロー図である。
符号の説明
1…複合機(画像形成装置)
3…給紙カセット(転写紙収納手段)
4…給紙カセット(転写紙収納手段)
5…給紙カセット(転写紙収納手段)
6…手差トレイ(転写紙収納手段)
9…操作部(転写紙種類指定手段/印刷モード指定手段/自動印刷モード選択手段)
14…画像形成部(画像形成手段)
27…制御回路(制御手段)

Claims (5)

  1. 転写紙の両面に画像形成処理を可能とした画像形成手段と、複数種類の転写紙がそれぞれ収納可能とした複数の転写紙収納手段と、該複数の転写紙収納手段を指定する指定手段と、前記画像形成手段による画像形成処理を片面印刷か両面印刷かをモード指定する印刷モード指定手段と、前記複数の転写紙収納手段に収納されている転写紙の種類が両面白紙の普通紙か片面白紙の裏紙かを指定若しくは識別する転写紙種類指定/識別手段と、前記印刷モード指定手段が面印刷モードを指定している際に自動で面印刷に切り換える自動両面モードの有効・無効を選択する自動印刷モード選択手段と、前記印刷モード指定手段が面印刷モードを指定し且つ前記指定手段が普通紙を収納した前記転写紙収納手段を指定していた際に、前記自動印刷モード選択手段が有効な場合には普通紙を転写紙とした両面印刷を最優先で実行し、前記自動印刷モード選択手段が無効な場合には普通紙を転写紙とした片面印刷を優先して実行するよう、優先付けして処理する制御手段と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記転写紙収納手段に普通紙が収納されておらず、前記自動印刷モード選択手段が無効な場合には裏紙を転写紙とした片面印刷を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記自動印刷モード選択手段は、前記印刷モード指定手段が両面印刷モードを指定している際に自動で片面印刷に切り換える自動片面モードの有効・無効を選択し、前記制御手段は、前記印刷モード指定手段が両面印刷モードを指定しているにも拘らず前記指定手段が裏紙を収納した前記転写紙収納手段を指定していた際に、前記自動印刷モード選択手段が有効な場合には両面印刷モードを無効として裏紙を転写紙とした片面印刷を最優先して実行し、前記自動印刷モード選択手段が無効な場合には両面印刷モードを有効として普通紙を転写紙とした両面印刷を優先して実行するよう、優先付けして処理することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、指定した前記転写紙収納手段に裏紙が収納されておらず、他の前記転写紙収納手段に裏紙が収納され且つ前記自動印刷モード選択手段が有効な場合には裏紙を転写紙とした片面印刷を実行することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記指定手段が指定した前記転写紙収納手段に転写紙が収納されているか否かを確認し、前記転写紙収納手段に転写紙が収納されていた場合に前記自動両面モード又は前記自動片面モードの有効・無効を確認することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の画像形成装置。
JP2007282236A 2007-10-30 2007-10-30 画像形成装置 Expired - Fee Related JP5101992B2 (ja)

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