JP2011199777A - 電力供給制御装置、画像処理装置、電力供給制御プログラム - Google Patents

電力供給制御装置、画像処理装置、電力供給制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】デバイス毎に電力消費量を抑制し、かつ処理可能な状態への立ち上がり時間を短縮する。
【解決手段】電源供給制御回路252で、SW−1〜SW−7のスイッチのオン・オフを制御して、各処理機能に応じたデバイスを選択して、必要最小限のデバイスに電力を供給する(待機モード)と共に、不必要なデバイスに対しては電力供給を遮断(スリープモード)する、所謂「部分節電」を可能としている。画像形成部240は、画像読取機能やファクシミリ送信機能では適用されないため、「部分節電」という観点からは、電力供給が遮断されるデバイスとなる。しかし、画像形成部240には、加熱媒体の温度制御が必要な定着部があり、電力の供給が遮断されると、全く温度制御ができない。このため、画像形成部240では、定着部の加熱媒体を待機モード時よりも低い、「ローパワー」状態で温度を維持するようにしている(省電力モード)。
【選択図】図3

Description

本発明は、電力供給制御装置、画像処理装置、電力供給制御プログラムに関する。
特許文献1には、節電モードからジョブを実行する際に必要となるモジュール(デバイス)のみに電源供給し、動作が不要となったタイミングで電源供給を停止制御する、所謂部分節電機能を搭載した画像形成装置が開示されている。
特許文献2には、プリンタモジュールの非動作中の所定期間の間、定着器を予熱しておき再度プリント指示があっても高速にプリント可能温度に立ち上げる低電力モード(予熱モード)を備えたプリンタが開示されている。
なお、低電力モードを用いた制御については、特許文献3、特許文献4等に記載されている。
特開2006−231532公報 特開平6−54102号公報 特開平2−289863公報 特開平6−110486公報
本発明は、本構成を有しない場合に比べて、デバイス毎に電力消費量を抑制し、かつ処理可能な状態への立ち上がり時間を短縮することができる電力供給制御装置、画像処理装置、電力供給制御プログラムを得ることが目的である。
請求項1に記載の発明は、少なくとも通常時よりも低い電力で一部の負荷へ通電させておく省電力モード制御を備えた省電力モード付デバイスを含む複数のデバイスを、単独或いは相互に選択し、かつ連携しあって複数種類の画像処理機能を実行する画像処理機能実行手段と、前記複数のデバイス毎に、電力を供給又は遮断するように切り替える切替手段と、前記画像処理機能毎に、予め定めた期間が経過しても画像処理機能の処理を指示する受け付けがない場合に、当該画像処理機能の実行に必要なデバイスへの電力供給を遮断し、前記画像処理機能の処理を指示する受け付けがあり、かつ前記画像処理機能の処理内容が判明した時点で、当該画像処理機能の実行に必要なデバイスへ電力を供給するように、前記切替手段を制御する切替制御手段と、省電力モード付デバイスへ電力が供給されている状態で、前記受け付けた画像処理機能の処理内容に基づくデバイス選択において、前記省電力モード付デバイスが当該画像処理機能の処理に不要なデバイスの場合に、少なくとも省電力モード中を維持するべく、前記省電力モード付デバイスへの電力供給を継続する継続手段と、を有している。
請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記受け付けた画像処理機能の処理が終了してから、一定期間、次の画像処理機能の処理の指示を受け付けない場合に、前記省電力モード付デバイスへの電力供給を遮断する電力遮断制御手段をさらに備える。
請求項3に記載の発明は、前記請求項1又は請求項2記載の電力供給制御装置を有し、前記デバイスが、原稿画像を読み取る画像読取手段と、画像データに基づいて記録用紙へ画像を形成する画像形成手段と、外部と画像を送受信するファクシミリ通信手段と、情報受付かつ情報報知を兼ねたユーザーインターフェイスと、を備えている画像処理装置である。
請求項4に記載の発明は、コンピュータを、前記請求項1又は請求項2記載の電力供給制御装置として実行させる電力供給制御プログラムである。
請求項1、請求項3、請求項4記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比べて、デバイス毎に電力消費量を抑制し、かつ処理可能な状態への立ち上がり時間を短縮することができる。
請求項2に記載の発明によれば、不必要な電力供給を回避することができる。
本実施の形態に係る画像処理装置の概略図である。 本実施の形態に係るメインコントローラと電源装置との概略構成図である。 本実施の形態に係るメインコントローラのCPUにおいて、「部分節電」によるモード遷移と、画像形成部等のモード遷移との切替制御を両立して制御するための機能ブロックである。 本実施の形態に係るメインコントローラ並びに各デバイスのモード遷移の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係るモードパターン遷移状態を示す図表である。
図1には、本実施の形態に係る画像処理装置10が示されている。画像処理装置10は、記録用紙に画像を形成する画像形成部240と、原稿画像を読み取る画像読取部238と、ファクシミリ通信制御回路236を備えている。画像処理装置10は、メインコントローラ200を備えており、画像形成部240、画像読取部238、ファクシミリ通信制御回路236を制御して、画像読取部238で読み取った原稿画像の画像データを一次的に記憶したり、読み取った画像データを画像形成部12又はファクシミリ通信制御回路236へ送出したりする。
メインコントローラ200にはインターネット等のネットワーク通信回線網20が接続され、ファクシミリ通信制御回路236には電話回線網22が接続されている。メインコントローラ200は、例えば、ネットワーク通信回線網20を介してホストコンピュータと接続され、画像データを受信したり、ファクシミリ通信制御回路236を介して電話回線網22を用いてファクシミリ受信及びファクシミリ送信を実行する役目を有している。
画像形成部240は、感光体を備え、感光体の周囲には、感光体を一様に帯電する帯電装置と、画像データに基づいて光ビームを走査する走査露光部と、前記走査露光部によって走査露光されることで形成された静電潜像を現像する画像現像部と、顕像化された感光体上の画像を記録用紙へ転写する転写部と、転写後の感光体の表面をクリーニングするクリーニング部と、が設けられている。また、記録用紙の搬送経路上には、転写後の記録用紙上の画像を定着する定着部を備えている。
画像読取部238は、原稿を位置決めする原稿台と、原稿台に置かれた原稿の画像を走査して光を照射する走査駆動系と、走査駆動系の走査により反射又は透過する光を受光して電気信号に変換するCCD等の光電変換素子と、が設けられている。
図2は、前記メインコントローラ200によって制御されるデバイス、並びにメインコントローラ200、並びに各デバイスへ電源を供給するための電源装置202の電源ラインを主体とした概略構成図である。
(メインコントローラ200)
図2に示される如く、メインコントローラ200は、CPU204、RAM206、ROM208、I/O(入出力部)210、及びこれらを接続するデータバスやコントロールバス等のバス212を有している。I/O210には、UI制御回路214を介してUIタッチパネル216が接続されている。また、I/O210には、ハードディスク(HDD)218、節電ボタン219が接続されている。ROM208やハードディスク218等に記録されているプログラムに基づいて、CPU204が動作することによって、メインコントローラ200の機能を実現する。なお、該プログラムを格納した記録媒体(CD−ROM、DVD−ROM等)から該プログラムをインストールし、これに基づいてCPU204が動作することにより画像処理機能を実現してもよい。
なお、節電ボタン219は、所謂ハードスイッチ(物理的に操作するスイッチ)であり、押圧操作する毎に、装置に対して、節電、節電解除を交互に指示するようになっている。なお、この節電に関しては後述する。
本実施の形態のメインコントローラ200は、接続されるデバイスに対して、待機モード、省電力モード、スリープモードの3種類のモードを指示するようになっている。待機モードは電力供給状態であり、スリープモードは電力遮断状態である。また、省電力モードは、ジョブの受付から実行開始までの時間を短縮するために電力を必要する場合がある一部のデバイスへ指示するモードである。
メインコントローラ200では、3種類のモードの何れかを指示するが、省電力モードを持たないデバイスに関しては、省電力モードの指示に対してスリープモード又は待機モードへ移行する場合がある。
I/O210には、タイマ回路220、通信回線I/F222が接続されている。さらに、I/O210には、デバイス選択I/F234に接続されている。
デバイス選択I/F234は、ファクシミリ通信制御回路(モデム)236、画像読取部238、画像形成部240の各デバイスに接続されている。なお、UIタッチパネル216は、デバイスとして認識される場合がある。
なお、前記タイマ回路220は、前記ファクシミリ通信制御回路236、画像読取部238、画像形成部240を節電状態(電源非供給状態)とするための契機として、初期設定時間の計時を行うものである。
メインコントローラ200及び各デバイス(ファクシミリ通信制御回路236、画像読取部238、画像形成部240)は、電源装置202から電源が供給される(図2の鎖線参照)。なお、図2では、電源線を1本の点線で示しているが、実際には2本〜3本の配線である。なお、図示は省略したが、UIタッチパネル216は、メインコントローラ200とは別に電源の供給を受けており、電源供給制御回路252から電力供給又は遮断の制御を受けるようになっている。
(電源装置202)
図2に示される如く、商用電源242から引き込まれた入力電源線244は、メインスイッチ246に接続されている。メインスイッチ246がオンされることで、第1の電源部248及び第2の電源部250へ電力供給が可能となる。
第1の電源部248は、制御用電源生成部248Aを備え、メインコントローラ200の電源供給制御回路252に接続されている。電源供給制御回路252は、メインコントローラ200に電源供給すると共に、I/O210に接続され、メインコントローラ200の制御プログラムに従って、前記各デバイス(ファクシミリ通信制御回路236、画像読取部238、画像形成部240)への電源供給線を導通/非導通させるためのスイッチング制御を行う。
一方、第2の電源部250へ接続される電源線254には、第1のサブ電源スイッチ256(以下、「SW−1」という場合がある。)が介在されている。このSW−1は、前記電源供給制御回路252で、オン・オフが制御されるようになっている。
また、第2の電源部250は、高電圧電源生成部(主として、画像形成部240の定着部に用いられるヒータ電源用)250Hと低電圧電源生成部(LVPS)250Lを備えている。高電圧電源生成部250Hは主として画像形成部240の帯電部、現像部、転写部等で使用される電源である。
第2の電源部250の高電圧電源生成部250H及び低電圧電源生成部(LVPS)250Lは、選択的に、画像読取機能電源供給部258、画像形成機能電源供給部260、画像複写機能電源供給部262、ファクシミリ受信機能電源供給部264、ファクシミリ送信機能電源供給部266に接続されている。
また、本実施の形態では、上記機能別の電源供給系統に加え、第2の電源部250の高電圧電源生成部250H及び低電圧電源生成部(LVPS)250Lは、画像形成部専用電源供給部267が接続されている。
画像形成部240では、定着部の温度管理において、画像形成処理を即実行可能な待機モードのときの温度よりも低いが、比較的に迅速に画像形成処理可能温度に立ち上げることが可能な温度を維持する場合がある(省電力モード)。
このため、節電中は、スリープモードとして、電力供給を遮断して消費電力を抑制するが、画像形成部240では、スリープモードになるまでの間に、一時的に省電力モード状態を維持し、その後、スリープモードへ遷移させるために前記画像形成部専用電源供給部267が設けられている。
画像読取機能電源供給部258は、低電圧電源生成部(LVPS)250Lを入力源として、第2のサブ電源スイッチ268(以下、「SW−2」という場合がある。)を介して、画像読取部238に接続されている。
画像形成機能電源供給部260は、高電圧電源生成部250Hと低電圧電源生成部(LVPS)250Lを入力源として、第3のサブ電源スイッチ270(以下、「SW−3」という場合がある。)を介して、画像形成部240に接続されている。
画像複写機能電源供給部262は、高電圧電源生成部250Hと低電圧電源生成部(LVPS)250Lを入力源として、第4のサブ電源スイッチ272(以下、「SW−4」という場合がある。)を介して、画像読取部238及び画像形成部240に接続されている。
ファクシミリ受信機能電源供給部264は、高電圧電源生成部250Hと低電圧電源生成部(LVPS)250Lを入力源として、第5のサブ電源スイッチ274(以下、「SW−5」という場合がある。)を介して、ファクシミリ通信制御回路236及び画像形成部240に接続されている。
ファクシミリ送信機能電源供給部266は、低電圧電源生成部(LVPS)250Lを入力源として、第6のサブ電源スイッチ276(以下、「SW−6」という場合がある。)を介して、ファクシミリ通信制御回路236及び画像読取部238に接続されている(通信レポート等の出力を除く)。
画像形成部専用電源供給部267は、高電圧電源生成部250Hと低電圧電源生成部(LVPS)250Lを入力源として、第7のサブ電源スイッチ277(以下、「SW−7」という場合がある。)を介して、画像形成部240に接続されている。
前記第2のサブ電源スイッチ268、第3のサブ電源スイッチ270、第4のサブ電源スイッチ272、第5のサブ電源スイッチ274、第6のサブ電源スイッチ276、第7のサブ電源スイッチ277は、それぞれ前記第1のサブ電源スイッチ256と同様に、メインコントローラ200の電源供給制御回路252からの電源供給選択信号に基づいて、オン・オフ制御される。
上記構成では、機能別に各デバイス(ファクシミリ通信制御回路236、画像読取部238、画像形成部240)を選択した電源を供給し、指示された機能に不要なデバイスへの電源を供給しないため、必要最小限の電力で済む。
ここで、本実施の形態では、メインコントローラ200において、電源供給制御回路252で、SW−1〜SW−7のスイッチのオン・オフを制御して、各処理機能に応じたデバイスを選択して、必要最小限のデバイスに電力を供給する(待機モード)と共に、不必要なデバイスに対しては電力供給を遮断(スリープモード)する、所謂「部分節電」を可能としている。
例えば、画像形成部240は、画像読取機能やファクシミリ送信機能(レポート出力を除く)では適用されないため、「部分節電」という観点からは、電力供給が遮断されるデバイスとなる。しかし、画像形成部240には、加熱媒体(ハロゲンランプやヒータ等)の温度制御が必要な定着部があり、電力の供給が遮断されると、全く温度制御ができない。このため、画像形成部240では、定着部の加熱媒体を待機モード時よりも低い、「ローパワー」状態で温度を維持するようにしている(省電力モード)。
図3は、メインコントローラ200のCPU204において、「部分節電」による待機モード/スリープモードと、画像形成部240等の省電力モードとの切替制御を両立して、電源供給制御回路252を制御するための機能ブロックである。
図3に示される如く、メインコントローラモード選択部24では、自身が各デバイスへ指示したモードを管理する(図5参照)。
メインコントローラモード選択部24は、ジョブ受付部26及び情報受付部28に接続されている。メインコントローラモード選択部24が、省電力モード又は待機モードの場合には、ジョブ受付部26が起動し、スリープモードの場合は情報受付部28が起動する。
ジョブ受付部26は、ジョブ解析部30、遷移制御部32、タイマ回路部34に接続されている。装置がジョブを受け付けると、ジョブ受付部26は、ショブ解析部30へ指示信号を出力する。ジョブ解析部30では、ジョブ解析を実行する。
一方、ジョブ受付部26は、ジョブの受け付けがあると、遷移制御部32へ遷移変更信号を出力する。また、ジョブ受付部26は、タイマ回路部34によってタイマ管理されており、予め定められた時間(所定時間)、ジョブの受け付けが無い場合、遷移制御部32へ遷移変更信号を出力する。
遷移制御部32は、ジョブ受付部26からの遷移変更信号を受け付けると、現在のモード状態に応じて、メインコントローラ選択部24に対して、モード遷移を指示するようになっている。
例えば、省電力モードであり、ジョブの受け付けがあると、待機モードへの遷移を指示する。一方、現在のモードが待機モードであり、所定時間ジョブの受け付けが無い場合、省電力モードへの遷移を指示する。また、現在のモードが省電力モードであり、所定時間ジョブの受け付けが無い場合、スリープモードへの遷移を指示する。
なお、前述したが、メインコントローラモード選択部24で認識しているモードが、必ずしも各デバイスに反映されるものではなく、省電力モードが存在しないデバイスに関しては、現在のモードに基づいて遷移するモードが異なる場合がある。
前記ジョブ解析部30による解析の結果、当該ジョブを処理する機能として必要なデバイスが判明すると、この必要デバイス情報をジョブ実行可否判定部36へ送出するようになっている。
ジョブ実行可否判定部36は、モードパターン問い合わせ部38に接続されている。モードパターン問い合わせ部38では、ジョブ実行可否部36からの問い合せに応じて、I/O210を介して各デバイスのモードの状態を問い合わせ、その回答をジョブ実行可否部36へ返信する。
ジョブ実行可否判定部36では、指示されたジョブの処理機能を実行するために必要なデバイスが待機モードであるか否かを判断するようになっている。
ジョブ実行可否判定部36は、モード遷移指示部40及びジョブ実行指示部42に接続されている。
このため、ジョブ実行可否判定部36の判定の結果が、必要なデバイスが待機モードではない場合には、モード遷移指示部40に対して、待機モードへ遷移する指示し、必要なデバイスが待機モードの場合は、ジョブ実行指示部42に対して、ジョブの実行を指示する。
前記情報受付部28には、I/O210を介してリモートジョブの受信信号、節電ボタン219の操作信号が入力されるようになっている。リモートジョブの受信信号は、例えば、ネットワーク通信回線網20(図1、図2参照)を介して情報処理端末(例えば、PC等)からプリント指示等を受信したときに受ける信号である。また、節電ボタン219の操作信号は、装置のUIタッチパネル216とは別に、ハード的に設けられた節電ボタン219が操作されたときに受ける信号である。なお、節電ボタン219は操作される毎に、節電へ移行、節電からの復帰となる。
情報受付部28はUI起動制御部44に接続されている。UI起動制御部44では、I/O210を介してUI制御回路214を制御して、UIタッチパネル216に電源を供給するがバックライトをオフした状態(低電力モード)、或いはUIタッチパネルをバックライトを含め完全復帰させる状態(待機モード)の何れかに遷移させる。
この選択は、情報受付部28で受け付けた信号に依存する。すなわち、リモートジョブ受信信号ではバックライトオフ、節電ボタン219の操作信号ではバックライトオンとしている。
以下に、本実施の形態の作用を説明する。
図4は、メインコントローラ200並びに各デバイスのモード遷移の流れを示すフローチャートである。
ステップ100では、メインコントローラ200における現在のモードを判別する。
(待機モード)
ステップ100で現在のモードが待機モードであると判別されると、ステップ102へ移行する。ステップ102では、ジョブを受信したか否かが判断され、肯定判定されるとステップ104へ移行する。
(ジョブ実行)
ステップ104では、ジョブの解析が実行され、次いでステップ106へ移行して、ジョブの解析の結果、現在のデバイスモードパターンでOKか否かが判断される。このステップ106で、否定判定されると、デバイスモードパターンを変更するべく、ステップ108へ移行して、必要デバイスへ起動指示を出力し、ステップ110へ移行する。
ステップ110では、起動指示を受けたデバイスから、待機モードに遷移した回答があったか否かが判断され、肯定判定されると、ステップ112へ移行する。
また、ステップ106で肯定判定されるとステップ112へ移行する。
ステップ112では、処理実行指示を出力し、次いでステップ114へ移行して、デバイス毎のモードに基づいて、現在のデバイスモードパターンを認識して、ステップ100へ戻る。
一方、前記ステップ102で否定判定された場合は、ステップ116へ移行して所定時間経過したか否かが判断され、否定判定された場合はステップ102へ戻り、上記工程を繰り返す。また、ステップ116で肯定判定されると、ステップ118へ移行して、メインコントローラ200を「省電力モード」へ遷移し、次いでステップ120でこのメインコントローラ200の遷移を各デバイスに通知して、ステップ122へ移行する。
ステップ122では、デバイス毎のモードに基づき、現在のデバイスモードパターンを認識して、ステップ100へ戻る。
(省電力モード)
次に、ステップ100で省電力モードと判別されると、ステップ124へ移行して、ジョブを受信したか否かが判断され、肯定判定された場合は、ステップ126へ移行する。
ステップ126では、メインコントローラ200を「待機モード」へ遷移し、次のステップ128で、このシステムの遷移先を各デバイスに通知して、ステップ104へ移行する。ステップ104以降(ジョブ実行)は前述したので、ここでの説明は省略する。
また、前記ステップ124で否定判定されると、ステップ130へ移行して、所定時間経過したか否かが判断される。ステップ130で否定判定された場合は、ステップ124へ戻り、ステップ130で肯定判定された場合はステップ132へ移行する。
ステップ132では、メインコントローラ200を「スリープモード」へ遷移し、次いでステップ134で、このメインコントローラ200の遷移先を各デバイスへ通知して、ステップ136へ移行する。ステップ136では、デバイス毎のモードに基づき、現在のデバイスモードパターンを認識して、ステップ100へ戻る。
(スリープモード)
次に、ステップ100でスリープモードと判別されると、ステップ138へ移行して、起動を促す情報を受け付けたか否かが判断され、肯定判定されるとステップ140へ移行する。ステップ140では、受け付けた情報が、リモートジョブの受信か、或いは節電ボタンの操作かが判断される。このステップ140でリモートジョブを受信したと判断されると、ステップ142へ移行して、UIタッチパネル216を「低電力モード」(バックライトオフ)へ遷移し、ステップ126へ移行する。
ステップ126では、メインコントローラ200を「待機モード」へ遷移し、次のステップ128で、このシステムの遷移先を各デバイスに通知して、ステップ104へ移行する。ステップ104以降(ジョブ実行)は前述したので、ここでの説明は省略する。
また、前記ステップ140で節電ボタンが操作されたと判断されると、ステップ144へ移行して、UIタッチパネル216を「待機モード」(バックライトオン)へ遷移し、ステップ146へ移行する。
ステップ146では、UIタッチパネル216から機能選択操作があったか否か判断され、肯定判定されると、ステップ126へ移行する。
ステップ126では、メインコントローラ200を「待機モード」へ遷移し、次のステップ128で、このシステムの遷移先を各デバイスに通知して、ステップ104へ移行する。ステップ104以降(ジョブ実行)は前述したので、ここでの説明は省略する。
一方、ステップ146で否定判定されると、ステップ148へ移行して、所定時間経過したか否かが判断される。このステップ148で否定判定されるとステップ146へ移行する。また、ステップ148で肯定判定されると、UIタッチパネル216を待機モードにしたが、その後の機能を選択する操作がないと判断し、ステップ150へ移行して、再び、UIタッチパネル216を「スリープモード」へ遷移して、ステップ100へ戻る。
図5は、モードパターンの遷移状態を示す図表であり、ジョブが実行されず節電状態となっている場合、状態No.1又はNo.2の状態となる。この違いは、画像形成部240が省電力モードか否かである。例えば、[リモートユーザー]により、蓄積プリントの指示があった場合、画像形成部240は不要なデバイスであるため、スリープモードへ遷移してもよいが、本実施の形態では、現在の状態が、No.1の場合は、No.4のように、画像形成部240はスリープモードとし、現在の状態が、No.2の場合は、No.5のように、画像形成部240は省電力モードを維持する。
メインコントローラ200が待機モードとなり、ジョブを実行する場合、遷移元の画像形成部240のモードの状態を維持することで、次のジョブに画像形成部が必要であるときに、定着部の温度を迅速に処理可能な温度に立ち上げることになり、部分節電による電力消費の軽減を維持しつつ、かつ、画像形成部240等、必要最小限の部位に電力を供給することで、ジョブ実行の利便性が維持される。
なお、本実施の形態では、メインコントローラ200のモードが省電力モードのとき、UIタッチパネル216に電力を供給するように制御したが、省電力モード時にUIタッチパネル216への電力をオフするようにしてもよい。この場合、前述した図4のフローチャートにおいて、ステップ130の否定判定でステップ138へ移行し、このステップ138の否定判定で、ステップ100へ戻るようにすれば、メインコントローラ200が省電力モード時に、スリープ状態のUIタッチパネル216の制御が可能となる。
また、本実施の形態では、図2に示されるように、各処理機能(サービス)毎に電源供給先を分類した電源制御系のブロック図としたが、これに限定されるものではない。例えば、電源の供給又は遮断を、各デバイス(ファクシミリ通信制御回路236、画像読取部238、画像形成部240、並びにUIタッチパネル216)毎に設けたスイッチ素子を直接制御して、電源の供給/遮断を行うようにしてもよい。
さらに、本実施の形態では、メインコントローラ200で3つモードを認識し、各デバイスへ指示を出すようにした。このため、画像形成部240では、そのモード指示に従い、処理機能の実行に不要なときでも、省電力モードが維持される。しかし、メインコントローラ200が2つのモード(待機、スリープ)しか指示を出さない場合、スリープの指示を受けた画像形成装置240がメインコントローラ200の指示とは異なり、独自に電力供給を維持するようにしてもよい。
20 ネットワーク通信回線網
22 電話回線網
24 メインコントローラモード選択部
26 ジョブ受付部
28 情報受付部
30 ジョブ解析部
32 遷移制御部
34 タイマ回路部
36 ジョブ実行可否判定部
38 モードパターン問い合わせ部
40 モード遷移指示部
42 ジョブ実行指示部
200 メインコントローラ
204 CPU
206 RAM
208 ROM
210 I/O(入出力部)
212 バス
214 UI制御回路
216 UIタッチパネル
218 ハードディスク
219 節電ボタン
220 タイマ回路
222 通信回線I/F
234 デバイス選択I/F
236 ファクシミリ通信制御回路
238 画像読取部
240 画像形成部
242 商用電源
244 入力電源線
246 メインスイッチ
248 第1の電源部
250 第2の電源部
248A 制御用電源生成部
252 電源供給制御回路
254 電源線
256 第1のサブ電源スイッチ(「SW−1」)
250H 高電圧電源生成部
250L 低電圧電源生成部
258 画像読取機能電源供給部
260 画像形成機能電源供給部
262 画像複写機能電源供給部
264 ファクシミリ受信機能電源供給部
266 ファクシミリ送信機能電源供給部
267 画像形成部専用電源供給部
268 第2のサブ電源スイッチ(「SW−2」)
270 第3のサブ電源スイッチ(「SW−3」)
272 第4のサブ電源スイッチ(「SW−4」)
274 第5のサブ電源スイッチ(「SW−5」)
276 第6のサブ電源スイッチ(「SW−6」)
277 第7のサブ電源スイッチ(「SW−7」)

Claims (6)

  1. 少なくとも通常時よりも低い電力でデバイスの一部に通電させておく省電力モード制御を備えた省電力モード付デバイスを含む複数のデバイスを、単独或いは相互に選択し、かつ連携しあって複数種類の画像処理機能を実行する画像処理機能実行手段と、
    前記複数のデバイス毎に、電力を供給又は遮断するように切り替える切替手段と、
    前記画像処理機能毎に、予め定めた期間が経過しても画像処理機能の処理を指示する受け付けがない場合に、当該画像処理機能の実行に必要なデバイスへの電力供給を遮断し、前記画像処理機能の処理を指示する受け付けがあり、かつ前記画像処理機能の処理内容が判明した時点で、当該画像処理機能の実行に必要なデバイスへ電力を供給するように、前記切替手段を制御する切替制御手段と、
    省電力モード付デバイスへ電力が供給されている状態で、前記受け付けた画像処理機能の処理内容に基づくデバイス選択において、前記省電力モード付デバイスが当該画像処理機能の処理に不要なデバイスの場合に、少なくとも省電力モード中を維持するべく、前記省電力モード付デバイスへの電力供給を継続する継続手段と、
    を有する電力供給制御装置。
  2. 前記受け付けた画像処理機能の処理が終了してから、一定期間、次の画像処理機能の処理の指示を受け付けない場合に、前記省電力モード付デバイスへの電力供給を遮断する電力遮断制御手段をさらに備える請求項1記載の電力供給制御装置。
  3. 全てのデバイスを対象として、同時に電力供給状態から電力遮断状態への遷移のための切り替え操作を実行するための操作手段をさらに備える請求項1又は請求項2記載の電力供給制御装置。
  4. 電力遮断状態から電力供給状態への遷移は必要なデバイス毎に実行し、電力供給状態から電力遮断状態への遷移は全デバイス同時に実行する請求項1〜請求項3の何れか1項記載の電力供給制御装置。
  5. 前記請求項1〜請求項4の何れか1項記載の電力供給制御装置を有し、前記デバイスが、原稿画像を読み取る画像読取手段と、画像データに基づいて記録用紙へ画像を形成する画像形成手段と、外部と画像を送受信するファクシミリ通信手段と、情報受付かつ情報報知を兼ねたユーザーインターフェイスと、を備えている画像処理装置。
  6. コンピュータを、前記請求項1〜請求項4の何れか1項記載の電力供給制御装置として実行させる電力供給制御プログラム。
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