JP6628524B2 - 画像形成装置、給紙方法 - Google Patents

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Description

本発明は、用紙に画像を形成するプリンタ、複写機、複合機等の画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、給紙カセットや手差しトレイ上から給紙される用紙に画像形成を行う。手差しトレイは、給紙カセットでは対応していない坪量の厚紙や、コート紙等に画像を形成する場合に使用される。
特許文献1は、給紙カセットや手差しトレイに積載された複数枚の用紙をピックアップローラにより1枚ずつ画像形成装置に給紙する給紙装置を開示する。用紙はピックアップローラによりレジストローラまで搬送され、レジストローラでタイミングが調整された後に画像形成される。この給紙装置は、搬送経路に用紙を検出するセンサが設けられ、センサが用紙を検出してからピックアップローラを停止するまでの時間を、操作部から入力される画像形成速度に基づいて決定する。このような構成では、ピックアップローラの速度と画像形成速度とを同じにして、操作部から入力される画像形成速度が速いほど、センサが用紙を検出してからピックアップローラが停止するまでの時間を短くする。これにより、画像形成速度に応じて、センサが用紙を検出してからピックアップローラが停止するまでの時間が、適切に制御される。なお、最適な画像形成速度が主に用紙の坪量によって異なるため、画像形成装置は、用紙の種類に応じて画像形成速度を決定する。
搬送する用紙の搬送方向の長さ(以下、「用紙長」という。)に対してピックアップローラからレジストローラまでの距離が長い場合、ピックアップローラとレジストローラとの間に搬送ローラが設けられる。搬送ローラとピックアップローラとは、異なる駆動源によって駆動される。これは、用紙の搬送方向の後端部分(以下、単に「用紙後端」という。)がピックアップローラの位置を越えると、ピックアップローラが次紙の給紙を開始するために、その前にピックアップローラのみを停止する必要があるためである。操作部から用紙長を入力することで、用紙後端付近までピックアップローラが回転するように、センサが用紙を検出してからピックアップローラが停止するまでの駆動時間を設定することが好ましい。
特開平10−35910号公報
用紙後端がピックアップローラを越える前にピックアップローラの回転を停止しなければ、ピックアップローラが次紙を給紙する。そのために、ピックアップローラは、操作部から入力された用紙長より短い距離だけ用紙を搬送して回転を停止する。搬送ローラは、用紙の搬送中にピックアップローラが停止すると、用紙にかかるピックアップローラの回転抵抗を駆動トルクで補う必要がある。これは、レジストローラまでの用紙の搬送が安定しない要因となる。そのために、ピックアップローラの停止は、用紙後端がピックアップローラを越える直前であることが好ましい。
しかしながら、実際の用紙長に対して操作部で設定された用紙長が長い場合、用紙後端がピックアップローラを通過してもピックアップローラが停止しない。そのために、次紙が給紙されてしまい、一度の画像形成処理で2枚以上の用紙が給紙されることになる。実際の用紙長と設定された用紙長とが異なる場合には、実際の用紙長に応じたピックアップローラの回転制御が必要になる。
本発明は、上記の問題に鑑み、ピックアップローラのような給紙ローラの回転を適切に制御して、複数枚の用紙の給紙を防止する画像形成装置を提供することを主たる課題とする。
本発明の画像形成装置は、用紙が載置されるトレイと、前記トレイから前記用紙をピックアップして搬送する給紙ローラと、前記給紙ローラにより搬送された用紙を、画像形成を行うプリント手段へ搬送する搬送ローラと、前記トレイ上で用紙の搬送方向の所定の位置に設けられ、前記トレイに載置される用紙の有無を検知するセンサを有し、前記センサの出力に基づいて、前記搬送方向における前記トレイ上の用紙の長さを検出する第1長さ検出手段と、前記搬送ローラにより搬送中の用紙の前記搬送方向における長さを検出する第2長さ検出手段と、前記トレイに載置された複数の用紙の1枚目の用紙を前記給紙ローラにより搬送する場合、前記搬送ローラが前記給紙ローラから搬送されてきた前記1枚目の用紙の搬送を開始した後のタイミングであり、且つ、前記第1長さ検出手段により検出された長さに応じたタイミングで、前記給紙ローラの回転を停止させ、前記トレイに載置された複数の用紙の2枚目の用紙を前記給紙ローラにより搬送する場合、前記搬送ローラが前記給紙ローラから搬送されてきた前記2枚目の用紙の搬送を開始した後のタイミングであり、且つ、前記第2長さ検出手段により検出された前記1枚目の用紙の長さに応じたタイミングで、前記給紙ローラの回転を停止させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、用紙が搬送ローラまで搬送された後に、サイズ検出手段で検出した用紙のサイズに応じたタイミングで給紙ローラの回転を停止することで、一度に2枚以上が給紙されることを防止することができる。
画像形成装置の構成図。 制御ブロックの構成図。 (a)〜(d)は手差しトレイの説明図。 (a)〜(c)は用紙サイズの選択処理の説明図。 (a)〜(c)は給紙制御の説明図。 (a)、(b)はサイズ検出処理の説明図。 給紙処理を表すフローチャート。
以下、図面を参照して実施形態を詳細に説明する。
(構成)
図1は、本実施形態の画像形成装置の構成図である。画像形成装置は、画像形成処理を行うプリンタ部、原稿から原稿画像を読み取るスキャナ部、及びユーザの操作を受け付ける操作部であるUI(User Interface)330を備える。
スキャナ部は、原稿台152、原稿有無センサ151、原稿搬送ローラ112、ガラス台55、及びイメージセンサ233を備える。原稿台152は、原稿が載置される。原稿有無センサ151は、原稿台152上の原稿の有無を検出する。原稿搬送ローラ112は、原稿台152に載置された原稿を1枚ずつ読取位置まで搬送する。イメージセンサ233は、読取位置に搬送された原稿の原稿画像を光学的に読み取って、画像信号を生成する。ガラス台55は、原稿台152を用いずに原稿がユーザにより直接載置される。イメージセンサ233は、ガラス台55に載置された原稿からも原稿画像を光学的に読み取って、画像信号を生成することができる。
プリンタ部は、画像形成ユニット120、レーザスキャナユニット103、中間転写ユニット140、二次転写部118、定着器170、及び画像が形成される用紙を搬送するための各種ローラを備える。
画像形成ユニット120は、感光ドラム101y、101m、101c、101k、帯電ローラ102y、102m、102c、102k、現像器104y、104m、104c、104k、及びクリーナ107y、107m、107c、107kを備える。帯電ローラ102y、102m、102c、102kは、感光ドラム101y、101m、101c、101kの表面を帯電する。現像器104y、104m、104c、104kは、感光ドラム101y、101m、101c、101kにトナーを付着させて現像する。感光ドラム101yは、イエローのトナー像が形成される。感光ドラム101mは、マゼンタのトナー像が形成される。感光ドラム101cは、シアンのトナー像が形成される。感光ドラム101kは、ブラックのトナー像が形成される。クリーナ107y、107m、107c、107kは、感光ドラム101y、101m、101c、101kに残留するトナーを除去する。
レーザスキャナユニット103は、スキャナ部で生成された画像信号がデジタル変換されたビデオ信号に応じて発光する。レーザスキャナユニット103は、レーザスキャナ103y、103m、103c、103kを備える。レーザスキャナ103yは、イエローのビデオ信号に応じたレーザ光を感光ドラム101yに照射する。レーザスキャナ103mは、マゼンタのビデオ信号に応じたレーザ光を感光ドラム101mに照射する。レーザスキャナ103cは、シアンのビデオ信号に応じたレーザ光を感光ドラム101cに照射する。レーザスキャナ103kは、ブラックのビデオ信号に応じたレーザ光を感光ドラム101kに照射する。
中間転写ユニット140は、中間転写ベルト130及び一次転写ローラ105y、105m、105c、105kを備える。一次転写ローラ105y、105m、105c、105kは、感光ドラム101y、101m、101c、101kとの間に中間転写ベルト130を挟むように設けられる。一次転写ローラ105yは、感光ドラム101yに形成されたイエローのトナー像を中間転写ベルト130に転写する。一次転写ローラ105mは、感光ドラム101mに形成されたマゼンタのトナー像を中間転写ベルト130に転写する。一次転写ローラ105cは、感光ドラム101cに形成されたシアンのトナー像を中間転写ベルト130に転写する。一次転写ローラ105kは、感光ドラム101kに形成されたブラックのトナー像を中間転写ベルト130に転写する。中間転写ベルト130は、各色のトナー像が重なるように転写されることで、フルカラーのトナー像が形成される。
二次転写部118は、中間転写ベルト130に転写されたトナー像を用紙Pに転写する。用紙Pは、本実施形態では、給紙カセット(符号なし)の他に手差しトレイ111からも給送される。手差しトレイ111に載置された用紙Pは、給紙分離ローラ114、給紙引抜きローラ119、及びレジストローラ116により二次転写部118に搬送される。手差しトレイ111には、手差しトレイ111上の用紙Pの有無により、手差しトレイ111への用紙Pの載置を検出する用紙センサ115が設けられる。給紙分離ローラ114と給紙引抜きローラ119との間の搬送経路には、用紙Pを検出する給紙引抜きセンサ117が設けられる。
定着器170は、二次転写部118でトナー像が転写された用紙Pを加熱及び加圧することで、用紙Pにトナー像を定着させる。これにより、用紙Pへの画像形成が終了する。画像が形成された用紙Pは、定着器170から排紙ローラ139を介して排紙トレイ132に排出される。
UI330は、ユーザに操作されるキーボタン、ディスプレイ、及びタッチパネルを有している。
図2は、画像形成装置の制御ブロックを表す構成図である。制御部100は、画像形成装置に内蔵される。制御部100は、主制御部300、スキャナ制御部280、画像信号処理部281、外部I/F282、プリンタ制御部285、紙搬送部270、及び画像形成部271を備える。主制御部300は、CPU(Central Processing Unit)301、ROM(Read Only Memory)302、RAM(Random Access Memory)303、及びタイマ291を備える。CPU301、ROM302、RAM303、及びタイマ291は、バスにより通信可能に接続される。
主制御部300は、画像形成装置内の各部の動作を制御する。CPU301は、ROM302からコンピュータプログラムを読み込み、RAM303を作業領域に用いて実行することで各種処理を行う。タイマ291は、時間カウントを行う。CPU301は、タイマ291による時間カウントのカウント値を取得し、また、タイマ291により時間の計測を行う。主制御部300は、画像形成装置に設けられる各種センサの検出結果を取得し、取得した検出結果に応じて画像形成処理を行う。
主制御部300は、UI330にも接続される。CPU301は、UI330から画像形成処理の設定や開始の指示を受け付ける。CPU301は、受け付けた設定をRAM303に格納し、開始の指示に応じて画像形成処理を行う。画像形成処理の設定は、例えば画像形成に用いる用紙のサイズや種類、画像形成を行う部数等である。また、CPU301は、UI330のディスプレイに設定画面や状態表示画面等の各種画面を表示する。
例えば手差しトレイ111に用紙Pが載置されると、CPU301は、用紙センサ115によりこれを検出する。用紙Pが手差しトレイ111に載置されたことを検出したCPU301は、UI330のディスプレイに用紙サイズの設定画面である選択画面を表示して、ユーザに用紙サイズの入力を促す。CPU301は、選択画面により選択された用紙サイズを、実際に手差しトレイ111に載置された用紙Pの用紙サイズとともにRAM303に格納する。実際に手差しトレイ111に載置された用紙Pの用紙サイズの検出方法については後述する。
スキャナ制御部280は、主制御部300の制御に応じて、画像形成装置のスキャナ部の動作を制御する。スキャナ制御部280は、原稿搬送ローラ112の駆動制御や、原稿有無センサ151による原稿台152上の原稿の有無検出を行う。また、スキャナ制御部280は、イメージセンサ233により原稿の原稿画像を光学的に読み取り、画像信号を生成する。この画像信号はアナログ信号である。スキャナ制御部280は、生成した画像信号を画像信号処理部281に送信する。
画像信号処理部281は、主制御部300の制御に応じて、アナログの画像信号にデジタル変更等の各種の処理を行い、ビデオ信号に変換してプリンタ制御部285に送信する。ビデオ信号は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色について生成される。画像信号処理部281は、コピー処理時にはスキャナ制御部280からアナログの画像信号を取得する。画像信号処理部281は、プリント処理時には、パーソナルコンピュータ等の外部装置283から外部I/F282を介してアナログの画像信号を取得する。
プリンタ制御部285は、主制御部300の制御に応じて、画像形成装置のプリンタ部の動作を制御する。プリンタ制御部285は、画像信号処理部281から取得したビデオ信号を画像形成部271へ送信して画像形成処理を指示する。また、プリンタ制御部285は、紙搬送部270に、手差しトレイ111に載置された用紙Pの搬送を制御させる。画像形成部271は、プリンタ制御部285から取得しビデオ信号に基づいて、画像形成装置内の各ユニットの動作を制御して画像形成処理を行う。
(画像形成処理)
以上のような構成の画像形成装置による画像形成処理について説明する。
ユーザが手差しトレイ111に例えばA4サイズの用紙Pを載置すると、後述の手差しトレイ111のサイズ検出機構によって、CPU301は、用紙Pのサイズを検出するとともに、UI330のディスプレイに用紙サイズの選択画面を表示する。このときCPU301は、サイズ検出機構によって検出した用紙Pのサイズ(この場合はA4サイズ)を選択画面に表示する。ユーザによる選択画面からの入力により、用紙Pのサイズが確定する。CPU301は、確定した用紙サイズをRAM303に格納する。CPU301は、選択画面からの入力により、手差しトレイ111に載置された用紙Pのサイズを決定することになる。
UI330によりユーザが画像形成の開始を指示すると、CPU301は、スキャナ制御部280にスキャナ部の動作を制御させて、原稿画像の画像信号を取得する。スキャナ制御部280は、原稿搬送ローラ112を回転駆動して、原稿台152に載置された原稿を読取位置まで搬送する。スキャナ制御部280は、不図示の発光部により読取位置に搬送された原稿を照射する。イメージセンサ233は、原稿による反射光を受光して、原稿画像を読み取り、読み取った原稿画像に応じた画像信号を出力する。スキャナ制御部280は、イメージセンサ233から画像信号を取得して、画像信号処理部281に送信する。スキャナ制御部280は、このような処理を、原稿有無センサ151が原稿を検出しなくなるまで繰り返し行う。
画像信号処理部281は、スキャナ制御部280から取得した画像信号からビデオ信号を生成して、プリンタ制御部285に送信する。なお、ビデオ信号は、画像信号処理部281から直接プリンタ制御部285に送信されず、一旦RAM303に格納された後にプリンタ制御部285に送信されてもよい。
CPU301は、プリンタ制御部285にプリンタ部の動作を制御させる。プリンタ制御部285は、画像形成部271を制御して、帯電ローラ102y、102m、102c、102kにより、感光ドラム101y、101m、101c、101kの表面を帯電させる。レーザスキャンユニット103は、プリンタ制御部285から各色に対応したビデオ信号を取得して、レーザスキャナ103y、103m、103c、103kにより感光ドラム101y、101m、101c、101kを照射する。これにより感光ドラム101y、101m、101c、101kの表面に、ビデオ信号に応じた静電潜像が形成される。現像器104y、104m、104c、104kは、画像形成部271の制御により、感光ドラム101y、101m、101c、101kにトナーを付着させる。これにより感光ドラム101y、101m、101c、101kの静電潜像が現像され、トナー像が形成される。
プリンタ制御部285は、画像形成部271を制御して、トナー像を中間転写ベルト130に転写させる。感光ドラム101y、101m、101c、101kに形成された各トナー像は、回転する中間転写ベルト130に、一次転写ローラ105y、105m、105c、105kにより、順次、重なるように転写される。転写されたトナー像は、中間転写ベルト130の回転により二次転写部118に搬送される。転写後に感光ドラム101y、101m、101c、101kに残留するトナーは、クリーナ107y、107m、107c、107kにより除去される。
プリンタ制御部285は、紙搬送部270を制御して、手差しトレイ111に載置される用紙Pを、二次転写部118にトナー像が搬送されるタイミングに合わせて、二次転写部118まで搬送する。紙搬送部270は、ピックアップローラ113を駆動して、手差しトレイ111に載置される用紙Pを1枚ずつ搬送開始する。用紙Pは、搬送開始後に、給紙分離ローラ114及び給紙引抜きローラ119により、レジストローラ116まで搬送される。レジストローラ116は、用紙Pの搬送を一旦停止して用紙Pの搬送方向に対する傾き等を補正し、二次転写部118にトナー像が搬送されるタイミングに合わせて用紙Pを二次転写部118に搬送する。
プリンタ制御部285は、画像形成部271を制御して、二次転写部118に、中間転写ベルト130から用紙Pへトナー像を転写させる。トナー像が転写された用紙Pは、二次転写部118から定着器170へ搬送される。定着器170は、画像形成部271の制御により、所定の温度及び圧力でトナー像を用紙Pに定着させる。プリンタ制御部285は、画像形成部271を制御して、用紙Pを定着器170から排紙ローラ139を介して排紙トレイ132に排紙させる。
なお、このような画像形成処理は一例であり、同様の構成を持つ画像処理装置により他の方法で画像形成が行われてもよい。
(手差しトレイの構成)
手差しトレイ111の構成について詳述する。図3は、手差しトレイ111の説明図である。手差しトレイ111は、図3(a)の上面図に示すように、用紙センサ115、ピックアップローラ113、規制ガイド212、213、用紙幅センサ217、第1用紙長センサ218、及び第2用紙長センサ219を備える。用紙センサ115、規制ガイド212、213、用紙幅センサ217、第1用紙長センサ218、及び第2用紙長センサ219は、サイズ検出機構を構成する。
用紙センサ115は、フラグ式のセンサであり、手差しトレイ111に用紙Pが載置されると用紙有を検出し、検出結果を主制御部300に送信する。ピックアップローラ113は、手差しトレイ111から用紙Pをピックアップしてプリンタ部に給紙する給紙ローラである。手差しトレイ111に複数枚の用紙Pが載置される場合、ピックアップローラ113は、最上位の用紙Pから1枚ずつ分離して給紙する。なお、用紙Pは、手差しトレイ111に載置されると、搬送方向の先端部分(以下、「用紙先端」という。)がピックアップローラ113に突き当てられる。
2つの規制ガイド212、213は、手差しトレイ111に載置される複数枚の用紙Pの側端を挟持し、ピックアップローラ113による給紙時の用紙Pの斜行を防止する。2つの規制ガイド212、213は、矢印215、216方向にスライド可能であり、搬送方向に直交する幅方向の用紙Pの長さ(以下、「用紙幅」という。)に合わせて位置を決めることができる。規制ガイド212は、用紙幅センサ217に不図示のリンクを介して連結される。用紙幅センサ217は、規制ガイド212の位置に応じた用紙幅値を主制御部300に送信する。CPU301は、用紙幅値に基づいて、用紙Pの用紙幅を検出する。
第1用紙長センサ218及び第2用紙長センサ219は、フラグ式のセンサであり、手差しトレイ111に載置される用紙Pの搬送方向の長さである用紙長を検出する。第1用紙長センサ218及び第2用紙長センサ219は、用紙Pの搬送方向に並んで設けられる。第1用紙長センサ218は、ピックアップローラ113の位置から、搬送方向の上流に所定の距離、本実施形態では170[mm]の位置に設けられる。第2用紙長センサ219は、ピックアップローラ113の位置から第1用紙長センサ218より搬送方向に後方、本実施形態では355[mm]の位置に設けられる。なお、第1用紙長センサ218のピックアップローラ113の位置からの距離を「L1」で表し、第2用紙長センサ219のピックアップローラ113の位置からの距離を「L2」で表す。つまり本実施形態では、L1=170[mm]、L2=355[mm]である。
図3(b)は、用紙幅センサ217の検出結果である用紙幅値と用紙Pの実際の用紙幅との関係を表す図である。用紙幅センサ217は、10ビットで表される用紙幅値を出力する。用紙幅センサ217は、用紙幅値として「0〜0x400」の値を略リニアに出力する。図3(b)の例では、用紙幅値が「0x320」であれば、用紙Pの用紙幅がA4R(210[mm])である。用紙幅値が「0x384」であれば、用紙Pの用紙幅がB4R(257[mm])である。用紙幅値が「0x3D4」であれば、用紙Pの用紙幅がA4(297[mm])である。なお、定型サイズコードの後に「R」が付く表記は、用紙幅に対して用紙長が長い縦置きを表し、付いていない表記は横置きを表す。
図3(c)は、用紙Pのサイズを特定するためのテーブルである。このテーブルは、例えばROM302やRAM303に予め格納される。CPU301は、用紙幅センサ217、第1用紙長センサ218、及び第2用紙長センサ219の検出結果に基づき、このテーブルを参照して用紙Pのサイズを検出する。
例えば、CPU301は、用紙センサ115が用紙Pを検出し、第1用紙長センサ218及び第2用紙長センサ219が用紙Pを検出し、用紙幅値が「0x384±0x10」の場合、用紙Pのサイズを「B4R」と特定する。また、CPU301は、用紙センサ115及び第1用紙長センサ218が用紙Pを検出し、第2用紙長センサ219が用紙Pを検出せず、用紙幅値が「0x320±0x10」の場合、用紙Pのサイズを「A4R」と特定する。
CPU301は、用紙センサ115により、手差しトレイ111上の用紙Pの有無を検出するが、用紙センサ115の検出結果が用紙無から用紙有に変化すると、用紙Pが新たに載置されたと判断する。この場合、CPU301は、後述する用紙長検出モードで給紙を制御する。なお、用紙Pのサイズは、例えば用紙幅を、サイズ検出スイッチ等を用いて検出するようにしてもよい。
図3(d)は、規制ガイド212、213の間隔をA4Rサイズまで広げて、B5Rの用紙Pを載置したときの様子を表す。図3(c)のテーブルによると、用紙PのサイズがA4RとB5Rとで、第1用紙長センサ218及び第2用紙長センサ219の検出結果が同じである。そのために、CPU301は、B5Rの用紙Pが載置されていてもA4Rの用紙Pが載置されたと誤判断する。この状態で画像形成処理を行うと、ユーザが望む出力結果は得られない。
そのために本実施形態では、主制御部300は、給紙後に実際の用紙Pのサイズを検出し、サイズが不一致であれば画像形成処理を停止して、UI330により、ユーザにサイズの不一致を通知する。これによりユーザが望まない出力結果が継続して生成されることを防止する。このようなサイズが不一致のときのサイズ不一致判定制御の詳細については後述する。
(用紙サイズの選択)
図4は、用紙サイズの選択処理の説明図である。図4(a)、4(b)は、手差しトレイ111に載置された用紙Pのサイズをユーザに確認させるための画面の例示図である。この画面はUI330のディスプレイに表示される。
ユーザが手差しトレイ111に用紙Pを載置した場合、主制御部300は、UI330のディスプレイに図4(a)の選択画面500を表示する。選択画面500は、サイズ検出機構により手差しトレイ111に載置された用紙Pのサイズが検出されることで表示される。選択画面500は、サイズ検出機構によって検出した用紙Pのサイズ表示501を含む。ユーザは、選択画面500により用紙サイズを確認する。
例えば、ユーザが手差しトレイ111にB4Rの用紙Pを載置したのち、規制ガイド212、213を用紙Pの側端に移動させると、CPU301は、用紙Pのサイズを検出する。CPU301は、用紙Pのサイズを検出すると、選択画面500をUI330のディスプレイに表示する。ユーザは、選択画面500のサイズ表示501を確認し、載置した用紙Pのサイズが表示されていれば「OK」ボタン503を押下し、載置した用紙Pのサイズとは異なれば「変更」ボタン502を押下する。CPU301は、「OK」ボタン503が押下された場合、確定サイズとして、サイズ表示501のサイズ(この場合は「B4R」)をRAM303に保存する。
CPU301は、「変更」ボタン502が押下された場合、図4(b)のサイズ指定画面600をUI330のディスプレイに表示する。ユーザは、サイズ指定画面600により、用紙Pのサイズを指定することができる。ユーザは、サイズ指定ボタン601を押下することで用紙Pのサイズを指定し、「OK」ボタン602を押下する。これによりCPU301は、確定サイズとして、ユーザにより指定されたサイズをRAM303に保存する。
なお、「フリーサイズ」ボタン604は、ユーザがサイズを指定しないで、画像形成装置が検出した用紙サイズにより画像形成を行うためのボタンである。CPU301は、「フリーサイズ」ボタン604の押下後に「OK」ボタン502が押下される場合、確定サイズとして、フリーサイズをRAM303に保存する。なお、CPU301は、「フリーサイズ」ボタン604が選択された場合、以下の式から線形補間により用紙Pの用紙幅Lwを算出する。
Lw = 210 + (297 - 210) / {(0x3D4 - 0x320) × (用紙幅値 − 0x320)}
図4(c)は、RAM303に保存される確定サイズを表す確定サイズ情報の例示図である。CPU301は、確定サイズ情報として、選択された用紙Pのサイズ、用紙幅Lw、及び用紙長LsをRAM303に格納する。確定サイズ情報は、手差しトレイ111から用紙Pが取り除かれ、用紙センサ115が用紙無を検出するまでRAM303に保存される。
確定サイズ情報701は、用紙PがB4Rのときの確定サイズを表す。確定サイズ情報701では、用紙Pのサイズが「B4R」、用紙幅Lwが「257」、用紙長Lsが「364」である。このように定型サイズが確定サイズとなる場合、定型サイズの用紙幅及び用紙長が保存される。確定サイズ情報702は、手差しトレイ111に用紙Pが載置されていない状態を表す。用紙センサ115が手差しトレイ111上の用紙Pを検出しない場合、CPU301は、手差しトレイ111に用紙Pが載置されていないと判断して、サイズ、用紙幅Lw、及び用紙長Lsが「未決定」の確定サイズ情報702を、RAM303に保存する。
確定サイズ情報703は、フリーサイズが選択されたときの確定サイズを表す。フリーサイズが選択された場合、CPU301は、上記の式により、用紙幅値に応じた用紙幅Lwを算出する。確定サイズ情報703は、サイズが「フリーサイズ」、用紙幅Lwが「257」、用紙長Lsが「未決定」となる。用紙長Lsは、後述するサイズ検出処理により確定することができる。確定サイズ情報703は、フリーサイズが選択され、用紙長Lsを確定した状態を表す。確定サイズ情報704は、サイズが「フリーサイズ」、用紙幅Lwが「257」、用紙長Lsが「364」となる。
(給紙制御)
図5は、手差しトレイ111からの用紙Pの給紙制御の説明図である。
図5(a)は、手差しトレイ111から給紙引抜きローラ119までの搬送経路の説明図である。なお、説明の都合上、図1とは角度を変えて記載されている。ピックアップローラ113及び給紙分離ローラ114は、トレイ給紙モータ122により駆動される。ピックアップローラ113は、手差しトレイ111から用紙Pをピックアップする。給紙分離ローラ114は、ピックアップローラ113が2枚以上の用紙Pをピックアップした場合に、最上位の1枚Pのみを分離して搬送する。ピックアップローラ113及び給紙分離ローラ114は、駆動源であるトレイ給紙モータ122との間にワンウェイクラッチが挟まれており、回転の停止時に、給紙引抜きローラ119により用紙Pが引抜き可能に構成される。
給紙引抜きセンサ117は、給紙分離ローラ114に対して搬送方向下流に配置されており、給紙分離ローラ114により搬送される用紙Pを検出する。給紙引抜きローラ119は、給紙引抜きモータ123により駆動される搬送ローラである。給紙引抜きローラ119は、ピックアップローラ113及び給紙分離ローラ114から搬送された用紙Pをレジストローラ116へ搬送する。ピックアップローラ113及び給紙分離ローラ114の回転が停止した場合、給紙引抜きローラ119は、ピックアップローラ113及び給紙分離ローラ114から用紙Pを引き抜いて搬送する。なお、手差しトレイ111上の複数の用紙が給送される場合、ピックアップローラ113は、1枚目の用紙が給紙されてから最後の用紙が給紙されるまで、用紙に接触したままである。給紙予定の複数の用紙がすべて給送されると、ピックアップローラ113は、用紙面或いは手差しトレイ113の載置面から離れた位置に移動される。
図5(b)は、手差しトレイ111からの給紙時のタイミングチャートである。図5(b)は、通常の動作時(通常モード)及び用紙長検出モードで、サイズがB4Rの用紙Pを給紙する場合のタイミングチャートを例示する。なお、タイミングチャートの各時刻は、タイマ291により計測される。
通常モードでは、給紙引抜きモータ123は、時刻T1以前の画像形成処理の開始時から、搬送速度Vfeed[mm/s]で駆動を開始する。時刻T1では、トレイ給紙モータ122が搬送速度Vfeed[mm/s]で駆動を開始する。これにより用紙Pが搬送速度Vfeed[mm/s]で搬送される。時刻T2では、用紙Pの用紙先端が給紙引抜きセンサ117の検出範囲に到達し、これにより給紙引抜きセンサ117が用紙Pを検出する。給紙引抜きセンサ117は、用紙Pを検出したことを表す検出結果をCPU301に送信する。給紙引抜きセンサ117は、給紙引抜きローラ119の近傍でピックアップローラ113側に設けられ、給紙引抜きローラ119による用紙Pの搬送開始を検出することになる。
CPU301は、給紙引抜きセンサ117から用紙有の検出結果を取得する時刻T2において、用紙Pの搬送方向の後端部分である用紙後端が、ピックアップローラ113から搬送方向の上流側に距離Lmの位置まで移動する時刻を算出する。この時刻は、ピックアップローラ113が回転を停止する時刻になる。CPU301は、RAM303に保存する確定サイズ情報から用紙Pの用紙長Lsを取得する。CPU301は、ピックアップローラ113から給紙引抜きローラ119までの距離Lcと、取得した用紙長Lsと、距離Lmとにより、以下の式からトレイ給紙モータ122の駆動を停止する時刻T(3−1)を算出する。距離Lm及び距離Lcは、予めROM302に保存される値である。
T(3−1) = T2+(Ls−Lc−Lm)/Vfeed
時刻T(3−1)において、トレイ給紙モータ122が駆動を停止することで、ピックアップローラ113及び給紙分離ローラ114の回転が停止する。これにより、次紙が給紙されなくなる。給紙引抜きローラ119が用紙Pの搬送を開始した後、直ちにトレイ給紙モータ122が駆動を停止すると、ピックアップローラ113及び給紙分離ローラ114は、用紙Pの搬送に応じて回転する。そのために、給紙引抜きモータ123は、用紙Pにかかるピックアップローラ113及び給紙分離ローラ114の回転抵抗を、駆動トルクで補う必要がある。しかし、時刻T(3−1)までトレイ給紙モータ122がピックアップローラ113及び給紙分離ローラ114を回転させ、ピックアップローラ113が用紙Pを用紙後端付近まで搬送することで、給紙引抜きモータ123が駆動トルクで補う量が減少する。そのために用紙Pの搬送は、給紙引抜きローラ119により安定して行われる。
図5(b)では、距離Lmが10[mm]に設定されており、用紙後端がピックアップローラ113から10[mm]の位置に到達した時点で、トレイ給紙モータ122が駆動を停止する。時刻T(3−1)は、用紙PのサイズがB4Rであるため、{(364−Lc−10)/Vfeed}で表される。なお、距離Lmは、用紙後端がピックアップローラ113の近傍であればどのような値であってもよい。ピックアップローラ113を越えて、給紙分離ローラ114の近傍に用紙後端がくるように、距離Lmが設定されてもよい。
用紙長検出モードでは、時刻T2までは、通常モードと同じタイミングでトレイ給紙モータ122及び給紙引抜きモータ123が駆動する。用紙長検出モードは、用紙長Lsが不明で、ピックアップローラ113の回転を停止するタイミングが不明であるときの給紙モードである。用紙長検出モードは、例えば手差しトレイ111上から用紙Pが一旦取り除かれ、再載置された後に、1枚目の用紙Pの給紙を行う際の給紙モードである。用紙長検出モードにより給紙を行うことで、例えば図3(d)に示すように、実際の用紙サイズと設定された用紙サイズが異なる場合に、2枚目以降の給紙を防止しつつ、安定した給紙を実現する。
図3(d)の例では、設定された用紙サイズがA4R(用紙長=297[mm])であり、実際の用紙サイズがB5R(用紙長=257[mm])である。この状態で通常モードの給紙を行うと、時刻T(3−1)でトレイ給紙モータを停止させても、2枚目の給紙が行われる。用紙長検出モードでは、これを防止する。
用紙長検出モードでは、トレイ給紙モータ122が時刻T(3−2)で駆動を停止する。CPU301は、実際に給紙する用紙Pの用紙長を設定し、設定した用紙長(以下、「用紙検出長」という。)Lss、及び距離Lc、距離Lmにより時刻T(3−2)を算出する。時刻T(3−2)は、以下の式により算出される。
T(3−2) = T2+(Lss−Lc−Lm)/Vfeed
用紙検出長Lssは、第1用紙長センサ218及び第2用紙長センサ219の検出結果により設定される。図5(c)は、用紙検出長Lss設定のためのテーブルの例示図であり、用紙検出長Lssと、第1用紙長センサ218及び第2用紙長センサ219の検出結果との関係を表す。第1用紙長センサ218が用紙Pを検出し(オン状態)、第2用紙長センサ219が用紙Pを検出していない(オフ状態)場合、用紙Pの用紙長が少なくとも第1用紙長センサ218の位置まである。そのためにCPU301は、用紙検出長Lss=L1=170[mm]に設定する。第1用紙長センサ218及び第2用紙長センサ219がいずれも用紙Pを検出していない(オフ状態)場合、CPU301は、画像形成装置がサポートする最短の用紙長を用紙検出長Lssに設定する。本実施形態では、画像形成装置がA5までサポートするために、CPU301は、用紙検出長Lss=148[mm]に設定する。なお、本実施形態では用紙検出長の設定のために2つの用紙長センサを用いた構成を説明したが、更に多くの用紙長センサを用いてもよい。その場合、用紙検出長を更に精度よく設定することができる。
時刻T(3−2)でトレイ給紙モータ122が駆動停止することで、ピックアップローラ113は、回転が停止して、次紙を給紙することはない。また、ピックアップローラ113は、既に給紙中の用紙Pを用紙後端付近まで搬送しているため、該用紙Pの搬送を安定して行うことができる。
なお、フリーサイズが設定された用紙Pを給紙する場合にも、CPU301は用紙長検出モードで給紙を行う。この場合、CPU301は、後述のサイズ検出処理により1枚目の用紙Pの用紙長を検出し、2枚目以降の給紙では、検出した用紙長に基づいて、通常モードで給紙を行う。
トレイ給紙モータ122や給紙引抜きモータ123にステッピングモータを用いる場合、ステッピングモータの駆動パルスにより用紙後端の位置を算出して、トレイ給紙モータ122の駆動停止のタイミングを決定してもよい。また、ピックアップローラ113、給紙分離ローラ114にエンコーダを設け、回転数から用紙後端の位置を算出して、トレイ給紙モータ122の駆動停止のタイミングを決定してもよい。
(サイズ検出処理)
図6は、サイズ検出処理の説明図である。サイズ検出処理では、給紙引抜きセンサ117の検出結果に基づいて、給紙された用紙Pの用紙長の実際の長さを検出する。図6(a)は、給紙引抜きセンサ117の検出結果と給紙引抜きモータ123の駆動速度との関係を表す。給紙引抜きセンサ117は、時刻T11に用紙Pを検出してオン状態になり、時刻T12に用紙Pが通過してオフ状態になる。この給紙引抜きセンサ117がオン状態になってからオフ状態になるまでの時間(T12−T11)と、給紙引抜きモータ123による用紙Pの搬送速度Vfeedとから、以下の式により用紙Pの用紙長(以下、「用紙検出長」という。)Lsdが検出される。
Lsd = (T12−T11)/Vfeed
なお、画像形成待ち等の要因で給紙引抜きセンサ117がオフ状態になる前に用紙Pの給紙を一旦停止することがある。この場合、上記の式によらず、給紙引抜きモータ123が停止するまでに駆動した時間から用紙検出長Lsdを算出する。つまり、上記の式のT12が、給紙引抜きモータ123が停止する時刻となる。
図4(c)の確定サイズ情報703のように用紙サイズにフリーサイズが設定されている場合、用紙長Lsにサイズ検出処理により検出した用紙検出長Lsdを用いる。これにより2枚目以降の用紙Pは、通常モードで給紙されるようになる。図5(b)の時刻T(3−1)は、用紙検出長Lsdに応じて算出される。
確定サイズがフリーサイズ以外の場合、用紙検出長Lsdと確定サイズ情報に含まれる用紙長Lsとの差分が所定の閾値Lth以上であれば、CPU301は、用紙サイズが不一致であると判断する。この場合、CPU301は給紙を含む画像形成処理を停止する。閾値Lthは、例えば15[mm]である。
CPU301は、用紙サイズが不一致の場合に、UI330のディスプレイに不一致であることを報知する画面を表示する。図6(b)は、このような画面の例示図である。図3(d)のように設定(A4R)と実際に載置される用紙Pのサイズ(B5R)とが異なる場合、用紙長の差分は40[mm]である。これは閾値Lth以上であるため、CPU301は、用紙サイズが不一致であると判断して、図6(b)の画面を表示する。この画面は、用紙サイズが不一致である旨のメッセージと、設定されている用紙サイズ610(A4R)とを含む。ユーザが手差しトレイ111に載置した用紙Pと規制ガイド212、213の位置とを確認して、継続ボタン611を押下すると、CPU301は、画像形成処理を再開する。ユーザが中止ボタン621を押下すると、CPU301は、画像形成処理を中止する。
このように、本実施形態の画像形成装置は、用紙Pの用紙サイズに関わらず、1枚目の給紙時に用紙長検知モードで給紙を行い、用紙検知長Lssに基づいてトレイ給紙モータ122を駆動停止する。また、画像形成装置は、2枚目以降の給紙では、通常モードで給紙し、用紙長Lsに基づいてトレイ給紙モータ122を駆動停止する。そのために画像形成装置は、2枚以上の用紙Pが給紙されることを防止する。また、画像形成装置は、用紙長に応じてトレイ給紙モータ122が駆動するために、給紙搬送も安定して行うことができる。
(給紙処理)
図7は、このような画像形成装置による給紙処理を表すフローチャートである。この給紙処理は、画像形成装置に電源が投入されている間、繰り返し行われる。CPU301は、用紙センサ115の検出結果により手差しトレイ111上の用紙Pの有無を判断する。
用紙センサ115の検出結果が、手差しトレイ111に用紙Pが有る状態から無い状態に変化する場合(S1111:Y)、CPU301は、RAM303に保存する確定サイズ情報を消去する(S1112)。これにより、用紙サイズが未設定になる。S1111〜S1112の処理は、用紙Pが手差しトレイ111の入れ替え等により、手差しトレイ111から一旦取り除かれて、再度載置された際に行われる処理である。
手差しトレイ111に用紙Pが載置されたことを用紙センサ115が検出すると(S1113:Y)、CPU301は、用紙サイズが確定したか否か、即ち、確定サイズ情報がRAM303に保存されているか否かを判断する(S1114)。用紙サイズが確定していない場合(S1114:N)、CPU301は、図4(a)に示すような選択画面500をUI330のディスプレイに表示する(S1115)。選択画面500の表示に応じたユーザの指示により用紙Pのサイズが確定すると(S1116:Y)、CPU301は、RAM303に確定サイズを表す確定サイズ情報を保存する(S1117)。また、CPU301は、用紙再セットフラグをオンにする(S1119)。用紙再セットフラグは、前回の給紙以降に用紙Pが手差しトレイ111から一旦取り除かれ、再度載置されたか否かを表す。なお、フリーサイズが指示された場合、RAM303には図4(c)に示す確定サイズ情報703が保存される。ユーザによる選択画面500に応じた指示の前に用紙Pが手差しトレイから取り除かれた場合(S1118:N)、CPU301は、用紙Pが再度手差しトレイ111に載置されるまで待機する(S1113)。以上の処理では、手差しトレイ111に用紙Pが載置され、確定サイズ情報がRAM303に格納される。
CPU301は、UI330から画像形成処理の開始指示を受け付けると(S1121:Y)、給紙引抜きモータ123の駆動を開始する。なお確定サイズ情報の保存後で画像形成処理の開始指示が入力される前に用紙Pが手差しトレイ111から取り除かれる場合(S1121:N)、CPU301は、確定サイズ情報を消去して用紙Pが再度載置されるまで待機する(S1112)。
給紙引抜きモータ123の駆動開始後にCPU301は、画像形成処理の進行状況や前紙との給紙間隔に応じて、給紙のタイミングを判断する(S1131)。給紙のタイミングであると判断すると(S1131:Y)、CPU301は、トレイ給紙モータ122を駆動開始する(S1141)。このタイミングは、図5(b)の時刻T1に相当する。これによりピックアップローラ113及び給紙分離ローラ114が回転を開始し、用紙Pの手差しトレイ111からプリンタ部への給紙が開始される。
用紙Pが搬送経路を給紙引抜きセンサ117の位置まで搬送されると、給紙引抜きセンサ117が用紙Pを検出してオン状態になる(S1151:Y)。給紙引抜きセンサ117がオン状態になったタイミングは、図5(b)の時刻T2に相当する。CPU301は、給紙引抜きセンサ117がオン状態になった後に、用紙再セットフラグがオン状態であるか否かを確認する(S1161)。
用紙再セットフラグがオン状態である場合(S1161:Y)、用紙Pが手差しトレイ111に載置されてから最初の給紙である。この場合、CPU301は、図5(b)で説明した用紙長検出モードで給紙を行う。CPU301は、用紙長検出モードでトレイ給紙モータ122の駆動停止のタイミングである、図5(b)の時刻T(3−2)を算出する(S1162)。時刻T(3−2)を算出したCPU301は、用紙再セットフラグをオフ状態にする(S1163)。
用紙再セットフラグがオフ状態である場合(S1161:N)、前回の給紙に引き続き手差しトレイ111から用紙Pが給紙される。この場合、CPU301は、図5(b)で説明した通常モードで給紙を行う。CPU301は、通常モードでトレイ給紙モータ122の駆動停止タイミングである。図5(b)の時刻T(3−1)を算出する(S1165)。
CPU301は、S1162又はS1165の処理で算出したトレイ給紙モータ122の駆動停止タイミングになると(S1171:Y)、トレイ給紙モータ122を駆動停止する(S1181)。上記の通り、トレイ給紙モータ122と駆動対象のピックアップローラ113及び給紙分離ローラ114との間にワンウェイクラッチが設けられるため、用紙Pは、給紙引抜きローラ119により引き抜かれる。また、用紙サイズがフリーサイズに設定されている場合、給紙引抜きセンサ117がオフ状態になると、図6(a)で説明したように、用紙長が検出されてRAM303に保存される。用紙サイズがフリーサイズ以外に設定されている場合、図6(b)で説明したように、用紙サイズが不一致であるか否かの判定が行われ、判定結果に応じた処理が行われる。
CPU301は、次の用紙Pに画像形成処理を引き続き行うか否かを判断し、次紙を給紙するか否かを判断する(S1191)。次紙の給紙を行う場合(S1191;Y)、CPU301は、S1131以降の処理を繰り返し行う。次紙の給紙を行わない場合(S1191:N)、CPU301は、画像形成処理の終了を待って処理を終了する(S1195:Y)。一連の処理が終了すると、CPU301は、S1111以降の処理を繰り返し行う。
以上のような本実施形態の画像形成装置は、手差しトレイ111に用紙Pを載置して1枚目の給紙を行う場合に、用紙長検出モードで給紙を行い、ピックアップローラ113の回転時間を制御する。用紙長検出モードで給紙を行うことで、2枚目以降の給紙が続けて行われることが防止される。画像形成装置は、2枚目以降の給紙を、用紙長検出モードで検出した用紙長に基づいて、通常モードで行う。これにより、ピックアップローラ113が用紙後端の近傍まで回転して用紙搬送をアシストするので、レジストローラ116までの用紙Pの搬送を安定して行うことが可能となる。
なお、本実施形態では手差しトレイ111から給紙する場合を例に説明したが、通常の給紙カセットにおいても,同様の給紙制御を行ってもよい。
300…主制御部、111…手差しトレイ、113…ピックアップローラ、114…給紙分離ローラ、117…給紙引抜きセンサ、119…給紙引抜きローラ、122…トレイ給紙モータ、123…給紙引抜きモータ

Claims (10)

  1. 用紙が載置されるトレイと、
    前記トレイから前記用紙をピックアップして搬送する給紙ローラと、
    前記給紙ローラにより搬送された用紙を、画像形成を行うプリント手段へ搬送する搬送ローラと、
    前記トレイ上で用紙の搬送方向の所定の位置に設けられ、前記トレイに載置される用紙の有無を検知するセンサを有し、前記センサの出力に基づいて、前記搬送方向における前記トレイ上の用紙の長さを検出する第1長さ検出手段と、
    前記搬送ローラにより搬送中の用紙の前記搬送方向における長さを検出する第2長さ検出手段と、
    前記トレイに載置された複数の用紙の1枚目の用紙を前記給紙ローラにより搬送する場合、前記搬送ローラが前記給紙ローラから搬送されてきた前記1枚目の用紙の搬送を開始した後のタイミングであり、且つ、前記第1長さ検出手段により検出された長さに応じたタイミングで、前記給紙ローラの回転を停止させ、前記トレイに載置された複数の用紙の2枚目の用紙を前記給紙ローラにより搬送する場合、前記搬送ローラが前記給紙ローラから搬送されてきた前記2枚目の用紙の搬送を開始した後のタイミングであり、且つ、前記第2長さ検出手段により検出された前記1枚目の用紙の長さに応じたタイミングで、前記給紙ローラの回転を停止させる制御手段と、を備えることを特徴とする、
    画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記1枚目の用紙に対しては、前記第1長さ検出手段により検出された前記1枚目の用紙の長さ、前記給紙ローラから前記搬送ローラまでの距離、前記給紙ローラの回転を停止するときの前記用紙の前記後端部分から前記給紙ローラまでの距離、及び前記用紙の搬送速度に応じて、前記給紙ローラを停止させるタイミングを決定し、前記2枚目の用紙に対しては、前記第2長さ検出手段により検出された前記2枚目の用紙の長さ、前記給紙ローラから前記搬送ローラまでの距離、前記給紙ローラの回転を停止するときの前記用紙の前記後端部分から前記給紙ローラまでの距離、及び前記用紙の搬送速度に応じて、前記給紙ローラを停止させるタイミングを決定することを特徴とする、
    請求項記載の画像形成装置。
  3. 用紙が載置されるトレイと、
    前記トレイから前記用紙をピックアップして搬送する給紙ローラと、
    前記給紙ローラにより搬送された用紙を、画像形成を行うプリント手段へ搬送する搬送ローラと、
    前記トレイ上で用紙の搬送方向の所定の位置に設けられ、前記トレイに載置される用紙の有無を検知するセンサを有し、前記センサの出力に基づいて、前記搬送方向における前記トレイ上の用紙の長さを検出する第1長さ検出手段と、
    前記トレイに載置された用紙の前記搬送方向に直交する方向における端部を規制するよう前記搬送方向に直交する方向にスライド可能な規制ガイドを有し、前記規制ガイドの位置に応じて前記搬送方向に直交する方向の長さである用紙の幅を検出する幅検出手段と、
    前記第1長さ検出手段により検出される用紙の長さと前記幅検出手段により検出される原稿の幅とに基づいて決定される用紙の定型サイズを、ユーザの操作により確定させるための操作手段と、
    前記搬送ローラにより搬送中の用紙の前記搬送方向における長さを検出する第2長さ検出手段と、
    前記トレイに載置された複数の用紙の1枚目の用紙を前記給紙ローラにより搬送する場合、前記搬送ローラが前記給紙ローラから搬送されてきた前記1枚目の用紙の搬送を開始した後のタイミングであり、且つ、前記第1長さ検出手段により検出された長さに応じたタイミングで、前記給紙ローラの回転を停止させ、前記トレイに載置された複数の用紙の2枚目の用紙を前記給紙ローラにより搬送する場合、前記第2長さ検出手段により検出される用紙の長さと前記操作手段により確定される用紙の定型サイズから取得される用紙の長さとの差分が所定値未満であれば、前記搬送ローラが前記給紙ローラから搬送されてきた前記2枚目の用紙の搬送を開始した後のタイミングであり、且つ、前記確定された用紙の定型サイズから取得される用紙の長さに応じたタイミングで前記給紙ローラの回転を停止させる制御手段と、を備えることを特徴とする、
    画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1長さ検出手段により検出された用紙の長さと、前記第2長さ検出手段により検出された用紙の長さとの差分が所定の閾値以上であれば給紙を停止することを特徴とする、
    請求項記載の画像形成装置。
  5. 前記検出手段は、前記トレイに載置された用紙を挟持して、前記搬送方向に直交する方向にスライド可能な2つの規制ガイドを有することを特徴とする、
    請求項3または4記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記用紙の搬送方向における1枚目の用紙の後端部分が前記給紙ローラの近傍まで搬送されたタイミングで前記給紙ローラの回転を停止させて、前記搬送ローラに前記1枚目の用紙を前記給紙ローラから引き抜かせて搬送させることを特徴とする、
    請求項1ないし5のいずれか1項記載の画像形成装置。
  7. 前記第1長さ検出手段は、前記トレイに前記用紙の搬送方向において異なる位置に設けられる複数の前記センサを有し、複数の前記センサの出力に基づいて、前記用紙の搬送方向の長さを検出することを特徴とする、
    請求項1ないし6のいずれか1項記載の画像形成装置。
  8. 前記第2長さ検出手段は、前記給紙ローラから前記搬送ローラへ搬送される前記1枚目の用紙を検出する第2センサを有して、前記第2センサが前記用紙を検出している時間と前記搬送ローラによる前記1枚目の用紙の搬送速度とから前記搬送方向における前記1枚目の用紙の長さを検出することを特徴とする、
    請求項1ないし7のいずれか1項記載の画像形成装置。
  9. 前記トレイに載置された複数の用紙を給送する場合、1枚目の用紙の給送が開始されてから前記複数の用紙の最後の用紙が給送されるまで、前記給紙ローラは用紙に接触したままであることを特徴とする、
    請求項1ないし8のいずれか1項記載の画像形成装置。
  10. 用紙が載置されるトレイと、前記トレイから前記用紙をピックアップして搬送する給紙ローラと、前記給紙ローラにより搬送された前記用紙を、画像形成を行うプリント手段へ搬送する搬送ローラと、前記トレイ上で用紙の搬送方向の所定の位置に設けられ、前記トレイに載置される用紙の有無を検知するセンサを有し、前記センサの出力に基づいて、用紙の搬送方向における用紙の長さを検出する第1サイズ検出手段と、前記搬送ローラにより搬送中の用紙の前記搬送方向における長さを検出する第2サイズ検出手段と、を備えた画像形成装置により実行される方法であって、
    前記トレイに載置された複数の用紙の1枚目の用紙を前記給紙ローラにより搬送する場合、前記搬送ローラが前記給紙ローラから搬送されてきた前記1枚目の用紙の搬送を開始した後のタイミングであり、且つ、前記第1サイズ検出手段により検出された長さに応じたタイミングで、前記給紙ローラの回転を停止させ、
    前記トレイに載置された複数の用紙の2枚目の用紙を前記給紙ローラにより搬送する場合、前記搬送ローラが前記給紙ローラから搬送されてきた前記2枚目の用紙の搬送を開始した後のタイミングであり、且つ、前記第2サイズ検出手段により検出された前記1枚目の用紙の長さに応じたタイミングで前記給紙ローラの回転を停止させることを特徴とする、
    給紙方法。
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