JP2889625B2 - 複写機のモード設定装置 - Google Patents

複写機のモード設定装置

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JP2889625B2 JP1325472A JP32547289A JP2889625B2 JP 2889625 B2 JP2889625 B2 JP 2889625B2 JP 1325472 A JP1325472 A JP 1325472A JP 32547289 A JP32547289 A JP 32547289A JP 2889625 B2 JP2889625 B2 JP 2889625B2
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    • G03G2215/00172Apparatus for electrophotographic processes relative to the original handling
    • G03G2215/00341Jam handling in document feeder
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は複数の動作モードを有し比較的複雑な記録プ
ロセスを実行する複写機に関し、特にモード切換えの制
御に関する。
[従来の技術] 一般にPPC複写機においては、原稿画像の露光,静電
潜像の形成,静電潜像の可視化,可視像の転写及び分
離,及び定着の各工程を経て1枚のコピーを作成する。
同一の原稿に対して複数枚のコピーを連続的に作成する
場合には、1枚のコピーに対する全工程が終了する前に
次のコピープロセスを開始するように制御しており、こ
れによって1枚あたりのコピープロセス所要時間を実質
的に短縮している。
この種の連続コピー動作においては、一連のコピーの
最終コピーに対する露光プロセスが終了すると、最終コ
ピーが排紙される前であっても、次グループのコピー動
作を可能にしている。その時には、手操作もしくは自動
給紙装置によって原稿を交換し、コピー動作を再起動す
れば、次の原稿に対するコピー動作を開始することがで
きる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、従来より先行するグループの最終コピーが
排紙される前であっても、次グループのコピー動作を開
始することは可能であったが、先行グループのコピープ
ロセスが完了する前においては、動作モードの変更は禁
止されている。これは次の理由による。
即ち、転写紙サイズ,ソータモード,両面処理モード
等々の設定変更は、機内に残留している先行コピーの搬
送に悪影響を及ぼす可能性があるし、その以外のモード
についても、仮に先行グループのコピープロセスが完了
する前に、動作モードの変更を行なうと、その後で装置
内に残留している先行グループのコピー紙にジャムなど
の異常が生じた時に不都合が生じる。つまり、後続グル
ープのコピーを開始する前に、ジャムの発生によって不
足した枚数の先行グループのコピーを、先行グループに
設定してあった動作モードで作成する必要があるので、
オペレータは変更前のモード設定を思い出してモード設
定を変更前のモードに戻し、不足分のコピーを取った後
で再び後続のグループのためのモード変更をしなければ
ならず、非常に煩わしい作業が必要とされ、実質的なコ
ピー所要時間も長くなってしまう。
しかし、露光等のプロセスが終了してから処理中のコ
ピーが装置外に排出されるまでの待ち時間は無駄である
ので、上述の不都合がなければ、前記待ち時間の間でも
モード変更ができる方が望ましい。
そこで、本発明は先行グループのコピープロセスが完
了する前にモード変更を行なう場合でも煩わしい作業の
発生を不要とし、無駄な待ち時間を短縮してコピー作業
の生産性を向上することを課題とする。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決するため、本発明においては、所定の
画像再生プロセスを実行する複写手段;前記複写手段の
複写条件を指定するモード指定スイッチ手段;複数組の
モード記憶領域を有するモード記憶手段;前記複写手段
の異常の有無を検出する異常検出手段;及び前記モード
指定スイッチ手段によって指定される複写条件を読取
り、その情報を第1組のモード情報として前記モード記
憶手段に記憶し、該第1組のモード情報に基づいて前記
複写手段を制御するとともに、先行するグループの最終
コピーに対して少なくとも複写手段の露光プロセスが終
了した後、前記最終コピーの全コピープロセスが完了す
るまでの間においては、前記第1組のモード情報をモー
ド記憶手段上に保存したまま、前記モード指定スイッチ
手段によって指定される複写条件を読取ってその情報を
第2組のモード情報として前記モード記憶手段に記憶
し、前記最終コピーの全コピープロセスが完了するまで
の間に前記異常検出手段が異常の発生を検出しない時に
は前記複写手段の動作モードを第2組のモード情報に従
って切換え、異常の発生を検出した時には、第1組のモ
ード情報に応じた設定をする、複写制御手段;を設け
る。
[作用] 本発明によれば、先行するグループの最終コピーに対
して複写手段の露光プロセスが終了すると、後続グルー
プに対するコピーモード(第2組のモード)の指定が可
能になる。また、第2組のモードを指定した後であって
も、先行グループのコピーにジャムなどの異常が発生す
ると、それが異常検出手段によって検出され、複写制御
手段は、モード記憶手段に保存されている情報に基づい
て、複写手段の動作モードを先行グループに設定された
第1組のモードに設定する。従ってこの場合には、複写
モードを再設定するための操作をオペレータが行なう必
要がなく、異常発生の原因を除去した後、そのまま不足
分のコピー処理を開始できる。
本発明の好ましい態様においては、複写制御手段は、
最終コピーに対する全コピープロセスが完了するまでの
間に前記異常検出手段が異常の発生を検出した後で、異
常の発生によって不足したコピーの作成の完了を検出し
た時には、前記複写手段の動作モードを、自動的に前記
第2組のモード情報に応じて切換える。これにより、異
常が発生した場合でも、モード設定の変更は1回だけで
済むので操作性が良い。しかも、後続グループのコピー
開始を早めることができるので、コピー作成の生産性が
向上する。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の、図面を参照し
た実施例特明により明らかになろう。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第2図に、本発明を実施する一形式の複写機を示す。
第2図を参照して説明する。概略でいうと、この複写機
は、複写機本体と、ADF(自動原稿送り装置)60,ソータ
70,自動両面処理ユニット80等のオプションユニット群
で構成されている。記録シートを供給する給紙系は5段
になっている。即ち、第1給紙系及び第2給紙系は複写
機本体に備わっており、第3給紙系である第2給紙ユニ
ット170及び第4給紙系と第5給紙系を含む第3給紙ユ
ニット180が複写機本体に接続されている。21,22,23及
び24はそれぞれ第1給紙系,第2給紙系,第3給紙系及
び第4給紙系に設けられたカセットであり、25が第5給
紙系のトレイである。
複写機本体の最上部に原稿を載置するコンタクトガラ
ス1が備わっており、その下方に光学走査系30が備わっ
ている。光学走査系30には、露光ランプ31,第1ミラー3
2,第3ミラー33,第4ミラー34,レンズ35,第5ミラー36,
スリット37等々が備わっている。原稿読取走査を行なう
場合、光路長が変化しないように、露光ランプ31と第1
ミラー32を搭載した第1キャリッジと第3ミラー33及び
第4ミラー34を搭載した第2キャリッジとが、2:1の相
対速度で機械的に走査駆動される。レンズ35はズームレ
ンズであり、モータ駆動によって倍率を変えることがで
きる。
従って、露光ランプ31から出た光は、第1ミラー32,
第3ミラー33,第4ミラー34,レンズ35,第5ミラー36及
びスリット37を介して、感光体ドラム2上に結像され
る。
感光体ドラム2の周囲には、メインチャージャ3,イレ
ーサ4,現像器5,転写前除電ランプ6,転写チャージャ7,分
離チャージャ8,クニーリングユニット9等々が備わって
いる。
像再生プロセスを簡単に説明する。感光体ドラム2の
表面は、メインチャージャ3の放電によって所定の高電
位に一様に帯電する。像再生に利用されない部分の電荷
は、イレーサ4によって消去される。感光体ドラム2の
帯電した面に、原稿からの反射光が照射されると、照射
される光の強度に応じて、その部分の電位が変化(低
下)する。感光体ドラム2は図に矢印で示す方向に回転
し、それに同期して光学走査系30は原稿面を順次走査す
るので、感光体ドラム2の表面には、原稿像の濃度(光
反射率)分布に応じた電位分布、即ち静電潜像が形成さ
れる。
静電潜像が形成された部分が現像器5の近傍を通る
と、電位分布に応じて現像器5内のトナーが感光体2の
表面に吸着し、それによって静電潜像が現像され、静電
潜像に応じた可視像が感光体ドラム2上に形成される。
一方、コピープロセスの進行に同期して、5つの給紙系
のいずれか選択されたものから記録シートが供給され
る。この記録シートは、レジストローラ27を介して、所
定のタイミングで感光体ドラム2の表面に重なるように
送り込まれる。
そして、転写チャージャ7によって、感光体ドラム2
上の可視像(トナー像)が記録シート側に転写し、更に
分離チャージャ8によって、可視像が転写された記録シ
ートは感光体ドラム2から分離する。分離した記録シー
トは、搬送ベルト11によって定着器12まで搬送される。
定着器12を通ると、記録シート上のトナー像は、定着器
12内の熱によって記録シート上に定着される。定着を終
えた記録シートは、所定の排紙経路を通って、ソータ70
又は自動両面ユニット80に排出される。
この例では、複写機本体には、転写紙の搬送中のジャ
ムの発生を検出するために、転写紙の搬送経路中に分離
センサ51と排紙センサ52が備わっている。
第3図に、第2図の複写機に備わった操作ボードの外
観を示す。第3図を参照すると、操作ボードには、ソー
タモードキーK1,ADFモードキーK2,K3,とじ代調整キーK4
a,K4b,コピー倍率調整キーK5,K6a,K6b,K9a,K9b,K9c,両
面モードキーK7,原稿サイズ選択キーK8,転写紙選択キー
K11,濃度調整キーK12a,K12b,テンキーK10,クリアキーK
C,プリントスタートキーKS,割込みキーKI,及びモードク
リアキーK13を含む多数のキーと、様々な表示器D1,D2,D
3,D4及びD5が備わっている。
操作ボード上に設けられた多数のキーの各々は、様々
は複写モードの設定及び変更に利用されるものであり、
これらの機能は従来の装置で一般に実施されているもの
と実質上同一であるので、これらに関する説明は省略す
る。但し、複写モードの変更が可能なタイミングについ
ては、この装置は一般のものと異なっている。これにつ
いては後で詳細に説明する。
第4図に、第1図の複写機の電気回路構成の概略を示
す。第4図を参照すると、主制御ボード200には、マイ
クロプロセッサ210,読み出し専用メモリ(ROM)220.読
み書きメモリ(RAM)230,バラレルI/Oポート240,シリア
ルI/Oポート250,A/D(アナログ/デジタル)コンバータ
260,タイマ270及び不揮発性読み書きメモリ280が備わっ
ている。この主制御ボード200に、操作ボード310(第3
図参照),光学系制御ボード320,ランプ制御ボード330,
ヒータ制御ボード340,高圧電源ユニット350,自動原稿送
り装置60,ソータ70,両面処理装置80,給紙ユニット360,
ドライバ370,380及び信号処理回路390が接続されてい
る。
光学系制御ボード320は、光学走査系30の走査駆動用
電気モータM1及びズームレンズの倍率を調整する電気モ
ータM2を制御する。
ランプ制御ボード330は、光学走査系30の露光ランプ3
1の光量を制御する。
ヒータ制御ボード340は、定着器12に備わった定着ヒ
ータHT1と感光体ドラム2に内蔵されたドラムヒータHT2
の温度を制御する。
高圧電源ユニット350は、メインチャージャ3,現像カ
ートリッジ5のバイアス電極5a,転写チャージャ7及び
分離チャージャ8の各々に印加する高圧電力を生成す
る。
ドライバ370には、各種の交流負荷(400)が接続され
ており、ドライバ380には、各種の直流負荷(410)が接
続されており、信号処理回路390には、各種センサ(42
0)が接続されている。
具体的にいうと、各種交流負荷400の代表的なもの
は、感光体ドラム2等を駆動するメインモータ,現像カ
ートリッジ用のモータ,搬送用ファンモータ及び冷却用
ファンモータである。また、各種直流負荷410の代表的
なものは、クリーニング制御用ソレノイド,レジストロ
ーラ制御用クラッチ,分離爪制御用ソレノイド,イレー
サ4,トータルカウンタ,トナー補給制御用ソレノイド及
びオイル補給制御用ソレノイドである。
更に、各種センサ420の代表的なものは、前記メイン
モータの回動に同期したパルスを発生するタイミングパ
ルス発生器,レジストロータ27の近傍で記録紙を検出す
るレジストセンサ,分離センサ51,排紙センサ52,各給紙
系に設けられた紙サイズセンサ及び紙有無センサであ
る。
第5図に、第1図に示す複写機のコピープロセス動作
フローの概略を示す。電源がオンすると、まず初期化が
実行され、次にプリント前処理に進む。所定の完了条件
が満たされるまではプリント前処理を繰り返し実行す
る。プリント前処理が完了すると、次のコピー前処理に
進む。コピー前処理の完了条件が満たされるまで、コピ
ー前処理が繰り返し実行される。コピー前処理が完了す
ると、次とコピー処理に進む。コピー処理の完了条件が
満たされるまでは、コピー処理が繰り返し実行される。
コピー処理が完了すると、次にコピー終了処理に進む。
所定の完了条件が満たされるまでは、コピー終了処理が
繰り返し実行される。コピー処理が完了すると、コピー
継続か否かを識別し、継続であればコピー前処理に戻
し、継続でなければプリント前処理に戻り、上記処理を
繰り返し実行する。
プリント前処理の内容を第6a図に示す。この処理を実
行している時には、複写機は待機状態にあり、オペレー
タは操作ボード上の様々なキーを操作して複写モードの
設定及び変更を自由に行なうことができる。操作ボード
上のキーの読取りや入力に対するモード変更処理がステ
ップ1で実行される。ステップ2では、各種センサの出
力する情報に基づいて異常の有無を識別し、異常を検出
した場合には、ステップ5の処理に進む。異常がなけれ
ばステップ3に進む。ステップ3では、所定のプリント
可能条件が満たされているか否かを識別する。例えば、
電源投入直後など定着温度が低い場合や、倍率調整用の
ズームレンズが移動中の時にはプリント不可とみなされ
る。プリント条件が満たされている時にはステップ4を
実行する。ステップ4では、操作ボード上のプリントス
タートキーKSの押下の有無を識別する。ステップ4でプ
リントスタートキーの押下が検出されると、次のコピー
前処理に進む。
モード設定処理においては、第6b図に示されるよう
に、コピー枚数設定,コピー倍率選択,コピー濃度選
択,給紙口選択,両面モード選択,…が順次に実行され
る。コピー枚数設定の処理では、テンキーK10からの入
力に応じた処理を行ない、コピー倍率選択では倍率キー
(K9a〜K9c等)の入力に応じた処理を行ない、コピー濃
度選択では濃度キーK12a,K12bの入力に応じた処理を行
ない、給紙口選択では用紙キーK11の入力に応じた給紙
系の切換えを行なう。給紙口選択の処理の詳細を第6c図
に示す。
ステップ11では、用紙キーK11のオン/オフをチェッ
クする。K11がオフの時にはステップ15に進み、セット
フラグをクリアする。用紙キーK11が押されるとステッ
プ12に進む。ステップ12では、キースイッチのチャタリ
ングの影響をなくするため、キーが押されてから所定以
上の時間を経過したか否かをチェックする。所定時間を
経過していれば、キーが有効とみなし、次のステップ13
に進む。ステップ13では、セットフラグをチェックす
る。キーが押された直後であれば、フラグはクリアされ
ているので、次にステップ14に進み、ここでセットフラ
グをセットする。次のステップ16以降の処理で、給紙口
の選択が実行される。
この例では転写紙を供給する給紙系が5組備わってい
るので、5つの給紙口のいずれかを用紙キーK11の押下
に伴なって順次に選択する。即ち、1番目の給紙口が選
択されていた時には、ステップ16から17に進んで次に2
番目の給紙口を選択し、2番目の給紙口が選択されてい
た時には、ステップ18から19に進んで次に3番目の給紙
口を選択し、3番目の給紙口が選択されていた時には、
ステップ20から21に進んで次に4番目の給紙口を選択す
る。ここで選択された複写モードの情報は、制御装置の
メモリ230上に割り当てたモード記憶領域に記憶され
る。またこのモード記憶領域は、第1図にメモリー1,メ
モリー2,メモリー2′,メモリー3として示すように4
組備わっており、第6c図のステップ17,19,21,…ではメ
モリー1に記憶する。記憶する内容は、選択した給紙口
の番号,及び該給紙口に蓄えられた転写紙のサイズ(サ
イズ検出器で検出した結果)の情報である。
コピー前処理の内容を第7図に示す。第7図を参照す
ると、ステップ31では、機内紙有フラグの状態をチェッ
クする。即ち、この複写機では、先行するコピー処理に
よって作成中の転写紙が装置内に残留している場合で
も、露光プロセスが終了していれば、次のコピー処理を
開始することができるので、コピー処理を開始する時に
複写機内に転写紙が残留しているか否かをステップ31で
識別する。フラグがクリアされている時にはステップ32
に進み、メモリー1の内容をメモリー2に転送する。ま
た、フラグがセットされている時には、ステップ33に進
み、メモリー1の内容をメモリー2′に転送する。次の
ステップ34でメインモータをオンし、続くステップ35で
はADF給紙処理(自動原稿給紙)を実行し、所定の立上
げ時間が経過したら、ステップ36及び37を通ってコピー
処理に進む。
コピー処理の内容を第8a図に示す。第8a図を参照する
と、コピー処理では、まずコピー動作処理(通常のコピ
ープロセスに関する処理)41,ジャム検処理(転写紙搬
送異常の検出する処理)42,コピー終了チェック43,及び
リピート終了フラグのチェック43Bを実行し、リピート
終了フラグがセットされるまでの間、即ち予め設定した
枚数のコピープロセスが完了するまでの間は、これらの
処理を繰り返し実行する。
ジャム検処理の詳細を第8b図に示す。第8b図を参照し
て説明する。ステップ44では、ジャム検スタートフラグ
をチェックする。該フラグがクリアされている時にはス
テップ50に進む。コピープロセスが開始されると、給紙
系においては、選択された給紙口から1枚の転写紙が給
紙され、該転写紙の先端がレジストローラに当接した状
態で一枚停止する。そして画像形成のタイミングに合わ
せてレジストクラッチがオンすると、レジストローラが
駆動され、給紙された転写紙が感光体に向かって搬送さ
れる。レジストクラッチがオンする時に、第8b図ではス
テップ50から51に進むので、ここでジャム検スタートフ
ラグがセットされる。また同時に、感光体ドラムの回転
に同期して出力されるパルスの計数も開始される。パル
ス数はレジスタPLSに保持される。ジャム検スタートフ
ラグがセットされると、ステップ44から45に進む。
この例では、ジャムの検出は、分離センサ51と排紙セ
ンサ52の2カ所で行なわれる。即ち、パルス数PLSが150
の時には分離センサが転写紙を検出しているか否かをチ
ェックし、非検出であればジャム発生有とみなす。ま
た、PLSが300の時には排紙センサが転写紙を検出してい
るか否かをチェックし、非検出であればジャム発生有と
みなす。PLSが300の時に排紙センサが検出状態なら、ス
テップ49に進み、ジャム検スタートフラグをクリアす
る。
分離センサ又は排紙センサがジャムを検出した場合、
ステップ52に進む。ステップ52ではジャム検フラグをセ
ットする。次のステップ53では、メモリー1の内容をメ
モリー3に転送し、次のステップ54ではメモリー2の内
容をメモリー1に転送する。次のステップ55では、駆動
負荷、即ち各種モータ,クラッチ,ソレノイド等々をオ
フに設定する。
コピー終了チェックの内容を第8c図に示す。第8c図を
参照すると、ステップ56では実際に作成したコピー枚数
Nc(正確にはコピープロセスを開始した回数)と設定さ
れたコピー枚数Nsとを比較する。Nc=Nsになると、次の
ステップ57に進む。ステップ57では、露光プロセスが終
了したか否かをチェックする。この例では、先行するグ
ループの最終回のコピープロセスにおいて露光プロセス
が終了すると、次のコピ動作を許可している。露光プロ
セスが終了すると、ステップ57から58に進み、ジャムコ
ピープラグの状態をチェックする。通常はジャムコピー
プラグはクリアされているので、次のステップ60に進
み、リピート終了フラグをセットする。ジャムコピープ
ラグは、転写紙のジャムが発生し、それによるコピーの
不足分を補うための追加コピーを行なう時にセットされ
る。このフラグがステップ58でセットされている時に
は、ステップ59に進み、メモリー3の内容をメモリー1
に転送する。
コピー終了処理の内容を第9図に示す。第9図を参照
して説明する。この処理では、ステップ61でジャム検処
理(第8b図と同一)を実行し、ステップ62でモード設定
処理(第6b図と同一)を実行し、ステップ63でコピー動
作が可能か否かをチェックし、ステップ64でプリントス
タートキーの状態をチェックし、ステップ65で転写紙の
排出の有無をチェックする。この時には、ステップ62を
実用するので、複写モードの設定変更が可能であるし、
所定のコピー可能条件が満たされていれば、プリントス
タートキーを押すことによって次のコピー動作を開始す
ることができる。また、先行コピーグループの転写紙の
排出が検知された時には、ステップ66に進み、メインモ
ータをオフする。また、ジャムコピーフラグがセットさ
れていれば、ステップ68に進み、該フラグをクリアし、
更に続くステップ69では、メモリー2′の内容をメモリ
ー2に転送する。
複写モードの情報の変化に関する一例が第1図に主要
部のみ示してある。この例では、1枚目の原稿に対する
N枚のコピーの最終コピープロセスに関する露光プロセ
スの終了後(転写紙の排紙前)に次の複写モードの設定
が行なわれ、その後に1枚目の原稿に対する最終コピー
がジャムを生じた場合を示してある。なお、第1図に示
すように、メモリー1は現在のモード(カレントモー
ド)を保持するのに利用され、メモリー2はモード情報
の一時退避用に利用され、メモリー2′は先行コピーが
排紙終了する前の状況での一時退避用に利用され、メモ
リー3はジャムが発生した時に利用される。
実際の複写モードは、メモリー1の内容に基づいて設
定される。
(1)まず、1枚目の原稿をコピーするために複写モー
ドをセットすると、このモード情報(モード1)はメモ
リー1にストアされる。
(2−3)そしてプリントスタートキーが押されると、
モード情報の破壊を避けるためにメモリー1の方はメモ
リー2に転送される。
(4)一枚目の原稿について設定されたN枚のコピーが
終了(露光が完了)すると、次の2枚目の原稿について
のモード設定が可能になる。この時に入力されるモード
情報(モード2)は、メモリー1にストアされる。
(5−6)続いて(前コピーの転写紙が排紙される前
に)コピースタートキーが押されると、前コピーグルー
プの転写紙が機内に残留しているので、設定されたモー
ド情報(モード2)が破壊されるのを避けるために、メ
モリー1の情報はメモリー2′に転送される。
(7)2枚目の原稿に関するコピーが開始された後で、
1枚目の原稿に対するコピーにジャムが発生すると、メ
モリー1の内容の破壊を避けるために、まずメモリー1
の情報がメモリー3に転送され、次にメモリー2の情報
(モード1)がメモリー1に転送され、これによって1
枚目の原稿に対するコピーモードが復活する。
(8)ジャム紙を排除した後で、ジャムによって不足し
た先行コピーグループの不足分コピーの処理を行なうた
めにプリントスタートキーを押すと、メモリー1の内容
はメモリー2に転送される。
(9)不足分コピーに対する最終コピーの露光プロセス
が終了すると、通常のモードに戻るために、メモリー3
に退避してあるモード情報(モード2)がメモリー1に
転送される。
(10)ここで、(不足分コピーの転写紙が排紙される前
に)コピースタートキーが押されると、前コピーグルー
プの転写紙が機内に残留しているので、設定されたモー
ド情報(モード2)が破壊されるのを避けるために、メ
モリー1の情報(モード2)はメモリー2′に転送され
る。
(11)そして不足分コピーの転写紙の排紙が完了する
と、メモリー2′の内容はメモリー2に転送される。
なお、上記実施例では先行コピー排紙前のモード変更
について、搬送中の転写紙に影響を及ぼさない給紙口の
選択のみを説明したが、例えばソータのモード変更など
に関しても対応することができる。但し、搬送中の先行
コピーグループの転写紙に影響を及ぼさないように、オ
ペレータの設定した次コピーのモード情報をメモリ上に
登録しておき、搬送中の転写紙に影響を及ぼす事項のみ
については、実際の通紙経路の切換え等を、先行コピー
の転写紙が完全に排紙されたのを検知した後で行なう必
要がある。しかしその場合であっても、オペレータは、
先行グループの最終コピーの露光プロセスが終了した時
点で、特別な時間待ちをすることなく、複写モードを変
更し次のコピープロセスを開始できる。
[効果] 以上のとおり本発明によれば、先行するグループ(第
1図では1枚目の原稿に対するコピー)の最終コピーに
対して露光プロセスが終了すると、後続グループ(第1
図では2枚目の原稿に対するコピー)に対するコピーモ
ード(第1図ではモード2)の指定が可能になる。ま
た、第2組のモードを指定した後であっても、先行グル
ープのコピーにジャムなどの異常が発生すると、それが
異常検出手段(51,52)によって検出され、複写制御手
段(210)はモード記憶手段(230)に記憶されている情
報に基づいて、複写手段の動作モードを先行グループに
設定された第1組のモード(モード1)に設定する。従
ってこの場合には、複写モードを再設定するための操作
をオペレータが行なう必要がなく、異常発生の原因を除
去した後、そのまま不足分のコピー処理を開始できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の複写機における複写モード情報の流
れの一例を示すフローチャートである。 第2図,第3図及び第4図は、それぞれ、本発明を実施
する複写機の機構部の構成を示す正面図,操作ボードの
外観を示す平面図,及び電気回路構成を示すブロック図
である。 第5図,第6a図,第6b図,第6c図,第7図,第8a図,第
8b図,第8c図及び第9図は、第4図の制御装置200の動
作の一部分を示すフローチャートである。 1:コンタクトガラス、2:感光体ドラム 30:光学走査系、51:分離センサ 52:排紙センサ、60:ADF 70:ソータ 210:マイクロプロセッサ 230:RAM
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 21/00 376

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の画像再生プロセスを実行する複写手
    段; 前記複写手段の複写条件を指定するモード指定スイッチ
    手段; 複数組のモード記憶領域を有するモート記憶手段; 前記複写手段の異常の有無を検出する異常検出手段;及
    び 前記モード指定スイッチ手段によって指定される複写条
    件を読取り、その情報を第1組のモード情報として前記
    モード記憶手段に記憶し、該第1組のモード情報に基づ
    いて前記複写手段を制御するとともに、先行するグルー
    プの最終コピーに対して少なくとも複写手段の露光プロ
    セスが終了した後、前記最終コピーの全コピープロセス
    が完了するまでの間においては、前記第1組のモード情
    報をモード記憶手段上に保存したまま、前記モード指定
    スイッチ手段によって指定される複写条件を読取ってそ
    の情報を第2組のモード情報として前記モード記憶手段
    に記憶し、前記最終コピーの全コピープロセスが完了す
    るまでの間に前記異常検出手段が異常の発生を検出しな
    い時には前記複写手段の動作モードを第2組のモード情
    報に従って切換え、異常の発生を検出した時には、第1
    組のモード情報に応じた設定をする、複写制御手段; を備える複写機のモード設定装置。
  2. 【請求項2】前記複写制御手段は、前記最終コピーに対
    する全コピープロセスが完了するまでの間に前記異常検
    出手段が異常の発生を検出した後で、異常の発生によっ
    て不足したコピーの作成の完了を検出すると、前記複写
    手段の動作モードを、自動的に前記第2組のモード情報
    に応じて切換える、前記請求項1記載の複写機のモード
    設定装置。
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