JPH05216637A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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Publication number
JPH05216637A
JPH05216637A JP4283578A JP28357892A JPH05216637A JP H05216637 A JPH05216637 A JP H05216637A JP 4283578 A JP4283578 A JP 4283578A JP 28357892 A JP28357892 A JP 28357892A JP H05216637 A JPH05216637 A JP H05216637A
Authority
JP
Japan
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program
memory
stored
data
transfer
Prior art date
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Pending
Application number
JP4283578A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Kaneko
敏 金子
Yukimasa Izeki
之雅 井関
Hideki Adachi
秀喜 安達
Satoshi Azeyanagi
智 畔柳
Hisatsugu Tawara
久嗣 田原
Shinichi Nakamura
真一 中村
Yasuo Fukada
泰生 深田
Tokuji Kaneko
徳治 金子
Yoji Ozaki
洋史 尾崎
Mitsuhiko Sato
光彦 佐藤
Mitsuharu Takizawa
三晴 滝沢
Naoyuki Oki
尚之 大木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP4283578A priority Critical patent/JPH05216637A/ja
Publication of JPH05216637A publication Critical patent/JPH05216637A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プログラムのバージョンを検出し、不用意に
プログラムが書き換えられてしまうことを防止できる。 【構成】 CPU801は、RAM802に既にプログ
ラムが記憶されている場合、RAM802に記憶されて
いる種類データが特定のプログラムを示すデータであれ
ば、外部記憶装置807,808からRAM802への
プログラムの転送を禁止させ、RAM802に記憶され
ている種類データが特定のプログラムを示すデータでな
ければ外部記憶装置807,808からRAM802へ
のプログラムの転送を実行させるようにデータまたはプ
ログラム転送処理を制御する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部インタフェースを
介して外部記憶装置から入力されるデータまたはプログ
ラムに基づいて実行するプログラムまたはデータを変更
可能な画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像処理装置、例えば外
部インタフェースを介して外部デバイスから入力される
データに基づいて複写動作を実行可能な複写装置は、例
えば電源投入された時、毎回外部デバイスと通信するこ
とにより種々のデータの転送を開始していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】また、種々の動作を行
わせるため、データ以外にもプログラムを転送し、その
プログラムに基づいて動作させることが望まれる。しか
し、必要のない時にもプログラムおよびデータの転送を
行い、転送時間が膨大に増加し、通常の複写動作がウエ
イト状態になり、複写装置の信頼性が著しく低下する不
都合がある。
【0004】さらに、電源ONの間にプログラムおよび
データが破損した場合には複写動作が不可能になり、複
写装置の信頼性を著しく低下させてしまう等の重大な問
題点がある。
【0005】また、複写装置のプログラムを外部から変
更できるようにした場合、既に特別なプログラムが格納
されていても、誤って消去してしまう等の問題点があっ
た。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、プログラムのバージョンを検出し、不
用意にプログラムが書き換えられてしまうことを防止で
きるとともに、外部デバイスの状態の変化に応じてプロ
グラムの転送を制御することにより、無駄なプログラム
の転送を防止できる画像処理装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像処理装
置は、着脱自在で画像処理装置を制御するためのプログ
ラムを格納した記憶媒体を挿入する挿入ユニットと、前
記記憶媒体から読み出したプログラムおよびそのプログ
ラムの種類を示す種類データを記憶するメモリと、前記
記憶媒体に格納されているプログラムを前記メモリへ転
送させる転送手段と、前記メモリに記憶されたプログラ
ムに従って前記画像処理装置を制御する制御手段とを有
し、前記制御手段は、前記メモリに既にプログラムが記
憶されている場合、前記メモリに記憶されている種類デ
ータが特定のプログラムを示すデータであれば、前記記
憶媒体から前記メモリへのプログラムの転送を禁止さ
せ、前記メモリに記憶されている種類データが特定のプ
ログラムを示すデータでなければ前記記憶媒体から前記
メモリへのプログラムの転送を実行させるように転送手
段を制御するように構成したものである。
【0008】また、制御手段は、メモリにプログラムが
記憶されていない場合、記憶媒体から前記メモリへのプ
ログラムの転送を実行させるように転送手段を制御する
ように構成したものである。
【0009】さらに、制御手段は、記憶媒体が挿入ユニ
ットに挿入された時、メモリに記憶されている種類デー
タを識別するように構成したものである。
【0010】また、遠隔地点のコンピュータとの通信を
行う通信手段と、この通信手段により受信される画像処
理装置を制御するためのプログラムおよびそのプログラ
ムの種類を示す種類データを記憶するメモリと、前記メ
モリに記憶されたプログラムに従って前記画像処理装置
を制御する制御手段とを有し、制御手段は前記メモリに
既にプログラムが記憶されている場合、前記メモリに記
憶されている種類データが特定のプログラムを示すデー
タであれば、前記通信手段により受信されるプログラム
を前記メモリへ記憶するのを禁止させ、前記メモリに記
憶されている種類データが特定のプログラムを示すデー
タでなければ、前記通信手段により受信したプログラム
を前記メモリへ記憶させるように構成したものである。
【0011】さらに、制御手段は、メモリにプログラム
が記憶されていない場合、通信手段により受信されたプ
ログラムをメモリに記憶させるように構成したものであ
る。
【0012】また、制御手段は、通信手段によりプログ
ラムを受信した時、メモリに記憶されている種類データ
を識別するように構成したものである。
【0013】さらに、データまたは所定のプログラムを
記憶する外部デバイスと、この外部デバイスから外部イ
ンタフェースを介して読み出されるデータまたは所定の
プログラムを記憶媒体に転送する転送手段と、この記憶
手段に転送記憶されたデータまたは所定のプログラムに
基づいて記録媒体に像形成可能な像形成手段と、外部デ
バイスとのアクセス状態変化を検出する検出手段と、こ
の検出手段の検出結果に基づいて転送手段の転送開始実
行を制御する制御手段とを有するものである。
【0014】また、検出手段が外部デバイスの接続有無
からアクセス状態変化を検出するように構成したもので
ある。
【0015】さらに、検出手段が外部装置から外部デバ
イスへのデータ送信有無からアクセス状態変化を検出す
るように構成したものである。
【0016】また、検出手段が外部デバイスおよび記憶
媒体に記憶される内容の一致状態からアクセス状態変化
を検出するように構成したものである。
【0017】
【作用】本発明においては、制御手段は、メモリに既に
プログラムが記憶されている場合、メモリに記憶されて
いる種類データが特定のプログラムを示すデータであれ
ば、記憶媒体からメモリへのプログラムの転送を禁止さ
せ、メモリに記憶されている種類データが特定のプログ
ラムを示すデータでなければ記憶媒体からメモリへのプ
ログラムの転送を実行させるように転送手段を制御する
ので、メモリ上に記憶されたデータ種別に応じて記憶媒
体からメモリへのデータ転送処理実行を制限でき、不用
意なデータ転送に伴う特定のプログラムの消失を防止可
能とする。
【0018】また、制御手段は、メモリにプログラムが
記憶されていない場合、記憶媒体から前記メモリへのプ
ログラムの転送を実行させるように転送手段を制御する
ので、既にメモリ上にプログラムが記憶されている場合
に限って記憶媒体からメモリへのデータ転送処理実行を
制限でき、不用意なデータ転送に伴うメモリ上のプログ
ラムの消失を防止可能とする。
【0019】さらに、制御手段は、記憶媒体が挿入ユニ
ットに挿入された時、メモリに記憶されている種類デー
タを識別するので、適切なタイミングでメモリ上のデー
タ種別を監視または管理することを可能とする。
【0020】また、制御手段はメモリに既にプログラム
が記憶されている場合、メモリに記憶されている種類デ
ータが特定のプログラムを示すデータであれば、通信手
段により受信されるプログラムをメモリへ記憶するのを
禁止させ、メモリに記憶されている種類データが特定の
プログラムを示すデータでなければ、通信手段により受
信したプログラムをメモリへ記憶させるので、メモリ上
に記憶されたデータ種別に応じて通信手段によるメモリ
へのデータ転送処理実行を制限でき、通信処理に基づく
データ転送による所望のプログラムの消失を防止可能と
する。
【0021】さらに、制御手段は、メモリにプログラム
が記憶されていない場合、通信手段により受信されたプ
ログラムをメモリに記憶させるので、既にメモリ上にプ
ログラムが記憶されている場合に限って通信手段による
メモリへのデータ転送処理実行を制限でき、通信手段に
基づくデータ転送によるメモリ上の種々のプログラムの
消失を防止可能とする。
【0022】また、制御手段は、通信手段によりプログ
ラムを受信した時、メモリに記憶されている種類データ
を識別するので、適切なタイミングでメモリ上のデータ
種別を監視または管理することを可能とする。
【0023】また、転送手段により外部デバイスに記憶
されたデータまたは所定のプログラムが記憶媒体に転送
されると、像形成手段が転送記憶されたデータまたは所
定のプログラムに基づいて記録媒体に像形成を行う。そ
の際、検出手段により外部デバイスとのアクセス状態変
化を検出し、制御手段が検出手段の検出結果に基づいて
転送手段の転送開始実行を制御するので、転送手段によ
る不用意なタイミングでのデータまたはプログラムの転
送を制限し、アクセス状態確認後に、データまたは所定
のプログラムの転送を可能とする。
【0024】さらに、検出手段が外部デバイスの接続有
無からアクセス状態変化を検出した場合に限って転送手
段によるデータまたは所定のプログラムの転送を開始さ
せるので、常に外部デバイスが接続されたことを確認後
に、データまたは所定のプログラムの転送を可能とす
る。
【0025】また、検出手段が外部装置から外部デバイ
スへのデータ送信有無からアクセス状態変化を検出した
場合に限って転送手段によるデータまたは所定のプログ
ラムの転送を開始させるので、常に外部装置から外部デ
バイスへのデータ送信アクセスを確認後に、データまた
は所定のプログラムの転送を可能とする。
【0026】さらに、検出手段が外部デバイスおよび記
憶媒体に記憶される内容の一致状態からアクセス状態変
化を検出した場合に限って転送手段によるデータまたは
所定のプログラムの転送を開始させるので、常に一度転
送されたデータまたは所定のプログラムと同一のデータ
または所定のプログラムかどうかを判定しながら、デー
タまたは所定のプログラムの転送を可能とする。
【0027】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す画像処理装置
の構成を説明するブロック図であり、例えば複写機の場
合に対応する。
【0028】図において、800は複写装置本体100
(後述する)の制御装置、900は後述する図3に示す
操作パネル600の制御装置である。
【0029】制御装置800において、801は複写装
置全体の制御を行うCPU、901は操作パネル600
(図3参照)上に配置された表示手段(LCD)701
およびLED704等を制御するためのCPUである。
各CPU801,901はバスラインを介して本制御装
置内の各構成装置と接続されている。803,903は
読出し専用のメモリ(ROM)で、複写装置本体の起動
時に、それぞれCPU801,901によって実行され
る制御手順が記憶されている。802は複写装置本体1
00の制御手順を記憶したランダムアクセスメモリ(R
AM)で、バッテリ等でバックアップされており、複写
装置の電源がオフされても記憶内容は保持されている。
【0030】CPU801はRAM802に記憶された
制御手順に従ってバスを介して接続されたRAM80
2,ROM803,I/Oポート804,インタフェー
ス805,806とのアクセスを制御する。902は表
示手段(LCD)701およびLED704(図3参
照)等の制御手順を記憶するランダムアクセスメモリ
(RAM)で、CPU901はRAM902に記憶され
た制御手順に従ってバスを介して接続されたRAM90
2,ROM903,入出力ポート904,デュアルポー
トRAM850等とのアクセスを制御する。I/Oポー
ト804は、後述するメインモータ113等の複写装置
の各負荷に対するCPU801の制御信号の出力を行う
とともに、複写装置本体の各所に配置されたセンサ12
2等からの状態信号を入力してCPU801に送出す
る。
【0031】一方、I/Oポート904は、操作パネル
上に配置されたメッセージ表示用の表示手段(LCD)
701およびLED704等に対するCPU901から
の制御データを出力するためのポートとして機能する。
デュアルポートRAM850は、CPU801およびC
PU901と、バスを介して接続されている。デュアル
ポートRAM850は、CPU801とCPU901の
通信に利用される。インタフェース805,806は外
部デバイスとして機能する外部記憶装置807,808
からCPU801が記憶内容を読み込むために使用され
る。
【0032】なお、本実施例では外部記憶装置807,
808としてICカ−ド,フロッピ−ディスクを用いて
いるが、インタフェース805,806はその他の種類
の外部記憶装置との接続も可能に構成されている。さら
に、本実施例ではインタフェースの数を2つとする場合
を示すが、外部記憶装置との数に応じて適宜インタフェ
ースを増減することにより対応(増設,撤去)できるこ
とは言うまでもない。
【0033】このように構成された画像処理装置におい
て、本発明は以下のような種々の態様で実施が可能であ
る。
【0034】すなわち、CPU801は、RAM802
に既にプログラムが記憶されている場合、RAM802
に記憶されている種類データが特定のプログラムを示す
データであれば、外部記憶装置807,808からRA
M802へのプログラムの転送を禁止させ、RAM80
2に記憶されている種類データが特定のプログラムを示
すデータでなければ外部記憶装置807,808からR
AM802へのプログラムの転送を実行させるようにデ
ータ転送を制御するので、RAM802上に記憶された
データ種別に応じて外部記憶装置807,808からR
AM802へのデータ転送処理実行を制限でき、不用意
なデータ転送に伴う特定のプログラムの消失を防止可能
とする。
【0035】また、CPU801は、RAM802にプ
ログラムが記憶されていない場合、外部記憶装置80
7,808からRAM802へのプログラムの転送を実
行させるようにデータ転送を制御するので、既にRAM
802上にプログラムが記憶されている場合に限って外
部記憶装置807,808からRAM802へのデータ
転送処理実行を制限でき、不用意なデータ転送に伴うR
AM802上のプログラムの消失を防止可能とする。
【0036】さらに、CPU801は、外部記憶装置8
07,808が挿入ユニット(図示しない)に挿入され
た時、RAM802に記憶されている種類データを識別
するので、適切なタイミングでメモリ上のデータ種別を
監視または管理することを可能とする。
【0037】また、CPU801はRAM802に既に
プログラムが記憶されている場合、RAM802に記憶
されている種類データが特定のプログラムを示すデータ
であれば、CPU901との通信により受信されるプロ
グラムをRAM802へ記憶するのを禁止させ、RAM
802に記憶されている種類データが特定のプログラム
を示すデータでなければ、CPU901との通信により
受信したプログラムをRAM802へ記憶させるので、
RAM802上に記憶されたデータ種別に応じてCPU
901との通信によるRAM802へのデータ転送処理
実行を制限でき、通信処理に基づくデータ転送による所
望のプログラムの消失を防止可能とする。
【0038】さらに、CPU801は、RAM802に
プログラムが記憶されていない場合、CPU901との
通信により受信されたプログラムをRAM802に記憶
させるので、既にRAM802上にプログラムが記憶さ
れている場合に限ってCPU901との通信によるRA
M802へのデータ転送処理実行を制限でき、CPU9
01との通信に基づくデータ転送によるRAM802上
の種々のプログラムの消失を防止可能とする。
【0039】また、CPU801は、CPU901との
通信によりプログラムを受信した時、RAM802に記
憶されている種類データを識別するので、適切なタイミ
ングでメモリ上のデータ種別を監視または管理すること
を可能とする。
【0040】さらに、CPU801等により外部記憶装
置807に記憶されたデータまたは所定のプログラムが
RAM802に転送されると、複写装置本体100が転
送記憶されたデータまたは所定のプログラムに基づいて
記録媒体に像形成を行う。その際、CPU801により
外部記憶装置807,808とのアクセス状態変化が検
出されると、CPU801は検出結果に基づいてデータ
または所定のプログラムの転送開始実行を制御するの
で、不用意なタイミングでのデータまたはプログラムの
転送を制限し、アクセス状態確認後に、データまたは所
定のプログラムの転送を正常に終了すること可能とす
る。
【0041】また、CPU801が記憶装置807,8
08の接続有無からアクセス状態変化を検出した場合に
限ってデータまたは所定のプログラムの転送を開始させ
るので、常に外部デバイスが接続されたことを確認後
に、データまたは所定のプログラムの転送を正常に終了
することを可能とする。
【0042】さらに、CPU801が外部装置から記憶
装置807,808へのデータ送信有無からアクセス状
態変化を検出した場合に限ってデータまたは所定のプロ
グラムの転送を開始させるので、常に外部装置から外部
デバイスへのデータ送信アクセスを確認後に、データま
たは所定のプログラムの転送を正常に終了することを可
能とする。
【0043】また、CPU801が外部記憶装置80
7,808およびRAM802に記憶される内容の一致
状態からアクセス状態変化を検出した場合に限ってデー
タまたは所定のプログラムの転送を開始させるので、常
に一度転送されたデータまたは所定のプログラムと同一
のデータまたは所定のプログラムかどうかを判定しなが
ら、データまたは所定のプログラムの転送を正常に終了
することを可能とする。
【0044】図2、図1に示した複写装置本体100の
構成を示す断面図である。
【0045】図において、200は原稿の自動給紙を行
う循環式自動原稿給送装置(RDF)、300は複写処
理済みの用紙を仕分けるソータ、400は自動コンピュ
ータフォーム給送装置(CFF)である。なお、上記R
DF200,ソータ300,CFF400は複写装置本
体100に対して自在に組み合わせてシステム化できる
ように構成されている。
【0046】複写装置本体100において、101は原
稿載置台としての原稿台ガラスである。102は光学系
であり、原稿照明ランプ(露光ランプ)103,走査ミ
ラー,レンズ,モータ104等から構成されており、モ
ータ104により走査しつつ、露光ランプ103で原稿
を照明し、原稿からの反射光を走査ミラーとレンズによ
り感光ドラム105に投影する。
【0047】感光ドラム105の回りには、高圧ユニッ
ト106,ブランク露光ユニット107,電位センサ1
08,現像器109,転写帯電器110,分離帯電器1
11,クリーニング装置112等が設けられており、こ
れらにより画像記録手段が構成されている。
【0048】感光ドラム105はメインモータ113に
より図3に示す矢印方向に回転するもので、高圧ユニッ
ト106によりコロナ帯電されており、光学系102か
ら原稿の反射光が照射されると、静電潜像が形成され
る。この静電潜像は、現像器109により現像されてト
ナー像として可視化される。一方、上段カセット114
あるいは下段カセット115からピックアップローラ1
16,117を介し、給紙ローラ118,119により
複写装置本体100内に送られた転写紙が、レジストロ
ーラ120によりトナー像の先端と転写紙の先端とが一
致するようにタイミングがとられた後、感光ドラム10
5に給送され、転写帯電器110によりトナー像が転写
される。この転写後、転写紙は分離帯電器111により
感光ドラム105から分離され、搬送ベルト121によ
り定着器122に導かれて加圧,加熱により定着され、
この後、排出ローラ123により複写装置本体100の
外に排出される。また、感光ドラム105はクリーニン
グ装置112により、その表面が清掃される。
【0049】また、複写装置本体100には、例えば4
000枚の転写紙を収納し得るデッキ124に装備され
ている。デッキ124のリフタ125は、給紙ローラ1
26に転写紙が常に当接するように転写紙の量に応じて
上昇する。
【0050】また、図3において、127は排紙フラッ
パで、機内側ないし多重記録側と排出側(ソータ30
0)とに転写材の搬送経路を切り換える。また、128
は下搬送パスであり、排出ローラ123から送り出され
た転写紙を反転パス129を介し転写紙を裏返して再給
紙トレイ130に導く。また、131は両面記録の時と
多重記録の時とで転写紙の搬送経路を切り換える多重フ
ラッパであり、これを左方向に倒すことにより転写紙を
反転パス129を介さず、直接下搬送パス128に導
く。132は経路133を通じて転写紙を感光ドラム1
05側に給紙する給紙ローラである。134は排紙フラ
ッパ127の近傍に配置されて、当該排紙フラッパ12
7により排出側に切り換えられた転写紙を機外に排出す
る排出ローラである。
【0051】両面記録(両面複写)や多重記録(多重複
写)時には、排紙フラッパ127を上方に上げて、複写
済みの転写紙を各パス129,128を介して裏返した
状態で再給紙トレイ130に格納する。両面記録時に
は、多重フラッパ131を右方向へ倒し、また、多重記
録時には当該多重フラッパ131を左方向へ倒してお
く。次に行う裏面記録時や多重記録時には、再給紙トレ
イ130に格納されている転写紙が、下から1枚ずつ給
紙ローラ132により経路133を介して複写装置本体
100のレジストローラ120に導かれる。
【0052】複写装置本体100から転写紙を反転して
排出する時には、排紙フラッパ127を上方へ上げ、多
重フラッパ131を右方向へ倒し、複写済みの転写紙を
反転パス129側へ搬送し、転写紙の後端が第1の送り
ローラ140を通過した後に反転ローラ142によって
第2のローラ141側へ搬送し、排出ローラ134によ
って転写紙を裏返して機外へ排出される。なお、150
はマルチ手指しトレイ、210は予約トレイである。
【0053】原稿給送手段は、RDF300で構成さ
れ、給送手段330,350とからなり、給送手段33
0,350の駆動はROM802に記憶されるRDF制
御プログラムをCPU801,901が実行することに
より達成される。
【0054】なお、CPU801,901は設定される
複写モードに応じて積載トレイ320上の原稿束SSを
積載トレイ310上に原稿を反転させずに給送する第1
の給送モード(正転給送)と、反転させて給送する第2
の給送モード(反転給送)を選択して給送手段330,
350を制御する。例えば両面原稿から両面複写を取る
モードや、両面原稿から表裏それぞれの片面複写を取る
モードで複写を行う場合には、第1の給送モード(正転
給送)で積載トレイ320上に載置された原稿束SSか
ら原稿を積載トレイ310に給送するように給送手段3
10,320を制御する。そして、原稿裏面複写時には
第1の給送モード(正転給送)で積載トレイ310から
原稿台ガラス101に搬送するように給送手段310を
制御する。
【0055】図3は、図1に示した複写装置本体100
の上面に配設される操作部の構成を説明する平面図であ
る。
【0056】図において、601はアスタリスクキーで
あり、オペレ−タ(使用者)が、綴代量の設定とか、原
稿枠消しのサイズ設定等の設定モードの時に用いる。6
27はカーソルキーであり、設定モードときの設定項目
を選択する時に用いる。628はOKキーであり、設定
モードときの設定内容を確定する時に用いる。606は
オールリセットキーであり、標準モードに戻す時に押下
する。また、オートシャットオフ状態から標準モードに
復帰させる時にもオールリセットキー606が押下され
る。604はクリア/ストップキーであり、待機(スタ
ンバイ)中はクリアキーとして、複写記録中はストップ
キーとして機能する。このクリア/ストップキー604
は、設定した複写枚数を解除する時にも使用する。ま
た、クリア/ストップキー604は連続複写を中断する
時にも押下し、押下時点での複写終了した後に、複写動
作が停止する。605はコピーキーである。
【0057】603はテンキーで、複写枚数を設定する
時に押下される。また、アスタリスク(*)モードを設
定する時に押下される。619はメモリキーであり、使
用者が頻繁に使うモードを登録しておくことができる。
ここでは、M1〜M4の4通りのモードの登録ができる
ように構成されている。611,612は複写濃度キー
であり、複写濃度を手動で調節する時に押下する。61
3はAEキーで、原稿濃度に応じて複写濃度を自動的に
調節する時、またはAE(自動濃度調節)を解除して濃
度調節をマニュアル(手動)に切り換える時に押下す
る。607はコピー用紙選択キーであり、上段カセット
114,下段カセット115,ペーパデッキ124,マ
ルチ手差しトレイ150を選択する際に押下される。ま
た、RDF300に原稿が載っている時に、コピー用紙
選択キー607が押下されると、自動紙カセット選択
(APS)が選択され、原稿と同じ大きさのカセットが
自動選択される。610は等倍キーであり、等倍(原
寸)の複写をとるときに押下する。616はオート変倍
キーであり、指定した転写紙のサイズに合せて原稿の画
像を自動的に縮小・拡大を指定する時に押下する。62
6は両面キーであり、片面原稿から両面複写,両面原稿
から両面複写,両面原稿から片面複写をとる時に押下す
る。625は綴代キーで、転写紙の左側へ指定された長
さの綴代を作成することができる。624は写真キーで
あり、写真原稿を複写する時に押下する。623は多重
キーであり、2つの原稿から転写紙の同じ面に画像を作
成(合成)する時に押下する。620は原稿枠消しキー
であり、使用者が定形サイズ原稿の枠消しを行う際に押
下し、その際に原稿のサイズはアスタリスクキー601
で設定する。621はシート枠消しキーであり、コピー
用紙サイズに合せて原稿枠消しをする時に押下する。6
27はアップ/ダウンキー、617,618はズームキ
ーである。
【0058】629は表紙モード設定キーであり、表
紙,裏表紙の作成,合紙を挿入する時に用いる。630
はページ連写キーで、見開きの本の左右を続けて複写す
る時に用いる。614はステイプルソート,ソート,グ
ループの排紙方法を選択する排紙方法選択キーであり、
記録後の用紙をステイプルソータが接続されている場合
は、ステイプルソートモード,ソートモード,グループ
モードの選択またはその選択モードの解除ができる。6
31は予約キーであり、予約トレイ210に載置された
予約原稿に対する複写モードの設定を開始する時、およ
び予約設定を解除する時に用いる。632は予約設定キ
ーであり、予約モード設定時の確定キーとして用いる。
633はガイドキーであり、各種キーに対応する機能の
説明をメッセージディスプレイに表示する時に用いる。
701は複写に関する情報を表示するLCD(液晶)タ
イプのメッセージディスプレイであり、96×192ド
ットで文字や図形を表示する。例えばテンキー603で
設定した複写枚数,定形変倍キー608,609,等倍
キー610,ズームキー617,618で設定した複写
倍率,コピー用紙選択キー607で選択した用紙サイ
ズ,複写装置本体100の状態を示すメッセージ,操作
手順を示すガイドメッセージ,その他各種のモードの設
定内容を表示する。704はAE表示器であり、AEキ
ー613によりAE(自動濃度調節)を選択した時に点
灯する。
【0059】709は予熱表示器であり、予熱状態の時
に点灯する。なお、標準モードでRDF300を使用し
ている時では複写枚数1枚,濃度AEモード,オート用
紙選択,等倍,片面原稿から片面複写設定になる。RD
F300を未使用時の標準モードでは複写枚数1枚,濃
度マニュアルモード,等倍,片面原稿から片面複写の設
定となっている。RDF300の使用時と未使用時の差
はRDF300に原稿がセットされているかどうかで決
定される。710は電源ランプであり、電源スイッチ
(図示しない)をオン(投入)にすると点灯する。
【0060】図4は本発明に係る画像処理装置における
第1の実施例の外部記憶装置のアクセス処理手順の一例
を示すフローチャートである。なお、(1) 〜(5) は各ス
テップを示す。また、本実施例における外部記憶装置8
07がICカ−ドで構成される場合を示す。
【0061】先ず、外部記憶装置807であるICカ−
ドが複写装置のカード挿入部に挿入されているかどうか
を判断し(1) 、NOならば、例えばRAM802に上に
確保されるフラグ格納領域に設定されるICカ−ド挿入
フラグをリセットし(2) 、ステップ(1) に戻る。
【0062】一方、ステップ(1) の判断でYESの場合
は、ICカ−ド挿入フラグがセットされているかどうか
を判定し(3) 、YESならばステップ(1) に戻り、NO
ならばICカ−ド挿入フラグをセットし(4) 、外部記憶
装置807であるICカ−ドからプログラムおよびデー
タを読み出し、インタフェース805を介してRAM8
02のデータ格納領域に読み出したプログラムおよびデ
ータを格納し(5) 、格納処理終了後、ステップ(1) に戻
る。
【0063】図5は本発明に係る画像処理装置における
第2の実施例の外部記憶装置のデバイスアクセス処理手
順の一例を示すフローチャートである。なお、(1) 〜
(5) は各ステップを示す。また、本実施例における外部
記憶装置807がフロッピ−ディスクで構成され、この
フロッピ−ディスクには遠隔地点のコンピュータと通信
を行うための図示しない通信装置(例えばモデム)が接
続されている。
【0064】先ず、外部記憶装置807に接続された通
信装置から複写装置のプログラムおよびデータが送信格
納されたかどうかを判断し(1) 、NOならば、例えばR
AM802に上に確保されるフラグ格納領域に設定され
る送信フラグをリセットし(2) 、ステップ(1) に戻る。
【0065】一方、ステップ(1) の判断でYESの場合
は、送信フラグがセットされているかどうかを判定し
(3) 、YESならばステップ(1) に戻り、NOならば送
信フラグをセットし(4) 、外部記憶装置807のフロッ
ピーディスクからインタフェース805を介してRAM
802のデータ格納領域に複写装置のプログラムおよび
データを格納し(5) 、格納処理終了後、ステップ(1) に
戻る。
【0066】図6は本発明に係る画像処理装置における
第3の実施例の外部記憶装置のアクセス処理手順の一例
を示すフローチャートである。なお、(1) 〜(3) は各ス
テップを示す。また、本実施例における外部記憶装置8
07はICカ−ドまたはフロッピ−ディスクで構成さ
れ、このフロッピ−ディスクには遠隔地点のコンピュー
タと通信を行うための図示しない通信装置(例えばモデ
ム)が接続されているものとする。
【0067】先ず、RAM802に格納された複写装置
のプログラムおよびデータのチェックサムを算出し(1)
、RAM802に格納されている前回算出されたチェ
ックサム値と一致するかどうかを判定し(2) 、YESな
らばステップ(1) に戻り、NOならば外部記憶装置80
7であるフロッピ−ディスクからインタフェース805
を介してRAM802のデータ格納領域に複写装置のプ
ログラムおよびデータを格納するか、あるいは外部記憶
装置807であるICカ−ドからインタフェース805
を介してRAM802のデータ格納領域に複写装置のプ
ログラムおよびデータを格納し(3) 、ステップ(1) に戻
る。この時、新たに算出したチェックサムを前回算出し
たチェックサムの代わりにRAM802へ格納してお
く。
【0068】図7は本発明に係る画像処理装置における
第4の実施例の外部記憶装置のアクセス処理手順の一例
を示すフローチャートである。なお、(1) 〜(6) は各ス
テップを示す。また、本実施例における外部記憶装置8
07がICカ−ドで構成される場合を示す。
【0069】先ず、外部記憶装置807であるICカ−
ドが複写装置のカード挿入部に挿入されているかどうか
を判断し(1) 、NOならば、例えばRAM802に上に
確保されるフラグ格納領域に設定されるICカ−ド挿入
フラグをリセットし(2) 、ステップ(1) に戻る。
【0070】一方、ステップ(1) の判断でYESの場合
は、現在の複写装置に格納されているプログラムのバー
ジョンがスペシャルバージョンかどうかを判断する(3)
。ここで、スペシャルバージョンプログラムの判断に
ついて説明する。
【0071】外部記憶装置から複写装置内のRAM80
2へプログラムが転送される時、プログラムの種類を示
すコードデータをも転送され、RAM802へ格納され
る。そして、このデータは、一般ユーザ向けのプログラ
ムか特定のユーザ向け或はフィールドテスト用のプログ
ラムであるかを示すデータを含んでいる。CPU801
はRAM802に格納されたこのコードデータが一般ユ
ーザ向けを示すデータでなければ、現在格納されている
プログラムがスペシャルバージョンであると判断する。
この判断で、YESならばステップ(1) に戻り、NOな
らばICカ−ド挿入フラグがセットされているかどうか
を判定し(4) 、YESならばステップ(1) に戻る。つま
り、プログラムの更新は禁止される。
【0072】一方、ステップ(4) の判定でNOならば、
ICカ−ド挿入フラグをセットし(5) 、外部記憶装置8
07であるICカ−ドからプログラムおよびデータを読
み出し、インタフェース805を介してRAM802の
データ格納領域に読み出したプログラムおよびデータを
格納し(6) 、格納処理終了後、ステップ(1) に戻る。
【0073】図8本発明に係る画像処理装置における第
5実施例の外部記憶装置のデバイスアクセス処理手順の
一例を示すフローチャートである。なお、(1) 〜(6) は
各ステップを示す。また、本実施例における外部記憶装
置807がフロッピ−ディスクで構成され、このフロッ
ピ−ディスクには遠隔地点のコンピュータと通信を行う
ための図示しない通信装置(例えばモデム)が接続され
ている。
【0074】先ず、外部記憶装置807に接続された通
信装置から複写装置のプログラムおよびデータが送信格
納されたかどうかを判断し(1) 、NOならば、例えばR
AM802に上に確保されるフラグ格納領域に設定され
る送信フラグをリセットし(2) 、ステップ(1) に戻る。
【0075】一方、ステップ(1) の判断でYESの場合
は、現在の複写装置のバージョンがスペシャルバージョ
ンかどうかを前述のように判断し(3) 、YESならばス
テップ(1) に戻り、NOならば送信フラグがセットされ
ているかどうかを判定し(4)、YESならばステップ(1)
に戻り、NOならば送信フラグをセットし(5) 、外部
記憶装置807のフロッピーディスクからインタフェー
ス805を介してRAM802のデータ格納領域に複写
装置のプログラムおよびデータを格納し(6) 、格納処理
終了後、ステップ(1) に戻る。
【0076】図9は本発明に係る画像処理装置における
第6の実施例の外部記憶装置のアクセス処理手順の一例
を示すフローチャートである。なお、(1) 〜(4) は各ス
テップを示す。また、本実施例における外部記憶装置8
07はICカ−ドまたはフロッピ−ディスクで構成さ
れ、このフロッピ−ディスクには遠隔地点のコンピュー
タと通信を行うための図示しない通信装置(例えばモデ
ム)が接続されているものとする。
【0077】先ず、現在の複写装置のバージョンがスペ
シャルバージョンかどうかを前述のように判断し(1) 、
YESならばステップ(1) の判断を繰り返し、NOなら
ばRAM802に格納された複写装置のプログラムおよ
びデータのチェックサムを算出し(2) 、RAM802に
格納されている前回算出されたチェックサム値と一致す
るかどうかを判定し(3) 、YESならばステップ(1) に
戻り、NOならば外部記憶装置807であるフロッピ−
ディスクからインタフェース805を介してRAM80
2のデータ格納領域に複写装置のプログラムおよびデー
タを格納するか、あるいは外部記憶装置807であるI
Cカ−ドからインタフェース805を介してRAM80
2のデータ格納領域に複写装置のプログラムおよびデー
タを格納し(4) 、ステップ(1) に戻る。
【0078】なお、上述した第4〜第6の実施例におい
て、複写装置に格納されているプログラムがスペシャル
バージョンであれば不用意にプログラムが書き換えられ
るのを防止できる。スペシャルバージョンプログラムを
書き換えたい時は、サービスマン用のサービスモードを
設定し、複写装置の操作部からプログラムを消去する指
令を入力してから、新しいプログラムを入力させるよう
にすれば良い。また、本発明は上述した実施例に限ら
ず、上述した態様の範囲で種々の変更が可能である。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、制御手段はメモリに既にプログラムが記憶されてい
る場合、メモリに記憶されている種類データが特定のプ
ログラムを示すデータであれば、記憶媒体からメモリへ
のプログラムの転送を禁止させ、メモリに記憶されてい
る種類データが特定のプログラムを示すデータでなけれ
ば記憶媒体からメモリへのプログラムの転送を実行させ
るように転送手段を制御するように構成したので、メモ
リ上に記憶されたデータ種別に応じて記憶媒体からメモ
リへのデータ転送処理実行を制限でき、不用意なデータ
転送に伴う特定のプログラムの消失を防止することがで
きる。
【0080】また、制御手段は、メモリにプログラムが
記憶されていない場合、記憶媒体から前記メモリへのプ
ログラムの転送を実行させるように転送手段を制御する
ように構成したので、既にメモリ上にプログラムが記憶
されている場合に限って記憶媒体からメモリへのデータ
転送処理実行を制限でき、不用意なデータ転送に伴うメ
モリ上のプログラムの消失を防止可能とする。
【0081】さらに、制御手段は、記憶媒体が挿入ユニ
ットに挿入された時、メモリに記憶されている種類デー
タを識別するように構成したので、適切なタイミングで
メモリ上のデータ種別を監視または管理することができ
る。
【0082】また、制御手段はメモリに既にプログラム
が記憶されている場合、メモリに記憶されている種類デ
ータが特定のプログラムを示すデータであれば、通信手
段により受信されるプログラムをメモリへ記憶するのを
禁止させ、メモリに記憶されている種類データが特定の
プログラムを示すデータでなければ、通信手段により受
信したプログラムをメモリへ記憶させるように構成した
ので、メモリ上に記憶されたデータ種別に応じて通信手
段によるメモリへのデータ転送処理実行を制限でき、通
信処理に基づくデータ転送による所望のプログラムの消
失を防止することができる。
【0083】さらに、制御手段は、メモリにプログラム
が記憶されていない場合、通信手段により受信されたプ
ログラムをメモリに記憶させるように構成したので、既
にメモリ上にプログラムが記憶されている場合に限って
通信手段によるメモリへのデータ転送処理実行を制限で
き、通信手段に基づくデータ転送によるメモリ上の種々
のプログラムの消失を防止することができる。
【0084】また、制御手段は、通信手段によりプログ
ラムを受信した時、メモリに記憶されている種類データ
を識別するように構成したので、適切なタイミングでメ
モリ上のデータ種別を監視または管理することができ
る。
【0085】また、転送手段により外部デバイスに記憶
されたデータまたは所定のプログラムが記憶媒体に転送
されると、像形成手段が転送記憶されたデータまたは所
定のプログラムに基づいて記録媒体に像形成を行う。そ
の際、検出手段により外部デバイスとのアクセス状態変
化を検出し、制御手段が検出手段の検出結果に基づいて
転送手段の転送開始実行を制御するように構成したの
で、転送手段による不用意なタイミングでのデータまた
はプログラムの転送を制限し、アクセス状態確認後に、
データまたは所定のプログラムの転送を正常に終了する
ことができ、転送手段の転送処理に伴う像形成手段の待
機時間を大幅にに短縮できる。
【0086】さらに、検出手段が外部デバイスの接続有
無からアクセス状態変化を検出した場合に限って転送手
段によるデータまたは所定のプログラムの転送を開始さ
せるように構成したので、常に外部デバイスが接続され
たことを確認後に、データまたは所定のプログラムの転
送を正常に終了することができる。
【0087】また、検出手段が外部装置から外部デバイ
スへのデータ送信有無からアクセス状態変化を検出した
場合に限って転送手段によるデータまたは所定のプログ
ラムの転送を開始させるように構成したので、常に外部
装置から外部デバイスへのデータ送信アクセスを確認後
に、データまたは所定のプログラムの転送を正常に終了
することができる。
【0088】さらに、検出手段が外部デバイスおよび記
憶媒体に記憶される内容の一致状態からアクセス状態変
化を検出した場合に限って転送手段によるデータまたは
所定のプログラムの転送を開始させるように構成したの
で、常に一度転送されたデータまたは所定のプログラム
と同一のデータまたは所定のプログラムかどうかを判定
しながら、データまたは所定のプログラムの転送を正常
に終了することができるため、電源がON状態の間に記
憶媒体に記憶されたデータまたは所定のプログラムが破
損しても、外部デバイスからのデータまたは所定のプロ
グラムの再転送を何時でも実行でき、データまたは所定
のプログラムの修復が容易となる。
【0089】従って、転送されるプログラムのバージョ
ンを管理しながら、プログラムの転送を制御でき、不用
意なプログラム更新によるプログラムの消失または改変
を防止できる。また、外部デバイス状態の変化を捉えた
データまたは所定のプログラム転送を制御でき、無駄な
データまたはプログラムの転送処理実行を確実に制限し
ながら所定の画像処理を効率よく行える等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す画像処理装置の構成を
説明するブロック図である。
【図2】図1に示した複写装置本体のハード構成を示す
断面図である。
【図3】図1に示した複写装置本体の上面に配設される
操作部の構成を説明する平面図である。
【図4】本発明に係る複写装置における第1の実施例の
外部記憶装置のアクセス処理手順の一例を示すフローチ
ャートである。
【図5】本発明に係る複写装置における第2の実施例の
外部記憶装置のアクセス処理手順の一例を示すフローチ
ャートである。
【図6】本発明に係る複写装置における第3の実施例の
外部記憶装置のアクセス処理手順の一例を示すフローチ
ャートである。
【図7】本発明に係る複写装置における第4の実施例の
外部記憶装置のアクセス処理手順の一例を示すフローチ
ャートである。
【図8】本発明に係る複写装置における第5の実施例の
外部記憶装置のアクセス処理手順の一例を示すフローチ
ャートである。
【図9】本発明に係る複写装置における第6の実施例の
外部記憶装置のアクセス処理手順の一例を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
800 制御装置 801 CPU 802 RAM 803 ROM 805 インタフェース 806 インタフェース 807 外部記憶装置 808 外部記憶装置 850 デュアルポートRAM
フロントページの続き (72)発明者 畔柳 智 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 田原 久嗣 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 中村 真一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 深田 泰生 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 金子 徳治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 尾崎 洋史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 佐藤 光彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 滝沢 三晴 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 大木 尚之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着脱自在で画像処理装置を制御するため
    のプログラムを格納した記憶媒体を挿入する挿入ユニッ
    トと、前記記憶媒体から読み出したプログラムおよびそ
    のプログラムの種類を示す種類データを記憶するメモリ
    と、前記記憶媒体に格納されているプログラムを前記メ
    モリへ転送させる転送手段と、前記メモリに記憶された
    プログラムに従って前記画像処理装置を制御する制御手
    段とを有し、前記制御手段は、前記メモリに既にプログ
    ラムが記憶されている場合、前記メモリに記憶されてい
    る種類データが特定のプログラムを示すデータであれ
    ば、前記記憶媒体から前記メモリへのプログラムの転送
    を禁止させ、前記メモリに記憶されている種類データが
    特定のプログラムを示すデータでなければ前記記憶媒体
    から前記メモリへのプログラムの転送を実行させるよう
    に転送手段を制御するように構成したことを特徴とする
    画像処理装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、メモリにプログラムが記憶
    されていない場合、記憶媒体から前記メモリへのプログ
    ラムの転送を実行させるように転送手段を制御するよう
    に構成したことを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 制御手段は、記憶媒体が挿入ユニットに
    挿入された時、メモリに記憶されている種類データを識
    別するように構成したことを特徴とする請求項1記載の
    画像処理装置。
  4. 【請求項4】 遠隔地点のコンピュータとの通信を行う
    通信手段と、この通信手段により受信される画像処理装
    置を制御するためのプログラムおよびそのプログラムの
    種類を示す種類データを記憶するメモリと、前記メモリ
    に記憶されたプログラムに従って前記画像処理装置を制
    御する制御手段とを有し、制御手段は前記メモリに既に
    プログラムが記憶されている場合、前記メモリに記憶さ
    れている種類データが特定のプログラムを示すデータで
    あれば、前記通信手段により受信されるプログラムを前
    記メモリへ記憶するのを禁止させ、前記メモリに記憶さ
    れている種類データが特定のプログラムを示すデータで
    なければ、前記通信手段により受信したプログラムを前
    記メモリへ記憶させるように構成したことを特徴とする
    画像処理装置。
  5. 【請求項5】 制御手段は、メモリにプログラムが記憶
    されていない場合、通信手段により受信されたプログラ
    ムをメモリに記憶させるように構成したことを特徴とす
    る画像処理装置。
  6. 【請求項6】 制御手段は、通信手段によりプログラム
    を受信した時、メモリに記憶されている種類データを識
    別するように構成したことを特徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 データまたは所定のプログラムを記憶す
    る外部デバイスを装着する装着部と、前記外部デバイス
    から外部インタフェースを介して読み出されるデータま
    たは所定のプログラムを記憶媒体に転送する転送手段
    と、この記憶手段に転送記憶されたデータまたは所定の
    プログラムに基づいて記録媒体に像形成可能な像形成手
    段と、前記外部デバイスとのアクセス状態変化を検出す
    る検出手段と、この検出手段の検出結果に基づいて前記
    転送手段の転送開始実行を制御する制御手段とを有する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  8. 【請求項8】 検出手段が外部デバイスの接続状態の変
    化に基づいてアクセス状態変化を検出することを特徴と
    する請求項7記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 検出手段が遠隔地点のコンピュータから
    外部デバイスへのデータ送信状態の変化に基づいてアク
    セス状態変化を検出することを特徴とする請求項7記載
    の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 検出手段が外部デバイスおよび記憶媒
    体に記憶される内容の一致状態に基づいてアクセス状態
    変化を検出することを特徴とする請求項7記載の画像処
    理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5844796A (en) * 1994-07-19 1998-12-01 Minolta Co., Ltd. Machine control device
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