JP3450338B2 - 複写システム - Google Patents

複写システム

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JP3450338B2
JP3450338B2 JP08561591A JP8561591A JP3450338B2 JP 3450338 B2 JP3450338 B2 JP 3450338B2 JP 08561591 A JP08561591 A JP 08561591A JP 8561591 A JP8561591 A JP 8561591A JP 3450338 B2 JP3450338 B2 JP 3450338B2
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洋史 尾崎
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真一 中村
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泰生 深田
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、通信回線を介して外
部装置と通信を行う通信制御部と複写装置部とからなる
複写システムに関するものである。 【0002】 【従来の技術】複写装置に対する各種機能の付加・高級
化要望は強く、複写装置の構造、機能はますます複雑化
し、また一企業内での複写装置の設置台数も増加し、使
用運用の管理だけでなく、メインテナンス、故障修理の
適切・迅速処理等のために、平常の使用状態、複写装置
の機能データを企業内の管理部門あるいは専門業者にお
いて収集し集中管理することが提案されている。 【0003】そのため複写装置に通信制御手段を備え、
特定の外部装置を例えば電話番号により呼出し通信回線
により通信を行うことができる構成とし、定期的あるい
は随時に管理部所等に設置された外部装置との間でデー
タ授受等の送受信ができるように構成された複写装置が
提案されている。 【0004】このような装置においては、外部装置との
通信を開始するのに必要な接続制御データを複写装置
記憶装置に予めセットするようになっている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、複写装置を設置後に接続制御データを変更す
る必要が生じたときは、サービスマンが複写装置まで出
向いて変更入力作業をしなければならず、迅速な対応が
できないという問題があった。 【0006】この発明は、上記従来技術の問題点を解消
するために成されたもので、外部装置からの遠隔操作に
より、通信制御部と複写装置部とからなる複写システム
の複写装置部に接続制御データを記憶させることが出来
る複写システムを提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】このため、この発明に係
外部装置と通信可能な通信制御部を有する複写システ
ムは、原稿読取り手段と、前記原稿読取り手段により読
み取られた原稿に基づく画像を記録紙に記録する記録手
段と、前記外部装置との接続に際しての電話番号或はパ
スワード或は装置固有のIDを含む接続制御データが記
憶可能な第1記憶手段と、前記記録手段の動作制御を行
う第1中央処理手段と、を有する複写装置部を有し、前
記外部装置との通信を行う際に用いられる通信制御手段
と、前記外部装置から送信されてくるデータを記憶する
第2記憶手段と、前記外部装置から送信されてくるデー
タを前記第2記憶手段に記憶させ、前記通信制御手段を
介して外部装置とのデータ授受を行わせる第2中央処理
手段と、を有する通信制御部を有し、前記複写装置部と
前記通信制御部との間でデータを授受させる汎用インタ
フェース手段を有し、前記第2中央処理手段は、前記通
信制御手段を介し前記外部装置から送信されてくる前記
接続制御データを前記第2記憶手段に記憶させ、前記第
2記憶手段に記憶させた前記接続制御データを、前記汎
用インタフェースを介して前記複写装置部に記憶させる
べく第1記憶手段に転送するようにし、前記第1中央処
理手段は、転送された前記接続制御データを前記第1記
憶手段に記憶させ、他方前記複写装置部の管理用データ
を前記汎用インタフェースを介して前記通信制御部へ送
るべく転送させ、第2中央処理手段は、前記複写装置部
からの管理用データを前記接続制御データに基づき前記
外部装置宛に送信するように前記通信制御手段を制御す
ことを特徴とする構成によって、前記の目的を達成し
ようとするものである。 【0008】 【作用】以上の構成により、複写システムは複写装置部
による制御によって複写動作を行い、また通信制御部は
複写装置部の接続データ記憶手段に記憶してある接続制
御データに基づき特定の外部装置とのデータの通信を行
うことができる。 【0009】そして、通信制御部は外部装置からの複写
装置部の接続制御データを受信したときは、転送手段に
より外部装置から受信した前記接続制御データを前記接
続データ記憶手段に転送し、複写装置部は前記接続デー
タ記憶手段に記憶し、以後の通信を記憶した接続制御デ
ータに基づき実行することができる。 【0010】 【実施例】以下、この発明に係る画像形成装置を実施例
により説明する。図1は、一実施例の複写装置の構成を
示すブロック図である。 【0011】100は複写装置本体、800は複写動作
を制御する制御手段、900は外部通信回線との間でデ
ータの送受信を行う為の通信制御手段(モデムボー
ド)、908は外部通信回線であるところの公衆回線、
999は複写装置を管理する為の管理部所等におかれた
外部装置であるポストコンピュータシステムである。 【0012】図2は、通信制御装置(モデムボード)9
00の主要構成を示すプロック図である。901は通信
を制御するための中央演算処理装置(以下CPUとい
う)、903は通信データを一時保管する為のメモリ
(RAM)、905はデジタル通信データを公衆回線9
08にのせるために変調し、また公衆回線908によっ
て送られてきたデータをデジタル通信データに復調する
変復調器(モデム)であり、906はネットワークコン
トロールユニット(NCU)である。 【0013】上記構成の複写制御手段800および通信
制御手段900による制御によって、複写装置100の
複写動作、データ記憶、外部通信回線908を経由して
の外部装置との通信が実施される。 【0014】そして、複写制御手段800および通信制
御手段900は、内蔵したCPUおよび記憶装置とその
プログラムにより外部装置との通信を開始するために必
要な接続制御データを記憶する接続データ記憶手段と、
通信制御手段900が外部装置999から受信した接続
制御データを接続データ記憶手段に転送する転送手段を
も構成している。 【0015】次に、制御装置800,900について説
明する。図3は本実施例の制御装置800,900のブ
ロック図であり、同図において、800は複写装置本体
100の複写動作制御を行う前記の複写制御手段を構成
する制御装置、900は外部通信回線との通信制御を行
う前記の通信制御手段を構成する通信回線制御装置であ
る。 【0016】801は複写装置全体の制御を行う中央演
算処理装置(以下CPUと記す)であり、802は複写
装置本体100の制御手順(制御プログラム)を記憶し
た読み取り専用メモリ(以下ROMと記す)であり、C
PU801はこのROM802に記憶された制御手順に
したがってパスを介して接続された各構成装置を制御す
る。 【0017】803は入力データの記憶や作業用記憶領
域等として用いる主記憶装置であるところのランダムア
クセスメモリ(以下RAMと記す)であり、外部装置9
99との通信を開始するために必要な電話番号,パスワ
ード,或は固有の識別番号(以下ID番号という)等の
接続制御データを記憶する接続データ記憶手段をも構成
している。なお、記憶してある接続制御データはCPU
801からの信号により書替えできる構成となってい
る。 【0018】804はメインモータ113等の負荷にた
いするCPU801の制御信号の出力、および定着器1
22のセンサ等からの信号を入力してCPU801に送
る入出力部である。 【0019】外部通信回線908との通信制御を行う通
信回線制御装置900は、CPU901により通信の制
御を行う。902は通信制御、接続手続プログラム等を
記憶した記憶装置(ROM)である。そして、複写装置
本体100の制御装置800とはRS−232Cインタ
ーフェース805,907により接続されており、この
RS−232Cインターフェース907を介して複写装
置本体100の制御装置800からのデータ転送が行わ
れると、その転送データを通信制御装置900内に設け
たRAM903に一時保持し、複写装置本体の制御装置
800からのデータ転送終了後にCPU901によりネ
ットワークコントロールユニット(以下NCUと記す)
部906を制御し、接続データ記憶手段RAM803に
記憶してある接続制御データにより外部装置との通信回
線接続を行い、回線接続後モデム905,NCU部90
6を通して外部にデータ転送を行う。 【0020】また、外部からデータ転送が行われた場合
には、その転送データをRAM903に一時保持し、複
写装置本体制御装置800からの要求に応じてRS−2
32Cインターフェース805,907を介して複写装
置本体100の制御装置800にデータ転送を行う。 【0021】なお、前記のように複写制御手段800お
よび通信制御手段900は、外部装置999から受信し
た接続制御データを変更するための信号を接続データ記
憶手段であるRAM803に転送する転送手段をも含ん
で構成され、CPU801は転送された接続制御データ
に変更するための制御を行う。 【0022】図4は、複写装置の構成を示す断面図であ
り、同図を参照して構成と動作を説明する。100は複
写装置本体、200は原稿の自動給送を行う循環式自動
原稿送り装置(以下RDFと記す)、300は仕分け装
置即ちソータ、400は自動コンピューターフォーム送
り装置(以下CFFと記す)であり、上記のRDF20
0,ソータ300およびCFF400は複写装置本体1
00に対して自在に組合わせ使用できるようになってい
る。 【0023】複写装置本体100の構成について以下説
明する。図4において、101は原稿載置台としての原
稿台ガラスである。また、102は原稿読取り手段とし
ての光学系であり、原稿照明ランプ(露光ランプ)10
3と、走査ミラーと、レンズと、モータ104等から構
成されており、モータ104により走査しつつ露光ラン
プ103で原稿を照明し、原稿からの反射光を走査ミラ
ーとレンズにより感光体ドラム105に照射する。 【0024】前記感光体ドラム105の回りには、高圧
ユニット106と、ブランク露光ユニット107と、電
位センサ108と、現像器109と転写帯電器110
と、分離帯電器111と、クリーニング装置112とが
装備されており、これらの感光体ドラム105等により
画像記録手段が構成されている。 【0025】感光体ドラム105はメインモータ113
により図3に示す矢印の方向に回転するもので、高圧ユ
ニット106によりコロナ帯電されており、光学系10
2から原稿の反射光が照射されると、静電潜像が形成さ
れる。この静電潜像は、現像器109により現像されて
トナー像として可視化される。 【0026】一方、上段カセット114あるいは下段カ
セット115からピックアップローラ116,117を
介し、給紙ローラ118,119により本体100内に
送られた転写紙は、レジストローラ120によりトナー
像の先端と転写紙の先端とが一致するようにタイミング
がとられた後、感光体ドラム105に給送され、転写帯
電器110によりトナー像が転写される。この転写後、
転写紙は分離帯電器111により感光体ドラム105か
ら分離され、搬送ベルト121により定着器122に導
かれて加圧,加熱によりトナー像が定着され、この後排
出ローラ123により本体100の外に排出される。ま
た、感光体ドラム105はクリーニング装置112によ
り、その表面が清掃される。 【0027】複写装置本体100には、例えば4000
枚の転写紙を収納し得るデッキ124が装備されてい
る。デッキ124のリフタ125は、給紙ローラ126
に転写紙が常に当接するように転写紙の量に応じて上昇
する。 【0028】そして、127は排紙フラッパであり、両
面記録側ないし多重記録側と排出側(ソータ300)の
経路を切り替える。即ち、排出ローラ123から送り出
された転写紙は、この排紙フラッパ127により両面記
録側ないし多重記録側に切り替えられる。また、128
は下搬送パスであり、排出ローラ123から送り出され
た転写紙を反転パス129を介し転写紙を裏返して再給
紙トレイ130に導く。 【0029】131は両面記録と多重記録の経路を切り
替える多重フラッパであり、これを左方向に倒すことに
より転写紙を反転パス129を介さず、直接下搬送パス
128に導く。132は経路133を通じて転写紙を感
光体ドラム105側に給紙する給紙ローラである。13
4は排紙フラッパ127の近傍に配置されて、該排紙フ
ラッパ127により排出側に切り替えられた転写紙を機
外に排出する排出ローラである。 【0030】両面記録(両面複写)や多重記録(多重複
写)時には、排紙フラッパ127を上方に上げて、複写
済みの転写紙を反転パス129,下搬送パス128を介
して裏返した状態で再給紙トレイ130に格納する。こ
のとき、両面記録時には多重フラッパ131を右方向へ
倒し、また多重記録時には該多重フラッパ131を左方
向へ倒しておく。次に行う裏面記録時や多重記録時に
は、再給紙トレイ130に格納されている転写紙が、下
から1枚づつ給紙ローラ132により経路133を介し
て本体のレジストローラ120に導かれる。 【0031】複写装置本体100から転写紙を反転して
排出する時には、排紙フラッパ127を上方へ上げ、フ
ラッパ131を右方向へ倒し、複写済みの転写紙を搬送
パス129側へ搬送し、転写紙の後端が第1の送りロー
ラ140を通過した後に反転ローラ142によって第2
の送りローラ側へ搬送し、排出ローラ134によって、
転写紙を裏返して機外へ排出する。 【0032】次に、操作パネルについて説明する。図5
は複写装置本体100に備えた操作パネル600の一例
を示す外観図である。 【0033】601はアスタリスク(*)キーであり、
オペレータ(使用者)が、綴じ代量の設定とか、原稿枠
消しのサイズ設定等の設定モードのときに用いる。62
7はカーソルキーであり、設定モード時の設定事項を選
択するときに用いる。628はOKキーであり、設定モ
ード時の設定内容を確定するときに用いる。 【0034】606はオールリセットキーであり、標準
モードに戻すときに押す。また、オートシャットオフ状
態から標準モードに復帰させるときにもこのオートリセ
ットキー606を押す。 【0035】605は複写開始キー(コピースタートキ
ー)であり、複写を開始するときに押す。604はクリ
ア/ストップキーであり、待機(スタンバイ)中はクリ
アキー、複写記録中はストッパキーの機能を有する。こ
のクリア/ストップキー604は、設定した複写枚数を
解除するとき、また連続複写を中断するときに押す。そ
して、この押した時点での複写が終了した後に、複写動
作を停止する。 【0036】603はテンキーであり、複写枚数を設定
するときに押す。またアスタリスク(*)モードを設定
するときにも使う。619はメモリキーであり、使用者
が頻繁に使うモードを登録しておくことができる。ここ
では、M1〜M4の4通りのモードの記録ができる。 【0037】611および612は複写濃度キーであ
り、複写濃度を手動で調節するときに押す。613はA
Eキーであり、原稿の濃度に応じて、複写濃度を自動的
に調節するとき、またはAE(自動濃度調節)を解除し
て濃度調節をマニュアル(手動)に切り換えるときに押
す。 【0038】607はコピー用紙選択キーであり、上段
ペーパリフタ119,下段ペーパリフタ115,ペーパ
デッキ124,マルチ手差し150を選択するときに押
す。また、RDF300に原稿が載っているときには、
このコピー用紙選択キー607によりAPS(自動紙カ
セット選択)が選択できる。APSが選択されたときに
は、原稿と同じ大きさのカセットが自動的に選択され
る。 【0039】610は等倍キーであり、等倍(原寸)の
複写をとるときに押す。616はオート変倍キーであ
り、指定した転写紙のサイズに合わせて原稿の画像を自
動的に縮小・拡大を指定するときに押す。 【0040】626は両面キーであり、片面原稿から両
面複写,両面原稿から両面複写,または両面原稿から片
面複写をとるときに押す。625は綴じ代キーであり、
転写紙の左側へ指定された長さの綴じ代を作成すること
ができる。624は写真キーであり、写真原稿を複写す
るときに押す。623は多重キーであり、2つの原稿か
ら転写紙の同じ面に画像を作成(合成)するときに押
す。 【0041】620は原稿枠消しキーであり、使用者が
定形サイズ原稿の枠消しを行うときに押し、その際に原
稿のサイズはアスタリスクキー601で設定する。62
1はシート枠消しキーであり、コピー用紙サイズに合わ
せて原稿の枠消しをするときに押す。 【0042】629は表紙モード設定キーであり、表
紙,裏表紙の作成および合紙を挿入するときに用いる。
630はページ連写キーであり、見開きの本の左右を続
けて複写するときに用いる。 【0043】614はステイプルソート,ソート,グル
ープの排紙方法を選択する排紙方法選択キーであり、ス
テイプルソータ300が接続されている場合は、記録用
紙に対するステイプルソートモード,ソートモード,グ
ループモードの選択またはその選択モードの解除ができ
る。 【0044】631は予約キーであり、予約トレイ21
0に載置された予約原稿に対する複写モードの設定を開
始するとき、および予約設定を解除するときに用いる。
632は予約設定キーであり、予約モード設定時の確定
キーとして用いる。633はカイドキーであり、各種キ
ーに対応する機能の説明を、メッセージディスプレイ7
01を表示するときに用いる。 【0045】701は複写および通信に関する情報を表
示するLCD(液晶)タイプのメッセージディスプレイ
であり、96×129ドットで文字や図形を表示する。
例えば、テンキー603で設定した複写枚数、定形変倍
キー608,609,等倍キー610,ズームキー61
7,618で設定した複写倍率、コピー用紙選択キー6
07で選択した用紙サイズ、複写装置本体100の状態
を示すメッセージ、操作手順を示すガイドメツセージ、
その他各種モード設定内容を表示する。 【0046】704はAE表示器であり、AEキー61
3によりAE(自動濃度調節)を選択したときに点灯す
る。709は予熱表示器であり、予熱状態のときに点灯
する。 【0047】標準モードでRDF200を使用している
時では複写枚数1枚、濃度AEモード,オート用紙選
択,等倍,片面原稿から片面複写の設定になる。RDF
200を未使用時の標準モードでは複写枚数1枚、濃度
マニュアルモード,等倍,片面原稿から片面複写の設定
となっている。RDF200の使用時と未使用時の差は
RDF200に原稿がセットされているか否かで決ま
る。 【0048】次に、この発明の特徴である外部装置との
送受信を開始するための接続制御データの変更について
説明する。 【0049】通信を開始するには、管理部所等の外部側
から複写装置を呼び出す場合と、複写装置側から管理部
所等の外部側を呼び出す場合とがある。 【0050】複写装置側から呼び出す場合、管理部所側
の拠点変更や回線の変更等により呼び出し番号の変更が
生じた時、この実施例ではサービスマンが複写装置のあ
る所まで出向かずに必要な接続制御データを変更するこ
とができる。 【0051】まず、変更をする管理部所等外部装置側の
制御を説明する。図6は複写装置が記憶している接続制
御データを変更するための外部装置の制御フローチャー
トである。 【0052】ステップS61にて外部装置から変更した
い複写装置に対して通信を開始する。ステップS62で
複写装置から応答があるまで待つ。応答があったらステ
ップS63に進み接続制御データである呼び出し番号を
変更することを示すコマンドを送る。そして、ステップ
S64で呼び出し番号の変更データを送る。ステップS
65で複写装置から読み出し番号記憶の変更が完全に実
行されたことを示す完了コマンドがくるのを待つ。完了
コマンドを受信したらステップS66に進み通信を終了
して変更手続を終わる。 【0053】次に複写装置側の接続制御データ変更の制
御を図7のフローチャートを参照して説明する。 【0054】ステップS71で外部装置側からの通信が
開始されたかを調べる。もし通信が開始されたらステッ
プS72に進み、通信開始を検知したことを示す応答を
外部装置に送信する。 【0055】次に、ステップS73で受信したコマンド
を調べ、呼び出し番号を変更するコマンドであるときは
ステップS74に進み、接続制御データである電話番号
データを受信し、ステップS75に進み、受信したデー
タをCPU901,I/F907,I/F805,CP
U801からなる伝送手段を経由し、接続制御データが
記憶されている接続データ記憶手段であるRAM803
に書き込む。旧データの消去と新データの書き込みが終
了するとステップS76で完了コマンドを外部装置に送
り処理を終了する。 【0056】以上の操作制御により、外部装置からの遠
隔操作により、複写装置に記憶してある接続制御データ
である電話呼び出し番号を変更することができる。 【0057】(他の実施例)次に機密保持等のため、パ
スワードを変更する必要が生じたときの対応可能な第2
実施例での制御について説明する。 【0058】図8は、第2実施例に対応する外部装置の
制御フローチャートである。ステップS81で管理部所
等の外部装置から変更したい複写装置に対して通信を開
始する。ステップS82で複写装置から応答があるまで
待つ。応答があったらステップS83に進み、接続制御
データであるパスワードを変更することを示すコンマド
を送る。そして、ステップS84でパスワードの変更デ
ータを送る。ステップS85で複写装置からパスワード
記憶の変更が完全に実行されたことを示す完了コマンド
がくるのを待つ。完了コマンドを受信したらステップS
86に進み、通信を終了して変更手続を終わる。 【0059】次に、複写装置側の接続制御データ変更の
制御を図9のフローチャートを参照して説明する。 【0060】ステップS91で外部装置側からの通信が
開始されたかを調べる。もし通信が開始されたらステッ
プS92に進み、通信開始を検知したことを示す応答を
外部装置に送信する。 【0061】次にステップS93で受信したコマンドを
調べ、パスワードを変更するコマンドであるときはステ
ップS94に進み、接続制御テータであるパスワードデ
ータを受信し、ステップS95に進み、受信したデータ
をCPU901,I/F907,I/F805,CPU
801からなる伝送手段を経由し、接続制御データが記
憶されている接続データ記憶手段であるRAM803に
書き込む。旧データの消去と新データの書き込みが終了
するとステップS96で完了コマンドを外部装置に送り
処理を終了する。 【0062】以上の操作制御により、外部装置からの遠
隔操作により、複写装置に記憶してある接続制御データ
であるパスワードを変更することができる。 【0063】次に、複写装置の使用者が変わったりした
とき等、複写装置のID番号を変更することができる第
3の実施例での制御について説明する。 【0064】図10は、第3実施例に対応する外部装置
の制御フローチャートである。ステップS101で管理
部所等の外部装置から変更したい複写装置に対して通信
を開始する。ステップS102で複写装置から応答があ
るまで待つ。応答があったらステップS103に進み接
続制御データであるID番号を変更することを示すコマ
ンドを送る。そしてステップS104でID番号の変更
データを送る。ステップS105で複写装置からID番
号の変更が完全に実行されたことを示す完了コマンドが
くるのを待つ。完了コマンドを受信したらステップS1
06に進み、通信を終了して変更手続を終わる。 【0065】次に、複写装置側の接続制御データ変更の
制御を図11のフローチャートを参照して説明する。 【0066】ステップS201で外部装置側からの通信
が開始されたかを調べる。もし通信が開始されたらステ
ップS202に進み、通信開始を検知したことを示す応
答を外部装置に送信する。 【0067】次に、ステップS203で受信したコマン
ドを調べ、ID番号を変更するコマンドであるときはス
テップS204に進み、接続制御データであるID番号
データを受信し、ステップS205に進み、受信したデ
ータをCPU901,I/F907,I/F805,C
PU801からなる伝送手段を経由し、接続制御データ
が記憶されている接続データ記憶手段であるRAM80
3に書き込む。旧データの消去と新データの書き込みが
終了すると、ステップS206で完了コマンドを外部装
置に送り処理を終了する。 【0068】以上の操作制御により、外部装置からの遠
隔操作により、複写装置に記憶してある接続制御データ
であるID番号を変更することができる。 【0069】以上説明したように、この発明によれば、
複写装置部による制御によって複写動作を行い、また通
信制御部により、接続データ記憶手段に記憶してある接
続制御データに基づき特定の外部装置に対してデータの
通信を行うことができる。 【0070】そして、通信制御部が外部装置からの接続
制御データを受信したときは、転送手段により外部装置
から受信した接続制御データを前記接続データ記憶手段
に転送し、記憶させ、以後の通信を新たに記憶した接続
制御データにより実行することができる。 【0071】 【発明の効果】上記のように、外部装置からの遠隔操作
で、通信制御部が通信に必要とする複写装置部の接続制
御データを複写装置部に記憶させることができるのでサ
ービスマンが出向いて設定する必要がなく迅速な対応が
できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 一実施例のブロック図である。 【図2】 通信手段のブロック図である。 【図3】 実施例の制御装置ブロック図である。 【図4】 複写装置の断面図である。 【図5】 操作パネル外観図である。 【図6】 一実施例での外部装置フローチャートであ
る。 【図7】 一実施例の接続制御データ変更フローチャー
トである。 【図8】 第2実施例での外部装置フローチャートであ
る。 【図9】 第2実施例の接続制御データ変更フローチャ
ートである。 【図10】 第3実施例での外部装置フローチャートで
ある。 【図11】 第3実施例の接続制御データ変更フローチ
ャートである。 【符号の説明】 100 複写装置本体 800 複写装置本体の制御装置(複写制御手段) 900 通信制御装置(通信制御手段) 801,901 中央演算処理装置(CPU) 802,902 読取り専用メモリ(ROM) 803 ランダムアクセスメモリ(RAM)(接続デー
タ記憶手段) 805,907 インターフェース(転送手段) 903 ランダムアクセスメモリ(RAM) 906ネットワークコントロールユニット(NCU) 908 通信回線 999 外部装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 滝沢 三晴 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 田原 久嗣 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 中村 真一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 大木 尚之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 宮田 正徳 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 深田 泰生 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 安達 秀喜 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 金子 敏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 金子 徳治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−86946(JP,A) 特開 昭60−124164(JP,A) 特開 平2−224447(JP,A) 特開 平4−56870(JP,A) 実開 平2−103960(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 外部装置と通信可能な通信制御部を有す
    る複写システムにおいて、 原稿読取り手段と、 前記原稿読取り手段により読み取られた原稿に基づく画
    像を記録紙に記録する記録手段と、 前記外部装置との接続に際しての電話番号或はパスワー
    ド或は装置固有のIDを含む接続制御データが記憶可能
    な第1記憶手段と、 前記記録手段の動作制御を行う第1中央処理手段と、 を有する複写装置部を有し、 前記外部装置との通信を行う際に用いられる通信制御手
    段と、 前記外部装置から送信されてくるデータを記憶する第2
    記憶手段と、 前記外部装置から送信されてくるデータを前記第2記憶
    手段に記憶させ、前記通信制御手段を介して外部装置と
    のデータ授受を行わせる第2中央処理手段と、 を有する通信制御部を有し、 前記複写装置部と前記通信制御部との間でデータを授受
    させる汎用インタフェース手段を有し、 前記第2中央処理手段は、前記通信制御手段を介し前記
    外部装置から送信されてくる前記接続制御データを前記
    第2記憶手段に記憶させ、前記第2記憶手段に記憶させ
    た前記接続制御データを、前記汎用インタフェースを介
    して前記複写装置部に記憶させるべく第1記憶手段に転
    送するようにし、前記第1中央処理手段は、転送された前記接続制御デー
    タを前記第1記憶手段に記憶させ、他方前記複写装置部
    の管理用データを前記汎用インタフェースを介して前記
    通信制御部へ送るべく転送させ、 第2中央処理手段は、前記複写装置部からの管理用デー
    タを前記接続制御データに基づき前記外部装置宛に送信
    するように前記通信制御手段を制御することを特徴とす
    る複写システム。
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