JP4669025B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像を読取って所定の処理を行なう画像処理装置に関し、特に、複数枚の画像を読取って所定の態様で配置する機能を持つ画像処理装置に関する。
画像形成装置において複数枚の原稿を読取る方式には2種類ある。1つは原稿を原稿載置台上に1枚ずつ置き順番に読取る方式である。もう1つは画像形成装置の原稿カバー上にADF(Auto Document Feeder)装置を設けて、原稿を搬送しながら順番に読取る方式である。
ADF装置を用いて読取る方式の場合は、原稿カバーを閉めた状態で原稿を装置にセットするため、原稿をセットする前に原稿載置台の上に何も載っていないことをあらかじめ確認する必要がある。
特許文献1では、載置台上に原稿を残したままの状態でADF装置を用いた読取動作を行なわないために、原稿載置台を用いて読取を行なった後はADF装置自体を一度開閉しないとADF装置での読取動作を禁止するという技術が開示されている。
特開2003−198803
現在の画像処理装置の機能として、複数枚(N枚)の原稿を読取り縮小し、1つの画像データとして再生成するいわゆるNin1機能(マルチショット機能)がある。この機能は、複数枚の原稿を一覧できる点及び、記録紙を削減できる点において利用者にとって便利な機能である。また、印刷用途以外にも複数の画像ファイルを一つにまとめることができ、多方面に利用することができる。
しかし、この機能では原稿の読取順序を正しく処理することが必要である。そのため、ADFを使用せず、手作業で原稿を交換する場合には、利用者の原稿交換忘れ等によって、意図しない順序で読取られることも考えられる。間違った順序で読取をし、印刷を行なった時には記録紙を無駄に消費してしまう。データとして扱うときも正確性に欠ける等の問題が生じる。また、利用者にとっても原稿の読取を最初から行なう必要があり、大きな負担になるという問題があった。
こうした問題はADFを使用すれば防止できる。しかし、ADFでは読取対象の原稿を毀損したりするおそれがある。そのため、手作業でNin1の作業を行なう場合もあり、そうした場合に上記した誤りが発生するおそれがある。また、例えばコンビニエンスストア等に設置された画像処理装置では、原稿を毀損してしまうことを防止するため、ADFが設けられていないことが多い。
同様の問題は、例えば片面原稿から用紙の両面にコピーしたりする場合等、原稿の読取順序が重要な場合には常に発生する可能性がある。
特許文献1の技術はあくまでADF装置を使用する場合の問題解決のためであり、ADFを備えていない装置で、又はADFを使用しないで、複数の原稿画像を所定の態様で配置する処理を実行する場合に利用可能な技術ではない。
本発明は、ADFを使用せずに、複数の原稿画像を所定の態様で配置する処理の原稿読取時に、意図しない順序で原稿が読取られることを防ぐことのできる画像処理装置を提供することである。
本発明の第1の局面に係る画像処理装置は、原稿載置台と、原稿載置台に開閉可能に取付られた原稿カバーと、原稿載置台に関連して設けられ、原稿載置台上に載置された原稿の画像を読取るための原稿読取手段と、原稿載置台及び原稿カバーに関連して設けられ、原稿カバーの開閉を検知するための検知手段と、読取られた原稿を出力時にどのように配置するかを指定する操作パネルと、操作パネルにより指定された配置にしたがって、原稿読取手段により読取られた原稿の画像を配置して出力するための原稿出力手段と、操作パネルによって、原稿画像の特定の配置が指定され、かつ検知手段により原稿カバーの開閉動作が検知されないときには、原稿読取手段による原稿の読取を禁止する制御手段とを含む。
制御手段は、操作パネルによって原稿画像の特定の配置が指定されたとき、原稿カバーの開閉動作が検知されない時には原稿の読取を禁止する。この制御手段の機能により、読取順序を正しく処理する必要がある時に、意図しない順序で読取られることを防ぐことができる。その結果、複数の原稿画像を意図した順序で読取ることができる。
好ましくは、原稿画像の特定の配置は、Nin1である。
より好ましくは、原稿画像の特定の配置は、両面コピーである。
Nin1及び両面コピーなど、複数の原稿画像を所定の様態で配置する時に制御手段の上記した機能が実行される。そのため、Nin1及び両面コピーについて原稿の読取順序が変わってしまうおそれが小さい。
より好ましくは、制御手段は、検知手段により原稿カバーの閉状態が検知されないときには原稿読取手段による原稿の読取を禁止する。
原稿カバーが開いている時には、読取動作を禁止する。これにより、原稿が正しくセットされない状態での読取動作を防ぎ、正確な読取処理を行なうことができる。
さらに好ましくは、制御手段は、操作パネルによって原稿画像の特定の配置が指定されているときには、原稿読取手段による原稿の読取後、検知手段により原稿カバーの開閉が検知されないと原稿読取手段による次の原稿の読取を禁止する。
原稿カバーの開閉を検知することで、前の原稿を載置台上にセットしたままで次原稿の読取が開始されてしまうことを防ぐことができる。
より好ましくは、画像処理装置は、制御手段によって、原稿読取手段による原稿の読取が禁止されたときには、原稿の読取が禁止されたことを報知するための報知手段をさらに含む。
さらに好ましくは、画像処理装置は、制御手段によって、原稿読取手段による原稿の読取が禁止されたときには、原稿の入替を促す報知を行うための報知手段をさらに含む。
制御手段によって原稿の読取が禁止されたときに、報知する手段を含むことにより、利用者に対して画像処理装置の状況を伝えることができる。利用者はその報知にしたがい対処をすることで、意図しない順序で原稿が読取られることを防ぐことができる。
本発明の第2の局面に係る画像処理方法は、コンピュータが、原稿載置台に開閉可能に取付られた原稿カバーの開閉を検知するステップと、コンピュータが、読取られた原稿を出力時にどのように配置するかに関する利用者の指定の入力を受けるステップと、コンピュータが、原稿載置台上に載置された原稿の画像を読取るステップと、コンピュータが、利用者により指定された原稿の配置にしたがって、読取るステップで読取られた原稿の画像を配置して出力するステップと、コンピュータが、利用者により原稿画像の特定の配置が指定され、かつ検知するステップにより原稿カバーの開閉動作が検知されないときには、次の原稿の読取を禁止するステップとを含む。
さらに好ましくは、画像処理装置はスキャナである。
以上のように、本画像処理装置によれば、原稿カバーの開閉を検知して原稿の読取動作を制御することにより、利用者の原稿交換忘れなどを防ぐことができる。その結果、ADFを使用せずに、複数の原稿画像を所定の様態で配置する処理の原稿読取時に、意図しない順序で原稿が読取られることを防ぐことのできる画像処理装置を提供することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。以下の説明及び図面においては、同一部品には同じ参照符号および名称を付してある。それらの機能も同様である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。また、以下の実施の形態では、いわゆる複合機のような画像形成機能を持つ装置に適用された画像処理装置について説明するが、画像形成機能を持たない装置、例えばスキャナ等にも本願発明を適用することが可能である。
−構成−
図1及び図2は、本発明の一実施の形態に係る画像処理装置である原稿搬送読取装置22の、原稿カバーを閉じたとき及び開いたときの斜視図、図3はこの原稿搬送読取装置22を原稿搬送読取部として持つ画像形成装置20の外観構成を示す斜視図、図4は画像形成装置20の内部構成を簡略化して示す図である。
特に図1及び図2を参照して、本実施の形態に係る原稿搬送読取装置22は、手操作により原稿を読取る際に原稿が載置される、原稿載置台となるガラス製のプラテンガラス44と、プラテンガラス44に置かれた原稿を押圧し、外部から入射する光を遮るための原稿カバー122と、原稿カバー122上に設けられ、原稿カバー122上の原稿セットトレイ32上に載置された複数の原稿を連続して読取る際に原稿を搬送するためのADF120と、ADF120を用いて原稿を搬送しながら読取る時に使用される原稿読取部124と、原稿搬送読取装置22の操作を行なう際に利用者が用いる操作部36と、原稿カバー122の開閉を検知するための原稿カバー開閉検知センサ128と、プラテンガラス44上に載置された原稿のサイズを検知するために使用される、プラテンガラス44の内部の所定位置に配置された複数個の反射型センサ130とを含む。これら反射型センサ130は、プラテンガラス44の上に原稿が置かれているか否かを検出する原稿検出センサを兼ねる。原稿セットトレイ32上には、原稿がセットされたことを検出するための原稿検出センサ34が設けられている。
この原稿搬送読取装置22は、ADF120により読取原稿を搬送しながら原稿読取部124で原稿を読取る方式と、プラテンガラス44上に原稿を置き読取る方式との双方で動作可能である。本実施の形態は、プラテンガラス44上に原稿を置き読取る方式に適用される。
原稿カバー開閉検知センサ128は原稿カバーの開閉状態によって異なる値D(以下「カバー開閉値」と呼ぶ。)をとる信号を出力する。原稿カバーが閉じている状態の時にはカバー開閉値Dは論理0となり、原稿カバーが開いている状態の時にはカバー開閉値Dは論理1となる。
複数の反射型センサ130はそれぞれ、プラテンガラス44上の自分の位置に原稿が置かれているか否かを検出し、検出信号を出力する。それら検出信号の和信号はプラテンガラス44上に原稿が置かれているか否かを示す。その和信号の値(以下「載置台状態値」と呼ぶ。)Eは、プラテンガラス44の上に原稿が検出されない時には論理0、原稿が検出された場合には論理1となる。
特に図3及び図4を参照して、画像形成装置20はデジタル複合機であり、原稿の画像を読取って記録用紙に印刷する複写モード、原稿の画像を読取って送信すると共に原稿の画像を受信して記録用紙に印刷したりするファクシミリモード、及び図外の情報端末装置からネットワークを通じて受信した画像を記録用紙に印刷するプリンタモード等のいずれかで動作することができる。なお、図4において、図面を分かりやすくするために反射型センサ130は図示していない。
画像形成装置20は、上記した原稿搬送読取装置22に加え、原稿搬送読取装置22及び他の装置から送信される画像データによって示される原稿の画像を記録用紙に印刷するための画像形成部24と、画像形成部24に対し、印刷用の記録用紙を給紙する給紙部26と、画像形成部24により印刷され排出される記録用紙を、利用者により指定された形で処理する排紙処理装置28と、外部とのデータのやり取りを行なうためのUSB(登録商標)(Universal Serial Bus)インターフェイス30とを含む。
ここで、複写モードでの動作説明を行なうことによって画像形成装置20の内部構成の説明とする。
最初にADF装置を用いて原稿を読取る方式での画像形成装置20の動作を説明する。
原稿が原稿搬送読取装置22の原稿セットトレイ32にセットされると、原稿検出センサ34が原稿のセットされたことを検出する。利用者は、原稿搬送読取装置22の操作部36を操作し、印刷用紙のサイズ及び変倍率等を入力設定する。その後、操作部36の操作内容に応じて複写開始の指示が出される。
操作部36の操作に応答して、原稿搬送読取装置22では、ピックアップローラ38により原稿セットトレイ32上の各原稿を1枚ずつ引出し、原稿をさばき板40及び搬送ローラ42間を介してプラテンガラス44へと送り出し、原稿をプラテンガラス44上で副走査方向に搬送して原稿排出トレイ46へと排出する。
このとき、第1の原稿読取部48によって原稿の表面(下側面)が読取られる。この第1の原稿読取部48の第1の走査ユニット50を所定位置(図1の原稿読取部124に相当する位置)に移動して位置決めすると共に、第2の走査ユニット52を所定位置に位置決めしておく。第1の走査ユニット50の露光ランプによりプラテンガラス44を介して原稿の表面を照射し、原稿の反射光を第1の走査ユニット50及び第2の走査ユニット52の各反射ミラーにより結像レンズ54へと導き、原稿の反射光を結像レンズ54によりCCD(Charge Coupled Device)56に集光させ、原稿の表面の画像をCCD56上に結像させて原稿の表面の画像を読取る。
また、ADF120に設けられた第2の原稿読取部58によって原稿の裏面(上側面)が読取られる。この第2の原稿読取部58は、プラテンガラス44の上方に配置されている。第2の原稿読取部58は、LED(Light Emitting Diode)アレイ及び蛍光灯等で構成され、原稿の裏面を照射する露光ランプ、画素毎に原稿の反射光を集光するセルフォック(登録商標)レンズアレイ、及びセルフォックレンズアレイを通じて受光した原稿の反射光を光電変換してアナログの画像信号を出力する密着イメージセンサ(CIS:Contact Image Sensor)等を備えている。
次にプラテンガラス44上に原稿を置いて読取る方式における画像形成装置20の動作を説明する。
原稿搬送読取装置22の原稿カバー122を開いて、プラテンガラス44上に原稿を載置し、この状態で第1の原稿読取部48により原稿の表面を読取る。この場合は、第1の走査ユニット50及び第2の走査ユニット52を相互に所定の速度関係を維持しつつ副走査方向に移動させ、第1の走査ユニット50によってプラテンガラス44上の原稿を露光し、第1の走査ユニット50及び第2の走査ユニット52によって原稿からの反射光を結像レンズ54へと導き、結像レンズ54によって原稿の画像をCCD56上に結像する。
原稿の片面又は両面が読取られると、原稿の片面又は両面の画像を示す画像データが、後述する図6に示すマイクロコンピュータ等から構成される制御部100に入力され、ここで画像データに各種の画像処理が施され、この画像データが画像形成部24へと出力される。
画像形成部24は、画像データによって示される原稿の画像を記録用紙に印刷するものであって、感光体ドラム60、帯電装置62、レーザスキャンユニット(以下、「LSU」と称する。)64、現像装置68、転写装置70、クリーニング装置72、定着装置74及び図示しない除電装置等を備えている。
また、画像形成部24には、主搬送路76及び反転搬送路78が設けられており、給紙部26から給紙されてきた記録用紙が主搬送路76に沿って搬送される。給紙部26は、用紙カセット80に収納された記録用紙、又は手差トレイ82に載置された記録用紙を1枚ずつ引出して記録用紙を画像形成部24の主搬送路76へと送り出す。
画像形成部24の主搬送路76に沿って記録用紙が搬送されている途中で、記録用紙が感光体ドラム60と転写装置70との間を通過し、更に定着装置74を通過して、記録用紙に対する印刷が行われる。
感光体ドラム60は、一方向に回転し、その表面は、クリーニング装置72と除電装置によりクリーニングされた後、帯電装置62により均一に帯電される。
LSU64は、原稿搬送読取装置22からの画像データに基づいてレーザ光を変調し、このレーザ光によって感光体ドラム60表面を主走査方向に繰り返し走査して、静電潜像を感光体ドラム60表面に形成する。
現像装置68は、トナーを感光体ドラム60表面に供給して静電潜像を現像し、トナー像を感光体ドラム60表面に形成する。
転写装置70は、当該転写装置70と感光体ドラム60との間を通過していく記録用紙に感光体ドラム60の表面のトナー像を転写する。
定着装置74は、記録用紙を加熱及び加圧してその記録用紙上のトナー像を定着させる。
主搬送路76と反転搬送路78との接続位置には、分岐爪84が配設されている。記録用紙の片面のみに印刷が行われる場合は、分岐爪84が位置決めされ、この分岐爪84により定着装置74からの記録用紙が排紙トレイ86又は排紙処理装置28の方へと導かれる。
また、記録用紙の両面に印刷が行われる場合は、分岐爪84が所定方向に回動されて記録用紙が反転搬送路78の方へと導かれる。そして、記録用紙は、反転搬送路78を通過して、その表裏を反転されて主搬送路76へと再び搬送され、主搬送路76の再度の搬送途中で、その裏面への印刷が行なわれて排紙トレイ86又は排紙処理装置28の方へと導かれる。
上記のようにして印刷された記録用紙は、排紙トレイ86又は排紙処理装置28の方へと導かれて排紙トレイ86に排出され、又は排紙処理装置28の各排紙トレイ88の何れかに排出される。
排紙処理装置28では、複数の記録用紙を各排紙トレイ88に仕分けして排出する処理、各記録用紙にパンチングする処理、及び各記録用紙にステープルする処理を施す。例えば、複数部の印刷物を作成する場合は、各排紙トレイ88に印刷物の一部ずつが割り当てられるように、各記録用紙を各排紙トレイ88に仕分けして排出し、排紙トレイ88毎に、排紙トレイ88上の各記録用紙にパンチング処理又はステープル処理を施して印刷物を作成する。
図5は画像形成装置20の操作部36を示す図である。図5を参照して、操作部36は、テンキー等を備えた操作パネル114と、液晶で構成された表示パネル116と、スタートキー118と、画像形成装置20の動作モードをコピーモードへ切換えるためのコピーモードボタン142と、ファックス/イメージ送信モードに切換えるためのファックスモードボタン144と、プリンタモードに切換えるためのプリンタモードボタン146とを含む。スタートキー118内にはレディランプ117が設けられている。レディランプ117が点灯している時はスタートキー118の操作が有効であり、消灯している時はスタートキー118の操作は無効である。表示パネル116の表面にはタッチパネルが備えられ、表示に応じてタッチパネルを操作することにより装置への動作指示を行なうことができる。
図5において表示パネル116が表示しているのは、画像形成装置20におけるコピーモードでの初期表示160である。前述のように表示パネル116の表面にはタッチパネルが備えられ、表示パネル116に表示されたソフトキーを押すとそのソフトキーに対応する処理が実行される。図5に示す例では、初期表示160は、読取モードを設定するための、特別機能設定モードへ推移する特別機能キー170と、両面コピー設定モードへ推移する両面コピーキー172と、原稿読取時の読取濃度設定モードへ推移するための濃度設定キー174と、原稿サイズ設定モードへ推移するための原稿サイズキー176と、拡大縮小設定モードへ推移するための倍率設定キー178とを含む。
図6は、原稿搬送読取装置22のハードウェア構成を表すブロック図である。図6を参照して、原稿搬送読取装置22は、CPU(Central Processing Unit)等から構成され原稿搬送読取装置22全体の制御をするための制御部100と、原稿搬送読取装置22の動作を制御するのに必要なプログラム及びデータが記憶されているROM(Read Only Memory)102とを含む。制御部100は、ROM102に格納されているプログラム及びデータに従って原稿搬送読取装置22の制御を行なうとともに、原稿搬送読取装置22の各機能に関する制御を実行する。原稿搬送読取装置22はさらに、制御部100による制御に従って原稿を搬送する処理を実行する、搬送モータ等を含む原稿搬送部90と、制御部100による演算処理結果及び画像データを一時的に記憶するためのRAM(Random Access Memory)104と、図外のファクシミリ装置及びパーソナルコンピュータ(以下、「PC」という。)に接続されたネットワーク回線Lと通信するための通信部106と、原稿搬送読取装置22の入力データおよび処理された画像データを保存するためのHDD(Hard Disk Drive)108と、利用者からの入力を受付けるための操作部36とを含む。
前述のとおり、操作部36は、操作パネル114と、タッチパネルを兼ねた表示パネル116と、スタートキー118と、スタートキー118に埋込まれたレディランプ117とを含む。
原稿搬送読取装置22はさらに、原稿カバー開閉検知センサ128と、複数個の反射型センサ130と、第1の原稿読取部48と、第2の原稿読取部58と、原稿検出センサ34とを含む。
これら要素は全て、バス110を介して制御部100に接続されている。原稿搬送部90、ROM102、RAM104、通信部106、HDD108、操作パネル114、表示パネル116、レディランプ117、スタートキー118、第1の原稿読取部48、第2の原稿読取部58、原稿カバー開閉検知センサ128、原稿検出センサ34、及び反射型センサ130に対する制御は、制御部100により行なわれる。
図7は原稿搬送読取装置22において、コピーモードが選択されたときに制御部100により実行され、利用者が設定した原稿読取モードを判定し、判定結果にしたがって原稿読取手順を制御するためのプログラムの制御構造を示すフローチャートである。図7を参照してプログラムの構成を説明する。
図7を参照して、このプログラムは、利用者が読取モードを設定するステップS102と、ステップS102で読取モードが設定された後に実行され、その読取モードが特定の画像配置を使用する設定か否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS104とを含む。
ステップS102での表示パネル116における表示の例を図5及び図7〜図10を参照して説明する。図5に示すコピーモードでの初期表示160から、読取濃度設定、用紙サイズ設定、拡大縮小コピー設定、両面コピー設定、及び特殊機能印刷設定等、コピーモードにおける各種読取モードを設定できる。この状態で特別機能設定モードへの移行を指示する特別機能キー170を利用者が押したものとする。このときの表示例を図8に示す。
図8を参照して、特別機能設定画面180は、マルチショット機能を選択するためのマルチショットキー182を含む、選択された機能を設定するための種々のソフトキーと、所望の機能の設定の完了後に設定画面に移行するために利用者が操作するOKキー184とを含む。
図9は、図8に示すマルチショットキー182を選択したときに、表示パネル116に表示されるマルチショット設定画面190を表す図である。図9を参照して、マルチショット設定画面190は、読取モードとして2in1モードを選択するための2in1キー192と、4in1モードを選択するための4in1キー194と、2in1キー及び4in1キー194のいずれかが選択されたときに、2枚又は4枚の画像を1枚の記録用紙上にどのように配置するかを選択するためのレイアウトキー195と、選択されたモードを決定して特別機能設定画面180に戻るためのOKキー196と、選択されたモードを決定して初期表示160に戻るためのOKキー198と、選択されたモードをキャンセルして特別機能設定画面180に戻るためのキャンセルキー199とを含む。図9では、2in1キーが選択されているためにレイアウトキー195として2つのキーが表示されているが、4in1キー194が選択されているときには、レイアウトキー195として4つのキーが表示される。
図10は、図5に示す初期表示160において、両面コピーキー172を押し、両面コピー設定モードへ推移したときの表示パネル116に表示される両面コピー設定画面200を表す図である。図10を参照して、両面コピー設定画面200は、片面から片面、片面から両面、両面から両面、及び両面から片面へのいずれかの設定を行なうための両面コピーモード設定キー202と、初期表示160に戻るためのOKキー204とを含む。
図5において特別機能キー170を押すと図8の特別機能設定画面180に移行し、図8の画面で例えばマルチショットキー182を押せば図9のマルチショット設定画面190に移行する。マルチショット設定画面190でレイアウトを設定したのち、OKキー196を押せば図8の特別機能設定画面180に戻り、他の設定を行うことができる。図9のマルチショット設定画面190でOKキー198を押すか、図8の特別機能設定画面180でOKキー184を押せば画面は図5に示す初期表示160に戻る。この状態でスタートキー118を押せば、図7のステップS102の処理が終了し、ステップS104に制御が移動する。
本実施の形態において、特定の画像配置設定と判定される場合は、片面から両面、両面から両面、及び両面から片面へのコピー、並びに、2in1及び4in1モードでの印刷設定の時である。ADFを用いずにこれらの設定で原稿を読取る際には、プラテンガラス44を用いて原稿を読取り、1枚読取る毎に次の原稿に入替える操作が必要になる。
このプログラムはさらに、ステップS104で特定の画像配置設定であると判定された場合(YESの場合)に実行され、読取る原稿をカウントするための変数nに初期値1を代入するステップS106と、ステップS106に続き、読取開始のメッセージを表示するステップS108と、ステップS108に続き、スタートキー118のレディランプ117を消灯させスタートキー118に対する操作を無効にするステップS109と、ステップS109に続き、プラテンガラス44に1枚目の原稿がセットされたか否かを反射型センサ130からの載置台状態値Eにより判定し、判定の結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS110とを含む。
図11に、ステップS108で表示パネル116に表示される、原稿の読取開始を案内する読取開始メッセージ210を示す。
プラテンガラス44上に原稿がセットされたか否かは、反射型センサ130の検出信号の和信号の値(載置台状態値)Eで判定する。載置台状態値E=1のとき、1枚目の原稿がセットされたと判定され、それ以外の場合には原稿がセットされていないと判定する。
ステップS110で、1枚目の原稿がセットされていない(E=0)と判定された場合(NOの場合)、制御はステップS110に戻る。すなわち、原稿がプラテンガラス44にセットされ、かつ原稿カバー122が閉じられないと原稿の読取は禁止される。このとき、スタートキー118のレディランプ117が消灯していることにより、原稿読取が禁止されていることが利用者に報知される。
このプログラムはさらに、ステップS110で1枚目の原稿がセットされた(E=1)と判定された場合(YESの場合)に実行され、原稿カバー122が閉じられたか否かを原稿カバー開閉検知センサ128の出力(カバー開閉値)の値から判定し、その判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS112と、ステップS112で原稿カバー122が閉じられた(D=0)と判定された場合(YESの場合)に実行され、レディランプ117を点灯させスタートキー118の操作を有効にするステップS113と、ステップS113に続き、スタートキー118が押されたか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS114と、ステップS114でスタートキー118が押されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、n枚目の原稿を読取り、読取順序を示す変数nの値とともにその画像をRAM104に記憶するステップS116とを含む。
ステップS114でスタートキー118が押されていないと判定された場合(NOの場合)、制御はステップS114に戻る。また、ステップS112で原稿カバー122が閉じられていない(D=1)と判定された場合(NOの場合)、制御はステップS110に戻る。
このプログラムはさらに、ステップS116に続き、表示パネル116に原稿の取替えを促す表示をするステップS118と、ステップS118に続いて実行され、スタートキー118のレディランプ117を消灯させ操作を無効にするステップS119と、ステップS119に続き、読取終了キー222が押されたか否かを判定し、判定結果によって制御の流れを分岐させるステップS120と、ステップS120で読取終了キー222が押されていないと判定された場合(NOの場合)に実行され、原稿カバー122が開けられたか否かを判定し、判定結果によって制御の流れを分岐させるステップS122とを含む。ステップS122で原稿カバーが開けられていない(D=0)と判定された場合(NOの場合)、制御はステップS122に戻る。
図12は、ステップS118で表示パネル116に表示される、原稿の取替を報知する表示220を表す図である。表示220は、読取終了を指示するための読取終了キー222を含む。表示パネル116はタッチパネルとなっており、読取終了キー222をタッチすると、読取終了信号が発行される。このとき、スタートキー118のレディランプ117が消灯していることにより、原稿読取が禁止されていることが利用者に報知される。
このプログラムはさらに、ステップS122で原稿カバーが開けられた(D=1)と判定された場合(YESの場合)に実行され、原稿カバーが閉じられたか否かを判定し、判定結果によって制御の流れを分岐させるステップS124と、ステップS124において原稿カバーが閉じられたと判定されたことに応答して実行され、レディランプ117を点灯させスタートキー118の操作を有効にするステップS125とを含む。
ステップS124で原稿カバーが閉じられていないと判定された場合(NOの場合)、制御はステップS124に戻る。つまり、原稿カバーが閉じられるまで、次の原稿の読取を開始することはできず、原稿の読取は実質的に禁止される。
このプログラムはさらに、ステップS125に続き、スタートキー118が押されるまで待機するステップS126と、ステップS126でスタートキー118が押されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、変数nの値に1を加算した後制御をステップS116に戻すステップS128とを含む。
このプログラムはさらに、ステップS120で読取終了キー222が押されたと判定された場合(YESの場合)に実行され、設定された読取モードと、各画像の読取順序とに従って読取画像の配置処理を行なうステップS130と、ステップS130に続き、配置処理された画像を設定に従って印刷する処理を実行した後、プログラムの実行を終了するステップS132とを含む。なお、このフローチャートはコピーモード時に実行されるフローチャートである。読取った画像を電子メールで送信したり、ファイルとして保存したりする場合には、ステップS132で印刷の代わりにそれぞれ画像の保存処理又は送信処理を実行すればよい。一般的にこのステップS130及びステップS132で原稿画像に対して行われる処理は、指定にしたがって、Nin1等の態様で原稿の画像を配置し、ファイル、記録用紙、又は電子メールに出力する処理ということができる。
このプログラムはさらに、ステップS104で特定の画像配置設定ではないと判定された場合(NOの場合)に実行され、プラテンガラス44に載置された原稿を読取るステップS136と、ステップS136に続き、表示パネル116に原稿の取替えを促す表示をするステップS138と、ステップS138に続き、読取終了を指示するための読取終了キー222が押されたか否かを判定し、判定結果によって制御の流れを分岐させるステップS140とを含む。ステップS140で読取終了キー222が押されていないと判定された場合(NOの場合)、及び押されたと判定された場合(YESの場合)、制御はステップS136及びステップS132にそれぞれ進む。したがって、原稿の読取終了キー222が押されなければ次の原稿の読取が実行される。
−動作−
本実施の形態に係る原稿搬送読取装置22は以下のように動作する。以下の説明は、コピーモードの時に限定するが、他のモードのときも原稿搬送読取装置22が同様に動作することは明らかである。また、ADFを使用する場合の原稿搬送読取装置22の動作については本発明には直接関係せず、かつその概略については構成の項ですでに説明してあるので、ここでは説明しない。
以下の説明では、利用者が2in1印刷を行なうことを想定する。画像形成装置20は初期状態にあり、表示パネル116には初期表示160(図5参照)が表示されているものとする。まず利用者は、コピーモードボタン142を押してコピーモードを選択する。次に、初期表示160から「特別機能」を選択する。次に表示される特別機能設定画面180(図8参照)で「マルチショット」を選択する。表示は図9に示すマルチショット設定画面190となる。ユーザはマルチショット設定画面190で2in1キーを選択し、レイアウトキー195を必要なら設定し、OKキー196又はOKキー198を押す。ここでは、他に何も設定しないものとして、OKキー198を押したものとする。画面は図5に示す初期表示160に戻る。ただし、初期表示160内に、ユーザにより設定された内容が表示されている(図5には図示せず)。
この状態で利用者がスタートキー118を押すと、図7のステップS102の処理が終了し、制御はステップS104に進む。ステップS104での判定結果はYESとなるので、制御はステップS106からステップS108に進む。ステップS106で変数nに1が代入され、ステップS108では表示部に「原稿をセットして[スタート]を押してください」とメッセージが表示され、ステップS109でスタートキー118のレディランプ117が消灯する。
利用者は原稿カバー122(図2及び図3参照)を開け、プラテンガラス44上に原稿をセットして原稿カバーを閉じる。すると反射型センサ130が原稿のセットされたことを検知し、さらに原稿カバー開閉検知センサ128が原稿カバーが閉じられたことを検知する。図7のステップS110及びステップS112の判定結果はYESとなり、ステップS113でスタートキー118の操作が有効となる。この結果レディランプ117が点灯するので利用者はスタートキーを押す(ステップS114でYES)。
原稿搬送読取装置22は1枚目の原稿を読取る(ステップS116)。1枚目の原稿の読取が終わると、ステップS118で「次の原稿をセットして[スタート]を押してください。」というメッセージが表示され、スタートキー118が無効化されて(ステップS119)スタートキー118のレディランプ117が消灯する。次の原稿を読取らせる場合は、利用者は原稿カバー122を開けプラテンガラス44上から1枚目の原稿を取出し、2枚目の原稿をプラテンガラス44上にセットして原稿カバー122を閉じる。すると反射型センサ130が原稿のセットされたことを検出し、原稿カバー開閉検知センサ128が原稿カバー122の閉じられたことを検出する。図7のステップS122及びステップS124の判定結果はYESとなり、ステップS125でスタートキー118が有効化される。スタートキー118のレディランプ117が点灯するので、利用者はスタートキー118を押す(ステップS126でYES)。原稿枚数を表す変数nに1が加算され(ステップS128)、原稿搬送読取装置22はステップS116で次の原稿を読取る。以下、3枚目以降の原稿があれば上記した処理が繰返される。
原稿の読取がすべて終わった場合は、利用者は、ステップS120において、ステップS118で表示された原稿の取替を促す表示220(図12参照)中にある、読取終了キー222をタッチする。すると、図7のステップS120での判定結果がNOとなり、以上の処理で読取られた画像がステップS130で2in1形式に再配置され、ステップS132でその画像が印刷される。
4in1、両面コピー等の特定の画像配置設定での処理も、上と同様に行われる。それらの相違は、ステップS130で行われる再配置の形式のみである。したがってここではそれらについての詳細な説明は行わない。
以上のように、本実施の形態に係る原稿搬送読取装置22を有する画像形成装置20では、原稿の読取順序を考慮しないといけない特定の画像配置が指定された場合、図7に示すプログラムを実行することによって、原稿を取忘れた場合には、原稿カバー122の開閉がされない(図7のステップS112又はステップS124での判定結果がYESとならない。)。そのため、原稿を取替え忘れたまま再度スタートキー118を押してしまう等の、原稿の正しい読取順序に影響を与えるような誤操作を防ぐことができる。
なお、上記した実施の形態には挙げていないが、2in1等と同様の特定の画像配置が必要な印刷設定の例として、カードショット機能が挙げられる。カードショット機能とは、カードの表及び裏を別々に読取り、1枚の用紙に並べて印刷する機能である。
なお、上記の実施の形態では原稿搬送読取装置22及び画像形成装置を、白黒/カラーを特定することなく説明を行なったが、本発明は白黒/カラーいずれの装置であっても適用可能である。
今回開示された実施の形態は単に例示であって、本発明が上記した実施の形態のみに制限されるわけではない。本発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含む。
本発明の実施の形態に係る原稿搬送読取装置22の斜視図である。 原稿搬送読取装置22の開蓋図である。 原稿搬送読取装置22を有する画像形成装置20の外観構成を表す斜視図である。 画像形成装置20の内部構成を簡略化して示す断面図である。 原稿搬送読取装置22の操作部36を示す図である。 原稿搬送読取装置22のハードウェア構成を示すブロック図である。 原稿搬送読取装置22の制御部100により実行され、利用者が設定した読取モードにしたがって原稿読取手順を制御するためのプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 特別機能設定モードへ推移したときに表示パネル116に表示される特別機能設定画面180を表す図である。 マルチショット機能を選択した時に表示パネル116に表示されるマルチショット設定画面190を表す図である。 両面コピー設定モードへ推移したときに表示パネル116に表示される両面コピー設定画面200を表す図である。 原稿の読取開始を案内する読取開始メッセージ210を表す図である。 原稿の取替えを促す表示220を表す図である。
符号の説明
20 画像形成装置
22 原稿搬送読取装置
36 操作部
100 制御部
102 ROM
104 RAM
114 操作パネル
116 表示パネル
117 レディランプ
118 スタートキー
120 ADF
122 原稿カバー
128 原稿カバー開閉検知センサ
130 反射型センサ
222 読取終了キー

Claims (6)

  1. 原稿載置台と、
    原稿載置台に開閉可能に取付られた原稿カバーと、
    前記原稿載置台に関連して設けられ、原稿の読取が指示されたことに応答して、前記原稿カバーの開閉を行なって前記原稿載置台上に載置された原稿の画像を読取るための原稿読取手段と、
    前記原稿載置台及び前記原稿カバーに関連して設けられ、前記原稿カバーの開閉を検知するための検知手段と、
    読取られた原稿を出力時にどのような倍率でどのように配置するかに関する指定と、前記原稿読取手段による原稿の読取開始との指示とを行なう操作パネルと、
    前記操作パネルにより指定された倍率及び配置にしたがって、前記原稿読取手段により読取られた原稿の画像を配置して出力するための原稿出力手段と、
    前記操作パネルによって、原稿画像の特定の倍率及び配置が指定されているときには、前記原稿読取手段による原稿の読取が完了したことに応答して、前記原稿読取手段による原稿の読取を禁止する制御手段と
    前記操作パネルによって、前記特定の倍率及び配置が指定されているときには、前記原稿カバーが開かれ、かつ閉じられたことが前記検知手段により検知されたことに応答して、前記制御手段による原稿の読取の禁止を解除する解除手段とを含む、画像処理装置。
  2. 前記原稿画像の特定の配置は、Nin1であることを特徴とする、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記原稿画像の特定の配置は、両面コピーであることを特徴とする、請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記制御手段によって、前記原稿読取手段による原稿の読取が禁止されたときには、原稿の読取が禁止されたことを報知するための報知手段をさらに含む、請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記制御手段によって、前記原稿読取手段による原稿の読取が禁止されたときには、原稿の入替を促す報知を行うための報知手段をさらに含む、請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 原稿載置台と、原稿載置台に開閉可能に取付られた原稿カバーと、前記原稿載置台に関連して設けられ、原稿の読取が指示されたことに応答して、前記原稿カバーの開閉を行なって前記原稿載置台上に載置された原稿の画像を読取るための原稿読取手段と、前記原稿載置台及び前記原稿カバーに関連して設けられ、前記原稿カバーの開閉を検知するための検知手段とに接続されるコンピュータにおいて、前記原稿カバーを開閉して前記原稿台上に載置された原稿の読取を行ない画像データを出力する画像処理方法であって、
    コンピュータが、前記検知手段の出力により、前記原稿カバーの開閉を検知するステップと、
    コンピュータが、前記原稿読取手段により読取られた原稿を出力時にどのような倍率でどのように配置するかに関する利用者の指定の入力を受けるステップと、
    コンピュータが、利用者により原稿の読取が指示されたことに応答して、前記原稿カバーの開閉を行なって前記原稿載置台上に載置された原稿の画像を読取るように前記原稿読取手段に指示するステップと、
    コンピュータが、利用者により指定された原稿の倍率及び配置にしたがって、前記指示するステップで読取られた原稿の画像を配置して出力するステップと、
    コンピュータが、利用者により原稿画像の特定の倍率及び配置が指定されているときには、前記指示するステップの後に、前記原稿読取手段による次の原稿の読取を禁止するステップと
    コンピュータが、利用者により前記特定の倍率及び配置が指定されているときには、前記原稿カバーが開かれ、かつ閉じられたことが前記検知手段により検知されたことに応答して、前記原稿読取手段による次の原稿の読取の禁止を解除するステップとを含む、画像処理方法。
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