JP2001008001A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001008001A
JP2001008001A JP11172656A JP17265699A JP2001008001A JP 2001008001 A JP2001008001 A JP 2001008001A JP 11172656 A JP11172656 A JP 11172656A JP 17265699 A JP17265699 A JP 17265699A JP 2001008001 A JP2001008001 A JP 2001008001A
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Susumu Kurihara
進 栗原
Kenichi Hosoi
健一 細井
Hiroshi Yamaguchi
浩史 山口
Shigenobu Tanabe
重信 田▲辺▼
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不定形サイズの原稿から画像形成を行う場合
にも、原稿画像からの欠けや操作者の意図しない画像回
転を防ぎ、簡単な操作で画像形成を行うことの出来る画
像形成装置を提供する。 【解決手段】 読取サイズで原稿を読み取り、前記読み
取った画像情報を出力する画像読取手段と、前記画像情
報に基づいて記録紙に画像形成する画像形成手段とを有
する画像形成装置において、不定形サイズの原稿を扱う
不定形サイズ処理モードを有し、前記不定形サイズ処理
モードにおいて、前記読取サイズを選択する読取サイズ
選択手段を設け、前記読取サイズ選択手段は、1つ以上
の読取サイズを選択肢として有し、前記選択肢は定形サ
イズを含み、前記画像読取手段は、前記読取サイズ選択
手段により選択された読取サイズで原稿を読み取ること
を特徴とする画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置に関
し、詳しくは原稿の読取サイズを決定し、画像形成を行
う制御に特徴を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動化された画像形成装置には、原稿サ
イズを検知する原稿サイズ検知手段が装備されており、
前記原稿サイズ検知手段から得られた原稿サイズ情報に
基づいて、記録紙選択、画像回転等の画像形成における
制御が行われる。また、このような画像形成装置の中で
も、原稿を光電センサで読み取って、電気信号に変換
し、得られた画像情報に基づいてレーザ発光素子等で露
光し、画像形成を行うデジタル画像形成装置では、前記
原稿サイズ情報に基づいて、様々な画像形成の制御が可
能である。
【0003】例えば、得られた前記原稿サイズ情報から
原稿サイズを判別し、読取サイズを決定し、記録紙の定
形サイズを選択する情報処理が、画像形成装置の制御手
段により行われるが、原稿サイズ及び選択する記録紙サ
イズはそれぞれ多種存在する。定形サイズとしては、一
般的に、AB系列(A3、A4、A4R、B4、B5、
B5R等)やインチサイズ系列(8.5×11、8.5
×11R、8.5×14、11×17等)が知られてい
る。
【0004】よって、このような画像形成装置には多種
多様な原稿サイズを判別出来る原稿サイズ検知手段が搭
載されなければならない。
【0005】また、コンピュータ用紙、伝票、切り抜き
等のように定形サイズから外れた紙が扱われることも多
く、前記原稿サイズ検知手段には定形サイズの他に不定
形サイズを検知し、または読み取ることができることも
要求される。
【0006】上記のように画像形成装置の内部では、前
記原稿サイズ検知手段から得られた原稿サイズ情報に基
づいて記録紙のどの定形サイズを選択するかという処理
が行われるが、不定形サイズの原稿をも含む様々なサイ
ズの原稿が扱われる場合に次のような問題が生ずる。
【0007】(1)不定形サイズの原稿の場合、原稿サ
イズ検知手段がサイズ検知異常と判断し、画像形成が行
われない。
【0008】(2)不定形サイズの原稿の場合、前記不
定形サイズよりも小さな定形サイズの記録紙が選択さ
れ、原稿の画像の一部が欠けた画像形成が行われる。
【0009】(3)不定形サイズの原稿の場合、実際の
原稿サイズよりも小さいものとして判別され、前記小さ
いサイズで読み取られ(実際の原稿サイズよりも小さい
読取サイズとなり)、画像形成されるために、記録紙の
選択如何にかかわらず、原稿の画像の一部が欠けた画像
形成が行われる。
【0010】(4)画像回転機能を有する画像形成装置
では、判別された原稿サイズと記録紙供給手段内に用意
されている記録紙を対比して、記録紙の供給方向に整合
するように画像を回転して画像形成が行われるが、不定
形サイズの原稿に対しては、操作者が意図しない画像回
転が行われることがある。例えば、伝票原稿の画像形成
を行う場合に、画像形成装置の内部では前記伝票原稿を
最小サイズであるB5サイズで読取り、更に意図しない
90度回転して画像を形成することが行われる。
【0011】つまり、原稿がどの定形サイズに対応する
か(近いか)判別し、どの定形サイズを読取サイズとす
るか決定し、どの定形サイズの記録紙を選択するか、ま
たは画像回転を行うかという判別は、原稿の僅かなサイ
ズの違いを識別しなければならないものも含まれてお
り、操作者が常に正確な位置に原稿を載置することが保
証されないことを考慮すると、原稿サイズの判別はかな
りの誤判別を伴うことが否定できない。例えば、A4R
とB4の中間の不定形サイズの原稿は、A4Rと判断さ
れる場合とB4と判断される場合があるということであ
る。
【0012】このような不都合、不具合を解消するため
に種々の提案がされているが、次に説明するようにそれ
ぞれに問題がある。
【0013】(1)定形サイズ処理モードと不定形サイ
ズ処理モードを選択することができるモード選択部を設
け、定形モードが選択された場合には、上述の定形処理
を行うが、不定形モードが選択された場合には、前記原
稿サイズ情報の如何にかかわらず、画像形成装置の画像
読取手段の読取可能な最大サイズを読取サイズとして画
像形成を行う。
【0014】このようにすると、画像の欠けという問題
は一部解消されるが、使用者が意図しない画像回転が行
われる等の問題が新たに生ずるとともに、扱われる画像
データの量が不必要に大量になって、画像データの蓄積
が抑制される、画像形成速度が低下する等の問題が新た
に生ずる。
【0015】(2)不定形サイズの原稿については、使
用者がマニュアルで原稿サイズの設定をミリ単位で行
う。
【0016】この方法では、画像形成操作毎に、使用者
が原稿サイズの寸法を測定し、数値入力を行わなければ
ならず、不便である。また、この方法において、何パタ
ーンかの原稿の不定形サイズを予め記憶させておくこと
も考えられるが、記憶させておいた不定形サイズにしか
対応出来ないことになる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、不定
形サイズの原稿から画像形成を行う場合にも、原稿画像
からの欠けや操作者の意図しない画像回転を防ぎ、簡単
な操作で画像形成を行うことの出来る画像形成装置を提
供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記の
構成により達成された。
【0019】1.読取サイズで原稿を読み取り、前記読
み取った画像情報を出力する画像読取手段と、前記画像
情報に基づいて記録紙に画像形成する画像形成手段とを
有する画像形成装置において、不定形サイズの原稿を扱
う不定形サイズ処理モードを有し、前記不定形サイズ処
理モードにおいて、前記読取サイズを選択する読取サイ
ズ選択手段を設け、前記読取サイズ選択手段は、1つ以
上の読取サイズを選択肢として有し、前記選択肢は定形
サイズを含み、前記画像読取手段は、前記読取サイズ選
択手段により選択された読取サイズで原稿を読み取るこ
とを特徴とする画像形成装置。
【0020】2.前記読取サイズ選択手段の有する1つ
以上の読取サイズの選択肢が、さらに前記読取手段が読
み取り可能な最大サイズを含むことを特徴とする上記1
に記載の画像形成装置。
【0021】3.前記画像形成装置は、画像形成条件の
設定を受け付ける操作部を有し、前記操作部は前記不定
形サイズ処理モードにおける前記読取サイズの選択肢を
表示させることが可能であり、前記表示させる読取サイ
ズの選択肢は読取サイズの全選択肢のうちの一部のみに
設定することが可能であり、前記表示させる選択肢の設
定を記憶する不揮発性メモリを有することを特徴とする
上記1または2に記載の画像形成装置。
【0022】4.前記画像形成装置は、原稿のサイズを
検知し、前記検知した原稿サイズ情報を出力する原稿サ
イズ検知手段を有し、前記原稿サイズ情報が予め記憶さ
れている定形サイズと一致しなった場合には、前記不定
形サイズ処理モードに切り替わることを特徴とする上記
1〜3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
【0023】5.前記不定形サイズ処理モードに切り替
わると、読取サイズを前記読取手段が前記読取可能な最
大サイズとして読み取ることを特徴とする上記4に記載
の画像形成装置。
【0024】6.前記不定形サイズ処理モードに切り替
わると、読取サイズの選択肢からの選択要求をするよう
設定されていることを特徴とする上記4に記載の画像形
成装置。
【0025】7.前記読取サイズの選択肢からの選択要
求が、前記操作部に読取サイズの選択肢を表示すること
を特徴とする上記6に記載の画像形成装置。
【0026】8.前記画像形成装置は、原稿のサイズを
検知し、前記検知した原稿サイズ情報を出力する原稿サ
イズ検知手段を有し、前記原稿サイズ情報が特定の定形
サイズと一致した場合には、読取サイズを前記読取手段
が読取可能な最大サイズとすることを特徴とする上記1
〜7のいずれか1つに記載の画像形成装置。
【0027】9.前記画像形成装置は、原稿のサイズを
検知し、前記検知した原稿サイズ情報を出力する原稿サ
イズ検知手段を有し、前記原稿サイズ情報が特定の定形
サイズと一致した場合には、操作部に読取サイズの選択
肢を表示することを特徴とする上記1〜7のいずれか1
つに記載の画像形成装置。
【0028】10.原稿のサイズを検知し、前記検知し
た原稿サイズ情報を出力する原稿サイズ検知手段と、読
取サイズで原稿を読み取り、前記読み取った画像情報を
出力する画像読取手段と、前記画像情報に基づいて記録
紙に画像形成する画像形成手段と、画像形成条件の設定
を受け付ける操作部と、画像形成条件によって画像形成
を制御する制御手段とを有する画像形成装置において、
定形サイズ処理モードと不定形サイズ処理モードとを有
し、前記定形サイズ処理モードにおいて、前記原稿サイ
ズ検知手段で検知した原稿サイズ情報に基づいて前記読
取サイズを決定し、前記決定した読取サイズで原稿を読
み取り、前記不定形サイズ処理モードにおいて、前記読
取サイズを選択する読取サイズ選択手段を設け、前記読
取サイズ選択手段は、1つ以上の読取サイズを選択肢と
して有し、前記選択肢は定形サイズを含み、前記画像読
取手段は、前記読取サイズ選択手段により選択された読
取サイズで原稿を読み取ることを特徴とする画像形成装
置。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定される
ものではない。
【0030】図1は本発明の画像形成装置の一形態を示
す断面図である。
【0031】図1において、原稿は自動原稿搬送装置1
の原稿給紙台11上に画像面を上向きにして載置され、
送り出しローラ12の作動により一枚ずつ送り出され、
レジストローラ13により一旦停止されて先端が整えら
れた後、搬送されて搬送ドラム14に搬送され、ドラム
面と一体に反時計方向に回転する過程で画像読取手段と
しての画像読取部2により画像面の読取が行われ、しか
る後略半周した位置においてドラム面より分岐し排紙台
15に排出される。
【0032】前記の画像読取部2においては光源231
とミラー232を備える第1ミラーユニット23が前記
の搬送ドラム14の直下の位置で、通過する原稿を順次
照明して読取り、原稿の移動方向に直交するよう配置し
たミラー241とミラー242を備える第2ミラーユニ
ット24により反射し、結像レンズ25を介してライン
状の撮像素子26に結像する。
【0033】また、プラテンガラス27に原稿を載置し
て画像情報を読み取る場合には、可動式の光源231a
と第1ミラー232aを備える第1ミラーユニットと、
ミラー241aおよび242aを備える第2ミラーユニ
ットにより反射し、同様に結像レンズ25を介してライ
ン状の撮像素子26に結像する。以上が、画像読取部2
である。尚、後述する原稿サイズ検知手段としての原稿
サイズセンサは、画像読取部2内に配置されている。
【0034】画像読取部2において読取られた原稿の画
像情報は後述する画像処理部GSにて画像処理が行われ
画像データとして信号化され一旦メモリに格納される。
【0035】画像形成のスタートにより画像形成手段で
ある画像形成部3が作動開始して前記の画像データがメ
モリより呼び出されて画像書込部33に入力し、図示し
ないレーザ発光器から画像データに従って投射されたレ
ーザビームがポリゴンミラー(符号なし)の回転作動に
より前もって帯電器32により電位を付与された感光体
ドラム31に対して感光体ドラム31の軸方向の走査露
光と感光体ドラム31の回転による副走査が行われて感
光層に原稿画像の静電潜像を形成する。
【0036】前記の静電潜像は現像器34により反転現
像されてトナー像とされ、これに並行して記録紙供給手
段としての手差し給紙部19または記録紙を収容する給
紙カセットを有する各給紙部51A、51B、51Cの
何れかが作動して記録紙が搬出され、搬送ローラ55、
56及びタイミングローラ39に給送されて、感光体ド
ラム31上のトナー像に同期して感光体ドラム31に給
紙される。
【0037】感光体ドラム31上のトナー像は転写器3
5により反対極性の電圧を印加されて記録紙側に転移し
て転写され、トナー像を転写した記録紙は除電器36に
おいて除電されて感光体ドラム31より分離し搬送ベル
トを介して定着装置38に搬送され熱ローラ対の圧着加
熱によりトナーを溶着した後トレイ64に排出される。
【0038】一方、記録紙を分離した感光体ドラム31
は残留電位を除去したあとクリーニング装置37におい
て残留トナーを除去清掃されて次なる画像形成のプロセ
スに入る。
【0039】本実施の形態においては、画像読取部2と
画像形成部3が一体型の画像形成装置となっているが、
画像読取部と画像形成部が別体の画像形成装置であって
もよい。
【0040】自動原稿搬送装置1は片面読取のための搬
送機能及び両面読取のための搬送機能を有する。自動原
稿搬送装置1のこれらの機能について、自動原稿搬送装
置1の断面図である図2を用いて説明する。
【0041】原稿の片面の画像の読取を行う表面読取の
際の原稿の搬送においては、読み取り開始信号によって
送り出しローラ12が回転して積載された原稿の最上か
ら一枚を分離して送り出す。レジストローラ13で原稿
の先端を整えて搬送ドラム14に原稿を搬送し、搬送ド
ラム14の真下の読取位置で読取が行われ、読取位置を
通過した原稿は排紙ローラ18により搬送されて排紙台
15に排出される。
【0042】両面読取においては、原稿は送り出しロー
ラ12及びレジストローラ13により搬送され、搬送ド
ラム14の真下の読取位置を通過して表面の画像の読取
りが行われた原稿は切換案内部材20の切換によって、
反転ローラ19に案内される。反転ローラ19は原稿の
後端が反転ローラ19に保持された状態で搬送停止後、
搬送方向を反転する。反転搬送された原稿は切換案内部
材17により案内されて、再び、搬送ドラム14の周面
に沿って搬送されて、搬送ドラム14の真下を通過し、
裏面の画像の読取が行われる。切り換えられた切換案内
部材20及び17により、裏面読取が行われた原稿の先
端が排紙ローラ18に案内され、原稿は排紙台15に排
出される。
【0043】読み取りによって画像情報が取得され、取
得された画像情報から記録紙に画像を形成する画像形成
工程においては、原稿サイズ検知手段によって検知され
た原稿サイズ情報に基き、または原稿サイズ情報とは無
関係に、原稿の画像を読み取る読取サイズを決定する読
取サイズ選択制御、読取サイズから記録紙サイズを選択
する記録紙サイズ選択制御及び読取サイズと記録紙サイ
ズの対比から倍率や画像回転を決定する画像処理制御等
が行われる。原稿サイズ情報は自動原稿搬送装置1に設
けられた原稿サイズ検知手段としての原稿サイズセンサ
S1〜S5及び図1に示す原稿サイズセンサT1、T
2、T4、T5から得られる。以下にこれらの原稿サイ
ズセンサによる原稿サイズ検知について説明する。
【0044】送り出しローラ12とレジストローラ13
の間に設けられた原稿サイズセンサS1は移動する原稿
の前端と後端を検知して、前端と後端の通過時間の差か
ら原稿の長さを検知する。原稿サイズセンサS5は原稿
給紙台11の原稿搬方向に直角に(原稿幅方向に)移動
可能に設けられた原稿側部規制板であり、原稿サイズセ
ンサS5の原稿幅方向の移動量が電圧に変換されて原稿
の幅が検知される。このようにして、原稿サイズセンサ
S1とS5から得られる原稿の長さと幅の情報から原稿
サイズが検知されるが、前記原稿サイズの検知は次のよ
うにして行われる。
【0045】原稿の長さを検知するためには、原稿サイ
ズセンサS1が原稿の後端を検知するまで原稿を搬送す
る必要がある。このために、原稿はレジストローラ13
から搬送ドラム14を経て反転ローラ19に案内され
る。原稿の後端が原稿サイズセンサS1を通過し、原稿
サイズが検知された時点で反転ローラ19及び搬送ドラ
ム14の回転方向が反転して原稿はレジストローラ13
に逆送される。そして、逆送時の原稿の後端が搬送ドラ
ム14の真下を通過した時点で、搬送ドラム14は再び
正回転に戻り、原稿を排紙方向に搬送して、読取りが行
われる。以降の読取りにおける原稿の搬送は片面読取と
両面読取とで違ったものとなるが、前記に説明した原稿
搬送により片面読取と両面読取が行われる。このように
して得られた原稿の長さの情報と、原稿サイズセンサS
5からの原稿の幅の情報から原稿サイズ情報が得られ
る。
【0046】また、原稿サイズセンサS2〜S4とS5
からは、原稿を原稿給紙台11に載置し、原稿サイズセ
ンサS5で原稿の側縁を規制した段階で原稿サイズ情報
が得られる。
【0047】このようにして、自動原稿搬送装置11に
載置した原稿の原稿サイズ情報は得られるが、プラテン
ガラス27に載置された原稿の原稿サイズ情報は図3に
示す原稿サイズセンサT1、T2、T4、T5からなる
原稿サイズ検知手段により検知される。原稿サイズセン
サT1、T2、T4、T5としては、プラテンガラスの
下方に設けられた投光素子と受光素子からなり、プラテ
ンを開けた状態で、プラテンガラスに載置された原稿の
縁を検知する光センサが用いられ、原稿を検知したとき
に、「L」を、検知しないときに「H」を出力するもの
である。原稿サイズセンサT1、T2、T4、T5から
の原稿サイズ情報は表1に示す判断論理により判断され
て、B5からA3までの原稿サイズが判別される。
【0048】
【表1】
【0049】図4は本発明の画像形成装置の一形態にお
ける制御系のブロック図である。原稿サイズ検知手段と
しての原稿サイズセンサS1とS2〜S5とT1、T
2、T4、T5とからの出力は制御手段としてのCPU
に入力されてCPU内で原稿サイズが判断される。CP
Uは表1に示す判断、即ち、原稿サイズセンサS1〜S
5或いはT1、T2、T4、T5からの原稿サイズ情報
が、A4、B5といった定形サイズの検知パターンに相
当するのか、または、いずれの定形サイズの検知パター
ンにも相当しないので不定形サイズに相当するのかとい
う置換を行い、原稿の読取サイズを決定するルックアッ
プテーブルLUTを有している。または、操作部OPか
ら直接操作者により原稿の読取サイズに関する条件をイ
ンプットされ、読取サイズを決定する。CPUは原稿サ
イズセンサS1〜S5或いはT1、T2、T4、T5か
らの原稿サイズ情報または設定手段としての操作部OP
でインプットされた読取サイズ、コピー枚数、濃度、画
質等種々の画像形成条件に基づいて、自動原稿搬送装置
1、画像読取手段としての画像読取部2、画像処理部G
S、画像形成手段としての画像形成部3または給紙部
(記録紙供給手)5を制御して、原稿の読取サイズを決
定し、原稿を読取サイズで読取り、得られた画像情報の
処理及び画像形成を行う。CPUによる制御の主なもの
には、原稿サイズ情報、読取サイズ情報または変倍情報
に基づいて、給紙部51A、51B又は51Cを選択す
る制御、原稿サイズまたは読取サイズと記録紙サイズに
基づいて、変倍率を選択する制御、原稿サイズまたは読
取サイズと変倍率に基づいて画像処理部GSを制御して
画像書込部33による画像書込領域を制御する制御、画
像処理部GSを制御して形成する画像の回転を行う制御
等がある。
【0050】図5は、本発明の画像形成装置の一形態に
おける操作部OPを示す。操作部OPはどこに配設され
ても構わず、図1のような画像形成装置の場合には、プ
ラテンガラス27と同一平面上であって、操作者の立ち
位置に近い側であってもよいし、画像読取部2と画像形
成部3が別体の画像形成装置の場合には、画像読取部2
に配設しても構わない。設定手段としての操作部OP
は、表示機能を併せ持つタッチパネルTP(左側)およ
びタッチパネルTPの表示画面切り替え用ボタン他を備
えるボタンエリアBA(右側)を有する。図5のタッチ
パネルTPの表示は基本画面であり、画像形成装置の標
準的操作の際に使用されて、標準的な使用における各種
の操作項目の表示及び前記項目の入力を受け付ける画面
である。
【0051】タッチパネルTPの基本画面を用いて、画
像形成倍率(変倍率)、画像形成枚数、画像濃度等の画
像形成条件を設定できる。ボタンエリアBAの各種ボタ
ンは、後述するように、原稿の読取サイズを含む種々の
条件を設定したり(原稿設定ボタン601)、応用機能
の詳細な設定をしたり(応用設定ボタン602)するた
めにタッチパネルTPの画面切り替えボタンを有し、こ
れらのボタンを押すと、階層化された画面の下位の画面
がタッチパネルTPに表示され、設定が可能となる。
【0052】タッチパネルTPの基本画面は、メッセー
ジエリア100と、画面設定エリア500を有してい
る。
【0053】メッセージエリア100には、「コピーで
きます」「原稿をセットして下さい」などの使用者に対
する指示や「予約リスト表示」のような機械の状態の説
明が表示され、メモリ残量や、画像回転がアイコンで表
示される。
【0054】画面設定エリア500には、片面か両面を
表示し、選択できる片面/両面選択エリア501、画像
濃度を表示し、設定できるコピー濃度エリア502、画
像形成倍率を表示し、設定できる倍率エリア503、記
録紙のサイズを表示し、選択できるサイズ選択エリア5
04がある。
【0055】ボタンエリアBAの中で、原稿設定ボタン
601を押すと、タッチパネルTPの表示が図6のよう
に原稿設定画面に切り替わる。原稿設定画面中、611
は原稿をどれくらいの情報量で読み込むかを設定する
「高画質エリア」、621は原稿の画像がえんぴつで描
かれたのか、写真か、文字かという画質を設定する「原
稿画質エリア」、631は原稿の大きさが複数種を含む
混載原稿か、Z折れしている原稿かという原稿種類を設
定する「特殊原稿エリア」、641は原稿サイズが定形
サイズか不定形サイズかを設定する「定形/不定形エリ
ア」、651は設定条件を標準復帰、キャンセル、OK
とする「条件決定エリア」である。611〜641の各
エリアで原稿の条件を設定し、条件決定エリア651で
決定する。
【0056】図6の原稿設定画面において、「定形/不
定形エリア」の不定形サイズボタン641bを押したと
きのタッチパネルTPの読取サイズ選択画面Sを図7に
示す。読取サイズ選択画面Sは原稿をどの読取サイズで
読み込むのかを決定するものである。上述のように、原
稿サイズ検知手段からの原稿サイズ情報により、不定形
サイズと判断した場合には、自動的に不定形サイズ処理
モードに切り替わり、原稿設定画面(図6)または読取
サイズ選択画面S(図7)が操作部OPに表示されるよ
うにしてもよいし、原稿サイズ情報によらず、操作者が
原稿設定画面(図6)から読取サイズ選択画面S(図
7)を呼び出して条件を設定してもよい。
【0057】読取サイズ選択手段としての読取サイズ選
択画面Sでは、原稿の読取サイズとしての選択肢が表示
される。読取サイズ選択画面Sは、複数種の定形サイズ
の選択肢と、画像読取手段が読み取り可能な最大サイズ
を選択肢として表示する。定形サイズの選択肢として
は、ABサイズ系列のボタン7つ(エリアA)、インチ
サイズ系列のボタン4つ(エリアI)である。画像読取
部が読取可能な最大サイズの選択肢としては、全面ボタ
ンWを表示している。これはプラテンガラス(原稿載置
台)に原稿を載置して、その下に配設された可動式の画
像読取手段により読み取ることのできる最大サイズのこ
とであり、本実施の形態ではA3サイズである。
【0058】操作者は、所望する読取サイズのボタンを
押した後にOKボタンを押して読取サイズを決定する。
その後、図6の原稿設定画面を決定し(OKボタンを押
し)、画像形成をスタートさせる。読取サイズ選択画面
Sで決定した読取サイズ情報に従って、画像読取部が原
稿を前記読取サイズで読み取り、画像形成を行うことに
なる。
【0059】以下、各処理モードについてより詳しく説
明する。
【0060】定形サイズ処理モード 原稿サイズ検知手段で原稿サイズが定形サイズであると
検知したときは、画像形成装置は定形サイズ処理モード
で画像形成を行う。前記の3種類の原稿サイズ検知手段
のいずれかによって得られた原稿サイズ情報から制御手
段であるCPU(図4に示す)によって表1に示す判断
論理に従って、定形サイズ(ABサイズ系列またはイン
チサイズ系列)が判別され、読取サイズが決定される。
そして、倍率が指定されている場合には、判別された原
稿サイズと指定された倍率から記録紙サイズが算出され
て、給紙部51A〜51C(図1に示す)の該当するも
のが選択されて記録紙が給紙されて画像形成が行われ
る。
【0061】記録紙サイズが指定されている場合には、
決定された原稿サイズと指定された記録紙サイズから倍
率が設定されて画像形成が行われる。また、例えば、B
5(B5縦)の原稿サイズが検知されて、B4の記録紙
が指定されて画像形成を行う場合のように、原稿の向き
と記録紙の向きが違っている時には、画像を拡大すると
同時に画像を90度回転する画像回転処理を施した後に
画像形成が行われる。
【0062】また、原稿サイズ検知手段により、原稿サ
イズがある特定の定形サイズであると判断した場合に、
検知した定形サイズをそのまま読取サイズとして選択す
ると不都合が起きる場合もあるため、例えば原稿サイズ
検知手段が読み取り可能な最大サイズで読み取るよう設
定したり、操作部OPに読取サイズの選択肢を自動表示
させるように設定して操作者に読取サイズを選択させた
りすることが好ましい。ここで不都合が起きるとは、例
えば、実際の原稿が短冊のように細長い不定形サイズで
あった場合、該原稿の長辺がB5Rサイズの長辺よりも
長いにもかかわらず、全ての原稿サイズセンサが上述の
表1で示すところの「H」(検知しない)になってしま
うことがある。つまり原稿の幅が細いためにどの検知セ
ンサも検知出来ないということが起こる。この場合、B
5Rであるという原稿サイズ情報が出力され、B5Rを
読取サイズと決めて、読取を行うことになるが、そうす
ると原稿全面が読みとれない事態となる。そのため、例
えば原稿サイズ検出手段が検知可能な最小サイズという
判別を下した場合には、読取サイズを別のサイズに切り
替えることが好ましいということである。その場合に
は、読取サイズを画像読取手段が検知可能な最大サイズ
に自動的に設定したり、操作部OPに読取サイズ選択画
面(読取サイズの選択肢)を表示して操作者に読取サイ
ズの決定を要求するようにしてもよい。
【0063】不定形サイズ処理モード 操作者が不定形サイズボタン641bを押してON状態
とするか、または、原稿サイズ検知手段により原稿サイ
ズが不定形サイズであるという原稿サイズ情報が出力さ
れ、それをCPUが受けると自動的に、画像形成装置は
不定形サイズ処理モードとなる。
【0064】図8に、本発明の画像形成装置において、
操作者が不定形サイズ処理モードを操作部から設定した
場合の読取サイズ決定に関するフローチャートを示す。
まず画像形成装置の制御手段CPUは、不定形サイズボ
タンの作動を監視している(S11)。上述の原稿設定
画面(図6)がタッチパネルTPに表示されているかど
うかを判断し(S12)、Noであれば標準設定として
の定形サイズ処理モードのまま画像形成が行われる。原
稿設定画面の表示がされていれば(Yesであれば)、
次に不定形サイズ処理ボタンがONになっているか判断
する(S13)。Noであれば定形サイズ処理モードと
なり、Yesであれば読取サイズ選択画面(図7)を表
示する(S14)。画像形成条件を全て標準設定に戻す
リセットボタンがONか(S15)、標準復帰ボタンま
たはキャンセルボタン(図6,651)がONか(S1
6,S17)を判断し、それらがYesであれば原稿設
定画面に表示を戻し、Noであれば読取サイズ選択画面
(図7)をタッチパネルTPに表示する。そして、読取
サイズ選択画面から読取サイズが選択され、決定された
かどうかを判断する(S19)。Noの場合には、S1
5の前にフローを戻し、Yesであれば決定された読取
サイズで画像読取手段を駆動するための命令を画像形成
装置内に配設されたRAMに書き込む(S20)。この
場合には、原稿サイズ検知手段からの原稿サイズ情報は
不要となるので、原稿サイズ検知を禁止する(S2
1)。以上のフローにより、読取サイズが決定する(終
了)。
【0065】図9に、本発明の画像形成装置の不定形サ
イズ処理モードにおいて、読取サイズ選択手段における
読取サイズの選択肢を操作部に表示する際に、表示する
選択肢のパターンを切り替え可能とする選択スイッチを
設けた場合のフローチャートを示す。上述の読取サイズ
選択画面Sにおいて(S31)、表示する選択肢のパタ
ーンは何種類も設定可能としている。表示パターンの設
定については不揮発性メモリに記憶させておくことがで
き、表示選択スイッチ(Ex.読取サイズ選択画面内に
表示選択ボタンを設ける)により切り替え可能としてお
くことが好ましい(S32)。表示する選択肢のパター
ンとしては、全選択肢(全ボタン)を表示(S33)、
ABサイズ系列のみ表示(S34)、インチサイズ系列
のみ表示(S35)、全面ボタンのみ(S36)、特定
の定形サイズのみ(S37)などを選ぶことが出来る。
この後、読取サイズを選択し、終了する。
【0066】図10に、本発明の画像形成装置の不定形
サイズ処理モードにおいて、原稿サイズ検知手段と連動
させた読取サイズ選択についてのフローチャートを示
す。
【0067】まず、原稿サイズ検知手段から出力された
原稿サイズ情報により、原稿のサイズを判断していく
(S51)。原稿サイズ情報と、CPUのLUTとを照
合して、A3(S52)、A4(S53)、B4(S5
4)、8.5×5.5インチ(S55)等の定形サイズ
の検知パターンであるかどうかを判断する。定形サイズ
原稿であると判断されれば定形サイズ処理モードに移行
する(S56)。どの定形サイズの検知パターンとも一
致しなかった場合には、不定形サイズ処理モードに移行
する(S57)。不定形サイズ処理モードに移行した
ら、自動的に上述の原稿設定画面(図6)や読取サイズ
選択画面(図7)を操作部OPに表示して、読取サイズ
の選択肢を設定するよう操作者に要求する態様をとって
もよいし、自動的に画像読取手段が読み取り可能な最大
サイズ(ex.全面ボタンON)を読取サイズとして選
択し、画像読み取りを自動的に開始するようにしてもよ
い。
【0068】以上のように、原稿の読取サイズが、定形
サイズに該当しない場合に、無理矢理近い定形サイズに
置換して読み取るのではなく、不定形サイズ処理モード
を設け、読取サイズを自動または手動で選択し、画像形
成を行うことによって、原稿画像からの欠けや、意図し
ない画像回転を防止することが出来る。読取サイズの選
択においても、従来のミリ単位で原稿サイズをインプッ
トするような手間もなく、簡易な操作で可能である。
【0069】
【発明の効果】不定形サイズの原稿から画像形成を行う
場合にも、原稿画像からの欠けや操作者の意図しない画
像回転を防ぎ、簡単な操作で画像形成を行うことの出来
る画像形成装置を提供することが出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一形態を示す断面図で
ある。
【図2】図1の画像形成装置の自動原稿搬送装置に関す
る部分断面図である。
【図3】図1の画像形成装置のプラテンガラス下に載置
された原稿サイズセンサに関する模式図である。
【図4】本発明の画像形成装置の一形態における制御系
のブロック図である。
【図5】本発明の画像形成装置の一形態における操作部
OPを示す(基本画面)。
【図6】本発明の画像形成装置の一形態における操作部
OPを示す(原稿設定画面)。
【図7】本発明の画像形成装置の一形態における操作部
OPを示す(読取サイズ選択画面)。
【図8】本発明の画像形成装置において、操作者が不定
形サイズ処理モードを操作部から設定した場合の読取サ
イズ決定に関するフローチャートである。
【図9】本発明の画像形成装置の不定形サイズ処理モー
ドにおいて、読取サイズ選択手段における読取サイズの
選択肢を操作部に表示する際に、表示する選択肢のパタ
ーンを切り替え可能とする選択スイッチを設けた場合の
フローチャートである。
【図10】本発明の画像形成装置の不定形サイズ処理モ
ードにおいて、原稿サイズ検知手段と連動させた読取サ
イズ選択についてのフローチャートである。
【符号の説明】
1 自動原稿搬送装置 2 画像読取部 3 画像形成部 5 給紙部 601 原稿設定ボタン 641b 不定形サイズボタン S 読取サイズ選択画面 S1〜S5,T1〜T6 原稿サイズセンサ OP 操作部 TP タッチパネル BA ボタンエリア CPU 制御手段 LUT ルックアップテーブル GS 画像処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田▲辺▼ 重信 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 5C072 AA05 BA02 BA20 LA14 RA01 RA06 UA11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取サイズで原稿を読み取り、前記読み
    取った画像情報を出力する画像読取手段と、 前記画像情報に基づいて記録紙に画像形成する画像形成
    手段とを有する画像形成装置において、 不定形サイズの原稿を扱う不定形サイズ処理モードを有
    し、 前記不定形サイズ処理モードにおいて、前記読取サイズ
    を選択する読取サイズ選択手段を設け、前記読取サイズ
    選択手段は、1つ以上の読取サイズを選択肢として有
    し、前記選択肢は定形サイズを含み、前記画像読取手段
    は、前記読取サイズ選択手段により選択された読取サイ
    ズで原稿を読み取ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記読取サイズ選択手段の有する1つ以
    上の読取サイズの選択肢が、さらに前記読取手段が読み
    取り可能な最大サイズを含むことを特徴とする請求項1
    に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像形成装置は、画像形成条件の設
    定を受け付ける操作部を有し、前記操作部は前記不定形
    サイズ処理モードにおける前記読取サイズの選択肢を表
    示させることが可能であり、前記表示させる読取サイズ
    の選択肢は読取サイズの全選択肢のうちの一部のみに設
    定することが可能であり、前記表示させる選択肢の設定
    を記憶する不揮発性メモリを有することを特徴とする請
    求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像形成装置は、原稿のサイズを検
    知し、前記検知した原稿サイズ情報を出力する原稿サイ
    ズ検知手段を有し、前記原稿サイズ情報が予め記憶され
    ている定形サイズと一致しなった場合には、前記不定形
    サイズ処理モードに切り替わることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記不定形サイズ処理モードに切り替わ
    ると、読取サイズを前記読取手段が前記読取可能な最大
    サイズとして読み取ることを特徴とする請求項4に記載
    の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記不定形サイズ処理モードに切り替わ
    ると、読取サイズの選択肢からの選択要求をするよう設
    定されていることを特徴とする請求項4に記載の画像形
    成装置。
  7. 【請求項7】 前記読取サイズの選択肢からの選択要求
    が、前記操作部に読取サイズの選択肢を表示することを
    特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記画像形成装置は、原稿のサイズを検
    知し、前記検知した原稿サイズ情報を出力する原稿サイ
    ズ検知手段を有し、前記原稿サイズ情報が特定の定形サ
    イズと一致した場合には、読取サイズを前記読取手段が
    読取可能な最大サイズとすることを特徴とする請求項1
    〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記画像形成装置は、原稿のサイズを検
    知し、前記検知した原稿サイズ情報を出力する原稿サイ
    ズ検知手段を有し、前記原稿サイズ情報が特定の定形サ
    イズと一致した場合には、操作部に読取サイズの選択肢
    を表示することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1
    項に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 原稿のサイズを検知し、前記検知した
    原稿サイズ情報を出力する原稿サイズ検知手段と、 読取サイズで原稿を読み取り、前記読み取った画像情報
    を出力する画像読取手段と、 前記画像情報に基づいて記録紙に画像形成する画像形成
    手段と、 画像形成条件の設定を受け付ける操作部と、 画像形成条件によって画像形成を制御する制御手段とを
    有する画像形成装置において、 定形サイズ処理モードと不定形サイズ処理モードとを有
    し、 前記定形サイズ処理モードにおいて、前記原稿サイズ検
    知手段で検知した原稿サイズ情報に基づいて前記読取サ
    イズを決定し、前記決定した読取サイズで原稿を読み取
    り、 前記不定形サイズ処理モードにおいて、前記読取サイズ
    を選択する読取サイズ選択手段を設け、前記読取サイズ
    選択手段は、1つ以上の読取サイズを選択肢として有
    し、前記選択肢は定形サイズを含み、前記画像読取手段
    は、前記読取サイズ選択手段により選択された読取サイ
    ズで原稿を読み取ることを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011113502A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Kyocera Mita Corp 入力操作装置
JP2020061619A (ja) * 2018-10-05 2020-04-16 キヤノン株式会社 画像読取装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011113502A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Kyocera Mita Corp 入力操作装置
JP2020061619A (ja) * 2018-10-05 2020-04-16 キヤノン株式会社 画像読取装置
JP7132813B2 (ja) 2018-10-05 2022-09-07 キヤノン株式会社 画像読取装置

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