JPH0934317A - 画像形成装置および画像形成装置のモード設定方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置のモード設定方法

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JPH0934317A
JPH0934317A JP7186825A JP18682595A JPH0934317A JP H0934317 A JPH0934317 A JP H0934317A JP 7186825 A JP7186825 A JP 7186825A JP 18682595 A JP18682595 A JP 18682595A JP H0934317 A JPH0934317 A JP H0934317A
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time
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JP7186825A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Nozaki
哲也 野崎
Yoshito Chori
嘉人 長利
Mitsuhiko Sato
光彦 佐藤
Akihiko Sato
明彦 佐藤
Yoshihiro Funamizu
善浩 船水
Kazuhiko Hirooka
和彦 廣岡
Hajime Kaji
一 鍛治
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設定された時刻または時間に複数のモード中
の優先順位が高いユーザが意図するモードの動作を保証
させることである。 【解決手段】 操作部600のキーにより第1のモード
および第2のモードの重複設定有無を判定する制御回路
1004が前記第1のモードおよび前記第2のモードが
重複設定されていると判定した場合に、操作部600の
キーにより任意に設定された優先順位に基づいて他方の
モードの設定を解除して一方のモードを優先設定する構
成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所望の曜日、時刻等に
画像形成装置の動作をオンオフさせる機能と、画像形成
装置が最後に使用されてから所定の時間がたった後に電
源をオフする機能を備える画像形成装置および画像形成
装置のモード設定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置には所望の
曜日、時刻等に画像形成装置の動作をオンオフさせるウ
イークリタイマ機能と、所定時間たっても画像形成装置
が使用されなかった場合に自動的に電源を落すオートパ
ワーオフ機能の2つのタイマを備え、ユーザの使用環境
に応じて最適な電源制御を自動化するものが提案されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ウイークリタ
イマとオートパワーオフの2つの機能を有する画像形成
装置において、夜間等の非使用時の消費電力の低減を目
的とするオートパワーオフと設定された動作オン時刻,
動作オフ時刻で自動的にオンオフを行なうことで機械の
使用効率を向上させることを目的としたウイークリータ
イマ(デイリタイマ)とを持つ複写装置において、オー
トパワーオフタイマが働いた場合はメインスイッチが落
されてしまうので、ウイークリータイマオンの動作がで
きなくなってしまうため、使用者の目的と外れた動作を
してしまう等の問題点があった。
【0004】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第5の発明
の目的は、同時に競合する時刻または時間に実行させよ
うとする動作モードが設定された場合に、ユーザ本位に
設定された優先順位に基づいていずれかの動作モードを
実行させることにより、計時時間が競合して複数の動作
モードが重複設定される状態になっても、設定された時
刻または時間に複数のモード中の優先順位が高いユーザ
が意図するモードの動作を保証することができる画像形
成装置および画像形成装置のモード設定方法を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、電源手段からの電源状態を供給状態または遮断状態
に切り換えるスイッチ手段と、前記画像形成本体による
画像形成終了後の経過時間を計時する第1の計時手段
と、時刻を計時する第2の計時手段と、前記第1の計時
手段が計時する計時時間が設定されるパワーオフ時間と
一致したら前記スイッチ手段により前記電源手段からの
電源状態を遮断状態に切り換えて前記画像形成本体の動
作可能モードを動作モードから休止モードへ遷移させる
第1のモードおよび前記第2の計時手段が計時する時刻
が設定される時刻に一致したら前記スイッチ手段により
前記電源手段からの電源状態を供給状態または遮断状態
に切り換えて前記画像形成本体の動作可能モードを動作
モードから休止モードへ、または休止モードから動作モ
ードへ遷移させる第2のモードをそれぞれ個別に設定す
るモード設定手段と、前記第1のモードまたは前記第2
のモードのいずれかを優先させるための優先順位を任意
に設定する優先順位設定手段と、前記モード設定手段に
よる前記第1のモードおよび前記第2のモードの重複設
定有無を判定する判定手段と、前記判定手段が前記第1
のモードおよび前記第2のモードが重複設定されている
と判定した場合に、前記優先順位に基づいて他方のモー
ドの設定を解除して一方のモードを優先設定する優先モ
ード設定手段とを有するものである。
【0006】本発明に係る第2の発明は、前記モード設
定手段により設定された第1のモードまたは第2のモー
ドを記憶する不揮発性メモリを有するものである。
【0007】本発明に係る第3の発明は、前記判定手段
が前記第1のモードおよび前記第2のモードが重複設定
されていると判定した場合に、前記優先モード設定手段
により前記優先順位の設定有無を判断する判断手段と、
前記判断手段が前記優先モード設定手段により前記優先
順位が設定されていないと判断した場合に、その旨を表
示する表示手段とを有するものである。
【0008】本発明に係る第4の発明は、第2の計時手
段は、曜日別に時刻を計時するものである。
【0009】本発明に係る第5の発明は、画像形成本体
の画像形成シーケンスを制御する制御手段と、電源手段
からの電源状態を供給状態または遮断状態に切り換える
スイッチ手段と、前記画像形成本体による画像形成終了
後の経過時間を計時する第1の計時手段と、時刻を計時
する第2の計時手段とを有する画像形成装置のモード設
定方法において、前記第1の計時手段が計時する計時時
間が設定されるパワーオフ時間と一致したら前記スイッ
チ手段により前記電源手段からの電源状態を遮断状態に
切り換えて前記画像形成本体の動作可能モードを動作モ
ードから休止モードへ遷移させる第1のモードを設定す
る第1のモード設定工程と、前記第2の計時手段が計時
する時刻が設定される時刻に一致したら前記スイッチ手
段により前記電源手段からの電源状態を供給状態または
遮断状態に切り換えて前記画像形成本体の動作可能モー
ドを動作モードから休止モードへ、または休止モードか
ら動作モードへ遷移させる第2のモードをそれぞれ個別
に設定する第2のモード設定工程と、前記第1のモード
および前記第2のモードの重複設定有無を判定する判定
工程と、前記第1のモードおよび前記第2のモードが重
複設定されていると判定した場合に、あらかじめ決めら
れた優先順位に基づいて他方のモードの設定を解除して
一方のモードを優先設定する優先モード設定工程とを有
するものである。
【0010】
【作用】第1の発明において、モード設定手段により前
記第1のモードおよび前記第2のモードの重複設定有無
を判定する判定手段が前記第1のモードおよび前記第2
のモードが重複設定されていると判定した場合に、優先
モード設定手段が任意に設定された優先順位に基づいて
他方のモードの設定を解除して一方のモードを優先設定
して、第1のモードおよび第2のモードが重複設定され
ていても、ユーザが任意に設定した優先順位に従って意
図するいずれか一方のモードでの動作を保証することを
可能とする。
【0011】第2の発明において、モード設定手段によ
り設定された第1のモードまたは第2のモードを不揮発
性メモリに記憶して、電源の入切状態に拘わらずユーザ
が設定した第1のモードまたは第2のモードを管理する
ことを可能とする。
【0012】第3の発明において、前記判定手段が前記
第1のモードおよび前記第2のモードが重複設定されて
いると判定した場合に、さらに、判断手段が前記優先モ
ード設定手段により前記優先順位が設定されていないと
判断した場合に、その旨を表示手段が表示して、競合す
るモードを重複設定していることをユーザに明示するこ
とを可能とする。
【0013】第4の発明において、第2の計時手段が計
時する時刻が曜日別に設定される時刻に一致したら前記
スイッチ手段により前記電源手段からの電源状態を供給
状態または遮断状態に切り換えて前記画像形成本体の動
作可能モードを動作モードから休止モードへ、または休
止モードから動作モードへ遷移させる第2のモードをそ
れぞれ個別に設定して、曜日毎に異なる時刻に第2のモ
ードの動作を保証することを可能とする。
【0014】第5の発明において、前記第1の計時手段
が計時する計時時間が設定されるパワーオフ時間と一致
したら前記スイッチ手段により前記電源手段からの電源
状態を遮断状態に切り換えて前記画像形成本体の動作可
能モードを動作モードから休止モードへ遷移させる第1
のモードを設定し、前記第2の計時手段が計時する時刻
が設定される時刻に一致したら前記スイッチ手段により
前記電源手段からの電源状態を供給状態または遮断状態
に切り換えて前記画像形成本体の動作可能モードを動作
モードから休止モードへ、または休止モードから動作モ
ードへ遷移させる第2のモードをそれぞれ個別に設定し
た際に、第1のモードおよび第2のモードが重複設定さ
れていると判定した場合に、あらかじめ決められた優先
順位に基づいて他方のモードの設定を解除して一方のモ
ードを優先設定して、第1のモードおよび第2のモード
が重複設定されていても、前記優先順位に従って意図す
るいずれか一方のモードでの動作を実行させる処理を自
動化することを可能とする。
【0015】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0016】図1は本発明の一実施例を示す画像形成装
置の構成を説明する断面図である。
【0017】図1において、100は複写装置本体(本
体)、200は原稿の自動給送を行なう循環式自動原稿
送り装置、すなわちフィーダ(以下RDFと記す)、2
50は仕分け装置、すなわちソータであり、これらRD
F200とソータ250は本体100に対して自在に組
み合わせ使用できるようになっている。
【0018】101は原稿載置台としての原稿台ガラス
である。また、102は画像読取手段としての光学系で
あり、原稿照明ランプ(露光ランプ)103と、走査ミ
ラーと、レンズ143と、モータ104等から構成され
ており、モータ104により走査しつつ露光ランプ10
3で原稿を照明し、原稿からの反射光を走査ミラーとレ
ンズにより感光体ドラム105に照射する。
【0019】前記感光体ドラム105の回りには、1次
帯電器106と、ブランク露光ユニット107と、電位
センサ108と、現像器109と転写帯電器110と、
分離帯電器111と、クリーニング装置112とが装備
されていて、これら感光体ドラム105等により画像記
録手段が構成されている。
【0020】感光体ドラム105はメインモータ113
により図1に示す矢印の方向に回転するもので、1次帯
電器106によりコロナ帯電されており、光学系102
から原稿の反射光が照射されると、静電潜像が形成され
る。この静電潜像は、現像器109により現像されてト
ナー像として可視化される。
【0021】一方、上段カセット114あるいは下段カ
セット115からピックアップローラ116,117を
介し、給紙ローラ118,119により本体100内に
送られた転写紙が、レジストローラ120によりトナー
像の先端と転写紙の先端とが一致するようにタイミング
がとられた後、感光体ドラム105に給送され、転写帯
電器110によりトナー像が転写される。この転写後、
転写紙は分離帯電器111により感光体ドラム105か
ら分離され、搬送ベルト121により定着器122に導
かれた加圧、加熱により定着され、この後排出ローラ1
23により本体100の外に排出される。また、感光体
ドラム105はクリーニング装置112により、その表
面が清掃される。
【0022】また、本体100には、例えば4000枚
の転写紙を収納し得るデッキ124が装備されている。
デッキ124のリフタ125は、給紙ローラ126に転
写紙が常に当接するように転写紙の量に応じて上昇す
る。
【0023】127は排紙フラッパであり、両面記録側
ないし多重記録側と排出側(ソータ250)の経路の帰
路を切り替える。排出ローラ123から送り出された転
写紙は、この排紙フラッパ127により両面記録側ない
し多重記録側に切り替えられる。また、128は下搬送
パスであり、排出ローラ123から送り出された転写紙
を反転パス129を介し転写紙を裏返して再給紙トレイ
130に導く。
【0024】131は両面記録と多重記録の経路を切り
替える多重フラッパであり、これを左方向に倒すことに
より転写紙が反転パス129を介さず、直接下搬送パス
128に導く。132は前記経路133を通じて転写紙
を感光体ドラム105側に給紙する給紙ローラである。
【0025】134は前記排紙フラッパ127の近傍に
配置されて、該排紙フラッパ127により排出側に切り
替えられた転写紙を機外に排出する排出ローラである。
両面記録(両面複写)や多重記録(多重複写)時には、
排紙フラッパ127を上方に上げて、複写済の転写紙を
搬送パス128,129を介して裏返した状態で再給紙
トレイ130に格納する。
【0026】この時、両面記録時には多重フラッパ13
1を右方向へ倒し、また多重記録時には該多重フラッパ
131を左方向へ倒しておく。次に行なう裏面記録時や
多重記録時には、再給紙トレイ130に格納されている
転写紙が、下から1枚づつ給紙ローラ132により経路
133を介して本体のレジストローラ120に導かれ
る。本体から転写紙を反転して排出する時には、排紙フ
ラッパ127を上方へ上げ、フラッパ131を右方向へ
倒し、複写済の転写紙を搬送パス129側へ搬送し、転
写紙の後端が第1の送りローラ140を通過した後に反
転ローラ142によって第2の送りローラ側へ搬送し、
排出ローラ134によって、転写紙を裏返して機外へ排
出される。なお、144は定着ローラ,150はマルチ
手差しトレイ、210は積載トレイである。
【0027】図2は、図1に示した本体100に設けら
れる操作部600の配置構成を示す要部平面図である。
【0028】図2において、650はウイークリタイマ
キーであり、ウイークリータイマ動作の設定/解除をす
る時に用いる。651はウイークリータイマ設定キーで
あり、ウイークリタイマの動作時刻を設定する時の確定
キーとして用いる。652はオートパワーオフキーで、
オートパワーオフ動作の設定/解除をするときに用い
る。653はオートパワーオフ設定キーで、オートパワ
ーオフ設定する時の確定キーとして用いる。
【0029】601はアスタリスク(*)キーであり、
オペレータ(使用者)が、綴じ代量の設定とか、原稿枠
消しのサイズ設定等の設定モードの時に用いる。627
はカーソルキーであり、設定モード時の設定項目を選択
する時に用いる。628はOKキーであり、設定モード
時の設定内容を確定する時に用いる。606はオールリ
セットキーであり、標準モードに戻す時に押す。
【0030】また、オートシャットオフ状態から標準モ
ードに復帰させるときにもこのキー606を押す。60
5は複写開始キー(コピースタートキー)であり、複写
を開始する時に押す。604はクリア/ストップキーで
あり、待機(スタンバイ)中はクリアキー、複写記録中
はストップキーの機能を有する。このクリアキーは、設
定した複写枚数を解除する時にも使用する。また、スト
ップキーは連続複写を中断する時に押す。
【0031】この押した時点での複写が終了した後に、
複写動作が停止する。603はテンキーであり、複写枚
数を設定する時に押す。また*(アスタリスク)モード
を設定する時にも使う。619はメモリキーであり、使
用者が頻繁に使うモードを登録しておくことができる。
ここでは、M1〜M4の4通りのモードの登録ができ
る。611および612は複写濃度キーであり、複写濃
度を手動で調節するときに押す。613はAEキーであ
り、原稿の濃度に応じて、複写濃度を自動的に調節する
とき、またはAE(自動濃度調節)を解除して濃度調節
をマニュアル(手動)に切り換えるときに押す。
【0032】607はコピー用紙選択キーであり、上段
カセット114,下段カセット115,デッキ124,
マルチ手差しトレイ150を選択するときに押す。ま
た、RDF200に原稿が載っているときには、このキ
ー607によりAPS(自動紙カセット選択)が選択で
きる。APSが選択されたときには、原稿と同じ大きさ
のカセットが自動選択される。615は折りモードを設
定するための折りキーである。
【0033】610は等倍キーであり、等倍(原寸)の
複写をとるときに押す。616はオート変倍キーであ
り、指定した転写紙のサイズに合わせて原稿の画像を自
動的に縮小・拡大を指定するときに押す。626は両面
キーであり、片面原稿から両面複写、両面原稿から両面
複写、または両面原稿から片面複写をとるときに押す。
625は綴じ代キーであり、転写紙の左側へ指定された
長さの綴じ代を作成することができる。
【0034】624は写真キーであり、写真原稿を複写
するときに押す。623は多重キーであり、2つの原稿
から転写紙の同じ面に画像を作成(合成)するときに押
す。620は原稿枠消しキーであり、使用者が定形サイ
ズ原稿の枠消しを行なうときに押し、その際に原稿のサ
イズはアスタリスクキー601で設定する。621はシ
ート枠消しキーであり、コピー用紙サイズに合わせて原
稿の枠消しをするときに押す。629は表紙モード設定
キーであり、表紙,裏表紙の作成、および合紙を挿入す
るときに用いる。
【0035】630はページ連写キーであり、見開きの
本の左右を続けて複写するときに用いる。614はステ
イプルソートソートグループの排紙方法を選択する排紙
方法選択キーであり、記録後の用紙をステイプルソータ
が接続されている場合は、ステイプルソートモード,ソ
ートモード,グループモードの選択またはその選択モー
ドの解除ができる。635はIDキー、634は割込み
キーである。
【0036】701は複写に関する情報を表示するLC
D(液晶)タイプのメッセージディスプレイであり、9
6×192ドットで文字や図形を表示する。例えば、ウ
イークリタイマ設定キー651で設定されたウイークリ
タイマ設定時刻、テンキー603で設定した複写枚数,
定形変倍キー608,609,等倍キー610,ズーム
キー617,618で設定した複写倍率,用紙選択キー
607で選択した用紙サイズ,複写装置本体100の状
態を示すメッセージ,操作手順を示すガイドメッセー
ジ,その他各種モードの設定内容を表示する。
【0037】704はAE表示器であり、AEキー61
3によりAE(自動濃度調節)を選択したときに点灯す
る。709は予熱表示器であり、予熱状態の時に点灯す
る。なお、標準モードでRDF200を使用していると
きでは複写枚数1枚、濃度AEモード,オート用紙選
択,等倍,片面原稿から片面複写の設定になる。RDF
200を未使用時の標準モードでは複写枚数1枚,濃度
マニュアルモード,等倍,片面原稿から片面複写の設定
となっている。RDF200の使用時と未使用時の差は
RDF200に原稿がセットされているか否かで決ま
る。
【0038】図3は、図1に示した画像形成装置の制御
構成を説明するブロック図であり、図1と同一のものに
は同一の符号を付してある。
【0039】図において、1004は制御回路(コント
ローラ)で、CPU1004a,ROM1004b,R
AM1004c等から構成され、ROM1004bに格
納されたプログラムに基づいて複写シーケンスを総轄制
御する。また、電池1004dによって、電源1100
からの電源供給が遮断された場合にもRAM1004c
の内容が保持される。
【0040】操作部600は、前述したように、コピー
モード(片面・両面・多重モード,複写倍率,カセット
選択等)設定キー,複写枚数等を設定するテンキー,複
写動作開始を指示するスタートキー,複写動作停止を指
示するストップキー,動作モードを標準状態に復帰する
リセットキー,ウイークリタイマの設定キー等のキー入
力部,および動作モードの設定状態等を表示するLED
・液晶等の表示部が配置されている。
【0041】サーミスタ302は、定着ローラ144の
表面温度を検出し、301でA/D変換された値がコン
トローラ1004に入力される。コントローラ1004
は、サーミスタ302の検出値により、定着ローラ14
4の表面温度が所定値になるように制御している。
【0042】高圧制御部303は、1次帯電器106,
転写帯電器110等の帯電系、および現像器109等に
所定の電位を印可する高圧ユニット304の制御を行な
う。モータ制御部305は、各種ステッピングモータや
メイン駆動モータ等のモータ306の駆動を制御する。
【0043】DC負荷制御部307は、ピックアップロ
ーラ116用等のソレノイド,レジストローラ120用
等のクラッチ、およびファン等の駆動を制御する。
【0044】308は、転写紙の紙づまり検知用等のセ
ンサ類で、コントローラ1004に入力される。
【0045】ACドライバ1000は、原稿照明ランプ
103等のAC負荷309、および定着ヒータ310へ
のAC電源供給を制御する。また、原稿照明ランプ10
3、定着ヒータ310等の異常を検出し、シャットオフ
機能付きのメインスイッチ1001をオフ状態にする。
【0046】さらに、コントローラ1004の制御によ
り、メインスイッチ1001前後のAC入力が切り換え
られて電源1100に入力される。電源1100は、コ
ントローラ1004等にDC電源を供給し、ACドライ
バ1000からのAC電源が入力されると共に、入力電
源プラグ311から、メインスイッチ1001,ドアス
イッチ1007を介したAC電源が電源1100に入力
される。
【0047】ペーパデッキ124は、転写紙の積載枚数
を増やすための給紙装置、フィーダ200は、複数枚の
原稿を自動的にセットするための自動原稿送り装置、ソ
ータ250は、排出される転写紙を仕分けするための仕
分け装置である。
【0048】1200はカレンダICで、曜日別に時刻
を計時する。1004eはタイマで、操作部600から
の入力指示がなくなってから設定された所定時間を計時
する。
【0049】図4は、図3に示した電源部の構成を説明
する回路ブロック図であり、図3と同一のものには同一
の符号を付してある。
【0050】図4において、1001は電源の供給と遮
断を切り換えるスイッチ手段であるところのメンスイッ
チ、1002はメインスイッチが電源遮断状態に切り換
えられても、制御手段に電源供給を維持する電源供給維
持手段であるところのリレー、1003はメインスイッ
チの切り換え動作を検出する検知手段、1004はメイ
ンスイッチ1001の状態に応じてリレー1002の切
り換え制御を行なう制御回路である。電源1100は大
きくは2系統からなり、1005は制御回路1004な
どを駆動させる制御系電源である5V系と、クラッチソ
レノイドなどを駆動する24VU電源、1006は高圧
や精度を必要なアナログ信号用の24VRと、メインモ
ータや光学モータ用の38VU電源、1007はドアス
イッチである。
【0051】次に、図4に示したリレー1002の動作
について説明する。
【0052】リレー1002は無制御状態の時には図4
の実線側に接続されており、メインスイッチ1001が
オンされると電源1005に商用電源1008が供給さ
れ、制御回路1004は動作を開始する。制御回路10
04は動作が開始されると、リレー1002を制御し
て、リレー1002を点線側に切り換える。リレー10
02が点線側に切り換えられると、メインスイッチ10
01の状態に関わらず常に電源1005に商用電源10
08が供給され、制御回路1004に電源供給可能とな
る。
【0053】制御回路1004は必要に応じてリレー1
002の制御を解除することによって、電源1005へ
の商用電源1008の供給を遮断し、制御回路1004
への電源供給も遮断され、以後、再びメインスイッチ1
001がオンされると、動作が再開される。
【0054】以下、本実施例と第1〜第4の発明の各手
段との対応及びその作用について図3等を参照して説明
する。
【0055】第1の発明は、モード設定手段(操作部6
00のキー650〜653)により前記第1のモードお
よび前記第2のモードの重複設定有無を判定する判定手
段(制御回路1004)が前記第1のモードおよび前記
第2のモードが重複設定されていると判定した場合に、
優先モード設定手段(操作部600の図示しないキーに
よる)が任意に設定された優先順位に基づいて他方のモ
ードの設定を解除して一方のモードを優先設定して、第
1のモードおよび第2のモードが重複設定されていて
も、ユーザが任意に設定した優先順位に従って意図する
いずれか一方のモードでの動作を保証することを可能と
する。
【0056】第2の発明は、モード設定手段により設定
された第1のモードまたは第2のモードを不揮発性メモ
リとなるRAM1004c(電池1004dにバックア
ップされる))に記憶して、電源の入切状態に拘わらず
ユーザが設定した第1のモードまたは第2のモードを管
理することを可能とする。
【0057】第3の発明は、前記判定手段(制御回路1
004による)が前記第1のモードおよび前記第2のモ
ードが重複設定されていると判定した場合に、さらに、
判断手段(制御回路1004による)が前記優先モード
設定手段により前記優先順位が設定されていないと判断
した場合に、その旨を表示手段(操作部600のLCD
701)が表示して、競合するモードを重複設定してい
ることをユーザに明示することを可能とする。
【0058】第4の発明は、第2の計時手段が計時する
時刻が曜日別に設定される時刻に一致したら前記スイッ
チ手段(メインスイッチ1001)により前記電源手段
(電源1100)からの電源状態を供給状態または遮断
状態に切り換えて前記画像形成本体の動作可能モードを
動作モードから休止モードへ、または休止モードから動
作モードへ遷移させる第2のモードをそれぞれ個別に設
定して、曜日毎に異なる時刻に第2のモードの動作を保
証することを可能とする。
【0059】図5は、本発明に係る画像形成装置の電源
管理処理手順の一例を示すフローチャートである。な
お、(1)〜(19)は各ステップを示す。
【0060】まず、メインスイッチ1001がオンされ
て装置に電源が投入されると(l)、制御回路1004
は装置のイニシャライズを開始し、ACドライバ100
0内のリレーを制御系電源へのAC電源の供給経路をメ
インスイッチの前側に切り換える(2)。イニシャライ
ズが完了すると、装置は動作可能モードになり画像形成
動作および操作部600からの諸設定のためのキー入力
を受付可能となる(3)。
【0061】次に、制御回路1004内のCPU100
4aは現在の動作モードが動作可能モード、休止モード
の2モードのどちらであるかを示すフラグopflag
を確認する(4)。このフラグopflagはバックア
ップ可能なRAM1004cの決められた領域に割り付
けられている。
【0062】なお、本実施例において、フラグopfl
agが「1」であれば休止モードであり、フラグopf
lagが「0」であれば動作可能モードである。また、
休止モードとはウイークリタイマが設定されているとき
のタイマオフの状態であり、ヒータ,モータ,ファン,
操作部等の駆動をオフ状態にすることにより低消費電力
をはかるモードである。
【0063】ここでウイークリタイマオンの設定時間が
くると制御回路1004はヒータ,モータ,ファン,操
作部等の駆動を再開し装置を動作可能状態にする。ウイ
ークリタイマオンの動作に関しての詳細は後述する。
【0064】次に、ステップ(4)においてフラグop
flagが「1」であったと判定した場合は、前回メイ
ンスイッチがオフされた時にウイークリタイマオフが働
いて動作モードが休止モードであったことを示してお
り、利用者が休止モード中に使用するためメインスイッ
チ1001をオフ/オンしたと認識する。
【0065】この場合、利用者が明確な使用意志をもっ
てメインスイッチのオフオンを行なったのか、誤操作ま
たは停電等のアクシデントによるものなのかを判断する
ためCPU1004aは操作部600上の入力キーから
コピー動作スタートキー等のキー入力があるかを監視す
る(11)。そして、キー入力があったと判定した場合
は動作可能状態を保持しステップ(5)に進み、所定時
間経過してもキー入力がない場合は(12)、後述する
サブルーチンsublを実行し(13)、ステップ
(5)に進む。
【0066】次いで、制御回路1004内のCPU10
04aはメインスイッチがオンされているかを監視し
(5)、メインスイッチがオフされていることを検知す
ると、メインスイッチがオフされてから所定時間経過し
ているかを判断し(14)、経過していない場合は再度
ステップ(5)に戻り、経過している場合は、ACドラ
イバ1000内のリレーを制御系電源へのAC電源の供
給経路をメインスイッチの後ろ側に切り換えAC電源の
供給をすべて遮断する(15)。
【0067】これにより、装置内での消費電力はなくな
るので完全に使用されていない時の省エネルギー化をは
かることができる。
【0068】一方、ステップ(5)でメインスイッチが
オンしていることを検知した場合は、再度フラグopf
lagの状態を確認し(6)、フラグopflagが
「1」であった場合はサブルーチンsublを実行し、
フラグopflagが「0」であった場合はフラグwt
setflagの状態確認を実行する(7)。
【0069】なお、本実施例において、フラグwtse
tflagとはウイークリタイマが設定されていないと
きは「1」がセットされ、ウイークリタイマが設定され
ていないときは「0」がセットされる。また、フラグw
tsetflagはバックアップ可能なRAM1004
cの決められた領域に割り付けられている。このフラグ
wtsetflsgが「0」(ウイークリタイマが設定
されていない)の時は後述するサブルーチンsub2を
実行する(19)。
【0070】また、図5のステップ(7)において、フ
ラグwtsetflagが「1」(ウイークリタイマが
設定されたいる)の時は、制御回路1004内のCPU
1004aはフラグopfsetflagの確認を行な
う(8)。
【0071】ここで、フラグopfsetflagが
「1」の時はウイークリタイマとオートパワーオフが共
に設定されていることになるので制御回路1004内の
CPU1004aは優先順位が設定されているかどうか
を確認し(16)、優先順位が設定されていない時は操
作部上の表示部にタイマ設定が重複していることを知ら
せるメッセージを表示し(17)、使用者に優先順位設
定もしくはどちらかのタイマ設定の取消を促し、重複設
定を解除する。その後、ステップ(7)へ戻る。
【0072】また、ステップ(16)において、優先順
位が設定されている場合は、制御回路1004内のCP
U1004aはどちらに高優先順位が設定されているか
を判断し(18)、オートパワーオフに高優先順位与え
られている場合は、フラグwtsetflagを「0」
にクリアしサブルーチンンsub2を実行し、ウイーク
リタイマに高優先順位与えられている場合は、フラグo
pfsetflagを「0」にクリアし、次にウイーク
リタイマオフの設定時間であるかどうかを確認し
(9)、設定時間である場合は、フラグopflagを
「1」にセットし(10)、ステップ(5)に戻ること
で、ステップ(6)の分岐でサブルーチンsub1の実
行に進み休止モードに切り換えられる。
【0073】一方、ステップ(9)で設定時間でないと
判定された場合は、そのままステップ(5)に戻り、ス
テップ(5)〜(9)の実行を繰り返す。
【0074】図6は、図5に示したサブル−チンsub
1の詳細手順を示すフローチャートである。なお、
(1)〜(4)は各ステップを示す。
【0075】先ず、休止モードに切り換えられる
(1)。CPU1004aは休止モード中はウイークリ
タイマオンの設定時間であるかどうかを監視する
(2)。ウイークリタイマオンの設定時間であると判断
された場合はフラグopflagに「0」をセットし
(3)、動作モードを動作可能モードに切り換え
(4)、メインルーチンのステップ(5)に復帰する。
【0076】また、ステップ(2)でウイークリタイマ
オンの設定時間でないと判断された場合は、そのままメ
インルーチンのステップ(5)に復帰し、ステップ
(2)でウイークリタイマオンの設定時間がくるか、ス
テップ(5)でメインスイッチがオフされていると判断
されるまでサブルーチンsublを実行し休止モードを
保持する。
【0077】図7は、図5に示したサブル−チンsub
2の詳細手順を示すフローチャートである。なお、
(1)〜(3)は各ステップを示す。
【0078】先ず、制御回路1004内のCPU100
4aはフラグopfsetflagの確認を行なう
(1)。
【0079】本実施例において、フラグopfsefl
agとは、オートパワーオフが設定されているときは
「1」がセットされ、オートパワーオフが設定されてい
ないときは「0」がセットされる。また、フラグopf
setflagはバックアップ可能なRAM1004c
の決められた領域に割り付けられている。このフラグo
pfsetflagが「0」の時、サブルーチンsub
2はその他の実行は行なわずメインルーチンのステップ
(5)に復帰する。
【0080】一方、ステップ(1)でフラグopfse
tflagが「0」の時は装置が操作部上のキーから入
力を最後に受け付けてから所定時間経過しているかを確
認する(2)。ここで、所定時間経過していないと確認
された場合はサブルーチンsub2はその他の実行は行
なわずメインルーチンのステップ(5)に復帰し、所定
時間経過している場合はメインスイッチ1001内のソ
レノイドを駆動してメインスイッチをオフに切り換えて
から(3)、メインルーチンのステップ(5)に復帰す
る。
【0081】なお、本実施例において、フラグwtse
tflagとフラグopfsetflagのセットは装
置が動作可能モードの時に操作部600から任意に設定
できる。
【0082】以下、本実施例と第5の発明の各工程との
対応及びその作用について図5〜図7等を参照して説明
する。
【0083】第5の発明は、画像形成本体の画像形成シ
ーケンスを制御する制御手段と、電源手段からの電源状
態を供給状態または遮断状態に切り換えるスイッチ手段
と、前記画像形成本体による画像形成終了後の経過時間
を計時する第1の計時手段と、時刻を計時する第2の計
時手段とを有する画像形成装置のモード設定方法におい
て、前記第1の計時手段が計時する計時時間が設定され
るパワーオフ時間と一致したら前記スイッチ手段により
前記電源手段からの電源状態を遮断状態に切り換えて前
記画像形成本体の動作可能モードを動作モードから休止
モードへ遷移させる第1のモードを設定する第1のモー
ド設定工程(図5に示すフローチャートの実行開始前に
操作部600にからの入力による工程であって、本実施
例では図示されないステップ)と、前記第2の計時手段
が計時する時刻が設定される時刻に一致したら前記スイ
ッチ手段により前記電源手段からの電源状態を供給状態
または遮断状態に切り換えて前記画像形成本体の動作可
能モードを動作モードから休止モードへ、または休止モ
ードから動作モードへ遷移させる第2のモードをそれぞ
れ個別に設定する第2のモード設定工程(図5に示すフ
ローチャートの実行可視前に操作部600からの入力に
よる工程であって、本実施例では図示されないステッ
プ)と、前記第1のモードおよび前記第2のモードの重
複設定有無を判定する判定工程(図5のステップ
(7),(8))と、前記第1のモードおよび前記第2
のモードが重複設定されていると判定した場合に、あら
かじめ決められた優先順位に基づいて他方のモードの設
定を解除して一方のモードを優先設定する優先モード設
定工程(図5のステップ(16),(18))とを実行
して、第1のモードおよび第2のモードが重複設定され
ていても、優先順位に従って意図するいずれか一方のモ
ードでの動作を実行させる処理を自動化することを可能
とする。
【0084】なお、上記実施例では、オートパワーオフ
モードによる経過時間をタイマ1004eで行う場合に
ついて説明したが、制御回路1004の図示しないカウ
ンタによる計数処理で行う構成とてもよく、その場合に
該カウンタが計数する値を任意の設定可能とすれば、任
意の経過時間で画像形成装置本体の電源を遮断する電源
制御を行える。
【0085】また、上記実施例では、第2のモードによ
る動作で切り換え可能な画像形成装置本体の状態を2種
類としたが、2種類以上としてもよい。さらに、設定時
刻も1つ以上記憶して、各設定時刻で第2のモードを同
日中に複数回実行させるように制御してもよい。
【0086】さらに、上記実施例では、第1および第2
のモードが重複して設定された場合に、予めユーザ設定
された優先順位に基づいてモード設定を制御する場合に
ついて説明したが、第1または第2のモードのうち、後
から設定されたモードを自動的に優先させるように制御
すれば、ユーザ意思を反映させたモード制御を自動化す
ることもできる。
【0087】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明はシステムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成させる場合にも
適用できることは言うまでもない。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、モード設定手段により前記第1のモー
ドおよび前記第2のモードの重複設定有無を判定する判
定手段が前記第1のモードおよび前記第2のモードが重
複設定されていると判定した場合に、優先モード設定手
段が任意に設定された優先順位に基づいて他方のモード
の設定を解除して一方のモードを優先設定するので、第
1のモードおよび第2のモードが重複設定されていて
も、ユーザが任意に設定した優先順位に従って意図する
いずれか一方のモードでの動作を保証することができ
る。
【0089】第2の発明によれば、モード設定手段によ
り設定された第1のモードまたは第2のモードを不揮発
性メモリに記憶するので、電源の入切状態に拘わらずユ
ーザが設定した第1のモードまたは第2のモードを管理
することができる。
【0090】第3の発明によれば、前記判定手段が前記
第1のモードおよび前記第2のモードが重複設定されて
いると判定した場合に、さらに、判断手段が前記優先モ
ード設定手段により前記優先順位が設定されていないと
判断した場合に、その旨を表示手段が表示するので、競
合するモードを重複設定していることをユーザに明示す
ることができる。
【0091】第4の発明によれば、第2の計時手段が計
時する時刻が曜日別に設定される時刻に一致したら前記
スイッチ手段により前記電源手段からの電源状態を供給
状態または遮断状態に切り換えて前記画像形成本体の動
作可能モードを動作モードから休止モードへ、または休
止モードから動作モードへ遷移させる第2のモードをそ
れぞれ個別に設定するので、曜日毎に異なる時刻に第2
のモードの動作を保証することができる。
【0092】第5の発明によれば、前記第1の計時手段
が計時する計時時間が設定されるパワーオフ時間と一致
したら前記スイッチ手段により前記電源手段からの電源
状態を遮断状態に切り換えて前記画像形成本体の動作可
能モードを動作モードから休止モードへ遷移させる第1
のモードを設定するので、前記第2の計時手段が計時す
る時刻が設定される時刻に一致したら前記スイッチ手段
により前記電源手段からの電源状態を供給状態または遮
断状態に切り換えて前記画像形成本体の動作可能モード
を動作モードから休止モードへ、または休止モードから
動作モードへ遷移させる第2のモードをそれぞれ個別に
設定した際に、第1のモードおよび第2のモードが重複
設定されていると判定した場合に、あらかじめ決められ
た優先順位に基づいて他方のモードの設定を解除して一
方のモードを優先設定して、第1のモードおよび第2の
モードが重複設定されていても、前記優先順位に従って
意図するいずれか一方のモードでの動作を実行させる処
理を自動化することを可能とする。
【0093】従って、複数の計時手段を利用する動作モ
ード制御を行う際に、計時時間が競合して複数の動作モ
ードが重複設定される状態になっても、設定された時刻
または時間に複数のモード中の優先順位が高いユーザが
意図するモードの動作を保証することができる等の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す画像形成装置の構成を
説明する断面図である。
【図2】図1に示した本体に設けられる操作部の配置構
成を示す要部平面図である。
【図3】図1に示した画像形成装置の制御構成を説明す
るブロック図である。
【図4】図3に示した電源部の構成を説明する回路ブロ
ック図である。
【図5】本発明に係る画像形成装置の電源管理処理手順
の一例を示すフローチャートである。
【図6】図5に示したサブル−チンsub1の詳細手順
を示すフローチャートである。
【図7】図5に示したサブル−チンsub2の詳細手順
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
600 操作部 1004 制御回路 1004a CPU 1004b ROM 1004c RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 明彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 船水 善浩 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 廣岡 和彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鍛治 一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源手段からの電源状態を供給状態また
    は遮断状態に切り換えるスイッチ手段と、画像形成本体
    による画像形成終了後の経過時間を計時する第1の計時
    手段と、時刻を計時する第2の計時手段と、前記第1の
    計時手段が計時する計時時間が設定されるパワーオフ時
    間と一致したら前記スイッチ手段により前記電源手段か
    らの電源状態を遮断状態に切り換えて前記画像形成本体
    の動作可能モードを動作モードから休止モードへ遷移さ
    せる第1のモードおよび前記第2の計時手段が計時する
    時刻が設定される時刻に一致したら前記スイッチ手段に
    より前記電源手段からの電源状態を供給状態または遮断
    状態に切り換えて前記画像形成本体の動作可能モードを
    動作モードから休止モードへ、または休止モードから動
    作モードへ遷移させる第2のモードをそれぞれ個別に設
    定するモード設定手段と、前記第1のモードまたは前記
    第2のモードのいずれかを優先させるための優先順位を
    任意に設定する優先順位設定手段と、前記モード設定手
    段による前記第1のモードおよび前記第2のモードの重
    複設定有無を判定する判定手段と、前記判定手段が前記
    第1のモードおよび前記第2のモードが重複設定されて
    いると判定した場合に、前記優先順位に基づいて他方の
    モードの設定を解除して一方のモードを優先設定する優
    先モード設定手段とを有することを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 前記モード設定手段により設定された第
    1のモードまたは第2のモードを記憶する不揮発性メモ
    リを有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段が前記第1のモードおよび
    前記第2のモードが重複設定されていると判定した場合
    に、前記優先モード設定手段により前記優先順位の設定
    有無を判断する判断手段と、前記判断手段が前記優先モ
    ード設定手段により前記優先順位が設定されていないと
    判断した場合に、その旨を表示する表示手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 第2の計時手段は、曜日別に時刻を計時
    することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 画像形成本体の画像形成シーケンスを制
    御する制御手段と、電源手段からの電源状態を供給状態
    または遮断状態に切り換えるスイッチ手段と、前記画像
    形成本体による画像形成終了後の経過時間を計時する第
    1の計時手段と、時刻を計時する第2の計時手段とを有
    する画像形成装置のモード設定方法において、前記第1
    の計時手段が計時する計時時間が設定されるパワーオフ
    時間と一致したら前記スイッチ手段により前記電源手段
    からの電源状態を遮断状態に切り換えて前記画像形成本
    体の動作可能モードを動作モードから休止モードへ遷移
    させる第1のモードを設定する第1のモード設定工程
    と、前記第2の計時手段が計時する時刻が設定される時
    刻に一致したら前記スイッチ手段により前記電源手段か
    らの電源状態を供給状態または遮断状態に切り換えて前
    記画像形成本体の動作可能モードを動作モードから休止
    モードへ、または休止モードから動作モードへ遷移させ
    る第2のモードをそれぞれ個別に設定する第2のモード
    設定工程と、前記第1のモードおよび前記第2のモード
    の重複設定有無を判定する判定工程と、前記第1のモー
    ドおよび前記第2のモードが重複設定されていると判定
    した場合に、あらかじめ決められた優先順位に基づいて
    他方のモードの設定を解除して一方のモードを優先設定
    する優先モード設定工程とを有することを特徴とする画
    像形成装置のモード設定方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6895309B2 (en) 2002-03-28 2005-05-17 Fuji Photo Film Co., Ltd. Calendar timer mechanism and processing apparatus
US7593291B2 (en) 2003-08-27 2009-09-22 Fujifilm Corporation Calendar timer mechanism, medical image processing system, and control program
JP2012008165A (ja) * 2010-06-22 2012-01-12 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2015041851A (ja) * 2013-08-21 2015-03-02 富士ゼロックス株式会社 電力供給制御装置、画像処理装置

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