JP2003323080A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003323080A
JP2003323080A JP2002132221A JP2002132221A JP2003323080A JP 2003323080 A JP2003323080 A JP 2003323080A JP 2002132221 A JP2002132221 A JP 2002132221A JP 2002132221 A JP2002132221 A JP 2002132221A JP 2003323080 A JP2003323080 A JP 2003323080A
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JP2002132221A
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Akira Okamoto
晃 岡本
Tomoshi Sakata
智志 坂田
Kazumichi Yamauchi
一道 山内
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非定型サイズの転写紙を複数種類について自
動的に識別することができるトレイを備えた画像形成装
置を提供する。 【解決手段】 画像が形成される転写紙Pを複数枚積層
して載置する1以上のトレイ30a,30b,30cが
設けられた画像形成装置において、上記の少なくとも1
のトレイ30に、転写紙の主走査方向サイズを無段階で
測定可能なサイズ検出手段31と副走査方向サイズを無
段階で測定可能なサイズ検出手段32とを設けた。そし
て、制御部100内には、転写紙情報記憶手段103を
設け、非定型サイズの転写紙のサイズを自動的に読み込
み、他の必要な情報とともに記憶させている。種々のサ
イズの非定型の転写紙をトレイにセットしても、トレイ
が自動的に識別することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、転写紙サイズを自
動的に識別可能なトレイを備えた画像形成装置に関し、
特に、転写紙サイズが、A3,A4,B4,B5等の定
型サイズとは異なる非定型サイズでも自動的に判断する
ことができる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置には、複数のサイズの転写
紙を使用できるユニバーサルトレイが使用されており、
トレイにセットされた転写紙のサイズを自動的に検出す
ることができるようになっている。しかし、このユニバ
ーサルトレイは、A3,A4,B4,B5等の定型サイ
ズでなければ、識別することができない。
【0003】一方、複写機のユーザによっては、たとえ
ば、A4より縦横とも5mm大きい転写紙といったよう
に非定型サイズの転写紙を使用することがある。この場
合、従来の定型サイズ用のユニバーサルトレイでは、転
写紙サイズを正しく検出することができない。
【0004】また、通常の転写紙よりも厚い転写紙を使
用する場合もある。この場合、転写電圧や転写紙送り速
度等の画像形成条件を変更しなければ、良質の画像を得
ることができない。
【0005】このような問題に対し、1つのトレイをこ
のような非定型サイズの転写紙用として使用する方法が
ある。しかし、そうすると、そのトレイでは1種類のサ
イズの転写紙しか使用できなくなってしまい、複数種類
のサイズの非定型サイズの転写紙を使用することができ
ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事実から考えられたもので、定型サイズとは異なる非定
型サイズの転写紙を複数種類について自動的に識別する
ことができるトレイを備えた画像形成装置を提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、画像が形成される転写紙を複数枚積層し
て載置する1以上のトレイを有する画像形成装置におい
て、上記トレイの少なくとも1つに設けられた、転写紙
の主走査方向サイズ及び/又は副走査方向サイズを無段
階で測定可能なサイズ検出手段と、画像形成全体を制御
する全体制御手段と、表示入力手段と、複数種類の転写
紙についての転写紙情報を記憶する転写紙情報記憶手段
とを有し、上記トレイに転写紙がセットされると上記サ
イズ検出手段が記憶した転写紙サイズ情報から転写紙サ
イズを読み取り、上記表示入力手段に転写紙を特定する
情報を表示することを特徴としている。
【0008】また、上記トレイが、定型サイズと非定型
サイズの双方の転写紙について、識別可能である構成と
してもよい。
【0009】また、上記画像形成手段が画像形成条件変
更手段を有し、上記転写紙情報記憶手段が各転写紙につ
いての画像形成条件を記憶し、上記トレイに転写紙がセ
ットされて上記サイズ検出手段が転写紙サイズを読み取
って転写紙を特定すると、上記全体制御手段が画像形成
条件変更手段に、転写紙情報記憶手段の記憶する当該転
写紙の画像形成条件への変更を指示して画像形成を行う
構成とすることができる。
【0010】また、上記転写紙情報記憶手段が、同一サ
イズで異なる種類の転写紙について記憶可能で、上記ト
レイに転写紙がセットされて上記サイズ検出手段が転写
紙サイズを読み取り、該当するサイズの転写紙が複数種
類ある場合には、それらを上記表示入力手段に表示して
選択可能としてもよい。
【0011】また、上記転写紙情報記憶手段が、転写紙
を使用する複数の部門に対応した複数のユーザーサイズ
設定モードを有し、上記転写紙情報記憶手段が各ユーザ
ーサイズ設定モード毎に転写紙情報を記憶するようにし
てもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施例を詳細に説明する。本発明の画像形成装置は、原
稿を読み取って画像形成して出力する複写機や、コンピ
ュータ機器からの画像データを受けて画像を出力するプ
リンタなどに使用することができるが、本実施の形態例
では複写機に応用した場合を例にして説明する。
【0013】図1は本発明の複写機の断面構成を示す構
成図である。原稿の自動給送が可能なADF10の原稿
載置部11には、表面を上にした状態の原稿を複数枚載
置している。ローラ12a、ローラ12bにより繰り出
された原稿の1枚目はローラ13によりプラテンガラス
14上に送り込まれる。
【0014】原稿がローラ13によってプラテンガラス
14上を通過しているとき、光源23により原稿の原稿
面が照射され、その反射光がミラー24,25,26を
経て結像光学系27を介して光電変換手段であるCCD
28の受光面に像を結ぶ。ここで、光源23、ミラー2
4,25,26、結像光学系27及びCCD28、並び
に、図示されていない光学系駆動手段とで画像読取部2
0を構成している。読み取られた原稿の画像データは、
CCD28から図示しない画像メモリ手段に送られ、記
憶される。
【0015】このようにして、画像が読み取られた原稿
は、表面を下に向けた状態で排紙皿15上に送り出され
ていく。一方、転写紙が積載されているトレイ30(3
0a,30b,30c)から給紙ローラにより転写紙P
が送り出され、画像形成部50に給送される。画像形成
部50に給送される転写紙Pはその入口のレジストロー
ラで同期がとられた後、感光体ドラム51に近接する。
【0016】画像メモリ手段に記憶されている画像デー
タは、画像書込部40に入力され、画像書込部40内の
レーザダイオードから画像データに応じたレーザ光を感
光体ドラム51上に照射し、静電潜像を形成する。この
静電潜像を現像部53で現像することで、感光体ドラム
51上にトナー像を形成する。
【0017】このトナー像は感光体ドラム51の下部の
転写部54により転写紙Pに転写される。そして、感光
体ドラム51に圧着されている転写紙Pは分離部55に
より分離される。感光体ドラム51から分離された転写
紙Pは搬送機構57を介して定着部58に入り、トナー
像が熱と圧力とにより定着される。このように画像形成
が完了した転写紙Pは、排出ローラ65により排紙トレ
イ70上に排出される。
【0018】画像形成装置は、装置の上部に表示入力手
段80を有する。これは、液晶タッチパネルとテンキー
等からなり、ユーザがコピーを開始するに先だって、こ
こで、各種のコピーモードの設定を行う。たとえば、コ
ピー部数の設定、コピー濃度の設定、コピー倍率の設
定、交互出力モードの指定、インターシートモードの指
定、などである。ただし、コピー倍率やコピー濃度など
については、自動設定とすることも可能である。
【0019】図2は、本発明の画像形成装置を複写機に
適用した制御部100と、その周辺の構成例を示すブロ
ック図である。制御部100内には、コンピュータを主
体とした全体制御手段101がある。ここには、CPU
の他に、フラッシュメモリ等の記憶手段を有し、HDD
等の記憶手段にインストールされたプログラムに従っ
て、画像形成動作全体を制御する。画像メモリ手段10
2は上述したように画像読取部20で読み込んだ原稿の
画像データを記憶するところである。転写紙情報記憶手
段103は、各種転写紙について、サイズを始めとして
転写紙の名称や画像形成条件等々を記憶しているところ
である。
【0020】画像形成部50内には、画像形成条件を決
めるものとして、感光体ドラム51を帯電させるための
高圧出力装置501と、除電装置に設けられた電荷消去
装置502と、定着ローラを加熱する定着ヒータ503
とがある。一方、制御部100側には、画像形成条件変
更手段110があり、これらには、高圧出力装置501
の電源電圧を補正する高圧電源出力補正部111と、電
荷消去装置502が感光体に照射するレーザ光の光量を
調整する電荷消去光量制御部112と、定着ヒータ50
3の温度を制御するローラ温度制御部113とが設けら
れている。
【0021】画像形成条件には、転写紙Pの送り速度も
含まれるので、転写紙Pを搬送するDCモータ301や
ステッピングモータ302の回転速度を変更することも
必要となる。そこで、画像形成条件変更手段110に
は、搬送速度制御部114とモータ電流制御部115を
設け、DCモータ301やステッピングモータ302の
回転速度を変更できるようにしている。
【0022】なお、上記の画像形成条件として列挙した
ものは、例示であり、他の条件についても必要に応じて
同様に構成することができる。
【0023】トレイ30の内部には、転写紙Pの主走査
方向の長さを検出するサイズ検出手段31と、副走査方
向の長さを検出するサイズ検出手段32とが設けられて
いる。
【0024】図3は、サイズ検出手段31の例を示す図
で、トレイ30を上から見た図である。転写紙Pは、矢
印方向に進んで画像形成装置内に進入していく。転写紙
Pの主走査方向(進行方向と直交する方向)長さを、サ
イズ検出手段31で計測する。サイズ検出手段31は、
可変抵抗測定器31aを有し、転写紙Pの幅規制部材3
1b,31bの距離が変化すると可変抵抗測定器31a
が可動し、抵抗値が変化する。可変抵抗測定器31aに
は電圧が印加されているが、抵抗値の変化による電圧値
の変化により、幅規制部材31b,31b間の距離を求
めることができる。なお、可変抵抗測定器31a以外の
長さ測定手段を使用してもよい。たとえば、超音波測定
器や可変トランス等を使用することができる。
【0025】転写紙Pは、主走査方向の位置が、幅規制
部材31b,31bで決められるが、後端位置は、後端
規制部材33により決められる。すなわち、後端規制部
材33は、副走査方向(進行方向)にスライド自在とな
っており、転写紙Pの後端面に接触した位置に係止され
る。
【0026】符号34は反射型センサで、定型サイズの
転写紙Pをセットすると、後端規制部材33が反射型セ
ンサ34a,34b,34cのいずれかの上に係止され
ることで、転写紙PがA4であるとかB5Rである等の
検出ができる。サイズ検出手段31が無段階で主走査方
向の長さを測定できるのに対し、反射型センサ34は、
階段状の測定しかできず、定型サイズの転写紙しか測定
できない。
【0027】図4は、図3とほぼ同じ構成であるが、反
射型センサ34に代えて、透過型センサ35を用いたと
ころが相違している。後端規制部材33が透過型センサ
35a,35b,35cのいずれかの凹部に嵌入する
と、透過光が遮断されることから転写紙Pのサイズを検
出できる。
【0028】すなわち、図3及び図4のトレイ30は、
非定型サイズの転写紙Pを主走査方向の長さの変動を主
体として検出するものである。この場合、副走査方向の
長さは、反射型センサ34や透過型センサ35による階
段状の測定によることとしている。また、反射型センサ
34や透過型センサ35があるので、定型サイズの転写
紙も検出することが可能になっている。
【0029】図5は、サイズ検出手段31に加えて副走
査方向(進行方向)の長さを検出するサイズ検出手段3
2を設けたトレイ30を上から見た図である。サイズ検
出手段32も可変抵抗測定器32aを有し、後端規制部
材32bの係止位置を無段階で測定することができる。
このトレイ30の場合も、非定型サイズと定型サイズの
双方の転写紙の検出が可能である。
【0030】図6は本発明により非定型サイズの転写紙
サイズを登録する手順を示すフローチャートである。ま
た、図7から図17は、上記手順中に表示入力手段80
の液晶タッチパネル画面81に表示される画像の例を示
す図である。以下に、これらの図により説明する。
【0031】新しい転写紙についての転写紙情報を登録
するには、まず最初に、コピー機の表示入力手段80の
液晶タッチパネル画面81上に図7に示すようなトレイ
選択画面を表示させ、ユーザーサイズ検知モードを設定
するトレイを選択する。図7の画面は、液晶タッチパネ
ル画面81の初期表示画面(コピー機を立ち上げたとき
の画面)中の、たとえば、「機能選択」を選択すること
により表示させることができる。タッチパネルなので、
画面の任意のトレイを指で触れることにより選択するこ
とができる。
【0032】トレイを選択すると、図8に示すように、
ユーザーサイズ検知モード設定の画面が表示されるの
で、「設定する」を選択する(S01)。
【0033】図8で「設定する」(S01のY)を選択
すると、液晶タッチパネル画面81は図9の表示に切り
替わる。ここには「紙名称を入力してください」と表示
され、下に入力枠が表示されている。オペレータは、当
該転写紙の名称、たとえば、メーカー名や商品名をテン
キー82から入力する(S02)。このときテンキー8
2は、1が「ア行」、2が「カ行」等々という具合に公
知の文字入力方式に切り替わっており、テンキー82か
ら文字入力ができるようになっている。
【0034】紙名称が入力されると、液晶タッチパネル
画面81は、図10に切り替わり、「紙サイズ名を入力
してください」と表示され、下に入力枠が表示される。
オペレータは、当該転写紙サイズの名称、たとえば、
「A4大」とか、「変B5」というような転写紙サイズ
名を入力する(S03)。「A4大」とは、A4より若
干大きい転写紙のことであり、「変B5」とは、B5の
大きさに近い非定型サイズの転写紙ということで、ユー
ザが適当に命名して入力する。
【0035】転写紙サイズ名が入力されると、その他の
情報を入力するか否かが液晶タッチパネル画面81に表
示がされるので(S04)、必要に応じて入力し、最後
まで入力して完了する(S05)。このようなその他の
情報として代表的なものに、画像形成条件の変更があ
る。画像形成条件を変更するには、液晶タッチパネル画
面81上に高圧電源出力補正部111、電荷消去光量制
御部112、ローラ温度制御部113、搬送速度制御部
114、モータ電流制御部115等の各調整画面を表示
させることで調整することができる。
【0036】図11は、転写電圧の設定条件を変更する
画面の例を示す図である。転写電圧は、たとえば3KV
から7KVの間で変化させるとすれば、これをこの実施
例では150に分割している。標準値は75で、テンキ
ー82から所望の数字を入力し、「設定」をタッチする
ことで入力が認識され、転写紙情報記憶手段103に記
憶される。
【0037】図12は、分離電圧の設定条件を変更する
画面の例を示す図である。分離電圧は、3.5KVから
7KVの間で変化させることができ、これを転写電圧の
場合と同様に150に分割している。入力と入力値を転
写紙情報記憶手段103に記憶するのは、図11の場合
と同様である。
【0038】図13は定着調整の設定をする画面の例を
示す図である。定着調整は定着ローラの温度の昇降で行
うが、−128〜128の256段階で調整できるよう
になっている。すなわち、1stepについて約0.5%定
着ローラの温度が昇降するようになっている。
【0039】図14は、転写紙の斤量の設定をする画面
の例を示す図である。転写紙の斤量は基準値が64g/
で30〜350g/mの範囲で設定可能である。
以上図11から図14までにおいて、テンキーから新た
な数字を入力しない場合には、標準値或いは基準値が記
憶されるようになっている。
【0040】これらの入力値は、全て転写紙情報記憶手
段103に記憶される。転写紙情報記憶手段103は、
1の転写紙が指定されると、その転写紙の転写紙情報を
画像形成条件変更手段110に伝達し、画像形成条件を
変更して画像形成がされることになる。
【0041】上記の入力が完了すると、上記の設定の対
象となったトレイ30に転写紙Pを載置する。そして、
図3や図4に示す主走査方向のサイズ検出手段31の場
合、後端規制部材33を転写紙Pの後端に当接させ、幅
規制部材31b,31bを転写紙Pの左右両側に当接さ
せる。すると、可変抵抗測定器31aが転写紙Pの主走
査方向の長さを測定する(S06)。測定方法は、幅規
制部材31b,31b間の長さの変化により変化する可
変抵抗測定器31aの電圧を測り、これをA/D変換す
ることにしている。また、各サイズの検出に当たって
は、±○mmといった許容範囲を決め、測定値に閾値を
設けることによって、他のサイズとの区別をするように
しておくことが望ましい。
【0042】測定が完了すると、液晶タッチパネル81
は、図15に示すように「新しい転写紙が検出されまし
た。登録しますか」と問い合わせてくる(S07)。
「する」を選択すると、既に転写紙情報記憶手段103
に登録されている転写紙の中に、同一サイズのものがあ
るか否かを調べる(S08)。同一サイズのものが無け
れば、それまで入力したり、測定してきた条件や数値を
転写紙情報記憶手段103に書き加え、転写紙サイズ設
定を完了する(S09)。
【0043】同一サイズのものがある場合には、液晶タ
ッチパネル画面81は図16のように「同一サイズの転
写紙があります」として、それらの転写紙を下に表示
し、追加するか否かを問い合わせる(S10)。ユーザ
は、同一サイズの転写紙を区別するための名称等を図1
6の「追加する」の下の空欄に記入する。この入力によ
り、転写紙情報記憶手段103に新しい転写紙データが
書き加えられ、転写紙情報の設定が完了する(S1
1)。
【0044】S01からS07において、Nを選択した
場合は、ユーザサイズ検知モードの設定を中止して終了
する。
【0045】ところで、コピー機を使用する部門により
異なる系列の転写紙を使用する場合がある。たとえば、
設計部で使用する転写紙は、Aサイズに近い変形サイズ
で、研究部で使用する転写紙はBサイズに近い変形サイ
ズという場合である。本発明では、このような場合にも
対応できるようにしている。
【0046】同一サイズの転写紙が複数あって、新しく
登録する転写紙が系列の異なる部門であった場合、図1
6で「モード変更」を選択する。すると液晶タッチパネ
ル画面81は図17に示す表示に切り替わるので、ここ
で、モード名称を入力する(S12)。この後、それま
で入力した転写紙情報を転写紙情報記憶手段103に書
き加え、転写紙サイズ設定を完了する(S13)。
【0047】なお、図6のフローチャートでは、ユーザ
サイズ設定モード変更は、同一サイズの転写紙があった
場合にのみ可能となっているが、これに限定されるもの
ではない。複数のユーザサイズ設定モードがある場合
は、トレイを選択する際に、ユーザサイズ設定モードを
選択することにしている。
【0048】図18は、転写紙の設定が終わって、コピ
ーをするときの液晶タッチパネル画面81を示す。トレ
イ1にはA4サイズの転写紙があり、トレイ2にはA3
サイズの転写紙がある。トレイ3はユーザ設定モードに
なっており、ここに使用する転写紙をセットする。トレ
イ3のサイズ検出手段31,32が転写紙のサイズを検
出し、該当するサイズの転写紙を転写紙情報記憶手段1
03から得て、液晶タッチパネル画面81に「**紙」
と表示する。そして、このトレイ3の表示色が変わっ
て、このトレイ3が選択されたことを示している。
【0049】図19は、同じく転写紙の設定が終わっ
て、コピーをするときの液晶タッチパネル画面81を示
すが、この場合は、同一サイズの転写紙が複数ある場合
である。この場合、A紙、B紙、C紙、D紙という具合
に登録されている転写紙を全て表示し、どの転写紙がセ
ットされたかを、ユーザが選択できるようにしている。
ユーザがA紙、B紙、C紙、D紙から1を選択して画面
を指でタッチすると、選択されたデータも基づいて、画
像形成条件が変更され、コピー動作がされることにな
る。
【0050】
【発明の効果】以上に説明したように本発明は、画像が
形成される転写紙を複数枚積層して載置する1以上のト
レイを有する画像形成装置において、上記トレイの少な
くとも1つに設けられた、転写紙の主走査方向サイズ及
び/又は副走査方向サイズを無段階で測定可能なサイズ
検出手段と、画像形成全体を制御する全体制御手段と、
表示入力手段と、複数種類の転写紙についての転写紙情
報を記憶する転写紙情報記憶手段とを有し、上記トレイ
に転写紙がセットされると上記サイズ検出手段が記憶し
た転写紙サイズ情報から転写紙サイズを読み取り、上記
表示入力手段に転写紙を特定する情報を表示するので、
定型サイズとは異なる非定型サイズの転写紙が複数種類
あっても、それぞれを自動的に識別することができる。
【0051】上記トレイが、定型サイズと非定型サイズ
の双方の転写紙について、識別可能であれば、トレイの
利用範囲を拡げることができる。
【0052】上記画像形成手段が画像形成条件変更手段
を有し、上記転写紙情報記憶手段が各転写紙についての
画像形成条件を記憶し、上記トレイに転写紙がセットさ
れて上記サイズ検出手段が転写紙サイズを読み取って転
写紙を特定すると、上記全体制御手段が画像形成条件変
更手段に、転写紙情報記憶手段の記憶する当該転写紙の
画像形成条件への変更を指示して画像形成を行うように
すれば、転写紙を入れ替えれば、その転写紙に適した画
像形成条件に自動的に変更され、失敗のない画像形成が
できる。
【0053】上記転写紙情報記憶手段が、転写紙を使用
する複数の部門に対応した複数のユーザーサイズ設定モ
ードを有し、上記転写紙情報記憶手段が各ユーザーサイ
ズ設定モード毎に転写紙情報を記憶する構成とすれば、
画像形成装置の利用範囲を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複写機の断面構成を示す構成図であ
る。
【図2】本発明の画像形成装置を複写機に適用した制御
部と、その周辺の構成例を示すブロック図である。
【図3】サイズ検出手段の例を示す図で、トレイを上か
ら見た図である。
【図4】透過型センサを用いた例を示す図で、トレイを
上から見た図である。
【図5】主走査方向の長さを検出するサイズ検出手段と
副走査方向の長さを検出するサイズ検出手段を設けた図
で、トレイを上から見た図である。
【図6】本発明により非定型サイズの転写紙サイズを登
録する手順を示すフローチャートである。
【図7】図6の手順中に表示入力手段の液晶タッチパネ
ル画面に表示される画像の例を示す図である。
【図8】図6の手順中に表示入力手段の液晶タッチパネ
ル画面に表示される画像の例を示す図である。
【図9】図6の手順中に表示入力手段の液晶タッチパネ
ル画面に表示される画像の例を示す図である。
【図10】図6の手順中に表示入力手段の液晶タッチパ
ネル画面に表示される画像の例を示す図である。
【図11】転写電圧の設定条件を変更する画面の例を示
す図である。
【図12】分離電圧の設定条件を変更する画面の例を示
す図である。
【図13】定着調整の設定をする画面の例を示す図であ
る。
【図14】転写紙の斤量の設定をする画面の例を示す図
である。
【図15】図6の手順中に表示入力手段の液晶タッチパ
ネル画面に表示される画像の例を示す図である。
【図16】図6の手順中に表示入力手段の液晶タッチパ
ネル画面に表示される画像の例を示す図である。
【図17】図6の手順中に表示入力手段の液晶タッチパ
ネル画面に表示される画像の例を示す図である。
【図18】転写紙の設定が終わって、コピーをするとき
の液晶タッチパネル画面を示す図である。
【図19】転写紙の設定が終わって、コピーをするとき
の液晶タッチパネル画面を示す図で、同一サイズの転写
紙が複数ある場合である。
【符号の説明】
P 転写紙 30 トレイ 31 主走査方向サイズのサイズ検出手段 32 副走査方向サイズのサイズ検出手段 80 表示入力手段 101 全体制御手段 103 転写紙情報記憶手段 110 画像形成条件変更手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 1/00 B65H 1/00 501D G03G 15/00 303 G03G 15/00 303 H04N 1/00 106 H04N 1/00 106B 108 108H // B65H 3/44 342 B65H 3/44 342 (72)発明者 山内 一道 東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株 式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP04 AQ06 CQ04 CQ36 2H027 DC19 DE07 EA03 EC06 EC11 EJ04 EJ08 EJ13 FA05 FB07 GB04 3F343 FA02 FB01 FC30 GA03 GB01 GC01 GD01 HC28 MA03 MA09 MA26 MB04 MB14 MC21 MC23 5C062 AA05 AB08 AB22 AB23 AB30 AC05 AC67 AF11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像が形成される転写紙を複数枚積層し
    て載置する1以上のトレイを有する画像形成装置におい
    て、上記トレイの少なくとも1つに設けられた、転写紙
    の主走査方向サイズ及び/又は副走査方向サイズを無段
    階で測定可能なサイズ検出手段と、画像形成全体を制御
    する全体制御手段と、表示入力手段と、複数種類の転写
    紙についての転写紙情報を記憶する転写紙情報記憶手段
    とを有し、上記トレイに転写紙がセットされると上記サ
    イズ検出手段が記憶した転写紙サイズ情報から転写紙サ
    イズを読み取り、上記表示入力手段に転写紙を特定する
    情報を表示することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記トレイが、定型サイズと非定型サイ
    ズの双方の転写紙について、識別可能であることを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記画像形成手段が画像形成条件変更手
    段を有し、上記転写紙情報記憶手段が各転写紙について
    の画像形成条件を記憶し、上記トレイに転写紙がセット
    されて上記サイズ検出手段が転写紙サイズを読み取って
    転写紙を特定すると、上記全体制御手段が画像形成条件
    変更手段に、転写紙情報記憶手段の記憶する当該転写紙
    の画像形成条件への変更を指示して画像形成を行うこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記転写紙情報記憶手段が、同一サイズ
    で異なる種類の転写紙について記憶可能で、上記トレイ
    に転写紙がセットされて上記サイズ検出手段が転写紙サ
    イズを読み取り、該当するサイズの転写紙が複数種類あ
    る場合には、それらを上記表示入力手段に表示して選択
    可能としたことを特徴とする請求項1から3のいずれか
    に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記転写紙情報記憶手段が、転写紙を使
    用する複数の部門に対応した複数のユーザーサイズ設定
    モードを有し、上記転写紙情報記憶手段が各ユーザーサ
    イズ設定モード毎に転写紙情報を記憶することを特徴と
    する請求項1から4のいずれかに記載の画像形成装置。
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