JPH0458673A - 記録装置のユーザインターフェース - Google Patents

記録装置のユーザインターフェース

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JPH0458673A
JPH0458673A JP2171980A JP17198090A JPH0458673A JP H0458673 A JPH0458673 A JP H0458673A JP 2171980 A JP2171980 A JP 2171980A JP 17198090 A JP17198090 A JP 17198090A JP H0458673 A JPH0458673 A JP H0458673A
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JP
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button
display
color
area
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Pending
Application number
JP2171980A
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English (en)
Inventor
Takahiro Suzuki
鈴木 高弘
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複写機やファクシミリ装置、プリンタ等の記
録装置のユーザインターフェース(以下、Ulと称す)
に係り、特に、雄にでも簡単に使いこなせるように構築
された記録装置の旧に関するものである。
[従来の技術] 近年、複写機等の記録装置では、コンピュータの導入に
より高度な制御技術、データ処理技術を駆使するように
なったため、利用できる機能も多様化し、またそのため
の機能選択や機能実行の条件設定に多くの且つ種々の操
作が必要になる。オペレータにとっては、覚える操作の
種類が多く、操作が煩雑になるために操作手順の間違い
や誤操作が発生しやすくなる。そこで、できるだけオペ
レータの操作を容易にするために、従来の記録装置にお
いては、UIとしてコンソールパネルが採用されていた
。コンソールパネルには、操作選択のための各種のキー
スイッチやテンキー等の操作手段が設けられ、更にキー
操作による選択、設定状態、操作案内のメツセージを表
示する表示ランプや表示器が設けられている。
ところで、従来のコンソールパネルは、記録装置上面の
手前側に配置されており、そこに各種のキーが集中的に
配置されていたが、多機能化に伴って次のような問題が
生じてきた。即ち、記録装置、例えば複写機に多くの機
能を付加しようとすると、その機能選択および機能実行
の条件設定のためのスイッチや表示部の数が増大するこ
とになるが、その一方、事務スペースのコストが高騰し
ている現状では複写機をコンパクト化して占萄面積を小
さくすることが要求されている。従って、複写機等の記
録装置を多機能化し、更にコンパクト化しようとする場
合、特にキーが集中して配置されるコンソールパネルは
多機能化とコンパクト化が相反し、コンソールパネルを
小さくすることが難しく、コンパクト化に限界が生じる
という問題が生じてきたのである。
それに対して各種のキーをその使用目的に応じて分散し
て配置してなるコンソールパネルも提案されている。そ
の1例を第20図に示す。第20図(a)は複写機を上
から見た図であり、複写機本体802の手前側にはコン
ソールパネルが配置されており、該コンソールパネルは
803と804<7) 二ツ(F) パネル部に分割さ
れている。パネル部803は、表示部およびコピーをと
るために通常よく使用するテンキー等の各種のキーを配
置したパネル部であり、パネル部804は、サービスマ
ンが各種の設定あるいはチェック等を行うときに使用す
るキー等の使用頻度が少ないキーを配置したパネル部で
あって、ユーザを混乱させないようにカバーで覆われて
いる。また、当該複写機はエデイツトパッドを使用して
種々の編集を行える機能を存しており、そのためにプラ
テンカバー805にエデイツトパッド806が組み込ま
れていて、エデイツトパッド806の所望の位置をスタ
イラスペン807で指示することで所望の編集領域を設
定することができるようになされている。図中808で
示す領域は編集を行うための様々な設定を行うためのキ
ーを配置したパネル部であり、編集用の特別なキーであ
るので、通常のコピーを行うために使用するキーとは区
別して配置されている。
以上はUIとしてコンソールパネルを採用した例である
が、白黒(BLACK AND IInITEl  以
下B/Wと称す)の陰極線管(以下CRTと称す)を採
用したUlも提案されている。これは本出願人が特願昭
63−103710号等において提案したものであり、
それを第20図(b)に示す。
第20図(b)はCRTデイスプレィの外観を示す図で
、CRTデイスプレィ901の下側と右側の正面にはキ
ーボードおよびLEDボードが配置されている。
画面の構成として選択モード画面では、その画面を複数
の領域に分割し、その一つとして選択領域を設け、更に
その選択領域を縦に分割し、それぞれをカスケード領域
として各機能を個別に選択設定できるようにしている。
そこで、キーボードおよびLEDボードでは、縦に分割
した画面の選択領域の下側にカスケードの選択設定のた
めのカスケードキー919−1〜919−5を配置し、
選択モード画面を切り換えるためのモード選択キー90
8〜910、その他のキー(902〜904,908.
907,915〜918)およびLED (905。
911〜914)は右側に配置する構成を採用している
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、第20図(a)に示すようにコンソール
パネルを幾つかに分散すれば各キーの大きさ、表示部も
適当な大きさに保つことができるものの、パネルが分散
していることでユーザにとってはかえって煩わしいもの
となる。つまり、複写機を使用するユーザは、当該複写
機の機能、構成を熟知しているわけではなく、コピーが
とれればよいという人もおり、そのような初心者にとっ
てはパネル部が分散され、しかも各パネル部にはそれぞ
れ多くのキーが配置されているとなると、コピーを1枚
とるにしてもどのパネル部のどのキーを操作すればよい
のか迷ってしまうことになる。また、創造的、独創的な
仕事を行うデザイナ−等は複写機の有する編集機能を利
用することが多いので、複写機の操作には比較的習熟し
ているといえるが、このようなユーザにとってみても、
パネルが分散していると操作の手順が不明確で使い勝手
のよくないものである。例えばある編集機能を使用する
場合を考えてみても、どのパネル部からどのような順序
でコピー条件を設定していけばよいのか迷ってしまうこ
とになる。
以上のように、集中化するにしろ、分散するにしろ、コ
ンソールパネルを採用したのでは操作性を向上させるに
は限界がある。
そこで、本出願人は先に第20図(b)に示すようなC
RTデイスプレィを使用した旧を提案した。
CRTデイスプレィは、液晶表示装置等のように視野も
狭くなり、シかも一度に多くの情報を表示でき、非常に
見やすい画面を構成することができるものであるので、
種々の編集を行う場合のように複雑な条件設定が必要な
場合にもユーザを順序よく案内することができるもので
ある。また、表示画面を変更することにより一つのカス
ケードキーを幾つもの用途に使用できるので、ハードキ
ーの数を必要最小限に抑えることができる。
更に、当該CRTデイスプレィは、複写機本体の右奥隅
等の上部に立体的に配置することができるので、旧を考
慮することなく複写機のサイズを設計することができ、
複写機全体のコンパクト化を図ることができる。
また、複写機において、プラテンガラスの高さ、即ち装
置の高さは原稿をセットするのに程よい腰の高さになる
ように設計され、この高さが装置としての高さを規定し
ている。従って、第20図(a)に示すような複写機の
上面に配置されるコンソールパネルは、はぼ腰の高さで
ユーザの手に近い位置にあって操作はしやすいが、機能
選択やコピー実行条件設定のための操作部および表示部
は目から離れた距離に配置されることになる。それに対
して、CRTデイスプレィを採用したUlでは、プラテ
ンより高い位置、即ち、ユーザの目の高さに近い高さに
配置できるので、見やすくなると共に、その位置がオペ
レータにとって下方でなく前方で、かつ右側となり操作
しやすいものである。
以上述べたように、UlとしてCRTデイスプレィを採
用することは非常に宵意義ではあるが、カラーのハード
コピーを得ることができる記録装置にそのまま採用する
ことには問題がある。
即ち、後述するように、本発明に係る記録装置はカラー
コピーを行うことができるものであり、且つ多くの編集
機能を有している。従って、”原稿の所望の領域の色を
他の色に変換したり、原稿全体の色の出具合いを調整す
ることができる。そのとき、実際にコピーを実行してみ
なければ分からないというのではそれだけコピーのコス
トが高いものになってしまうので、何等かの方法でコピ
ーとして出力される色を予め確認できるようになされて
いることが望まれる。
また、第20図(b)に示すUlにおいてはコピー条件
の設定はカスケードキーを操作して表示画面上のカスケ
ードを上下させることにより行うが、そのために場合に
よっては何回もカスケードキーを押下してカスケードを
所望の位置に移動させねばならず、煩わしい場合も生じ
ていた。
本発明は、上記の課題を解決するものであって、多機能
化した小型の記録装置にも適用でき、操作のしやすい記
録装置のユーザインターフェースを提供することを主た
る目的とし、特に、そのためのモジュール構成を提供す
ることを目的とするものである。
[課題を解決するための手段およびその作用コ上記の目
的を達成するために、本発明の記録装置のユーザインタ
ーフェースは、第1図(a)に示す構成となされている
表示手段1はカラーCRTデイスプレィモニタで構成さ
れ、その前面には光学式のタッチボード2が配置されて
いる。このタッチボード2の構成は第1図(b)に示す
ように、例えば、表示手段1の上方および左方にLED
等の赤外線発光素子を配置し、下方および右方に受光素
子を配置する構成とする。
この構成で、いま8で示されるソフトボタンがタッチさ
れたとすると、当該箇所に配置されている受光素子の受
光量が減るので、その縦方向位置と横方向位置とから当
該ソフトボタンの位置を検出することができる。なお、
以下の説明においては。
ソフトボタンをタッチすることを「押す」あるいは「押
下する」と称する。このようなソフトボタンの他に、ハ
ードコントロールパネル3が具備されており、これには
常時押下可能となされる必要があるテンキー スタート
ボタン、割り込みボタン、インフォメーションオン/オ
フボタン、オールクリアボタン、ストップボタン、オー
デイトロンボタン、言語ボタンの各ボタンが取り付けら
れる。
以上の構成により壮快な操作感が得られると共に、ソフ
トボタンとハードボタンに操作内容を効率的に配分した
ので、操作の簡素化を図ることができる。
これらのソフトボタンおよびハードボタンで入力された
情報は表示制御手段4を介して高速通信回線eによりU
lコントローラ5に通知される。
ここで、表示制御制御手段4はυ■コントローラ5から
指示された画面を表示手段1に表示するための、いわゆ
るCRTコントローラの機能を有するだけである。
Ulコントローラ5は、画面ステータスおよびマシン状
態の情報を有しており、どのような画面でどの位置のボ
タンが押下されたかを認識して、次に表示する画面を決
定し、その情報を高速通信回線6を介して表示制御手段
4に通知し、表示手段1に所定の画面を表示させる。ま
た、旧コントローラ5はユーザにより設定されたコピー
モードのチェックを行い、互いに矛盾するモードが設定
されていれば、高速通信回線6を介して表示制御手段4
に通知し、警告メツセージを表示手段1に表示する。更
に、マシンにジャム等のフォールトが生じた場合にも同
様にして対応したメツセージを表示手段1に表示する。
そして、[11コントローラ5は、ハードコントロール
パネル3でスタートボタンが押され、当該ボタンが受付
可能と判断したときには、設定されたコピージョブの内
容を、当該記録装置の全体の動作を統括して管理する制
御手段(図示せず)に通知する。
表示手段1には機能設定領域(以下、バスウェイと称す
。)が表示される。パスウェイは、コピーを実行するた
めに必要不可欠なモードを設定する基本コピーパスウェ
イと所望の編集を行える編集パスウェイに大別され、編
集パスウェイは更に、ユーザの熟練度および本複写機の
有する編集機能により階層化され、互いのバスウェイは
排他的関係となされる。また、基本コピーパスウェイも
必要に応じていくつかに分けられる。
[11コントローラ5はいくつかのソフトウェアモジュ
ールで構成されるが、これらのソフトウェアモジニール
はパスウェイ毎に対応したものとなされ、かつ編集機能
毎のモジュール、領域の制御に関するモジュール等で構
成されている。
以上の構成により、初心者には分かりやすく、熟練者に
は煩わしく無<、シかも最上位のパスウェイでも最小ス
テップで操作が可能なようになされている。また、各パ
スウェイでは統一した操作の仕方を保証し、一つのパス
ウェイでの操作を覚えたユーザは、より上位のパスウェ
イの操作を推測して操作できるようになされている。
[実施例コ 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。以下の実施例では、記録装置の一例としてカラー複写
機を取り上げて説明するが、本発明は以下に説明する実
施例に限定されるものではなく、プリンタやファクシミ
リ、その他の画像記録装置にも適用できることは勿論で
ある。
−仁とΣ」B(1式 まず、本発明が適用されるカラー複写機の全体構成の一
例を第2図に示す。
本発明が適用されるカラー複写機は、複写機本体を構成
するベースマシン30が、上面に原稿を載置するプラテ
ンガラス31、イメージ入力ターミナル(以下、TIT
と称す)32、電気系制御収納部33、イメージ出力タ
ーミナル(以下、IOTと称す)34、用紙トレイ35
、+1136から構成され、その他にエデイツトバッド
61、オートドキュメントフィーダ(ADF) 62、
ソータ63およびフィルムプロジェクタ(以下、F/P
と称す)64を備える。
前記+1T、lOT、旧等の制御を行うためには電気的
ハードウェアが必要であるが、これらのハードウェアは
、IIT、  IITの出力信号をイメージ処理するイ
メージ処理システム(以下、IPsと称す)、[11゜
F/P等の各処理の単位毎に複数の基板に分けられて電
気制御系収納部33に収納されている。
+1T32は、イメージングユニット37、該ユニット
を駆動するためのワイヤ38、駆動プーリ39等からな
り、イメージングユニット37内のCCDラインセンサ
、カラーフィルりを用いて、カラー原稿を光の原色B(
青)、G(緑)、R(赤)毎に読取り、デジタル画像信
号に変換してIPSへ出力する。
IPSでは、原稿画像中に設定された領域のみの画像を
抽出して出力する「抽出(トリム)」、原稿画像中に設
定された領域のみの画像を削除して出力する「削除(マ
スク)」、原稿画像中の所望の色を設定された色に変換
する「色変換」、原稿画像中に設定された領域に対して
設定された色を設定された濃度で色を付ける「色付け」
、第1の原稿の所定の領域の絵柄を第2の原稿の所定の
領域にはめ込んで出力する「はめ込み合成」、予め記憶
されているロゴを設定された位置に出力する「ロゴ挿入
」、「ネガ/ポジ反転」、「鏡像」、等積々の画像編集
処理を行うと共に、前記+1T32のB 、G 、R信
号をトナーの原色Y(イエロー)、C(シアン)、胴(
マゼンタ)、K(ブラック)に変換し、更に、色、階調
、精細度等の再現性を高めるために、種々のデータ処理
を施してプロセスカラーの階調トナー信号をオン/オフ
の2値化トナ一信号に変換し、l0T34に出力する。
10734は、スキャナ40、感材ベルト41を冑し、
レーザ出力部40aにおいて前記IPSからの画像信号
を光信号に変換し、ポリゴンミラー40b1F/θレン
ズ40cおよび反射ミラー40dを介して感材ベルト4
1上に原稿画像に対応した潜像を形成させる。感材ベル
ト41は、駆動プーリ41aによって駆動され、その周
囲にクリーナ41b1帯電器41 CN Y、M、C,
にの各現像器41dおよび転写器41eが配置されてい
る。そして、この転写器41eに対向して転写装置42
が設けられていて、用紙トレイ35から用紙搬送路35
aを経て送られる用紙をくわえ込み、例えば、4色フル
カラーコピーの場合には、転写装置42を4回転させ、
用紙にY、M、C,にの順序で転写させる。転写された
用紙は、転写装置42から真空搬送装置43を経て定着
器45で定着され、排出される。また、用紙搬送路35
aには、シングルシートインサータ(SST) 35 
bからも用紙が選択的に供給されるようになっている。
U136は、ユーザが所望の機能を選択してその実行条
件を指示するものであり、カラーデイスプレィ51と、
その横にハードコントロールパネル52を備え、さらに
カラーデイスプレィ51の前面に赤外線タッチボード5
3を配置して画面のソフトボタンで直接指示できるよう
にしている。ソフトボタン以外にハードコントロールパ
ネル52が配置される理由は次のようである。全てのボ
タンをソフトボタンとすることは可能ではあるが、コピ
ー枚数等の設定を行うためのテンキー コピーの開始、
中断後の再開に用いるスタートボタン、コピーを中断さ
せるためのストップボタン等はいつでも押せる状態にし
ておかなければならず、これらのボタンをソフトボタン
で形成するとなると常時画面上に表示しておかなければ
ならず、その分コピーモード設定のための表示領域が狭
くなってしまい、画面切り換えを頻繁に行うか、ソフト
ボタンのサイズを小さくして必要なボタン数を確保しな
ければならないことになる。しかし、画面切り換えが頻
繁に行われるのではユーザにとっては煩わしいだけであ
るし、ソフトボタンが小さくなると押し難くなり、画面
も見にくくなるので好ましくない。そこで、テンキー 
スタートボタン等の、いつでも押せる状態にあることが
要求されるボタンはソフトボタンとは別に、ハードコン
トロールパネルとして形成しておくのである。以上のよ
うにハードコントロールパネル52のハードボタンと、
カラデイスプレィ51の画面に形成されるソフトボタン
に、操作内容に応じてボタンを効率的に配分することに
より操作の簡素化、メニュー画面の効率的な構成を可能
にしている。
次ニ、ベースマシン30へのオプシヨンについて説明す
る。1つはプラテンガラス31上に、座標入力装置であ
るエデイツトパッド61を載置し、入力ペンまたはメモ
リカードにより、各種画像編集を可能にする。また、既
存のADF62、ソータ63の取付を可能にしている。
さらに、本実施例における特徴は、プラテンガラス31
上にミラーユニット(M/U) 85を載置し、これに
F/PE34からフィルム画像を投射させ、IIT32
のイメージングユニット37で画像信号として読取るこ
とにより、カラーフィルムから直接カラーコピーをとる
ことを可能にしている点である。
対象原稿としては、ネガフィルム、ポジフィルム、スラ
イドが可能であり、オートフォーカス装置、補正フィル
タ自動交換装置を備えている。
本発明が適用されるカラー複写機の全体構成は以上のよ
うであるが、次にUlのハードウェア構成およびその制
御のためのモジュール構成をどのようにすればよいかを
考える。
[113E!を、カラーデイスプレィ51およびその前
面に配置した赤外線タッチボード53との組合せで構成
したソフトボタンと、ハードコントロールパネル52の
ハードボタンとで構成することは上述した通りであるが
、このように構成する理由は次のようである。
どのような複写機においても、コピーを行うに当たって
は、どのようなコピーを行うかに応じて、コピー実行条
件(コピーモード)の設定、および必要なパラメータの
設定を行わなければならない。
これらの設定に際して、ユーザと複写機との間に介在し
、対話を支援するのがUlであり、従って、旧において
は、その操作性が非常に重要なポイントとなる。つまり
、様々な機能を備え、信頼性の高いものであれば、それ
だけ複写機としての評価は高くなるが、それらの機能が
使い難ければ、優れた機能を備えていても価値が極端に
低下して逆に高価なものになってしまい、総合的な評価
も著しく低下することになる。特に、本複写機のように
多くの編集機能を有する複写機においては、機能の選択
やパラメータの設定に多くの操作が必要になり、操作手
順の間違いや誤操作が発生し易くなるのである。
このような観点から、Ulは、複写機が使いやすいかど
うかを大きく左右するファクタとなり、特に、本複写機
のように多機能化された複写機においては尚更のこと、
旧の操作性が問題になる。
それでは、IIIをどのように構成すれば操作性を向上
できるであろうか。
まず、多機能のカラー複写機と言えども、これまでの複
写機と全く異なる操作を特徴とする特許はユーザを戸惑
わせることとなり、非常に使い勝手の悪いものとなるか
ら、ユーザが違和感なく操作できるために、従来の複写
機と同様な操作性を有することが望ましいことは明かで
ある。例えば、倍率100%でA4の用紙に3枚のコピ
ーを行う場合を考えると、倍率設定のボタンあるいはキ
ーの「100%」のボタンを押し、用紙設定のボタンか
らは「A4」のボタンを押し、更にテンキーで「3」を
押してコピーをスタートさせる、というように従来の複
写機と同様に操作できることが重要である。
また、ユーザに対しては、必要なときに必要なだけ情報
を与えることが重要である。余分な情報はユーザを混乱
させるだけでなく、誤操作の原因になるからである。
更に、操作部は一箇所に集中させることが望ましい。操
作部を分散させるとユ・−ザはあちこちを見なければな
らないので煩わしいぼがりでなく、操作手順も不明確に
なるからである。
また、本カラー複写機は初心者から熟練者までを対象と
しているものであり、しかもユーザの熟練度によって使
い方が異なるので、 Ulとしては、種々のユーザの使
い方に対応した操作性を有する必要がある。つまり、単
にコピーをとるような場合には、倍率、用紙、カラーか
白黒か、というような基本的なコピーモードだけを指示
すれば足りるようにし、高度の編集を行う場合には、煩
わしさを解消するために目的指向の操作性を有するよう
にすることが望ましい。
以上の要求を全て満足させるものとして、本複写機にお
いては、Ulの表示装置としてはカラーCRTデイスプ
レィを用い、モードあるいはパラメータの選択手段とし
ては赤外線を使用した光学式のタッチボードを採用する
ことにしたのである。
この構成によれば、例えば、倍率を100%にしたい場
合には、表示画面の倍率の欄の「100%」と表示され
ているソフトボタンを直接押せばよく、これは従来のコ
ンソールパネルのハードボタンを押すのと同じ操作感を
存するものである。タッチボードとしては感圧式のもの
も知られているが、これは実際にある程度の力で押す必
要があるのに対して、光学式のものは赤外線を指その他
のもので遮るだけでよいので、操作感が優れているもの
である。
また、C)ITデイスプレィでは表示画面を所望の様式
に構成できるので、必要な時に必要なだけの情報をユー
ザに与えることができ、更に、表示画面を適宜切り換え
ることで情報の関連、あるいは操作手順を明確に示すこ
とができるので、ユーザを正しく導くことができるもの
である。
このことで、目的指向の操作性も達成できる。
目的指向の操作性というのは、例えば、 「はめ込み合
成」を行う場合を取り上げて説明すると次のようである
。 「はめ込み合成」を行うには、まず、原稿A中の設
定された領域aに対して「抽出」を施してコピーし、次
に原稿Bの設定された領域すに対して「削除」を施し、
更に、原稿Aの領域aを原稿Bの領域すに拡大または縮
小してはめ込むというように、いくつかの編集処理を行
わねばならない。 「はめ込み合成」に限らず他の編集
においてもこのようないくつかの作業が必要になること
がある。このようにいくつかの編集処理を連続して行わ
ねばならない場合、従来はどのような編集処理が必要か
をいちいち確認し、それらの作業を一つ一つ行っていた
。しかし、これは非常に煩わしく、必要な編集処理が一
つでも欠落すると所望の編集作業を行えなくなる。それ
に対して、例えば、 「はめ込み合成」等の編集項目を
画面上に表示し、当該ソフトボタンを押すことで、画面
を切り換えたり、あるいはポツプアップ画面を表示する
ことで、当該編集を行うには、何を設定すればよいかを
案内するようにすれば、従来のような煩わしさは解消さ
れ、誤操作が生じることもなくなる。これが目的指向の
操作性であり、容易に且つダイレクトに操作を行うこと
ができるものである。
更に、カラーCRTデイスプレィを使用するので、見栄
えのよい画面を構築できるだけでなく、色を効果的に使
用することで、ユーザに対して情報を強く印象付けるこ
とができ、その結果、より正確に、より迅速にユーザに
情報を伝達することができる。また、本複写機はカラー
コピアであるから、色調の調整、色変換などの色に関す
る機能を有しているが、これらの機能を使用する際に、
出力されるコピーの色がどのようになるかを画面上で確
認することもできるものである。
以上述べたように、カラーCRTデイスプレィと光学式
タッチボードとを組み合わせることにより、初心者には
分かりやすく、熟練者には煩わしくなく、一箇所でしか
もダイレクトにコピーモードの設定を行うことが可能な
Ulを構築することができるのである。
CUIの  ・け カラーデイスプレィ51およびハードコントロールパネ
ル52は、第3図(b)に示すようにベースマシン30
上に直接でなく、支持アーム54を介してその上に取り
付けられている。このようにスタンドタイプのカラーデ
イスプレィ51を採用するとベースマシン30の上方へ
立体的に取り付けること゛ができるため、特に、カラー
デイスプレィ51を第3図(a)に示すようにベースマ
シン30の右奥隅に配置することによって、従来のよう
にコンソールパネルの大きさあるいは位置を考慮するこ
となく複写機のサイズを設計することができ、装置のコ
ンパクト化の一助となるものである。
カラーデイスプレィ51のサイズは必要に応じて選択で
きるが、複写機本体に取り付ける必要があるので、あま
り大きすぎるのは重量の点で問題があるが、その一方、
ソフトボタンを適当な大きさに表示でき、かつ必要な情
報を見やすく配置するためには、画面にはある程度の大
きさが必要であるので、12インチ程度のものを使用す
るのが望ましい。また、カラーデイスプレィ51の筐体
内部には、カラーブラウン管は勿論として、その他にも
電源基板、カラーCRTを駆動するための回路を搭載し
た基板等の種々の基板が配置されている。
ところで、複写機において、プラテンの高さすなわち装
置の高さは、原稿をセットするのに程よい腰の高さにな
るように設計され、この高さが装置としての高さを規制
している。従来のコンソールパネルは、複写機の上面に
取り付けられるため、はぼ腰の高さで手から近い位置に
あって操作としではしやすいが、目から結構離れた距離
に機能選択や実行条件設定のための操作部および表示部
が配置されることになる。それに対して本複写機のUl
では、第3図(b)に示すようにプラテンより高い位置
、すなわち目の高さに近くなるため、見やすくなると共
にその位置がオペレータにとって下方でなく前方で、且
つ右側になり操作もしやすいものとなる。しかも、カラ
ーデイスプレィ51の取り付は高さを目の高さに近づけ
ることによって、支持アーム54の部分を旧の制御基板
やメモリカード装置、キーカウンター等のオプシeンキ
ットの取り付はスペースとしても有効に活用できる。
従って、メモリカード装置を取り付けるための構造的な
変更が不要となり、全く外観を変えることなくメモリカ
ード装置を付加装備でき、同時にカラーデイスプレィ5
1の取り付は位置、高さを見やすいものとすることがで
きる。カラーデイスプレィ51は、所定の角度で固定し
てもよいが、角度を変更できる構造を採用してもよいこ
とは勿論である。
デイスプレィ 次に、画面をどのように構成にすれば操作性の良好な■
1を構築できるかを考えてみる。
Ulにカラーデイスプレィを採用する場合においても、
多機能化に対応した情報を提供するにはそれだけ情報が
多くなるため、単純に考えると広い表示面積が必要とな
り、コンパクト化に対応することが難しくなるという側
面を持っている。また、コンパクトなサイズのデイスプ
レィ装置を採用すると、必要な情報を全て1画面で提供
することは表示密度の問題だけでなく、ユーザに対して
見やすく分かりやすい画面を提供するということからも
難しくなる。
従って、本複写機のU[のように、コンパクトなサイズ
のカラーデイスプレィを使用して、見やすく分かりやす
い画面を提供するには種々の工夫が必要になる。
さて、本複写機は種々の編集機能を備えるカラー複写機
であるから、Ulで設定するコビーモードとしでは、4
色フルカラーを行うか、3色カラーとするか、あるいは
白黒コピーを行うかというカラーモードの設定、用紙サ
イズの設定、倍率の設定等のコピーを行うについて必要
不可欠な基本的なコピーモードの設定に加え、編集機能
を使用する際には、使用する編集機能の指示、およびそ
れに必要なパラメータを設定しなければならない。
しかし、画面サイズは12インチ程度であるから、それ
らの情報の全てを一画面に表示することは不可能であり
、また得策でもない。なぜなら、表示される情報が多く
なる程画面は見にクク、分かり難くなるばかりでなく、
設定すべき項目が多くなるから初心者に対して無用の混
乱を生じさせることにもなる。
従って、コピーモード設定を行う画面は、いくつかに分
ける必要があることになるが、その分は方としては、ま
ず、基本的なコピーモード(以下これを基本コピーモー
ドと称す)についての設定を行える画面を設けることが
望ましいことが分かる。つまり、基本コピーモードは、
設定されないとコピーが実行できないというモードであ
るから、単にコピーを行う際には勿論のこと、編集機能
を使用する際にも必要だからである。
ところで、基本的なコピーモードとしては、上述したカ
ラーモード、用紙サイズ、倍率の他にも、濃度調整、カ
ラー調整、コントラスト調整等も含まれる。しかし、カ
ラーモード、用紙サイズ、倍率、そしてソータ装着時の
ソータの使用の有無の設定は本質的に基本的な設定条件
であるのに対して、その他の濃度の調整、カラー調整、
コントラストの調整等は必要に応じて行えばよい項目で
あるので、これらの項目を設定する画面を分けるように
する。
このように画面を分けることにより、基本的設定条件で
あるカラーモード、用紙サイズ、倍率、そしてソータ装
着時のソータの使用の有無の設定は、一つの画面で行え
ることになり(以下、この画面を基本コピー画面と称す
)、また、濃度の調整等を行いたいときには別の画面を
呼び出して所望の調整、設定を行うことができる。
また、ポツプアップ画面表示を行うことも宵効である。
例えば、倍率設定を考えた場合、頻繁に使用されるのは
自動倍率と100%であるが、それ以外にも適宜拡大、
縮小が要求される場合があり、更に、本複写機のように
原稿の縦方向、横方向をそれぞれ別の倍率でコピーでき
る偏倚機能をも有している場合には偏倚を行うか否かの
選択も行わねばならないが、これらの設定を基本コピー
画面内で行えるようにすると表示すべきソフトボタンの
数が多くなって画面表示が煩雑になる。そこで、基本コ
ピー画面では倍率設定のソフトボタンとしては、自動倍
率、100%、任意倍率というの3種類程度にして、任
意倍率が選択された場合にはポツプアップが開いて所望
の倍率を設定できるようにしておくのがよい。
以上のように、適宜画面を分け、更に適宜ポツプアップ
表示を採用することによって初めて「必要なときに必要
な情報だけ」をユーザに対して与えることができ、余分
な情報は隠れていて必要に応じて呼び出せるので、ユー
ザを混乱させることはなく、以て、操作性の良好なUl
を構築することができるのである。
以上、基本的なモードの設定に関して説明したが、次に
、編集機能の設定に関して説明する。
編集機能を設定するには、次の二つの考え方がある。
一つは、複写機の有する編集機能の全てを表示し、その
中から所望の編集機能を選択させるようにすることであ
り、もう一つは、ユーザの熟練度、および編集機能に応
じていくつかの階層に分けることであり、本複写機では
後者を採用している。
その理由の一つとしては、前者によれば目的指向の操作
性が達成できないことがあげられる。つまり、 「はめ
込み合成」を例にとれば、前者では原稿Aの所定領域の
抽出、原稿Bの所定領域の削除等を一つ一つ順序よく行
わなければならないのに対して、後者では、 「はめ込
み合成」のソフトボタンを配置することによりダイレク
トに「はめ込み合成」の選択を行うことが可能となるか
らである。また、ユーザには編集に熟練している者もい
ればそうでない者もおり、それぞれの熟練度によって同
じ編集機能でもその使用方法が異なる場合がある。例を
あげれば次のようである。いま、原稿の所定の領域の背
景に所定の色で「色付け」を行う場合を考えると、当該
領域の指定の仕方としては、まず原稿中の所望の領域を
所定の色のマーカペンで囲むようにすることが考えられ
る。これハ、予メベースマシンに当該マーカペンの色を
認識させておいて自動的に閉ループを検出するようにし
ておけば、当該閉ループで囲まれた領域に指定された色
、指定された濃度で色付けすることができる。これは一
番簡単な領域指定の方法であり、編集を覚えたばかりの
ユーザでも容易に行うことができる。しかし、マーカペ
ンを使用する方法は、原稿にマーカペンで閉ループを書
き込むことになるから、原稿を汚してしまうことになる
。それを避けるためにはエデイツトパッドを使用して所
望の領域を指定することになるが、この方法ではエデイ
ツトパッドで所望の領域の座標を入力しなければならな
いので、操作の手数が増えると共に、座標を入力するに
ついては、やはりある程度の熟練が必要であるので、上
述したマーカペンを使用する方法よりは高度の編集機能
といえる。
更に、色付けを行うにとどまらず、当該領域に抽出等そ
の他の編集機能をも同時に施したいという場合がある。
この場合には操作はより複雑になるので、使いこなすに
は相当な熟練度を要するものになる。
このように、編集機能の中には、ユーザの熟練度によっ
ては使いこなすのに非常な困難を伴うものもあるのであ
って、従って、編集機能をいくつかの段階に分け、階層
化することが望ましいことが分かる。また、このことで
、 「必要なときに必要なだけの情報をユーザに与える
」という本複写機のUlの目的を達成できるのである。
つまり、簡単な編集を行いたい場合にはそれに応じた画
面を表示して所望の編集機能を選択し、必要なパラメー
タを設定するだけでよく、その他の余分な情報は表示さ
れることがな(、ユーザに無用な混乱を生じさせること
が無いからである。
また、編集機能を階層化することによって、ソフトウェ
アが作り易くなるという利点もある。即ち、編集機能を
一纏めにすると分岐が非常に多くなり、ソフトウェア作
成上非常な困難を伴うことになるが、編集の種々の機能
を類似な機能で分けて階層化すると分岐の数が少なくて
済むので、その分ソフトウェアの作成が容易になるので
ある。
以上述べたように、コピーモードの設定を案内する画面
としては、基本コピーモードと編集モードに大別し、更
に基本コピーモードと編集モードのそれぞれを適宜階層
化することにより、情報を正確に、必要なときに必要な
だけ、ユーザに伝達できるようになるので、誤操作が生
じることもなく、使い勝手のよいUIを構築することが
できるのである。
次に、基本コピーモードと編集モードのそれぞれをどの
ように階層化し、各階層にどのような設定項目を設ける
べきかが問題となるが、基本コピーモードとしては、上
述したようにカラーモード、用紙サイズ、倍率、ソータ
を一組とし、それ以外のコピー濃度調整等は別とする。
また、編集モードを幾つに階層化するかは適宜決定でき
るが、ユーザの熟練度に応じて、例えばマーカペンを使
用する段階、エデイツトパッドを使用して一つの編集機
能だけを行える段階、そして、全ての編集機能を使用で
きる段階の少なくとも3段階とするのがよい。
パスウェイおよ そのレイアウト 次に、画面をどのようにレイアウトすればよいかが問題
となる。
まず、上記のように編集機能あるいはモードの設定項目
を階層化した場合、各階層毎の表示領域を設けなければ
ならないことは明かである。しかも、どの階層において
も最小ステップで所望のモードが設定できるように、各
階層の表示領域には当該階層において基本的な項目につ
いてのみ表示し、それ以外はポツプアップ表示とするの
がよい。
また、各階層の表示領域はいつでも表示できるようにし
ておく必要がある。編集を行いたいときにはいつでもす
ぐに所望の編集を行える階層の表示領域を呼び出せなけ
れば操作性の点で問題があるからである。
これらの表示領域は、各階層毎に機能を選択する領域、
即ち機能選択領域であり、これがパスウェイである。
以上の考察に基づいて、本複写機においては次のパスウ
ェイを設けることにした。以下、本複写機で採用したパ
スウェイを図面と共に説明する。
フ −チ 一パスウェイ 第4図(a)に示すものは、基本フィーチャーパスウェ
イを表示している画面であり、まずこの画面を用いて全
体的な画面のレイアウトを説明する。
第4図(a)に示すように、表示画面はメツセージエリ
アAとパスウェイBに2分されている。メツセージエリ
アAは、スクリーンの上部3行を用い、第1ラインはス
テートメツセージ用、第2ラインから第3ラインは機能
選択に矛盾がある場合のその案内メツセージ用、装置の
異常状態に関するメツセージ用、警告情報メツセージ用
として所定のメツセージが表示される。また、メツセー
ジエリアAの右端は設定枚数およびコピー枚数を表示す
るためのエリアとして使用され、テンキーにより入力さ
れたコピーの設定枚数やコピーされた枚数が表示される
バスウェイBは、各種機能の選択を行う領域であって、
基本フィーチャー アゾイドフィーチャコピークォリテ
ィ、ツール、マーカー編集、ビジネス編集、クリエイテ
ィブ編集、フリーハンド編集の各パスウェイを持ち、各
パスウェイに対応してパスウェイタブCが表示される。
パスウェイBには、選択肢であって押すことにより機能
の選択を行うソフトボタンD1 選択された機能に応じ
て変化してその機能を表示するアイコン(絵)El 縮
拡率を表示するインジケーターF等が表示される。また
、各バスウェイは、操作性を向上させるために必要に応
じてポツプアップを持ち、ソフトボタンDを押すとポツ
プアップが開かれるものには図中「△」で示されるポツ
プアップマークGが付されている。そして、パスウェイ
タブCを押すことによってそのバスウェイをオープンで
きるので所望のバスウェイをいつでも必要なときに表示
することができるようになされている。
さて、基本フィーチャーパスウェイでは、コピーを実行
する際に必要不可欠なモードであるカラーモード、用紙
サイズ、倍率、ソータの各項目についてのモード設定を
行う。
カラーモードは、T、I、C,にの4色のトナーにより
コピーをとるフルカラー、Kを除いた3色のトナーによ
りコピーをとる3パスカラー、通常の白黒コピーを行う
黒、そして赤/黒の選択肢を持ち、電源投入時等に自動
的に選択されるデフォルトはユーザが任意に設定できる
ようになっている。赤/黒モードは、赤と黒だけを使用
してコピーするモードで、原稿の黒の部分を赤に変換し
たり、原稿の赤の部分を削除したり、赤で色付けを行っ
たりする場合に使用するモードであり、当該界/黒モー
ドを選択してコピーをスタートさせれば原稿の赤い部分
はより赤く、黒い部分はより黒くなるので、いわゆるジ
ェネレーシeンコピーを行うコトもできるものである。
用紙サイズは、自動用紙選択(APS)、)レイ1.2
.3の選択肢を持ち、デフォルトはAPSである。
倍率は、100%、用紙が選択されている場合にその用
紙サイズと原稿サイズから倍率を設定する自動倍率選択
(ムMS)、バリアプル(任意倍率)の3つの選択肢を
持ち、インジケーターFには設定された倍率または算出
された倍率が表示される。バリアプルボタンにはポツプ
アップマークが付されているので、任意倍率が選択され
た場合にはポツプアップが表示され、そこで倍率を所定
の範囲を所定のステップで、例えば50%〜400%の
範囲を1%刻みで設定することができるようになされて
いる。
このように、特定の機能に対する詳細な設定情報はポツ
プアップ・表示を行うこととし、必要に応じてポツプア
ップを開くようにすれば、バスウェイの画面表示を見や
すく、簡素なものになり、且つ最小限必要な情報だけを
表示することができるので、ユーザを正確に誘導するこ
とができるものである。なお、デフォルトは例えば10
0%とするととができる。
ソータは、コピーをトップトレイに出力するか、ソータ
を使用するかの選択を行う項目である。しかし、このソ
ータの項目は常時表示されるのではなく、ソータが装着
されていない場合には表示されず、見えない状態になさ
れる。ソータが装着されていない場合には出力される箇
所はトップトレイに限られ、ソータを使用するか否かの
選択を行う必要はないからであり、これによりユーザは
余分な情報を与えられることはなく、誤操作の発生を避
けることができるのである。
以上が基本フィーチャーバスウェイにおけるモード設定
であり、これだけのモード設定で何の編集も施さない通
常のハイファイコピーを行うことができる。
さて、基本フィーチャーバスウェイに限らず、後述スる
その他のパスウェイにおいても同様であるが、表示すべ
きメニューをどのように配置するかは重要な問題である
。つまり、第32図からも容易に理解できるように、ソ
フトボタンを押ス場合にはどうしても自分の手や腕で画
面を隠してしまうことになる。従って、各パスウェイに
設けられるメニューは、単に配列しておけばよいという
ものではなく、左側または右側から順序よく選んでいけ
ば理想的な順序でモード設定できるように配列する必要
がある。例えば、カラーモード、用紙サイズ、倍率、ソ
ータの項目を配置する場合には、本複写機はカラー複写
機であることから、まずカラーモードが選択されること
が望ましく、次にはどのサイズの用紙にどのような大き
さでコピーするのか、そしてコピーした用紙をどこに出
力するのか、という用紙搬送路に沿った順序で設定を進
めて行けば、順序よく必要なモード設定を行えることが
分かる。第4図(a)の基本フィーチャーバスウェイに
おけるメニューの配列が上記の考察に基づいてなされて
いることは明らかであろう。
そして、右利きのユーザの場合には画面の右側が隠れ、
左利きの左側の画面が隠れることになるから、右利きの
ユーザに対しては第4図(a)に示すように左側から順
番に設定していけばよいようにし、左利きのユーザに対
しては第4図(a)とは逆の配置として、右側から順番
に設定していけばよいように表示を切り換え可能にして
おくことも有効である。
しかし、選択の順序に優先度を設けることは適当ではな
い。ある順序でしかモード設定ができないとすると、ボ
タンを押しても機能しない場合があることになり、かえ
ってユーザに混乱を生じさせることになるからである。
アゾ ドフ −チ −バスウェイ アブイドフィーチャーパスウェイを第4図(b)に示す
当該バスウェイは、編集モードではなく基本的なモード
には属するが、基本フィーチャーバスウェイに設けられ
ているような、設定されなければコピーを行うことがで
きないというモードではなく、必要に応じて設定すれば
よいモードを一纏めにした機能設定領域であり、第4図
(b)に示すように、コピーポジシロン、ブックコピー
、FOP、  ページプログラミング(Exeptlo
n Pages)の各項目について設定するようになさ
れている。
コピーポジシロンは、コピー像のセンターを用紙のセン
ターに合わせるオートセンター、用紙先端からコピーイ
メージの先端までの幅を、例えばθ〜30龍の範囲内で
1mm刻みでコピーの上下左右にマージンを設定できる
マージンシフト、コピー像のコーナーを指定された用紙
のコーナーに合わせるコーナーシフトの3つの選択肢を
有しており、マージンシフトで設定するマージンの量は
ポツプアップ画面で行うようになされている。なお、デ
イフォルトはオートセンターとするのがよい。マージン
を設定する必要が生じるのは特別な場合だからである。
ブックコピーは、書籍をコピーする際に使用するモード
で、ノーマル、サイドA1  サイドB1  サイドA
&Bの4つの選択肢がある。/−マルは書籍を見開きに
して通常のコピーを行うものであり、サイドAは見開き
の片側、例えば右側(または左側)だけをコピーするも
のであり、サイドBは同様に見開きのもう一方の側、例
えば左側(または右側)だけをコピーするものであり、
サイドA&Bは頁連写とも称されるもので、見開きの各
員をそれぞれ1枚の用紙にコピーするものである。
F/Pは、各種フィルムからコピーをとるモードであり
、オフとオンの2つの選択肢を有し、オンボタンを押す
とポツプアップが開いて、フィルムプロジェクタを使用
する際に必要な種々のパラメータ、例えばフィルムのサ
イズ、ネガ/ポジの区別等の設定を行えるようになされ
ている。
ページプログラミングは、表紙、裏表紙、台紙の挿入お
よび頁毎のカラーモードの設定変更、用紙を供給するト
レイの変更を行う機能である。
コピークォリティパスウェイ 当該パスウェイは、第4図(C)に示すように、コピー
濃度、カラー調整、シャープネス、コントラストという
コピー画質に関する種々の調整を行うためのパスウェイ
であり、基本的なモードには属するが、コピーを行う際
の絶対的条件ではなく、必要に応じて行えばよい事項で
あるので、基本フィーチャーパスウェイとは別のパスウ
ェイで設定するようになされている。
コピー濃度は、自動と手動の2つの選択肢を有している
。自動は白黒原稿に対して自動濃度調整を行うボタンで
あり、手動ボタンは、選択されるとポツプアップが開き
、例えば7ステツプ程度の濃度コントロールを行えるよ
うになされている。
カラー調整は、自動カラー調整を行う自動、押されると
ポツプアップが開いて、C,M、Y、R,B、Gの6色
の内の任意の色を減色できるカラーサプレッション、そ
して、押されるとポツプアップが開いて、C、M 、Y
 、にのバランスを任意に調整できるカラーバランスの
3つの選択肢を存している。
シャープネスは、標準(Normal)と、ポツプアッ
プにより原稿の種類および7ステツプのシャープネスコ
ントロールができる手動の2つの選択肢を備えている。
コントラストは、標準と、ポツプアップにより7ステツ
プのコントラストコントロールが行える手動の2つの選
択肢を備えている。
(E−マーカー  パスウェイ マーカー編集パスウェイは、マーカーというツールを用
いて独自性のある使い方を提案するもので、マシンが認
識できる色のマーカーで直接原稿の所望の領域を囲み、
コマンドを指定するだけで簡単な編集加工を行うことが
できる。
当該パスウェイで行える編集機能としてどのようなもの
を備えるようにするかは任意であるが、もっとも初歩的
な編集を行うバスウェイであるので、例えば第4図(d
)に示されているように、 「抽出(トリム)」、 「
削除(マスク)」、「色付け(メツシュ)」、「黒→色
変換」の4つの編集機能を備える程度で十分である。
また、当該パスウェイは簡単な操作で編集が行えること
、従って編集機能を覚えたての初心者でも誤操作なしに
行えることを目的とするので、1原稿に対して1編集機
能だけが設定可能とするのがよい。即ち、マーカーで複
数の領域が設定されたとしても、それらの複数の領域に
対しては一つの編集機能だけしか設定できないようにす
るのがよい。後述するように、より高度な編集を行うユ
ーザのためには、別のパスウェイが準備されているから
である。これが編集機能を階層化したことの特徴である
。しかし、マーカーの色は1色に限定されるものではな
いから、例えば、青と赤のマーカーでそれぞれ異なる編
集を行わせるようにすることは可能であり、有用でもあ
る。
更に、当該バスウェイでは、原稿を白黒の文書として取
り扱うようにするのがよい。実際、白黒文書において、
抽出、削除等の編集は有用であるし、また白黒文書にお
いてはマーカーの色を容易に判断でき、イメージの有無
、即ち白か黒かをも容易に判断できるので、設定された
領域の判断および色付けを行う際の背景の判断も容易で
ある。
このことはまた階層化することによってはじめて得られ
る特徴である。つまり、カラー原稿に対する編集と白黒
原稿に対する編集とを別の階層とすれば、白黒原稿、カ
ラー原稿の特徴を生かした設計ができると共に、ユーザ
にとっても明確な目的意識を持ってコピーを行うことが
できるからである。
E−5ビジネス  バスウェイ マーカー編集バスウェイでは白黒文書を対象としたが、
このバスウェイではカラー文書を対象とし、高品質のオ
リジナルを容易に、且つ素早くできるようにすることを
目的としている。また、マーカー編集における領域の設
定は、直接原稿にマーカーで色を塗ることで行うのに対
して、ビジネス編集ではエデイツトパッドを用いて設定
するので、原稿を汚さなくて済むという利点がある。
従って、カラー原稿を対象としているので使用できる編
集機能も多く、エデイツトパッドを使用するので操作も
複雑になるが、マーカー編集よりは高度の編集を行うこ
とができるものである。
ビジネス編集バスウェイの画面表示の例を第4図(e)
に示す。第4図(e)においては、 「抽出」、「削除
」、「色付け」、「黒→色変換」、「ロゴ挿入(Log
o Type) J、 「ペイント1」の6種の編集機
能が備えられていると共に、エデイツトパッドで設定し
た領域またはポイント位置の修正、および領域に設定す
る編集機能を修正するためのコレクシヨン(Corre
cHon)機能が設けられている。
抽出、削除、色付け、および黒→色変換はマーカー編集
にも備えられている機能であるが、第4図(d)と比較
すれば分かるように、ビジネス編集バスウェイでは全て
の編集機能についてポツプアップが開くようになされて
いる。これはマーカー編集ではマーカーで所望の閉ルー
プを描けば領域を設定できるからポツプアップを開く必
要はないのに対して、ビジネス編集ではエデイツトパッ
ドで領域を設定する必要があるからである。例えば、色
付けを押すとポツプアップが開き、エデイツトパッドに
よる領域の設定、色付けの色の設定および当該色の濃度
設定ができるようになされている。
また、ビジネス編集はマーカー編集と差別化するために
次のようになされる。即ち、マーカー編集では領域はい
くつでも設定できるが、全ての領域に対して一つの機能
を共通にしか設定できないようになされているのに対し
て、ビジネス編集では各領域毎に異なる機能を設定でき
るようにするのである。例えば、二つの領域を設定した
として、一つの領域には色付は機能を設定し、もう一つ
の領域には削除機能を設定することができるようにする
のである。
これにより、マーカー編集より高度な編集を、マーカー
編集と同様な簡単な操作で行うことができるのである。
ロゴ挿入は、指定されたポイントにシンボルマークのよ
うなロゴをコピーできる機能であり、ポツプアップによ
り、ロゴの種類、挿入位置、挿入方向の3つのパラメー
タを設定するようになされている。ロゴのパターンをい
くつ持たせるようにするかは、その必要性、ROMの容
量等を勘案して任意に設定できるものである。また、挿
入方向は縦置き、横置きの2種類で十分であるが、必要
なら斜め方向に挿入できるようにしてもよいことは明か
であろう。
ペイント1は、原稿上に存在する閉ループ内の1点を指
示することにより当該ループ内を所望の色、所望の濃度
で塗りつぶす機能であり、設定領域内を塗りつぶす点で
は色付けと同様であるが、色付けがエデイツトパッド上
で設定した領域内を塗りつぶす機能であるのに対して、
ペイント1は原稿上の閉じた図形の中のポイントを指示
することで当該間じた領域内を塗りつぶす点で異なって
いる。設定された各領域に対する塗りつぶす色およびそ
の濃度の設定はポツプアップにより行うようになされて
いる。色は8標準色、8登録色の計16色から選択可能
で、濃度パターンは4パターンが用意されている。ルー
プの数をどれだけ設定可能とするかは任意である。
コレラ21フ機能は、領域のサイズの修正、削除、ポイ
ントの位置の修正、および各領域に設定した機能の確認
、修正を行うものであり、当該ボタンが押されるとポツ
プアップが開いて、設定領域、設定ポイントの削除、変
更、編集機能の変更を行うことができる。
フレクション機能が設けられている理由は次のようであ
る。つまり、ビジネス編集では多くの領域にそれぞれ異
なる編集機能を設定できるので、領域のサイズや設定す
べき機能を誤ることもあり、従ってコピーをスタートさ
せる前に領域のサイズと、当該領域に設定した機能を確
認したい場合があるので、このコレクシーン機能が設け
られているのである。
フリーハンド  バスウェイ ビジネス編集バスウェイにおいては、編集機能を設定す
る各領域は矩形であるが、このフリーノ\ンド編集パス
ウェイにおいては、エデイツトパッド上で任意の多角形
またはループ(閉曲線)をなぞることで任意の形状(自
由形)の領域を設定することができる。勿論、常にエデ
イツトパッドで任意の形状の領域を設定できるようにす
ることも考えられるが、自由形を用いるのは特殊な、高
度の編集である場合が多く、また、所望の自由形を描く
のには熟練度を要することもあり、更に、通常の編集で
は領域は矩形が設定できれば十分であるので、独立した
バスウェイとして、自由形が必要である場合に限って使
用できるようになされているのである。
フリーハンド編集でどのような編集機能を行えるように
するかは任意に決定できるが、 「抽出」、「削除」、
「色付け」、「黒→色変換」の4種程度の編集機能を備
えれば十分である。これらの機能の内容は、設定される
領域が自由形であることを除いてマーカー編集で述べた
と同様であり、また、パスウェイの画面は全ての機能に
ついてポツプアップマークが付される点で第4図(d)
に示すマーカー編集バスウェイと異なるだけである。
−7クリエイティブ  パスウェイ このバスウェイは、デザイナ−コピーサービス業者、キ
ーオペレータ等の熟練者を対象にしたバスウェイであり
、本複写機が備えている全ての編集機能を含んだ、編集
の最上位にあるパスウェイである。従って、原稿は全て
フルカラー原稿として取り扱われる。また、これまで述
べてきた。s11スウェイのように1領域1機能では高
度な編集は行えないので、1領域に対して複数の機能を
設定できるようになされている。
クリエイティブバスウェイは第4図(f)に示すように
、 「抽出ハ 「削除」、 「部分移動(マスク/シフ
ト)ハ 「すかし合成(コピーオンコピー)ハ 「ロゴ
挿入」、「はめ込み合成(夏■ageCo■posit
ion) Jという、いわばイメージの切り貼りに関す
るカット/ペーストコラム、 「ペイント1ハ 「ペイ
ント2」、「色変換」、「色付はハ「カラーモード」と
いう色の処理に関するカラーコラム、 「リピート」、
「鏡像ハ 「ネガポジ反転」、 「拡大連写(Mult
i Page Enlargement) Jというイ
メージに特殊な効果を与えるマ二ビュレートイメージコ
ラム、モして「カラーバランス」、「コピークォリティ
」という画質調整に関するイメージクォリティコラムの
4つのコラムからなっている。
このようにクリエイティブバスウェイにおいては多くの
選択肢が有り、従って表示面積との関係で上述したバス
ウェイとは異なってアイコンも表示されないが、当該バ
スウェイを使用するのはキーオペレータ、デザイナ−等
の熟練者であるから機能名を表示すれば足りるのである
。また、熟練者にとっては選択肢が多くても迷うことは
なく、一つ一つの操作を導く必要はないが、かといって
画面の切り換えが多くなると誤操作が生じる機会が多く
なるので、ポツプアップをできる限り少なくして、最小
ステップで目的とする編集モードを設定できるようにす
る必要がある。
以下に各機能について簡単に説明する。
部分移動は、原稿の所定領域を削除すると共に、所望の
領域の画像を所望の位置に移動させる機能である。この
機能は、削除と移動という二つの機能をパッケージした
もので、一つのソフトボタンを押すことで簡単にパッケ
ージ機能が設定でき、このことにより目的指向の操作性
を達成することができるのである。
すかし合成は、第1の原稿をコピー後、用紙を転写装置
上に保持し、引続き第2の原稿を重ねてコピーする機能
である。この機能も、二つの原稿をコピーして合成する
という、引続き行われるべきいくつかの機能をパッケー
ジすることが可能であるので、目的指向性の操作性に沿
うものでことは明かであろう。
ペイント2は、指定された領域を一旦削除してから当該
領域に指定された色で色付けを行う機能である。機能的
には色付けと似ているが、色付けが指定領域内のイメー
ジをそのままコピーするのに対して、指定領域内のイメ
ージを消去する点で色付けとは異なっている。
カラーコンバージ式ンは原稿の所望の領域内の所望の色
を他の色に変換する機能であり、ポツプアップにより被
変換色、変換色および検出の感度を設定できるようにな
されている。被変換色および変換色の指定は、エデイツ
トパッドで原稿上の所望の色を指定することで行っても
よいし、標準8色、登録8色の計16色の中から選択し
てもよい。
また、原稿の色の検出感度は、例えば7段階に切り換え
可能になされている。
カラーモードは基本フィーチャーパスウェイにおけるカ
ラーモードの選択と同様であり、4色フルカラー 3色
カラー 白黒または赤/黒のモードをポツプアップによ
り選択することができる。
リピートイメージは所定のイメージを縦方向または横方
向に繰り返しコピーする機能であり、ロゴあるいはサー
ビスマーク等をいくつもコピーする場合に有効な機能で
ある。
ミラーイメージは鏡像を得るための機能である。
ネガポジ反転は指定された単色でネガポジ反転を行う機
能である。
マルチページエンラージメントは、書籍の見開き頁を所
定の倍率に拡大して所定のサイズの用紙に頁毎に連続し
てコピーする機能であり、ポツプアップにより倍率と用
紙サイズが選択できるようになされている。
カラーバランスはコピークォリティバスウェイで述べた
と同様であり、ポツプアップによりカラーバランス調整
を行う領域、トナー色およびその量を任意に設定できる
ようになされている。
コピークォリティは、コピー濃度調整等のコピークォリ
ティバスウェイで述べたと同様な調整を行うための機能
であり、ポツプアップにより所望の調整が行えるように
なされている。
カラーバランス、コピークォリティは上述したように基
本モードで設定できるのであるが、原稿の所望の領域内
だけでカラーバランス等の調整の必要性が生じることも
あるので、クリエイティブバスウェイにはこのような調
整機能が設けられているのである。
コレクシ8ン(Correction)はビジネス編集
バスウェイで述べたと同様に、設定機能の追加、削除、
変更、設定領域の削除、サイズの調整、位置の修正、お
よび設定ポイントの削除、位置の修正等を行う機能であ
る。
以上がクリエイティブパスウェイであるが、上述したと
ころから明らかなように、熟練者が所望の編集を最小ス
テップで行うことができるようになされているものであ
る。
(E−8ツールバスウェイ これまで述べてきたパスウェイはユーザがコピーモード
の設定を行う場合に使用されるものであるが、ツール(
Tools)パスウェイはこれらのパスウェイとは異な
って、コピーモードの設定を行うものではなく、初期値
のセットアツプ等のマシン状態の設定を行うものである
。従って、一般のユーザが設定できないように、暗唱番
号を入力しなければツールバスウェイでの設定は行えな
いようになされている。このことでキーオペレータとカ
スタマ−エンジニアだけが当該パスウェイでの設定がで
きるようになされている。
ツールバスウェイの例を第4図(g)に示ス。
カラーレジストレーションは、色付は等の際に使用する
色を登録する場合に使用する機能であり、ポツプアップ
により登録色の指示およびどのボタンに当該色を登録す
るかを設定するようになされている。
フィルムレジストレージeンは、フィルムプロジェクタ
で用いるフィルムのタイプを登録する機能である。
デフォルト設定は、カラーモード、用紙サイズ、倍率な
どの各モードについてデフォルトを設定する機能である
マシンセットアツプはマシン全体に関スルセツティング
を行う機能であり、デイフォルトを設定する点では上記
のデイフォルト設定と同様であるが、デイフォルト設定
がある機能におけるパラメータのデイフォルトを設定す
るのに対し、マシンセットアツプはそれより上位の概念
のマシンデイフォルトを設定する点で異なっている。
ジェネラルアクセサリ−は、アクセサリ−を使用する場
合にその設定を行う機能である。
ピリングは、トータルピリング、フルカラーコピー 3
色カラーコピー 白黒コピーの各ピリングメータの値を
見るための機能である。
サービスダイアグノスティックスは、自己診断モードを
使用してマシン状態をチェックする機能であり、カスタ
マ−エンジニアだけが使用できるようになされている。
(F アイコンおよびインジケーター 上述したように本複写機の旧においては、ソフトボタン
の機能、ユーザにより設定された内容が初心者にも容易
に理解できるように種々のアイコンおよびインジケータ
ーが表示されるが、以下、倍率のアイコン、インジケー
ターを例にとってアイコンおよびインジケーターの動作
を説明する。
第4図(a)に示されるように、倍率のボタンには、設
定された倍率あるいは用紙サイズと原稿サイズとから算
出された倍率が表示されるインジケーターとアイコンが
表示される。いま、A4サイズの原稿をプラテン上に載
置し、用紙サイズとしてA4サイズの用紙が収容されて
いるカセットが選択されており、倍率ボタンは自動倍率
が押されているとする。このとき、倍率は100%であ
るから、インジケーターには「100%」の表示が行わ
れると同時に、アイコンは第5図(a)に示すような表
示となり、「100%」の倍率でコピーが行われる旨の
表示が行われる。
また、用紙サイズがA4で、自動倍率が選択されている
ときにB4サイズの原稿が載置されたときには、インジ
ケーターには算出された倍率値である「81%」の表示
がなされ、アイコンは第5図(b)に示すように縮小コ
ピーが行われる旨の表示がなされる。また、用紙サイズ
がB4で、自動倍率が選択されているときにA4サイズ
の原稿が載置されたときには、インジケーターには算出
された倍率値である「122%」の表示がなされ、アイ
コンは第5図(C)に示すように拡大コピーが行われる
旨の表示がなされる。
このように本複写機の旧においてはインジケーターには
ユーザにより設定された値あるいは算出された値が表示
され、またアイコンは固定的に表示されるものではなく
、設定されたコピーモードに応じて変化するダイナミッ
クアイコンであるので、ユーザはアイコンにより所望の
コピーモードが設定されたかどうかを容易に確認するこ
とができる。
G ソフトボタン 次に、ソフトボタンの表示について説明する。
ソフトボタンはいくつかの状態を持つ必要がある。ソフ
トボタンが押された後は、当該ソフトボタンが押されて
いることをユーザに知らしめるために、押される前とは
表示を異ならせなければならないし、また、あるモード
のソフトボタンが押されたときには当該モードと互いに
矛盾するモードのボタンは選択不可能にしなければなら
ないからである。更に、ユーザに余分な情報を与えない
ように、必要の無いソフトボタンは表示しないようにす
ることが望まれる。例えば、ソータが取り付けられてい
ない場合にはソータ選択のソフトボタンは選択されるこ
とはないのであるから、表示する必要がないことは明ら
かである。
以上のことから、ソフトボタンの状態としては、選択可
能、選択中、選択不可能、不可視の4種類の状態が必要
であることが分かる。
選択可能状態は、ボタンが浮き出て見え、いかにも、 
「押せる」という感じを表す必要があるために、ボタン
200はバックグランドと同じ色とし、更に第6図(a
)に示すように影201を付すようにする。
選択中状態は、ソフトボタンが押されたときにハイライ
トして、いかにも「押されてライトが点灯している」と
いう感じを出すようにして表示する。選択中状態となさ
れたボタンに文字やアイコンがある場合には、これらの
文字やアイコンの表示はそのままとし、ボタンの地だけ
をハイライトするようにする。文字やアイコンを消去し
てしまうと当該ボタンがどのような機能を有するボタン
か分からなくなるからである。
選択不可能状態は、例えば、自動倍率と自動用紙選択の
ように互いに矛盾するモードがある場合に、一方が選択
されたら他方を選択できないようにするためのものであ
って、ボタンの地は選択可能状態の場合と同様にバック
グランドと同じ色とするが、第6図(b)に示すように
、影は付さないようにする。このことで、いかにも「バ
ックグランドに押し込まれていて押せない」という感じ
を出すことができる。
従来のコンソールパネルのDIでは、全てのボタンが常
に選択可能な状態となされているために、ユーザが誤っ
て互いに矛盾するモードを選択してしまうことがあり、
その場合には警告メツセージを表示していたが、上記の
ように矛盾するモードの一方が選択されたときに他方の
モードを選択不可能状態とすると、ユーザも敢えて選択
することはなく、従来のようにいちいち表示される警告
メツセージを確認する煩わしさが解消されることになる
しかしながら、ユーザが誤って選択不可能状態にあるソ
フトボタンを押すことは考えられるから、そのときには
、当該ボタンは選択不可能である旨の警告メツセージを
表示するようにする。
なお、互いに矛盾するモードの一方のボタンが押された
ときに、他方のモードのボタンを消去してしまうことも
考えられ、このようにすると矛盾するモードが設定され
ることはないから警告メツセージを表示する必要はなく
なるが、ボタンを消去してしまうと当該機能が備えられ
ているのか、いないのかが分からなくなるので、望まし
くないものである。
不可視状態は、ボタンが表示されない状態である。例え
ば、ソータが取り付けられていない場合にはソータの選
択が行われることはなく、従って、ソータ選択のボタン
を表示する必要はない。それに対して、常にソータボタ
ンを表示しておくとユーザは誤って押してしまうことも
考えられ、その都度何等かのメツセージを表示しなけれ
ばならなくなる。このような煩わしさを解消するために
必要ないボタンは不可視状態とするのである。ボタンが
不可視vmになされるか否かは、ベースマシンにより自
動的に判断される。ソータが取り付けられているか否か
等はベースマシンが認識できるので、それにより自動的
に行えるのである。
Hポツプアップ 次にポツプアップの表示について説明する。
本複写機は多くの機能を有するカラー複写機であり、し
かも、上述したように操作性を改善するために目的指向
の操作性とし、更にユーザには必要なときに必要なだけ
の情報を与え、余分な情報は与えないようにしている。
従って、ある機能が選択された場合、当該機能に必要な
パラメータ等の詳細な項目は別の画面で設定することに
なるが、その際、完全に画面が切り換わってしまうので
はユーザに戸惑いを与えることになるので、画面を切り
換える際には、現在表示されている画面の延長上にある
ことをユーザに理解させ、心理的な安心感を与えるよう
にしる必要がある。そこで使用されるのがポツプアップ
表示であり、表示中の画面上の一部、あるいは全部を所
定のクローズアップされたウィンドウで上書きするよう
にする。これにより画面サイズが小さい場合でも画面を
広く使用できるものである。
まず、ポツプアップが開く場合の動作について説明する
これまで述べてきたように、ポツプアップは、「Δ」印
で示されるポツプアップマークが付されたボタンを押す
ことで開くことができるが、より具体的には、ソフトボ
タンの動作を統一したものとするために、ソフトボタン
から指が離されたときにポツプアップが開くようにする
例をあげれば次のようである。いま、例えば、第4図(
C)に示すコピークォリティパスウェイの画面において
、ある色を減色させるためにカラーサプレッションボタ
ンを押したとする。このとき当該ボタンはオン、即ち選
択生状態となり、指が当該ボタンから離れると、第7図
(a)の画面に遷移し、カラーサプレッションのポツプ
アップPが表示される。
このとき、ポツプアップPには影Qが付され、ポツプア
ップPが浮き上がっている感じに表示されるようにする
。また、ポツプアップPの地は当該パスウェイの地の色
と同じ色で表示される。このことにより、ユーザに安心
感を与えると共に、見やすい画面にすることができる。
なお、他の図面ではポツプアップのシャドーを省略して
いる。
また、ポツプアップは、ポツプアップが開かれる前のボ
タンの位置に上書きされ、そのサイズはポツプアップの
内容、ポツプアップ内に設けられるボタンの数等を勘案
して決定される。従って、第7図(a)のようにバスウ
ェイの一部に上書きされるものもあれば、後述するよう
に全面に上書きされる場合もある。
ポツプアップが表示されているとき、ポツプアップの領
域外にボタンが表示される場合がある。
例えば、第7図(a)においては、コピー濃度およびコ
ピーコントラストのボタンがポツプアップ領域外に表示
されている。このとき、ボタンが表示されている以上ユ
ーザはそれらのボタンを押す可能性があるから、そのよ
うな場合にどのような動作を行わせるかは予め規定して
おかねばならない。
そこで、ポツプアップが開いている場合でも他の機能が
設定できるようにするためにポツプアップ領域外のボタ
ンは原則的に有効とする。例えば、いま、第4図(a)
の画面でカラーモードが白黒コピーに設定されていると
きに倍率のバリアプルボタンを押したとする。このとき
には第7図(b)に示すポツプアップが開いて倍率の設
定が行えるようになるが、このポツプアップにおいて「
50%」のボタンを押したとする。そこでカラーモード
が白黒であることに気付き、フルカラーに直したいとい
う場合には第7図(b)の画面のままでフルカラーボタ
ンを押せば有効になるのである。これにより、いちいち
ポツプアップを閉じて元の画面に戻るという手間を省く
ことができるものである。
但し、第7図(a)のコピー濃度の「手動」ボタンのよ
うにポツプアップが開(ボタンは無効となされる。当該
ボタンが押されると、−旦はオン状態となるがボタイが
離されるとオフ状態、即ち選択可能状態に戻る。また、
このとき所定の警告音が発せられると共に、例えば、 
「ポツプアップを閉じてから選択して下さい」等のメツ
セージが表示される。また、第7図(b)の用紙サイズ
のコラムのボタンのように、その一部がポツプアップに
より上書きされているボタンは、影は付されたままの選
択可能状態で表示されるが、使用できないボタンとなさ
れる。従って、当該ボタンが押下されると所定の警告音
が発せられると共に、所定の警告メツセージが表示され
る。勿論、第7図(b)の画面において、ポツプアップ
のサイズを適当に設定すれば用紙サイズのコラムのボタ
ンを全て隠す、あるいは全て表示することができ、従っ
て上記のような規定を設ける必要もなくなるが、ポツプ
アップのサイズとボタンの数のバランス等見栄えの問題
もあり、また、ボタンの一部を表示することによって当
該ポツプアップが元の画面の延長上にあることを示すこ
とができるためにこのようになされているのである。
次にポツプアップの閉じ方についてであるが、ポツプア
ップは、ポツプアップ内のセーブ/クローズボタンまた
はキャンセルボタン、ハードコントロールパネルのオー
ルクリアボタンが押された場合に閉じるようになされる
セーブ/クローズボタンで閉じた場合にはポツプアップ
上で設定したパラメータは全て有効に登録され、キャン
セルボタンで閉じた場合にはポツプアップ上で設定した
パラメータは全て無効となる。また、オールクリアボタ
ンで閉じた場合には当該ポツプアップで設定したパラメ
ータに限らず。
登録されている全てのパラメータが無効となり、マシン
は初期状態になされる。
そして、ポツプアップが閉じると原則的には、ポツプア
ップが開く前の画面に戻るようになされる。
このようにポツプアップは階層構造を為しておリ、次々
に開いていき、開かれた順序とは逆の順序で閉じていく
のである。
次に、ポツプアップが表示されているときにスタートボ
タンが押された場合には次のような動作を行う。
ポツプアップは閉じられてはじめて当該ポツプアップ内
でのジョブが完了するのであるから、開かれている状態
では完全にはタスクが終了していないことになるが、当
該ポツプアップで設定すべき全てのパラメータが入力さ
れている場合には、コピー実行に必要な条件は整ってい
るから、スタートボタンが有効に機能するようにする。
即ち、ポツプアップが開いている状態でもコピーが実行
できる条件さえ満たされていれば、スタートボタンは有
効とするのである。
このような規定を設ける理由は次のようである。
もし、全てのモードあるいは機能、パラメータについて
デイフォルト状態が設定されていれば、スタートボタン
は常に有効である。ユーザが設定しないパラメータにつ
いてはデイフォルトが設定されるからである。白黒の複
写機であればこのようなことが可能であるが、しかし、
カラー複写機においては色の設定が必要となる場合があ
り、しかも色の好みはユーザによってまちまちであり、
原稿の内容によっても要求される色調は変わってくるか
ら、例えば、 「色付け」等において青をデイフォルト
にすることは可能ではあるが、ユーザにとっては迷惑こ
の上ないことになる。従って、色に関してはデイフォル
トは設定されていないことが多く、スタートボタンは常
に有効ではないのである。そこで、上記のように、ポツ
プアップで設定されるべきパラメータが全て入力された
場合に限り、スタートボタンが有効になるようにしたの
である。
次にポツプアップに対する上書きについて説明する。こ
れまで、一つのポツプアップが開いているときには他の
ポツプアップは開かないと説明してきたが、ポツプアッ
プが表示されている場合においても、緊急の場合、優先
度が高い割り込みが行われた場合には、ユーザが明確に
事態を認識できるように、ポツプアップの上に所定の画
面を上書きして表示する必要がある。その条件としては
、スタートボタンが押された場合、フォールトが生じた
場合、インフォメーシ2ンボタンが押された場合、そし
て割り込みボタンが押された場合をあげることができる
スタートボタンが押された場合には、あるポツプアップ
が開いていたとしてもランフレームが上書きされる。ラ
ンフレームの例を第7図(C)に示す。ランフレームに
は、現在コピーされているトナー色を示すカラーパス、
コピー設定枚数(Copfes 5elected) 
、現在のコピー枚数(Copies Made)および
倍率が表示され、コピーが終了した場合にはランフレー
ムが表示される直前の画面に戻る。
フォールトが生じた場合には所定のフォールトフレーム
がポツプアップに上書きされる。フォールトは緊急事態
であるから、フォールトフレームはポツプアップの表示
の有無4こ拘らず最優先で表示される必要があるからで
ある。
インフォメーシBンボタンは、ユーザが本複写機の機能
、操作方法等を確認する場合に押されるボタンであるか
ら、ポツプアップが開いている場合においてもハードコ
ントロールパネル上のインフォメーシ1ンボタンが押さ
れたときにはインフォメーションフレームが表示されね
ばならないのである。
割り込みボタンが押された場合には、現在のジョブを中
断し、新たなジョブの設定が行われることになるので、
基本フィーチャーバスウェイヲ表示する必要がある。従
って、ポツプアップが開いている場合であっても割り込
みボタンが押下された場合には基本フィーチャーパスウ
ェイが上書きされるようになされる。
(メーセージ 六 エ これまで述べてきたように、木目によればユーザの操作
を徹底的に導くことができるので、誤操作が行われる可
能性は非常に小さいのであるが、しかしながらユーザは
必ずしも正しい操作だけを行うとは限らないので、何等
かのメツセージを表示することで、操作の手順を紹介し
たり、誤操作を行った旨をユーザに知らせる必要がある
。また、ベースマシンの状態、特にフォールト等の異常
状態をユーザに性格に伝えるためにもメツセージ表示は
必要である。
さて、メツセージは予め定められた領域に表示される必
要がある。メツセージの表示位置が統一されていないと
ユーザを混乱させることになるからである。また、ユー
ザの操作を導くメツセージ(以下、インストラクション
メツセージと称す、)と、マシン状態を表示したり、誤
操作を知らせる警告のメツセージ(以下、これらをメイ
ンメツセージと称す。)とは異なる領域に表示されるべ
きである。つまり、メインメツセージは短い文章で済む
のに対して、インストラクションメツセージは操作の案
内を行うものであるから文意は比較的長くなる。その一
方、複写機全体のコンパクト化のためにCRTデイスプ
レィは小型のものが要求されている。従って、インスト
ラクションメツセージをも含めて全てのメツセージの表
示のために予め大きな領域を設定しておくことは得策で
はない。
また、メインメツセージは常時表示可能な状態になされ
る必要があるので、表示位置は予め定められ、確保され
ている必要があるが、インストラクションメツセージは
、ポツプアップで複雑な操作を必要とする場合等に必要
に応じて表示すればよいので、当該画面の空いている箇
所に割り当てればよい。
以上の理由により、カラーCRTデイスプレィには、メ
インメツセージを表示するためのメインメツセージ領域
と、インストラクションメツセージを表示するためのイ
ンストラクションメツセージ領域とがそれぞれ別個に設
けられている。
メインメツセージは第4図(a)のAで示す領域、即ち
カラーCRTデイスプレィの第1〜3行に設定されてお
り、表示位置によってユーザが容易にメツセージの性格
を理解できるようにするために、メツセージの内容によ
って表示される行が定められている。
第1行目はマシンステータスメツセージに割り当てられ
ており、 「コピーできます」、「シばら(お待ち下さ
い」、1紙詰まりです」、「サービスマンをお呼び下さ
い」等の種々のマシンステータスが表示される。
第2行目は、互いに矛盾するモードを選択した場合、ポ
ツプアップが開いている状態で他のポツプアップが開く
ボタンを押下した場合等、ユーザが混乱状態にあると判
断されるような操作をした場合、あるいは正常でない操
作をした場合に表示されるメツセージ(以下、コンフリ
クト(conf l 1ct)メツセージと称す。)に
割り当てられており、第2行目だけでは表示できないメ
ツセージは第3行に跨って表示される。
第3行目はワーニング(varnlng)メツセージに
割り当てられている。これは軽い警告メツセージであり
、「トナーが少なくなりました」、「トレイ1の用紙が
少なくなりました」等が表示される。
また、コピー設定枚数およびコピー枚数はメインメツセ
ージ領域の右端部に表示される。
以上のようにメツセージの種類によって表示位置を異な
らせたので、類似したメツセージは同じ位置に表示され
ることになり、ユーザは理解し易いものである。
本口はカラーCRTデイスプレィを使用しているので、
メツセージをカラー表示することでユーザの理解を容易
にすることが可能である。その際には、表示位置と同様
に、メツセージの種類により色分けを行うのが有効であ
る。メツセージの色でユーザは容易にメツセージの内容
が推測できるからである。どのようなメツセージにどの
ような色を割り当てるかは任意であるが、例えば次のよ
うにすることができる。
一般的なマシンステータスメツセージ、例えば、「コピ
ーできます」、「立ち上げ中ですハ 「コピーしていま
す」等のメツセージは、マシンが通常の状態にあること
を示すメツセージなので、射的に「GO」状態を示す緑
色で表示される。
ポーズステータス、例えば、 「お待ち下さい」等のマ
シンが休止状態にあることを示すメツセージは琥珀色(
amber)で表示する。
ジャム、部品故障等の際に表示されるフォールトメッセ
ージも琥珀色で表示する。
コピー設定枚数は、上記の一般的なマシンステータスメ
ツセージに準じて緑色で表示する。
サービスコールメツセージは、緊急を要する場合に表示
されるので、−射的に緊急事態の際に使用される赤色と
する。
インストラクションメツセージは、操作方法を示してユ
ーザの操作の手助けを行うもので、第4図(d)、第4
図(e)のように編集パスウェイの画面およびポツプア
ップ画面の左下隅に表示される。
例えば、第8図は、第4図(d)のマーカー編集パスウ
ェイで「色付け」を選択した場合に表示されるポツプア
ップの例であるが、このポツプアップにおいては図中A
で示す左下隅の領域にインストラクションメツセージが
表示される。
ポツプアップ画面内に表示されるインストラクションメ
ツセージは会話型とするのがよい。即ち、いま、第8図
に示す色付けのポツプアップを例にとると、先ず、例え
ば「領域、色および網の種類を設定して下さい」と表示
し、領域が設定されたら「色と網の種類を設定して下さ
い」、そして色が設定されたらr網の種類を設定して下
さい」というように操作を導くようにすれば、編集に熟
練していないユーザも安心感を持って操作を行うことが
できるものである。
ポイント 所望の編集機能を行う場合、当該編集機能を原稿のどの
領域あるいはポイントに施すかを設定しなければならな
い。実際、抽出、削除、色変換、色付は等を行う場合に
は原稿のどの領域に対してこれらの編集を施すかを指示
しなければならないし、ロゴを挿入する場合や、色変換
で変換色あるいは被変換色を原稿上で指定する場合は、
原稿上のポイントを指示しなければならない。マーカー
編集においては、領域の設定は所定の色のマーカーペン
を用いて原稿上に直接閉曲線を描くことで行えるが、ビ
ジネス編集、フリーハンド編集およびクリエイティブ編
集においては、領域、ポイントの設定はエデイツトパッ
ドを用いて行われるようになされている。
ところで、エデイツトパッドにより編集領域/ポイント
を設定する場合、原稿上のどの位置にどのようなサイズ
の領域を設定したのか、どのポイントを指示したのか、
という情報は非常に重要で・ある。例えば、領域または
ポイントの設定が誤ったときには再度設定をし直さなけ
ればならないが、エデイツトパッド上には設定された領
域またはポイントがエデイツトパッド上に表示される訳
ではないから、ユーザは再度始めから操作を行う必要が
ある。つまり、ユーザは所望の領域またはポイントが設
定できるまで試行錯誤を続けなければならないことにな
る。また、特に、一つの原稿に対して多(の領域または
ポイントを設定した場合に等には、どれだけの領域をど
のような箇所に設定し、各領域にどのような編集機能を
施したのかを全部覚えておかなければならず不便なもの
であった。このようなことを避けるために、通常は設定
した領域の座標等をメモ等として残しておくのであるが
、使い勝手が非常に悪いものであった。
そこで、本複写機の旧においては、エデイツトパッド上
で設定された領域またはポイントをカラーデイスプレィ
画面上に表示するようにして、ユーザが設定した領域/
ポイントを直感的に認識できるようになされている。
そこで、エデイツトパッド上で設定された領域またはポ
イントを表示するためにはどのようにすればよいかを考
えてみる。上述したように、本複写機の旧にはカラーC
RTが採用されており、これまで述べてきた、パスウェ
イ、ソフトボタン、ポツプアップおよびメツセージの表
示はタイル方式により行われるのに対して、領域はエデ
イツトパッド上で任意のサイズ、任意の位置に設定され
、またポイントも任意の位置に設定されるので、領域/
ポイントの表示を行うについてはビットマツプ方式を採
用することとした。これがビットマツプエリアである。
その例を第9図(a)に示す。第9図(a)はビジネス
編集の色付けのポツプアップ画面であるが、ビットマツ
プエリアAは、表示画面の左上寄りに表示されるように
なされている。勿論、その他の位置でもよく、ビットマ
ツプエリアの表示箇所は任意に設定できるのであるが、
第9図(a)からも分かるように、領域/ポイントを表
示するだけではなく、当該領域/ポイントに施も編集機
能のパラメータの設定も同一画面上で行えるようにする
ためにパラメータ設定のためのボタンをも表示する必要
があるが、表示された領域またはポイントを参照しなが
らパラメータ設定を行えれば、どの領域にどのようなパ
ラメータが設定されたのか明確に認識できて便利である
ので、図のように左上寄りに表示するようにしているの
である。つまり、右利きのユーザを考えた場合、画面の
右側は腕に隠れて見に(くなるので、ビットマツプエリ
アを右側に表示するのは好ましくなく、また画面の下寄
りより上寄りの方が見やすいので、左上寄りに表示され
るのである。従って、左利きのユーザにとっては、第9
図(a)とは反対にビットマツプエリアを右上寄りに表
示されるのが好ましいので、表示位置の切り替えが行え
るようにしておくのがよい。
ビットマツプエリアの形状はエデイツトパッドの形状に
相似である必要がある。そうでなければエデイツトパッ
ド上で設定された領域、ポイントの位置、サイズを正し
い相対位置に表示することができないからである。いま
、本複写機がA3サイズ、米国の14X11インチサイ
ズまでの原稿をコピーできるものとすると、エデイツト
パッドのサイズは、第9図(b)に示すように、これら
のサイズの原稿に対応できるように、横432m51 
縦237璽■となされている。そこで、ビットマツプエ
リアの縦と横の比を、エデイツトパッドの縦横比の値と
路間等にするのであるが、ビットマツプエリア以外はタ
イル方式を採用しているために、ビットマツプエリアと
してはタイル単位で割り当てられることになり、第9図
(C)に示すように、横27タイル(217ビクセル)
、縦lOタイル(160ピクセル)が割り当てられる。
しかし、このサイズでは、エデイツトパッドに比較して
縦長になるので、縦は151ピクセルだけを使用し、残
り9ピクセルは使用しないようにする。これにより、ビ
ットマツプエリアの縦横比はエデイツトパッドの縦横比
と路間等とすることができるものである。
ビットマツプエリアの表示態様については次のようであ
る。ビットマツプエリアにおいては、設定された領域/
ポイントが表示できれば十分その使命を達することがで
きるから、白黒表示でよい。
白黒表示を行うには黒地に白で表示する態様と、白地に
黒で表示する態様があるが、以下では白地に黒で表示す
る態様を例として説明する。
さて、編集機能によっては、ロゴやペイント1のように
ポイント指定のものと、色付は等のように領域指定のも
のがあり、更に領域には、対角の2頂点を指示すること
で矩形を設定するものと、自由形を描画するものとがあ
る。従って、ビットマツプエリアにはこれらの図形が表
示されることになるが、領域、ポイントの表示には以下
に述べるような選択状態と非選択状態が規定される。
(−1ポイントの いま、例えば、第4図(e)に示すビジネス編集パスウ
ェイでロゴ挿入を選択したとすると、第9図(d)のポ
ツプアップ画面に遷移し、設定すべきパラメータのボタ
ンと共にビットマツプエリアAが表示される。そこで、
第9図(e)のようにエデイツトパッド202に原稿(
図示せず)を載置し、ロゴを挿入するポイントを指示す
ると、ビットマツプエリアの対応する位置には第9図(
f)のような縦横lOビクセルの黒く塗りつぶされたパ
ターン203が表示される。これがポイントの選択状態
である。この状態で必要なパラメータを設定し、セーブ
/クローズボタンを押すと、ロゴ挿入に必要な条件は全
て整ったので、ポイント表示は第9図(g)のような白
抜きのパターン204に変わる。
これが非選択状態である。このように選択状態の表示と
非選択状態の表示とを区別することによって、当該ポイ
ントが、現在パラメータの設定が要求されているポイン
トであるのか、既にパラメータの設定が終了しているポ
イントであるのかを容品に認識することができるもので
ある。
ポイントを示すパターンを縦横10ピクセルとしたのは
、見やすくするためである。つまり、エデイツトパッド
で指示されるのは点であるから表示されるポイントも小
さい方が好ましく、実際lピクセルで表示することも可
能ではあるが、ユーザが認識できる程度の大きさは必要
であるし、選択状態と非選択状態の区別もしなければな
らないので、上記のようなサイズパターンとしているの
である。
−      ン   の  7 いま、例えば、ビジネス編集パスウェイで色付けを選択
したとすると、第9図(a)のポツプアップが開き、パ
ラメータのボタンと共にビットマツプエリアAが表示さ
れる。ここで、第9図(h)に示すようにエデイツトパ
ッド202上に原稿(図示せず)を載置し、色付けを施
すべき領域を設定することになるが、矩形領域を設定す
るには、第9図(h)のように矩形の対角をなす二つの
頂点P。
Qを指示すればよい。これによりビットマツプエリアの
対応する位置には、同図(i)に示すような黒く塗りつ
ぶされた矩形パターン205が表示される。これが領域
の選択状態であり、現在パラメータ設定が要求されてい
ることを示している。この状態で色付けのパラメータで
ある色と濃度を設定し、セーブ/クローズボタンを押す
と、矩形領域の表示は同図(j)のように白抜きパター
ン206のように変わる。これが非選択状態であり、こ
の表示に変わったことでパラメータ設定が終了している
ことが分かる。
以上のように、矩形領域にも選択状態と非選択状態を定
義することによって、当該領域に対するパラメータの設
定が終了しているか否かを容易に認識することができる
。また、選択状態と非選択状態の表示はポイントと領域
とで同じになされているので、ユーザはポイントまたは
領域について表示の態様を理解すれば、領域またはポイ
ントの表示態様を推測でき、以て安心感を持って操作を
行うことができるものである。
−3の  −能 自由形領域の設定はフリーハンド編集バスウェイでのみ
可能となされている。従って、フリーハンド編集バスウ
ェイが選択された場合には、自由形領域の設定のみが可
能であり、上述した2点指示による矩形領域の設定は行
えない。
さて、自由形領域の設定を行うには、二つの方法が用意
されている。第1の方法は、第9図(k)に示すように
エデイツトパッド202上で任意の閉曲線207を描く
方法であり、第2の方法は、同図(1)に示すように適
当な間隔でポイントを指示する方法である。
いずれの方法で設定するにしろ、自由形領域の設定につ
いては、矩形領域とは異なって、まず閉曲線を形成する
ために補間を行う必要がある。上記第2の方法により設
定する場合はポイント間を補間しなければ閉曲線とはな
らないから明かであるが、上記第1の方法による場合に
も補間が必要になる場合がある。つまり、エデイツトパ
ッド202上で閉曲線を描く場合に、第9図(m)のよ
うに始点Pと終点Qとが常に一致するものではなく、同
図(n)のように始点Pと終点Qが一致しない場合もあ
り、補間が必要になるのである。そして、補間はエデイ
ツトパッドの操作が終了してからでないと行うことはで
きないから、まずユーザは自由形の描画操作が終了した
旨をベースマシンに通知することになるが、そのために
本Ulにおいては自由形を確定するためのボタンとして
自由形確定ボタンを設け、当該自由形確定ボタンの押下
を条件として補間を行い、閉曲線を確定することにして
いる。例えば、エデイツトパッド上での領域設定の操作
が終了してビットマツプエリアに第9図(n)の曲線2
08が表示されているときに自由形確定ボタンを押下す
ると、同図(0)のように始点Pと終点Qは直線209
で結ばれ、閉曲線が形成される。また、エデイツトパッ
ドで同図(p)のように5つのポイントP、〜P6を指
示して自由形確定ボタンを押下すると、各ポイントの間
が直線で補間され、ビットマツプエリアAには同図(q
)のような多角形が表示される。なお、2点間を直線で
補間する方法は周知であるので、その詳細については省
略する。
このようにして自由形領域が確定されるが、このとき自
由形領域は、上述した非選択状態と同じに白抜きで表示
される。
自由形領域が確定したら、次には当該自由形領域の内点
を指示する必要がある。所定の編集機能が施される範囲
が定義されなければ当該編集を行うことができないから
である。そのために、ユーザはエデイツトパッド上で自
由形領域の内点を指示する。いま、例えば第9図(r)
のように二つの楕円210.211が確定されていたと
するとき、図の領域Xの内部の1点を指示すると、同図
(S)のように、領域Xの範囲は黒で塗りつぶされ、選
択状態になされると同時にこのとき指示したポイントは
図のように白抜きで表示される。この状態では領域Xに
対してパラメータの設定が要求されているから、所定の
パラメータを設定し、セーブ/クローズボタンを押下す
ると、領域Xに当該編集機能およびパラメータが定義さ
れることになる。
以上が自由形領域の表示態様であるが、このように自由
形領域の設定は閉曲線または多角形の確定という作業を
伴うために、矩形領域の設定と比較して手間を要するも
のではあるが、前述のように自由形領域のビットマツプ
の表示態様は矩形領域のビットマツプ表示態様と共通性
を有しているので、自由形領域の設定にも戸惑うことは
ないものである。
オーデ オトーン これまで述べてきたように、本複写機のIIIは様々な
工夫がなされ、格段の操作性の向上が図られている。例
えばソフトボタンには、選択中、選択可能、選択不可能
および不可視の4つの状態が定義され、ユーザは一目で
ソフトボタンの状態を認識できるようになされている。
しかし、選択不可能状態となされていてもソフトボタン
が表示されている限り、当該選択不可能なソフトボタン
を押してしまうことが考えられ、誤操作は避けられない
。また、選択可能状態ではあっても誤操作となることが
ある。例えば、ポツプアップ中に表示されるセーブ/ク
ローズボタンは常に選択可能状態となされているが、当
該ポツプアップで設定すべき全てのパラメータが設定さ
れない状態で押された場合には誤操作となる。このよう
な誤操作が行われた場合には、画面の第1〜3行に割り
当てられているメツセージ領域に所定の警告メツセージ
が表示されるが、ボタン操作を行っているときはユーザ
の注意は押そうとするボタンの方へ集中し、画面全体を
見れない場合が多いので、警告メツセージが表示された
としても気付かないことがあり、ユーザは誤操作に気付
かずに操作を続行してしまう場合がある。つまり、ユー
ザが、押下したソフトボタンが受は付けられたか否か、
受は付けられなかった場合にはどの操作が誤ったのかを
知るためには画面全体を注視しなければならず、ここに
操作性改善の余地が残されている。
これはエデイツトパッドで編集領域/ポイントを設定す
る場合も同様である。エデイツトバラYで編集領域/ポ
イントを設定するときには表示画面にはビットマツプエ
リアが表示され、設定された編集領域/ポイントが表示
されるが、エデイツトパッドで指示した点が受は付けら
れたか否かはビットマツプエリアでいちいち確認しなけ
ればならない。
更には次のようなことも考えられる。コピー枚数が少な
い場合には、ユーザはコピーが終了するまでその場を離
れることは少ないが、大量にコピーを行う場合には、そ
の場を離れてしまうことが多い。その場合に、途中でジ
ャム等のフォールトが生じるとベースマシンは停止する
と共に、フォールトメツセージを表示するが、ユーザは
コピーが終了したのか、フォールトが生じたのかは画面
を見るまで知ることはできない。
このように、ソフトボタンの状態にしろ、メツセージ表
示にしろ、ユーザの視覚に訴えるものではユーザは常に
画面を注視することが要求されるので、改善が望まれて
いた。
そこで、本複写機のvlにおいては、オーディオトーン
を採用し、操作が正しく行われたか、誤操作なのかを音
で判断できるようになされている。
このようにユーザの聴覚に訴えることで、操作性を更に
改善することができる。
次に、オーディオトーンは何種類用意すればよいかを考
えてみる。まず、押下されたボタンが受は付けられた場
合には何等かのオーディオトーンが発生されるのが好ま
しいことは明かである。当該オーディオトーンを聞くこ
とによって正しいボタン操作が行われたことを確認でき
るからである。
エデイツトパッドで指示した点が受は付けられた場合に
も同じオーディオトーンが発生するようにするとよい。
ボタンの操作とエデイットノくラドの操作とは異なるが
、入力されたデータが受は付けられたという点では同様
であるから、同じオーディオトーンとするのである。従
って、誤操作の場合にも、誤操作を行ったことが確認さ
れるように、何等かのオーディオトーンが発生されるよ
うにするとよいことが分かる。しかし、誤操作には、選
択可能状態のボタンを押して誤操作となる場合と、選択
不可能状態のボタンを押したことによる誤操作があるの
で、ユーザがこれらの誤操作の区別を容易に行えるよう
に、異なったオーディオトーンとするのがよい。更に、
フォールトが生じたときにも何等かのオーディオトーン
を発生し、ユーザに知らせるようにするとよい。上述し
たように、ユーザは必ずしもマシンにつきつきりになっ
ているのではないからである。
以上の観点から、ボタン、およびエディットノぐラドで
指示した点が受は付けられた場合、選択可能状態のソフ
トボタンを押して誤操作した場合、選択不可能状態にあ
るソフトボタンを押して誤操作した場合、およびフォー
ルトが生じた場合についてそれぞれのオーディオトーン
を発生させるようにする。そして、これら4種のオーデ
ィオトーンは互いに区別されるように、周波数および/
または発音パターンを異ならせるようにする。
以下、これらのオーディオトーンについて具体的に説明
する。
(K−1セレクトトーン 当該オーディオトーンは、ソフトボタン、/X−ドボタ
ンの区別なく、押下されたボタンが受は付けられたとき
、およびエデイツトパッドで指示した点が受は付けられ
たときに発生される。
セレクトトーンは、ボタンまたはエディットノずラドの
座標が受は付けられたことを知らせれば足りるから、所
定の周波数の音を1回だけ短時間鳴らせばよい。その例
を第10図(a)に示す。第10図(a)においては、
175m5ecの間9B4Hzの音が発生されるように
なされている。
セレクトトーンとしてこのような周波数を採用した理由
は次のようである。即ち、押下したボタンが受は付けら
れた場合には、ベースマシンの動作、ユーザの繰作とも
正常に行われたことになり、オーディオトーンとしては
ユーザに安心感を与える音である必要があり、そのため
に、聞きやすく、まろやかな感じを与える1kHz程度
の周波数を採用することとしたのである。
ボタンの受は付けは、ハードボタンについては押された
とき、ソフトボタンについては、スクロールボタンを除
くボタンはボタンから離れたときに受は付けが行われて
確定され、スクロールボタンは押されたときに受は付け
られるから、ノ1−トポタンおよびスクロールボタンは
押されたとき、その他のボタンは離れたときにセレクト
トーンが発生される。
このように、セレクトトーンはボタンが受は付けられる
度に発生されるのであるが、例えば第10図(b)に示
されるように隙間なく配置されているソフトボタンにつ
いては、第10図(b)の矢印で示すように212から
213まで連続的に押した場合には、ボタンが押される
度にセレクトトーンが発生されるとすると騒音になりか
ねないから、1回だけ発生されるようになされる。
−2フォールトトーン これはフォールトが生じた場合に発生されるオーディオ
トーンであり、ユーザに対して緊急事態を知らせるもの
であるから、通常異常状態を表す音として使用される比
較的周波数の高い音を、比較的長い時間断続させるよう
にする。その例を第10図(c)に示すが、この例では
、1968Hzの音が、500m5ecオン、100m
5ecオフの練り返しを所定の時間、例えば1Osec
の間行うようになされており、これによってユーザは、
マシンから離れていてもフォールトが生じたことを明確
に認識することができる。
K−3コンフリクトトーン これは選択可能状態となされているソフトボタンを押し
て誤操作となったときに発生されるオーディオトーンで
あり、例えば、第10図(d)に示すように、984H
zの音が、175m5ecオン、20m5ecオフのパ
ターンを2回繰り返すようになされる。
コンフリクトトーンとして1kHz程度の周波数を使用
するのは、誤繰作ではあっても、選択可能状態にあるボ
タンを押下したのであるから軽い警告を与えるだけでよ
く、従って、セレクトトーンと同程度の聞きやすく、落
ち着きのある周波数を使用することとし、発音パターン
だけを変えるようにしたのである。
コンフリクトトーンが発生される場合には次のような場
合がある。あるポツプアップが開かれているとき、当該
ポツプアップの外側にソフトボタンが表示されることが
ある。例えば、第7図(b)は基本フィーチャーバスウ
ェイで任意倍率のボタンを押した場合に表示されるポツ
プアップであるが、倍率設定用のポツプアップの外側に
はカラーモード設定のボタンが選択可能状態で表示され
ている。この場合、フルカラー スリーパスカラー黒、
および赤/黒のボタンはポツプアップが開かないボタン
なのでこの状態で押されても可動に機能するのであるが
、シングルカラーボタンはポ。
プアップが開くボタンであるので、選択可能状態であっ
ても禁止される。従って、第7図(b)の画面でシング
ルカラーボタンを押すと、当該ボタンは一旦は選択中状
態になるが、離すと選択可能状態に戻り、所定のメツセ
ージが表示されると共に、当該コンフリクトトーンが発
生される。
また、第7図(b)の用紙サイズの選択ボタンのように
一部がポツプアップで上書きされているボタンも選択可
能状態で表示されるが、これらのボタンも禁止されるの
で、上述したと同様に、当該ボタンが押されたときには
一旦選択中状態となるが、離れたときにボタンの表示は
選択可能状態に戻り、所定のメツセージが表示されると
共に、当該コンフリクトトーンが発生される。
更に、ポツプアップで全てのパラメータの設定が終了し
ない状態でセーブ/クローズボタンを押した場合にもコ
ンフリクトトーンが発生される。
−4インバリッドトーン これは選択不可能状態にあるソフトボタンを押したとき
に発生されるオーディオトーンであり、例えば、第10
図(e)に示すように、492Hzの音が175sse
cの間1回だけ発生されるようになされる。
選択不可能状態にあるソフトボタンは、いわば「死んで
いる」状態にあるのであるから、選択不可能状態にある
ソフトボタンが押下された場合には、当該ソフトボタン
が「死んでいる」状態にあることを示す必要がある。そ
こで、インバリッドトーンとしては、一般に鈍い音と認
識されており、活発ではなく、活気に満ちていない状態
を表す5゜OHz程度の低い音を採用しているのである
以上述べたようなオーディオトーンを採用することによ
り、ユーザはボタンが受は付けられたか否か、誤操作が
あった場合にはその内容、およびフォールト発生の有無
を聴覚で確認できるので、操作性をより一層向上させる
ことができるのである。
なお、以上述べた周波数は飽くまでも一例に過ぎないも
のであって、任意に設定できることは言うまでもない。
また、音量はユーザが任意に調整できるようになされる
のがよい。そこで、本複写機においては、ツールバスウ
ェイで音量調整を行えるようになされている。調整段階
は、大、中、小およびオーディオトーン解除の4段階程
度で十分である。オーディオトーンの周波数についても
調整可能にできるが、例えば、本複写機が複数台並んで
いるようなときに各複写機のオーディオトーン−が異な
るのではユーザに戸惑いを与えるだけであるので、周波
数は固定とするのがよい。
システム 以上のように本複写機の旧は様々な表示を行うようにな
されるのであるが、次に、このような表示を具現化する
ための電気的なシステム構成について説明する。なお、
オーディオトーンの発音系については省略する。
−1システムの まず、本複写機の電気的制御システムとして、複写機全
体のハードウェアアーキテクチャ−およびソフトウェア
アーキテクチャ−を第11図、第12図を参照して説明
する。
本複写機のように旧としてカラーCRTを使用すると、
モノクロCRTを使用する場合に比較してカラー表示の
ためのデータが増え、また、表示画面の構成、画面遷移
を工夫してより使い勝手のよいUlを構築しようとする
とデータ量が増える。
これに対して、大容量のメモリを搭載したCPUを使用
することはできるが、基板が大きくなるので複写機本体
に収納するのが困難である、仕様の変更に対して柔軟な
対応が困難である、コストが高くなる、等の問題がある
そこで、本複写機においては、CRTコントローラ等の
他の機種あるいは装置との共通化が可能な技術をリモー
トとしてCPUを分散させることでデータ量の増加に対
応できるようにする。
電気系のハードウェアは第11図に示されているように
、旧系、SYS系、MCB系の3種の系に大別されてい
る。Ul系はUlリモート70を含み、SYS系は通常
のコピー動作時の動作を司る系であり、F/Pの制御を
行うF/Pリモート72、原稿読み取りを行うIITI
Jモート73、種々の画像処理を行うIPSリモート7
4を分散している。IITリモート73はイメージング
ユニットを制御するためのIITコントローラ73aと
、読み取った画像信号をデジタル化しテIPS!I モ
ー ) 74ニ送るVIDEO回路73bを存し、IP
Sリモート74と共にVCPU74 aにより制御され
る。前記及び後述する各リモートを統括して管理するも
のとしてSYS (System)リモート71が設け
られている。
SYSリモート71は旧の画面遷移のコントロール等の
ために膨大なメモリ容量を必要とするので、16ビツト
マイクロコンピユータを搭載した8086あるいは68
000等を使用することができる。
また、MCB系は、10丁関係の制御の他に電源投入時
の立ち上げ処理、フォールト等の異常時の処理および自
己診断を行うダイアグノスティックス等を司る系であり
、感材ベルトにレーザで潜像を形成するために使用する
ビデオ信号をIPsリモート74から受は取り、IOT
に送出するためのラスター出カスキャン(Raster
 0utput 5can: RO5)インターフェー
スであるVCB (Video Control Bo
ard )リモ−) 78、転写装置のサーボのための
RCBリモート77、更にはIOT 、ADF 、ソー
タ、アクセサリ−のためのI10ボートとしてのrOB
リモート78およびアクセサリ−リモート79を分散さ
せ、それらを統括して管理するためにMCB (Mas
ter Control Board)リモート75が
設けられている。
なお、図中の各リモートはそれぞれ1枚の基板で構成さ
れている。また、図中の太い実線は187゜5 kbp
sの高速通信回線、太い破線は9[100bpsのマス
ター/スレーブ方式シリアル通信回線をそれぞれ示し、
細い実線はコントロール信号の伝送路であるホットライ
ンを示す。また、図中76.8kbpsとあるのは、エ
デイツトパッドに描かれた図形情報、メモリカードから
入力されたコピーモード情報、編集領域の図形情報を旧
リモート70からIPS ’Jモート74に通知するた
めの専用回線である。更に、図中CCC(Commun
icaHon Control Chip)とあるのは
、高速通信回線のプロトコルをサポートするICである
以上のようにハードウェアアーキテクチャ−は、Ul系
、SYS系、MCB系の3つに大別されるが、これらの
処理の分担を第12図のソフトウェアアーキテクチャ−
を参照して説明すると次のようである。
なお、図中の矢印は第11図に示す高速通信回線、シリ
アル通信網を介して行われるデータの授受またはホット
ラインを介して行われる制御信号の伝送関係を示してい
る。
旧リモート70は、LLUI (Low Level 
Ul) モジュール80と、エデイツトパッドおよびメ
モリカードについての処理を行うモジュール(図示せず
)から構成されている。LLU Iモジュール80は通
常CRTコントローラとして知られているものと同様で
あって、カラーCRTに画面を表示するためのモジュー
ルであり、SVS旧モジュール81またはMCB旧モジ
ュール86の指示により所定の画面表示を行うモジュー
ルである。LLUI80が5YSTI+モジユール8L
 MCB旧モジュール86のいずれの制御下に置かれる
かはどちらのモジュールがLLU180の制御権である
トークンを有しているかによって決定される。これによ
りUlリモートを他の機種または装置と共通化すること
ができることは明かである。なぜなら、どのような画面
構成とするか、画面遷移をどうするかは機種によって異
なるが、CRTコントローラはCRTと一体で使用され
るものであるからである。
sysリモート71は、SYS[Ilモジュール81と
、SYSTEMモジュール82、およびSYS、DIA
Gモジュール83の3つのモジュールで構成されている
SYS旧モタモジュール81面遷移をコントロールする
ソフトウェアモジュールであり、SYSTEMモジュー
ル82は、どの画面でソフトパネルのどの座標が選択さ
れたか、つまりどのようなジョブが選択されたかを認識
するフィーチャーファンクション(Feature F
unction: F/F)選択のためのモジュール、
他のモジュールとの間でF/F選択、ジョブリカバリー
 マシンステート等の種々の情報の授受を行うための通
信を制御するモジュールを含んでいる。
SYS、DIACモジュール83は、ダイアグノスティ
ックスステートでコピー動作を行うカスタマーシミュレ
ーシロンモードの場合に動作するモジュールである。カ
スタマーシミュレーシロンモードは通常のコピーと同じ
動作をするので、SYS、D!ACモジュール83は実
質的にはSYSTEMモジュール82と同じなのである
が、ダイアグノスティックスという特別なステートで使
用されるので、SYSTEMモジュール82とは別に、
しかし一部が重畳されて記載されているものである。
また、IITリモート73にはイメージングユニットに
使用されているステッピングモータの制御を行うIIT
モジュール84が、IPSリモート74には種々のイメ
ージ処理を行うIPSモジニール85がそれぞれ格納さ
れており、これらのモジュールはSYSTEMモジュー
ル82によって制御される。
一方、MCBリモート75には、ダイアグノスティック
ス、オーデイトロン(Audltron)およびジャム
等のフォールトの場合に画面遷移をコントロールするソ
フトウェアであるMCB旧モジュール86、感材ベルト
の制御、現像機の制御、フユーザの制御等コピーを行う
際に必要な処理を行うIOTモジュール9Q、ADFを
制御するためのADFモジュール91、ソータを制御す
るための5ORTERモジユール92の各ソフトウェア
モジュールとそれらを管理するコピアエグゼクティブモ
ジュール87、および各種診断を行うダイアグエグゼク
ティブモジュール88、暗唱番号で電子カウンターにア
クセスして料金処理を行うオーデイトロンモジュール8
9を格納している。
また、RCBリモート77には転写装置の動作を制御す
るタードルサーボモジュール93が格納されており、当
該タードルサーボモジュール93はゼログラフィーサイ
クルの転写工程を司るために、10Tモジユール90の
管理の下に置かれている。なお、図中、コピアエグゼク
ティブモジュール87とダイアグエグゼクティブモジュ
ール88が重複しているのは、SYSTEMモジュール
82とSYS、DIACモジュール83が重複している
理由と同様である。
L−2U  の   システム 旧のソフトウェアモジュールの構成を第13図に、ハー
ドウェア構成を第14図にそれぞれ示す。
なお、ソフトウェアは第12図のLLUI80に相当す
るものであり、ハードウェアは第11図の旧リモート7
0に相当するものである。
本複写機の旧のソフトウェアモジュール構成は、第13
図に示すように、カラーCRTモニタ501の表示画面
をコントロールするビデオデイスプレィモジュール51
1、およびエデイツトバッド513、メモリカード51
4の情報の入出力を処理するエデイツトパッドインター
フェースモジュール512で構成し、これらをコントロ
ールするシステムUI517.519やサブシステム5
15、タッチスクリーン503、コントロールパネル5
02がビデオデイスプレィモジュール511に接続され
る。
エデイツトパッドインターフェースモジュール512は
、エデイツトバッド513からX、YM標を、また、メ
モリカード514からジョブやX。
Y座標を入力すると共に、ビデオデイスプレィモジュー
ル511にビデオマツプ表示情報を送り、ビデオデイス
プレィモジュール511との間でUlコントロール信号
を授受している。
ビデオデイスプレィモジュール511は、タッチスクリ
ーン503の縦横の入カポインド(タッチスクリーンの
座標位置)を入力してボタンIDをallし、コントロ
ールパネル502のボタンIDを入力する。そして、シ
ステムUI517.519にボタンIDを送り、システ
ム旧517.519から表示要求を受は取る。また、サ
ブシステム(ESS)515は、例えばワークステージ
1ンやホストcPUに接続され、本装置をレーザープリ
ンタとして使用する場合のプリンタコントローラである
。この場合には、タッチスクリーン503やコントロー
ルパネル502、キーボード(図示せず)の情報は、そ
のままサブシステム515に転送され、表示画面の内容
がサブシステム515からビデオデイスプレィモジュー
ル511に送られてくる。
システム旧517.519は、マスターコントローラ5
18,520との間でコピーモードやマシンステートの
情報を授受している。先に説明した第12図と対応させ
ると、このシステムU1517.519の一方がSYS
リモートのsys旧モジュール81であり、他方がMC
BリモートのMCBUIモジュール86である。
本複写機の旧は、ハードウェアとして第14図に示すよ
うにUICB521とEPIB522からなる2枚のコ
ントロールボードで構成し、上記モジュール構成に対応
して機能も太き(2つに分けている。
そして、UICB521には、旧のハードをコントロー
ルしエデイツトパッド513とメモリカード514をド
ライブするために、また、タッチスクリーン503の入
力を処理してCRTに書くためにCPU(例えばインテ
ル社の8085相当)とCRTコントローラ(例えばイ
ンテル社の6845相当)を使用し、さらに、EPI8
522には、ビットマツプエリアに描画する機能が8ビ
ツトでは不充分であるので16ビツトのCPII (例
えばインテル社の80CI96KA相当)を使用し、ビ
ットマツプエリアの描画データをダイレクトメモリアク
セス(DMA)で旧CB521に転送するように構成す
ることによって機能分散を図っている。
第15図はUICBの構成を示す図である。I]ICB
では、上記のCPUの他にCPII534(例えばイン
テル社8051相当)を有し、CCC531が高速通信
回線やオプシeナルキーボードの通信ラインに接続され
てCPU534とCCC531により通信を制御すると
共に、CPU534をタッチスクリーンのドライブにも
用いている。タッチスクリーンの信号は、その座標位置
情報のままCPII534からCCC531を通してC
PU532に取り込まれ、CPU532でボタンIDが
認識され処理される。また、インプットポート551と
アウトプットボート552を通してコントロールパネル
に接続し、またサブシステムインターフェース548、
レシーバ549、ドライバ550を通してEPIB52
2、サブシステム(ESS)からIMHzのクロックと
共にIMbpsでビデオデータを受は取り、9GOOb
psでコマンドやステータス情報の授受を行えるように
している。
メモリとしては、ブートストラップを格納したブートR
OM535の他、フレームROM538と539、RA
M536、ビットマツプI?AM537、V−RAM5
42を有している。フレームROM538と539は、
ビットマツプではなく、ソフトでハンドリングしやすい
データ構造により表示画面のデータが格納されたメモリ
であり、高速通信回線を通して表示要求が送られてくる
と、CPU532によりRAM536をワークエリアと
してまずここに描画データが生成され、DMA541に
よりV−RAM542 ニ書き込まれる。また、ビット
マツプのデータは、DMA540がEPIB522から
ビットマツプRAM537に転送して書き込まれる。キ
ャラクタジェネレータ544はグラフィックタイル用で
あり、テキストキャラクタジェネレータ543は文字タ
イル用である。
V−RAM542は、タイルコードで管理され、タイル
コードは、24ビツト(3バイト)で構成し、13ビツ
トをタイルの種類情報に、2ビツトをテキストかグラフ
ィックかビットマツプかの識別情報に、1ビツトをブリ
ンク情報に、5ビツトをバックグランドの色情報に、3
ビツトをフォアグラウンドの色情報にそれぞれ用いてい
る。CRTコントローラ533は、V−RAM542に
書き込まれたタイルコードの情報に基づいて表示画面を
展開し、シフトレジスタ545、マルチプレクサ546
、カラーパレット547を通してビデオデータをCRT
に送り出している。
ビットマツプエリアの描画は、シフトレジスタ545で
切り換えられる。
第16図はEPIHの構成を示す図である。EPIBは
、16ビツトのCPU (例えばインテル社の80CI
9EiKA相当)555、ブートベージのコードROM
55 f3、OSページのフードROM557、エリア
メモリ558、ワークエリアとして用いるRAM559
を有している。そして、インターフェース561、ドラ
イバ562、ドライバ/レシーバ563を通して旧CB
へのビットマツプデータの転送やコマンド、ステータス
情報の授受を行い、高速通信インターフェース564、
ドライバ565を通してIPSへX、  Y座標データ
を転送している。なお、メモリカード525に対する読
み/書きは、インターフェース560を通して行う。し
たがって、エデイツトパッド524やメモリカード52
5からクローズループの編集領域指定情報やコピーモー
ド情報が入力されると、これらの情報は、適宜インター
フェース561、ドライバ562を通してUICBへ、
高速通信インターフェース564、ドライバ565を通
してIPsへそれぞれ転送される。
上述したように本複写機は高度に多機能化されたカラー
複写機であるばかりでなく、熟練者には煩わしくなく、
且つ初心者にも容易に使用できるようにするために、ポ
ツプアップ画面、ダイナミックアイコン、メツセージ、
編集領域/ポイント表示、オーディオトーン等多くの表
示方式が採用されている。従って、あるボタンが押され
た場合に次にどのような画面に切り換えるかという画面
遷移、どのようなメツセージを出すのか出さないのか、
どのようなオーディオトーンを出すのかという種々の表
示の判断が多岐に渡ることになり、コピーモードの設定
のためにユーザと対話を行いながら誤操作なくユーザを
導くためのモジュールは非常に膨大なものとなる。
また、一方Ulで設定されたコピーモードは実際にコピ
ー動作を行う際に必要であるから、最終的にはコピーモ
ードはII7モジユール84、IPSモジュール85、
IOTモジュール90等に通知されなければならないが
、いずれかの段階で設定された機能の組合せが互いに矛
盾するものを含んでいないかどうかのチェックを行う必
要がある。あるいはスタートボタンが押された場合には
ベースマシンの状態からスタートボタンが受は付は可能
か否かを判断する必要がある。
以上のような機能をLL旧モモジュール80持たせるこ
とは不可能である。上述したようにLL旧モモジュール
80CRTコントローラと同様なものであり、カラーC
RTを駆動するためのものであるからである。これに対
して、SYSTEMモジュール82はコピー動作を統括
して管理するモジュールであるから上述した機能を持た
せることは可能であるが、SYSTEMモジニール82
自体もコピー動作を統括して管理するという性質上膨大
なモジュールにならざるを得す、それに加えて上述した
ような機能の組合せのチェックあるいは画面遷移等の[
11コントロールの機能までを含ませようとすると5Y
STEIIIモジユール82は非常に膨大なものとなり
、モジュールの作成が非常に困難となる。
そこで、第12図示すように、LL旧モモジュール80
SYSTEMモジュール82との間にSYS旧モクモジ
ュール81在させ、機能の組合せのチェックおよびバス
ウェイの切り換え、ポツプアップの開閉、メツセージの
表示、オーディオトーンの発音等の旧のコントロールを
行うようにしたのである。
これによれば、機能の組合せのチェックはコピーモード
の作成段階でボタンが押される都度行うことができるの
でユーザと良好な対話を行うことが可能となる。また、
SYS旧モクモジュール81成はSYSTEMモジュー
ル82の作成とは別個に並行して行うことができるので
、作成も容易であるし納期を短縮化することができ、更
に当該モジュールを部品あるいは資源として汎用化する
ことができる。
M−ユーザモジュール   コントロール次にSYS旧
モクモジュール81どのような機能が必要かを考える。
上述したところから明らかなようにsys旧モクモジュ
ール81、LLUILジュール80から通知されるボタ
ン情報に基づいてどのような画面でどのボタンが押され
たかを判断し、当該ボタンの直前まで設定された機能と
今回押されたボタンの機能との組合せが可能か否かを判
断し、機能の組合せが可能であれば当該機能を登録して
画面の遷移、メツセージあるいはオーディオトーンの表
示等を行い、機能の組合せが不可能であればそれに対応
したメツセージ、オーディオトーンを表示する機能が要
求される。
また、スタートボタンが押されたときにはスタートボタ
ンを受は付けることができるか否かを判断できることが
要求される。このためには、SYSTEMモジュール8
2から現在のマシンの状態を示す情報を受は取ることが
できる必要がある。そして、スタートボタンの受は付け
が可能であればSYSTEMモジュール82に対して設
定されたコピーモードを通知し、受は付は不可能であれ
ば所定のメツセージ、オーディオトーンを表示する機能
が要求される。
以上のことから、5YSU+モジユール81には、第1
7図に示すように、LLUILジュール80と通信を行
うことにより押されたボタンの情報の受信及びLLU 
Iモジュール80に対して画面切り換え、ポツプアップ
表示、メツセージ表示、オーディオトーン表示等の種々
のコマンドを通知し、且つSYSTEMモジュール82
と通信を行うことにより5YSTEIIモジユール82
に対するコピーモードの通知及びSYSTEMモジュー
ル82からのマシン状態の情報の受信等を行うもの(以
下、Ulコントロールと称す)と、旧コントロール10
1よりハイレベルであり、LL旧モジニール80から受
信したボタン情報に基づいてユーザとの対話を司るもの
、即ちユーザモード100が必要であることが分かる。
つまり、SYS旧モクモジュール81−ザモード100
と旧コントロール101に大きく階層化される。
U1コントロールの U1コントロール101は主にLL旧モモジュール80
びSYSTEMモジュール82との通信を行うものであ
るから、少なくとも、LLUILジュール80との間の
通信を司るサブモジニール(以下、このサブモジュール
をCRTコントロールと称す)および5YSTEllt
モジユール82との間の通信を司るサブモジュール(以
下、このサブモジュールをsYsコントロールと称す)
が必要であり、更に、CRTコントロールで受信したL
L[I +モジュール8oがらの情報及び5YS−17
トロールで受信したSYSTEMモジュール82からの
情報をユーザモード1ooに通知すると共に、ユーザモ
ード100から通知された情報をCRTコントロールま
たはSYSコントロールに振り分けるサブモジュール(
以下、このサブモジュールを操作フローと称す)が必要
となる。
ここで、CRTコントロールとSYSコントロールとを
一体化して一つのサブモジュールでLLUILジュール
80及びSYSTEMモジュール82との通信を行うよ
うにすることも考えられるが、これは得策ではない。即
ち、上述したようにLLUILジュール80はハードウ
ェアに近い構造のモジニールであるから、LLUILジ
ュール80との間で情報の授受を行うためにはLL旧モ
モジュール80構造、機能に応じたインターフェースを
有する必要があり、同様にSYSTEMモジュール82
との間で情報の授受を行うためにはSYSTEMモジュ
ール82の構造、機能に応じたインターフェースを存す
る必要がある。
つまり、情報の授受を行うものではあっても相手のモジ
ュール構造、機能に応じて構造を異ならせることが必要
であって、これによってモジュール間のコントロールを
容易に行うことができるようになるものである。
また、操作フローは、ユーザモード100がら指示さh
るコマンドをより具体化してCRTコントロールまたは
SYSコントロールに振り分けることができる必要があ
る。例えば、第4図(a)の基本フィーチャーパスウェ
イにおいて任意倍率のボタンが押された場合には第7図
(b)に示すポップアップを開く必要があるが、ユーザ
モード100はノーイレベルなものであるために、単に
任意倍率のボタンを選択可能状態から選択中吠態に変更
する旨の指示を出すだけである。従って、操作フローは
この指示によりどのようなポツプアップを開くかを決定
してCRTコントロールに通知することになる。
そして、CRTコントロールは操作フローからの指示に
基づいて、より詳細なコマンド、例えばどの位置にどの
ようなボタンを表示するかというコマンドを作成してL
L旧モモジュール80通知する。これによって所定の画
面が表示されることになる。
このように、ユーザモード100はボタンの状態を管理
するだけであるが故にハイレベルなのであり、これに対
して、Ulコントロール101はユーザモード100の
指示に基づいて実際の画面構成の作業を行うが故にロー
レベルなのである。
(M−4ユーザモードの ユーザモード100はボタンの状態を管理するものと説
明したが、そのためにはこれまで設定されたコピーモー
ドを格納するデータベースが必要となる。なぜなら、表
示されているボタンの状態を選択可能状態、選択生状態
、選択不可能状態、不可視状態のいずれにするかは、設
定された機能との関係で決定されるものであり、そのた
めには現在設定されているコピーモードを格納しておか
なければならないからである。
そして、あるボタンが押されたときに、コピーモードの
データベースを参照して今回選択された機能あるいはパ
ラメータがこれまで設定されているコピーモードと矛盾
するか否かを判断するサブモジュール(以下、このサブ
モジュールをフィーチャーバリデージロン(Featu
re Valldatlon) F/Vと称す)が必要
である。本複写機は非常に豊富な機能を備えているので
機能の組合せも非常に多岐に渡る。そこで、ある機能と
ある機能の組み合わせは不可能とか、このパラメータが
設定されたときにはこちらのパラメータは同時には選択
できないとか、IPSのハードウェアによって生じる色
の制限、領域数の制限等をチェックするためのモジュー
ルは基本的に非常に膨大なものとなる。そこで、本複写
機ではその部分を独立させているのである。
勿論、これらのチェックはどの段階で行うようにしても
よいのであるが、例えば、IPSでチェックするとする
とユーザが設定してからしばらく後にその結果が示され
ることになり、ユーザとの対話を行うUlとしては好ま
しくないものとなる。そこで、コピーモードを設定して
いるときにチェックし、以てユーザの操作に迅速に対応
できるUlとするためにF/Vを設けるのである。
また、コピーモードのデータベースにアクセスするため
のサブモジュール(以下、このサブモジュールをデータ
ハンドリングと称す)が必要である。これによってF/
Vは機能組合せのチェックを行う際にデータハンドリン
グを介してこれまで設定されているコピーモードを参照
することが可能となり、また機能の組合せのチェックの
結果骨は付は可能の場合新たに設定されたコピーモード
をデータベースに書き込むことができる。勿論、F/V
が直接データベースにアクセスするように構成すること
も可能であるが、データベースにアクセスするのはF/
Vだけではなく、後述するようにその他のサブモジュー
ルもアクセスする。ところが、各サブモジュールがそれ
ぞれ別個にデータベースにアクセスし、適宜書き込み、
読み出しを行えるようにした場合には、データベースを
いくつかのサブモジュールで共有することになり、ある
サブモジュールはデータベースを介して他のサブモジュ
ールと密接に結合してしまうことになる。そうした場合
には、仕様変更であるサブモジュールを変更する必要に
迫られたときにはデータベースを介して結合している全
てのサブモジュールをも変更しなければならなくなり非
常な手間を要することになる。そこで、データベースへ
のアクセスはデータハンドリングのみに行わせ、データ
ベースにアクセスする必要がある場合にはデータハンド
リングを介することとしたのである。これによって、各
サブモジュール間の結合は非常に弱いものとなり、仕様
変更に際してはそのサブモジュールのみを変更すればよ
いものとなる。
更に、ユーザモード100にはエディットパッドのコン
トロールに関するサブモジュール(以下、このサブモジ
ュールをパッドコンドロールド称ス)が必要である。即
ち、エデイツトパッドからは座標データが入力され、そ
れに応じてピットマツプエリアに設定された領域/ポイ
ントを指示しなければならないが、これはボタンに関す
るコントロールとは全く別個なものであるからである。
以上のF /V1  データハンドリングおよびパッド
フントロールはそれぞれ独立したサブモジュールであり
、互いに同レベルに位置するものであり、この上にこれ
らのサブモジュールを統括してコントロールするサブモ
ジュール(以下、このサブモジュールをフィーチャー選
択と称す)が必要である。
即ち、フィーチャー選択は最上位に位置するサブモジュ
ールであり、F/V、  データハンドリング、パッド
コントロールを使用して画面およびオーディオトーンの
コントロール、コピーモードの作成を行うものである。
ここで、フィーチャー選択は画面遷移をパスウェイ毎、
機能毎にフントロールできるように構成するのがよい。
これに対して、抽出、削除、色付けという編集機能はマ
ーカー編集、ビジネス編集、クリエイティブ編集の各バ
スウェイに用意されているから、バスウェイの如何にか
かわらず同じ編集機能単位で画面遷移をコントロールす
るようにもできるが、画面構造はパスウェイ毎に異なる
ものであり、実際、同じ色付は編集であってもマーカー
編集の場合には第8図に示す画面が表示されるが、ビジ
ネス編集の色付は編集では第9図(a)に示すようにビ
ットマツプエリアが表示されるというようように画面の
構造はバスウェイによって異なるものである。従って、
フィーチャー選択における画面遷移のコントロールはパ
スウェイ毎、機能毎に行えるようにするのである。そし
て、このことによってモジュールの作成が容易になるば
かりでなく、仕様変更にも容易に対応することができる
ものである。
S  SUIの 以上のことからSYS旧モジュール81は第18図に示
すような階層構造となる。最下位には高速通信回線及び
シリアル通信回線の双方を含む通信回線があり、その上
に各モジュールを実行させるオペレーティングシステム
としてのモ二りがあり、モニタの上にはCRTコントロ
ールとsYsコントロールが位置し、その上位に操作フ
ローが位置している。更に操作フローの上には、ユーザ
モード100の下位に位置するF /V1  データハ
ンドリング、パッドコントロールの各サブモジュールが
あり、最上位にフィーチャー選択が位置している。
−6データ コマンドの れ 次にデータおよびコマンドの流れについて第19図を参
照して説明する。
電源が投入され、イニシャライズのシーケンスが終了す
るとLL[1I80から経路110によりトークンがC
RTコントロールに通知される。上述したように電源投
入時の立ち上げ処理においてはMCBがトークンを有し
ているので旧はIICHの制御下に置かれているが、イ
ニシャライズが終了するとMCBはトークンを5YST
Eにに渡すために一旦LLUI80に通知し、LLUT
80からトークンがCRTコントロールに通知されるの
である。
CRTコントロールはトークンを経路114によりSY
Sコントロールへ通知し、sysコントロールは経路1
33によりSYSTEM82に通知する。これによりS
YSTEM82はEllの制御権を有したと認識し、経
路134により、フユーザの状態、RO5の状態、トレ
イの状態等のマシンの状態を示す情報をマシンステータ
スというコマンドに載せてSYSコントロールへ通知す
る。
SYSコントロールはマシンステータスを受ケ取ルト、
CRTコントロールに対して旧ステータスコマンドによ
りイニシャライズが終了したことを通知する(経路11
5)。これによりCRTコントロールはイニシャライズ
が終了したことを認識し、LLUI80に対してイニシ
ャライズコマンドを通知しく経路111)Ulをイニシ
ャライズする。これによりUlにおいてはV−RAMの
クリア等所定のイニシャライズが行われる。
次に、CRTコントロールは操作フローに対してイニシ
ャライズが終了した旨を通知する(経路112)。これ
により操作フローは、CRTコントロールに対して画面
切換コマンド及びボタン表示コマンドにより基本フィー
チャーバスウェイの画面を出すように指示する(経路1
13)。これを受けてCRTコントロールは表示コマン
ドにより基本フィーチャーバスウェイの画面表示をLL
U180に指示する。
以上の処理が行われることによりカラーデイスプレィに
は初期画面として第4図(a)に示す基本フィーチャー
バスウェイの画面が表示される。
次にボタンが押された場合について説明する。
何等かのソフトボタンあるいはハードボタンが押される
と、LLUI80はどの位置のボタンが押されたかを読
み取り、そのボタン情報をボタンコマンドによりCRT
コントロールに通知する(経路110)。ボタンコマン
ドを受は取ると、CRTコントロールはどのような機能
のボタンが押されたかを解釈し、その情報をフィーチャ
ー選択ボタンコマンドにより操作フローに通知する(経
路112)。操作フローはそれをそのままフィーチャー
選択に通知する(経路116)。
フィーチャー選択は、このボタンの情報をF/Vに与え
(経路117)、このボタンが現在受付可能か否かをチ
ェックさせる。フィーチャー選択からの指示を受けると
、F/■はデータベースであるコピーモードに格納され
ている現状の選択状態をデータハンドリングを介して読
み出し、今回押されたボタンの機能がこれまで設定され
ている機能と組み合わせ可能か否かをチェックする。
機能の組合せのチェックが終了するとF/Vはその結果
をバリデーション結果コマンドによりフィーチャー選択
に通知する(経路118)。これを受けるとフィーチャ
ー選択は、組合せが可能である場合にはCRTコントロ
ールに対してトーンコマンドを通知する(経路125)
。CRTコントロールはこれを受けると表示コマンドに
よりセレクトトーンの発音をLLUI80に指示する。
これによりセレクトトーンが発生される。
またこのとき、フィーチャー選択はボタン/アイコンス
テータステーブルにこのボタンの状態を書き込む(経路
124)。即ち、ボタン/アイコンステータステーブル
は各ボタンの状態、即ちボタンが選択可能状態であるか
、選択中状態であるか、選択不可能状態であるか、不可
視状態であるかが書き込まれているテーブルであり、F
/Vにおける組合せチェックの結果押されたボタンが受
は付は可能である場合には、フィーチャー選択は当該ボ
タンに対して選択中状態を設定する。これに応じて操作
フローはボタン/アイコンステータステーブルを参照し
、以前の状態と変更があった場合には、変更されたまま
をボタン表示コマンドでCRTコントロールに通知する
。この情報はCRTコントロールからLLU180に通
知され、当該ボタンは選択中状態の表示がなされる。
以上がボタンが押されたときの動作であり、次にボタン
が離された場合の動作について説明する。
ボタンが離されたときには、ボタン情報は上述したと同
様な経路を辿って、CRTコントロールから操作フロー
を経てフィーチャー選択に通知される。
但し、ボタンが押されたときにはボタンが押された旨を
示すパラメータが付されているのに対して、ボタンが離
されたときには、ボタンが離された旨を示すパラメータ
が付されている点で異なっている。
このとき、フィーチャー選択は、組合せチェックの結果
組合せが可能であったので、ボタンが離されたことを認
識すると当該機能が選択されたものと解釈し、当該機能
をコピーモードに反映させるためにデータハンドリング
に通知する(経路120)。これによりデータハンドリ
ングはコピーモードテーブルに当該機能を書き込む(経
路122)。このとき、表示すべきメツセージがある場
合には、フィーチャー選択はCRTコントロールに当該
メツセージ表示のためのメツセージコマンドを通知する
。これを受けるとCRTコントロールはLLU180に
対して所定のメツセージを表示するための指示を表示コ
マンドにより通知する。以上の動作により、例えば第4
図(a)の画面でフルカラーのボタンが押された場合に
はメツセージエリアには、例えば「コピーできます。4
色(フルカラー)」というメツセージが表示される。
以上がポツプアップマークが付されていない通常のボタ
ンが押されて離された場合の動作である。
次にポツプアップが開く場合の動作について説明する。
ポツプアップマークが付されているボタンが押された場
合には、上述した通常のボタンの場合と同様な動作が行
われ、F/Vによる組合せチェックの結果組合せが可能
であれば当該ボタンは選択中状態の表示に変更されると
共にセレクトトーンが発生される。
当該ボタンが離されたときには、フィーチャー選択ボタ
ンコマンドがCRTコントロールから操作フローへ通知
され、操作フローはそれをそのままフィーチャー選択に
通知する。これを受けるとフィーチャー選択は、メツセ
ージをCRTコントロールに指示する(経路125)と
同時に、ポツプアップ内の機能のうち予めデイフォルト
として設定されている項目のボタンを選択中状態として
コピーモードを作成する。
次に操作フローが動作するが、操作フローは今回押され
たボタンがポツプアップマークが付されているボタンで
あることを認識しているから、CRTコントロールに対
してポツプアップコントロールコマンドを通知して所定
のポツプアップを開く旨の指示を出す(経路113)。
これによってCRTコントロールはLLUI80に対し
て指示されたポツプアップを表示するための表示コマン
ドを通知する(経路111)。これによって所定のポツ
プアップが表示される。
次に、バスウェイボタンが押されたときの動作について
説明する。例えば、第4図(a)の画面でマーカー編集
バスウェイのパスウェイボタンが押された場合には、L
LllI80からどの位置のボタンが押されたかという
ボタン情報がボタンコマンドによってCRTコントロー
ルに通知される(経路110)。CRTコントロールは
当該ボタン情報を解釈してマーカー編集のパスウェイボ
タンが押されたこトラ認識シて、フローコントロールボ
タンコマンドにより操作フローに通知する(経路112
)。
これを受けて操作フローはマーカー編集バスウェイの画
面に切り換えるために、CRTコントロールに対して画
面切換コマンドによりマーカー編集バスウェイの画面に
切換るように指示する(経路113)。これによりCR
Tコントロールは表示コマンドによりマーカー編集バス
ウェイの画面表示をLLUI80に指示する。これによ
り表示画面は基本フィーチャーバスウェイの画面から第
4図(d)に示すマーカー編集バスウェイの画面に切り
換わる。
以上のように、パスウェイボタンが押されたときには操
作フローの動作により画面が切り換わるだけである。
次にエデイツトパッドからの座標入力があった場合の動
作について説明する。
エデイツトパッドが使用された場合にはLLU180か
ら、例えば4バイトのX座標とY座標がCRTコントロ
ールに通知されるが、当該座標データはCRTコントロ
ール、操作フローを経てフィーチャー選択に通知される
フィーチャー選択は座標データを受は取ると、当該座標
データが受は付は可能か否かをF/Vにチェックさせ、
受は付は可能であった場合には、当該座標データをパッ
ドコントロールに通知しく経路12 B)、次の座標デ
ータを待つ。現在選択されている編集機能がポイント指
示のものであれば1つの座標入力でよいが、矩形領域の
設定が要求される場合には一つの座標では足りないから
である。
パッドコントロールは座標データを受けると、CRTコ
ントロールに対してトーンコマンドおよびビットマツプ
表示コマンドを通知してセレクトトーンの発生とビット
マツプ表示の指示を行う(経路127)。これを受けて
CRTコントロールはセレクトトーン発生のための表示
コマンドおよびビットマツプ表示のための表示コマンド
をLLUI80に通知する(経路111)。これによっ
てセレクトトーンが発生され、ビットマツプエリアには
入力されたポイントの表示が行われる。
現在選択されている編集機能が矩形領域の設定を必要と
するものである場合、次にもう1点の座標データが入力
されると、当該座標データは上述した経路でフィーチャ
ー選択に通知されるが、フィーチャー選択では2点目の
座標データが入力されたことによって一つの矩形領域が
設定されたと認識し、パッドコントロールに2点目の座
標データを通知する(経路126)。これによりパッド
コントロールは定義された矩形領域のデータをデータハ
ンドリングに通知する(経路135)。データハンドリ
ングは当該矩形領域のデータをコピーモードテーブルに
当該データを書き込む(経路122)。これにより当該
矩形領域が登録されたことになる。
このとき同時にパッドコントロールはCRTコントロー
ルに対してトーンコマンドおよびビットマツプ表示コマ
ンドを通知する(経路127)。これを受けてCRTコ
ントロールはLLUI80に対して表示コマンドを通知
し、セレクトトーンの発生およびビットマツプエリアで
の矩形領域の表示を指示する。これによって2番目の座
標入力に対するセレクトトーンが発生されると共に、ビ
ットマツプエリアには設定された矩形領域に対応する位
置に領域が表示される。
上述したようにクリエイティブ編集においては一つの領
域に対して複数の編集機能を施すことが可能であるが、
領域が設定された後に当該領域に対していくつかの編集
機能が設定された場合には、上述したボタンが押され、
そして離された場合の動作と同じ動作が行われて、登録
された領域に定義されていく。
次にスタートボタンが押された場合の動作について説明
する。スタートボタンが押された場合には、LLUI8
0からCRTコントロールに対してハードコントロール
パネルのどの位置にあるボタンが押されたというボタン
情報がボタンコマンドにより通知される(経路110)
。CRTコントロールは当該ボタン情報を解釈してスタ
ートボタンが押されたことを認識し、それをマシンコン
トロールボタンコマンドによりSYSコントロールに通
知する(経路114)。これを受けてSYSコントロー
ルは現在ベースマシンがコピーを行える状態にあるか否
かをチェックする。そのためには使用されるトレイの情
報、使用されるトナーの情報および設定されるべき機能
、パラメータが全て設定されているか否かの情報が必要
である。即ち、どのトレイから用紙を搬送するのか、ど
のトナーを使用するのかという情報はコピーを行う際に
必要不可欠な情報であり、また例えば、ビジネス編集に
おいて色付は編集を行うには領域の設定だけではなく色
および濃度のパラメータを設定しなければならないよう
に、コピーを行うには機能の選択だけではなく当該機能
に付随するパラメータの設定も必要なものであり、これ
らの全てが設定されない場合にはコピーを行うことがで
きない。
そこで、フィーチャー選択は、トレイコマンドにより使
用されるトレイを、トナーコマンドにより使用されるト
ナーを、更にUlステータスコマンドにより必要な全て
の設定がなされているか否かの情報を通知しており(経
路129)、これによりSYSコントロールはスタート
ボタンが受は付は可能か否かを判断する。当該チェック
によりスタートボタンが受は付は可能である場合には、
SYSコントロールはコピーモードテーブルから設定さ
れたコピーモードを読み出して(経路132)、SYS
TEM82に通知する(経路133)。
それと同時にSYSコントロールはマシンステータスコ
マンドによりスタートボタンを受は付ける旨を操作フロ
ーに通知する(経路131)。これにより操作フローは
画面切換コマンドをCRTコントロールに通知してラン
フレームへの切り換えを指示する。これによって表示画
面はランフレームに切り換えられる。
以上の動作によりコピーが開始される。
次に、ベースマシンの状態表示について説明する。例え
ば、コピーが開始されてコピー枚数を表示する場合には
、SYSTEM82からジョブステータスコマンドによ
りコピー枚数情報がSYSコントロールに通知される(
経路134)。これを受けてSYSコントロールは、ア
イコン表示コマンドによりコピー枚数情報をCRTコン
トロールに通知しく経路115)、CRTコントロール
は表示コマンドでコピー枚数をLLIJI80に通知す
る。これによりコピー枚数がカラーデイスプレィに表示
される。
また、トナーの量が所定値を下回った場合にはSYST
EM82からマシンステータスコマンドによりロートナ
ーの情報がSYSコントロールに通知される(経路13
4)。このとき、SYSコントロールは上述したと同様
にしてアイコン表示コマンドおよびメツセージ表示コマ
ンドをCRTコントロールに通知して所定のメツセージ
および所定のアイコンの表示を指示する。これによって
画面には所定の表示が行われる。
また、あるトレイがノーペーパーになった場合には当該
トレイのボタンを選択不可能状態として当該トレイを選
択できないようにする必要があるが、ボタン状態を決定
するのはフィーチャー選択であるから、SYSTEM8
2からあるトレイがノーペーパーになった旨の情報がマ
シンステータスコマンドにより通知された場合は、SY
Sコントロールは、当該情報をマシンステータスコマン
ドでフィーチャー選択に通知する(経路130)。これ
を受けるとフィーチャー選択は当該トレイに割り当てら
れているボタンを選択不可能状態に設定して、その旨を
ボタン/アイコンステータステーブルに書き込む。操作
フローは、所定時間毎に定期的にボタン/アイコンステ
ータステーブルを参照しているから、当該ボタンの状態
が選択不可能状態に変更されたことを認識すると、CR
Tコントロールにボタン表示コマンドを通知して当該ボ
タンを選択不可能状態の表示にすることを指示する。こ
れによって、当該ボタンからは影が消える。
データの流れを以上のようにすることによって、これま
で述べてきたような、操作性の良好なUlを構築するこ
とができるのである。
[発明の効果コ 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、コピ
ーモードを設定するについては、機能設定領域としての
パスウェイという概念を導入することにより、ユーザの
熟練度、編集機能によって階層化したので、目的に応じ
て容易にコピーモードを設定することができる。そして
、機能設定の際にはソフトボタンをタッチするだけでよ
いので壮快な操作感が得られ、しかも、初心者に対して
は操作を徹底的に導き、かつ熟練者には煩わしくなく最
小ステップで所望のコピーモードが設定できるものであ
るので、操作性の優れた旧を提供できるものである。
また、LL■■モジュールとSYSTEMモジュールと
の間にユーザとの対話を行いながらコピーモードを作成
する5YSU!モジユールを配置し、このモジュールを
主としてユーザとの対話を行う部分とそれに応じて実際
の画面を作成する部分とに階層化し、更にそれぞれの階
層を更に細かく階層化したので、モジュールの作成が容
易であるばかりでなく、仕様変更にも容易に対応するこ
とができ、且つ種々のモジニールの作成を同時並行的に
行うことができるので、短時間で作成することができる
。更に、階層化することにより、各モジュールを部品化
あるいは資源化することができるので汎用化あるいは再
利用化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る記録装置のユーザインターフェー
スの一実施例の構成を示す図、第2図は本発明が適用さ
れるカラー複写機の全体構成の一例を示す図、第3図は
旧の取り付は角および高さの設定例を説明する図、第4
図は画面表示の例を示す図、第5図はダイナミックアイ
コンの動作を説明する図、第6図はボタン状態の表示を
示す図、第7図はポツプアップを説明するための図、第
8図はメツセージ表示を説明するための図、第9図は領
域/ポイント表示を説明するための図、第10図はオー
ディオトーンを説明するための図、第11図はハードウ
ェアアーキテクチャ−を示す図、第12図はソフトウェ
アアーキテクチャ−を示す図、第13図は旧のモジュー
ル構成を示す図、第14図は旧のハードウェア構成を示
す図、第15図は旧CBの構成を示す図、第16図はE
PIBの構成を示す図、第17図はSYS旧モジュール
の階層化を説明する図、第18図は5YSU Iの階層
構造を示す図、第19図はデータ/コマンドの流れを説
明するための図、第20図は従来のUlの構成例を示す
図である。 1・・・表示手段、2・・・タッチボード、3・・・ノ
ーードコントロールパネル、4・・・表示制御手段、5
・・・UIコントローラ、6・・・高速通信回線。 出 願 人 富士ゼロックス株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像記録の機能および/またはパラメータの設定
    を行うためのユーザインターフェースと画像記録を行う
    ベースマシンとを具備する記録装置において、ユーザイ
    ンターフェースの表示を行うための第1の手段とベース
    マシンの画像記録動作を統括して管理する第2の手段と
    の間にユーザとの対話を行いながら記録モードを作成す
    る第3の手段を具備することを特徴とする記録装置のユ
    ーザインターフェース。
  2. (2)前記第3の手段は、主として設定された記録機能
    および/またはパラメータの組合せのチェックを行い、
    記録モードを作成し、且つ前記ユーザインターフェース
    の表示の遷移を管理する第1の層と、主として前記第1
    の手段または前記第2の手段との間でデータの授受を行
    い、前記第1の手段または前記第2の手段から通知され
    たデータを前記第1の層に通知し、あるいは前記第1の
    層の指示に基づいて前記第1の手段または前記第2の手
    段へ所定のコマンドおよび/またはデータを通知する第
    2の層に階層化されていることを特徴とする請求項1記
    載の記録装置のユーザインターフェース。
  3. (3)前記第3の手段の第1の層は、記録モードを格納
    するデータベースに対する書き込み、読み出しを行う第
    1部分、設定された機能および/またはパラメータの組
    合せが可能か否かをチェックする第2部分および編集領
    域および/またはポイントに関する処理を行う第3部分
    からなる層と、該層よりハイレベルであって前記ユーザ
    インターフェースのボタン状態および表示の遷移の管理
    を行う第4部分の層の2層構造であることを特徴とする
    請求項2記載の記録装置のユーザインターフェース。
  4. (4)前記第3の手段の第2の層は、前記第1の手段と
    データの授受を行う第5部分および前記第2の手段とデ
    ータの授受を行う第6部分からなる層と、該層よりハイ
    レベルであって、前記第1の手段または前記第2の手段
    からのデータを前記第1の層に通知し、前記第1の層か
    らの指示を前記第5部分または前記第6部分に振り分け
    る第7部分からなる層の2層構造であることを特徴とす
    る請求項2記載の記録装置のユーザインターフェース。
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