JP6452021B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、ファクシミリ、プリンタ、複写機などの画像形成装置に関するものである。
従来から、用紙が載置され、載置された用紙を画像形成部へ給紙可能な用紙トレイとしての給紙トレイや手差しトレイを備えた画像形成装置が知られている。画像形成装置は、紙種や用紙サイズなどの条件に応じた画像形成条件が設定できるように構成されている。具体的には、給紙トレイや手差しトレイに設けられた用紙サイズ検知手段による検知結果や、ユーザーが操作パネルを操作して設定した紙種情報などに基づいて、給紙される用紙に応じた画像条件に設定している。
特許文献1には、次のような画像形成装置が記載されている。すなわち、手差しトレイに用紙がセットされたことを検知するセット検知手段を有している。セット検知手段が手差しトレイに用紙がセットされたことを検知したら、操作パネルの表示を、デフォルト画面から、手差しトレイの用紙サイズや紙種を設定する手差し設定画面に自動で切替える画像形成装置である。
一般的に、手差しトレイには、不定形サイズの用紙、厚紙やOHP用紙などの特殊な紙種がセットされる。手差しトレイに不定形サイズの用紙や特殊な紙種をセットした際、ユーザーは、操作パネルを操作して紙サイズ情報や紙種情報を入力する。画像形成装置は、入力された紙サイズ情報や紙種情報を記憶しておく。画像を形成する用紙として手差しトレイにセットされた用紙を指定した手差し画像形成ジョブを受信した場合は、記憶手段に記憶した紙サイズ情報や紙種情報に対応した画像形成条件で手差しトレイにセットした用紙に画像が形成される。しかしながら、ユーザーによっては、手差しトレイにセットした紙サイズ情報や紙種情報の入力を忘れる場合がある。この場合、記憶手段に記憶された紙サイズ情報や紙種情報と、手差しトレイにセットされた用紙の紙サイズや紙種とが異なることがあり、手差し画像形成ジョブにおいて良好な画像が形成されない場合がある。
一方、特許文献1に記載の画像形成装置においては、セット検知手段が手差しトレイに用紙がセットされたことを検知したら、操作パネルの表示を、デフォルト画面から、手差しトレイの用紙サイズや紙種を設定する手差し設定画面に自動で切替える。これにより、用紙サイズや紙種を入力するようにユーザーを誘導することができ、手差しトレイにセットした用紙の紙サイズ情報や紙種情報の入力し忘れを抑制することができる。その結果、手差し画像形成ジョブにおいて、手差しトレイにセットされた用紙に応じた画像形成条件で確実に画像を形成することができ、手差しトレイの用紙に良好な画像を形成することができる。
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置においては、用紙トレイとしての手差しトレイに用紙をセットした都度、用紙サイズや紙種情報を入力したり、操作パネルに表示された手差しトレイの用紙サイズや紙種を設定する設定画面をデフォルト画面に戻したりする必要がある。従って、手差しトレイに毎回同じサイズ・紙種の用紙をセットするユーザーにおいては、用紙を手差しトレイにセットした都度、同じ内容を入力したり、設定画面をデフォルト画面に戻したりする必要があり煩わしく、手間であるという課題があった。
本発明は以上の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、用紙トレイにセットされた用紙サイズ情報や紙種情報の入力し忘れを抑制し、かつ、用紙トレイに前回と同じサイズ・同種の用紙をセットした際のユーザーの煩わしさを防止することができる画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、用紙がセットされる用紙トレイと、用紙に画像を形成する画像形成手段と、ユーザーからの操作を受け付ける操作部と、ユーザーが前記操作部を操作して入力した前記用紙トレイにセットされた用紙のサイズを記憶する記憶手段と、前記用紙トレイにセットされている用紙の用紙長を検知する用紙長検知手段および前記用紙トレイにセットされている用紙の用紙幅を検知する用紙幅検知手段を有し、用紙長検知手段および用紙幅検知手段の検知結果にもとづいて用紙のサイズを推定する推定手段と、表示部とを備え、電源OFFからONに切り替わった後、前記推定手段により推定された前記用紙トレイ上の用紙のサイズと前記記憶手段に記憶されている用紙のサイズとが同じか否かを判断し、前記推定手段により推定された前記用紙トレイ上の用紙のサイズと前記記憶手段に記憶されている用紙のサイズとが同じ場合は、前記表示部に用紙のサイズの入力をユーザーに促す表示をせずにコピーができる旨の表示をおこない、前記推定手段により推定された前記用紙トレイ上の用紙のサイズと前記記憶手段に記憶されている用紙のサイズとが異なる場合は、前記表示部に用紙のサイズの入力をユーザーに促す表示をおこなうことを特徴とするものである。
本発明によれば、用紙トレイにセットされた用紙サイズ情報や紙種情報の入力し忘れを抑制し、かつ、用紙トレイに前回と同じサイズ・同種の用紙をセットした際のユーザーの煩わしさを防止することができる。
実施形態に係る複写機を示す概略構成図。 同複写機における画像形成部の一部を拡大して示す部分構成図。 同画像形成部における4つのプロセスユニットからなるタンデム部の一部を示す部分拡大図。 同複写機の画像読取ユニットの斜視説明図。 同複写機の手差しトレイの斜視図。 手差しトレイに設けられた複数の検知センサの配置位置について示す図。 本実施形態における主要な制御系を示す制御ブロック図。 手差し用紙長センサに検知される用紙(A3縦サイズ)が手差しトレイにセットされたときの様子を示す説明図。 手差しトレイから延長トレイが引き出されて延長トレイが使用状態にあるときの斜視図。 同画像形成システムの表示操作部の一例を示す平面図。 デフォルト画面の一例を示す図。 手差し用紙設定画面をポップアップ制御する制御フロー図。 手差し用紙設定画面の一例を示す図。 手差し設定画面の他の例を示す図。 手差し設定画面のポップアップの他の例を示す図。 電源ON時やスリープモードからの復帰時における手差し用紙設定画面をポップアップ制御する制御フロー図。 紙種検知センサを設けた形態の手差しトレイの断面図。 紙種検知センサによる紙種検知を加えた手差し用紙設定画面のポップアップ制御のフロー図。
以下、本発明を、画像形成装置としての電子写真方式の複写機500に適用した実施形態について説明する。
まず、本実施形態に係る複写機500の基本的な構成について説明する。
図1は、複写機500を示す概略構成図である。
複写機500は、画像形成手段としての画像形成部1と、給紙装置40と、画像読取ユニット50と、シート材載置部としての手差しトレイ60とを備えている。画像読取装置としての画像読取ユニット50は、画像形成部1の上に固定されたスキャナ150と、これに支持される原稿自動搬送装置(以下「ADF」という。)51とを有している。
給紙装置40は、ペーパーバンク41内に多段に配設されたシート材積載部としての2つの給紙カセット42、給紙カセット42からシート材としての用紙Pを送り出すシート送出回転体であるピックアップローラ43を有している。また、送り出された用紙Pを分離して給紙路44へ給送する分離給送手段45等を有している。また、画像形成部1の搬送路としての本体側給紙路37に用紙Pを搬送する複数の搬送ローラ対46等も有している。そして、給紙カセット42内の用紙Pは、画像形成部1内の本体側給紙路37内に給紙され、レジストローラ対33へ送られる。
また、手差しトレイ60にセットされたシート材としての用紙Pは、ピックアップローラ61によってシート搬送方向下流側へ送り出され、分離給送手段62によって用紙Pを1枚だけ分離される。そして、画像形成部1内の本体側給紙路37内に給紙され、レジストローラ対33へ送られる。なお、ピックアップローラ61や分離給送手段62の構成や動作は、給紙装置40のピックアップローラ43や分離給送手段45と同様である。
画像形成部1は、潜像形成手段としての光書込装置2や、黒、イエロー、マゼンタ、シアン(K、Y、M、C)のトナー像を形成する4つのプロセスユニット3K,Y,M,C、転写ユニット24および紙搬送ユニット28を備えている。また、レジストローラ対33、定着装置34、スイッチバック装置36、本体側給紙路37等を備えている。そして、光書込装置2内に配設された図示しないレーザーダイオードやLED等の光源を駆動して、ドラム状の4つの感光体4K,Y,M,Cに向けてレーザー光Lを照射する。この照射により、感光体4K,Y,M,Cの表面には静電潜像が形成され、この潜像は所定の現像プロセスを経由してトナー像に現像される。
図2は、画像形成部1の内部構成の一部を拡大して示す部分構成図である。また、図3は、4つのプロセスユニット3K,Y,M,Cからなるタンデム部の一部を示す部分拡大図である。4つのプロセスユニット3K,Y,M,Cは、それぞれ使用するトナーの色が異なる他はほぼ同様の構成になっているので、図3においては各符号に付すK、Y、M、Cという添字を省略している。
プロセスユニット3K,Y,M,Cは、それぞれ、感光体4とその周囲に配設される各種装置とを1つのユニットとして共通の支持体に支持するものであり、複写機500本体の画像形成部1に対して着脱可能になっている。一つのプロセスユニット3は、感光体4の周りに、帯電装置5、現像装置6、ドラムクリーニング装置15、除電ランプ22等を有している。複写機500では、4つのプロセスユニット3K,Y,M,Cを、後述する中間転写ベルト25に対してその無端移動方向に沿って並べるように対向配設した、いわゆるタンデム型の構成になっている。
感光体4としては、アルミニウム等の素管に、感光性を有する有機感光材の塗布による感光層を形成したドラム状のものを用いている。但し、無端ベルト状のものを用いても良い。
現像装置6は、図示しない磁性キャリアと非磁性トナーとを含有する二成分現像剤を用いて潜像を現像するようになっている。内部に収容している二成分現像剤を攪拌しながら搬送して現像スリーブ12に供給する攪拌部7と、現像スリーブ12に担持された二成分現像剤中のトナーを感光体4に転移させるための現像部11とを有している。
攪拌部7は、現像部11よりも低い位置に設けられており、互いに平行配設された2本の搬送スクリュ8、これら2本の搬送スクリュ8間に設けられた仕切り板、現像ケース9の底面に設けられたトナー濃度センサ10などを有している。
現像部11は、現像ケース9の開口を通して感光体4に対向する現像スリーブ12、これの内部に回転不能に設けられたマグネットローラ13、現像スリーブ12に先端を接近させるドクタブレード14などを有している。現像スリーブ12は、非磁性の回転可能な筒状になっている。マグネットローラ13は、ドクタブレード14との対向位置から現像スリーブ12の回転方向に向けて順次並ぶ複数の磁極を有している。これら磁極は、それぞれ現像スリーブ12上の二成分現像剤に対して回転方向の所定位置で磁力を作用させる。これにより、攪拌部7から送られてくる二成分現像剤を現像スリーブ12表面に引き寄せて担持させるとともに、現像スリーブ12表面上で磁力線に沿った磁気ブラシを形成する。
磁気ブラシは、現像スリーブ12の回転に伴ってドクタブレード14との対向位置を通過する際に適正な層厚に規制されてから、感光体4に対向する現像領域に搬送される。そして、現像スリーブ12に印加される現像バイアスと、感光体4の静電潜像との電位差によってトナーを静電潜像上に転移させて現像に寄与する。更に、磁気ブラシを形成し、現像スリーブ12に担持され現像領域を通過した二成分現像剤は、現像スリーブ12の回転に伴って再び現像部11内に戻る。その後、マグネットローラ13の磁極間に形成される反発磁界の影響によってスリーブ表面から離脱した後、攪拌部7内に戻される。攪拌部7内には、トナー濃度センサ10による検知結果に基づいて、二成分現像剤に適量のトナーが補給される。現像装置6としては、二成分現像剤を用いるものの代わりに、磁性キャリアを含まない一成分現像剤を用いるものを採用してもよい。
ドラムクリーニング装置15としては、弾性体からなるクリーニングブレード16を感光体4に押し当てる方式のものを用いているが、他の方式のものを用いてもよい。クリーニング性を高める目的で、本例では、外周面を感光体4に接触させる接触導電性のファーブラシ17を、図中矢印方向に回転自在に有する方式のものを採用している。このファーブラシ17は、図示しない固形潤滑剤から潤滑剤を掻き取って微粉末にしながら感光体4表面に塗布する役割も兼ねている。ファーブラシ17にバイアスを印加する金属製の電界ローラ18を図中矢示方向に回転自在に設け、これにスクレーパ19の先端を押し当てている。ファーブラシ17に付着したトナーは、ファーブラシ17に対してカウンタ方向に接触して回転しながらバイアスが印加される電界ローラ18に転位する。そして、スクレーパ19によって電界ローラ18から掻き取られた後、回収スクリュ20上に落下する。回収スクリュ20は、回収トナーをドラムクリーニング装置15における図紙面と直交する方向の端部に向けて搬送して、外部のリサイクル搬送装置21に受け渡す。リサイクル搬送装置21は、受け渡された回収トナーを現像装置6に送ってリサイクルする。
除電ランプ22は、光照射によって感光体4の表面を除電する。除電された感光体4の表面は、帯電装置5によって一様に帯電せしめられた後、光書込装置2による光書込処理がなされる。複写機500では、帯電装置5として帯電バイアスが印加される帯電ローラを感光体4に当接させながら回転させるものを用いているが、感光体4に対して非接触で帯電処理を行うスコロトロンチャージャ等を用いてもよい。
先に示した図2において、4つのプロセスユニット3K,Y,M,Cの感光体4K,Y,M,Cには、これまで説明してきたプロセスによってK、Y、M、Cトナー像が形成される。
4つのプロセスユニット3K,Y,M,Cの下方には、転写ユニット24が配設されている。転写ユニット24は、複数のローラによって張架した中間転写ベルト25を、感光体4K,Y,M,Cに当接させながら図中時計回り方向に無端移動させる。これにより、感光体4K,Y,M,Cと、中間転写ベルト25とが当接するK、Y、M、C用の一次転写ニップが形成されている。K、Y、M、C用の一次転写ニップの近傍では、ベルトループ内側に配設された一次転写ローラ26K,Y,M,Cによって中間転写ベルト25を感光体4K,Y,M,Cに向けて押圧している。これら一次転写ローラ26K,Y,M,Cには、それぞれ図示しない電源によって一次転写バイアスが印加されている。これにより、K、Y、M、C用の一次転写ニップには、感光体4K,Y,M,C上のトナー像を中間転写ベルト25に向けて静電移動させる一次転写電界が形成されている。図中時計回り方向の無端移動に伴ってK、Y、M、C用の一次転写ニップを順次通過していく中間転写ベルト25のおもて面には、各一次転写ニップでトナー像が順次重ね合わせて一次転写される。この重ね合わせの一次転写により、中間転写ベルト25のおもて面には4色重ね合わせトナー像(以下「4色トナー像」という。)が形成される。
転写ユニット24の図中下方には、駆動ローラ30と二次転写ローラ31との間に、無端状の紙搬送ベルト29を掛け渡して無端移動させる紙搬送ユニット28が設けられている。そして、二次転写ローラ31と、転写ユニット24の下部張架ローラ27との間に、中間転写ベルト25及び紙搬送ベルト29を挟み込んでいる。これにより、中間転写ベルト25のおもて面と、紙搬送ベルト29のおもて面とが当接する二次転写ニップが形成されている。二次転写ローラ31には図示しない電源によって二次転写バイアスが印加されている。一方、転写ユニット24の下部張架ローラ27は接地されている。これにより、二次転写ニップに二次転写電界が形成されている。
この二次転写ニップの図中右側方には、レジストローラ対33が配設されている。また、レジストローラ対33のレジストニップの入口付近には、図示しないレジストローラセンサが配設されている。給紙装置40や手差しトレイ60からレジストローラ対33に向けて搬送されてくる用紙Pは、その先端が不図示のレジストローラセンサに検知された所定時間後に用紙Pの搬送が一時停止し、レジストローラ対33のレジストニップに先端を突き当てる。この結果、用紙Pの姿勢が修正され、画像形成との同期をとる準備が整う。
用紙Pの先端がレジストニップに突き当たると、レジストローラ対33は、用紙Pを中間転写ベルト25上の4色トナー像に同期させ得るタイミングでローラ回転駆動を再開して、用紙Pを二次転写ニップに送り出す。二次転写ニップ内では、中間転写ベルト25上の4色トナー像が二次転写電界やニップ圧の影響によって用紙Pに一括二次転写され、用紙Pの白色と相まってフルカラー画像となる。二次転写ニップを通過した用紙Pは、中間転写ベルト25から離間して、紙搬送ベルト29のおもて面に保持されながら、その無端移動に伴って定着装置34へと搬送される。
二次転写ニップを通過した中間転写ベルト25のおもて面には、二次転写ニップで用紙Pに転写されなかった転写残トナーが付着している。この転写残トナーは、クリーニング部材が中間転写ベルト25に当接するベルトクリーニング装置32によって掻き取り除去される。
定着装置34に搬送された用紙Pは、定着装置34内における加圧や加熱によってフルカラー画像が定着させしめられた後、定着装置34から排紙ローラ対35に送られた後、機外の排紙トレイ501へと排出される。
先に示した図1において、紙搬送ユニット28および定着装置34の下には、用紙反転装置であるスイッチバック装置36が配設されている。これにより、両面プリントを行う場合には、片面に対する画像定着処理を終えた用紙Pの搬送経路が、切換爪によってスイッチバック装置36側に切り換えられ、そこで用紙Pは反転されて再び二次転写ニップに進入する。そして、用紙Pのもう片面にも画像の二次転写処理と定着処理とが施された後、排紙トレイ501上に排紙される。
画像形成部1の上に固定されたスキャナ150やこれの上に固定されたADF51からなる画像読取ユニット50は、後述する2つの固定読取部や移動読取部152を有している。移動読取部152は、原稿MSに接触するようにスキャナ150のケーシング上壁に固定された第二コンタクトガラス155の直下に配設されており、光源や、反射ミラーなどからなる光学系を図中左右方向に移動させることができる。そして、光学系を図中左側から右側に移動させていく過程で、光源から発した光を第二コンタクトガラス155上に載置された原稿MSの下面で反射させた後、複数の反射ミラーを経由させて、スキャナ150に固定された画像読取センサ153で受光する。
一方、画像読取ユニット50は固定読取部として、スキャナ150の内部に配設された第一固定読取部151と、ADF51内に配設された後述する第二固定読取部95とを有している。光源、反射ミラー、CCD等の画像読取センサなどを有する第一固定読取部151は、原稿MSに接触するようにスキャナ150のケーシング上壁に固定された第一コンタクトガラス154の直下に配設されている。そして、ADF51によって搬送される原稿MSが第一コンタクトガラス154上を通過する際に、光源から発した光を原稿MSの第一面で順次反射させながら、複数の反射ミラーを経由させて画像読取センサ153で受光する。これにより、光源や反射ミラー等からなる光学系を移動させることなく、原稿MSの第一面を走査する。また、第二固定読取部95は、第一固定読取部151を通過した後の原稿MSの第二面を走査する。
スキャナ150の上に配設されたADF51は、本体カバー52に、読取前の原稿MSを載置するための原稿載置台53、シート材としての原稿MSを搬送するための原稿搬送部54、読取後の原稿MSをスタックするための原稿スタック台55などを保持している。
図4は、画像読取ユニット50の斜視説明図である。
図4に示すように、スキャナ150に固定された蝶番159によって上下方向に揺動可能に支持されている。そして、その揺動によって開閉扉のような動きをとり、開かれた状態でスキャナ150の上面の第一コンタクトガラス154や第二コンタクトガラス155を露出させる。原稿束の片隅を綴じた本などの片綴じ原稿の場合には、原稿を1枚ずつ分離することができないため、ADF51による搬送を行うことができない。そこで、片綴じ原稿の場合には、ADF51を図4に示すように開いた後、読み取らせたいページが見開かれた片綴じ原稿を下向きにして第二コンタクトガラス155上に載せた後、ADF51を閉じる。そして、スキャナ150の図1に示した移動読取部152によってそのページの画像を読み取らせる。
一方、互いに独立したシート材である複数の原稿MSを単に積み重ねた原稿束の場合には、その原稿MSをADF51によって1枚ずつ自動搬送しながら、スキャナ150内の第一固定読取部151やADF51内の第二固定読取部95に順次読み取らせていくことができる。この場合、シート載置部としての原稿載置台53上に原稿束をセットした後、操作パネル108のコピースタートボタン158を押す。すると、ADF51が、原稿載置台53上に載置された原稿束の原稿MSを上から順に原稿搬送部54内に送り、それを反転させながら原稿スタック台55に向けて搬送する。この搬送の過程で、原稿MSを反転させた直後にスキャナ150の第一固定読取部151の真上に通す。このとき、原稿MSの第一面の画像がスキャナ150の第一固定読取部151によって読み取られる。
次に、本実施形態における手差しトレイ60の構成について説明する。
図5は、本実施形態における手差しトレイ60の斜視図である。
本実施形態における用紙トレイとしての手差しトレイ60は、図5中符号Bで示す回転軸を中心に、図5中矢印Aの方向へ回動させることで、複写機500に収納することができる。手差しトレイ60が収納状態にあるときには、手差しトレイ60が複写機500の外壁面から大きく突出しない状態となるので、複写機500周囲のユーザーの邪魔にならない。一方、ユーザーが手差しトレイ60に用紙Pをセットしてプリントする場合には、収納状態にある手差しトレイ60を図5中符号Bで示す回転軸を中心に図5中矢印Aとは逆方向へ回動させることで、図5に示すような使用状態とする。そして、使用状態の手差しトレイ60の載置面60aの上に、使用する用紙Pを載せ、その用紙Pの先端が所定位置に位置決めされるように、用紙Pを載置面60a上にセットする。
本実施形態の手差しトレイ60には、載置面60a上に載置されている用紙Pの搬送方向に対して直交する幅方向両端部の位置を規制する用紙幅方向規制部材としての2つのサイドフェンス63A,63Bが設けられている。2つのサイドフェンス63A,63Bは、用紙幅方向に延びるスライド溝66に沿って、互いに連動してスライド移動可能に構成されている。具体的には、載置面60aの用紙幅方向略中央に設定されている所定の用紙幅方向基準位置に対し、2つのサイドフェンス63A,63Bが互いに同期して同距離だけ反対方向に移動するように構成されている。したがって、使用する用紙Pを載置面60a上に載せた後に、2つのサイドフェンス63A,63Bが用紙Pの幅方向両端に接触するようにサイドフェンス63A,63Bを移動させることで、いずれの幅方向サイズをもった用紙Pでも、その幅方向中心位置を所定の用紙幅方向基準位置に位置決めすることができる。
また、本実施形態の手差しトレイ60には、載置面60a上に載置されている用紙Pの搬送方向長さ(以下「用紙長」という。)を検知するシート長検知手段としての用紙長センサ64が設けられている。この用紙長センサ64は、用紙1枚程度が載るだけで押し下げられる程度のメカニカルスイッチで構成されている。具体的には、手差しトレイ60の載置面60a上におけるシート搬送方向上流端部付近で載置面60a上に進退可能に突出する突出部と、その突出部が載置面下に向けて押し下げられたか否かを検知する押下検知部とから構成されている。これにより、用紙長センサ64は、手差しトレイ60の載置面60a上におけるシート搬送方向上流端部付近に用紙Pの下面が接触又は近接しているか否かを検知することができる。従って、用紙長センサ64の検知結果から、次のことが判別できる。すなわち、手差しトレイ60にセットされた用紙Pの用紙長が、用紙長センサ64の突出部の位置よりも短いものであるか、長いものであるかの判別である。
図6は、手差しトレイ60に設けられた複数の検知センサの配置位置について示す図である。
図6に示すように、手差しトレイ60には、上述した用紙長センサ64の他に、用紙セットセンサ67、用紙幅センサ69を有している。用紙セットセンサ67は、手差しトレイ60と複写機500本体との接合部分近傍に設けられており、手差しトレイ60に用紙Pがセットされるとその検知信号を制御部70(図7参照)へ出力する。また、用紙幅センサ69は、サイドフェンス63A,63Bと一体的に設けられており、サイドフェンス63A,63Bの設定位置を用紙Pの横幅として制御部70に出力する。用紙幅センサ69、用紙セットセンサ67、用紙長センサ64は、広く公知のものを利用することができる。
図7は、本実施形態における主要な制御系を示す制御ブロック図である。
上述した2つのサイドフェンス63A,63Bの用紙幅方向位置を検知する用紙幅センサ69の検知結果、用紙長センサ64の検知結果は、制御部70へ送られる。そして、制御部70は、これらの検知結果から、手差しトレイ60にセットされている用紙Pのサイズ(用紙長、用紙幅)が、予め決められた複数種類の定型サイズのいずれのサイズであるかを推定する推定手段として機能する。すなわち、制御部70は、用紙幅センサ69の検知結果から用紙Pの用紙幅を検出する。また、用紙長センサ64の検知結果から用紙Pの用紙長が用紙長センサ64の突出部位置よりも短いものであるか長いものであるかを判別する。これらから、当該用紙Pのサイズを推定する。
例えば、用紙長センサ64の突出部位置が、手差しトレイ60にA4横サイズの用紙がセットされたときにその用紙の後端が達しない位置に設定されている場合、図8に示すようにA4横サイズの用紙P1がセットされた場合、用紙長センサ64はこれを検知しない。手差し用紙長センサ64が検知しないときには、セットされている用紙が、A4横サイズ、B5横サイズのいずれかのサイズであると絞り込むことができる。そして、用紙幅センサ69が検知した用紙幅から、セットされている用紙が、A4横サイズ、B5横サイズのいずれであるかを推定することができる。したがって、図8に示す例では、これをA4横サイズの用紙であると適切に推定できる。
一方、図9に示すようにA3縦サイズの用紙P2がセットされた場合、その用紙Pによって用紙長センサ64の突出部が押し下げられ、用紙長センサ64はこれを検知する。用紙長センサ64が用紙を検知しているとき、セットされている用紙は、A3縦サイズ、A4縦サイズ、B5縦サイズのいずれかのサイズであると絞り込むことができる。そして、用紙幅センサ69が検知した用紙幅から、セットされている用紙が、A3縦サイズ、A4縦サイズ、B5縦サイズのいずれであるかを推定することができる。したがって、図9に示す例では、これをA3縦サイズの用紙であると適切に推定できる。
図7に示す記憶手段71には、手差しトレイ60にセットされた用紙サイズ情報や紙種情報が記憶されている。例えば、手差しトレイ60にセットされた用紙を給紙して画像形成を行う手差しジョブの場合、制御部70は、記憶手段71から手差しトレイ60にセットされた用紙の用紙サイズ情報、紙種情報を読み出す。制御部70は、読み出した用紙サイズ情報に基づいて、ジャム検知や、書き込み開始位置の調整などを行う。また、読み出した紙種情報に基づいて、例えば、2次転写バイアスや、定着温度を制御する。
図10は、複写機500の表示操作部の一例を示す平面図である。
複写機500は上面に、利用者が操作することができる表示操作手段としての操作パネル108を備えている。操作パネル108は、例えば、図10に示すように表示手段としての液晶ディスプレイ(LCD)等からなる表示部109と、操作手段としてのキー操作部(例えば、テンキー)110を備える。なお、本例の表示部109はタッチパネルの機能を有し、各種表示とともに利用者の接触位置検知が可能である。すなわち、本例の表示部109は操作手段としての機能も有している。
手差しトレイ60には、A系列の用紙やB系列の用紙のような定型サイズの用紙以外の不定形サイズの用紙がセットされることが多い。また、手差しトレイ60には、厚紙やOHP用紙、光沢紙など、特殊な紙種をセットされることが多い。
手差しトレイ60に不定形サイズの用紙や、特殊な紙種をセットした場合、ユーザーは、操作パネル108を操作して、手差しトレイ60にセットした用紙サイズ情報や紙種情報を入力する。制御部70は、入力された用紙サイズ情報や、紙種情報を記憶手段71に記憶する。
手差しトレイ60に不定形サイズの用紙や、特殊な紙種をセットしたとき、ユーザーが、用紙サイズ情報や紙種情報を入力し忘れることがある。例えば、手差しトレイ60に先の図9に示すA3縦サイズよりも長さ(用紙搬送方向)が長い不定形サイズの用紙がセットされた場合において、ユーザーが用紙サイズ情報の入力を忘れると、用紙長センサ64と用紙幅センサ69とに基づいて装置は、A3縦サイズの用紙が手差しトレイ60にセットされた判断する。従って、手差しジョブにおいて、A3縦サイズ情報に基づいて、ジャム検知がなされる。その結果、A3縦サイズ用紙の後端が抜けるタイミングとなっても、用紙搬送経路に設けられた不図示の用紙検知センサが、用紙を検知し続けることなり、実際は、ジャムが発生していないにもかかわらず、ジャムが発生したと誤検知してしまう。
また、例えば、手差しトレイ60に厚紙がセットされた場合において、ユーザーが紙種情報の入力を忘れた場合、手差しジョブにおいて、普通紙の画像形成条件で画像形成が行われる。その結果、2次転写不良や定着不良が発生してしまう。
そこで、用紙セットセンサ67によって、手差しトレイ60に用紙がセットされたことを検知したら、操作パネル108の表示部109に、例えば、図11に示すような、デフォルト画面から、手差し用紙設定画面をポップアップする。これにより、ユーザーに手差しトレイ60にセットされた用紙のサイズ情報や紙種情報の入力を行うように誘導することができ、ユーザーの入力し忘れを抑制することができる。
なお、上記ポップアップとは、表示部109の最前面に表示され(下層の画面の操作ができない)、その画面がアクティブ(ユーザの操作可能)な状態であることをいう。また、手差し用紙設定画面は、ユーザの操作なしに次の表示への遷移、最前面からの移動を行わないようにする。また、ユーザーの操作により、一定時間の経過で閉じるようにしてもよい。
しかしながら、毎回同じサイズの用紙や紙種を手差しトレイ60にセットするユーザーも存在する。そのようなユーザーにおいては、用紙を手差しトレイ60にセットするたびに、表示部109に表示された手差し用紙設定画面を操作して、先の図11に示したような、デフォルト画面へ遷移させる必要があり、煩わしく手間であるという不具合が生じてしまう。
そこで、本実施形態においては、前回と同じ用紙サイズの用紙が、手差しトレイ60にセットされたと推定される場合は、手差し用紙設定画面を表示しないようにした。以下に、具体的説明する。
図12は、本実施形態の手差し用紙設定画面をポップアップ制御する制御フロー図である。
図12に示すように、用紙セットセンサ67が、手差しトレイ60に用紙がセットされていないことを示すOFF状態から、手差しトレイ60に用紙がセットされていることを示すON状態に切り替わったら(S1のYES)、手差しトレイ60にセットされた用紙サイズを推定する(S2)。制御部70は、用紙幅センサ69、用紙長センサ64の検知結果に基づいて用紙サイズを推定する。次に、制御部70は、その推定結果と、記憶手段71に記憶されている用紙サイズ情報とを比較する(S3)。比較した結果、用紙サイズが異なっている場合(S4のYES)は、手差しトレイ60にセットされた用紙サイズが変更されているので、表示部109に図13に示すような、手差し用紙設定画面をポップアップする(S4)。このように、用紙サイズが変更されていることを検知した場合は、手差し用紙設定画面を表示することで、ユーザーに対して、手差しトレイ60にセットした用紙サイズや、紙種の入力するよう誘導することができる。また、このとき、報知音などで手差し用紙設定画面で用紙サイズや、紙種の入力するように誘導してもよい。これにより、手差しトレイ60にセットした用紙サイズや紙種の入力し忘れを抑制することができる。
図13に示す手差し用紙設定画面には、用紙サイズ入力画面G1と、用紙種類入力画面G2とを有している。用紙サイズ入力画面には、用紙幅センサ69と用紙長センサ64とから推定される定型サイズの用紙が、選択可能となっている。手差しトレイ60にセットされた用紙が、定型サイズの用紙の場合は、選択可能な定型サイズ用紙のいずれかを選択する。一方、手差しトレイ60にセットした用紙が不定形サイズのときは、定型サイズ設定表示部の右側の不定形サイズ設定表示部で不定形サイズの入力を行う。具体的には、用紙長さを設定する場合は、ヨコと表示されている箇所を選択した後、テンキーでサイズを入力する。一方、用紙幅を設定する場合は、タテと表示されている箇所を選択した後、テンキーでサイズを入力する。
紙種の入力は、用紙種類入力画面G2に表示されている複数紙種のうちのひとつを選択することにより、設定することができる。
ユーザーが入力した用紙サイズ情報や紙種情報は、記憶手段71に上書きされる。
記憶手段71に記憶されている用紙サイズ情報と推定結果とが同じ場合(S4のNo)、手差しトレイ60にセットされた用紙が、前回と同じ用紙サイズ、同じ紙種である可能性が高い。従って、この場合は、手差し用紙設定画面のポップアップを行わずに終了する。これにより、前回と同じ用紙をセットしたユーザーは、先の図13に示した手差し用紙設定画面で用紙サイズや紙種の入力を行ったり、「取消」を選択してポップアップを消して先の図11に示したデフォルト画面へ戻したりする操作が不要となる。よって、前回と同じ用紙サイズ、同じ紙種を手差しトレイ60にセットしたユーザーに対して、使い勝手のよい画像形成装置を提供することができる。
また、用紙セットセンサ67が用紙のセットを検知してない状態で、先の図11に示すデフォルト画面からユーザーが手差しトレイを選択した場合(S1のNo,S5のYes)も、手差し用紙設定画面のポップアップを行う(S5)。これにより、この後、手差しトレイ60にセットされる用紙のサイズ情報や紙種情報を入力するようをユーザーを誘導することができ、用紙のサイズ情報や紙種情報の入力し忘れを抑制できる。
手差しトレイ60がセットされていない状態で、手差しトレイ60を選択したときにポップアップする手差し用紙設定画面を、図14にして、手差しトレイ60にセットした用紙サイズが異なるときにポップアップする画面と異ならせてもよい。図14に示すように、手差しトレイ60を選択したときにポップアップする手差し用紙設定画面は、用紙をセットして、サイドフェンスを用紙サイズに合わせる指示なども表示する。ユーザーが、「サイズ設定」を選択すると、先の図13に示した用紙サイズ入力画面G1と同様な画面がポップアップし、サイズ入力が行われる。一方「用紙種類設定」を選択すると、先の図13に示した用紙種類入力画面G2と同様な画面がポップアップし、紙種の入力が行われる。
図14に示す「解除」ボタンが押されると、手差しトレイ60の指定が解除され、図14に示す手差し用紙設定画面が消えて、先の図11に示すデフォルト画面に戻る。また、用紙セットセンサ67が用紙のセットを検知し、かつ、用紙サイズ・紙種情報が入力されたら手差し用紙設定画面が消えてデフォルト画面に戻る。
また、入力された用紙サイズ情報が定型サイズの場合は、次のように制御してもよい。すなわち、用紙幅センサ69と用紙長センサ64との検知結果から推定された用紙サイズと、入力された用紙サイズとが異なる場合、表示部109に、入力された用紙サイズ情報に誤りがある旨を表示するなどして、用紙サイズ情報を再度入力する旨を表示する制御するのである。
また、上述では、手差し用紙設定画面が、表示部109全体にポップアップするようにしているが、図15に示すように表示部109の一部に手差し用紙設定画面が、ポップアップするようにしてもよい。
図16は、電源ON時やスリープモードからの復帰時における手差し用紙設定画面をポップアップ制御する制御フロー図である。
装置の電源がOFFの間に、手差しトレイ60にセットされた用紙が交換されている場合がある。装置の電源がOFFのときは、用紙セットセンサへの通電が行われていないため、用紙が交換されたことを検知できない。
また、本実施形態の画像形成装置は、画像形成動作モード、待機モード、スリープモードの3つのモードを有している。ここで、画像形成動作モードとは、画像形成装置が画像形成処理を実行している状態を示す。待機モードは、画像形成装置が画像形成処理の実行指示を待っている状態(画像形成動作待機)を示す。スリープモードとは、待機モードよりも更に消費電力が少ない低電力消費の状態(画像形成動作待機)を示す。スリープモードでは、一定時間の間、画像形成動作が行われないと、待機モードからスリープモードに移項する。スリープモードに移項すると、例えば、定着装置34等の各デバイスへの通電は停止し、制御部70のみ通電が行われる。そのため、スリープモードのときも、用紙セットセンサへの通電が行われていないため、用紙が交換されたことを検知できない。
このように電源OFF時やスリープモード時に手差しトレイ60にセットされた用紙の交換が行われており、用紙サイズや紙種が変更されているおそれがある。従って、電源ON時やスリープモードからの復帰時に、手差し用紙設定画面をポップアップ制御するか否かの判定を行う。
図16に示すように、電源ON時やスリープモードからの復帰時に制御部70は、用紙セットセンサ67がONか否かをチェックする(S11)。用紙セットセンサ67がON(S11のYes)で、手差しトレイ60に用紙がセットされていたら、制御部70は、用紙幅センサ69と用紙長センサ64との検知結果から手差しトレイ60にセットされている用紙の用紙サイズを推定する(S12)。次に、制御部70は、その推定結果と、記憶手段71に記憶されている用紙サイズ情報とを比較する(S13)。比較した結果、用紙サイズが異なっている場合(S14のYES)は、電源OFF時やスリープモードのときに、用紙の交換がなされている。従って、表示部109に先の図13に示すような、手差し用紙設定画面をポップアップする(S15)。
また、図17に示すように、手差しトレイ60にセットされた用紙の紙種を検知する紙種検知センサ72を設けて、この紙種検知センサ72の検知結果に基づいて、手差用紙設定画面をポップアップするか否かを判定してもよい。
図17に示す紙種検知センサ72は、反射型のフォトセンサである。例えば、OHP紙、普通紙で反射率が異なる。また、コピー用紙と上質紙とでは、白色度が異なり反射率が異なってくる。従って、紙種検知センサ72が受光する受光量により、紙種を推定することができる。
図18は、紙種検知センサによる紙種検知を加えた手差し用紙設定画面のポップアップ制御のフロー図である。
図18に示すように、用紙サイズが記憶手段に記憶されている用紙サイズと同じ場合(S24のNo)、紙種検知センサ72で紙種を推定する(S25)。具体的には、紙種検知センサ72で用紙を検知したときの出力電圧(受光量)を記憶手段に記憶しておき、今回の紙種検知センサ72の出力電圧と、記憶手段に記憶された出力電圧とを比較する。出力電圧が、誤差範囲以上異なる場合は、手差しトレイにセットされた用紙の種類が異なっている。このように、紙種が異なっている場合(S26のYES)のときは、前回とは異なる用紙サイズや紙種が手差しトレイ60にセットされた可能性がある。従って、このときは、先の図13に示した手差し用紙設定画面をポップアップして、ユーザーに用紙サイズ情報の入力や紙種情報の入力を促す。
また、分離給送手段62の用紙搬送方向下流側の近傍に、第2の紙種検知センサとしての用紙厚み検知センサを設けて、手差しトレイにセットされた用紙の厚みを検知し、用紙厚み検知センサの検知結果と記憶手段に記憶された用紙厚み情報とを比べる。そして、用紙厚み検知センサの検知結果が、記憶手段に記憶された用紙厚み情報と異なる場合は、手差し用紙設定画面をポップアップして、ユーザーに用紙サイズ情報の入力や紙種情報の入力するように誘導してもよい。この場合、用紙サイズ情報、紙種検知センサ72に変更がなかった場合、手差しトレイ60にセットされた用紙のうち最上位の用紙を、先端が用紙厚み検知センサと対向する位置まで搬送する。そして、用紙厚み検知センサで用紙の厚みを検知する。用紙厚み検知センサとしては、透過型のフォトセンサを用いることができ、透過率により用紙の厚みを検知することができる。
上述のように、用紙サイズ情報のみでなく、紙種情報(反射率や厚み)を検知して、セットされる用紙が、前回と異なるか否かをチェックするこことにより、前回と異なる用紙がセットされたときに、手差し用紙設定画面を確実にポップアップできる。これにより、ユーザーの用紙サイズ情報、紙種情報の入力し忘れをより一層、抑制することができる。また、同じ用紙をセットした場合は、手差し用紙設定画面がポップアップされないので、毎回同じ用紙をセットするユーザーの手間を削減することができ、利便性の高い画像形成装置を提供することができる。
また、上述では、手差しトレイ60に本発明を適用した実施形態について説明したが、用紙トレイとしての給紙カセット42に本発明を適用してもよい。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、以下の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様1)
用紙がセットされる手差しトレイ60などの用紙トレイと、用紙に画像を形成する画像形成部1などの画像形成手段と、ユーザーが操作する内容を表示する表示部およびユーザーからの操作を受け付ける操作部を有する操作パネル108などの表示操作手段と、ユーザーが表示操作手段を操作して入力した用紙トレイにセットされた用紙の紙種情報および/またはサイズ情報に基づいて、画像形成手段の画像形成条件を設定する制御部70などの画像形成条件設定手段とを備えた複写機500などの画像形成装置において、用紙トレイにセットされた用紙のサイズおよび/または紙種が変更されたことを検知する用紙変更検知手段(本実施形態では、用紙長さセンサ64、用紙幅センサ69、制御部70などで構成)と、用紙変更検知手段が用紙の変更を検知したとき、用紙トレイにセットした用紙の紙種情報および/またはサイズ情報を入力を行うようユーザーを誘導する誘導手段(操作パネル108、制御部70などで構成)とを備えた。
(態様1)によれば、前回と同じサイズ・紙種の用紙を手差しトレイ60などの用紙トレイにセットした場合は、用紙変更検知手段が用紙の変更を検知しない。従って、このときは、例えば、用紙トレイにセットした用紙の紙種情報および/またはサイズ情報を入力するための表示が、表示部に表示されるなどの用紙トレイにセットした用紙の紙種情報および/またはサイズ情報を入力を行うよう、ユーザーに誘導する動作が生じない。よって、(態様1)では、特許文献1に記載の画像形成装置とは異なり、用紙トレイにセットした用紙の紙種情報および/またはサイズ情報を入力するため操作内容の表示を、デフォルト画面に切替えたりするなどの元に戻す手間が生じることがない。これにより、前回と同じサイズ・紙種の用紙を用紙トレイにセットした場合のユーザーの煩わしさを防止することができる。
また、紙種・用紙サイズが、前回とは異なる用紙が用紙トレイにセットされた場合は、用紙変更検知手段が用紙の変更を検知する。従って、このときは、用紙トレイにセットした用紙の紙種情報および/またはサイズ情報を入力するための表示を、表示部に表示するなどの用紙トレイにセットした用紙の紙種情報および/またはサイズ情報を入力を行うよう誘導する動作が生じる。よって、この場合は、用紙トレイにセットした用紙サイズ・紙種情報をユーザーに入力するよう誘導することができ、ユーザーの用紙トレイにセットした用紙の紙サイズ情報や紙種情報の入力し忘れを抑制することができる。その結果、用紙トレイの用紙に対応した画像形成条件で、用紙トレイの用紙に画像を形成することができ、用紙トレイの用紙に良好な画像を形成することができる。
(態様2)
(態様1)において、誘導手段は、用紙変更検知手段が用紙の変更を検知したとき、操作パネル108などの表示操作手段の表示部109に、手差しトレイ60などの用紙トレイにセットした用紙の紙種情報および/またはサイズ情報を入力するための操作内容が表示されるよう、表示操作手段を制御する。
(態様2)によれば、用紙変更検知手段が用紙の変更を検知したとき、用紙トレイにセットした用紙の紙種情報および/またはサイズ情報を入力するための操作内容が表示操作手段の表示部109に表示されることで、用紙トレイにセットした用紙の紙種情報および/またはサイズ情報を入力を行うようユーザーを誘導することができる。
(態様3)
(態様1)または(態様2)において、ユーザーが操作パネル108などの表示操作手段を操作して入力した用紙の紙種および/またはサイズ情報を記憶する記憶手段71と、用紙トレイにセットされた用紙の紙種および/または用紙サイズを推定する推定手段(本実施形態では、用紙長センサ64、用紙幅センサ69、制御部70などで構成)とを備え、用紙変更検知手段は、推定手段の推定結果と、記憶手段に記憶されている用紙のサイズおよび/または紙種とが異なる場合、用紙トレイにセットされた用紙のサイズおよび/または紙種が変更されたと検知する。
(態様3)によれば、記憶手段71に記憶された用紙の紙種および/または用紙サイズと推定手段で推定した用紙の紙種および/または用紙サイズとを比べることで、用紙トレイにセットされた用紙のサイズおよび/または紙種が変更されたとことを良好に検知することができる。
(態様4)
(態様1)乃至(態様3)いずれかにおいて、手差しトレイ60などの用紙トレイに用紙がセットされたことを検知する用紙セットセンサ67などのセット検知手段を備え、誘導手段は、セット検知手段が、用紙トレイに用紙がセットされたことを検知したら、用紙変更検知手段により用紙トレイにセットされた用紙のサイズおよび/または紙種が変更されたか否かを検知し、用紙変更検知手段が用紙の変更を検知した場合、用紙トレイにセットした用紙の紙種情報および/またはサイズ情報を入力を行うよう、ユーザーを誘導する。
手差しトレイ60に用紙がセットされた場合、用紙が変更された可能性がある。よって、用紙セットセンサ67などのセット検知手段により用紙トレイに用紙がセットされたことを検知したら、用紙変更手段により用紙が変更されたか否かをチェックすることで、用紙の変更を良好に検知できる。これにより、用紙が変更されたとき、用紙トレイにセットした用紙の紙種情報および/またはサイズ情報を入力を行うよう、ユーザーを確実に誘導することができる。
(態様5)
(態様1)乃至(態様4)いずれかにおいて、手差しトレイ60などの用紙トレイに用紙がセットされたことを検知する用紙セットセンサ67などのセット検知手段を備え、誘導手段は、画像データを所定時間受信しない状態が続いた場合に一部構成への電力供給を停止するスリープモードから復帰したとき、セット検知手段が、用紙トレイに用紙がセットされていることを検知していたら、用紙変更検知手段により用紙トレイにセットされた用紙のサイズおよび/または紙種が変更されたか否かを検知し、用紙変更検知手段が用紙の変更を検知した場合、用紙トレイにセットした用紙の紙種情報および/またはサイズ情報を入力を行うようユーザーを誘導する。
(態様5)によれば、図16に示す制御フローを用いて説明したように、スリープモードのときは、用紙セットセンサ67などのセット検知手段への通電も停止されているため、スリープモード復帰時に、手差しトレイ60などの用紙トレイにセットされている用紙が変更されたか否かが判別できない。従って、スリープモードから復帰したときに、セット検知手段が、用紙トレイに用紙がセットされていることを検知していたら、用紙変更手段により用紙トレイにセットされた用紙のサイズおよび/または紙種が変更されている否かをチェックする。そして、変更を検知した場合は、用紙トレイにセットした用紙の紙種情報および/またはサイズ情報を入力を行うようユーザーを誘導する。これにより、スリープモードのときに用紙トレイにスリープモード実行前とは、紙種や用紙サイズが異なる用紙がセットされたとしても、用紙トレイにセットした用紙の紙種情報および/またはサイズ情報を入力するようユーザーを誘導することができる。これにより、ユーザーの用紙サイズ情報の入力や紙種サイズの入力忘れを抑制することができる。また、用紙サイズや紙種に変更がない場合は、用紙トレイにセットした用紙の紙種情報および/またはサイズ情報を入力を誘導する動作は生じない。これにより、操作パネルなどに表示されたユーザーを誘導するための表示をデフォルト画面に戻すなどのユーザーの手間を削減でき、利便性の高い画像形成装置を提供することができる。
(態様6)
(態様1)乃至(態様5)いずれかにおいて、手差しトレイ60などの用紙トレイに用紙がセットされたことを検知する用紙セットセンサ67などのセット検知手段を備え、誘導手段は、当該画像形成装置の電源OFFからONに切り替わったとき、セット検知手段が、用紙トレイに用紙がセットされていることを検知していたら、用紙変更検知手段により用紙トレイにセットされた用紙のサイズおよび/または紙種が変更されたか否かを検知し、用紙変更検知手段が用紙の変更を検知した場合、前記用紙トレイにセットした用紙の紙種情報および/またはサイズ情報を入力を行うよう、ユーザーを誘導する。
(態様6)によれば、(態様5)と同様、図16に示す制御フローを用いて説明したように、電源OFF時は、手差しトレイ60などの用紙トレイにセットされている用紙が変更されたか否かが判別できない。従って、電源がONに切り替わったとき、セット検知手段が、用紙トレイに用紙がセットされていることを検知していたら、用紙変更手段により用紙トレイ上の用紙が変更されていないかチェックする。そして、変更されたことを検知したときは、用紙トレイにセットした用紙の紙種情報および/またはサイズ情報を入力を行うようユーザーを誘導する。これにより、電源OFFのときに用紙トレイに電源OFFの前とは、紙種や用紙サイズが異なる用紙がセットされたとしても、用紙トレイにセットした用紙の紙種情報および/またはサイズ情報を入力を行うようユーザーを誘導することができる。これにより、ユーザーの用紙サイズ情報の入力や紙種サイズの入力忘れを抑制することができる。また、用紙サイズや紙種に変更がない場合は、用紙トレイにセットした用紙の紙種情報および/またはサイズ情報を入力を誘導する動作は生じない。これにより、操作パネルなどに表示されたユーザーを誘導するための表示をデフォルト画面に戻すなどのユーザーの手間を削減でき、利便性の高い画像形成装置を提供することができる。
(態様7)
(態様1)乃至(態様6)いずれかにおいて、手差しトレイ60などの用紙トレイに用紙がセットされたことを検知する用紙セットセンサ67などのセット検知手段を備え、セット検知手段が、用紙トレイに用紙がセットされたことを検知していない状態で、ユーザーが操作パネル108などの表示操作手段を操作して、給紙するトレイとして、用紙トレイを選択した場合は、表示部109の表示を用紙トレイにセットした用紙の紙種情報および/またはサイズ情報を入力するための表示にする。
(態様7)によれば、用紙セット前に手差しトレイ60などの用紙トレイを給紙するトレイとして設定した場合、操作パネル108などの表示操作手段に用紙トレイにセットした用紙の紙種情報および/またはサイズ情報を入力するための表示が行われるので、ユーザの入力し忘れが生じるのを抑制することができる。
(態様8)
また、(態様1)乃至(態様7)いずれかにおいて、用紙トレイが、用紙が手差しでセットされる手差しトレイ60である。
手差しトレイには、実施形態で説明したように、不定形サイズの用紙や特殊な紙種の用紙がセットされやすい。また、セットする用紙が頻繁に変わりやすい。従って、手差しトレイ60に上述した(態様1)乃至(態様5)に記載の構成を採用することにより、ユーザの紙種情報や用紙サイズ情報の入力し忘れを効果的に抑制することができ、好ましい。また、手差しトレイには、毎回、特定の用紙をその都度セットされる場合も多い。そのように手差しトレイを使用するユーザーにとっては、毎回、ユーザの紙種情報や用紙サイズ情報の入力をしなくてもよく、利便性の高い画像形成装置を提供することができる。
1:画像形成部
60:手差しトレイ
61:ピックアップローラ
62:分離給送手段
63A,63B:サイドフェンス
64:用紙長センサ
67:用紙セットセンサ
69:用紙幅センサ
70:制御部
71:記憶手段
72:紙種検知センサ
108:操作パネル
109:表示部
特開2001−235976号

Claims (14)

  1. 用紙がセットされる用紙トレイと、
    用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    ユーザーからの操作を受け付ける操作部と、
    ユーザーが前記操作部を操作して入力した前記用紙トレイにセットされた用紙のサイズを記憶する記憶手段と、
    前記用紙トレイにセットされている用紙の用紙長を検知する用紙長検知手段および前記用紙トレイにセットされている用紙の用紙幅を検知する用紙幅検知手段を有し、用紙長検知手段および用紙幅検知手段の検知結果にもとづいて用紙のサイズを推定する推定手段と、
    表示部とを備え、
    電源OFFからONに切り替わった後、前記推定手段により推定された前記用紙トレイ上の用紙のサイズと前記記憶手段に記憶されている用紙のサイズとが同じか否かを判断し、前記推定手段により推定された前記用紙トレイ上の用紙のサイズと前記記憶手段に記憶されている用紙のサイズとが同じ場合は、前記表示部に用紙のサイズの入力をユーザーに促す表示をせずにコピーができる旨の表示をおこない、前記推定手段により推定された前記用紙トレイ上の用紙のサイズと前記記憶手段に記憶されている用紙のサイズとが異なる場合は、前記表示部に用紙のサイズの入力をユーザーに促す表示をおこなうことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記用紙トレイに用紙がセットされたことを検知するセット検知手段を備え、
    当該画像形成装置の電源OFFからONに切り替わった後、前記セット検知手段が、前記用紙トレイに用紙がセットされていることを検知していたら、前記推定手段により推定された前記用紙トレイ上の用紙のサイズと前記記憶手段に記憶されている用紙のサイズとが同じか否かを判断することを特徴とする画像形成装置。
  3. 用紙がセットされる用紙トレイと、
    用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    ユーザーからの操作を受け付ける操作部と、
    ユーザーが前記操作部を操作して入力した前記用紙トレイにセットされた用紙のサイズを記憶する記憶手段と、
    前記用紙トレイにセットされている用紙の用紙長を検知する用紙長検知手段および前記用紙トレイにセットされている用紙の用紙幅を検知する用紙幅検知手段を有し、用紙長検知手段および用紙幅検知手段の検知結果にもとづいて用紙のサイズを推定する推定手段と、
    表示部とを備え、
    画像データを所定時間受信しない状態が続いた場合に一部構成への電力供給を停止するスリープモードから復帰した後、前記推定手段により推定された前記用紙トレイ上の用紙のサイズと前記記憶手段に記憶されている用紙のサイズとが同じか否かを判断し、前記推定手段により推定された前記用紙トレイ上の用紙のサイズと前記記憶手段に記憶されている用紙のサイズとが同じ場合は、前記表示部に用紙のサイズの入力をユーザーに促す表示をせずにコピーができる旨の表示をおこない、前記推定手段により推定された前記用紙トレイ上の用紙のサイズと前記記憶手段に記憶されている用紙のサイズとが異なる場合は、前記表示部に用紙のサイズの入力をユーザーに促す表示をおこなうことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記用紙トレイに用紙がセットされたことを検知するセット検知手段を備え、
    画像データを所定時間受信しない状態が続いた場合に一部構成への電力供給を停止するスリープモードから復帰した後、前記セット検知手段が、前記用紙トレイに用紙がセットされていることを検知していたら、前記推定手段により推定された前記用紙トレイ上の用紙のサイズと前記記憶手段に記憶されている用紙のサイズとが同じか否かを判断することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1乃至4いずれか記載の画像形成装置において、
    前記操作部と前記表示部とを有する操作パネルを備えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1乃至5いずれかに記載の画像形成装置において、
    前記推定手段により推定された前記用紙トレイ上の用紙のサイズと前記記憶手段に記憶されている用紙のサイズとが異なる場合は、前記用紙トレイにセットした用紙のサイズを入力するための操作内容を前記表示部に表示することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1乃至6いずれかに記載の画像形成装置において、
    前記用紙トレイに用紙がセットされたことを検知するセット検知手段を備え、
    前記セット検知手段が、前記用紙トレイに用紙がセットされたことを検知したら、前記推定手段により推定された前記用紙トレイ上の用紙のサイズと前記記憶手段に記憶されている用紙のサイズとが同じか否かを判断し、前記推定手段により推定された前記用紙トレイ上の用紙のサイズと前記記憶手段に記憶されている用紙のサイズとが同じ場合は、前記表示部に用紙のサイズの入力をユーザーに促す表示をせずにコピーができる旨の表示をおこない、前記推定手段により推定された前記用紙トレイ上の用紙のサイズと前記記憶手段に記憶されている用紙のサイズとが異なる場合は、前記表示部に用紙のサイズの入力をユーザーに促す表示をおこなうことを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1乃至7いずれかに記載の画像形成装置において、
    前記用紙トレイに用紙がセットされたことを検知するセット検知手段を備え、
    前記セット検知手段が、前記用紙トレイに用紙がセットされたことを検知していない状態で、ユーザーが前記操作部を操作して、給紙するトレイとして前記用紙トレイを選択した場合は、用紙のサイズの入力をユーザーに促す画面を前記表示部に表示することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1乃至8いずれかに記載の画像形成装置において、
    前記用紙トレイが、用紙が手差しでセットされる手差しトレイであることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1乃至9いずれかに記載の画像形成装置において、
    前記用紙トレイにセットされた用紙のサイズに基づいて、前記画像形成手段の画像形成条件を設定する画像形成条件設定手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項1乃至10いずれかに記載の画像形成装置において、
    前記推定手段により推定された前記用紙トレイ上の用紙のサイズと前記記憶手段に記憶されている用紙のサイズとが異なる場合は、ユーザーの操作なしに次の表示への画面の遷移をおこなわないように前記表示部が制御されることを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項1乃至11いずれかに記載の画像形成装置において、
    前記推定手段により推定された前記用紙トレイ上の用紙のサイズと前記記憶手段に記憶されている用紙のサイズとが異なる場合は、前記表示部は、用紙のサイズの入力を促す画面をポップアップ表示することを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項1乃至12いずれかに記載の画像形成装置において、
    前記操作部は、用紙のサイズとして定型サイズの入力をユーザーから受け付けることを特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項1乃至13いずれかに記載の画像形成装置において、
    前記操作部は、用紙のサイズとして用紙幅および用紙長さの数値の入力をユーザーから受け付けることを特徴とする画像形成装置。
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