JPS6270868A - 複写機の制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は原稿台に載置された複数の複写原稿を循環して
複写機の露光部へ送り出す循環式自動原稿送り装置を備
えていて、１枚の原稿からセット部数分の複写をして一
旦中間トレイに収納後、中間トレイからの給紙で他方の
面に複写をして排出トレイに排出する両面、自動原稿送
りモードの機能を有する複写機における制御方法に関し
、特に紙づまり等のトラブルに対するリカバリ一方法に
係るものである。

（従来技術） この種複写機において、紙づまり等による複写機が故障
した場合、従来方式はトラブルリカバリー指令により、
機内の転写紙は中間トレイに入っているものを含めて全
て無駄コピーとして機外に排出していた。又は、無駄コ
ピーの発生をさけるため１枚の原稿に対するコピー動作
を完了させてから、次の原稿のコピー動作を実行してい
た。

従って、前者ではトラブルリカバリーに要する時間が長
くなり、無駄コピー動作が増大する。後者では通常のコ
ピー動作が実質的に遅くなる等の欠点があった。

（目的） 本発明はこの様な背景に基づいてなされたものであり、
複写機の紙づまり等による故障時のトラブルリカバリー
に要する時間の短縮化、トラブルリカバリーによる無駄
コピーの最少化を計ることを目的とする。

（構成） そのために本発明は、祇づまり等によるトラブルが発生
した場合、現在実行中の複写以前の組の複写が排出完了
している場合、カセット給紙枚数カウンター、中間トレ
イ入紙枚数カウンター、中間トレイ給紙枚数カウンター
を補正して継続複写を再開させ、一方現在実行中の複写
以前の組の複写が排出完了していない場合、中間トレイ
に収納されている未完了複写の実行を自動的に行った後
に上記各カウンターを補正して継ＶＥ複写を再開させる
ようにしたものである。

以下、添付図面を参照しながら本発明の実施例を詳細に
説明する。

第１図は、本発明に係る複写機の一例を示しており、複
写機１００の上部に循環式自動原稿送り装置（以下ＲＤ
Ｆと称す）２００が付設されている。

同図において、１０１は複写原稿が載置されるコンタク
トガラス、１０２は原稿上の画像を操作して感光体１０
３を露光する光学系、１０３は複写画像を形成するため
の感光体、１０４は感光体１０３の表面を一様に帯電す
る帯電チャージャ、１０５は感光体１０３０表面電荷の
うち複写原稿の画像が乗らない部分のものを除去するイ
レースランプ、１０６は感光体１０３の表面に形成され
た静電潜像をトナーで現像する現像器、１１１および１
１２は複写用紙を供給する給紙カセット、１１３および
１１４は給紙カセット１１１および１１２から複写用紙
を送り出すための給紙コロ、１１５は複写用紙を搬送す
る搬送部、１１６は複写用紙を所定のタイミングで感光
体１１３に送り出すレジストローラ、１１７は感光体１
１３上に形成されたトナー像を複写用紙に転写する転写
チャージャ、１１８は複写用紙を感光体１１３から分離
する分離チャージャ、１１９は分離された複写用紙を搬
送する搬送ベルト、１２０は複写用紙を圧着加熱して複
写用紙に定着させる定着ローラ、１２１は定着後の複写
用紙を排出トレイ１２２に排出する排出コロである。

また、１３１は定着後の複写用紙の搬送路を切り換える
切換爪、１３２は複写用紙を反転させるための反転部、
１３３は反転された複写用紙を蓄積する中間トレイ、１
３４は中間トレイ１３３に蓄積されている複写用紙をレ
ジストローラ１１６に送り出す給紙コロである。なお、
中間トレイ１３３の底板１３３ａは複写用紙を送り出す
時破線で示したように一端を支軸として回動付勢される
。

１４１は排出トレイ１２２に排出される複写用紙を検出
するための排紙センサ、１４２は中間トレイ１３３に搬
入される複写用紙を検出するための両面人口センサ、１
４３は中間トレイ１３３から搬送される複写用紙を検出
するための両面出口センサである。

ＲＤＦ２００において、２０１は複写原稿が載置される
原稿トレイ、２０２は原稿トレイ２０１から複写原稿を
送り出す給紙ベルト、２０３は偏向部、２０４は斜行搬
送部、２０５は偏向搬送部、２０６は複写原稿をコンタ
クトガラス１０１の所定位置に位置決めする搬送ベルト
、２０７は複写後の複写原稿の搬送路を切り換える切換
爪、２０９は複写原稿を反転部２１０あるいはガイド部
２１１に送り出す偏向ローラ、２１３ａ、２１３ｂ。

２１３Ｃは搬送ローラ、２１４は偏向部、２１５は複写
原稿を蓄積するジョブトレイ、２１６は複写原稿をジョ
ブトレイ２１５から送り出す給紙ベルト、２１７は偏向
部、２１８は水平搬送部、２１９は複写後の複写原稿が
排出される原稿排出トレイである。

２２１は原稿トレイ２０１に複写原稿が載置されている
ことを検出するための原稿センサ、２２２は複写原稿が
送り出されたことを検出するための原稿送りセンサ、２
２３は複写原稿がコンタクトガラス１０１上に搬入され
たことを検出するための搬入センサ、２２４は複写原稿
が切換爪２０７に位置していることをネ食出するための
位置センサ、２２５は複写原稿がジョブトレイ２１５に
排紙されたことを検出するための原稿人口センサ、２２
６は複写原稿がジョブトレイ２１５から蓄積されている
ことを検出するための蓄積センサ、２２７は複写原稿が
ジョブトレイ２１５から送り出されたことを検出するた
めの原稿出口センサ、２２８はジョブトレイ２１５から
送り出される複写原稿の後端部を検出するための原稿送
りセンサ、２２９はジョブトレイ上の複写原稿にその回
の複写が終了した最初の方の複写原稿が積み重ねられた
ことを検出するとともにこれらを分離するための分離セ
ンサである。

このような復写機１００及びＲＤＦ　２００においては
、複写原稿の片面の画像を１枚の複写用紙に形成する片
面−両面モード、２枚の複写原稿の片面の画像を１枚の
複写用紙の両面に形成する片面−両面モード、複写原稿
の両面の画像をそれぞれ２枚の複写用紙に形成する両面
−片面モード、及び、複写原稿の両面の画像を１枚の複
写用紙の両面に形成する両面−両面モードと、複数の原
稿の各々からセット部数分の複写を実行する自動原稿送
りモード（ＡＤＦモード）及び複数の原稿の各々から１
枚の複写を実行し、それをセット部数分操り返すリサイ
クルモードとを組合わせた複数動作が可能である。

ここで複写動作のある時点での祇づまり等による複写中
断を想定して本発明によるトラブルリカバリ一方法を述
べる。

条件として下記を想定する。

オリジナル枚数・−−−−−−４０枚 セット部数・−７，−−−−−−−−−５枚両面−両面
、ＡＤＦモード （例１）第２図参照 １枚目のオリジナルに対するコピーは完了（１−１〜１
−５迄以下同様） ２枚目のオリジナルに対するコピーは中間トレイ入紙完
了し、裏面複写動作のため、３枚目まで中間トレイ給紙
している。

３枚目以降のオリジナルに対するコピーは開始していな
い。

この場合カウンター補正は 中間トレイ給紙−排出完了 中間トレイ入紙−中間トレイ−（中間トレイ給紙−排出
完了） カセット給紙−中間トレイ入紙 とし、′ｍ続複写は２枚目オリジナルの中間トレイ入紙
３孜目から行う。

尚、ここで中間トレイ給紙−排出完了とは中間トレイか
らの給紙枚数を排出完了枚数で置き換えることを意味す
る。実際には搬送中にその他の複数枚の紙が存在する。

また（中間トレイ給紙−排出完了）とは中間トレイから
給紙されたものの排出完了は完了されないで途中で紙づ
まりを生じている紙の枚数を意味する。従って、中間ト
レイへの入紙は実際の入紙数からこのトラブル紙の数を
引いたものに置き変える。さらにカセット給紙−中間ト
レイ入紙とは、この様に補正した中間トレイ入紙数をカ
セット給紙数に置き換えることを意味する。以下同様で
ある。

（例２）第３図参照 １枚目のオリジナルに対するコピーは完了２枚目　　〃
〃〃　　は４枚目ま で完了し、残りの１枚は排出直前にある。

３枚目のオリジナルに対するコピーは中間トレイに１枚
人紙完了し、残りは搬送バス上にある。

この場合、先ず搬送パス上及び中間トレイ中の未完了複
写紙を機外に排出し、オリジナルを循環させて２枚目を
露光部に搬送し、残り１枚の表面、裏面の複写をリカバ
リーコピーし、排出トレイに排出する。

次にカウンター補正は 中間トレイ給紙−排出完了 〃　　入紙−〃 カセット給紙−〃 とし、継続複写は３枚目オリジナルの中間トレイ入紙１
牧目から行う。

この様にしてリカバリ一方法として、紙づまり等による
故障発生時の条件から最適を採用することによりトラブ
ルリカバリーに要する時間を短くし、トラブルリカバリ
ーによる無駄コピーを最少限にすることが出来る。

参考までにオペレーターはジャム紙の除去を行った後に
プリント釦を押下するだけで中間トレイの未完了複写の
機外排出、原稿の循環、未完了複写のりカバリ−複写、
継続複写の再開が実施される。

（効果） 本発明は以上述べた通りのものであり、本発明に係る複
写機の制御方法によれば、両面コピーモードでの中間ト
レイからの給紙時の祇づまりに対して最短の時間でこれ
を処理し、且つ無駄コピー紙を最少限に抑えることが出
来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る複写機全体の概略構成図、第２図
は本発明の第１実施例を説明するための中間トレイへの
入紙、中間トレイからの給紙状態を示す図、第３図は同
、第２実施例を説明するため第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 原稿台に載置された複数の複写原稿を循環して複写機の
   露光部に送り出す循環式自動原稿送り装置を備えていて
   、１枚の原稿からセット部数分の複写をして一旦中間ト
   レイに収納後、中間トレイからの給紙で他方の面に複写
   をして排出トレイに排出する両面、自動原稿送りモード
   の機能を有する複写機に於いて、紙づまり等による故障
   が発生した場合、現在実行中の複写以前の組の複写が排
   出完了している場合、カセット給紙枚数カウンター、中
   間トレイ入紙枚数カウンター、中間トレイ給紙枚数カウ
   ンターを補正して継続複写を再開させ、一方現在実行中
   の複写以前の組の複写が排出完了していない場合、中間
   トレイに収納されている未完了複写紙の機外への排出、
   原稿の循環、未完了複写の実行を自動的に行つた後に上
   記各カウンターを補正して継続複写を再開させることに
   より紙づまり除去後のプリント釦によるリカバリー複写
   を行う複写機の制御方法。