JP2015041851A - 電力供給制御装置、画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】省エネモード中の消費電力を抑制しつつ、かつ省エネモードからの復帰時間を短縮する。【解決手段】副電源スイッチ44をオフしたとき、商用電源31からの電力供給を遮断して、蓄電デバイス96から必要最小限の電力を供給を受け、次の副電源スイッチ44のオン操作を待つ。一方、副電源スイッチ44のオフ後、オフタイマ110がタイムアップしたらスリープゼロモードから、さらに、夜間等、画像処理装置10を一切使用したいような環境の下で、物理的に入力電源線24を分断して、商用電源31からLVPS42Aへの電力供給を遮断する(オフモード)。その後、オンタイマ112がオンしたら、オフモードからスリープモードへ移行する。【選択図】図5

Description

本発明は、電力供給制御装置、画像処理装置に関する。
画像処理装置では、複数の電力状態に遷移することで、利便性を維持しつつ必要最小限の電力消費によって省エネ性を両立している。また、商用電源に加え、充電池等の蓄電デバイスを搭載した画像処理装置が提案されている。
特許文献1には、画像形成装置が充電池の残容量を検知する検知手段を備え、この検知手段により充電池の残容量が少なくなったことが検知された場合、充電池の使用を中止し、電源ユニットの電源装置から各部分に電力を供給するように切り替えることが記載され、充電池の容量不足により画像形成装置の動作が止まることを防止する。
特開2002−044305号公報
本発明は、本構成を有しない場合に比べて、省エネモード中の消費電力を抑制しつつ、かつ省エネモードからの復帰時間を短縮することができる電力供給制御装置、画像処理装置を得ることが目的である。
請求項1に記載の発明は、商用電源を電力供給元とする主電源部及び商用電源以外からの電源も電力供給元とすることができる副電源部を備え、電力消費対象に電力を供給する電力供給手段と、前記商用電源を前記主電源部に供給する電力供給線を物理的に導通又は遮断するように切り替える切替手段と、前記商用電源から導通状態の前記電力供給線を介した電力供給を遮断するときに操作される操作手段と、前記操作手段の操作時から予め定めたオフ時間が経過した場合に前記電力供給線を遮断し、当該遮断後に予め定めたオン時間が経過した場合に前記電力供給線を導通するように前記切替手段を制御する制御手段と、を有している。
請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記電力消費対象が、特定の処理を実行するデバイスと、当該デバイスを制御するコントローラとを含み、前記操作手段で電力供給遮断指示がなされると、前記副電源部から前記コントローラの一部への電力供給を維持する。
請求項3に記載の発明は、前記請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記副電源部の電力源が、蓄電デバイスである。
請求項4に記載の発明は、前記請求項3に記載の発明において、前記蓄電デバイスは、ソーラー発電によって発電する電力を蓄積する。
請求項5に記載の発明は、前記請求項1〜請求項4の何れか1項記載の発明において、前記電源供給線上において、前記商用電源を前記主電源部に引き込む電力供給線を手動操作で物理的に導通又は遮断する主電源スイッチをさらに有する。
請求項6に記載の発明は、前記請求項1〜請求項5の何れか1項記載の電力供給制御装置と、前記デバイスとして、原稿画像を読み取るための画像読取部、前記画像読取部で読み取った原稿画像の情報に基づいて記録用紙へ複写する画像複写処理部、並びに情報通信処理部の少なくとも1つを備えた画像処理装置である。
請求項1に記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比べて、省エネモード中の消費電力を抑制しつつ、かつ省エネモードからの復帰時間を短縮することができる。
請求項2に記載の発明によれば、副電源部の消費電力を必要最小限とすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、商用電源の代替として適用することができる。
請求項4に記載の発明によれば、自身で発電が可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、手動操作で主電源部を分断することができる。
請求項6に記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比べて、省エネモード中の消費電力を抑制しつつ、かつ省エネモードからの復帰時間を短縮することができる。
本実施の形態に係る画像処理装置の概略図である。 本実施の形態に係る画像処理装置の電源供給系及び制御系の構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係るメインコントローラにおける、省エネモード期間中に動作するブロック図である。 実施の形態に係るメインコントローラのASICにおいて、副電源スイッチの操作状態を監視し、省エネモード中の電力供給状態を制御する省エネ電力制御ルーチンを示すフローチャートである。 実施の形態に係る省エネモード中の電力供給状態を制御する省エネ電力制御による動作の一例を示すタイミングチャートである。 変形例に係る画像処理装置の斜視図である。
図1には、本実施の形態に係る画像処理装置10が示されている。
画像処理装置10は、記録用紙に画像を形成する画像形成部12と、原稿画像を読み取る画像読取部14と、ファクシミリ通信制御回路16を含む処理機器(以下、「デバイス」という場合がある)を備えている。画像形成装置12と、その他のデバイス(画像読取部14、ファクシミリ通信制御回路16)との間には、画像形成部12で画像記録された記録用紙が排出される記録用紙排出トレイ10Tが形成されている。
画像処理装置10は、メインコントローラ18を備えており、画像形成部12、画像読取部14、ファクシミリ通信制御回路16を制御して、例えば、画像読取部14で読み取った原稿画像の画像データを一時的に記憶したり、読み取った画像データを画像形成部12又はファクシミリ通信制御回路16へ送出したりする。
メインコントローラ18にはインターネット等のネットワーク通信回線網20が接続され、また、ファクシミリ通信制御回路16には電話回線網22が接続されている。メインコントローラ18は、例えば、ネットワーク通信回線網20を介してPC29(図2参照)と接続され、画像データを受信したり、ファクシミリ通信制御回路16を介して電話回線網22を用いてファクシミリ受信及びファクシミリ送信を実行する役目を有している。
画像読取部14は、原稿を位置決めする原稿台と、原稿台に置かれた原稿の画像を走査して光を照射する走査駆動系と、走査駆動系の走査により反射又は透過する光を受光して電気信号に変換するCCD等の光電変換素子と、が設けられている。
画像形成部12は、感光体を備え、感光体の周囲には、感光体を一様に帯電する帯電装置と、画像データに基づいて光ビームを走査する走査露光部と、前記走査露光部によって走査露光されることで形成された静電潜像を現像する画像現像部と、現像化された感光体上の画像を記録用紙へ転写する転写部と、転写後の感光体の表面をクリーニングするクリーニング部と、が設けられている。また、記録用紙の搬送経路上には、転写後の記録用紙上の画像を定着する定着部を備えている。
画像処理装置10には、入力電源線24の先端にコンセント26が取り付けられており、壁面Wまで配線された商用電源31の配線プレート32に、当該コンセント26を差し込むことで、画像処理装置10は、商用電源31から、電力の供給を受けるようになっている。本実施の形態の画像処理装置10では、主電源スイッチ41のオンオフ操作によって、商用電源を供給するようになっている。主電源スイッチ41は、例えば、所謂シーソー型のスイッチであり、ユーザー(人)が操作することで、シーソー型の操作部が物理的に動作して、オン状態とオフ状態とに切替えられるようになっている。従って、主電源スイッチ41は、視覚的にも、オン・オフ状態が認識可能となっている。
主電源スイッチ41は、画像処理装置10の前面にパネル部10Pを開放(下辺を中心とした回転動作)することで、露出する内部部品の一部として設けられている。
また、本実施の形態では、主電源スイッチ41とは別に、副電源スイッチ44が設けられている。副電源スイッチ44がオフされると、メインコントローラ18の機能をダウンさせる。従って、副電源スイッチ44がオンされたとき、メインコントローラ18は、プログラム展開が必須となる。この点において、副電源スイッチ44がオン状態で移行するスリープモードとは異なる。
ここで、本実施の形態の画像処理装置では、副電源スイッチ44のオフ状態として、メインコントローラ18の一部にのみ商用電源31に代わる副電源部(後述する蓄電デバイス96)から電力を供給するスリープゼロモード、さらに、商用電源31の配線を物理的に遮断するオフモードを備えており、画像処理装置10の状況に応じて、適宜モードを移行するように制御している。なお、モード移行については、後述する。
副電源スイッチ44は、例えば、所謂ソフトスイッチであり、記録用紙排出トレイ10Tの一部に設けられ、自動復帰する押しボタンスイッチで構成されている。すなわち、副電源スイッチ44を押圧している間は内部の電気接点が接触し、押圧を解除すると電気的接点が非接触となる。メインコントローラ18では、副電源スイッチ44の電気的接点を監視し、当該電気的接点が接触する毎に(すなわち、副電源スイッチ44を操作する毎に)、デバイスの動作モードを変更する指示信号の入力と判断する。なお、副電源スイッチ44は、主電源部41のように接点が機械的に切り替わり、保持されるものであってもよい。
(画像処理装置の制御系)
図2は、画像処理装置10の制御系のハード構成の概略図である。
ネットワーク通信回線網20は、前記画像処理装置10のメインコントローラ18に接続されている。なお、ネットワーク通信回路網20には、画像データを送信元等になり得るPC(端末装置)29が接続されている。
メインコントローラ18には、それぞれ、データバスやコントロールバス等のバス33A〜33Eを介して、ファクシミリ通信制御回路16、画像読取部14、画像形成部12、UIタッチパネル40、ICカードリーダーライター58が接続されている。すなわち、このメインコントローラ18が主体となって、画像処理装置10の各処理部が制御されるようになっている。なお、UIタッチパネル40には、UIタッチパネル用バックライト部40BLが取り付けられている。
また、画像処理装置10は、電源装置42を備えており、メインコントローラ18とは信号ハーネス43で接続されている。
電源装置42は、商用電源31から入力電源線24を介して電力の供給を受けている。入力電源線24には、主電源スイッチ41が介在されている。
電源装置42では、メインコントローラ18へLVPS42A(図3参照)を介して電力を供給すると共に(図2の点線で示す電力供給線35M参照)、その他のデバイスである、ファクシミリ通信制御回路16、画像読取部14、画像形成部12、UIタッチパネル40、ICカードリーダーライター58のそれぞれに対して独立して電力を供給する電力供給線35A〜35Eが設けられている。このため、メインコントローラ18では、各デバイスに対して、個別に電力供給、或いは電力遮断し、所謂部分節電制御を可能としている。
主電源スイッチ41は、前述したようにパネル部10P(図1参照)を開放することで操作可能とされ、画像処理装置10へ商用電力を供給するか否かの末端の手動操作型のスイッチ(例えば、シーソー型スイッチ)であり、ユーザーの操作によって、オン又はオフに切り替えが可能となっている。
この主電源スイッチ41がオンされることで、画像処理装置10のコントローラ28に電力が供給され、必要最小限の起動動作(初期動作)が実行されるようになっている。必要最小限の起動動作は、例えば、ネットワーク通信回線網20との通信、ファクシミリ受信のための電話回線網との通信が挙げられる。この状態の動作モードを「省エネモード」という。
一方、メインコントローラ18には、副電源スイッチ44が設けられている。この副電源スイッチ44がオンすることで、商用電源31からの電力が、適宜、画像読取装置14、画像形成装置12、並びにファクシミリ通信制御回路16等の各種デバイスへ供給され、稼働可能となる(通常モード)。
ここで、副電源スイッチ44がオフされると、メインコントローラ18の機能(プログラム)が停止され、次の起動の際には、プログラム展開が必須となる状態となる。本実施の形態では、この副電源スイッチ44のオフにおいて、電力消費量の相対差に応じて、スリープゼロモード、オフモードが設定される。
スリープゼロモードは、商用電源31からメインコントローラ18及びデバイスへの電力供給を遮断するが、電源装置42には商用電源31の電力が供給されている状態である。なお、商用電源31に代えて、副電源部(後述する蓄電デバイス96)から電力供給を受けたメインコントローラ18の一部を動作可能としてもよい。
オフモードでは、メインコントローラ18に対しても、基本的に電力供給を遮断するオフモードを設定している。「基本的に電力供給を遮断」とは、商用電源31(電源装置42)からの電力を一切受けないことを意味する。より具体的には、入力電源線24を物理てきに分断する。
本実施の形態では、オフモードとする時期として、夜間において、画像処理装置10を一切使用しない時期とし、オフモード開始のためのオフタイマと、オフモード終了のためのオンタイマ(独立した電力を保持)とによってモード移行が制御されるようになっている(詳細後述)。なお、オフモードは、夜間に限定されるものではなく、画像処理装置10を使用しない時間帯を選択すればよい。
本実施の形態では、前記スリープゼロモードの期間中に、メインコントローラ18へ電力を供給するための副電源部として、太陽光発電を利用した電源システムが適用されている。
すなわち、図2に示される如く、画像処理装置10には、ソーラーパネル92が設置されている。ソーラーパネル92は、例えば、上部筐体10Aや下部筐体10B(図1参照)の表面の全部又は一部に貼り付けてもよいし、画像処理装置10から離して配置するようにしてもよい。
ソーラーパネル92は、専用配線94を介して蓄電デバイス96に接続されている。蓄電デバイス96に充電されている電力は、電力供給線98を介してメインコントローラ18に送出可能となっている。
メインコントローラ18には、電源切替部18Aとサブコントローラ(ASIC)18Sが設けられている。電源切替部18Aでは、電力供給元(商用電源31又は蓄電デバイス96)を、切り替える。
ASIC18Sは、メインコントローラ18の一部の機能を持ち、副電源スイッチ44がオンされているときの節電状態では、例えば、節電解除キーの操作状態の監視を実行する。また、ASIC18Sは、メインコントローラ18の電源投入時のプログラム展開処理を実行する役目を有している。
図3は、メインコントローラ18における、省エネモード期間中に動作するブロック図であり、スリープゼロモードからオフモードへの移行、並びにオフモードからスリープゼロモードへの移行をタイマ管理制御によって実現するための制御に必要な機能ブロック図である。
図3に示される如く、メインコントローラ18は、CPU100、メモリ(RAM)102、ROM104、ASIC18S並びにこれらを接続するバス106(図3の太線実線参照)を備えている。なお、図3において、前記したバス106を示す太線実線とは別に記した、細線実線は電力供給線を示し、点線は信号線を示す。また、本実施の形態では、CPU100と後述する周辺機能部品とを接続するためのI/OやI/Fは省略した。
CPU100には、副電源スイッチ44、オフタイマ110、オンタイマ112が接続されている。オフタイマ110は、第1のスイッチ114及び電源駆動回路116に接続されている。オフタイマ110はタイムアップすると、第1のスイッチ114の接点を第1の接点(1)から第2の接点(2)に切り替えると共に、電源駆動回路116に主電源リレースイッチ118をオフ状態とするための指示信号を出力する。
また、オンタイマ112は、第1のスイッチ114のコモン端子(0)に接続されている。オンタイマ112がタイムアップすると、CPU100を起動させる指示がなされる。
電源駆動回路116は、電源切替部18Aに接続され、当該電源切替部18Aの切り替えを制御する。電源切替部18Aの第1の接点(1)には、蓄電デバイス96の電力供給線が接続され、第2の接点(2)には、電源装置41のLVPS42Aが接続されている。さらに、電源切替部18Aのコモン端子(0)は、メインコントローラ18へ電力を供給する電力供給線に接続されている。
前記第1のスイッチ114は、第1の接点(1)側に切り替えられている場合は作用しないが、第2の接点(2)側に切り替えられている場合は、オンタイマ112がタイムアップしたときに、電源駆動回路116に主電源リレースイッチ118をオン状態とするための指示信号を出力する。
すなわち、オンタイマ112は、タイムアップすると、前記オフタイマ110により電源駆動回路116に対して主電源リレースイッチ118をオフ状態とする指示されているにも関わらず、電源駆動回路116に対して主電源リレースイッチ118をオン状態とする指示(割り込み指示)がなされる。
前記電源切替部18Aは、メインコントローラ18の電力供給元を切り替える役目を有しており、第1の接点(1)に切り替わっている状態では蓄電デバイス96が電力供給元とされ、第2の設定(2)に切り替わっている状態では電源装置42(LVPS42A)が電力供給元とされる。
電源装置42の上流側に設けられた主電源スイッチ41のさらに上流側には、遠隔操作される入力電源線24を物理的に遮断する主電源リレースイッチ118が介在されている。主電源リレースイッチ118は、前記電源駆動回路116によって、オン・オフが制御される。この主電源リレースイッチ118のオン状態のときが、前記スリープゼロモードであり、オフ状態のときが前記オフモードである。
前記オフタイマ110は、メインコントローラ18がスタンバイモード(副電源スイッチ44のオン)からスリープゼロモード(副電源スイッチ44のオフ)に移行した時点でリセット・スタートして、スリープゼロモードからオフモードへ移行するまでの時間を計時する。
従って、オフタイマ110がタイムアップすると、オフタイマ110は第1のスイッチ114を第2の接点(2)に切り替え、電源駆動回路116へ主電源リレースイッチ118をオフにする指示信号を出力する。このとき、電源駆動回路116は、電源切替部18Aを第1の接点(1)に切り替える制御を行い、スリープゼロモードからオフモードへ移行させる。
前記オンタイマ112は、メインコントローラ18がスタンバイモードからスリープゼロモードに移行した時点でリセット・スタートして、さらに前記オフモードへ移行された状態で、当該オフモードからスリープゼロモードへ移行する時刻を監視する。
オンタイマ112は、独自の電源120(乾電池、水銀電池、ソーラパネル等)を備えており、電源装置42及び蓄電デバイス96から電力が供給されなくても、所謂時計として動作する。このため、オンタイマ112は、ユーザー等が予め設定した起動時刻(例えば、「午前6時00分)等の指定した時刻)になると、タイムアップとなり、CPU100を起動し、電源駆動回路116に対して、主電源リレースイッチ118をオンする割込み信号を出力する。電源駆動回路116は当該割込み信号に基づいて主電源リレースイッチ118をオンにすることで、オフモードからスリープゼロモードへ移行させる。
以下、本実施の形態の作用を説明する。
画像処理装置10が、例えば、スタンバイモード等の通常モードのとき、副電源スイッチ44が操作されると、商用電源31からの電力供給が遮断され、スリープゼロモードとなる。この場合、商用電源31は、電源装置42に対して入力電源線24を介して物理的に接続されており、電源装置42内において、電圧変換処理等が実行され、電力が消費されている。
ここで、本実施の形態では、スリープゼロモードの他、ユーザーの設定期間(例えば、夜間等、ユーザーが画像処理装置10を一切使用しないような状況の下)、スリープゼロモードよりもさらに電力消費が少ない、オフモードへ移行するようにしている。すなわち、スリープゼロモードであっても、商用電源31がLVPS42Aに入力されていると、少なからず電力消費される。そこで、オフモードを設定し、入力電源線24に、商用電源31とLVPS42Aとを物理的に分断する主電源リレースイッチ118を介在させて、当該主電源リレースイッチ118のオン・オフ制御によって、スリープゼロモード又はオフモードを選択的に切り替えるようにした。
図4は、メインコントローラ18のASIC42Aにおいて、副電源スイッチ41の操作状態を監視し、省エネモード中の電力供給状態を制御する省エネ電力制御ルーチンを示すフローチャートである。
図5は、省エネモード中の電力供給状態を制御する省エネ電力制御による動作の一例を示すタイミングチャートである。
ステップ200では、副電源スイッチ41が操作、すなわちオフされたか否かが判断され、否定判定された場合はこのルーチンは終了し、肯定判定されるとステップ202へ移行する。
ステップ20では、オンタイマ112をリセット・スタートさせ、次いでステップ204へ移行してオフタイマ110をリセット・スタートさせて、ステップ206へ移行する。
ステップ206では、スリープゼロモードへの移行処理を指示し、ステップ208へ移行する。
ステップ208では、前記ステップ204でリセット・スタートさせたオフタイマ110がタイムアップしたか否かが判断され、肯定判定されると、オフモードへの移行時期であると判断し、ステップ210へ移行して主電源リレースイッチ118をオフする。この結果、入力電源線24上において、商用電源31とLVPS42Aとが物理的に分断される。次のステップ214では、オフモード移行処理を指示して、ステップ216へ移行する。
この結果、画像処理装置10は、商用電源31が完全に分断されてLVPS42Aにも入力されない状態(オフモード)が構築され、例えば、LVPS42Aでの電圧変換等による電力消費が抑制され、スリープゼロモードよりも消費電力を少なくすることが可能となる。
このオフモードでは、外部からの入力(ファクシミリ受信や、ネットワーク通信回線網20による画像情報受信)を一切受け付けないが、これは、副電源スイッチ44をオフしたというユーザーの操作が、そもそも、画像処理装置10の機能を遮断する意図があるためである。
ステップ216では、前記ステップ202でリセット・スタートさせたオンタイマ112がタイムアップしたか否かが判断される。このオンタイマ112は、オフモード中での計時する必要があり、独自の電源を搭載しているが、所謂時計としての機能であり、画像処理装置10が消費する電力に比べて極めて少ない消費電力でよく、乾電池、水銀電池等で1年から2年の長期動作が可能である。また、オンタイマ112の電源として、所謂電卓等に適用されるソーラーバッテリを用いてもよい。
前記ステップ216で肯定判定されると、例えば、午前6時00分等、ユーザーが設定した起動時刻になったと判断し、ステップ218へ移行して、主電源リレースイッチ118をオンし、次いで、ステップ222へ移行して、プログラム展開処理を実行し、次いで、ステップ224へ移行してオフモードからスリープゼロモードへの移行処理を指示し、ステップ226へ移行する。
このステップ224によるスリープゼロモードへの移行指示による移行処理が完了すると、副電源スイッチ44をオフしたときと同じ状態となり、ユーザーが副電源スイッチ44を操作(オン)すると(ステップ226)、ステップ228へ移行してスタンバイモードへの移行処理を指示し、このルーチンは終了する。
(変形例)
本実施の形態では、副電源スイッチ44をオフしたときにスリープゼロモードとし、オフタイマ110がタイムアップすると、夜間等、画像処理装置10を一切使用しない環境の下で、物理的に入力電源線24を分断して、商用電源31からLVPS42Aへの電力供給を遮断し(オフモード)、オンタイマ112のタイムアップでスリープゼロモードに移行させるようにしたが、副電源スイッチ44がオン状態のとき、スリープゼロモードに相当する状態に移行させるようにしてもよい。なお、副電源スイッチ44がオンしている場合は、メインコントローラ18のプログラム展開が完了しており、この点が、副電源スイッチ44がオフの場合と異なる。一方、蓄電デバイス96から電力の供給を受けて、一部(ASIC18S)が動作している点では、副電源スイッチ44がオンであってもオフであっても同一である。
この場合、例えば、画像処理装置10の節電解除ボタン等を操作してから電力供給を再開したのでは、利便性に欠ける場合がある。
そこで、図6に示される如く、画像処理装置10に、検出範囲として、相対的に広い領域で前記画像処理装置10の前方を扇型に網羅して移動体を検出する第1の人感センサ76(焦電型センサが好ましい)と、相対的に狭い領域で前記画像処理装置10のUIタッチパネル40に対峙する使用者を検出する第2の人感センサ78(反射型センサが好ましい)を配置するようにしてもよい。
副電源スイッチ44がオン状態でスリープゼロモードになると、メインコントローラ18のASIC18Sと、第1の人感センサ76とが電力の供給を受け、第1の人感センサ76の検出領域(図5の範囲F)に移動体が進入すると、これを第1の人感センサ76で検出し、第2の人感センサ78に電力を供給する。
その後、第2の人感センサ78が、その検出領域(図6の範囲N)において、UIタッチパネル40に対峙する使用者を検出することで、メインコントローラ18の全てに電力を供給し、かつUIタッチパネル40を起動させる(スタンバイモード)。
なお、副電源スイッチ44がオフのとき、第1の人感センサ76を起動させておくか否かは、画像処理装置10の仕様によって設定すればよい。第1の人感センサ76をオンさせておけば利便性が高まるし、第1の人感センサ76をオフさせておけば省エネ性が高まる。
W 壁面
10 画像処理装置
10T 記録用紙排出トレイ
10P パネル部
12 画像形成部
14 画像読取部
16 ファクシミリ通信制御回路
18 メインコントローラ
18A 電源切替部
18S ASIC
20 ネットワーク通信回線網
22 電話回線網
24 入力電源線
26 コンセント
29 PC
31 商用電源
32 配線プレート
33A〜33E バス
35A〜35E 電力供給線
40 UIタッチパネル
40BL UIタッチパネル用バックライト部
41 主電源スイッチ
42 電源装置
42A LVPS
43 信号ハーネス
44 副電源スイッチ
58 ICカードリーダーライター
100 CPU
102 メモリ
104 ROM
106 バス
110 オフタイマ
112 オンタイマ
114 第1のスイッチ
116 電源駆動回路
118 主電源リレースイッチ
120 第2のスイッチ
120 電源

Claims (6)

  1. 商用電源を電力供給元とする主電源部及び商用電源以外からの電源も電力供給元とすることができる副電源部を備え、電力消費対象に電力を供給する電力供給手段と、
    前記商用電源を前記主電源部に供給する電力供給線を物理的に導通又は遮断するように切り替える切替手段と、
    前記商用電源から導通状態の前記電力供給線を介した電力供給を遮断するときに操作される操作手段と、
    前記操作手段の操作時から予め定めたオフ時間が経過した場合に前記電力供給線を遮断し、当該遮断後に予め定めたオン時間が経過した場合に前記電力供給線を導通するように前記切替手段を制御する制御手段と、
    を有する電力供給制御装置。
  2. 前記電力消費対象が、特定の処理を実行するデバイスと、当該デバイスを制御するコントローラとを含み、前記操作手段で電力供給遮断指示がなされると、前記副電源部から前記コントローラの一部への電力供給を維持する請求項1記載の電力供給制御装置。
  3. 前記副電源部の電力源が、蓄電デバイスである請求項1又は請求項2記載の電力供給制御装置。
  4. 前記蓄電デバイスは、ソーラー発電によって発電する電力を蓄積する請求項3記載の電力供給制御装置。
  5. 前記電源供給線上において、前記商用電源を前記主電源部に引き込む電力供給線を手動操作で物理的に導通又は遮断する主電源スイッチをさらに有する請求項1〜請求項4の何れか1項記載の電力供給制御装置。
  6. 前記請求項1〜請求項5の何れか1項記載の電力供給制御装置と、
    前記デバイスとして、原稿画像を読み取るための画像読取部、前記画像読取部で読み取った原稿画像の情報に基づいて記録用紙へ複写する画像複写処理部、並びに情報通信処理部の少なくとも1つを備えた画像処理装置。
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